何度でも書き直す物語 (115)

ロボトミーコーポレーションの本を書いていきます、誤字脱字 設定ミス 不快な文などを書いてしまったら気分次第で書き直します。
本当に本とか書くのは初めてなのでじゃんじゃん指摘してもらってよろしいです。
それでは。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1622365466

あ、あとこの物語を読む前にロボトミーコーポレーションをプレイするかエアプでもして予習しといてください。
その方がより楽しめるし、理解も深まると思います。

きたい

血だらけの廊下、止まない悲鳴、絶望が背中にのしかかる。
「管理人…」ヤツが来た「…誰かシェルターにでも入ってんのか?クソッ」倒しても、倒しても、奴らは湧いてくる。「Hello?」"ギンッ!"ギャリッ"「やかましいッ!」"グシャァッ"
俺の剣が奴の顔面にブッ刺さる…が「I LOVE YOU?」ほぼ無傷本当に腹が立つ「GOOD BYE」俺のクソッタレな人生は幕を閉じた「二度とこんな仕事したくねーな」

-DAY1-
………起…いつまで……早…く……"バチィン"「うぉあ!誰だいってーなクソ野郎!」突然頬を叩かれ、飛び起きる「俺だ、泥暮」「ん?……あー、先輩でしたか」このガチムチクソデカ男は俺の先輩、山風 金(さんぷう ぎん)何年も前からここ、ロボトミー社で働いている先輩だ「お前さぁ、入社初日から遅刻キメこむ気か?早くしろよ、俺は準備終わってっから」優しいとは思う…が、うざい「あー……すんません、急いでやっときます」「ほぅらほらほら時間がねぇぞぉ、頑張れ頑張れぇ」…うざい、マジで しかし、社内の寮に引っ越す時に色々教えて貰ったし文句は言えない「よし、大体オッケーだな行くぞ」「はーい、分かりましたよ…」因みに俺は餓空 泥暮(がくう でいくれ)ロボトミー社の新入社員

この会社はL社通称ロボトミーコーポレーション難しい事はよく分からないが変な奴らの機嫌取りをしてエネルギーをそいつらから貰うって感じらしい…マジで意味不明だな、でも実際色んな会社が此処にお世話になってるらしいし多分嘘では無い…か?まぁ、此処がどうであれ俺は晴れて今日から楽しい社畜生活というわけだ。「よっしゃあ!間に合ったぁ!」急いで列に並びこむ"ジリリリリリリ??"マジで危なかった…「はーいそれじゃあ朝礼を始めますよー」本当に危なかった…初日から遅刻なんてしちまった日にはブラック人生の幕開だ。「…ですので…」しかし、本当に誰も朝礼聞いて無いな、『マルクト』って書いてあるが、あの機械は全く気付いてないな。「あ、そうだ!今日、新しく此処に入社してきた人がいます、泥暮くん?ちょっとこっち来てくれるー?」うげ、面倒くさ…

「あーどうも、今日からエージェントとして働かせていただく餓空 泥暮です。好きな四字熟語は弱肉強食(ホントは焼肉定食だが)宜しくお願いします」「はい!じゃあ自己紹介も終わったところで、みんなそれぞれの配置に着いてねー。あ、泥暮くんは山風くんに着いていってね、あとこれ、しっかり読んでおいてねー」な…何だこれ、手作りの…マニュアル?スッゲー分厚い読む気も失せる「うぉい!泥暮!お前が遅れると俺も怒られるんだよ!」「…ははぁ、朝起こしたのって要するに怒られない為だったんですか」"ギクゥ"「ハ、ハハハ…まぁ取り敢えず行くぞぉ」「誤魔化さないでくださいよ」

「おっ!あれ見ろよ、管理人とマルクト様が喋ってんぜ」ドア窓の向こうで二人が喋っている「そりゃ喋るでしょうよ、人形や猿じゃあるまいし」ふーん…アイツが管理人ってやつか…えらくイケメンじゃないか、ムカつく「おいッ!どけ、だかお前ら!」"ドン""ガシッ"オフィサーが泣きながら職員達を押しのける「いてぇッ誰だてめぇッ!」"ドンドンドンドン!"「もう嫌だ!耐えられない!!管理人!管理人ですよね?中にいるんでしょ?!」ドアを力の限り叩く「あいつッ…!」"ガシッ"「いやいい、俺たちは先に行くぞ」「え、しかし…」「いいんだ、翼じゃあよくある」"タッタッタッタッ"「ここから出してください!あなたなら可能じゃないですか!あなたは……」俺の手を引く山風先輩はひどく暗く、遠くを見つめていた。


~DAY 1 開始 ~

「…山風先輩、なーんであそこから逃げたんですか?」ガンをとばす「まあ、入社初日に見るもんじゃ無いからな」"ハァ"先輩がついため息をつく「んで、あいつどうなったです?」駆け引きとか誘導尋問も面倒くさいので単刀直入に聞く「あぁ?…退社だよ、た・い・しゃ」「嘘吐かないで下さい、たかが退社だけで見るもんじゃないとか、そんなわけないですよね」先輩は暫く押し黙る「…俺らはな、ここに就いた時点で心臓に鎖を繋がれてんだ」…「その鎖を無理矢理外そうとしたら、どうなると思う?」随分、趣味の悪い比喩だ「心臓が取れて…死ぬ」俺もそうだと言いたいのか「ああ、そうだ、死ぬ。鎖はもう繋げられてんだ。もう、逃げらんないんだよ」…じゃあ、あなたは泥を啜って生きるのと、最高の飯を食らって笑顔で死ぬの、どちらがいいんです?そう聞こうとすると『泥暮、O-03-03に洞察作業をして下さい』機械的な、しかし、とても美しい声のアナウンスが流れる「ま、鎖を大事にしてぇんだったらあれに従っとけ」「はーいはい、言われなくとも行きますよーっと」渋々、O-03-03の部屋へ向かう

"ガチャン""シュー"意味が分からない、十字架にぶっ刺さった頭蓋骨が浮いてやがる…これが変な奴ら『アブノーマリティ』の一つ……いや、よく知らないが"ギリ…ギリギリ"奴から歯軋りの音がする、まずい、怒らしてしまったか?「あー…えーと、掃除しますよー…」"サッサッ"チラチラと奴の様子を見ながら掃除をする"ギリギリ…"まだ歯軋りは止まらない、思ったより心臓に悪い、こちらに反応していないようで、意識は向けられている、その証拠にメッチャこっち見てくる。"サッサッ""カラン…"「こんなもんか」俺はペンを手に取り観測日誌を書き上げる少し焦ってて気づかなかったが微妙に…光ってないか?無駄に神々しく、それに茨の冠を被っている…よし、だいたいまとまってきたな"ガチャン""シュー"

書いた日誌は作業を終了すると同時に研究班に送られるらしい、俺らの書いた日誌で俺らの身を守るための管理方法が判明する為真面目に書かなければならない。…しかし、見た目とかしか書いてない日誌でどうやって管理方法を解明させてるのだろうか、やはり翼は意味不明だ。「お帰りぃ、どうだった?初めての管理は」「なんか妙に圧倒された感じはしましたけど何とかなりましたよ」「そうか…まあまあ、といったところか」山風の言葉に思わずジト目になる「まあまあって…」「あぁいや、別に貶した訳じゃ無いんだ、初めての割にまあまあやるんだなぁって」『山風、たった一つの罪と何百もの善に本能作業をして下さい』たった一つの罪と何百もの善と言うのはO-03-03の名前らしい…名前なんざどうでもいいきがするが、少し長すぎやしないか「んじゃ、いってくるわ」「はーいいってらっしゃい」

…しかし本当に奇妙だ、何故俺はこんな好都合(過ぎて逆に怪しい)な会社に入れたんだ?住み込みなら衣と住を揃えてもらえるし家賃もいらない、飯は購買所で買えるしウェルチアースの自販機もある、給料もまぁまぁだ「それなのに条件が喧嘩上手なら大歓迎ってだけだもんなぁ…」山風が言ってた心臓に鎖がつなげられてるって話もそこら辺の会社なら無い話では無いしむしろ入社どころか人攫って人体実験するような翼もあるし。問題は…「うわぁぁぁ!!人殺しだ!」そう、こういった頭が狂っちまった奴が出る事だ、これは予想だがアブノーマリティーの奴らのせいじゃないかと俺は思う、罪善(たった一つの罪と何百もの善の略称)の奴と対峙した時妙な威圧感を感じた、そんな妙な気に当てられて頭の狂っちまった奴があんな行動に出るのだろう

"バギィッ??"扉をぶち破り山風がやってきた「よぉぉお泥暮ぇ」血みどろのシャツで「…お帰りなさいって、言うつもりだったんですけどね」「しぃぃぃねぇぇ??」"バンバンッ"オフィサーたちが銃を撃つが全く勢いは止まらない、どうなってんだあいつの体は「って、速っ!」目にとまらぬ速さで懐に潜り込まれる「アハハハハハハハハハ!楽しい!たのしい!タノシイ!」"ドガッ!""バギィ!""ガン!"「…がはッ 溝落ちッ…」"ダダッ"流石に逃げないとマズイそう思って逃げるもあっけなく追いつかれる『泥暮、たった一つの罪と何百もの善に愛着作業をして下さい』「ハァ?」"ドゴッ""ガスッ"「アハ!アハハハハ!」ふざけてやがる、こんな死にそうな状況で、作業だと?"ガン""ゴン"何とか警棒を受け止めつつ後退りする。このまま行けば収容室まで行ける

