DQⅤ主人公「娘がDQ5主人公ヘンリーモノのエロ同人誌を持っていた…」
フローラ「夫がDQⅤ主人公フローライチャラブエッチ同人誌を持っている…」
ビアンカ「幼馴染がDQⅤ主人公幼馴染に逆NTR同人誌を持ってきた…」の続きです
前作を読んでいないと意味がわからないと思うので読むことをおすすめします
注・キャラ崩壊しています
改変ネタです
このお話の主人公の嫁はフローラです
以上が無理な方はお控えください
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ヘンリー「誤解なんだ! 誤解なんだ!」
主人公「じゃあなんでいきなり僕を地下牢に入れたんだよ!?」in牢
ヘンリー「だってお前オレの顔見るなり逃げようとしただろ!?」
主人公「そりゃ逃げるよ! 怖いもん!」
ヘンリー「事の次第はタバサちゃんから聞いた」
主人公「ちくしょう娘に売られた…石化してる時はオークションで売られて生身の時は娘に売られた…」
ヘンリー「いやだから違うんだって!」
主人公「何も違わないだろこんなところに閉じ込めて!」
ヘンリー「だから弁明のチャンスをくれって言ってるんだよ!」
主人公「弁明って、じゃああの本ヘンリーが書いたんじゃないのか!?」
ヘンリー「いや、まあ話考えたのはオレだけど…」
主人公「怖い! やっぱりお前怖い!」
ヘンリー「だから違うんだって!」
主人公「奴隷時代も僕のボロボロの奴隷服からちょっと出てるお尻に色気感じてピーをピーしてたんだろ!?」
ヘンリー「やめろ! ネタを抜粋するな!」
主人公「何が『天空の剣が使えなくてもお前にはこんな立派な剣があるじゃないか…』だよ!」
ヘンリー「やめろって言ってるだろ!?」
ヘンリー「ああもういい加減大人しくしないと
フローラさんに奴隷時代お前がビアンカ…とか言いながらピーしてたのバラすぞ!」
主人公「おいやめろ! 殺されるだろ!?」
主人公「しょうがないじゃん! あのとき知ってる女の子ビアンカしかいなかったし!」
ヘンリー「ベラ…とかポワン様…とか言ってたりもしたじゃねーか!」
主人公「やめろォォ!! そういう私の知らない過去みたいな話になると怖いんだよ!」
主人公「わかった話は聞くから! き、聞くだけだぞそれ以外は無しだからな!?
おとなしくしたからってそれ以上近づくなよ!?」
ヘンリー「うわ心底屈辱…ま、まあいい」
ヘンリー「まず最初にいっておく、別にオレはお前に欲情したりだとか
恋愛的な意味での好意は抱いちゃいない」
主人公「嘘だぁ! 『秘めたる想い~緑髪と黒髪が交わる熱い夜』なんて本書いといて何言ってんだお前!」
ヘンリー「だからそれを持ち出すんじゃねぇぇ!
奴隷時代にビアンカさんのリボンの匂い嗅ぎながらピーしてたの暴露されてぇのか!?」
主人公「やめろ殺される位じゃ済まねぇ!
実質チロルの匂いしかしなくて微妙な思いしたのにそれじゃ割に合わねぇ!」
ヘンリー「わかったら落ち着け! 最後まで人の話を聞け!」
ヘンリー「全てはマリアのためなんだ…」
主人公「マリアさん?」
ヘンリー「お前も知っての通り、マリアはすでに深刻なほどに腐っている」
主人公「自分の奥さんをくさった死体みたいに言うなよ」
ヘンリー「マリアは絵は描けるんだが、話のほうがからっきしでな
描いても誰にも見向きされなかったし、
自分が書きたいのはこんな話じゃないと思っていたらしい
だからオレが話を考えてやってるのさ
マリアからもまるで私の妄想がそのまま文章になったみたいだと…」
主人公「いや! お前はいいの!? そんな本に使われて!」
ヘンリー「俺にとっちゃマリアは、命の恩人のヨシュアさんの妹で、とても大切な妻だ
そりゃあ俺とお前のあれそれの本なんて見つけた時はドン引きしたし
ラインハットの屋上から衝動的に身投げしそうになったさ」
主人公「ヘンリー…」
ヘンリー「っていうか実際身投げして目が覚めたら教会だったさ」
主人公「ヘンリー…」
ヘンリー「その時にオレにすがりついて泣くマリアとコリンズを見て、
オレはこの二人を絶対に幸せにしなきゃいけない、悲しませちゃいけないと改めて誓ったんだ」
主人公「ヘンリー…」
主人公「じゃあ絶対コリンズ君にはバレないようにしろよ?」
ヘンリー「当たり前だ」
ヘンリー「これがオレの語れる全てだ
これを聞いた上でお前が縁を切るって言うなら、もうオレからは何も言えない
オレもお前にはもう関わらない」
主人公「…バカ言うな、ヨシュアさんは僕にとっても命の恩人で、マリアさんはその妹で、大切な親友の大切な奥さんなんだぞ」
ヘンリー「お前…」
主人公「ちょっと『フローラよりも良い具合だよヘンリー…』とか言わされる位、どうってこと無いさ」
ヘンリー「だから引用するんじゃねぇって言ってんだろ!?」
兵士「ヘンリー様、グランバニア王と奥様と外出ですか?」
ヘンリー「ああ、ちょっとオラクルベリーまで行って飲んでくる」
マリア「ふふ、主人公様が来るといつもそこですね」
主人公「奴隷生活が終わって初めての華々しい街でしたから
僕らも色々思い出があるんですよ」
マリア「(…なんでこんなに私から距離を取っているのかしら…)」
間
コリンズ「よし、今がチャンスだレックス!」
レックス「チャンス? 何が?」
コリンズ「父上と母上が絶対に入るなっていう部屋があるんだ!
二人共いない今なら入れる! お前さいごのカギ持ってるんだろ?」
レックス「えぇー、絶対ダメって言われてるなら入っちゃダメだよ
うちにもお母さんに絶対に入っちゃダメって言われてる部屋があるし
タバサが勝手に入ってお母さん凄く困ってたんだから」
コリンズ「うるさいな、子分は黙って親分の言うことを聞けばいいんだよ」
レックス「わかったよ…はあ、僕世界救った勇者なんだけどなぁ…」
チロル「ふにゃぁ、ゴロゴロ…」
完
おつ
まもれなかった
エピローグ
主人公「あのうフローラさん?」
フローラ「どうしました?」
主人公「なんで僕は裸でベッドに縛り付けられているんでしょうか?」
フローラ「うふふ、何故でしょうね」
主人公「フローラさんも何故裸なんでしょうか?」
フローラ「うふふふふ」
主人公「」ゾッ
フローラ「ビアンカ…」
主人公「」ビクッ
フローラ「ベラ…ポワン様…ですよね…?」
主人公「違うんだ! いや違うんです! 誤解なんです!」
フローラ「ヘンリーさんから全部聞きましたよ?」
主人公「チクショウあいつホモと思われたこと実はめっちゃ怒ってるな!?」
フローラ「私はもっと怒ってるんですよ?」ニコニコ
主人公「やめて! 怒ってるならその笑顔やめて! 逆に怖い!」
フローラ「そういうわけで、あなたのぼうけんのしょをちゃんと私で上書きしておきましょうね♪」
主人公「ヒッ」
フローラ「一年365日、10年で3650日、あなたの事だから一日最低でも10回として、
私以外の人の事を考えて出した回数が、36500回ですわね♪」
主人公「いや! 流石にあの時にそんな元気なかったから!
毎日とかムリだったから! もっとずっと少なかったから!
やめてください死んでしまいます!
ちょ、聞いて! 無視して無言で近づいてこないで!? イヤ! イヤァァァ!」
アアアアアアアアアアアアア!
おしまい
最後まで読んでいただきありがとうございました
一作目を書いた時にはまさかここまで書くことになるとは思いませんでしたが、
大好きなゲームのSSを書くというのは想像以上に楽しいものでした
こんなお話でしたが楽しんでいただけたのなら幸いです、では
面白かったし読みやすかった
また何か書いてくれや乙
乙
レックスの方早う
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