【アイマス 】P「貴音と響にもpixivの漫画を教える」 (33)

一応
P「pixivの漫画を紹介したら…」
P「pixivの漫画を真美にも教えたら…」
の続編になっています。
そっちを先に読んでもらうと後半のストーリーがよくわかるかもしれません。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1569767148

P「ふんふ、ふんふふ~ん♪」

ガチャッ

響「プロデューサー!」ガバッ

P「うわっ!?どうしたんだよ、響!?」

響「亜美真美と春香と雪歩にだけ何を教えたのさ!」ガシッ

P「え?」

響「ズルいぞ!ズルいぞ!自分も教えてほしいぞ!」ブンブンブン

P「うわっ!?ちょっ…ひび!?揺らすなって!?」

貴音「あなた様、響はぴくしぶなるもののを教えてほしいそうです」

P「あぁ、pixivか…」

響「自分にもぴったりな漫画教えてほしいぞー!」

P「わかったよ、お安い御用だ…で、貴音はどうする?」

貴音「恥ずかしながら、私も…」

P「オッケー、ちなみにどんな作品が好みだ?」

響「うーん…そうだなぁ、自分はライトノベルが好きだからラノベの二次創作なんてあればなぁ…なんて…」

貴音「私はぐるめ漫画を所望いたします」

響「とは言え、そう簡単にあるわけ…」

P「あるぞ」

響「えぇ!?あるの!?」

P「響、西尾維新は好きか?」

響「好きだぞ。物語シリーズとか出してる人だよね?」

P「あぁ、そうだ。ちょうどその物語シリーズの二次創作がある」

響「えぇ!?ちょ、ちょっと待つさー!そりゃ西尾維新の作品は小説だぞ!?どうやって漫画にするんだ?」

P「アニメでビジュアルは出てるんだ。それをもとに絵を描くこともできる…しかし今回紹介するのは漫画形式ではなく、小説作品だ」

貴音「なんと!?ぴくしぶとは、絵だけではなく、文字も投稿できるのですか!?」

P「あぁ、単純なオリジナル小説なら他にもたくさん投稿するサイトがあるし、pixivはお絵描きサイトを名乗っているからあまり知られてはいないな。だが二次創作の小説なんかはpixivにかなりの数がある」

貴音「なるほど…」

響「それで!それで!?自分にはどんな作品を教えてくれるの!?」

P「響にオススメするのはこれだ」


https://www.pixiv.net/novel/series/480215

貴音「はて…『阿良々木Pシリーズ』とはなんでしょう?」

P「阿良々木暦…響が読んでいる物語シリーズの主人公の名前だ」

貴音「その方の名前にPがついていると言うことは…」

P「あぁ、その阿良々木くんがプロデューサーとして765プロで働いたらというストーリーだ」

響「す、凄い…西尾維新の文体を完璧に再現している…」

P「異世界転生モノなんかは『自分もこんな世界に行ってみたい』という気持ちが読み進める楽しみになる。本来の楽しみ方は765プロのファン、西尾維新のファン、あるいはその両方のファンがコラボを楽しむというものだが…」

貴音「実際に765プロのアイドルである響ならば、この世界により没入できる…ということでしょうか?」

P「そういうことだ」

響「凄い!凄いぞ!自分がメインのお話もちゃんとある!」

貴音「物語しりーずとやらは存じませんが、我々の話し方に不自然なところはありませんね…」

P「コラボモノの難しいところはそこだな。コラボさせる両方の作品を深く理解していなければかくことができない」

響「この序盤にある完全にいらない変態的な流れなんて正しく物語シリーズだぞ!」

P「言い方!」

貴音「面妖な…」

響「しかし、自分のことを765プロいじめて楽しいランキング2位だなんて…失礼だぞ!」

P「あぁ、響は文句なしの一位だよ」

響「うぎゃー!?そうじゃないぞ!」

貴音「して、私へのオススメは?」

P「あぁ、貴音にオススメなのはこれだよ」


https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=76145696

貴音「こ、これは…」

響「『もみじ真魚』?」

P「代表作は『一緒にご飯食べたい』だ。どこにでもいそうな夫婦がただただ美味そうに飯を食う。それだけのお話だ」

貴音「ふむ…なんと…ほぉ…」ジュルリ

響「面白いのかそれ?」

P「それは…実際に読んだ貴音に聞いてみるか?」

貴音「はい、料理とは視覚、味覚、嗅覚、触覚(食感)、聴覚と五感を全て使って楽しむものです!」ダラダラ

響「そ、そうなのか?」

P「ヨダレは拭いてくれ」

貴音「私、ぐるめ漫画は好んで読んでおりました。ですが、漫画にすると言うことは視覚以外の全ての感覚を奪われる…だからこそ、読んだだけでは物足りない…今まではそう思っていました…」ゴシゴシ

響「凄い勢いでヨダレを…」

貴音「しかし!この作品は違いました!」クワッダラッ

P「目を見開いてるところ悪いけど、ヨダレ止まってないぞ」

貴音「色の塗り方でしょうか?絵に関しては不勉強故わかりませんが、視覚だけで楽しませる術をこのお方は持っております!」ドバドバ

響「ダムが決壊したみたいになってるぞ…」

P「しっかりしろ!アイドルだろ!」

貴音「はっ!?わ、私は一体何を…?」

響「我を忘れすぎだぞ…」

P「全く…」

響「それじゃあね、プロデューサー!教えてくれてありがとう!そろそろ仕事だから行ってくるぞ!」

P「おー、頑張ってなー」

バタン

貴音 モジモジ

P「ん?貴音は行かないのか?」

貴音「え、えぇ…私この後はおふになっております…」

P「そうか、家まで送ろうか?」

貴音「いえ…その代わり…その…」

P「ん?どうしたんだ?」

貴音「もう一つほど、あなた様におすすめを教えていただきたく…」

P「えっ!?そっか…困ったなぁ…グルメ漫画はもう…」

貴音「いえ、そうではなく…その…」

P「どうした?貴音にしては珍しく煮え切らないな」

貴音「…き…の…」

P「ん?」

貴音「ひ、響の可愛らしい絵などは無いのでしょうか!?」

P「えっ、ちょっ、貴音…そういうのは…」

貴音「ち、違います!こう…破廉恥なのではなく…あくまでも…響の可愛らしいところを…」

P「うーん…なんだろう…セーフなのか、これ?」

貴音「先程響に紹介したような、我々をもちーふにした作品も多いと聞きます。響の可愛らしい絵はないのでしょうか?」

P(まぁ貴音のことだから、本当に響の可愛い絵が見たいだけだろうな)

貴音「もしも、あなた様に聞いてわからなければ、同じくぴくしぶの使い手である小鳥嬢に聞こうかと…」

P「それはやめろ!」

貴音「は、はい…」

P(あの人の使い方は完全にR-18だからなぁ…)

P「よし、わかったそういうことならこの人はどうだろう?」

https://www.pixiv.net/member.php?id=473740

貴音「ひーりんぐ殿…ですか?」

P「今回ばかりは貴音の発音で合っている。ひーりんぐさんだ」

貴音「それでは早速…こ、これは…」

P「どうだ、凄いだろう?この人の作品は響を描いていないものを探す方が難しい。『響に定評のあるひーりんぐ』とも呼ばれている」

貴音「このぺえじの泣き顔など…ぐっと胸に熱いものが込み上げて参ります…」

P(大丈夫かな…?片足突っ込んでないか?)

貴音「あなた様…ありがとうございます!ありがとうございます!」ブンブン

P「痛い!痛い!痛い!そこまで感謝することでもないし!」

貴音「…ふぅ」

P(本当に大丈夫かな?)

数日後

小鳥「やっと減給期間が終わりましたー!」

亜美「良かったね、ピヨちゃん」

真美「良かったですね、音無さん」

小鳥「いやぁぁぁぁぁあ!?敬語をやめてぇぇぇえ!?」

※真美は前回の件を引きずっています…

亜美「こればっかりは…」

真美「どうしたんですか?早く仕事してください、音無さん」

小鳥「いやぁぁぁぁぁあ!?軽蔑の視線がぁぁぁぁあ!?」(正直興奮するぅぅう)

亜美(正直興奮するとか思ってそうだなぁ…)

真美「…なーんてね」

小鳥「へ?」

真美「真美、もう怒ってないよ」

小鳥「ほ、本当に?」

真美「うん、そりゃ、最初はちょっと…びっくりしたけどさ…」

亜美(いやいや、顔真っ赤っかにして泣いてたよね?)

真美「世の中には…そ、そういうものもあるってわかってるし…」

亜美(あの時の真美可愛かったなぁ…ちょっとピヨちゃんの気持ちわかったくらいだし)

小鳥「ま、真美ちゃん…許してくれるの?」

真美「当たり前っしょ?…でももうあんなの見せないでね?」

小鳥「も、もちろん!約束するわ!」

亜美(今度いたずらで見せたら怒るかな?)

ガチャ

貴音「おはようございます」

響「おっはよー!お、3人ともどうしたんだ?」

亜美「何でもないよ、ちょっとこの間の話してただけ」

貴音「この間というと、ぴくしぶのことでしょうか?」

真美「うん、そういえばお姫ちんたちも教えてもらったんだよね?」

貴音「えぇ、おかげで楽しい毎日を送っております」

響「そうだな!無料でこんなに読めるなんて凄いよね!」

貴音「えぇ、ですから作り手の方々への感謝を忘れてはなりません…」

亜美「うあうあー!?お姫ちんの話が難しい方向に行きそうだYO!?」

アハハハハ

小鳥(ふぅ、何はともあれ、これでいつも通りね…)

貴音「失礼、小鳥嬢…」ヒソッ

小鳥「?どうしたの?貴音ちゃん?」

貴音「声を絞って…実は私、プロデューサー殿に『響の可愛い絵』を教えていただいたのです…」

小鳥「え!?」

小鳥(響ちゃんの可愛い絵…『可愛い』ってそういうことをされてる時の絵よね…ってダメダメ!)

小鳥「へ、へぇ~、そうなんだぁ…」

小鳥(この間、それで失敗したばかりじゃない…違うわ、貴音ちゃんはただただ『可愛い』絵を見ているのよ…)

貴音「恥ずかしい話…私、可愛い響の絵に目がなく…我を忘れて見てしまう時すらあるのですが…」

小鳥(えぇぇぇえ!?こ、これは…いや、でも…)

貴音「小鳥嬢もぴくしぶには詳しいと聞きます。他にオススメがあれば教えていただきたいのですが…」

小鳥「うーん…」

小鳥(貴音ちゃんは今18歳…学生じゃないから数え年なら19歳…R-18には引っかかっていない…それなら!)

小鳥「わかったわ、貴音ちゃん。でもこれだけ教えてちょうだい」

貴音「はて?なんでしょう?」

小鳥「貴音ちゃんは…その…響ちゃんの『可愛い』絵を見て、興奮する(性的な意味で)?」

貴音「えぇ、とても興奮いたします(愛らしいという意味で)」

小鳥「わかったわ、私のオススメはこれよ!」スッ

貴音「な、なんと…!?」

小鳥「やっぱり私の中で響ちゃんは受け、それも圧倒的な受けね。誰が相手でも良さが引き立つけれど、やっぱり相手は貴音ちゃんかな…」ペラペラ

貴音「こ、小鳥嬢…これは…だ、男性の…」

小鳥「え?うん、そうね。響ちゃんの場合は本来責め側になれる要素であるふた○り化も、ただただ弱点を増やすだけの総受け具合よ。それにしても響ちゃんって本当に首輪が似合うわぁ~」ペラペラ

貴音「…てぃ…」

小鳥「それでね、他にも複数人から責められたり、目隠しでお尻を…」ペラペラ

貴音「ぎるてぃ!」

小鳥「え?」

響「おーい、2人ともコソコソ何して…って、うぇぇえ!?」

亜美「ひ、ひびきんが…裸で…」

真美「…最低」ボソッ

小鳥「ち、違うの!(性的に)こ、興奮する響ちゃんって言ったらこれくらいしか…」

貴音「私は『可愛らしくて』興奮すると…」

小鳥「そ、そんなぁ…」

その後、小鳥さんは半年の減俸。響には怯えられ、貴音からは軽蔑の眼差しで見つめられ、真美からはしばらく無視されたらしい…

P「いや、貴音も正直どうなんだ?」

終わり

因みに小鳥さんが貴音に見せたのはこれです
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=39835513
(リンク先はR-18なので注意してね)

本当にえっちな大人はダメですね

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