"ガイン""ギン""ドゴッ"「なぁ知ってるかぁ?死ぬ時ってのはな、アドレナリンがドバァっと出て、キモチイーらしぃぜぇ?」「知るか!お前だけ勝手に死んどけ!」"ゲシッ""ゲシッ"いろいろ軽口叩いてるが結構やばい、山風はあんな威圧にすら耐えられないメンタルだが体力とパワーはマジのバケモンだ"ガチャン""シュー"俺の後ろでドアが開く「あばよ!」"ガチャン""シュー"手を突っ込もうとしてくるが、流石に引っ込めた。…一度呼吸を落ち着かせ、俺たちの日誌で解明した管理方法を見る。「…なるほどなー」こいつには隠された能力が二つ、あったようだ。「俺は、今までウン百人もの人を殺してきました」一つは自分の罪を告白する事でエネルギーの発生量が増加すると言う事、「俺は、先輩が殺しをしているのに気づきながら無視して考え事してました…えーと、あとは…」

よし、日誌も書き終わった…どうだ?"ガチャン""シュー"「あ…あれ?泥暮…俺、何してたんだ?」キョトンとした顔で山風が座り込んでいる、罪善のもう一つの能力はエネルギー発生量が最大まで達すると、この部門職員全員の精神力が回復すると言うものであった。

~DAY1終了~

読みやすく分けたらいいと思いますks

つ…疲れた…何だよ56時間労働って、仮眠時間はあったけど、あれから何回か山風がパニックになったし「よーお、泥暮」ボヘっとした面で挨拶を交わしてくる「何回も俺襲った癖によく顔出せますね」思わず顔を睨みつけてしまう「もぉいぃだろ?何度も謝ったじゃねーかよぉ、すまんかったって」ヘラヘラした顔で手を合わせる「謝って済むもんじゃないでしょう、先輩のパンチ馬鹿痛いんですよ?」更に苛々が募る「まぁ入社祝いと慰謝料って事でさ、牛肉奢ってやんよ、そいつで許してくれ」ニカッと笑う山風、まぁそう言う訳だったら許さん事もない「…後悔しても知りませんよ?容赦しませんから」

"もぐもぐ"「しかし、先輩よく肉を食う気になりましたね」「ん?なんの話だ?」「いや、あんなに人ぶん殴って殺してたんすよ?フツー吐いたりしません?」「…そぉ言うお前も死体は何個も見ただろ」いやまあ確かにそうだが

「それにな、俺だって一応何年かこの会社で働いてんだぜ?毎日毎日死体が出るってのに、その度に悲しむのなんてめんどくせぇよ」「…それなのにあんなんで狂うんすか」「ハハハ…まぁ、多分そのせいで転勤になったんだろうが、退社じゃないだけマシだと思ってるよ」

微妙に洒落にならん話をされた。先輩のあんなメンタルでもアホみてぇな速さとバカみてぇなパワーは使いようによってはかなり強力だ…しかし、もしそんなアイデンティティがなかったら?「俺も頑張らねぇとマズイかな」

………
"パチッ"「ん~…」久しぶりに自分から目を覚ます、いい朝だ背筋を伸ばし電気をつける"カチン"「ちーすこんちゃ~ここ、泥暮さんとこっすよね~?」ぬるい声に気が抜ける「あ…あぁ?何だお前」

「E.G.O.装備届けに来たんすよ~」「…E.G.O?」頭の上にハテナマークが浮かぶ「あれ?もしかして知らないんすか?」まぁ、入社したばっかだし「アブノマたちをなんやかんやしたエネルギーで作った武器っすよ」「…やっぱこの会社意味わかんねー」

「そーっすよね~?やっぱこんな会社入んない方が良かったっすかね?」…ん?「まぁ、飯と寝床はあるから結構いいとは思うが…お前入社したのか?」「はい!それで先輩に挨拶しとこうかな~と」「三日早くても先輩とは言わねーだろ」「え~細かいことは良いじゃないっすか~」

「あ、もうそろそろ山風先輩のとこ行かないといけないんで、失礼しますね」「おう、分かった」"スタスタ…"しかし…E.G.O.だったか?何ともまぁ、変な武器だ。防具の方はただの罪善に色合いの似た防具だが、武器は…棒の先っちょに罪善のミニチュアみたいなのがついてる、形的にはメイスみたいだ。

やーっと2ページ目に到着

それに、取り扱い説明書にも書いてあるがこいつで殴ると精神にだけダメージがいくらしい。しかも、狂った奴を正気に戻すのにも使えるそうだ「…もっと早く作ってくれよ」やれやれとため息をつく、さて、そろそろ俺も行くかな

"ジリリリリリリ??"うるさいサイレンが鳴る、今日は余裕を持って朝礼に到着できた。流石に二度もギリギリで来るのははばかられる、山風もどうやら間に合った様だ。「はーい、それじゃあ…」やはり誰も聞いてない、何ならよく観察すると雑談してる奴もいる…山風とか山風とか山風とか、「あ、そうそう今日も新しく入社してくれた人が居ます、どうぞー!」

「どーも、こんちゃっす!斧樹(きじゅ)っていいます、好きな言葉は『下手な鉄砲数打ちゃ当たる』です!よろしくお願いしゃっす!」にこやかな笑顔で礼をする斧樹、一方「こんにちは 私の 名前は 『ジョシュア』 です 好きな 言葉は 『腐っても鯛』 です」やけに機械的で笑み一つ浮かべないジョシュア、どっちもまぁまぁクセが強い

「はーい、二人ともありがとうね、はい!それじゃ配置に着いてー」配置場所に走りながら二人に挨拶する「今日からよろしくな、斧樹、ジョシュア」片方は愛想悪そうだが、まぁ別に減るもんでも無いからいいか「宜しくっす」「よろしく お願い します」…しかし、入社したばっかなのにもう敬語で呼ばれんのか、なんかむず痒い気分だな

「ジョシュアも、宜しく~」「はい ジョシュア です」「いや、自己紹介じゃなくて~」「…?」会話が噛み合ってない。よし、業務を始めるとするかな。

~DAY2開始~

『ジョシュア、たった一つの罪と何百もの善に愛着作業を、斧樹、F-04-83に洞察作業をして下さい』「お~、じゃあ頑張ってきますね~」こちらに手を振って収容室へ向かっていった。「…愉快な奴だ」「変な奴らだよなぁ」「そうっすよねー、チャラいチビ助にロボットみたいなイケメンに」「あぁ、いや、そうじゃなくてだな…」

はてな、と首をかしげる「そうじゃ無いって…じゃあ何がおかしいんです?」「そうだな…人ってさ、必ず知らない物に触れると恐怖を感じたりするだろ?」たしかに、最初罪善に作業した時は緊張したし「それが…何か?」「恐怖するとな、必ず何かしらの行動で表に出るんだよ」「なるほど…彼らにはそれが無い…と?」確かに初めてここに来るはずの斧樹は(ただ単に舐めてるだけかも知れないが。

)どうにも慣れた様子でへらへらしてた。まあジョシュアは恐怖どうこう以前に感情も感じ取れないし、「俺が一番気になるのはジョシュアかな?」「え、なんでです?」「んん、なんて言うかな…あいつからは感情は勿論感じなかった。だけどな、感情よりももっと根幹的なもんが欠けてる感じがするんだよ」

「するってーと…魂とかすか?」「んなスピリチュアルなもん分かるわけねぇだろ、本能だよ本能、多分な」…それも俺には分かりそうに無いが「あいつが走るとこ見て気付いたんだよ、別にフォーム自体は変じゃ無かったんだが、えげつねぇペースでズンズン走ってたんだよ、呼吸は上がってる癖にゼーハーゼーハーって感じに乱れてなかったし、何より確実にスタミナ切れてんのに動きは1ミリも変わらなかったんだ」

ふーん…「まぁ、ただのタフガイじゃ無いっすか?」「…かもなぁ、すまんな下らん話に付き合わせて」「いや、暇潰しには良かったっすよー」テキトーな返事をして足音の近づくドアへ向く「ただいま戻りました~」「…」…本当にどっちも先輩の言った通りだな、どちらも平然とした面をしてやがる

「どうだった?始めての作業は」「あ~、ま~だいじょ~ぶでしたよ~」…やっぱりこなれた様子だし、誤魔化してないか?(やはり…でも…)「ん?なんか言ったか?」「あ、いえいえ~な~んでも無いっすよ~」怪しい、なんかムカつくな

「あ~、それより!見てくださいよこの妖精」"キャハハ""ウフフ"水色の…妖精?「…羽がマジもんの虫みてぇでなんかきしょいな」「妖精なんてそんなもんでしょうよ、耳の尖った幼女に虫の羽付けたら妖精ですよ」「それは…色々歪んで無いか…?」

「ってか、それアブノーマリティーじゃねぇの?」山風が首を突っ込む「あ~いや、何か収容室に居たのがこいつのすげぇでかいやつで、そいつがこいつ渡したんですよ」「んー?じゃこいつ何なんだよ」「さぁ…」肩をすくめて斧樹が誤魔化す「まぁべつに大丈夫だろ、警報も連絡も来てないし」

「そうっすか?なぁ、おいジョシュアお前はどう思う?」振り向いて話を振ってみる「はい 何でしょう」「…いや、だからこの妖精どうすりゃいいかって話だよ」やはり話が噛み合わない「その 妖精の 観察を 行う 事を 勧めます」「…やっぱりそうなのか?」「少なくとも リスクを 犯すべき では ありません」「だろうな、なんかやって死んじまったら洒落になんねぇだろ?」

