優美子「あーしからの依頼ね」八幡「は?」 (27)
優美子「あーしら海に来たし」八幡「は?」の続編です。
相変わらず誤字脱字もありますが、それでも良ければ見ていってください。
投下のペースは結構ムラがあります
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あの旅行からしばらく経った頃、3年目の文化祭が始まろうとしていた。
文化祭ねぇ……、嫌な思い出しかない…。
中学の頃の文化祭、昼休みも含めた自由時間で俺は1人校内をさまよっていた。
もちろんベストプレイス、1人でいられる場所はあったのだが。文化祭になると人で溢れる。しかも俺のベストプレイスは体育館の裏だった事もあり、ガラの悪い人達がたむろしていた。
そのため俺は1人で校内をウロウロしていたのだ。
文化祭というのはボッチには楽しめない宿命にあるかもしれない。
八幡「って事があってだな」
雪乃「ま、比企谷君ならそうでしょうね」
結衣「分かってた」
八幡「という事で文化祭は学校を休もうと思っているんだが」
雪乃「ダメに決まってるでしょう?」
結衣「そうだよ!高校最後の文化祭なんだよ!もったいないじゃん」
八幡「ボッチを文化祭に参加させるって事がもう、時間の無駄なんだよ」
雪乃「それは分からなくもないけれど、去年は貴方も参加してたじゃない」
結衣「そうだよ~、ヒッキー去年は私のハニトー一緒に食べてたじゃん」
八幡「あれはー、平塚先生に実行委員を押し付けられていたから」
八幡「仕方なくだ」
結衣「えー……ヒッキー仕方なく私とハニトー食べてたの…」
八幡「いやいや、そういうことじゃなくてだな…」
ガラッ
優美子「八幡居るー?」
八幡「どうした、なんか用か?」
優美子「ここに居たん、急で悪いけど依頼あんだけど」
八幡「なんの依頼だ、面倒事じゃないよな?」
優美子「あーしをなんだと思ってるし!」
八幡「天災」
優美子「え?天才?ふんっ!分かってるじゃん!」ニヤニヤ
八幡(あーしさんってもしかしたら由比ヶ浜に匹敵するアホの子かもしれん)
2でもう無理
原作に寄せる気が皆無ならオリジナルでやってくれませんかね
>>5
手本見せてやれよ
出来ないなら書くのを止める権利は無いから読むのを止めめとけ
八幡「はぁ…」
雪乃「それで三浦さん?依頼というのは?」
優美子「依頼って程じゃないんだけどけどさ……その…」
結衣「ふむふむ」
優美子「文化祭の時八幡貸して欲しいんだよね」
雪乃「なるほどね…」
雪乃「なぜかしら?」
優美子「なぜって…んー。あーしのパシリに使うから!」
八幡「おい」
雪乃「…パシリね…、残念ながらそれは無理よ」
優美子「なんでだし?」
雪乃「だって比企谷君文化祭当日の日、休むそうだもの」
優美子「は~?何八幡なんか予定あるん」
八幡「いや、ただのズル休みだから予定とかは……」
優美子「ズル休みとか、なんでまた」
八幡「えっと、…俺文化祭が苦手なんだよ」
優美子「意味わかんないし」
八幡「意味わからなくないし」
優美子「真似すんなっ」ベシ
八幡「痛て」
雪乃「こほん…それでどうするのかしら三浦さん、この引きこもり谷くんは高校最後の文化祭を家で過ごしたいらしいけれど?」
八幡「いや誰だよそれ」
優美子「引きこもり谷くん」ツンツン
八幡「おいやめろ」
結衣「ヒッキーが引ッキーになっちゃった」
八幡「分かった、分かったから。文化祭行くからその呼び方やめろ」
優美子「分かればよろしい」
優美子「つーことで、文化祭当日は八幡借りるから~」ガラガラ
あ、俺ガイル3期おめでとう(今更感)
雪乃「ちょっと、三浦さんっ…」
結衣「ありゃー…行っちゃったね」
雪乃「どうしようかしら…」
八幡「なんだ、今の依頼に問題あるのか?いや俺に拒否権ない時点で問題あるけどさ」
雪乃「いえ、問題は無いのだけれど」
八幡「なんだよ、引っかかる言い方だな」
雪乃(比企谷君と回りたかったわ…)
雪乃「ところで貴方最近三浦さんの仲が良さそうね」
八幡「あぁ、まぁな。この間の依頼からよくつるんでるよ」
雪乃「そう…」
八幡「何でだ?」
雪乃「別にいいじゃない理由なんて。ただ気になっただけよ」
八幡「さいで」
ガララ
いろは「こんにちはー」
結衣「いろはちゃん!やっはろー!」
雪乃「こんにちは」
八幡「うす」
いろは「ちょっと聞いて欲しい事があって来たんですけど~」
雪乃「ええ、どうぞそこの席に腰掛けるといいわ」
いろは「どうも~」
いろは「今度の文化祭で少し問題を抱えてしまいましてね」
八幡「はぁ、問題?」
結衣「具体的には何がどうしたのかな」
いろは「それがですね、先輩と結衣先輩の前のクラスメイトだったと思うんですけど」
いろは「相模南って覚えてますか?」
八幡「相模…」
結衣「さがみんなら知ってるけど…」
雪乃「またあの子かしら…問題を起こす天災ね」
いろは「実行委員長を買って出てくれたんですけど、あの人の企画するイベントがすごいコスパが悪くて。生徒会が出せる費用を超えてるんですよ」
雪乃「指摘すればいいじゃない、無理だと」
いろは「し、したんですけどね?」
いろは「後輩のくせに生意気って言われて睨まれちゃいました」
八幡「気が強いからなアイツ」
雪乃「相変わらずのようね、怒りの抑制が出来ないなんて猿と変わらないわ」
結衣「去年の名誉……番外…?したいんじゃないのかな!」
雪乃「それを言うなら名誉挽回」
いろは「全く困ったものです…」
八幡「なんのイベントをやろうとしてるんだ?」
いろは「確か、ライブとかやるって聞きましたけど」
八幡「ライブ?体育館でやるんだよなそれ」
八幡「体育館のステージには備品は一通り揃ってたはずだ」
雪乃「マイク、照明に音楽系の機器」
結衣「何にお金を使いたいのかな」
八幡「……」
雪乃「なにかクサイわね」
結衣「え?臭い?私じゃないよ!」
雪乃「そうじゃなくてね…?」
相模は文化祭の件で反省して、体育祭の実行委員長として彼女なりに頑張っていたと思うけど、その設定はガン無視?
