「じゃんっ♪ どうですか、プロデューサー?」
夜十時、都内のホテルでのこと。
二日前に清良がメインのライブイベントが無事成功し、今日はその慰労会をしようということになっていた。
もちろん打ち上げ自体はイベント当日にも行われたのだが、今日は改めて、プロデューサーのおれと二人きりで。
ファンや事務所のみんなにも秘密裏に付き合っている恋人同士としてイチャイチャしようというのが本当のところだった。
先にシャワーを浴びてきてくださいと言われたのでひとりで軽く汚れを流し、交代で清良が浴室に入った。
その間おれはバスローブだけ羽織って壁際のチェアセットで手持ち無沙汰にしていた。
壁は面積の大半がガラス張りの窓になっていて、都会の夜景が見渡せる。
人の営みを光という形で見ていると、この部屋が外界から切り離されたように錯覚する。
そんなロマンチックな気分に浸りつつ、部屋に来た目的が目的だから、否応にも気持ちが高ぶってしまう。
聞こえてくるシャワーの音もそれに拍車をかけ、音が止まった時には浴室を出た直後のように体が火照っていた。
しかしなかなか清良は出てこず、おれをヤキモキさせた。
様子を見に行くべきかと思い始めた頃、脱衣所のドアが開き、ようやく清良が出てきたのだが――
目を丸くするおれに向かっていったのが、先のせりふだ。
「それ……どうしたんですか? この前のイベントの衣装ですよね」
そう。出てきた清良はバスローブ姿ではなく、イベント衣装を着ていたのだ。
白の布を赤で縁取ったような、赤十字マークを連想させる色合い。
しかしナース服のような清楚なものではなく、むしろ逆で、それは水着だった。
バンドゥ水着と言うのだったか、チューブトップ型の水着で、細い肩紐がバストを支えている。
首元には赤いチョーカーに白の付け襟。頭にはナースキャップ風のへアドレスが付けられている。
ボトムは丈の短いフリルで、垣間見える逆三角がチラリズムを体現していて良い。
ここまでなら単なる水着風衣装と済ませられたかもしれない。
しかしこの衣装の最も煽情的な箇所はトップス、ハート形に開いた胸元だった。
それも着用しているのが豊満なバストを誇る清良なのだから、深い谷間と溢れ出る柔肉がとてつもなくエロい。
清良の大人っぽさが強調されるようセクシーなのをと頼んだのはおれだが、衣装係から提出されたのがこんなデザインでひっくり返ったのを覚えている。
この暑さで頭がどうかしちゃったんじゃないかと軽く心配すらした。
……GOサインを出したおれもおれだが。
そして今、その衣装を纏った清良が目の前にいる。
試着からステージ後まで何度もこの姿は見てきたが、二人きり、深夜のホテルの一室でとなるとやはり意味が違ってくる。
心拍数が上がり、まともに清良の顔を見れなくなってしまう。加えて、おれの愚息は激しいほどに反応してしまっている始末だ。
「イベントの後に買い取っちゃったんです。プロデューサー、お気に入りのようでしたから」
そう言いながら清良は胸の穴に指を突っ込んで引っ張り、ぱちん、と元に戻した。
豊かなおっぱいがふるんと揺れて、おれは唾を呑む。
清良の言う通り、デザイン画が上がってきた時からおれはこの衣装が大好きだった。
実際に形となって仕上がり、彼女が試着したのを見た時には興奮でどうかしそうだった。
水着の上から胸を揉みしだきたくて仕方なかったし、ハート穴にチンポを入れる想像をしてオナニーに耽った。