「んじゃあ斧樹、それいて何か変な感じな事ないか?」「え?あ~まあ何かこの子達がいてから癒されてるっていうか落ち着く感じはしますよ~」「何だそりゃ、やっぱりアブノーマリティーってそういうのあんのか?」「ん、まぁなお前が一番実感してるだろ?昨日とか」…少しは反省の色とかを見せて欲しいものだ。思わず苦虫を噛み潰したような顔になる

『斧樹、たった一つの罪と何百もの善に洞察作業をしてください』「お、じゃあ行ってき…」"バクン"

斧樹の片足が消えた、何が起きたか理解出来なかった「……ッアアアアアアアア!!」無い足を押さえようとする斧樹を見てやっと理解した。あの妖精が斧樹の足を食いやがったのだ。「斧樹ッ!」急いで妖精を叩き潰して行くが、勢いは止まらない"バクン""バクン"本当に無我夢中だった、だが最後の一匹を潰した時にそこにあったのは…欠けた骨と肉塊だけだった。

『ジョシュア、たった一つの罪と何百もの善に洞察作業をして下さい』「はい」妙な感覚が体を覆う、なんだ?呼吸がさらに浅くなる「おい、泥暮?大丈夫か?」何故こいつは平然な顔をして俺に話しかけてくるんだ?理解できない、理解できない、理解できない、

俺がおかしいのだろうか?教えてくれ、教えてくれ、教えてくれ、「うっヴヴッ!…がはっ お、おぇぇ!」汚い液体を撒き散らし、泣いた。不思議な物だ、死体なんて何度も見てきた癖に

~DAY2終了~

飯は食べた、食いたく無かったが、どうしても食欲を抑えられなかった。遠い昔の死体の味がした気がした。山風は「死体なんかで一々悲しむのなんか面倒くせぇ」そう言った、俺もそれに同意したが、今はもう何も分からない。

………
俺は社内寮に住んでいる、家は一応あるが外角なのでかなり遠い。巣の中に家を建てるにも十分な金は持ってないし、社内寮の方が色々と都合がいいからだ。ここにはまだあいつの残り香がある、いつの間にか捨てて行ったウェルチアースの缶、乱雑に置かれたE.G.O.の空箱、あいつの髪の毛、こっそりちょろまかした骨、それを全て鉄箱に詰める。

この箱はT社で買った時空固定装置だ、色々な物を質屋に流したり、そこら辺の奴をカツアゲ(勿論都市の夜に)して買ったかなりお高い物だ"ガチャコン""ガシャン ガシャン"それだけの価値はあるその箱には斧樹と書いてある。別に、気が狂った訳じゃ無い、笑い合った奴として覚えといてやらなきゃならないんだ。せめて、俺だけでも、

~DAY3開始~

「…よぉ、泥暮気分は落ち着いたか?」「まあ、はい」やるせなく返事する「ま、やな事はさっさと忘れるんだな、その方が楽だ」「…たしかに忘れたら"僕は"幸せでしょう、でもあいつは?俺が覚えとかないとあいつはこの世界から忘れられてしまう、せめて…俺だけでも覚えてやらないと…」自分に言い聞かせるように呟く山風はため息混じりにこう返す「自分の首を絞めるのも楽な方に逃げるのも勝手にしやがれ」"スタスタスタ"

『山風、妖精の祭典に本能作業を、ジョシュア、たった一つの罪と何百もの善に洞察作業を、泥暮、O-02-56に洞察作業をして下さい』いつでも声は無機質だ「…だそうだ、じゃあ取り敢えず行くか」「…」

"ガチャン""シュー"そこには鳥がいた、止まり木に止まる鳥がいた、目では確かにそう見えたが。感覚が訴えてくる、その腹にある赤色は血の色だと、コイツも昨日のヤツの様に『飢えた』アブノーマリティーだと

とてもおかしな事だと思うが俺はそれに繋がりの様なものを感じているのだ。…しょうもない事考えてないで仕事終わらすか"バサッ"攻撃する様子は無いのだが、時折こちらへ飛んでくる。取り敢えずスケッチを描いて…と

昨日クソ妖精共の相手をしたのだが、その時より作業効率が上がっている気がする…嫌な事思い出しちまった"ガチャン""シュー"溢れ出そうなモノを何とか抑え、ベンチに腰掛ける"ハァ"くだらねー、人の死体なんていくつも見ただろ

抑えつけたモノは腹の中でぐるぐると渦を巻く、牙の様に胸を突き刺す「…よう、どうだった?」「…」「…」「…」"ガンッ!"突然、山風が頭を『懺悔』で殴る「いッ……!テメェ…」思わずキレる、ここで感情は何の意味も無いというのに

「いやぁ、お前が勤務中に寝ちまってると思ってよ、どうだ?目は覚めたか?」"ブツン"「あ?」"バギィ""ドゴォ!"気づいた時には手が出ていた意識もどんどん薄れてく、感じた事の無いモノが溢れて溢れて

"ガン!"「別に俺は殴ってもらって構わないが……お前は、目を覚ましているのか?」うるさいウルサイウルサイ…「知るかァ??お前…アイツが…う……うぅ…」「…ギリギリってとこか、行くぞ」"ドゴン??"

~DAY3終了~

…全く記憶が無い、あの後俺はボコボコにされて、何とか業務を終えたらしいが…「よう、今度こそ目ぇ覚めたか?」「あ、はい大丈夫です」何か知らないが胸がスッキリした、さっぱり元気だ

ま、それでもアイツの事とかはまだ嫌な感じするが「昨日は…すいませんした、先輩にあんな態度とって」「あー、いや別に気にしてねぇよ。あれは…まぁよくある事だからな」

確かにそこら辺で人生の理不尽さに怒り狂ってる奴はよく見るが…ああいう事で暴れると大抵ロクな目に合わない、でもあんな風に何も見えなくなったら仕方ねーのかも「ほい、これ毎日出勤前に飲んどけ」大量の錠剤と液体注入プラグを渡される

「え、これ何すか?」「……精神安定剤みたいなもんだ、取り敢えず昨日みたいなことは少なくなるから」妙に含みのある言い方というか、モヤモヤするなー

すんません、昨日って書いちゃいましたが、さっきでした

おk

「あそうだ、別に怒ってる訳では無いけど焼肉奢ってくれても良いんだぜ」"ニヤニヤ"…それはもう後輩にとっては脅迫だろ「…あんまり沢山食べないで下さいね?」ため息をつきながら外へ向かった

抑圧、作業開始…

"モグモグ"「なぁ、お前って何処出身だよ」いきなりそれ聞くか~…「あー、えっと…」流石に答え辛い、出身地は人によってはかなりデリケートな話だ…特に俺

「もしかして、外郭か?」うーわ図星ですよ「あー、大体そうですねーははは…それより肉どんどん食べましょうよほら」「誤魔化すなよぉ、別に外郭出身だからって何かする訳でもねぇのに」…お前じゃなくて周りが雰囲気悪くなるんだよ…

「…何話せば良いんです?」面倒だがさっさと終わらせた方が早い「そうだなぁ…ベターだが、なんでロボトミー社にきたのか?とかどうだ」「長くなりますよ?」一応聞いてみる「酒の肴になる」…好奇心ってのは実に嫌なもんだ

俺は外郭のちょっとした悪ガキだった、それなりに強くて、人肉を貪る程にはタフだった「…うえー、食事中だぞ汚ねぇな」…ま、取り敢えず殺人くらいならそつなくこなせる少年だったんですよ

そうしてまあ、毎日を生きてたんですけどある日何かの怪しい集団に捕まったんすよ「へぇ、よく生きてたな」…ちょっと黙っててもらっていいですか?「あ、すまんすまん」んで、気づいたらなんかの台に縛れてて『おい……番返事をしろ……また失敗か?』聞き覚えのない声がしたんです(元々知ってる声なんて少ないですけど)『まあいいだろ、ほんとにこいつが知能を持てちまったら俺達多分死ぬぜ?』

『それもそうか…ん?ちょっと待てコイツ……』"グシャ"取り敢えず近くにいた研究者の頭を引きちぎって辺りの様子を確認する『ったく…ここ何処だよ』思わず自分の口から出たものにびっくりした俺は[研究者]なんて言葉は愚か、言葉なんて生まれてから一度も覚えた事はない

『ここは裏路地の研究所だよ泥暮クン』『?!』"ギィン"思わずそこら辺のパイプを引きちぎって攻撃するが…空振りする『…泥暮ってのは何だ?』『あ、そうか、コイツら君に話さずにくたばったのか、泥暮と言うのは君の新しい名前だよ

『そして…分かってると思うけど、君に僕は殺せないよ」…さっきから話しながらパイプで刺そうとしているんだが、全く当たらない『話聞いてて俺が何されたのかは分かるが…テメェ、知能与えて、俺を殺さないで…何がしたいんだ?』

『いやー、ウチは細胞の改造で稼いでるんだが…その技術に嫉妬した奴らがたまに乗り込んでくるんだよ』何となく話が読めてきた気がする『その為に俺をここに連れてきて、話を聞ける様に頭を良くしたのか』『ブラボーブラボー正解だよ、あえて言うならそこら辺の用心棒雇うより安上がりで質もいいからって言うのもあるよ』

『…俺よりお前の方が強いじゃねーかよ』"ハハハ…"『いや、僕は強くない、と言うか一人で裏路地をうろついたらすぐに死ぬくらい弱いよ』『あ?さっきから俺の攻撃ひょいひょい避けてるだろ』思わず訝しむ『まだ気づかないのかい?避けてるのは君の方だよ』

気づけばアイツの周りにだけ切り傷がある、アイツは1ミリも動いていなかったのだ『ちゃーんと攻撃出来ない様にはしてるんだよ』『…さっきの奴らはいいのか?』『バイトだからな、いいだろ』

「んでまぁ、暫くそこで働いてたんですけど…」「その研究所、潰れたんだろ?」「はい、それで途方に暮れた後渋々この怪しさ満点なロボトミー社に入ったんす」

「…そうか、裏路地で働く事になったからお前外郭出身だったのに都市内で暮らせるのか」「はい、飯は自己調達でしたけど、戸籍やらを上手い具合にしてくれて、結構いいとこでしたよ」

「んじゃ、俺の方も話すか?」「…いや、無理っすこれ以上酒奢れませんよ」いつの間にか山風が酒を何杯も呑んでやがった「そうかぁ、んじゃ機会かがあったらいつか話すか」

財布がすっからかんになるのは勘弁して欲しいが…「ま、楽しみにしてますよ」「おう、またな」手を振って自室へ帰る、ここは確実に外郭より平穏だ、まともな飯が食えて、荒野の中独りになる事もない、

苦痛が少なくなった、その分他人の苦痛が見えてきた。苦痛は俺の目を覆い耳を塞ぎ、一つのことだけを考えさせてくれた。『俺は生きなきゃならない』

くだらねー事考えてないで、寝るか。
…おやすみ、斧樹

………
先輩、楽しそうですね?「…まぁな、旨い飯食えたし、あんな感じに飯食ってくれる相手久しぶりだし」やっぱりそうですよね~仲間と呑み交わすのは楽しい物です、そうだ!僕料理作ったんですよ、食べてくれます?

「おう、何作ったんだ?」ふふふ、ジャジャーン!肉鍋作ってみました~「ほー旨そうじゃねーの、どれ一口」もう!ちゃんと箸使って食べて下さいよ~「悪りぃ悪りぃ、しかし凄え肉汁が溢れてくるな血合いも多いが…何の肉使ってんだよ」

ああ、それは…僕の肉です「…は?」あれ?何で箸止めるんですか?ほらどんどん食べてくださいよ、あーん"ガタッ"「…そうか、確かにこんな味だったな人肉ってのは」"ビュン"顔の横を肉付きのフォークが掠める

「どうして……どおぉぉおして避けるんですかぁ?せんぱぁぁあい…」斧樹の身体にどんどん傷が現れる、昨日と一緒の傷だ"グシャ!"「ほぉ~~~らぁぁぁぁあ、どんどん食べてくださいよォォ~~ッ」骨が折れ血みどろになった腕を俺の口の中に押し込んでくる「ガッ、がボッブハッ、やっやめ…」

………
"ガバッ"…全く、気分悪いが腹減っちまったじゃねーか「忘れる気は無いが…そこまで心酔してる訳じゃねーんだよ」棚に入れた鉄箱を睨む

「うえー…」人肉は久しく食って無かった筈だが、味が舌にこびりついてる感じがする…「あ~あ、うがいしに行くか」したところで夢だからどうにもならんが、気分って奴だ

"ジャーーー"お、先客がいるみたいだ山風は自分の家持ってるからいる筈ないとして①ジョシュアか②新入社員だな(正直ジョシュア苦手だから②に期待したい)「おはよう ございます 泥暮先輩"ビクッ"こいつ…いつの間にかこっち向いてやがった

「よー…今日もカタイ顔だな」「はい? 何の 事ですか?」…これだからヤなんだよ、何か自分の顔グニグニやってるし「そー言う事じゃねーんだよ…」「?」キョトンとした顔でこちらを見つめ返す…よく見るとイケメンじゃねーか、そのせいか分からんがやっぱり機械感が凄い

テンション高くて1日で20いけたぜ[イェイ]

「おはよう ございます 泥暮先輩」?!コイツ、いつの間に後ろに…「おはよう ございます ジョシュア」「おはよう ございます ジョシュア」「?!!?!?!?」ジョシュアが…二人ぃ?!

「ち…ちょーーーっと待ちやがれー…どーいう事だ?お前ら双子か何かかよ…?」「いえ 私達は 兄弟より 同一な 存在です」「そうです 私達は 違う個体 と言うには 余りに 同一」「1人 と言うには 物理的に おかしい」「なので 『ジョシュア』は 『私達』です」「複数 となった 一つです」

い…意味わかんねーよコイツら、マジ怖い「そ…そうか、じゃ俺はちょっと早めに出勤するから…」コイツに対してはいっつもこんな感じになっちまう…いや、アイツが言うには『コイツら』か

~DAY4開始~

…ホント何なんだよコイツら、3人目のジョシュアが現れた「おはよう ございます 山風先輩」「おはよう ございます 山風先輩」「おはよう ございます 山風先輩」「お、おう…」あの山風も若干引いてる

「…なぁ、俺の目と耳がトチ狂っちまったみたいだ、ジョシュアが3人に見えてそれぞれ別に喋ってる様に聞こえる」「安心してください、俺もです」「んじゃあ2人で耳鼻科と眼科行くかってか?」"ハハハ…はぁ"1人でも圧力凄えってのに3倍かよ…

「どう したの ですか?」1人のジョシュアが首を傾げる「あぁ、いや何でもねぇよ」『ジョシュア、妖精の祭典に本能作業を、ジョシュア、たった一つの罪と何百もの善に洞察作業を、泥暮、罰鳥に洞察作業を、ジョシュア、T-09-94を使用して下さい』…もうこれ分かんねーな

「本当、変な子達ですね?泥暮先輩」「マジでそうだなー…んじゃ、行ってくるよ」全く…驚く事ばっかりだ、驚きすぎてうっかり幻聴に返事しちまったよ、チクショー"ガチャン""カシュー"

「よーお、今日はキレイさっぱりにしてやるからなー」罰鳥は動かない、血みどろの腹がたまにぴくぴくするだけだ「…今日は、大人しいんだな」"ゴスッ"突然罰鳥が俺の頭をつつきやがった大人しくねーじゃねーかよ"パシッ"罰鳥を捕まえようとするが空振り"ゴスッ ゴスッ"そしてすかさず二連続でつつかれる

「ってーな、何しやがるんだよただ櫛通すだけだって」"ゴスッ"…禿げたりしなけりゃ良いんだが「まー今回は許してやるよ、さっさと書いて逃げさせてもらうぜ」『必要資料が足りません、作業を続けて下さい』

そーいやそうだったな…昨日はテンション下がってて真面目に色々書いてたが、このクソ鳥TETHクラスだったな。危険度が高ければ高いほど研究を進めるために多くの資料が必要らしい…死ぬ確率上げないでほしいと言うのが本音だ。

ま、何とかなるだろ。"ガスッ"叩かれても無視する、さっきうっかりやりそうになったがコイツに攻撃すると危ないらしい。避けてくれてよかった、と言ったところか「うっしゃーー!仕事おーわり!」"ゴスッ"…作業評価[最悪]、まぁそんな気はしてた

「お、お帰りー…って、めちゃくちゃ血ぃ出てるじゃねぇか、大丈夫かよ?」「あはい、割と大丈夫っすよ、かなり浅いみたいですし」そう言って頭に手をやる「若くして早々にハゲそうだな」ニヤニヤしながら言われた、殴ってやろうかな

"スタタタタ"「泥暮 さん 大丈夫 ですか?」もう流石に慣れた声がする「おーう、大丈夫…だ!?」振り返るとそこには…ガチムチのゴリラジョシュアが居た「おうジョシュア、随分とゴツくなったじゃねぇの」「はい 強く なりました」

「いやいやいやいやいやいや……ちょーーっとまてよ何なんだよこれは、何でお前らスルーしてんだよ」「何でって…ただのジョシュアじゃねぇかよ?」「アホか!こんなゴツゴツのムキムキのやつを"ただの"とは言わねーよ!」思わず声を荒げてしまう

「身体 強化は T-09-94 によって 行われ ました」「だってよ、やっぱり普通じゃん」「身体強化って……もっと、こう…なんかやっぱ違くないですか?」俺の見たやつは見た目変わらずスーパーパワーみたいなやつだったので戸惑ってしまう「まぁ、アブノーマリティーだからな」「ええ…」

「…にしても、当たりか外れか気になるな」思わずキョトンとする「当たり外れって…アブノーマリティーにそんなんあるんですか?」「まぁな、フツーの奴でも上と下で差が激しいんだが…道具系の奴らは碌な奴が殆どいねぇ」苦虫を噛み潰したような顔で返される「え…でも、道具のアブノマは俺らの作業の効率化のためだと…」「ばーか"表面上"はな、そうだが世の中そんな美味い話は無いってこった」

ま、そうか当たり前だった。理由が分からずとも、巣でも路地裏でも上から下に嫌なモンは落ちてくる「対策とかは…?」「運悪けりゃ死ぬ、祈ってろ」タチの悪い奴は特に…『山風、あなたは幸せでなければならないを使用して下さい』

結局何だったんだこのゴミは

いろいろと忙しいんで、許してクレメンス

このSSまとめへのコメント

1 :  MilitaryGirl   2022年04月21日 (木) 08:51:30   ID: S:Gb8VFW

今夜セックスしたいですか?ここに私を書いてください: https://ujeb.se/KehtPl

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom