ドラえもん「ぼくは夢をみます」 (3)
のび太「ドラえも~ん、ジャイアンが虐めるよ」
ドラえもん「いつもぼくに頼ってばかりいないで、たまには自分でやり返したら」
のび太「そんなこといって僕みたいな体格でどうやってジャイアンにやり返すのさ」
ドラえもん「しょうがないなぁ」
のび太くんはいつもジャイアンにいじめられて、ぼくに頼ってばっかり。
のび太くんはマヌケだけど、優しいとこもあるし、元気だし、家族からも愛されています。
ふむ。続けたまえ
男「おい、起きろ!」
ドラえもん「あれ、ここは?」
男「十分後に点呼をとる。それまでに仕度しろ」
そうです、優しいのび太君も幸せな家族もみんな夢の話。
ぼくみたいなポンコツロボットは壊れるまで炭鉱で働かされる。
何度も何度も同じ作業をやらされると頭がおかしくなりそうです。
だから、壊れないために毎日幸せなのび太くんとの夢を日記に記すのです。
ドラえもん「のび太くん……」
ドラえもん 完
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