【モバマス】白雪千夜がちとせのためにPに性的な奉仕をする話 (11)

 ホテルの一室。メイド服姿の白雪千夜はベッドに腰掛けていた。

「はぁ……」

 大きなため息をつく。それはこれからやる事に憂鬱を感じているからだ。それは……


────枕営業


 枕営業といえば、業界の偉い人に性的な接待をさせられる。というイメージが一般的だが、この業界では逆。競争に勝つため、有利になるためにアイドル自ら体を差し出す。

……

「千夜、話ってなんだ?」

 プロデューサーはたくさんのアイドルを掛け持つ敏腕だ。営業力に長けており、多くの仕事を持っている。ゆえに彼と関係を求めるアイドルは数多い。

 そして黒埼ちとせと白雪千夜も例外ではなかった。デビューしたものの、その後は大きな仕事は与えられなかった。仕事をしたがるちとせの為に千夜かプロデューサーに直談判した。その時に提案されたのが、プロデューサーとの枕営業だった。

「くっお前……そんなことをしていたのか!」

「俺はどっちでもいいが?ちとせの仕事だし千夜が頑張る必要はないんだぞ?」

 少しの間をおいたあと

「むしろ、ちとせとやろうか?」

「お前ぇ!!!!」

「まぁ怒るなよ?ちとせにその気があったらの話だ」

 千夜はちとせのため、プロデューサーと関係を持つことに決めた。

──

 バスルームから音が聞こえる。接待相手のプロデューサーの準備が出来たようだ。

「そろそろか……」

 千夜はバスルームのドアの前で正座をする。ガチャッとドアが開くと同時に深々と頭を下げ土下座する。

「今夜はよろしくお願いします」

 大嫌いなプロデューサーに土下座する。こんな屈辱的な行為は他にはないだろう。当のプロデューサーは全裸で千夜の土下座姿を上から見ている。

「やれば出来るじゃないか千夜。顔上げてもいいぞ」

 それは奉仕を求めるサイン。千夜は顔を上げ座ったまま顔をプロデューサーのペニスへ近づける。雄の象徴であるそれはすでに大きくなっていた。

「くっ……」

「どうした?さっさと舐めろ千夜」

 ギィ!とプロデューサーを睨みつけた千夜は亀頭にキスをする。

「ちゅっ❤ぐちゅううう」

 不愉快そうな顔をしながらペニスに奉仕する。亀頭から竿、金玉に至るまで舐め回す。

「なんだ結構上手いじゃないか、好きなのか?フェラチオ」

「ぐちゅう❤れろぉ……❤はぁっお前……こんな汚いもの舐めるのが好きなわけ……」

「志希なんかには洗わずに恥垢舐めさせてるぞ?まぁ千夜には無理強いをする気はないが」

「お前、下劣な不潔野郎め!……ぐっ!?」

 プロデューサーは千夜の頭を掴み、ペニスを突っ込む。舐めた態度を取る彼女にイラマチオをしたのだ。

「ゴタゴタ言わずにさっさと気持ちよくしろ千夜」

「んっ!!!んんんんん!!」

 千夜は歯を当てないように舌で必死に舐める。奉仕であるからにはプロデューサーに痛みを与えてはいけないのだ。

「じゅぼ❤じゅぼぼぼ❤❤」

 卑猥な音が部屋に響く。大嫌いなプロデューサーのペニスを咥えている不快感と苦しさで涙が出そうになる。

「じゅっるるるるる❤❤」

 プロデューサーは千夜の口をオナホールのように扱う。もはや快楽を得るための道具だ。

「んじゃ、射精すからザーメン飲み干せよ千夜」

 掴んだ千夜の頭をペニスに強く押し当て口内に強制発射した。どろどろのザーメンが喉の奥から食道へ向かう。

「ぐっ……んんんんんんん!」

 白雪千夜は涙目で必死に我慢する。プロデューサーの言われた通りザーメンを飲み込む。苦しい、臭い、まずい……不快感で涙がこぼれた。

「げほぉッ、げほっ……お前……」

「いい表情じゃないか?白雪千夜……“お前”にはお似合いだぞ」

「くっ……!」

「まぁ初心な反応してくれる奴は今はもう千夜だけだ。朋は必死に尽くしてくれるし、美波は部屋に入ったら即尺してくれるからな」