そんな高校生男子のような自分を思い出して恥ずかしくなり、おれはうつむいてしまう。
部屋の明かりは外からの光だけだったが、おれの顔が真っ赤なのが分かったのだろう、清良は悪戯っぽい笑い声を漏らした。
「プロデューサー、かわいい……♪」
おれの体に寄りかかり、背中に手を回してくる。
密着しながらゆっくりと体をくねらせるものだから、お腹のあたりに柔らかい感触が押しつけられてしまう。
膨れ上がり、清良の下腹部に食い込んでいる男根もまたゆるやかに刺激される。
音を立てながら首元にキスを繰り返す清良はテクニカルにおれの性感を高めてくれる。
23歳の柔らかくしなやかな肢体をおれの肌に堪能させ、じりじりと欲望を煽り立てる。
バスローブを脱がせて床に落とすと、清良はおれの乳首を指で弄り始めた。
「っ……」
指の腹で先っぽを押し込むようにし、軽くクリクリと回すとすぐ固くなってしまう。
すると今度は指の先を立ててくる。元看護婦らしく短く整えられた清潔な爪が勃起乳首に食い込むと、甘い痛みが走って気持ちがいい。
声は何とか抑えられたが、フーッ、フーッという荒い鼻息が快感を主張してしまう。
左の乳首を思う存分もてあそんだら、今度は反対の手で右の乳首。その間もちゅっ、ちゅっとキスの雨が降らされ、清良に愛されているという実感が強く湧く。
「プロデューサー、気持ちよさそう🖤」
両方の手でふたつの乳首を同時に責めながら清良が上目遣いで見上げてくる。
恥ずかしくなって目を逸らしても清良の視線はじっとおれに注がれたままだ。
成す術なく気持ちよくなってしまう男の弱い一面を観察して清良も精神的に快感を得ているのだろう。
右の乳首責めがやんだと思うと今度は彼女の唇が吸いついてきた。
ちゅぷっ🖤 ちゅぷぷぅぅっ🖤 と音を立てながらねちっこく吸引してくる。
「ぁ、ぅっ、くぅっ」
「ちゅぷぷ……っ🖤 じゅっ🖤 じゅるっ🖤 ……れろ~っ🖤」
「っ……!?」
そして次は舌でねぶられる。唾液をたっぷり乗せた舌は温かく、柔らかい。
それでいて表面はざらりとした感触で、敏感な乳首に電流のような刺激が走る。
ひとしきり舐め回すとまた吸いついてきて、ちゅぅぅぅっ🖤 と強く吸引。
その緩急、加えてもう片方の乳首は爪責めが続いていて、快感と痛覚の濃厚な渦に翻弄される。
じんじんとして感覚が麻痺してきた左の乳首に舌が沿わされる。
温かい唾液がまぶされてしまえば痺れも癒され、揺りかごに揺らされているような心地よさが身も心もふわふわとさせてくれる。
かと思えば吸引され、また舌であやされたかと思えば次は甘噛みされ、おれはすっかり手玉にとられてしまう。
「……プロデューサーの顔、とろとろ……🖤」
濃厚な乳首責めのおかげで脳が蕩けて、それが表情にも出てしまったようだ。
慌てて引き締め直そうとするが、そこを見計らって両乳首が爪弾かれ、びくっと跳ねてしまった。
清良がくすくすと笑うのが羞恥心に火をつけ、もうおれは耳まで真っ赤になっていた。
「おちんちんも、こんなにパンパン……🖤」
そっと手があてがわれた瞬間、おれは「うぐっ」と声を上げてしまった。
あまりの刺激に腰を引いたのだが、清良は冷静におれの腰に手を回してそれとなく逃げられなくする。
「こんなにして、苦しそう」なんて言いながら、雫が浮かんだ亀頭に人差し指を当ててくる。
「清良さん……っ」
「もう出ちゃいそうですか?」
「このままだったら、ヤバい……」
「そうですか。でもまだダメですよ? 我慢してください」
