エレン「俺は守るために強くなる」(54)


イフワールドです

初めてなんでお願いします



グリシャ「今日はアッカーマンさんの家に診療に行くんだが、エレンも行くか?」

カルラ「お父さん、ごめんね。今日はエレンを借りてもいいかしら?」

エレン「…?」

カルラ「買い物をしたくて、多分大荷物になってしまうと思うから」

グリシャ「…なら、仕方ない。エレン、母さんに迷惑かけるなよ」

エレン「うん」

カルラ「まぁそれにお父さんの仕事のための薬草とかも内地で買わなきゃいけないしね」

グリシャ「それは助かる」


今日、俺は父さんの誘いに乗らず、
母さんの手伝いに行くことにした。
特に今日はアルミンと遊ぶとか予定もないし…

期待






数時間後~内地街中~


カルラ「…エレン重くない?」

エレン「なめんなよ?俺だって男なんだからな!」

カルラ「頼もしいわね…あなたは強い子になるわよ?」

エレン「俺はもう強いぞ!」



エレン「母さんちょっと見て!」ユビサシ

カルラ「………?」ジーッ



エレン「…あれだよ?」

カルラ「…あれは何かわかる?」

エレン「…犬か?」

カルラ「倒れてるわね…生きてるかしら…」

エレン「ちょっと行ってみよう!」

カルラ「そうね。生きているなら助けてあげなくちゃ」





そして俺は目を疑った。




犬かと思ったら、小汚い布にくるまれていた女の子だった。
餓死寸前といったところだ。顔が痩せこけてて、腕は血管が妙に浮いていた。


カルラ「ッ!?」

エレン「お、おい!大丈夫か!?」


かなりの異臭がする。
何日も体を洗っていないようだ。
少しハエが集っている。




女の子「…ぁ……ぁ……」


生きている!
どうやら息はあるようだ
何日も食事を摂っていないせいで声が出ないらしい


カルラ「エレン急いで女の子を家に連れてって、診てあげなきゃ!」

エレン「う、うん!」


母さんは女の子を背おい、駆け足で家へ向かった。

内地から俺の家までは相当遠いが、
力の限り急いで家へ戻った。




夕方頃のことである。

父さんはまだ帰ってきてない。
もう帰ってきてもおかしくない時間なのに。

これは、後で聞いた話なのだが、
父さんが診察に行ったアッカーマンさんという家族の家で事件があったらしい。
親は両方殺され、子供は連れ去られたらしいが、憲兵団がなんとか助けだしたらしい。


話を戻すが、これはかなり酷い状態だ。
女の子の息が荒くなり、熱も出始めた。
栄養失調が原因だろう。
または、この弱りきった体に病原菌が入り込んだかだ。




カルラ「エレン大丈夫よ。この子は生きれるわ」


エレン「うん…」



母さん…俺でもさすがに分かるよ?
この女の子が死に際に立たされてることくらい

面白そう
期待



~数時間後~


太陽も沈み、あたりが真っ暗になった時のことである。


ガチャ…


グリシャ「ただいま…」


とても暗い顔をした父さんが帰ってきた。
まるで何もかもに絶望したような目をしていた




カルラ「お父さん!大変なの!今にも死にそうな女の子が!!」



俺はこの後のことは、あまり覚えてない。
いや知らないんだ。

父さんは、その子を診察した。

そして、その後は、ずっとこもりっきりで看病をしていたから





~五日は過ぎたある日~


女の子は立って歩けて、話せるくらいまでに体の調子も戻っていたのだ。

父さんと女の子は何かを話していた。

そして、父さんは母さんとも何かを話始めた。


そしたら、母さんが俺にこう言ってきた。



「今日から、この子はうちの子よ」


?…





俺の頭の中には『?』としか考えられなかった。
なぜ?どうして?誰?



女の子「よろしくお願いいたします…」


女の子の名前は『クリスタ』と言うらしい
背も小さく、腕はまだ骨と皮だけのような貧弱さ。
だが、顔はとても整っており、髪も色素の薄い色。金色に近く、とても綺麗で品がある。


エレン「あ、あぁ…よろしくな」


これもまた、後で聞いた話なのだが、
クリスタは、どうやら親に捨てられたらしい。
そして行先もなく、道に倒れ、俺たちが拾ったというわけだ。
クリスタは家族のことは何も語らない
語りたくないらしい。



~そして、月日は経ち~



だんだんと体力も回復していき、
腕にもしっかりとした弾力もついてきた。


クリスタ「エレンお兄様」

エレン「なんか堅苦しいな…」


クリスタはどうやら俺を兄のように慕ってくれてるようだ。
年も変わらない、そして別に俺は特別なことは何もしていないのにな。




クリスタ「エレンお兄様は、私を毎日世話してくださったじゃないですか」

エレン「あれは人として当然のことだろう?」


クリスタがまだしっかりと腕を動かせなかった時、
俺は、ご飯を食べさせてあげたり、お風呂に入れてあげたり…
生活の基本の手助けをしてあげたりしてた。

期待です



クリスタ「エレンお兄様は私の命の恩人です」

エレン「だから当然のことをしたまでだっての!」

クリスタ「この御恩は決して忘れません」



クリスタのこの話し方は何なのだろう?
品があり、まるで…



お嬢様のようだ


ここまでです。
次は明日にまた書いて出したいと思います

おつです!

アッカーマンさんがどうなるのか気になるな

アッカーマンの身がやばい
期待

ミカサは一応無事だったのか
おつです!

ヤンデレ腹筋なんて需要ないんだよwwwwwww
期待

この>>1にゃーじゃね?

それでは出させていただきます




真っ白な雪が道から徐々に姿を消し、代わりに新緑が芽吹き始めたこの季節。
俺がクリスタと家族になって1ヶ月が過ぎようとしていた。

体は完全に治り、俺は今、クリスタと薪拾いをしている


クリスタ「エレンお兄様申し訳ありません…お兄様にそんな持たせてしまって」

エレン「クリスタは自分のできる精一杯をしてろ」

クリスタ「は、はい!」

エレン「無理はするなよ?心配になるから…」

クリスタ「ありがとうございます」




俺はまだクリスタの体を心配していた。


仕方の無いことだ。

何しろ、初めて見た姿が死んでもおかしくないような姿であったから


考え事をしながら道を歩いていると
路地の向こうから、人の争っている声が聞こえた


『悔しかったら殴り返してみろよ!』


俺は一瞬で察した。
そして、持っていた山のように積まれた薪を投げ捨て、1本だけ丈夫そうな枝を拾い、路地のほうへ駆け出した

クリスタは『え…』という表情をし、固まっていた。




エレン「クリスタはここで待ってろ!いいか?来るんじゃねえぞ!?」

クリスタ「エレンお兄様!?」


クリスタを巻き込むわけにはいかない。
クリスタにも被害が出てしまうかもしれないからだ







思った通りだ…




100m先のところでアルミンがまたいじめられていた


アルミン「そ…そんなことするもんか!それじゃお前らと同レベルだ!」

ガキ「なんだと!?」



アルミン「僕が言ったことを正しいと認めているから…言い返せなくて殴ることしか出来ないんだろ?」


アルミン「それは!僕に降参したってことじゃないのか!?」

ガキ「う、うるせえ!!屁理屈野郎!」ガッ


エレン「やめろぉ!!何やってんだよ、お前ら!」

ガキ「エレンだ!!あの野郎、今日こそぶちのめすぞ!!」

ガキ2「おお!」






どうしてだ…俺は強いはずだろ…








どうしてだ…俺は強いはずだろ…



知らなかった…

いつもは俺を見かけたら面倒だの何だの言ってどこかへ去っていってたから…




どうしてこんなガキ共に俺はやられたい放題なんだよ…


どうして…こんな無力なんだよ…







ガキ「ははっ!すっきりしたぜ!」

ガキ2「いつもイキりやがって、弱いくせにな!」

ガキ「アルミン、お前は許してやるよ!エレンをやれたしな」


そう言い残し、去っていった。


俺は友達も守れない弱い奴なのか…?


アルミン「エ、エレン!?大丈夫!?」




こいつはアルミン。
俺の唯一の理解者であり親友だ。

アルミンは涙目になりながら、俺に寄ってきた


エレン「……ごめんな…」

アルミン「…君は悪くないよ。悪いのは僕だ」

エレン「違う。それより…俺ってこんな弱い奴だったんだな…」

アルミン「あっちは二人がかりでやってたんだし」

エレン「……」





アルミン「…僕らは口だけで弱いんだね」


ここまでです。夜出せたら出します

一旦おつです!

おつです!

まだか?

あぁこの>>1にゃーだったのか

「続き出します」とかがいかにもにゃーっぽい
あと名前

正体ばれておわっちまったよ…続きを…

はよ!!

誰でもいいから続きを…

はよ

はよ!!

こないな…

保守

しなくていい

続きに期待してます

諦めろよ。にゃー自信ブログでやってるみたいだし。

続きがすごい気になるんですが

どなたかにゃーさんのブログのサイト解る方いませんか?

残念ながら戻ることはない。

あんな煽り耐性が0で匿名掲示板のことが分からないやつがやっても同じこと繰り返すだけ。

あとageんな。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年09月25日 (水) 23:25:54   ID: 31qIMGOV

期待

2 :  SS好きの774さん   2013年09月26日 (木) 08:20:16   ID: XArbcmRD

エレクリの兄妹は好きです!

続きおねがいします

3 :  SS好きの774さん   2013年10月01日 (火) 15:13:33   ID: e-F4ZShq

面白い!!
続き待ってます!

4 :  SS好きの774さん   2013年10月02日 (水) 06:59:42   ID: FAXhwtRi

急に更新途切れたな
にゃーってバレたのがまずかったのか?

5 :  SS好きの774さん   2013年10月03日 (木) 16:46:40   ID: KW8Ctcd6

4、口を閉じろ。




面白いので、続けてください!!

6 :  SS好きの774さん   2013年10月07日 (月) 13:06:45   ID: zcSfW91A

期待

7 :  SS好きの774さん   2013年10月08日 (火) 23:38:31   ID: kwiD8qOZ

4.死ね

8 :  SS好きの774さん   2013年10月08日 (火) 23:58:29   ID: JSWKnsSa

にゃーさんこれも完結せずにやめちゃったのか…

9 :  SS好きの774さん   2013年10月11日 (金) 16:00:11   ID: qsn67daa

7、口を閉じろ!

10 :  SS好きの774さん   2013年10月11日 (金) 16:01:18   ID: qsn67daa

死ねって言うなよ!!可哀想だろーー!!!

11 :  SS好きの774さん   2013年10月15日 (火) 23:45:45   ID: Zg8DrIp8

こんなに期待してしまうSSなんか久しぶりなんだから完結させて欲しいぜ・・・

12 :  SS好きの774さん   2013年10月26日 (土) 23:31:08   ID: 9GCF84NM

もうにゃーはSS書くな
荒れるだけだわ

13 :  SS好きの774さん   2013年11月04日 (月) 15:56:18   ID: KBmBrYqW

書いて欲しい

14 :  SS好きの774さん   2013年12月18日 (水) 22:13:27   ID: PbngIBJS

エレクリが好きです!続き気になります!

15 :  SS好きの774さん   2014年03月22日 (土) 00:30:54   ID: pY2epZjH

おもしろ

16 :  SS好きの774さん   2014年04月03日 (木) 14:20:46   ID: Q6JUF9Mz

4.うるさい


続き書いて下さい、期待してます‼

17 :  SS好きの774さん   2014年04月20日 (日) 10:29:13   ID: 3U8k8CGo

書くなら完結させろ下さいよー

18 :  SS好きの774さん   2014年10月13日 (月) 06:48:37   ID: OObl1-gF

4ナイス

19 :  SS好きの774さん   2015年05月16日 (土) 15:26:35   ID: 7HSH4gT8

楽しみ!!

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