ガイジは無視してはよ
八幡「で、一色は俺達に何を求めてるんだ?」
いろは「実行委員になって相模先輩の調査をして欲しいんです」
八幡「…分かったやろう」
雪乃「でも貴方、三浦さんとの約束が」
八幡「なーに、実行委員つっても文化祭の当日だけ優美子と行動すればいいんだ」
いろは「優美子……??三浦先輩の事ですか?」
八幡「ああ」
いろは「へぇ、2人ってそんなに仲良かったんでしたっけ?」
八幡「最近ちょっとな」
いろは「ふーん….」
雪乃「それじゃあ、この依頼受けるわね」
いろは「はい!ありがとうございます!」
八幡「由比ヶ浜はどうする?実行委員」
結衣「やるよ!2人の手伝いくらいなら出来ると思うから」
いろは「それじゃあ私生徒会の方に戻ります」
ガララ
八幡「さてと、依頼も入った事だし帰るか」
雪乃「そうね、そろそろいい時間だし」
結衣「ゆきのん~帰りどっか寄ってかない?」
雪乃「ええ、かまわないわよ」
八幡「それじゃあな」
結衣「じゃあねー!ヒッキー!」
雪乃「また明日」フリフリ
※※※※※※※※※※※※
翌日LHR
八幡「ふぁあ」
平塚「随分と眠そうじゃないか比企谷」
八幡「いえ、ちょっと色々ありましてね」
平塚「ふむ、しかし今はLHR中だ、私の話も聞きたまえ」
八幡「うっす」
平塚「分かってくれればいいさ」
平塚「さて、それでは実行委員やりたい者は居るかね?」
平塚「実行委員会はもう始まってて、委員を決めてないのはうちのクラスだけだ。この時間で決めたまえ」
八幡「…」スッ
平塚「比企谷?お前実行委員をやるのか?」
八幡「はい」
平塚「そ、そうか。珍しいなお前から積極的に動くなんて」
結衣「あ、あたしも!」スッ
優美子「八幡がやるならあーしもやろっかな」
結衣「優美子?!えええー!」
戸塚「ぼくもやろうかな……去年やった劇がアレだったからね、あはは」
平塚「うむ、男女2人ずつになったか。意外なメンツだがバランスは取れてるな」
女子A「三浦さん…絶対隼人くんの方につくと思ってたけど違うんだ~…」ヒソヒソ
女子B「ほら、あのヒキ………谷くん?とかいう人居たじゃん…?」コソコソ
女子C「いたいたー…、あのイケメンでしょ?」ボソボソ
女子B「そうそう…、最近あの人とつるんでるっぽいよ…」コソコソ
女子A・C「えーまじー?」
女子B「付き合ってたりして…」クスクス
女子A・C「それあるー」クスクス
>>16
このように平塚先生を担任に据えてしまうような書き手だぞ察しろ
高校3年の秋に文化祭に注力しちゃう進学校の生徒ってヤバイ感じ
現実逃避していないで、いいからさっさと受験勉強しろハゲ
八幡(大分噂が立ってるな……)
戸塚「頑張ろうね!八幡!」ニコ
八幡「ああ!もちろんだ!」ニコ
女子クラスメイト「キュン///」
結衣(ヒッキーイメチェンしてから女子に人気あるなぁ、……あたしなんかヒッキーと釣り合わないよね…)
優美子(八幡はあーしのもの八幡はあーしのもの八幡はあーしのもの!)
平塚「それじゃあ、次の議題を委員長頼むよ」
委員長「はい、それでは次はクラスの出し物を決めたいと思います」
続きは?
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