溢れ出した我慢汁を指の腹ですくい、赤黒い亀頭をコーティングしていく。
ぬるついた液体で濡らされるという感触は何とも形容しがたく、一歩間違えれば苦痛になりそうなギリギリのラインで快感となっている。
そのおかげで絶えずカウパーが分泌されるので、大きく膨れ上がっている亀頭の隅々まで塗りたくられる。
自慰ではここまで広くは開かない傘の裏側までしっかりとだ。
単にゆるやかにおれを昇り詰めさせようとしているのかと思いきや、清良は肉棒を離して、突然胸のハート穴に指を突っ込んだ。
水着の中で窮屈なのだろう、半ば強引に谷間を左右に開き、何をするかと思えば唾をそこに垂らし始めた。
かなりの量を落としたあと、谷間を閉じ、左右から双峰を挟んで上下に揺すった。
ぐぢゅっ、みちゅっ🖤 といういやらしい水音が立ち、危うく肉棒を暴発させるところだった。
清良に促され、ベッドに腰かける。
股を大きく開かされると、清良がその間に座る。
その状態で股間の上に身を乗り出してくるから、おれは上体も後ろに倒す。
ただ、今からされることをこの目で確かめたい一心で、首だけは起こしておく。
清良がハート穴を開いて見せつけてくるから、おれはチンポを持ってできうる限り水平に構えさせた。
「プロデューサー、ずっとここ見てましたもんね。きっとこういうことされたかったんでしょう? なんていうんでしたっけ、着衣パイズリ、でしたか」
清楚なお姉さんアイドルの口からいやらしい言葉が飛び出て、ゾクと背筋が震える。
そういうおれの反応に気をよくしたのか、清良の目が細まる。
衣装のパイズリ穴から見える、唾液でぐっちゃぐっちゃにした谷間に、肉棒が挿しこまれていく。
「あっぐ……っ!」
「ふふっ、熱い……🖤」
清良のバストサイズは公称85㎝のFカップだが、看護師という激務から解放されたためか、アイドルになってから肉付きがさらによくなった。
測り直しているわけではないが、見たところ88㎝のGカップはあるだろうと思う。
そんな豊満な双乳は布の中にパンパンに詰まっていて、これに挟まれるわけだからペニスへの圧がとんでもないことになっている。
まるでハードもののオナホールにも匹敵するレベルだ。
加えて実際の人肌、その温かさと柔らかさ。そしてパイズリ奉仕をしてくれているという幸福感、この光景のエロさ。
それらを総合すると人工物のオナホールなど比べ物にならない。そんな快楽がどっと押し寄せてくる。
「動きますね……♪」
おれの背中とマットレスの間に手を挟ませてそこを支えにし、清良が前後に身を揺すり始める。
唾液とカウパーのおかげで滑りが良く、にゅるんっと一気に奥まで挿入った。
おっぱいに挟まれているとはいえ肉棒は上向きに反り返るから、ちょうど先端が胸骨の下端に当たる。
その状態でずられるので、柔らかな乳肉の締め付けの後、胸骨にごりっと突き当たる独特の感覚になる。
「どうですか? お気に入りの衣装のエッチな穴から大好きなおっぱいに挟まれて、おちんちん幸せですか?」
おれはこくこくとうなずくしかできなかった。
歯を食いしばって耐えていたのだ。唇をほどけば呆気なく射精してしまいそうだった。
柔らかい乳肉とハードな締め付け、そして最後に亀頭を襲う固い感触。
このマリアージュが完璧な着衣パイズリを完成させていた。
我慢汁は抑えようもなくだらだら流れ、乳内の滑りが悪くなることはない。
休むことのない清良の奉仕に絶え間なく快楽が押し寄せ、腰の辺りに熱が集中していくのが分かった。
荒い鼻息がさらに速くなり、ともすれば過呼吸を起こしてしまいそうだ。
頭もぼうっとして、“気持ちいい”だけが脳を支配していく。
ピンク色に染め上げられた脳は貪欲に快楽を求め、手を清良の胸に伸ばさせた。
両側からおっぱいをぎゅっと押すことでペニスへの圧がさらに強まった。
摩擦熱で谷間の中も熱くなり、もうおっぱいとチンポが融け合うかのようだ。
自然に腰がガクガクと震え出す。それを見た清良はにんまりと艶笑した。
「出しちゃいそうですか? もういいですよ。我慢したぶん、私のおっぱいに、いっぱい中出ししてあげてください……🖤」
――ごりっ。
清良の囁きと、胸骨の感触が同時に性感を刺激し、チンポは耐えられず溜まった精を吐き出していた。
これが外出しだったら清良の顔全体にぶっかけられていただろうと容易に想像できるほどの強い勢い。
それをおっぱいに締め付けられながらの乳内射精。胸骨に押しつけられた亀頭から溢れたザーメンは跳ね返って狭い谷間を満たし、挿入口からもこぼれていた。
解かれた口からは、はあ、はあ、と熱い吐息が繰り返される。
全身に汗が滲み、全く動いていないにも関わらず一度の射精にかなりのカロリーが使われたことが手に取るようにわかった。
「……いっぱい出ましたね。ふふ🖤」
ずるりと谷間から肉棒を抜くと、清良は水着の上から自分の胸を掴み、揺すり始めた。
唾液とカウパーと大量の精液が混ざり、ぬっちゃぬっちゃと淫音を奏でる。
半萎えだったペニスが徐々に固くなりつつあるのを見て、清良は水着を引き上げた。
ぼろん、とまろびでる美巨乳はピンク色の乳首を尖らせて興奮を物語っている。
しかし今もっとも目を引くのはそれではなかった。清良が双乳を持って左右に開くと、白濁ザーメンが吊り橋になっていた。
それだけにとどまらず、精液が一筋谷間からへそまで垂れていた。
そんな状態だから引き上げられた水着も内側からぐちゃぐちゃに汚れている。
恋人でもある担当アイドルの体と衣装を自分のスペルマで汚すという罪悪感。
それは何にもかえがたいスパイスとなって激しく肉欲の炎を滾らせてくれる。
「また大きくなっちゃいましたね。では今度は……」
しっかり射精の証を見せてくれた清良は再び胸を水着で覆った。
ハート穴から見える白肌もザーメンまみれになっていてたまらなくエロい。
すると清良は水着の下端を指でつまみ、できた隙間にペニスを誘い入れた。
出したばかりの熱いザーメンでにゅるんと滑り、ペニスの先端が勢いよくハート穴から飛び出てくる。
このデザインは清良のスタイルの良さを強調するためなのに、今見えているのはグロテスクな亀頭だ。
アイドルとしての彼女を汚していることを実感させられ、背徳感で興奮が高まる。
肉棒がビクビクと暴れ出すが、清良はぎゅっと圧迫してホールドしてくる。
そしてそのまま、ぐちゃ、にちゃ、といういやらしい音を立てながら上下に動かしてくる。
「ぐ、ぅ……っ」
衣装の内側は汗と精液で蒸れ、熱を帯びている。
ぬるついた感触と強い圧迫、そしてこの熱はまるで女陰に挿入しているかのようだ。
乳房を激しく動かすから、根元から先端まで刺激され、亀頭はハート穴から見えたり隠れたりする。
何だかマンコにピストンしている図を疑似再現して可視化されているようで頭が沸騰する。
おれの興奮を焦らすためか清良はパイズリに緩急をつけたり、手を休めて亀頭に唾液を落としたりしてくる。
すると今度は左右のおっぱいを上下交互に動かし、竿から亀頭まで満遍なく刺激してくる。
一回出したばかりなのにもう限界が近づいてきていて、おれはもう荒い息を繰り返すだけだった。
「ちゅぷ……っ🖤」
突然違う感覚が加えられたと思うと清良が亀頭を口に含んでいた。
パイズリもしながらだから深くは咥えられないが、亀頭の先っぽを口内で舐め回してくる。
左右からの圧迫は強くなり、その状態で根元から上昇させると竿の中に灼熱がこみ上げてくるのが手に取るように分かった。
「あ、もう出……っ」
「じゅ、じゅちゅっじゅるるっ🖤🖤 ちゅるるっれろれろっ🖤🖤」
「くぁ……っ!」
舐め回すスピードが上がり、得も言われぬ快感が射精中枢を強く刺激した。
もう抑えきることができず、衝動のままに精を解き放つ。
熱い抱擁の中でどくんどくんと肉棒が脈打ち、清良の口内へ半固形のザーメンを流し込んだ。
「うぷっ、ん、んぅ……っ🖤 んっ、ん~~……っ、んくっ、こくんっ」
少し苦しそうにしながらも清良はそれを飲み込んでくれる。
亀頭を口に含みながら喉が数回動き、そのたびにきゅっと吸引されて鈴口から残滓が飛び出す。
それもきっちり飲み込んだあと、清良は肉棒を胸から解放した。
「……パイズリで二回も出しちゃいましたね♪」
「あぁ……」
はぁ、はぁ、と浅い呼吸を繰り返すおれを愉しげに見詰める清良。
柔らかくなってしまった肉棒をそっと手に取り、音を立てて先端にキスをした。
「っ――」
「ふふ。プロデューサーの反応、とってもかわいいです……♪」
敏感になっている亀頭を口に含み、またしても舌でレロレロと弄ってくる。
おれは「あぁ、ぁ、あぁっ」と情けない声を漏らしながら度を超えた快楽にのたうつ。
清良は目を細めてそんなおれの姿を見詰めていて、遊ばれているような屈辱感が募る。
そんな感情で勃起してしまうのだからおれはマゾっ気があるのかもしれない。
清良に手玉に取られ、性的に支配されることが胸を仄暗い幸せで満たしてくれるのだ。
すっかり固くなったペニスを清良は根元まで咥えこむ。
精液まみれの胸でパイズリされていたから竿も汚れていて、お掃除フェラの形になる。
しかし優しくあやすようなものではなく、再び射精を促す苛烈なフェラだ。
清良の口に唾液が溜まり、前後に動くたびじゅっぽじゅっぽと淫らな音が立つ。
舌は器用に動いて亀頭を舐め回したり裏筋を刺激したり。
玉袋を軽く握られさわさわと弄られるとさらに性感が高まっていく。
ちゅうっと吸いつきながら頭を引くと、精液が根元から絞られているようで気持ちがいい。
亀頭まで引いて、再び根元まで咥えこむ。
柔らかい喉奥に当たる感覚が引き金となり、おれはまたもや吐精した。
清良の頭を抑えて、腰をガクガクと震わせ、喉に押し当てたまま精液を直接喉に流し込んでやる。
絶えず行われている睾丸マッサージのおかげでいくらでも出せる気がする。
一発目二発目と変わらない濃さと量のザーメンを出し切ったあとも肉棒は勃起したままだった。
「ヤンチャな子ですね。ふふ、プロデューサーそっくり……🖤」
清良が手を引いてきたので倒していた上半身を起こす。
ベッドの端に座っている体勢になったおれの膝に清良が跨ってくる。
おれは座っていて、清良はベッドに膝立ちになるから、おれの顔は清良に見下ろされている形になる。
「んちゅ……🖤」
おれの頬に手を当てて唇を重ねてくる。
艶やかなリップがふよんと押し当てられる感触は何とも言えず気持ちがいい。
唇を割って入りこんでくる舌はおれの舌と絡み合ってぞわぞわした感覚を絶えず与えてくれる。
清良のキスは甘く、間近から漂ってくる匂いもおれの脳を融かす。
「れろ、ちゅぷ……じゅぷ、ちゅる……んっ🖤」
清良が眉をひそめたのはおれの手が彼女の胸をまさぐっていたからだ。
ずっしり重く、柔らかく、そして若々しい弾力に富んでいる。
衣装越しに触っていても男の理想が現実に現れた最高のおっぱいだと分かる。
「ふふ、もう……♪」
布に浮き出た突起を人差し指で細かく弄ると清良が顔をとろんとさせる。
試しにつまんでみると「ひゃんっ🖤」と高い声を上げて体を弾ませた。
「オイタはだめですよ、プロデューサー……🖤 聞き分けのない子には、オシオキしちゃいますから……🖤」
そう言って清良は短丈スカートの中に手を入れ、水着の股のところを横にずらした。
それだけでにちゅ、という粘液の音が聞こえ、興奮が高められる。
よく見れば太ももの辺りまで愛液で濡れている。
清良もまた昂っていたのだろう、紅潮した顔には余裕があまり感じられない。
鮮やかなピンク色のマンコに肉棒を誘い込むと、その入口にぴったりと添わせ――
「んっ、んぅぅぅううう…………っ!!🖤🖤」
そのまま、ずぶずぶっと腰を下ろした。
敏感な亀頭は入口付近の吸いついてくるところを抜け、狭い奥に侵入する。
無数のヒダが竿を締め上げ、思わず暴発してしまいそうになる。
清良が腰を下ろしきると、亀頭が最奥にぎゅっと押し当てられる。
清良の喉から溢れ出る濁った声。
子宮が押し込まれ、イってしまっているのだろう。
おれの体に縋りつき、腕の力を強くする。ビクンビクンと跳ねる背中を撫でてやるとまた面白いように感じてくれる。
ちょうど真正面に来た清良の唇に熱烈なキスをする。
舌を絡ませ、唾液を交換しあっていると、おれの頭もまっ白になってくる。
熱に浮かされたように腰を動かす。体勢的にうまく動けないが、奥を繰り返し刺激する形になって清良も眉間に皺を寄せる。
「ん、ふ……ぅっ……🖤 ちゅぷ、ちゅる、んぅ🖤 んっ🖤 ちゅぷっ、ちゅるる……っ🖤🖤」
あまり動いていないとはいえ竿にはびっしりとヒダが絡みついてきていて、わずかな動きだけでも刺激が強い。
互いの体を抱き寄せあって体温を共有していると、やがて結合部からひとつに混じり合ってしまう気がしてくる。
清良の淫所からは蜜がとめどなく溢れ、おれの太ももまで濡らしている。
動きを少し激しくしてみる。腕の力を強めて清良をホールドし、下から突き上げるようにする。
「あ゛ッ――――🖤🖤」
ど、ちゅんっ――!
「あ゛、ん、ひぅっ🖤🖤 はぁっ、はっ、あぁんっ🖤🖤」
ベッドを軋ませながら腰を動かしていると清良の様子もより乱れてくる。
腰を躍らすようにし、ただ上下の運動だけだった肉棒に新鮮な刺激を加えてくる。
肌がぶつかるたびに愛液が飛ぶから、どぢゅん、にちゅんっなんて淫らな音が部屋から絶えない。
「清良さん、腰、すごいっ」
「あ、はぁっ🖤 ぷろ、でゅーさーの、おちんちんもっ🖤 しゅ、ごい、れすよっ🖤🖤」
すっかり口調が蕩けている清良だが、腰技は健在で蕩けているのは男も同じだ。
至近距離で見つめ合い、互いの感じ合っている顔で興奮を高め合う。
清良が腰を落とすたび柔らかな尻肉がおれの太ももの上で弾むのがたまらない。
おれは両手を背中から臀部に回し、むっちりしたヒップをがっちりと掴んだ。
「ん、んぅっ🖤🖤」
手のひら全体に広がる柔らかな感触。
それを堪能しながら、突き上げを繰り返す。
何度も何度も奥を突き刺していると、膣の様子が変わっていった。
さっきまではピストンの動きと対応していたのに、今はもう勝手に蠕動を始めている。
小刻みに震え、その激しい収縮がペニス全体を扱きあげる。
「う、くっ……」
「もう、でそうっ🖤 です、かっ?🖤 いいですよっ、ナカ、ナカに、だして……っ!!🖤🖤」
清良が腰を密着させ、その状態でぐりぐりと揺すられる。
きつい締め付けがただでさえ射精を促すのに、熱が集まった亀頭が子宮口で刺激され、一気に限界を超えた。
呻き声を上げながら尻を掴む力を強くし、熱を外に逃がすように、濃い精液を胎内に注ぎ込んだ。
「ん、んっ🖤 んぅぅぅううう…………っっ!!!🖤🖤」
体を硬直させ、そしてときおりビクビクと震えさせる清良。
膣の収縮具合から言ってもイったのだろう。
雌の本能に従って最後の一滴までザーメンを搾り取ろうとするものだから、生命力まで吸い取られてしまっているかのようだ。
一分以上にも感じた長い長い射精を終えると、もうすっかり息があがってしまっていた。
「はぁ、はぁ、はぁ…………」
「は、ぁん……🖤 はぁ、はぁ……🖤 ……ふぅ……っ🖤」
再び熱視線を交わし合ったおれたちは熱い口付けをした。
清良の亜麻色の髪を手で梳きながら唾液の音を聞いていると、落ち着くどころかまた愚息が鎌首をもたげてくる。
まだ下半身は繋がったままだったから、体の中でそれに気付いたのだろう、清良は驚いた顔をしてから少し笑った。
「ほんとに、いけない子なんですから……🖤」
「だめ、ですか」
「ううん、大丈夫。まだまだいっぱいしましょう? 夜は長いんですから……🖤」
せっかく二人きりで愛し合える日なのだ。じっくり楽しまなければ損だろう。
清良もきっとそんな気持ちに違いない。イったばかりだというのに体の火照りは消えていないようだった。
清良を抱きしめ、一緒にベッドに倒れる。
抱き合ったままキスを深くし、腰を動かし始める。
塞がれた口から喘ぎ声が洩れて、それがとても煽情的だ。
彼女の雌の部分を貪っている、自分が雄になっているという気持ちになる。
昂った獣性はもっと目の前の女体を貪りたい、犯したいと訴えていて、おれは突き動かされるままそれに従った。
いったん肉棒を抜き、清良の体を四つん這いにさせる。
際どいステージ衣装とはいえ清良の体には衣服が纏われており、おれは裸だというのにも自分の中の獣性が刺激される。
短いスカートをめくりあげ、むっちりした尻と太ももを心置きなく視姦する。
愛液の分泌がとまらないマンコは洪水状態といって差し支えなく、水着も濡れて跡になってしまっている。
荒々しく股の部分をずらすと、猛りきって狂いそうなチンポを一気に突き込んだ。
今日一番の甲高い声が上がるが、気にせずピストンを開始する。
腰を押しつけるたびに満月のような美しい尻がばるんばるんと弾む。
ウエストをしっかり掴んで逃げられなくしているから、レイプでもしているかのような気持ちになる。
どこから力が湧いてくるのか、高速ピストンを繰り返していると一分も経たずに清良の上半身が崩れた。
シーツを握りしめて快感に耐えようとするが、嬌声のボリュームはむしろ上がる一方だ。
縋りついてくるヒダを振り払うような激しさで清良のナカを穿ち続ける。
ソプラノ歌手のような喘ぎ声はいずれ「あ゛ぁっ、お゛ッ、お゛ぅぅううッッ」なんてものに変わってしまう。
清良もケダモノに堕ちたようだ。翻弄されるばかりだった膣も次第に適応し、効果的な締め付けでおれのペニスを刺激し始める。