 白雪千夜はお嬢様、黒埼ちとせの為に嫌々やっているが、他のアイドルたちは自分から進んで奉仕、枕営業をしているのだ。

「さて、そろそろヤルか……はやくメイド服脱いでよつん這いになれよ」

「……」

 ギィ!とプロデューサーを再び睨みつけた千夜は着ていたメイド服を脱いでいく。下着は上下とも一般的な白色だった。

「いい姿じゃないか、こっちへ来い」

 プロデューサーの手には『ちよ』と書かれたネームプレートがぶら下がった幅の広い首輪があった。明らかに犬用ではない首輪。奴隷の証である。

「さて首輪も装着したし……下着脱げよ」

 下着を脱ぎ、生まれたままの姿になった千夜はよつん這いにプロデューサーにお尻を向ける。そう、まるで交尾を待つ犬のようだ。

「お前……はやく終わらせろ……」

 恥ずかしいのか、早く挿れるように求める千夜に対してプロデューサーは指で愛撫をはじめた。

「まともに濡れてねぇのに入らねぇだろ?」

 ぐちゅぐちゅ

「…あっ❤……んっ❤……あ❤❤」

 ぐちゅーぐちゅータラーン

 千夜の秘所から愛液が流れ出す。彼女は濡やすい体質らしい。準備はこれで完了だ。あとは挿入するだけ……

「んじゃチンコ挿れるぞ」

「はっ……❤」

 ぶちゅ❤と言う音とともに後背位で挿入する。まるで犬の交尾のようだ。

「……んっ…❤……はぁ……は❤」

 プロデューサーは腰を振る。千夜は声を抑えているが段々と喘ぎ声が大きくなる。

「あっ……❤だ……やっ❤あああ❤」

 普段、プロデューサーに対して口の悪い千夜だが、セックスでは関係なく、ただの雌だ。胸は薄いが女性器の吸い付きはかなり良い。

「相変わらず“ココ”だけは良い女だな!!」

「うぉ❤ひぃ゛いイッん❤❤うがッ……❤」

 もはやプロデューサーの罵倒に千夜が言い返す余裕などなかった。首輪についたネームプレートが揺れる。もはや後ろから犯される雌でしかない。

「おらぁ!もっと膣に力入れろよ。中出ししてやるぞ」

「うあああああ❤❤アッ……ンッ❤❤」

 千夜は中出しに対して『止めろ』とも言えない状況だった。プロデューサーは精液を千夜に流し込む。何もしなければ妊娠確定の状況だ。

 プロデューサーがじゅぼっと音を立ててペニスを引き抜くと千夜は崩れ落ちてしまった。

「はぁ……❤はぁ……❤」

「孕みたくなかったらアフターピル飲んどけよ」

「ひゃあ…い❤」

……

──

「みんなーありがとうー」
「……ありがとうございました」

 千夜とちとせに与えられた仕事はショッピングモールでのミニライブ。ファンと通りかかった買い物客で大盛り上がりだった。

「千夜ちゃん、お疲れ様。楽しかった?」

「ええ、お嬢様と歌えて大変嬉しいです」

「そう!またこの仕事がしたいね」

「認めたくありませんが、アイツが手配している仕事ですからね。っと少しアイツと話があるので失礼します」

スタスタ

「千夜ちゃん、魔法使い様といい感じなのかな?」

……

「おい、お前」

 千夜は一人で歩くプロデューサーに声をかけた。

「仕事お疲れ様、どうした千夜?」

「次の仕事をよこせ」

「オイオイいま仕事終わったばかりだろ?」

 プロデューサーは呆れ気味に言った。それもそうである。ただでさえ仕事の割り振りが追いついてないのに仕事を終えたばかりのアイドルに新しい仕事は用意できない。

「お前、今晩はどうだ?」 

「……わかった。それじゃホテルの☓☓☓号室でな」

 この日を境に白雪千夜は自ら身体を差し出すようになった。それは黒埼ちとせのため……そのはずだったが快楽に溺れ、淫乱娘に堕ちるのはもう少し先のお話。


(おしまい)


あら、まだ堕ちてなかったのね

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