幼馴染先輩「私に勝てたらな」
男「幼先輩!!」
幼先輩「開始だ!!」ブン!!
男「!!」
ドガン!!
~五年前~
幼先輩「私が好き? お前が?」
男「はい、好きです。だからーー」
幼先輩「私は自分より弱い男性とは付き合わない」
男「......ぇ」
幼先輩「じゃあな」
男「お、幼先輩......」
男「せん......ぱい......」
あの人は......俺の言葉を最後まで聞いてくれなかった......。
でも......
男「諦めません......。諦めたくない!!」グッ!!
だから......。
~現在~
幼先輩「ほぉ、受け止めたか......驚いた」
男「......もちろん!」ググッ
男「俺は強くなりたい一心でこの五年......努力してきた!!」バチィ!!
幼先輩「おっと......勇ましいな......男」
男「そしてこの力で......あなたを倒す!!」
幼先輩「ふっふっふ......面白い......やれるものなら、やってみろ!!」ブン!!
男「もちろん!!」グワ!!
ズガン!!
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男友「おお、やってるな~」
どが!! ばき!! ゴッ!!
男友「いや~いい話しだ~。憧れの先輩のため努力する男。惚れるね~」
幼友「だがその相手は<全高校生武術大会>王者......幼だ」
男友「あ、幼友先輩どもです」
幼友「しかし驚いたな。幼に幼馴染がいるとは......男の......」
男友「俺もです。男の好きな人があの王者様とは......」
幼友「ふふ、勝算はあるのか?」
男友「ありませんね」
幼友「なに?」
男友「普通に考えてみてください。幼先輩は全高校生の王者」
幼友「男君は?」
男友「まったくの無名かつ、ランキングにも載っていない。注目度ゼロ」
幼友「自殺にでもきたのか?」
男友「いやいや、そんなことありませんよ」
男友「アイツは本気です」
ーーーーーーーーーー
ドーーン!!
男「(ぐぅ!!!)」
幼「どうした男ぉ!!」
ドン!! バガ!! ズガ!!
男「(まだだ......!!)」
幼「さっきの威勢はどこに閉まったんだ?」
男「(早くこい!!......レッセフェール!!......)」
幼「私を倒すのではなかったのかぁ!!」ブン!
男「!!!」
ドゴ!!!!
男友「おお!! きたきた!!」
幼友「男君の空気が変わった?」
男友「幼友先輩。たしかの普通ならアイツは王者に勝てない」
幼友「なるほどな......」
男友「なら簡単、とびっきり規格外になればいい」
幼友「GSか......」
男友「あ、知ってましたか......てことは......
ふぅ、男も大変な人を好きになっちまったなぁ
ーーーーーーーーーーー
幼「くぅ!! 久しぶりだな......頬をぶたれるのは......」
男「コォォォォォォ......」
幼友「ほぅ......口ばかりかと思ったら......どうやら私の勘違いだった」
男「「アナタを倒すと......心に決めた......」」
幼「青い闘気......まさか完全にノーマークのお前がGSを使うとは
......とんだ逸材だ......名前はなんだ?」
男「「<自由放任[レッセフェール]>」」
幼「なるほど......いい名前だ」クス
幼「GSは生半可な努力で手に入れることはできない」
幼「頑張ったな......男。お前はやはり叩いて伸びる奴だった」
男「「幼先輩......」」
幼「だから......私も全力でお前の全てに挑む!!」スッ
男「「............」」スッ
幼「いい構えだ......惚れそうだ!!!」ダッ!!
男「「フッ!!!」」シュバ!!!
~続~
レッセフェールハゲワロ
男友「<GS>それは武を極めた人間に神が贈るギフトォ!!」
男友「くぅ~男との苦難の日々を思いだすぜぇ!!」
幼友「(軽口...だが、たった十六歳でGSをものする......
この二人の力量は...底知れない......私や彼女でさえ......)」
幼友「<GS>かの武神、JKが編み出した最強の武技」
幼友「心技体全てを極限まで高めた者にしか使えない技」
幼友「使用すれば青い闘気が自身にまとわれ、戦闘力が一気に跳ね上がる」
男友「そして、この状態を男は<自由放任>とつけた」
幼友「各々が名乗るGSの真か......」
男友「さぁ男、サクッと決めちまえ。でないと......」
男友「とんでもない箱、開けちまうぞ~」
自由放任、別名レッセフェール
自由
この言葉は彼の原点にして彼の軸である。
男「「フン!!」」
幼「セイ!!」
両者の拳がぶつかりあう
その度に周りの空気が震えた。
男「「一気にいかせてもらう」」
幼「そうはいかない!!」
スパートをかけようと男の拳はさらにアクセルを回す。
そして幼は男の攻撃へ対抗すべく、全ての身体能力を持って応戦
男「「オォォォォォ!!!!」」
幼「ハァァァァァ!!!」
ズドドドドドド!!!
ホモスレか
男「「(燃えろ......!!)」」
ズドドドドドド!!! ゴギャ!!
男「「ぐぅ!!(たぎれ!!!)」」ズザッ!!
幼「ぬぅ!! ハァ!!」ズザッ!! ドゥン!!
男「「グらぁ!!(自由とは......)」」ドキュン!!
男「「アア!!」」グウン!!
幼「フン!!」ブン!!
男「「コォォォォォ(自由とは......!!)」」スウゥゥゥゥゥ......
ーーーーーーーーーーーーーーーほ
ーーーーーーーーーーーーーーう
ーーーーーーーーーーーーーそ
ーーーーーーーーーーーーく
ーーーーーーーーーーーを
ーーーーーーーーーーぶ
ーーーーーーーーーち
ーーーーーーーーや
ーーーーーーーぶ
ーーーーーーる
ーーーーーこ
ーーーーと
ーーーだ
ーー!
ー!
男「「コォォォォォ(これが......!!)」」
男「「スゥ(幼先輩......これが俺の......)」」ピタ
男「「レッセフェール!!!(GSだぁ!!!)」」
幼「!?」
ズドン!!
男「「鎖は解かれた......」」
幼「くぅ!! また頬を......乙女の顔は大事に......む」
男「「自由への一歩、それは己を信じること......自意識過剰!!!」」フワッ
幼「ち、宙に浮いた!?」
男「「俺は素晴らしい!! 俺はイケメン!! 天上天下唯我独尊!!」」
男「「他人に出来て俺にできないハズがない!!」」ドン
男「「否!! 出来ないことはない!!」」ドドン!!!
幼「......ふふ......大きくでたな......とんだ自意識過剰男だーー」
男「「だからアナタを倒すことだってできる!!!」」フッ
幼「!!!(後ろ!? 早い!! 間に合わなーー)」
男「「<夜警国家<ナイトカーニバル>!!!」」
続
これだけじゃ全くさっぱりわかんないから続きはよ。読ましてくださいおねがいします
うん、地の文つけたいから書き直します。
Laisser faireって相手の意思を尊重したり、ことの成り行きに身を委ねたりして、何も手を出さないことよね。
男のやっていることと矛盾するんですが、それは…
なぞ
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