ただそれに屈服するばかりでは面白くないから、歯を食いしばって耐える。
清良の背中に覆いかぶさり、寝バックの体位で突き始めると、嬌声のボリュームがさらに上がる。
先程のような高速ピストンはできなくなったが、そのぶん一撃一撃の突き込みが重くなるのだ。
子宮口に加えられる衝撃が体の中を響き渡るのだろう、清良は指先をぴんと伸ばしている。
既に何度もイっているのは一目瞭然だ。
なおかつまだまだイかせてやる。絶頂に絶頂を重ねさせ、頭の中を性狂いにさせてやりたくなる。
全体重を込めて寝バック突き込みを繰り返す。ポルチオへの調教を繰り返す。
濁音ばかりだった嬌声は今やただの悲鳴だ。
まな板の上で跳ねる魚のようにビタビタ動こうとするのが胸板越しに伝わってくる。
だがそれも体重をかけて抑え込む。快楽を体外へ逃がさせず、絶頂の余韻を何度も繰り返させてやる。
膣の締め付けはもうめちゃくちゃだ。律動も何もなく、ただペニスを締め上げて精液を搾り出そうという動きだ。
しかしシンプルなその刺激は非常に効果的だった。
汗だくの体の中で、熱が股間に集っていくのがわかる。
頭がぼうっとして、射精したいとしか考えられない。
この雌に種付けしたい。ナカに思いっきり精液をぶちまけておれの子供を身籠らせてやりたい。
その一心で、最後の力を振り絞って腰を振る。
ベッドのスプリングと清良の悲鳴がリンクし、今にも壊れてしまいそうだ。
壊した後のことなど何も考えず、おれはただ腰を振る。射精感を募らせていく。
「あ゛ッ!!🖤🖤 あ゛ァァっっ!!🖤🖤 イ゛、いぐッ、ひぐぅぅゥッッ!!!🖤🖤🖤」
清良が思いっきり背中を反らして絶頂したと同時に――
「ひあ゛ッッ、アぁァっっ!!!🖤🖤 アぁぁああああああッッッ!!!🖤🖤🖤」
どぷっどぷぷぷっ!!!
どびゅびゅぅううううううっっっ!!! どびゅぅうううるるるるるッッッ!!!
「ア゛――――ア、ぁ――は、ァ…………――――🖤🖤🖤」
マグマのように燃え上がった欲望の塊を清良のナカに吐き出していた。
どぶっ、どぶっ、どびゅぅううううっっ――――ナカに一度出した後でも断続的に射精が繰り返される。
しかもそれらの量も尋常でなかったため、抜いたときには逆流して精液溜まりが広がる始末だ。
「は、ァァ――……🖤🖤 あ、はァ――……🖤🖤」
よく見ればシーツは射精の前から濡れていたようで、恐らくピストンの度に潮を噴き散らかしていたのだろう。
ただ呼吸を繰り返すだけの清良を仰向けにさせ、膣に指を入れてGスポットを刺激してみる。
「ひぎィィっっ!!?🖤🖤 ひぅッ、あ゛ッ、お゛ッ、おお゛ぉぉぉぅぅぅうう゛う゛う~~~~ッッ!!!🖤🖤🖤」
にぢゅにぢゅにぢゅぢゅぢゅぢゅっっ!!!
同時にクリトリスも激しく擦ってやると腰をガクガクさせながら潮を噴きだした。
まるで噴水のようで大量の淫液がおれの手やシーツを汚していく。
「あ、は、ァ……🖤🖤」
目を白黒させながら喘ぎ続ける清良を見ていると――自然とまたチンポが硬化してくる。
夜は長いと言ったのは清良だ。ならまだまだ楽しませてもらっても構わないだろう。
「ひッぎぃぃいいッッ!!?🖤🖤」
勃起ペニスをねじ込み、再び苛烈なピストン責めを始める。
清良の声にならない声はこの夜、いつまでも部屋に響き続けていた。
おわり
乙
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