【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 2巡目 (1000)
安価とコンマでハーピーが世界を巡ります。
亀更新。行き当たりばったりですが、宜しくお願いします
連投禁止。決まったコンマや安価に文句は言わない。場合によっては安価方法を変更します。ルールも増えます。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1586270665
立て乙
盾乙
こういうので自分の好きな奴だけ選んでさっさと打ち切る末尾O何なんだよ
ただでさえ募集したキャラ全員登場する可能性低いのにその機会さえつぶす自己中野郎め
犯罪者のハーピーと優しい悪魔のお姉さんが旅をしてます。それだけです。
過去スレ
【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1585048039/)
たておつ
校長のハードルが上がって辛い。
キャラ紹介とか書こうと思いましたが、何も思いつきませんでした。
>>4
すまん
早く魔法学校の展開が見たいからって終わらせてしまった
本編やっていきます。
ケンカしないで、優しくやりましょう。
※
――――
――
―
~船内・貨物室~
コンマ50以下でギリセーフ! セーフ!
コンマ25以下で…………。
コンマ直下
あ
はい
校長はきっと隕石振らせるくらい朝飯前だぜちげぇねぇ
同じコンマじゃないか……。
※
コンマ98 成功
ベルフェ「お、戻ってきた」
貨物室に戻ると、ベルフェは荷物を背もたれにして胡坐を掻いていた。
ワイズ「ただいま、なにやってたの?」
ベルフェ「荷物漁ってた。けどよー、どいつもこいつも似たような物しか持ってなくて飽きちまった」
ワイズ「……」
深く突っ込むとやられそうなので、深く突っ込まない。
何する?
1 ベルフェと話す。
2 ベルフェ「それはそれとして、こんなのあったんだけど!」
3 ちょっと様子見に来ただけだから……戻るね
4 その他(自由安価)
安価下3
1
2
2
ベルフェ「んま、それはそれとして! こんなの見つけちゃいました!」
ワイズ「結局何か盗んだんだ……」
まぁ、なんとなく予想はできていた。
僕の知っている悪魔は、面白そうだったら自分のものにするタイプだ。
ベルフェ「何だと思う? 何だと思う? 少年?」
結果は?
コンマが高いほどなんかすごいもの
コンマ直下
あ
コンマ78くらいの、結構すごいもの。
安価下3まで、その後多数決
銀貨詰まった袋
魔王の腕
死にかけのショコラ
封印されし指輪
高級な酒
1 銀貨詰まった袋
2 封印されし指輪
3 高級な酒
先に二つとったものを採用します
1
1
1
ワイズ「さ、さぁ」
ベルフェ「おいおいノリが悪いぞ少年? 正解は――じゃーん!」
背中に隠していたその袋をベルフェは見せびらかす。
ジャラジャラと、金属がぶつかる音がする。
ワイズ「……何それ」
ベルフェ「銀貨」
ワイズ「は?」
…………。
ワイズ「が、ガチの盗みじゃん!?」
ベルフェ「盗みにガチもガチじゃないもあるか! こんな雑に金を置いとくほうが悪い、肌身離さず持っとくのが普通だろ?」
ワイズ「ま、まぁ。それは確かに――いやいやいや! それでも盗みは――」
ベルフェ「幾ら入ってんのかなぁー?」
全く話を聞かず、その袋の中身を確認し始めた。
結果は?
コンマ二桁+10の枚数ゲット。
コンマ直下
100
ワイズ殿がどんどん悪の道に……
勇者だって人の家入って物盗むし…
67+10=77
ベルフェ「――――おっ! 七十七枚とはなんか運が良いな!」
ワイズ「良くない! 全然良くない!」
ベルフェ「へっへっへ、この銀貨はベルフェ様とお前の費用の足しにしちゃいましょうぜ」
ワイズ「なんだよその三下キャラ! 兎に角、その銀貨を戻して――」
ベルフェ「じゃあしょうがない。七十七枚の銀貨の代わりに、七十七人のお前の命を――」
ワイズ「へっへっへ、こんだけあれば何でも買い放題ですね! 姉貴!」
屈した。
あれ、sage進行?
ワイズ酔い
68以下でギリセーフ。34以下でとろろ。
ベルフェ酔い
50以下であっぶね。25以下でもんじゃ焼き
ワイズコンマ直下
ベルフェコンマ下2
べろへろん
せふせふ
よい
なんかsagaになってなかった……。
※
ワイズ97 セーフ
ベルフェ99 セーフ
ベルフェ「いやはや、ワイズも随分と悪い面構えになったな」
ワイズ「な、なってないし! 悪くないし僕!」
脱走以外の罪犯してないし! それだけだし!
ベルフェ「てかさ、私のこの漁る行為に目をつぶってる時点でアウト――」
ワイズ「そ、そろそろ魔国かなぁ!?」
そろそろ、船から下りないとなぁ!
何する?
1 船内探索
2 犯罪者の血が騒ぐぜ
3 その他(自由安価)
安価下3
1
1
1
上がれ!!!!!!! 安価とってたらこの下で!
どこに行く?
1 船上
2 食事処
安価下3
1
1
1
あ、食事してた人は移動しないでいるのか…
しかし酔わないな
これは逆に強い
――――
――
―
~船上~
ワイズ「お、おおおおおおお……!」
階段を上がり、外に向かうと。船の先頭の方に出た。
潮風が、変な感じだ。
ワイズ「す、っげー……!」
カモメとかいるのかな! イルカとかクジラとか!
駆け足で落ちないように立てられている柵に向かい、身を乗り出して辺りを見る。
当然のように、一面海だった。
ワイズ「…………!」
すっごい興奮した! 海だ!
誰と話す?
1 …………ふっ
2 …………うた
3 …………のじゃ
安価下3
3
1
2
2
じゃあ今日はこれで終わりにしたいと思います。皆さんお疲れさまでした!
酔い判定に失敗したらその分時間を消費する予定だったのに、みんな三半規管が強いですね!
また、魔法使い育成学校の名前を募集します! タイミングがなかったので! 今しかないです!
【学校名】
○○
こんな感じでレスしてくれると嬉しいです! わかりやすい!
あと、校長先生もハードル上げすぎたら募集するしますからね!? 作り直してるけどよく分かんなくなっちゃったし!
乙
3人誰かわからぬ
乙でした
【学校名】
ヴェルヴァディオ
乙乙
【学校名】
ゾディアス
乙。
【学校名】
ミスカトニック
おつ
まだ船内でよかった
おつおつ
3番目はのじゃって言ってるし自分の投稿したツクヨミだろうか
他に老人口調設定の子いたっけ?
【学校名】
セントリリエル
乙
【学校名】
アカデミア
乙
【学校名】
マジカルコウチョウランド
【校長のチート能力】
校長の像が破壊されない限りMP無限回復
・・・?
おつでした
【学校名】
マナビスポリタン
おつ
【学校名】
ベツレヘム大魔導学院
乙です
【学校名】
ホグワルツ魔法学院
【学校名】
ミストルティン魔法学園
【校長の伝説】
勇者のパーティの一人であり共に魔王を討伐した生ける伝説
別に上がったハードルに従う必要もないのよ校長
え、校長関連は募集されてないよね
>>72 校長関連は募集していません。大丈夫です。
まぁ、とりあえず学校名はこれで閉め切ろうと思います。ありがとうございましたー。
こんばんは。えー、おそらく日付が変わる時間くらいからやっていきたいと思いますが。多分遅れます。
学校名ですが、自分が気に入った中から決めたいと思っています。厳正なる審査の結果です。
1 ヴェルヴァディオ魔法学校
2 ベツレヘム大魔導学院
3 マジカルコウチョウランド
この三つから選びます!!!!!!!!! 安価はまだな!!!!
マジカルコウチョウランドいいのかよwww
まあ選ばれないやろ
>>75 夜中に何か爆笑しちゃったし……
大丈夫だとは思うけど
安価は単発じゃなくて複数票制にした方がいいと思うな
万一3が選ばれてしまったら荒れるぞこれ
選ばれたら>>1が困るのでは…?
すぐ投票埋まるとは思うけど日付が変わるとIDも変わるから、日付変わる前に投票終わらせるか日付変わった後に投票開始した方がいいかも
コウチョウランドでもええんでね?
別にコウチョウランドでも荒れやせんじゃろ
どこにでも無自覚煽りマンというか自分の気に入らない選択を雑談を装って潰していくやつ湧くな
マジカルコウチョウ荒れるの……? 自分は別に困んないですけど……。
取り合えず、投票は日付変わってからにします。それくらいにやるって言いましたし。
イッチも段々イラついてきてるな
落ち着け
シリアスになるかどうかはわからんけど
変な名前つけると雰囲気とかぶち壊されるから一時のテンションで候補入れとくのはやめとけ
はいでは時間となりましたので、投票やっていきまーす。
1 ヴェルヴァディオ魔法学校
2 ベツレヘム大魔導学院
3 マジカルコウチョウランド
この三つから選びます。何が選ばれても文句は言わない、怒んない。
では、やってきます。
先に三つとったものを採用します。
3
1
1
1
結果 ヴェルヴァディオ魔法学校
では、学校の名前が決まったので。本編をちょっとだけやっていきたいと思います。
ワイズ「…………ん?」
海に目をキラキラと輝かせていると、どこからか――楽器の音が聴こえてくる。
……ハープ?
ワイズ「こっち、かな」
ハープの音が聞こえてくるほうに足を運ぶと、そこで一人の女性が小さいハープを奏でていた。
ハープではなく、竪琴だった。
「…………」
……吟遊詩人というのだろうか。
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
歌……詩? +5
こんま
ギリ友人
アーティ71「私は吟遊詩人ですから」
「……ん」
ジーっと演奏を聴いているワイズに気付いたのか、少し目を開いてこちらを見てきた。
ワイズ「あ、すみません。ちょっと聞き入っちゃって」
「いえ、私のような職業の人物からしたら嬉しい限りですよ」
そう言って、彼女はポロロンと竪琴を鳴らす。
……うん、なんか気持ちがいい。
アーティ「私は大陸を旅する吟遊詩人、アーティと申します。ええ、貴方は?」
ワイズ「僕はワイズ! へぇ、吟遊詩人……」
アーティ「と言っても、まだまだですけどね」
何話す?
自由安価下2までのもの
今までどの国を巡ってきたの?
なんでこの船に乗っているのか
今までどの国を巡ってきたの?
ワイズ「ねぇ、アーティさんは今までどの国を巡ってきたの?」
アーティ「そうですねぇ……闇国以外の国には行きましたよ」
ワイズ「あれ、闇国には行ったことがないんだ」
アーティ「いずれは行ってみたいと思うんですけどね。中々行く機会にも恵まれませんし……怖い噂も聞きますし」
ワイズ「た、例えば?」
アーティ「一日に三回ほどランダムに爆弾が投下されるとか」
ワイズ「え」
アーティ「けたたましく音を響き渡させる乗り物に乗った集団が民家に突っ込んでくるとか。魔人と呼ばれる者たちが気まぐれに人を殺しに回るとか」
ワイズ「…………」
アーティ「聞いたことありませんか? 結構有名だと思うんですけど」
ワイズ「は、ははははは……」
なんでこの船に乗っているのか
ワイズ「なんでこの船に乗っているの?」
アーティ「ああ、それは勿論。魔国に行くためですけど……ワイズさんは違うんですか?」
ワイズ「い、いや。魔国に行くためなのはそうなんだけど。ほら、学校に行くためとか、友人に会うためとか……理由が訊きたいというか」
アーティ「簡単ですよ。私は吟遊詩人ですから、詩を語り琴を奏でる為に、魔国に行くんですよ」
ワイズ「そ、そうなんですか……」
アーティ「ふふ、私の琴の音色は良かったですか?」
ワイズ「へ? ……え、ああ。それは、すっごく」
アーティ「だったら、三回目の魔国もきっと素敵な旅になりますね……貴方の、ワイズさんの旅も素敵な旅になるよう。願っていますよ」
アーティの好感度が2上がった(73)
コンマ一桁。
コンマ9以上で。腹黒冷や汗。
コンマ直下
ひやひや
コンマ5 成功
続いて最後のゲロコンマ
ワイズ酔い
68以下でギリセーフ。34以下でとろろ。
ベルフェ酔い
50以下であっぶね。25以下でもんじゃ焼き
ワイズコンマ直下
ベルフェコンマ下2
よ
a
ワイズ82 セーフ
ベルフェ30 あっぶね
アーティ「おや、そろそろ魔国に着くようだね」
柵のほうに歩いていき、アーティは船の進行方向先を見つめる。
ワイズ「ほんと!?」
それに釣られて、ワイズも柵から身を乗り出して先を見る。
魔国の港が、見えてきた。
アーティ「魔国に行ったらおそらく会う機会は――いえ、どんな人間どんな種族とも再開する可能性があるのが旅ですから。魔国で会ったら、また宜しくお願いしますね」
ワイズ「うん! 魔国でばったり会ったら!」
アーティ「ふふ、驚くほど元気ですね……貴方は」
――――
――
―
~魔国・港町~
ワイズ「……ベルフェ、顔色悪いけど大丈夫?」
ベルフェ「ギリセーフ、ギリセーフ…………」
また荷物と一緒に船を降りる。
荷物を漁ってウハウハしていた勢いは何だったのか、ベルフェは顔を青くしてフラフラしていた。
……もんじゃ焼きの危険性は、取り合えずなさそうだ。
ワイズ「え、えーっと。じゃあ! 新しい国での旅にカンパーイ……ぃ?」
ベルフェ「あの、ちょっとどっかで水貰ってくんない……?」
ワイズ「あ、うん」
弱っているベルフェが珍しかったのか、なんか。素直に従ってしまった。
命の危険性がない命令だった。
では、今回はこれで終わりにしたいと思います。お疲れさまでした。
魔国編です。のんびりやっていきましょう。
乙乙
魔国編期待
おつ
おつおつ
乙のんびりバーーーローー年として一年間くらい滞在するのかな
乙でした
新 一ェ…
おつ
すんません、クッソ眠いのでちょっとやってすぐ寝ます。そのため予告もなしです。
ベルフェ「あー…………生き返る」
近くのレストランで貰ってきたコップの水を、ベルフェはごくごくと飲み干す。
まさか魔国最初のイベントが水の入ったコップを悪魔に手渡す、だなんて先ほどまでの僕は考えもしていなかっただろう。
というか、レストランに入って何も頼まずコップの水だけ貰ってくるだなんて、かなり勇気がいる行動だと思うし、店員のお姉さんもよく提供したなと思う。
話術か、さすが話術なのか?
ベルフェ「ん、あんがとな少年……あー」
空になったコップを返しながら、反対の手の甲で口を拭う。
ワイズ「じゃ、ベルフェが落ち着いたら行こうか?」
ベルフェ「ほほう、ワイズがこの私をいっちょ前に心配だなんて、烏滸がましいにも程があるな?」
ワイズ「いやいやいやいや」
ちょっとは落ち着いたのかもしれないが、まだまだ顔が青い。
そんな状態で凄まれても、正直あんまり怖くない。
ワイズ「んじゃ、コップ返してくるから。じっとしててよ? 安静にしててよ?」
ベルフェ「……うーい」
――――
――
―
ベルフェ「ふっかーつ!」
港に大体あって海の男が片足を置いたりするあの出っ張りに意気揚々と足を置いて、ベルフェはそう宣言した。
ベルフェ「言っておくが、あんな醜態を晒したのは久しぶりに船に乗ったからであってだな……分かるか?」
ワイズ「あ、はい」
凄味が復活していた。
逆らってはいけない。うんうん。
ベルフェ「ならばよし。ええじゃあ、さっそく神の身体を探しに行くわけだが……」
ワイズ「確か学校の校長先生が持ってるんだよね?」
ベルフェ「おう。ヴェルヴァディオ魔法学校の創立者にして校長先生。アンブローズ・ヴェールド、そいつが確かに持っているはずだ」
これでも情報屋だからな。と、ベルフェは付け足して言った。
ワイズ「じゃあ、行き先はそのヴェルヴァディオ魔法学校だね!」
ベルフェ「おそらく馬車が出てるはずだからそれに乗って行こう――まぁ、別に飛んで行ってもいいが。疲れるしな」
ワイズ「あー」
それは、分かる。
何する?
1 学校に行こう!
2 ええい、まずは情報収集。
3 港町も探索しなくちゃ
4 ……変装とか、どうですか
5 その他(自由安価)
安価下3
2
1
1
港町の入り口のほうを見ると、何台かの馬車が停まっていた。
ワイズ「あれ、かな?」
ベルフェ「まぁ、こっから馬車で行く場所と言ったら学校以外ないだろうしな」
ワイズ「じゃあ行っちゃう前に早く――」
ベルフェ「おいおい、その腕の翼は何のためにあると思ってんだ?」
ワイズ「…………えー」
どうする?
1 馬車乗ってこう!
2 飛んでこう!
安価下3
1
1
1
2
ワイズ「せっかくだし乗って行こうよ!」
馬車とか乗ったことないし! 正直楽しみだし!
うきうきしている自分と違って、ベルフェはあまり乗り気ではなかった。
ベルフェ「……ま、大丈夫か。さーて、酔い止めなんて甘えは許さないぞー」
ワイズ「あ」
……不味いかもしれない。
乗り気じゃなかったのは、これのことか。
馬に乗った男性に銀貨を一枚渡して、ベルフェと共に馬車に乗り込む。
ちゃんとお金を払って乗ったのだから、何もやましくはない。決して、決して。
ワイズ「……あ」
馬車という形式上、やはり自分たちの他にも乗客が居た。
誰が居た?
1 金色おでこ
2 †
3 攻撃が下がって素早さが上がりそうな性格の獣
4 馬鹿は嫌いです
5 好感度判定はありません
安価下3
5 どれが誰か気になるな
5
3
4
おくびょうなせいかく
ベルフェが乗り込んだのを確認して、馬車は進み始めた。
ワイズ「あ、どうも。失礼します」
「ひゃ、ひゃい」
……背が高い女性が、馬車の隅で縮こまりながらそう答える……噛みながら。
青みがかった銀の長髪が、とても綺麗だ。
「……うぅ」
返事をするときに噛んでしまったことが恥ずかしかったのか、その女性じゃ顔を赤く染めている。
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
ん
サニャ55「……悪い人では、ないのかな」
ワイズ「えーっと、貴女も学校に?」
「は、はい。魔法学校で、魔法を勉強しようかと、思いまして」
ワイズ「あ、そうなんだ」
まぁ、それ以外に学校に行く理由なんてないと思う。
僕は例外だが。
ベルフェ「…………」
ワイズ「ん?」
なんか静かだなぁと思い、ベルフェのほうを見ると。こちらに背を向けてじーっと外を見ていた。
……そこまで酔いが怖いのか。それとも余程屈辱だったのか。わからないが。
ワイズ「あ、ごめんね。僕はワイズ、貴女は?」
サニャ「わ、私はサニャと申します……えっと、宜しくお願いします……」
何話す?
安価直下
学校の入学って試験は厳しいのかな?
魔法学校についての詳細を聞いてみる
学校の入学って試験は厳しいのかな?
ワイズ「えーっと学校の入学試験って厳しいのかな?」
サニャ「え……?」
ワイズ「い、いや! ほらさ、僕魔法とかあまり得意じゃないというか……ま、まず! 魔法を使ったことがないというか!」
サニャ「そ、その……」
ワイズ「だからこんな僕でも無事に入学できるか不安で不安で――」
サニャ「あ、あの!」
ワイズ「はい!?」
サニャ「…………ヴェルヴァディオ魔法学校に入学するのに、試験はありませんよ?」
ワイズ「……え」
サニャ「校長先生の理念として。魔法に対する意欲や興味がある者であったら、どんな人物でも勉強をする権利があるはずだと……言うのが、ありまして」
ワイズ「へ、へぇー。そう、なんだ」
サニャ「もしかして、知らないで魔法学校に行こうと?」
ワイズ「も、勿論知ってたよ――そこの悪魔! 笑うなぁ!」
ベルフェ「くっくっく………ぷっ」
サニャの好感度が3上がりました(58)
じゃあ今日はこれで終わりにします。お疲れさまでした。
>>125とかで誰と会うか選ぶときかなり遊んでいるのは。誰か分からないほうがランダムになって良いだろうというあれです。
うざかったら言ってください。わかりやすくします。
いや、良いと思う。乙
誰か気になるのもまた楽しい
乙
わかりにくい方が推理できて楽しい
このままの>>1でいて
おつでした
乙です
まぁ、なんか思いつかなかったら普通にやるんですけどね。
明日は早くやりたいなぁって思ったりしてます。
おつ
乙乙
こんばんは、21時半程からやっていきたいと思います。
また、開始前にコンマ降りたいと思います。スムーズスムーズ。
コンマ一桁 9以上でベルフェが気づかれちゃう
ワイズ酔い 68以下でおえ。34以下でおえぇえええええ……。
ベルフェ酔い 50以下でもんじゃ。25以下でもんじゃああああ……。
気づかれコンマ直下
ワイズコンマ下2
ベルフェコンマ下3
期待機
あ
あ
コンマ2 セーフ!
コンマ39 酔わない
コンマ66 酔わない
今思った、これ以下で酔うじゃなくて以上で酔うってしないとダメじゃん。
酔いにくいのも当たり前だわ。
次から、次から直しておきます。
無慈悲なレギュレーションチェンジが二人を襲う!
>>152 しょうがないね。けど、暫くは乗り物に乗らないと思うし……大丈夫だな!
すみません、お風呂入るので遅れます。22時くらいには戻ってきます。
書いてたやつちょっとだけ投下。
――――
――
―
~ヴェルヴァディオ魔法学校~
地面に降りると、すぐさま馬車は踵を返して行ってしまった。
ワイズ「…………おお」
感嘆の声が漏れる。
今までに見たことがないような巨大な校門の先に、また巨大な城があった。
圧倒的に荘厳で。確定的に神々しい。
――そんな建物が、堂々と建てられていた。
サニャ「あれがヴェルヴァディオ魔法学校、ですか……」
パンフレットなどで見たことはありますけど、こうやって見るのは初めてです。と、サニャも呟いた。
ベルフェ「…………」
ワイズの隣で、ベルフェは何も言わずにその城……いや、学校を見つめていた。
なんとなく、悲しそうな顔だった。
ワイズ「ど、どうかした? ベルフェ――」
ベルフェ「なーんか、酔いやすくなった気がするなぁ」
ワイズ「あ、うん」
全然関係ないこと考えてた。
あー、なんか緊張してたけど落ち着いてきた。
と言うか、城だったら王国で嫌と言うほど見たわ。
確かに神々しいっちゃ、神々しいけど。それまでだな。うん。
ワイズ「えー……じゃあ、さっそく中に入ろっか――」
そうベルフェに言った瞬間、正門をくぐって誰かがこちらに向かってきた。
……この学校の、先生。だろうか?
誰だった?
1 箒飛行学
2 体育
3 魔法薬学
4 薬草学
5 魔道具作成学
6 非魔法戦闘学
7 魔法戦闘学
8 魔法基礎学
9 古代異種文字学
10 授業持ってない
コンマ一桁 直下
※
お風呂入ってきます
こーんま
乙
たんおつ
一旦乙
再開していきます。
※
コンマ1 箒飛行学
「あ! 新しい生徒さんだ!」
ワイズ「…………えーっと」
それは、少女だった。
僕よりちょっと背が低い少女が、走ってこちらにやってきた。
ワイズ「あの、もしかして僕たちと同じ生徒ですか――」
「はぁああああああああ!?」
ぷんすこと、地団駄を踏んで怒り出してしまった。
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
高
可愛い
緒言それでこの好感度はいいぞ~
リィ89「まぁ、分かってくれたら良いんだよ。うんうん」
「ひっどーい! リィのことを生徒だなんて! 皆して、皆してリィのことを子ども扱いして!」
リィは、リィは大人のレディーで魔法学校の先生なのに!
と、少女は言う。
……口の中からガリガリと、何かを噛み砕く音が聞こえてくる。
サニャ「す、すみませんリィ先生!」
ワイズ「え、え、え?」
リィ「むぅ、まぁ分かってくれればいいんだけど――そこの男の子! リィは先生だって分かった!?」
ワイズ「は、はい!」
リィ「ならよーし! これ以上ねちねち怒ったりするのは恥ずかしいからね! それに、リィは新しい生徒さんが増えてとっても嬉しいですよー!」
と、リィはサニャとワイズを見て言う。
チョロい、というか。とても優しい感じの少女――ではなく、先生だった。
リィ「…………ん?」
ベルフェ「…………」
リィは、そういえばこの人は何なんだろう? といった表情で。ワイズの隣でずっと黙っていたベルフェのほうを見る。
それに合わせて、ベルフェも目を逸らす。
リィ「…………」
ベルフェ「……な、何ですか?」
ワイズ「!?」
何だこの口調!?
んだよ、とか。なーにー? とか、何か崩した口調じゃなくて! 何ですか!?
丁寧だ!
リィ「……まさかとは思うけど。セブンスアビスのベルフェ?」
サニャ「へぇ!?」
セブンスアビスに反応したのか、ベルフェに反応したのかは分からないが。サニャの反応が大きく変わった。
ベルフェ「サブンスアビス? ベルフェ? 何ですかそれは、最近流行している言葉ですか? ちょっとよく分からない――」
リィ「えい」
その瞬間、リィの教師制服から何かが飛び出してきた。
――――ガチャン!
ワイズ「あ」
ベルフェの手首に、手錠が付けられた。
つみです
ベルフェの姐御…
そうだ、忘れてた。
ベルフェと言う存在がどういう存在かを、今さらになって思い出した!
悪魔だとか、優しいお姉さんだとか。そういう僕個人の感想の前に!
ベルフェは、ベルフェはセブンスアビスの一員で――!
リィ「まさか、こんなところに賞金首の犯罪者がいるとは! びっくりするなぁ、もう」
ワイズ「べ、ベルフェ!?」
ベルフェ「あーあーあーあーあー」
何も聞こえませんよと、遠回しに言われた気がする。
――大体、手錠なんて自慢の炎で溶かせば――!
リィ「おっと、その手錠が付けられている限り変なことはできないからね!」
ジェノム先生お手製の魔封じの手錠。
リィ「魔法なんて使えないよ? ああ、無理やり壊すっていう方法もあるけど、かーなーり頑丈だから無理かな?」
ベルフェ「…………はぁ」
ワイズ「え、え……え?」
もしかして。
もしかして……ここでもう、ベルフェとの旅はお終いなのか?
いや、いやいやいやいや!
何とかして、何とかして手錠を外すように説得したいが。何をどう説得すればいいのかが分からない!
僕、三回も殺されたし! 王城で何人も殺してるとこ見たし!
捕まって当然――いや、まぁ。そうなんだけど!
ワイズ「あ、あの!」
リィ「ん?」
なんかもう、よく分からないけど! とりあえず口を挿む。
ワイズ「その、その手錠を外したりって。出来ますか?」
リィ「ふぇ? まぁ、外したりはできるけど。今この場では絶対に外さないよ? 危険だし」
というか、よく君たち無事だったね? と、生徒のことが一番大事な先生は心配をするように訊いてくる。
ワイズ「せ、セブンスアビスじゃないと思います! この人は!」
リィ「何で?」
ワイズ「…………そ、そっくりさんかも!」
リィ「リィもこの悪魔をこの眼で見るのは初めてだけど、こんなに似てる人はいないと思うなぁ。それに、本当にそっくりさんだとしても、怪しいし」
ワイズ「それは……」
何も言い返せない。
当然だ、全て正論なのだから。
ワイズ「え、えーっと。えーっと……!」
まだ、何か。こう、何か!
手錠を、いや。無事にこの場を切り抜ける方法を――。
コンマ95以上で――?
可能性+10
コンマ直下
助けたい!
お前補正なしでクリアしてんじゃん……
ナイス
口八丁!
コンマがデれた!
ユウナちゃんと会ってからコンマつよつよ
サニャちゃんの時にもコンマがデレていれば(血涙)
むしろ何と言えばこの場を口で切り抜けられるのか
驚異的舌力
他人の為に動くときなら不運が反転する説
コンマ98 成功
……胸が、ちくりと痛む。
ワイズ「……た、確かに」
この人は、セブンスアビスの一人です!
リィ「へ?」
ワイズ「今までに何人も殺してて、何なら僕も殺されましたよ!」
真実は嘘に出来ない。本当のことなんだから、それはごまかせない。
ワイズ「けど――」
だったら。
――嘘を真実にしてしまえばいい。
ただの口八丁で、ただのへ理屈みたいなものだが――とりあえず、みっともなくても今この場を切り抜けたら――!
ワイズ「この人はそう、もう改心しているんですよ! 今までのやってしまった行いに心を痛めて、その罪から足を洗うために! この人は、この学校に! ヴェルヴァディオ魔法学校に来たんですよ!」
ベルフェ「は?」
リィ「へ?」
ベルフェが、何言ってんだこいつ。みたいな声を漏らしたが! もう勢いだ! 知らない知らない!
ワイズ「今まで殺してきた、摘んできた未来を生きる若者たち。その罪を償うとしたら、今度は未来を生きる若者たちの手助けをしよう! この人はそう思ったんですよ!」
リィ「へ、へぇ? と、言うか。何で君がこの人は改心したって分かるの?」
ワイズ「分かりますよ! じゃあ何でこの犯罪者は――僕やサニャ、それに馬車を操縦していた男の人を殺さなかったんですか!」
気まぐれに人殺すような悪魔が、なぜ僕たちを殺さないのか!
どうしてわざわざ空を飛ばず、お金を払って馬車に乗ったのか!
ワイズ「それは――改心したからに違いない!」
リィ「ん、んー……? いや、だったら普通に出頭したほうがリィは良いと思うけど」
ワイズ「普通に出頭……ええ、確かに牢屋に入ったほうが良いと僕も思います。けど! ベルフェにはそれが出来なかった!」
リィ「な、何で?」
ワイズ「――セブンスアビス」
ベルフェは前にこう言っていた。
セブンスアビスは、確かに賞金首集団でもあるが――その前に。
仲良しグループでもあると。
ワイズ「もし! 仲が良い友達の一人が牢屋に入ったら! 他のセブンスアビスはどうなりますか!」
リィ「え、えー――」
ワイズ「絶対に助けに来ますよ! 立ち塞がる障害をなぎ倒し、どんなものでもぶっ壊して!」
ワイズ「そんなベルフェを除いた六人が、同じ場所に集まったら! あたり一面焼け野原! それが容易に想像できたからこそ! 改心したベルフェは――何も言わず! ボランティアという形で! ここの雑用をするために! この学校に来たんですよ!」
馬車に乗る前にめちゃくちゃそう言っていましたよ! すっごい、仏みたいな顔で! この悪魔が! 清らかな心で!
セブンスアビスって一応そういう繋がりあったんだ・・・
ナンテウツクシイユウジョウナンダー
戯言遣いLv.1
ワイズ「…………と、言うわけなんですけど」
どうにか、なりませんか?
リィ「……え、えーっと」
目をぱちくりさせながら、先生は僕とベルフェを交互に見ている。
間違いない、ドン引きされている。
……と言うか、自分でも何言ってるか分かんなかった。
気まぐれに殺すなら、気まぐれに殺さなかったりするだろ。
大体、セブンスアビスにそんな助け合いの精神あるのか? そんな意識ある気がしないんだけど。
助けないで、爆笑してそうなんだけど。あいつ捕まってやんのーって。げらげら笑ってそうなんだけど。
……けど。僕が分からないように、先生もセブンスアビスの関係なんて分からないはずだ。
リィ「…………と、取り合えず」
困惑しながら、話を始める。
リィ「この賞金首は、こちらのほうで処理します――けど、その話が本当だというのなら。リィも少し考えます」
ワイズ「え」
ま、不味い! 声が漏れた!
リィ「どんな悪人にも、チャンスは必要だとリィは思いますし。校長先生なら――ああいや、これ以上は駄目ですね」
リィ「では、ええと。ここを真っすぐ行ったところの大聖堂でそろそろ入学式が始まるから参加してくださいね?」
リィは、この人を連れて行かなくちゃいけないので。
と、言って。先生は行ってしまった。
最後の最後まで、ベルフェは何も言わなかった。
ワイズ「…………」
こ、これは大丈夫なのだろうか? セーフ、セーフなのか?
……わ、分からないし。汗が、だらだらと噴き出してくる。
…………つ、疲れた。
通常スキルを覚えました
嘘から出した実[LvMAX]嘘を無理やり真実に変える口八丁。ノリと勢いでごり押す。
ちょっと休憩します。0時には戻ってきます。
>>182 いーちゃんは不味い。
乙
乙
本当にセブンスアビスに仲間意識はあるかもしれないないかもしれない
おつおつ
面白いことになった
一旦乙
一旦乙です
可能性は自力で掴む主人公の鑑
たんおつ
もしかしたら魔国編一番の報酬かもしれん
再開していきます。
※
サニャ「あの、えっと、その……」
中々話しかけられずにいたサニャが、声を掛けてくる。
サニャ「取り合えず、大聖堂に行きましょうか……入学式に遅れて参加は、恥ずかしいですし」
ワイズ「そ、そうだね。じゃあ行こうか……ふぅ」
サニャの後を追うように、僕も大聖堂に向かっていく。
…………。
あれ。
何かトントン拍子に入学することになったが。
僕は校長先生が持ってる神の身体が欲しいだけなんだけど?
入学したいわけじゃないんだけど?
……いや、こうなったらもう遅いかもしれない。
――――――――――――――――
――――――――
――――
――
―
「ええ、ではこれから皆さんを学生寮に案内したいと思います」
入学式は特に何事も、異変なく終わった。
爆発したりするんじゃないかと冷や冷やしたが、普通に終わった。
ワイズ「……あ」
入学式の最終は周りを見たりできなかったが、よく見ると見たことのある顔がちらほらある。
当然、サニャの顔もあった。
「寮は一二年生寮、三四年生寮と変更となり。一部屋に二人が生活する形となります」
コンマ8以上で、ちなみに異性混合です。
コンマ直下
a
a
言い忘れてましたが、コンマ一桁です。
※
コンマ7 失敗
「ええ、当然のように男女別となっており。男性が女性の寮に行った場合厳しい罰が待っているので、気を付けてください」
その逆も然りですが。と、付け足す。
「では、皆さんついて来てください」
ワイズ「…………」
ぞろぞろと子供のように、先生に付いて行く。
――――
――
―
~一二年男子寮~
寮の外観に特に言うことは無かった。
まぁ、普通の建物だった。ちょっと豪華な感じのアパートだった。
ワイズ「えーっと」
寮に入るときに先生から渡された紙の番号を見ながら、部屋に入る。
この部屋に、これから二年間を共にする生徒が――。
ワイズ「いやいやいや」
二年間もこの学校に入れるわけがない。神の身体を手に入れたら、他の国に行かなくちゃいけないんだ。
確かにゆっくりしたいが、僕も記憶を返してほしい。
ワイズ「……失礼しまーす」
と、そんなことを考えながら。自分の部屋に入る。
誰がルームメイトだった?
1 深淵より深く、暗黒よりも暗い。闇を闇と存在付け光を光であると否定する。我が獄炎は陰と陽を燃やし尽くす剣となる。
2 そんなことより太陽のほうが明るいよね。
3 一匹、二匹、三匹、四匹、五匹…………
先に三つとったものを採用します
3
3
3
2
結果 3
ワイズ「…………えっと」
ルームメイトを見つけたが、どうしたものかと考えてしまう。
「…………すぅ」
ルームメイトらしき男が、ぐっすりと。気持ちよさそうに花提灯までつけて。二段ベットの一段目で眠っていたからだ。
茶髪のパーマと羊のような角が、枕の上に乗っかっている。
ワイズ「……」
起こしたほうが良いのだろうか。
いや、しかし睡眠を妨げて怒鳴られるのも嫌だ。男は大体すぐに怒るものだ。
目の前で眠っている男も、ぱっと見怒ったりしなさそうな雰囲気を出しているが。みな外見と中身が一致するとは限らないものだ。
ワイズ「あ、あの。お、起きてくださーい……?」
まぁ、結局起こしたのだが。
肩を揺らしたりしないで、声を掛けるだけだが。
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
あ
あ
はい
好感度に関しては全体的に高いな
ゾラ94「これから仲よくしようねぇ、ワイズ君」
「んー…………?」
もう朝ぁ? と、男は目を擦りながら言った。
布団に隠れていて分からなかったが、すごくモフモフした感じのパジャマだった。
「……あれ、君はぁ?」
ワイズ「ぼ、僕は新入生のワイズ。と言います」
「ああ、新しく入ってきた子かぁ……じゃあ、君が新しいルームメイトかぁ」
ワイズ「そ、そうですね」
優しく話しかけてくれるのは嬉しいのだが、何か気持ちが悪い。
これはもう、自分の根っこが腐ってるから――いや、腐ってない。
だから男は嫌いなのだ。
ゼラ「じゃあ自己紹介しなくちゃね、僕は二年生のゼラ。見ての通り羊の獣人だよぉ」
ワイズ「ぼ、僕はワイズと言います。見ての通り――」
ゼラ「あ、男の子のハーピーってなんか珍しいねぇ。僕、女の子のハーピーしか見たことないや」
ワイズ「……」
苦手だ。
じゃあ今日はこれで終わりにしたいと思います。お疲れさまでした。
ルームメイトと険悪ムードにならなくて良かったです。マジで。
明日から魔法学校での授業を始めます。四年間しっかり頑張って立派な魔法使いになりましょう!!!!!!!!!!!!!
ワイズ「戯言だけどね」
乙でした
乙
傑作だな
おつー
乙
乙。
歌好きで+補正ありなら男嫌いで-補正があるかと思ってた。
乙乙
立派な魔法使いを目指そう
ベルフェ判定失敗してたらお別れだったんかな
ワイズくんもお尋ね者で顔が知れ渡るまでそう時間かからなさそう
こんばんは、今日は19時半くらいからやっていきたいと思っています。
>>215 それもそうですね。じゃあゾラ君の好感度-5しときます。
>>217 成功したから言うけど、失敗してもお別れしないです。そんな簡単に仲間になったやつ離脱させてたまるか!
ゼラ「じゃあ、僕はもうひと眠りするから。あ、これから宜しくねぇ」
ワイズ「え、あ、ちょっと――」
呼び止める前に。羊の少年は布団を肩まで被って眠りについてしまった。
今、瞼を閉じたばかりだというのに。もう気持ちよさそうな寝息が聞こえてくる。
ワイズ「……マジか」
マイペース、という言葉で片づけていいのだろうか。
ワイズ「……僕も、明日に向けて眠ったほうが良いかなぁ」
なんやかんや、勢いで入学してしまったが。生徒となったからには真面目に授業は受けるつもりだ。
……もし、この学校に僕が犯罪者であることが知られたら。それも叶わないかもしれないが。
どうする?
1 寮を探索しよう
2 外に出て、学校を探索してみよう。
3 正直眠いから、もう寝よう。
4 その他(自由安価)
安価下3
ksk
1
2
2
まぁ、しかし、なんだ。
ワイズ「学校って、一体全体どんな感じなんだろう……?」
城には入ったこともあるし、城のような建物に入ったこともあるが。このような学校に入ったの初めてだ。
ワイズ「やっぱり、こう。部活動とか、生徒会とか、そういうのがあるのかな……!」
目が、キラキラと輝き始めてくる。
心の底から、子供のようなわくわくが溢れ出てくる。
ワイズ「ちょ、ちょっと探索――ごほん。これから利用する学校について、よく知っておかないとな!」
――だれだ! ただ学校が楽しみで楽しみでしょうがないだけだろって言ったやつ! 出てこい!
どこに行く?
1 広場
2 アトリエ
3 職員室
4 保健室
5 図書室
安価下4
1
↓
ksk
4
即死ばかりでかからなさそう(偏見)
5
1
~図書室~
城のような学校の隣に建設されていた、小さな図書館に足を運ぶ。
ワイズ「……え」
――空間が歪んでいるように錯覚する。
外から見た図書館のサイズからでは、絶対に納まらないような巨大な本棚が一面に陳列してあった。
ワイズ「す、すげぇ」
……王国の図書館の、二倍は本がありそうだった。
誰に会った?
1 ちょっと怖い。いや本当に怖い。どうしよう。
2 スクルト
3 なると
安価下3
ksk
2
3
2
1
1
「……」
ワイズ「あの、ちょっといいですか?」
「へ?」
サニャよりも濃い青色の髪を持った彼女に、声を掛ける。
椅子の背もたれに隠れて良く分からなかったが、彼女は僧侶のようだ。
僧侶服を着ていて、僧侶じゃなかったら。それはもう転職ミスだ。
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
※
ご飯のため少し休憩します。早いですが。
一旦乙
たんおつ
>>238 ああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ああああもう馬鹿! やらかしちゃいけないところやらかしたぁ!!!!!!!!!
えー、ゾラ君ですね。名前を思いっきり間違えてしまい誠に申し訳ありませんでした……。
今後このようなことが起こらないように、気を付けていきたいと思います……。
ええんやで
ええ、では再開していきます。再発防止再発防止。
※
「えーっと……今日入学してきた、生徒さんかな?」
読んでいた本を閉じて、こちらに身体を向ける。
ワイズ「あ、はい。僕今日入学してきたばかりで、今は学校を色々とみている最中なんです」
「あーそうなんだ。そっかそっか、確かに入学初日は学校に慣れるためにもいろいろと見て回っちゃよね」
私も入学初日は、色々と見て回ったし。と、彼女は優しく笑いながら言う。
……なんだろう。
何か、すっごい良い人なのは分かるが。
……同じ匂いを感じる。
ファティマ「私はファティマ。この学校の三年生で、見ての通り僧侶をやっています」
ワイズ「僕はワイズって言います! 宜しくお願いします、ファティマさん!」
ファティマ「こらこら、図書室では静かにしないと駄目だぞ?」
ワイズ「は、はい」
……や、優しい!
何話す?
安価直下
この学園の面白いところを教えていただけないかな
学校生活で気を付けることはありますか?
この学園の面白いところを教えていただけないかな
ワイズ「じゃ、じゃあ。ファティマさん」
ファティマ「なぁに?」
ワイズ「この学校の面白いところを教えてくれませんか?」
ファティマ「んー、面白いところ。面白いところかぁ……あ、文化祭とか?」
ワイズ「文化祭?」
ファティマ「この学校ではクラスっていう枠組みがないから、友達同士で屋台をやったり劇をやったりするんだけど……去年はそれが一番面白かったかなぁ」
ワイズ「へ、へぇ……文化祭かぁ」
ファティマ「あと、基本的なことかもしれないけど。授業は自分が好きなように取れるから、自由に学びたいことを学べるっていうのが面白い、かな?」
ワイズ「……」
ファティマ「私も去年は薬草学の授業ばっかり取っちゃって……ふふ」
ファティマ「まぁ、こんなところかな? 私としては。これで大丈夫かな?」
ワイズ「だ、大丈夫です! ありがとうございます!」
ファティマ「しー……だよ?」
ワイズ「うっ」
ファティマの好感度が3上がりました(65)
ファティマ「それじゃあ、私は大体保健室に居ると思うから。私に何か用事とか、訊きたいとことがあったら保健室に――」
来てね。と、言おうとしたんだと思うが。そこで言葉が詰まる。
ファティマ「……あー。でも、ワイズ君、あの人好みかなぁ」
ワイズ「へ?」
ファティマ「ううん、何でもない。ああ、えーっと……保健室に着いたら気を付けてね?」
ワイズ「えぇ……?」
怪我に気を付けて、ではなく。保健室に気を付けて?
逆じゃないのか? と、疑問に思うが。ファティマさんの笑顔に疑問も消えていった。
ファティマ「じゃあ、私はそろそろ寮に戻るから。ワイズ君も気をつけて帰るんだよ?」
読んでいた本を本棚に戻して、ファティマは行ってしまった。
ワイズ「……」
時計を見ると、そろそろ眠っても良い時間だった。
……門限とかあるのだろうか。寮に。あったら困るなぁ
……さて、どうしようか?
どうする?
1 寮に戻って寝る
2 本探そう
3 図書室の他の人に話しかけてみよう
4 他の場所に行ってみる
5 その他(自由安価)
安価下3
3
4
3
4
4
ワイズ「……」
せっかくなのだから、もうすこし他の人に話しかけてみよう。
図書室と言う場所で、本を読まずにお喋りだなんて非常に迷惑だが。
ワイズ「大声出さないで、静かにすれば大丈夫だよね?」
新入生だから、許して貰える貰える。
誰に会った?
1 ちょっと怖い。いや本当に怖い。どうしよう。
2 なると
安価下3
ksk
2
1
ワイズ「あ、あのぉ」
少し離れたところの席に座っている女性に、声を掛ける。
大きな翼が背中から、大きな角が頭から生えている。
…………。
「何ですか」
凛とした声で、静かにその女性は言う。
本から、視線を動かさなかった。
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
あ
レヴィア35「…………」
「…………」
ワイズ「え、えーっと……」
いつもだったら隣の椅子に座るが、今回は女性の前の席に座った。
何か。隣に座ったら怒られる気がしたからだ。
……怒られる?
「貴方、その感じからすると新入生ですね」
ワイズ「は、はい」
「先ほど違う生徒と話している声もこちらまで聞こえてました。話の内容までは聞こえませんでしたが……新入生ですか」
ワイズ「……」
レヴィア「私はレヴィア・へルティア――何も用がないのだったら帰ってください。もし話したいことがあるなら、ここではなく外で話しましょう」
ワイズ「あ、じゃあ。少しお話を――」
レヴィア「では出ましょうか。ですが、手身近にお願いしますね」
ワイズ「あ、はい」
……なんか、もやもやする。
何だろうか? この、違和感は。
何話す?
安価直下
…ベルフェって知ってる?
00じゃないか(困惑)
※
……ベルフェって知ってる?
ワイズ「あ」
図書館入り口の近くに設置してあったベンチに腰を掛けたところで。ワイズはようやく違和感に気が付いた。
……今居ないはずの人と、まったく同じ雰囲気を感じる。
レヴィア「……?」
ベンチに座らずワイズの目の前に立っているレヴィアの顔を、ジーっと見つめる。
その翼も、その角も、その髪色も、その瞳の色も。
そのオーラも。何もかもが、彼女に似ていた。
ワイズ「あの、レヴィアさん?」
レヴィア「何ですか。大体、なんでこうジロジロと……止めてください」
ワイズ「あ、ごめんなさい……け、けど! どうしても訊きたくて!」
レヴィア「だから、私に何を訊きたいんですか――――」
ベルフェって、知ってる?
ああ、言ってしまった。
結果は?
1 ……空気が凍ってきた。
2~5 どうして貴方がその名前を……!
6~9 知っているんですか
0 姉さん!?
コンマ直下
あ
コンマ4 どうして貴方がその名前を……!
レヴィア「……っ!?」
ベルフェと言う言葉がワイズの口から飛び出してきたことに、レヴィアは目を見開いて驚いた。
ワイズ「あ、あの?」
レヴィア「どうして、どうして貴方がその名前を……!」
首をブルブルと降った後。レヴィアはワイズの事を睨みながらじりじりと近づいてくる。
……これは、地雷を踏んだかもしれない。
ワイズ「ちょ、ちょっと待ってください? ど、どうしてそんなに怒ってるんですか!」
レヴィア「怒っている? 怒ってるわけないじゃないですか」
ワイズ「だったらその睨みを――」
ベンチに座っているワイズに、視線を合わせながら。彼女はニィと笑った。
レヴィア「――ねぇ。どうして貴方がその名前を知っているの?」
どうする?
1 セブンスアビスの名前を言っただけなんですけど
2 いや、何か雰囲気似てたので
3 ……一緒にここに来ました
4 その他(自由安価)
安価下3
3
3
3
ワイズ「……一緒にここに来ました」
レヴィア「…………?」
僕が言った言葉が理解できなかったのか、レヴィアはコテン、と首を傾げた。
真面目そうな彼女が、可愛い感じに首を傾げた。
レヴィア「……一緒に来たというのは、一体誰と?」
ワイズ「べ、ベルフェと」
レヴィア「……………………?」
また黙ってしまった。そして、時間が止まったように固まってしまった。
目の前で固まってしまったので、暫く僕も動けないでいると――。
レヴィア「…………ど、どういうことですか!?」
時間が動き出して、僕の胸ぐらをつかんでぐらぐら揺らし始めた!
ワイズ「あうあうあうあうあぅあー!?」
レヴィア「本当に! 本当に姉さ――んんっ! あいつがこの学校にいるんですか!?」
ワイズ「い、居ます居ますぅ――!」
レヴィア「いったい今はどこに! 学校のどこにそいつはいるんですか!」
ワイズ「い、今は――先生に捕まっていると思います――」
頭を思いっきり揺らされながら、僕は答える。
レヴィア「…………先生に、捕まっている?」
ワイズ「あうっ」
急に揺れをストップされて、頭がガクンとなってしまった。
首が痛い。
レヴィア「……そうですか、そうですか……そうですか」
興奮が収まったのか、レヴィアはその手を放してゆっくりとワイズから離れる。
……何とも言えない表情をしていた。
捕まるだなんて信じられないような、しかし捕まってもおかしくないと。
真逆の思いが、ぐちゃぐちゃになっているような。そんな表情だった。
レヴィア「……分かりました。どうして私とあいつの関係を知っていたのか驚きましたが、あいつと旅をしていたのだったら知っていても当然ですね」
ワイズ「はい?」
……なんか似てるなーって思って話題に挙げたが。まさか、本当に何か関係があったのか。
……え?
レヴィア「では、私は今から――いや。確かワイズと言いましたね」
ワイズ「あ、はい」
レヴィア「私は普段図書室に居ます。だから何か訊きたいことがあったら――いや、あいつについて話があったら来てください」
待っていますから。そう言い残して、レヴィアは女子寮とは反対方向に行ってしまった。
ワイズ「……ん、んー?」
入学早々、地雷を沢山踏んでしまった気がする。
レヴィアの好感度が5上がった(40)
ワイズ「……さすがにもう戻ろっと」
所々に建てられた街灯がなければ真っ暗になってしまいそうな、夜。
ふぁああ、と欠伸をして。ワイズは寮に戻っていった。
コンマ一桁
コンマ8以上で先生居たよ
コンマ直下
せ
コンマ5 失敗
――――――――――――――――
――――――――
――――
――
―
【ステータス】
名前:ワイズ
性別:男
種族:ハーピー
HP:15 魔力:15 筋力:28 俊敏性:95 知能:31 話術:72 可能性:測定不能
料理:44 R-18耐性:33 乗り物酔い耐性:34
好き:歌・歌が上手な人
嫌い:男
【戦闘スキル】
羽ビンタ[Lv2]相手に4のダメージ。
【通常スキル】
フェニックス[LvMAX]寿命以外で死なないし、死んでも生き返る。千切れたら灰になり、新しいのが生える。
嘘から出した実[LvMAX]嘘を無理やり真実に変える口八丁。ノリと勢いでごり押す。
不幸体質[LvMAX]何かもう目も当てられない。ある意味主人公……?
歌好き[Lv1]歌を聴くと、ちょっとテンションが上がる。
それは残像![Lv1]自分に攻撃が当たるとき。自分の残像を作り出し、俊敏性の半分の確率で攻撃を回避する。
鉄の胃袋[Lv1]消費期限切れくらいならむしゃむしゃ食える。
【所持金】
銀貨八十五枚
【所持アイテム】
神の胴:神の身体の一つ。
よく分かんない鍵:魔国行きの船で見つけた鍵。小さくて銀色。
【好感度一覧】
『王国』
メリル43「ダンジョンはやっぱり危険ですから」
ペアリス100「また聴きに来てね!」
コレット59「…………ワイズ殿」
ローア87「まさかそんな敏感に変化に気が付くとは」
フレア50「もっと頑張らねばいけないな」
ショコラ100「仲よくしよーね!」
『魔国』
ユウナ100「勇者になるため頑張るんだ!」
アーティ73「また出会ったら宜しくお願いしますね」
リィ89「まぁ、分かってくれたら良いんだよ。うんうん」
ゾラ81「これから仲よくしようねぇ、ワイズ君」
ファティマ65「分からないことがあったらいつでも聞きに来てね」
レヴィア40「貴方みたいな人が、あいつと……」
『七聖剣』
アベル1「断罪を開始する」
『セブンスアビス』
ベルフェ93「気に入ったぜ! 少年!」
【好感度一覧】にサニャがいないかな
これから先ある程度強敵と渡り合えるように、戦闘関連の授業を受けたいな
一日目
ワイズ「ん、んん……」
窓から差し込む朝日で、目を覚ます。
ワイズ「…………」
普段と違う感覚に、変な気持ち悪さすら感じる。
初日と二日目は情報屋で死にながら眠り。
三日目は地面にごろ寝。
ワイズ「ああ」
こうやって安全に眠るのは、初めてなのか。
……その安全を気持ち悪いと思ってしまったことがすでにヤバいということに。今この瞬間、気づくことが出来なかった。
>>272 ああああああ! すみませんサニャ入れてませんでした! 今入れました! ごめんなさい!
「おはよぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
ワイズ「っ!?」
部屋の扉を開けた瞬間、鼓膜を破るように大きな声がワイズに向けられて発せられた。
耳がとてもキーンとなる。痛い。
「んん、どうした? 元気がないな! 顔を洗ってご飯を食べてくるといい! ああ、ご飯は大聖堂のとなりにある大食堂で食べれるからそこを利用するといい!」
いやぁ、昨日言い忘れてしまってな! 今、起きた生徒全員に言っているのだよ!
と、男性は元気に笑いながら言った。
ワイズ「…………っ」
間違いない。
僕が一番嫌いなタイプだ。
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
男嫌い-5
生徒!!! +30
あ
レンジ86「宜しくな!!!」
レンジ「おっと自己紹介がまだだったな! 俺の名前はレンジ! このヴェルヴァディオ魔法学校の教師で、男子一二年寮の担当をしている!」
にぃ、と歯を見せて笑う姿に。苦笑いしかできなかった。
レンジ「授業では主に体育を教えている! 魔法使いでもなんでも、己の身体が大事だからな! 取っといて損はないぞ!」
ワイズ「は、はぁ」
寮全体に響くような声。
……この学校での生活が不安になってきた。
レンジ「よぉし! では次に各授業の説明をするんだが――もう少し付き合ってくれ!」
ワイズ「わ、分かりました……」
取り合えず、体育は取らないことに決めた。
レンジ「では、これからこの魔法学校の授業について説明をする! なぁに、簡単な説明だからすぐに終わる!」
レンジ「まず授業の種類は全部で九つだ!」
レンジ「【箒飛行学】【体育】【魔法薬学】【薬草学】【魔道具作成学】【非魔法戦闘学】【魔法戦闘学】【魔法基礎学】【古代異種文字学】これが各授業の授業名だ!」
レンジ「箒飛行学では魔法使いが空を飛ぶ際に用いられるメジャーな道具、箒を使って空を飛ぶ授業だ! これは主に人間用だが――ハーピーのワイズが受けても、また違った発見があるかもしれないな! 担当の先生はリィ先生だ!」
レンジ「体育はその名の通り! 魔法使いだからずっと魔導書を読んで自己研鑽……それもいいが身体も動かそう! 基礎体力は何よりも重要だぞ! 担当は勿論この俺だ!」
レンジ「魔法薬学では薬草や動物を使用して薬を作る授業だ! どんな時でも使える回復薬や、火傷や毒といった状態異常を一瞬で治す万能治療薬などを作れるようになるぞ! 担当の先生はアマンダ先生だ!」
レンジ「魔道具作成学では主に魔法の効果を付与した道具を作る! 魔力が無いもので魔法を使える巻物や、透明マントや――ううむ、正直よく分からん! 担当はジェノム先生だ!」
レンジ「非魔法戦闘学では魔法を使わないで行う戦闘の授業だ。魔法が使えない状況でどう戦うのかと言ったことを学ぶ! 担当はロズウェル・クラマイン先生だ!」
レンジ「次に魔法戦闘学だが――これこそそのまんまだな! 攻撃魔法を使っての戦闘の授業だ! ある意味、一番の人気だ! 担当は我が学校の副校長、ジョン・ジョンソン先生だ!」
レンジ「魔法基礎学では、魔法についての基礎を学ぶ! 筆記においても実技においても――といと言っても、最近では実技メインらしいが! 魔法が使えなかったり、魔法を上手く使用できない生徒はこの授業を受けるといいな! 担当はラディア先生だ!」
レンジ「古代異種文字学はルーン文字やヒエログリフと言った文字を読めるようにするための授業だ! 市販されている魔導書は普通に読めるが、昔の魔導書や凄まじい力を持った巻物なんかは殆ど古代文字で書かれているからな! 担当は――ああ、バレリア・ノイズ先生だ!」
レンジ「ええ、では最後に薬草学だな! 薬草学は魔法薬学や魔道具作成学でしようする薬草の採取方法や取り扱い、使用方法について学ぶぞ!」
レンジ「担当は。●●先生だ!」
ワイズ「…………え?」
レンジ「●●先生だ!」
ワイズ「……わ、分かりました」
なぜか薬草学の先生だけ名前が聞き取れなかったが、まぁ問題ないだろう。
※
設定だけ決めて名前を思いつかなかったので、名前安価します。この先生に会ったときに。
戦闘系がいいと思うが、砂国に行くなら遺跡もあるだろうし古代異種文字学が役に立つか
魔法基礎学と魔法戦闘学は取っておきたい
レンジ「で、この九つの授業から一日二つまで選んで受けることが出来る――よし! これで説明は以上だ!」
ワイズ「あ、ありがとうございます」
簡単な説明だったが、それでもかなり分かりやすかった。
一言一言が五月蠅かったが。
レンジ「よぉし! では朝ごはん――の前に! ランニングと行くか!」
ワイズ「行かないです」
軽く頭を下げて、ワイズは大食堂に向かって行った。
魔道具はちょっとしたものなら自分で作れれば便利だろうし、クラフト学と薬草学は取っといても損はないかも
国ごとにジャンルが変わって面白いな、砂国に行けば遺跡や砂漠で冒険が待ってそう
この熱血教師と仲良くなれば、八門遁甲の陣的なヤベー技教えてもらえたりして
体壊れても大丈夫なワイズくんにはピッタリだけど…
うんまぁ無理だわ
マギ的理屈で行くなら体鍛えれば魔翌力量上がるから体育もそう悪いもんじゃない
ワイズは不死ハーピーって時点で不要な気もするが
まずは魔法自体を使えるようにしたい
――――
――
―
~大食堂~
ワイズ「……おおおお」
この学校に来てから、第一声が感嘆の声になりがちな気がする。
いやまぁ、それだけ凄い設備だということなんだが。
様々種族が、思い思いに朝食を食べている。
ワイズ「すっげぇ、ここも無料で食べれるんだ……」
……折角だし。誰かと一緒に食べたいけど。どうしよう。
どうする?
1 知ってる人と食べる
2 知らない人と食べる
3 ぼっち飯最高
安価下3
1
2
2
極端な例えだけどドラクエのスライムが不死身でもどうしようもないからな、ある程度自前のタフさがないと不死身のメリットが薄くなる
1
どっちと食べる?
1 男?
2 女
安価下3
2
1
2
だーれだ
1 りんご
2 お味噌汁
3 紅茶
4 練り物
安価下4
3
た4
4
1
2
これ連取り
あ、連投か。じゃあ申し訳ないですけど今回は>>303を採用させてもらいます。
ワイズ「あの、隣良いですか?」
「む?」
むしゃむしゃと和食を食っている少女の隣に、自分の料理を置く。
「んっくんっく……ごくん。ぷはぁ……な、何奴か!」
しっかりと噛んでから飲み込み、近くにあったナプキンで口元を拭ってから。彼女はこちらを向いた。
それと同時に、食事のため顎に下げてあったらしい黒い布を挙げて、口を隠した。
……忍者っぽい姿形をしているが、何か忍者らしくない。
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
仲よく仲良く! +5
あ
うわぁああああああああああああああああああああああああああ(椅子から転げ落ちる音)
つクッション
なーに直ぐ仲良くなれば…
ショコラ出番だ!
うわ、びっくりした。09を、01と見間違えてた。てか+5あるしまだ全然大丈夫じゃん。復活復活。
てかこの子ならすぐ好感度上がるやろ。心配しないで大丈夫だな。全然。
クスノキ14「むむむ、怪しい……怪しいぞぉ!」
じゃあ今日はこれで終わりにしたいと思います。皆さんお疲れさまでした!
今日で授業をするつもりだったけど、全然そんなことは無かった。
魔国編キャラ募集の時、一番のお気に入りのこはクスノキちゃんでした。二番目はエッチなので出したら怖いです。
クスノキは安価変更の犠牲になったのだ…
乙でした
乙
二番目把握
おつ
乙乙
魔国でも旅の仲間ができるんかな
乙
こんばんは、今日は21時半程からやっていきたいと思います。
魔国でもきっと仲間が出来るよ。どうするか全く決めてませんけど。
取り合えず、好感度上げとけば何とかなるよ! ギャルゲギャルゲ!
マジですみません、時間ですがお風呂に入ってきます。取り合えずこれだけ投下します。
何か適当に雑談しててください。食べたご飯の内容とか、取りたい授業とか。好感度上げたいキャラとか。
※
ワイズ「あ、僕は昨日入学してきたワイズって言うんだけど――あの?」
ファイティングポーズを取りながら、彼女はじりじりと僕から距離を取ってくる。
ワイズ「どうしてファイティングポーズを……」
「貴様の質問に答える義理などない!」
と、元気よく言われてしまった。
……嫌われてしまったようだ。
ワイズ「……ご飯冷めちゃうけど、良いの?」
「むっ! き、貴様ぁ! 兵糧攻めとは卑怯な!」
ワイズ「兵糧……?」
知らない単語に首を傾げていると、彼女はファイティングポーズのままこちらに近づいてそのまま椅子に座った。
そして、むしゃむしゃとご飯を食べ始めた。
ワイズ「……あの、隣良いかな?」
「勝手にしろ」
ワイズ「じゃあ、名前は――」
クスノキ「貴様に名乗る名前などない! 拙者のクスノキと言う名前は、貴様に名乗るために付けられた名前ではないからだ!」
ワイズ「あ、クスノキさんって言うんだ」
クスノキ「んんんんんっ!?」
まさか、読心術を!? と、彼女は驚いているが……。
…………何も言うまい。
何話す?
安価直下
なんで警戒されてるの僕
取りたい授業は戦闘スキルの上がりそうな魔法戦闘学
好感度あげたい娘はクスノキよ
まず基礎は何にも通じるだろうし【魔法基礎学】、次いで【魔法戦闘学】あるいは【非魔法戦闘学】で戦闘能力を上げるのがこの先のためにも必要だと思う
個人的には【古代異種文字学】も色々妄想が捻るし取りたいと思う
未遭遇キャラ全員と会いたい
王国編みたいに会えないまま終わりたくない
取りたい授業は魔法薬学とか古代異種文字学かな
今登場しているキャラで好感度上げたいキャラはサニャ
満遍なく関係深めたいし、満遍なく授業受けたい
戦闘力の向上なら武器も欲しい。魔法の武器とか素敵やん?
ベルフェとのステータス差を見ると戦闘系の授業受けて上がる数値次第では焼け石に水そう
授業がどれだけの期間受けられるかによるけど
王国では戦闘しなくても何とかなったから知識は詰め込んでおきたい
そういう主人公も面白いと思うし
鼻血がドバドバ出て遅れました。再開していきます。
ステータスとかはそんな一気に上がったりしないです。
授業を受けられる期間とかはあまり考えていませんが、今すぐに神の身体手に入れたらもう授業受けなくていいよ!
※
なんで警戒されてるの僕
ワイズ「あの、なんでこんなに警戒されてるの僕?」
クスノキ「突然話しかけてきた者に警戒するなど、当然の事だろう?」
ワイズ「……いや、どや顔で言われても」
クスノキ「なっ!? 口元はこの布で隠しているというのに表情を読み取るとは! 貴様、読心術の他に――」
ワイズ「どうだ、凄いだろう? っていうオーラを隠しきれてないよ。そんな布で隠せないほど自慢げだったよ」
クスノキ「む、むむむむ……しかし! 我が主君の情報を貴様に漏らしてたまるか!」
ワイズ「…………主君?」
クスノキ「そうだ! 主君はきっと素晴らしく、おそらく壮大で! 多分とてつもなく偉大なお方なのだ!」
ワイズ「ず、随分と曖昧な」
クスノキ「まぁ、今はその主君が存在しないので。今のは拙者の願望なのだが」
ワイズ「えぇ……」
クスノキ「……はっ! 不覚! まさか主君についての情報を漏らしてしまうだなんて……貴様、言霊の使い手!?」
ワイズ「もう何でもいいよぉー」
クスノキの好感度が5上がりました(19)
クスノキ「もぐもぐもぐもぐ」
もう貴様と話すことなどない、と言わんばかりにそっぽを向きながら。彼女は食事を再開した。
…………それにしても。よく食べるなぁ。
クスノキ「……」
あ、おかわりしに行った。
……僕も早く食べてしまおう。
――――
――
―
ワイズ「ふぅ」
朝食を食べ終えたので、そろそろ何の授業を受けようか考える。
ワイズ「何を受けようかなぁ」
アイテムを作ったり、体を動かしたり、魔法を詠唱したり。
全部満足にできればそりゃあもう楽しいだろうが、こっちは四年間みっちりいるつもりはない。が。
……今日くらいは楽しもう。
何の授業を受ける?
一人二つ選択し、その中から一番コンマ二けたが大きいものを採用します。
【箒飛行学】【体育】【魔法薬学】【薬草学】【魔道具作成学】【非魔法戦闘学】【魔法戦闘学】【魔法基礎学】【古代異種文字学】
下5まで。
【魔法戦闘学】【魔法基礎学】
魔法薬学 古代異種文字学
魔法薬学 薬草学
魔法基礎
古代異種文学
【魔道具作成学】【魔法戦闘学】
魔法基礎学・魔法戦闘学
コンマ87 【魔法戦闘学】【魔法基礎学】
次からはどっちを最初にやるかも決めます。
どっちの授業を先にやる?
1 魔法戦闘学
2 魔法基礎学
コンマ下3
2
2
2
――――
――
―
~第一魔法教室~
「おっ、皆さん揃いましたね!」
普通の教室よりもかなり広めにスペースがとられた魔法教室、そこの椅子に腰を掛けて待っていると。奥の扉から女性が入ってきた。
長い金髪で、右目だけが隠れている。首にはチョーカーがあり、その眼にはメガネがかけてあって――
「ええ、では! 初めてこの授業を受ける人もいると思うので自分。覚えてもらうために自己紹介をしたいと思います!」
ラディア「自分、ヴェルヴァディオ魔法学校、魔法基礎学を中心に教えていますラディアと言います! 得意な魔法は水を操ったり出したりする水魔法! そして――」
ワイズ「……っ!?」
首のチョーカーを外すと、そこには一本の線が引いてあって。
――そこを境目に。首が、ちょん切れた。
ラディア「種族はデュラハンです! あはは、自己紹介の時はインパクト重視に毎回これをやってるんだけど――どうかな?」
あはは、と笑いながら。ラディアはその首を戻した。
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
生徒+10
こんま
a
はい
ラディア71「一から頑張ろうね!」
ラディア「よーし。じゃあ自己紹介も済んだことだし。さっそく授業を始めていくんだけど……まず、質問なんだけど」
この中に魔法を使ったことがない、と言うか一つも魔法を覚えていない。っていう生徒さんはいますか?
先生はそう言って、対象の生徒に手を挙げるように求めた。
当然のように僕は手を挙げたが――。
ラディア「ん、分かった分かった! じゃあそこのハーピー君には簡単な説明の後一対一で色々教えるから、ちょっと待っててね?」
……魔法が使えないのは、僕一人だけだった。
……恥ずかしい。
ラディア「えっと、じゃあまずは全ての魔法を構成するマナと魔力について教えます」
先生が背後にある黒板を指でトントン。と叩くと、浮かび上がるように文字が浮き出してきた。
ラディア「魔力、と言う言葉は皆さん聞いたことがあると思いますが。マナは魔法に付与されている属性であると同時に力を抑える膜のようなものです」
ラディア「大昔、魔力と呼ばれる自分たちの身体にある力をそのまま魔法として現出した結果、町一つが焼け野原になったという事故がありました」
ラディア「そのため、昔の魔法使いたちは自然の力等に存在する小さな小さな粒子――マナで魔力を包み込んで放出することによって威力を抑えることに成功しました」
魔力を火のマナで包み込んで放出したら火の魔法、水のマナで包み込んで放出したら水の魔法。そんな感じで、魔法は出来ています。
ラディア「では、どうやってマナで自分の魔力を包み込むのか? まずマナはどうやって入手するのか」
まずマナは――もう皆さんの体の中に存在しています。
ラディア「普段料理をして火を使っている人の身体には火のマナが蓄積されていますし、空を飛んだりしている人は風のマナが身体に蓄積されています」
ラディア「じゃあその蓄積されたマナをどうやって魔力に纏わせるのか――これはもう簡単です」
ラディア「念じるんです」
ラディア「水の魔法でろでろーって! 思えば、ほらこの通り。自分の人差し指から水鉄砲が」
ラディア「……ようは想像力です! 偶に火に触れたことすらないのに火の魔法を使う人が居たりするので。そのあたりは、もうふんわりと! 自分は雷の魔法が使えるんだ! そう言って本当に学校に雷を落とした生徒もいました。怒られていましたが」
ラディア「こほん」
では、次によくある質問なのですが。
ラディア「いろんなマナを持っている、だからいろんな魔法を使ってやるぞ! そう意気込む人もいるんですが――自分としてはそれは止めたほうが良いと思います」
ラディア「魔力には限りがありますから。十個の魔法を持っていても全部平均以下だったら、それはあまり使い物になりませんから」
ラディア「……これも、まぁ。個人差がありますが。たまにいるんですよ、いろんな呪文を覚えているのに全部プロレベルっていう人が」
ラディア「誰とは言いませんけど、はい」
ラディア「…………以上、簡単なマナと魔力の説明でしたが。初めての人は理解できましたか?」
ラディア「ええっと。魔力は粘土で、マナがビーズとかの装飾品。それで魔法は粘土とビーズで作る芸術作品」
ラディア「自分が使える粘土には限りがあるので、粘土を千切りまくっていろんな芸術作品を作ろうとしても。それは小さい粘土で作られた微妙な作品になりますよ、って話です」
<理解できましたー
ラディア「では、今から皆さんにはそれぞれ魔法を使って。熟練度を上げてもらいます」
自分の魔力にも余裕があって、魔法もあるというのなら沢山使って練度を上げたほうが良いですからね。
ラディア「けど怪我には気を付けてくださいよ? 火の魔法で友達の髪の毛を燃やす――いや本当に、これ実際にあったんですから」
攻撃魔法を使うときは他の人と間隔を開けて! 他人に使用しないと意味がない魔法だったらちゃんと許可を取ってから!
ラディア「では皆さん始めてください! ――じゃあ、さっきのハーピー君は……っと」
先生が手をパンパンと叩くと、他の生徒は各々魔法を使い始めた。
そして、先生がこちら向かって来る――。
ラディア「今そちらに行きますね――きゃあ!?」
ワイズ「あ」
こけた。
机の脚に足を引っかけて豪華に転んだ。
そして、先生の首がコロコロと転がっていった。
ラディア「あ、あははははは……説明ではきちんとした先生をアピールできたのに、最後の最後に……はぁ」
恥ずかしそうに笑いながら、ラディア先生は僕の近くの隣の席に座った。
首を戻しながら。
ラディア「え、、えーっと。まず君の名前は?」
ワイズ「あ、ワイズって言います」
ラディア「そっか、じゃあワイズ君! 早速魔法を使っていこうか!」
ワイズ「は、はい!」
ラディア「さっきの説明の通り、マナはワイズ君の身体にもあるわけだから。取り合えずどんな魔法を使ってみたいかを考えよっか」
ワイズ「……どんな魔法を?」
ラディア「そう、攻撃魔法を使いたい、回復魔法を使いたい。催眠術に空中浮遊に――まぁ、何でもいいから大雑把に! あ、自分が苦手なものを克服したいから、苦手な魔法を覚えるなんて方法もあるかもね!」
ワイズ「は、はぁ」
……どんな魔法を使いたいか。。
…………すっごい、超ワクワクする!
どんな魔法を使ってみたい?
どんなもの魔法でも取り合えず募集します。大雑把でも書いてみてください。
20分くらいまで募集します。そっから多数決です。
風を刃にする魔法
存在感を消したり誤魔化したりするような気づかれにくくする魔法。
戦闘回避やら逃走の手段が欲しい。
風魔法:翼で強風を発生させ、前に翼を振るうときはその風をぶつける。後ろに翼を振るうときは飛行速度を上昇させる
解毒魔法
催眠術
瞬間移動
回復魔法
身体強化
羽強化
どんな攻撃でも防ぐことができる防御魔法
ラディア「えー、取り合えず」
なんとなく思いつく限りの魔法を挙げて、それを先生に審査してもらう。
今の自分の状況で使える魔法と、使えない魔法とを。
ラディア「瞬間移動は厳しいかなぁ。瞬間移動って移動先の土地について百パーセント知ってなおかつその土地のマナを沢山取り込んでいないと使えないって言うし」
ワイズ「へー……」
ユウナが瞬間移動を使ってみたい! と言っていたが、何か無理そうだ。
ラディア「もし今のワイズ君が瞬間移動の魔法を使ったとしても――二センチ?」
ワイズ「へ?」
ラディア「今自分がいる場所から半径二センチの場所にしか瞬間移動できないかな? しかもその移動の度に魔力を全部使用して」
意味がないなんて代物じゃなかった。
ラディア「あとどんな攻撃でも防ぐことが出来る防御魔法。っていうのも無理かな。そりゃあ防御系統の魔法を極めに究めたらそういうこともできるだろうけど――精々、ちょっと受けるダメージを減らすくらいかな?」
ワイズ「具体的には?」
ラディア「……んー。自分はそういう系統の魔法持ってないから分からないけど。戦闘とかやったことがない男の人に殴られても平気なくらい? 」
ワイズ「お、おお」
何か、妙に実感が沸いた。
ラディア「じゃあ、さっそく決めちゃおっか! 最初だから覚える呪文は一つだけ!」
風呂敷は広げすぎない広げすぎない。
ラディア「じゃあ、どれか一つ選んでね?」
何の呪文を覚える?
1 風を刃にする魔法
2 存在感を消す魔法
3 飛行速度を上昇させる魔法
4 解毒魔法
5 催眠魔法
6 回復魔法
7 身体強化魔法
8 羽強化魔法
先に三つとったものを採用します。
人いなかったら、ちょっと考えます。
8
1
2
1
1
1
ラディア「風を刃にする魔法……うん、良い魔法だと思うよ!」
グッとサムズアップをして、ラディア先生はそう言った。
ラディア「確かにハーピーの君だったら風なんてイメージしやすいだろうし。風って色々と工夫が出来るからね!」
例えば追い風にして加速したり、敵に対して向かい風を起こして行動できなくしたり。
ラディア「じゃあ、さっそくやってみよう! 風を自分で作るのをイメージしてイメージして……放つ!」
あ、人に当たらないように。壁のほうを向いてやってね?
ワイズ「……」
先生に言われたとおりに壁に向いて、イメージをしてみる。
……風。風。風。
結果は?
1~7 成功!
8~9 才能あるじゃん!
0 可能性ってすごいよね、中まで風たっぷりだもん。
コンマ一桁 直下
あ
これは主人公
風主人公大好き
えぇ……? これじゃあまるでワイズ君が主人公じゃないか
壁<たすけて!
コンマ0 可能性ってすっげー
ワイズ「…………」
自分の翼と同化した腕を振るい。風を巻き起こす。それだけでいいのだが。
…………んー。
ワイズ「何か、物足りないよなぁ」
いや、最初なんだからおとなしくそよ風でも巻き起こしていればいいのだが、やっぱり派手な魔法を使ってみたい。
だって、男の子だもん。
ワイズ「えー…………」
攻撃に使える風、と聞いて。ぼんやりと妄想をする。
――全てを巻き込み、中に入るモノを切り刻む。竜巻。
――一点集中。一瞬で相手を一刀両断する。真空の刃。
ワイズ「…………」
さて。
どっちにしようかなー
1 サイクローン
2 しんくうはー
安価下3
2
しんくうは
2
イメージする。
今、僕の右腕に風が溜まっているのを。
周りの空気をかき集め、圧縮。さらにかき集めて、凝縮。
――溜める。溜める。溜める。
そして、その空気を一つの大きな刃にして――――。
ワイズ「…………っ!」
それを、振り下ろす!
ラディア「……おおっ」
これは驚いたと、隣にいた先生が声を漏らす。
――壁に、何かに切り裂かれたような穴が、出来た。
風が、髪を揺らした。
戦闘スキルを覚えました。
風魔法・真空の刃[LV1]相手に(最大魔力-5)+コンマ一桁直下のダメージを与える。
間違えました! 消費を書くの忘れてました。
風魔法・真空の刃[LV1][消費7]相手に(最大魔力-5)+コンマ一桁直下のダメージを与える。
それじゃあ今日はこれで終わりにしたいと思います。お疲れさまでした!
一日で授業一つしかできないって嘘だろ? けど多分最初だからだと思うから許して、許して……。
おつ
乙乙
乙
初めての魔法説明回だから仕方ない
おつ
乙
あのさあ…I昨日のID:gjPykwo40といいまたID:0M+AwLFE0連取りしてるじゃん…
深夜とはいえ自重しろよ
乙
内容ある安価なら連取りダメだけどコンマは別にいいんじゃね?
こんばんは、今日は22時半くらいからやっていきたいと思います。
連投ですが、コンマの連投は別に大丈夫かもしれませんね。安価の連投は駄目ですけど。
了解
すっごく遅れてしまいましたが。やっていきます。
※
ラディア「ワイズ君凄いね! 初めての魔法でここまで形に出来る人ってあんまりいないんだよ!」
ワイズ「そ、そうなんですか?」
……顔が緩んでしまう。
やっぱり。こう褒められるのは嬉しいし。ね?
ラディア「正直、最初はちょっと強めの風を出すくらいだと思ってたけど……もしかして、ワイズ君ってかなり魔法の才能があるのかもね!」
ワイズ「え、えへへへへ」
…………えへへ。
可愛い
――――
――
―
~グラウンド~
では、今回の授業はここまでにします!
また一から魔法を学びたくなったり、新しい魔法を覚えてみたり、基礎魔力を上げたくなったらまた受けに来てくださいね!
……ラディア先生の授業を終えて、僕は次の授業のためにグラウンドに向かった。
魔法を思う存分使えるように、余計なものが何もない。それだけのグラウンドだ。
ワイズ「……」
「ええ、ではこれより魔法戦闘学の授業を行いたいと思います」
ラディア先生とは違って、首が取れたりしなさそうな。普通の人間の男性が先生だった。
……身長が高くて、誰にでも優しそうな。そんなイケメンな男性だった。
うーん、胡散臭い。腹黒そうだ。
ジョンソン「最初の授業と言うことで改めまして……私の名前はジョンソン。この魔法学校の副校長をしています」
宜しくお願いしますね。
ニコっと笑った。
……うーん。
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
男嫌い-5
こんま
ジョンソン58「真面目に授業を受けてくれるなら、それで」
ジョンソン「ではまず、この魔法戦闘学について簡単な説明を――」
そう言って、ジョンソン先生が説明をしようとした瞬間。
「ジョンジョン先生! どうして自分の名前をフルに言わないんですかー!」
と、誰かが手を挙げて大きな声で言った。二年生だろうか。
それにしても……ジョンジョン?
ジョンソン「は、はは、はははははは! いやぁ、君は随分と面白いジョークを言うんですねぇ! ははは! 後で職員室に来るように」
その呼び名に対し、ジョンソン先生はわざとらしく笑った後、真顔でそう言い放った。
……なんか歯ぎしりの音が聞こえてきた気がする。
ジョンソン「…………あー、こほん。私の魔法戦闘学では魔法を使っての戦闘方法について学習します」
対人戦、ダンジョン攻略等。
ジョンソン「どういった場面で魔法を使うと効率が良いのか、どう意識すると魔力の消費を抑えて魔法を使うことが出来るのか。そういったこともこの授業では学習します」
ジョンソン「……では早速、二人組を作って模擬戦をしてもらいますが――最初の授業だけあって人が多いので、全員が全員授業は出来なさそうですね」
ジョンソン「なので、今回ばかりは申し訳ありませんが。何人かの生徒には自分の魔法の威力向上などに努めてもらいたいと思います――要するに。戦闘する相手がいない人は自由に頑張ってください。と言うことです」
戦いを見学するもよし、友達同士で教えあうもよし、私に教えを乞うもよし。
ジョンソン「では、模擬戦を行う方は隣にある戦闘用グラウンドを使い――ああ、先ほど面白いジョークを発表してくれた生徒は私と一緒に模擬戦をしましょうか」
ははははは! と、先生は大人げなく笑っている。
…………えーっと。
ワイズ「どうしよ」
戦闘はしたいが、知ってる人はいないし……んー。
どうする?
1 戦闘戦闘戦闘! モブとやるかもしれないけど!
2 魔法の自己研鑽に励もう!
3 先生に突撃しよう!
4 その他(自由安価)
安価下3
2
2
1
1
折角の戦闘授業なのだから、一回くらい戦いたい。
そう思って僕は隣にある戦闘用グラウンドに向かった。
……グラウンドの隣に、戦闘用グラウンドがあるのか。
何か、二度手間な気がする。
ワイズ「えーっと」
誰か、戦ってくれそうな人は――。
結果は?
1~7 モブだよモブ!
8~0 モブじゃないよ!
コンマ直下
もぶじゃない
コンマ0 モブじゃないよ!
じゃあ誰だった?
1 495
2 2943
3 222
4 10641
安価下3
2
4
4
今回はキャラ当て難易度高いな
「ちょっと宜しいですか?」
ワイズ「へ?」
戦ってくれそうな人がいないかあたりを見ていると、背後から声を掛けられる。
「もしかして、戦う相手を探している――そうですよね?」
ワイズ「ま、まぁそうですけど……?」
魔法使いのような帽子を被っている、前髪姫カットの黒髪ロング。
……凄く真っ当な魔法使いっぽい。
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
ぎりぎり普通-5
あ
ドロシー7「……ふん」
ドロシー「申し遅れました、わたくしはドロシー。貴方は?」
ワイズ「僕はワイズ。最近入学してきたばっかりの一年生! 宜しくね?」
取り合えず何時もの感じで自己紹介をするが。
ドロシー「…………あら、貴方も一年生なの」
……なんか、馬鹿にされている気がする。
見下されている気がする。
ドロシー「ふぅん。貴方みたいな人でもこの学校に――いえ、それがこの学校の方針何ですから、わたくしが何か言うことはありませんけど」
ワイズ「え、えーっと……?」
ドロシー「……ふん」
そっぽ向かれてしまった。
……あれ。なんかめちゃくちゃ嫌われる?
残りは
フラン
ツクヨミ
セロ
かなあ
ツクヨミか。ニクシミと読んでた
ドロシー「ええ、それじゃあワイズさん? 同じ一年生……と言うことなので模擬戦。やりませんか?」
ワイズ「あ、うん! 模擬戦やろうやろう!」
同じ一年生で戦うのだから、圧倒的な戦いにはならないだろうし! 何より魔法を使いたい!
真空の刃! 真空の刃!
ドロシー「ところで、ワイズさんは魔法を幾つ覚えて?」
ワイズ「ん? 一つだけだけど」
ドロシー「……ふふっ。ごめんなさい、それじゃあグラウンドに行きましょうか」
ワイズ「? オッケー!」
こう、スパっと! ああでも首とかに当たっちゃったら――やっぱり。加減とかしたほうが良いのかな? 僕は死ねるけど。
ドロシー「…………貴方みたいな頭の悪そうな馬鹿。この学校には必要ないんですよ」
徹底的にぼこぼこにして、この学校に居られなくしてあげますわ……!
……なんかぶつぶつ言ってるけど。何を言ってるんだろう?
すみません。すっごい眠いので今日はこれで終わりにしたいと思います。お疲れさまでした。
このペースだと魔国編だけで半年かかりそう……もっと沢山やらないと。ドロシーさんだけでもデータ作らないと。
偶には答え合わせします。もうキャラ名も出していいでしょ。
495→495年でフランドール・スカーレット→フラン
2943→ツクヨミの語呂合わせ
222→ニンニンニン→クスノキ
10641→ドロシー
これくらい雑です。
乙でした
おつ
なるほどクスノキか
乙
フランよく当てたな
乙乙
乙乙
ツクヨミの出番をあきらめない!
勿論他の子も楽しみだけどね
因みに今までの>>300とか答え合わせしてって言われても多分出来ないです。いや、何個かは覚えてるんですけど……りんごって誰……?
ようこそ…『男の世界』へ…
乙です
こんばんは、21時くらいからやりたいと思います。
ワイズ君の回避率が高すぎてドロシーさんの勝ち目が無さそうでやばい。やばい。
すみません、昨日に引き続き遅れるかもしれません。
了解
すみません、22時半くらいやらやります……。
あと、今日もあまり出来ないと思います。
戦闘に関して、いつか絶対に調整が入ると思います。うん。
※
――――
――
―
白線で引かれた長方形の中で、ワイズとドロシーは向かい合う。
ワイズ「ねぇ、これって魔法を思いっきり相手にぶつけていいのかな?」
ドロシー「ええ。このグラウンド内ではそういうの気にしないで大丈夫と、先ほどジョンソン先生に言われましたわ」
ワイズ「……そういう魔法が使われているのかな?」
ドロシー「わたくしも似たようなことを考えましたが、こういうのは深く考えないほうが良い。そうも言われてしまいましたの」
都合のいい魔法があったものだと思うが、まぁ魔法だし。都合がいいものだろう。
……うんうん。
ワイズ「それじゃあ、早速戦おうっか!」
ドロシー「ええ。お手柔らかに、お願いしますね?」
ワイズ「うん!」
よーし、頑張るぞ! と意気込んて、ワイズは構えた。
――――ゴングの音が、聞こえた気がする。
【模擬戦を開始します】
1ターン目
ドロシー「では、わたくしから」
ワイズ「――じゃあ行くよ!」
脳内ゴングの音と同時に、脚にグッと力を入れて前に駆ける。
全速力、瞬間最大風速でドロシーに近づく。
ドロシー「――――ふえっ!?」
目にも止まらぬ速さに、ドロシーの口から不意に声が出る。
……反応が出来ていない。
ワイズ「まず、わぁ!」
ワイズ HP10/10 MP15/15
何する?
1 羽ビンタ
2 風魔法・真空の刃
3 防御
安価下2
2
2
そういえばもしかして体育って単純にHPが増えるのか?
先ほど覚えたばっかりの魔法を試してみるべき!
わくわくした気持ちと共に、翼に風を溜める。
溜める、溜める、溜める、溜める、溜めて――!
ワイズ「うりゃぁ!」
横に、力強く払う!
ダメージ判定!
10+コンマ一桁直下
コンマ直下
スパッ
あ
あー、んー。
やってもーたっぽい?
殺ったか
いや、まぁ。別に大丈夫だと思うんですけど。うーん。
なんかなろう主人公みたいになったわ!
まぁいっか! 続けますね! 戦闘システムはいつか変わるよ!
いうても王国編が散々過ぎたからな・・・
ダメージ10+8=18
ドロシー「ぃ――」
相手のお腹に、風の刃が直撃する。
横一文字の斬撃、そして強風が見事に当たり――ドロシーは吹っ飛ばされた!
ワイズ「どうだ!」
バックステップで後ろに下がり、ドロシーの様子を注意する。
吹っ飛ばされたドロシーは、白線の向こう側で横になっている。
……別に場外負けのルールは、無いはずだ。
ワイズ「…………?」
いつ反撃が来るのか、いつ不意打ちが来るのか。それに警戒して、全身に力を入れて構える。
……が、いつまで経ってもドロシーは立ち上がらない。
ワイズ「……ど、ドロシーさん? ドロシーさーん!?」
あ、何かヤバいかもしれない! あれ、大丈夫なんじゃないの!?
そう思って、ワイズは急いでドロシーのもとに立ち寄った。
【戦闘終了しました。お疲れさまでした】
モブかな
>>449 モブじゃないよマジで!!!!! 本当に怖いからやめて!!!!!!
予想以上にいい武器が手に入ったねえ
武器の次は防具が欲しくなる。
ワイズすぐ死ぬイメージあるから回避手段?
ドロシーちゃん……おいしいねぇ!w
――――
――
―
ワイズ「あ、あの。大丈夫、ですか?」
ドロシー「ううううううううっ!」
何とか頑張って気絶していたドロシーを戦闘用グラウンドの外に持っていき、ベンチまで持っていき横にした。
だいたい10分くらい気絶していただろうか? 何時間も気絶していなくて、本当に良かった。
……気絶していた本人は、起きて早々涙目でそっぽを向いてしまったが。
ワイズ「ドロシーさん――」
ドロシー「何なんですか本当に! 何なんですかあの風魔法は! 何なんですか、何なんですかあの馬鹿みたいな俊敏性は!」
補助魔法で受けるダメージを軽減した後、雷魔法で撃ち落としてやるつもりだったのに!
ドロシー「反応すら出来ないってどういうこと何ですかぁ! わたくしの学校での初戦闘が、こんな屈辱からだなんて……!」
ワイズ「そ、そういうときもありますよ!」
ドロシー「その上から目線の慰めがまた屈辱的! ああもう、わたくしの模擬戦に付き合ってくださり誠にありがとうございました!」
そう言い残して、ドロシーはスタスタと行ってしまった。
まぁ、一撃で気絶して恥ずかしいのは……あ、戻ってきた。
ドロシー「あと! あとで先ほどの風魔法を教えてくださいね! 絶対ですからね!」
ワイズ「え」
……そして今度こそ、行ってしまった。
…………え?
またオレ何かやっちゃいました?
雷魔法を交換に教えてもらおう
教えられるほど理解してないよね
直接身体に教え込むんだよ!
ワイズ君の一番の武器は風魔法でもフェニックスでも嘘から出した実でもなく、その俊敏性です。
俊敏性に差があると攻撃が必ず当たるしね! 早すぎて反応できなくて躱せないって感じで! 何だよ俊敏95って! インフレするぞ! おい!
※
――――
――
―
ワイズ「な、何か悪いことしたなぁ」
魔法戦闘学の授業も無事に終えて、寮に戻る。その帰り道。
ワイズ「僕のあの風魔法を――って、言ってもなぁ」
正直、教えられるほど理解していない。
こう、風を集めて、ぎゅっと固めて、勢いよくブンと振って――。
ワイズ「いやいやいや」
こんな擬音だらけの曖昧過ぎる教え方だと、怒られかねない。
……理不尽ビンタされかねない。
ワイズ「…………はぁ」
理不尽と言えば。
ワイズ「ベルフェは今どうしてるんだろうなぁ」
昨日、入学式前に連行されて行ってしまった。悪魔のお姉さん。
頑張って嘘をついたが、精いっぱい誤魔化したが。もしかしたら、もう牢屋の中に入るかもしれな――。
ベルフェ「おぉおおおおおおおおい!!!! そこの浮かれた少年よ!!!! 悩みがあるなら訊くぞぉおおおおおお!!!!」
ワイズ「うわぁあああああああああああああああああああああああっ!?!?!?!?!?」
何かベンチにいた。
!?
ワイズ「え、え、え、え、え?」
ベルフェ「昨日ぶりの再会を祝して、特別にタダでこんな情報を教えてやろう」
――溜息を吐くと、幸せが逃げるんだぜ?
悪魔がキメ顔でそう言った。
ワイズ「は?」
……角も、翼も、ギザギザした歯もしっかりと見える。それにこんな今すぐ燃やしてもいいんだぜ? オーラを放っているのは僕が知っている限りベルフェしかいない!
しかし――。
ワイズ「いや、えっと。何でサングラスしてんの? 後その服装――」
目の日焼けを抑えるためのサングラス。顎に引っかけたマスク。スーツもスーツコートも脱いで、なんか水色の作業員服っぽいのを着ている。
ベルフェ「あ? ああこれ? 変装」
ワイズ「へ、変装……!?」
ある意味ベルフェから絶対に聞けないような言葉が飛び出してきた。
ベルフェ「いや、賞金首が我が物顔で学校内にいると生徒がパニックになるからって、このサングラスとマスクと服寄こしやがってよ! 本当だったら絶対に拒否してやるんだが――」
どっかのハーピーが適当なことべらべら喋りやがったから、しょうがなくな?
ニコニコ笑いながらそう言われた…………ひえっ。
ベルフェ「ま、過去の事をうじうじ言ってても下らねぇからな。それは置いといてやるよ、お前のお陰で助かったと言っても過言だからな?」
ワイズ「か、過言なんだ」
ベルフェ「あーあー。あの後なんやかんや華麗に脱出する予定だったのになー。ワイズが変なこと言わなかったら見るものを圧倒する脱出劇を繰り広げてたのになー」
ワイズ「……う、うう」
ベルフェ「…………ま、お前にしてはよく頑張ったな。褒めてやろう」
ニヤニヤと笑われながら、ベルフェに頭をポンポンと叩かれる。
……ビックリした。
ベルフェ「はいご褒美終わり。それじゃあ今後の話をしようか」
ワイズ「……う、うん」
ベルフェ「取り合えず、お互いにこの学校のことを何も知らないから、暫くは普通に学校生活を送るか」
ワイズ「あ、そうなの?」
何か悪魔の口から学校生活、と言う言葉を聞くと。変な感じがする。
ベルフェ「お前も王国でくたくただったしのんびりしたいだろ?」
ワイズ「まぁ、のんびりできるならのんびりしたいけど」
ベルフェ「じゃあ決定。学校生活を満喫しながら神の身体の情報を集める……好きな子出来たら、ベッドに連れ込む」
ワイズ「はっ!?」
ベルフェ「はっはっはっは! じゃあ私は学校のどっかにいるから話があったら探してくれよ! 用務員室とかにもいるかもしれねぇけど!」
そういい残して、ベルフェは行ってしまった。
……。
…………。
ワイズ「か、帰ろっと」
忘れよう、忘れよう。
~一二年男子寮~
寮の一階にある広間、そこに設置されているクッション付きの椅子に腰を掛ける。
……ドロシーさんとの模擬戦以上に、体力を使った気がする。
……けど。
ワイズ「捕まってなくてよかったぁ……!
いや、いやいやいや。
犯罪者は捕まったほうが良いとは僕も思うけど――いや、待て。犯罪者と言う括りだと僕も巻き込まれる。
……セブンスアビスは捕まったほうが良いとは思うけど、言い訳とかじゃなくて、僕の事情を知っている人ともうコンタクトが取れなくなるのは、キツイ。
それだけ、それだけだ。
ワイズ「……ふぅ」
口から幸せが逃げていく、そんな放課後。
何をするか考えていく。
何する?
1 何処かに行く
2 知ってる人と話に行く
3 その他(自由安価)
安価下3
1
2
1
2
何処に行く?
1 広場
2 戦闘用グラウンド
3 職員室
4 保健室
5 用務員室
安価下4
1
3
5
4
5
1
日付変わったから連取りになってもわからんな
今までのこと考えたら自重しなさそうだし
んなもん言うてもしゃーないだろ
――――
――
―
~保健室~
ワイズ「失礼しまーす……」
学校の一階にある保健室の扉を恐る恐る開ける。
ファティマ「あ」
小さな椅子に座っているファティマと目が合った。
そして……その隣に、見たことのない女性が……ん?
「うぁあああああああああああ、本当にさぁファティマぁ!」
…………酒臭い。
「せっかく合コン行って! 髪整えて化粧して! 良い男と結婚するんだって! 思ったのに! なんで私以外の女をお持ち帰りするのよぉおおお……ヒック!」
白いナース服に、白いナースハット。
ぼさぼさと色んな所に毛が跳ねている長い銀髪の、背が高くてスレンダーな感じの。そんな感じの女性。
そんな女性が、ファティマに愚痴を零しながら。あたりめを食べていた。
ファティマ「ちょっと先生! ほら、生徒さんが来ましたから!」
「あああー? どーせ、ボール遊びでもして、捻っちゃいましたーって来た女子でしょ? だったら適当に――」
ファティマ「男子! 男子ですから!」
「…………あー?」
ワイズ「あ、どうも」
その、酔っ払いの先生と。目が合った。
一瞬の、空白。そして。
「――――っ!」
その先生は、一目散に保健室の隣の部屋に行ってしまった。
と言うわけで、はい。レンジ先生の説明で唯一名前が出なかった先生の名前決めのコーナーです。
突然でしたが、まあ。しょうがないですね。
保健室の先生で、薬草学の先生でもある。ナース服を身にまとった女の先生。
名前募集します。その中から気に入ったのを採用します。
下5まで。先生の名前募集
シノウルフェン
フェイ
ソフィー
ユレイ
ネル
ダメリン
名前決めました。じゃあ次に好感度判定です。
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
男の子!!! +10
可愛い!!!!! +15
あ
あんま好みじゃない感じか?
ユレイ51「……可愛い!」
「うふふ、ちょっとだらしない姿を見せちゃったかしら?」
隣から戻ってきたその先生は、見違えるように変わっていた。
髪はきれいに整えられていたし、顔は赤くない。それに扉まで漂っていた酒の匂いが全くしない。
……五分と経っていないのだが。
ユレイ「私の名前はユレイ……ヴェルヴァディオ魔法学校の薬草学の先生で、保健室で大事な生徒たちの怪我を治す仕事もやっているの」
宜しくね? とウインクをされた。
……その先生の隣で、ファティマが苦笑いをしている。
ユレイ「それで、君は――ああ、名前を先生に教えてくれるかな?」
ワイズ「わ、ワイズです……」
ユレイ「そっか、ワイズ君かぁ……じゃあワイズ君はどこが痛いのかな? 先生に見せてくれる?」
ワイズ「あ、いや、その」
ユレイ「ううんいいの! 先生くらいになると見ただけでどこが痛いか分かるから! お腹だね! お腹が痛いんだね! じゃあまずは服を脱いでお腹の音を聞きましょう!」
目をぎらつかせながら、ユレイ先生は僕の服の裾を掴んで――。
ファティマ「先生駄目です! 去年男子生徒にセクハラをして何回怒られましたか!」
ユレイ「ええい離せファティマぁ! いい!? こんな可愛くて純粋そうで女の子みたいな少年! もう見ないわよ!? 私が! 保健室の先生として保護しないと!」
ファティマ「そんな馬鹿なこと言ってるから婚期を逃すんです! だから合コンでも無視されるんです!」
ユレイ「五月蠅い五月蠅い五月蠅い! 大体ね、男子生徒がここに来ること自体レアなのよ!? 保健室の変な噂が流れて流れて! 寄り付かなくなっているのにこの子は来た! 何も知らないなら教えてあげないと!」
ファティマ「この子には私が昨日色々教えましたから! ほら、教えることなんてないですから! 座って!」
ユレイ「保健室の根も葉もない噂を知ってこの保健室に!? これは誘っているのよ! 大人のお姉さんをからかって遊んでいる少年は! 私が分からせてあげないと!」
ファティマ「先生! だから、落ち着いてください! 先生!?」
ワイズ「…………」
何を見せられているのだろうか。
誰かこの大人を保健室に連れてって
これが>>1の性癖か…
――――
――
―
ユレイ「…………それで、ワイズ君はどうして保健室に来たの?」
ファティマ「はぁ、はぁ、はぁ……」
ファティマの全量のストップに、ユレイ先生も落ち着いたのか。普通に職務を果たそうとしている。
……髪はぼさぼさになって、酒の匂いもしてきたが。
ワイズ「あ、いや、保健室ってどんな風なのかなって……見学に?」
ユレイ「別に他の学校の保健室と変わらないですよ。包帯、ベッド、消毒用アルコール、スポーツドリンクに、身長体重計……あっ! もしワイズ君が興味あるって言うんだったら――」
ファティマ「先生」
ユレイ「あ、はい」
……あたりめを齧り始めてしまった。
ファティマ「……はぁ。もうワイズ君も帰ったら? ここに居ても危ないだけだよ?」
ワイズ「そ、そうですかね?」
ファティマ「そうだよ」
……断言されてしまった。
ちょっとくらい先生と話してから帰りたいけど……大丈夫かな?
ユレイ「……」
あたりめを齧りながら、缶ビールを、一杯飲んだ。
何話す?
安価直下
神の身体について
今更だけどこの世界の文明水準よくわからんな
じゃあ、今日はこれで終わりにしたいと思います。皆さんお疲れさまでした!
>>492 僕が性癖丸出しのキャラクターをスレに出すわけないじゃないですか! 僕を信じてください!!!
>>495 文明水準、かなり雑です。魔法もロボットも魔物も人外もいるので。あんまり考えないほうが良いと思います!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
駄目な残念系お姉さんが好きです。婚期逃してそうな。
ショタも好きです。
おねショタも好きです。
おつおつ
じゃけん、おねショタラブラブかきましょうね~
おつ。
ショタおねもおばショタもいけるぞ!
乙でした
乙です
自分もおねショタ好きです
おつ
>>498 おばショタ僕も好き。けどショタおねはちょっと……(過激派)
ショタは! 受けであるべきだと思うんですけど!!!!!
乙
ついに正体を現したな
>>502
お姉さんに純粋な好意をぶつけていくショタやお姉さんを良いように玩具にしてしまうような悪ガキも好きなんだよ!!!!!!
あとショタがお姉さんやおばさんに密室に引きずり込まれて独占欲全開で押し倒されるようなシチュとかも(ry
ふとした疑問なんだけど海国ってうみこく?うみくに?かいこく?
うみぐにかもしれない
ワイズくん強いなぁと思ったけど
ベルフェのステータスと比べたらなんか色々足りない
>>505 「うみぐに」です。他は「おうこく」「まくに」「すなぐに」「ゆきぐに」「やみくに」になります。
>>507 まぁしゃーない。
>>504
お姉さんに好き! っていう感情を思いっきりぶつけるショタ可愛い……。分かり身が深い。好き。
顔真っ赤にしながら必死に、一生懸命動いてほしい。好き。
ショタ好き。好き。純粋ショタ好き。ちょっとエッチなことの興味津々な子も好き。好き。
性癖の話終わり。今日何時に出来るか分かんないです。
私まーつーわ
あ
神の身体について
ワイズ「あの、ユレイ先生?」
ユレイ「へっ!? 何々何々!? 先生がこたえられる質問だったら、何でも答えちゃうわよ!」
ワイズ「……え、えーっと。神の身体について何ですけど……」
ユレイ「神の身体? 神の身体、神の身体……んー」
ワイズ「何か知っていることがあれば教えて欲しいんですけど」
ユレイ「…………そうねぇ。この世界を創った神様の身体、っていうのは聞いたことがあるけど。それくらいは知ってるでしょ?」
ワイズ「まぁ、それくらいは」
ユレイ「んー、私。そういうアイテム詳しくないのよねぇ……校長先生が神の頭を持っているのは知ってるんだけど」
ワイズ「あ、校長先生は神の身体を持ってるんですか!」
ユレイ「え、ええ。まぁ私も実際にそれを見たわけじゃないんだけど――」
ワイズ「それでも十分嬉しいです! 教えてくれてありがとうございます!」
ユレイ「……そう? なら良いんだけど――あ、ねぇ。神の身体じゃなくて私の身体に興味は――じょ、冗談よ。冗談。おほほほ……」
ファティマ「…………先生?」
ユレイ「何よぉ! 独身の女はセクハラしちゃいけないっていうの!? いいじゃない! 私にだって潤いが欲しいのよ!」
ワイズ「セクハラで潤いを……?」
ユレイの好感度が5上がりました(56)
すみません今日はこれで終わりです! 一つだけ!
おやすみなさい!!!!!!
かわいそう
おつおやす
乙でした
おやすみ!!!!!
乙
おやすみ
乙。
なんとなく訊くんですけど、平日の昼って人いるんですか? 土日の昼でもいいですけど。
>>438 うん。HP増える。多分筋力も増える。
魔法基礎と魔法戦闘では新しい魔法覚えたり、魔力が増えたり? あとスキルのLvが上がったり。
あとは自分の目で確かめよう!!!!!!!! なんとなく予想できるけども。
最近はコロナで結構な人が家にいると思うし
事前予告あれば夜ほどじゃないかもしれないけど人は集まると予想
箒飛行は何が上がるんだろ
最近は昼でも結構いるよ
土日の昼ならいる
いる、最近なら特に暇な人も多くなるし
ああ、そうなんですね。今の時期だと昼でも人来ますか。
今日昼やろうかな、とか考えてたんですけど。ぐっすり寝ちゃってました。悲しい。
今日は早めにやって早めに終わろうと思っています。まだ何時に出来るか決めてないですけど。
>>521 そりゃあ、お前。箒に乗って空にふわふわ上がれるようになるんですよ! それ以外にないですよ! 箒飛行なんですから!
了解ー、このスレならいつやってもそれなりに集まると思いますよ
箒飛行は子供のロマン
羽で飛…
クィデ○ッチや!
こんばんは、22時くらいからやっていきたいと思います。そんなにやる時間早くないね。
暫くは授業自由時間授業自由時間の繰り返して、イベントも特にありませんが。許せ。
ちなワイ、ハリーポッター全く知らない。
お辞儀をするのだポッター
未遭遇キャラ会いたいから助かる
しばらくは自力をつけよう
ユレイ「ふんだ、いいわよいいわよ。私みたいなのは隅っこであたりめ齧ってろっていうんでしょ。いいわよいいわよ」
そう言って、ユレイ先生はあたりめをもって保健室のベッドに向かい。カーテンで空間を区切ってしまった。
ファティマ「……はぁ」
ワイズ「あ、えー……っと。僕はどうすれば?」
ファティマ「先生のことは気にしないで大丈夫。どうせ十分くらいしたら戻ってくるから」
ワイズ「はぁ」
カーテンで区切られてしまったベッドのほうをちらりと見る。
……中を確認してしまったら、なんかもう引きずり込まれて戻れなくなってしまいそうだ。
そんなオーラを感じる。
ファティマ「もう保健室に用がないんだったら他の所に行ったほうがいいと思うよ? 保健室にはこれ以上何もないし」
ワイズ「まぁ、そうですね」
身長を測るとか、そういう気分ではないし。
何する?
1 ファティマさんと話そう
2 どこかに行く
3 知ってる人と話に行く
4 自己鍛錬しようぜ!
5 その他(自由安価)
安価下3
4
ksk
4
2
何処に行く?
1 広場
2 戦闘用グラウンド
3 職員室
4 用務員室
安価下3
1
2
4
4
3
~用務員室~
ワイズ「失礼しまーす」
保健室を出て、今度はベルフェに会いに行こうと用務員室を目指す。
扉の上に付けられた室名の表札を見ながら、あちらこちらと学校を移動して、ようやく目的の部屋を見つけた。
……疲れた。
ワイズ「あれ」
……ベルフェの姿は、結論から言ってなかった。
だけど、そこには他の人が居て――。
どっちがいた?
1 携帯の次
2 モップ
安価下3
1
ksk
2
1
1
ksk
2
誰だ
「あ?」
用務員室に設置されていたちゃぶ台に向かって、胡坐をかいて座っていた男性に。ジロリと睨まれる。
……ベルフェと同じ、水色の作業員服を着ているが。その下にムキムキとしていないほうの筋肉があることは、扉から見ても分かった。
細マッチョだ、細マッチョ。
「……おい、何黙ってやがるガキ」
ワイズ「ふぇ?」
「用もねぇのに着てんじゃねぇぞ。邪魔だからとっとと帰れ」
ま、不味い!
怖いお兄さん系だ! 熱血系と同レベルで嫌いなタイプだ!
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
男嫌い-5
あ
あ
ブレイド25「生意気なガキが」
ワイズ「あ、いや。えっと」
も、もう帰ろう! このまま回れ右をして寮に戻って布団に籠ろう!
ワイズ「な、何でもありませ――」
「用があるなら言ってから帰れ、おい」
ワイズ「…………べ、ベルフェさんはどちらでしょうか?」
敬語だ。
がちがちの敬語だ。
「……んだよ。てめぇ、あいつの知り合いか?」
ワイズ「は、はい。えっと、お兄さんは――」
ブレイド「ブレイド」
ワイズ「……へ?」
ブレイド「それが俺の名前だ。お兄さんだなんて呼ぶんじゃねぇよ、気持ちわりぃ」
ワイズ「は、はい……ブレイドは」
ブレイド「さんが抜けてんなぁ!?」
ワイズ「ブ、ブレイドさんっ!!!!!!」
殺されそうだ。
なんか話す?
安価直下
強そうなのにどうして用務員やってるんですか
携帯の次って仮面ライダーってことかw
草
シャバドゥビタッチヘンシ~ン
スマホのbladeシリーズでは
>>556 当たり よく分かったね
※
強そうなのにどうして用務員やってるんですか
ブレイド「あー……畜生。どうして休憩時間にこんなガキと話してんだ俺は」
ワイズ「え、えっと。ブレイドさんは……えーっと。その、どうして用務員をやってるんですか?」
ブレイド「……けっ。無理やり放りだしたみたいな話題だな?」
ワイズ「いや、ブレイドさん強そうだし……冒険者? とかやったら良さそうじゃないですか?」
ブレイド「…………あー」
コンマ8以上で用務員やってる理由教えてくれるよ
コンマ直下
a
あ
コンマ一桁ね! とってたらコンマ下!
コンマ2 失敗
ブレイド「…………別に俺が何の仕事をしていようがどうでも良いだろうが」
ワイズ「そ、それはそうですけど――」
ブレイド「ぼそぼそ喋ってんじゃねぇ!」
ワイズ「は、はい!?」
ブレイド「……あー、大声出しちまった」
ワイズ「…………」
ブレイド「……お前まだそこに居たのか」
ワイズ「あ、はい。もう帰ります……失礼しましたー……」
ブレイドの好感度が1上がりました。(26)
――――
――
―
~一二年男子寮~
ワイズ「あああああああぁ…………」
やはり男は嫌いである。何故なら男だからだ。
と、それっぽい感じに言いながら。二段ベッドの上のベッドにボフンと横になる。
ワイズ「やっぱり嫌だなぁ。ええ、怖いなぁ」
あの人はあれだ。気に入らないやつはぶん殴るタイプだ。暴力で世界を回そうと考えてるタイプだ。
きっとそうに違いない、そうに違いない。
ゾラ「…………すやぁ」
下のベッドからルームメイトの寝息が聞こえてくる。
……いつから寝てるんだろうか。いや、授業には出てるだろうけど。
ワイズ「……ねよ」
さっきの用務員のことも、ルームメイトのことも忘れて。
けど保健室の先生のことは忘れないで。
枕に顔を埋めて、眠りについた…………。
【ステータス】
名前:ワイズ
性別:男
種族:ハーピー
HP:15 魔力:15 筋力:28 俊敏性:95 知能:31 話術:72 可能性:測定不能
料理:44 R-18耐性:33 乗り物酔い耐性:34
好き:歌・歌が上手な人
嫌い:男
【戦闘スキル】
羽ビンタ[Lv2]相手に4のダメージ。
風魔法・真空の刃[LV1][消費7]相手に(最大魔力-5)+コンマ一桁直下のダメージを与える。
【通常スキル】
フェニックス[LvMAX]寿命以外で死なないし、死んでも生き返る。千切れたら灰になり、新しいのが生える。
嘘から出した実[LvMAX]嘘を無理やり真実に変える口八丁。ノリと勢いでごり押す。
不幸体質[LvMAX]何かもう目も当てられない。ある意味主人公……?
歌好き[Lv1]歌を聴くと、ちょっとテンションが上がる。
それは残像![Lv1]自分に攻撃が当たるとき。自分の残像を作り出し、俊敏性の半分の確率で攻撃を回避する。
鉄の胃袋[Lv1]消費期限切れくらいならむしゃむしゃ食える。
【所持金】
銀貨八十五枚
【所持アイテム】
神の胴:神の身体の一つ。
よく分かんない鍵:魔国行きの船で見つけた鍵。小さくて銀色。
【好感度一覧】
『王国』
メリル43「ダンジョンはやっぱり危険ですから」
ペアリス100「また聴きに来てね!」
コレット59「…………ワイズ殿」
ローア87「まさかそんな敏感に変化に気が付くとは」
フレア50「もっと頑張らねばいけないな」
ショコラ100「仲よくしよーね!」
『魔国』
ユウナ100「勇者になるため頑張るんだ!」
アーティ73「また出会ったら宜しくお願いしますね」
サニャ58「……悪い人じゃ、ないと思うんだけど」
リィ89「まぁ、分かってくれたら良いんだよ。うんうん」
ゾラ81「これから仲よくしようねぇ、ワイズ君」
ファティマ65「分からないことがあったらいつでも聞きに来てね」
レヴィア40「貴方みたいな人が、あいつと……」
レンジ86「宜しくな!!!」
クスノキ19「拙者、主君募集中である」
ラディア71「一から頑張ろうね!」
ジョンソン58「真面目に授業を受けてくれるなら、それで」
ドロシー7「……ふん」
ユレイ56「私の人生に潤いを! 潤いを!」
ブレイド26「…………」
『七聖剣』
アベル1「断罪を開始する」
『セブンスアビス』
ベルフェ93「気に入ったぜ! 少年!」
二日目
朝。
ワイズ「…………」
むくりとベッドから起き上がり、もぞもぞと着替え、こそこそと忍び足で洗面所に向かう。
忍び足なのは勿論、昨日の朝エンカウントしてしまった体育会系ティーチャーと遭遇しないためだ。
目覚ましは、もう必要ないのだ。
ワイズ「バシャバシャバシャバシャ」
洗面所についたので、まず顔を洗う。
ワイズ「シャカシャカシャカシャカ、ガラガラガラガラ」
歯磨き、そしてうがい。
ワイズ「あ……ゴシゴシゴシゴシ」
何となく石鹸に手を付けてしまったので、手もついでに洗う。
手洗いうがいは大事である。なんか、言わなければいけない気がした。
ワイズ「……よし」
サッパリとしたので大食堂に向かう。よし、完璧だ。
~大食堂~
昨日と同じように、沢山の生徒が朝食を取っていた。
ワイズ「今日は何食べようかなぁ」
そういえば昨日は何を食べたんだったか。
……和食だったような気がする。
うん、なんかイメージ強い。昨日は和食を食べたんだな。
ワイズ「すみませーん!」
ならば、今日は洋食だな! サンドイッチ!
どうする?
1 知ってる人と食べる
2 知らない人と食べる
3 ぼっち飯最高
安価下3
1
3 これはこれでイベントありそう
2
どーっちだ。
1 男と?
2 女
安価下3
2
2
1
1
男のだーれだ
1 卍
2 聖徳太子
3 年齢区分
安価下3
1
1
1
2
3
ワイズ「…………ん?」
食堂のテーブルの隅で、一人ぽつんと食べている男がいた。
黙々と黙って、トーストを食べていた。
ワイズ「……」
何だろう。こう……僕と正反対な気がする。
何が正反対だとかは良く分からないが、こう。違う気がする。
……ちょっと、近くに寄って――。
「ふっ」
ワイズ「!?」
な、なんか鼻で笑われた!?
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
男嫌い-5
男……いや、女……おと、女…… -5
あ
28「我が闇に飲まれる前に、ここを立ち去るんだな」
「そこの女面鳥身よ、俺と接触するのは止めておいたほうがいい」
手に持っていたトーストを皿に置き、男はこちらを見もしないで淡々と喋る。
「我が心、深淵、虚無虚構から漏れ出す。炎をも飲み込む紅の焔、闇をも取り込む滅びの黒が貴様に襲い掛かるぞ?」
何言ってんだこいつ。
ワイズ「何言ってんだこいつ」
「俺の力をもってしてもこの闇と炎を抑え込むのは難しいのだ。さぁ、今ならまだ我が闇に呑み込まれずに済む、平穏の世界に戻るがいい。女だというのならな」
ワイズ「……」
一歩、近づく。
「…………」
一歩、いや二歩離れられた。
あー…………。
「……貴様、正気か? まさか、貴様も俺と同じ――いや、それならばそのような造形を取るのはおかしい。俺に近づこうとするのは俺と同じ性を持つアダムと同等の――」
あー。
ワイズ「僕、男なんだけど」
「…………」
沈黙。
……そして。
ディアン「我が真名はディアン! 己の闇、炎をその剣に纏い! その深淵を! 世界の終焉を見届けるもの!」
勢いよく立ち上がり。まっすぐとこちらを見て。なんか良く分からないポーズとともに、なんか良く分からないことを言い出した。
ワイズ「なんだお前」
何だお前。
今日は寝ます。お疲れさまでした。
船の†と部屋の長ったらしい奴はディアンです。前スレの図書館で一心不乱に本を読んでいたのもディアンです。
おつ
闇に飲まれよ!
乙
出たがりかな
乙でした
乙です
年齢区分→CERO→セロ 性別?枠
聖徳太子がわからないけど消去法でハゲか
朝のコミュ一回、授業二回、授業後の行動2回だと結構多いように見えるけど大丈夫かな?魔国編は結構長くなりそうだけど(というか王国が短かったんだけど)
こんばんは、今日は21時半くらいからやっていきたいと思います。
>>591 聖徳太子→「日没する処の天子」→ひ、イズル
>>592 あー、結構多いですかね? じゃあ授業後行動を一回に減らしましょうか。 あんまり時間進まないですし。
その辺は>>1の思う通りにやってくれればいいのよ
余程アレでもない限り大丈夫だって!
キャラと知り合える回数が減ってしまうが(望みのキャラと知り合えるとは言ってない)>>1の負担になるならしょうがないか
正直>>592は余計なことを…と思うというか、もう好きなキャラと知り合えたから賢者タイムになってさっさと先に進めたいみたいな感じというか
それはさすがに邪推というか被害妄想、俺が出したキャラは一回も出てないよ
授業でモブと組まされる可能性をなくして欲しいな
>>598 キャラと絶対に戦うようにすると、キャラのデータ全部作らないといけなくなるんだよ!!!!!!!!! 辛い!!!!!!!!
じゃあモブ枠全部ドロシーで
>>600 草。それはそれでキャラが立ちそうではある。
じゃ、やっていきまーす。
※
ディアン「ふっ、まさかこの俺の目前でその姿を偽るとは――なんと無茶苦茶な。しかし、今はその力を褒め称えよう」
と言って、なんか真っ黒な男は隣の椅子を引いて、座るように誘導してきた。
ワイズ「…………」
ディアン「ん? どうした? 今更この俺の闇に恐れた。というわけではなかろう?」
あれ、座らないんですか? みたいな感じできょとんとした表情をディアンはこちらに見せる。
どうしよう。
関わりたくない。
ワイズ「ああ、いや。ちょっと――」
ディアン「遠慮することはない。俺を前にした者たちは最初、誰しもが硬直し深淵に時間を奪われるものだ――」
お前の行動に唖然として固まってるだけじゃい。
……なんて言えるわけもなく。なんか怖いし。
ワイズ「……失礼します」
そして、僕はその男の隣に座った。
何話す?
安価直下
どうして難しい言い回しで話しているの?
どうして難しい言い回しで話しているの?
ワイズ「ねぇ、ディアン?」
ディアン「どうした偽りの己を真とする面鳥身よ」
ワイズ「……どうしてそんな意味不明――いや、頭のおかしい――――ん、んんっ! 難しい言い回しで話しているの?」
ディアン「…………ふっ」
ワイズ「また鼻で笑った……」
ディアン「俺の言葉は他の人間に訊かれてはいけない、もし俺の真実を知った者が他に現れたら、組織に処理されてしまうからだ」
ワイズ「組織?」
ディアン「そう! 世界の終焉を見届ける眼と、俺の中に眠る闇と炎の力――それを狙う組織だ」
ワイズ「……はぁ」
ディアン「だからこそ、だからこそ。あえて――貴様の言う難しい言い回し、を使っているのだ」
ワイズ「いや、そんな分かってくれるな? みたいな表情をされても」
ディアン「我の眼から逃れたのだ、これ以上言葉は不要であろう?」
ワイズ「俺なのか我なのかはっきりしないね」
ディアン「…………ふっ」
ディアンの好感度が15も上がりました(43)
――――
――
―
なんかめちゃくちゃ好かれてしまった気がする。
怖い。
ワイズ「……んー」
まぁとりあえず、今日の授業を考えよう。
ワイズ「何しようかなぁ」
昨日と同じ授業でもっと力を付けるか。
違う授業で色んな先生に会ってみたりとか。スキルを覚えたりとか。
……うーん。
何の授業を受ける?
一人二つ選択し、その中から一番コンマ二けたが大きいものを採用します。
【箒飛行学】【体育】【魔法薬学】【薬草学】【魔道具作成学】【非魔法戦闘学】【魔法戦闘学】【魔法基礎学】【古代異種文字学】
下5まで
魔法薬学、魔道具作成学
【魔法基礎学】【古代異種文字学】
【魔法薬学】【薬草学】
魔法薬学 古代異種文学学
最後の一個来ないから>>606でいいですか?
薬草学
魔道具作成学
10分埋まらなければ締め切るって形式も結構ありますよ
>>612 あー、そういう風にするのもありなんですね。長くなるやつはそういう時間制限にしましょうか。
しまった、まーたどっちを先に受けるのか決めなかった。学べマナベ。
どっち先に受ける?
1 魔法薬学
2 魔道具作成学
安価下3
ksk
2
2
どっちが先でもええべや
採用した安価の下一桁コンマが奇数なら最初に書いた科目、偶数なら二番目に書いた科目を最初にするとかはどうかな?
書いた順番そのままでいいのでは?
ID:O8wscnAd0
ウゼー!!!!ウゼー!!!どんだけ噛みついて煽れば気が済むんだよクソが!!!
――――
――
―
~アトリエ~
学校の三階に構えているアトリエに足を運ぶ。
アトリエはアトリエと言っても様々な用途のアトリエがあるらしいが――魔道具作成学で使用するアトリエには機械がずらーっと並んであった。
なんか変な液体が入った巨大フラスコとかもあった、すげぇ。
「あー……では、魔道具作成学の授業を始める」
教卓の前にドワーフの先生が立つ。
小柄ではあるが筋肉質の体に、ボサボサと生えた白い髪。
ああ、なんかイメージ通りな感じの先生だ。
「初めて見る生徒もいるので、一応。自己紹介をさせてもらう」
ジェノム「儂の名前はジェノム。基本的に生活水準を向上させるための魔道具全般を専門としているが、授業では戦闘用に使える魔道具なども作っている」
宜しく。と、何の変哲もなく言った。
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
男嫌い-5
あ
の
あ
何回も言ってるけど喧嘩すんなよ。怖いから。
次なんかそんな雰囲気になったら皆お嬢様言葉な。
ワイズやベルフェがお嬢様言葉だと!?
自分の意見は何言ってもいいけど別の人が意見言うのは許さないとか作者の編集者気取りの奴どこにでもいるな
>>626 キャラじゃなくて、俺含めた君たちの口調や。お嬢様口調で安価取ってコンマも取るんや、それ以外認めないからな。まだやんねーけど。
※
ジェノム59「真面目に授業を受けているようだな」
ジェノム「ええ、ではさっそく授業を始めていく……が。最初の授業から戦闘に使えるような実用的なアイテムを作るつもりはない」
ジェノム「どんなアイテムを作るにも、基礎は大事だ」
そう言いながら、ジェノムは一人の生徒を指名して。小さな、とても小さな壺と、銀色に輝く石と木の枝を各生徒一人一人に配り始めた。
ジェノム「まず魔道具作成とは一つのアイテムの性質を他のアイテムに移すことだ」
ジェノム「何処にでもあるような剣にダイヤモンドの性質を付与させることで、ダイヤモンドの剣を造り出したり」
ジェノム「水に火を付与させることで燃える水を造り出したり――まぁ、簡単に言うとそんな感じだ」
今からお前たちにはその石の性質を木の枝に付与し、銀色の木の枝を作ってもらう。
ジェノム「……銀に輝く石だが、銀そのものではないぞ。所謂メッキだ、メッキ」
……では、まずその二つを手元にある壺の中に入れて――――。
ワイズ「うん」
何となく理解できたような、理解できなかったような。
ワイズ「……よぉし」
先生の話はちゃんと訊いていたし、あとはやってみるだけだ!
ワイズ「ぼちゃんぼちゃん、と」
結果は?
知能判定!
31以下で成功!
コンマ直下
うい
コンマ39 失敗
ワイズ「おぉう……」
銀メッキの石と木の枝を混ぜ。
普通の石が出来上がった!
ワイズ「……う、うーん」
逆になってしまった。
これは、どの方向から見たとしても失敗なのでは?
ジェノム「…………ん?」
と、軽く凹んでいると変なことをしていないか見回りをしているジェノム先生と目が合った。
……に、睨まれた? な、なんか近づいてくるんだけど?
ジェノム「ああ、お前失敗したのか」
ワイズ「は、はい……」
ジェノム「……最初のうちは誰でもそんなものだ。どれ、そういう授業だ、一緒にやるか」
と言って、先生は石と木の枝を机の上に置いた。
ワイズ「ひゃい……」
…………こ、怖いけど頑張ろう!
知能判定!
31以下で成功!
コンマ直下
先生サポート -40
あ
悪化したぞ
コンマ96-40=56 失敗
何処にでもある木の枝と、普通の石が出来上がった!
ワイズ「……」
ジェノム「…………」
……ぎ、銀のメッキは! 銀のメッキはどこに行った!?
ワイズ「せ、先生……?」
ジェノム「やり方はおかしくないんだがなぁ、んー……おいお前、名前は?」
ワイズ「へ?」
ジェノム「さすがに自分の名前くらい覚えているだろ?」
ワイズ「わ、ワイズと言います」
ジェノム「ん、ワイズ……? まあいい、授業終わりの放課後、もし暇だったらこのアトリエに来るといい」
普通に、真面目に頑張っている生徒を無下には出来んからな。と先生は言う。
ワイズ「……わ、分かりました」
ちょっと怖いが、いやすっげぇ怖いが。放課後にこのアトリエに向かうのも、いいかもしれない。
やさしい
ぐう聖
ええ先生や
~アトリエ~
魔道具作成学の授業が終わったので、次の授業のためアトリエを移動する。
……正直。さっきの授業がうまくいかなかったので、次の授業も不安である。
ワイズ「し、失礼しま――」
とりあえず、魔法薬のアトリエに入って――。
「ひ、ひひ、ひひひ――――」
ワイズ「失礼しました」
……ま、魔女がいた。
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
ん
はい
アマンダ26「……ふぅん」
アマンダ「わ、私はアマンダ……ヴェルヴァディオ魔法学校、魔法薬学の先生…………よ、宜しく、ね?」
先ほど魔女と思ってしまった女性は、先生だった。
……いや、それしかないだろうけど。
アマンダ「こ、この授業では。回復薬や、硬化、強化薬など身体に作用するお薬を作ります……」
回復魔法を覚えていない人には、一番大事な授業かも。しれないです、ね……。
と、アマンダ先生は俯きながら言っている。
アマンダ「で、では。最初は皆に回復薬を作ってもらいます」
アマンダ「回復薬は一般的な薬草を煮込んで作ります……確かに、薬草はそのまま齧っても効果はありますが、とても苦いですから」
アマンダ「煮込んで、味を調えてあげれば……飲みやすく、しかも効果も上昇して――――」
と、いうわけで。前の授業と同じように薬草が配られ回復薬を作るんだが――。
ワイズ「壺、万能過ぎない?」
魔道具作成学で見たような壺が、またあった。
……壺というより窯?
ワイズ「ま、まぁ。頑張ろうっと……」
失敗しませんように、失敗しませんように……。
知能判定!
31以下で成功!
コンマ直下
ほい
あ
コンマ74 失敗
ワイズ「…………」
なんだこれは。
なんかぐつぐつしてて、どろどろしてて――なんだこれは。
ワイズ「……」
チラリと他の生徒が作った回復薬を見る。
綺麗な緑色だった。なんかメロンソーダみたいな感じだった。
ワイズ「…………す、すみませーん!」
く、悔しいから他の生徒から余った薬草を貰おう!
チャレンジだ! チャレンジ!
知能判定!
31以下で成功!
コンマ直下
繰り返し-10
はい
ん
手先が不器用なのかタイミングが悪いのか攪拌速度に問題があるのか
コンマ46-10=36 失敗
ワイズ「お? お? お?」
ぐつぐつと煮込んで暫く。壺の中に綺麗な緑色の液体が作られていた。
ワイズ「これは成功したのでは――けど、くっさ」
見た目は他と変わらない回復薬、だがなんかすっげぇ臭い。
目に染みる匂いだ。
ワイズ「……けど、まぁ。見た目普通だし」
そう考えて、思い切って飲んでみる!
ごくごくと、気持ちよく。お手製の回復薬を飲んで――――。
ワイズ「おぇえええええええええ…………!」
すっげぇ不味かった。なんか喉とお腹がピリピリした。
ドロシーに馬鹿にされる
――――
――
―
ワイズ「」
今日の授業は、なんかこう。とても悲しい感じだった。
頭が悪いからいけないのか、頭が悪いからいけないのか?
ワイズ「……そこまで頭悪いのかなぁ」
ベンチの腰を掛けて、ぼんやりと空を眺める。
……喉が、まだピリピリする。
ワイズ「はぁ、どうしよ」
授業は終わり、放課後。
生徒たちは各々自由な時間を過ごしている……。
何する?
1 どこかに行く
2 知ってる人と話に行く
3 自己鍛錬!
4 その他(自由安価)
安価下3
4 ジェノム先生のアトリエに行くってここから直で選んでいいのかな、1選んでから?
1
2
1
1
誰と話そう?
1 生徒!
2 先生と用務員!
安価下3
2
1
1
生徒の誰と話す?
1 ユウナ
2 サニャ
3 ファティマ
4 レヴィア
5 クスノキ
6 ドロシー
7 ゾラ
8 ディアン
安価下5 十分経っても来なかったら最後のやつで
フミィ
2
6
5
4
1
1
2
ディアン
~図書室~
ワイズ「あ、いたいた」
膨大な量の本がある図書室に入り、ワイズは目的の人物に話しかける。
ワイズ「あの、レヴィアさん?」
レヴィア「あらワイズさん。何か用ですか?」
読んでいた本に栞を挟んでからその本を閉じる。
ワイズ「いや、何か用があるわけじゃなくて。ちょっと話したくなっただけなんですけど……駄目ですか?」
レヴィア「ん……」
少し驚いたように、声を漏らす。
レヴィア「……いえ。そんな駄目だなんて言いませんよ。用がないから話しかけてはいけないだなんて訳じゃありませんし」
ワイズ「で、ですよね!」
そう言って、ワイズはレヴィアの隣の椅子に座った。
何話す?
安価直下
おすすめの本について聞いてみる
本好きなの?
おすすめの本について聞いてみる
ワイズ「そういえば、レヴィアさんは本をよく読むんですか?」
レヴィア「ええ、本は好きなので」
ちょっと嬉しそうに笑いながら、レヴィアさんは今手に持っていた本をこちら側に寄せてきた。
……なんか難しそうな本だ。
ワイズ「この本は?」
レヴィア「氷魔法に関する本です。実は私、氷魔法が得意でして」
ワイズ「あ、そうなんですか」
レヴィア「……そうだ。折角ですからワイズさん。何か本を読んでみては?」
ワイズ「え」
手を合わせて、いいアイディアだ! と言わんばかりに、笑っていた。
レヴィア「本はとても良いものです。先人の知識、知恵、努力、行動……何もかもが記されていますから」
ワイズ「は、はぁ」
何か読んでみたい本はありますか? 私が持ってきてあげますから。
……なんか張り切っている。
ええと、本かぁ……。
どんな本読みたい?
下3まで募集。十分経っても来なかったら終了。
古帝国の失われし記録
炎魔法の全て
歌が載ってる本
闇国日記
世界各国の地理や歴史
ワイズ「じゃあ……。
1 古帝国の失われし記録
2 炎魔法の全て
3 歌が乗ってる本
先に三つ取ったものを採用
2
1
3
三つはきついですね、二つにします
3
正直歌が載ってる本って何……? カラオケの歌本……?
民謡集的な
ワイズ「歌が載っている本とか、読んでみたいなぁ」
歌。
最近まともに歌を聴いていない、だったら色んな歌の歌詞とかを見て空想したい。
……そういえば、ペアリスは今どうしているだろうか?
レヴィア「……歌、ですか?」
ワイズ「うん、歌」
レヴィア「…………民謡集とか、ですか? まぁとりあえず探してみますけど――あったかなぁ」
ぶつぶつと独り言をつぶやきながら、レヴィアさんは本の海に潜っていった。
――――
――
―
歌魔術とかあるんかな
レヴィア「それらしいのを持ってきましたけど、これでいいですか?」
数分後、レヴィアは一冊の本をもって机に戻ってきた。
ワイズ「おお……!」
本を手渡され、それの表示をまじまじと見つめた後。僕はペラペラとページを捲る。
全国民謡集。
全ての国の代表的な歌、曲を纏めた本。
ワイズ「へぇ、ほぉ……おおおお……」
なんか、もう、こう! すごいワクワクするこういうの!
レヴィア「本当に歌が好きなんですね。ワイズさんは……目が輝いていますもの」
ワイズ「そ、そうかな?」
レヴィア「……そんなに歌が好きなワイズさんの歌も、いつか聴いてみたいですね」
ワイズ「え…………」
ワイズ君の歌判定だ!!! おら、ある意味重要だぞ!!!!
コンマ二桁で高いほどうまい! 低いほどぼえー!
コンマ直下
歌好き+5
めちゃうま
51 普通に毛が生えた程度の
ついでだしその場にいるレヴィアと、仲間のベルフェの歌判定もしよう。
レヴィア直下
ベルフェ下2
ネタにもできねぇ!
あ
ベルフェの意外な特技
ベルフェに歌ってもらおう
姉妹格差よ、悲しいなぁ。
レヴィア 24 音痴
ベルフェ 85 滅茶苦茶上手い
※
ワイズ「ん、んー?」
レヴィア「あれ、どうかしましたか?」
なぜか首を傾げているワイズに、レヴィアは尋ねる。
ワイズ「いや、別に上手ってわけじゃないけど下手ってわけじゃないし……こう、別に聴く価値があるかというとそうでもない平凡な感じだよ? 僕の歌って多分」
何となくそんな気がするのだ。うん。
レヴィア「は、はぁ? そうなんですか?」
ワイズ「そうなんですよ」
レヴィア「ま、まぁ。平凡でもいいじゃないですか。私は音痴なのであまり上手に歌えませんし……あ、ああでも」
歌と言えば、とレヴィアは続けようとして――。
レヴィア「…………こほん。すみません、なんでもありません」
ワイズ「……?」
レヴィアの好感度が5上がりました(45)
粗雑なお姉さんが実は歌が上手いというギャップ好き
レヴィア「では、そろそろ戻りましょうか」
ワイズ「……あれ、もうこんな時間?」
あの後いろいろと雑談をしていたが、気づいたらもう結構な時間が経っていたようだ。
……歌ってすごい!
レヴィア「……一応言っておきますが、授業の最中に眠ったり、授業を妨害するようなことはしないでくださいよ?」
ワイズ「し、しませんよ!」
レヴィア「一応、ですよ一応。ふふ……」
【ステータス】
名前:ワイズ
性別:男
種族:ハーピー
HP:15 魔力:15 筋力:28 俊敏性:95 知能:31 話術:72 可能性:測定不能
料理:44 R-18耐性:33 乗り物酔い耐性:34歌:51
好き:歌・歌が上手な人
嫌い:男
【戦闘スキル】
羽ビンタ[Lv2]相手に4のダメージ。
風魔法・真空の刃[LV1][消費7]相手に(最大魔力-5)+コンマ一桁直下のダメージを与える。
【通常スキル】
フェニックス[LvMAX]寿命以外で死なないし、死んでも生き返る。千切れたら灰になり、新しいのが生える。
嘘から出した実[LvMAX]嘘を無理やり真実に変える口八丁。ノリと勢いでごり押す。
不幸体質[LvMAX]何かもう目も当てられない。ある意味主人公……?
歌好き[Lv1]歌を聴くと、ちょっとテンションが上がる。
それは残像![Lv1]自分に攻撃が当たるとき。自分の残像を作り出し、俊敏性の半分の確率で攻撃を回避する。
鉄の胃袋[Lv1]消費期限切れくらいならむしゃむしゃ食える。
【所持金】
銀貨八十五枚
【所持アイテム】
神の胴:神の身体の一つ。
よく分かんない鍵:魔国行きの船で見つけた鍵。小さくて銀色。
【好感度一覧】
『王国』
メリル43「ダンジョンはやっぱり危険ですから」
ペアリス100「また聴きに来てね!」
コレット59「…………ワイズ殿」
ローア87「まさかそんな敏感に変化に気が付くとは」
フレア50「もっと頑張らねばいけないな」
ショコラ100「仲よくしよーね!」
『魔国』
ユウナ100「勇者になるため頑張るんだ!」
アーティ73「また出会ったら宜しくお願いしますね」
サニャ58「……悪い人じゃ、ないと思うんだけど」
リィ89「まぁ、分かってくれたら良いんだよ。うんうん」
ゾラ81「これから仲よくしようねぇ、ワイズ君」
ファティマ65「分からないことがあったらいつでも聞きに来てね」
レヴィア45「……あいつの歌はかなり上手いんですよね」
レンジ86「宜しくな!!!」
クスノキ19「拙者、主君募集中である」
ラディア71「一から頑張ろうね!」
ジョンソン58「真面目に授業を受けてくれるなら、それで」
ドロシー7「……ふん」
ユレイ56「私の人生に潤いを! 潤いを!」
ブレイド26「…………」
ディアン43「これ以上の言葉は不要であろう?」
ジェノム59「真面目に授業を受けているようだな」
アマンダ26「……ふぅん」
『七聖剣』
アベル1「断罪を開始する」
『セブンスアビス』
ベルフェ93「気に入ったぜ! 少年!」
じゃあ今日はこれで終わりにしたいと思います。お疲れさまでした。
ベルフェが歌上手いこと知ったら好感度がぐんぐん上がるワイズ君がいるって本当ですか? ちょっろ。
乙でした
おつおつ
乙
これはちょろインですねぇ
乙乙
レヴィアはベルフェに負けてるもの多そう
おつ
382 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2020/04/18(土) 12:55:10.12 ID:Z1xCF6aRO
自粛だからか普段ここの板来ないようなのが気に入らない他者の書き込みに過剰反応しててうざい
己は編集者かっつーの
386 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2020/04/18(土) 13:16:58.61 ID:Z1xCF6aRO
俺は傍観者で余りにも目に余ったから愚痴っただけだよ
スレでぼやいたら火に油そそぐだけだしな
ふざけんなよ散々ID変えて安価とっていい思いしてる癖に、ちょっとでも気に入らないことがあるとすぐこれかよ
お前を喜ばせるために安価とってるんじゃねーよ
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 16:51:43.16 ID:zxgYLfr50
また香ばしいのが湧いたな……
ID:Z1xCF6aROといい作者はこんな民度の低い奴自己中ども放置してる癖になんでこいつら以外のレスにキレてるんだ
こんな糞ゴミ連中に媚びへつらって作者天狗に乗るんじゃねーよ
ID:zxgYLfr50
お前テストスレでコンマ操作してるのかよ…お前の好き嫌いで良い結果悪い結果決められてるとかめっちゃ萎える
…何故そこまで必死になる?
というか端から見てたらあんたも同列よ
むしろ連レスなんてしてる自身で余計タチが悪いというか
むしろそんな奴が居座ってるスレにいても気分悪くなるだけだから
黙って離れることをおすすめするよ
というか別スレの会話ここに貼ってる時点で頭おかしいのはこいつだろ
どう見ても>>707からID変えてる同一人物だし
頭おかしいという暴言吐く奴がまともな頭の奴なら俺は頭がおかしい奴でいいわ
あらあら、この調子だと今日は皆さんお嬢様言葉に決定ですわね
そうですわね
嘆かわしいですわ
おハーブ生えますわ
その軽やかな返信見習いとうございます
ノブレス・オブリージュ
あなたも高貴なる一員なのですから
その情熱を困窮する今の世へ向けて欲しいですわ
きっとあなたの手助けを求める方がお待ちしております
ハーブと一緒に甘いものでも食べたいですわね
おーっほっほっほっほ! わたくしが建てたスレッドの雰囲気が悪くなっててびっくりしてしまいましたわ! 思わずお小水をちびってしまいましたわ!
どれもこれもお紅茶が美味しすぎるのがいけないと思いますの! お嬢様の皆様もそう思いましょう?
これから他のお嬢様とティーパーティーが行われるので、更新のほうは22時ほどからやりたいと思いますわ!
このスレッドに参加できるのは勿論超一流のお嬢様のみ……お紅茶を嗜み、いきなり名言を語って、戦車に乗るようなお方だけが参加できますことよ!
野蛮なお言葉遣いの下々は参加できませんことよ! おーっほっほっほっほ!
生まれたままの姿でお待ちしておりますことよ
イギリス淑女の嗜みですわ
了解しましたわ
承知したでござる
承りましてよ
備えましょう
>>1も大変だと思うけど頑張ってほしいですわ
わたくし非力ながら応援していましてよ
エレガントに待機ですわ
一人だけ曲者がいますわ
>>722 忍者! 忍者がいますわ!? 野蛮で影が薄くて語尾にニンを付けないと喋れない、あの忍者がいますわ!? 怖いですわー!
勿論お嬢様がたは分かってらっしゃると思いますけど一応言っておきますわ!
安価を取る時も、コンマを取る時も。雑談でも合いの手でもどんな時でもお嬢様はお上品な口調ですわ! それ以外は認めませんわ!
待機しますわ
それでは、ティーパーティーも無事終わったので更新していきますわ!
流石に本編のキャラクター全員お嬢様なわけじゃないですわ!
※
三日目
――――
――
―
~大食堂~
ワイズ「今日は何食べようかなーっと」
大食堂でメニューを見ながら、何を食べるか考える。
……あと、今日は誰と食べるかとか考える。
ワイズ「偶には一人で黙々と食べるのもいいけど……なんだろ」
誰かが隣に座ってくる気がする。絶対に一人で食べさせてはくれない気がする。
ワイズ「……ふぁあ」
顔を洗ったのに、まだ眠い。
どうする?
1 知ってる人と食べる
2 知らない人と食べる
3 ぼっち飯だと思った? ランダムってことだよ
安価下3
3
2です
2ですわ
>>732 この言い方は確実にお嬢様なので採用ですわ! >>730と>>731では確実にお嬢様と言い切れないので採用できないですわ!
百パーセント純血のお嬢様だけが生き残れますわ! おーっほっほっほ! お紅茶をがぶがぶ飲みますわ!
※
どっちと食べる?
1 男と?
2 女
安価下3
2です
1なのですわ
今回は2を選びたい気分ですわ
1にしますわ
これは失礼を…以後気を付けますわ!
女の子の?
1 立女
2 タ口前
安価下3
2でよろしくって?
1の子にしますわ
1ですわ!
2ですわぁ
ふむ…これは一人称ですわね?
こういう選択肢を見る度、わたくしの投下したキャラがどのように表現されるか楽しみになりますことよ。オホホ。
お腹の中の猛獣が暴れまわってて遅れましたわ!
※
今日は誰と食べようか、と何時ものようにあたりを見渡していると珍しい服を着た少女を見つけた。
「……」
おでこを大きく開けた黒いセミロングに金の瞳がよく目立つ。
そして、紅白色の――な、なんだろう? 儀式とかで来てそうな感じの……装束?
ワイズ「あ、あのぉ?」
とりあえず声をかけよう! なんか笑顔でもきゅもきゅ食べてるから怒ったりはしないでしょ! うん!
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
踏みますわ
やりましたわやりましたわやりましたわーー!!
わたくしの投稿したキャラが遂に登場しましてよ!
>>1さん感謝ですわーー!!!
おめでとう存じますわお嬢様
>>744 正解ですわ!
>>748 そう言って貰えるととても嬉しいですわ! 頑張って再現しますわ! おーっほっほっほ!
※
ツクヨミ34「うむ、宜しく宜しく」
「む? 妾に何用か?」
こてん、と首を傾げながら。少女はこちらを向いた。
……おおう。
ワイズ「ええっと、その一緒にご飯を食べてもいいかなぁ……って?」
「妾と一緒にご飯を……? くっくっく、まぁ良かろう。妾も一人で食事を取るのは退屈じゃったからな」
と、目を輝かせながら言った。
……ああ、良い子だ。
ワイズ「あ、僕はワイズ。君は?」
ツクヨミ「妾の名はツクヨミ。三日ほど前に入学したばっかりの一年生ではあるが、誰にも負けるつもりはないぞ?」
ワイズ「は、はぁ」
ツクヨミ「うむ、妾のことはそれだけ理解していれば宜しい。じゃ、食事を再開するかの」
そして、もきゅもきゅ食事を再開した。
……皿の端っこに、野菜が寄せてあった。
何話す?
安価下
お野菜はお嫌いでして?
(野菜は食べないの?)
野菜は食べないの?
ワイズ「ねえ、野菜は食べないの?」
ツクヨミ「むっ…………!」
皿の端に寄せられた野菜のことを指摘されて、ツクヨミは顔をしかめる。
ツクヨミ「し、仕方ないじゃろう? だ、だって! ピーマンじゃよピーマン!?」
ワイズ「嫌いなの?」
ツクヨミ「き、嫌い……とか、そういうのではない。あ、あれるぎぃ? とかいう奴なのじゃよ、うん」
と、目をそらしながら言う。
……誰にでもわかる嘘だった。
ワイズ「じゃ、じゃあお主はこの苦い野菜を食べれるというのか? ふふん、無理であろう無理であろう?」
コンマ一桁 6以上で好き嫌いなんてあるわけないだろ!
コンマ直下
好き嫌いはしないのが淑女ですわ
ワイズきゅんのポンコツ具合癖になりますわぁ~
可愛いですわ(可愛いですわ)
コンマ2 好き嫌いあります
ワイズ「ま、まぁ……うん」
僕もあまりピーマンは好きじゃない。
胃袋は丈夫になったけど、嫌いなものは嫌いだ。
ツクヨミ「なら、妾にとやかく言う筋合いはないじゃろう? ああ、あれるぎぃは辛いのぅ辛いのぅ」
にやにやと笑いながら彼女はそう言い張って、白いご飯を食べ始めた。
……。
…………なんだろう。
なんか、悔しい!
どうするべ
1 僕だって野菜くらい食えるわ! 鉄の胃袋舐めんな!
2 あれるぎぃなのに野菜食べれたら凄いと思いますよ! ツクヨミ様!
安価下3
ヨイショするのですわ2
せっかくのスキルですし1ですわ
男を見せるのですわ1
ワイズ「…………」
ツクヨミ「……? お主、何をやって――」
ピーマンの炒め物。
千切りされたピーマンを……なんだろう。バターとか油とか、そんな感じのもので炒めた。メインの脇にある付け合わせ。
悲しくも皿の端に寄せられたそれを、スプーンで掬う。
ツクヨミ「ま、待て! お主早まるな! 無理して食べることはないじゃろう!?」
ワイズ「……それでも」
それでも、食べなくちゃいけない時があるんだ!
そう宣言して、僕は――ピーマンを口に入れた。
結果は?
コンマ一桁
1 あっ……………
2~6 ……にぎゃい
7~0 余裕なんだがー?
コンマ直下
ほい
あ
そこらの胃袋とは違うのですわ
せっかくの0ですけれど
お嬢様でないので>>763ですわ
お役に立ちませんですわねこのスキル!
>>764 危うく下々のコンマを採用するところでしたわ! 感謝感激ですわー!
苦いピーマンはやはりお紅茶で流し込むに限りますわ! お嬢様たるもの! おーっほっほ!
…摂取できればいいのでしてよ!
コンマ4 にぎゃい
ワイズ「……」
ツクヨミ「…………?」
……。
ワイズ「……にぎゃぁい」
何とか飲み込めはしたけど、にがぁい!
コップに入った水を、ごくごくと飲み干す。
ツクヨミ「ぷ、ぷぷぷ! 涙目になりながら無理して食べるなど……滑稽じゃのう」
ワイズ「むっ」
ツクヨミ「ま、その精神性は中々じゃと思うが……それだけじゃの!」
ワイズ「お、お前は食べても無いのにそんなことをいうのか!? 謝れ! ピーマンを作ってくれた農家さんに謝れ!」
ツクヨミ「あれるぎぃあれるぎぃ……食べると体中にぷつぷつが出来るのじゃ。痒い痒い」
ワイズ「ぜーったい嘘だぁ!」
ツクヨミ「はいはい」
お、お前も頑張って食べろ! 苦手でも食べろよぉ! こんにゃろう!
コンマ一桁6以上で強化
コンマ直下
ござるですの
お嬢様なのか侍なのかニンジャなのかはっきりなさいまし!
…お嬢様侍って新しい気がしますわ
和風お嬢様はお嬢様ですの?
余計な言葉を付け足すのはおよしなさい、コンマの判定がされるか紛らわしくってよ
こいつさっきの曲者ですわ!
姫騎士の和風版ということですのね
おほほ、疑わしいのはすべてずれますわ! 1000%お嬢様以外認めませんわ!
コンマ9 成功
鉄の胃袋がレベルアップしました!
鉄の胃袋[Lv2]嫌いなものを無理に食べてもリバースしないくらい
おっと!危ないですわ!
でも成功でよかったですわね
ツクヨミの好感度が5上がった(39)
――――
――
―
ワイズ「おえ」
結局ツクヨミに馬鹿にされたままご飯は終わってしまった。
ワイズ「……絶対にアレルギーは嘘だ」
身体にぷつぷつなんて出来ないもん。だってアレルギーじゃないんだから。
……いつかあのおでこにデコピンをかましてやる。
そんなちっぽけな野心を抱えながら。今日の授業を考える。
……失敗はしたくない。周りが成功している中、恥ずかしい思いはしたくない!
常に魔法基礎学のような! そんな! そんな成功を!
何の授業を受ける?
一人二つ選択し、その中から一番コンマ二けたが大きいものを採用します。
そして、どの授業を一回目に受けるか二回目に受けるか記述してください。
【箒飛行学】【体育】【魔法薬学】【薬草学】【魔道具作成学】【非魔法戦闘学】【魔法戦闘学】【魔法基礎学】【古代異種文字学】
一回目→
二回目→
下5まで
一回目→薬草学
二回目→古代異種文字学
ですわぁ
一回目→【薬草学】
二回目→【古代異種文字学】
にしますわ
一回目→【魔道具作成学】
二回目→【古代異種文字学】
一回目 【体育】二回目【非魔法戦闘学】でお願いしますわ
一回目→魔道具作成学
二回目→体育
ですことよ。よろしくて?
一回目は体育
二回目は薬草学を学びますわ
一回目→古代異種文字学
二回目→薬草学
でお願いしますわ
申し訳ありませんですわ、ずらしてくださいまし
そして申し訳ありまえせんわ、とても眠いので今日はこれで終わりにさせてもらいますわ!
お嬢様の皆様方、優雅に参加してくださりまっことに嬉しかったですわ! お疲れさまでしたわ! おーっほっほっほ!
そして、お嬢様であるわたくしから色々と注意をさせてもらいますわ!
自分以外の人の安価やコンマに文句を言わないでほしいですわ! 全部自分の思い通りになると思ってはいけませんわ!
もしイライラしてしまったり喧嘩腰になってしまったら、そっと心の中のお嬢様を覚醒させますのよ。そう、お紅茶も飲んで!
超怖かったですわ! 初めての経験でまじでお小水漏らしましたわ!!!!!!!!!!
乙でしたわ
ちなみに、次の更新まで皆様お嬢様ですわよ! 荒れたんですから当然ですわ!
そして、また今度荒れて喧嘩腰になったら。またお嬢様ですわよ! 精々静脈にお紅茶を注入して待っていると良いですわ!
お疲れ様でした
お腹を冷やさないようにお気をつけくださいまし?
乙ですわ
お疲れ様ですわ
乙ですわ
>>791 お気遣い感謝ですわ! お嬢様の皆様もお腹はあったかくして眠ることですわよ!
お疲れ様ですわ!
しかしお嬢様口調でのスレ進行、意外とよい試みなのかもしれませんわね…
多少の事故は起こりうるとはいえ、真面目にスレに参加する意思のある方とそうでない方を分けることができますし
見た目こそ奇妙でも意外と利にかなっているのかもしれませんわね
乙ですわ。
乙ですの
乙ですわ
次のお茶会心待ちにしております
見た目に反して有用な統制手段でお香草が生い茂りますわ
おーっほっほ! ご機嫌麗しゅうお嬢様方!
申し訳ありませんがくっっっっっそ眠いので今日やるか分かりませんわ! 22時半位になっても来なかったら今日はやらないものと思ってくれて構わないですわ! 夜更かしはお肌の天敵ですわー!
よろしくてよ
あら、はしたない言葉づかいですわ
じっくりお休みになってくださいまし
お体には気を付けてくださいまし
>>1さんのご健康こそが一番大事でしてよ
御自愛下さいまし
ごゆっくりお休みくださいな
ちょっとはやっておこうと思いますので22時半からやっていきますわ!
半の更新からお嬢様の方々はとはお別れになってしまいますが……またねなんて絶対に言いませんわ! むしろもう会ったらいけませんことよ! お分かり!?
御更新感謝いたしますわ、すべて一夜の夢にいたしましょう
更新お待ちしておりますわ
はーい、じゃあやっていきまーす。下々でもがんばりまーす。
※
~魔法の森~
ユレイ「はい、では薬草学の授業を初めていきます」
ワイズ「……」
学校の外に出て、すぐそこに広がる森の前で。彼女は凛とした雰囲気で授業を始めた。
なんだあの人。保健室でのあれが大違いだぞ?
ユレイ「こほん。まだこの授業初めてという人もいると思いますので簡単に自己紹介をさせてもらいます。私はユレイ、薬草学の先生であると同時に保健室の先生でもあります」
なので、もし怪我をしたりした場合は真っ先に保健室を利用してくださいね? と、大人の雰囲気を出しながら微笑んだ。
ユレイ「特に、男子の生徒は怪我も多くなると思うから――沢山利用してね! 根も葉もない噂には騙されないでね!」
うーん。台無しだ。
ユレイ「では、簡単に薬草学の授業内容について説明させてもらいます」
ユレイ「薬草学ではその名の通り薬草――魔法薬学や魔道具作成学で使用する薬草の採取方法や、保管方法について学びます」
ユレイ「……言っておきますが、取り扱いに失敗すると大けがをしますからね?」
ユレイ「この魔法の森には群生していませんが、人間が触れた瞬間に呼吸困難の後にその命を奪っていく毒をまき散らす薬草や、触れただけで発火する薬草なんかもあるんですよ?」
ユレイ「怖いですね、いや本当に。シャレにならないですよ、死因が草に触っただなんて」
ユレイ「…………こほん」
ユレイ「では、早速この魔法の森で採取を行いたいと思います」
そう言って、ユレイ先生は一つの薬草を生徒たちに見せる。
……なんの変哲もない、ただの草のように見える。
ユレイ「これは回復薬草――単純明快、体力を回復する効果を持つ薬草ですね。これを煮込むと、回復薬になりますね」
そう言われると、昨日の魔法薬学で見たような……気がする。うん、気がする。
ユレイ「特徴としては――――」
――――
――
―
ユレイ「では、皆さん安全に気を付けて採取を行ってください! もし男子の皆さんが怪我をした場合は真っ先に私のところに来てくださいね! 男子の皆さんは!」
……露骨すぎないか?
と、まぁ。そんなこんなで。
ワイズ「……よぉし」
僕と同じ生徒の人たちは、各々森の中に入っていった。
ワイズ「ええっと、薬草薬草――」
先生に言われた特徴を復唱しながら。僕も森の中に入っていった――――。
知能判定!
31以下で成功!
コンマ直下
あ
コンマ88 失敗
……。
…………。
ワイズ「お、っかしいなぁ?」
全然薬草が見つからない。
ワイズ「……それっぽい草は沢山見つかるんだけどなぁ」
どうも特徴と一致しない。
運か? 運が悪いのか? それとも頭が悪い者は薬草すら見つけてはいけないというのか?
ワイズ「ぐぬぬ……!」
まだまだ時間はある! 探せ探せ!
知能判定!
31以下で成功!
コンマ直下
繰り返し-10
せい
やっと成功したぜ
お嬢様にあるまじき言葉ですわぁ!
コンマ19-10=9 成功
――――
――
―
ユレイ「ええ、では皆さん指定した薬草は採取できたみたいですね。怪我人もいない……っと」
ワイズ「…………ふふん」
誰にも聞こえないような鼻歌を漏らす。
当然、その手には回復薬草が握られていた。
ワイズ「ギリギリだったけど、見つけられたからセーフ……セーフ」
……見つければよかろうなのだ!
通常スキルを入手しました。
採取[Lv1]欲しい薬草なんかが手に入れやすくなる。採取時にコンマ-10。
これからの国々でも応用が効きそうですわ
別に強制するわけじゃないですが、お嬢様口調は控えてもらえると嬉しいです。ほら、誰かが常にやってるとお仕置き感無くなるじゃないですか?
お嬢様はこんなスレに居ないでティーパーティーしてきて。
俺達は長い夢を見ていた気がするぜ・・・
よさげスキル
――――
――
―
~第二魔法教室~
薬草学のうきうき気分そのままに、次の授業で使用する教室に向かう。
……古代異種文字学。だったっけ?
確か、昔の魔導書とかを読めるようにする為の授業……だったような。
なんとなく取っちゃったけど、まぁ。大丈夫だな!
「…………」
と、席に座って自分の頭の中で考え事をしていると。教卓の前に先生が立った。
……そして、その軍服を着ている先生は。辺りをキョロキョロと見渡して――――。
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
凡人-10
うん?+10
あ
バレリア68「……ふむ?」
「…………」
ワイズ「……っ」
なんか一瞬目と目が合った気がするので、目を逸らす。
……怖い! なんか品定めをするような目だった!
「――では、これより古代異種文字学の授業を開始させてもらいます」
一瞬の間の後、先生は自己紹介をした。
パレリア「私の名前はパレリア・ノイズ。ヴェルヴァディオ魔法学校で教師をやっております」
以後お見知りおきを。そう言って、先生は丁寧に頭を下げる。
……うーむ。なんか嫌な感じだ。
パレリア「しかし――安心しましたよ皆さん」
ここまで。
新入生諸君が加わったというのに、ここまで綺麗に凡人しかいないとは、安心しました! 私は非常に安心しました!
ワイズ「ん?」
パレリア「もしこの中に一人! 一人でも凡人ではない才能あるレベルの高い生徒がいたらかえって可愛そうですから! あまりにも可哀そうで先生は心が痛いほどです!」
ああ、やっべぇ人だこの人。
目をを逸らしておいて正解だ。うん。
パレリア「神代の魔術師の方々が貴方達と同じ年齢の時は! そりゃあもう才能に溢れ! ありとあらゆる魔法を使い! そのカリスマ性を! オーラを! 発揮させていたものですよ!」
パレリア「恥ずかしいとは思わないのですか!? ええ、私は恥ずかしさのあまり顔から火が出そうなほどですよ!」
パレリア「……しかしご安心ください!」
パレリア「そんな凡人の皆様ですが、この授業を受ければそんなすっばらしい魔術師が書き起こし、記した魔導書……彼らの歴史や技術、物語を読み取ることができるのですから!」
パレリア「本来ならば私のような落ちこぼれではなく魔術師の方々に教えてもらうところですが――生き残ってしまった! いや、生き残ったからこそその偉大なる彼らを伝えていくのです!」
パレリア「ヒエログリフやルーン文字を学び、凡人が過去を学ぶ……崇高なる神代の魔術師の方々は今現在凡人が使っているような簡単な文字は使用いたしませんから!」
パレリア「分かりましたか? ふふ、少々熱くなってしまいましたが――ぜひ! 凡人の皆さんはこの授業を熱心に受け! 偉大なる魔術師たちの道をなぞるのです!」
気に入られても面倒なやつだこれ
パレリア「では、早速教科書を配ります――凡人が記した凡人なりの凡人が使うような教科書ですが、まぁ凡人の貴方達にはピッタリですね」
……凡人凡人と、五月蠅い人だ。
しかもそれをとても悲しそうな顔で、憐れむようにして言っているんだから質が悪い。
パレリア「では、まず教科書の四ページ。ルーン文字の基礎から始めます。分かりやすく説明しますので、しっかり理解してくださいね?」
――――
――
―
うん、まぁ……うーん?
なんか理解できた……気がしないでもない。うん、理解できた……うーん?
パレリア「――――では、簡単な例文を翻訳してもらいましょうか。なぁに、本当に簡単な、神代の魔術師の方々なら寝ても解けるような問題ですよ」
そう言って、先生は授業開始前のように辺りを見渡して――。
パレリア「じゃあそこの――ええっと、名前は何ですか? ハーピーの、さっきからうんうん唸っているそこの貴方」
ワイズ「……んえっ!?」
パレリア「そうです貴方です。ではこの例文を翻訳してください」
ま、待て! さ、差された!?
え、えーっと! 翻訳翻訳――――!
知能判定!
31以下で成功!
コンマ直下
理解できたような気がする授業-7
あ
そういやワイズの知能も凡人
例え知能100でも凡人扱いしてきそうね
神代の魔術師の生き残り――それは校長
こいつの上に立てる校長はやっぱりすげぇや!
コンマ16-7=9 成功
ワイズ「わ、私は本を持っています……?」
恐る恐る、翻訳した内容を答える。
パレリア「はい正解です。まぁこの程度に問題にビクビクしていたら先が思いやられますが――ま、いいでしょう」
そう言って、パレリア先生は違う例文を他の生徒にぶつける。
……。
あ、あっててよかったぁ……!
あの先生、絶対間違えたら馬鹿にするような表情で大きくため息してくるもん!
恥ずかしいとかそれよりも前に! ムカつくもん!
通常スキルを入手しました。
古代文字翻訳[Lv1]ルーン文字の簡単な単語くらいは理解できる。ルーン文字翻訳時ににコンマ-5。
では、今日はこれで終わりにしたいと思います。皆さんお疲れさまでした。
Qパレリア先生の好感度100になったらどうすんの?
Aそりゃお前、仲間枠でしょ。
乙でした
乙乙
乙かれさまでした
(パレリアじゃなくてバレリアよな)
乙
おつおつ
乙です
>>841 ぬわぁああああああああああああああああああああああ! また間違えたごめんなさい! 本当にそういうところですすみません!!!!!!
古代語の翻訳に間違えた>>1がいるらしいですよバレリア先生
あの、相談なんですけど。キャラとの交流方法が会話しかないのどうにかしたいんですけど何か良い方法ありますかね?
※
ベルフェ「あっはっは」
ワイズ「あっはっはっは」
何話す?
安価直下
※
いっつもこんな感じなんですけど、ほら。やっぱり好感度深めるってんなら会話じゃなくてイベント増やしたいじゃん?
まぁ会話で「こんど買い物行こうぜ」みたいな会話になったら買い物行くかもしれないですけど。
困ってそうな場面にぶつけるとか?
交流するときに「何を話すか」を安価するんじゃなくて「何をするのか」を決めたほうが良いんですかね?
なんか変な文章になっちゃいましたけど。こう、意見くださいお願いします。今まで通りでもいいよー、とか、こうしたほうがいんじゃねー、とか、えっちしようぜー、とか。
ワイズ君が女の子と買い物とか行って、これデートなんじゃ……? ってもんもんする姿書きたい。おやすみなさい。
>>848の人も書いてるけど、例えば安価で決定したキャラが何かで困ってるからそれを手伝うとか
猫が木の上にいて降りられない→助けるのに協力する
こういう薬草を探している→一緒に見つける、みたいな
①何か話す ※内容明記
②何か誘う ※内容明記
③ショコラ「たまってる、ってやつなのかな? しょうがないにゃあ…じゃあコンマ判定ね!」
1~3 視覚的ラッキースケベ 4~6 接触的ラッキースケベ 7~9 夢の中でH 0 あーし襲来
いや確かにやりたいイベントとかやってみたいイベントとかは沢山あるんですけど、自分で全部イベント決めてやるのもいいですけどそれだとなんか安価スレって感じしないですし。
色んな人が言ってくれているようにキャラとの交流イベントやる時に軽く募集とかしてみます。どう組み込めばええんやろ、って悩んでたけど>>853で思いっきり思ってたのが出てきたのでこれパクります。許して。
ええんやで
こんばんは、今日は24時になっても来なかったら息絶えたものと思ってください。
あと、イベントのためのコンマします。
どーれだ
1~3 設定をどうすりゃいいんだってなった人
4~6 怒られそうなくらい設定が増えた人
7~0 まだはえーよ
コンマ一桁直下
a
蘇生は任せろー
やる!!!
物騒な!
ちょっとだけ、ちょっとだけやる!
コンマ6
――――
――
―
ワイズ「ふぅ」
授業を終えた僕はそのまま寮に帰り、自分とルームメイトの部屋のドアノブを掴んだまま。ふぅ、と息を吐く。
――――今日は、特に何事もなく授業を終えたなぁ。
最後の授業のあの先生は結構やばかったが、まぁそれくらいだ。
授業で大きなミスをしなかった。学ぶものもしっかりと学んだ。学ぶことができた。
ビバ! 学校生活! と言う感じだ。
ワイズ「ふぁあ」
さて。
明日は何をしようか、明日は何の授業を受けようか、明日は誰と一緒にご飯を食べようか――。
そんな、明日のことばかり考えながら。今この一瞬のことなど何も考えずに。ドアノブを捻り、寮の自室に入り―――。
ワイズ「…………は?」
――入れなかった。
扉は開いた、ドアノブも捻れた――だが。
――――そこは、見たこともない部屋だった。
「あ! 来た来た!」
扉を潜った先の見たことのない部屋にいたのは、当然のように見たことのない人だった。
見たことのない、エルフの女性だった。
「あー、君がワイズ君か! なるほどなるほど! なるほどね! ふむふむ、噂の人はこんな可愛い子だったんだ!」
ワイズ「へ? え、あ、え?」
その女性は僕を見るなり小走りに近づいてきて、僕の身体をじろじろと見た後に手をぎゅうと握ってぶんぶんと降ってきた。
その勢いで、白くて長く、とても綺麗な髪の毛がぶわんぶわんと揺れる。
……あと、なんか凄く笑顔だ。
ハイテンションな、スマイル系エルフお姉さんだ。
「ああごめんねごめんね? なんかビックリさせちゃって。でもほら、私一直線な性格だし?」
ワイズ「は、はぁ……?」
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
いえーい! +15
あ
ハルエル32「でも、それだけかな!」
「あ、自己紹介を先にしなくちゃね!」
手をパっと話して、目の前の女性はトントンと後ろにステップをするようにして距離を取った。
ハルエル「私はハルエル・フォートランド! 好奇心を追求するお仕事をしてまーす!」
と、溌溂とエルフの――ハルエルさんは言った。
好奇心を追求するお仕事……? 冒険者、とかなんだろうか?
ワイズ「そ、そうなんですか? え、えっとじゃあ僕は――」
ハルエル「あ、君の自己紹介は大丈夫大丈夫! 私、さっき名簿盗ってきて色々確認したから!」
ワイズ「あ、はい……」
名簿を取ってきた、ということはこの学校の先生なのか?
……先生とは好奇心を追求するお仕事なのか。まぁ、合ってるような気がしないでもない。
ニコニコしているし、生徒からも好かれそうだ。確かに。
ハルエル「あー! その感じは私のことよく理解してないでしょ! まぁ別にいいんだけど――そうだね! ちゃんと分かりやすいように説明しておかないとね!」
ワイズ「説明、ですか?」
……なんか学校側から説明があったのだろうか?
学校からの説明、だとしたらそれは。ベルフェに関することで――――。
ハルエル「分かりやすく言うと、私! セブンスアイズで賞金首! やってます!」
ワイズ「」
……。
…………。
…………ふぇぇ?
セブンスアイズじゃなくアビスだろぉ!?
あーこれはイッチがミスしたらお嬢様になってもらうしかないな
>>866 ミスするたびお嬢様になると、お嬢様が飽和しちゃうから……お嬢様はもっと特別だから!!!!
セブンスアビス。
セブンスアビス。
セブンスアビス。
ワイズ「…………ふぇぇえ……」
もうやだぁ……!
なんでこんなハーピーの前にやべぇ賞金首が何人も来るんだよ!
暇人集団か!? 暇人仲良しグループか!?
ハルエル「?」
きょとん、と可愛らしい感じでハルエルさんは首を傾げた。
もうやだ、なんかもう全部怖い。
ハルエル「んもう、分かりやすく説明したらすぐこれだよー。ベルフェのお気に入りっぽいから話してみよ! って思ったけど、なんか可愛いだけだなぁ」
愛玩動物って感じ。そう呟いて、彼女は僕のほっぺたをぷにぷにと触り始めた。
怖い。
ハルエル「ああもう! そんなにプルプル震えないでよ! 私、そんな人殺したりしないんだけど!」
そんな人殺したりしないんだけど!?
ちょっとは殺すんだ!?
ワイズ「…………で、あの。ハルエルさんは、どういったご用件で?」
ハルエル「ん? ちょっとお話してみたかっただけだけど……駄目?」
ワイズ「駄目じゃないです!!!」
魔法学校のセキュリティはどうなっているんだ! 助けて先生! えーっと、バレリア先生助けて!
今回は話だけ。
※
何話す?
安価直下
ベルフェのお気に入りってどこ情報ですか
セブンスアビスって仲良しなんですか
ハルエルさんは何をして賞金首になったんですか?
ベルフェのお気に入りってどこ情報ですか
ワイズ「……って、ベルフェのお気に入り?」
僕、いつの間にかベルフェのお気に入りになってたみたいだ……まぁ。気に入られてなくちゃ着いて来ないだろ。
ハルエル「そう! あの気まぐれで気に入った子でもすぐに殺しちゃうベルフェのお気に入り! ワイズ君の事は今日知ったんだけど、思わず来ちゃった! 貴方の所に!」
ワイズ「てか、僕がお気に入りってどこで知ったんですか……? 僕とベルフェの関係なんて、誰も知らないと思うんですけど」
ハルエル「それは、今日の朝の事だったの……!」
なんか唐突に始まった。
ハルエル「久しぶりにベルフェと一緒にお喋りしたいな、ご飯食べたいなって思って王国の情報屋に行ったのに、だーれもいないし……だから! 私、きっとローアなら知ってるだろうなって思って突撃したの! ローアの所に!」
ワイズ「あ、ああ……」
ローア……ええっと、スライムで。僕の牢屋にベルフェの姿で来たあの人か。
ハルエル「それでベルフェ今どこにいるのーって聞いたら、お気に入りのワイズって子とどっか行ってんじゃないのって。教えてくれたの!」
ワイズ「よ、よくその情報だけで魔国に居るのが分かりましたね?」
ハルエル「私、頑張ったから!」
ふんす、と鼻を鳴らして。ハルエルさんは笑った。
ワイズ「……というか、お喋りとかご飯って。結構仲良いんですか? その、ベルフェと」
ハルエル「ええ! 仲良いわよ! 前にご飯食べた時も私とベルフェと――あと、ユーロも居たかな? むっしゃむっしゃご飯頬張ってた気がするし」
おおう、新しい名前が出てきた。
……その人は一体どんな殺戮を繰り返したんだろうか?
ハルエル「他のセブンスアビス達ともご飯とか食べたりするし――あ、そうだ! いつか貴方も加えて、皆でご飯を――」
ワイズ「結構です! 本当に! 勘弁してください!」
命が枯れる。ジョークではない。
ハルエルの好感度が5上がりました(37)
今日はこれで終わりにしたいと思います。お疲れさまでした。
ハルエルさんがセブンスアビスにログインしました。今のところセブンスアビス女性しか居ないですね。
乙でした
乙乙
この子はどういうふうに怒られそうなくらい設定が増えたのかな
セブンスアビスは懸賞金高い人たちを雑に一纏めにした呼称くらいに思ってたけど割りとちゃんと組織してるんか
乙です
憤怒→アベル
傲慢→ベルフェ
強欲→ハルエル
怠惰→ユーロ
色欲→?
暴食→?
嫉妬→?
アベルは冗談だけど闇国あたりでセブンスアビス並の賞金かけられてそう
【箒飛行学】【体育】【非魔法戦闘学】
一回も行ってないのはこの三つかな
>>874 いや今から考えるとそんなに設定持ってない気がする。
>>877 別に七つの大罪に当てはめるつもりはないけど、こんな感じで見ると当てはめたくなるよね。アベル賞金首はまじでありそうで困る。
こんばんは、すっげぇ暇なので19時半位からやっていきたいと思います。人いたら。
このさくひんは、あんか95%といきおい5%でやっています。ごりょうしょうください。
待機
じゃあやってきます。
あんかもいきおいにふくむきがしたので、このさくひんはいきおい100%です。
※
ワイズ「…………と、いうかですよハルエルさん?」
ハルエル「なぁに?」
ワイズ「ここ、何処ですか? 僕は自分の部屋の扉を開けたつもりなんですけど」
流石に一瞬で工事しました、なんて訳はない。そもそもルームメイトのゾラさんが黙って――。
黙って寝てそうだなぁ……いや、流石にそれは酷いか……?
ハルエル「ああ、そっかワイズ君は私の魔法を見たの初めてだもんね! そっか説明がまだ足りなかったね!」
あっはっは。と、腰に手を当てて豪快に笑った。
ハルエル「まずこの部屋を創造して、次にこの部屋とワイズ君の部屋をくっつけたの!」
ワイズ「……?」
ハルエル「空間を創って、空間を繋げたのっ!」
ワイズ「あ、ああ、ああ……?」
なんかスケールが大きい感じがして良く分からない。
……うーん? なんか凄いのは分かる。
ハルエル「もう、もっと驚いてくれても良いのに……ま、どうでもいっか! じゃあもう話すこと話したからそろそろ帰るね!」
ワイズ「そ、そうですか……」
ハルエル「そこの扉を潜ったら元の自分の部屋が返ってくるから! また何処かで会おうね! ワイズ君!」
ワイズ「で、できれば遠慮したいなぁ……」
ぶんぶんと手を振るハルエルさんに背を向けて、僕は恐る恐る部屋の扉を潜る。
扉を潜った先は、何の変哲もない寮の内部だった。
ワイズ「……」
もう一度、扉を開いて戻ってみる。
ワイズ「おおう」
当然のように、何も変わらなかったように。そこは自分とゾラさんの部屋だった。
チートもチートで草
ワイズ「な、なんだったんだ今の襲来は……」
部屋に備え付けられている学習机の椅子に腰を掛けて、ぐでんと脱力しながら天井を見る。
椅子が回転するのに流されるように、僕もくるくると回る。
ワイズ「……もう寝よっかなぁ」
……。
ワイズ「いや、なんか眠くないや。もう少し起きてよっと」
あんなイベントがあったというのに、僕の身体はまだ疲れていないようだ。
絶対にベルフェで慣れたせいだ。あと王国でのあれこれだ。
……うーん。自業自得というか、不運の連鎖のせいというか。
何する?
1 どこかに行く
2 知ってる人と話に行く
3 自己鍛錬!
4 その他(自由安価)
安価下3
1
1
1
>>652 なんか答え忘れてました。ジェノム先生に会いたかったら2か4で直接書いてください。なんかいろいろタイミング遅いね! ごめんね!
何処に行く?
1 広場
2 戦闘用グラウンド
3 職員室
4 用務員室
安価下4
ksk
4
2
1
4
~広場~
ワイズ「そういえばあんまりここに来たことってなかったなぁ」
生徒たちが集まる広場。結構な大きさを誇る購買なんかがあって。芝生やベンチや――。
ワイズ「なんか、うん。のほほんとしてるなぁ」
落ち着く、そうだ。これこそ学校生活だ!
ベンチで本を読んでいる人や、芝生にシート広げてお弁当食べてるカップルや――。
ワイズ「……う、うーん?」
なんか寂しい感じがする。
誰にあーった?
1 フ!!
2 セ!
3 ク!!
安価下3
2
3
1
3
暇だなっておもって始めましたが、すみません。開始早々ご飯の時間になりました。
離席します。適当に話しててください。
乙
普通に頭文字でフランかな
乙
乙
やっていきまーす。
※
ワイズ「折角だし、僕もベンチに座ってのんびりと――」
そう思い近くのベンチに目をやると先客が居た。
「……」
僕と同じかちょっと大きいくらいの身長で、足をゆらゆらと揺らしながら。もぐもぐ焼きそばパン食べてる。
ワイズ「……おおう」
――ツインテールのように頭からにょきっとボルトが二本生えている、青い肌の少女。
「……ん?」
ワイズ「あ」
目が、合った。
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
お
やり方色々変えてます。
※
フラン36「最初はみんなそう思うよねー」
「どうしたの? なんかフランのことじろじろ見てたけど」
ワイズ「へっ!?」
焼きそばパンの最後の一口をごくんと飲み込んだ後、彼女はこちらに近づいてきてそう訊いてきた。
フラン「見たことないけど一年生? フランになんかお話とか?」
ワイズ「い、いや……その。頭からボルトが生えてるなぁーって」
フラン「ん?」
一瞬の間の後。彼女は自分で自分のボルトを触り。
フラン「わはー! そっか皆フランのこと見ると最初はそう思うもんね!」
満面の笑みで笑いながら、彼女はワイズの肩を叩いた。
フラン「フランはフラン! 三年生! 君は?」
ワイズ「ぼ、僕はワイズって言います。宜しくお願いしますフランさん」
フラン「フランさん、じゃなくてフランでいいよ! ほらほら、ベンチに座って――あ! 遊びたくてフランに会いに来たの!?」
ワイズ「そういうのじゃないです!」
どうする?
1 何か話す
2 何か誘う
安価下3まで多数決
1
これ取ると次の内容安価で連取りになる?
1
>>906 コンマ制にするから連取りはないです。
何話す?
話す内容下2までで一番コンマが大きいものを採用
フランは人造人間なの?
三年にもなるとやっぱり勉強難しいです?
僕は不死鳥ハーピーなんですけどフランさんは何の種族なんですか?
フランは人造人間なの?
ワイズ「その、フランさ――いや、フランは人造人間なの?」
少し聞きにくい話題かもしれないが、ワイズは彼女にそう尋ねた。
青い肌に、二本のボルト。それは分かりやすいほどに造られた存在であることを――。
フラン「うん、そうだよ!」
満面の笑みで即答だった。
ワイズ「あ、やっぱりそうなの?」
人造人間であることを気にしていたりとか、馬鹿にされているとか。いろいろ考えてしまったが、この満面の笑みだとまったく気にしていないようだ」
フラン「フランは博士に造られたの!」
ワイズ「は、博士……」
フラン「フランケンシュタイン博士! フラン、博士と一緒にずーっと住んでたけど、なんかいきなり居なくなっちゃって……だから博士を探すために旅してるんだ!」
わはー、と。彼女は笑っている。
旅。旅かぁ……。
ワイズ「あれ? じゃあなんでフランは学校の生徒になってるの?」
フラン「ん? それは――――」
話術判定
72以下で成功
コンマ直下
こんま
コンマ67 成功!
話術が1上昇しました!(73)
フラン「ああ、でも言っちゃっていいのかなぁ。先に取られちゃったりしたら嫌だし……」
むむむと唸り、彼女は考え事をしている。
……先に取られたら?
何だろう。何だろう――何となく、その取られたら困るアイテムの名前を当てることができる気がする。
ワイズ「もしかして、神の身体とか?」
フラン「へっ!? な、なんでフランが欲しい物の名前知ってんだ!? お前……エスパーか!?」
ワイズ「おおぅ……」
正解してしまった。
ワイズ「ああ、いや……僕もまぁ。神の身体が欲しいなぁって、思ってて」
フラン「まじで!? そ、そうかぁ……ワイズも身体が欲しいんだ……んー」
ワイズ「確か神の頭を校長先生が持ってるんだっけ?」
フラン「そうそれ! だからフラン、体育祭が楽しみなんだ!」
ワイズ「…………ん?」
なんかいきなり体育祭の話になった。
フランの好感度が7上がりました(43)
優勝したら校長が好きなもの一つくれるのか
これ今のところ一つも取ってない運動系科目取っていくべきか
フラン「あ! そろそろフラン寮に帰らないといけないから帰るね! それじゃあねワイズ!」
元気よく、子供のように大声で言って。フランは帰ってしまった……。
ワイズ「……た、体育祭?」
なんか怖いワードが出てきた。
……。
ワイズ「優勝者には好きなもの一つプレゼント! とか……なんて」
あるわけない。あるわけない。
そう考えながら、帰路につく。
――――
――
―
【ステータス】
名前:ワイズ
性別:男
種族:ハーピー
HP:15 魔力:15 筋力:28 俊敏性:95 知能:31 話術:73 可能性:測定不能
料理:44 R-18耐性:33 乗り物酔い耐性:34歌:51
好き:歌・歌が上手な人
嫌い:男
【戦闘スキル】
羽ビンタ[Lv2]相手に4のダメージ。
風魔法・真空の刃[LV1][消費7]相手に(最大魔力-5)+コンマ一桁直下のダメージを与える。
【通常スキル】
フェニックス[LvMAX]寿命以外で死なないし、死んでも生き返る。千切れたら灰になり、新しいのが生える。
嘘から出した実[LvMAX]嘘を無理やり真実に変える口八丁。ノリと勢いでごり押す。
不幸体質[LvMAX]何かもう目も当てられない。ある意味主人公……?
鉄の胃袋[Lv2]嫌いなものを無理に食べてもリバースしないくらい
歌好き[Lv1]歌を聴くと、ちょっとテンションが上がる。
それは残像![Lv1]自分に攻撃が当たるとき。自分の残像を作り出し、俊敏性の半分の確率で攻撃を回避する。
採取[Lv1]欲しい薬草なんかが手に入れやすくなる。採取時にコンマ-10。
古代文字翻訳[Lv1]ルーン文字の簡単な単語くらいは理解できる。ルーン文字翻訳時ににコンマ-5。
【所持金】
銀貨八十五枚
【所持アイテム】
神の胴:神の身体の一つ。
よく分かんない鍵:魔国行きの船で見つけた鍵。小さくて銀色。
【好感度一覧】
『王国』
メリル43「ダンジョンはやっぱり危険ですから」
ペアリス100「また聴きに来てね!」
コレット59「…………ワイズ殿」
ローア87「まさかそんな敏感に変化に気が付くとは」
フレア50「もっと頑張らねばいけないな」
ショコラ100「仲よくしよーね!」
『魔国』
ユウナ100「勇者になるため頑張るんだ!」
アーティ73「また出会ったら宜しくお願いしますね」
サニャ58「……悪い人じゃ、ないと思うんだけど」
リィ89「まぁ、分かってくれたら良いんだよ。うんうん」
ゾラ81「これから仲よくしようねぇ、ワイズ君」
ファティマ65「分からないことがあったらいつでも聞きに来てね」
レヴィア45「……あいつの歌はかなり上手いんですよね」
レンジ86「宜しくな!!!」
クスノキ19「拙者、主君募集中である」
ラディア71「一から頑張ろうね!」
ジョンソン58「真面目に授業を受けてくれるなら、それで」
ドロシー7「……ふん」
ユレイ56「私の人生に潤いを! 潤いを!」
ブレイド26「…………」
ディアン43「これ以上の言葉は不要であろう?」
ジェノム59「真面目に授業を受けているようだな」
アマンダ26「……ふぅん」
ツクヨミ39「ピーマンはあれるぎぃなのじゃ」
バレリア68「……ふむ?」
フラン43「ワイズも神の身体を……!」
『七聖剣』
アベル1「断罪を開始する」
『セブンスアビス』
ベルフェ93「気に入ったぜ! 少年!」
ハルエル37「一緒にご飯食べたいね!」
魔法ありありのチート体育祭編
そういえばよくわかんない鍵とかあったな
四日目
~大食堂~
さて、今日は誰とご飯を食べよう?
ワイズ「静かに食べれる人がいいなぁ……」
忍者に、変な言動に、あれるぎぃ。
騒ぎっぱなしで、変な目で回りから見られている気が――いや、流石にないか。
どうする?
1 知ってる人と食べる
2 知らない人と食べる
3 ランダムな人と食べてしまう
安価下3
3
3
3
3
すっげぇ馬鹿なことしちゃった。
出てない生徒含めて十人だな!!! っておもったら十二人だった。なんかすっげぇ馬鹿な勘違いしてた。
ランダムできねぇ……
王国編で出せそうなのを出すとか
先生入れるのは?
>>929 先生も入れてくる……
先生9人おるで
ユレイを省く……?
そんな気にしなくて>>1が選んだ10人でコンマでもいいと思うけどな
確かにローテーションでランダムでもいいね
おい!!!! 生徒先生用務員登場予定の全員含めたら25人だ!!!!!
25の倍数でコンマランダムできるやん!!!
落ち着いて、これが魔国編最後のコミュなんてわけもないんだから25人全員からランダムなんてする必要もないし10人選んでサクッとコンマで問題ないはず
というか25人なら100÷25で2桁コンマで一周廻っていける
てことはコンマ4刻み?
あああああああコンマずれたぁあああああああ!!!!!!!!
1~4 ユウナ
5~8 サニャ
9~12 ファティマ
13~16 レヴィア
17~20 クスノキ
21~24 ドロシー
25~28 ツクヨミ
29~32 フラン
33~36 ゾラ
40~44 ディアン
45~48 イヅル
52~56 セロ
57~60 アンブローズ
61~64 ジョンソン
65~68 リィ
69~72 レンジ
73~76 アマンダ
77~80 ユレイ
81~84 ジェノム
85~88 ロズウェル
89~92 ラディア
93~96 バレリア
97~100 ブレイド
クレーナ
ベルフェ
俺の無駄な努力を笑ってくれ…………
ん
ごめん読み間違えた
もういい…!もう…休めっ…!休めっ…!
苦行w
1~4 ユウナ
5~8 サニャ
9~12 ファティマ
13~16 レヴィア
17~20 クスノキ
21~24 ドロシー
25~28 ツクヨミ
29~32 フラン
33~36 ゾラ
37~40 ディアン
41~44 イヅル
45~48 セロ
49~52 アンブローズ
53~56 ジョンソン
57~60 リィ
61~64 レンジ
65~68 アマンダ
69~72 ユレイ
73~76 ジェノム
77~80 ロズウェル
81~84 ラディア
85~88 バレリア
89~92 ブレイド
93~96 クレーナ
97~100 ベルフェ
出来たぁああああああああああああああ! なんかすっげぇ馬鹿なことやったと思うけど出来た!!!!!!!!! 次コンマな!!!!!!!
は
だれと会ったん?????
>>944
コンマ二桁直下!!!!!!!!!
こんま
ごめん草
コンマ32 フラン!!!!!
二連続フランだ!!!! すっげぇ!!!!!
なんかお風呂入りたくなったので入ってきます!!!!!! もっかい離席!!!!!
もし24時になっても来なかったら今日は終わりです!!!!! お疲れさまでした!!!!!!
なんかもうコンマ表使わなさそうだな!!!
一旦乙
乙
>>1が最高に「ハイ!」ってやつだアアアアアアハハハハハハハハハハハーッ
そろそろ次スレの季節
こっちが選んだ10人からランダムする方が楽なんで今度からそっちでやりますね。
10人の選び方決めてねーけど。
乙。ジェノムかと思ったら別にそんなことはなかったぜ!
旦乙
お風呂が全然出来ないから会話内容だけ決めます。
※
フラン「むしゃむしゃ、むしゃむしゃむしゃ」
ワイズ「いい食べっぷりだぁ……」
昨日の放課後に出会ったばかりの人造少女が、美味しそうに白いご飯を頬張っていた。
フラン「あっ! ワイズだ! こっちで一緒に食べようよー!」
ワイズ「ははは……おはようフラン」
フラン「ん、おはようワイズ!」
ほっぺたにご飯粒を付けながら、わはーと彼女は笑う。
フラン「いやぁ、食堂は最高だよね! 美味しいご飯をたくさん食べれるし!」
ワイズ「……じ、人造人間って。食欲とかあるんだね」
なんかそういう欲望? っていうのはない気がしてた。
フラン「フランに食欲はないよ? 性欲はあるけど」
ワイズ「え」
え?
フラン「食欲はないけど、ご飯は美味しい! 食事が必要じゃなくても! 美味しいものを食べると幸せ! これ、この学校で学んだ一番大切なこと!」
ワイズ「お、おう」
まだビックリしてるよ、僕は。
何話す?
話す内容下2までで一番コンマが大きいものを採用
体育祭について聞く
特に好きな食べ物について聞く
なんかもう日付変わりそうなので今日は終わりにします! 皆さんお疲れさまでした! おやすみなさい!
おそらくきっと体育祭が魔国編最後のイベントだと思いねぇ!
だからと言って戦闘系の授業取らなきゃやばいってことじゃないからね! 好きなのとっていいからね!
明日新スレ立てます!
乙乙
体育祭で優勝できなかったら怪盗ルートか
おつおつ
乙でした
乙
歴史上最強の校長からは奪えないけど
フランが優勝すれば奪えるな
あ
こんばんは、今日は22時くらいからやりたいと思います。
了解です
やてきます
※
体育祭について聞く
ワイズ「あ、そうだ」
昨日さり気なく言われた事について尋ねなくては。
ワイズ「フランが昨日言ってたけど……体育祭が楽しみって、何かあるの?」
フラン「そりゃあ楽しみだよ! 体育祭って楽しいでしょ!?」
勢いよく僕のほうに体を前のめりにしてきて、フランは目を輝かせながら言う。
顔が、近い。
ワイズ「僕はその体育祭を受けたこと無いんだけど……」
フラン「…………? あ、そっか!」
ワイズ「……ははは」
フラン「えーっとね、体育祭で優勝すると校長先生が何か好きなものをくれるんだ!」
ワイズ「へ、へぇ。好きなもの」
好きなもの。
……ああ。そういうことか。
ワイズ「じゃあフランは体育祭で優勝して校長先生に神の身体を貰うんだ」
フラン「そう! 一年生二年生でグランプリとか徒競走とか勝てなかったから……今度こそは! フランが勝つ!」
ギュッと握りこぶしを作り、フランはメラメラを闘志をその目に宿している。
フラン「まぁでも! 体育祭も楽しみだけど、その前に文化祭だよね!」
ワイズ「うん?」
なんかまた新しいイベントが増えたぞ?
フランの好感度が4上がりました(47)
フラン「じゃあフランは授業の準備しなくちゃいけないから! もう行くね!」
手の甲で口を拭い、フランは食器を返して走って行ってしまった……。
ワイズ「……おおう」
文化祭、文化祭……。
……なんかイベントありすぎてビビるな。
ワイズ「まぁでも、まだまだ先か」
とりあえず、先のことはあまり考えないで学校生活を楽しもう!
楽しまなくちゃ、ね!
何の授業を受ける?
一人二つ選択し、その中から一番コンマ二けたが大きいものを採用します。
そして、どの授業を一回目に受けるか二回目に受けるか記述してください。
【箒飛行学】【体育】【魔法薬学】【薬草学】【魔道具作成学】【非魔法戦闘学】【魔法戦闘学】【魔法基礎学】【古代異種文字学】
一回目→
二回目→
下5まで
一回目→【魔法薬学】
二回目→【非魔法戦闘学】
一回目→【体育】
二回目→【非魔法戦闘学】
一回目→【箒飛行学】
二回目→【非魔法戦闘学】
一回目→【非魔法戦闘学】
二回目→【魔道具作成学】
一回目→【体育】
二回目→【非魔法戦闘学】
一回目 魔法薬学
二回目 体育
コンマ91 >>974
――――
――
―
~グラウンド~
レンジ「よぉおおおおおおっし! 全員揃ってるな!」
ワイズ「」
耳がキーンとして、耳鳴りがする。
……なぜ体育を取ってしまったのか。これが分からない。
五月蠅い、なんかもう汗臭い、むさ苦しい。
レンジ「魔法学校だから魔法を学ぶ……それも確かに大事だが! 何よりも体力だ! 魔法を使ってる最中に疲れで倒れてしまったら元も子もないからな!」
五月蠅い。
レンジ「それに筋肉も大事だ! なぁにムキムキになれと言ってるんじゃない! 非力すぎると本当に大変だぞ! ダンジョンとかでケガするぞ!」
五月蠅い。
レンジ「よぉおおおおお! じゃあまずはストレッチだ! 体が硬いとケガをするからな! 屈伸前屈――」
…………鼓膜が破けて再生したかもしれない。
上昇量にもよるけど手軽にHP上げられるんならいい授業なんだがな
ワイズくんのメンタルが死ぬ
レンジ「よぉし! 全員ストレッチ終わったな! それじゃあ今日は――」
何する?
1 マラソンだぁあああ!
2 筋トレだぁああああ!
3 徒競走ぁあああああ!
安価下3
2 サイドチェストォォォ
1 そろそろ次スレか
1
3
ksk
マラソン
ワイズ君のメンタルがやばいので次スレ立ててきます。
【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 3巡目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1587562789/)
つーぎスレ! ヘイ! つーぎスレ! ヘイ!
こっちは埋めちゃってください。しゃーっす。
うめ
モストマスキュラァァァ
え!? 魔国編の終わりには上半身下半身ムキムキのワイズ君が見れるんですか!?
竹
ムキムキショタの需要は如何に
筋肉にお願いだ!!!!!
僕細いショタが好きだから……
ムキムキショタはショタとは認めません!(過激派)
むしろムキムキショタ推す方が過激派
ショコラ「シリアスになったらワイズくんムキムキにします!!!!!」
>>997 は?
>>997
駄目です
筋肉は裏切らない!!!!!
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません