【イナイレ】FFIに参戦しよう!2スレ目【安価】 (1000)
【イナイレ】FFIに参戦しよう!【安価】
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建て乙
それは、試合が終わった翌日のことだった
「「「「明日練習試合をする!?」」」」
趙金雲「はい」
半田「ちょ、ちょっと待ってください!明日って、まだ皆前の試合での疲労が残ってるんですよ。絶対万全な状態で戦えませんって!それにもし万が一怪我でもしたら…」
趙金雲「相手にはもう話を付けてあるので中止はありえません。試合は30分だけ、後半はありませんからペース配分を気にせず全力で戦ってくださいね~」
円堂「>>4」
これから色んな状況で戦うことになるだろうし常の万全の状態で戦えるとは限らない
世界を相手に戦おうって言うんだからこれくらいの試練は望むところさ!
円堂「これから色んな状況で戦うことになるだろうし常の万全の状態で戦えるとは限らない。世界を相手に戦おうって言うんだからこれくらいの試練は望むところさ!」
半田「円堂…お前はそう言うと思ったけどさ、俺だって別に試合するのが悪いとは言ってないんだ。ただ明日なんの前触れもなく練習試合をするってのが引っ掛かってるんだよ」
円堂「え?どういうこと?」
趙金雲「半田君は要するに、明日試合するとだけ言われて何の調整もなしにぶっつけ本番で、それも身体に疲労が残っている状態で試合をするのが嫌だと言っているんです」
趙金雲「特に今我々が戦っているのは世界の強豪、勝ち上がってきた相手のデータを見て対策を整えて、身体もケアして万全の状態を常に維持して試合に挑みたいとそういうことですよね?」
半田「それがわかってるなら、なんで何も教えずにいきなり試合だけをやるなんて言うんですか!」
趙金雲「うぉーっほっほ!明日の試合は皆さんが自力で考えて試合して下さい。私は絶対に動きませんからね」
半田「また放任かよ…」
さくら「まあまあキャプテン、落ち着いて」
アリーチェ「そうだよ。せっかく監督がくれた機会なんだし、今の私達がどれだけやれるか確かめるってのもアリなんじゃない?」
半田「>>6」
そうは言ってもなあ…
ったく毎度のこととは言え
半田「そうは言ってもなあ…ったく毎度のこととは言え」
半田「・・・ハァ~~」
葵「あっはは…キャプテンも大変だね」
天馬「ああ…」
葵「…天馬はどう思う?」
天馬「監督の今までの采配を考えて、明日の試合にも何か大きな意味があるんだと思う。それがなんなのかはまだわかんないけど」
半田「…とりあえず、明日試合ってんなら連携を重視した練習するか。皆準備運動を始めてくれ」
天馬「…とにかく、明日も全力で戦う。考えるのはその後だ」
葵「うん。それでいいと思う」
こうしてイナズマジャパンは急遽決まった練習試合に向けて特訓を行った
秋「~~ッ!」ピ----
葵「今日の練習は終了でーす!」
壁山「つ、疲れたッス……」
円堂「なあ半田、ディープジャングルのことなんだけど」
半田「・・・完成したとはいえあの技は弱点が多過ぎるからな。今のところはシュートブロック以外に使う予定はないよ」
円堂「だよな……」
半田「けどまあこのままの技にしとくのは勿体ないよな。ってことでよ、特訓してもっといい技に改良しようぜ」
円堂「!」パァァァ
円堂「おうっ!」
壁山「>>8」
じゃ、じゃあ、円堂さん!
実は一つだけ案があって…円堂さん『ゴッドハンド』はまだ出せるっすか?
壁山「じゃ、じゃあ、円堂さん!実は一つだけ案があって…円堂さん『ゴッドハンド』はまだ出せるッスか?」
円堂「!?」ビクッ
秋「壁山君!」
壁山「ひぇっ!?」
壁山(き、木野先輩!?ど、どうしてそんな怖い顔するッスか…?)
円堂「悪い。ゴッドハンドすら、もう無理なんだ」
円堂「・・・・やっぱ、今日は休むよ。よく考えたら試合前に無茶するわけにもいかないからな!」
タッタッタッ
秋「>>10」
…円堂くん。今では明るく振る舞ってるけど、キーパーできないって聞かされた時、すごい荒れてた。
秋「…円堂くん。今では明るく振る舞ってるけど、キーパーできないって聞かされた時、すごい荒れてた」
壁山「えっ…」
秋「あんなに荒れた円堂君を見たの、初めてだったの。正直、2ヶ月で選手として復帰できたのが今でも奇跡なんじゃないかってくらい、当時の円堂君は見ていられなかったわ…」
壁山「そ、そんな…俺、そんなことも知らずに、キャプテンに………」
半田「そういうことなら、さっさと謝った方がいいんじゃないか?」
秋「ううん。今は謝らなくていいと思う。むしろ…今は1人にさせてあげた方がいい」
秋「…今の円堂君なら明日には冷静になれるだろうし、謝るなら明日にした方がいいわ」
壁山「…」
半田「そういうことなら、今日はもう解散だな。壁山。お前も明日までに頭冷やしとけよ」
壁山「は、はいッス…」
【シーサイドスタジアム】
壁山「あの、円堂さんっ!」
壁山「…き、昨日は!無責任なことを言ってすみませんでした!」orz
円堂「お、おいおい…土下座までしなくてもいいって!」
壁山「いいえ!これぐらいは当然ッス!」
円堂「・・・俺はもう気にしてない、ってーと嘘だけど、でもまあお前に悪意があった訳じゃないのもわかってる。わかってるんだ。だから、これ以上は自分を責めなくていいんだぞ」
円堂「だから、顔あげてくれ。な?」
壁山「円堂さん…」
半田「…どうやら、なんとかなったみたいだな」
秋「うん。よかった」
半田「・・・よし!円堂!壁山!ウォーミングアップするぞ!」
円堂「おう!」
壁山「はいッス!」
天馬「それっ!」
バシューーーーン
剣城「…」ポス
剣城「…はあっ!」
バシューーーーン
天馬「よっと!」ポスッ
天馬(うん。技術は全然衰えてない。だったらなんだろ?剣城はどうして、あんな消極的なプレーするようになった?)
「天馬君」
天馬「え?あっ!」
貴志部「久しぶり。FFの準決勝以来だね」
天馬「貴志部さん!も、もしかして貴志部さん達が今日の練習試合の相手ですか!?」
貴志部「>>13」
そうだよ、僕たち木戸川清州が君たちの練習相手さ
貴志部「そうだよ、俺たち木戸川清修が君たちの練習相手さ」
天馬「木戸川が相手か!うわぁ、今からワクワクしてきた!」
貴志部「俺達もこの2ヶ月で結構強くなったからね。今日はリベンジと行かせて貰うよ」
アツヤ「……ふーん。全国の常連、木戸川清修とぶつかり合えるのか。いいよなお前ら」
半田「いいよな、って…何他人事のように羨ましがってるんだよ」
アツヤ「だって今日の試合俺出番ねえし」
趙金雲「うぉーっほっほっほ!私は絶対に動きません故、選手の交代はなしですよ~」
半田「ええ…吹雪抜きって結構キツイな」
アツヤ「キツイのは俺の方だっつの。せっかくの試合なのに出番なしって言われたんだぞ。ぬか喜びさせやがってよ」
趙金雲「いやー、そこのところは本当に申し訳ないと思っているんですよ。私だって、貴方を試合に出さないと決断するのにものすごーーーく、葛藤しましたからねぇ」
アツヤ「>>15」
嘘つけ、ぜってぇ最初から決めてたろ
ま、あんたのことだから考えがあるんだろ、乗ってやるよ
アツヤ「嘘つけ、ぜってぇ最初から決めてたろ。ま、あんたのことだから考えがあるんだろ、乗ってやるよ」
趙金雲「ご理解頂き、ありがとうございます」
趙金雲「…では私は木戸川清修の監督に挨拶してきますね」
アツヤ「……出番ないけど、せっかくの機会だ。今日は敢えて何もせず試合だけ見てるとするか」
二階堂「本日はこのような機会を作って頂きありがとうございます。イナズマジャパンと試合ができるとは、光栄です!」
趙金雲「こちらこそ、遥々お台場まで来て頂いて感謝の極みです」
二階堂「あの、早速ですが試合のルールについて少し確認を取らせて貰っていいでしょうか?」
趙金雲「それは勿論」
二階堂「化身についてですが、今回はFFIのルールに基づき両チーム化身の使用は禁止ということになりますでしょうか?」
趙金雲「……いえ。あの2人には遠慮なく化身を使わせて下さい」
二階堂「……それは、イナズマジャパンから我々へのハンデ、ということでしょうか?」
趙金雲「いえ違います。今のイナズマジャパンを本気で叩き潰すには化身の力が必要だと判断しました」
二階堂「た、叩き潰す!?ですか…?」
趙金雲「ええ。今日の試合、イナズマジャパンをコテンパンにやっつけちゃうことを期待してますよ」
二階堂「は、はぁ…」
不穏な言葉を二階堂監督に授けた趙金雲監督
果たして、彼のこの試合の目的とは?
次回、木戸川清修との練習試合が始まります
今回はここまで
そして決勝戦の相手ですが、オリオンの刻印のアジア予選決勝の相手は中国でした
しかし、このスレでの決勝戦の相手はどこでしょうか?
まあ、大体検討がつくかもしれませんが決勝の相手は中国ではありません
それではまた次回お会いしましょう!
乙
壁山達が知らないってことは円堂はサッカー部に顔出してなくて怪我してた時期は秋が甲斐甲斐しく支えてたわけか
秋はどっちが好きなのか両方好きなのか
乙
前スレでアジア予選はオリオンのチームのみ言ってたけど決勝戦が中国じゃなくてアジア圏のチーム
となると決勝はパーフェクトスパークと戦うのかな?
話変わるけど準決勝まで勝ち上がった相手のシュートをちょっとやる気になっただけでガンガン止めるひかり控えめに言って化け物じゃね?
まあひかりはオーストラリア戦で片鱗はあったし、綱海なんて1試合目からシュート止めたりアリーチェやさくらもそれなりに戦力として機能してるってこと考えると初心者全員化け物だわな
今回のイナズマジャパンFWが弱すぎる
剣城は絶不調だけど得点には絡んでるからまだ上がり目はある
問題は特に不調でもなさそうなのに明らか絶不調の剣城以下の冴華
今のところなんもしてないのに契約で外せないとかハンデデカすぎる
秋「えっと…監督からはこの試合、木戸川清修の皆さんのみ化身を使うことを許可するとのことです…」
豪炎寺「…そうか」
勝「豪炎寺!化身が使えるなら遠慮すんな!」
友「イナズマジャパンの監督だからって随分舐めたハンデくれるみたいな?」
努「ここまでコケにされたんだ。絶対に奴等をギャフンと言わせようぜ!」
豪炎寺「>>24」
(いや、恐らくハンデではない。…向こうの監督は何を考えている?)
強気なのは良いことだが決して油断はするなよ、彼らも初めの頃よりはずっと強くなっている
それにあの雷門の選手も多数選ばれている
豪炎寺(いや、恐らくハンデではない…向こうの監督は何を考えている?)
半田(おいおい冗談じゃねえ。ただでさえ疲労が溜まってるってのにその上木戸川は化身アリって…これ勝てるのか?)
円堂「皆!俺達が今までやってきたサッカーをすれば、どんな逆境でも絶対勝てる!」
壁山「円堂さんの言う通りッス!俺達はここまで勝ち上がったッスから、今日の試合も勝てるッスよ!」
さくら「うんうん!化身っていうのがなんなのかわかんないけど」
半田(…フォーメーションは韓国戦の時と同じ、敵は西垣に変わって控えのディフェンス。守備力は下がるだろうけど攻撃陣が変わってない。しかもあれから2ヶ月、またさらに強くなってるだろうから少なくとも準決勝より強いと見るべきか?)
ピ----
半田(っと、ホイッスル来た。試合に集中しないとな)
剣城「…」チョンッ
冴華「キャプテン!」
バシューーーーン
半田「>>27」
相手の攻撃翌力は全国レベルだ!慎重にいくぞ!
半田「相手の攻撃力は全国レベルだ!慎重にいくぞ!」
バシューーーーン
円堂「よっと!」ポスッ
半田「まずは自陣でパスを回すぞ。焦らず、確実にボールを回すんだ!」
円堂「わかった、綱海!」バシュ
綱海「おう!」ポスッ
半田(…敵の出方以上に監督の考えがわかんねぇ。やっぱ、慎重になるべきだよなここは)
努「うおおおおっ!」
綱海「っと、半田!」
バシューーーーン
半田「よっし」ポスッ
豪炎寺「っ!」タッタッタッ
半田「壁山っ!」
バシューーーーン
壁山「は、はいッス!」
半田(とりあえず木戸川の攻撃力に守備5枚布陣だけど、今のところはボールをキープできてるな。木戸川を相手に冷静にボールを回してる)
壁山「アフロさん!」
バシューーーーン
アフロディ「っ」ポスッ
半田「よし、攻撃に移ってくれ!」
アフロディ「>>29」
では遠慮なく!
(木戸川清修は攻撃に比重を置いている分、防御が手薄。まずは先制点をとって流れを作る!)
アフロディ「では遠慮なく! 」
ギュウウウウンン!!
屋形「あっ!?」
アフロディ(木戸川清修は攻撃に比重を置いている分、防御が手薄。まずは先制点をとって流れを作る!)
アフロディ「ヘブンズ…タイム」パチン
中井・女川「「」」
アフロディ「」パチン
半田「よし!抜き去った!」
アフロディ「これで決める!」
バサァァァァ
アフロディ「ゴッドノウズ!!改!」
ギューーーーーーン
軟山「タフネスブロックううう!!!!」
ボヨ----ン
軟山「う、うううう…うわああああっ!!」
冴華「決まっ…」
ブ~~オオオオオ~~~
貴志部「オケハザマ・ウォール!」
ガキイイイイン!!
ポーン…ポーン…
貴志部「…」ポスッ
半田「なっ!?あれを止めるのか!?」
軟山「助かったよ貴志部ぇ…」
貴志部「軟山先輩もナイスタフネスでしたよ」
アフロディ「くっ…」
貴志部「>>31」
敵を自陣に引き込んでからのカウンター
相変わらずお手本のような戦術だね半田くん
貴志部「敵を自陣に引き込んでからのカウンター。相変わらずお手本のような戦術だね半田くん」
貴志部「……けど俺達だって、雷門対策はもうバッチリ用意してあるんだよ!」
ギユウウウン!ギュウウウン!
貴志部「獣王!レオン!!」
半田「化身か…剣城っ!」
剣城「!」
貴志部「さあ、行くよ!」
ギュウウウウンン!!
剣城「~ッ!」ギリッ
奥歯を噛みしめながら、剣城は貴志部のマークについた
貴志部「うおおおおおっ!」
剣城「!?」
天馬「そんな、あんなあっさり!?」
半田「やっぱまだ調子が戻ってなかったか!」
天馬「…俺が行きます!」
剣城「…」
剣城は貴志部にあっさりと抜かれてしまった
貴志部の気迫に対し真っ向から潰そうと考えた自分の思考に、シード時代の過ちを繰り返そうとした自分の思考に気付き躊躇してしまった
剣城(……俺はもうシードではない。シードではない以上、あんなプレーはもう二度とやってはいけないんだ。抑えろ…抑えろっ!)ギリッ
さくら「剣城君…?」
ジジジジジジ!!!
貴志部「スクラッチレイド!!」
ザシュ!!!
天馬「ぐわあああああああっ!!」
半田「天馬っ!?」
壁山「>>33」
(や、やっぱり化身には化身をぶつけないと止められないっす!ここは無理に止めるよりシュートブロックを狙った方がいいっすね。)
壁山(や、やっぱり化身には化身をぶつけないと止められないッス!ここは無理に止めるよりシュートブロックを狙った方がいいッスね)
貴志部「はああああっ!」
バシューーーーン
半田「うわああああっ!」
壁山「えっ!?もうシュートを!?」
半田は化身シュートの威力に堪らず吹き飛ばされてしまう
壁山も、シュートブロックを狙うためにゴールへ戻ろうとした途端にシュートを打たれてしまったのでブロックがとても間に合いそうもなかった
円堂「任せろ!」
だがここでゴール前に居た円堂が貴志部のシュートに立ち塞がった!
ギュウウウウン!!
円堂「メガトンヘッド!!ちぇえええいっ!!」
綱海「円堂!」
壁山(前の試合では円堂さんは貴志部さんの化身シュートを止めてたッス!円堂さんのファインブロックッス!)
壁山は円堂の勝利を確信していた
だが、しかし!!
パリ---ン
円堂「ごほっ!」ボコッ
ヒュウウウウン!
ひかり「きゃっ!」ガバッ
ズバーン!
円堂「」バタリ
ボールは円堂を巻き込み、ゴールを貫いた
ひかりは、円堂が飛んできたので止めるのは無理と判断して伏せてしまった
秋「え、円堂君っ!」
豪炎寺「審判、ホイッスルを」
秋「あっ!?」
秋「~~っ!」ピ----
ひかり「え、円堂さん…?」
円堂「ゴホッ…ゴホッ……ああ、平気だ…」
ひかり「>>35」
(あ、あの円堂さんも吹き飛ばされた…これが、化身シュート…。こ、こわい…けど…、と、止めなくちゃ…)
すみません!無理してサポートに来てもらったのに…
ひかり(あ、あの円堂さんも吹き飛ばされた…これが、化身シュート…。こ、こわい…けど…、と、止めなくちゃ…)
半田「円堂っ!」
円堂「…大丈夫だ」
半田「そうか…」
壁山「……貴志部さんのシュート、前と比べて明らかに強くなってたッス」
円堂「ああ…そう、だな……」
普段の円堂ならここで、パワーアップした貴志部に対して燃えていたであろう
しかし、今日の円堂は違った
円堂(くそ!貴志部のやつ、この2ヶ月で腕を上げてやがった。けど、俺だって、俺だって…この2ヶ月をリハビリじゃなくて特訓に励めてたら)
円堂(…貴志部のシュートは、止められたのに!チクショウ!)
前日の壁山の失言による精神的なダメージは、まだ残っていた
加えてこの敗北、今の円堂の精神状態はサッカーを楽しむことが出来ないでいた
~イナズマジャパンベンチ~
アツヤ「……なるほどな。この試合でアンタのやりたいことが大体分かったよ」
葵「え?そ、そうなんですか?」
趙金雲「吹雪君、貴方はこれまでのサッカー人生で楽しい思い出と長い思い出、どちからが強く記憶に残っていますか?」
アツヤ「そんなの聞いてどうすんだよ?」
趙金雲「空野さんにこの試合の本当の意味を分かり易く解説する為ですよ」
葵「え?」
アツヤ「ああそういうことか。ならハッキリ言うが、俺は嫌な思い出の方がはっきりと残ってるぜ」
アツヤ「特に荒れてた頃は完璧なプレーばっかりに囚われて…試合に負けて悔しかったこと、試合に勝っても負けたチームがチームメイトと悔いなく試合を楽しんでた表情を見て、劣等感を抱いたことがたくさんあるぜ」
趙金雲「吹雪君は、貴方はやはりここに居る誰よりも負けた経験が豊富で、そして負けることの大切さを知る人間でしたね」
アツヤ「…それ、褒めてんのか?」
趙金雲「褒めてますよ。今のイナズマジャパンに一番必要なものを既に貴方は持っている訳ですから」
葵「今のイナズマジャパンに必要なもの!?そ、それって一体…」
アツヤ「>>39」
簡単なことだよ
今のイナズマジャパンは『敗北』をまだ知らない
(けどよ監督、少しばかりタイミングまずったんじゃねぇの?)
軟山も見直されたな
前スレだと先輩なのに呼び捨てにされてたのにこっちじゃ先輩って呼ばれてる
アツヤ「簡単なことだよ。今のイナズマジャパンは『敗北』をまだ知らない」
趙金雲「その通り。敗北を知らないチームは強くはなれませんからね」
アツヤ(けどよ監督、少しばかりタイミングまずったんじゃねぇの?)
趙金雲「おや?この試合を組んだのは早かったんじゃないか?って言いたそうな顔ですね」
アツヤ「…なんでわかんだよ」
趙金雲「わかりますよ。貴方の倍以上は人生を生きていますからね」
趙金雲「…昨日の件は勿論わかっていますよ。円堂君が動揺していることも」
アツヤ「なら出さなくても…」
趙金雲「いえいえ。むしろこのチャンスに追い込まなくては。彼ほどサッカーを愛し、純粋に強敵と戦うことを楽しめる少年ですから、放っておけばすぐに立ち直ります。そうなれば、次にいつ彼を追い込めるかわかったものではない」
趙金雲「…どんな人間にも成長のためには必ず挫折が必要です。彼らをより高いレベルの選手に出来るチャンスがあれば、どんな手段でもすぐに実行しますよ」
アツヤ「……温厚な顔して、鬼だなアンタ」
趙金雲「>>42」
彼らの成長をのんびり待ってるほど世界は優しくないですからね
趙金雲「彼らの成長をのんびり待ってるほど世界は優しくないですからね」
アツヤ「…ま、そういうことならアンタに任せるよ。指導経験のない素人は大人しく監督に従うさ」
趙金雲「ご理解ありがとうございます。うぉーっほっほっほ!」
貴志部「行かせないよ!」ザッ
天馬「くっ…!」
さくら「天馬君、剣城君が空いてるよ!」
天馬「わかった!」
バシューーーーン
剣城「っ!」ポスッ
黒部「通さん!」
剣城「>>44」
いいや通させてもらう(ヒールリフト)
剣城「いいや通させてもらう」
ポーーーン
黒部「あっ!?」
さくら「やった!」
天馬「流石は剣城!これで調子も戻るかな?」
剣城「っ!」
ディフェンスを抜き去りいざシュートを打とうとした、その時だった
剣城『デスソード』
ギュウウウン!
『がはっ!』ボコッ!
ズバーン
剣城『ふん、他愛もない』
『お、お願いだ…フィフスセクターに逆らった、俺達が悪かったよ……だから……』
剣城「!?」
脳裏にまた、かつてのシードとしての自分の姿が映ってしまった
剣城(必殺技は……なしだ!)
剣城「でえいっ!」
バシューーーーン
軟山「っ!」
パシッ!!
剣城「ハァ……ハァ………」
軟山(なんだ?まるで手応えのないシュートなのに…)
豪炎寺(どういうことだ?何故彼は、あんな追い込まれたような顔をしているんだ?)
天馬「剣城…」
剣城「……すまん、チャンスを潰した」
天馬「>>46」
き、気にしないでよ!向こうだって強いんだしそう簡単に点は取れないって分かってる!
チャンスなんて俺達が何回でも作るから!
天馬「き、気にしないでよ!向こうだって強いんだしそう簡単に点は取れないって分かってる!チャンスなんて俺達が何回でも作るから!」
剣城「…」
軟山「反撃だ!」
ヒュルルル
中井「ッ」ポスッ
貴志部「こっちだ!」
中井「キャプテン!」バシュ
貴志部「っ、」ポスッ
貴志部「豪炎寺!」
バシューーーーン
ギユウウウン!ギュウウウン!
豪炎寺「炎魔!ガザード!」
綱海「あいつも化身使いかよ!」
アリーチェ「ひかりっ!」
豪炎寺「爆熱…ストームッ!」
ガザード「ヴオオオオオオ」
ボオオオオオオオオオ
半田「うおおおおっ!!!」
円堂「ちゃああああああああっ!!」
壁山「だああああああっ!!」
グルグルグルグル
「「「ディープジャングル!」」」
ガキイイイイン!!
半田「ぐっ、ぐぐぐぅ…!」
ドオオオオオオン!!
「「「うわああああっ!!」」」
ひかり「えいっ!」
ヒュウウウウン!
ひかり(駄目!届かな…)
ズバーン!!
ひかり「うあっ…」ドサッ
半田「くそ…こんな簡単に、カウンターを許すなんて…」
豪炎寺「>>48」
この程度なのか?
豪炎寺「この程度なのか?」
半田「……」
何も言い返せなかった
準決勝での疲れなど言い訳にならないくらい、完全に木戸川に押されている現状に何も言えなかった
そして、この場面で本来チームを鼓舞するであろう精神的支柱でさえ、今は沈黙していた
ピッ!ピッ!ピ-----
半田「終わっ…た……」ドサッ
さくら「ハァ、ハァ……」
壁山「お、おかしいッス…俺達、本当はもっとやれるはずなのに」
綱海「こんなもんじゃねえ。こんな、もんじゃ…」
趙金雲「>>50」
いいえこんなもんです、これがあなた達の実力です
趙金雲「いいえこんなもんです、これがあなた達の実力です」
イナズマジャパン「「「「!?」」」」
趙金雲「木戸川清修の皆さん、本日はイナズマジャパンに気持ちいいくらい完勝してくれてありがとうございます」
努「ええっ!?ど、どういうこと?」
趙金雲「…皆さんはこれまで、サッカーの楽しい部分しか知らなかった。試合に勝ち続けて、楽しいって気持ちでいっぱいだった筈です」
趙金雲「ですが、サッカーはただ楽しいだけのものではありません。サッカーは時に辛く、時に恐ろしさをもって襲いかかります。貴方達は今日まで知らなかった、サッカーの恐ろしさを経験して貰うのがこの試合の意味でした」
「「「「!」」」」
趙金雲「…ただ楽しむだけのサッカーではこの先勝てません。負けることの恐ろしさを知らないまま、次の試合に挑んでもロシアには勝てません」
趙金雲「彼らは去年、イナズマジャパンに準決勝で敗れています。一昨年まで3年連続で本戦出場を果たしていた強豪、しかし昨年イナズマジャパンに負けたことで敗北の恐ろしさ、やり直しの効かない後悔というものを経験しています」
趙金雲「……そして木戸川清修も、雷門に負け、さらに代表のユニフォームを着てグラウンドに立つことが出来ない選手ばかり。そんな彼らの悔しさゆえの覚悟こそ、イナズマジャパンに学ばせたかった」
半田「>>52」
だ、だからってこんなやり方はねえだろ!
気持ちを知ったからってどうしろってんだよ!
ほぼ素人集団の俺達は今まで最善を尽くしてきた!これ以上何をしろって言うんだよ!
…随分と嫌らしい事やるじゃないか
(…けど、それも確かだよな。俺だって、帝国に実質ぼろ負けしてなかったら、今こうして代表なんてなってなかっただろうし)
これで硬さが抜けそうですね
半田「だ、だからってこんなやり方はねえだろ!気持ちを知ったからってどうしろってんだよ!ほぼ素人集団の俺達は今まで最善を尽くしてきた!これ以上何をしろって言うんだよ!」
趙金雲「ではここで課題です」
半田「か、課題?」
趙金雲「この敗北の理由と、これから何をしたいのか、3日後の決勝戦までじーーーっくりと考えてください。その間は特訓を禁止とします」
円堂「なっ!?」
趙金雲「体を動かすことの全てを禁止にする訳ではないですよ。体をほぐす為にストレッチをしたり、健康のために散歩するくらいなら全然オッケーです。ただし、ボールを蹴ったり走り込みなどは禁止ですよ」
趙金雲「…決勝までに身体ではなく頭を使って自分と向き合ってください。では」
そういうと趙金雲は去っていった
天馬(これから先に自分がどうなりたいか、今何をしたいのか、どうして今日の試合に負けたのか……考えることがいっぱいあるな。いや、こんなに色んなことを考えさせられる試合を組んでくれたんだ。監督の期待に応えるためにも、有意義な時間にしないと!)
天馬「貴志部さん!今日は、その…ありがとうございました!」
貴志部「>>56」
・・・天馬君、君は自分や他のみんなが強くなっていると思うかい?
俺は正直雷門のみんなが前に比べてさほど強くなっているとは思わなかったし初心者の彼らも素質は確かにあるようだけどあまり驚異は感じなかったよ、このまま順調に成長したとしても世界はおろか国内の強豪にすら勝てるとは思わない
何故俺達や他の選手が代表に選ばれなかったのか今でも理解できないよ
…君たちも、色々と大変だと思う
けど、本意にしろ不本意にしろ、君達は俺たちを蹴落としてここにいる
それを忘れないで欲しい
貴志部「…君たちも、色々と大変だと思う。けど、本意にしろ不本意にしろ、君達は俺たちを蹴落としてここにいる。それを忘れないで欲しい」
天馬「貴志部さん…」
友「おい!」
剣城「…」
勝「お前だお前!そこのロン毛!」
剣城「…俺か?」
努「お前みたいな弱虫が代表に居るっていうのが信じられない、みたいな」
勝「やる気ないなら俺らと代われよ、みたいな!」
さくら「なっ!?ちょっと、あんた達!」
剣城「…」
友「なんだよその澄まし顔!」
努「なんとか言えよ!みたいな!」
さくら「>>59」
行こ!剣城君!
べーっだ!
さくら「行こ!剣城君!」
剣城「ああ…」
勝「あっ!無視か!こら!」
さくら「べーっだ!」
友「戻ってこい!弱虫!」
努「女に守って貰わないと何も出来ないのか!情けない!みたいな!」
二階堂「コラ!お前達!」
武方三兄弟「「「ひぃっ!」」」
二階堂「すみません。ウチの生徒達が選手としてあるまじき暴言を…」ペコリ
趙金雲「いえ。恐らく、今の彼に『言葉』は届かないでしょうからね」
二階堂「は、はぁ…?」
趙金雲(さて、ここから皆さんがどこまで自分と向き合えるか、この先どれだけ成長出来るか、楽しみですね)
趙金雲「うおーっほっほっほ!!」
こうして木戸川清修との練習試合は完敗に終わった
試合後、趙金雲の指示の元、試合当日まで選手は皆それぞれ考え続けた
今回はここまで
決勝戦はロシア代表パーフェクトスパークと戦います
ところで今日の試合で追い込みすぎたかな?それとも追い込みが足りなかった?あるいはこれぐらいがちょうどよかった?
それではまた次回お会いしましょう!
乙
今回かなり追い込んだなって思ったよ
特に円堂、かなり精神的に痛めつけたなと
このスレのアジア大会は無印3よりレベル低いのかな?それとも高い?
【FFスタジアム】
わああああああああああっ!!!!
日本!日本!日本!日本!
角間王将『お聞きくださいこの大歓声。FFスタジアム史上最も大きく盛り上がっております!それもそうでしょう!FFスタジアムが出来上がってから、このスタジアムでFFIアジア予選決勝戦を行われるのはこれが初めてです!FFIアジア予選決勝戦、ここで勝てば日本は2年連続で本戦出場ということになります!この日本で、歴史的瞬間を見ようと今まで以上に大勢のファンが押しかけております!』
わあああああああああああああああ!!!!!
趙金雲「うぉーっほっほっほ!物凄い盛り上がり方ですねぇ」
円堂「これだけたくさんの人達の前でプレーできるのか!くううううっ!燃えてきたぜ!」
天馬「お客さんいっぱい入ってくるとは思ってたけど、まさかここまで人が集まるなんてね…」
秋「なにせこの日本でFFIが行われるのが今年初めてだからね。しかも決勝まで勝ち上がったんだもん、歴史的瞬間を見たいって思うのは当然よ」
天馬「…確か、毎回アジア予選に優勝した国で次のアジア予選が行われるんだよね?」
趙金雲「はい。去年は敵地ロシアで、イナズマジャパンは歴史上初の本戦進出を果たしました」
円堂「じゃあ俺達は日本で最初のFFI世界一だな!」
半田「>>65」
そ、そうだな…(円堂もだがみんなに一体何があったんだ?あの練習試合の時とはみんな大違いじゃないか)
半田「そ、そうだな…」
半田(円堂もだがみんなに一体何があったんだ?あの練習試合の時とはみんな大違いじゃないか)
趙金雲(どうやら、約一部を除いて皆さんは何をしたいのか、どこを目指したいのかはっきりと決めてくれたみたいですね)
アリーチェ「ねえねえ、今日までずっとミーティングしなかったけどロシアってどんなチームなの?」
趙金雲「ロシア代表、パーフェクトスパークは選手全員が全ポジションをこなすスキルを持った万能型のチーム、試合当日までどんなフォーメーションで来るか、誰が試合に出るか?あらゆるデータが当日になるまでまるでわからない非常にトリッキーなチームです」
趙金雲「故に、試合前からの対策というのがまるで意味を成さないのです」
半田「データが当日までわからないチーム、か…」
円堂「>>67」
相手がどんな戦術でこようと関係ない!
俺たちは俺たちのサッカーをするだけだ!
円堂「相手がどんな戦術でこようと関係ない!俺たちは俺たちのサッカーをするだけだ!」
アフロディ「…そうだね。僕達のサッカーをやろう」
綱海「データがわかんないってことは実力が問われるっつーことだろ?面白れえじゃねえか!な?」
さくら「はい!」
趙金雲「うぉーっほっほっほ!皆さん頼もしいですね」
半田(皆がどう自分と向き合ったのかはわっかんねえけど、これからの戦いを楽しみにしてるんだ。試合の前からビビってられるかよ!)
半田「…よっしゃ!この試合に勝って、世界に行こうぜ!」
「「「「おおおお!」」」」
剣城「…」
さくら「>>69」
…手、伸ばしていいんだからね
さくら「…手、伸ばしていいんだからね」
さくらは剣城に、かつて自分がして貰ったように手を差し伸べようとした
しかし剣城は、何も言わずに通り過ぎて行った
さくら「私だけじゃない!皆…皆絶対に諦めないから!剣城君に手を伸ばすまで諦めないから!」
趙金雲「野咲さん、今の剣城君にはどんな言葉も届きませんよ」
さくら「わかってます。でも、いいんです」
趙金雲「……貴女がそれでいいなら私からはこれ以上何も言いませんよ」
天馬「野咲さん!一緒にアップしよう!」
さくら「うん!いいよ!」
タッタッタッ
さくら「…ねえ天馬君」
天馬「俺も諦めませんよ」
さくら「!」パァァァ
天馬「>>71」
最初の出会いこそ最悪だったけど、剣城がいたから俺はここまで来れた
だから、俺は剣城にあんな顔しながらサッカーをして欲しくない
天馬「最初の出会いこそ最悪だったけど、剣城がいたから俺はここまで来れた。だから、俺は剣城にあんな顔しながらサッカーをして欲しくない」
さくら「絶対に助けよう。剣城君を!」
天馬「はい!」
半田「…意気込むのはいいけど、目の前の相手最優先だからな?」
「「はい!」」
趙金雲「はい皆さん、ウォーミングアップは済みましたね?」
半田「…皆もう状態はバッチリっすよ」
趙金雲「結構です。ではスタメンを発表しますよ」
趙金雲「…吹雪君、いつでも試合に出られるように準備しておいて下さい」
剣城「!」
アツヤ「了解」
趙金雲「今回のスタメンはFWを3枚置きます」
冴華「…3人目は誰を置くんですか?」
趙金雲「>>73」
アフロディ君、行けますか?
趙金雲「アフロディ君、行けますか?」
アフロディ「はい!」
趙金雲「中盤が少し弱くなりますがその分前線は強化しました。皆さん、存分に点を取りに行ってください」
「「「「はい!」」」」
半田「・・・試合が始まる前に、皆に俺から、キャプテンとして一言いいか?」
壁山「キャプテン?」
円堂「勿論だ!」
アツヤ「熱い激励、期待してんぜ」
半田「…>>75」
・・・
・・・(汗ダラダラ)
・・・(決勝だしかっこつけようと思ったけど何も思い浮かばねえ!円堂か天馬!頼む!俺に良い感じの格言っぽい台詞をアイコンタクトで伝えてくれ!)
……キャプテンとして一言なんて大袈裟なことを言いましたが、多くは語りません
俺が言いたいのはただ一言…このチームで最後まで走りましょう!
半田「……キャプテンとして一言なんて大袈裟なことを言いましたが、多くは語りません」
半田「俺が言いたいのはただ一言…このチームで最後まで走りましょう!」
「「「「!」」」」
半田「口にするまでもなく皆そう思ってくれてるだろうけど、敢えて口にしました。俺は、最初こそこのチームが嫌いだったけど今はここに居る皆と共に戦えることが誇りです。そして、そんな大切な仲間達と志半ばで離れ離れになるなんて俺は嫌です。だから!」
半田「・・・・勝ちましょう!」
「「「「おおおおおっ!」」」」
趙金雲(立派なキャプテンに育ってくれましたね。ですが、貴方はまだまだ成長出来ます。これからも、どんどん追い込みますから覚悟してくださいね)ニヤリ
遂に、今年度の日本でのFFI最後の試合の火蓋が落とされようとしていた
本戦に出場するのは前年のアジアチャンピオン、イナズマジャパンか?それとも帝王、パーフェクトスパークか?
次回、運命の最終章が始まります!
~~~パーフェクトスパーク~~~
GK・・・・・・・・ ゴラン
DF・ザハロフ・・ ・・ラビ・・・トレポフ
MF・カルル・シャミール・セドワ・シモン
MF・・・・・・・・ フロイ
FW・・・・・・ザウル・ユーリー
~~~イナズマジャパン~~~
FW・・・・剣城・アフロディ・冴華
MF・・さくら・・・半田・・・・・天馬
DF・・・綱海・・円堂、壁山・・アリーチェ
GK・・・・・・・・ひかり
今回はここまで
そしてここでアンケート
FFI本戦の方式ですが…
A.【無印方式の5チーム×2グループ方式】
B.【アレオリ方式の4チーム×数グールプ方式】
どちらがいいかアンケートを取ります
期限はアジア予選終了までです
ではまた次回お会いしましょう!
乙
本戦はA方式がいいな
やっぱ無印のが思い入れあるし
>>1なら面白くしてくれるって期待できるし
説明し忘れていましたが、A方式が選ばれると本戦の相手は無印そのまま、B方式を選ぶとアメリカ(ユニコーン)、スペイン(無敵のジャイアント)、そしてロシアに代わるチームを投票で決めて貰います
そして、決勝トーナメントに進出した場合はトーナメントの組み合わせを安価で募集します
まだ先の話ですが、決勝トーナメントは無印でもアレオリのチームでもどちらでも選択可能です(日本と同じグループで敗退した国は選択不可)
エドガーさんもいるA
俺は敢えてBで
本戦をオリオンの刻印で本当にやって欲しかった熱い試合を展開して
決勝トーナメントを無印オンパレードというのもアリ
そして半田は本当もう立派に育ってくれた
まだまだ弱点も多いけど今の半田はもう十分キャプテンの器だと思う
A
B
原作焼き増しよりオリジナルを期待したい
Aかな
無印のライバル達の方がどういうキャラだったか分かりやすい
Bで
エドガーさんと決勝トーナメントでぶつかりたいし
両方のルートで書けばいいじゃん
そしたら読者は長くss読めるし作者も色んな物語書けるしでWin-Winじゃん
両方に変更
A
FFIで無印のチーム今まであんま出てないし
FFIで原作チームあんまり出てないのはオリオンも同じでは?
【前半戦】
ピ----
角間王将『FFIアジア予選決勝戦、イナズマジャパンからのボールで試合開始です!』
剣城「…」チョン
アフロディ「さあ、行くよ!」
ギュウウウウンン!!
ザウル「なっ!?」
ユーリー 「速い!」
角間王将『キックオフと同時に公式戦初のFWに入ったアフロディが物凄いスピードで切り込む!イナズマジャパン、幸先の良いスタートを切ることが出来るか!?』
フロイ「っ!」ザッ
角間王将『ロシア代表パーフェクトスパークのキャプテン、フロイ・ギリカナンがアフロディのマークに付く!』
フロイ「>>93」
行かせない!
フロイ「行かせない!」
アフロディ「ヘブンズ…タイム」パチン
フロイ「うおおおおっ!」
アフロディ「くっ、やはり見えてる!」
アフロディはヘブンズタイムを発動した
しかしフロイには効かなかった
そしてアフロディとフロイは激しく競り合い始めた
フロイ「行かせないと言った筈だよ!」
アフロディ(ふりほどけない!ならここは!)
バシューーーーン
天馬「それっ!」
バシューーーーン
アフロディ「っ!」
角間王将『アフロディ、松風とのワンツーパスでフロイを抜き去った!』
フロイ「へぇ、やるね…」
アフロディ(恐らくこの試合…いや、その先もヘブンズタイムはもう使えないな)
ポーーーン
シャミール「あっ!?」
角間王将『アフロディ、ボールを浮かせてシャミールを抜き去った!』
アフロディ「>>95」
見せてあげるよ。
神は二度死に、三度行き帰ることで更なる進化を遂げるのさ!
剣城君!(パスを出す
アフロディ「剣城君!」
バシューーーーン
剣城「っ!」ポスッ
ザハロフ「うおおおおおっ!」
角間王将『アフロディからのボールは剣城に渡った!しかしそこにザハロフがプレッシャーを掛ける!』
剣城「っ!でぇいっ!」
バシューーーーン
ゴラン「っ!」パシッ!!!
角間王将『剣城、ザハロフのプレッシャーに威圧されたのか力のないシュートを正面に打ってしまった!イナズマジャパン、先制ならず!』
ゴラン「反撃だ!フロイ!」
バシューーーーン
角間王将『パーフェクトスパークの守護神、ゴランからのパンドキック!』
半田「うおおおっ!」
ヒュウウウウン!
フロイ「…はっ!」
ヒュウウウウウン!!
フロイ「っ!」ポスッ
半田「なにっ!?」
角間王将『パーフェクトスパークのキャプテン、イナズマジャパンのキャプテンの空中戦を制したのはフロイ・ギリカナンです!イナズマジャパンはここまでパスカットを大きな武器としていましたが、フロイはその上を行きます!』
フロイ「よっと」クルッ
半田「なっ!?」
角間王将『フロイ、二段ジャンプで半田をかわします!』
フロイ「よっと」スタッ
円堂「>>98」
へへっ、すげえなお前(立ち塞がる)
円堂「へへっ、すげえなお前」
フロイ「お褒めに預かり光栄です。ふっ!」
ポーーーン
円堂「!?」
角間王将『円堂も抜かれた!フロイ、これは完全にフリーだ!!』
キラキラキラキラ
フロイ「…」
バシューーーーン
グルグルグルグルグル!
キラーーーーン!!!
フロイ「イノセントドライブ!」
パリーーーーン
ピカーーーーン!
角間王将『フロイの必殺シュートが炸裂!先制するのはパーフェクトスパークか!?』
壁山「だあああああっ!!!!」
ドーーーーーーン!!
壁山「ザ・マウンテン!!」ゴゴゴゴゴ
ドゴオオオオオオン!!!
壁山「ぐわあああああっ!!」
ひかり「きゃああああっ!!」
ズバーン!
角間王将『ゴオオオオオル!先制点はロシア代表、パーフェクトスパークです!フロイ・ギリカナン!これでアジア予選全試合で先制点を記録!華麗なプレーは今日も存分に発揮されております!』
フロイ(イナズマジャパン、昨年のリベンジは果たさせて貰うよ)
ユーリー「流石だなフロイ」
ザウル「今日も絶好調だな」
フロイ「ははっ、あんまり褒めないでよ。まだ試合は始まったばかりだし、気を引きしてめていたいからね」
半田「>>100」
(ちくしょう!涼しい顔しやがって!そうしてられるのも今のうちだ爽やか野郎!)
流石に強ぇなぁ…けど、イナズマジャパンはここからだ!
まずは1点取り返すぞ!
半田「流石に強ぇなぁ…けど、イナズマジャパンはここからだ!まずは1点取り返すぞ!」
「「「「おおおお!」」」」
フロイ(…ここまで勝ち上がったんだ。1点取ったくらいでは折れるどころか闘士に火を……ん?)
剣城「…」
ユーリー「フロイ?」
フロイ「…ううん。なんでもない」
ピ----
剣城「…」チョン
アフロディ「…」バシュ
半田「っと」ポスッ
角間王将『1点を奪われたイナズマジャパン、ここからどう反撃して行くのか!?』
ユーリー「っ!」タッタッタッ
ザウル「っ!」タッタッタッ
角間王将『パーフェクトスパークのFW2枚が半田にプレッシャーを掛けに行きます!』
半田「野咲!」バシュ
さくら「はい!」
角間王将『ボールは半田から野咲へと渡った!』
カルル「っ!」タッタッタッ
角間王将『カルルが野咲のマークに付いた!野咲どう切り抜けるか!?』
さくら「>>103」
サッカーの実力じゃまだまだだけど
球の扱いなら世界にも負けない!(新体操のやり方)
さくら「サッカーの実力じゃまだまだだけど、球の扱いなら世界にも負けない!」
カルル「なに?」
さくら「ふふっ…えい♪」ヒラリ
カルル「なっ!?」
角間王将『野咲が美しい動きでカルルを抜き去った!』
さくら「華麗さならこっちだって負けないんだから!」
フロイ「へぇ、面白いね」
さくら「アフロさん!」
バシューーーーン
アフロディ「ふっ!」ポスッ
角間王将『ボールは再びアフロディへ!イナズマジャパン、同点に追いつくことが出来るか!?』
フロイ「ザハロフ!トレポフ!」
ザハロフ・トレポフ「「任せろ!」」
半田「なっ、なにをする気だ?」
トレポフ「フローズンスティール!!」
ズザーーーーーー
アフロディ「なっ!?」クルッ
ザハロフ「イグナイトスティール!」
ズザーーーーーー
アフロディ「あっ!?」
バシュ----ン
角間王将『アフロディ!トレポフの必殺技をなんとかかわすも、ザハロフの連続必殺技に対応し切れずにボールを奪われた!』
ザハロフ「ヴィクトール!」
バシューーーーン
ヴィクトール「っ!」ポスッ
角間王将『ボールはザハロフからセドワへと渡った!』
冴華「アフロディさん!」タッタッタッ
アフロディ「大丈夫…」
冴華「>>105」
いったん戻って守備を固めて
…っ!
(何をやってるの私は!私だけだ…私だけがこのチームで『何もできていない』!本来MFのアフロディさんだけに負担をかけて…!)
これ以上好き放題させない!
冴華「…っ!」
冴華(何をやってるの私は!私だけだ…私だけがこのチームで『何もできていない』!本来MFのアフロディさんだけに負担をかけて…!)
角間王将『ボールは再びフロイに渡ります!イナズマジャパンまたしてもピンチに!』
半田「通すかよ!」
アリーチェ「行かせないよ!」
フロイ「っ、ザウル!」
バシューーーーン
ユーリー「ロシアがフロイのワンマンチームと思うなよ!はっ!」
バシューーーーン
ひかり「っ!」
ヒュウウウウウン!
ひかり「~~っ!」ドサッ
角間王将『パーフェクトスパーク、フロイのセンタリングからユーリーがボレーシュートを放つもここはイナズマジャパンの守護神東に止められてしまった!』
円堂「いいぞひかり!」
壁山「ホッ…」
ひかり「円堂さん!」
ヒュルルルルル
円堂「おう!」ポスッ
半田「円堂!」
円堂「任せたぜ半田!」
バシューーーーン
角間王将『イナズマジャパン、細かくパスを繋いで攻めあがる!』
アフロディ「っ!」ポスッ
角間王将『そしてボールは再びアフロディへ!しかしロシアには鉄壁の連続ブロックがあります!アフロディはこれを突破することが出来るか!?』
フロイ「ザハロフ!トレポフ!」
アフロディ「悪いけど、その作戦には乗ってあげないよ」
バサァァァァ
アフロディ「ゴッドノウズ!!改!」
ギューーーーーーン
ゴラン「…」ジジジジ
ゴラン「ツーマンデゴラン!」ヒュウウン!
プチッ
ゴラン「ふん…」シュウウウウ~
アフロディ「なっ!?」
角間王将『アフロディの必殺、ゴッドノウズ改がパーフェクトスパーク守護神、ゴランの必殺【ツーマンデゴラン】に防がれた!イナズマジャパン同点ならず!』
壁山「アフロディさんのゴッドノウズが…」
半田「1対1で…負けた……」
アフロディ「>>110」
落ち込んでる暇は無い! きっちり守って何度でもチャンスを作るんだ!!
アフロディ「落ち込んでる暇は無い! きっちり守って何度でもチャンスを作るんだ!!」
半田「!」ハッ!
半田「あっ、ああ!」
壁山「は、はいッス!」
アフロディ「……ふぅ」
天馬「!」
天馬(そうだ。渾身のシュートを止められて、本当は1番ショックが大きいのはアフロディさんの筈なんだ…だけど、チームに不安を与えないようにってすぐに切り替えてる)
アフロディ(チャンスは絶対にまた来る。その時だ。その時こそ点を決める!)
冴華(…ゴッドノウズすら点が入らない?アフロディさんがダメならもう、【アレ】を使うしか…)ドッ!!ドッ!!
ザウル「ううおらあっ!」
バシューーーーン
ひかり「っ!」パシッ!
シュルシュルシュルシュル!!
ひかり「きゃあっ!」
ガコーーーン!
綱海「うおらあっ!」ポスッ
ザバ----ン!!!
綱海「ツナミブースト!」
シュウウウウウウンン!!
角間王将『ザウルのシュートは東を吹き飛ばすも僅かにポストに嫌われた!パーフェクトスパーク追加点ならず!』
ゴラン「…」ジジジジ
ゴラン「ツーマンデゴラン!」ヒュウウン!
プチッ
ゴラン「ふん…」シュウウウウ~
冴華(やはり綱海さんの技でも無理…となると、もう覚悟を決めるしかない)
アフロディ「…御城さん?」
フロイ「ユーリー」
ポーーーン
角間王将『フロイ、ボールを浮かせてユーリーへパスを…いや!これは!』
半田「掛かった!壁山!」
壁山「だあああああっ!!!!」
ドーーーーーーン!!
壁山「ザ・マウンテン!!」ゴゴゴゴゴ
半田(よし、これでボールを奪った!)
ユーリー「はっ!」
バシューーーーン
ユーリー「はああああっ!」タッタッタッ
半田「なにっ!?」
壁山「えっ!?」
ユーリーはボールを空に蹴り上げた
そして、ザ・マウンテンを走って駆け上がるという奇想天外なプレーを披露した
角間王将『半田、壁山の連携プレーもユーリーがそれを凌いだ!半田と壁山を完全に出し抜きます!』
ビュオオオオオオ
バサッ!バサッ!
ユーリー「ダブルヘッド・イーグル」
イーグル「ピイイイイッ!!」ジジジジ…
ギュオオオオオン!
ひかり「!?」
ズバーン!!
ひかり「…」ドサッ
アリーチェ「ひかりっ!!」
角間王将『ゴーーーール!パーフェクトスパーク、追加点!』
アリーチェ「ひかり…ひかりっ!!」
ひかり「大丈夫…平気……それより、揺らされる方が辛い…」
アリーチェ「あ、ごめん…」パッ
ゴチーーーン!
ひかり「~~~っ!」ゴロゴロゴロゴロ
アリーチェ「>>113」
ギャー!!ひかりー!
・・・ひかり、仇は必ず取るからお空の上で見守っててねグスンッ
アリーチェ「ギャー!!ひかりー!」
ひかり「」
アリーチェ「・・・ひかり、仇は必ず取るからお空の上で見守っててね」グスンッ
ひかり「いや死んでないから!」
半田「…そんだけ元気ならプレー続けられるな?」
ひかり「…」コクッ
半田「よっし…」
半田(現状打開策は見つかんないけど、東が無事ならまだ希望はある。ここで東に離脱されたら守護神が居なくなって100負けるからな…)
ピ----
剣城「…」チョン
アフロディ「…」バシュ
半田「…」ポスッ
ユーリー「っ!」タッタッタッ
ザウル「っ!」タッタッタッ
半田「またかよ…野咲!」バシュ
さくら「えいっ!」ポスッ
角間王将『イナズマジャパン、細かくパスを繋いでチャンスを窺っています!』
半田(あんまモタモタはしてらんねーけど、焦るのが1番駄目なんだ。冷静に…クレバーに……)
さくら「剣城君!」
バシューーーーン
剣城「っ!」ポスッ
角間王将『前線にボールが渡った!イナズマジャパン、攻めるか?』
剣城「…」バシュ
角間王将『剣城、野咲へとボールを戻します』
さくら「>>115」
むぅ!ここは先輩に気を使わなくていいんだよ!(剣城にパス)
さくら「むぅ!ここは先輩に気を使わなくていいんだよ!」
バシューーーーン
ザハロフ「貰った!」ポスッ
剣城「!?」ドサ…
さくら「えっ!?」
角間王将『ザハロフ、剣城へのパスをインターセプト!』
審判「ッ!」ピッ!!
ザハロフ「なっ!?」
角間王将『おっと、どうやら先ほどのプレーでファウルを取られた模様です』
ザハロフ「ちょ、ちょっと待てよ!今の身体を入れただけだぜ。あれでファウルになるのかよ」
審判「ん?なんだね?」
ザハロフ「!」
ザハロフ「いえ、なんでも…」
さくら「剣城君、立てる?」スッ
剣城「自分で立てる…」スクッ
ザハロフ「チッ…弱っちいのが幸いしたな」
剣城「…」
天馬「剣城…」
角間王将『さあ、イナズマジャパンのフリーキックで試合再開です!』
審判「~~っ!」ピ---
さくら「えいっ!」
バシューーーーン
アフロディ「っ!」ポスッ
角間王将『野咲からのフリーキックはアフロディに繋がった!』
アフロディ(もう一度ゴッドノウズ改を打つか?それとも…)
冴華「>>117」
アフロディさん!
(…やるしかない、『アレ』を!)
冴華「アフロディさん! 」
冴華(…やるしかない、『アレ』を!)
アフロディ「御城さん!」
バシューーーーン
冴華「っ!」ポスッ
冴華「~~~っ!」ピ---
ドーン!ドーン!ドーン!ドーン!
赤いペンギン達「「「「」」」」
アフロディ「なっ!?あの技は…!」
冴華「…こんな場所で終われない。このまま何も出来ずに終わって堪るもんかああああっ!」
アフロディ「やめるんだ御城さん!それは禁断の!」
冴華「皇帝ペンギン…」
ガブッ!
ガブッ!
冴華「~~ッ!1号!」
ギュオオオオオン!
ゴラン「はっ!」
ジジジジ
ゴラン「ツーマンデゴラン!」ヒュウウン!
ガシイイイッ!!
ゴラン「ぐっ、ぐおおおおおっ!!」
冴華「ハァ………ハァ………」
冴華(お願い…入って……)
ゴラン「…」シュウウウウ~~
角間王将『あっと惜しい!御城の必殺シュートは僅かに届かなかった!イナズマジャパン、1点が遠い展開になっております!』
冴華「そ、そん……なっ…………」
アフロディ「>>119」
何をやってるんだ!
そんな技使ってたら、一生サッカーが出来なくなるぞ!
影山から聞いたことがある
それは受けた相手だけでなく使用者すらも傷つける禁断の技だ
そんな技で仮に勝てたとしても誰も喜ばない
アフロディ「何をやってるんだ!そんな技を使っていたら、一生サッカーが出来なくなるぞ!」
冴華「ここで……負けたら、終わりなんですよ!」
アフロディ「!」
冴華「ここで負けちゃったら…もう二度と公式戦に出られない可能性も……あるんです。これが最初で最後のチャンスかもしれないんです」
アフロディ「この試合ではもう打たないでくれ。僕は仲間が、傷つくのはみたくない」
冴華「元より次は打てませんよ…これ以上は、怖くて打てないですから……」
その後もイナズマジャパンは決定的なチャンスを作ることさえ叶わず、パーフェクトスパークに圧倒されながらロスタイムを迎えた
現在ボールはフロイが持っており、イナズマジャパンは3点目を奪われるかもしれなというピンチに陥っていた
半田「クイック…ドロウ!」
フロイ「…」クルッ
半田「なっ!?」
角間王将『半田、クイックドロウを発動するもルーレットで軽くかわされてしまった!』
円堂「行くぞ壁山!」
壁山「はいッス!」
円堂と壁山は二人掛かりでフロイからボールを奪おうと突撃した
円堂「ちゃああああっ!!」ズザ---
フロイ「よっ」サッ
円堂のスライディングは軽くかわされた
壁山「だああああっ!!」
フロイ「真っ直ぐに走りすぎだよ」クルッ
円堂の後から壁山はフロイに突撃するも簡単にかわされてしまう
壁山「あっと…!」グラッ
そして勢い余って壁山は躓いてしまった
壁山「うわああああっ!!」
グニャリ…
円堂「~~ッ!がああああああっ!!!!」
フロイ「この1点で、チェックメイトだ!」
ひかり(く、来る…)ジリッ
ユーリー「ストップだフロイ!」
フロイ「え?」
円堂「あ、があぁあああ……」
フロイ「!」
バシューーーーン
審判「~~っ!」ピッ!
円堂が右足を痛そうに押さえているのを見たフロイは、すぐさまボールを外へと出した
フロイにかわされ躓いた壁山が、スライディングの体勢のままだった円堂の右足に向かって思いっきりコケてしまった
その為、壁山の全体重が円堂の右足に乗しかかってしまうという大惨事を引き起こしたのだ
半田「円堂…………えんどおおおおおっ!」
~イナズマジャパンベンチ~
半田(前半を終えて0-2、向こうが情けを掛けてくれたおかげで3点目は取られてないが、圧倒的に不利な状況には変わりねえな…しかも……)
円堂「頼むよ…俺を試合に出させてくれ!」
趙金雲「無理ですね。この足では今日の試合どころか、しばらくの療養生活が必要でしょう」
円堂「そんな…」
趙金雲「吹雪君、後半は試合に出て貰いますよ」
アツヤ「ああ…」
半田(円堂の長期離脱が余儀なくされそうで…)
冴華「ハァ………ハァ………」
半田(御城も必殺技を使ってから相当消耗している。その上剣城もスランプだ。どうしたらいい?どうしたら…)
天馬「剣城、1つ聞いていい?」
剣城「……なんだ?」
天馬「>>124」
剣城は何でサッカーをしているの?
いつからそんな逃げるようなプレーをするようになったの?昔のお前は、そんなプレーをしなかったよ?
天馬「いつからそんな逃げるようなプレーをするようになったの?昔のお前は、そんなプレーをしなかったよ?」
剣城「…それは、シード時代のことを言ってるのか?」
天馬「…」
剣城「こんなもんだよ。昔から」
天馬「嘘だ!そんな訳ない!」
剣城「昔から誰かを傷付けて、周りに迷惑ばかり掛けて…剣城京介という人間は昔からそんなもんだったんだよ」
剣城「シード時代には純粋にサッカーを楽しんでいただけの少年をたくさん蹴落とした。シードになる前だって……」
剣城「・・・ハァ……幼い頃に、俺のせいで兄さんの足に大怪我をさせて、両親の生活を苦しくさせて…」
剣城「そして今は代表のユニフォームを着ながら日本代表という栄誉に泥を塗るようなプレーしか出来ない!昔から俺は、誰にとっても迷惑しか掛けられない人間なんだよ」
さくら「>>127」
・・・そう思うなら代表のユニフォームも脱いでサッカーとも完全に縁を切ればいいじゃない
そうすれば良いはずなのにあなたはここに立っている
それは何故?
違うよ!剣城君は迷惑しか掛けられない人間じゃない!少なくとも私は剣城君に助けて貰ったし、迷惑なんか一度も掛けられたことないよ!
さくら「・・・そう思うなら代表のユニフォームも脱いでサッカーとも完全に縁を切ればいいじゃない。そうすれば良いはずなのにあなたはここに立っている。それは何故?
剣城「!」
剣城「それは…」
天馬「ねぇ、剣城・・・もう自分を偽る必要なんて何処にもないんだよ?サッカーをやりたいっていう純粋な気持ちはに、嘘なんてつかなくていいんだよ?」
剣城「…俺にそんな資格は」
天馬「確かに剣城は昔色々やったのかもしれない。今剣城が背負ってるものがなんなのかもわかんない。でも、そんなの俺達には関係ないんだよ!俺達は、俺達にサッカーの楽しさを教えてくれたお前と一緒にサッカーを楽しみたいんだよ!」
剣城「天馬…」
天馬「……言いたい事は、全部言った。後は、待ってるから」
さくら「いつでも、手を伸ばしてね」
剣城「…」
今回はここまで
現在A方式が5票、B方式が2票、両方が2票です
引き続きアンケートを行いますので、どんどん投票して下さい
ではまた次回!
乙
両方で
皇帝ペンギン1号打たせた時点で冴華を離脱させるものだと思ったらまさかの円堂だったでござる
両方
あんまり試合数多くされてもネタとか尽きてダレそうだからA
乙
冴華の初必殺技でした
長期離脱するほどの怪我か?とは思った
エイリア学園とかその他諸々とか戦いみたいな原作でもっとヤバそうなことされてもみんなピンピンしてたし
A
壁山って大体100キロくらいか?そんな大男が不可抗力とはいえ足に勢いよく乗し掛かるとか相当痛いだろうし怪我もするでしょょ
オリオンの刻印とかいう黒歴史に触れて欲しくないからBは絶対にあり得ないし
両方というのも当然なしA
~~~パーフェクトスパーク~~~
GK・・・・・・・・ ゴラン
DF・ザハロフ・・ ・・ラビ・・・トレポフ
MF・カルル・シャミール・セドワ・シモン
MF・・・・・・・・ フロイ
FW・・・・・・ザウル・ユーリー
~~~イナズマジャパン~~~
FW・・・・・・・剣城・冴華
MF・・・・・・・ アフロディ
MF・・さくら・・・・・・・・・・吹雪
MF・・・・・・・・ 天馬
DF・・・綱海・・半田、壁山・・アリーチェ
GK・・・・・・・・ひかり
【後半戦】
角間王将『イナズマジャパンは後半からメンバーを交代してきます。アクシデントで負傷した円堂に代わって吹雪がMFに、MFの半田がDFに入ります!そしてアフロディも本職のMFへ戻ります!』
ピ----
角間王将『後半戦、パーフェクトスパークからのキックオフで試合開始です!』
ユーリー「っ!」バシュ
フロイ「>>140」
…悪いけど、手加減はしない。
運が悪かったと諦めることだ。
フロイ「…悪いけど、手加減はしない。運が悪かったと諦めることだ」
ギュウウウウンン!!
角間王将『フロイ、棒立ちの剣城を抜き去った!後半開始から既に戦意喪失か!?』
フロイ「まだまだ、こんなもんじゃない!」
ギュウウウウンン!!
アフロディ「くっ…」
冴華(シードのトップ2が、まるで相手にならないなんて…!)
フロイ(2点のビハインドで全員動きが硬くなってるな。このチャンスは逃さn天馬「だあああっ!」ズザ-
ポーーーン
フロイ「!?」
角間王将『松風がスライディングでフロイからボールを奪った!』
天馬「っ!」
ギュウウウウンン!!
ヴィクトール「なんだとっ!」
角間王将『松風、得意のドリブルでパーフェクトスパーク陣内へ切り込んで行く!』
天馬「>>142」
何も考えずに走れ剣城!!
まだ剣城は動かないので最安価します
フロイ「…悪いけど、手加減はしない。運が悪かったと諦めることだ」
ギュウウウウンン!!
角間王将『フロイ、棒立ちの剣城を抜き去った!後半開始から既に戦意喪失か!?』
フロイ「まだまだ、こんなもんじゃない!」
ギュウウウウンン!!
アフロディ「くっ…」
冴華(シードのトップ2が、まるで相手にならないなんて…!)
フロイ(2点のビハインドで全員動きが硬くなってるな。このチャンスは逃さn天馬「だあああっ!」ズザ-
ポーーーン
フロイ「!?」
角間王将『松風がスライディングでフロイからボールを奪った!』
天馬「っ!」
ギュウウウウンン!!
ヴィクトール「なんだとっ!」
角間王将『松風、得意のドリブルでパーフェクトスパーク陣内へ切り込んで行く!』
天馬「>>145」
吹雪さんっ!
天馬「吹雪さんっ!」
アツヤ「おう!」ポスッ
トレポフ「フローズンスティール!」
ズザーーーーーー
アツヤ「うわっ!」
角間王将『吹雪、トレポフの必殺技を前になす術もなくボールを奪われた!』
トレポフ「フロイ!」
バシューーーーン
フロイ「ふっ!」ポスッ
壁山「>>147」
これ以上好き勝手はさせないっスぅ!
壁山「これ以上好き勝手はさせないっスぅ!」
壁山「だあああああっ!!!!」
ドーーーーーーン!!
壁山「ザ・マウンテン!!」ゴゴゴゴゴ
フロイ「っ!」
ヒュウウウウウン!
半田「読んでたぜ!」
角間王将『フロイが壁山のザ・マウンテンを飛び越えた!そしてフロイの着地点に半田が駆け込んで行く!』
半田「クイック…」
フロイ「残念、読んでいたのはこちらの方だ!」
バシューーーーン
ユーリー「…」ヒュウウウウウン!!
半田が必殺技を出そうとした直前、フロイは自分の真上にボールを蹴り上げた
そして蹴り上げた先には、フロイの後からフロイと同じようにザ・マウンテンを飛び越えていたユーリーが居た
フロイ「チェックメイト!」
ビュオオオオオオ
バサッ!バサッ!
ユーリー「ダブルヘッド・イーグル」
イーグル「ピイイイイッ!!」ジジジジ…
ギュオオオオオン!
角間王将『ああっとユーリーの必殺シュートが放たれてしまったああああっ!イナズマジャパン、これで万事休すか!?』
ドオオオオオンン!!!
「うわっ!!」
ユーリーの必殺シュートの威力を纏ったボールは、イナズマジャパンのゴールへと真っ直ぐ飛んで行った
そして、息をする間にボールは【天馬】に直撃した
審判「っ!」ピッ!
角間王将『なんと松風、ゴール前まで戻って身体を張り必殺シュートを防いだあああっ!』
ひかり「天馬!?だ、大丈夫…」
天馬「大丈夫。平気だよ…」
ひかり「よかった…」
半田「・・・無事だったから良かったものの、なんて無茶なプレーをするんだ」
天馬「>>149」
あはは…すいません、体が勝手に動いたというか…
天馬「あはは…すいません、体が勝手に動いたというか…」
天馬「…それより、相手のコーナーキックですよ。まだピンチは続いてますし守りに専念しましょう」
半田「あ、ああ…」
天馬「…」スタスタ
剣城(今のプレー、あいつまさか・・・)
ピ----
角間王将『さあ、パーフェクトスパークのコーナーキックで試合再開です!』
シモン「っ!」
バシューーーーン
ひかり「ファーサイド!」
綱海「うおおおっ!」
ザウル「遅い!」
バシューーーーン
綱海「しまった!」
天馬「うおおおおっ!」
ドオオオオオンン!!!
天馬「ぐわっ…!」ヨロッ
ザウル「なにっ!?」
角間王将『松風!シモンのセンタリングからザウルのボレーシュートを止めた!またしても身体で止めています!』
コロコロ~
シャミール「まだボールは生きてる!」
バシューーーーン
天馬「たあっ!」ヒュウウウウウン!
ドオオオオオンン!!!
天馬「がっ…!」
シャミール「なんだと!?」
角間王将『松風これも防いだ!』
ユーリー「ザウルのシュートを受けた後ですぐに立ち直ってボールを止めただと!?」
フロイ(いいや、それどころかダブルヘッド・イーグルを喰らった後で2本のシュートを止めて…今もシュートを止めようとしている!なんて、なんて頑丈なんだ!)
剣城(あいつ、やはり自分の能力に気付いてる!)
ユーリー「はあっ!」
バシューーーーン
ドオオオオオンン!!!
天馬「ぐっ…!」
ヴィクトール「ふんっ!」
バシューーーーン
ドオオオオオンン!!!
天馬「うあっ…」ヨロッ
ユーリー「何故だ!何故これだけのシュートを受けて何度も立ち塞がることが出来る!?」
剣城(ボールの衝撃を最小限に抑える動きでダメージを軽減し、ボールが飛んだ場所、相手の動きから次にボールが何処に飛ぶのかを予測して先回り、そしてまたボールの衝撃を抑え…何度もそれを繰り返している)
剣城(・・・待っているんだ。反撃のチャンスを。自分が粘り切るか、味方が援護してくれることを信じて)
ドオオオオオンン!!!
天馬「うわああああっ!」ドサッ
葵・秋「「天馬っ!」」
コロコロ~
シモン「貰った!」
アリーチェ「天馬だけに負担を掛けさせないよ!」ポスッ
角間王将『アリーチェがこぼれ球を拾った!イナズマジャパン、ここまで競り合いでパーフェクトスパークに押されていましたがようやくルーズボールを拾います!』
アリーチェ「ブッキー!」バシュ
アツヤ「よっ!」ポスッ
トレポフ「フローズンスティール!」
ズザーーーーーー
アツヤ「!?」 ドサッ
角間王将『なんとディフェンスのトレポフがここまで上がっていました!』
トレポフ「立ち直る前にっ!」
バシューーーーン
天馬「らあああっ!」
ドオオオオオンン!!!
天馬「がっ!」
ユーリー「馬鹿な!」
トレポフ「もう立ち直ったのか!?」
ヒュルルルルル
剣城(どうしてだ…どうしてそこまでするんだ?)
フロイ「はあっ!」
バシューーーーン
ドオオオオオンン!!!
天馬「ぐっ!」ヨロッ
角間王将『フロイのボレーシュート!しかし松風これも身体で受け止めます!』
フロイ「>>152」
何故だ!何が君をそこまで駆り立てる!
君はまだ1年だ!ここで負けたてしても来年がある!
そんなやり方をしていてはもうサッカーができない体になるぞ!
フロイ「何故だ!何が君をそこまで駆り立てる!君はまだ1年だ!ここで負けても来年がある!そんなやり方をしていてはもうサッカーができない体になるぞ!」
バシューーーーン
ドオオオオオンン!!!
天馬「くっ…」
ヒュルルルルル…
天馬「1年とか将来とか、関係あるか!」
フロイ「!」
天馬「俺は、サッカーが好きだ!サッカーが好きだから瞬間瞬間を全力で戦う!ただそれだけだ!」
剣城「!」
フロイ「うおおおおっ!」
バシューーーーン
ドオオオオオンン!!!
天馬「があっ…!」ヨロッ
コロコロ~
ひかり(ボールがこっちに転がった!取らなきゃ!)
天馬「~~っ!」ポスッ
角間王将『松風がボールを拾います!松風の粘りが勝ちました!!』
天馬「ハァ……ハァ……」
剣城(サッカーが好きだから、瞬間を全力で戦うだと…馬鹿かあいつは。本物の大馬鹿だ…)
天馬「剣城!」
バシューーーーン
角間王将『松風、剣城へのロングパスを選択!イナズマジャパンこれはチャンスだ!』
フロイ「しまった!」
ユーリー「攻撃のラインを上げすぎてディフェンスが手薄になっている!」
天馬「剣城っ!」
ヒュルルルルル
剣城「…」ポスッ
天馬からのパスを受け取った剣城
その背には黒い翼が生えていた
天馬「!」
剣城「フッ…」
黒い翼に身を包んだ剣城は、天馬に微笑み頷いた
そして…振り返ってパーフェクトスパークのゴールを見据えた
バサァァァァ!!
剣城「デビルバースト!」
バシューーーーン
葵「えっ!?」
フロイ「なっ!?」
天馬「剣城!」パァァァ
角間王将『ボールを受け取った剣城!ペナルティエリアから必殺シュートを放った!』
ゴラン「>>155」
ごめんなさい、センターサークルでした
とんでもない誤字すみません
ツーマンデゴラン!
角間王将『松風、剣城へのロングパスを選択!イナズマジャパンこれはチャンスだ!』
フロイ「しまった!」
ユーリー「攻撃のラインを上げすぎてディフェンスが手薄になっている!」
天馬「剣城っ!」
ヒュルルルルル
剣城「…」ポスッ
天馬からのパスを受け取った剣城
その背には黒い翼が生えていた
天馬「!」
剣城「フッ…」
黒い翼に身を包んだ剣城は、天馬に微笑み頷いた
そして…振り返ってパーフェクトスパークのゴールを見据えた
バサァァァァ!!
剣城「デビルバースト!」
バシューーーーン
葵「えっ!?」
フロイ「なっ!?」
天馬「剣城!」パァァァ
角間王将『ボールを受け取った剣城!センターサークルから必殺シュートを放った!』
ゴラン「>>158」
(…あのシュート、今まで受けたどのシュートより強い!だが、止めてみせる!)
ツーマンデゴラン!
ゴラン(…あのシュート、今まで受けたどのシュートより強い!だが、止めてみせる!)
ジジジジ
ゴラン「ツーマンデゴラン!」ヒュウウン!
ガシイイイッ!!
ゴランはデビルバーストを一瞬掴んだ
そう、掴んだのは一瞬だけだった
ゴラン「!?」
一瞬が過ぎれば瞬く間に悪魔の力を纏ったボールはネットを突き刺していた
審判「~っ!」ピ----
角間王将『ゴオオオオオル!イナズマジャパン!1点差に追い上げた!この1点が反撃の狼煙を上げる1点となるか!?』
冴華「す…凄い……」
アフロディ「…ようやく帰ってきたね。シード最強の選手が」
さくら「やったね剣城君!」
綱海「お前あんな凄えシュート打てたのかよ!」
壁山「し、シードの時より凄いシュートだったッスよ!」
剣城「ああ…」
天馬「剣城!」
剣城「…」
天馬「…」
「「っ!」」パァン!
言葉は要らなかった
お互いの右手でハイタッチを交わした
2人にはそれだけで十分だった
~イナズマジャパンベンチ~
趙金雲「うぉーっほっほ!剣城君もようやく、迷いが吹っ切れたみたいですね。いやー、世界と戦う前に覚醒してくれて一安心ですよ」
葵「天馬ったら無茶し過ぎ…でも、天馬のあの無茶なプレーがあったからこそ、剣城君はやる気になってくれたんですよね?」
趙金雲「はい」
秋「>>161」
よかった、この調子なら世界に行っても安心だね。
…だから、円堂君も無茶しないでね。
怪我の時に無茶しても仕方ないって、一番知ってるでしょう?
秋「よかった、この調子なら世界に行っても安心だね」
円堂「・・・」
秋「…だから、円堂君も無茶しないでね。怪我の時に無茶しても仕方ないって、一番知ってるでしょう?」
円堂「それは、わかってる…わかってる……けど……」
趙金雲「円堂君、今はフィールドで戦っている皆さんを応援してあげましょう。それが今の貴方に出来るイナズマジャパンとしての戦い方です」
円堂「はい…」
角間王将『後半戦も残り半分を迎え現在は1-2でパーフェクトスパークのリード!しかし15分で1点差なら十分逆転の可能性はありますイナズマジャパン!ここからの戦いに注目しましょう!』
ヴィクトール「フロイ!」
バシューーーーン
フロイ「っ!」ポスッ
半田「行かせるか!」
壁山「通さないッス!」
フロイ「…」
ポーーーン
「「あっ!?」」
角間王将『フロイ、ボールを浮かせて半田と壁山を抜き去った!イナズマジャパン、またも最終ラインが破られた!』
剣城「っ!」ズザ----
角間王将『おっとここでFWの剣城がフロイの前に回り込む!』
半田「剣城!」
剣城「散々休ませて貰ったからな。今度は借りを返す番だ」
フロイ「っ!」
ギュウウウウンン!!
剣城「>>164」
悪いがこれ以上点はやらない
伊達に『シード最強』とは言われてないからな
剣城「悪いがこれ以上点はやらない。伊達に『シード最強』とは言われてないからな」
剣城「さくら!」
バシューーーーン
フロイ「なっ!?いつの間に!?」
ユーリー「あのフロイがボールを奪われたことにすら気付かないだと!?」
カルル「通すか!」
さくら「>>166」
(本当は私が掴みたかったんだけどなぁ…けど、立ち直ってくれてよかった!)
剣城君が頑張ってるんだから、私もカッコ悪いところ見せられないよね!
さくら(本当は私が掴みたかったんだけどなぁ…けど、立ち直ってくれてよかった!)
さくら「剣城君が頑張ってるんだから、私もカッコ悪いところ見せられないよね!」
カルル「な、なんだ!?」
さくらはその場で回転を始めた
そして、ピンク色のフラフープを生み出した
さくら「ビューティフルフープ!」
シュルルルルル!
天馬「野咲さん!必殺技が完成したんだね!」
さくら「ふふっ…♪」
剣城「こっちだ!」
さくら「オッケー!」
バシューーーーン
剣城「ふっ!」
バサァァァァ
剣城「デビルバースト!」
バシューーーーン
ラビ「そう来ると…」
ラビ・ザハロフ・トレポフ「「「思っていた!」」」
角間王将『なんとパーフェクトスパークのディフェンス全員がデビルバーストの軌道上に壁になって立ち塞がった!』
クククッ!
ラビ「曲がった…?」
トレポフ「ふん、外したか」
フロイ「罠だ!それはシュートじゃない!」
「「「!?」」」
バシューーーーン
アツヤ「~~っ!」タッタッタッ
角間王将『剣城のデビルバーストはシュートではなく吹雪へのパスだった!』
ゴラン「シュートチェイン!?」
アツヤ「よく見てたじゃねえか!」
剣城「決めろ!」
ゴラン「くっ!ツーまnアツヤ「遅えよエターナルブリザード!」
ギュオオオオオン!
ゴラン「!?」
ズバーン!!
角間王将『ゴオオオオオル!イナズマジャパン!パーフェクトスパークの意表を突いたシュートチェインで同点に追いついた!』
さくら「同点だよ剣城君♪」
剣城「ああ」
パァン☆
アツヤ「やるじゃねえかお前!」
剣城「フッ…」
剣城はさくらと右手同士でハイタッチした後、アツヤと右手同士で拳を合わせた
同点ゴールを演出した3人はそれぞれの健闘を称えあっていた
アツヤ「>>169」
っしゃあ!あと1点だ、ここから逆転といこうぜキャプテン!
アツヤ「っしゃあ!あと1点だ、ここから逆転といこうぜキャプテン!」
半田「おうよ!」
同点に追いついたことでチームの雰囲気は後半始まりと比べて格段に良くなった
このまま逆転まで…
角間王将『さあ、後半戦も後僅か!世界への切符を掴むのはイナズマジャパンか!?それともパーフェクトスパークか!?』
ギュウウウウンン!!
半田「あっ!?」
角間王将『フロイが半田を抜き去った!』
フロイ「最後の1点を取るのは僕だ!そして!」
キラキラキラキラ
フロイ「世界に行くのは僕達パーフェクトスパークだ!」
バシューーーーン
グルグルグルグルグル!
キラーーーーン!!!
フロイ「イノセントドライブ!」
パリーーーーン
ピカーーーーン!
角間王将『フロイの必殺、イノセントドライブが炸裂!イナズマジャパンの守護神東!このシュートを止め首の皮を1枚繋げることが出来るか!?』
ひかり「>>171」
・・・負けない。皆と、世界に行くんだ!
(…怖い、すごく怖い…豪炎寺さんの化身シュートより、ずっと怖い。…けど、他のみんなは乗り越えた。円堂さんだって、ここに立てなくて悔しいはずなんだ。…だから!)
「…もう、ゴールは割らせない!私はイナズマジャパンの守護神なんだから!」
ひかり「・・・負けない。皆と、世界に行くんだ!」
ここに居る皆と一緒に世界へ行く
そう決意したひかりは右手を突き出した
キュイイイイン!!
アリーチェ「あれは…!?」
半田「確かオーストラリア戦で見た青い光!」
パシィィィッ!!
ひかり「~~ッ!」
角間王将『と、止めたああああああっ!!イナズマジャパンの守護神、東がイノセントドライブを止めましたああああああっ!!!』
フロイ「>>174」
ここに来て必殺技を開花させたか!!
皆さがれ!!
(なんだアレは!必殺技なのか!?)
フロイ「ここに来て必殺技を開花させたか!!皆さがれ!!」
天馬「こっちだ!」
フロイ「!」
パーフェクトスパークの選手達が慌ててラインを下げたのを逆手に、天馬もまたラインを下げていた
そこへひかりはボールを投げた
ひかり「天馬!」
ヒュルルルルル
天馬「よっし!」ポスッ
フロイ「くそ!行かせない!」
天馬「そよかぜステップ!V2」
ヒュン!
フロイ「うわあっ!」
角間王将『松風がフロイを抜き去りました!』
天馬「はあっ!」
ギュオン!ギュオン!ギュオン!
ピーーーーーー
天馬「アグレッシブビート!」
「「ぐわあっ!」」
角間王将『今度はアグレッシブビートで2人抜き!松風が止まらない!』
天馬「>>177」
(…円堂さん、俺はあなたとも世界に行きたかった。
先に世界で待ってます、だから、必ず復帰してください!)
「ゴッドウィンドォ!」
頼んだ!(剣城にパスを出す)
天馬「頼んだ!」
バシューーーーン
剣城「任せろ!」ポスッ
ラビ「うおおおおおっ!!」
剣城「…」ポ----ン
ラビ「あっ!?」
角間王将『剣城、ヒールリフトでラビを抜き去った!』
ラビ「馬鹿め!掛かったな!」
ザハロフ「イグナイトスティール!」
トレポフ「フローズンスティール!!」
ズザーーーーーー
ズザーーーーーー
剣城「!」
ドオオオオオンン!!!
剣城「~~っ!」ジリッ…
ザハロフ「ぬぅっ!」ググググ!!!
トレポフ「ふぬぬぬっ!!」ググググググ!!!!
角間王将『剣城!ザハロフとトレポフの必殺技の同時打ちにもギリギリで堪えています!』
天馬「剣城…」
剣城(…やってやる!シードのサッカーでもなんでも…それで大切なものが救えるなら!!)
剣城「ぐっ…!うぅおおおおおおおおっ!!」ググググ
ザハロフ・トレポフ「「!?」」
ドオオオオオンン!!!
角間王将『剣城がザハロフとトレポフを押し込んだ!残すはキーパーのみ!剣城完全にフリーだ!』
剣城「>>181」
チェックメイトだ。
デビルバーストォ!
剣城「チェックメイトだ」
バサァァァァ
剣城「デビルバーストォ!」
バシューーーーン
ジジジジ
ゴラン「ツーマンデゴラン!」ヒュウウン!
センターサークルからのロングシュートでもツーマンデゴランを打ち砕いたデビルバースト
それをペナルティエリアから打てば止められる道理はなかった
ズバーン
審判「~~ッ!」ピ----
角間王将『ゴオオオオオオオル!!イナズマジャパン!待望の勝ち越し点をもぎ取ったあああっ!』
剣城「フッ…」
ピッ!ピッ!ピ----
角間王将『ここで試合終了のホイッスル!3-2!イナズマジャパン!劇的な大逆転で2年連続FFI本戦出場決定!そして、このFFスタジアムで史上初の本戦出場の瞬間が歴史に刻まれます!』
わあああああああっ!!!
~イナズマジャパンベンチ~
趙金雲「うおーっほっほ!皆さんここまでよく頑張ってくれましたね!」
趙金雲「…特にこの決勝戦はチーム全員が持っている全ての力を尽くしてくれました。全員がです」
半田「>>184」
・・・だが次からは全員で戦えない…
円堂無しで優勝なんてできるのかよ
半田「・・・だが次からは全員で戦えない…円堂無しで優勝なんてできるのかよ」
趙金雲「円堂君は先程木野さんと一緒に稲妻総合病院に向かいました。いつ復帰出来るか、結果は明日お伝えします。今日は皆さん宿舎の方で疲れを取ってください」
「「「「…はい!」」」」
ロシアとの激戦を制し世界への切符を手に入れた日本
次の舞台はライオコット島
そこでFFIの本戦が行われることとなる
果たして、イナズマジャパンはどこまで勝ち上がれるのか?
今回はここまで
集計の結果A方式が8票、B方式が2票、両方が4票です
ということで、本戦はA方式とさせて頂きます
そして次回、2人目の追加選手を発表出来たらと思います
ではまた次回お会いしましょう
ロシア戦のMVPはぶっちゃけ剣城でも天馬でもなく壁山だろ
不可抗力とはいえ円堂を生贄に3点目を防いだ壁山はもっと評価されるべき
次の追加メンバー誰だろ?
またキャラ募集してくれると嬉しいな
ぶっちゃけ壁山に足潰された円堂よりもシュート受けまくった天馬離脱のがまだ納得出来た
かなりヤバそうな奴が次の日にはピンピンしてることもあれば大したこと無さそうな奴が長期離脱はイナズマイレブンではよくあること
剣城(ボールの衝撃を最小限に抑える動きでダメージを軽減し、ボールが飛んだ場所、相手の動きから次にボールが何処に飛ぶのかを予測して先回り、そしてまたボールの衝撃を抑え…何度もそれを繰り返している)
もうこれ天馬キーパーでええやろ…
三流とミキシマックスしただけで強くなりすぎだろ天馬ェ…
三流そんな強かったっけ?
世界大会が終わった翌日
イナズマジャパンの宿舎では今日も皆が特訓に励んでいた
ひかり「京介。昨日の試合で出したあの力を本戦までに技に昇華させたい。シュートを打って貰って良い?」
剣城「ああ。俺で良ければ」
綱海「剣城!今新必殺技に取り組んでんだけど、ストライカーの意見を参考にしたいから技を見て貰っていいか?」
剣城「ええ。なんなら、2人でひかりにシュートを打ちませんか?」
綱海「お、それいいな!」
剣城「ひかりもそれでいいか?」
ひかり「…」コクッ
葵「ようやく剣城君もチームに馴染んできたね」
天馬「うん」
葵「>>194」
…ああやって敬語で話す剣城君、結構意外
雷門の頃はシードって肩書きがあったから全員にタメ口だったし
葵「…ああやって敬語で話す剣城君、結構意外。雷門の頃はシードって肩書きがあったから全員にタメ口だったし」
天馬「もう自分を偽る必要がなくなったからだと思う。あれが本当の剣城なんだろうな…」
綱海「行くぜ!」
ひかり「お願いします!」
【稲妻総合病院】
天馬達が特訓していたのと同時刻、円堂が入院している部屋にある1人の訪問者が現れた
円堂(本戦には間に合わない、か…)
コンコン
円堂「あ、どうぞ!」
ガラララ
風丸「よう。久しぶり」
円堂「風丸…」
風丸「足の具合はどうだ?本戦には出られるか?」
円堂「……本戦は無理だって言われた。回復次第では決勝トーナメントには出られるかもしれないけど、可能性は低いんだと」
風丸「そうか。だがお前のことだ。僅かな可能性に焦点を置いて決勝トーナメントには滑り込むんだろ?」
円堂「・・・どうだろうな?」
風丸「…相当参ってるみたいだな。珍しく曖昧な答えじゃないか」
円堂「>>197」
監督は本戦前に選手の補充を行う筈
それに、もし決勝トーナメントに間に合ったとしても、その時点でチームとして完成してると思うんだ。
そこに病み上がりが戻ってきたところで、居場所なんてあるのかなって思ってさ
円堂「監督は本戦前に選手の補充を行う筈。それに、もし決勝トーナメントに間に合ったとしても、その時点でチームとして完成してると思うんだ」
円堂「・・・そこに病み上がりが戻ってきたところで、居場所なんてあるのかなって思ってさ」
風丸「…」
円堂「あいつらは絶対に決勝トーナメントまで勝ち上がるよ。俺はそう信じてる。信じてるからこそ、そこに俺の居場所なんて保証されてないんじゃないかって、不安なんだ…」
風丸「・・・確かに、居場所がないならモチベーションも上がらなくて当然か」
円堂「だろ?だから・・・」
風丸「ならその居場所は俺が作ってやる」
円堂「え?」
風丸「お前の帰れる場所は必ず作る。だから、だから無理して諦める必要なんてないんだぜ?」
円堂「かぜ、まる…」
風丸「>>199」
先に世界で待ってる。だから、必ず来い
風丸「先に世界で待ってる。だから、必ず来い」
円堂「・・・」グスン
円堂「~~っ!」グシグシ
風丸「・・・用はそれだけだ。じゃあな」
円堂「待ってくれ風丸!」
風丸「どうしたんだ?」
円堂「・・・1つだけ、頼みがある」
円堂(頼んだぜ風丸。俺も絶対に、諦めねえから!)
コンコン
円堂「あっ!どうぞ!」
ガラララ
半田「よう」
秋「お見舞いに来たよ!」
円堂「おお!半田!秋!わざわざありがとうな!」
半田「>>202」
なんだよ、偉く元気じゃないか。心配して損したぜ…。
半田「なんだよ、偉く元気じゃないか。心配して損したぜ…」
円堂「へへっ、お医者さんにはもしかすれば決勝トーナメントに間に合うかもしれないって言われたからな」
半田「・・・やっぱ、本戦は間に合わないか」
円堂「悪いな。もしかしたら決勝トーナメントすら間に合わないかもしれない。けど間に合うように祈りながら、テレビでイナズマジャパンを応援するよ」
秋「円堂君がそう決めたのなら、私達は待つことにするね」
円堂「ありがとう!」
秋「あ、そうそう。夏休みもうすぐ終わりだから入院中に宿題は済ませた方がいいよ」
円堂「・・・え?」
半田「ライオコット島に行くのは9月1日だけど、宿舎を出る前に宿題を置いて、スタッフさんに学校へ届けて貰う手筈になってるんだ。ってまあ、これは別に円堂には言わなくていいことなんだけどな」
秋「円堂君は今入院している訳だから多分鬼道君か夏未さん辺りが始業式終わったら宿題取りに来ると思う」
円堂「・・・そ、そっか」
秋「>>204」
『リハビリに励むのは結構ですが、学生の本分を忘れないように。毎日見張りに来ますからね』、だって。
秋「『リハビリに励むのは結構ですが、学生の本分を忘れないように。毎日見張りに来ますからね』、だって」
円堂「えっ!?夏休み毎日夏未が会いに来るのか…キツイ……」
半田「こってりしぼられとけよ」
円堂「そ、そういう半田だって去年は俺と同じように補習してたろ!」
半田「去年はな。けど今年はもうとっくに宿題終わらせてるっつの」
円堂「えっ!?」
半田「キャプテンが宿題やってないなんて他の奴らに示しつかないからな」
半田「ま、そんな訳だから今年は残り少ない夏休みに慌てることもないんだよ」
円堂「うう、仲間だと思ってたのに……」
半田「・・・仲間さ。だから待ってる」
円堂「!」
半田「宿題なんかに、負けんなよ?」
円堂「・・・おう!」
秋「それじゃあ私達行くね」
半田「達者でな」
それから時は流れ、8月31日の昼前を迎えた
剣城「……終わった」
さくら「はい、お疲れ様!」
剣城「野咲さんのおかげで助かりました。ありがとうございます」
さくら「それにしても、ちょっと意外。剣城君が勉強苦手なんて」
剣城「…5月の後半からはしばらく不登校でしたから」
さくら「不登校?なにかあった?」
剣城「まあ、あの頃は精神的に1番辛い時期だったので…」
さくら「・・・それって深く聞かない方がいい?」
剣城「そうしてくれると助かります…」
さくら「それじゃあ私は着替えてからグラウンドに行くね。剣城君はどうする?」
剣城「俺は少し休みます。流石にあの量は疲れた…」
さくら(少し休むってことは、後から来るんだね)
さくら「わかった。じゃあ先行ってる」
ウィーーーーン
剣城「野咲さん!」
さくら「ん?なーに?」
剣城「ロシア戦の時は、助かりました」
さくら「>>207」
ふふっ、素直でよろしい♪
やっぱ後輩は可愛いげがないと
さくら「ふふっ、素直でよろしい♪やっぱ後輩は可愛いげがないと」
剣城「ロシア戦と今といい、野咲さんにはこの短い間に大きな借りを作ってしまいましたね」
さくら「じゃあ本戦からはたくさんゴールを決めて!そしたらイーブンにしてあげる!」
剣城「ええ。約束します」
本戦から合流する風丸にも全員と同じように設定を決めて貰います
名前:風丸 一朗太
性別:男
学年:2
出身校:雷門
ポジション:
容姿:
設定:
安価下から募集を始めます
そして最終的にどの設定を採用するかはこちらが判断します
今回はここまで
本戦からの追加選手は風丸ですが、FFI始まった当初は追加選手は風丸1人の予定でした
追加選手を2人にしようと予定を漠然と立てたのは韓国戦が終わった辺りから…
それはともかく次回も8月31日は続きます
そして次回はあのキャラ達が再登場します
ではまた次回お会いしましょう!
名前:風丸 一朗太
性別:男
学年:2
出身校:雷門
ポジション:DF/MF
容姿:原作と同じ
設定:円堂の幼馴染
今年のFFでの大活躍に目を付けた趙金雲にスカウトされ、本戦からチームに合流を果たす
名前:風丸 一朗太
性別:男
学年:2
出身校:雷門
ポジション:DF/MF/FW
容姿:原作と同じ
設定:サッカーを初めてまだ数ヵ月でありながらFFで活躍し金雲はその才能に目をつけ本戦からの追加メンバーに選ぶ
本戦までの間ひたすら特訓を重ね更に磨きをかけたスピードは世界でもトップクラスでそのスピードはあらゆる場面で発揮される
反面サッカーの技術に関しては世界と比べるとまだまだ
【FFIアジア予選シュート成績】
天馬 4得点
ゴッドウィンド(4-4)
アフロディ 2得点
ゴッドノウズ改(3-2)
アツヤ 2得点
エターナルブリザード(4-2)
剣城 2得点
デビルバースト(2-2)
ノーマル(2-0)
綱海 1得点
ツナミブースト(4-1)
冴華 0得点
皇帝ペンギン1号(1-0)
ノーマル(2-0)
円堂 0得点
メガトンヘッド(3-0)
【FFIアジア予選敵サイドシュート成績】
ダスト 2得点
レクイエムダスト(3-2)
チュンユン 1得点
ラピッドファイア(2-1)
コール 1得点
メガロドン(2-1)
ユーリー 1得点
ダブルヘッドイーグル(2-1)
ノーマル(2-0)
フロイ 1得点
イノセントドライブ(2-1)
ノーマル(3-0)
ジュノ 0得点
ノーマル(1-0)
ミンソ 0得点
ノーマル(1-0)
オクトパス 0得点
ノーマル(1-0)
ロブスター 0得点
ノーマル(1-0)
アナハン 0得点
ノーマル(1-0)
ムハバート 0得点
ノーマル(1-0)
アンドレアス 0得点
バーニング・火の鳥(1-0)
コンドル 0得点
ノーマル(1-0)
ヒソカ 0得点
ノーマル(1-0)
ドーガン 0得点
ノーマル(1-0)
ハルク 0得点
ノーマル(1-0)
ガダル 0得点
ノーマル(1-0)
シルバ 0得点
ノーマル(1-0)
ザウル 0得点
ノーマル(2-0)
シャミール 0得点
ノーマル(1-0)
ヴィクトール 0得点
ノーマル(1-0)
トレポフ 0得点
ノーマル(1-0)
【FFIアジア予選キーパー成績】
ひかり 6失点
ノーマル(13-6)
未完成の必殺技(2-0)
ドヒョン 2失点
だいばくはつはりて(3-1)
ノーマル(1-1)
ジュゴン 2失点
クロコダイルファング(4-2)
アレク 3失点
忘却のソナタ(3-3)
ファルコン 1失点
ダイナミックコロナ(6-1)
ゴラン 3失点
ノーマル(2-1)
ツーマンデゴラン(5-2)
【FFIアジア予選アシスト成績】
さくら 3アシスト
剣城 2アシスト
天馬 1アシスト
サリベク 1アシスト
オーストラリア戦でのサックアウト攻略のシーンは2人で天馬の得点をアシストしたということで、剣城とさくらの両名1ずつアシストをカウントしています
また、アツヤのエターナルブリザードのシーンですがさくらから剣城へのセンタリングもアシストにカウントしてます
名前:風丸 一朗太
性別:男
学年:2
出身校:雷門
ポジション:DF/MF
容姿:原作と同じ
設定:アスリート故の『純粋な勝利への欲求(闇落ち体質)』に目をつけた趙金雲は、自らの人脈を使い影山の元へ風丸を送り込む。
最初こそ抵抗があったが、影山の『教育』はより風丸を成長させた。
円堂の「サッカーを楽しむ心」と影山の「勝利への渇望」を併せ持った彼は、イナズマジャパンに新しい風を起こす事だろう
名前:風丸 一朗太
性別:男
学年:2
出身校:雷門
ポジション:DF/MF
容姿:原作と同じ
設定:雷門一の俊足で攻守共に活躍が期待されるリベロ
円堂にとってフィールドプレイヤーとしての原点であり、肝心なところはいっつも頼りになる幼馴染である
本人は「サッカー経験が浅いから無我夢中で走り回っているだけ」と謙遜しているが、その自由に走り回る姿こそ円堂が憧れているプレースタイルであることには気付いていない
趙金雲には本戦からの合流と伝えられていた為、アジア予選の間は雷門の皆と特訓を重ねていた
【イナズマジャパン学力2年生成績】
1位・アツヤ
士郎の分まで完璧になろうと苦手だった勉強にも全力で向き合った結果、学年1位にまで上り詰めた
宿題は北海道に居る間に済ませた
2位・さくら
赤点を取って補習になったら自分の時間が削られる、それは勿体ないと考える為普段から勉強はしっかりやるタイプ
宿題は脱退試験の前に済ませた
3位・秋
FF関東地区予選が始まる前までは一応サッカー部で1番学力が良かった
宿題はウズベキスタン戦が終わってから終了した
4位・アフロディ
世宇子中サッカー部の中では学力が1番高い
宿題は脱退試験後に終わらせた
5位・半田
学力はそれほど突出していない
昨年は夏休み中に宿題を終わらせることが出来なかったが、今年は合宿始めから地道に宿題に取り組みロシア戦前の空いた時間になんとか終わらせた
6位・風丸
試合での頭の回転は速いが、勉強は苦手な模様
宿題はイナズマジャパンが木戸川清修と練習試合を行った日に終わった
7位・円堂
宇宙一のサッカーバカ
宿題とは現在悪戦苦闘中
【イナズマジャパン学力1年生成績】
1位・冴華
帝国学園出身の為学力は非常に高い
宿題は本戦出場が決まってから一気に終わらせた
2位・アリーチェ
普段の振る舞いが軽い感じなのでそんな風には見えないが、伊達に帝国学園通いではない模様
宿題は脱退試験の前に終わらせた
3位・ひかり
家計の節約の為に学校や図書館で勉強する癖をつけたおかげで学力は非常に高い
宿題はロシア戦前の自由時間に終わった
4位・葵
一応天馬より成績はいいが、実は天馬とはそこまで学力に大きな差はない
宿題はサウジアラビア戦後に終了した
5位・天馬
ランスロットを渡されたところで学力までは変わらなかった
意外なことに、宿題は8月の初め頃には終わらせていた
6位・壁山
授業態度からムラがあり、お腹が空いて早弁したり試合の疲れで居眠りしたりなどすることもあれば真剣に授業に取り組む時もある
宿題は夏休みギリギリまでかかった
7位・剣城
フィフスセクターから追放されたショックで不登校になっていたせいで学力が悲惨なことに…
宿題はギリギリになってようやく終わった
因みに綱海は3年なのでランク外だが、宿題はノリで適当に埋めた
更新は夕方から行います
今のところはあのキャラ達を再登場させる予定ですが、それまでに見たいものがあればどんどんレスしてくれると助かります
8月31日、あるいは9月1日にこういうのが見たいというレスを待ってます
更新は夕方から行います
今のところはあのキャラ達を再登場させる予定ですが、それ以外に見たいものがあればどんどんレスしてくれると助かります
8月31日、あるいは9月1日にこういうのが見たいというレスを待ってます
冴華、アフロ、剣城で本戦に向けた新必殺技特訓とか
3人技にすれば『ペンギン・ザ・ゴッド&デビル』できそう
必殺技は>>1が決めるって前スレで決めたの忘れたのかな?
そもそもゴッド&デビル2人技だよ?
8月31日
雷門サッカー部と合同練習
>>224
『最初の必殺技は決めている』的な感じじゃなかったっけ?
まあ必殺技に関しては>>1が決める方が書きやすいだろうからその方がいいだろうけど
あと少し言葉足らずだったな『3人技に改変して』って意味やったんや
どちらにしろアフロと冴華が新必殺技の為に特訓する展開は入れて欲しいかなって
技通じなくなってる描写あるからしててもおかしくないべ
必殺技を固めたってサウジアラビア戦で言ってたぞ
マジか、見落としてた
スマヌ
まあそういう訳だし冴華とアフロディのコンビ技は諦めたら?
あ、ちゃうねん、コンビ技って訳じゃないねん
ただ単に互いの必殺技開発の為に協力しあう程度のイメージで書いてん
8月31日
必殺タクティクスに取り組む
何を覚えるかは>>1に任せます
【ホームグラウンド】
アツヤ「行くぜおチビ!」
ひかり「…」コクッ
ビュオオオオオオ
アツヤ「吹き荒れろ!」
ひかり「っ!」ザッ!
アツヤ「エターナルっ!ブリザァァァァドっ!!」
ギュオオオオオン!
ひかり「やあっ!」
キュイイイイン!!
パシィィィッ!!
ひかり「~~ッ!」
「おっ!やってるじゃないか!」
半田「ん?」クルッ
「「「「!」」」」
アンドレアス「よう半田!」
半田「アンドレアス!」
ファルコン「久しぶりだね、フブキ」
アツヤ「ファルコン!それに、サウジアラビア代表の皆!」
半田「どうしたんだよ!アラブの火の鳥軍団全員勢揃いでここに来るなんて」
アンドレアス「イナズマジャパンの本戦進出を祝いたくてな。明日出航だって聞いて飛んできた」
半田「>>233」
おお!態々ありがとな!気合入るぜ!
半田「おお!わざわざありがとな!気合入るぜ!」
アンドレアス「まあ、祝いに来たのは俺達だけじゃないみたいだけどな」
半田「・・・え?」
壁山「キャプテーーーン!大変ッス!大変ッス!」
半田「どうしたんだよ壁山?そんな慌てて…」
壁山「こ、これが慌てずにいられな…うええええっ!?さ、サウジアラビア代表の皆さんんんっ!?」
半田「・・・とりあえず落ち着け。な?で何があったんだ?」
壁山「あ!そうッス!そうッス!シーサイドスタジアムに!雷門の皆が!!!」
半田「!」
半田「あいつらも来てたのか!」
ファルコン「どうする?客人と合流するかい?」
【シーサイドスタジアム】
天馬「よっ」クルッ
栗松「あっ!?」
天馬「それっ!」ポ---ン
少林「わっ、とと!」
栗松「天馬ー!少しは手加減するでヤンス!」
マックス「ははっ、完全に遊ばれてるな」
天馬「ほい、マックス先輩!」
バシューーーーン
マックス「ナイスパス!」ポスッ
壁山「天馬ー!キャプテン呼んできたッスよ!」
天馬「おー、ご苦労さん!」
マックス「…本当にキャプテンになったんだな、お前」
半田「まあな」
マックス「しっかし、あの中途半田が日本代表のキャプテンとは出世したな~」
春奈「もう中途半田さんとは呼べそうもないですね」
栗松「半田さんが中途半田さんじゃなくなるなんて、なんか寂しいでヤンスね…」
マックス「うんうん」
半田「お前ら…好き勝手言ってくれるな……」
チームメイトの中途半田連呼に半田は苦笑いした
マックス「>>236」
ここに行く前にキャプテン…円堂の見舞いにも行ってきたけど
まあ元気そうだったよ。
夏未が宿題見てあげてたしその辺も問題なさそう
マックス「ここに行く前に円堂の見舞いにも行ってきたけどまあ元気そうだったよ。夏未が宿題見てあげてたしその辺も問題なさそう」
半田「そっか。良かった…」
マックス「まあ面会時間も限られてるだろうから直接教えられるのは10分そこら辺だけだって嘆いてたよ」
半田「そういや確か夏未って円堂のこと好きだっけ」
マックス「そうそう」
半田「ふーん。ま、俺は雷門サッカー部のキャプテンじゃないから部内恋愛についてとやかく言うつもりはないかな」
【宿舎】
剣城(グラウンドに行く前に軽くドリンクをもらって行くか)
ウィーーーーン
葵「あ、剣城君」
剣城「…凄い量のドリンクだな」
葵「でしょ!実はね、雷門の皆とサウジアラビア代表の選手達が本戦進出のお祝いに来てくれたの」
葵「それでね、流れ的に多分だけど皆でサッカーすることになると思ったから今の内から全員分のドリンク作ってた!」
剣城「…それ全部運ぶのか?」
葵「あは…うん……」
剣城「…俺が運んでいく」
葵「え!?いいよ!剣城君は選手なんだし、こういうのはマネージャーに任せてくれれば……」
葵「……うっぬぬぬぬ!」
剣城「・・・持って行こう」
葵「お願いします…」
【シーサイドスタジアム】
半田「よっと」
ポ---ン
アンドレアス「おっ!」
半田「俺もちったぁやるようになったろ!吹雪!」
バシューーーーン
アツヤ「よっしゃ!」ポスッ
ファルコン「さあ来い!」
葵「ほらね!やってるでしょ!」
剣城「そうだな…」
葵「皆さーん!ドリンク持ってきました!」
マックス「おっ!ドリンク来た来た!」
栗松「喉渇いてたからちょうど良かったでヤンス…」
少林「もうクッタクタ…」
天馬「あ、あはは・・・」
剣城「すみません遅れました」
「「「「!?」」」」
半田「いいよ別に。今日は自主練なんだし自分のペースで調整してくれればそれで」
アツヤ「お、剣城!俺今ファルコンへのリベンジに忙しいからおチビの特訓頼む!」
剣城「わかりました吹雪先輩」
春奈「・・・つ、剣城君…よね?」
栗松・少林「「」」ポカ---ン
葵「>>240」
次に貴方は「つ、剣城が敬語使ってるでヤンス」という…なんてね♪
葵「次に貴方は「つ、剣城が敬語使ってるでヤンス」という…なんてね♪」
栗松「つ、剣城が敬語使ってるでヤンス」
葵「うわ、本当に当たった!?」
壁山「まあ驚くのも無理ないッスよね。俺も最初ビックリしたッスもん」
天馬「今まではシードとして無理してただけで、優しくて礼儀正しいのが本当の剣城なんだよ」
春奈「>>242」
要するに今までのは黒歴史とか中2病みたいなものってことね!
春奈「要するに今までのは黒歴史とか中2病みたいなものってことね!」
天馬「中2…まあ、中2病臭かったのは否定できないな」
剣城「…態度はともかく、シードだったからこそ今の俺があるんだ。なかったことにするつもりはない」
天馬「そういえばさ、雷門のメンバーは今日これで全部?」
「…俺も居るぞ」ヒュ-ルルルルル…
葵「うわっ!?」ビクッ
壁山「ぎゃああああっ!」ダキッ
栗松「ひいいいいっ!?」ダキッ
マックス「……お、おいおい。なんで栗松まで驚いてんだよ一緒にこっちまで来たろ?」
マックス(あっぶねーーー!俺もビックリした……)
天馬「影野先輩!お久しぶりです!」ペコリ
剣城「…お久しぶりです」
剣城(誰だったこの人…?)
影野「アジア予選の活躍、見ていたぞ」
天馬「ありがとうございます!」
影野「世界に行っても同じくらい活躍するのを期待しているからな」
天馬「はい!」
春奈「円堂さんのお見舞いが終わったら後でお兄ちゃん達も合流する予定だよ」
天馬「鬼道さん達にも会えるのか。楽しみだなぁ!」
天馬「そよかぜステップ!V2」
ヒュン!
ペッカ「うおっ!?」
天馬「任せたぞ剣城!」
バシューーーーン
鬼道「ふっ!」ポスッ
「「「「!」」」」
春奈「お兄ちゃん!」
半田「鬼道!」
染岡「俺達も居るぜ」
目金「ふっ…!」キラ---ン
天馬「染岡さん!目金さんまで!」
鬼道「>>244」
役者がそろってきたようだ
代表に選ばれなかったのは無念だが精一杯応援させてもらうぞ
円堂のことも俺達に任せておけ、あいつが復帰できる確率が高くなるように全力でサポートしよう
鬼道「代表に選ばれなかったのは無念だが精一杯応援させてもらうぞ。円堂のことも俺達に任せておけ、あいつが復帰できる確率が高くなるように全力でサポートしよう」
半田「鬼道家と雷門家による円堂のサポートか。手厚いな」
天馬「でも、凄く頼りになりますよ!」
半田「…そうだな」
アンドレアス「…なあ半田、1ついいか?」
半田「ん?なんだ?」
アンドレアス「こんだけ人数揃ってんだ。これから練習試合やらないか?」
「「「「!」」」」
ファルコン「俺達に勝ったイナズマジャパンには、是非本戦を勝ち上がって決勝トーナメントにまで駒を進めて欲しいからね。ちょっとしたプレゼントを渡してから実戦に活かせるように調整して貰おうと思ってるんだけど…」
半田「プレゼント?一体何くれるってんだよ?」
アンドレアス「【ルート・オブ・スカイ】」
「「「「!」」」」
アンドレアス「お前らなら絶対モノに出来ると思う。俺らのタクティクス、受け取ってくれないか?」
半田「>>247」
ちょ、ちょっと待てよ!本当に良いのか!?
あのタクティクスはお前達が0から必死に考えて編み出したもんだろ!?
それをんな簡単に他の奴等に教えるって
半田「ちょ、ちょっと待てよ!本当に良いのか!?あのタクティクスはお前達が0から必死に考えて編み出したもんだろ!?それをんな簡単に他の奴等に教えるって」
ファルコン「他人なんかじゃないさ」
半田「え?」
アンドレアス「俺達は最後の瞬間まで全力で戦ったライバルなんだ。昨日の敵は今日の友、ってやつだ」
ペッカ「イナズマジャパンの熱いサッカーに俺達の熱いサッカーを合わせれば、向かうところ敵無しだぜ!」
半田「・・・ありがとな。お前らの熱いタクティクス、きっちり受け継いでみせるぜ!」
半田「皆!試合の準備だ!ウォームアップは…もう散々動いたから十分だな」
ファルコン「雷門中の皆さんも、協力してくれますか?」
鬼道「勿論です」
アンドレアス「ルールは交代無制限、敵チーム同士の交代、インプレー中の交代、交代についての細かいルールはなしだ」
半田「え?んなアバウトな…」
アンドレアス「いんだよアバウトで。敵目線からのタクティクスの出来についての指摘とか味方になってからタクティクスの精度の違いとか見せてやったり、色々出来た方が得だろ?」
ファルコン「あくまでもイナズマジャパンにルート・オブ・スカイを覚えて貰うのが目的だからね」
半田「そこまで・・・ありがとな!本当にありがとな!!」
アンドレアス「>>249」
気にするな!
言っておくがこれは俺たちにもメリットがある
いろんな視点で『ルート・オブ・スカイ』を見る事で問題点を洗い出してより高次元のタクティクスにできるからな
だからそんなに恩を感じる必要はないぜ
アンドレアス「気にするな!言っておくがこれは俺たちにもメリットがある 」
壁山「メリット…ッスか?」
半田「差し支えがないなら教えてもらってもいいか?」
アンドレアス「元より隠すつもりはねえよ。いろんな視点で『ルート・オブ・スカイ』を見る事で問題点を洗い出してより高次元のタクティクスにできるからな。だからそんなに恩を感じる必要はないぜ」
コンドル「…」
アンドレアス「お、今日は私語を慎めとか言ってこないんだな」
コンドル「今日はイナズマジャパンにタクティクスを覚えて貰うのが目的だ。好きなだけ喋るといい」
アンドレアス「んじゃ遠慮なく」
ファルコン「まずはイナズマジャパン対アラブの火の鳥軍団のメンバーでスタメン出場だ。雷門の皆さん、呼んだらいつでも入れるよう準備だけはしておいて下さい」
栗松「はいでヤンス!」
アツヤ「こないだの試合とさっきの借りはまとめてこっちで返してやるぜ」
ひかり「・・・負けたんですね」
アリーチェ「ブッキーそれはもう何度も簡単にボール止められてたよ。それはもう見たらこっちが気持ちいいくらいに」
アツヤ「余計なこと言ってんじゃねえよ…///」カァァ
こうしてアラブの火の鳥軍団with雷門によるタクティクス習得の特訓が始まった
ヒュウウウウウン!
さくら「えいっ!」
バシューーーーン
天馬「よっと!」ポスッ
天馬「それっ!」
バシューーーーン
半田「っと」ポス
半田「~~っ!それっ!」バシュ
ヒュルルルルル
アフロディ「…」ポスッ
半田「駄目だ、こうじゃねえな…」
アリーチェ「そーれっ!」
バシューーーーン
アリーチェ「あっ!?」
半田「~~ッ!」
ヒュウウウウウン!!
半田「とど、かねえ!」
アリーチェ「ごめーんキャプテン!」
半田「気にすんな!俺だってさっきミスしたし!」
ガダル「っ!」ポスッ
アンドレアス「手本を見せてやるぞ!ルート・オブ・スカイだ!」
バシューーーーン
バシューーーーン
バシューーーーン
コンドル「はっ!」
バシューーーーン
ひかり「っ!」
キュイイイイン!!
パシィィィッ!!
ひかり(技の形は漠然とイメージできてる…後1歩、後1歩……)
アツヤ「>>252」
驚きの速さだ
技のことを考えるのも良いがそれにばっか気を取られて基本を疎かにすんじゃねえぞ
キーパーは必殺技を出すだけが仕事じゃねえんだからな
アツヤ「技のことを考えるのも良いがそれにばっか気を取られて基本を疎かにすんじゃねえぞ。キーパーは必殺技を出すだけが仕事じゃねえんだからな」
ひかり「へ?あっ…」
アツヤの言葉で意識を現実に戻したひかり
しかし時既に遅し、全員がマークされていた
ひかり「うわぁ……」
アツヤ「・・・ま、自力で頑張れ」
ひかり「え、えっと…」
ひかり「・・・スー、ハー……えいっ!」
バシューーーーン
さくら「おっけー!」
ヒュウウウウウン!
ピッ!ピッ!ピ-----
葵「試合終了でーす!」
半田「だああああ~~!疲れた…」ドサッ
壁山「こ、公式、試合より……消耗…した、気がすrッス」ドサッ
アリーチェ「だね……」グテ---
半田「・・・けど、そのおかげで得られたものが大きいんだけどな」
アンドレアス「結局、ルート・オブ・スカイはこの試合中には完成しなかったな」
半田「一長一短で、出来るタクティクスじゃ…ねえだろ……ふぅーーー…」
アンドレアス「はっはっは!当たり前だ!そんなすぐに出来上がってたまるか!」
半田「・・・けど、本戦までには必ず形にしてみせるよ」
アンドレアス「おう!期待してるぜ!」
ひかり(完成は見えてきた。もう少し、もう少しだけ……)
アツヤ「はいストップ。また無理しようとしてたぜ」
ひかり「あ、吹雪先輩」
アツヤ「ライオコット島に着いたらいくらでも付き合ってやるさ。だからもう休め。お前は守護神なんだ。もうお前1人の身体じゃねえんだぞ?」
ひかり「>>255」
で、でも、本当にあと少しなんです!
今まで散々迷惑かけてきたし、本戦では円堂さんもいない、
私が『完璧』にゴールを守れるようにならないといけないんです!
ひかり「で、でも、本当にあと少しなんです!今まで散々迷惑かけてきたし、本戦では円堂さんもいない、私が『完璧』にゴールを守れるようにならないといけないんです!」
アツヤ「・・・なんかさ、初めて会った日とまるで逆だよな」
ひかり「え?」
アツヤ「俺が『完璧』に拘ってた時と今のお前、同じだぜ」
ひかり「あっ…」
アツヤ「ま、そういうことだ。昔俺に物申したお前なら、どうするべきかもうわかってるだろ?」
ひかり「……ありがとうございます」ペコリ
アツヤ「いいって。あ、そうだ。リフレッシュがてら家族と電話してこいよ。明日には日本を経つんだ、今の内から話せることは話しておいた方がいいぜ」
ひかり「はい!」ニッコリ
タッタッタッ
アツヤ「・・・ライオコット島に着いたら俺も頑張らないとな」
今回はここまで
次回はいよいよライオコット島へ乗り込みます
背番号1・円堂 守(山)
背番号2・風丸 一郎太(風)
背番号3・壁山 塀吾郎(山)
背番号4・綱海 条介(風)
背番号5・アリーチェ ベラルディ(?)
背番号6・半田 真一(風)
背番号7・野咲 さくら(風)
背番号8・松風 天馬(風)
背番号9・亜風炉 照美(林)
背番号10・剣城 京介(火)
背番号11・御城 冴華(林)
背番号18・吹雪 アツヤ(火)
背番号20・東 ひかり(風)
アリーチェはオリオンがゲーム化しないのでしばらく不明ですがアツヤは容姿がアレオリという設定なので火属性にしました
そして冴華とひかりはこっちで属性を決めました
まあ、だからって特に物語で何かに使うわけではありませんが…
乙
全体的に風に偏ってる
乙
稲妻や雷系の技は風属性が多いしイナズマジャパンってチームカラーに合ってるとは思うよ
アツヤは吹雪とは兄弟なんだし風でもいいのでは?
んなもん公式に言いなよ…
公式で決まっていたのか
ひかりとかいうセーブ率6割の初心者
しかも成長の余地あり
単純に強い
そういや剣城ってなんで急に覚醒したの?
FF編もFFI編も敵味方問わずキーパー安定して半分くらいは止めるのな
毎章ごとに役1名ザルキーパー居るけど
9月1日、イナズマジャパンのメンバーは空港に向かうバスの中に居た
そのバスには、新たな仲間も乗っていた
風丸「雷門中サッカー部2年の風丸一郎太、ポジションはDFとMFです。よろしくお願いします」
パチパチパチパチ
趙金雲「>>267」
彼も君達と同じ初心者みたいなものなので気軽に接してやってください
趙金雲「彼も君達と同じ初心者みたいなものなので気軽に接してやってください」
さくら「風丸君よろしくね~」
綱海「サッカーは授業以外だとこの大会が初めてってやつも結構多いからあんまり畏まらなくても大丈夫だぜ!」
風丸「…ありがとう」
アリーチェ「マルちんゲームとかやるタイプ?よかったら親睦会も兼ねて一緒にプレイしない?」
風丸「そんな呼び方したのは君が初めてだよ…」
ひかり「…」
アツヤ「隣いいか?」
ひかり「あ、吹雪さん。どうぞ」
アツヤ「随分穏やかな顔だな。ま、理由はわかるんだけどな」
ひかり「・・・昨日あかりから新しい家が広くて凄いって話をずっと聞かされてましたからね」
アツヤ「アリーチェなんて新しいゲームがやりたくてウズウズしてるもんな」
ひかり「…宿舎を出る前に、監督から」
趙金雲『あ、皆さ~ん。契約時の約束は果たしておきましたよ~』
ひかり「って言われた時の皆の反応は、正直笑いを堪えるので必死でした」
アツヤ「でもお前だって昨日妹と連絡してなかったら多分同じ反応してたろ?」
ひかり「・・・・多分」
アツヤ「>>269」
…前から思ってたけどお前って結構強かだよな
…いや、どっちかってと腹黒いか?
アツヤ「…前から思ってたけどお前って結構強かだよな…いや、どっちかってと腹黒いか?」
ひかり「そうですか?自分では、よくわかりません…」
アツヤ(無自覚なのかよ…)
秋「あ、空港が見えてきたよ!」
天馬「…いよいよですね」
半田「ああ。いよいよ始まるんだ。世界への挑戦が…」
【空港】
父「それじゃあ父さん達はアメリカに行ってくる」
母「悔いのないように全力でプレーしてらっしゃい」
剣城「うん」
優一「京介。俺は必ず、もう一度フィールドに戻るからな」
「「「いってらっしゃい!京介!」」」
剣城「・・・行ってきます」
葵「剣城君!こっちこっちー!」ブン!ブン!
剣城の姿を見つけると、葵は思いっきり手を振った
剣城は他のメンバーより先に空港に来て兄を見送っていたのだ
趙金雲「これで全員揃いましたね」
風丸「よう剣城」
剣城「…お久しぶりです、風丸先輩」
風丸「半田達からは聞いていたが、本当に敬語使うんだな」
半田「>>272」
驚いたろ
俺はいまだに違和感が拭えない
半田「驚いたろ。俺はいまだに違和感が拭えない」
葵「私はもう慣れましたけどね!」
天馬「俺も!」
壁山「俺はまだ慣れないッス…」
さくら「雷門勢だけでもだいぶ意見が分かれたね」
【飛行機】
半田「俺飛行機に乗るの初めてだからさ、ちょっとワクワクしてる…///」
風丸「そうだな。俺も今から凄く楽しみだ」
半田「だよな!あー、俺だけじゃなくてよかった~」
壁山「ううっ…」ブルッ
冴華「…」ソワソワ
綱海「」ガタガタ
まもなく、フライトを行います
皆さま、シートベルトはしっかりと装着し~~
風丸(なんとしてでも決勝トーナメントに勝ち上がる。円堂が戻れる場所を作る為に!)
半田(世界でもトップレベルのサッカーを体験できるんだ。1秒たりとも無駄にしねえ!)
秋(絶対にイナズマジャパンは全員揃う。そして全員揃った時に最後に戦う相手が、一之瀬君達ならいいな…)
天馬(このメンバーで世界一になる。なりたいじゃない、なるんだ!!)
イナズマジャパンのメンバーはそれぞれの想いを胸に秘め、世界への挑戦に胸を躍らせていた
趙金雲(さて、私の仕事もいよいよ最終章に突入ですね)ニヤリ
そしてこの男もまた、不適に笑っていた
果たして彼の微笑みの意味とは?
運命の地ライオコット島に向けて、イナズマジャパンは海を渡った
少し短いですが今回はここまで
次回からは宿福に着いてから特訓回、日常回、抽選などとやることがいっぱいなので、試合はかなり後になるかもしれません
そこのところご了承ください
ではまた次回!
乙
試合はしばらくおあずけか
まあその間に色んなことやれるみたいだし期待してる
>>1に聞きたいんだけど、フロイのイノセントドライブと豪炎寺の爆熱ストームならどっちの方が強いの?
r7uEZK+hOの案だけスルーされてて草
アフロディ
アツヤ
半田
今のところ属性一致技がないのはこの3人か
ひかりの未完成の必殺技が何に進化するのか楽しみ
ところで本戦の対戦順は無印と同じなのかな?
それとも別?
【セントラルストリート】
綱海「」チ---ン
冴華「あぁぁ…」ズ---ン
壁山「ッス…」
天馬「わあああ!着いた!ここがライオコット島!一面中サッカーだらけだ!!」
葵「見て!イナズマジャパンの旗がある!」
天馬「わあっ!本当だ!」
半田「遂に来たんだな。世界に…」
風丸「ああ」
半田「>>283」
一先ず宿泊施設に移動しよう
グロッキーになってる奴らもいるし、はしゃぐのはその後だ
半田「一先ず宿泊施設に移動しよう。グロッキーになってる奴らもいるし、はしゃぐのはその後だ」
趙金雲「皆さーん。バスに乗ってください。これから宿福に向かいますよ~」
「「「はーい…」」」
半田「宿福?」
半田「・・・・ああ、宿舎の名前か」
【アメリカエリア】
アリーチェ「あれ?」
ひかり「どうかした?」
アリーチェ「なんか景色が…明らかに南の島じゃなくなったよね?」
ひかり「……確かに」
葵「えっと…この島は出場チームが最大限に力を発揮できるように、そのエリアには母国と同じ街並みを再現してるそうですよ」
アリーチェ「え!?そうなんだ!」
天馬「よく知ってるねそんなこと」
葵「ガイドに書いてあったの!」
アリーチェ「>>286」
あ、じゃあイタリアのエリアもあるのかな!
アリーチェ「あ、じゃあイタリアのエリアもあるのかな!」
葵「えーと…イタリアイタリア……あった!」パラパラ
葵「イタリアエリアは地中海の街並みが忠実に再現されたエリアになってるんだとか!」
アリーチェ「そうなんだ!」
ひかり(アリーチェ、嬉しそう…)
アリーチェ「まあ私何処に居ても部屋で引き篭もってゲームするから景色なんてどーでもいいんだけどね」
一同「「「「がっ!」」」」ズコ---
ひかり「え、えぇぇ…」
葵「>>288」
え、えっと…練習には参加してね?
葵「え、えっと…練習には参加してね?」
アリーチェ「あっ!大丈夫だよ!練習はちゃんとやるし試合も真面目にやるよ。でもオフとかはマジで引き篭もりたい!」
半田「・・・ま、まあ…節度を守ってくれるんなら、いいよ…」
【イギリスエリア】
さくら「剣と盾のエンブレム…って、どこの国だっけ?」
半田「イギリス代表ナイツオブクィーンだな」
天馬「ってことはここはイギリスエリアか。葵」
葵「はいはい任せて」パラパラ
葵「ここイギリスエリアの建物は街並み再現の為に本国から取り寄せた数百年前のレンガを使っているそうです!」
風丸「へぇ…」
秋「落ち着いた雰囲気が歴史と伝統を感じさせるわね~…」ウットリ
壁山「紅茶もいいッスけど…」←グロッキーから回復
綱海「腹減ったぜ…」←グロッキーから回復
秋「えっ…台無し……」ガクッ
天馬「建物1つ1つが、歴史あるレンガを使って建てられたって……考えただけで妙に緊張しちゃうな。逆に意識し過ぎてやり辛い…イギリスがホームじゃなくて良かった」
半田「無駄に伝統押し付けらてる感は俺もわかるな」
秋「」
さくら「…男子って本当風情がないわね~」
アリーチェ「Aボタン押したらジャンプ、Bボタン押しながら方向キー押したらダッシュ出来るからね」
ひかり「わかった」
アフロディ「…すっかり外の景色に飽きたみたいだよ」
アツヤ「女子も大概、風情がないみたいだぜ」ニヤリ
さくら「……うん。そうね」
【宿福】
冴華「やっと着いた…」
趙金雲「うぉーっほっほ!皆さん今日は長旅で疲れたでしょう?部屋に荷物を置いてから、1日を自由に使ってください」
アリーチェ「本当!じゃあ早速、マルちんの歓迎会も兼ねてゲームをやろう!」
さくら「いえーーーい!」
葵「~っ!」パフパフ----
ひかり「…」パチパチ
風丸「ありがとう、皆」
アツヤ「俺ゲームってあんまりやったことないんだよな」
天馬「俺もです」
ひかり「お金なかったし、ゲームは今日バスでやったのが初めて…です……」
半田「そっか。んじゃまずそれなりにゲームやり慣れてる俺らが先プレイしようか」
壁山「そうッスね」
天馬「>>292」
お手並み拝見、ですね!
あっ、そうだ。確か今夜グループの抽選が中継されますよね?その時は一旦画面変えてもいいですか?
抽選日が決まってるなら安価下で
天馬「あっ、そうだ。確か今夜グループの抽選が中継されますよね?その時は一旦画面変えてもいいですか?」
半田「…そうだな。抽選会の時間が近付いたらゲーム終わりにするか」
壁山「そうッスね。あんまり長時間やっても身体に悪いし」
こうしてゲームの時間を決めて、ミーティングルームの大画面でゲームすることが決定した
ミーティングルームで風丸の歓迎会を行った後、イナズマジャパンのメンバーは食堂に移った
スタッフが用意してくれたご飯を食べながら全員で抽選会を見ることとなり、それぞれどこのチームと当たるのかを楽しみにしていた
そして…抽選の結果は……!
【Aブロック】
イナズマジャパン
オルフェウス
ジ・エンパイア
ナイツオブクィーン
ユニコーン
【Bブロック】
コトアール
スペイン
ドイツ
フランス
ブラジル
今回はここまで
AブロックはA方式により無印そのままのグループとなります
そしてBブロックで国しか表示しなかったのは>>81で書いたように
決勝トーナメントに進出した場合、トーナメントの組み合わせを安価で募集する為です
投票次第ではオリオンの刻印のチーム、クロノ・ストーンに出てきた未来人やギャラクシーに出てきた宇宙人を何処かの国の代表ということにして出場させることも可能です(あくまでも投票次第)
さらに!決勝トーナメントまでにオリキャラを作るのもありとします
名前:
性別:
学年:
国籍:
ポジション:
容姿:
設定:
これらの設定を埋めてくれれば決勝トーナメントの敵選手候補として入れるかもしれません
ただし、あくまでも投票次第で入れれる可能性がある、というだけなので、オリキャラを作っても採用されない可能性の方が高いことを予めご了承ください
次回は開会式を軽くやって、特訓、日常、いずれかをやるので、まだ試合は先になりますがよろしくおねがいします
ではまた次回、お会いしましょう
乙
オリキャラはともかく、クロノ・ストーンのキャラクターは出したいので投票楽しみに待ってます
オリキャラってもう募集してる?
それとも投票はまだ先?
一応オリキャラの募集はもう始まってます
ただ、もう一度言いますが設定しても採用されない可能性の方が高いことはご理解ください
【作中に出てきたシュート技】
ラピッドファイア・威力34・TP28
ドラゴンクラッシュ・威力34・TP28・SC
メガトンヘッド・威力34・TP28・SB
ツナミブースト・威力47・TP40・LS
レクイエムダスト・威力47・TP40・LS
ツインブースト・威力54・TP37・SC
エターナルブリザード・威力55・TP37・SC
リフレクトバスター・威力60・TP40
イナズマ1号・威力60・TP40・SB
メガロドン・威力60・TP40
ディバインアロー・威力72・TP46
デスドロップ・威力80・TP49・SC
ゴッドウィンド・威力80・TP49
ワイバーンクラッシュ・威力80・TP49
ゴッドノウズ・威力85・TP52
バーニング・火の鳥・威力85・TP52
皇帝ペンギン2号・威力86・TP52・SC
炎の風見鶏・威力86・TP62・LS
ダブルヘッド・イーグル・威力86・TP62・LS
トライアングルZ・威力93・TP55
イノセントドライブ・威力93・TP66・LS
皇帝ペンギン1号・威力99・TP58
デビルバースト・威力113・TP76・LS
LS(ロングシュート)やSC(シュートチェイン)だったりSB(シュートブロック)など表記されている技がありますが、ノリで遠くから打ったりブロックしたりチェインしたりするのであんまり深く考えなくても大丈夫です
【作中に出てきたドリブル技】
しっぷうダッシュ・威力5・TP20
カンガルーキック・威力23・TP28
イリュージョンボール・威力23・TP28
そよかぜステップ・威力42・TP36
ビューティフルフープ・威力42・TP36
導火線・威力44・TP25
ダッシュストーム・威力68・TP46
アグレッシブビート・威力68・TP46
ヘブンズタイム・威力73・TP50
ホワイトブレード・威力73・TP50
【作中に出てきたブロック技】
クイックドロウ・威力5・TP20
ウィリー・ウィリー・威力5・TP20
人間ミサイル・威力5・TP20
ザ・ウォール・威力31・TP30・SB
じばしりかえん・威力36・TP33
スピニングカット・威力37・TP32・SB
分身ディフェンス・威力51・TP42
メガクェイク・威力61・TP44
オケハザマ・ウォール・威力80・TP53・SB
必殺クマゴロシ・威力80・TP53・SB
ディープジャングル・威力80・TP53・SB
フローズンスティール・威力80・TP53
イグナイトスティール・威力80・TP53
ザ・マウンテン・威力86・TP56・SB
レッドホットチリ・メテオ・威力94・TP57
【作中に出てきたキャッチ技】
タフネスブロック・威力5・TP20・キャッチ
忘却のソナタ・威力5・TP20・キャッチ
ゴッドハンド・威力11・TP22・キャッチ
クロコダイルファング・威力48・TP37・キャッチ
だいばくはつはりて・威力61・TP42・パンチング
ダイナミックコロナ・威力86・TP52・キャッチ
ツーマンデゴラン・威力86・TP52・キャッチ
無限の壁・威力92・TP55・キャッチ
【作中に出てきた化身技】
ペガサスブレイク・威力150・KP30
ジャスティスウィング・威力150・KP45
スクラッチレイド・威力135・KP25
爆熱ストーム・威力150・KP45
ギガバイトスクリュー・威力135・KP30
グレイト・ザ・ハンド・威力150・TP35
イナギャラに表記されていた数値の半分にしています
因みに多分このスレで化身の出番はほぼないと思うのであまり気にしなくても大丈夫です
【作中に出てきた化身技】
ペガサスブレイク・威力150・KP30
ジャスティスウィング・威力150・KP45
スクラッチレイド・威力135・KP25
爆熱ストーム・威力150・KP45
ギガバイトスクリュー・威力135・KP30
グレイト・ザ・ハンド・威力150・KP35
本戦の組み合わせが決まった翌日、イナズマジャパンはミーティングルームでルールの確認、同グループの対戦国のデータ収集などを朝早くから行っていた
半田「皆わかってると思うけど、もう一度大会のルールを確認しておくぞ」
「「「「はい!」」」」
半田「この本戦は予選を勝ち抜いた10チームを2つのグループに分けてリーグ戦を行うという、5チーム4試合の総当たり戦だ」
秋「各試合ごとに勝った場合は3点、引き分ければ1点、負ければ0点と勝ち点が加算され、最終的に両グループから勝ち点の多い上位2チームずつ、合計4チームが決勝ラウンドに進み、決勝トーナメントを行うというものになるわ」
葵「私達の初戦の相手は、ヨーロッパ屈指の強豪といわれるイギリス代表ナイツオブクィーンです」
アツヤ「ヨーロッパ屈指の強豪、か…いいね」
綱海「面白れえじゃねえか!最初っから倒し甲斐のある相手とやりあえるなんてテンション上がるぜ!」
半田「>>308」
いきなり高い壁にぶち当たったまったが…乗り越えられない壁じゃない
大事な初戦だ、念入りに戦術組んでくぞ
半田「いきなり高い壁にぶち当たっちまったが…乗り越えられない壁じゃない。大事な初戦だ、念入りに戦術組んでくぞ」
「「「「おー!」」」」
半田「要警戒はキャプテンにしてエースストライカーのエドガー・バルチナスだ。状況に応じてエクスカリバーやパラディンストライクなど色んな必殺技を巧みに扱いゴールを奪う、高い攻撃力を持った大会屈指のストライカーと言われている」
半田「・・・ひかり。イギリス戦までには必殺技を完成させてくれ」
ひかり「はい」コクッ
アツヤ「んで、要警戒はエドガー・バルチナスだろうけどイギリスは守備も硬いだろ」
半田「ああ。予選の失点はわずかに1だけ、絶対的なエースストライカーが居る上での堅守のチームと見た方がいいな」
天馬「>>310」
そうなると【ルート・オブ・スカイ】の完成を忙しくないといけませんね
天馬「そうなると【ルート・オブ・スカイ】の完成を急がないといけませんね」
半田「…今日は開会式が終わったらルート・オブ・スカイの特訓を中心に、シュートの特訓も行う!技の精度を上げるもよし!新必殺技のアイディアがあるならそれを試すもよし!判断は各自に任せる!」
ひかり「皆さん…遠慮なくシュートを打ってください」
綱海「よっしゃ!新技を試させて貰うぜ!」
アフロディ「僕も必殺シュートを打つよ」
さくら「せっかくだし私もシュートを打ってみようかな!」
半田(皆やる気に満ちてる。これなら、初戦の前に新しい必殺技が生まれるかもな)
【半田の部屋】
ミーティングを終えた後、半田は自室でAグループの選手達のデータを調べていた
そこに、ノックの音が転がった
半田「あっ!どうぞー」
ガチャリ
風丸「半田、話がある。少しいいか?」
半田「…なんだ?」
風丸「お前にはこれから、ある技を覚えて貰いたい」
半田「え?技…」
風丸「イナズマ1号だ」
半田「!?」
半田「い、イナズマ1号って…確かFFの決勝でお前が円堂と一緒に打った、あれ?」
風丸「ああそうだ。あの技を、お前に習得して貰いたい」
半田「・・・な、なんで俺なんだ?シュート技なら俺より適任はいっぱい居るんじゃないか?天馬とか剣城とかアフロディとか…ってか、天馬とは炎の風見鶏で連携したことあるだろ?連携やったことある奴と一緒にやった方が効率良くないか?」
風丸「>>313」
詳しい理由はまだ話せない
けど、お前じゃなきゃダメなんだ
俺はこの技をお前と完成させたい
風丸「俺はこの技をお前と完成させたい」
半田「だから、なんで俺…風丸「託されたんだ。円堂に」
半田「!」
風丸「…何も出来ないままで決勝トーナメントから合流するより、何か1つでも残してから合流したいって、他でもない円堂がそう言ったんだ」
風丸「俺が円堂から受け取れる形のあるものといえば、限られてはいたが1つ確かなものがあってな」
半田「それがイナズマ1号だった…」
風丸「…このイナズマ1号はただの必殺技じゃない。円堂から託された熱い想いなんだ。だからこの技は、円堂にも負けないくらい熱いサッカーが出来るお前に習得して欲しい」
風丸「過ごしてきた時間は俺の次に長い…いや、サッカーに限れば誰よりも選手として円堂の側に居て、チームのキャプテンとして皆をまとめて、どんな時でも最後まで諦めない雷門魂溢れるサッカーが出来る、そんな今のお前だからこそ俺は託したいんだよ」
半田「>>316」
…わかった。やろう!
半田「…わかった。やろう!」
風丸「ありがとう半田!」
半田「シュート技なんて初めてだからな。しかも連携」
風丸「精一杯サポートする。お前は気にせずシュートを打つことだけに専念してくれ」
半田「あいよ」
趙金雲(これは少し意外でしたね。まさか風丸君が半田君とシュート技に挑戦するとは)
趙金雲(ですが、これは間違いなくいい兆候になりますよ。これまで半田君は守備に重点を置いた戦術ばかりでしたから、今回の挑戦で攻撃という選択も可能になれば、攻守共に新たな手札が増える。半田君はまた、1つ上のレベルの選手に成長する訳ですからね)
趙金雲「うおーっほっほっほ!!」
【タイタニックスタジアム】
わあああああああああ!!!
きゃあああああああああ!!!
マクスター『さあ!全世界が注目するサッカーの祭典!FFI(フットボールフロンティアインターナショナル)世界大会!予選を勝ち抜いた強豪10チームが、サッカーの為に作られたこの聖地、ライオコット島で激突します!実況は私、マクスター・ランド、解説は元ヨーロッパリーグMVPストライカー、レビン・マードックさんでお送りします』
レビン『よろしく』
マクスター『いよいよ選手入場です!最初に入場してきたのはイタリア代表チームオルフェウス!先頭はあのイタリアの白い流星、フィディオ・アルデナです!』
レビン『1回戦でハットトリックを決めるも試合途中に怪我をしてチームを離脱したヒデ・ナカタに代わり2回戦から急遽キャプテンとなりましたが、ここまで素晴らしいプレーでチームを率いています』
マクスター『続いて入場してきたのはアルゼンチン代表ジ・エンパイア!率いるはキャプテン、テレス・トルーエ!』
レビン『予選を無失点で勝ち上がる好成績を残し本戦に挑みます。本戦でも固い守りに期待したいところですね』
マクスター『はい』
綱海「何処もかしこも万全で勝ち上がった、っつー訳ではないみたいだな」
アツヤ「今のとこ万全で本戦迎えてるのはアルゼンチンとイギリスくらいじゃないか?アメリカとイギリスも割と離脱者居るみたいだし。Bグループの方までは一々調べてねえ」
アフロディ「>>319」
【タイタニックスタジアム】
わあああああああああ!!!
きゃあああああああああ!!!
マクスター『さあ!全世界が注目するサッカーの祭典!FFI(フットボールフロンティアインターナショナル)世界大会!予選を勝ち抜いた強豪10チームが、サッカーの為に作られたこの聖地、ライオコット島で激突します!実況は私、マクスター・ランド、解説は元ヨーロッパリーグMVPストライカー、レビン・マードックさんでお送りします』
レビン『よろしく』
マクスター『いよいよ選手入場です!最初に入場してきたのはイタリア代表チームオルフェウス!先頭はあのイタリアの白い流星、フィディオ・アルデナです!』
レビン『1回戦でハットトリックを決めるも試合途中に怪我をしてチームを離脱したヒデ・ナカタに代わり2回戦から急遽キャプテンとなりましたが、ここまで素晴らしいプレーでチームを率いています』
マクスター『続いて入場してきたのはアルゼンチン代表ジ・エンパイア!率いるはキャプテン、テレス・トルーエ!』
レビン『予選を無失点で勝ち上がる好成績を残し本戦に挑みます。本戦でも固い守りに期待したいところですね』
マクスター『はい』
綱海「何処もかしこも万全で勝ち上がった、っつー訳ではないみたいだな」
アツヤ「今のとこ万全で本戦迎えてるのはアルゼンチンとイギリスくらいじゃないか?アメリカとイタリアも割と離脱者居るみたいだし。Bグループの方までは一々調べてねえ」
アフロディ「>>320」
各チーム、それだけの激戦を勝ち抜いてきたという事だね
その中でも万全の状態である2チームはより警戒すべきだろう
アフロディ「各チーム、それだけの激戦を勝ち抜いてきたという事だね。その中でも万全の状態である2チームはより警戒すべきだろう」
天馬「逆にその万全の2チームを叩くことが出来れば」
冴華「円堂さんが戻ってきた時、決勝トーナメントで当たる相手にさらなるプレッシャーを与えられる!」
アツヤ「初戦はターニングポイントになるってのは勝負の定石だけど、今回特に大きな意味を持つ初戦になりそうだな」
ひかり「はい…」
半田「!」
剣城「イナズマジャパンのエンブレムが出ました」
「「「「!」」」」
半田「…行くぞ、皆」
「「「「…」」」」コクッ
わあああああああああああああっ!!!!
マクスター『続いての入場は日本代表チームイナズマジャパン!前回大会は本戦未勝利に終わってしまいましたが果たして今大会は勝利を挙げられるか?先頭は半田真一』
レビン『イナズマジャパンは予選から前代未聞のサッカー未経験者を複数人参加させたり目立ったキャリアのない選手を入れたり前例がない程型破りなチームですが、ここまで様々なミラクルを引き起こしてきました。この大会もミラクルを起こす可能性は十分にあるでしょうからそこに期待したいですね』
マクスター『なるほど』
その後も各国の代表チームが続々入場
世界の強豪達が順調に会場に揃ったところで、スタジアムは再び大盛り上がりとなった
マクスター『さあ、いよいよこの強豪10チームが激突します!世界の頂点に輝くのはどのチームか!?』
わあああああああああああああ!!!
わあああああああああああああ!!!
天馬「はぁ~、やっと終わった…」
趙金雲「うぉーっほっほ!皆さんお疲れ様です」
葵「あれ?壁山君は?」
半田「トイレ」
開会式が終わり、イナズマジャパンの選手達は着替えてスタジアムの外へと出ていた
監督、マネージャー達と合流、まだ会場内に居る残りの選手を待っていたその時だった
一之瀬「秋」
秋「!」
一之瀬「……久しぶり」
アメリカ代表のジャージを着た1人の少年が、ぎこちない笑顔で秋に久しぶりと挨拶していた
天馬「秋ねえ、知り合い?」
秋「>>323」
うん、アメリカにいた頃の幼馴染
うん、前に電話で話してたお友達
秋「うん、アメリカにいた頃の幼馴染」
秋「…久しぶりだね、一之瀬君」
天馬「一之瀬…って、秋ねえ今一之瀬って!?確か一之瀬って人は事故で亡くなったって!」
一之瀬(秋ねえ、ってことはこの子が…)
一之瀬「・・・話せば長くなる。けど、俺は君の姉さんに嘘をついて傷付けてしまったのは事実だ。そこを言い訳するつもりはないし許してくれとも言わない」
一之瀬「ただ、俺は君に謝りたい。君の姉さんを傷付けて、本当にごめんなさい!」
天馬「>>326」
えっえっと…正直まだ理解できてないですけど…
『借りは試合で返します』
…だから顔をあげてください
天馬「えっ、えっと…正直まだ理解できてないですけど…『借りは試合で返します』…だから顔をあげてください」
一之瀬「…いいの?」
天馬「はい。あ、でも。負い目感じてるからって試合で手を抜いたりしないでくださいね?俺はそっちの方が許せないですから」
一之瀬「・・・勿論だよ!」
マーク「カズヤ!」
一之瀬「おっと、チームメイトが呼んでるからそろそろ行くね!」
秋「待って!」
秋「帰る前に1つ・・・約束して欲しい」
一之瀬「なに?」
秋「決勝ラウンドには1.2(ワンツー)フィニッシュで勝ち上がろう」
秋「一之瀬君なら絶対に約束を守ってくれるって信じてる。だって、あの時の『一生サッカーを続ける』って約束を守る為に復活してくれたくらいだもん。私は、一之瀬君を信じて約束したい」
一之瀬「・・・元より俺達は勝ち上がるつもりだよ。その約束、絶対果たすから!」
秋「……うん!」ニッコリ
一之瀬「あ、でも1位は俺達が貰うね」
秋「それはどうかな?天馬達イナズマジャパンだって強いもん。1位はイナズマジャパンで2位はユニコーン」
一之瀬「……それじゃあね」
秋「うん。次は本戦で」
【グラウンド】
アメリカ代表の選手、一之瀬一哉と交流した後イナズマジャパンは宿舎に帰ってきた
そして、自室に戻ってから再びユニフォームに着替え、現在特訓を行なっていた
ヒュウウウウン!
アフロディ「はあっ!」
バシューーーーン
天馬「っ!」ポスッ
天馬「野咲さん!」
バシューーーーン
さくら「っ!」ポスッ
半田(まだまだ、本家に比べたら話にならないけど精度は確かに上がってきてる!)
バシューーーーン
バシューーーーン
剣城「御城!」
バシューーーーン
冴華「はいっ!」ポス
ひかり「…」ザッ!
冴華「はあああっ!」
バシューーーーン
ルート・オブ・スカイの特訓を終えた後、必殺シュートの練習を行なっていた
綱海「新必殺技!行くぜ!」
ひかり「お願い、します…」
ザバ----ン!!!
綱海「おおおおおお!!」
ギュウウン!
綱海「ザ・タイフーン!」グルグルグルグル
シュウウウウウウンン!!
ひかり「ッ!」シュウウウウ…
カチーーーーン
半田「氷!?」
風丸「氷というより、結晶…?」
アリーチェ「行ける…?もしかしたら、もうすぐ出来上がるかも…」
ひかり「ううん。かもじゃない。行ける…あと少し……」
アツヤ「>>330」
なら総仕上げだ!イギリス戦前に必殺技仕上げるぞ!
…あ、勿論無理の無い程度な!試合前に力尽きても仕方ねぇし
アツヤ「なら総仕上げだ!イギリス戦前に必殺技仕上げるぞ!」
ひかり「はい!」
アツヤ「…あ、勿論無理の無い程度な!試合前に力尽きても仕方ねぇし」
ひかり「大丈夫、わかってます」
アツヤ「よし!」
風丸「次は俺と天馬に打たせて貰ってもいいか?」
さくら「いいよー」
風丸「行くぞ!」
天馬「はい!」
バシュ---ン
鳥「ピィィィ!!」
風丸「ふっ!」
天馬「たあっ!!」
ボオオオオッ!
「「炎の!風見鶏!!」」
ひかり「!」
ガシャン!!
アツヤ「おいおいホームランじゃねえか…」
壁山「久しぶりの連携だったから息が合わなかったッスか?」
半田「まあそんなところだろうな…風丸、もう1回行ってもいいぜ」
風丸「いや、これでいい」
半田「え?」
天馬「今ので呼吸は掴みました」
半田「そ、そうか…お前らがそう言うなら任せるけど……」
冴華「アフロディさん、剣城さん。行きます!」
剣城「ああ」
アフロディ「いつでもいいよ」
冴華「ッ!」ピ-
冴華「皇帝ペンギン!」
剣城・アフロディ「「2号!」」
ひかり「ッ!」シュウウウウ…
ひかり「やあっ!」
キュイイイイイン!
「「「「!」」」」
カチーーーーン
ひかりの右の掌から雪結晶のような大きなバリアが発生し、それに触れたボールは凍り付いて地面に落ちていた
ひかり「……やった。完成、した」
アリーチェ「やったあああああ!!やった!やった!やったねひかり!!」
ひかり「……うん!」
冴華「>>333」
…やりましたね!
(やっぱり、2号じゃ力不足…1号は何度も使えない…どうすれば…)
冴華(やっぱり、2号じゃ力不足…1号は何度も使えない…どうすれば…)
さくら「ひかりも綱海先輩も新必殺技を覚えた訳だし、私も続くわよ!」
アツヤ「そうだな。俺達だって負けてられねえよな!」
こうしてイギリス戦に向けた最初の特訓は夜遅くまで続いた
収穫を得た者、課題が見つかった者、それぞれ意味のある1日を過ごしたイナズマジャパンは、次の日に備えて身体を休めたのであった
今回はここまで
冴華が同い年の剣城に敬語を使っていたのは、実力、シードとしてのキャリア共に剣城の方が上だからです
因みに西垣は予選の決勝で足を負傷し、現在戦列を離れアメリカに居ます
ではまた次回お会いしましょう
乙
冴華にとって剣城は元上司みたいなもんか。そりゃ敬語使うよな
シード時代に接点あったかはしらんが
しれっと西垣離脱しててワロタ
こんな感じでいいのかな?
名前: カーリー・ギュライ
性別:男
学年:2
国籍:イタリア
ポジション: FW
容姿:青髪をオールバックにした、赤い眼をもつ筋肉質な少年
設定:イタリア代表のストライカー、異名は『暴帝』
普段はイタリアらしい女好きの好青年だが、試合になると口調が荒々しくなり、ラフプレーも厭わない
フィディオがテクニックで翻弄するタイプなら、カーリーはパワーで正面からねじ伏せるタイプ
必殺技は『ディザスターブレイク』
>>338
今募集しているのは決勝トーナメントに出てくるオリキャラなので、まあ…イタリアが勝ち上がったら採用できるかもしれないですね
じゃあこういうキャラですかね
必殺技指定は不可ですか?
名前:リオン・シュヴァルツ
性別:男
学年:3
国籍:ドイツ
ポジション:MF/FW
容姿:金髪碧眼、長身で眼鏡をかけた知的な少年
設定: 『黒騎士』の異名をもつドイツ代表のキャプテン
厳格且つ誠実な人柄の持ち主で、イギリス代表のエドガーとはライバルの関係
さながら軍隊のような緻密な戦略を駆使するゲームメイカーでもあり、本人の実力も世界レベル
必殺技は『ブラックアッシュ』と『スパークエッジドリブル』
必殺技も指定して頂いて結構ですよ
>>277
技の威力は化身技である爆熱ストームの方が上ですが、選手としてのスペックはフロイの方が遥かに高いので総合力ではイノセントドライブの方が強いです
それは、イギリス戦に向けて特訓していた時のことだった
「「「「招待状?」」」」
趙金雲「はい。イギリス代表から親善パーティーのお誘いを受けました」
秋「試合の前に親睦を深めたいから、今日の6時にロンドンパレスで正装して来て欲しいって」
綱海「正装?」
アツヤ「ジェントルマンのお国柄なんだ。要するにタキシードを着て来いってことだろ」
綱海「タキシード……ええっ、あんな蝶ネクタイとか付ける黒い服着なきゃいけないのかよ…」
半田「>>344」
『ドレスコード』ってヤツさ
断るのもバツが悪いし、観念するんだな
半田「『ドレスコード』ってヤツさ。断るのもバツが悪いし、観念するんだな」
綱海「…わーったよ」
秋「という訳で、時間までに準備しておいてね」
急遽決まった親善パーティーに向けて、一同は準備をすることになった
【宿福】
天馬「ふんぬぅぅぅ…!」
半田「し、閉まらねえ…」
天馬「壁山!もっとお腹を引っ込めて!」
壁山「こ、こうッスか!?んんんっ!」
天馬「今ですキャプテン!」
半田「おう!」
ギューーーーーー
パチッ!パチッ!
天馬「ふぅ…やーっと閉まった…」
壁山「本当ッスか?あー、良かった~」
プチン!
半田「・・・もうボタン止めない方向で行くか?」
天馬「ですね…」
壁山「め、面目ないッス……」
アツヤ「・・・女子はまだかよ」
風丸「>>347」
女性の着替えは時間がかかるんだよ、男より色々とあるらしいからな
風丸「女性の着替えは時間がかかるんだよ、男より色々とあるらしいからな」
アツヤ「ふーーーん」
秋「皆、用意は出来た?」
半田「~~ッ!?」ドキッ♡
壁山「うわぁ…////」
天馬「わあっ!皆かわいいね!」
さくら「でしょー!」ドヤァ
葵「あ、ありがとう…////」テレッ
ひかり「…ほ、他の皆は、ともかく…私はこういうの、似合わない…////から、あまり…見ないで貰えると…」モジモジ
アリーチェ「いやむしろひかりが1番似合ってるよ。お人形さんみたいで可愛いよ!」
綱海「へぇ~~。思ったより似合ってんじゃねえか」
秋・葵・さくら・アリーチェ「「「「え?思ったより?」」」」ジト--
綱海「あっ!?わりぃわりぃ…ついつい、思ったこと言っちまってよ……」
アツヤ「パイセンそれフォローになってねえから…」
天馬「>>349」
そうですよ、綱海さんはもっと『デリカシー』を学んだ方がいいと思います
天馬「そうですよ、綱海さんはもっと『デリカシー』を学んだ方がいいと思います」
葵「て、天馬がデリカシーなんて言葉を知ってる!?」
天馬「ちょっと待ってなんで俺唐突に馬鹿にされてるの?」
趙金雲「うぉーっほっほ!全員揃いましたか?」
秋「それが…御城さんが見当たらなくて…」
アツヤ「おいおい、用意に手間取るばかりか見当たらないって…世話かかるな」
冴華「世話が掛かって悪かったですね」
「「「「!?」」」」
葵「た、タキシード!?」
さくら「す、凄い似合ってる…」
ひかり「似合ってる…似合ってるけど、なんでタキシード?」
アリーチェ「冴華は男装もイケると思ったから!サプライズだよ☆」
アツヤ「犯人お前かよ…」
葵「>>351」
(ど、どうしよう!凄くドキドキする・・・ひかりちゃんといい冴華ちゃんといい、私最近女の子にドキドキし過ぎじゃないかな?)
冴華ちゃんよく承諾したね
葵(ど、どうしよう!凄くドキドキする・・・ひかりちゃんといい冴華ちゃんといい、私最近女の子にドキドキし過ぎじゃないかな?)
天馬「葵?顔赤いけど、大丈夫…?」
葵「だ、大丈夫大丈夫!今日暑いなあーって!」パタパタ
天馬「もう夕方だけど、確かに暑いよね。やっぱり南の島なんだなって思うよ」
葵「で、でしょーー!」
さくら「あれ?剣城君とアフロさんは?」
壁山「あれ?そういえば2人とも居ないッスね」
冴華「お2人なら、確かめたいことがあると言ってオルフェウスの試合を観に行きましたよ」
「「「「ええええっ!?」」」」
半田「おいおい、もうすぐ対戦する相手とのパーティーほっぽり出して試合観戦って…」
趙金雲「まあ、居ないものは仕方ありませんね」
半田「監督!」
趙金雲「…時間もありませんし、とりあえずこのメンバーでパーティーに行きましょう」
【ウミヘビスタジアム】
アフロディ「まさか僕達の試合前にこのスタジアムへ寄ることになるとは思いもしなかったね」
剣城「ええ」
アフロディ「・・・初戦の相手は予選を無失点で勝ち上がったジ・エンパイアか。勝てると思う?」
剣城「…勝ちますよ。監督があの人なら」
アフロディ「うん。僕もそう思っていたところだ」
「・・・」スタスタ
「「!」」
スタジアムに着いてから、剣城とアフロディはどちらが勝つかと予想していた
そして、お互いが全く同じことを考えていたと確認を取ってから、彼らの前に1人の男がやってきた
アフロディ「・・・金髪に染めるとは、随分と思い切ったことをするんですね」
「お前達はそんなことを言う為にわざわざここへ来たというのか?」
アフロディ「…いいえ。確かめに来たんです。でももう十分です」
剣城「・・・お久しぶりです、影山総帥」
影山「総帥、か。シードを裏切ってもまだ、私を総帥と呼んでくれるのだな」
剣城「・・・貴方がどんな人間でも、俺にサッカーを教えてくれた恩師であることには変わりません」
アフロディ「総帥、貴方は決勝戦の後で警察に捕まったのでは?何故貴方が、ミスターKと名乗ってイタリアの監督をしているのですか?」
影山「答える義理はない」
アフロディ「>>355」
監督が…趙金雲が貴方の逃亡に手を貸したのですか?
アフロディ「監督が…趙金雲が貴方の逃亡に手を貸したのですか?」
影山「・・・彼は私の逃亡には関係していない」
アフロディ(逃亡には…か。趙金雲が総帥の手助けをしているのは間違いない。だが、逃亡じゃないなら、趙金雲は総帥から何を命令されたんだ?)
影山「・・・フィフスセクターが解散した今、お前達が私の命令に従う義理はないのを承知で最後のプロジェクトを託す」
剣城「!」パシッ
影山「プロジェクト・ゼロだ」
剣城「…プロジェクト・ゼロ?」
影山「・・・」スタスタ
プロジェクト・ゼロという言葉とUSBメモリを剣城達に託し、影山はスタジアムの中へと消えていった
【宿福】
スタッフ「剣城様。アフロディ様。他の皆様は既にロンドンパレスへと向かいましたよ。お2人もロンドンパレスへ?」
アフロディ「いえ。僕達にはまだやらなくてはいけないことがあるので。それより、パソコンを一台貸して貰えませんか?」
スタッフ「パソコンですか?かしこまりました」ペコリ
剣城「…アフロディさん、準備はいいですか?」
アフロディ「ああ。いつでもクリックしてくれ」
剣城「…」カチカチ
スタッフからパソコンを借りた後、2人はアフロディの部屋でUSBの中身を見た
アフロディ「こ、これは…」
剣城「もしかして、総帥の本当の目的は・・・」
アフロディ「だとしたら、やはり総帥は・・・」
今回はここまで
原作より早く影山がイタリアの監督に就任しています
ですが、予選1回戦から監督をやっていた訳ではありません。予選のいつから監督になったのか、それはご想像にお任せします
ではまた次回お会いしましょう
今更だけど何でフィフスセクター滅びたの?
この世界のFFは聖帝選挙も兼ねてたっけ?
世宇子戦の後神のアクアや資金のやりくり、色々問題点が浮き彫りになった形で解散に追い込まれた、とかでお願いします
ガバガバなのは承知の上です
プロジェクトゼロ、チームゼロ参戦フラグかな?
名前:フルール
性別:女
学年:1
国籍:フランス
ポジション:FW
容姿:茶髪のショートヘア
設定:12歳ながらフランス代表のエースストライカー
その実力は本物で、決勝トーナメントまでに対戦してきた全チームから得点を奪いBブロックの得点王に輝いた
誕生日は1月23日
必殺技『フローラルデスペアー』『マジカルフラワー』
フィフスセクターの聖帝って影山?
フィフスセクターの思想と影山の思想正反対な気がするけど
【ロンドンパレス】
アフロディ達が宿福に戻った頃、イナズマジャパンのメンバーはイギリス代表との親善パーティーを楽しんでいた
壁山「~~~ッ!」ガツガツガツガツガツ
壁山「んー!美味いッス!」
アツヤ「…マナーも何もあったもんじゃねえな」
半田「確かに。けど、全員で来てくれって書いてあったのにボイコットした奴が2人も居る時点でな」
アツヤ「・・・ま、ある意味着飾る必要がなくなったっつー訳か」
半田「>>365」
まあそもそもこういう場に慣れてる中学生なんていないだろうけど
半田「まあそもそもこういう場に慣れてる中学生なんていないだろうけど」
アツヤ「…それもそうか」
エドガー「イギリス代表ナイツオブクィーンのキャプテン、エドガー・バルチナスです」
ひかり「…東、ひかりです」
エドガー「ひかり…美しいお名前だ」
ひかり「ど、どうも…」
アツヤ「…あれがエドガー・バルチナスか。思ったより軟派な感じだな」
エドガー「貴女が守護神のおかげでイナズマジャパンはアジア予選を優勝できたのかもしれませんね」
ひかり「え、そんな…私、あんまり大した活躍は…出来てません……」
エドガー「>>367」
その謙虚な心もまたお美しい
そしてイナズマジャパンには他にも美しい勝利の女神の方々がたくさんいらっしゃる
ここまで勝ち上がってこられたのも納得です
いえ、ロシア戦を見ていました
彼の『イノセント・ドライブ』を止められる選手は片手で数えられる程度しかいません
貴方は素敵なレディであると同時に、とても優秀な守護神だ
エドガー「その謙虚な心もまたお美しい。そしてイナズマジャパンには他にも美しい勝利の女神の方々がたくさんいらっしゃる。ここまで勝ち上がってこられたのも納得です」
ひかり「は、はぁ…」
エドガー「よろしければ、アジア予選のことをもっとお話しして頂けたりはしないでしょうか?」
ひかり「え、えっと…」
冴華「…私達のことを評価して下さるのは本当にありがたいです。が、英国紳士でありながら女性を困らせるのは如何かと思いますよ」スッ
ひかり「冴華!」
エドガー「おっと、失礼。私としたことがレディーを困らせてしまうとは…」
冴華「謝るなら私ではなくウチの守護神に謝ってください」
エドガー「…本当に申し訳ありません。先の失態、心よりお詫び申し上げます」ペコリ
ひかり「い、いえ…」
冴華「……アジア予選の話は私の方からします」
エドガー「おお!貴女のように気高く、気品に溢れたレディーとゆっくりお話しできるとは光栄です」
ひかり「…ありがとう」ボソ
冴華「フッ…」ナデナデ
アツヤ「……あんな中1女子が居て堪るかよ」
半田「なんだあれイケメン過ぎだろ…」
壁山「~~~ッ!」ガ-----!!!!
綱海「あーー!うんめええええ!」
葵「>>370」
それに比べてうちの男子たちハァ
女の子の方が男らしいってどうなの…
あと2人とも行儀悪すぎ!
葵「それに比べてうちの男子たち」ハァ
半田「・・・面目ない」
アリーチェ「やっぱ私のチョイス間違ってなかったでしょ?」
半田「そうだな。おかげで男としての自信失ったけど…」
秋「あっ、あっはは…」
【海の見える練習場】
イナズマジャパンのメンバーが親善パーティーを楽しんでいる頃、シードの元トップ2はある特訓に励んでいた
アフロディ「うおおおおおっ!」
剣城「でええええりゃあっ!」
ガコーーーーン!!
アフロディ「くっ…全然コントロールが出来ない!」
剣城「なんて難しい技だ!」
アフロディ「…だが、あの総帥が僕達にわざわざこの技を託したんだ。出来ないと思われていたら、この技を託す筈がない!」
アフロディ「・・・出来るまで何度も続けるよ、剣城君!」
剣城「はい!」
ギュルン!
「「うおおおおおおっ!」」
ギュオオオオオオオンンン!!
【宿福】
さくら「あー!パーティー楽しかった!」
アリーチェ「ああいうパーティーならまたやりたいよね!」
葵「うん!」
半田「あ、そうだ御城。確かエドガーと話してたよな。何か情報引き出せたか?」
冴華「>>375」
流石に強豪ですから、そう簡単には漏らしてくれませんでしたね
『あのロシアを倒した貴方達に敬意を表し、全力でお相手させてもらう』とだけ
あと明日の試合の後デートしませんかって口説かれました
冴華「流石に強豪ですから、そう簡単には漏らしてくれませんでしたね。『あのロシアを倒した貴方達に敬意を表し、全力でお相手させてもらう』とだけ」
半田「…まあ、そうだよな」
冴華「あと明日の試合の後デートしませんかって口説かれました」
葵「ええええっ!?」
天馬「いや、なんで葵がそんなに驚いてるの?」
ガチャ…
アフロディ「おや…皆、帰っていたんだね……」
剣城「ハァ……ハァ……」
「「「「!?」」」」
半田「お前ら…どうしたんだよそんなボロボロで!一体何が!?」
アフロディ「何、ちょっと…特訓、していただけ……さ」
半田「特訓って…明日は試合なんだぞ!」
アフロディ「すまないね…」
趙金雲「うおーっほっほっ!まあ、この2人は元シードですから、万全の状態でなくても明日の試合は問題なく動けると思いますよ!ね?」
アフロディ「ええ。すぐに休めば、疲れはすぐに取れます」
半田「ハァ……わーったよ。シャワー浴びたらすぐに寝ろよ?」
「「はい…」」
趙金雲(この2人が試合前にも関わらずこんな無茶をするということは…あの人に接触してきましたね。そうなると、近いうちに彼らはまた一段と強くなるのは間違いありません。それがいつになるか…楽しみですねぇ)
今回はここまで
アフロディと剣城に新技のフラグが立ちました
果たしてどんな技が生まれるのでしょうね?
次回はいよいよイギリス戦が始まりますが、ここまでの特訓、日常回はちょっと少なかったかな?それとも多かった?あるいはこんなもの?ちょっと読者の皆さんの意見を聞いてみたいです
そしてイギリス戦前にFFIのルールについて重要な(ようなそうでないような)話を入れます
ではまた次回、お会いしましょう
乙
まあ十中八九あの技なんやろなぁって
移動回とか抽選とか色々挟んでたし試合まで少し長く感じたかな
乙
冴華の悩みとか、ひかりの新技会得とか、綱海もしれっと新技覚えてたり剣城アフロディの多分あの技の隠れ特訓とか特訓は濃厚だった
ただ特訓に比重が大きかったかな?特訓少し削ってでも日常回がもう少し欲しかった
この2年本戦出場出来ないでいてもロシアは高く評価されてる訳か
開会式の時日本前年は本戦未勝利って設定なのにロシアの評価が高いってのが妙に引っかかる
世代交代に失敗したとか育成方針が変わったとかそんなもんじゃね?
フロイを2年生か3年生として、フロイが中心になる前の世代が強かったか、あるいは指導者が無能になったか
全員が全ポジションをこなせるって確かに凄いけど、他のポジション覚える時間で個性伸ばした方が強くなれるのでは?と思った
半田(いよいよこの時が来たんだ。世界と戦う、その時が!)
冴華(相手はヨーロッパでも名高い強豪、今の私にどの程度やれるか…)
ひかり(大事な開幕…予選の時は気にしてなかったけど、出だしからしくじらなければ皆を助けることが出来る。やるぞ……)ゴクッ
いよいよ迎えた日本対イギリスの試合の日
ウミヘビスタジアムに向かう船の中で、それぞれ試合に向けて想いを馳せていた
天馬「そういえば剣城とアフロさんは先に船乗ってたんだよね?海の旅ってどうだった?」
アフロディ「・・・昨日はそんなこと考えてる余裕はなかったかな」
アフロディ「でも、こうして海を眺めるのは楽しいかな」
そして中には緊張とは無縁のように外の景色を楽しんでいる者も居た
【ウミヘビスタジアム】
わあああああああああ!!!
マクスター『全世界のサッカーファンの皆様、お待たせいたしました!本日はここ、ウミヘビスタジアムから!日本代表イナズマジャパン対イギリス代表ナイツオブクィーンの試合をお送りいたします!』
マクスター『実況は私、マクスター・ランド、解説は元ヨーロッパリーグMVPストライカー、レビン・マードックさんでお送りします』
レビン『よろしく』
ナイツオブクィーン!ナイツオブクィーン!
わあああああああああああ!!!
マクスター『さあ、1回戦から既に超満員、大歓声の中選手達が入場です!』
ナイツオブクィーン!ナイツオブクィーン!ナイツオブクィーン!
わあああああああああああああ!!!
半田「嘘だろ…」
風丸「完全にアウェーだぞ。俺達…」
アツヤ「……横断幕がナイツオブクィーンの文字とエンブレムしか見つかんねぇ」
剣城「そりゃそうだろ」
天馬「剣城!」
剣城「ナイツオブクィーンはヨーロッパの強豪、対してイナズマジャパンは去年未勝利の弱小だ。常識で考えれば今ナイツオブクィーンと対峙しようとしているのは話にならないクズ、ゴミなんだ」
剣城「そんなチームを、日本人以外の誰が応援する?」
「「「「・・・」」」」
剣城「>>385」
(こういうとき円堂さんなら上手くみんなのやる気を出す台詞を言えるんだろうが…)
これが世界ってことだ、俺達が苦しいと思った戦いも世界にとってはレベルの低いもの同士の戦いでしかないんだろうな
剣城(こういうとき円堂さんなら上手くみんなのやる気を出す台詞を言えるんだろうが…)
剣城「これが世界ということだ、俺達が苦しいと思った戦いも世界にとってはレベルの低いもの同士の戦いでしかないんだろうな」
「「「「・・・」」」」
半田「…それでも、俺達は全力で戦う」
天馬「自分の全部を出して、その上で勝つ!」
「「「「!」」」」
剣城(…居たなそういえば。円堂さんにも負けないサッカー馬鹿が、何人か)
剣城「フッ…わかってるならいいんだ」
天馬「・・・やりましょう皆さん!あの大歓声を、俺達のプレーで黙らせましょう!」
綱海「おうよ!」
…今から楽しみじゃ無いですか
そんな俺たちが勝ったら、世界中の奴らが度肝を抜かれますよ
マクスター『ではここで、試合開始前に昨日サッカー協会が可決したサッカーの新ルールについてご説明します!』
マクスター『昨日から【アシスト】という記録が、非公式のものから公式記録へと変更され、アシストの範囲も大幅に広がりました!』
マクスター『従来のサッカーでは、連携技を使って得点した場合は片方にしか得点が記録されず、もう片方には何の記録もつきませんでしたが、連携技をサポートした選手にもアシストという形で数字が加算されることが決まりました!レビンさん、このルールについてはどう思われますか?』
レビン『それまで記録されなかった得点への貢献が数字になって現れることにより、選手のモチベーションがより高くなることが期待されるでしょうからね。私は、いい案だと思いますよ』
マクスター『なるほど!』
天馬「あ、そうそう。昨日テレビで見たんだけどサッカーの公式記録に新しいのが追加されてさ」
葵「それってどんなの?」
天馬「確か、2人技や3人技で点取った時は1点を取った選手全員に得点とアシストを追加するってやつ」
半田「連携技が決まった時はもう片方にも数字付くってやつだろ?まあ確かに、モチベは上がるよな」
風丸「イナズマ1号を覚えたいって気持ちが、より上がってくれたか?」
半田「…まあな」
風丸「>>389」
はぁ・・・
しっかりしろキャプテン!!(背中叩き
風丸「はぁ・・・しっかりしろキャプテン!!」
パシン!
半田「いてっ!」
風丸「せっかく皆がこの歓声を黙らせるって決意したのに、肝心のキャプテンがそれでどうするんだよ」
半田「そう・・・だよな!サンキュー風丸!」
風丸「おう」
趙金雲「うおーっほっほ!全員がやる気になりましたね。では早速スタメンを発表しますよ!」
「「「「はい!」」」」
~~~ナイツオブクィーン~~~
GK・・・・・ マックイーン
DF・エッジ・ランス・デービッド・ジョニー
MF・ポール・エリック・ゲーリー・ピーター
FW・・・フィリップ・エドガー
~~~イナズマジャパン~~~
FW・・・・・・剣城・冴華
MF・さくら・・・天馬・・・・アフロディ
MF・・・・・・・半田
DF・・綱海・・風丸・壁山・・アリーチェ
GK・・・・・・・ひかり
朝はここまでにします
今日は2本立てです
そしてオリジナルルールにアシストを加えました
もし何か質問があればどんどん質問してください
答えられる範囲であれば、物語の更新直前に解答させていただきます
メンバーの追加はありますか?出来たらイナズマジャパンの選手を補強して欲しいです
影山がいるんならやっぱ鬼道さんもなぁ
キーパー1人しか居ないし万一に備えてキーパー補強とかどうかな?
キーパーとかロクなの居ないだろ
千羽山の無限の壁は3人揃ってようやく出せる上に円堂のメガトンヘッド程度に破られるしタフネス(笑)は論外
キーパー時代の円堂さえ化身除けばメガトンヘッドが限界
だからって今更オリキャラ出してもなんだかなぁって感じだし
キーパーはもう要らない
>>393
すみません、メンバーの追加は今のところ考えてないです
【前半戦】
ピ----
マクスター『FFI1回戦、イナズマジャパンボールから試合開始です!』
剣城「っ!」
バシューーーーン
天馬「よっと」ポスッ
半田「まずは主導権握るぞ!」
「「「「おう!」」」」
フィリップ「させるかよ!」
マクスター『ナイツオブクィーンのFW、フィリップが松風にプレッシャーを掛ける!』
天馬「アグレッシブビートっ!」
ギュオン!ギュオン!ギュオン!
ピーーーーーー
フィリップ「うぉっ!?」
天馬「野咲さん!」バシュ
さくら「おっけー!」
マクスター『フィリップを得意のドリブルで抜き去った松風、ボールを野咲へと繋ぎます!』
ポール「行かせない!」
さくら「>>399」
必殺技で軽く抜いちゃうんだから!
さくら「必殺技で軽く抜いちゃうんだから!」
クルクル~♪
さくら「ビューティフルフープ!」
シュルルルルル!
ポール「!?」
さくら「剣城君!」
バシューーーーン
剣城「っ!」ポスッ
天馬「よっし!まず1点だ!」
ランス「ストーンプリズン!」
ドン!ドン!ドーーーン!
ドオオオオオンン!!!
剣城「ぐわあっ!」
さくら「嘘っ!?」
冴華「あの剣城さんがあんな簡単に吹き飛ばされるなんて!」
フローズンスティールとイグナイトスティールの両方の技を合わせて吹き飛ばす程の実力を持つ剣城でさえ、世界の必殺技の前ではあっさりと吹き飛んだ
これにイナズマジャパンは動揺した。そしてその隙を逃さないナイツオブクィーンではなかった
ランス「エリック!」
バシューーーーン
エリック「任せろ!」
半田「通すかよ!」
ヒュン!ヒュン!ヒュン!
エリック「ウルトラムーン!」
グルン!
エリック「っ!」スタッ
マクスター『エリック!アクロバティックな必殺技で半田を抜き去った!』
エリック「フィリーーップ!」
バシューーーーン
フィリップ「っ!」ポスッ
綱海「うおおおおおっ!」ズザ---
フィリップ「…」ヒョイッ
マクスター『エリックからボールを受け取ったフィリップ、綱海のスライディングを難なく回避してイナズマジャパンゴールへ斬り込む!』
フィリップ「貰った!」
風丸「>>402」
シュンッ!
俺ももらったぜ(ボール取り)
シュンッ!
フィリップ「!?」
風丸「もらったぜ!」
風丸A「」
風丸B「」
エドガー「なにっ!?風丸が、3人だと!?」
風丸「分身ディフェンスV2」
マクスター『この試合からイナズマジャパンに合流した風丸が早速好プレー!』
レビン『監督の期待に早速応えた形となりましたね。しかも彼はスピード自慢のリベロ。イナズマジャパンはまず間違いなくカウンターを仕掛けてくるでしょうね』
風丸「アフロディ!」
バシューーーーン
アフロディ「>>404」
(凄いな風丸君、少し見ない間に更にレベルアップしている)
天馬君!風丸君!僕達のスピードで一気に上がるぞ!
アフロディ(凄いな風丸君、少し見ない間に更にレベルアップしている)
アフロディ「天馬君!風丸君!僕達のスピードで一気に上がるぞ!」
天馬「はい!」
半田「後ろは任せろ!」
壁山「思いっきり攻めてください!」
風丸「ああ!」
ゲーリー「うおおおおっ!」
アフロディ「…」チラッ
天馬「っ!」タッタッタッ
アフロディ「天馬君!」
バシューーーーン
エリック「バレバレだぜ!」
天馬「…」
ヒュウウウウン…
マクスター『あっとアフロディのパスは松風に届かなかった!これは連携ミスか!?』
ポール「ありがたく頂戴するよ」
エドガー「待て!罠だ!」
ポール「えっ?」ポスッ
「「「っ!」」」
風丸「分身ディフェンス!」
ポール「あっ!?」
風丸「剣城!」
剣城「はい!」
ランス「させない!」タッタッタッ
エッジ「っ!」タッタッタッ
さくら(剣城君が下がってくれた!チャンス!)タッタッタッ
風丸「ふっ!」
ヒュルルルルル…
剣城にディフェンス2人がマークに付いた、その隙を突いて風丸はループパスを選んだ
「「!?」」
コロコロ~
さくら「もーらいっ♪」ポスッ
マクスター『ボールは風丸から野咲へと渡った!イナズマジャパンこれは決定的なチャンスです!』
レビン『風丸からボールを受け取ろうと下がったように見せかけてディフェンスを誘導、空いたスペースにボールを蹴って野咲が拾う。エースストライカーの警戒を上手く利用した素晴らしい戦術ですね!』
さくら「>>406」
(なーんだ、イギリスって言ったって大したことないじゃない!このまままずは一点!)
さくら(なーんだ、イギリスって言ったって大したことないじゃない!このまままずは一点!)
マクスター『ナイツオブクィーン陣内を果敢に斬り込む野咲!依然フリーだ!』
アリーチェ「いけー!さくっちゃん!」
綱海「まずは1点だ!」
さくら「……ふふっ♪」
クルクルクルクル♪
さくら「それっ!」
ヒュウウウウウン!
さくらはペナルティエリアに突入直後に行動した
ボールが足に吸い付いているかのような華麗なテクニック、美しい身体の動き
鮮やかな回転、跳躍で周りを魅了した。そして…
さくら「マーメイド…スマッシュ!」
バシューーーーン
自身の身体の柔らかさを活かした新必殺技をイギリスのゴールへ向けて放った
マクスター『野咲の必殺シュートが炸裂!イナズマジャパン先制なるか!?』
マックイーン「ガラティーン」
ガラティーン、そう宣言すると同時に、マックイーンは右手を突き上げ拳から光の刃を生み出した
マックイーン「ふんっ!」
ドオオオオオンン!!!
マクスター『フレディ・マックイーンの光の刃が野咲の華麗な必殺技を一刀両断したああああああ!イナズマジャパン先制ならず!』
さくら「やーん……」
エドガー「>>408」
…見事な連携だ、非礼を詫びよう。
『全力でお相手する』と言っておきながら、どうやらまだ油断があったようだ。
エドガー「…見事な連携だ、非礼を詫びよう。『全力でお相手する』と言っておきながら、どうやらまだ油断があったようだ」
半田(正直油断してくれたままの方がやりやすかったんだけどな…ま、こうなったら仕方ない)
半田「…ここからが、本当の戦いだな」
エドガー「ああ。今度こそ全力で戦う!騎士の誇りにかけて!」
マクスター『前半から緊迫したゲーム展開となっています日本対イギリス、現在ボールを保持しているのはイギリスのキャプテン、エドガー・バルチナスです!』
半田「勝負だエドガー!」ザッ!
エドガー「来い!」
半田「っ!」サッ!ササッ!!
エドガー「っ!っ!?」トン…トン…
マクスター『両チームのキャプテンが激しい攻防、駆け引きを繰り広げている!』
エドガー(やるな。流石はここまで勝ち上がったチームのキャプテンというだけのことはある。いいディフェンスだ。だが!)クククッ
半田(右だ!)
エドガー「っ!」
ヒュウウウウウン!
マクスター『勝負を制したのはエドガーです!フェイントで半田をかわしました!』
エドガー「レディー!貴女のここまでの活躍に敬意を払い、私の全力をぶつける!受けてみよ!」
ヒュウウウウウン!
シュオオオオン!
エドガー「エクス…カリバー!」
ドオオオオオンン!!!
ひかり(来た!エクスカリバー!)
ひかり「はぁ…」シュウウウウ…
キュイイイイイン!
ひかり「クリスタルバリア!」
シュルルルルル!!
シュルルルルル…
カチーーーーン
ひかり「ふぅ…」
ゴトッ!
エドガーの持つ聖なる剣の力を纏ったボールは、完全に氷漬けになり重力に従い落ちた
マクスター『と、止めたああああああ!?なんとイナズマジャパンの守護神東!エドガーのエクスカリバーを止めましたああああああああ!』
観客A「嘘だろ。エドガーのエクスカリバーが負けた?」
観客B「エドガー様のシュートがあんな小娘に止められた?」
観客C「あ、ありえない…ありえませんわ!!」
マクスター『会場中がどよめいております!1回戦、依然として0-0!さあ、試合はいつ動くのか!?』
フィリップ「エドガー…」
エドガー「美しい」
フィリップ「え?」
エドガー「あれほど美しい必殺技は初めて見た」
エドガー「・・・サッカーにおいて、これほど魅せられたのは初めてだ」
フィリップ「…だけどこのまま終わる貴方じゃないでしょう?」
エドガー「勿論だ。全員に伝えろ。アブソリュートナイツを使う。強敵と戦うのではない、目の前の敵は最強だ。1秒さえ無駄には出来んぞ」
フィリップ「御意」
エドガー「…」タッタッタッ
「「「「っ!」」」」タッタッタッ
ひかり「え?」ポ-ン…ポ-ン…
マクスター『ナイツオブクィーンの選手達が全員自陣に戻ります』
エドガー「構えよ、ナイト達!」
「「「「…」」」」ザッ!
マクスター『おっと!?ナイツオブクィーンがフォーメーションを変えてきました!』
半田「な、なんだ?あのフォーメーションは?」
マクスター『イナズマジャパン、現在全選手が完全にフリーとなっております!東は誰にボールを託すか?』
ひかり「>>412」
キャプテン!
ひかり「キャプテン!」
ヒュルルルルル!
半田「よっし!」
「「「「…」」」」
半田(あくまでも切り込んで来いってことか。あからさまに誘ってやがるが……どうする?)
さくら「キャプテン!斬り込もう!」
綱海「動かないことには何にも始まんねえ!」
半田「…わかった!」
バシューーーーン
さくら「…任せて!」
エドガー「・・・」スッ
さくら「?」
エドガー「…行け!」
「「「っ!」」」タッタッタッ
さくら「うわっ!一気に!」
マクスター『ナイツオブクィーンの選手達が一斉に野咲に向かっていきます!』
さくら「>>414」
ちょっ!ご、ごめんキャプテン!(一度下げる)
さくら「ちょっ!ご、ごめんキャプテン!」バシュ
半田「っ!」
「「「っ!」」」ギュウウウウン
半田「っ!」クルッ
半田(まず1人…)
「っ!」
半田(2人…)サッ!
エリック「貰ったっ!」バシュ
半田「なっ!?」
マクスター『半田がボールを奪われてしまった!』
エドガー「ボールを持った相手に、次々と素早く襲いかかり攻撃を阻止する必殺タクティクス…」
エリック「これがアブソリュートナイツだ!」
バシューーーーン
壁山「しまったッス!」
ひかり「っ!」
ヒュウウウウウン!
ひかり「~~っ!」パシッ!
「「「「…」」」」
半田「またかよ…」
ひかり「キャプテン!」
ヒュルルルルル
半田「っ!」ポスッ
アフロディ「僕が行く!」
半田「わかった!」
バシューーーーン
エドガー「アブソリュートナイツ!」
「っ!」タッタッタッ
アフロディ「っ!」クルッ
「っ!」タッタッタッ
アフロディ「っ!」サッ
「っ!」
アフロディ「~~っ!」
ギュウウウウンン!!
アフロディ(よし!凌いdランス「ストーンプリズン!」
ドン!ドン!ドーーーン!
ドオオオオオンン!!!
アフロディ「うわあっ!」
ランス「フィリップ!」バシュ
フィリップ「うおらあ!」
バシューーーーン
ひかり「~っ!」ガシイイイッ!
フィリップからのボレーシュートもなんとか受け止める
バシュ
冴華「あっ!?」
バシュ
剣城「くっ!」
バシュ
マクスター『松風ボールを奪われた!イナズマジャパン、アブソリュートナイツの前に思うように前へ進むことが出来ません!』
天馬「しまった!」
フィリップ「はあああああっ!」
バシューーーーン
ひかり「っ!」ガシイイイッ!
ひかり「…ハァ、ハァ……」
半田(まずいな、この展開。アラブの火の鳥軍団との戦いを思い出すぜ…)
ひかり「ハァ……ハァ……」
アリーチェ「ひかり…」
さくら「キャプテン!なんか打開策はないの!?」
半田「天馬ですら、ボールを取られるんだ・・・あんなの、地上じゃどうにもなんねえよ」
天馬「地上では?」
さくら「もしかしてキャプテン!」
半田「ああ。やるんだ。ルート・オブ・スカイ!」
天馬「>>418」
(彼等から託されたこのタクティクス、必ず成功させる!)
天馬(彼等から託されたこのタクティクス、必ず成功させる!)
半田「ひかり!ボールを俺に!」
ひかり「キャプテン!」
ヒュルルルルル
マクスター『おおっと!東がボールを高い位置に投げます!』
エドガー(何をするつもりだ?)
半田「必殺タクティクス!ルート・オブ・スカイ!」
ヒュウウウウウン!
半田「野咲!」
バシューーーーン
さくら「はい!」ポスッ
エドガー「まさか!空中でパスを繋ぐ気か!?」
さくら「天馬君!」
バシューーーーン
半田(ま、今の俺らじゃ2.3回のパスが限界だ。けどそれだけあれば)
天馬(剣城に回せる!)
バシューーーーン
剣城「ふっ!」
ヒュウウウウウン!
ランス「ストーンプリズン!」
ドン!ドン!ドーーーン!
ドオオオオオンン!!!
剣城「フッ…」
ランス「くっ!届かないか!」
バサァァァァ
剣城「デビルバースト!」
バシューーーーン
マクスター『なんと剣城!自陣から必殺シュートだあああああ!』
レビン『アジア予選決勝ではセンターサークルから打って得点したこともありますからね。今回はセンターサークルよりやや遠い位置からですが、これが決まれば面白いですよ』
マックイーン「ガラティーン」
ジジジジジ!!
マックイーン「ふんっ!」
キィィィン!
マックイーン「なっ!?我が刃が折れた!?」
ズバーン!
マクスター『ゴール!前半終了間際、遂に試合が動きました!先制点はイナズマジャパン!悪魔の力を纏ったボールが光の刃を打ち砕いた!』
剣城「フッ…」
さくら「>>420」
流石剣城くん!世界初得点だね!
さくら「流石剣城くん!世界初得点だね!」
パァン☆
剣城とさくらはハイタッチをかわした
マクスター『レビンさん、イナズマジャパンは無謀な賭けでしたがなんとか先制しましたね』
レビン『ええ。しかしその無謀と思える状況でも僅かな可能性さえ引き寄せる。エースストライカーとはそういうものです』
マクスター『なるほど』
半田「よっし!剣城が点取ってくれたんだ。後半に向けて気持ちいいスタート切れるよう、ここを守るぞ!」
「「「「おおお!」」」」
誰もが1点のリードを守る為に気を引き締めて『ようとした』
しかし前半は残り2分、まさか僅か2分で戦局が変わるだろうかと、ほんの一瞬だけ油断してしまっていた
そしてこの後、その緩みが大きな間違いであったことを知らされることとなる…
エドガー「ボールを私に」
フィリップ「わかっている。あれだな」
エドガー「エリック、ゲーリー。サポートを頼む」
「「任せろ」」
ピ----
フィリップ「っ!」ポ-ン
エドガー「必殺タクティクス!」
「「「「!?」」」」
ギュウウウウンン!!
エドガー「無敵の槍!」
ドオオオオオンン!!!
剣城「ぐわあっ!」
冴華「きゃあっ!」
ドオオオオオンン!!!
天馬・半田「「うわあああああああ!!」」
アフロディ「天馬君!半田君!」
さくら「なっ!?何が起きたの!?」
マクスター『1点を奪われたナイツオブクィーン!キックオフと同時に中央突破!まるで騎士の槍のようにイナズマジャパンの選手達を突き破って行きます!』
壁山「と、通さないッス!だあああああっ!!!!」
ドーーーーーーン!!
壁山「ザ・マウンテン!!」ゴゴゴゴゴ
ドゴオオオオオオン!!!
壁山「ぐわあああああっ!!」
「「「うわあああああ!」」」
マクスター『壁山が必殺技で止めに入るもまるでそこに山などなかったかのようにあっさりと突き破る!フォローに入った残りのDFも全員吹き飛ばした!』
綱海「と、止められねぇ…」
アリーチェ「あんなのアリ!?」
わあああああああああ!!
風丸「おいおい、剣城達がさっき黙らせた観客が…また勢いよく応援し始めたぞ…」
マクスター『イナズマジャパンは残すところキーパーの東のみとなった!ナイツオブクィーン前半の内に同点に追いつけるか!?』
エドガー「ここまで来たならば、こちらの技でお相手しよう!」
クルッ!
エドガー「パラディン!ストライクっ!」
ギュオオオオオン!
キュイイイイイン!
ひかり「クリスタルバリア!」
カチーーーーン
ゴトッ!
観客達「「「「おー…」」」」
観客達「「「「あー…」」」」
マクスター『エドガーのもう1つの必殺シュートパラディンストライクも東には届きませんでした!ナイツオブクィーン同点ならず!』
ピッ!ピ----!
マクスター『ここでホイッスルが鳴ります。FFIは1回戦からまさかの大番狂い!イナズマジャパン対ナイツオブクィーンの一戦、イナズマジャパンのリードというまさかの展開で前半終了です!』
エドガー「…お見事」
ひかり「どんな戦術や技が来ても、私のやることは変わらないので」
エドガー「>>424」
でも、後半は絶対に
君の牙城を切り崩す!
それが君のサッカーというわけか、それもまた美しい
あぁそれと、アイシングはしっかりすることをお勧めしますよ
手と足が震えていますよ
エドガー「でも、後半は絶対に貴女の牙城を切り崩す!」
ひかり「…」
エドガー「後半を楽しみに待っていてください」
そう宣言してエドガーは去っていった
そしてひかりは…
ひかり(怖いなぁ…)ズ---ン
内心怯えていた
半田「ひかり、一旦引き上げるぞ」
ひかり「あ、はい…」
【ミーティングルーム】
趙金雲「うおーっほっほっほ!皆さん、前半戦はご苦労様でした」
趙金雲「特に半田君、ルート・オブ・スカイを指示したタイミングは完璧でしたね」
半田「…なんだよ急に。なんか気持ち悪いな」
趙金雲「えええっ!?そんなー!監督としてキャプテンの頑張りを褒めただけで気持ち悪がられるとは…素直にショックでーす……」
半田「>>427」
【ミーティングルーム】
趙金雲「うおーっほっほっほ!皆さん、前半戦はご苦労様でした」
趙金雲「特に半田君、ルート・オブ・スカイを指示したタイミングは完璧でしたね」
半田「…なんだよ急に。なんか気持ち悪いな」
趙金雲「えええっ!?そんなー!監督としてキャプテンの頑張りを褒めただけで気持ち悪がられるとは…素直にショックでーす……」
半田「>>429」
どうせこれから厳しい事態になるから今のうちに優しくしておこうとかそういうことだろ
半田「どうせこれから厳しい事態になるから今のうちに優しくしておこうとかそういうことだろ」
趙金雲「…まあ、厳しい事態になるというのは間違い無いですね」
風丸「前半最後のプレー、ですね?」
趙金雲「はい。1点こそリードしていますがそれと引き換えに、流れを相手に渡してしまいました」
半田「…正直、ルート・オブ・スカイだって何度も使える代物じゃないしその上であのタクティクスの攻略法も見つけなきゃなんない。しかも」
風丸「イギリスはまだ手札を隠している可能性が高い」
半田「現時点でのイギリスの戦術にも手を焼いてるのに次のまだ見たことのない手にも備えないといけない…」
アツヤ「状況は良くないな。唯一の救いが1点をリードしてるってことか」
アフロディ「けどあのイギリスがリードを許したまま終わらせてくれるとは思えない」
ひかり「…」
趙金雲「・・・後半、メンバーは変えません。フォーメーションもそのままで行きます」
半田「今は勝ってるから下手に動く必要はない…ということですね?」
趙金雲「はい」
不安要素を残しながらもなんとか前半を凌いだイナズマジャパン
後半はどんな戦いを見せるのか?
次回、後半戦キックオフ!
今回はここまで
初戦から露骨なまでに観客に見放されてますが、それでも懸命に喰らい付いて前半をリードする形で終了しました
何気にリードして折り返したのはこれが初めてな気がする…
そしてここからは恒例のアンケート
朝からイナズマジャパンにメンバーの補強をして欲しいと色んな方からレスをいただきました
しかし>>397でも言ったように、メンバーの補強は考えていません
考えていませんでした…が!メンバーの補強が必要かどうかアンケートを取ります
あくまでも補強の必要性を聞くだけなので、○○を加入させて欲しいといった意見は遠慮していただければなと思います
ではまた次回!
乙
>>1が考えてないというなら補強はしなくていいと思う
枠空けとく理由が無いし出来るんなら入れた方が良いんじゃないかと
ギャラクシーでも空いてる分埋めとかない理由はよく分からなかったな
後宇宙で化身やミキシ使わない理由も
枠空けとくよりは枠埋めて世宇子戦やジェミニ戦並みに全員ボロボロにする方が必死感や総力戦感はある
~~~ナイツオブクィーン~~~
GK・・・・・ マックイーン
DF・エッジ・ランス・デービッド・ジョニー
MF・ビート・エリック・ゲーリー・マイキー
FW・・・フィリップ・エドガー
~~~イナズマジャパン~~~
FW・・・・・・剣城・冴華
MF・さくら・・・天馬・・・・アフロディ
MF・・・・・・・半田
DF・・綱海・・風丸・壁山・・アリーチェ
GK・・・・・・・ひかり
【後半戦】
マクスター『ナイツオブクィーンは後半はMFを2枚交代、ポール・アップルトンに代わりビート・スマッシュが、ピーター・コールに代わりマイキー・リチャーズがポジションに着きます』
マクスター『対してイナズマジャパンは交代がありません!』
レビン『イナズマジャパンは控えが1人しか居ませんからね、そう簡単に交代は出来ないでしょう』
マクスター『あー、なるほど』
マクスター『さあ、後半戦はナイツオブクィーンからのキックオフ…ですが……』
半田「なんだ、あのフォーメーション…」
風丸「フィリップ以外の全員が…ペナルティエリアに居るだと!?」
アリーチェ「何企んでるの…?」
ピ---
マクスター『ホイッスルが鳴った!後半戦のスタートです!』
フィリップ「っ!」
バシューーーーン
フィリップ「さて、俺はサイドに避難するか」
マクスター『フィリップ・オーウェン、ボールを蹴ると同時にサイドへ走り出した!』
半田(一体何を…!?)
ヒュルルルルル
エドガー「受けてみよ。聖なる剣の本当の力を!」
ヒュウウウウウン!
シュオオオオン!
エドガー「エクス…カリバー!」
ドオオオオオンン!!!
半田「エクスカリバー!?」
風丸「馬鹿な!」
綱海「なんでわざわざあんな遠くから打つんだよ!」
マクスター『これは驚きです!後半開始早々エドガーがペナルティエリアからエクスカリバーを撃ちます!』
冴華(大丈夫だ。最初のエクスカリバーも止めたんだ。あれだけ遠くから打ったエクスカリバーの威力なら・・・えっ!?)
ギュオオオオオオオンンン!!
冴華「嘘…なにこの威力!」
ドオオオオオンン!!!
冴華「きゃあっ!」
ドオオオオオンン!!!
天馬・半田「「うわあああああっ!」」
壁山「だっ、だあああああっ!!!!」
ドーーーーーーン!!
壁山「ザ・マウンテン!!」ゴゴゴゴゴ
ドゴオオオオオオン!!!
壁山「ぐわあああああっ!!」
キュイイイイイン!
ひかり「クリスタルバリア!」
ドオオオオオンン!!!
ひかり「うっ、ううっ…!」ジリッ
シュルルルルル!!
パリーーーーン
ひかり「!?」
ズバーン!
マクスター『決まったああああああ!ナイツオブクィーン!後半開始から僅か1分程で同点に追いついたああああああ!!』
観客A「エドガーーーー!!」
観客B「きゃーーー!エドガー様ああああああ!!」
観客C「素敵いいい!!流石ですわああああああ!!」
わあああああああ!!
レビン『なるほど、エクスカリバーは遠くから打った方が威力が上がるシュートみたいですね』
ひかり(重たい…これが、本当のエクスカリバー……)
壁山「>>440」
と、遠くから打った方が強いなんて…そんな反則じみたシュートどうやって止めればいいんスか…
壁山「と、遠くから打った方が強いなんて…そんな反則じみたシュートどうやって止めればいいんスか…」
半田「競り合いには無敵の槍、遠距離攻撃がエクスカリバー……ナイツオブクィーンは守りのチームなんかじゃないぞ」
風丸「ああ。彼らは間違いなく、攻めの方を得意としている!」
半田(くそ!後半に手札切ってくるのを、わかっていた気になっていた自分が恥ずかしい!完全に、完全に流れを持ってかれた!)
審判「~っ!」ピ---
マクスター『おっと、イナズマジャパンはここで選手の交代を行うようです』
~イナズマジャパンベンチ~
葵「と、遠くから打った方が強いシュート!?そ、そんなの…どうすれば……」
趙金雲「吹雪君!試合に出られますか!?」
アツヤ「元よりアップは済んでるぜ」
趙金雲「…正直計算外でした。まさか、エクスカリバーにあんな秘密があったとは…」
秋(監督…冷や汗が凄い。こんな監督、初めて見た……)
~~~ナイツオブクィーン~~~
GK・・・・・ マックイーン
DF・エッジ・ランス・デービッド・ジョニー
MF・ビート・エリック・ゲーリー・マイキー
FW・・・フィリップ・エドガー
~~~イナズマジャパン~~~
FW・・・・・・剣城・冴華
MF・・吹雪・・・天馬・・・・アフロディ
MF・・・・・・・半田
DF・・綱海・・風丸・壁山・・アリーチェ
GK・・・・・・・ひかり
マクスター『イナズマジャパン、ここで選手交代を決断!野咲に代えて背番号18番吹雪アツヤを投入!』
さくら「あんなの見せられたら仕方ないよね。吹雪君、後お願い」
アツヤ「ああ」
さくらとアツヤはハイタッチを交わした
半田「…監督はなんて?」
アツヤ「何にも」
半田「え?」
アツヤ「この交代も後手みてーなもんだ」
半田「>>445」
監督ですら計算外か…こりゃ本格的にマズいな…
…けどなんでだろうな…俺、いますげぇワクワクしてんだよ
半田「監督ですら計算外か…こりゃ本格的にマズいな…」
「「「「…」」」」
半田「…けどなんでだろうな…俺、いますげぇワクワクしてんだよ」
アリーチェ「え?」
半田「正直今までと比べるまでもなくこの試合が1番キツイ。2点ビハインド背負ってたロシア戦より、今の方がキツイ。けどそれと同じだけ今この瞬間が楽しくて仕方ないんだよ」
天馬「キャプテン…」
アフロディ「>>447」
(…円堂君、君の心は、魂は、ちゃんと引き継がれているようだね)
…僕も同感だよ、キャプテン
この流れ、この状況…ひっくり返せたら痛快だろうね
アフロディ(…円堂君、君の心は、魂は、ちゃんと引き継がれているようだね)
アフロディ「…僕も同感だよ、キャプテン。この流れ、この状況…ひっくり返せたら痛快だろうね」
天馬「やりましょうキャプテン!」
アリーチェ「まだ負けたわけじゃないのにネガティブ過ぎたかも。よーし、このピンチを楽しむぞー!」
エドガー「必殺タクティクス!アブソリュートナイツ!」
「「「「…」」」」ザッ
マクスター『ナイツオブクィーン、キックオフの前からアブソリュートナイツのフォーメーションを組んでいます』
半田(やっぱバレてるよな。ルート・オブ・スカイの限界)
ピ----
冴華「っ!」
バシューーーーン
エドガー「行け!ナイト達!」
「「「っ!」」」タッタッタッ
天馬「>>450」
1人じゃ無理でも3人なら!
吹雪さん!アフロさん!
天馬「1人じゃ無理でも3人なら!吹雪さん!アフロさん!」
エドガー「!」
マクスター『なんだこの攻撃は?松風、アフロディ、吹雪が縦一列に並んで攻め上がる!』
「っ!」タッタッタッ
天馬「アフロさん!」ポンッ
アフロディ「っ!」ポスッ
「!?」
「っ!」
アフロディ「…」ポンッ
アツヤ「へへっ、もーらい」
ギュウウウウンン!!
レビン『なるほど、後ろに居る味方にパスを繋ぐことで目標を分散させる戦術ですか。考えましたね』
デービッド「このっ!」タッタッタッ
アツヤ「一気に行くぜ!」
グルン!グルン!グルン!グルン!
アツヤ「ホワイトブレード」パチン
ヒュンッ!
デービッド「うおっ!?」
マクスター『アブソリュートナイツを潜り抜けて吹雪がマックイーンと1対1になった!』
アツヤ「>>452」
吹き荒れろ!
アツヤ「吹き荒れろ!」
ビュオオオオオオ
アツヤ「エターナルっ!ブリザァァァァドっ!!」
ギュオオオオオン!
マックイーン「ガラティーン」
ジジジジジ!!
マックイーン「ふんっ!」
ドオオオオオンン!!!
マクスター『ナイツオブクィーンの守護神フレディ・マックイーン。ここはナイスセーブです!』
アツヤ「チッ…!」
天馬「ああ、惜しい!」
マックイーン「エドガー!」
バシューーーーン
半田「しまった!カウンター警戒!」
マクスター『マックイーンのパンドキック!ボールはエドガーに届くか!?』
綱海「うおおおおおっ!」ポスッ
エドガー「!」
ザバ----ン!!!
綱海「ツナミブースト!」
シュウウウウウウンン!!
審判「っ!」ピッ
マクスター『おっと綱海の必殺シュート!しかしこれは大きく外れた!』
エドガー(なるほど外してきたか。いい判断だ)
半田「>>454」
・・・くっ!(まだ後半始まったばかりだっていうのに足が重い!他のみんなは!?)
半田「・・・くっ!」
半田(まだ後半始まったばかりだっていうのに足が重い!他のみんなは!?)
壁山「ハァ…ハァ……」
綱海「くそっ!きちぃな……」
半田(交代したばかりの吹雪はともかく、他の皆は消耗が大きい)
ひかり「……ふぅ」
半田(とくにひかりへの負担が大きすぎる。なんとか打開策を見つけないと!)
その後も膠着したゲーム展開は続いた
冴華「はあっ!」
バシューーーーン
マックイーン「ガラティーン」
ジジジジジ!!
マックイーン「ふんっ!」
ドオオオオオンン!!!
マクスター『さあ、後半戦も残すところ後半分となりました。次の1点を取るのはイナズマジャパンか!?それともナイツオブクィーンか!?』
ナイツオブクィーン!ナイツオブクィーン!
エドガー(この応援を背負っているんだ。負けられない!)
マクスター『あっとここでFWのエドガーが下がってきた!』
半田「不味い!エドガーにだけはボールを渡すな!」
剣城「っ!」
天馬「っ!」
マックイーン「エドガー!」
ヒュルルルルル
剣城と天馬はエドガーに向かって走り出す。しかし一歩遅かった
マックイーンの投げたボールはエドガーに届いてしまった
エドガー「>>457」
チェックメイトだ!
チェックメイト…あっ(察し)
エドガー「チェックメイトだ!」
ヒュウウウウウン!
シュオオオオン!
エドガー「エクス…カリバー!」
ドオオオオオンン!!!
観客B「きゃあああああああ!!」
観客C「これで勝ち越しですわああああああああああああああああああ!!!!」
マクスター『エドガーの超ロングエクスカリバーが炸裂したああ!ナイツオブクィーンこれで勝ち越しなるか!?』
壁山「だっ、だあああああっ!!!!」
ドーーーーーーン!!
壁山「ザ・マウンテン!!」ゴゴゴゴゴ
ドゴオオオオオオン!!!
壁山「ぐわあああああっ!!」
キュイイイイイン!
ひかり「クリスタルバリア!」
ドオオオオオンン!!!
ひかり「うっ、ううっ…!」ジリッ
シュルルルルル!!
シュルルルルル…
パリーーーーン
ひかり(駄目…止められないっ!)
アツヤ「うおおおおおっ!!」
グルン!グルン!グルン!
アツヤ「ひっさああああつ!クマゴロシ!」
ヒュルルルルル…
アツヤ「~~っ、はーーー…」
マクスター『と、止めた!止めた!止めましたああああ!!イナズマジャパン!なんと、3人がかりでゴールを守りました!』
フィリップ「なんだと!?」
アツヤ「おチビ!無事か!?」
ひかり「はい。ありがとう吹雪先輩…」
アツヤ「>>460」
気にすんな、後輩にばかり無理させねぇよ
アツヤ「気にすんな、後輩にばかり無理させねぇよ」
半田「…よし!反撃するぞ!」
「「「「おう!」」」」
ひかり「アリーチェ…」
ヒュルルルルル
アリーチェ「よっと!」ポス
半田(アブソリュートナイツは完全に崩れてる。攻め込むならここだ!)
半田「天馬にパスだ!」
アリーチェ「はい!」
バシューーーーン
天馬「っ!」ポスッ
エリック・ゲーリー「「行かせるかよ!」」
天馬「アグレッシブビート!」
ギュオン!ギュオン!ギュオン!
ピーーーーーー
「「ぐわあっ!」」
アフロディ「こっちだ!」
天馬「お願いします!」
バシューーーーン
アフロディ「っ!」ポスッ
マクスター『イナズマジャパン!ボールがアフロディに渡った!』
エドガー「私が相手だ!」
マクスター『おっとゴール前にはエドガーが立ち塞がります!』
アフロディ「>>462」
(誰が立ち塞がろうと関係ない!これで決める!)
アフロディ(誰が立ち塞がろうと関係ない!これで決める!)
バサァァァァ
アフロディ「真!ゴッドノウズ!!」
ギューーーーーーン
マクスター『アフロディが必殺シュートを放った!しかしエドガーは一歩も引かない!』
レビン『恐らく、あのシュートを打ち返すつもりでしょう。2つの技の相乗効果に加え、エクスカリバーが元々持っている遠くから打った方が威力が上がるという特性を合わせた究極のシュートで勝ち越しを狙っているんだと思いますよ?』
エドガー「はあっ!」
ヒュウウウウウン!
シュオオオオン!
エドガー「エクス…カリバー!」
ギュイイイイン!
エドガー「ぐっ!」
ギューーーーーーン
エドガー「私は…私は……負けないっ!」
ドオオオオオンン!!!
アフロディ「!?」
マクスター『なんと打ち返したああああああああ!!真ゴッドノウズをも吸収したエドガー渾身のエクスカリバーだあああああああああ!!』
壁山(と、止めなきゃ!で、でも…足が……)
エクスカリバーの威力を軽減するためにシュートブロックに入らなければならない
頭ではわかっていたことだが体が言うことを聞かなかった
恐怖による震えか、はたまた疲労による震えなのか、あるいは両方か?
今の壁山はもう動かなかった
もう駄目だと諦めかけた、その時だった
ビュオオオオオ~…
風丸「エアーバレット!」
バシュン!
風丸「エアーバレット!」
バシュン!
シュルルルルル…
綱海「エクスカリバーの威力が!」
アリーチェ「弱まった!」
ひかり「!」
ひかり(これなら、止められる…!)
キュイイイイイン!
ひかり「クリスタルバリア!」
カチーーーーン
ゴトッ!
マクスター『なんと!イナズマジャパンがまたしてもピンチを凌いだああああああ!!』
エドガー「不味い!守りを固めろ!」
半田「風丸!天馬!修正は出来てるんだよな!」
「「!」」
風丸「っ!」タッタッタッ
天馬「っ!」タッタッタッ
ひかり「キャプテン!」
ヒュルルルルル!
半田(天馬と風丸が走り込んで合流出来る中央点…あそこだ!)
半田「行けええええっ!」
バシューーーーン
風丸「天馬ああああ!!」
天馬「はいっ!」
バシュ---ン
鳥「ピィィィ!!」
風丸「ふっ!」
天馬「たあっ!!」
ボオオオオッ!
「「炎の風見鶏!V2!」」
風見鶏「ピイイイイイ!!」
半田「本当に修正してやがった!」
壁山「それどころか、パワーアップしてるッス!」
マクスター『風丸と松風の超ロングシュートだ!イナズマジャパン勝ち越しなるか!?』
マックイーン「ゴールは割らせん!ガラティーン!」
ジジジジジ!!
マックイーン「ふんっ!」
ドオオオオオンン!!!
マックイーン「うおおおおおっ!」
キィィィン!
マックイーン「!?」
ズバーン!
観客達「「「「」」」」
満員の観客席が一瞬、時が止まったように静かになった
この場の誰もが、目の前の展開を理解するのに時間が掛かった
風丸「うおおおおっ!」
天馬「やった!やりましたよ風丸先輩!」
風丸「ああ!」
イナズマジャパンの喜ぶ姿を見て、ようやく理解した
イナズマジャパンが、再びナイツオブクィーンにリードしている事実を
観客A「嘘、だろ…」
観客B「エドガー様が…負ける?」
風丸「>>466」
気を抜くなよ!まだ試合は終わってないぞ!
風丸「気を抜くなよ!まだ試合は終わってないぞ!」
天馬「はい!」
半田「よっしゃー!何がなんでもこのリードを守るぞ!」
「「「「おおおお!」」」」
エドガー「…やられたな」ヨロッ
フィリップ「ああ…」
エドガー「…だがまだ終わりではない!最後の最後まで死力を尽くす!いいな!」
「「「「はいっ!」」」」
天馬「アグレッシブビート!」
ピーーーーーー
ランス「ストーンプリズン!」
ドン!ドン!ドーーーン!
ドオオオオオンン!!!
剣城「うわっ!」
ヒュン!ヒュン!ヒュン!
エリック「ウルトラムーン!」
グルン!
エリック「っ!」スタッ
両チームともに最後の1秒まで全力でぶつかった
お互いに自分達の全てを尽くして…ついにその時がやってきた
ピッ!ピッ!ピ----
マクスター『ここで試合終了のホイッスル!FFIAグループ1回戦の試合は2-1でイナズマジャパンの勝利で幕を閉じます!』
わあああああああああ!!
ナイツオブクィーン!!
観客A「負けたけど、いい試合だったぞ!」
観客B「エドガー様!次こそ試合に勝って!」
観客C「まだ1敗!決勝トーナメントへの道はまだ閉ざされてませんわ!」
パチパチパチパチ!!
半田「…結局、最後までアウェーは変わんねえのな」
風丸「それだけナイツオブクィーンが、本気で愛されているということだろう」
半田「…」
エドガー「完敗でした。ですが、我々は決勝トーナメントへの道を諦めていません。次は、決勝でリベンジします」
ひかり「>>470」
あ、あはは、はい…(出来れば色んな意味でもう会いたくない…)
ひかり「あ、あはは、はい…」
ひかり(出来れば色んな意味でもう会いたくない…)
エドガー「名残り惜しいですが、レディー。ここでお別れとしましょう。次に会う時は、決勝の舞台で。では」
そう宣言すると、エドガーを始めナイツオブクィーンの選手は全員ロッカールームへと引き上げた
こんなキザに去っていったエドガーだが、試合後はちゃっかり冴華とデートしていた
FFI本戦の大事な初戦を制したイナズマジャパン
しかしまだ、戦いは始まったばかりだ!!
今回はここまで
>>213のような成績って試合終わりに逐一記録を載せた方がいいですか?それともアジア予選のように本戦終わりまで取っておいた方がいいですか?
少しアンケートを取ってみます
因みに>>431のアンケートは次回まで募集します
ではまた次回お会いしましょう!
乙
デートのお誘い了承してたんか冴華ぇ…
メンバーの補強はシナリオを崩壊させない程度ならありだと思います
リザルトも負担にならない範囲でよろしければあるとそれっぽくてありだと思います
乙
成績は出来るのなら更新して欲しい
そしてメンバー補強も欲しいところ
ってか、そもそもベンチは何人まで入れれる設定ですか?
>>474
特に人数は考えてませんが、あんまりいっぱい居ても活躍させられるかわからないので…
後から復帰予定の円堂含んだら後1人か2人くらいかな?
円堂を削ってでもというならギリギリ3人?
了解しました
この展開で円堂削るのはいやだなぁ…
とりあえずアンケートは引き続き募集します。その際に円堂の復帰を有りか無しかによって補強の人数が変わります
円堂を復帰させたい場合は復帰させたいと、円堂を削ってでも3人入れたいと思うなら復帰なしとはっきりいただけたら幸いです
そして改めて、円堂以外の○○を加入させて欲しいといった意見はまだ遠慮していただければなと思います
では改めて、円堂復帰ありでの補強を希望します
乙
この試合半田どうした!?ってくらい戦術冴えててビビった
円堂復帰ありで補強あり
そもそも円堂が復帰できるか分からないようにしてドキドキさせてほしかったけど
後記録も逐一更新してくれると嬉しいな
>>481
元々その予定だったのを補強補強うるさい人達に予定狂わされたんじゃないかな?
円堂復帰以外は別に補強なくてもいい
円堂復帰ありで補強あり
サッカーって何人控え入れれるんだっけ?
【FFI本戦シュート成績】
剣城 1得点
デビルバースト(1-1)
風丸 1得点
炎の風見鶏V2(1-1)
さくら 0得点
マーメイドスマッシュ(1-0)
アツヤ 0得点
エターナルブリザード(1-0)
綱海 0得点
ツナミブースト(1-0)
冴華 0得点
ノーマル(1-0)
アフロディ 0得点
真ゴッドノウズ(1-0)
【FFI本戦敵サイドシュート成績】
エドガー 1得点
エクスカリバー(4-1)
パラディンストライク(1-0)
エリック 0得点
ノーマル(1-0)
フィリップ 0得点
ノーマル(2-0)
【FFI本戦キーパー成績】
ひかり 1失点
クリスタルバリア(5-1)
ノーマル(3-0)
マックイーン 2失点
ガラティーン(5-2)
【FFI本戦アシスト成績】
天馬 2アシスト
炎の風見鶏 1アシスト
パス 1アシスト
半田 2アシスト
パス 2アシスト
さくら 1アシスト
パス 1アシスト
イギリス戦で最初に発動したルート・オブ・スカイでパスを繋いだ3人ともにアシストを記録しています
ナイツオブクィーンとの激戦から翌日、イナズマジャパンは次の試合に向けて特訓を行なっていた
風丸「半田!」
半田「おう!」
風丸「イナズマ…」
半田「1号!」
バシューーーーン
ガシャン!!
半田「駄目だ…タイミングが合わねぇ…」
風丸「もう一度行くぞ!」
半田「ああ!」
ザバ----ン!!!
綱海「おおおおおお!!」
ギュウウン!
綱海「ザ・タイフーン!」グルグルグルグル
シュウウウウウウンン!!
キュイイイイイン!
ひかり「クリスタルバリア!」
シュルルルルル!!
シュルルルルル…
ひかり「!?」ヨロッ
ズバーン!!
ひかり「~~っ」ドサッ
アリーチェ「ひかり!?」
綱海「おい、どうした!?」
ひかり「いえ、何も…大丈夫……」
アリーチェ「何も…って、本当に何もないの?」
ひかり「なんだろ。強いて言うなら、足が…重い……」
「「「「!」」」」
ひかり「でも…キーパーは私しか居ないし、休めないよ……」
アリーチェ「>>491」
・・・実は私も足とか色々痛いんだよね…
もしかして他のみんなもどっか故障してたりして?
アリーチェ「・・・実は私も足とか色々痛いんだよね…もしかして他のみんなもどっか故障してたりして?」
天馬「っ!」
ギュウウウウンン!!
天馬「らあっ!」バシュ
ズバーン!
天馬「・・・どうしたの壁山?いつもより動きが鈍いよ?」
壁山「す、すみません…」
葵「昨日のあの激戦の後だもん。皆疲れて当然よ」
天馬「そっか…まあそうだよね」
葵「天馬は大丈夫なの?」
天馬「うん。俺はね。キャプテンや風丸さんだってあんなに活躍しても頑張ってるんだし、若い俺が先にバテる訳にもいかないよ!」
趙金雲(うーむ…皆さん予想以上に消耗していますね。もしかしたら、12人だけでは決勝ラウンドまで進めないかもしれません……)
趙金雲「……半田君。私は急用が出来たので後のことは任せて貰っていいですか?」
半田「・・・了解」
【海の見える練習場】
皆が特訓している頃、監督から許可を貰いこっちで練習している2人の選手が居た
剣城「でえりゃあ!」
アフロディ「はああああっ!」
ズバーン!!
剣城「はぁ………」
アフロディ「…やるよ。プロジェクト・ゼロ!」
剣城「はい!」
ウォーミングアップ、柔軟、筋力トレーニング、技のレベル上げなど自分の分の特訓を行なってからプロジェクト・ゼロに取り組んだ
「「うおおおおっ!」」
ガコーーーーン!!
「「うおおおおおっ!」」
ガコーーーーン!!
葵「剣城君、アフロさー・・・んっ!?」
剣城「…よう」
アフロディ「なに…どうか、した……?」
葵「>>494」
どうかしたって聞きたいのはこっちの方よ!?
二人までこんなぼろぼろになってるなんて…
葵「どうかしたって聞きたいのはこっちの方ですよ!? 二人までこんなぼろぼろになってるなんて…」
剣城「…気にするな」
アフロディ「少し休んだら、またすぐ…特訓出来る……」
葵「そんなボロボロの身体で無理したって故障しますよ!今日はもう休みましょう?ね?」
アフロディ「…確かにいい時間かもね」
葵「ホッ…」
アフロディ「特訓は、お昼食べてからでいいかもね…」スクッ
剣城「…そうですね」ヨロッ
葵「ちっがーーーーーうっ!!」
葵の心配を他所にこの後も彼らはプロジェクト・ゼロ遂行のために特訓を重ねた
昼休憩を挟んで午後の特訓を始めた
葵「もう知りません!」ムッス---
秋「あ、あはは…」
ひかり「キャッチの構えは」
天馬「うんうん」
半田「…なんで天馬がキーパーのユニ着てんだ?」
秋「あ、半田君。お昼休みに天馬がね、万が一の時に備えてキーパーもできるようになっておきたいって東さんに指導を頼んだみたいなの」
半田「>>497」
そうか…確かに、今後あの威力のシュート撃たれるってなると万が一の為に控えキーパーはいるよな…
天馬がキーパーになった時の戦術考えとかねぇと…
世界相手に付け焼き刃のキーパーじゃどうしようもないだろ
(他のチームもイギリスと互角かそれ以上の実力と仮定するとこれから先も次の試合までに完全回復出来ることはまず無いだろう)
(次の2回戦で勝っておかないともう三回戦四回戦で勝利出来る力はうちには無い)
半田「そうか…確かに、今後あの威力のシュート撃たれるってなると万が一の為に控えキーパーはいるよな…天馬がキーパーになった時の戦術考えとかねぇと…」
秋「…ふふっ」
半田「な、なんだよ急に笑って…」
秋「半田君、凄く頼もしくなったなって思っただけ」
半田「……そりゃどーも///」
アツヤ「はあっ!」
バシューーーーン
天馬「っ!」ガシッ!
綱海「うおおおっ!」
バシューーーーン
天馬「っ!」ガシッ!
冴華「やあっ!」
バシューーーーン
天馬「っ!」ガシッ!
アツヤ「やるじゃねえか天馬!」
綱海「反応はバッチリだな!」
天馬「ありがとうございます!」ペコリ
アツヤ「次は必殺技行くぜ!」
ひかり「え?それはまだ早いんじゃ?」
天馬「大丈夫!ボールのダメージを最小限に抑える動きなら心得てるから!」
天馬(後はそれをキーパーの動きに応用できれば、少なくともひかりほどじゃないけど2番手としてはそれなりに戦力になれる筈!)
アツヤ「>>500」
(ダブルヘッド・イーグルを身体で止めたような奴だ。手加減は一切しないぜ!)
アツヤ(ダブルヘッド・イーグルを身体で止めたような奴だ。手加減は一切しないぜ!)
ビュオオオオオオ
アツヤ「吹き荒れろ!エターナルっ!ブリザァァァァドっ!!」
ギュオオオオオン!
天馬「はああああああっ!!」
ドオオオオオンン!!!
【監督室】
趙金雲(彼ら12人の実力は申し分ないのですが、他の強豪と違い経験の浅い。思った以上に体力を消耗しているみたいですねぇ……)
趙金雲(・・・予定にはありませんでしたが、仕方ありません。ダメ元で今から色んな選手に声を掛けましょう。何人か集まればラッキーです)
趙金雲「さて、この急な要請に何人が応えてくれるんでしょうね?」
アルゼンチン戦から合流するキャラを決めて貰います
名前:
性別:
学年:
出身校:
ポジション:
容姿:
設定:
安価下から募集を始めます
そして最終的に誰を採用するかはこちらが判断します
今回はここまで
アンケートの結果、選手を補強することを決断しました
円堂も決勝ラウンドには復帰します
最終的に採用する人数は2人くらいかな、と思います
次回は新選手合流により特訓回が続きます
ではまた次回お会いしましょう!
乙
誰が仲間になるのか楽しみです
名前:鬼道有人
性別:男
学年:2
出身校:雷門
ポジション:MF(一応FWもできる)
容姿:原作と同じ
設定:代表に選ばれなかった悔しさをバネにして徹底的に鍛え直し各国のサッカーを研究することで以前とは比べ物にならないほどのゲームメイク力と実力を身につけた
ちなみに円堂にはサッカーの戦術やテクニック(ついでに学業)等の課題を残しておいてリハビリと勉強漬けの毎日を送らせている
名前:源田 幸次郎
性別:男
学年:2
出身校:帝国学園
ポジション:GK/DF
容姿:真・帝国学園時の源田
設定: 代表選考に漏れた後、夏休みを利用してアフリカに修行に出る
影山の残した『もう一つの禁断の技』を、実際のアマゾンの野獣達と生活・修行する事で『一段階上の必殺技』に昇華して帰国
その後、趙金雲の緊急招集に応じ参戦した
アマゾンでの修行により、DFとしての素質も開花している
名前:瞬木 隼人
性別:男
学年:1
出身校:海王
ポジション:FW/MF/DF
容姿:ダーク瞬木(原作・サザナーラ戦後)
設定:この世界では『シード最速』の異名をもつ選手
シードになった理由は『報酬金で家族を養う為』だったが、フィフスセクターが壊滅した後国からの補償が出る事となった為完全に足を洗った
壊滅後もサッカーを続けており、『シード育成機関のある孤島』にて修行を重ねていた
その足の速さ・スタミナ、卓越した運動神経と適応力からKP以外のすべてのポジションに対応できる、
これは剣城・アフロディのシード2強の中で『自分がシードとしていかに存在価値を示せるか』を思案した結果である
名前:貴志部 大河
性別:男
学年:2
出身校:木戸川清修
ポジション:MF/DF
容姿:原作と同じ
設定:木戸川清修のキャプテンで、あの鬼道さえ文句なくNo.1と認めた天才
その天才の才能に驕ることなく努力を重ね、覚醒前とはいえ一度イナズマジャパンの選手たちを圧倒した
来年のFF優勝に向けてさらなる努力に励んでいたところに緊急招集を受けた
去年のリベンジ、という考えは微塵もなくチームの為に出来ることはなんでもやるという姿勢でチームを支える
名前:経流背 有珠
性別:男
学年:1
出身校:世宇子中学
ポジション:FW
容姿:原作と同じ
設定:世宇子中の1年で、シードの中でも将来の活躍が期待されていた逸材
フィフスセクターが解散してからはFFIで活躍するアフロディに刺激を受け、自分も日本代表になりたいと特訓を重ねた結果、代表入りのチャンスが転がり込んできた
割とシード時代からの知り合いが多かったのでチームにはすぐに馴染んだ
必殺技は『天空の刃』
新キャラの掘り下げに割く時間無さそうだしFFで出番あったキャラに入ってほしいところ
そんな遠回しな言い方せずに素直にアレオリのキャラ要らないって言ったら?
遠慮したつもりかもしれないけど却って嫌味にしかみえないよ
誰が加わるのやら
名前:豪炎寺修也
性別:男
学年:2
出身校:木戸川
ポジション:FW
容姿:原作と同じ
設定:沖縄で武者修行をしていたところに金雲から急遽召集を受けてチームに合流する
更に磨きがかかった実力と冷静さ判断力でチームを引っ張っていく
名前:染岡竜吾
性別:男
学年:2
出身校:雷門
ポジション:FW
容姿:原作と同じ
設定:自分に豪炎寺や天馬達ほどの才能が無いと分かっていて尚彼らを越えることを目指す努力の人
努力し続ける姿や逆境にも決して負けない精神力といった泥臭さを評価されチームに選ばれる
その姿勢はイナズマジャパンに選ばれても変わらず世界の強豪達に誰よりも闘争心を燃やしチームメイトのことも良き仲間として見ると同時に競うべきライバルとして切磋琢磨する
【ミーティングルーム】
アツヤ「全員揃ったな」
半田「なんだよ吹雪。話って…」
朝食を済ませたら全員でミーティングルームに集合するように、とアツヤが招集を掛けていた
アツヤ「…出来たらこれから話すことは誰にも話さず、来年のFFまでに取っておきたかったんだがそうも言ってられない状況だからな」
さくら「何その勿体ぶった話し方!」
アリーチェ「そうだよ焦らさず教えてよ!」
アツヤ「わーってる焦るな。出し惜しみはしねえよ」
アツヤ「…全員に集まって貰った理由。それはある必殺タクティクスに挑戦してもらう為だ」
「「「「必殺タクティクス!?」」」」
壁山「でも必殺タクティクスは前に意見がまとまらなくて頓挫した筈ッス…」
風丸「そうだったのか?」
半田「ああ。ルート・オブ・スカイは託されたけどオリジナルのタクティクスは企画からそもそも上手くいかなくてな…」
天馬「けどこうやって全員集めたってことは、吹雪さんにはタクティクスのアイディアがあるってことですね」
アツヤ「ああ。勿論だ」
ひかり「>>517」
でも新しい必殺タクティクスの練習までしてる余裕あるのかな…
今でもみんなキツいのにこれ以上負担増えたら試合の前に壊れちゃうかも…
ひかり「でも新しい必殺タクティクスの練習までしてる余裕あるのかな…今でもみんなキツいのにこれ以上負担増えたら試合の前に壊れちゃうかも…」
「「「「・・・」」」」
アツヤ「ま、最終的な判断は皆に任せるさ」
半田「…タクティクスの内容だけでも話してくれないか?」
アツヤ「いいぜ。このタクティクスの名は【絶対障壁】」
アツヤ「前に3人、後ろに2人、さらにその後ろに1人、6人でフォーメーションを組み氷山のような気を生み出して相手の進行を阻止する防御型の必殺タクティクスだ」
半田「防御型のタクティクス…」
アツヤ「ナイツオブクィーンの無敵の槍を見た時思ったのは『これと同等、あるいはそれ以上のタクティクスが来た時防ぐ術がなければ苦しい戦いを強いられるんじゃないか?』ってな」
アフロディ「>>519」
僕は賛成かな。絶対障壁
アフロディ「僕は賛成かな。絶対障壁」
半田「アフロディ…」
アフロディ「具体的な案もあるようだし、世界と戦える手札が増えればそれに越すことはないんじゃないかな?」
天馬「俺も同じ意見です!やってみましょうよ!絶対障壁!」
壁山「俺、今のままじゃディフェンスが不安だから…出来るなら絶対障壁を完成させたいッス!」
綱海「守りは大事だ、そんでその守りが強化されるっつーんならノらねえ訳にはいかねえだろ!」
アリーチェ「名前からして強そうだもんね!やろうやろう!」
風丸「結構好評みたいだぞ。どうする?」
半田「・・・よっし!やるか!」
アツヤ「よっし!そう来なくちゃな!」
半田「そんじゃ各自用意を済ませたらすぐに集合!いいな?」
「「「「はいっ!」」」」
こうして必殺タクティクス【絶対障壁】習得への特訓が始まった
【グラウンド】
アツヤ「壁山、パイセン、アリーチェは先頭を」
壁山「はいッス!」
綱海「おう!」
アリーチェ「了解!」
アツヤ「風丸とキャプテンはその後ろを」
風丸・半田「「…」」
アツヤ「よし、フォーメーションは完成した」
アリーチェ「なんかボーリングの逆バージョンみたいだね」
アツヤ「はぁぁ……」
ビュオオオオオオ……
アツヤは目を瞑り、気を集中させていた
アツヤ「はぁぁぁぁ……」
ビュオオオオオオ……
アツヤ達が絶対障壁習得に向けて特訓している傍ら、天馬はドリブル練習に励んでいた
天馬「っ!」
ギュウウウウンン!!
天馬(駄目だ。世界と戦うにはそよかぜじゃ足りない。速さよりも強さが欲しい!力強い風が!!)
天馬「縛るものを吹き飛ばす、遮るものを吹き飛ばす、大きな風……」
天馬「ふぅ……行くぞ!」
ギュウウウウンン!!
【監督室】
選手達が特訓を行なっていた頃、こちらにも動きがあった
コンコン
趙金雲「どうぞー」
ガチャリ
スタッフ「失礼します。緊急招集についてご報告が」
趙金雲「どうでしたか?」
スタッフ「…元シードの選手が2名、招集に応じてくれました」
趙金雲「おお!」
スタッフ「こちらがその2名のプロフィールとなります。ただ、現在サッカーのデータは未知数です」
趙金雲「結構。本当によくやってくれました」
スタッフ「明日にはこちらに合流する手筈となっています」
趙金雲「ほほう、明日ですか。皆さん私の予想より仕事が速くて本当助かります」
スタッフ「これが仕事ですから」
絶対障壁への挑戦2日目、この日も朝から懸命に特訓に励んでいた
アツヤ「はぁぁぁぁ……」
カチカチカチカチ
風丸「2日目でもう形になっているのか」
アリーチェ「すっご!大きい!」
壁山「な、なんだか寒くなってきた気がするッス…」
アツヤ「まだまだ……はぁぁぁぁ……」
カチカチカチカチカチカチ!!
パリーーーーン
アツヤ「うわっ…」グラッ
半田「吹雪!?」
アツヤ「大丈夫だ。もう1回…」
風丸「いや、一度休もう。身体を壊しては元も子もない」
アツヤ「……わかった」
アリーチェ「…あれ?なんか宿の前にタクシー止まったよ」
半田「!」
半田「…本当だ」
ブロロロロロ!
「「…」」
綱海「お?誰かグラウンドまで降りてきたぜ」
半田「お、お前は!」
源田「久しぶりだな」
半田「源田!源田じゃないか!身体の方はもういいのか!?」
源田「ああ。むしろ身体の調子が良すぎて、夏休みはアフリカで修行していたくらいだ」
半田「そっか。なら良かった…」
風丸「髪、伸びたか?」
源田「ああそうだな。ずっと修行ばかりで床屋には行ってなかったな」
壁山「な、なんだか源田さん…前にも増して歴戦の強者って雰囲気出てるッス……」
天馬「…あの、君確か世宇子ベンチに居た」
ペルセウス「覚えててくれたの?嬉しいな」
冴華「ペルセウス!?どうしてここに!?」
ペルセウス「俺も代表に呼ばれたんだよ」
冴華「俺も…ということは!」
源田「>>524」
あぁ、遅ればせながら参戦させてもらう
源田「あぁ、遅ればせながら参戦させてもらう」
半田「源王が代表入りか!こいつは頼もしいぜ!」
ひかり「源王?」
半田「FFで無敗記録を作った程の実力から付いた異名が源王っていうんだよ。『KOG(キング・オブ・ゴールキーパー)』とも呼ばれてたりするんだぜ」
源田「まあその無敗記録も今年天馬に破られたんだがな」
天馬「…俺だけじゃありません。あれは俺と、剣城の2人で破った1点です」
源田「そうだったな…」
天馬「>>526」
剣城の力がなかったら、僕は貴方を破ることは出来ませんでした
…だから源田さんが仲間になってくれてすごい心強いです
天馬「剣城の力がなかったら、俺は貴方を破ることは出来ませんでした…だから源田さんが仲間になってくれてすごい心強いです」
源田「俺も、君と戦えることを誇りに思う」
ペルセウス「…おーい。なんか源田さん源田さんばっか言ってるけど俺のことも忘れるなよ?」
冴華「忘れてはいないさ。勿論ペルセウスが仲間になってくれたことも嬉しいよ」
ペルセウス「わかってるんならいい」
半田「…ここまでの移動疲れたろ。まずは疲れを癒して、明日から一緒に特訓を始めよう」
源田「俺は今からでも全然構わないのだが」
半田「休むのも特訓だ」
源田「わかったよ」
源田が仲間に加わった
ペルセウスが仲間に加わった
朝はここまでにします
今日は2本立てです
そして、これにてイナズマジャパンのメンバーの募集は終了します
背番号1・円堂 守(山)
背番号2・風丸 一郎太(風)
背番号3・壁山 塀吾郎(山)
背番号4・綱海 条介(風)
背番号5・アリーチェ ベラルディ(?)
背番号6・半田 真一(風)
背番号7・野咲 さくら(風)
背番号8・松風 天馬(風)
背番号9・亜風炉 照美(林)
背番号10・剣城 京介(火)
背番号11・御城 冴華(林)
背番号18・吹雪 アツヤ(火)
背番号19・経流背 有珠(火)
背番号20・東 ひかり(風)
背番号21・源田 幸次郎(火)
図らずも一気に火属性が増えたな
因みに天空の刃は風属性
乙
出来たらこの2人をチョイスした理由を聞きたい
乙
源田書いたもので採用されて嬉しいんだが
アフリカならアマゾンじゃなくてサバンナじゃねぇか…
と今更になって気づいたorz
風極端に多かったのが今回の補強で結構バランスよくなったな
しかしペルセウスェ…
まあイナイレに属性不一致は付き物か
皆は今のところ誰がイナズマジャパンで1番有能だと思う?
【ミーティングルーム】
2人の元シードが合流した翌日、朝早くから全員がミーティングルームに集まった
次の対戦相手への対策と、合流してきた新メンバーの挨拶のためだ
源田「帝国学園の源田幸次郎です。夏休みはアフリカで特訓を重ね、キーパーとしてレベルアップ、さらにディフェンスも出来るようになりました。必要とあればどちらもやります!皆さん、よろしくお願いします」ペコリ
ペルセウス「世宇子中の経流背有珠(へるせありす)、皆は俺のことをペルセウスって呼んでくれ。ポジションはFW、かつては神のアクアなんてドーピングに手を染めたけど今は足を洗って真っ当なサッカーをやっている。チームの為に点を取りまくるから、期待してくれよ!」b
パチパチパチパチ
趙金雲「>>534」
さて、自己紹介も終わったことですから早速ミーティングルームを始めましょう
趙金雲「さて、自己紹介も終わったことですから早速ミーティングを始めましょう」
秋「次の対戦相手はアルゼンチン代表のジ・エンパイアよ」
葵「前回オルフェウスとの試合には負けましたが許した失点は1点だけです」
半田「予選無失点の守備力は伊達じゃないって見るべきだろうな」
アツヤ「警戒すべきはアンデスのありじごくだな」
アリーチェ「アンデスのありじごく?」
さくら「なにそれ?」
アツヤ「ボールを持った相手を7人で囲んで流砂を発生させ、相手を一定の方向にしかドリブルできないように仕向け、テレスの前まで誘導させる必殺タクティクスだ」
壁山「…具体的にどう恐ろしいのかもっとわかりやすく説明して欲しいッス」
アツヤ「まあ要するにだな、自由を奪われた状態であんな大男の目の前に無理矢理連れて行かれるんだって思えばいい」
葵「うう、怖っ……」ブルッ
半田「この蟻地獄をドリブルで突破するのはまず至難の業、イタリアのエースフィディオだって、結局ドリブルでは攻略できなかったから正面から必殺のオーディンソードを打って強引に1点を奪いに行く程だったからな」
冴華「>>536」
けど、態々ドリブルで突破する必要ないんじゃないですか?
炎の風見鶏やデビルバーストっていう強力な長距離砲と【ルート・オブ・スカイ】だってありますしね!
冴華「けど、わざわざドリブルで突破する必要ないんじゃないですか?炎の風見鶏やデビルバーストっていう強力な長距離砲と【ルート・オブ・スカイ】だってありますし」
半田「確かにこっちには強力な長距離砲がある。けど、向こうだってありじごく以外の戦略がある筈だ。それこそこの試合ではまだ切ってない手札…例えばシュートブロックの可能性とか」
「「「「・・・」」」」
天馬「>>538」
…ありじごくの突破、俺にやらせてください!
天馬「…ありじごくの突破、俺にやらせてください!」
「「「「!」」」」
アツヤ「ありじごくに正面から挑むか。ま、お前ならそうするって何となく予感してたけどな」
風丸「天馬のドリブルなら、あのありじごくも突破できるかもしれないな」
半田「わかった。頼むぞ、天馬!」
天馬「はい!」
半田「天馬はドリブルでのありじごく攻略を、俺達はフィディオがやったようにシュートでの強引な得点を狙えるようシュートを鍛える!」
「「「「おおおおお!」」」」
【グラウンド】
風丸・半田「「イナズマ1号!」」
ギュイイイイイン!!
半田「よし!完成だ!」
風丸「いいやまだだ。まだ全然出来ていない」
半田「え?なんで!?あの時(FF決勝)お前と円堂が打ったのより威力あるぞ!なのに、全然って…」
風丸「確かに威力はあの頃以上だ。だがこの技はまだ改善の余地がある。まだまだ、もっと強いシュートになる」
半田「!」
半田「ほ、本当か?」
風丸「ああ。間違いない」
半田「>>541」
ああわかったよ!ならとことんまでやってやらぁ!
半田「ああわかったよ!ならとことんまでやってやらぁ!」
風丸「フッ…その意気だ!」
源田「・・・来い!」
ザバ----ン!!!
綱海「おおおおおお!!」
ギュウウン!
綱海「ザ・タイフーン!」グルグルグルグル
シュウウウウウウンン!!
源田「ぐっ…ぐうううっ!」
ビースト「ウオオオオ!!」
冴華「なっ!?そ、それは禁断の!駄目です源田さん!その技は!」
源田「ハイビーストファング!」
ガシイイイッ!
源田「…誰がいつ【ビーストファング】と言った?」シュウウウウ
冴華「え?」
源田「俺が今使ったのは【ハイビーストファング】、ビーストファングの威力をそのままに元の技から身体の負担だけを軽減した…禁術をも超越した俺の新たな必殺技だ」
冴華「禁術を超えた…新たな力……」
源田「>>543」
禁断の技から逃げてるだけでは強くなれないぞ
最もあの影山が考案した技を使わなければならないというのは腹立たしいがな
源田「禁断の技から逃げてるだけでは強くなれないぞ。最もあの影山が考案した技を使わなければならないというのは腹立たしいがな」
冴華(禁術を超越…そんなこと、考えたこともなかった……)
冴華「…皇帝ペンギン1号も、進化させることが出来るのでしょうか?」
源田「それを決めるのはお前次第だ」
源田「・・・さあ!遠慮せずどんどん打ってくれ!」
綱海「よっしゃ!もう一度ザ・タイフーン行くぜ!」
冴華「…」
今回はここまで
一応テレスは前回の試合でまだ『あの技』は使っていないという設定です
アンデスのありじごくが先です
そして次回もまだ特訓が続きます
ではまた次回お会いしましょう!
乙
ハイビーストファング会得までどれだけビーストファングで身体をいじめぬいたのかな?とにかく努力が代表入りって感じで実ってよかったね源田
源田の活躍に期待してます!
【海の見える練習場】
アフロディ「うあああっ!」
剣城「でぇいっ!」
ズバーン!
アフロディ「ハァ…ハァ……まだだ、まだ…まだ足りない!」
剣城「もう一度…」
葵「剣城君!アフロさん!」
アフロディ「!」
剣城「…一度切り上げましょう」
アフロディ「そうだね…」
剣城(本来は別に隠す必要はない。だがこの技は総帥から託された…)
アフロディ(僕達が総帥と接触したと知れば皆に余計な心配を掛ける事になる。今は、目の前の敵にだけ集中して欲しい)
葵「お昼ご飯のお誘いに来ました!」
剣城「・・・まだ少し早くないか?」
葵「放っておいたらまた遅くまで無茶するでしょう?選手のオーバーワークを防ぐのもマネージャーの仕事です!」
アフロディ「>>548」
はは…すっかり目をつけられちゃったね
アフロディ「はは…すっかり目をつけられちゃったね」
剣城「そういうことなら…いいだろう」
葵「それじゃあ食堂に行こう!今日の一番乗りは私達~!」
アフロディ「お昼のメニューは?」
葵「今日はハンバーグ定食だって!」
【食堂】
「「「ごちそうさまでした」」」
剣城「…さて、行くか」
葵「え?食べ終わったばかりでもう!?いくらなんでも消化に悪いよ!」
剣城「心配するな。今日はもう特訓はしない」
葵「え?」
アフロディ「心配してくれるマネージャーの気持ちを、無下にはしないよ」
剣城「今日はこれから、イタリア対アメリカの試合を観に行く」
葵「そ、そうなんだ…」
剣城「・・・どうする?来るか?」
葵「>>551」
うん!いずれ当たるチームだし、一度見ておかないと!
葵「うん!いずれ当たるチームだし、一度見ておかないと!」
アフロディ「…いいのかい?連れてきて」ボソ
剣城「大丈夫です。総帥と直接会って話をする訳でもありませんから」ボソ
アフロディ(それもそうか…)
【ヤマネコスタジアム】
わあああああああああ!!!
オルフェウス!オルフェウス!
観客A「フィディオ様ー!」
観客B「きゃあああああ!!」
葵「す、凄い応援…」
アフロディ「ああ。だけど、アメリカも負けていないみたいだよ」
観客C「マーク様ー!」
観客D「イチノセー!」
USA!USA!USA!USA!
葵「本当だ。もしかなくても完全アウェーだったのって…」
アフロディ「僕達だけだろうね」
葵「どれだけ期待されてなかったのよ…」
マクスター『さあ、FFIも2回戦目に突入!アメリカはここで初試合ということになりますがレビンさん、この試合何処に注目されますか?』
レビン『そうですね。本戦からアメリカ代表に合流、今日の開幕戦で即スタメンのアスカ・ドモンのプレーに注目したいですね』
アフロディ「あれは…帝国学園の土門君か」
葵「帝国学園!?でも私、あの人を見たことは…」
アフロディ「君のその反応、どうやら彼は公式戦に出場どころか登録すらされたことすらなさそうだね。何のデータもないというのがどう転ぶか…」
剣城「>>555」
…この戦い、イタリアはかなり苦戦するでしょうね
剣城「…この戦い、イタリアはかなり苦戦するでしょうね」
アフロディ「そうだね…」
葵(2人ともイタリア目線で試合観てる…前もパーティー放り出してまでイタリアの試合を観に行ったくらいだし…そんなにイタリアに勝って欲しいのかな?)
ピ----
「「「!」」」
マクスター『さあFFI2回戦、イタリアの先攻でキックオフです!』
剣城が予測した通り、イタリアは苦しい戦いを強いられていた
土門「キラースライド!」ズザ---
フィディオ「あっ!?」
マクスター『信じられません!土門がまたしてもフィディオを止めた!なんとこの試合、3回中3回ともフィディオのドリブルを止めています!』
レビン『いやー、なぜこれほどの選手が公式戦に出ていなかったのかわかりませんね。そしてアメリカもよくこれだけの人材を掘り出して来ましたよ。彼を見つけたアメリカにあっぱれを送りたい』
マクスター『まさにその通りですね!』
一之瀬「飛鳥!」
土門「おうよ!」
バシューーーーン
一之瀬「よっと!」ポスッ
土門(俺…今……一哉と一緒にプレーしてる!)
【帝国学園】
話は、アメリカの本戦出場が決まった日に遡る
土門「ふぃー、休憩っと…」
ポロロロロン
土門「おっと?はい、もしもーし?」
西垣『土門…』
土門「お、西垣じゃねえか!アメリカ行き見送って以来の電話だな!」
西垣『あ、ああ…』
土門「秋から聞いたぜ。アメリカは本戦出場が決まったんだってな。おめでと!」
西垣『……ありがとう。けど俺、アメリカから離れられなくなった』
土門「え?なんで?」
西垣『…怪我、しちまったんだ』
土門「えええっ!?」
西垣『怪我って言ってもそんな大怪我じゃない。決勝トーナメントまでには戻れるよ…』
土門「なんだ。そんな大袈裟な怪我じゃなくてよかった」
西垣『>>559』
…土門、俺の代わりに…いや、違うな。
俺達と…一哉達と一緒に戦わないか?
西垣『…土門、俺の代わりに…いや、違うな。俺達と…一哉達と一緒に戦わないか?』
土門「・・・は?一哉?一哉って…おい、西垣。冗談キツいぜ。だってあいつは…」
一之瀬『俺が何?』
土門「!」
一之瀬『やっほー!土門!』
土門「……はは、俺…疲れてんのかな?聞こえるはずのない幻聴が……」
一之瀬『幻聴じゃないよ。正真正銘、フィールドの魔術師一之瀬一哉だよ』
土門「…」
一之瀬『土門?』
土門「>>561」
すぅー・・・
こんのバカ野郎がっ!!!!
土門「すぅー・・・こんのバカ野郎がっ!!!!」
一之瀬『!?』
土門「ふざけんなよ…俺、お前が死んだって聞いて…ずっと、ずっと……」
一之瀬『…ごめん。その事については』
土門「言い訳は聞きたくねえ!」
一之瀬『!』
土門「今言い訳は聞きたくねえ」
土門「言い訳は・・・ライオコット島で聞かせて貰おうじゃねえか!」
一之瀬『土門!』
土門「待ってろよ一之瀬!久しぶりに会ったらまずそのキザな顔思いっきり何発かぶん殴ってやるからな!」
一之瀬『あはは…お、お手柔らかに…』
西垣『おう!思っきりやってやれ!』
一之瀬『守まで!?』ガ---ン
土門(あの時、一哉が生きてるって知って本当に嬉しかった!)
土門(そんで、その一哉と一緒に世界の舞台でプレーしてる!最高だ!最高に幸せだ!)
アンジェロ「行かせない!」
一之瀬「いいや通して貰うよっ!」
ギュウウウウンン!!
アンジェロ「ああっ!?」
一之瀬「よっ!」ポ-ン
ジャンルカ「!?」
マクスター『一之瀬がアンジェロとジャンルカを華麗に抜き去った!』
一之瀬「マーク!」
バシューーーーン
マーク「おう!」
一之瀬「・・・いい守備だよ、飛鳥!」
土門「必ず、守とこの大会でプレーしような!」
一之瀬「ああ!」
マック(正直、俺は最初土門をチームに入れる気はなかった。いや、そもそも一之瀬と西垣が強く推薦するまで名前さえ知らない選手だった)
マック(何故あの2人がそれほどに強く推薦するのかわからなかったが、とりあえずここまでチームの勝利に貢献してくれた2人からの推薦だ。無下にはせず、役に立たなかったら外すくらいでいた…)
マック(それがどうだ…急な招集で、しかも初めての公式戦であのイタリアの白い流星を完封してるじゃないか!俺はなんて節穴野郎だったんだ。あの2人には本当頭が上がんねえぜ!)
マーク「うおおおおっ!」
バシューーーーン
ブラージ「させるか!」
バチっ!
マクスター『ユニコーンのキャプテン、マーク・クルーガーがチーム初シュートを打つもイタリアの守護神ブラージのパンチングで弾かれた!ユニコーン先制ならず!』
マック「いいぞお前ら!その調子でガンガン攻めろ!」
「「「「YES!BOSS!」」」」
影山「…」
ショーン「っ!」
バシューーーーン
ブラージ「っ!」ガシッ!!
スティーブ「っ!」
バシューーーーン
ブラージ「っ!」ガシッ!!
ミケーレ「はあっ!」
ブラージ「~~っ!」
パシィィィッ!!
マクスター『ユニコーン、果敢に攻めるも得点が奪えません!両チーム未だ無得点!この均衡を破るのは果たしてどちらのチームか!?』
アフロディ「…試合が始まる前はアンデスの不落の要塞を攻略した攻撃力に注目していたけれど、こうして見ると守備も堅いね」
剣城「ええ…ですが…」
アフロディ「うん。攻めあぐねているのはイタリアも同じだね」
影山「…」
アフロディ(総帥は相変わらず動かない…あくまでもこの試合は選手に任せたのか?それとも、何か狙いが?)
アンジェロ「フィディオ」バシュ
フィディオ「っ!」ポスッ
マクスター『オルフェウス!ここで再びフィディオにボールが渡った!』
土門「悪いけど、ボールはいただくぜ!」
キュイイイイン!
フィディオ「オーディン…ソードっ!!」
バシューーーーン
土門「なっ!?ぐわあああああ!」
マクスター『フィディオが必殺のオーディンソードを放った!』
レビン『おそらくドリブルで持ち込むのは不可能と判断したのでしょう』
キッド「しゅっ!しゅっ!フラッシュ…アッパー!」
ドオオオオオンン!!!
フィディオ「なっ!?」
ジャンルカ「嘘だろ!」
アンジェロ「フィディオのオーディンソードが…」
キッド「ちっちっちっ…」ポスッ
ラファエレ「止められた……」
マクスター『なんとユニコーンのキーパービリー・ラピッドがフィディオのオーディンソードを止めましたああああああ!』
FOOOO!!
USA!USA!USA!
アンデスの不落の要塞をも破ったオーディンソード…
フィディオという絶対的エースの敗北…
この事実が重くのしかかり、オルフェウスは勝利への道が閉ざされてしまった
一之瀬「さあ、反撃行くよ!」
「「「「おう!」」」」
アフロディ「…フィディオは必殺技のタイミングを見誤ったね」
剣城「ですが、フィディオにはもう他に方法がなかった」
アフロディ「うん。ペナルティエリアまで持ち込めればまだ勝機はあったかもしれないが、それを完全に潰したのは土門君のディフェンスだ」
葵「>>567」
今ので流れは完全にアメリカ…イタリア負けちゃうのかなぁ
あのフィディオって人、キャプテンに似てるから応援してたのに…
葵「今ので流れは完全にアメリカ…イタリア負けちゃうのかなぁ。あのフィディオって人、キャプテンに似てるから応援してたのに…」
剣城「いやそれはない」
葵「えっ!?」
アフロディ「あの人がただ負けを認めるなんてそんなこと、ある訳がないよ」
剣城「俺達と戦う前に負けるなんてそんなこと、許されるかよ」
葵(やっぱり、完全にイタリアに肩入れしてる…私も、フィディオって人がキャプテンに似てるからイタリアを応援したけど、この2人は私のそれなんかよりずっと大きな理由で応援してる…一体なんで?)
その後もスコアが動かない展開は続いた
この試合、影山は遂に動く事なく終盤を迎えた
ラファエレ「フリーズ…ショット!」
シュルルルル
キッド「しゅっ!しゅっ!フラッシュ…アッパー!」
ドオオオオオンン!!!
ピッ!ピッ!ピ----
マクスター『ここで試合終了のホイッスル!0-0!遂に試合は動く事なく引き分けで終了です!』
マクスター『いやーしかし、引き締まったいいゲームでしたね』
レビン『ええ。両チームとも守りがガッチリとしていました。他のチームにとってもこの試合結果はプレッシャーになると思いますよ』
葵「ま、負けなかったね…」ホッ…
剣城「>>570」
(総帥は動かなかったのか?あるいは動かなかったのか…どちらにせよ、ジ・エンパイアの後でまだこの2チームが控えている。やり辛いな…)
剣城(総帥は動かなかったのか?あるいは動かなかったのか…どちらにせよ、ジ・エンパイアの後でまだこの2チームが控えている。やり辛いな…)
アフロディ「こんなの観たんだ。いよいよ『アレ』を完成させないと、不味いかもしれないね…」
剣城「ええ…」
葵(アレ?アレって、なんだろう?)
オルフェウス対ユニコーンの試合は引き分けに終わった
オルフェウスはこれで勝ち点が4
次の試合次第では単独首位に躍り出る可能性も出てきた
イナズマジャパンはこのチャンスに、ジ・エンパイアを討つ事が出来るのか?
今回はここまで
ここまで一切出ていなかったの土門をいきなりアメリカ代表入りさせましたが流石に強引過ぎたでしょうか?
そして、特訓回と言いながらほとんど特訓せずに試合観戦…なんか騙したような気がします…
そこでアンケート!
次は特訓回にした方がいいですか?それともジ・エンパイアとの試合当日に突入?
ちょっと読者の皆さんの意見を聞いてみたいです
ではまた次回お会いしましょう!
乙
特訓はもういいかな、早く試合して欲しいです
イタリアとアメリカが試合を行ってから3日が過ぎた
そして遂に、FFI2回戦の日を迎えた
2年生達「「「円堂!」」」
1年生達「「「「キャプテン!」」」」
「「「「退院おめでとう!」」」」
円堂「いやー、はは…ありがとうな」
この日円堂はようやく退院した
しかしまだ松葉杖を付いての生活を余儀なくされており、復帰には時間がかかりそうだった
それでも退院祝いとして、響木は雷雷軒を貸し切りにしていた
響木「全員今日は俺の奢りだ。遠慮なく食べてくれ」
栗松「うわー!監督太っ腹でヤンス!」
響木「はっはっは!この体型は伊達じゃないぞ!」
響木「っとそうだ。チャンネルをこっちにしないとな」
マクスター『本日もここヤマネコスタジアムは超満員!FFI2回戦、日本代表イナズマジャパン対アルゼンチン代表ジ・エンパイアの試合、実況担当は私、マクスター・ランドと解説には元ヨーロッパリーグMVPのレビン・マードックさんでお送りします!』
レビン『よろしく!』
円堂「…いよいよ2回戦か」
鬼道「>>575」
…焦るなよ、焦って無理なリハビリをしても怪我を悪化させるだけだ
鬼道「…焦るなよ、焦って無理なリハビリをしても怪我を悪化させるだけだ」
円堂「ああ、わかってる…」
夏未「大丈夫よ円堂君。イナズマジャパンは今日も勝つわ。完全にアウェーだった1回戦も勝ったんですもの。2回戦も大丈夫」
円堂(皆…頼むぞ!)
【ヤマネコスタジアム】
観客A「頑張れイナズマジャパン!」
観客B「今日も奇跡を期待してるぞ!」
観客C「テレスーー!ここで1勝を挙げてくれ!」
観客D「どっちも頑張れー!」
わあああああああああ!!!
さくら「今日はイナズマジャパンにも声援があるわね~」
風丸「イギリス戦の勝利が効いたんだろ」
アリーチェ「ついこないだまで誰も応援しなかったのにすーぐ掌返しちゃって、観客って本当単純…」プク-
半田「>>578」
『奇跡期待してるぞ』って、まぐれ勝ちしたみたいな言われようだな…
こりゃ、見返してやらなきゃエドガー達にも失礼だな
半田「『奇跡期待してるぞ』って、まぐれ勝ちしたみたいな言われようだな…こりゃ、見返してやらなきゃエドガー達にも失礼だな」
冴華「ええ。この試合も絶対に勝ちましょう。勝って、俺達の勝利がまぐれじゃなかったってことを証明するんです!」
「なーにがマグレじゃないことを証明するだ?」
アツヤ「あん?」
風丸「お前…」
半田「テレス・トルーヤ!」
テレス「はん、イギリスにマグレで勝ったからって随分調子に乗ってるじゃねえか」
アツヤ「…開幕を黒星で発進した癖して、随分な挨拶だな」ニヤリ
テレス「…やれやれ、お前らこそマグレの1勝を実力と勘違いしちまうなんておめでたいねえ。小学生でもお前らの勝利がマグレだって理解出来るのに肝心の選手の質ときたら」
ペルセウス「なんだと!?好き勝手言いやがって!」
半田「落ち着け!」
ペルセウス「でもキャプテン!」
半田「落ち着くんだ!」
ペルセウス「…」
テレスは両手でWの字を作り呆れたようなポーズでイナズマジャパンを挑発した
それに乗ってしまうペルセウスだったが半田がすぐに静止した
テレス「去年白星のない雑魚が運気全部費やして掴んだ勝利を最後に、お前らはこれからもう白星を掴むことはないんだよ」
「「「「はっはっはっ!!」」」」
テレス「ま、日程の都合上仕方なくだが、今日は軽く遊んでやるよ。ギャラリーを退屈させないように精々足掻くんだな」
「「「「はっはっはっはっ!!!」」」」
そう宣言してジ・エンパイアの選手達は自分達のベンチへと戻って行った
さくら「>>580」
…『弱い犬ほどよく吠える』て言葉、知らないのかしら
さくら「…『弱い犬ほどよく吠える』て言葉、知らないのかしら」
壁山「あんなやつらに、絶対負ける訳にはいかないッス!」
ペルセウス「コケにしてくれやがって!見てろよ!俺が絶対に点取ってやるからな!」
綱海「まあまあ落ち着けって」
冴華「綱海さん…」
綱海「相手がどんな奴等でも関係ねえよ。俺達は俺達のサッカーをやる。リハビリを頑張ってる円堂や、ここに立ちたかった選ばれなかった奴ら、俺達に世界一を託してくれたライバル達に誇れるサッカーをやろうぜ」
綱海「そりゃ相手がムカつくって気持ちはわからなくはねえけど、あいつらのビビらせる為にサッカーやるんじゃなくて、俺らを応援してくれる人達の為にサッカーやろうぜ!って、円堂ならいいそうだけどな」
天馬「>>582」
綱海さん…そうですね!円堂さんならそう言いますよね!
天馬「…そうですね!円堂さんならそう言いますよね!」
綱海「だろ?」
壁山「…俺、間違ってたッス!」
さくら「綱海さんのおかげで目が覚めたよ!」
アリーチェ「敵はジ・エンパイアだけど、ジ・エンパイアのために戦ってもしょうがないよね!」
半田「俺達のサッカーで最後まで戦おう。俺達の勝利を信じて応援してくれる人達の為に!」
「「「「おおおおお!」」」」
趙金雲「では、スタメンを発表しますよ!」
趙金雲「FW…御城さん、ペルセウス君」
冴華・ペルセウス「「はい!」」
趙金雲「MF…天馬君、半田君、吹雪君、野咲さん」
「「「「はい!」」」」
趙金雲「DF…風丸君、壁山君、綱海君、アリーチェさん」
趙金雲「そしてゴールキーパーは源田君」
源田「!」
趙金雲「期待していますよ?」
源田「…はい!」
【雷雷軒】
マクスター『さあ、両チームのスタメン選手達がグラウンドに並びます!趙金雲監督はこの試合から合流した選手2名を即スタメンで起用してきました!』
鬼道(あの敗北から這い上がったようだな。頑張れよ源田)
円堂「>>585」
…よかったのか、鬼道
緊急招集、お前にも来てたんだろ?
すみません、鬼道は呼んでいないので最安価します
【雷雷軒】
マクスター『さあ、両チームのスタメン選手達がグラウンドに並びます!趙金雲監督はこの試合から合流した選手2名を即スタメンで起用してきました!』
鬼道(あの敗北から這い上がったようだな。頑張れよ源田)
円堂「>>588」
…くううう!やっぱ早く怪我治してサッカーやりてぇ!
監督!ラーメンお代わりだ!たくさん食って体力つけて!
少しでも早く復帰する!
円堂「…くううう!やっぱ早く怪我治してサッカーやりてぇ!監督!ラーメンお代わりだ!たくさん食って体力つけて!少しでも早く復帰する!」
響木「おう、どんどん食え!今日はお前の為の貸し切りなんだ。遠慮はするなよ」
円堂「はい!」
春奈「お兄ちゃん、源田さんがどれくらい活躍するか楽しみだね!」
鬼道「ああ」
~~~ジ・エンパイア~~~
GK・・・・・・・ホルヘ
DF・ラモン・ゴルド・テレス・フリオ
MF・・・・・・エステバン
MF・・ロベルト・パブロ・セルヒオ
FW・・・・ディエゴ・レオーネ
~~~イナズマジャパン~~~
FW・・・・・・有珠・冴華
MF・・さくら・・・天馬・・・・吹雪
MF・・・・・・・・半田
DF・・ 綱海・・風丸・壁山・・アリーチェ
GK・・・・・・・・源田
今回はここまで
早速緊急招集した選手達をスタメンで使います
剣城とアフロディを外したのは疲労が蓄積していたので趙金雲が体力面を考慮してスタメンを外しました
ひかりについては源田がどこまで戦力になるかを見極める為の起用といったところです
果たしてイナズマジャパンはジ・エンパイアに勝つ事が出来るのか?
ではまた次回お会いしましょう
乙
原作通りジ・エンパイアには負けるのかな?
代表候補には入ってなくても緊急招集はしてたとかなら違和感ないと思うんだけどなぁ
何故頑なに鬼道に話すら届かない設定なのかわからん
>>1意図教えてよ
正直納得いかない
【FFI本戦敵サイドシュート成績】
フィディオ 1得点
オーディンソード(2-1)
エドガー 1得点
エクスカリバー(4-1)
パラディンストライク(1-0)
エリック 0得点
ノーマル(1-0)
フィリップ 0得点
ノーマル(2-0)
マーク 0得点
ノーマル(1-0)
ショーン 0得点
ノーマル(1-0)
スティーブ 0得点
ノーマル(1-0)
ミケーレ 0得点
ノーマル(1-0)
ラファエレ 0得点
フリーズショット(1-0)
【FFI本戦キーパー成績】
ひかり 1失点
クリスタルバリア(5-1)
ノーマル(3-0)
マックイーン 2失点
ガラティーン(5-2)
ブラージ 0失点
ノーマル(4-0)
キッド 0失点
フラッシュアッパー(2-0)
テレス「おーおー、小学生がスタメンとは随分余裕じゃないか」
ペルセウス「なんだと!?」
冴華「ペルセウス」
ペルセウス「くっ…」
審判「…」
ピ-----ン
審判によるコイントスが行われ、先攻はイナズマジャパンに決まった
【前半戦】
マクスター『FFI2回戦、イナズマジャパン対ジ・エンパイアの一戦はイナズマジャパンのキックオフで試合開始となります!』
ピ----
冴華「天馬!」
バシューーーーン
天馬「行くぞ!」
ギュウウウウンン!!
レオーネ「お?」
ディエゴ「速い!」
マクスター『松風がドリブルで切り込んで行く!』
アツヤ「天馬!」
天馬「はい!」
バシューーーーン
アツヤ「>>598」
へっ!どうしたジ・エンパイア!とろすぎて止まって見えるぜ!
アツヤ「へっ!どうしたジ・エンパイア!とろすぎて止まって見えるぜ!」
テレス「…」
アツヤ(…おい。本当にトロ過ぎじゃねえか。なんだこの違和感は)
ペルセウス「へい!」
アツヤ「わーったよ、行って来いルーキー!」
バシューーーーン
ペルセウス「はあっ!」
ビュオオオオオオ
ピキーーーーン!
バサッ!バサッ!
ペルセウス「天空の刃!」
シュルルルル!!
マクスター『公式戦初出場のペルセウスが必殺シュートを放った!イナズマジャパン先制なるか!?』
テレス「アイアンウォール!」ドーーーン!
ガキイイイイン!
テレス「…」ポスッ
ペルセウス「えっ!?」
マクスター『テレスがペルセウスの必殺シュートを止めたああああああ!』
レビン『いやー、驚きました。テレスにこんな必殺技があったとは』
テレス「おいおい、これがシュートかよ。まだ小学生の方がマシなシュート打てるぜ」
ペルセウス「>>600」
そ、そんな…ボウゼン
ペルセウス「そ、そんな…」
冴華「切り替えろ!まだ試合は始まったばかりだぞ!」
テレス「そーら」
ポーーーーン
天馬「たあっ!」ポスッ
マクスター『エステバンへのパスを松風がカット!そのままボールを持って切り込んで行きます!』
ラモン「うおおおおっ!」
天馬「そよかぜステップ!V2」
ヒュン!
マクスター『松風がラモンを抜き去った!これは完全にフリーだ!』
半田(おかしい…いくらなんでもあっさりチャンスが転がり込み過ぎじゃないか?単に舐められてるだけ?それとも……)
天馬「>>602」
今度は俺の番だ!!
天馬「今度は俺の番だ!!」
ホルヘ「来い…」
天馬「はああああああっ!」
ギュウウウン!!
天馬「ゴッドウィンド!!」
ギュオオオオオオオ
バシュン!
ホルヘ「ミリオンハンズ!」
ババババババ
ドオオオオオンン!!!
「「「「!?」」」」
テレス「よっと」ポスッ
マクスター『松風の必殺シュートがジ・エンパイアのキーパーホルヘに弾かれた!そしてこぼれ球をテレスが拾います!』
テレス「っ!」
マクスター『テレス!ドリブルで切り込んで行く!』
冴華「このっ!」ズザ-
テレス「動きが単調」ヒョイッ
アツヤ「うおおおおっ!」ドンっ!
テレス「身体の入れ方がなってないぜ。プレスってのは、こうやるんだ!」
アツヤ「!?」ググググ…
ドオオオオオンン!!!
アツヤ「うわああああっ!」
テレス「パブロ!」
バシューーーーン
パブロ「へへっ」ポスッ
テレス「>>604」
お手本を見せてやりな!
テレス「お手本を見せてやりな!」
パブロ「ああ!」
ギュウウウウンン!!
半田「なっ!?」
壁山「そんな!キャプテンが、あんなあっさり抜かれるなんて!」
風丸「だが速さなら負けない!」
パブロ「ディエゴ!」
バシューーーーン
風丸「させるか!」ポスッ
マクスター『風丸がパスカット!イナズマジャパンの守備も負けていません!』
テレス「ほう…守備の方はまだマシみたいだな」
半田「いいぞ!風丸!」
風丸「野咲!」
バシューーーーン
風丸「>>606」
(相手はまだありじごくすら出していない。今は測ってるんだ、俺たちの実力を!)
(テレスは前に出ている、攻撃するなら今だ!)(オーバーラップ)
風丸(相手はまだありじごくすら出していない。今は測ってるんだ、俺たちの実力を!)
マクスター『ボールは野咲に渡った!』
クルクル~♪
さくら「ビューティフルフープ!」
シュルルルルル!
さくら「!?」
テレス「悪いな嬢ちゃん。ボールは渡さないぜ」
冴華「くっ…」
さくら(冴華はマークされてる!ペルセウス君!)
ラモン・ゴルド「「…」」
ペルセウス「くそ!」
マクスター『イナズマジャパンのフォワードが完全にマークされています!野咲、パスを出す場所がありません!』
さくら(駄目!パスコースがない!)
天馬「野咲さん!」
さくら「!」
テレス「…そろそろだな」ボソ
冴華(何か仕掛けて来る!)
さくら「天馬君!」バシュ
エステバン「させるか!」ポスッ
天馬「ああっ!?」
マクスター『イナズマジャパン!果敢に攻めるも1点が遠い!』
レビン『完全にジ・エンパイアのペースですね』
半田「>>609」
とにかく休まず攻撃だ!諦めなきゃ必ず届く!
今ボールを取られたので最安価します
このプレス、突破しないと……
風丸(相手はまだありじごくすら出していない。今は測ってるんだ、俺たちの実力を!)
マクスター『ボールは野咲に渡った!』
クルクル~♪
さくら「ビューティフルフープ!」
シュルルルルル!
さくら「!?」
テレス「悪いな嬢ちゃん。ボールは渡さないぜ」
冴華「くっ…」
さくら(冴華はマークされてる!ペルセウス君!)
ラモン・ゴルド「「…」」
ペルセウス「くそ!」
マクスター『イナズマジャパンのフォワードが完全にマークされています!野咲、パスを出す場所がありません!』
さくら(駄目!パスコースがない!)
天馬「野咲さん!」
さくら「!」
テレス「…そろそろだな」ボソ
冴華(何か仕掛けて来る!)
さくら「天馬君!」バシュ
エステバン「させるか!」ポスッ
天馬「ああっ!?」
マクスター『イナズマジャパン!果敢に攻めるも1点が遠い!』
レビン『完全にジ・エンパイアのペースですね』
半田「>>612」
(くそっ!早く一点を取らないと!みんな前の試合の疲れが取れてないんだ、長期戦は不利だ!)ハァハァ
半田(くそっ!早く一点を取らないといけねえのに!)
エステバン「パブロ!」
バシューーーーン
パブロ「っ!」ポスッ
半田「うおおおおおおっ!!」
パブロ「…」
ヒュウウウウウン!
パブロ「…穴だな、お前」ボソ
半田「!?」
風丸「させるか!」ザッ!
パブロ「レオーネ!」
バシューーーーン
レオーネ「っ!」ポス
壁山・アリーチェ「「通さない(ッス)!」」
ギュオオオオオン!
壁山「ああっ!?」
マクスター『ジ・エンパイアのエースストライカーレオーネがイナズマジャパンの最終ラインを突破!ジ・エンパイア先制なるか!?』
レオーネ「ヘルファイアー!」
ボオオオオ
源田「ぐっ…ぐうううっ!」
ビースト「ウオオオオ!!」
源田「ハイビーストファング!」
ガシイイイッ!
源田「ぐうっ、ぐおおおおおおっ!」
ズバーン!
源田「!?」
マクスター『ゴーーーール!先制したのはジ・エンパイアだああああっ!』
源田「ば、馬鹿な…俺は、俺はアフリカで強くなった……禁術を超越した技も手に入れた……なのに…」
壁山「あんな速い動き…どうやって止めればいいッスか…」
風丸「お、おい…」
半田(不味い!先制点のダメージがチームの士気を下げてる!)
綱海「>>616」
かぁー!やっぱ強えぇなぁ世界!
けど、これぐらいじゃなきゃ面白くねぇよなぁみんな!
ま、まだ負けわけじゃねえ!ここから一点取れば引き分けの可能性だってあるんだ!!
綱海「かぁー!やっぱ強えぇなぁ世界!けど、これぐらいじゃなきゃ面白くねぇよなぁみんな!」
壁山「…」
源田「…」
綱海「おいおいどうしたんだよ。先制点取られたくらいでショボくれるなんて。先制点なんて今まで何度も取られたろ!今更何ショボくれる必要があんだよ!」
アリーチェ「でも、この先制点は…」
綱海「同じだよ今までと!」
風丸・半田「「!」」
綱海「取られたら取り返せばいいだけじゃねえか!そうやって今までずっと勝ち続けて来たろ!自信持ってプレーしようぜ!」
半田「…そうだよな。綱海の言う通りだよな」
アリーチェ「キャプテン…」
風丸「こんなピンチ、今まで何度も潜り抜けてきたんだろ?なら俺も信じるよ。イナズマジャパンの底力ってやつを」
壁山「風丸さん…」
半田「スー・・・ハー・・・」
半田「よく聞けアルゼンチンの代表ども!」
テレス「あ?」
半田「先制点取ったくらいで勝った気になってんなよ!」
風丸「俺達は最後の1秒まで絶対に諦めない!」
「「イナズマジャパンの本当の強さ!ここから見せてやるぜ!」」
テレス「は?なーに馬鹿なこと言ってんだよ」
ホルヘ「『弱い犬ほどよく吠える』という奴だ。気にする必要はない」
テレス「それもそうだな」
壁山「キャプテン…風丸さん…」
綱海「・・・これで負けたら赤っ恥だな」
綱海「お前ら!半田達にここまで言わせて、恥をかかせるなんてことさせねえよな?」
天馬「…勿論です!」
壁山「や、やってやるッス!」
さくら「元より負ける気なんてさらさらないもん!」
アツヤ「この試合、絶対に勝つ!」
【雷雷軒】
栗松「先制されたでヤンス…」
少林「天馬のゴッドウィンドが止められて、その上あの源田さんもあんなあっさり得点を決められて…」
栗松「この試合、本当に勝てるでヤンスか?」
円堂「勝つ!俺はそう信じてる!」
夏未「円堂君…」
鬼道「>>620」
(他のメンバーについては問題ない。風丸も雷門で数々の苦境を乗り越えた。…だが、源田とペルセウスは世界の壁を目の前にして、乗り越えることができるか…。
ここが正念場だぞ、乗り越えて見せろ。半田、源田!)
・・・今は彼らを信じよう(動きを見た限りイナズマジャパンの選手の大半は前の試合での疲れがまだ取れていない、その上一点先制されている、果たして二点を取るまで保つか…)
鬼道(他のメンバーについては問題ない。風丸も雷門で数々の苦境を乗り越えた…だが、源田とペルセウスは世界の壁を目の前にして、乗り越えることができるか…。ここが正念場だぞ、乗り越えて見せろ。半田、源田!)
マクスター『さあ先取点を奪われたイナズマジャパン、ここからどのように攻撃していくのでしょうか?』
ピ----
【ヤマネコスタジアム】
アツヤ「っ」ポスッ
イナズマジャパンの攻撃で試合は再開し、ボールはアツヤへと渡った
その瞬間、ジ・エンパイアの選手7人がアツヤを囲った
マクスター『おおっとこの陣形は!』
レビン『来ますよ。ジ・エンパイアの必殺タクティクス』
アツヤ「アンデスのありじごく…とうとう来たか!」
テレス「さあ来いよ」チョイ…チョイ…
テレスは人差し指で掛かって来いのジェスチャー
アツヤ「挑発に乗るようで癪だが、他に道はないんだ。行くしかねえ!」
マクスター『吹雪がドリブルで切り込んで行く!』
ザザ------
アツヤ「>>624」
(くっそ!やっぱ映像で見るのと実際に受けるのとじゃあ全然違うっ!雪山の方がまだ歩きやすいぜ!)
アツヤ(くっそ!やっぱ映像で見るのと実際に受けるのとじゃあ全然違うっ!雪山の方がまだ歩きやすいぜ!)
ザザ-----
アツヤ「くっそ……おおっ!」
ギュウウウウンン!!
テレス「よう」
アツヤ「!?」
バシューーーーン
アツヤ(ありじごくを抜け出した先のテレス…想像以上に威圧感がハンパねぇ…!)
ザザ-----
テレス「おつかれさん」
バシューーーーン
さくら「ああっ!?」
マクスター『イナズマジャパン!ありじごくに苦戦しています!』
半田(くそ!あのタクティクスに対する攻略法はないのか!?)
「「「分身ディフェンス!」」」
ディエゴ「!?」
マクスター『風丸!ディエゴからボールを奪った!』
ペルセウス「こっちです!」
風丸「ああ!」
バシューーーーン
ペルセウス「>>626」
今度こそ!
ペルセウス「今度こそ!」
ザザ----
ペルセウス(くそ!思うように動けない!だが!!)
ビュオオオオオオ
ピキーーーーン!
バサッ!バサッ!
「「「「!」」」」
マクスター『あっとなんと!ペルセウスがありじごくの中で必殺シュートのモーションに入った!』
ペルセウス(自由にドリブルが出来ないなら、わざわざドリブルで勝負する必要はない!テレスの前に誘導される前に!)
ペルセウス「これでどうだ!天空の刃!」
シュルルルル!!
テレス「おいおい、一度やられた戦術の対策を取ってないとでも思ったのかよ?」
ペルセウス「!?」
テレス「アイアンウォール!」ドーーーン!
ガキイイイイン!
テレス「必殺技だけじゃなくて頭まで小学生以下だな」ポスッ
ペルセウス「!」
テレス「>>628」
・・・さてと
そろそろ本気の攻撃って奴をしてみますか
テレス「・・・さてと、そろそろ本気の攻撃って奴をしてみますか」
バシューーーーン
エステバン「ふっ!」
バシューーーーン
ロベルト「よっ!」
バシューーーーン
パブロ「へっ!」ポスッ
さくら「嘘、速すぎ!」
天馬「なんて強烈なパス回しだ!」
バシューーーーン
ディエゴ「っ!」ポスッ
ビュオオオオオ~…
風丸「エアーバレット!」
バシュン!
ディエゴ「!?」
ドオオオオオンン!!!
ディエゴ「うわあっ!」
マクスター『ディエゴ!またしても風丸に攻撃を阻止された!』
風丸(展開が早すぎる!ここは一旦外に!)チラッ
綱海「風丸!」
風丸「頼むぞ綱海!」
バシューーーーン
綱海「>>630」
任せろ!!ツナミ・・・!?!?(何でさっきまで向こうにいたテレスが目の前に!?)
(変な高さじゃあの壁に止められかねねぇ!ここは少し大きめにホームランうつつもりで!)
ツナミブースト!
綱海「任せろ!!ツナミ・・・!?!?」
綱海(何でさっきまで向こうにいたテレスが目の前に!?)
テレス「せっかくやる気出したのに白ける真似されると困るからな」
テレス「アイアンウォール!」ドーーーン!
ドオオオオオンン!!!
綱海「ぐわああああっ!」
半田「綱海!?」
マクスター『なんとテレスが自らオーバーラップしていた!綱海からボールを奪ったテレス!果たしてどう動く!?』
レビン『アイアンウォールで綱海を吹き飛ばしたことでラインは上がってますからね。もう何処にパス出してもオフサイドはありませんよ』
テレス「レオーネ!」
バシューーーーン
壁山「しまっ…」
レオーネ「ヘルファイアー!」
ボオオオオ
源田「>>633」
ハイビースト!?ぐはっ!!
源田「ハイビースト!?ぐはっ!!」
ズバーン!
ピ----
マクスター『ゴーーーール!前半終了間際!ジ・エンパイアが追加点!』
レビン『これは大きいですね。ジ・エンパイアはアイアンウォール抜きでもオルフェウスの攻撃を1点で抑えましたから、今のジ・エンパイアから2点を取るのは至難の業でしょう』
半田(完全に……完全に、やられた……)
ジ・エンパイアの本気の攻撃を追加点を許したイナズマジャパン
その後もジ・エンパイアの怒涛の攻撃を防ぐだけで手一杯だったイナズマジャパンは、1点さえも取り返すことも許されず前半を終えてしまった…
【雷雷軒】
円堂「鬼道、お前は去年…あんな凄い世界を経験してたんだな」
鬼道「ここまでじゃない…」
円堂「え?」
鬼道「俺の知っている世界大会は、ここまで恐ろしいものじゃなかった…」
「「「「!」」」」
鬼道「初めてだ…ただ映像を見ただけで、ここまで怖くなったのは生まれて初めてだ……」
染岡「>>636」
…けどよ、あいつらの目はまだ死んでないみたいだぜ
多分控え室にいる時間だろうに目見えるか?
安価下なら
「FWは何やってやがる!俺があの場にいたら・・・ちくしょう!!」
選手の目が死んでるかどうか分かるほど選手の顔アップになるかな
いや染岡さんなら遠目でテレビ越しでも余裕で分かるか
染岡「FWは何やってやがる!俺があの場にいたら・・・ちくしょう!!」
栗松「染岡さん…」
円堂「・・・大丈夫だ!」
春奈「キャプテン?」
円堂「前半2点差ならまだ大丈夫だ!前半の2点は消えないけど後半だけでも無失点に抑えて3点取れば勝ちなんだ!」
鬼道「簡単に言うが…」
円堂「だって俺はあいつらの逆転劇を目の前で見たんだぜ!」
「「「「!」」」」
円堂「信じよう。イナズマジャパンの底力をさ」
夏未「……そうね。一緒に戦った貴方が言うんだもの。きっと大丈夫」
響木「…お前が信じるなら俺も信じよう。ここからのイナズマジャパンの逆転をな」
円堂「よーし!後半逆転を信じて、前半以上に応援するぞ!」
「「「「おおおお!」」」」
今回はここまで
次回は後半戦に突入します
前回の最後辺りからちょくちょく雷雷軒を挟んで視点変更しましたがこういうのはありでしょうか?それともなし?
ちょっとアンケート取ってみます
ではまた次回!
乙
他の人視点はありだと思うよ
乙
テンポ悪くならないぐらいなら大丈夫かと
緩急もつくし
~~~ジ・エンパイア~~~
GK・・・・・・・ホルヘ
DF・ラモン・ゴルド・テレス・フリオ
MF・・・・・・エステバン
MF・・ロベルト・パブロ・セルヒオ
FW・・・・ディエゴ・レオーネ
~~~イナズマジャパン~~~
FW・・・・・・有珠・冴華
MF・・さくら・・・天馬・・・・吹雪
MF・・・・・・・・半田
DF・・ 綱海・・風丸・壁山・・アリーチェ
GK・・・・・・・ ひかり
【後半戦】
半田(2点取られて、しかも敵のキックオフで試合再開…ロシア戦を思い出すな…)
半田(あの時も、苦しくて、諦めかけたところを天馬が必死で繋いでくれて…)
ピ----
半田(っと、試合に集中しないとな)
ディエゴ「っ!」
バシューーーーン
パブロ「…」ポスッ
テレス「2点もあれば十分だが手を緩める理由はない。とどめをさしてやれ」
パブロ「っ!」
ギュウウウウンン!!
ペルセウス「速い!」
冴華「くそっ、天馬っ!」
パブロ「お前に俺が、止められるかよ!」
天馬「>>645」
止まるわけには行かないんだ!!(俺が!俺がなんとかしないと!)
天馬「止まるわけには行かないんだ!!」
パブロ「なに?ちっ!」トン…トン…
マクスター『ここまで快速を飛ばしてきたパブロですが松風のディフェンスに攻めあぐねています!』
天馬「たあっ!」
バシュン!
パブロ「!?」
マクスター『イナズマジャパン!この試合初めてパブロのドリブルを止めました!』
天馬(俺が!俺がなんとかしないと!)
エステバン「行かせない!」
天馬「アグレッシブビートっ!」
ギュオン!ギュオン!ギュオン!
ピーーーーーー
エステバン「うわっ!」
テレス「>>647」
お~お~飛ばすね~、かっこいいぞ~♪
けどそんな飛ばして大丈夫かな?
さりげなく源田下げられてて草
テレス「お~お~飛ばすね~、かっこいいぞ~♪けどそんな飛ばして大丈夫かな?」
天馬「大丈夫さ。俺の後ろには頼もしい仲間が居る。だから俺は前だけ見て突破口を作ればいい!」
テレス「……ならやってみせろよ。その綺麗事をな!」
テレス「アイアンウォール!」ドーーーン!
天馬「はああああああっ!」
ギュウウウン!!
天馬「ゴッドウィンド!!」
ギュオオオオオオオ
バシュン!
ガキイイイイイン!
テレス「!?」
半田「!」
シュウウウウ~…
テレス「…」ポスッ
マクスター『松風が必殺シュート!しかしここもテレスが難なく止めてしまいました!』
テレス(なんだこのシュート…少なくとも前半より明らかに威力が上がっている。少しタイミングがズレていれば……)
半田「…風丸!」
風丸「どうした半田」
半田「さっき天馬のゴッドウィンドを受けたとき、一瞬だが険しい表情になった」
風丸「なに?それは本当か?」
半田「ああ。間違いない」
風丸「>>650」
攻めるなら今だ、全力を尽くしてまずは一点を取る!
風丸「攻めるなら今、全力を尽くしてまずは一点を取る…そういうことだな?」
半田「ああ」
風丸「…皆、聞いたな?」
「「「「…」」」」コクッ
風丸「ここを凌いで反撃だ!」
「「「「おおおお!」」」」
ギュウウウウンン!!
マクスター『今日絶好調のパブロが半田を抜いた!』
風丸(くそ!パスか!?それともドリブルか…?)
パブロ「…」スッ
風丸(パスか!)
パブロの動きを見て風丸はパスカットの体勢に入りかけた
その瞬間だった
ひかり「フェイク!直接来ます!」
風丸「!」
ギュウウウウンン!!
パブロ「!」
マクスター『風丸の好ディフェンス!パブロがマークを外せません!』
パブロ「チッ!エステバン!」
バシューーーーン
マクスター『パブロ、これは無理だと判断したでしょうか一旦後ろへ戻します』
ひかり「…」
エステバン「レオーネ!」
バシューーーーン
レオーネ「よっしゃ!」
壁山「行かせないッス!」
レオーネ「…」ユラァ
ひかり「塀吾郎、右だよ…」
壁山「は、はいッス!」
レオーネ「!?」
レオーネのフェイントに釣られかけた壁山だったが、ひかりの一言で右へ動いた
壁山「>>652」
(ひかりさんの指示で何とか守れてるっスけど、時間がどんどん無くなって行くっス!)汗ダラダラ
壁山(ひかりさんの指示で何とか守れてるっスけど、時間がどんどん無くなって行くっス!)
天馬「壁山!」
壁山「は、はいッス!」
バシューーーーン
天馬「よっし!」ポスッ
天馬にボールが渡った、その瞬間だった!
ギュウウウン!
天馬「!」
半田「囲まれた!」
アリーチェ「ありじごくが来る!」
壁山「天馬っ!?」
テレス「>>654」
諦めろ、お前達の動きや戦術パターンはとっくに対策済みなんだよ
テレス「諦めろ、お前達の動きや戦術パターンはとっくに対策済みなんだよ」
ザザ-----
天馬「ぐっ!」
マクスター『出たあああっ!ジ・エンパイアの必殺タクティクス【アンデスのありじごく】、松風思うように進めない!』
半田「天馬っ!」
天馬「…俺達は、最後の1秒まで絶対に諦めない!勝ち負けだけじゃない!俺はサッカーが好きだから、サッカーが大好きだから一瞬一瞬を大切にしたいし全力で向き合う!それが俺の、俺達のサッカーだ!!!」
テレス「!」
天馬「らああああっ!」
ブワッ!!!
天馬「風穴…ドライブ!」
ビュオオオオオオオオオン!
「「「「うわあああっ!」」」」
テレス「なん……だと…!?」
マクスター『信じられません!松風が新必殺技でアンデスのありじごくを潜り抜けました!』
レビン『しかもそれだけではありません。緑風はそのままテレスの方へと向かっています』
テレス「馬鹿な…」
蟻地獄が破られた動揺か、データにない新技が出てきた動揺か、あるいは両方か?
テレスは向かってくる風に為す術もなく吹き飛ばされた
そして天馬は、再びアルゼンチンのキーパーホルヘと1対1になった
天馬「>>656」
ここで全ての力を使い果たしてでも必ず決める!!
天馬「ここで全ての力を使い果たしてでも必ず決める!!」
ギュウウウン!!
天馬「ゴッドウィンド!!改っ!!」
ギュオオオオオオオ
バシュン!
冴華「ゴッドウィンド改!?」
綱海「すげえ!また進化してるじゃねえか!」
ホルヘ「決めさせん!ミリオンハンズ!」
ババババババ
ホルヘ「ぐっ…ぐうううあっ!」
ガコーーーーン!!
マクスター『あっと惜しい!ここはポストに嫌われてしまった!』
レビン『いやまだボールは生きてますよ!』
天馬「うらあっ!」
ヒュウウウン!
天馬「デス…ドロップ!」G3
ギュオオオオオン!!
ズバーン!
マクスター『ゴール!イナズマジャパン1点を返します!』
天馬「ハァ……ハァ……」
半田「いやったー!」
壁山「1点返したッスー!」
風丸「>>658」
見たか、日本の底力!
風丸「見たか、日本の底力!」
テレス「・・・調子に乗るなよ。まだ1点だ!」
テレス「それに、そいつをよくみてみろよ」
天馬「ハァ……ハァ……」
テレス「そいつはもう完全にガス欠だ!唯一の得点源が消えた今お前らは今度こそジ・エンドなんだよ!」
半田「どうかな?」
テレス「あん?」
~~~ジ・エンパイア~~~
GK・・・・・・・ホルヘ
DF・ラモン・ゴルド・テレス・フリオ
MF・・・・・・エステバン
MF・・ロベルト・パブロ・セルヒオ
FW・・・・ディエゴ・レオーネ
~~~イナズマジャパン~~~
FW・・・・・・ 剣城・冴華
MF・・さくら・・アフロディ・・・・吹雪
MF・・・・・・・・ 半田
DF・・ 綱海・・風丸・壁山・・アリーチェ
GK・・・・・・・・ひかり
マクスター『イナズマジャパン、どうやらここで選手を交代するようです。松風とペルセウスを下げ、剣城とアフロディを投入ここからどのような展開になるのでしょうか?注目しましょう』
剣城「…後は任せろ」
天馬「頼んだ…」
アフロディ「まだ終わっていない。いつかもう一度チャンスが来る。その時まで力を蓄えておくんだ」
ペルセウス「……はい」
ピ----
マクスター『さあ後半戦キックオフです!』
ディエゴ「っ!」
バシューーーーン
テレス「よっと」ポスッ
テレス「それ!」
コロコロ~
フリオ「ラモン!」
バシューーーーン
ラモン「よっ」ポスッ
マクスター『こ、これは!』
アツヤ「なにっ!?」
冴華「嘘だろ…」
マクスター『なんとジ・エンパイアの選手達が自陣でパスを繋いでいます!レビンさん、これは一体どういうことでしょう?』
レビン『試合終了のホイッスルが鳴るまでパス回しに徹するつもりでしょうね』
マクスター『あー、なるほど』
ジ・エンパイアの露骨な時間稼ぎ作戦
これに対しファンの反応
安価下
ジャパンサポーター:猛烈なブーイング
エンパイアサポーター:ブーイングまでとはいかないまでも良くはない
観客A「んだよそれ!汚いぞ!」
観客B「ちゃんと勝負しろー!」
観客C(世界大会で、こんなプレー見せられるなんて…)
観客達「「「「ブーーー!」」」」
マクスター『ああ…ジャパンサポーターから大きなブーイングが地鳴りのようにここまで響いてきます』
レビン『まあ…ね、代表としてこれはどうなのかと…言いたくもなりますよ』
テレス「おーおー、日本のサポーターが怒ってるねぇ~」
冴華「ちゃんと勝負しろ!」ズザ---
テレス「やってるじゃねえか。これの何処が反則なんだ…」ヒョイ
テレス「よっ!」
バシューーーーン
ホルヘ「…」ポスッ
剣城「…」タッタッタッ
ホルヘ「…」
バシューーーーン
ゴルド「…」ポスッ
マクスター『剣城、キーパーホルヘにプレッシャーを掛けるもパスを繋がれてしまいます』
冴華「くそ!卑怯者!」
剣城「よせ御城、彼らは何も間違ってはいない」
冴華「剣城さん!?しかしこれは…」
剣城「ルール上は何も問題はないんだ。悔しいなら自分で取るしかない」
冴華「>>664」
…っ!わかってます!わかってますけど…納得できるかは別じゃないですか!
冴華「…っ!わかってます!わかってますけど…納得できるかは別じゃないですか!」
剣城「抑えろ御城。フォワードは苛立ちを見せるなとキャプテンに言われただろう」
剣城「…それに、どうやらキャプテンはこの局面で何か思いついたみたいだ」
冴華「え?」
剣城「信じるんだ。キャプテン達を」
冴華「……わかりました」
半田「風丸、壁山」チョイ…チョイ…
風丸「どうした半田。ボールも出ていないのに集まれなんて」
壁山「そうッスよ。早くボールを奪わないと時間が勿体ないッス」
半田「ああわかってる。だからボールを奪うための作戦を思い付いたから話を聞いて欲しいんだ」
壁山「え?」
風丸「…わかった」
マクスター『おやなんでしょう?イナズマジャパンの一部選手がインプレー中にも関わらず何かを話し込んでいます』
レビン『なんでしょうね?』
半田「壁山、お前には風丸の真ん前に突っ立ってて欲しい」
壁山「立つ、だけ?」
半田「そう。立つだけ。でもその立つだけが一番重要なんだ」
半田「んで風丸はエアーバレットの準備を。俺の合図で壁山をどかせるから、風丸はボールを持った選手に弾を撃ってくれ」
風丸「…わかった。やってみよう」
半田「一度きりの不意打ちだ。黒星を消すにはもうこれしかない。絶対成功させるぞ」
壁山「>>666」
わ、わかったっス!
壁山「わ、わかったっス!」
風丸「…」スススッ
半田(見極めろ。見極めるんだ…あの正確かつ速いパス回しに付け入る一瞬の隙を!)
バシューーーーン
バシューーーーン
バシューーーーン
テレス「よっと」ポスッ
冴華「うおおおおおっ!」
テレス「あらよ!」サッ!
ビュオオオオオ~…
風丸「…」
テレス「エステバン!」
バシューーーーン
半田「>>668」
(ダメだ、やっぱ見つから、違う!!弱音考えてる暇あるなら探せ!!)
半田(ダメだ、やっぱ見つから、違う!!弱音考えてる暇あるなら探せ!!)
バシューーーーン
バシューーーーン
バシューーーーン
テレス「…」チラッ
壁山「…」
テレス(ボーッと突っ立ってるだけの奴もチラホラ出てきたな。そうそう諦めも肝心だぜ)
テレスはこの時、突っ立っている壁山を見て満足…慢心してしまった
そして見落としていたのだ
風丸の密かな動きを…
ロベルト「…」ポスッ
マクスター『ボールはロベルトへと渡った!』
さくら「全っ然取れないっ!」
ロベルト「当然だろ。取れないようにパスを回しているんだからな」ニヤリ
半田(見つけた!)
半田「野咲!伏せろ!」
さくら「えっ!?」
風丸「>>670」
そこだぁ!
風丸「そこだぁ!」
壁山「~~っ!」サッ
風丸「エアーバレット!」
バシュン!
ロベルト「!?」
ドオオオオオンン!!!
ロベルト「うわあっ!」
マクスター『あっとここでジ・エンパイアがボールをこぼした!』
コロコロ~
テレス「拾え!パブロ!」
アフロディ「させないよ!」
マクスター『アフロディがボールを拾った!』
風丸「こっちだ!」
アフロディ「任せたよ!風丸君!半田君!」
バシューーーーン
風丸・半田「「イナズマ1号!改!」」
ギュイイイイイン!!
マクスター『おおっと風丸と半田の強烈な必殺シュートが炸裂しました!!しかしテレスはこれを防ごうと正面に立ちます!』
テレス「ふざけるな!こんな、こんなシュート俺が!」
テレス「アイアンウォール!」ドーーーン!
ガキイイイイイン!
テレス「ぐっ、ぐおおおおっ!!」
半田「行けえええええっ!!」
ドゴオオオオオオン!!!
テレス「………は?」ドサッ
マクスター『く、砕いたあああああ!!風丸と半田のイナズマ1号改がアイアンウォールを砕きました!』
コロコロ~
剣城「っ!」ポスッ
イナズマ1号改はテレスの必殺『アイアンウォール』を崩した
イナズマ1号改とアイアンウォールは威力がほぼ同じだった為両方の技が相殺される形でボールが地に落ちた
そして溢れ球を拾ったのは…
マクスター『ボールを拾った剣城!ジ・エンパイアのペナルティエリアまで突入しました!』
剣城(キャプテン達が作ったこのチャンス!無駄にはしない!)
バサァァァァ
剣城「デビルバースト!」
バシューーーーン
ホルヘ「決めさせん!ミリオンハンズ!」
ババババババ
ズバーン!
マクスター『ゴオオオオル!土壇場でイナズマジャパンが同点に追いつきました!』
わあああああああっ!!!
マクスター『お聞きくださいこの大歓声!先程までのブーイングが嘘のようにこの同点劇を讃えております!』
テレス「なんでだ……なんで、こんな…」
半田「>>673」
おいおい、さっきまでの威勢はどうしたよ?
これで『不落の要塞』なんて名前負けもいいところだなおい!
半田「おいおい、さっきまでの威勢はどうしたよ?これで『不落の要塞』なんて名前負けもいいところだなおい!」
冴華「逃げ腰でサッカーした報いがこれだなんて、滑稽だな」
アツヤ「よう。コケにして、馬鹿にしていた【マグレ勝ち】した連中に、実力で2点も取られた気分はどうだよ?」
テレスの反応
安価下
特に聞いてなかった
勝つために次はどうするか考えてた
テレス(…まだだ。まだ終わってない。今は同点にされたことを受け入れて、勝つ為に何をするか考えろ!)
多少の動揺はあったものの、テレスは思ったより冷静だった
テレス「うおおおっ!」ズザ---
冴華「くっ!」
依然としてテレスは鉄壁を誇った
だがイナズマジャパンも、ひかりがキーパーになってからの守備は前半と見違えるほど上昇していた
ひかり「綱海さん、風丸さん、両サイドからプレスを」
風丸「わかった!」
綱海「任せろ!」
ひかり(コースは塞いだ。これで残るシュートは)
ディエゴ「っ!」
バシューーーーン
ひかり(正面っ!)パシッ!
マクスター『ディエゴのシュートはキーパー東の正面!これは決まりません!』
レビン『ディフェンスがしっかりとコースを塞ぎましたからね』
~イナズマジャパンベンチ~
趙金雲「…見ていますか源田君。キーパーの役目はただ点を取られなければいい。決して自分の力だけを誇示する仕事ではないのです」
源田「…」
趙金雲「>>677」
(それにしても向こうは思った以上に冷静ですねぇ、動揺してくれれば勝ち越しできる確率も跳ね上がったんですが…)
(気持ちは分かりますがくれぐれも調子に乗ってはいけませんよみなさん)
貴方は確かに強くなった。
個人の技の威力、パフォーマンスならひかりさん以上でしょう。
ですが、貴方は強くなったが故に『個人』に頼りすぎた。
あの『ヘルファイア』はひかりさんでも止められないでしょうね。
しかし、キーパーの仕事は『相手なシュートを止める』事だけではなく、『相手にシュートを入れさせない・打たせない』事も重要なのです。
…現に、ひかりさんは相手に『ヘルファイア』を撃たせる隙を与えていません。
趙金雲「貴方は確かに強くなった。個人の技の威力、パフォーマンスならひかりさん以上でしょう」
趙金雲「ですが、貴方は強くなったが故に『個人』に頼りすぎた」
源田「!」
趙金雲「あの『ヘルファイア』はひかりさんでも止められないでしょうね。しかし、キーパーの仕事は『相手なシュートを止める』事だけではなく、『相手にシュートを入れさせない・打たせない』事も重要なのです」
趙金雲「…現に、ひかりさんは相手に『ヘルファイア』を撃たせる隙を与えていません」
源田(そうだ!俺は…強くなった自分に酔って、キーパーとして大切なことを忘れてしまっていた…)
趙金雲「…また貴方の力が必要になる時が絶対来ます。今日はその時までの大切な財産として魂に記憶しておいてください」
源田「>>680」
・・・はい!
源田「・・・はい!」
天馬(キーパーの仕事は『相手なシュートを止める』事だけではなく、『相手にシュートを入れさせない・打たせない』事も重要…源田さんがチームに加わった今、俺にキーパーをやる機会があるかはわからない)
天馬(けど万が一ということはあるかもしれない。この言葉は俺の胸にも深く刻み込んでおこう…)
その後も試合は、ひかり、テレスと両チームの守りの要が冴え渡り次の1点が記録されることはなかった
【雷雷軒】
ピ----
マクスター『ここで試合終了のホイッスル!2-2、両チーム勝ち点1の引き分けとなりました!』
栗松「ひ、引き分けでヤンス…」
マックス「けどあの展開から同点に追い付いたんだ。それだけでも上出来だろ」
栗松「そ、それもそうでヤンスね!負けなかったことを喜ぶでヤンスよね!」
円堂(イナズマ1号、改……か)
円堂「……ありがとな、風丸」グスッ
夏未「泣いてるの?」
円堂「風丸が、約束を守ってくれたからな…」
円堂「……これで、万が一復帰できなくても安心して、あいつらに託せるよ…」
夏未「>>683」
次そういうこと言ったら怒るわよ?ゴゴゴッ
私やみんなが全力でサポートしている以上あなたの復帰は決定事項よ
夏未「次そういうこと言ったら怒るわよ?」ゴゴゴッ
「「「「!?」」」」ビクッ
夏未「私やみんなが全力でサポートしている以上あなたの復帰は決定事項よ」
円堂「ご、ごめんなさい…感動のあまり、弱気になってました。弱気は二度と、起こしません!約束します!」ガクガクブルブル
夏未「よろしい」
夏未「・・・私は、世界の舞台で楽しくサッカーをする貴方が見たいんだから」ボソ
円堂「ん?なんか言ったか?」
夏未「な、なんでもありませんっ!」カァァァ////
春奈「前半は正直どうなるかと思ったけど、雷門の皆の活躍でなんとか引き分けには持ち込めたね!」
鬼道「ああ」
鬼道(俺はただ映像から固唾を飲んで見守るしかできなかったという相手に、半田は最後まで抗い見事に戦局を変えた。あいつめ、いつのまに俺を追い越した)ニヤリ
鬼道「だが俺も、追い抜かれたままで終わったりはしないぞ」ニヤリ
春奈(お兄ちゃん、嬉しそう!)
今回はここまで
ジ・エンパイア戦は原作と違い引き分けに終わりました
これでイナズマジャパンは勝ち点4、イタリアと同じく1位です
そして次の試合はいよいよ一之瀬達が居るアメリカです
果たしてどんな結末になるでしょうね?
ではまた次回!
乙
今回何気に初めて天馬ベンチに下がったな
これで雷門編から唯一フル出場してるのが壁山だけという事実
まあ源田は元々急に呼び出された訳だし準備不足だったのは仕方ない
次の出番いつになるかわからないがリベンジ期待
【FFI本戦シュート成績】
剣城 2得点
デビルバースト(2-2)
風丸 1得点
炎の風見鶏V2(1-1)
イナズマ1号改(1-0)
天馬 1得点
ゴッドウィンド(2-0)
ゴッドウィンド改(1-0)
デスドロップG3(1-1)
さくら 0得点
マーメイドスマッシュ(1-0)
アツヤ 0得点
エターナルブリザード(1-0)
綱海 0得点
ツナミブースト(1-0)
冴華 0得点
ノーマル(1-0)
アフロディ 0得点
真ゴッドノウズ(1-0)
ペルセウス 0得点
天空の刃(2-0)
【FFI本戦敵サイドシュート成績】
レオーネ 2得点
ヘルファイア(2-2)
フィディオ 1得点
オーディンソード(2-1)
エドガー 1得点
エクスカリバー(4-1)
パラディンストライク(1-0)
エリック 0得点
ノーマル(1-0)
フィリップ 0得点
ノーマル(2-0)
マーク 0得点
ノーマル(1-0)
ショーン 0得点
ノーマル(1-0)
スティーブ 0得点
ノーマル(1-0)
ミケーレ 0得点
ノーマル(1-0)
ラファエレ 0得点
フリーズショット(1-0)
ディエゴ 0得点
ノーマル(1-0)
【FFI本戦キーパー成績】
ひかり 1失点
クリスタルバリア(5-1)
ノーマル(4-0)
源田 2失点
ハイビーストファング(1-1)
ノーマル(1-1)
マックイーン 2失点
ガラティーン(5-2)
ブラージ 0失点
ノーマル(4-0)
キッド 0失点
フラッシュアッパー(2-0)
ホルヘ 2失点
ミリオンハンズ(3-1)
ノーマル(1-1)
ジ・エンパイア戦の2失点目は技の発動前なのでノーマルでの失点扱いとなります
【FFI本戦アシスト成績】
天馬 2アシスト
炎の風見鶏 1アシスト
パス 1アシスト
半田 2アシスト
パス 2アシスト
さくら 1アシスト
パス 1アシスト
テレス 1アシスト
パス 1アシスト
イギリス戦で最初に発動したルート・オブ・スカイでパスを繋いだ3人ともにアシストを記録しています
【ミーティングルーム】
「「「「スロー調整?」」」」
趙金雲「はい。次のアメリカ戦は体力の回復を優先して万全の状態で挑めるよう調整して貰います」
半田「…確かに、この2試合で相当体力減ってるもんな」
アツヤ「……また木戸川との敗北後みたいなことするのか?」
趙金雲「まあ、それは皆さんの判断に任せます。今回は特訓を禁止したりはしません。が、スロー調整ということを忘れずにお願いしますよ。1日激しい特訓をしたら2日か3日は絶対に休みを入れてください」
趙金雲「逆に、この機会に南の島を遊び回るのもアリとします」
「「「「!」」」」
さくら「ショッピングとか行ってもいい!?」
趙金雲「はい」
アリーチェ「部屋に籠もってゲーム!」
趙金雲「疲れが取れるのであればどうぞ」
壁山「美味しい料理を食べて回ったりは!」
趙金雲「どうぞどうぞ」
「「「「やったああああっ!」」」」
半田「…ま、ずっとサッカーばっかだったし、たまにはこういうのもアリだよな」
こうしてイナズマジャパンは次の試合に向けてスロー調整を行うこととなった
秋「>>694」
(せっかくの機会だし、一之瀬君達に会いに行こう)
秋(せっかくの機会だし、一之瀬君達に会いに行こう)
趙金雲「それでは皆さん、後は各自の判断にお任せします。試合までに英気を養ってくださいね~」
「「「「はいっ!」」」」
【宿福に残るメンバー】
天馬・・・特訓
風丸・・・特訓
冴華・・・特訓
ペルセウス・・・特訓
アリーチェ・・・部屋でゲーム
綱海・・・海でサーフィン
【クジャクスタジアムに向かうメンバー】
半田、秋、源田
【イタリアエリアに向かうメンバー】
剣城、アフロディ、葵
【スペインエリアに向かうメンバー】
ひかり、アツヤ、さくら、壁山
朝はここまでにします
今日は2本立てです
続きを始める前にアンケートを取ります
今回、スロー調整の為敢えて特訓回は行わず日常回を優先したいのですが、特訓は入れた方がいいのかスルーでも大丈夫なのか、そこのところを聞いてみます
そして次にどの視点から話をスタートさせるかもアンケートします
特訓はちょこっと伏線貼る程度の描写でいいんじゃないかと
半田組からで
流石に特訓完全なしは寂しい
【クジャクスタジアム】
わあああああああああ!!!
マクスター『FFI2回戦、ここクジャクスタジアムではアメリカ代表ユニコーンと、イギリス代表ナイツオブクィーンの一戦が行われようとしています!』
マクスター『実況は私、マクスター・ランド、解説は元ヨーロッパリーグMVPストライカー、レビン・マードックさんでお送りします』
レビン『よろしく』
マクスター『この試合は両チームにとっても大きなポイントとなりそうですね』
レビン『両チームとも開幕で白星が掴めませんでしたからね。当然、気合は1戦目以上に入ってるでしょう。あとはそれが吉と出るか凶と出るか、非常に楽しみです』
観客A「前の試合は運悪く負けたけど今日は行けるぞ!」
観客B「頑張って!エドガー様ー!」
観客C「イギリスに勝利を!」
観客D「白星はとれなかったがまだ負けてないんだ!頑張れアメリカ!」
観客E「ここで2点差以上つけて勝って単独首位だああああああ!!」
わああああああああああ!!!
きゃあああああああああ!!!
半田「両チームともまだ1試合しか消化してないとはいえ、早く勝ち星がほしいって思ってるよな」
源田「ファンでこれなんだ。選手はもっと欲しているだろう」
秋「>>701」
二人はどっちを応援するの?
秋「二人はどっちを応援するの?」
半田「俺はやっぱ、ナイツオブクィーンだな。全力でぶつかったライバルであり、俺らの為にわざわざパーティー開いてくれた友人達でもあるからな」
源田「…俺は打算込みでナイツオブクィーンを応援するつもりだ」
秋「そっか。2人はナイツオブクィーン側なんだね」
半田「2人は、ってことは秋はユニコーンを応援する訳か」
秋「うん。友達も居るからね」
半田「>>703」
ぶっちゃけどっちが強いんだ?
イギリスが勝ってくれりゃ俺達の決勝進出の可能性もグッと高まるんだがな
半田「ぶっちゃけどっちが強いんだ?イギリスが勝ってくれりゃ俺達の決勝進出の可能性もグッと高まるんだがな」
源田「ナイツオブクィーンはFFIでも名の知れた強豪だが、今年のユニコーンも強いとは聞いた」
秋「…勝負の世界だもん。どっちが勝ってもおかしくないわ…」
源田「……そうだな」
半田「・・・頑張れよ!エドガー!」
エドガー(半田か。わざわざ応援に来てくれるとはありがたい…)
一之瀬「イナズマジャパンに負けたのは運がなかったって言われてるね」
エドガー「…彼らは強い。我々は運で負けたのではない。実力で負けたんだ。訂正して貰おうか」ギロリ
一之瀬「その目を見て安心したよ。イナズマジャパンの強さが本物だってこと」
一之瀬「・・・この試合は勿論次のイナズマジャパンとの試合にも全力で勝ちに行くよ。イギリスも日本も、格下なんて思ったことは唯の一度だってないからね」
エドガー「>>705」
私にも絶対に負けられない理由がある
何故なら・・・
強く美しい彼女達と再び素晴らしい勝負を繰り広げることで友情、そして愛情を芽生えさせ深い関係になりたいからだ!!
エドガー「私にも絶対に負けられない理由がある。何故なら・・・」
エドガー「強く美しい彼女達と再び素晴らしい勝負を繰り広げることで友情、そして愛情を芽生えさせ深い関係になりたいからだ!!」
一之瀬「…人によっては下心満載の下らない理由って蹴りそう。けど、女性と親密な仲になりたいから頑張るってケース…実際結構多いよね。交際への第一歩とか結婚とか」
一之瀬「それに、俺も大切な子との約束があるからね。だから女性の為に負けられないって気持ちは理解できるよ」
エドガー「…お互いにベストを尽くそう」
一之瀬「ああ」
マーク「カズヤ、アップを始めるぞ!」
一之瀬「おお!今行く!」タッタッタッ
秋との約束を抱えた一之瀬
ひかりとの(ほぼ一方的な)約束を抱えたエドガー
互いに譲れない、意地と意地のぶつかり合いが間も無く行われようとしていた
果たして、勝利の女神はどちらに微笑むのか?
今回はここまで
次回はユニコーン対ナイツオブクィーンの試合を書きます
そして一之瀬の秋への友好度ですが、物語の都合上現時点では友情か愛情かははっきりさせません
なので、現時点で一之瀬が秋に向けている感情は友情、という前提でお願いします
ではまた次回お会いしましょう
ユニコーン対ナイツオブクィーンの試合
前半から両チームの堅い守りが機能する展開となっていた
エドガー「っ、~~っ!」トン…トン…
一之瀬「…」サッ!
マクスター『エドガーと一之瀬が激しく競り合っております!エドガー、必死で一之瀬を振り切ろうとするもマークが外れません!』
エドガー(くっ、なんて守備力だ!)
一之瀬「はあああっ!」クルクル
ボオオオオオ!
一之瀬「フレイムダンス!」
エドガー「しまった!」
マクスター『一之瀬がエドガーからボールを奪った!一之瀬は攻撃翌力だけでなく守備力も高いですね』
レビン『ええ。あの守り、ユニコーンのDF陣ともなんら遜色のないレベルですよ』
一之瀬「マーク!」
バシューーーーン
マーク「>>709」
ナイスパスカズヤ!
マーク「ナイスパスカズヤ!」
マーク「はあああっ!」
ギュウウウウンン!!
エリック・ゲーリー「「!?」」
マクスター『ユニコーンのキャプテン、マーク・クルーガーが目にも止まらないスピードで2人抜き!』
レビン『トラップしてからの切り返しが速いですね』
マーク「ディラン!」
バシューーーーン
ディラン「Yes!」
ランス「させん!」ポスッ
ディラン「What's!?」
マクスター『ユニコーン、エースストライカーのディラン・キースにパスを出すもここはカットされます!』
ランス「エリック!」
バシューーーーン
エリック「っ!」ポスッ
ヒュン!ヒュン!ヒュン!
エリック「ウルトラムーン!」
グルン!
エリック「エドガー!」
バシューーーーン
エドガー「っ!」ポスッ
マクスター『速い!ナイツオブクィーン、一瞬のパスカットからこのカウンター攻撃!』
土門「行かせるか!」タッタッタッ
エドガー「…」
クククッ…クイッ!
土門「!?」
マクスター『ああっと土門が抜かれた!』
ヒュウウウウウン!
エドガー「エクス…一之瀬「させない!」
バシューーーーン
エドガー「!?」
審判「っ!」ピッ!
マクスター『一之瀬、エクスカリバーを打たれる前になんとかボールを外に出しています!』
エドガー「>>711」
ふっ、つれないじゃないか
少しくらい我が聖剣の輝きを見ていっても損は無いぞ
エドガー「ふっ、つれないじゃないか。少しくらい我が聖剣の輝きを見ていっても損は無いぞ」
一之瀬「隙を与えないってことはそれだけ真剣に君を見ているってことだよ」
エドガー「ふっ…その台詞、レディーから聞きたったものだがな」
フィリップ「っ!」
バシューーーーン
土門「させるか!」ポスッ
エリック「っ!」ポス
土門「キラースライド!」ズザ---
エリック「あっ!?」
マクスター『この試合も土門のディフェンスが冴えています!両チーム未だ無得点!果たして試合はいつ動くのか!?』
半田「あの土門ってやつ、イタリア戦ほど調子は良さそうじゃないけど、それでも十分機能してるな…」
源田「>>713」
あいつはシードの中でも比較的下…冴華あたりの地位の部類だ。
実際、『キラースライド』はシードの中では基礎中の基礎の技で威力は高くない
が…使いどころがうまいな。
源田「あいつはシードの中でも比較的下…冴華あたりの地位の部類だ」
秋「え?そうなの?」
源田「実際、『キラースライド』はシードの中では基礎中の基礎の技で威力は高くない、が…使いどころがうまいな」
半田「…シードでは芽が出なかった選手が代表入りしてからは世界で活躍、か。環境で変わるもんなんだな」
土門「一哉!」
バシューーーーン
一之瀬「っ!」ポスッ
エドガー「ここは通さんぞ!」
ギュウウウウンン!!
一之瀬「!」
マクスター『ああっとフォワードのエドガーがこの位置まで戻った!再び一之瀬と1対1!今度は一之瀬が攻撃でエドガーが守備だ!』
一之瀬「…」
ギュウウウウンン!!
一之瀬「!」ピタッ
エドガー「…」サッ!
一之瀬「~~っ!」
ポーーーン
マクスター『一之瀬、ボールを浮かせます!』
エドガー「貰った!」
ククク…クイッ!
マクスター『ああっと一之瀬、ヒールでカーブを掛けていました!』
エドガー「ふっ、読んでいた!」クルッ
バシューーーーン
一之瀬「なっ!?」
フィリップ「っ!」ポスッ
エドガー「…」スタッ
ギュウウウウンン!!
エドガー「こっちだ!」
一之瀬のカーブを計算に入れボールを蹴ったエドガー
着地後、すぐに駆け出しボールを受けた
そして…
エドガー「受けてみよ!」
ヒュウウウウウン!
シュオオオオン!
エドガー「エクス…カリバー!」
ドオオオオオンン!!!
マクスター『この試合初めてのシュートがエドガーの必殺エクスカリバーとなります!ナイツオブクィーン先制なるか!?』
観客B「きゃあああ!エドガー様ー!」
観客C「聖剣エクスカリバーですわ!エドガー様素敵いいいい!」
キッド「しゅっ!しゅっ!フラッシュ…アッパー!」
ドオオオオオンン!!!
キッド「ちっちっちっ」
マクスター『しかしこのエクスカリバーはユニコーンの守護神キッドに防がれてしまった!』
観客B「あー…そんなぁ……」
観客C「エドガー様!次こそ決めてくださいまし!」
観客D「流石だぜキッド!」
半田「…厄介なのはあの守備だな。正直、アンデスの不落の要塞より攻略が難しそうだ」
源田「たが、攻撃はイギリスやアルゼンチンと比べると劣っているではないか?」
半田「……そうだな。守備はすげえけど今んとこ攻撃はそこまででもないか」
秋「>>717」
(一之瀬君の動き、前の試合よりキレが無いような・・・流石の一之瀬君も疲労が貯まってるのかな?)
キッドくんの体勢を
崩すようにしましょ
それにイギリスもまだ『長距離エクスカリバー』を残してる…
秋(一之瀬君の動き、前の試合よりキレが無いような・・・流石の一之瀬君も疲労が貯まってるのかな?)
キッド「カズヤ!」
バシューーーーン
一之瀬「…」ポス
ギュウウウウンン!!
一之瀬「!」
マクスター『ああっと一之瀬がエドガー、エリック、ゲーリーの3人に囲まれた!』
一之瀬「いやー、俺モテモテだね…」
エドガー「>>721」
・・・今すぐ交代することをおすすめする
このまま無理を続けていては君は!
エドガー「・・・今すぐ交代することをおすすめする。このまま無理を続けていては君は!」
一之瀬「構わないよ。俺には【選手生命】なんかよりも大切な約束があるんだ」
エドガー「…もう話しても無駄なようだな」
一之瀬「・・・」
ヒュウウウウン!
「「「!」」」
一之瀬「ディラン!マーク!」
バシューーーーン
マクスター『一之瀬飛んだ!そして飛び上がってからさらに高くボールを蹴り上げた!』
観客D「なっ!?」
源田「馬鹿な!高過ぎる!」
観客E「3人に囲まれたから諦めてクリアしたのか?」
秋「違うわ!あれ!」
半田「ディランとマークがあのボールに走り込んでる!」
ディラン「>>723」
ナイスパスだぜカズヤ!
ディラン「ナイスパスだぜカズヤ!」
マーク「行けるなディラン!」
ディラン「ミーの調子もギンギンさ!」
「「ふっ!」」
ヒュウウウウン!
エドガー「まさか!あれに届くと言うのか!?」
一之瀬の点まで届くかのようなパスに、ディランとマークは飛び上がった
そして……
「「ユニコーンブースト!」」
ドオオオオオンン!!!
バシューーーーン
マクスター『なんとユニコーンが今大会初の必殺シュートを放って来ました!』
マックイーン「ガラティーン」
ジジジジジ!!
マックイーン「ふんっ!」
キィィィン!
マックイーン「!?」
ズバーン!
マクスター『ゴール!ユニコーン先制!なんとユニコーンが、チームの名の通りの必殺シュートで得点を上げました!』
一之瀬「……ふぅ~」
エドガー「君は…」
一之瀬「…同情する暇があるなら本気で掛かってきなよ」ゴゴゴゴゴ
「「「「!?」」」」ビクッ
エドガー(な、なんという気迫だ…)
一之瀬「>>725」
同情も情けも無用だよ
それとも、全力で戦う相手に手加減して出迎えるのが『騎士道』ってやつなの?
一之瀬「同情も情けも無用だよ。それとも、全力で戦う相手に手加減して出迎えるのが『騎士道』ってやつなの?」
エドガー「!」
一之瀬「…」スタスタ
ピ----
フィリップ「…」
バシューーーーン
エドガー(前回と同じ過ちを繰り返したな。命を懸けて戦う相手に油断など…)ポスッ
マクスター『さあ、1点を奪われたナイツオブクィーンからのキックオフで試合が再開、そしてナイツオブクィーンはフィリップをセンターサークルに残して全員がペナルティエリアに居ます!』
秋「あの戦術は!」
半田「来るぞ!エクスカリバーだ!」
エドガー「私達はここから、一切の油断を捨て全てを懸ける!うおおおおおっ!」
ヒュウウウウウン!
シュオオオオン!
エドガー「エクス…カリバー!」
ドオオオオオンン!!!
マクスター『出たああああああ!エドガーの『長距離エクスカリバー』がユニコーンのゴールに向かっていく!』
マーク「ゴールからゴールに向けて打つ方が強いシュートだと!?」
ディラン「クレイジーなシュートだぜ…!」
エドガー「>>727」
驚くのは少々早いのでは?
我が聖剣は・・・ここから更に輝きを増す!
エドガー「驚くのは少々早いのでは?」
ギュオオオオオオオオオンン!!
「「「「!」」」」
エドガー「我が聖剣は・・・ここから更に輝きを増す!」
一之瀬「受け止めるよ!土門!」
土門「おうよ!」
ボオオオオ
一之瀬「スピニングカット!」
ギュオオオオオン!
マクスター『あっと!一之瀬がシュートブロックを行うもこれでは止まらない!』
ボオオオオオオオ
土門「ボルケイノ…カット!」
ギュオン!
キッド「しゅっ!しゅっ!フラッシュ…アッパー!」
ドオオオオオンン!!!
キッド「…」ポスッ
マクスター『ユニコーン!エドガーの長距離エクスカリバーも3人掛かりでなんとか防ぎました!』
先制されたナイツオブクィーンだが、その後は果敢に攻め続けた
目の前のライバルと全力で戦うその姿は、まさに騎士そのものであった
エドガー「必殺タクティクス!」
ギュウウウウンン!!
エドガー「無敵の槍!」
ドオオオオオンン!!!
「「「「うわああああっ!」」」」
マクスター『1点ビハインドを背負ったナイツオブクィーン、攻撃の手を緩めることなく果敢に攻めます!』
レビン『先制されてから、むしろキレが上がったように感じますね』
クルッ!
エドガー「パラディン!ストライクっ!」
ギュオオオオオン!
キッド「しゅっ!しゅっ!フラッシュ…アッパー!」
ドオオオオオンン!!!
キッド「…」ポスッ
マクスター『レビンさん、これだけ激しいぶつかり合いで前半がまだ残っているというのもまた面白いですよね』
レビン『ええ。仰る通りです』
だがキレが上がったのは、何もナイツオブクィーンだけではなかった
ショーン「カズヤ!」
バシューーーーン
一之瀬「っ!」ポスッ
マクスター『ボールは一之瀬に渡った!』
ゲーリー・ピーター「「通すか!」」
一之瀬「っ!」クルッ
ゲーリー「あっ!?」
ポーーーーン
マクスター『一之瀬、プレッシャーを掛けてきたゲーリーをルーレットでかわしヒールリフトでピーターを抜き去った!』
左サイドから一之瀬が上がってきた
当然キーパーのマックイーンは自分から見て左側にポジションを取った
デービッドとジョニーが一之瀬のマークに付いた、その時だった
ヒュン!ヒュン!ヒュン!
一之瀬「ウルトラムーン!」
グルン!
一之瀬「っ!」スタッ
「「「「!?」」」」
マクスター『な、なんと!一之瀬がナイツオブクィーンの必殺技『ウルトラムーン』でDFをかわしました!』
エリック「なんだと!?」
ナイツオブクィーンの選手は、まさか自分達の技を使われるとは思っていなかった為に一瞬硬直した
そしてその隙を、一之瀬は見逃さなかった
ポ---ン
一之瀬「スパイラル…ショット!」
バシューーーーン
マックイーン「!?」
ズバーン
マクスター『ゴール!前半終了間際にユニコーンが追加点!』
一之瀬は必殺シュートで(一之瀬から見て)左側ギリギリのゴールネットを突き刺した
土門「凄えな一之瀬!なんでこのタイミングでエリックの必殺技が使えるんだよ!」
マーク「味方ながら俺達まで驚いて動きを止めて魅入ってしまった…」
一之瀬「ありがとう☆」
マーク「>>731」
なんにせよこれで俺達の白星は約束されたようなものかな
マーク「なんにせよこれで俺達の白星は約束されたようなものかな」
一之瀬「この2点のリードを守って、逃げ切り勝利を狙おう!」
ディラン「いやいや、me達はまだまだ暴れるよ!」
土門「そう言うなら追加点期待するぜ」
ディラン「Yes!」
FFIAブロック2回戦、ユニコーン対ナイツオブクィーンの試合は2-0で前半を終えた
後半は一之瀬を下げたが一之瀬が居なくともユニコーンの堅い守りは健在で、さらに2点ビハインドと前半のハイペースな展開でナイツオブクィーンのプレーは精彩を欠いた
トニー「うおおおおっ!」タッタッタッ
フィリップ「くそ!」
バシューーーーン
キッド「…」
マクスター『フィリップ、シュートを打っていきましたが枠外に外れます』
ポール「くっ!」
バシューーーーン
ピーター「はあっ!」
バシューーーーン
ピッ!ピッ!ピ----
マクスター『ここで試合終了のホイッスル!試合は2-0でユニコーン勝利です!』
半田「勝ち点は4、けど得失点差+2で単独首位に躍り出やがったな…」
秋「>>733」
あのイギリスがここまでやられるなんてね
秋「あのイギリスがここまでやられるなんてね」
源田「しかもこの勢いで俺達と戦うわけだ。非常に厄介だぞ…」
半田「…帰ったらまたアメリカの試合のビデオを洗い直さないとな」
秋「手伝うわ、半田君」
半田「ありがとな」
秋「あ、でもまずは一之瀬君達に会いに行ってもいい?」
半田「え?ああ。構わないぜ」
秋「おーい!一之瀬君!土門君ー!」
一之瀬「・・・あれ?あっ!秋!やっほー!」
土門「源田さん!お久しぶりです!」ペコリ
源田「ああ、久しぶりだな土門」
一之瀬「もしかして応援に来てくれてた?」
半田「残念、偵察だ」
一之瀬「あはは、だよねー」
秋「あ、私はちゃんと応援してたよ!」
一之瀬「ありがとー!」
マック「お前ら!引き上げるぞ!」
「「「「はい!」」」」
一之瀬「…本当はもっと色んな話したいけどそろそろ行かなきゃ」
秋「うん…」
一之瀬「あ!そうだ!もしそっちが良ければ明日アメリカエリアに遊びにおいでよ!」
秋「え!?いいの?でも、試合の翌日に押しかけるのは迷惑じゃ?」
一之瀬「迷惑だって思ってたら遊びには誘わないよ」
秋「…じゃあ、お言葉に甘えて、明日一之瀬君に会いに行くね」
一之瀬「待ってるよ」
今回はここまで
実は、一之瀬の体をボロボロにさせる気は更々ありませんでした
なんなら>>721が来るまで普通にピンピンしてる設定のつもりでした
だから最初は最安価しようかと思いましたが、原作と同じ事故の後遺症を残している設定で行きます
まあそれはともかくアンケート
そして次にどの視点から話をスタートさせるかもアンケートします
【宿福に残るメンバー】
天馬・・・特訓
風丸・・・特訓
冴華・・・特訓
ペルセウス・・・特訓
アリーチェ・・・部屋でゲーム
綱海・・・海でサーフィン
【イタリアエリアに向かうメンバー】
剣城、アフロディ、葵
【スペインエリアに向かうメンバー】
ひかり、アツヤ、さくら、壁山
ではまた次回お会いしましょう
スペインエリア編で
剣城視点で
イタリアエリアからのスタートで
【FFI本戦敵サイドシュート成績】
レオーネ 2得点
ヘルファイア(2-2)
ディラン 1得点
ユニコーンブースト(1-1)
一之瀬 1得点
スパイラルショット(1-1)
エドガー 1得点
エクスカリバー(6-1)
パラディンストライク(2-0)
エリック 0得点
ノーマル(1-0)
ポール 0得点
ノーマル(1-0)
ピーター 0得点
ノーマル(1-0)
フィリップ 0得点
ノーマル(3-0)
マーク 0得点
ノーマル(1-0)
ショーン 0得点
ノーマル(1-0)
スティーブ 0得点
ノーマル(1-0)
ミケーレ 0得点
ノーマル(1-0)
フィディオ 0得点
オーディンソード(1-0)
ラファエレ 0得点
フリーズショット(1-0)
ディエゴ 0得点
ノーマル(1-0)
開幕戦フィディオはオーディンソードで得点したという設定がありますが、試合描写はなかったのでこっちの記録からは外すことにしました
【FFI本戦キーパー成績】
ひかり 1失点
クリスタルバリア(5-1)
ノーマル(4-0)
源田 2失点
ハイビーストファング(1-1)
ノーマル(1-1)
マックイーン 4失点
ガラティーン(6-3)
ノーマル(1-1)
ブラージ 0失点
ノーマル(4-0)
キッド 0失点
フラッシュアッパー(5-0)
ホルヘ 2失点
ミリオンハンズ(3-1)
ノーマル(1-1)
ジ・エンパイア戦の2失点目は技の発動前なのでノーマルでの失点扱いとなります
【FFI本戦アシスト成績】
天馬 2アシスト
炎の風見鶏 1アシスト
パス 1アシスト
半田 2アシスト
パス 2アシスト
さくら 1アシスト
パス 1アシスト
テレス 1アシスト
パス 1アシスト
一之瀬 1アシスト
パス 1アシスト
イギリス戦で最初に発動したルート・オブ・スカイでパスを繋いだ3人ともにアシストを記録しています
【FFI本戦アシスト成績】
天馬 2アシスト
炎の風見鶏 1アシスト
パス 1アシスト
半田 2アシスト
パス 2アシスト
さくら 1アシスト
パス 1アシスト
テレス 1アシスト
パス 1アシスト
一之瀬 1アシスト
パス 1アシスト
マーク 1アシスト
ユニコーンブースト 1アシスト
イギリス戦で最初に発動したルート・オブ・スカイでパスを繋いだ3人ともにアシストを記録しています
【バス停】
剣城「…なんで着いて来たんだ」
葵「2人が何処かで無茶な特訓をしないか監視する為です!」
アフロディ「…僕達よりも天馬君の方が無茶な特訓をしそうな気もするんだけど」
葵「試合では結構無茶するけど練習だとそうでもないんです」
アフロディ「>>745」
信頼してるんだね
アフロディ「信頼してるんだね」
葵「はい!それに、仮に天馬が無茶しそうになっても特訓は風丸さんや冴華ちゃんと一緒みたいだから危なくなったら止めてくれますよ!」
剣城「…何人か一緒に特訓するならサポートしてやった方がいいんじゃないか?」
葵「監督がスロー調整って言ってたから大丈夫だよ!それとも、私が着いて来たら何かまずいことでもあるの?」ジ---
剣城「>>747」
別に、冴華ちゃんに気が
あるってわけじゃないから
意味不明なので安価下にずらします
アフロディ「信頼してるんだね」
葵「はい!それに、仮に天馬が無茶しそうになっても特訓は風丸さんや冴華ちゃんと一緒みたいだから危なくなったら止めてくれますよ!」
剣城「…何人か一緒に特訓するならサポートしてやった方がいいんじゃないか?」
葵「監督がスロー調整って言ってたから大丈夫だよ!それとも、私が着いて来たら何かまずいことでもあるの?」ジ---
剣城「>>750」
…別にそう言うわけじゃない
(まあ、どうせ総帥に接触するわけじゃないし、構わないか)
剣城「…別にそう言うわけじゃない 」
葵「じゃあいいでしょ?」
剣城「…わかった。ただし、今日のことは他言無用だ」
葵「はーい!」
プップーーー、ふしゅーーー
アフロディ「…行こうか、イタリアエリアに」
【イタリアエリア】
葵「ねえねえ剣城君、これから何処に行くの?」
剣城「イタリア代表の宿舎だ」
葵「えっ!?」
アフロディ「僕達は今日、イタリアの白い流星と直接話をする為に来たんだ。アポなしだけどね」
葵「アポなし…そ、それって入れて貰えるんですか?」
アフロディ「さあ?」
葵「さあ、って…!」
アフロディ「どうやら、練習中みたいだね」
バスに乗ってイタリアエリアにやってきた剣城達
バスを降りて徒歩で歩くこと数分、イタリア代表の宿舎に到着した
イタリア代表のメンバーは現在、練習を行なっていた
フィディオ「フォワード!常にパスラインを意識して攻め上がる!」
ラファエレ「おう!」
ダンテ「うおおおお!」ズザ-
フィディオ「っ!」サッ
フィディオ「中盤!常にボールと敵の位置を把握!ボールを奪われる状況をいつも想定しておくこと!」
「「「「はい!」」」」
フィディオ「ディフェンス!チャンスがあれば攻め上がる!守る意識だけでは勝てない!」
「「「「わかりました!」」」」
葵「うわぁ…凄い!フィールドの真ん中に居るのに、まるで後ろにも目があるみたいに全員に指示出してる…」キラキラ
剣城「そうだな」
アフロディ「イタリアの白い流星…近くで見ると雰囲気があるね」
フィディオ「!」ピタッ
ブラージ「どうしたフィディオ……あん?」
葵「き、気付かれましたよ!」ビクッ
アフロディ「いや、偵察に来たんだからそんなに驚かなくても…」
フィディオ「>>753」
思いっきり誤字しました
下にずらします
【イタリアエリア】
葵「ねえねえ剣城君、これから何処に行くの?」
剣城「イタリア代表の宿舎だ」
葵「えっ!?」
アフロディ「僕達は今日、イタリアの白い流星と直接話をする為に来たんだ。アポなしだけどね」
葵「アポなし…そ、それって入れて貰えるんですか?」
アフロディ「さあ?」
葵「さあ、って…!」
アフロディ「どうやら、練習中みたいだね」
バスに乗ってイタリアエリアにやってきた剣城達
バスを降りて徒歩で歩くこと数分、イタリア代表の宿舎に到着した
イタリア代表のメンバーは現在、練習を行なっていた
フィディオ「フォワード!常にパスラインを意識して攻め上がる!」
ラファエレ「おう!」
ダンテ「うおおおお!」ズザ-
フィディオ「っ!」サッ
フィディオ「中盤!常にボールと敵の位置を把握!ボールを奪われる状況をいつも想定しておくこと!」
「「「「はい!」」」」
フィディオ「ディフェンス!チャンスがあれば攻め上がる!守る意識だけでは勝てない!」
「「「「わかりました!」」」」
葵「うわぁ…凄い!フィールドの真ん中に居るのに、まるで後ろにも目があるみたいに全員に指示出してる…」キラキラ
剣城「そうだな」
アフロディ「イタリアの白い流星…近くで見ると雰囲気があるね」
フィディオ「!」ピタッ
ブラージ「どうしたフィディオ……あん?」
葵「き、気付かれましたよ!」ビクッ
アフロディ「いや、偵察に来た訳じゃないんだからそんなに驚かなくても…」
フィディオ「>>755」
君達は…Kの言っていたアフロディと剣城だね!
どうしたんだい?Kなら今席を外してるけど…。
フィディオ「君達は…ミスターKの言っていたアフロディと剣城だね!」
剣城「聞いていたのか…」
フィディオ「どうしたんだい?ミスターKなら今席を外してるけど…」
アフロディ「いや、今日は君の方に話があって来たんだ」
フィディオ「…練習が終わったらでいいかな?」
アフロディ「構わない。その間に僕達はお昼を済ませてくるよ」
剣城「…俺達のことを聞いていた、と言ったな」
アフロディ「ということは君は、ミスターKの正体を知っているんだね?」
フィディオ「・・・予選の途中から急に監督が変わったというのが怪しくて、ミスターK何者なのか少し調べてみたんだ」
アンジェロ「そしたら正体は影山零治という日本人だって」
葵「か、影山!?影山って、あの…?」
剣城「ああ。イタリアの監督は総帥だ」
葵「>>757」
え、ええっ!?
警察に捕まったはずじゃ…
葵「え、ええっ!?警察に捕まったはずじゃ…」
アフロディ「ああ。けど現に今イタリアの監督に就任している。それは事実だ」
葵「そ、そんな…あっ!?そうだ!あの!影山に何かされませんでした!?」
フィディオ「いや。何もされてないよ」
アンジェロ「それどころかライオコット島に来てからはメンバーのほとんどが俺達の力だけで勝つ、だから何もするなってミスターKに言ったくらいだよ」
葵「そ、そうですか…でも、それでいいと思います!」
フィディオ「…俺はそうは思わないかな。予選は監督の厳しい練習と采配があったからこそ勝ち上がれた訳だ。あの人はサッカーを知っている。確かに犯罪者なのかもしれないけど、俺達は別に何も迷惑を掛けられた訳じゃないのに掌を返すのは、どうかと思うんだ…」
アフロディ「>>759」
・・・それでもあの人のやったことは心に留めておいて欲しい
あの人は人を殺したこともある
僕達の仲間の一人も祖父を殺されている
アフロディ「・・・それでもあの人のやったことは心に留めておいて欲しい。あの人は人を殺したこともある。僕達の仲間の一人も祖父を殺されている」
「「!」」
アフロディ(総帥のやろうとしていることはわかっている。けどまだ、あの人がそれを受け入れているのかどうかわからない。念のために釘は刺した。後は、彼らに任せよう)
アフロディ「わざわざ話す時間をくれてありがとう。それじゃあ僕達はそろそろ行くよ」
フィディオ「>>761」
こちらこそ貴重な話をありがとう…
・・・もしミスターKが君達が言った通りのことをしてきたと言うのなら改心したとしても償いきるにはあまりにも短すぎる時間だ、むしろ一生掛けても償い切れない罪だ
今すぐにでもFFI運営委員会か警察に突きだした方が良いのかな…
…だとしても、俺はミスターKを信じたい、それに、あの人の力は必要だ。
全てが終わったら、自首するように説得してみるよ
フィディオ「…だとしても、俺はミスターKを信じたい、それに、あの人の力は必要だ。全てが終わったら、自首するように説得してみるよ」
剣城「…わかった」
アフロディ「総帥の説得は、任せた」
葵「後のことはお願いします!ではまた!」ペコリ
アンジェロ「帰り気を付けてね!」
フィディオと会ってミスターKの正体について話をしてから、剣城達は宿舎を去った
そして剣城達はプロジェクト・ゼロを見た時からの疑問が確信に変わった
だがまだ不安要素はある…
そしてその不安要素の紐解きは、最早自分達よりフィディオに託した方が良いと判断した
ミスターK、影山零治の目的が明かされるのは、まだ先のこと…
今回はここまで
今のところ影山は脱走とイタリア代表の監督を交代した以外は特に何も動いていません
それはともかく次回はイナズマジャパンのメンバーがアメリカエリアに向かいます
次回に向けて何か見たいものがあればどんどんレスしてくれると助かります
ではまた次回!
乙
アメリカ代表とサッカーバトルとかどうかな?
このssちょくちょくゲーム要素入るよね
鬼道の加入のタイミングとか影山の正体バレのタイミングとか
出来たらでいいのでオーガかプロトコル・オメガ介入
あの影山が大人しく代表監督をやっている?妙だな
源田と冴華もシードなのにノータッチとは…
まあこいつらはしゃーないか
一之瀬の後遺症の具合を知りたいです
【ミーティングルーム】
ユニコーン対ナイツオブクィーンの試合から翌日
「「「「アメリカ代表の宿舎に遊びに行く!?」」」」
秋「うん。一之瀬君から誘われたんだけど、イナズマジャパン皆でどうかなって」
半田「ナイツオブクィーンの時の親善パーティーじゃないし強制はしないけど、もし俺達と来たかったら言って欲しい」
アツヤ「俺は賛成だな。敵を知るいい機会だし」
壁山「俺もッス!」
葵「あ、私は他の皆にこのことを伝えて来ます!」
半田「おー、よろ~」
趙金雲「うおーっほっほっほ!まさかのイナズマジャパン全員揃いましたね」
半田「そっすね」
葵「今回はついてきて貰いますからね。また2人だけになってスロー調整を無視されたら堪ったものじゃないですから!」
天馬「あはは…いくらなんでも信用無さすぎじゃ……」
葵「>>772」
天馬はだまってて!
葵「天馬はだまってて!」
天馬「ハイ…」
葵(昨日のことは勿論誰にも言わないけど、だったら事情を知ってる私が2人のストッパーにならないと!)
趙金雲「では皆さん、バスに乗ってアメリカエリアへと向かいますよ」
「「「「はーい」」」」
【アメリカエリア】
天馬「日本エリアに来る前に一度バスでここ通ったけど、改めて見るとなんか西部劇とかに出てくる街並みだね」
秋「そうね」
アツヤ「古き良きアメリカ…って感じだな。アイツの好きそうな街並みだぜ…」
ひかり「先輩?」
アツヤ「…いや。なんでもねえよ」
半田「!」
風丸「着いたな。アメリカ代表の宿舎」
半田「ああ…」
アリーチェ「うわー、ゲームとかでよく見る宿屋みたいな建物だね~」
壁山「そうッスね~」
趙金雲「では皆さん、降りましょうか」
マック「ようこそイナズマジャパンの皆さん」
半田「今日はいきなり全員で押し掛けちゃってごめんなさい」ペコリ
マック「いや構わないぜ。元はウチの選手が誘ったんだし、それぐらいはむしろ大歓迎さ」
半田「…ありがとうございます!」
秋「…あれ?一之瀬君は?」
ディラン「そういえばいないな…」
マーク「誘った本人が遅刻か…」
土門「そんじゃ俺が探しに行くよ」
秋「あ、土門君。私も一緒に行っていい?」
土門「ああ。いいぜ!」
半田「>>775」
一之瀬が先にこっちに戻ってきたら連絡するよ
半田「一之瀬が先にこっちに戻ってきたら連絡するよ」
秋「お願い!」
天馬「キャプテン、俺も行ってきます!」
半田「ん、わかった」
土門「お、居た。一哉だ」
一之瀬は宿舎からそう遠くない場所で、男の人と話をしていた
男の人「昨日の試合、現地で見ていたがまた全力でプレーをしていたな。自分の身体のことはわかっているだろうに何故ペース配分を考えない…」
一之瀬「すみません。でも俺、一度サッカーが出来なくなってから、目の前の瞬間瞬間をもっと大切にしたい、後悔したくないって思うようになったんです。そしたら、今みたいに常に100%のプレースタイルで他のサッカーが出来なくなったんです…」
男の人「…本当、不器用だなお前は。試合中に敵の技をコピーしたり頭使ったプレーしたり妙なところは器用な癖に、ペース配分が出来ないとはな」
一之瀬「…50%とか80%の力を状況に応じて使い分けて100%のプレーに見せられるのが一流、だっけ?なら俺は一生一流にはなれないかな」
男の人「……それは、次の試合も全力で戦うということだな?」
一之瀬「…わがまま言って、本当にごめんなさい」ペコリ
男の人「……後1試合だ。次で最後にしろ。それ以上は手術しても治せない可能性が高くなる」
一之瀬「ありがとうございます。次で決着をつけます」
秋「>>777」
最後の力を振り絞ってね
脈絡が無さすぎるので安価下にずらします
半田「一之瀬が先にこっちに戻ってきたら連絡するよ」
秋「お願い!」
天馬「キャプテン、俺も行ってきます!」
半田「ん、わかった」
土門「お、居た。一哉だ」
一之瀬は宿舎からそう遠くない場所で、男の人と話をしていた
男の人「昨日の試合、現地で見ていたがまた全力でプレーをしていたな。自分の身体のことはわかっているだろうに何故ペース配分を考えない…」
一之瀬「すみません。でも俺、一度サッカーが出来なくなってから、目の前の瞬間瞬間をもっと大切にしたい、後悔したくないって思うようになったんです。そしたら、今みたいに常に100%のプレースタイルで他のサッカーが出来なくなったんです…」
男の人「…本当、不器用だなお前は。試合中に敵の技をコピーしたり頭使ったプレーしたり妙なところは器用な癖に、ペース配分が出来ないとはな」
一之瀬「…50%とか80%の力を状況に応じて使い分けて100%のプレーに見せられるのが一流、だっけ?なら俺は一生一流にはなれないかな」
男の人「……それは、次の試合も全力で戦うということだな?」
一之瀬「…わがまま言って、本当にごめんなさい」ペコリ
男の人「……後1試合だ。次で最後にしろ。それ以上は手術しても治せない可能性が高くなる」
一之瀬「ありがとうございます。次で決着をつけます」
秋「>>780」
…ねぇ、今の話、どういう事
秋「…ねぇ、今の話、どういう事」
一之瀬「秋っ!?」
土門「次が最後って…なんだよそれ…聞いてないぞ!」
一之瀬「飛鳥まで………」
男の人「…どうやらもう隠し切れそうもないみたいだな。仕方がないから君達にも教えておこう。一之瀬の身体に今何が起きているのか」
一之瀬「…最初は、ただの体力不足だと思ってた。リハビリを経てフィールドに戻った時から今まで、前後半で1試合丸々持たない試合がほとんどだったから、体力不足だと思ってハードな特訓を重ねたんだ」
男の人「どんな特訓をしたのかは直接見た訳ではないからわからんが、特訓の成果もあってどんどんテクニックやスピード、パワー等選手としてのプレーの質はどんどん上がっていった」
一之瀬「だけど体力だけが追いつかなくて、持久走とかはチームの中でもトップレベルなのにおかしいなって思ってたけど、よく考えたら常に100%で1試合持つわけないって…」
男の人「そこで自己完結させてまたハードな特訓を重ねたのが不味かったんだ」
一之瀬「…俺のプレーの質が身体に大きな負担を与えてたみたいでさ、加えて手を抜かない全力プレー、身体が痛くなって本戦に辿り着いた頃には一度は完治した筈の事故の古傷がまた痛むようになったんだ」
一之瀬「…まあ、それでもバレないように騙し騙しプレーしてたんだけど、いよいよ限界が近づいて来たって感じかな?」
男の人「…本当なら今すぐに手術を受けるのがベストなんだがまだ今は耐えると言って聞かなくてな」
秋「…もしかして、開会式の日に私が押し付けちゃった…約束のせい?」
一之瀬「>>782」
それは関係ない!
一之瀬「それは関係ない!」
一之瀬「…俺がただ、イナズマジャパンと戦いたかった。約束とか抜きにしてイナズマジャパンと本気で戦いたかった。ただそれだけだよ」
土門「……本当お前、なんでいっつも俺らに何も言わないで、無茶ばっかするんだよ……」
一之瀬「それについては、本当にごめん」
秋「・・・ねえ一之瀬君。やっぱり今すぐに手術を受けよう!今手術したら確実にまたフィールドに復帰できるんでしょ?だったら今すぐ受けるべきだよ!」
土門「俺も秋と同じ意見だ!今一緒にプレー出来なくなることは我慢する!復帰が遅くなってもいい!だから頼む!手術を…手術を受けてくれ!」
一之瀬「秋…飛鳥……でも俺は…」
秋「!?」
土門「なんで、だよ…」
一之瀬「本当ごめん・・・」
天馬「…わかりました。一之瀬さんがそこまで覚悟を決めているなら、次の試合は全力で行きます」
秋「天馬!?何言ってるのよ!!」
天馬「秋ねえや土門さんは幼馴染だから心配する気持ちは当然だと思う。けど俺と一之瀬さんは…他人なんだ」
天馬「・・・他人だから、人の決断に横槍は入れられない」
一之瀬「…ありがとう」
天馬「…どっちにしろ一之瀬さんが居ても居なくても俺達は全力で戦う。それだけです」
一之瀬「>>784」
それでこそ俺達のライバルだ
だからこそ俺の体をぶち壊してでも勝ちたいと思える
君達に勝てるのなら命なんていらない
必ずいい試合にしよう。思い出に残るような、いい試合に...
一之瀬「必ずいい試合にしよう。思い出に残るような、いい試合に…」
天馬「勿論です」
天馬・一之瀬「「…」」ガシッ
天馬と一之瀬は固く握手を交わした
次の試合に命を、魂を燃やすと覚悟を決めて…
今回はここまで
一之瀬の古傷の痛みが再発した理由は、能力や技術の成長に身体がついてこられなかったのが原因、という設定にしてます
そして一之瀬の身体の状態ですが、手術しても命に別状はありません
ただイナズマジャパン戦の消耗次第では選手生命が絶たれる可能性も高い、といった感じです
ではまた次回お会いしましょう
乙
一応命に別状はないみたいでホッとしてます
でも選手生命は危ないみたいで、それでも命がけでプレーするというので今回は一之瀬を応援したいところ
一之瀬「すいません遅れました」
マーク「誘った本人が遅刻とはいい身分だなカズヤ」
一之瀬「あはは…ごめんごめん」
ディラン「me達はもうアップを済ませたぜ。カズヤも、アップしなよ」
一之瀬「ああ。わかった」
風丸「あれが一之瀬一哉…」
壁山「近くで見ると雰囲気あるッスね」
風丸「ああ」
半田「>>790」
他の選手も雰囲気あるし、次が一番キツイ試合になるのは間違い無いな…
半田「他の選手も雰囲気あるし、次が一番キツイ試合になるのは間違い無いな…」
天馬「・・・」スタスタ
葵「あっ、帰って来た。おかえり」
天馬「ん。ただいま」
葵「…どうかした?」
天馬「え?なにが?」
葵「なんか天馬…いつもと違ってなんかピリピリした空気感が漂うっていうか…」
天馬「>>792」
ううん、なんでもないよ
(・・・あの人の覚悟はただの自分勝手だ、少しは周りの人の気持ちを考えてやれよ!)
天馬は一之瀬と戦う覚悟を決めてあるので再安価します
半田「他の選手も雰囲気あるし、次が一番キツイ試合になるのは間違い無いな…」
天馬「・・・」スタスタ
葵「あっ、帰って来た。おかえり」
天馬「ん。ただいま」
葵「…どうかした?」
天馬「え?なにが?」
葵「なんか天馬…いつもと違ってなんかピリピリした空気感が漂うっていうか…」
天馬「>>795」
…少しだけ、気合が入る事があってね
次の試合、いつも以上に頑張りますから
天馬「…少しだけ、気合が入る事があってね。次の試合、いつも以上に頑張るよ」
葵「?」
天馬「それじゃあ俺もアップしてくるよ」スタスタ
葵(なんだろ?天馬まで、アフロさんや剣城君みたいな隠し事をしてるような…?でも天馬が何も言わないなら、黙っていた方がいいのかな?)
趙金雲「…」
ディラン「hey!ミーがフリーだよ!」
冴華「お願いします!」
バシューーーーン
一之瀬「貰ったよ!」ポスッ
ディラン「ワーオ!」
土門「行かせないぜ、一哉!」
一之瀬「へへっ」
現在、イナズマジャパンとユニコーンの混合チームでゲーム形式の練習を行なっていた
天馬「…監督は知ってたんですか?一之瀬さんのこと」
趙金雲「彼の覚悟は相当のものです。今までと同じ特訓で挑んでは絶対に負けてしまいます」
天馬「一之瀬さんの覚悟とアメリカのレベルを考えた時、体力面を万全に整えるのが1番だと思った。今回のスロー調整の目的はアメリカと万全の状態で戦う為、そういうことですね?」
趙金雲「ご名答です」
秋「>>797」
・・・もう何を言っても止まらないなら、いっそユニコーン戦だけは棄権しましょうよ!
秋「・・・もう何を言っても止まらないなら、いっそユニコーン戦だけは棄権しましょうよ!」
趙金雲「それは出来ません」
秋「どうして!?」
天馬「棄権する意味がないからだよ」
秋「意味がないって何っ!?この試合さえ棄権すれば一之瀬君は手術を」
天馬「受けない!」
秋「!」
天馬「…本当は秋ねえが一番わかってるでしょ?この試合棄権しても、一之瀬さんは『次』のアルゼンチン戦に全力を出す。そういう人だって」
秋「……」
天馬「今も練習から手を抜いてない。あのペースで次のアルゼンチン戦に持ち込ませたら、もっと身体に負担が大きくなる」
天馬「だったらもう、俺達が迎え撃つのが一番なんだ」
秋「…理屈は、頭ではわかってるの。でも!」
天馬「>>799」
今はここにいない円堂さんでも同じ決断をするはずだよ…
天馬「今はここにいない円堂さんでも同じ決断をするはずだよ…」
秋「!」
趙金雲「…まあ、監督の立場で言えばここで手術を決断してくれるのが一番ですが、それが期待できない以上は全力で迎え撃つしかありません」
趙金雲「それに、棄権を選択すれば自動的に3-0での敗北が記録されますから次のイタリア戦で4点以上差を付けて勝たなければ何かを起こすことは出来ません。でもあのイタリアから4点以上差をつけるというのはまず無理でしょう。ここでの棄権は即ちイナズマジャパンの決勝トーナメント進出を放棄することと同じことなのです」
趙金雲「それはつまり、イナズマジャパンの決勝トーナメント進出を期待してくれている全てのファンに対する裏切り行為です。私は、ここまで応援してくれた全ての人達を裏切るなどとても出来ません」
秋「…ごめんなさい。感情任せに無責任なことを言ってしまって…」
趙金雲「>>801」
大切な幼馴染が危険を犯している訳ですからね。貴女のその気持ちは間違いではありませんよ
趙金雲「大切な幼馴染が危険を犯している訳ですからね。貴女のその気持ちは間違いではありませんよ」
秋「…天馬!一之瀬君のこと、お願い!」
天馬「!」
秋「試合が終わったら、またサッカーがやりたいって思えるような、最高の試合に…してあげて……」
天馬「…わかったよ。秋ねえ」
秋「・・・ありがとう」
コロコロ~
一之瀬「おーい、天馬!一緒にチーム組もうよ!」
天馬「あ、はい!」
天馬「…それじゃあ行ってくるね、秋ねえ」
秋「うん。いってらっしゃい」
天馬「…」タッタッタッ
ギュウウウウンン!!
ギュウウウウンン!!
テッド「What's!?」
壁山「速いッス!?」
天馬「らあっ!」
バシューーーーン
ひかり「!?」
ズバーン!
ディラン「ヒュー!あのテンマってやつ、やるね」
一之瀬「負けてられないね!ボールどんどん回して!」
ディラン「任せろ!」
ディラン「カズヤ!」
バシューーーーン
一之瀬「よっ」
ポ----ン
トニー「うおっ!?」
一之瀬「それっ!」クルッ
風丸「くそっ!」
一之瀬「はああああっ!」
バシューーーーン
キッド「!?」
ズバーン!
半田「ど、どっちも凄え飛ばすじゃねえか…」
半田(天馬の奴、スロー調整っての忘れてんじゃねえのか…?)
天馬(残り3日全部休めばいい。とにかく今は、一之瀬さんに全力で応える!)チラッ
一之瀬(ありがとう、天馬)
マーク「よし、じゃあチームを変えようか。次は」
半田「>>804」
…天馬と一之瀬は別チームにするのは確定だな
イギリスは親善パーティー、アメリカは合同練習と国籍に関係なく普通に仲良しなのがいいね
半田「…天馬と一之瀬は別チームにするのは確定だな」
壁山「そうッスね…」
天馬「剣城、アフロさん」
剣城「いいだろう」
天馬「アフロさんはやめてくれ…」
一之瀬「攻撃は自分チームでまとめちゃう?なら俺はディランとマークだ!」
ディラン「へへっ、me達は今調子がギンギンだからね。悪いけど勝たせて貰うぜ」
アフロディ「悪いけど、こっちも負けるつもりはないよ」
葵「それじゃあ審判は私がやります!」
剣城「ふっ!」
バシューーーーン
ひかり「ッ!」パシッ!
アフロディ「はあっ!」
バシューーーーン
ひかり「っ!」パシッ!
アリーチェ「流石ひかり。剣城君やアフロさん相手でも全然負けてないよ」
マーク「はあっ!」
バシューーーーン
キッド「っ!」パシッ!
ディラン「でえいっ!」
バシューーーーン
キッド「っ!」パシッ!
風丸(オルフェウス、ナイツオブクィーン相手に無失点で切り抜けただけあって、動きが違う)
アリーチェ「どうマルちん。点取れそう?」
風丸「>>808」
ゾーンプレスが強力だ。突破するのが難しい
キーパーから点を取れるか聞いただけなのでずらします
剣城「ふっ!」
バシューーーーン
ひかり「ッ!」パシッ!
アフロディ「はあっ!」
バシューーーーン
ひかり「っ!」パシッ!
アリーチェ「流石ひかり。剣城君やアフロさん相手でも全然負けてないよ」
マーク「はあっ!」
バシューーーーン
キッド「っ!」パシッ!
ディラン「でえいっ!」
バシューーーーン
キッド「っ!」パシッ!
風丸(オルフェウス、ナイツオブクィーン相手に無失点で切り抜けただけあって、動きが違う)
アリーチェ「どうマルちん。点取れそう?」
風丸「>>811」
・・・点を取れるかはわからないが、チャンスがあれば積極的に点を取りに行くよ
風丸「・・・点を取れるかはわからないが、チャンスがあれば積極的に点を取りに行くよ」
ひかり「風丸さん、アリーチェ。来るよ…」
アリーチェ「オッケー任せて!」
天馬「行きますよ風丸さんっ!」
風丸「さあ、来い!」
ユニコーンとの練習は午後まで続いた
たくさん汗を流した後は一緒にお昼を食べた
午後からは宿舎で駄弁ったりお出かけしたりと、両チームとも親交を深める1日となった
今回はここまで
次回はユニコーンとの試合前日まで時間を進めます
そして、オルフェウス対ナイツオブクィーンの試合を進めたいと思います
ではまた次回!
乙
乙
天馬と一之瀬、ペガサス同士の対決に期待
>>697時点では特訓回はなしと言っていたのに読者の意見を取り入れて特訓回を入れてくれたことを嬉しく思います
やっぱりこのスレは特訓回が一番面白いのでこれからも削らずにお願いします
スレの内容は面白いのに毎度現れるアスペみたいなやつと末尾oが安価取るのは本当にどうにかならないかなって思う
読むなとは言わないけど安価取るのはやめてほしい
末尾oの全部が悪いとは言わないが自重して欲しいというのはわかる
>>747みたいなガチアスペは自分が安価取って貰えないのがわかっててなんで懲りないのか
それは、ユニコーンとの決戦前日のことだった
天馬「イタリアとイギリスの試合を観に行く?」
葵「うん。よかったらだけど天馬も一緒にどうかなって」
天馬「んー、どうしようかな?」
葵「天馬、ライオコット島に来てから試合観戦したことなかったでしょ?だからちょうどいい機会かなって」
天馬(言われてみたらそうかも。折角の世界大会なんだし、他の国の試合を観戦するのもアリだよね)
天馬「…わかった。俺も参加するよ」
葵「じゃあ剣城君達に天馬も来るって言っておくね」
天馬「ん?剣城…達?他にも誰か来るの?」
葵「アフロさん!」
天馬「剣城とアフロさんか。そういや最近2人と仲良いよね」
葵「>>822」
2人とも元シード、しかもトップ2だったからね
色々と共感できる物があるんじゃない?
(…あの事は言えないし、これで誤魔化しとかないとね)
葵「2人とも元シード、しかもトップ2だったからね。色々と共感できる物があるんじゃない?」
天馬「あー、なるほどね」
葵(…あの事は言えないし、これで誤魔化しとかないとね)
天馬「今日の試合って何時から?」
葵「3時半よ。お昼食べた後でバスに乗っても余裕で間に合うわ」
天馬「了解」
【クジャクスタジアム】
天馬「スタジアムの景色で言えば俺はここが一番好きかな。剣城とアフロさんは今まで戦ったスタジアムで一番好きな場所とかある?」
剣城「俺はウミヘビスタジアムだな」
アフロディ「実はその話、昨日剣城君とやったんだ」
天馬「へえ、そうなんですね!それでアフロさんはどのスタジアムが一番お好きなんですか?」
アフロディ「僕もウミヘビスタジアムかな。やっぱり最初の試合は思い入れが違うからね」
天馬「>>825」
(やっぱり気があうんだなぁ)
天馬(やっぱり気があうんだなぁ)
葵「本当に2人とも気があうんですね!」
アフロディ「そうだね。こうも好みが合うとお互いシードとしてじゃない形で出会ってたら、友達から始められたのかもしれないね」
剣城「フッ…そうかもしれませんね」
ラファエレ「っ!」
バシューーーーン
ブラージ「はあっ!」
パシッ!!
アンジェロ「フィディオ!」バシュ
フィディオ「よっ!」ポスッ
天馬「…イタリア代表の選手達、思ったより淡々としてますね」
アフロディ「今の順位を考えればある意味当然かな?上には2勝のユニコーン、同じ順位には1勝と1分の僕達イナズマジャパンが居るからね」
剣城「>>827」
(順位だけじゃない。総帥に疑問を持つ選手も居てチームが空中分解を起こしているのも一因か…)
剣城(順位だけじゃない。総帥に疑問を持つ選手も居てチームが空中分解を起こしているのも一因か…)
エドガー「はああっ!」
ズバーン!
葵「エドガーさん…凄い気迫……」
アフロディ「ナイツオブクィーンは既に2敗して後がないとはいえ、ここから2勝すれば僕達の試合結果次第ではまだ2位で滑り込める可能性も残っているからね」
葵「背水の陣、ってやつですね…」
アフロディ「>>829」
シュートのキレも前にもまして上がっているね
アフロディ「シュートのキレも前にもまして上がっているね」
天馬「少し前に俺達とやった時より、さらに威力が上がってる。この短期間でこんなに伸びるなんて…やっぱり世界は凄い……」
葵「特訓して強くなってるのは、私達だけじゃないんだね…」
剣城「…ああ。そうだな」
剣城(恐らくオルフェウスも…総帥が動けば……)
>>826のアメリカ1位は事実でしたが勝ち数はイタリアと同じ1勝と1分でした
正しくは勝ち点が1つ上、でした
こちらのミスです、すみません
ピ-----
フィディオ「っ!」
バシューーーーン
ジャンルカ「よっ!」ポスッ
葵「先攻はオルフェウス!」
ジャンルカ「フィディオ!」
バシューーーーン
フィディオ「っ!」ポスッ
エドガー「…」
ギュウウウウンン!!
マクスター『おっと、エドガーがフィディオの前に立ち塞がります!』
観客A「うおおおおおっ!!開始から両エースの一騎討ち!」
観客B「きゃー!エドガー様ー!」
観客C「止めてくださいエドガー様!そしてイギリスの勝利をぐっと手繰り寄せてくださいまし!」
観客D「フィディオ様!負けないで!」
観客E「アメリカにリードを許してはいけませんわ!」
天馬「うわっ!?まだ1分も経ってないのに何この声援…」
アフロディ「…特に女性の盛り上がりが凄いね」
フィディオ「…」スッ
エドガー「!」
エドガー(右か…左か…)
フィディオ「っ!」
ギュウウウウンン!!
エドガー「>>833」
そこかっ!
エドガー「そこかっ!」
バシュンっ!
フィディオ「!?」
マクスター『エドガーがフィディオの動きを見切ってボールを宙に蹴り上げました!』
ヒュルルルルル
エドガー「ふっ!」
ヒュウウウウン!
エドガー「ふっ…」ポスッ
ブラージ「も、戻れっ!」
ギュウウウウンン!!
アンジェロ「ああっ!?」
ジャンルカ「しまった!」
エドガー「フィリップ!」
バシューーーーン
マクスター『ナイツオブクィーンの攻撃が止まらない!オルフェウス、前半から防戦一方と苦しい展開を強いられています!』
レビン『最初のエース対決の結果そのままにペースを持っていかれてますね』
エドガー「必殺タクティクス!無敵の槍!」
ギュウウウウンン!!
ドオオオオオンン!!!
「「「「うわあああああっ!」」」」
マクスター『オルフェウスのDFを全て吹き飛ばした!エドガー完全にフリーだ!』
クルッ!
エドガー「パラディン!ストライクっ!」
ギュオオオオオン!
キュイイイイイン!
ブラージ「!?」
ズバーン!
マクスター『決まったああああ!先制したのはナイツオブクィーン!2戦連続無失点を誇る守護神ブラージを初めて崩しました!』
ブラージ「くそっ!」ガンッ!!
フィディオ「ブラージ…」
フィリップ「でいっ!」
バシューーーーン
ブラージ「っ!」パシッ!
ゲーリー「はあっ!」
バシューーーーン
パシッ!
エドガー「無敵の槍!」
ギュウウウウンン!!
ドオオオオオンン!!!
「「「「うわあああああっ!」」」」
ピ-----
マクスター『ここで前半終了のホイッスル!オルフェウス、なんとか0-1で前半を凌ぎました!』
レビン『勝負が何が起こるかわかりませんから、ここでのインターバルが流れを変える可能性もありますよ』
マクスター『あー、なるほど』
観客B「エドガー様ー!この調子で後半もお願いします!」
観客C「素敵ですわエドガー様!追加点も期待していますわよ!」
観客D「フィディオ様まけないで!」
わあああああああああああ!!!
きゃあああああああああああ!!!!
葵「オルフェウス…先制されちゃいましたね……」ションボリ
アフロディ「>>836」
大丈夫、あの人にとっては前半の先制点くらいピンチの内には入らないさ
アフロディ「大丈夫、あの人にとっては前半の先制点くらいピンチの内には入らないさ」
剣城「・・・」
剣城(さあ…総帥はどう動く?)
ブラージ「くそ!あいつらを攻略する方法、何か無いのかよ!」
フィディオ(無敵の槍…あれを攻略しない限り俺達に勝ち目はない。だがどうする?肝心の攻略法が見つからない……)
影山「後半の作戦を伝える」
「「「「!」」」」
ブラージ「作戦だと?ふざけるな!俺達はあんたの指示には従わない!あんたはベンチに居るだけだ!予選が終わってから俺達とそう約束した筈だろう!」
影山「・・・そうか。せっかく見つけた無敵の槍の攻略法を伝えようと思ったのだがな。そういうことなら仕方あるまい、私は黙るとしよう」
フィディオ「!」
ブラージ「ああ是非そうしてくれ!」
フィディオ「>>838」
ちょっと待・・・
(・・・ミスターKの作戦に従って良いのか?何も怪しくないように見えて実は何か相手チームを貶めるような策略がある可能性も…)
・・・作戦を聞かせてください
…聞かせてください!ミスターK!
俺は勝ちたい!
貴方がやってきた事は知ってる、その上で貴方の作戦を聞かせてほしい!
フィディオ「…聞かせてください!ミスターK!」
ブラージ「フィディオ!?」
フィディオ「俺は勝ちたい!貴方がやってきた事は知ってる、その上で貴方の作戦を聞かせてほしい!」
影山「フッ…」ニヤリ
ブラージ「正気か!?相手は…」
アンジェロ「僕も聞きたい!」
フィディオ「アンジェロ!」
アンジェロ「フィディオが信じるなら、僕も信じる。それに、監督がキャプテン不在のこのチームをここまで連れてきてくれたのは事実だからね」
ブラージ「…わかったよ」
ジャンルカ「フィディオがそう言うなら…」
フィディオ「ありがとう」
影山「後半はディフェンスを2枚にする」
ブラージ「はあ!?あんたいきなり何馬鹿なこtフィディオ「ブラージ!」
影山「無敵の槍が無敵なのはシュートをシュートを打つ直前まで、シュートを打つ瞬間は他の3人が離れ無敵ではなくなる。その瞬間を突くためのフォーメーション変更だ」
フィディオ「わかりました」
マクスター『さあ間も無く後半開始…ですが……このフォーメーションはなんだ!?』
観客A「ディフェンスが2人だけ!?しかも、ペナルティエリアの中に陣取ってる…」
エドガー「なんだあのフォーメーションは?」
観客B「エドガー様!構わず突き破ってください!」
観客C「おっほっほ!オルフェウスは勝ち目がないから試合を放棄したんですのね!」
観客D「フィディオ様!流れを引き寄せて!」
マクスター『さあ、ミスターKの意図は如何に!?』
ピ----
マクスター『さあ、後半戦ナイツオブクィーンボールで試合開始!』
エドガー(何を企んでいるのかは知らないが、遠慮なく行かせて貰う!)
ギュウウウウンン!!
マクスター『後半戦開始と同時に無敵の槍を発動します!』
天馬「…剣城はさ、オルフェウスが無敵の槍を…攻略できると思う?」
剣城「出来る出来ないではない。やる」
天馬「だよね。やっぱりあれって、そういうことだよね」
葵「え?なに?何の話?」
天馬「>>842」
キャプテンが言ってたんだ『無敵の槍の攻略法』…
それにそっくりなんだよ、今の陣形が
でもイギリスだって無敵の槍の攻略法の攻略法は考えてるんじゃないかな
だって自分達のタクティクスの弱点を一番分かってるのは自分達だろうから
天馬「キャプテンが言ってたんだ『無敵の槍の攻略法』…」
葵「無敵の槍の攻略法!?」
天馬「うん。それにそっくりなんだよ、今の陣形が」
剣城「なんだ。キャプテンも知っていたのか」
葵「キャプテン…も、って!?」
アフロディ「わかるよ…鍛えて貰ったからね」
葵(…あっ、そっか。2人は元シードだもんね)
マクスター『エドガーからボールを奪った!ここからオルフェウスは反撃なるか!?』
マルコ「ジャンルカ!」
バシューーーーン
ジャンルカ「よっし!」ポスッ
アンジェロ「こっち!」
ジャンルカ「オーケー!」
バシューーーーン
アンジェロ「フィディオ!」
バシューーーーン
「「「「!?」」」」
フィディオ「っ!」ポスッ
マクスター『ボールは最前線のフィディオに繋がった!!』
キュイイイイン!
フィディオ「オーディン…ソードっ!!」
バシューーーーン
マクスター『出たああああっ!フィディオの必殺オーディンソード!これが決まれば同点だが果たして!?』
マックイーン「ガラティーン」
ジジジジジ!!
マックイーン「ふんっ!」
キィィィン!
マックイーン「なっ!?我が刃が折れた!?」
ズバーン!
マクスター『ゴール!オルフェウス同点に追いついたああああああっ!』
フィディオ「>>845」
よし!
(すごい、今まで狂ってた歯車がカチリと噛み合ったみたいだ!)
フィディオ「よし!」
フィディオ(すごい、今まで狂ってた歯車がカチリと噛み合ったみたいだ!)
天馬「無敵の槍を攻略出来るとは思ってたけど、まさかそこからこんな速攻で点を決めるなんて…」
アフロディ「けどまだ、イギリスにも最後の武器が残ってるよ」
天馬「・・・エクスカリバー」
マクスター『さあ、センターサークルにフィリップを残した『長距離砲』の為の布陣を敷いてナイツオブクィーンはホイッスルを待ちます!』
ピ-----
剣城「防げばオルフェウスの、決めればナイツオブクィーンの負けは消える」
葵「この1プレーで負けた方は、引き分けに持ち込まないと勝ち点を取れないってこと?」
剣城「ああ」
アフロディ(フィディオ…)
ピ---
フィリップ「っ!」
バシューーーーン
((((来る!))))
レビン『まだ後半は始まったばかりですが、この1プレーで勝敗が決まると言っても過言ではありませんよ』
ヒュルルルルル
エドガー「はあっ!」
ヒュウウウウウン!
シュオオオオン!
エドガー「受けてみよ!エクス…カリバー!」
ドオオオオオンン!!!
マクスター『エドガー・バルチナスの長距離エクスカリバーが炸裂ううううっ!オルフェウスこれを防ぐことができるのでしょうか!?』
ブラージ「スー……ハー……」
フィディオ「ブラージ!」
ブラージ「うおおおおっ!コロッセオガード!」ゴゴゴゴゴ
ピシャン!
ガキイイイイイン!
ブラージ「うおおおおおおっ!」ジリッ…
マクスター『ナイツオブクィーンのエース、エドガーのエクスカリバーとオルフェウスの守護神、ブラージのサシのぶつかり合いだ!果たしてこれを制するのはどちらか!?』
ブラージ「ぐうっ、ぐうううおおおおおおっ!!」ジリッ…
エドガー「入れえええええっ!」
観客B「入って!」
観客C「お願いします!」
フィディオ「止めろ!ブラージ!」
マルコ「ブラージ!」
アンジェロ「ブラージ!」
ブラージ「お、おおおおっ!」
ドオオオオオンン!!!
エドガー「!?」
マクスター『止めたああああああっ!なんと!ブラージがエドガーの長距離エクスカリバーを防ぎました!』
剣城「…決まったな」
アフロディ「これでオルフェウスの勝ち点は7…あとは得失点の総数がどうなるか…」
天馬「>>848」
…オルフェウスは、まだ得点を取る気満々みたいですね
天馬「…オルフェウスは、まだ得点を取る気満々みたいですね」
アフロディ「無敵の槍も長距離砲も攻略されて、それでも何か手があるのか?それとも最後まで諦めないだけか…」
剣城「打つ手がなくても必死で喰らい付く、俺はそういうの…嫌いじゃない」
アフロディ「…そうだね」
ナイツオブクィーンは全ての攻撃の手段を攻略されてしまった
それでも最後まで諦めず全力で戦った
そして……
キュイイイイン!
フィディオ「オーディン…ソードっ!!」
バシューーーーン
マックイーン「うおおおおおっ!」
ズバーン!
今回はここまで
次回はいよいよアメリカ代表との決戦となります
乙女に愛された2頭のペガサスが互いに敵同士、雌雄を決する時が刻一刻と迫っています
果たしてどちらのペガサスが勝利するのか!?
ではまた次回お会いしましょう!
乙
乙
乙女に愛された…秋ちゃんの本命は一之瀬なのかな?
【FFI本戦敵サイドシュート成績】
レオーネ 2得点
ヘルファイア(2-2)
フィディオ 2得点
オーディンソード(3-2)
エドガー 2得点
エクスカリバー(7-1)
パラディンストライク(3-1)
ディラン 1得点
ユニコーンブースト(1-1)
一之瀬 1得点
スパイラルショット(1-1)
エリック 0得点
ノーマル(1-0)
ポール 0得点
ノーマル(1-0)
ピーター 0得点
ノーマル(1-0)
ゲーリー 0得点
ノーマル(1-0)
フィリップ 0得点
ノーマル(4-0)
マーク 0得点
ノーマル(1-0)
ショーン 0得点
ノーマル(1-0)
スティーブ 0得点
ノーマル(1-0)
ミケーレ 0得点
ノーマル(1-0)
ラファエレ 0得点
フリーズショット(1-0)
ディエゴ 0得点
ノーマル(1-0)
開幕戦フィディオはオーディンソードで得点したという設定がありますが、試合描写はなかったのでこっちの記録からは外すことにしました
【FFI本戦キーパー成績】
ひかり 1失点
クリスタルバリア(5-1)
ノーマル(4-0)
源田 2失点
ハイビーストファング(1-1)
ノーマル(1-1)
マックイーン 6失点
ガラティーン(7-4)
ノーマル(2-2)
ブラージ 1失点
コロッセオガード(1-0)
ノーマル(7-1)
キッド 0失点
フラッシュアッパー(5-0)
ホルヘ 2失点
ミリオンハンズ(3-1)
ノーマル(1-1)
ジ・エンパイア戦の2失点目は技の発動前なのでノーマルでの失点扱いとなります
【クジャクスタジアム】
わあああああああっ!!
観客A「イナズマジャパン!がんばれー!」
観客B「今日も勝ってえええええ!」
観客C「ここで勝ってまたすぐに単独首位に踊り出ろ!USA!」
マクスター『FFIもいよいよ日程の半分を消化しての3回戦を迎えた所、今日も大勢の少年サッカーファンが会場を埋め尽くしています!今日の試合は2位ユニコーン、3位イナズマジャパンの戦い、勝った方が首位浮上という大事な一戦、実況は毎度お馴染みマクスター・ランド、解説は元ヨーロッパリーグMVPストライカーのレビン・マードックさんでお届けします』
レビン『よろしく』
マクスター『アメリカはこの試合から負傷離脱していた西垣が復帰するとのことですが、レビンさんはどういったところに期待しますか?』
レビン『予選ではレギュラーだった西垣の復帰ですからね。ディフェンスはより硬くなるのではないでしょうか?恐らく両チームとも1点が遠いゲームになると思いますよ』
マクスター『期待しましょう』
天馬「はあっ!」
ズバーン!
源田「ぐおっ!!」ドサッ
半田「ナイスシュー…」
天馬「ふぅ~…」
半田(凄い気迫だ…今日の天馬は今までと比べるまでもなく気合が入ってる……)
風丸「天馬、少しドリブルの方を見て貰ってもいいか?」
天馬「わかりました!」
半田(気合の入り過ぎで周りの声が聞こえてない訳ではない、か…)
壁山「キャプテン、どうかしたッスか?」
半田「>>856」
今日の天馬はかなり気合入ってるなって思ってさ
前半でバテないか心配してたんだが、杞憂だったな
半田「今日の天馬はかなり気合入ってるなって思ってさ。前半でバテないか心配してたんだが、杞憂だったな」
風丸「貰った!」
ギュウウウウンン!!
アリーチェ「うわっ!?マルちんドリブルも上手い…」
天馬「いいですよ風丸さん!」
風丸「天馬からのお墨付きなら、自信を持って攻められるな」
壁山「そッスね。あれなら空回り、なんてことはなさそうッス」
半田「…よし、心配事は1つ消えたし俺らも練習再開するぞ」
壁山「はいッス!」
西垣「飛鳥から聞いたぞ。お前、事故の古傷が痛むんだってな」
一之瀬「あっはは…」
西垣「FFIで3人揃って試合するって約束をすっぽかされそうになったから無理矢理チームに合流してきたが、まあ少なくともお前の怪我よりはマシだから文句言うなよ?」
一之瀬「はーい…」
西垣「>>858」
…お前の事だから止めても無駄なんだろうけど
その時になったら意地でも止めるぞ、たとえ絶交されてもな
西垣「…お前の事だから止めても無駄なんだろうけど。その時になったら意地でも止めるぞ、たとえ絶交されてもな」
一之瀬「・・・わかった」
西垣「…胸張ってこの試合に勝とうぜ!」
一之瀬「ああ!」
【ミーティングルーム】
趙金雲「ではこれより今日のスタメンを発表しますよ」
趙金雲「FW…剣城君、御城さん」
剣城・冴華「「はい!」」
趙金雲「MF…天馬君、半田君、アフロディ君、そして…風丸君」
風丸「!」
趙金雲「存分に攻めて下さい」
風丸「…はい!」
趙金雲「DF…綱海君、源田君、壁山君、アリーチェさん」
「「「「はい!」」」」
趙金雲「キーパーは勿論ひかりさんで行きます」
ひかり「…」コクッ
趙金雲「・・・今日対戦するユニコーンはアメリカの歴代の中でも最強と言っても過言ではないでしょう」
冴華「歴代最強…」
壁山「…」ゴクッ
趙金雲「ですが、歴代最強は我々も同じです。ここに居る皆さんもFFIに参加するイナズマジャパン史上最強の選手達です。最強同士のぶつかり合い、悔いを残さず楽しんでください」
半田「!」
風丸「>>861」
…はい!
風丸「…はい!」
趙金雲「では行きましょう。グラウンドへ」
監督の一声で全員がミーティングルームを後にした
秋「天馬…」
天馬「行ってくるよ、秋ねえ」
秋「・・・後はお願い」
~~~ユニコーン~~~
GK・・・・・・・・キッド
DF・・・土門・ダイク・トニー・西垣
MF・・・・・・・ 一之瀬
MF・・ショーン・・・・・・スティーブ
MF・・・・・・・ マーク
FW・・・・ミケーレ・ディラン
~~~イナズマジャパン~~~
FW・・・・・・剣城・冴華
MF・・・・・・・・天馬
MF・・・アフロ・・・・・・・・風丸
MF・・・・・・・・半田
DF・・ 綱海・・源田・壁山・・アリーチェ
GK・・・・・・・ ひかり
【前半戦】
マクスター『FFI3回戦、イナズマジャパン対ユニコーンの一戦はユニコーンボールで試合開始となります!』
ピ----
ディラン「カズヤ!」
バシューーーーン
一之瀬「っ!」ポスッ
マクスター『まずは一之瀬にボールが渡った!』
冴華「っ!」タッタッタッ
マクスター『御城が一之瀬へと突っ込んで行きます!さあ一之瀬はどう動く?』
一之瀬「っ!」
ギュウウウウンン!!
マクスター『速い!一之瀬がドリブルであっという間に抜き去っ…いや!?』
冴華「っ!」ザッ!
冴華(合同練習の時と同じスピード!これならついて行ける!)
一之瀬「やるね…」
天馬「…」
マクスター『松風も一之瀬のマークに付いた。2対1、さあ一之瀬どう動く?』
一之瀬「…ふぅ」
ポーーーン
土門「っと」ポス
マクスター『一之瀬、ここは冷静にボールを下げました』
一之瀬「…やっぱりまずは慎重に行かないとね」
土門「…」
バシューーーーン
トニー「…」ポスッ
冴華「っ!」タッタッタッ
トニー「…」
コロコロ~
マクスター『ユニコーン、序盤は自陣でパスを繋いで様子を見る』
キッド「…」
コロコロ~
西垣「…」ポスッ
剣城「…」
スティーブ「ちっ…」
西垣(マークされてる、出すとこないな…どうするよ?)
キッド「後ろ戻せ」
西垣「あいよ」
コロコロ~
キッド「…」ポスッ
ユニコーンの選手達は前へとパスを出しあぐねていた
ある程度ボールを回したところで一之瀬が右手を大きく挙げた
一之瀬「へい!」
一之瀬(大きく上に上げてくれ。必ず拾う)コクッ
キッド「…カズヤ!」
バシューーーーン
マクスター『あっと!キッドがボールを蹴り上げた!』
天馬・一之瀬「「うおおおおおっ!」」
マクスター『松風と一之瀬が飛び上がった!』
一之瀬「>>866」
オーバーヘッドキックだぁ!
出たよ顔文字アスペ
自陣でオーバーヘッドとかアホかよしかも天馬も一緒に飛んでるのに危なすぎるわ
>>1こいつ無視でいいよ
()をつけてオーバーヘッドで誰かにパスする、とかならともかくオーバーヘッドキックを台詞として使うのはこの場面では違和感が多いので再安価します
土門「…」
バシューーーーン
トニー「…」ポスッ
冴華「っ!」タッタッタッ
トニー「…」
コロコロ~
マクスター『ユニコーン、序盤は自陣でパスを繋いで様子を見る』
キッド「…」
コロコロ~
西垣「…」ポスッ
剣城「…」
スティーブ「ちっ…」
西垣(マークされてる、出すとこないな…どうするよ?)
キッド「後ろ戻せ」
西垣「あいよ」
コロコロ~
キッド「…」ポスッ
ユニコーンの選手達は前へとパスを出しあぐねていた
ある程度ボールを回したところで一之瀬が右手を大きく挙げた
一之瀬「へい!」
一之瀬(大きく上に上げてくれ。必ず拾う)コクッ
キッド「…カズヤ!」
バシューーーーン
マクスター『あっと!キッドがボールを蹴り上げた!』
天馬・一之瀬「「うおおおおおっ!」」
マクスター『松風と一之瀬が飛び上がった!』
一之瀬「>>870」
でいっ!(空中戦を制する)
一之瀬「でいっ!」
マクスター『競り合いに勝ったのは一之瀬です!一之瀬がドリブルでイナズマジャパン陣内へと切り込んでいく!』
風丸「行かせない!」
風丸A「」
風丸B「」
「「「分身ディフェンス!V2!」」」
一之瀬「何人で来ようが関係ない!」
ヒュン!ヒュン!ヒュン!
一之瀬「ウルトラムーン!」
グルン!
一之瀬「っ!」スタッ
マクスター『あっと風丸が抜かれてしまった!』
半田「うおおおおおっ!」
一之瀬「…」クルッ
風丸を抜いた後一之瀬はさらに深くドリブルで切り込んで来た
半田はどうにか止めようとするもターンであっさり抜かれてしまい、さらにピンチは広がってしまった
源田「キラースライド!」ズザ---
一之瀬「っ!」
ヒュウウウウン!
半田の次は源田がキラースライドで迎え撃つも、一之瀬はこれを飛び越えた
が、それを待っていたとばかりに一之瀬の飛んだ先に待ち伏せする1人の男が居た
壁山「ううおおおおおっ!!」
ドーーーーーーン!!
壁山「ザ・マウンテン!!」ゴゴゴゴゴ
一之瀬「!」
一之瀬の飛んだ先には巨大な山が聳え立っていた
普通ならこのまま山にぶつかり吹き飛ばされるであろう
壁山「こ、これなら逃げ道はないッス!」
一之瀬「いや、上がガラ空きだよ!」
バシューーーーン
だがここまでの強敵同様一之瀬にも真上へのパスを許してしまった
一之瀬「ディラン!マーク!」
バシューーーーン
マクスター『一之瀬が自身の真上へとパスを出した!これはユニコーンブーストが来るか!?』
ディラン「ユニコーン!」
綱海「させるかよ!」ポスッ
マーク「なっ!?」
マクスター『なんと綱海がインターセプト!』
ザバ----ン!!!
綱海「ツナミブースト!」
シュウウウウウウンン!!
審判「っ!」ピッ
マクスター『そしてそのまま必殺技でボールを外へと出しました!イナズマジャパンピンチを脱します!』
一之瀬(やられた…今のパスは出させられた…)
綱海「ナイスだぜ壁山!」
壁山「>>873」
綱海さんも、ナイスクリアっす
壁山「綱海さんも、ナイスクリアッス!」
綱海「へへっ、サンキュー!」
半田「ディフェンス、次の攻撃に備えろ!」
「「「「はい!」」」」
半田「前衛!チャンスがあればボールカットしてゴールを狙う!」
「「「「はい!」」」」
土門「一哉!」
バシューーーーン
一之瀬「っ!」ポスッ
天馬「一之瀬さん!」
一之瀬「勝負だ!天馬!」
「「……」」
一之瀬「っ!」
ギュウウウウンン!!
天馬「~~ッ!」サッ!!
一之瀬は右へ動くが天馬はこれに反応!
一之瀬「やるね!なら、これはどうだ!!」クルッ!
天馬「っ!」
一之瀬はすぐさま左に切り返す
しかしこれも反応、さらにもう一度右に切り返して…
天馬「っ!」サッ
一之瀬「やっぱり付いてきたね!なら、これだ!」ピタッ
天馬「!?」ヨロッ
一之瀬は連続で切り返し走り出す、振りをして動きを止めた
この緩急に堪らず天馬はよろけてしまった
だが一度止まったのを見逃す程イナズマジャパンの守りは甘くは…
風丸「貰った!」
一之瀬「…」ポ---ン
風丸「!?」
一之瀬「マーク!」
バシューーーーン
マーク「ナイスパス!」ポスッ
天馬(や、やられた…!)
一之瀬「>>875」
(あっぶな…、すこし判断遅れたら取られてたな…。)
一之瀬(あっぶな…すこし判断遅れたら取られてたな…)
マーク「っ!」ポ---ン
半田「あっ!?」
マクスター『マーク、ヒールリフトで半田を抜き去った!』
ディラン「マーク!」
マーク「ああ!」
壁山「シュートは打たせないッス!!」
壁山「だっ、だああああああああ!!」
ドーーーーーーン!!
壁山「ザ・マウンテン!!」ゴゴゴゴゴ
ディラン「行くぜマーク!」ガシッ!
マーク「おう!」
ディラン「~~ッ!」
グルン!グルン!グルン!
壁山「えっ!?」
アリーチェ「しゅ、シュートじゃない!?」
ディラン「そおれっ!」
バサァァァァ!!
マーク「ジ・イカロス!」
ピカーーーーン
綱海「がっ!」ヨロッ
綱海(ひ、日差しが目に……)
マーク「っ!」スタッ
マクスター『マークが完全にフリーだ!そのままドリブルで切り込んで行く!』
マーク「貰った!」スッ
ひかり(…右!)タッタッタッ
マーク「ううおおおおおっ!」
バシューーーーン
ひかり「っ!」パシッ!!
マクスター『止めた!東がシュートを止めました!』
ディラン「マーク、今のは」
マーク「ああ。完全に読まれていた。イナズマジャパンは相当俺達の事を研究しているぞ」
ディラン「へへっ、そうでなくちゃな!ギンギンにノッてきたぜ!」
マーク「>>877」
(敵ながら関心するぜ。さっきのパスカットといい今の駆け引きといい、ここまで気持ちいいくらいやられると笑えてくるレベルだ)
マーク(敵ながら関心するぜ。さっきのパスカットといい今の駆け引きといい、ここまで気持ちいいくらいやられると笑えてくるレベルだ)
マーク(だがやられるだけで終わったりはしないぜイナズマジャパン。借りはすぐに返す)
ひかり「アリーチェ」
ヒュルルルルル
アリーチェ「オッケー!」ポスッ
風丸「こっちだ!」
アリーチェ「任せたよマルちん!」
バシューーーーン
風丸「っ!」ポスッ
スティーブ「うおおおおっ!」
風丸「疾風ダッシュ!改!」
ヒュン!
半田「疾風ダッシュ改!」
壁山「ま、また一段と速くなってるッス!」
天馬「風丸さん!」
風丸「おう!」
バシューーーーン
天馬「っ!」ポスッ
一之瀬「っ!」ザッ!!
スティーブを抜いた風丸は天馬にパスを繋いだ
再び天馬と一之瀬の1対1
今度はボールを持っているのは天馬で、守備は一之瀬だった
天馬「>>879」
ドリブルなら負けない……勝負だ!『一之瀬』!
天馬「ドリブルなら負けない……勝負だ!『一之瀬』!」
一之瀬「!」
一之瀬「…来い!」
天馬「っ!」
ギュウウウウンン!!
一之瀬(正面か!)
一之瀬「はあああっ!」クルクル
ボオオオオオ!
一之瀬「フレイムダンス!」
天馬「そよかぜステップV2っ!」
ヒュン!
マクスター『松風かわした!一之瀬のフレイムダンスをかわしました!』
天馬「アグレッシブビート!」
ギュオン!ギュオン!ギュオン!
ピーーーーーー
「「ぐわあああああっ!!」」
マクスター『今度はアグレッシブビートでユニコーンの最終ラインを突破!イナズマジャパン先制なるか!?』
ギュウウウン!!
天馬「真!ゴッドウィンド!」
ギュオオオオオオオ
バシュン!
キッド「しゅっ!しゅっ!フラッシュ…アッパー!」
ドオオオオオンン!!!
キッド「ちっちっちっ」
マクスター『あっと、しかしこれは決まりません!ユニコーンの守護神キッドがファインセーブ!』
天馬「…次は決める!」
マクスター『前半も残り半分を迎えようかというところ、ここまではイナズマジャパンペースでユニコーンの攻撃を封じています!先制点を決めるのは果たしてどちらのチームか!?』
風丸「っ!」ポスッ
マクスター『ここでボールは風丸に渡った!』
天馬「風丸さん!」タッタッタッ
風丸「よし!炎の風見鶏だ!」
西垣「そうはさせない!ボルケイノカット!」
ボオオオオオオオ
風丸「なにっ!?ぐわっ!」
天馬「うわああっ!!」
マクスター『この試合から復帰した西垣が好ブロック!』
西垣「一哉!」
バシューーーーン
西垣「っ!」タッタッタッ
土門「っ!」タッタッタッ
マクスター『西垣、ボールを一之瀬に渡してそのまま前線へ駆け上がります!そして土門も駆け上がる!』
一之瀬「何年ぶりだっけ?ぶっつけ本番だけど行ける!?」
土門「無理なら、駆け上がらねえよ!」
西垣「やろうぜ!俺達の必殺技を!」
一之瀬「……よっし!」
「「「うおおおおおっ!!!」」」
ギュオオオオオン!
一之瀬、土門、西垣の3人が一点で交差した瞬間だった
ペガサス「ヒヒ----ン!!」
ボールは空高く上昇、その背後には巨大な青いペガサスが現れた
【イナズマジャパンベンチ】
葵「な、なにあの技!?」
趙金雲「おや…?データにはない必殺技が出てきましたね…」
秋「あ、あれはドライペガサス!?」
葵「秋さんは知ってるんですか!?あの技のこと…」
秋「…アメリカに居た頃に、あの3人と私の4人で作った必殺技よ」
趙金雲「ほう、秋さん達が作った必殺技…」
秋「…まさかもう一度見られる日が来るなんて思ってなかった。だからかな…試合中なのに、なんか、泣きそうって言うか…」ウルッ
葵「秋さん…」
秋「…ごめんなさい。試合中なのに」
アツヤ「…謝ることなんて何一つねえよ」
秋「え?」
アツヤ「死んだと思ってた大事な人が生きていて、自分の思い出の技を使ってんだ。泣くのを我慢する必要なんてねえしそれを咎める奴はこの場には誰も居ねえよ」
秋「…ありがとう。吹雪君」
趙金雲(……感動しているところに水を差すのは野暮というものでしょうから黙っておきますが、ベンチにもこの圧…あのドライペガサスという技、一筋縄では止められそうもありませんね…さて、どうしたものやら)
【グラウンド】
ギュオオオオオン!
ペガサス「ヒヒ----ン!!」
「「「うおおおおおっ!!!」」」
ヒュウウウウン!
「「「ドライペガサス!」」」
ドオオオオオンン!!!
マクスター『ユニコーンの新たな必殺シュートが自陣からイナズマジャパンゴールへと向かっていく!』
半田「止めろ!」
壁山「だっ、だああああああああ!!」
ドーーーーーーン!!
壁山「ザ・マウンテン!!」ゴゴゴゴゴ
ドゴオオオオオオン!!!
壁山「ぐわあああああっ!!」
キュイイイイイン!
ひかり「クリスタルバリア!」
シュルルルルル!!
パリーーーーン
ひかり「!?」
ズバーン!
マクスター『ゴール!先制したのはユニコーンだあああああああっ!』
わあああああああああっ!!
観客A「なんだ今の技…」
観客B「クリスタルバリアが、あんな簡単に…」
観客C「凄えぜ一之瀬えええっ!」
観客D「最高だああああああ!!」
Fooooooo!!!
一之瀬「主導権、貰った☆」
ひかり「…」
アリーチェ「ひかり!大丈夫!?」タッタッタッ
ひかり「>>884」
う、うん…(まだ手が痺れてる…しかも遠くから打ってあの威力…持つかな、この試合…)
ひかり「う、うん…」
ひかり(まだ手が痺れてる…しかも遠くから打ってあの威力…持つかな、この試合…)
一之瀬達の必殺技、ドライペガサスによって先制点を許したイナズマジャパン
しかしまだ前半は終わっていない
イナズマジャパンはここから差を詰めることが出来るのか?
今回はここまで
西垣がチームに合流したので一之瀬の必殺技をトライペガサスにしました
そして本文のトライペガサス全部ドライペガサスになってる…誤字すみませんでした
次回もイナズマジャパン対ユニコーン前半戦続きを書いていこうと思います
ではまた次回お会いしましょう!
ピ----
マクスター『さあ、1点を追うイナズマジャパン、ここからどう反撃するのでしょうか?』
冴華「…」
バシューーーーン
天馬「よっし!」ポスッ
ディラン「はあっ!」ズザ-
ミケーレ「たあっ!」ズザ-
天馬「!」
マクスター『ミケーレとディランが松風にスライディングを仕掛けます!』
天馬「アフロさん!」
バシューーーーン
アフロディ「っ!」ポスッ
ショーン「行かせるか!」
アフロディ「悪いね…通して貰うよ」パチン
ショーン「」
アフロディ「…ヘブンズタイム」パチン
ショーン「!?」
アフロディ「剣城君!」
バシューーーーン
土門「させるか!」ポス
剣城「!」
一之瀬「飛鳥!」
土門「任せた!」
バシューーーーン
土門「…悪いッスね剣城サン、俺がマーク付いてる限りシュートは打たせないっすよ」ニヤリ
一之瀬「っ!」
ギュウウウウンン!!
マクスター『一之瀬が半田を抜いた!ユニコーン再び最終ラインに…いや!』
風丸「行かせないぞ!」ズザ---
マクスター『風丸が全速力で一之瀬の前に回り込んだ!』
一之瀬「速いね…」
風丸「速いだけじゃないさ!」
シュンッ!
風丸「…」
風丸A「」
風丸B「」
一之瀬「また分身?悪いけど、それじゃあ止められないよ!」
風丸「>>888」
そうつれない事言ってくれるなよ
それはどうかな?
風丸「それはどうかな?」
天馬「っ!」ザッ!!
一之瀬(しまった!天馬に背後を取られた!)
マクスター『あっと、3人になった風丸と天馬の計4人で一之瀬を四方から囲った!』
風丸「っ!」
ヒュン!
一之瀬「~~ッ!」
風丸A「っ!」
風丸B「っ!」
ヒュン!ヒュン!
一之瀬(くそ!なんだこれ…次々と足が伸びてくる癖に陣形が崩れない!とにかくパスで逃げるしか…)チラッ
ディラン「カズヤ!」
天馬「させるか!」
一之瀬(くそ!回り込まれた!バックパス…)
風丸A「っ!」
ヒュン!
西垣「くっ…」
風丸B「…」
一之瀬(くそ!チェック速い癖に次々とボールを奪いに掛かってくる…)
マクスター『一之瀬、次々と伸びてくる足を相手にもなんとかボールをキープしています!』
レビン『いや、あれはキープしているというよりキープするのが精一杯といった感じですね。じきにボールを取られますよ』
半田(分身ディフェンスを使って3人になったところで右と左、正面の三方からボールを奪いに行き後ろから別の選手が後ろからボールを奪いに行くことで相手を箱の中に閉じ込めるかのように追い込む必殺タクティクス…)
風丸「これが、分身ディフェンスを応用したイナズマジャパンの新たな必殺タクティクス!」
風丸「ボックスロックディフェンス!」
バシュンっ!
マクスター『一之瀬がボールを奪われた!』
風丸「天馬!」
バシューーーーン
天馬「>>891」
今度はこっちの番だ!
天馬「今度はこっちの番だ!」
ダイク「させるか!」
トニー「絶対に止めるっ!」
天馬(正面を固められたっ!…剣城!)チラッ
土門「…」
天馬(土門さんにマークされてる……なら!)
ギュウウウウンン!!
土門「!」
天馬(剣城がマークを外せないなら、俺が外す!)
西垣「飛鳥!必殺技来るぞ!」
土門「わかってる!ボルケイノ…」
ブワッ!!!
天馬「風穴ドライブ!」
ビュオオオオオオオオオン!
土門「ぐわあああああああっ!!」
天馬「剣城!」バシュ
マクスター『風穴ドライブで土門を抜いた松風!バックパスで剣城へ繋いだ!』
天馬「決めろ!」
剣城「任せろ!」
バサァァァァ
剣城「デビルバースト!」
バシューーーーン
マクスター『出たああああああ!剣城の必殺技デビルバースト!イナズマジャパン同点に追い付けるか!?』
西垣「決めさせるか!ボルケイノカット!」
ボオオオオオオオ
シュウウウウン!
キッド「しゅっ!しゅっ!フラッシュ…アッパー!」
ドオオオオオンン!!!
キッド「!?」
ズバーン!
ピ----
マクスター『ゴール!イナズマジャパン同点!デビルバーストがシュートブロックを物ともせずユニコーンゴールに突き刺さった!オルフェウス同様3試合目で無失点記録が破られました!』
天馬「ナイスシュート剣城!」
剣城「フッ…」
パァン!
天馬は剣城とハイタッチを交わした
半田「>>893」
(これで、相手は2人がかりでは俺たちのシュートを防げない事はわかった。けど、防げないのはこっちも同じ…いや、シュートブロック技が壁山しかいないうちの方が不利、相手は西垣・土門の二重ボルケイノカットで防ぐ事ができるかもしれない。
この勝負、中盤で如何にボールを支配できるかが鍵だな。)
風丸さんエアーバレット持ってましたよ
風丸さんいまMFで下がらない(というか現状下げられない)からカウントしてなかった…
そういやエアーバレットあったしイナイレなら気がついたら下がってるのよくあるやん…
半田(これで、相手は2人がかりでは俺たちのシュートを防げない事はわかった。けど、防げないのはこっちも同じ… この勝負、中盤で如何にボールを支配できるかが鍵だな)
キッド「sorry…」
一之瀬「気にしないで。まだ1点だよ」
マーク「すぐに点を取り返してやるさ」
ディラン「だからユーは気にせず前だけ向くんだ」
キッド「…ああ!」
ピ----
マクスター『ユニコーンボールで試合が再開です!前半はこのまま同点で終わるのか!?それともどちらかがリードする形で終わるのか!?』
ディラン「でいっ!」
バシューーーーン
天馬「っ!」タッタッタッ
冴華「っ!」タッタッタッ
マクスター『ディランのキックと同時に松風と御城が走り出した!』
一之瀬「…」ポスッ
冴華「…」ザッ!
天馬「…」ザッ!
マクスター『松風と御城が一之瀬のマークに付いた!序盤と同じ2対1だ!』
一之瀬「スー……ハー…」
冴華(来る!)
一之瀬「っ!」
ギュウウウウンン!!
天馬(動いた!)ダッ!!
冴華(取る!)ザッ!!
ヒュン!ヒュン!ヒュン!
一之瀬「ウルトラムーン!」
グルン!
一之瀬「っ!」スタッ
「「!?」」
マクスター『一之瀬、2人掛かりのディフェンスを必殺技でかわしました!』
半田「行かせるか!」ズザ-
一之瀬「隙だらけだよ」クルッ
マクスター『半田、スライディング仕掛けるも一之瀬これをルーレットで難なくかわした!』
風丸「まだだ!」
マクスター『風丸が快速を飛ばして一之瀬の前に立ち塞がる!』
一之瀬「分身しなくていいの?あと、俺ばかりに構ってていいのか、なっ!」
バシューーーーン
風丸「パスだろ。読んでたぜ!」
ビュオオオオオ~…
風丸「エアーバレット!」
バシュン!
風丸は一之瀬がパスを選択することを読んでエアーバレットでボールを撃ち落とした
そして、重力に従い落ちていくボールを拾ったのは…
一之瀬「読んでたのは、こっちも同じだよ!」ポスッ
ギュウウウウンン!!
レビン『これは見事ですね。イナズマジャパンがユニコーンを研究していたように、ユニコーンもまたイナズマジャパンを研究していたことがよくわかるいいプレーです』
源田「うおおおお!」
壁山「ここは通さないッス!」
アリーチェ「行かせないんだから!」
マクスター『イナズマジャパン!なんと3人で一之瀬を止めにかかります!』
一之瀬「ディラン!マーク!」
バシューーーーン
綱海「高さなら負けねえ!」
ヒュウウウウン!
ディラン・マーク「「はあっ!」」
ヒュウウウウン!
綱海「>>900」
!?!!?(ちょっと待て!届か、ない!!だと!!?)
綱海「!?!!?」
綱海(ちょっと待て!届か、ない!!だと!!?)
「「ユニコーンブースト!」」
ドオオオオオンン!!!
バシューーーーン
マクスター『出たああああ!ユニコーンの必殺シュート『ユニコーンブースト』!ユニコーン勝ち越しなるか!?』
キュイイイイイン!
ひかり「クリスタルバリア!」
パリーーーーン
ひかり「!?」
ズバーン!
マクスター『ゴール!ユニコーン勝ち越し!!』
わあああああああああっ!!!
半田「ひかりっ!」
アリーチェ「ひかり!」
壁山「ひかりさんっ!」
ひかり「グローブが、焦げてる…」ジュウウウウウ~…
「「「「!?」」」」
ひかり「こんな凄いシュート、初めて受けた…」ビリビリ
壁山「>>902」
つ、次こそは打たせないっす!綱海さん、気合入れて行きましょうっス!
ひかりさんの負担を少しでも軽くしないと!
壁山「つ、次こそは打たせないっす!綱海さん、気合入れて行きましょうっス!ひかりさんの負担を少しでも軽くしないと!」
半田「壁山…」
綱海「…ああ!そうだよな!ここで気合い入れなきゃ男じゃねえよな!」
ひかり「塀吾郎…綱海さん…ありがとう…」
ピッ!ピ----
マクスター『ここで前半終了のホイッスル!試合は1-2、ユニコーンリードです!』
壁山「ハァ…ハァ……」
綱海「な、なんとか…1点ビハインドで凌いだな」
壁山「は、はいッス…」
ひかり「>>905」
ありがとう…ございます…
(塀吾郎と綱海さんのおかげでなんとか凌げたけど…2人もそろそろ限界… 手の痺れもまだ取れてない…後半…きついな…)
取り合えず合体技を打たせないように…今からでも少し対策を練りましょう(私にあれを止めれる力があればと思うけど…)
ひかり「ありがとう…ございます…」
ひかり(塀吾郎と綱海さんのおかげでなんとか凌げたけど…2人もそろそろ限界… 手の痺れもまだ取れてない…後半…きついな…)
半田「…ロッカーに引き上げるぞ」
ひかり「は、はい…」トボトボ
【ミーティングルーム】
葵「源田さん、後半に向けてしっかり水分取ってください」
源田「ああ……ありがとう…」
葵「アリーチェちゃん、ドリンクどうぞ」
アリーチェ「わー……ありがと…」スルッ
ボトッ!
「「「「!?」」」」
葵「ご、ごめんね!溢しちゃった…」
アリーチェ「葵が悪い訳じゃ、ないよ…ちょっと、手が、滑っちゃった………」
趙金雲「…アリーチェさん。後半は貴女をベンチに下げます」
アリーチェ「……だよね。このザマだもん」
趙金雲「半田君、後半はディフェンスに入ってください。ペルセウス君!後半は行きますよ!」
「「はい!」」
趙金雲「…ユニコーンは確かに強い。ですが、前半を1点差で凌げたのは非常に大きいです」
半田「ユニコーンは後半戦、前半よりパフォーマンスが落ちる傾向が強いです。本戦の前2試合だけでなく予選の時からずっとその傾向が続いています」
半田「最大の要因はフィールドの魔術師、一之瀬一哉が後半になればベンチに下がるか、あるいは後半戦出場しても前半と比べて動きのキレが大きく落ちるからです」
アツヤ「後半のユニコーンは弱体化する、って訳か」
趙金雲「前半を耐え忍んだんです。後半はユニコーンのウィークポイントを攻めての逆転勝利を狙いましょう」
「「「「おおおおっ!」」」」
天馬「…」
秋「天馬?どうかした?」
天馬「…ううん。なんでもない」
秋「そう?ならいいけど…」
天馬(本当に後半はチャンスなのかな?なんか、嫌な予感がする…)
後半戦に向けてチームの士気が高まる中、天馬は嫌な予感を感じていた
果たしてこの嫌な予感とは天馬の考え過ぎか、あるいは…
今回はここまで
次回は後半戦に突入します
そしてユニコーン戦が終わったら次スレを立てます
ではまた次回お会いしましょう
綱海→パスカット、ボールクリア
壁山→シュートブロック
アリ→パスカット
風丸→パスカット、シュートブロック、ドリブル阻止
イナズマジャパンのディフェンスってこんなもんか?
それからMFだけどアツヤもシュートブロック上手かった印象ある
3回くらいシュート止めてなかった?
今は離脱してるけど円堂もシュートブロック系か
~~~ユニコーン~~~
GK・・・・・・・・キッド
DF・・・土門・ダイク・トニー・西垣
MF・・・・・・・ 一之瀬
MF・・ショーン・・・・・・スティーブ
MF・・・・・・・ マーク
FW・・・・ミケーレ・ディラン
~~~イナズマジャパン~~~
FW・・・・・・剣城・冴華
MF・・・・・・・・天馬
MF・・・アフロ・・・・・・・・有珠
MF・・・・・・・・風丸
DF・・ 綱海・・源田・半田・・・ 壁山
GK・・・・・・・ ひかり
【後半戦】
マクスター『イナズマジャパン、後半はメンバーを変えてきました。半田をディフェンスに下げMFにペルセウスを起用。流れを変えることが出来るでしょうか?』
マクスター『対してユニコーンはメンバーの交代はなし。前半の勢いをそのままに戦うことが出来るか?』
一之瀬「・・・」
天馬(キャプテン達は、ユニコーンは前半より弱くなるって言ってたけど…)
ピ----
マクスター『さあ後半戦、イナズマジャパンのキックオフで試合開始!』
剣城「…」
バシューーーーン
天馬「…」ポスッ
ペルセウス「こっち!」
天馬「頼む!」
バシューーーーン
マクスター『イナズマジャパン、パスを繋いで攻め上がる!』
ディラン「ヘイユー!勝負だ!」
ペルセウス「っ、はあ!」
ヒュウウウウウン!
ピョン!ピョン!
ペルセウス「スカイウォーク!」
ディラン「!」
マクスター『抜いた!ペルセウスが新必殺技でディラン・キースを上空から抜きました!』
ペルセウス「空中戦が得意なのはお前達だけじゃないんだよ!」スタッ
ディラン「>>915」
ヒュー!なかなかにクールな技じゃないかルーキー!
ディラン「ヒュー!なかなかにクールな技じゃないかルーキー!」
ペルセウス「天馬…!?」
マーク「…」
一之瀬「…」
ペルセウス(駄目だ…2人マーク付いてる…)
冴華「こっちだ!」
ペルセウス「!」
バシューーーーン
冴華「一気に斬り込むっ!」ポスッ
マクスター『ボールを受けた御城、ドリブルで上がって行く!』
一之瀬「っ!」
ギュウウウウンン!!
冴華「!?」
マクスター『ああっと速い!一之瀬が御城に追い付いた!』
一之瀬「はあああっ!」クルクル
ボオオオオオ!
一之瀬「フレイムダンス!」
マクスター『一之瀬!御城からボールを奪った!』
ペルセウス「行かせるか!」
一之瀬「っ!」
ギュウウウウンン!!
ペルセウス「なにっ!?」
マクスター『一之瀬、ペルセウスを抜き去った!後半もキレのいいプレーでイナズマジャパンに思い通りのプレーをさせません!』
半田「>>917」
(なんだこの気迫!まるで『この試合で全て出し切る』って言わんばかりだ…こりゃ前言撤回、後半のユニコーンも気が抜けねぇ!)
半田(なんだこの気迫!まるで『この試合で全て出し切る』って言わんばかりだ…こりゃ前言撤回、後半のユニコーンも気が抜けねぇ!)
「「「分身ディフェンス!V2!」」」
ヒュン!ヒュン!ヒュン!
一之瀬「ウルトラムーン!」
グルン!
一之瀬「っ!」スタッ
風丸「やはり分身ディフェンスはかわしてくるか。だが、それも織り込み済みだ!」
一之瀬「!」
半田「今度は、俺が正面で左右と後ろが風丸だ!」
風丸「必殺タクティクス!ボックスロックディフェンス!」
風丸A「っ!」
風丸B「っ!」
ヒュン!ヒュン!
一之瀬「っ!」ポ-ン
マクスター『一之瀬、再びボックスロックディフェンスの餌食になってしまった!』
半田「貰った!」
一之瀬「…いいや。攻略法は見えた!」
ヒュウウウウウン!
マクスター『一之瀬飛んだ!空中に飛びました!』
レビン『次々と伸びてくる足を相手にボールキープするだけでも難しいでしょうにボールを足に乗せたまま飛ぶ余裕があるとは、大したテクニックです』
一之瀬「っ!」スタッ
天馬「らあっ!」ズザ-
バシュンっ!
一之瀬「!?」
天馬「っ!」トン…!トン…!
マクスター『松風、スライディングでボールを奪った!そしてそのままドリブルで上がって行く!』
天馬(なんとなくそんな気はしてたよ。前半で終わったなんてこれっぽっちも思ってなかった!)
天馬「風丸さん上がって!」
風丸「ああ!」
一之瀬「>>919」
させるか!
一之瀬「させるか!」
ボールを奪われた一之瀬は懸命に天馬の後を追った
天馬「風丸さんっ!」
バシューーーーン
風丸「よっし!」
風丸「っ!」ポスッ
スティーブ「抜かせるかああっ!」
風丸「疾風ダッシュ!改!」
ヒュン!
スティーブ「!?」
西垣「速い、だが!俺の前で翼を広げられると思うな!」
風丸「…ならお前を抜いてから、お前の背後で風見鶏を飛ばすさ」
ビュウウウ~~
西垣「なっ!?なんだ!?」
西垣は竜巻の中に突然閉じ込められたことに困惑した
風丸「行くぞ!新必殺技!」
バシュンっ!
西垣「!?」
バシュンっ!
バシュンっ!
バシュンっ!
バシュンっ!
目にも止まらぬ速さで、竜巻の中を縦横無尽に動き回り西垣を翻弄
そして…
風丸「風神の舞!」
ビュオオオオオオ!!
西垣「ぐわあああああっ!」
竜巻が西垣を吹き飛ばした
マクスター『風丸が新必殺技で西垣を抜いた!勢いに乗って遂にペナルティエリアまで突入!イナズマジャパン!同点のチャンスです!』
風丸「行くぞ天馬!」
天馬「はいっ!」
バシュ---ン
風見鶏「ピィィィ!!」
風丸「ふっ!」
天馬「たあっ!!」
ボオオオオッ!
「「炎の風見鶏!V2!」」
風見鶏「ピイイイイイ!!」
キッド「フラッシュ…!?」
ズバーン!
マクスター『ゴール!イナズマジャパン!同点に追い付いた!』
天馬「っしゃあ!」
風丸(今のシュート、いつも以上に打ちやすかった…)
一之瀬(不意を突かれたとはいえ守の守備を破るなんて…風神の舞、侮れないね)
ピ---
ディラン「カズヤ!」
バシューーーーン
一之瀬「…」ポスッ
一之瀬「飛鳥!守!」
土門「っ!」タッタッタッ
西垣「っ!」タッタッタッ
マクスター『おっとこれは!再びトライペガサスの体勢に入った!』
「「「うおおおおおっ!!!」」」
ギュオオオオオン!
ペガサス「ヒヒ----ン!!」
風丸「はああああっ!」
ビュオオオオオ~…
「「「トライペガサス!」」」
ドオオオオオンン!!!
風丸「エアーバレット!」
バシュン!
シュルルルルル!!
風丸「なっ!?」
半田(エアーバレットでも全然弱まらない!?)
壁山「だっ、だああああああああ!!」
ドーーーーーーン!!
壁山「ザ・マウンテン!!」ゴゴゴゴゴ
ドゴオオオオオオン!!!
壁山「ぐわあああああっ!!」
キュイイイイイン!
ひかり「クリスタルバリア!」
シュルルルルル…
ひかり「うっ、うううっ……」ジリッ
パリーーーン!
ひかり「しまっ…」ドサッ
天馬「まだだ!」
ドオオオオオンン!!!
天馬「~っ!」シュルルルル…
マクスター『と、止めたあああっ!イナズマジャパン!4人でトライペガサスを止めました!最後は松風が右足でトライペガサスの威力を相殺しました!』
ひかり「あ、ありが……!?」
天馬「ハァ…」
ひかり(す、凄い気迫…とても、話しかけられない……)
西垣「俺達のトライペガサスが、負けただと!?」
土門「マジかよ…」
4人掛かりとはいえトライペガサスが負けたことに土門と西垣はショックを隠せなかった
だが一之瀬のみ違った反応を見せる
一之瀬「はははっ、最高だよ、天馬……」
一之瀬は笑みを浮かべていた
自分の全てを出し切る為の戦いに、全てを出して挑んで来る最高のライバルが見つかったことに、一之瀬は高翌揚していた
イナズマジャパンベンチ
葵「笑った?シュートを止められたのに、笑ってる?」
さくら「せっかく止めたのになんかスッキリしないね…」
アツヤ「それどころか…何かの布石を打たれた気さえするな……」
秋「そんなんじゃないと思う」
さくら「え?」
葵「そんなんじゃない、って…どういうことなんですか?」
秋「>>924」
楽しんでる…純粋に、自分の全てを出し切れる相手が見つかって嬉しいんだよ、彼は
(ほんと…昔からそういう人に弱いんだなぁ…私)
秋「楽しんでる…純粋に、自分の全てを出し切れる相手が見つかって嬉しいんだよ、彼は」
秋(ほんと…昔からそういう人に弱いんだなぁ…私)
さくら「そっか。秋さんはあの一之瀬って人と幼馴染だもんね」
アツヤ「…まあでも、それと俺らのこのモヤモヤが単なる思い過ごしか否かは別問題だろ」
趙金雲「そうですね。もしかしたら、本人が知らないまだ眠ってる力がこの試合をきっかけに覚醒するかもしれませんよ」
趙金雲の予測した通り、一之瀬は潜在能力の一部を覚醒させていた
ペルセウス「っ、はあ!」
ヒュウウウウウン!
ピョン!ピョン!
ペルセウス「スカイウォーク!」
一之瀬「っ!」
ヒュウウウウウン!
一之瀬「はあっ!」
バシューーーーン
ペルセウス「えっ!?」
マーク「ナイスパスだカズヤ!」ポスッ
マクスター『一之瀬、ペルセウスのスカイウォークを見切ってカットしました!』
レビン『いや見切っただけではありません。敵のポジショニング、味方の位置、カットしてからの一番確実なパスコース、それらを全てたった1プレーでこなした訳ですからね。今の一之瀬は相当集中力が高まってますよ』
マーク「カズヤ!」
バシューーーーン
一之瀬「っ!」ポスッ
半田「必殺タクティクス!」
「「「「ボックスロックディフェンス!」」」」
ヒュン!ヒュン!ヒュン!
一之瀬「さっきのタクティクスより、一段とキレが上がってるね!」
風丸「今度は空まで逃したりはしない!」
一之瀬「…嬉しいね」ニヤリ
キュイイイイイン!
風丸「…え?」
マクスター『ぬ、抜いたあああっ!し、信じられません!パワーアップしたボックスロックディフェンスを今度は空中ではなくドリブルで抜き去った!』
一之瀬「…」
レビン『先ほどのプレーといい今といい、もしかしたら一之瀬はゾーンに入っている可能性がありますよ』
壁山「と、通さないッス!」
一之瀬「>>927」
じゃあ止めてみろ!
一之瀬「じゃあ止めてみろ!」
壁山「だっ、だああああああああ!!」
キュイイイイイン!
壁山「え!?」
壁山はザ・マウンテンを発動する為に跳び上がった、その隙を突かれ一之瀬に抜かれてしまった
一之瀬「っ!」
ポ---ン
一之瀬「スパイラルっ!」
バシューーーーン
一之瀬は必殺シュートを打つ体勢に入った
そして『左足で』ボールを蹴った
審判「っ!」ピッ!
マクスター『間一髪のところで松風がボールをクリア!イナズマジャパン、ピンチを凌ぎます!』
レビン『しかしまだユニコーンの攻撃は続きますよ。次のコーナーキックをどう制するか、勝負の鍵となると思います』
半田(一之瀬よりほんの僅かだけど先に天馬がボールを蹴った…)
壁山(た、助かったッス…けど…)
一之瀬「…」
天馬「…」
壁山(今のプレー…ま、全く付いていけなかったッス…)
天馬「>>929」
…最後までやろう、一之瀬
天馬「…最後までやろう、一之瀬」
一之瀬「……ああ。勿論だ!」
マクスター『さあ、一之瀬のコーナーキックで試合再開です!』
一之瀬「ふぅ…」
一之瀬「……」タッタッタッ
バシューーーーン
ひかり「ニア、源田さん」
源田「任せろ!」ポスッ
ミケーレ「!?」
マクスター『一之瀬のコーナーキック、これは源田がインターセプト!』
源田「>>931」
(…ボールの勢いが前半に比べ弱い、前半に飛ばしすぎたな、一之瀬!)
風丸!
源田(…ボールの勢いが前半に比べ弱い、前半に飛ばしすぎたな、一之瀬!)
源田「風丸!」
バシューーーーン
マーク「うおおおおおっ!」
ビュウウウ~~
風丸「風神の…舞!」
バシュンっ!
バシュンっ!
バシュンっ!
バシュンっ!
ビュオオオオオオ!!
マーク「ぐわあああああっ!」
風丸「ペルセウス!」
バシューーーーン
ペルセウス「スカイウォーク!」
ヒュウウウウウン!
ピョン!ピョン!
マクスター『ペルセウス、スカイウォークでスティーブを抜いた!』
ペルセウス「冴華!」
バシューーーーン
冴華はペルセウスからパスを受けようと、イナズマジャパンゴールの方向へ向きを変えた
ディラン「クレイジーサンライト!」
ピカ-----ン!!!
冴華「えっ……~~っ!?」ドサッ
ポーン…ポーン…
コロコロ~~
西垣「…」ポスッ
マクスター『なんとディランの必殺技クレイジーサンライトが御城に決まった!』
レビン『御城だけでなく数人のイナズマジャパンの選手達がダウンしているのに対してユニコーンの選手全員目を瞑ってますから、恐らくここまで取っていたのでしょう』
冴華(ま、まだあんな技が…)ヨロッ
風丸(くそ!前が、見えない……)
ディラン「カズヤ!」
バシューーーーン
一之瀬「!」ポスッ
ディラン「ユーが、決めるんだ!」
一之瀬「…ああ!」
一之瀬「けど、決めるのは俺だけじゃない!」
土門「っ!」タッタッタッ
西垣「っ!」タッタッタッ
一之瀬「俺達だ!」
壁山「さ、させないッス!」
壁山はトライペガサスを阻止しようと一之瀬の前へ立ち塞がった
壁山「だっ、だああああああああ!!」
ドーーーーーーン!!
壁山「ザ・マウンテン!!」ゴゴゴゴゴ
いくらなんでも聳え立つザ・マウンテンを前に真正面から突撃する筈がないと壁山は思っていた
しかし壁山の思惑と違い、一之瀬達は足を止めなかった
壁山(と、止まらない!?だ、だったら吹き飛んで貰うッス!)
一之瀬「うおおおおおっ!!」
キュイイイイイン
壁山「えっ?」
ドゴオオオオオオン!!!
壁山「ぐわあああああっ!!」
マクスター『一之瀬!ザ・マウンテンを真正面から打ち砕いた!』
「「「うおおおおおっ!」」」
ギュオオオオオン!
ペガサス「…」
ボオオオオオオオッ!!
フェニックス「ピイイイイッ!!!」
天馬「ペガサスが…フェニックスに進化した?」
一之瀬「これで…決める!」
ドオオオオオンン!!!
フェニックス「ピイイイイッ!!!」
ひかり「>>935」
(ここが分水嶺…止めるんだ、絶対!)
と、止めなきゃ!
ひかり「と、止めなきゃ!」
キュイイイイイン!
ひかり「クリスタル…バリア!」
パリーーーン!
ひかり「えっ?」
ズバーン!
マクスター『ゴール!ユニコーン!再び勝ち越しいいいい!』
わあああああああああああ!!
foooooooo!!!
観客A「嘘だろ…東のクリスタルバリアが、あんな簡単に破れるなんて…」
観客B「なんて威力なんだ…」
観客C「最高だぜ!イチノセええええ!!」
USA!USA!USA!USA!
半田(ヤベェ…流れも観客も、完全にアメリカに持ってかれた!)
風丸「また勝ち越されたな…どうする?半田」
半田「・・・悪い。作戦が思い浮かばねえ…」
天馬「だったら、俺にボールを回して下さい!」
半田「天馬…」
風丸「わかった。だが一人で戦うなよ。俺もフォローするから」
天馬「お願いします!」
天馬(まだ時間は残ってる…諦めるもんか!)
ピ----
冴華「天馬!」
バシューーーーン
天馬「絶対に…諦めない!」
キュイイイイイン
ディラン「・・・What's!?」
天馬「…」
マーク「なっ!?」
マーク(嘘だろ…こいつ、一瞬で俺の前に!)
天馬はボールを受けたと同時にドリブルで上がっただけである
勿論本当に一瞬でマークの前まで来た訳ではない
だが体感では突然目の前に現れたように見えてしまった
それ程に、天馬のスピードが凄まじいものへと『進化』していたのである
イナズマジャパンベンチ
葵「う、嘘…天馬って、あそこまで速かったっけ?」
趙金雲「普段の天馬君はあそこまで速くはありません。が、今の天馬君はあのスピードで動くことが可能なゾーンに入っているんでしょう」
葵「>>939」
…すごいよ天馬!よーしっ!そのままいっけえええええ!
葵「…すごいよ天馬!よーしっ!そのままいっけえええええ!」
天馬「アグレッシブビート、改」
ギュオン!ギュオン!ギュオン!
ピーーーーーー
マーク「なっ!?ど、何処に行った!?」キョロキョロ
ダイク「馬鹿な!?こいつ、俺の目の前に!」
マクスター『速い!なんと一瞬でダイクの目の前まで到達した!』
一之瀬「っ!」
キュイイイイイン
天馬(いや、駄目だ!一之瀬を振り切れてない!このボールは、奪(と)られ…!)
天馬「……いいや、まだだ!」
バシューーーーン
剣城「っ!」ポスッ
土門「あっ!?しまっ…」
ゾーンに入っていた天馬は瞬時に一之瀬にボールを奪われる光景を予測した
だがそれと同時に、1つの突破口も見つけた
ゾーンに入った故の視野の広がりから、土門の視線が一瞬剣城のことを完全に忘れていることを見逃さなかった
そして天馬は、剣城をパスを出した
マクスター『松風のパスが剣城に繋がった!』
剣城「>>941」
(よく気付いた!このボール、絶対に決める!)
剣城(よく気付いた!このボール、絶対に決める!)
バサァァァァ
剣城「デビルバースト!」
バシューーーーン
ズバーン!
マクスター『ゴール!イナズマジャパン!三度目の同点です!』
観客A「そうだよ!これだよ!イナズマジャパンの真骨頂!」
観客B「最後まで諦めるな!」
観客C「どっちも凄え!」
イナズマジャパン!イナズマジャパン!
USA!USA!USA!
わああああああああああああ!!!!
マクスター『観客のボルテージは今大会でも最高潮!激しいシーソーゲームは後半20分を過ぎたところで3-3!果たして次の1点を取るのはどちらのチームか!?』
剣城「…」
天馬「…」
「「っ!」」パァン!
半田「>>943」
(今のプレー、完全に天馬と一之瀬の動きが見えてた。恐らく剣城の他にも見えてる奴は居る…攻撃は天馬を中心にゾーンに対応できる奴らに任せよう。俺は守備を頑張ろう。守備は、死んでも喰らいつく!)
半田(今のプレー、完全に天馬と一之瀬の動きが見えてた。恐らく剣城の他にも見えてる奴は居る…攻撃は天馬を中心にゾーンに対応できる奴らに任せよう。俺は守備を頑張ろう。守備は、死んでも喰らいつく!)
土門「…すまん皆。俺のせいで……」
一之瀬「あんなの、ミスの内に入らないよ。あれはむしろ相手を褒めるべき芸術、天馬の神業だよ」
土門「けど、俺が一哉を信じて剣城から視線を外さなかったら…」
一之瀬「自分を責めるのは後にしよう。まだ負けた訳じゃない」
土門「!」
一之瀬「それに、信じるのは今からでも遅くはないよ。今からでも俺を信じてくれれば、少なくとももう負けはしないよ」
土門「・・・敵わねえな、一哉にはさ」
マーク「…さあ、決着を付けに行くぞ!」
「「「「おおおっ!」」」」
マクスター『さあ、後半もいよいよロスタイムを含んで残り10分切りました。果たして次の1点はどちらが取るか!?あるいはこのまま引き分けで終わるか!?』
ディラン「カズヤ、ユーに託すぜ」
一之瀬「任せてよ」
マクスター『ユニコーン、一之瀬とディランの2人でセンターサークルに入っています』
天馬(まず間違いなく一之瀬のドリブルで来る…)スッ
ピ----
半田「ここは死守だ!絶対守るぞ!」
ディラン「…」チョンッ
一之瀬「うおおおおっ!」
天馬「うおおおおっ!」
キュイイイイイン
一之瀬「~~っ、っ!!」クルッ
キュイイイイイン!
天馬「っ!」
風丸「!?」
競り合いを制したのは一之瀬だった
天馬が抜かれ、一之瀬が目の前に現れたことに気付いた時には既に遅く…
ヒュン!ヒュン!ヒュン!
一之瀬「ウルトラムーン!」
グルン!
風丸「しまった!」
キュイイイイイン!
風丸「!」
天馬「っ!」
ヒュウウウウウン!
天馬「らあっ!」
バシューーーーン
一之瀬「!」
審判「っ!」ピッ!
マクスター『松風がボールを外へとクリア!動きが早過ぎて全然プレーを追えませんでしたが、最後のはなんとか、かろうじて見えました私、マクスター・ランドです』
一之瀬(こいつ、着地する前にボールを蹴りやがった)ニヤリ
半田「風丸!今の…」
風丸「>>946」
素早く三日月形に動く
華麗なドリブルだった
いつもの人っぽいので再安価します
マクスター『さあ、後半もいよいよロスタイムを含んで残り10分切りました。果たして次の1点はどちらが取るか!?あるいはこのまま引き分けで終わるか!?』
ディラン「カズヤ、ユーに託すぜ」
一之瀬「任せてよ」
マクスター『ユニコーン、一之瀬とディランの2人でセンターサークルに入っています』
天馬(まず間違いなく一之瀬のドリブルで来る…)スッ
ピ----
半田「ここは死守だ!絶対守るぞ!」
ディラン「…」チョンッ
一之瀬「うおおおおっ!」
天馬「うおおおおっ!」
キュイイイイイン
一之瀬「~~っ、っ!!」クルッ
キュイイイイイン!
天馬「っ!」
風丸「!?」
競り合いを制したのは一之瀬だった
天馬が抜かれ、一之瀬が目の前に現れたことに気付いた時には既に遅く…
ヒュン!ヒュン!ヒュン!
一之瀬「ウルトラムーン!」
グルン!
風丸「しまった!」
キュイイイイイン!
風丸「!」
天馬「っ!」
ヒュウウウウウン!
天馬「らあっ!」
バシューーーーン
一之瀬「!」
審判「っ!」ピッ!
マクスター『松風がボールを外へとクリア!動きが早過ぎて全然プレーを追えませんでしたが、最後のはなんとか、かろうじて見えました私、マクスター・ランドです』
一之瀬(こいつ、着地する前にボールを蹴りやがった)ニヤリ
半田「風丸!今の…」
風丸「>>949」
着地する前にボールを蹴った…
確信したよ。今のあいつは、フィールドの誰よりも強い
風丸「着地する前にボールを蹴った…確信したよ。今のあいつは、フィールドの誰よりも強い」
半田「…もう俺達に一之瀬を止める手段はない。悔しいがあいつは天馬に任せて、俺らは他の奴らのマーク外さないようにしよう」
風丸「ああ。それがいいと思う」
半田「…天馬!」タッタッタッ
天馬「!」
半田「…一之瀬のことは任せた。他の奴らなら絶対にボールカットするから、一之瀬のマーク外さず、それでいていつでも攻められるように準備してくれ」ボソ
天馬「……」コクッ
ピッ!
マクスター『さあ、ユニコーンのスローイングで試合再開です!』
土門「…」ポ-ン…ポ-ン…
土門「っ!」パシッ!!
「「「「…」」」」
土門「ふぅ~…」
土門「っ!」シュッ!!
ヒュルルルルル!
風丸「こっちはもう、やることが決まってるんだよ!」ポスッ
ミケーレ「!?」
マクスター『風丸が土門のスローイングをカットした!』
風丸「天馬ああああっ!」
バシューーーーン
天馬「っ!」ポスッ
一之瀬「…」
マクスター『風丸は松風にボールを託した!』
レビン『ユニコーンはここで一之瀬が抜かれるようなことがあれば、剣城にパスを出すといういつもの勝利の方程式によってTHE・END。負けは確定でしょう』
天馬「…」
キュイイイイイン
マクスター『松風動いた!』
一之瀬「!」
半田「天馬!」
綱海「頼むっ!」
天馬「!?」
一之瀬「はあああっ!」クルクル
ボオオオオオオオオ!!
一之瀬「フレイムダンス!改!」
「「「「!?」」」」
マクスター『一之瀬!改へと進化したフレイムダンスで松風をブロック!』
レビン『この土壇場でさらにレベルアップするとは…恐れ入りました…』
天馬「…」ドサッ
風丸(まさか…!?)
半田「と、止めろおおおおおっ!一之瀬を、一之瀬を止めるんだ!」
壁山「はいッス!」
源田「うおおおおおおっ!!」
マクスター『イナズマジャパン!最後の気力を振り絞って半田、壁山、源田の3人で一之瀬にプレッシャーを掛けます!』
一之瀬「…貰った」ニヤリ
ディラン「カズヤ!」
「「「「!?」」」」
一之瀬「決めてくれ!2人とも!」
バシューーーーン
ディラン「>>953」
風丸「天馬ああああっ!」
バシューーーーン
天馬「っ!」ポスッ
一之瀬「…」
マクスター『風丸は松風にボールを託した!』
レビン『ユニコーンはここで一之瀬が抜かれるようなことがあれば、剣城にパスを出すといういつもの勝利の方程式によってTHE・END。負けは確定でしょう』
天馬「…」
キュイイイイイン
マクスター『松風動いた!』
一之瀬「!」
半田「天馬!」
綱海「頼むっ!」
天馬「!?」
一之瀬「はあああっ!」クルクル
ボオオオオオオオオ!!
一之瀬「フレイムダンス!改!」
「「「「!?」」」」
マクスター『一之瀬!改へと進化したフレイムダンスで松風をブロック!』
レビン『この土壇場でさらにレベルアップするとは…恐れ入りました…』
天馬「…」ドサッ
風丸(まさか…!?)
半田「と、止めろおおおおおっ!一之瀬を、一之瀬を止めるんだ!」
壁山「はいッス!」
源田「うおおおおおおっ!!」
マクスター『イナズマジャパン!最後の気力を振り絞って半田、壁山、源田の3人で一之瀬にプレッシャーを掛けます!』
一之瀬「…貰った」ニヤリ
ディラン「カズヤ!」
「「「「!?」」」」
一之瀬「決めてくれ!2人とも!」
バシューーーーン
ディラン「>>953」
この最高のシチュエーション、ミーのテンションはギンギンだぜ!
ディラン「この最高のシチュエーション、ミーのテンションはギンギンだぜ!」
マーク「決めるっ!」
ヒュウウウウウン!
綱海「させるかよおおおおっ!」
ヒュウウウウウン!
半田「綱海!」
壁山「綱海さんっ!」
源田「止めてくれ!」
ディラン・マーク「「…」」ニヤリ
綱海(ちょ、おい…なんで後から飛んだ俺が先に落ちてるんだ!?しかも、まだ、滞空してやがる!)
「「ユニコーンブースト!」」
ドオオオオオンン!!!
バシューーーーン
ビュオオオオオ~…
風丸「エアーバレット!」
バシュン!
シュルルルルル!!
キュイイイイイン!
ひかり「クリスタルバリア!」
シュルルルルル!!
パリーーーン!
「「「「!?」」」」
一之瀬「行けええええええっ!」
ズバーン!
マクスター『ゴール!ユニコーンまたまた勝ち越しいいいいいいっ!!』
foooooooo!!!
観客C「最高だ!ユニコーン最高!」
観客D「コングラッチュレーション!」
USA!USA!USA!USA!USA!
わあああああああああああああ!!!
ディラン「~~ッ!いええええええあっ!!」グッ!!
マーク「うおおおおおおおっ!!」
4点目のゴールにディランはガッツポーズを作り、マークは雄叫びをあげて喜んでいた
チームメイトもマークとディランを囲い、抱きしめ、喜びを分かち合っていた
天馬「ハァ…ハァ……ハァ……ハァ…」
壁山「ま……負け…t半田「まだだ!まだホイッスルは鳴ってない!」
「「「「!」」」」
風丸「そうだ。まだ俺達には、引き分けのチャンスが残ってる!」
半田「>>955」
ああ!引き分けなら、引き分けの望みならまだ・・・!!(・・・円堂、お前だったらこんな状況でもマジで勝とうとするんだろうな…)
天馬!もう一点頼・・・天馬?おい!しっかりしろ!?
半田「ああ!引き分けなら、引き分けの望みならまだ・・・!!天馬!もう一点頼・・・天馬?おい!しっかりしろ!?」
天馬「…」
審判「っ!」ピ----
マクスター『あっと、どうやら松風がまだ立たない様子!趙金雲監督、すぐに選手交代を伝えます!』
綱海「肩貸すぜ!」
天馬「…ありがとう。綱海さん」
ゾーンが切れてしまい、力尽きた天馬
残りロスタイムの1分程、このタイミングで天馬は無念の交代となった
綱海の肩を借りてピッチを去る天馬
観客の反応
安価下
もはや、イナズマジャパンは勝てないのか?
両方のサポーターから惜しみない拍手が天馬に送られる
観客A「よかったぞ天馬!」
観客B「そんなになるまで必死で戦ってくれたんだ!ありがとう!」
観客C「テンマ!素晴らしいプレーだったぞ!」
観客D「決勝でまたイチノセとの熱いバトルを期待してるぜ!」
パチパチパチパチパチ
綱海「…凄え歓声だな」
天馬「……」
趙金雲「お2人とも、まずはご苦労様です」
葵「天馬…」
天馬「……」
葵「…はい、ドリンク。まずは、水分補給、しよ…?」
天馬「…ちくしょう」
葵「!」
天馬(最後まで…グラウンドに、立っていたかった……)
天馬「………ちく、しょうっ!」ポロポロ
葵(天馬…)
~~~ユニコーン~~~
GK・・・・・・・・キッド
DF・・・土門・ダイク・トニー・西垣
MF・・・・・・・ 一之瀬
MF・・ショーン・・・・・・スティーブ
MF・・・・・・・ マーク
FW・・・・ミケーレ・ディラン
~~~イナズマジャパン~~~
FW・・・・・・剣城・冴華
MF・・・・・・・・風丸
MF・・・アフロ・・・・・・・・有珠
MF・・・・・・・・吹雪
DF・・さくら・・源田・半田・・・・壁山
GK・・・・・・・ ひかり
半田「!」
半田(一之瀬をセンターサークルギリギリ入らない、手前まで…剣城のロングシュート対策か……)
剣城「…」
半田(剣城のデビルバーストにはエクスカリバーみたいな遠くから打った方が威力が上がるなんて性能はない…ならもう、本当に僅かだが)チラッ
風丸「…」コクッ
ピ----
半田(頼む風丸、一之瀬をなんとか抜いてくれ!)
冴華「っ!」
バシューーーーン
風丸「っ!」ポスッ
風丸(まだだ!ここで俺が、剣城に繋げば!)
風丸「うおおおおおおっ!!」
ビュウウウ~~
風丸「風神の…舞!」
バシュンっ!
バシュンっ!
バシュンっ!
バシュンっ!
一之瀬「……フレイムダンス、改!」
ボオオオオオオオオ!!
風丸「!?」
風丸が生み出した竜巻は、瞬く間に炎の渦へと変わってしまった
そして…
ドオオオオオンン!!!
風丸「そんな……」
一之瀬「…」ポスッ
ピッ!ピッ!ピ----
マクスター『ここで試合終了のホイッスル!3-4!激戦を制したのは!ユニコーンです!!』
わあああああああああああああ!!!
きゃあああああああああああああ!!!!
fooooo!!!fooooo!!!
「「「「・・・」」」」
【ミーティングルーム】
趙金雲「…皆さん、まずはお疲れ様です」
「「「「・・・」」」」
趙金雲「今日の試合を落としたのは非常に痛いです。が、まだ全てが終わった訳ではありません」
趙金雲「次の対戦相手のイタリアの勝ち数は2勝1分、勝ち点は7、総得失点差は+2です」
趙金雲「つまり、次のイタリア戦に勝つことが出来れば、まだ何かを起こすことは可能なのです」
「「「「!」」」」
趙金雲「>>963」
『敗北は人をより強くする』、貴方達は身をもってそれを知っているはずですね?
今は嘆いていい、けど止まっては行けません。
次の試合、頑張りましょう。
趙金雲「『敗北は人をより強くする』、貴方達は身をもってそれを知っているはずですね?」
趙金雲「今は嘆いていい、けど止まっては行けません。次の試合、頑張りましょう」
「「「「…はい!」」」」
趙金雲「では荷物を片付けて引き上げましょう。帰ったら、今夜は皆さんの好きなような過ごして下さい」
秋「監督、私…またスタジアムに居たいです」
趙金雲「わかりました。あまり遅くならないようにお願いしますよ」
秋「ありがとうございます!」ペコリ
監督に頭を下げ、秋はミーティングルームを後にした
【観客席】
一之瀬「俺達以外、すっかり誰も居なくなったね」
秋「うん…」
一之瀬「夕日、綺麗だね…」
秋「うん…」
一之瀬「…こんな時間までスタジアムに残って良かったの?」
秋「その言葉、そっくり返すよ」
一之瀬「あはは、こりゃ一本取られた…」
秋「>>966」
…全部使い果たしたって顔してるね
秋「…全部使い果たしたって顔してるね」
一之瀬「ああ。今の俺に出来る最高のパフォーマンスが出来たって、心から思ってるよ」
秋「……今日で、終わりじゃないよね?」
一之瀬「当たり前だよ。あんなにも心躍る最高のライバルに出会ったんだ。選手生命、絶対に終わらせたりしないよ」
秋「手術、絶対成功するって信じてる。だって今日の試合で、トライペガサスが不死鳥に進化したんだもん。あれはつまりそういうことでしょ?」
一之瀬「あっはは……あの技の進化自体狙った訳じゃなかったんだけど…けど、そのアイディア頂こうかな。不死鳥は絶対蘇って、また君の前でプレーするよ☆」
秋「……うん」ポロポロ
一之瀬「それじゃあ、帰ろうか。送ってくよ」
秋「ありがとう。それじゃあお言葉に甘えて…////」
一之瀬「…ねえ秋」
秋「ん?なーに?」
一之瀬「>>969」
・・・いつでもいい。でもいつか、俺と一緒にアメリカで暮らしてほしい
(恋愛感情がダメなら安価下で構いません)
・・・こんな俺の友人でいてくれてありがとう…バタリ(倒れる)
一之瀬「・・・いつでもいい。でもいつか、俺と一緒にアメリカで暮らしてほしい」
秋「えっ…?」
一之瀬「さ、帰ろ帰ろ。あんまり遅くなると皆心配するだろうからさ」
秋「う、うん…」
FFI3回戦、イナズマジャパン対ユニコーンの試合はユニコーンの勝利で幕を閉じた
だがまだイナズマジャパンは全てが終わった訳ではない
僅かに残った最後の可能性への挑戦が、間も無く始まる…
今回はここまで
そして、キリがいいのでこのスレでの物語の進行はおしまいにします
次はイタリア戦に向けた特訓回、または日常回のどちらかとなります
そしてここでアンケート、一之瀬の秋への好意をこのタイミングで恋情へと昇華させました
この大会が終わった時、一之瀬が秋ちゃんとくっつくことができるか否かをアンケートします
締め切りはあくまでもこのスレ終了時点まで
ではまた次回、次のスレでお会いしましょう
乙
一之瀬と秋ちゃんを大会終わりに恋人同士にしてほしい
くっつける
一之瀬頑張ったし、秋ちゃんもゲットしちゃえ
くっつける
くっつける
くっつける
くっつける
くっつける
くっつける
くっつける
うめ
うめ
うめ
うめ
うめ
うめ
うめ
うめ
うめ
うめ
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