そうアナウンスが聞こえると、後ろの方で座っていた男が立ち上がり、車両の前へと歩いて行く


すると、車両の前からは一人の女性が包丁を持って入ってきた


男はその女性の前で立ち止まる


すると、女性はその包丁を男の首に近づける



そして……




ｻﾞｽｯ!




その包丁を、男の首に刺し入れたのだ

ｽﾞｽｯｽﾞｯｽﾞｯ


首にしっかりと切り込みを入れる

血は否応なく、そこから噴き出していた

女性はそんなのお構いなしに、今度は突き刺したまま首から胴体へ包丁を移動させる


ｽﾞｸﾞｯｽﾞｸﾞｯｽﾞｸﾞｯｽﾞｸﾞｯ


妙な音と共に、その胴体が切り広げられてゆく

へそのところまでその切り込みを入れると、その体から包丁が離れる


体からは一線上に血が溢れ出していた

ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

その包丁は、今度は男の腕の方へと向かう


ﾂｰ…ﾂｰ…


まずは、指一本一本に切り込みを入れる

そこから染み出る血が、少しずつ爪へと溜まっていく


次に、手のひらを持ち、その包丁を食い込ませる


ｽﾞｯｽﾞｯ…ｺﾞﾘｯ!

骨にまで食い込んだのか、ずいぶんと固い音が鳴った

それでも気にする様子はなく、包丁は腕へ腕へと切り込みが入る

包丁が肘に到達すると、ｸﾞﾘｭｯと音を出す
そこからは、骨も少し飛び出しそうだ

包丁は腕の進行を続け、肩へと辿り着く

そして、包丁を離すと今度は反対の腕にその切り込みを入れていく


先程と同じように、指一本一本に切り込みを入れる

床は、体中から少しずつでて、ﾎﾟﾀﾎﾟﾀと落ちてくる血で少しずつ赤く染まっていく


また肩まで切り込みを入れると、その動きが肩と肩の間辺りで止まった




そして、その包丁は真下を向いた

懐かしいな・・・・・・

ｽﾞﾌﾞｩ


一気に包丁が突き刺さった

そして、徐々に背中を切り分けていく


ｻﾞｸｯ ｻﾞｸｯ ｻﾞｸｯ


床は真っ赤な色に埋まる

壁も、どんどん赤の色に染まっていった

男は真っ赤な床に倒れる

すると、包丁はその背中からｽﾞﾎﾞｯと抜かれる

そして、今度は足の方へとその包丁が向かう


ｽﾞﾊﾞｼｬ!!ｽﾞﾊﾞｼｬ!!


足の指が、全て鮮やかに真っ二つにされた


そこから、血がﾄﾞﾊﾞﾄﾊﾞと溢れ出てくる

ﾎﾞﾄｯﾎﾞﾄﾎﾞﾄﾎﾞﾄ


足の指が、床を転がる

そこから、包丁はｽﾞｽﾞｽﾞｯと足を上へ上へとかけ上がって行く


もう片方の足も、同じように切り刻んで行く


体全体から血が溢れでている

ｸﾞﾁｬｱｧ……


女性は、その無惨な姿を背中から切り開いていく


内蔵が丸見えになる

そして、まだ動いている心臓があった


心臓は、ﾄﾞｸﾝｯと動いた瞬間、もう動かなくなった

女性はその姿を見て、満足した顔をしながらマイクを取り出した


「お忘れものはなかったでしょうか～」
「本日のご利用～ありがとうございました～」


彼女はその死体に目を向けたまま、なんとも爽やかな表情で言った




「次は～えぐり出し～えぐり出しでございます～」

本日はこのSSを御覧頂き誠にありがとうございます
今回は別のSSで詰まってしまったので息抜きとしてこのSSを書かせて頂きました(これで息抜きなのかと思った方、お察しください)
お見苦しい物を見せてしまってすみません

え～、需要があれば次の駅に参ります～

「次は～えぐり出し～えぐり出しでございます～」

その声と共に、また一人の乗客が立ち上がる

女性は、いつの間にか包丁からチェーンソーを持っていた


乗客はその女性の前に立ち止まる


ｽﾞｸﾞｼｬｱ!!


いきなり、首が宙を舞った

ｷﾞｭｲｲｲｲｲｲｨｨｨﾝﾝ


チェーンソーの音が電車内に響き渡ったかと思ったら、首が宙に浮いた

そして……


ｺﾞﾄﾝｯ


女性は、その首を持ち上げた


ｽﾞﾎﾞｫｯ


次の瞬間、女性はその首の中に手を突っ込んだのだ

ｸﾞﾁｭｸﾞﾁｭｸﾞﾁｬｯ


中をかきまわす音が空気に響きわたる


ｽﾞｯ……


その手が頭の中から出てくると思ったら、その手に細かく別れた血管とともに……脳みそが出てきたのだ


女性はそれを隅に置くと、またチェーンソーを手に持った

チェーンソーは、今度は胴体に近づいていく


ｷﾞｭｨｨｨｨｨｨｨｨｨｷﾞｬｷﾞｬｷﾞｬｷﾞｬｷﾞｬ!!!


胴体にチェーンソーの刃が入り込む


血しぶきがどんどん噴き上がってくる


そして、その音が止んだと同時に、今度は女性の腕がその体の中に入り込む

ｸﾞﾁｬｧ……

ｽﾞﾁｭｧｱ……ｽﾞﾎﾞｯ



異臭が立ち込めるその体からは、心臓、肝臓と、どんどん内臓が取り出されていく


彼女は一つ一つ取り出す度にそれを見て、ニヤリと笑っていた


その体から内臓が全てなくなったと確認したら、立ち上がり、そして血まみれの手でマイクを持ちこう言った

「うふふ……お亡くなり～ありがとうございました～」

こんな感じにこれからもちょくちょく書き込んでいきます
それでは、今日はここまで
ありがとうございました～

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ……ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ……



今夜もまた、残虐非道な電車が動き出す……





「次は～挽肉～挽肉でございます～」

乗客は、まるで操られているかのように席を立ち、車両の前へと歩いて行く……


電車内には、今日も非情なアナウンスがなり響く………




「え～お亡くなりの際は～お忘れもののないよう御注意ください～」

車両の前からは、金槌を持った女性が入ってきた


乗客は、その女性に吸い込まれるように歩いていく


乗客は立ち止まると、女性は金槌を振り上げた



ｶﾞﾝｯ!!ｶﾞﾝｯ!!ｶﾞﾝｯ!!



乗客の頭に、金槌が何度も叩きつけられる

ｶﾞﾝｯ!!ｶﾞﾝｯ!!ｶﾞﾝｯ!!
ｸﾞﾁｬｯ!!ｸﾞﾁｮﾝ!!!ｽﾞﾁｬｯ!!!


頭の骨も貫通し、脳みそまでをも躊躇なく潰していく


返り血をいくら浴びようとも、その手が休まる事はない


ｸﾞｼｮｯ!!ｸﾞｼｬｯ!!


今度は、目玉を勢いよく潰す


ｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝ!!!!


床に散らばる肉片も細かく潰していく

首は今にももげそうだ

湧き水の如く出てくる血も、もはやこの電車の名物だ

ﾊﾞｷｯ!!ﾊﾞｷｯ!!


時折聞こえてくるこの音は、骨を砕く音であろう


頭蓋骨を叩き割り、これも細かくなっていく


ﾄﾞﾝｯ!!ﾄﾞｶﾞｯ!!ｶﾞﾂｯ!!


今度は肩を叩き割り始める


骨にはどんどんひびが入っていく

血はただただ純粋に飛び出す

次第に、内臓が見えてきた

潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して、潰して


黙々と更に潰していく


心臓の辺りは、一気に叩き潰され宙に血が大量に飛んだ


赤い水を出す噴水と言っても過言ではないだろう


いや、この電車自体が、赤い噴水なのかもしれないが…………


とにかく、大量の血が降り注いだ

内臓は出てきたかと思えばすぐにその金槌の下敷きとなる


ｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝ


そして、原型が分からなくなるくらい叩きつけられるのだ


ｸﾞﾁｮｫと音もするが、そんなのもお構い無く叩く


むしろ、その音を楽しむかの如く叩き続けた

ｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｬﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘｸﾞﾁｭﾘ



大分叩きつけたようで、その凶暴な手は止まった

すると、今度は散らばった肉片や内臓の欠片を集めはじめた


ｸﾞﾁｭｯ!ｸﾞﾁｭｯ!ｸﾞﾁｭｯ!



そして、一つの肉の塊が出来た



「挽肉～挽肉にご変身致しました～」

猿夢って最後まで読むと今度は読んだ人が猿夢をみるんだっけ？
Ｔさん居ないし、どうしよう…

とりあえず定番の殺し方三つは描きました

ここからは車掌さんはオリジナリティある名前で、そして残虐非道な殺し方をしていくようです………

また、アナウンスがなり響く……






「次は～微塵切り～微塵切りでございます～」


「お亡くなりの際は～お忘れもののないよう御注意ください～」

女性は包丁を手にもって現れた




今度は、両手に包丁を持っている





それでも乗客は立ち上がり、ゆっくり前へと歩いて行く

乗客は立ち止まる


すると、その乗客は床に寝そべられた


そして、二つの包丁は乗客の足の上で静止、そして………



ｻﾞｽﾝｯ!!


一気に、足を骨ごと切ったのだ

包丁は今度はその切られた足の上に行き


ｻﾞﾝｯ!!


そのまま



ｻﾞｽｯ!!ｻﾞｼｭｯ!!ｻﾞｸｯ!!ｽﾞｻｯ!!



何回も、何十回も切り刻まれた

ｻﾞｸｻﾞｸｻﾞｸｻﾞｸｻﾞｸ


一心不乱に切り刻み続け、足はどんどん小さく、細かくなっていく


血管と肉片は、もはや区別がつかないほど真っ赤に染まっていた


片方の足は、今は太ももの肉がどんどん刻まれていた



完全に切り刻まれると、今度はもう片方の足を手にとる


今度は、足の指を一本一本切断し始めた


ｻﾞｸｯ!!ｻﾞｸｯ!!ｻﾞｸｯ!!ｻﾞｸｯ!!ｻﾞｸｯ!!


その丁寧な包丁さばきとは裏腹に、血はその手にべっとりと付着した

>>35
丁寧な包丁さばき ×
慣れた包丁さばき ○

ｻﾞｸｻﾞｸｻﾞｸｻﾞｸｻﾞｸ………



そのあとは、先程の足と同じように切り刻んでいく




そして、胴体にたどり着くと今度は腹に包丁の刃を当てた



ｽﾞﾌﾞｯ!!



その腹に、直に二本の刃が入った

ごめんなさい………
ちょっとこちらの都合で今日はここまで
次回は>>37からの続きとなります

ｻﾞｸｯ ｻﾞｸｯ ｻﾞｸｯ

身を切り裂き、血がドクドクと溢れでる

それでもお構いなしに包丁を入れる


ｻﾞｸｯ ｻﾞｸｯ ｻﾞｸｯ ｻﾞｸｯ ｻﾞｸｯ


腹は、どんどんバラバラになっていく

更には、内部の肉までをも


ｽﾞｼｭｯ!

ｽﾞﾌﾟｯ ｽﾞﾌﾟｯ ｽﾞﾌﾟｯ ｽﾞﾌﾟｯ


胴体は、だんだんその形を変えていく


ｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯ


内臓までをも、遠慮なしに粉々にしていく


ｸﾞﾁｭｯｸﾞﾁｭｯｸﾞﾁｭｯｸﾞﾁｭｯ


血以外の液体も出てくるが、気にせず切り続ける

一通り切り終えると、今度は首を切る


ｺﾞﾛﾝ



そして、あご、口、鼻、目や耳までをも切り裂いていく


ｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｻﾞｸｻﾞｸ


目玉まで２等分にされ、溢れんばかりの血


そして、ついに………

やばい、sage忘れた

Tさん「...そこまでだ」

Tさん「破ァァァァァ！！」

Tさん「これで問題ないな、猿夢を見たくなきゃそっとスレを閉じな」

そう吐き捨て電車を降りて行くTさん。
寺生まれって凄い、改めてそう思った

ｽﾞｻｯ



額に包丁を思いっきり刺して、一気に血が頭から滴り落ちる

手を止めようともせず、切り続ける


ｸﾞﾁｬｯｻﾞｸﾞｯｸﾞﾁｬ


血も混じり、切りつける音が少し鈍くなる

だが、それでも切るのをやめない

と、ここで脳みそがデロンと出てきた

それを待っていたかのように


ｽﾞｸｼｬ!!


脳みそまでをも微塵切りにしてしまうようだ


ｻﾞｸｻﾞｸｻﾞｸｻﾞｸｻﾞｸｻﾞｸ


その包丁さばきは、速い

一瞬にして、脳みそが粉々になっていく


そして、全て切り終えたのか、その手が止まる




「微塵切りでございます～、お亡くなりありがとうございました～」

今宵もまた、小さな命が幻想の彼方へと消えていく……




「次は～串焼き～、串焼きでございます～」


「小さなお子様は、お父さん、お母さんと一緒に手を繋いで、安全にお亡くなりください～」

そうアナウンスが流れると、一人の子供が元気に席から飛び上がる


すると、その子供の両隣りに座っていた親らしき二人が立ち上がった


母親らしき人物は、子供の手を握りしめた


父親らしき人物は、子供の頭を撫でた


そして、その家族は、静かに車両の前へと歩みを進めていった


やはり、あの女性がにこやかな笑顔で待っていた


そして、なにやら火鉢のような大きな台が、女性の横にあった

「どうぞ、こちらに並んで横におなりください」


そういわれ、三人はその台に横になった


子供を真ん中に、二人はお互いに抱き締める


それを見向きもせずに、女性は何かを取り出した


それは、細長い竹の、槍のようなものだった

何が面白いのか、女性は相変わらず、にこやかな表情でいる


そして、その槍を、自分に近い方で横になっている男の背中に近づける


そして





ｻﾞｸｯｯ!

男の背中に刺さり、貫通し、子供の腹に竹の先端部があたる




それは、もう既に赤に染まった凶器だった




父親の腹や背からは、竹を伝い血がポタポタと滴り落ちた

女性は再び手に力を込めてから



ｽﾞｸﾞｯ!

ｸﾞｻｧｯ!!


子供と母親の腹を一気に貫通させ、竹は更に赤色に染まる


服もじわじわと血に染まっていく

こうして、三人に一本の竹が通った


しかし、彼女の手にはまた新たな竹が握りしめられていた



ｽﾞｻｯ!



父親の体を貫通する


その竹の先は、ちょうど子供の耳に当たった


そして

ｽﾞｽｯ
ｽﾞﾁｬｯ






反対側の耳から、ドクドクと溢れでてくる血と共に、何か付着している竹が現れた


ｽﾞｯ



そのまま、母親の胸を突き刺した



今、この家族は、二本の赤い棒で繋がった

ｶﾞｼｯ!



彼女の手が、父親の頭を掴んだ


もう片方の手には、また竹が握られていた


母と向き合っている、その男の後頭部を



ｽﾞﾄﾞｯ



女の顔に、飛び血がかかる



男の顔からは、目玉がどろりと飛び出していた

母親らしきその女性は、目を見開いてその父親らしき男の顔を見ていた



ｽﾞﾝｯ



竹は、その目を狙い、直接刺した


貫通した竹に、眼球までもが貫かれていた


その親子は、そのまぶたを大きく開いたままピクリとも動かなくなった

彼女はそれを確認すると、今度は、ポリタンクを取り出した


そして、その三人の横になっている台の中に流し込む


既に溜まっていた、血と混ざりあって、なんともいえない色の液体が出来上がった



そして、彼女は次に、マッチを取り出した

ｶｼｭｯ


マッチに、火が着いた


その火は、小さな火で、心に安らぎを与えてくれるような、そんな光を発していた



それが、今





ﾎﾟﾁｬﾝ

ﾎﾞﾜｧｧｧｧ!!!



マッチの小さく静かな火は、殺戮の火へとその姿を変える


夢の中だからなのか、その火は集中的に燃えて、電車には燃え移らなかった


そのかわり、集中して燃えるので、あっという間に焼けた




彼女がﾊﾟﾁﾝと指を鳴らすと、あの火が一瞬の内に消え去った



そこには黒焦げになった三人の無惨な死体があった

「串焼き～、串焼きでごさいます～」


「お亡くなり～ありがとうごさいました～」

うーん……
なにか足りない気がする
誰かアドバイスください

主人公の視点が足りないのでは無いのか
主人公に猿夢が迫り来る感じが足りないのでは

逆にそれがないおかげで読める
あったら無理だわ

うーん…このスタイルを崩す訳にもいかないし、とりあえずこのままでいきます

「次は～天ぷら～、天ぷらでございます～」


「お亡くなりの際は～忘れ物の無いよう御注意ください～」

そうアナウンスが聞こえると、一人立ち上がる男がいた


やはり、心を持っていないかのように前へと歩を進める


なにやら、怪しげな液体が入った容器がある


その横には、なにやら釜の様な物の上に乗っているとても大きな、そう、人が入りそうなくらいの器があった


あの女性は、やはりにこにこした笑顔をしながら待ち構えている

「では、こちらの中にお座り下さい」


そう言われると、男は釜の中へと足を入れ、しゃがみこむ


すると、女性はどこから取り出したか、大量の粉を手に取り、男に頭から被せた


ボロボロと粉が釜の底に落ちていく

女性は、次に怪しい液体を釜へと流し込む


その液体の色は、少し濁っていた


次に彼女は、何やら君の悪い物を手に持つ


内臓だ


目玉がデロンと剥き出しになっていたり、腸がぐにょりとして生々しい


それを、彼女は釜の下へと無造作に放り込んだ

1はどこに

そして、彼女はライターを手に持った


ｶﾁｯと音がなり、ﾁﾘﾁﾘと燃える火


それを、ゆっくりと釜の下へと近付けていく


…内蔵に、火が燃え広がった

ｼﾞｭﾜｧｧという音が釜の中からなり響く


その音の中心には、一つの物体があった


その物体の表面はだんだん固まって、衣となっていく


……その衣が少し赤く見えるのは気のせいか


とにかく、その物体はまるで大きな天ぷらのようになっていく

最後に、彼女は釜の中に手を突っ込んで、その物体を取り出す


取り出された後は、無造作に床に投げ捨てられた



「天ぷら～、天ぷらでございます～」


「お亡くなり～、ありがとうございました～」

( ・∀・)ｲｲ!!

終わった…のか。

「次は～しゃぶしゃぶ～、しゃぶしゃぶでございます～」


「団体様でご乗車されてる方々は足元に御注意しながらお亡くなりください～」

こう、アナウンスが流れると、前からグツグツという音が近付いてきた


「皆様、こちらへどうぞ」


女が運んできたのは、とてつもなく煮えたぎった、赤い液体


その液体は、まるでマグマを連想させるようだ




乗車していた人々の大半が一斉に動き出した


その動きはバラバラではなく、まるで、宗教団体のようなまとまった動きである

人々が、歩みを止める


先頭に立つ人は、足下で煮えたぎる赤い液体を見る


ﾄﾞﾝｯ


女が、その人の背中を押した

ｺﾞﾎﾞｺﾞﾎﾞｯ という音がしてきた


マグマの様な液体のなかで、その人はただただ煮えている


肌の色が白く変色していって、そこからまた赤い液体が噴き出してくる


そして、女は先がとがっている大きな二本の棒を手に持った


赤も混じった、真っ白に変色したそれを


ﾄﾞｽｯ


と、いう音をたてながら刺した


そして、液体から引き上げられ、それは床に転がされる


刺された部分からは、ﾄﾞｸﾄﾞｸと血が噴き出している


「次の方～、どうぞ～」

おおう
エグいエグい

また一人、また一人


次々と、人が突き落とされる


そして、女は次々と人を突き刺し、引き上げていく


床に転がされた者達は、だんだんと一つの白と赤が混じる山となっていく


ｺﾞﾎﾞｺﾞﾎﾞｺﾞﾎﾞｯｺﾞﾎﾞｺﾞﾎﾞｯ ｸﾞｻｯｸﾞｻｯｸﾞｻｸﾞｻｯ ｺﾞﾛﾝｯ ｺﾞﾛﾝｯ


そんな音が、繰り返し聴こえてくる


突き落とされた人を飲み込む赤い液体は、さらに赤黒く染まっていった

ｺﾞﾎﾞｺﾞﾎﾞｺﾞﾎﾞ………


液体の中から響くその音は、次第に小さくなる


列に並ぶ者は、もはや誰一人いない


あるのは、まるで、噴火して溶岩のように血が流れ落ちる、一つの山だけだった



「しゃぶしゃぶ～、しゃぶしゃぶでごさいます～」

「たくさんのお亡くなり～ありがとうございました～」

今自分思いましたが、>>30で言ってたオリジナリティある名前ってなんですか
全くオリジナリティじゃないし……と思う今日この頃

「次は～ざく切り～ざく切りでございます～」


「お忘れもののないよう～お亡くなりください～」

また、人が席を立ち、車両の前へと歩き出す


車両の奥から来た女は、普通の大きさの包丁を持っていた


「どうぞこちらに横になってください」


人は、言われるがままに横になった


女は、それを確認すると包丁を持って人の足の方へと向く

女は、次に人の足首の上に包丁をのせた


ｻﾞｸｯ


足首が上下に半分切れる


包丁は、骨によって一気に足は切れなかったようだ



……しかし


ｺﾞﾘ ｶﾞﾘ ｺﾞﾘｭｯ


彼女は、骨すら包丁で切断しようとしていた

ｺﾞﾘ ｺﾞﾘ ｺﾞﾘ


ｽﾞｻﾝｯ!


足首から下が、切断された


血管や筋肉、骨の断面が、はっきりと見える


その断面からは、多くの血が床に流れていった


女は次に、足の脛の上に包丁を乗せ、切断した


その次に膝、太ももと、次々に足を分断していく

うむ
痛い痛い

足の断面図は、まるで軍艦巻きのように並んでいた

ｻﾞｸｯ ｻﾞｸｯ ｻﾞｸｯ ｻﾞｸｯ

反対側の足も、同じように、勢いよく切っていく


彼女が足を切り終わったあと、彼女は足のない体の、腕を重ねる


ｽﾞﾝ ｽﾞｻｯ と一気に手を切り落とす

コテハン、ミスってしまいました…ごめんなさい



まぁ、ある意味間違いではないからいいか(ﾎﾞｿｯ

ｽﾞﾝｽﾞｽｯ ｽﾞﾌﾞｯｽﾞｻｯ ｻﾞｸｯｻﾞｸ


腕の軍艦巻きは、次々と出来ていく

肩の付け根まで切ったときには、赤い液体が床に広がり、軍艦巻きが更にこの電車の名物であることを主張している


そして、彼女は勢いに身を任せ


首を


ｻﾞｸｯ



めでたく、新鮮な顔が解体された

残された胴体も、彼女が放っておく訳もない

彼女は次に、胴体に手をつけた

包丁の大きさが足りないので、彼女は胴体を横向きにする


彼女が横腹に包丁を乗せると

ｽﾞﾌﾞｯ

と、包丁を入れ

ｽﾞﾝｯ

と、包丁を中央部まで差し込み

ｻﾞｸｯ

と、胴体を真っ二つにする

その断面からは、思われた程の血の量は出なかった


そのせいか、その断面はとても見やすい

とても長い腸が、デロデロと出てきたり、背骨付近の太い神経が丸見えだったりと……



彼女は、次にまた横腹を


ｽﾞﾝｯ ｽﾞﾌﾞｯ ｻﾞｸｯ ｻﾞｼｭｯ

またもや、胴体を真っ二つ


今度は、心臓までも分断されていた


すでに多量の出血のため、血はほとんどでなかった


そのおかげで、きれいな心臓の断面を見れた彼女は満足し


「ざく切り～ざく切りでございます～」


「お亡くなり～ありがとうございました～」

うむ乙

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ…… ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ……



「次は～スパゲティ～スパゲティでございます～」


「お亡くなりの方は～忘れ物のないよう御注意ください～」

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　 ■※圓※※※■■■　 圓※■■圓※※■※※※■圓※※※※圓■圓圓圓圓圓圓※※※　 　 　 　 　 　 　 　 圓圓圓■※※※■
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圓圓圓圓圓圓　 　 　 　 　 　 　 　 　 ※圓※※※※※※※※※※※※※圓圓圓　 　 　 圓　 　 　 　 ■※※※※※■■圓※※圓圓
■※圓圓圓圓※　 　 　 　 　 　 　 　 圓※※※※※※※※※※※※※※圓圓圓■　 　 　 　 　 　 圓※※※※※※■■※※※■
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　 圓■圓■■圓圓圓圓圓■■■圓■■圓■■■■圓■■圓圓圓圓■■圓■圓圓圓圓圓圓圓圓圓圓■　 圓
圓　 ※■■※　 ■圓■■■■　 　 ※圓■■　 　 ※■　 　 ※圓■　 　 ※圓■■圓圓圓圓圓圓■圓
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