種吐き領主と百人のメイド (106)

 今より過去とも未来ともつかぬ頃の話。さる内陸の国にある、さる高貴の家の長男に生まれた男は、生まれつき痴れ者であった。彼は一見すると健常であったし、話しかけてもある程度は尋常の返答ができた。しかし、その頭に凡そヒトの常識は根付くことはなかった。殊、性欲に関しては完全に箍が外れており、齢十歳にして、女を見れば犯し、穴を見れば男根を捻じ込むほどであった。
 これを憂いた父は、次男に家督を継がせると共に、さる弱小領主から取り上げた森の奥の洋館に、彼を蟄居させた。

 ___百人の、若きメイドたちと共に。

 それから経ること数十年。洋館のメイドは増減を繰り返しながら、今も百人を保っている。

・色ボケ貴族が100人のメイド娘とセックス、ないし近い行為を行う

・安価は取らない

・グロ、スカトロ注意

・特に尿が極めて多くなると思う

 朝日が昇る少し前、ジナは息苦しさに目を覚ました。彼女はベッドにうつ伏せに横たわっていて、その上に男が伸し掛かるようにして寝息を立てている。毛布も被らず横たわる二人は、共に全裸で、男の一物は彼女の膣に奥深く突き刺さっていた。

 この男とは無論、ジナや他のメイドたちの仕える主のことである。

 ジナは、昨晩の主の夜伽の当番であった。慣例通り、服を全て脱いでベッドの上に仰向けになって待っていた彼女を、主は何も言わず犯した。しかも、それは一回では終わらないのである。勃起しては腰を振り、射精して萎えてもなお腰を振り、再び勃起しては腰を振り、女の膣内に射精する。これを己の体力の続く限り繰り返すのである。この間、一度も男根が女陰から引き抜かれることは無い。体力が尽きると彼は死んだように眠るが、その時でさえ男根は挿入されたままだ。そうして、つかの間の休息が明けると、再び絶え間ない抽迭が始まるのであった。
 今、主は疲れ果てて眠っている。膣内に挿し込まれた肉棒も、今は細く萎びている。

「…っ、と」

 ジナは、うつ伏せのままそっとベッドの縁に手を伸ばした。マットレスの横を探るように手を動かすと、指先が冷たいものに触れた。主を起こさないよう、慎重に引き寄せたそれは、蘭の生けられた細長い花瓶であった。

 夜伽の当番は、一度寝室に入ったが最後、起床の時間までベッドを離れることができない。眠っている主の男根を勝手に抜こうものなら、次はどこの穴に捻じ込まれるか分かったものではないのだ。おまけに、絶え間ない性交の間に毛布を被ることはなく、男の体温以外に体を温めるものは無い。体を冷やしたメイドが催してしまうのも無理のないことであった。
 以前は、尿意を催したメイドは翌朝まで我慢するか、諦めてシーツに放尿するしかなかった。痴れ者の主は、己の寝台に小便を漏らされようが大便を落とされようが、少しも気にも留めなかった。しかし、流石にそれでは掃除当番の者が困ったので、ある日密かに、ベッドの脇に一輪挿しの花瓶を置いてみた。一輪挿しにしては大き過ぎるし、部屋の調度にもそぐわないそれを、主は全く咎めることは無かった。それ以来、夜伽の最中に催した者は、密かに花瓶を引き寄せて、その中に用を足すようになったのであった。

 さて、目当ての物を手に入れたジナは、ゆっくりと腰を持ち上げた。そうしてベッドとの間に僅かに空いた隙間に花瓶を差し込むと、口を両腿の付け根辺りにあてがった。

「ん、っ…」

 寒さと緊張に強張っていた股の力を、ゆっくりと抜いていく。もう、膀胱がはち切れそうだ…

「…ぅ」

「っ!」

 突然、主の体が小さく震えた。と思う間もなく、膣に挿入ったままのペニスがむくむくと膨れ上がり、開きかけていた尿道を膣壁越しに押し潰した。
 そして、半分眠ったような状態のまま、主は抽迭を再開した。

「あっ、あっ、やっ、んっ」

 腰がぶつかると、臍から股のあたりがぞわりとして、ジナは思わず両手で股間を押さえた。

「は、は、は、はっ」

「あ、あぁっ!」

 彼女の手から離れた花瓶は、ベッドの上で抽迭に合わせて数度跳ねた後、ごとりと床に落ちて転がっていった。

「は、はっ、はああっ!」

「んっ、あ、うそっ……」

 ばちん。ジナの柔らかな尻に、強く腰が打ち付けられると、彼女の膣内でペニスがびくんと震え、熱い精液がたっぷりと注ぎ込まれた。
 寝起きの射精を終えた主は、また抽迭を再開しようとするも、再び眠りへと引き戻されたようだ。全身から力が抜け、またジナの背中にぐったりと圧しかかって、そのまま寝息を立て始めた。

「あ、あ、あっ…」

 さて、取り残されたのはジナである。中身の詰まった膀胱には主の体重がかかり、尿道を辛うじて閉じていたペニスは急速に萎えていく。頼りの花瓶も今は部屋の隅。

「ん、んっ……ゃ…」

 ぷるり。腰が震えた次の瞬間、彼女の腹の下に熱いものが広がり始めた。

「あぁぁ…んっ、あぁ…」

 儚い解放感と、シーツに広がる温もりを感じながら、ジナは心の中で、その日の掃除当番に詫び続けたのであった。

 ウェンディは寝室のドアを開けた瞬間、中から漏れ出たアンモニア臭に『久々にやらかしたな』と思った。とは言え、今日の彼女の仕事はベッドメーキングではなく、モーニングコールだ。起こすべき主はベッドの上で、ぐったりした夜伽当番の尻にしがみついて腰を振っていた。真っ白かった筈のシーツは側面まで黄色く濡れていて、床に敷いた絨毯まで汁が滴っている。
 ウェンディは、その惨状をしばらくの間黙って見ていた。
 やがて、男が抽迭をぴたりと止めた。肩が小刻みに震えているので、きっと射精しているのだろう。

「う、ぅ」

 その、肩の震えが止まった時、ウェンディは初めて口を開いた。

「ご主人様」

 抽迭を再開しようとしていた主は、初めて気付いたように彼女を見た。

「お早う御座います」

「うん、おはよう」

 にこやかに返す彼の顔は、そこだけを見れば初老の紳士といった風情で、温厚ささえ感じさせた。しかし、少し視線を下にずらせば、痩せた体は汗と精液と愛液に塗れていて、下半身は相変わらず女の尻に繋がっているのである。

「朝食の準備ができております。さ、早く」

「うん…」

 ウェンディに促されて、彼はようやく夜伽の相手を離した。意識の無い女を放置して、裸のままベッドから降りると、よたよたとウェンディの方へ歩き出した。一歩、一歩と進むごとに、下を向いていた肉棒が膨らんで、彼女の方を指した。

「さあ、ご主人様…」

 それを見ながら…ウェンディは、見せつけるようにエプロンドレスの裾をたくし上げた。露わになった下半身は、白いガターベルト以外に何も付けていない。

「こちらですよ、さあ…」

 片手でスカートを持ち上げたまま、指先で秘部を広げる。栗色の茂みの隙間から、桜色の濡れた粘膜が鈍く光った。

「お、う…」

 それを見た主の歩みが、速くなる。
 女の前で彼は、ぐいと膝を曲げて屈んだ。呼応するように、女が腰を突き出す。

「ふんっ」

「あんっ…」

 掬い上げるように腰を持ち上げる。上を向いたペニスが、ウェンディの秘部にするりと収まった。そのままウェンディが両脚を彼の背中に回すと、彼も両手で彼女の尻を掴んだ。

「んっ、お上手です、ご主人様…」

 主の首に両腕でしがみつきながら、耳元で囁く。主は嬉しそうに鼻を鳴らすと、寝室を出てずんずんと屋敷を歩き始めた。

 ここまでやって、ようやく主は『起きた』と言える。つまり、主の関心を夜伽当番から、自分へと切り替えさせる必要があるのだ。
 モーニングコールができる者は、限られている。主の眠りを醒ます者は、すぐに性交が行えるよう、予め膣を十分に濡らしておく必要がある。加えて、朝食の場まで歩いていく間も挿入していられるように、ある程度は体が動かせる方が良い。体の小さいウェンディは、挿入と同時に主の体に飛びついてそのまま歩かせることができるので、この仕事に適任だ。

「あんっ、あんっ…あっ、あぁ…」

 歩きながら、主が身じろぎした。と同時に、ウェンディの膣内に熱い液体が流れ込んだ。

「あぁん…今日も朝から、とってもお元気ですわ…」

「うん…」

 射精しながらも男は、女の尻を掴んだまま上下に動かし続ける。ペニスは萎える間もなく、すぐに次の射精に備えて血を通わせる。

 食堂に着いた。主はウェンディを抱えたまま、どすんと椅子に腰を落とした。

「さあ、お祈りをなさってくださいね」

「う、ん」

 椅子の上で対面座位になると、主はメイドの見よう見まねに祈りを捧げると、テーブルの上の朝食に手を伸ばした。パン、果物、卵…。全て手掴みで食い散らかす姿は、紛れもなく痴れ者のそれであった。
 食事に夢中な主に代わって、椅子の上で腰を上下させながら、ウェンディは耳元に囁いた。

「今日は、街から仕立て屋さんが参りますわ。それに、今日が初めてのお仕事の者もおりますから、ご挨拶なさってくださいね。でも、今日は天気が良いので、まずはお庭をお散歩なさってくださいね……あんっ」

 肉棒の膨張と共に子宮の入り口を叩く精液の感触に、ウェンディは甘ったるい声を上げた。

 ティースとクロースが食堂に到着した時、丁度主は朝食を終え、起床係の子宮に四回目の射精を済ましたところであった。

「んっ、はぁん…本日も、たくさんの子種、ありがとうございました…」

 女は男の上から降りると、股からどろどろと白い汁を垂らしながら、テーブルの上を片付け始めた。
 入れ替わりにティースとクロースが主の前に立った。ティースは両手に抱えるくらいの大きさの水瓶を、クロースは少し大きな籠を持っていた。

「おはようございます」

「おはよう」

「では、身支度をいたしますね」

 そう言うとクロースは、持ってきた籠の中からタオルと小さな盥を取り出した。ティースが持ってきた水瓶から盥に少し水を移すと、タオルを浸して絞った。そうして、「失礼します」と一言、主の体を拭き始めた。断っておくが、彼は朝起きたときからずっと、腰布も巻かない全裸である。

 一方のティースは、水瓶を置くやすぐに主の脚の間に跪き、つい先程まで女を穿っていた肉棒を両手で包み込むように掴むと、そっと先端に口を付けた。べたつき、異臭を放つ亀頭を舌で舐め、鈴口に唇を当てて尿道に残った精液を吸う。竿に硬さが戻ってくると、ティースはそれを口に含んだ。
 彼女が口淫に励むのは、無論、こうしていないと身繕いどころではないからである。体の柔らかい者は、清拭の邪魔をすることなく、膣や肛門で奉仕することもある。ティースは時折クロースから濡れ布巾を受け取っては、主の内腿や尻を拭った。

 全身を拭き清めると、クロースは籠の中から白いシャツを取り出した。左、右と袖を通し、体の前でボタンを留めた。それからゆったりした茶色のズボンを取り出すと、広げて椅子の前に移動した。
 主の腰が竦んでいる。ティースは彼の股間に顔を埋めながら、苦しげな顔でこく、こくと喉を鳴らしている。今がチャンスと、クロースは主の足元に屈み込み、片足ずつ持ち上げてズボンに差し入れた。ティースも少しずつ足を動かして、両足がズボンに入るように協力した。入った後は、軽く腰を持ち上げるよう主を促した。その隙に、クロースはズボンを腰まで持ち上げた。ホックを留め、サスペンダーで吊ると、白シャツに、大きく開いたズボンの股間からペニスが顔を出すという、いかにも間抜けな格好になった。だが、彼にとってはこれで良いのだ。
 服を着せ終えると、クロースはティースのすぐ後ろにしゃがんだ。そうして、ティースが主の精子を飲み終えると、すぐに場所を交代し、彼女に代わって主のペニスを口に咥えた。

 立ち上がったティースは、籠の中から細い歯ブラシと陶製のティーカップを取り出した。件の水瓶からカップに水を注ぎ、その中にブラシを浸すと、それを主の口に突っ込む前に、おもむろに自らの纏うブラウスのボタンを外した。胸元をはだけ、支給品の白いブラをずらすと、人並み以上には大きさのある乳房がまろび出た。
 乳を露わにしたティースは、改めてブラシを手に取ると、主の後ろに立った。そうして、彼の頭を挟み込むように、両の乳房を彼の肩に載せた。

「あ、あ、う…」

 すると、クロースのフェラチオにもぞもぞと動いていた彼の頭が、ぴたりと止まった。ティースは両肘で左右から乳房を押さえながら、彼の顎に片手を添え、ぽかんと開いた口に歯ブラシを差し込んだ。
 この歯ブラシは、先端がスポンジで出来た特別製である。しかし、それでもブラッシングの最中に暴れられると危ないので、こうして乳房で彼の頭を包んで大人しくさせるのだ。当然、この役目を負うのは、男の頭を挟めるだけの乳房の持ち主でなければならない。
 ブラッシングを終えると、ティースはカップの水を口に含んだ。それから首を曲げ、主の口を自らの唇で覆った。

「ん、ふ…」

 水を、主へと口移し。磨き残しが無いか舌で探りながら、流し込んだ水を吸って、また流し込む。それを数回繰り返してから、ようやくカップに吐き戻す。これで歯磨きは終わった。今度は整髪を行うわけだが、ティースは歯ブラシをヘアブラシに持ち替えると、主の正面に立った。そうして、剥き出しの乳房の右の方を、彼の鼻先に差し出した。

「! んむっ」

 彼は迷わず、彼女のぼってりと膨れた臙脂色の乳首に吸い付いた。ちゅぱちゅぱと音を立てて乳首を吸う主の頭に、丁寧にブラッシングしていく。
 不意に、主が乳首から口を離した。

「んっ、ふぅぅ…」

 一瞬、顔を強張らせた後、恍惚とした顔で息を吐き、再び乳を吸う。

「っ、んぐっ、ごほっ」

 ペニスに奉仕を続けていたクロースが、急にむせた。饐えた臭いが漂う。どうやら主は、朝一発目の小便を、彼女の口に済ましたようだ。

 さて、身繕いが終わった。唾液まみれの胸を晒したティースと、口周りを尿と精液で汚したクロースは、二人で頭を下げると、食堂を立ち去った。

「…」

 一人残された主は、ゆっくりと椅子から立ち上がった。今日は何をしよう。まずは庭を散歩するように、誰かに言われた。じゃあ、庭に出よう。
 この痴れ者に、そこまで思考できたのやら。歩き出した彼の、ズボンから放り出されたペニスは、もう膨らんで上を向いていた。

今夜はここまで

 廊下をモップで掃除していたアイは、突然後ろから抱きすくめられて、思わず悲鳴を上げた。

「ひゃあっ!?」

 叫んでから、気付く。こんなことをするのは一人だけだ。こんな、いきなり抱きついてきて、胸を揉みしだいて、スカートの上からお尻にいきり立ったチンポを擦り付けてくるのは。

「ご主人様っ、まっ、ちょっと待ってくださいっ」

 モップを放り出すと、いそいそとスカートに手を入れ、ショーツに指をかける。そのまま膝まで下ろそうとしたところで、主の動きが止まった。

「うっ、あぁ」

「ああぁ…」

 びちゃ、びちゃりと、メイド服の腰のあたりに生暖かいものがへばりつく。

「ああもう、朝から着替えないと…」

 ぼやきながらも、ショーツを引き下ろす。一歩、距離を取ると、スカートを捲り上げて尻を突き出し、両手でくぱあ、と股ぐらの裂け目を目一杯広げた。これできちんとヴァキナに挿入してくれる確率が7割強。残りはアナルに捻じ込まれるか、運が悪いと尿道に無理やり突っ込まれる。これで尿道が裂け、感染症にかかって死んだメイドもいる。
 幸い、硬いままのペニスは吸い込まれるようにアイの膣に挿入った。

「はぁっ…あっ、あっ、あんっ」

 無遠慮に腰を振る主。一度、彼女の服に擦り付けたまま射精したためか、ぬるぬるとした精液に覆われた彼の肉棒は、不意打ちで濡れる暇の無かったアイの膣を傷つけることなく出入りを繰り返した。それに…

「んっ、あ、あんっ、ん、んんっ…」

「はっ、はっ、はぁあっ…!」

 ようやく彼女の子宮が、主の子種にありつく頃には、彼女の方もすっかり『その気』になっていた。

 その頃、一緒に掃除に勤しんでいたツァイは、どきどきしながら主に犯される相方を見ていた。先程まで、自分と同じくらいに慌てていた彼女も、今では顔を蕩かせて犯されるままになっている。

「あ、あわわ…」

 きっと、彼女に飽いたら次は自分の番だ。主を気持ちよく迎えるために、準備しておかねば。
 律儀にそう思ったツァイは、モップを壁に立てかけると、ショーツを脱いで床の上に膝を突いた。

「ん…」

「あんっ、ご主人、さまぁっ、あぁんっ!」

 目の前で犯される同僚を眺めながら、スカートの中に手を入れ、そっと秘部に触れる。触れた瞬間の水音と熱い湿り気に、既に自分の準備ができていることに気付く。

「ん…んっ」

 指を差し込むと、粘ついた液体が掌に垂れる。もう、触る必要は無いのだろうが、目の前の痴態を見ているとどうにも手が止まらなかった。

「ん、くぅっ…ひ、あぁ」

 くち、くち、くち。女の穴を指で穿りながら、彼女は片手でブラウスのボタンを外し始めた。胸元のボタンを外し、大きく広げ、白いブラジャーの肩紐を外し、片方の乳房を晒し、既に硬く膨らみかけたその先端を…

「…」

「…あ」

 ふと気が付くと、彼女の主が黙ってこちらを向いていた。視線をずらすと、股から精液を漏らしてぐったりと横たわる同僚の姿。

「…ふ」

「あ…ご主人、さま」

 薄く笑む主。ズボンの隙間からぶら下がった肉棒が、ゆっくりと彼女の顔を指した。
 ツァイは、すとんとその場に尻を落とすと、主に向かって脚を開き、大きくスカートを捲りあげた。

「ど、どうぞ…わたしのおまんこに、おちんちん、ください…ひゃっ!」

 どしんと音を立てて、主がツァイを組み敷いた。体重を載せたペニスが、柔らかくほぐれた彼女の膣に、深々と突き刺さった。

 ユーは、本日最初の郵便受けチェックから帰ってきたところであった。生まれた時から、ユーは極めて物覚えが悪かった。前の主から放逐された彼女はこの屋敷に流れ着き、様々な仕事をたらい回しにされた末、こうして日がな一日エントランスと外の郵便受けを往復し、手紙が届いていないか確認する仕事に就いた。無論、そもそもが流刑地であるこの屋敷に、外から手紙が届くことは殆ど無い。しかし、そのことすら彼女は理解できないし、こうして四年の間、同じことを繰り返しても尚、自分の仕事に違和感を覚えることは無かった。

 帰ってきて玄関の扉を開けた時、丁度主がエントランスまで辿り着いたところであった。ここに至るまでに、既に二人のメイドと性交し、剥き出しのペニスは様々な液体に塗れていた。

「…」

 そんな主に気付かれないよう、ユーは下を向き足音を忍ばせて歩いた。が、ささやかな努力も虚しく、主は彼女の姿を認めるや、足早に接近してきた。

「やあ、おはよう」

 そんなことを言いながら、彼は彼女の腕を掴んだ。

「やっ、放して」

「…」

 振り解こうとするが、力が強い。たちまち彼女は床に押し倒された。

「やだっ、や、だっ」

 彼は這って逃げようとする彼女のスカートを掴み、ぐいと引いた。それなりの生地を使っている筈のスカートが、薄い紙でも裂くように破けた。

「あぁっ!」

 そのまま、その下のショーツへ。頼りない布切れが引きずり下ろされる頃には、彼のペニスは限界寸前まで膨張していた。

「やっ、嫌、いや、い、痛ぁっ!」

 うつ伏せに這い進む彼女の尻を掴んで持ち上げ、いきり立つ肉棒を捻じ込む。痛がるユーに構わず、無遠慮に腰を振る。

「い゛っ、ぎっ、ひぃ…」

「…」

 まだ乾いた膣壁を、太い肉の棒が乱暴に擦る。きつく目を閉じて痛みに耐えていると、膣の奥にどろりと熱いものが溢れ出し、少し膨張が収まった。
 ユーは、息絶え絶えに言った。

「ご、ご主人様っ…わたし、郵便受けを、見に行かないと!」

「…あ、あ。ぼくも、庭を、散歩しないと」

「じゃあ、離して」

 ところが主は彼女を離さず、代わりに両手で彼女の太腿を掴んでぐいと持ち上げた。

「ひっ」

 そのまま立ち上がると、彼女は大股を広げ、性器の接合部を見せつけるように前に向けた状態で持ち上げられた。

「いやぁっ! おろして、おろして!」

「じゃあ、行こうか」

 彼女の抵抗に構わず、歩き出す主。ユーはせめて手で股を隠そうとしたが、体が倒れて地面にぶつかりそうになり、慌てて主の肩を後ろ手に掴んだ。

 チェリは、屋敷の正門の辺りを箒で掃き清めていた。この日は珍しく、屋敷に来客があるためだ。

「『仕立て屋』かぁ…ご愁傷様」

 小さく呟いたのは、来客のことをある程度知っているためだ。その来客に気に入られた者、特に、メイドとしてのデビューの日に、彼に出くわされた者の運命を。

 仕事をしていると、向こうの方から半泣きの喘ぎ声が聞こえてきた。見ると、櫓立ちを背面にしたような格好でメイドとまぐわいながら、主がこちらに歩いてきているところであった。

「…おはようございます」

 できるだけ平静を装いながら、挨拶する。よく見ると、抱かれているのは郵便受けの確認係だ。きっと、彼女の要求で郵便受けを見に来たのだろう。

「じゃあ、庭を、見に行こう」

「えっ、わたし、もう仕事は済みましたから」

 ペニスを挿入されたまま、メイドが抗議する。チェリは溜め息を吐いた。この女の融通の効かなさと言ったら、痴れ者の主といい勝負だ。
 とは言え、このまま抵抗する女に任せているのは良くない。主かこの郵便受け係に危険が及ぶかもしれない。
 チェリは、箒を手放すと主に声をかけた。

「ご主人様」

「…?」

 主が庭に向かう足を止め、チェリの方を見た。チェリはスカートをたくし上げると、ショーツのクロッチをずらして陰部を露わにした。

「お庭をご覧になられるなら、わたくしがお供いたします」

「! うん」

 主は頷くと、今まで繋がっていた女の体をぱっと離した。

「あ痛っ」

「さ、どうぞこちらへ」

 すたすたと近寄ってきた主は、チェリの体を塀に押し付けると、半勃ちのそれを無理やり捻じ込んだ。

「んくっ…」

 小さく息を吐くチェリ。予め濡らしておいたわけではないが、元々彼女は痛みに鈍感であった。ついでに、快感にも。
 繋がったまま彼女の体を抱き上げると、主はようやく庭に向かって足を進めたのであった。

今夜はここまで

とてもエッチで良きでございまする

 メリッサは庭師の弟子で、見事な造園のセンスを持っていたが、傲慢や短気さ故に師や兄弟弟子たちの不興を買い、この屋敷まで流されてきた。ここでただ一人、来る日も来る日も庭を整えている。
 この日、主が庭を散歩するとの予告を受けた彼女は、噴水のある庭園の入り口で彼の到着を待っていた。屋敷で働くメイドたちとは違い、彼女は黒い長袖のカットソーに、オーバーオールを穿いて、短く切りそろえた黒髪につば広の帽子を被っている。

「…チッ」

 誰もいない庭園で、メリッサは小さく舌打ちをした。あの色ボケ貴族ときたら、自分の作った庭の美しさを理解しないどころか、積極的に荒らそうとまでする。せめて今日は、理解されないまでも破壊はしないでいてもらいたいものだが。

 果たして、庭園の入り口に現れた主が、既に女を抱いているのを見て、メリッサはほっと安堵した。取り敢えず、あの見境なしのチンコが誰かの穴に埋まっている間は大丈夫だ。もし一人で現れた日には、噴水やら花壇やら、どこでも突っ込んでザーメンまみれにして行ってしまう。それを防ぐには、メリッサ自身の穴を捧げるしか無いのだ。

「ようこそいらっしゃいました、ご主人様」

「やあ、おはよう」

 笑顔で挨拶する、初老の紳士。にこやかな顔と裏腹に、腰は絶えずカクカク動いて、腹にしがみつくメイドに性器を出し入れしている。ばっくりと開いた女陰の縁から、砕いたゼリーのような汁が垂れて、ぼたりと芝生に落ちた。

「…薔薇園まで、歩いてみましょうか」

 さっと主に背を向け、歩き出す。歪んだ顔で歯ぎしりするのを、主に見られるわけにはいかなかった。

 茨を巻き付けた鉄の門を潜ると、その先が薔薇園だ。絶妙に計算された薔薇の植木は、よく晴れた青空に、茨の緑や花の赤、白、桃色の見事なコントラストを描き出していた。
 その間を抜けると、開けた場所に陶製の椅子と丸テーブルが置かれていた。主が椅子に腰掛けたところで、黙って抱かれていたメイドが初めて口を開いた。

「折角ですし、お花を見ながらお茶にいたしましょうか」

「! ええ、それが良いですね」

 あまり歩き回られずに済むなら、それに越したことはない。メリッサもすぐに頷いた。しかし

「では、準備して参ります」

 そう言うや、メイドが主のペニスを抜いて離れて行ったのを見て、メリッサは早くもその選択を後悔した。

「あ…」

 案の定、セックスを中断された主は、迷子の子供めいて周囲をキョロキョロ見回し始めた。
 マズい。この薔薇園を、ザーメンまみれにするわけには…

「ご主人様っ…!」

 とっさに彼女は駆け寄ると、主の膝の間に滑り込み、ペニスを掴んだ。すると彼は安心したように、探索行動を止めた。
 先走り汁で汚れた肉棒を、適当に扱きながら、メリッサは溜め息を吐いた。取り敢えず、危機は去った。後は射精するたびに出てくる精液を処理するだけだ。不本意だが、飲んでしまうしかないか…
 そう考えていた彼女の視界の端に、先程のメイドの姿が映った。

「…?」

 見ていると、メイドは門の影に隠れると、おもむろにその場にしゃがみ込んだ。

「ま、まさか…」

「…んっ」



 ___しゃぱぱぱぱぱ…



「ぶっ殺してやる!!」

 立ち上がり、駆け出そうとしたメリッサの腕を、主が掴んだ。

「い゛っ」

 そのまま乱暴に引き寄せると、オーバーオールの尻にぐいぐいと腰を押し付けた。

「離せ、今からあいつを」

「う、う、あ!」

「…ああもうっ」

 諦めて、オーバーオールの留め具を外す。ぱちんと音がした瞬間、衣服は主の手に引かれて、足まで引きずり下ろされた。メリッサはどうにかショーツを下ろすと、剥き出しの尻を向けた。早速、主は腰を突き出して

「……ぎゃあああっっ!!!?」

 尻穴に、挿入した。

「あ゛あっ、やめっ、やめろっ、あっ、痛゛いっ!」

 裂けた肛門から流れ出す血が、主のペニスを汚し、そして芝生に点々と落ちる。
 ちなみに、膣を開かずに尻を突き出した場合は六割くらいの確率で肛門に挿入される。屋敷のメイドには肛門性交もできるよう訓練された者も多くいるが、庭師であるメリッサにはそのような経験は無かった。

「痛っ、ぬ、抜いて、やだぁっ、抜いてぇっ…」

 泣き叫ぶ彼女の尻穴に、熱い精液が流れ込む。傷口だけでなく、下腹部まで痛んできた。しかし主は構わず、萎え始めたペニスを抜き差しし続けた。

 ハンナがこの洋館でメイドとして働き始めた日、洋館には珍しく一人の男が客として訪れていた。後に『仕立て屋』と呼ばれるこの男は、ハンナのために特別のメイド服をしつらえた。それは『愚か者の目には見えない』メイド服であった。

 さて、ティーポットにカップとソーサーを載せた台車を押す彼女は、一見すると全くの裸であった。実際、重力に負け始めた豊満な乳房も、くびれた腰も、丹念に陰毛を除去した膣も、全て服の模様ではなく彼女自身のものであった。
 仕立て屋に謀られたこの哀れな女は、勤め始めて二十年余、一度も服を、下着すらも着ることなく、この屋敷で働き続けている。

 薔薇園に到着した彼女は、椅子の横で庭師を犯す主の姿を認めると、一緒に菓子を運んで来たメイドと共に、茶会の準備を始めた。
 冷たい陶器のテーブルに白いクロスを引き、食器を並べる。茶を溢すことは避けられないため、火傷しないよう予めカップに注いで冷ましておく。
 皿の上には、薄く切ったパウンドケーキ。上からホイップクリームも添える。菓子の準備をしている間に、もう一人のメイドが薔薇を一輪摘んで、用意した花瓶に挿してくれた。
 準備を終えると、テーブルの隣に立って主の行為が終わるのを待った。

「あ゛ぁ…あ゛っあぁ…」

「うっ、んっ」

 腰を押し付け、数度跳ねる。それが収まったタイミングで、ハンナは声をかけた。

「ご主人様、お茶の準備ができましたよ」

「! うん」

 主は庭師の体を離すと、すとんと椅子に腰を下ろした。芝生の上に放り捨てられた庭師は、うつ伏せに倒れたまましばらく啜り泣いていたが、不意に悲鳴を上げた。

「いや、嫌、嫌、いやああああぁぁ……」

 身を捩る庭師の血塗れの尻から、ぷすぷすと空気漏れのような音と共に、白濁に包まれた蛇のような糞がまろび出て、彼女の造った庭に落ちた。一本。二本。嗚咽が一瞬止まると、腹の下に小便が広がった。

 一方の主は、そんなことなど気にも留めず、ケーキを掴んでむしゃむしゃと食い始めた。ケーキを咀嚼しながら、彼は不意に言葉を発した。

「ハンナ」

「! なんでしょう」

 誰かの名を呼ぶことは、彼にしては極めて珍しいことだ。そもそも百人の人間の名前など、謙譲な者にとってもそう覚えられるものではない。増して痴れ者にとっては尚更だ。それでも、ほんの一部の存在だけは彼の小さな脳に刻まれており、ハンナもその中の一人であった。
 さて、主はケーキを飲み込むと、彼女の体をじろりと見て、言った。

「ゆうべ、服を着たままシャワーを浴びたろう」

「! それは」

 ハンナにとって、そしてこの世全ての人間にとって、この指摘は馬鹿げたものだ。だって、ハンナは最初から、服など着ていないのだから。しかし、主は真剣であった。

「いけないよ。きれいな服が、びしょぬれじゃないか」

「申し訳、ありません…」

「風邪をひくよ。脱ぎなさい」

「はい」

 ハンナは頷くと…『エプロンの紐を解いた』。背中に腕を回し『ワンピースのホックを外した』。『ブラジャーのホックを外し、肩紐を抜いた』。『ショーツを下ろした』。『ガターベルトを外し、ソックスを脱いだ』。

 両手でカップを掴み、温い紅茶を啜りながら、主は満足げに頷いた。何も彼は、彼女を辱めて遊んでいるわけではない。彼にはハンナがずぶ濡れのメイド服を着ているのが見えているし、彼女が言いつけ通りそれを丁寧に脱いでいるのがきちんと見えているのだ。
 『一糸纏わぬ姿』になったハンナは、恥じらうように乳房と陰部を手で覆った。

「美しい身体だ」

「ありがとう、ございます…」

「もっと、よく見せておくれ」

「はい、思うままに…」

 おずおずと、局部から手を離す。
 実際、日頃から素肌を晒す彼女は、他の者よりも自らの美しさのために努力していた。そして、それを主が認めてくれることは、彼女にとって悪いことではなかった。
 唇と同じくらい入念に手入れされた薄紅色の乳首は、いつでもつんと上を向くように指で刺激して勃たせてある。乳房の周りや臍には香水を振ってあるし、陰唇は常に少し濡れて見えるように乳液を擦り込んである。
 そんな努力の跡を、主は満足げに鑑賞しながら、膝の間でペニスを咥えるメイドの口に精液を放った。

 ルールーは茶会の準備を終え、主が席に着くと、すぐさま彼の脚の間に潜り込んだ。そうして、思わず顔をしかめた。目の前で揺れる彼のペニスは、庭師との肛門性交のせいで点々と大便が付着し、悪臭を放っていたのだ。
 ルールーはエプロンの裾で、それをできるだけ綺麗に拭い取った。それから鼻を摘んで深呼吸すると、一気に口の中に咥え込んだ。

「ん゛っ」

 舌の腹に触れると、萎えていた肉棒は一瞬で膨れ上がった。むせそうになりながらも、竿を舌で舐めながら顔を前後に、唇で扱く。

「ん、ん、ふっ」

 舌先で雁首を舐め回し、塩辛い先走りを吸う。鼻に抜ける糞の臭いにも慣れてきた。

「__きれいな服が、びしょぬれじゃないか」

「申し訳ありません」

 頭の上で、主ともう一人のメイドが会話している。ルールーの中で、ペニスが一層膨らんだ。

「うっ、うぐっ」

 そろそろ限界か。強く吸いながら、手も使って前後に扱く。と、びくんと肉棒が震えて、大量の精液が彼女の口腔に噴き出した。

「んぐぅぅ…」

 青臭い液体の中に、どろっとした塊が大量に浮かんでいる。歯で咀嚼するか、上顎と舌で押し潰さないと飲み込めないようなそれを、ルールーは時間をかけて少しずつ飲み下していった。こんなもの、子宮で受ければ殆どの女が孕みそうだ。しかし、彼の異常な性欲に対しては意外なほどに孕むメイドが少ないのは、やはり出来損ないの彼は子種まで出来損ないだからなのだろうか。
 話を戻そう。精液の嚥下に時間をかけたせいで、飲み終える頃にはもう彼のペニスは元通りに勃起していた。

「美しい身体だ。…」

 メイドの肢体を愛でる主。発言は平静であるが、体は興奮しているようで、ペニスは先程よりも更に膨らんで、だらだらとルールーの喉に汁を垂れ流していた。

「おっぱいをよく見せて……味も見たいな」

「どうぞ、お召し上がりください…んっ」

 尿漏れのように、鈴口から少量の精液が溢れた。

「触ってくださいな…あんっ」

 もう少し多く、精液が漏れる。

「っぷは。お茶のお代わりだ」

「はい」

 少し、ペニスが萎む。主が言った。

「…またを触らせてくれないか」

 次の瞬間

「喜んで…ぁんっ」

「!?」

 萎えかけたペニスが一気に膨れ上がり、焦らした分大量の精液が、一気に雪崩れこんだ。喉の奥を打つ濁流に、ルールーは思わず咳き込んだ。それでもペニスを吐き出すことはできない。生臭い汁が喉から上へ登ってくると、鼻から精液がつぅと垂れた。

「う、んぅっ、んぐぅっ…!」

 鼻を啜り、吐き気を堪えながら、ルールーは懸命に主の子種を飲み込み、胃袋に収めた。

今夜はここまで

 ヴィットリアは、世界一美しい外性器を持っていた。
 どのくらい美しいかと言うと、彼女が十二歳で初めてメイドの仕事に就いた時、彼女を犯そうとした主がショーツを剥ぎ取って見た瞬間、あまりの美しさに自らの肉棒で膣穴を押し広げることができず、姦通を断念したほどである。この屋敷で働くメイドで、十九歳にして未だに処女を保っているのはヴィットリア、唯一人であった。

 さて、この日ヴィットリアは、主に呼び出されて庭園に来ていた。
 庭園の片隅に建つ東屋の下では、台の上で布を被せられた何かの塊と、背の高い肘掛け付きの椅子が用意されていて、主がその前の丸椅子に腰掛けて待っていた。

「お待たせしました」

「うん」

 主は相変わらず茫洋とした顔のまま頷くと、肘掛椅子を指さした。

「ヴィットリア」

「はい」

 ヴィットリアは、小さく頷いた。
 主が彼女の名を呼ぶ時、その目的は決まっている。
 ヴィットリアはスカートの中に手を差し入れると、するりとショーツを脱いだ。それから肘掛け椅子に浅く腰掛けると、両脚を大きく開いて肘掛けに載せた。最後に、そっと主から目を逸らすと、震える手でスカートを胸の辺りまでたくし上げた。

「ほぅ…」

 嘆息する主。ズボンの隙間から、ペニスが一気に勃ち上がって上を向いた。
 確かに…彼女の膣は、痴れ者の目を通さずとも美しく見えた。白いマシュマロのような、ふっくらとした大陰唇には産毛の一つも無く、遠慮がちに開いた陰裂には、桜草のように薄く色付いた小陰唇と、同じ色の包皮から僅かに顔を覗かせたクリトリスが美しく、慎ましく整列している。彼女の体の大きさに比してやや大きめのクリトリスは、触れられる前から丸く膨らんで、鈍く輝いていた。
 主は、時々彼女を呼びつけ、こうして美しい外陰を鑑賞しては、宝石で飾ってみたり、スケッチしてみたり、写真に撮ってみたりする。痴れ者が何かの才に秀でていることが稀にあるが、少なくとも彼の創る『芸術』は、素人の手遊びよりはマシなものに見えた。
 さて、主はヴィットリアの膣を、しばらく黙って鑑賞していたが、やがて台の上の布を取って、その中身を手に取った。それは、灰色の粘土の塊であった。

「…」

「…っ」

 ヴィットリアを凝視しながら、彼は粘土を捏ね、彼女の股の形に整えていく。ヘラも針金も用いないが、それなりに『本物』に忠実な出来栄えだ。しかし、どうやら何かが気に入らないようだ。

「…うぅん」

 台の上の塑像と、目の前の実物を見比べる。形は完璧だ。だが、やはり形だけでは本物には敵わない。せめて、この像を見た時に、ヴィットリアの美しい膣口を想起できるような、何かが…

「…あ、あの」

「…」

 遠慮がちに口を開くヴィットリア。先程から、椅子に載せた尻が落ち着かない。

「あの、ご主人様…?」

「…」

 声をかけても、主の返事は無い。ずっと粘土と彼女を見比べて、うんうん唸っている。
 だんだんと、彼女の愛らしいピンク色のひだが、小刻みに震えてきた。

「あのっ…よろしければ、一度お手洗いに…」

「…」

「朝からずっと我慢してて、っ、もうっ、漏れっ」

「しずかに!」

「ひっ」

 一喝され、口を閉じるヴィットリア。きつく結んだ唇の奥で、奥歯がカチカチと鳴る。頬を涙が伝う。大きく開かれた秘部が、じわりと湿った。絶えず震えていた陰唇が、一瞬きゅっと締まり、そして

「や、ぁぁ…」

「!!」

 ___現れたのは、一筋の水の柱。瑞々しい粘膜を掻き分け、丸い突起や白い柔肌を潤しながら、天に向かって伸びる、細く鋭い黄金色の湧水。

「うぅ…ひぐっ…」

「おおお…おおおおお…!!」

 泣きじゃくるヴィットリアに、興奮して叫ぶ主。彼が立ち上がった瞬間、丸出しのペニスが高々と子種を噴き上げた。

「これだ、これだ、これだ!」

 東屋の天井まで精液を撒き散らしながら、彼は肘掛け椅子の周りをぐるぐる周り、この世界一美しい噴水をあらゆる角度から観察した。そうしてひとしきり眺めると、彼は何か叫びながらその場を走って去って行った。
 取り残されたヴィットリアは、せめて椅子から降りようとしたが、長時間固定された足が痺れてしまって動かない。諦めて、そのままの格好で最後まで放尿した。

 アサンの経歴を知る者は、この洋館にはいない。ただ、彼女をここに送って寄越した主の弟曰く、彼女の運命はここに来るか、或いは首吊り台に行くかの二択だったらしい。いずれにしても、彼女は卓越した性技を持っており、なればこそ、茶会の片付けの最中に後ろから迫ってきた主に対して、適切な行動を取ることができた。
 背後から精液と尿の臭いが迫ってくるのを感じたアサンは、最小限の動きでそれを躱すと、流れるようにその背後に回り、後ろから片腕を首に回し、もう片方の手で一物を握った。

「うぁ…」

「…」

 急所を握られて、主の動きが止まる。しかし一物は絶えず跳ね続け、大量の白濁液を断続的に噴き上げていた。どうやらこの男、余程興奮していると見える。
 アサンは主の肩越しに、一緒に片付けをしていたメイドを見た。手伝ってくれるとありがたいのだが、生憎とそのメイドはまだ十三歳と若かった。

「片付けを頼むよ」

「…! は、はいっ」

 食器を手に、足早に去っていく彼女を見送ると、アサンは慣れた手付きで主の体を仰向けに倒した。

「ご主人は、こっちですよ」

 主の体に馬乗りになると、下着のクロッチをずらして、手早く自らの胎内にペニスを納めた。そのまま、ずんずんと腰を上下させる。

「ほら、思う存分、射精なさって」

 亀頭が子宮の入り口を打つ度に、夥しい量の精子が彼女の腹の奥に注いだ。二回のピストン運動で、もう彼女の膣口からは入りきれなかった精液が、どろどろと漏れ出てきた。

「…何だこりゃ」

 思わず呟いた。『仕事』柄、性交は慣れている。だが、それは目的があってのことで、この男のようにただひたすらに性交だけを行うことは無かった。考えなくても良いのは助かるが、とにかく体力を消費する。そろそろ、誰かに交代したいのだが…
 と、そこへ、片付けを行っていた筈の相方が戻ってきた。

 この屋敷で生まれたメルは、去年、十二歳の誕生日を迎えて正式にメイドの仕事に就いた。初めて主に挨拶した日も含めて、まだ数えるほどしか主とまぐわっていない彼女は、未だに性交の度に苦痛に耐えていた。
 片付けを終えた彼女は、他のメイドに任せて逃げることもできた。しかしそれをしなかったのは、逃げたところでいずれは主と交わることが避けられないこと、何より共に働いていた、あの得体の知れないメイドのことを見捨てられなかったからだった。

「何だ、戻ってきたのかい」

「どうしたら良いですか、アサンさん!」

 主の上で腰を振りながら、メイドは薄く笑った。

「情けないが、手伝ってくれないかな。具体的には、交代してほしい」

「は、はいっ」

 メルはいそいそと下着を脱ぐと、またメイドの方を見た。この奇妙な目付きをしたメイドは、掠れた声で言った。

「できるだけ搾り取ってから渡すが、君も濡らしておいたほうが良い。自慰はするか」

「あんまり…」

「私の真似をしてみてくれ。んっ…」

 メイドはメルの方に体を向けると、膝を広げて接合部をメルに見せつけた。そうして手を伸ばし、膣口を指先でなぞった。
 メルもその場にしゃがみ込むと、腿の間に触れた。

「入り口をそっと触れるんだ。まだ膣内に突っ込む必要はない。…」

「はい…っ」

 陰唇や陰核を、恐る恐る刺激する。メイドは犯されながら、自分の指で秘部をくるくるとなぞった。突き刺さる肉棒がぴくりと震え、繋がったところからまた精液がどろりと溢れてきた。

「わざとでも良い、声を上げるんだ。その気になれる……んっ、ぁんっ」

「あ、あんっ、あんっ…」

「私の顔を、見てみろ…」

 ぎこちなく喘ぐメルに言うと、彼女は肩で呼吸し、大きく口を開けて、蕩けきった顔で嬌声を上げた。

「ぁっ! あぁっ…ん、くぅ…あぁんっ!」

「っ、はっ、んっ…んぁっ、はぁっ…!」

 だんだんと、メルまで体が熱くなってきた気がした。触れる指には蜜が垂れ、硬かった入り口も柔らかく解れてきた。
 とうとう、人差し指を膣の奥へと挿した。

「ひ、あ、ぁっ」

「! あぁっ、ご主人様っ、はぁっ!」

 主の上でよがっていたメイドも、いよいよ抽迭を早めて精液を搾りにかかる。

「あ、あ、あっ、あぁぁっ!」

「っ、く、ぅっ…!」

 一際長い射精を子宮に受けると、メイドはようやく主の上から降りた。
 メルは芝生の上に横たわると、とろとろに蕩けた秘部を主に向けた。まだ、陰毛も生えきらない、若々しい女の入り口であった。

「ご、ご主人様…どうぞ」

 挿入の瞬間は、やはり痛かった。それでも、相方が力む彼女の肩を抱いて励ましてくれた。

「メル、力を抜くんだ。気持ちいいと思い込めよ」

 彼女はブラウスのボタンを外し、発展途上の乳房をそっと握った。

「気持ちいい。セックスは、気持ちいい」

「気持ちいい、気持ちいい、きも、きもちいいっ」

「ほら、ご主人が悦んでいるぞ。お前も気持ちいいだろう」

「きっ、きもちいいっ! きもちっ、いいぃっ!!」

 メルの乳房を優しく揉みながら、唇を重ねる。

「んっ、んんんっ、はっ、ちゅぅっ」

「ぷはっ、ほら、ご主人が、射精するぞっ…一緒に、イこうっ」

「はっ、あぁ、くる、なにかくるっ、あっ、あぁっ」

「ほら、イけっ!」

 乳首を強く摘むと、メルは生まれて初めて絶頂し、きつく収縮した彼女の膣内に、主も絶頂して、どくどくと沢山の子種を流し込んだ。

今夜はここまで

 この洋館の庭園を語るにあたって、ベラのことを無視するわけにはいかないだろう。庭園には、正門側と、使用人の通用口に繋がる裏門があるが、その裏門のすぐ側には、軒下に寄り添うように一軒の小屋が建てられていた。扉も窓も無い、犬小屋のようなその建物には、ベラと呼ばれる一人の女が鎖に繋がれて暮らしていた。
 食べ溢しや糞尿の染み込んだ藁の上で、素っ裸で生活するこの女は、何を隠そう、主の妹である。しかも、主は彼女の父親でもあった。すなわち、当時十五歳の主が、実の母親を強姦して孕ませ、生まれたのがこの女である。痴れ者が、母親との近親相姦の末に作った子であるから、彼女もまた酷い痴れ者であった。主の弟は土地を節約するために、ベラが七歳になった年に、彼女を自分の兄の屋敷へと送った。この、血筋ばかりは高貴な、主以上の痴れ者を屋敷のメイドたちは持て余し、結局『別邸』と称してこの小屋に押し込めてしまったのであった。

 さて、そろそろ正午になろうかという頃、主はふらりとベラの住む小屋を訪れた。一部のメイドを除いて人の名前を覚えることのできない主であるが、やはり肉親であるベラには何か思うところがあるのか、鮮明に認識することができたし、不思議な愛情めいたものも見せた。
 ___とは言え、『彼の』愛情である。

「やあ、ベラ」

「! う、い」

 ベラは兄の姿を認めると、にっこり笑った。それから藁の上に仰向けに寝転がり、脚を広げた。
 主は彼女を組み敷くと、膣にペニスを挿入した。ただ他と違うのは、彼が自発的に彼女の唇にキスをしているところだ。
 妹の膣を犯しながら、主は囁く。

「ベラ、ベラ、ベラ」

「あ、あ、う」

「ベラ、愛しているよ、ベラ」

 妹の唇や頬に、何度もキスを落とす。ベラは、虚ろな笑顔でそれに応える。

「ベラ、あっ、う、うぅっ…」

 腰が止まる。性器の繋がった部分から、白い汁が藁に垂れた。
 主はベラの汚い髪を愛おしそうに撫でると、また腰を振り始めた。

 マーチが庭で主を見つけた時、彼は生け垣にしがみついて腰を振っているところであった。

「あぁっ、ご主人様!」

 マーチは慌てて駆け寄ると、彼のズボンの後ろを掴んで引き離した。

「駄目ですよ、もうランチの準備が…きゃっ!?」

 くるりと振り返った主は、マーチの姿を見つけるやすぐに彼女のスカートに手を伸ばした。
 しかし、そこは主に仕えるメイドである。捲られたスカートの下は、既に裸であった。

「はいはい、分かってますからっ」

 軽く屈んで、よく濡らした膣に主の肉棒を受け入れると、彼女は彼の体をそのまま抱え上げた。
 マーチは、非常に背が高く、また力も強かった。寝起きの悪い時でも主を無理やり寝床から引き剥がすことのできる、稀有な人材であった。

 主を抱えたマーチが食堂に到着すると、彼のための椅子の隣にもう一つ席が設けられていて、一人の男が腰掛けていた。

「ようこそ、『仕立て屋』さま」

「おお、マーチくん。どうも」

 彼は立ち上がると、主に向かって頭を下げた。

「坊ちゃまに置かれましては、相変わらずお元気で何よりです」

 それから顔を上げ、マーチに厭らしい笑みを向けた。

「……どうだね、君も私の『仕立て』を」

「またの機会に」

 マーチは愛想笑いと共に、それを辞退した。
 テーブルの上には、焼いて切り分けられた肉や、茹でた野菜が並んでいる。そして、テーブルを挟んだ机の向かいには、大きな木の衝立が立てられており、向こうから微かに衣擦れの音が聞こえてきた。
 マーチは主を椅子に下ろすと、肉棒を抜いた。計三回の射精による精液が漏れないよう、内股気味に彼の側を離れると、椅子の側で待っていた小柄なメイドが、代わりに彼の上に尻を乗せた。

 アプリルは他のメイドたちの、約半分くらいの背丈であった。だから、こうして主の膝に腰掛け、ペニスをヴァキナに受け入れても、全く彼の視界を塞ぐことがなかった。
 お祈りもそこそこに、主は肉を掴んでは口に運ぶ。隣の『仕立て屋』は見慣れているようで、顔色一つ変えずにナイフとフォークを扱った。

「今日デビューする娘は、運が良い」

 野菜を飲み込んで、『仕立て屋』が声を掛ける。

「今回は私の最高傑作を持って参りました。実用性と、美しさを最大限両立できたと、自身を持ってお薦めしますよ」

「…」

 客人の熱弁を、主は曖昧に頷きながら聞き流す。
 アンデルセンの寓話の真似事をやらかした彼が仕立て屋でいられるのは、この屋敷の中でだけだ。街にある彼の店に来る者は、布地の卸売りを除いて一人もおらず、事情通でもない限り彼がどこから生活の糧を得ているのかも分からない状況であった。実際のところ彼は、年に数度だけこの屋敷を訪れては、メイドたちへの服を売りつけているわけだ。
 実を言うと、あの『愚か者の目には見えない』メイド服は、彼にとっては失敗作であった。美しさは申し分無いが、それは結果論だ。それに、何より大事な羞恥というスパイスが早々に尽きてしまった。それ以降は改良を繰り返し、今ではこの屋敷のメイドの一部に、彼の仕立てた衣服を着せることに成功している。

 無論、着せられたメイドたちからの評判は、すこぶる悪い。だから、着せられるのは何も知らない、勤め始めの者に限られていた。

「…」

 もっとも、彼の涙ぐましい努力も、メイドたちの葛藤も、この痴れ者に伝わっているのやら。彼は肉ばかりを貪りながら、精液でいっぱいのアプリルの子宮に、黙って小便をした。

 衝立の向こうで、イヴは困惑した。
 この日、十二歳の誕生日を迎えた彼女は、初めて洋館の離れを出て、主の暮らす本館へとやって来た。そうして食堂に連れられると、衝立の中で用意されたメイド服に着替え、主に挨拶するように先輩メイドに指示された。
 衝立の中には、姿見と、これから彼女に与えられる新しい服を着たトルソーが立っていた。その、新しい服が問題であった。
 この屋敷で働くメイドたち。彼女らの纏う服は、ブラウスとジャンパースカートだったり、ワンピースとエプロンドレスだったりとまちまちだが、概ね世間一般に知られる給仕服のそれと変わりない。その下の下着も、白いブラジャーにショーツ、ガターベルトにソックスと、清潔感のある一式に揃えられている。
 ところが今、イヴの目の前にあるトルソーは、胸出しの黒いジャンパースカートスカートに白い腰エプロンしか身に着けていない。おまけにスカートは鼠径部の辺りまでしか裾が無いし、エプロンに至っては申し訳程度のフリルくらいしか布がない。

 初め彼女は、これを今着ている服の上から着るものだと判断し、離れから着てきた無地のズボンとシャツの上から身につけ、カチューシャをした。それから、恐る恐る衝立の裏側を出て、主の前に姿を現した。

「違う!」

 突然の怒声に、イヴは竦み上がった。それは主ではなく、隣に座る男から発せられたものであった。

「それはそれだけで完成した衣服だ! その下のものを脱げ!」

「はっ、はいっ! 申し訳ありません!」

 イヴは飛ぶように、衝立の向こうに引っ込んだ。そうして、パニックの頭のままで、エプロンとスカートを脱ぎ、シャツとズボンも脱ぎ、スカートとエプロンを着直した。
 ジャンパースカートの開いた胸からは、白いブラが脇まで出ているし、エプロンの裾は白いショーツの上端にすら届かない。そんな間抜けな格好で、彼女は再び主の前に出た。

「…違う」

 ところが、飛んできたのはまたしても隣の男の怒号であった。

「まだ分からんか、それだけを着ろと言っているのだ」

「っ、で、でもっ」

 涙を滲ませながら、イヴは言いかける。そんな彼女に、男は容赦なく命じる。

「その、無粋なブラとショーツを脱げ! 今すぐだ!」

 再び衝立の裏に戻ったイヴは、泣きながらブラのホックに指を伸ばした。

「ひぐっ…ひっ…えぐっ…」

 震える手で、真新しいブラとショーツを脱ぐ。そうして、どうにか手で胸と股を覆うと、ゆっくりと衝立の裏を出た。

あえてここで区切る

安価は取らないけどリクエストは聞くかもしれない
100人って意外とキツイな…

キャラ付けも大変
リク必要になったら言っておくれ

 三度、衝立の裏から出てきた、この僅か十二歳の少女を見て、彼女を離れから連れてきたアリアはいたたまれない気持ちになった。

「ぐすっ…っ、ひっ」

 胸と股間を手で覆い、縮こまって主の前に現れた少女。そのまま動こうとしない少女に、アリアは止むなく言った。

「姿勢を正して、ご挨拶なさい」

「…っ」

 彼女は過呼吸気味に息を吸いながら、局部から手を離した。

「っ、ひぐっ」

 切り抜かれたジャンパースカートの胸元からは、膨らみ始めたばかりの乳房が露わに。発達途上の桜色の乳首が、羞恥と外気の冷たさに、小さく勃った。腰骨の辺りで終わった裾の下には、まだ毛の生えていない膣が、細い太腿の付け根で貞淑に口を閉じていた。
 少女は、顔を赤く染め、涙を浮かべながら頭を下げた。

「うっ…い、イヴ…です…ひっ」

「素晴らしい」

 『仕立て屋』が、満足げに主を見た。

「以前から申し上げている通り、女は、見られることで美しくなるものです。御覧なさい。この年頃にしかない、柔らかくも美しい、少女のおまんこを。これが常に貴方様の目に触れると思えば、汚い毛など一本たりとも生やせますまい。何より」

 彼は立ち上がり、手を伸ばした。

「ひっ」

 少女が竦む。『仕立て屋』はテーブルを越えて彼女に触れようとしたが、アリアの視線に気付き、手を止めた。
 代わりに、剥き出しの乳房を手で指して言った。

「…このおっぱいには、夢が詰まっている。これから日に日に大きくなっていくこの娘のおっぱいを、是非見届けてあげていただきたい」

「…」

 男の言葉を聞きながら、主はじっと少女の方を見ていた。が、不意に膝の上のメイドに何事か呟いた。

「? はい、どうぞ」

 メイドが膝から降りると、主は椅子から立ち上がり、ずんずんと少女のもとへと歩いていった。

「…! …っ」

 ここに来て初めて、『仕立て屋』に気を取られていた少女が、主の存在に気付いた。絶えず露出する、彼の男根にも。

「…や」

「ご主人様…」

 反射的に身を庇う少女。代わりにアリアが一歩前に出た。すると主はアリアの手前で一歩立ち止まった。

「ご主人様…?」

 訝るアリア。女の前で立ち止まるなんて、この男にはできないことかと思っていた。しかも彼は、アリアの耳元に顔を寄せると、何かを囁いた。

「! …はい、かしこまりました」

「アリアさん…?」

「その前に、どうぞ」

 アリアはショーツを脱ぎ、スカートを捲って尻を主に向けた。

「うん」

 彼は、静かな口調とは反対にぱんぱんに張った肉棒を、彼女の穴に突き入れた。膣を外して肛門に入ったが、彼女は動じなかった。

「んっ…『仕立て屋』さま、本日はありがとうございました。足元にお気をつけて」

「ああ。また来るよ。…お坊ちゃま、お元気で」

 去っていく『仕立て屋』。主は青褪めた顔の少女を見ると、相変わらずぼんやりした声で言った。

「ついて来なさい。友だちが、いるよ」

「は…はい…?」

 それから彼は、アリアの尻にペニスを挿入したままのしのし歩き始めた。アリアも、歩調を合わせて前に進む。
 少女はそんな二人を困惑気味に眺めていたが、やがておずおずと、その後について行った。

今度こそここまで

自由にリクしてください
一人1レスで3〜4人ごとに区切っても、たっぷり850レスは雑談できる

白髪ポニテの無表情メイド
小柄で華奢な貧乳 普段は静かだが性感帯である乳首を弄られるとすごい声で喘ぎまくりながらアヘ顔する。

ストレート・セミロングのブロンドヘア
齢は17
躁気味に明るく無邪気、行為にも前向き
屋敷に来たのが齢15と遅い。来た当時は内気で大人しい、奥ゆかしい少女だったが、主に押さえ付けられ無理矢理処女を奪われ一晩中犯されて以降人が変わってしまった。

正常位から両手を抑えられ、押し潰されるように犯されると正気に戻り(フラッシュバック)発狂する

 ブレンとプリアの服は、特別製であった。ブレンは黒いホルターネックドレスの上からエプロンを巻いているのだが、ドレスの胸元は細布を通り越して黒い紐で、丸出しの乳の谷間を遠慮がちに縦断していた。スカートの前は臍の高さで左右にざっくり切れていて、これまた丸出しの股間を、透けるほどに薄い白の腰エプロンが辛うじて覆っていた。プリアに至っては、素っ裸にエプロンだ。エプロンは胸当て付きのものだが、普通の布ではなく、金色の紐を粗い網に編んだもので作られており、網目から乳首も陰裂も丸見えであった。

 さてこの二人、朝から井戸の側で洗濯に勤しんでいたのだが、ベッドシーツの洗浄に難儀していた。無論、夜伽係が盛大にぶち撒けた小水が原因である。
 水と洗剤を混ぜた盥に入れて、揉んだり踏んだりしていたのだが、そこへ主とその一行がやって来た。

「! ご主人様」

 慌てて盥から出て、気を付けする二人。そこで、主の後ろから小さくなって付いてくる、一人の少女に気付いた。

「あ…」

 向こうも、二人の格好に気付いたようだ。そして、主が彼女をここに連れてきた意図も。
 主は、今まで犯していたメイドを離した。それから、ブレンとプリアを見た。二人は顔を見合わせて……プリアが、彼の前に出た。

「どうぞ……ぁんっ」

 エプロンの網目の隙間から肉棒を挿し入れ、プリアを犯す主。それを呆然と眺める少女に、ブレアが近寄った。

「新入りさん、名前は何ていうの?」

「! あ…イヴ、です」

「そう。…私はブレアよ」

 ブレアは少女の肩に手を置くと、二人で主とプリアのセックスを眺めた。

「『仕立て屋』さんに当たっちゃったのね。私もあなたくらいの頃は、すごく恥ずかしかったわ」

「…」



「んっ、んっ、あんっ」



 ここで、自分の方を向くように少女に促す。

「…でもまあ、見ての通りあなただけじゃないわ。それに、何を着てようが、ああしてご主人様のお相手をしなきゃなのは変わらないし」

「わたしも…」

「ええ」

 ブレアは微笑んだ。それから、いきなり少女の乳房を掌で掴んだ。

「ひゃっ」

「あなたのおっぱい、日に日に大きく、柔らかくなっていくの。ご主人様に見られながらね…」

「っ…」

 まだ小さな膨らみを、さするように揉む。少女の息が、荒くなっていく。

「おっぱいおまんこ丸出しも、受け入れれば案外悪くないものよ。ご主人様に気に入られるかもだし。そうすれば…」

 言いかけたところで、プリアが声をかけた。

「ブレアさん、代わってくれませんか! わたし、おしっこしたくなって」

「はぁーい」

 間の抜けた返事をすると、ブレアはエプロンを解きながら主のもとへと行ってしまった。

 主に犯されるブレアを一瞥すると、プリアは少女の方を向き、やおら紐エプロンをたくし上げた。

「ではおしっこするので見ていてください」

 そう言うと彼女は、少女の返答も待たずに放尿し始めた。

「んっ…あぁ」

 剥き出しの股間から薄黄色の水を垂れ流しながら、プリアは独り言のように言った。

「…窮まると、君みたいな駆け出しが羨ましくなります」

「えっ?」

 弄られたばかりの胸を手でさすりながら、少女が返す。

「結局…二次性徴前の処女のパイパンが一番綺麗だって、気付いてしまうんですよね」

 言いながら彼女は、網エプロンの下に手を入れ、しょろしょろと尿の湧き出す秘裂を、指で開いてみせた。

「…ほら、よく見て」

「は、はい…」

 少女はしゃがみ込むと、プリアの膣に目を凝らした。『仕立て屋』の言う通り、毛の一本に至るまで除去された、綺麗な陰部だった。
 しかしプリアは不満げだ。

「毛を抜けば肌が荒れるし、セックスすればひだが茶色くなってくるし。こればっかりは、ですね」

「でも、十分に…」

「最初はそう思うんですよ。でも、適応力というのは恐ろしくて…」

 流れ出す尿は真っ直ぐに飛ばず、殆どが太腿を伝って地面にわだかまる。

「こう、おしっこするにも美しさを求めてしまう」

「は、はぁ…」

 放尿が終わる。エプロンを直すと、プリアは言った。

「…何はともあれ、初日にセックスする羽目にならなくて良かったですね。結構な数それでトラウマになるので。ご主人様の気まぐれか…」



「はんっ、あんっ、あっ…あぁ、出てるぅ…」



「…優しさか。多分、今日はもう帰っていいでしょう。メイドの寮は分かりますね?」

「はい」

「そう。では、今夜暇なら、わたしたちの部屋に来なさい。色々教えてあげます」

「色々…」

「ええ。乳首の化粧の仕方、陰毛の抜き方、セックス後の陰唇の手入れ…羞恥もですが、それ以上に悩み多い生き物なので。わたしたち」

 そう言って、プリアは目を細めた。どうやら、彼女なりに笑顔を見せているらしい。

今日はここまで

 手先の器用なルチカは、人伝てに頼まれて、ある粘土像から石膏で型を取っていた。その粘土像というのは先程主が造った、さるメイドの美しい外陰を象ったものであった。

「…」

 黙々と、粘土の膣に石膏を塗りたくるルチカ。題材が小さく、細かな突起や凹みが多いために、僅かな筆先の狂い、石膏の量の誤りが、致命的な型崩れを引き起こす。何気なく行っているようで、実は大変な経験と実力に裏打ちされた技であったりする。

「…あ!」

 不意に響いた声に、ルチカは顔を上げた。見ると、どこからともなく部屋に入ってきた主が、女陰を模した塑像に釘付けになっていた。

 ___これはマズい。

 案の定、彼は一物を滾らせながら粘土像に向かって突進してきた。
 聞くところによると、この像の『モデル』の方は、あまりに美しすぎて主でも犯せなかったのだとか。要は、この像もまだまだ本物には敵わないということだ。
 とは言え、主の作品であることには変わりない。ルチカは像を両手で抱えあげると、背の高い棚の上にひょいと載せてしまった。

「あ、あっ!」

「はい、はい。ご主人様には…」

 別の段から取り出したのは、白く柔らかい材質でできた、20cm程の円柱。よく見ると底面には縦に長い穴が空いている。

「…このようなものをご用意いたしました」

 そう言うと彼女は、円柱を被せるように、穴に主の一物を突っ込んだ。

「う、あ」

「シリコーンゴム、なる最新の素材で作った、人工の膣ですよ。如何です」

 両手で円柱を掴み、無遠慮に主のものを扱く。
 すぐに円柱が膨らんで、穴の縁から白いものが漏れ出てきた。

「悪くない出来でしょう。実は、わたくしの膣で型を取りまして。お望みでしたら、お好きなメイドのでお作りしますよ。なに、心配は要りません。……膣内に注入して、固まった樹脂を引き抜く時に少しだけ難儀しますが、それだけです」

「あ、あ、あ」

 その言葉を聞いた主は、しばらくそのまま腰を振っていたが、不意に一歩下がり、シリコンの膣を抜いた。

「…!」

 身構えるルチカ。しかし主は彼女に背中を向けると、部屋を飛び出してどこかへ行ってしまった。

 サラは一通りの仕事を終え、休憩室で茶でも飲もうと廊下を歩いていた。と、通りかかった部屋の扉が勢い良く開き、主が飛び出してきた。

「…」

 サラは最初、気付かなかったフリをしようかと考えた。しかし、何かを探している様子の主と、ちよくちょく目が合う。おまけに、少なくとも見える範囲には、女は彼女一人しかいない。

「…はぁ」

 諦めて、溜め息を一つ。スカートに手を入れてショーツを脱ぐと、主のもとへ歩み寄った。

「何かお探しですか」

 言いながら彼女は、脱いだショーツを彼の鼻先に投げつけた。

「! …」

 視界を塞がれてもがく主。彼女はスカートを捲り、彼に尻を向けると股の裂け目を指で開いた。

「お手伝いしますよ。ほら」

「ん…」

 顔にかかった布を放り捨てると、彼はふらふらと彼女に近寄り、ぬるりと濡れたペニスを挿入した。

「んっ……で、何を探してるんですか? 人ですか、物ですか」

「…」

 彼は考え込むように唸ると…やおらサラの腹の下に両腕を回し、彼女の体をぐいと持ち上げた。

「ちょっ」

 そのまま彼は、下半身でサラと繋がったまま、屋敷をうろうろと歩き初めた。

 主がマリアを見つけた時、彼女はソファに横になって寝息を立てていた。彼女は大体いつでもこのような様子で、仕事中でも隙を見ては眠りこけている。
 彼女を発見した瞬間、彼は今まで抱いていたメイドの体を離した。

「あ痛っ…」

 ぶつけた膝と、精液が漏れてくる股間を押さえながら、メイドは去っていった。
 さて、残された主は、マリアの肩を揺すった。

「マリア、マリア」

「…うん…」

 ゆっくりと目を開くマリア。主の姿を認めると、眠そうな声で言った。

「何ですか…お相手ですか…?」

 いつもなら、起こすまでもなく勝手に下着を脱がして一物を突っ込むところだ。わざわざ起こされたという事実に、彼女は今更ながら困惑した。
 果たして、彼は彼女をすぐに犯すことはせず、自分が来た道を指差した。

「あっち、部屋に、型を取る」

「…?」

 ひとまず彼に付いていくと、辿り着いたのは屋敷の工房。作業台の前には一人のメイドが座って何かを作っていた。
 彼女は入ってきた二人に気付くと、作りかけの何かを棚の上に置いた。それから、合点がいったように頷いた。

「なるほど、早速作ってみますか」

「うん」

「あの…ルチカさん? 一体何を」

 すると彼女は、やや興奮気味に答えた。

「どうやら、ご主人様は貴女の膣がお気に入りのようで。『型』を取りたいと」

 ___実際、マリアの膣は主の一番のお気に入りだ。主は彼女を見ると、昼でも夜でも構わずに犯し続ける。彼女がいつでも眠そうな顔をしているのは、そのせいであった。

今夜はここまで

 その数分前。茶菓子をくすねようと台所に行く途中で、ララは主に捕まった。

「やっ、やだっ」

 セックスに良い思い出の無いララ。加えて、主のお気に入りが隣にいるのに、わざわざ自分を襲う理不尽に、彼女は抵抗した。が、そこは男の腕力である。カーペットの上に押し倒された彼女は、下着を剥ぎ取られた。

「嫌、離して、はなっ…痛いっ!」

 ねじ込まれた肉棒に、ララは悲鳴を上げた。しかし、主は構わず叩きつけるように腰を振る。

「やだっ、あっ、だっ」

 まるで堪えていたものを吐き出すように、膨れ上がったペニスを打ち込む。その様子を、隣にいるメイドが困惑気味に眺めている。

「やっ、たすけっ、助けてっ!」

「わ、私には…」

「助けてぇっ…あっ、あぁっ…」

 出入りするペニスが、熱い液を吐いた。

「あぁぁっ…出さないで…抜いてぇ…」

 しくしく泣きながら、ララは膣内に精液を受け入れた。受け入れても尚、主は腰を止めることは無かった。

「ルチカさーん、頼まれたもの持ってきましたけど…」

 デボラは工房のドアを開けて、中の様子にぎょっとした。
 まず、作業台の上には主のお気に入りの一人が仰向けに寝そべって、脚を広げている。その間に座って、工房の主が何かをメイドの股に塗りたくっている。そして、隅の方では主が、泣きわめく別のメイドを一心不乱に犯していた。

「えっと…」

「ああ、その辺に置いといて」

 言われた通り、倉庫から持ってきた箱を置くと、彼女はその中から二つの容器を取り出した。

「これは、人体に優しい特別製で…」

 誰にともなく言いながら、中身を取り出して混ぜ合わせ、用意してあったガラスシリンジに詰め込んだ。

「助けて、助けてっ…」

 デボラは黙ってそれを見ていたが、主の相手をするメイドがあまりに叫ぶので、見かねて主のもとへ近寄った。

「ララ、ちょっと腰を引いてて」

 そう言うと、主が腰を引いた隙に彼の一物をぎゅっと掴んだ。そうして彼が何か言う前に、自分の口に入れてしまった。

「はぁっ…あ、ありがとう、ございます…」

「ん、むぅ…」

 生臭い一物を舐めながら、デボラは工房の主の方を覗いた。彼女はガラスシリンジの先端に、側面に幾つも穴の空いた細長いノズルを付けると、それを寝そべる女の股の穴に差し込んだ。

「ちょっとぬるいかもしれない」

 そう言うと、ぐいとシリンジを押し込んだ。

「ふぁっ、あっ…」

 膣内に異物を流し込まれ、身震いするメイド。奥まで押し込むと、彼女はそっとシリンジだけを外した。

「これで固まるまで丸一日」

「ふぇっ!?」

 素っ頓狂な声を上げるメイド。

「聞いてませんよ。食事とか、お手洗いとかどうするんですか?!」

「私が世話するから心配いらない」

 事もなげに言うと、彼女はデボラに目を向けた。丁度、三回目の射精を飲み込んだところであった。

 ラプタは通りかかった主に近寄ると、後ろから彼の陰茎を掴んだ。
 驚いて顔を向けた主に、彼女は言った。

「ご主人様、新入りが改めて、ご挨拶申し上げたいと。ほら」

 股の下を通して、ペニスを掴んだ手を動かしながら、彼女は前方を示した。そこには、一人の若いメイドと、もう一人年長のメイドが立っていた。

「ほぅら、早く」

 にたにた嗤う先輩に促されると、メイドは震える手でブラウスのボタンを外した。白いブラをずらし、まだ膨らみ切れない胸を晒すと、今度はスカートを脱ぎ、ショーツも下ろした。

「ひくっ…ご、ご主人様…」

「よく見せて差し上げなさぁい?」

「っ…は、はい…」

 しゃくり上げながら、生えかけの陰毛を掻き分けて、幼い裂け目を指で広げる。

「ご主人、さま…わたしに…ひっ…お、お情け」

「きゃあっ!?」

 ところが、それを遮ったのはラプタの悲鳴であった。
 主は彼女を押し倒すと、スカートもショーツも引き剥がし、他ならぬ彼女自身の手で慣らされた肉棒を、彼女自身の膣内にねじ込んだ。

「いっ…あ゛ぁっ!」

 そして、ねじ込んだ瞬間に彼女の膣内に射精した。

「あっ、出てっ、あっ」

「…」

 射精しながら、休むこと無く腰を振る主。
 結局、前後する肉棒がラプタの膣から抜かれたのは、彼女が気を失った後であった。

 フィアは先々月に十二歳の誕生日を迎え、この屋敷で働き始めた。彼女が初めて主に挨拶した日、彼は別のメイドを犯すのに夢中で、彼女に手を伸ばすことは無かった。それから今日まで、何とか処女を保って生活してきたのだが、運悪く意地の悪い先輩二人に捕まってしまった。
 二人は「まだご主人様のお相手をしていないの」「同じメイドとして情けない」などとフィアを責め立て、この廊下に連れてきた。そうして、片方が主を捕まえ、もう片方が彼女を捕らえて服を脱がし、主を誘惑するよう命じたのであった。

「っ…ぅ…」

 既に気絶したメイドを犯す主を、先輩は寧ろ愉しそうに見ていた。

「どうするの、フィア。あなたが魅力的じゃないから、ご主人様はラプタにご執心よ」

「ひぐっ…ご、ごめんなさい…」

「ご主人様を、振り向かせなさい! そうねぇ…」

 先輩は厭らしい声で考えるように言うと…ぽんと、手を叩いた。

「そうね。ご主人様の前で、粗相しなさい」

「そそ、えっ?」

「おしっこしなさいって言ってるの!」

 怒鳴りながら、既に裸の尻を叩く。

「ひぃっ! で、でも、そうしたら、床が」

「掃除すればいいでしょ。大体、もうとっくに汚れてるわよ。分かったらほら!!」

 そう言って、尻に爪を立てる。

「いっ、う、うぅっ…」

 泣きながら、下腹部に力を込めるフィア。

「うっ…ん、んんっ…で、出ない…」

「出しなさい。よぉく、おまんこを広げて、ご主人様に見ていただきなさい…」

「っ! ……っ、あ、あ、あぁ…」

 丁度その時、主の抽迭がぴたりと止んだ。肩を震わせ、何度目かも知れない射精を女の胎内に放つ。
 そして、それと同時に

「…ぁ、で、出る、でちゃう…」

 故に、ふと顔を上げた主の目には、薄黄色の細い滝を落とす、まだ色付く前の少女の穴が飛び込んできた。
 主は、今まで犯していたメイドを捨て置くと、すっくと立ち上がった。そうして、思いの外膀胱の中身が多くて混乱するフィアのところへ、すたすたと歩み寄ってきた。

「あ、あっ、止まって、あっ……やぁっ!」

 主は床の水溜りを踏み越えると、まだ尿の止まらないフィアを押し倒した。そして

「あぁぁぁぁ……いっ、痛いっ!!」

 十二歳の膣に、挿入した。

「いだっ、い゛っ、あ゛ぁっ、い゛だいっ…!」

 泣き叫ぶフィア。ペニスが刺さり、抜けると、破瓜の血が尿と混ざって床に広がった。主のペニスも狭い膣に傷付き、流血するが、彼は気にも留めない。

「ぐっ、うっ、はあっ、ぁ、あっ……あ」

 膣内に流れ込む、生温かい感触に、フィアは目を見開いた。

「あ、や、出てる、あ、あぁ…」

 この二ヶ月で、フィアは初潮を迎えた。突然投げつけられた、妊娠の可能性に、少女はまた涙を流した。

 エヴィは、泣きながら強姦される新入りを満足気に眺めていたが、そろそろ帰ろうと脚を上げた。そして、気付いた。

「えっ!?」

 犯されている後輩が、片手にエヴィの足首を強く掴んでいることに。

「っ、この、離しなさいっ!」

 もがいたり、もう片方の足で蹴りつけてみるものの、拘束が解けない。痛みに耐える時、人は普段の何倍もの力を発揮すると言うが、確かに彼女の脚はびくとも動かなかった。
 エヴィは舌打ちすると、セックスが終わるまで待つことにした。後で、またいびってやろう。今度は何をさせようか。地下室にでも繋いでやろうか…

 さて、待つこと数十分。新入りメイドの股に五、六回ほど種付けを終えて、主は疲れたように腰を引いた。メイドの方もぐったりして、掴む手が緩む。
 エヴィは溜め息をつきながら、その手を蹴り払うと、部屋に戻ろうと主に背を向けた。そして、歩き出したその時

「…っ、ちょっ!」

 その足を、今度は主が掴んだ。彼はそのまま彼女の体を引き、床に倒した。

「やめっ、このっ」

 それからスカートを乱暴に捲り、下着を毟り取ると

「…あ、あぁっ!」

 既に勃起したペニスを、無理やり押し入れた。

「止めてっ、抜い、抜いてっ」

 彼は構わずに腰を振り、ひとしきり射精したところで、不意に動きを止めた。そして

「…ん、んっ」

「? ……!!」

 流れ込んでくる、精液とは別の熱い『液体』。

「嫌、嫌っ、やだっ…」

 膣内に流れ込み、子宮を満たす。

「…私の中で、おしっこしないでぇっ!」

今日はここまで

とんでもないスレを開いてしまった
続きを楽しみにしている

 この屋敷のメイドは、出自で大きく二つに分けられる。即ち、この屋敷でメイドが産んだ娘であるか、そうでないか、だ。前者は主の目に触れないよう、屋敷の離れで育てられ、十二歳になると新しいメイドとして主の前で挨拶し、仕事に就く。当然、彼女らは全て主が父であるわけだが、そのことは本人も、主でさえも知らない。
 後者に関しては色々あるが、大概は前の主に棄てられたとか、罪を犯して罰として流されてきたとか、そういった理由が殆どだ。

 そして、ティットはその中の一人だ。
 元々、彼女は娼婦であった。小柄で大人しい、一定の男からは人気のある娘であったのだが、ある時、彼女をいたく気に入った客が、足繁く通った末に彼女の体を自分の好みに作り変えてしまった。その客は、ある時を境に娼館に来なくなってしまい、残された彼女は他の客に出すこともできず、結局この屋敷に棄てられてしまったのであった。

 なお、彼女のメイド服は特別製で、ブラウスの胸の部分に丸い穴が二つ空いていて、お世辞にも豊かとは言えない彼女の膨らみと、その割によく膨らんだ真っ赤な乳首が常に曝け出されていた。これは当然『仕立て屋』の仕事であるが、彼女自身が依頼したものであった。彼女がこの屋敷に流される原因となった、客の行った『開発』のためである。

「…あ」

 半勃ちのペニスをぶらぶらさせながら廊下を彷徨う主と出くわした彼女は、さっと周囲を見回し、他に女がいないことを確認すると、手早くショーツを脱いだ。それからスカートをたくし上げて

「おっ、あ!」

 ___押し倒された。無論、その次には無理やりな挿入と抽迭。しかし、ティットはほっとしていた。

「んっ、あんっ」

 適当に喘ぎながら、主の求めに応える。慣れたものだ。膣内を満たす生温かい液体を、彼女は冷めた感情で受け入れる。
 ところが主はこの時、ある人物を探していた。そして、それは彼女ではなかった。なかったのだが、彼にとっては同じことであった。

「あ…」

 彼はおもむろに口を開くと

「…むっ」

 大きく発達したティットの乳首に、吸い付いた。

 ___ぶしゅうっ

 その瞬間、ティットの体が大きく跳ね上がり、繋がった股ぐらから勢い良く水飛沫が上がった。

「っ…! っっっ……!」

 声も出せず、泡を吹き、ガクガクと全身を痙攣させるティット。
 彼女を気に入った客は、執拗に彼女の乳首を攻め続け、とうとう軽く触れただけで気絶するほどに敏感にしてしまったのだ。

 パールが主の子を身籠ってから、八ヶ月になる。すっかり大きくなった腹を抱えて屋敷を歩いていたところ、廊下で主がうずくまっているのを見つけた。よく見ると、その下には一人のメイドが組み敷かれていて、気を失ったまま彼に犯されていた。ただ気絶しているだけなら良いのだが、どうにも様子がおかしい。主は彼女の乳を一心に吸っているのだが、女の方は不規則に息を吸い、腰をガタガタと震わせている。床には、失禁の跡まである。
 パールは、犯されているメイドのことを知っていたし、主が何を求めて女の乳に吸い付いているのかも分かった。だから、彼女は側にいた世話役の少女に言った。

「リリア、ミルさんを呼んできて。できるだけ急いでね」

「わ、分かりました!」

 走っていく少女を見送ると、パールは妊婦の着るワンピースをたくし上げ、肌色の下着を脱いだ。

「ご主人様!」

 パールは主に呼びかけると、のっしのっしと歩み寄り、彼の肩を掴んでぐいと引っ張った。

「っ、あ、あっ」

 セックスと乳吸いに夢中になっていた主はあっさりとひっくり返されると、床の上に仰向けに倒れた。その上に、彼女は有無を言わさず跨った。

「ここからは、パールがお相手いたしますね」

 そう言うと、彼女はゆっくりと腰を下ろした。垂直に勃った肉棒が導かれるのは、肛門の方だ。
 孕んだメイドは、腹の中の子を傷付けないよう、肛門で主の相手をするのが慣例であった。

「んん…んっ、ぅ…」

 括約筋を締め、ゆっくりと腰を上下させると、間もなく腸内に熱いものが溢れてきた。

「そう、そう、お上手…」

 言いながら気絶しているメイドの方を見ると、彼女はいつの間にか、安らかな寝息を立てていた。

 十二歳にメイドの仕事に就いてから、ミルはこれまでに六人の子を孕み、四人の子を産んだ。最初は十三歳の頃。これは腹の中で死んだが、翌年身籠った男児は無事に生まれた。十七歳でも一人産み、二十歳で双子を孕んで片方を産み落とし、片方を亡くした。それから二十五歳で一人。妊娠と出産を繰り返した結果、彼女の乳房からは枯れることなく母乳が湧き出すようになった。
 故に彼女は、屋敷で生まれた赤子によく乳を与えているのだが、乳を欲しがるのは赤子だけでなく、人恋しくなったメイドが彼女の乳に吸い付くこともしばしばあった。
 無論、それは主も同じことであった。

「はぁっ、はぁっ」

 大きく育った胸を揺らしながら、ミルは主のもとへ駆けつけた。そうして、妊婦に跨がられて呻く主を認めると、彼女は呼びかけた。

「ご主人様、ミルが参りましたよ!」

「! おっぱい…」

 主の呻き声を聞いて、妊婦は腰を止めた。

「あ、急に呼んですみません」

「いえいえ。では代わりましょうか。…リリア」

 ミルはブラウスのボタンを外しながら、自分を連れてきた年下のメイドに指示を出す。

「あなたは『下』をお願い」

「えっ、あっ、はい」

 少女は一瞬、顔を強張らせたが、すぐに頷いて下着を脱いだ。
 妊婦が降り、起き上がろうとする主をミルは再び仰向けにすると、膝枕にして目の前に剥き出しの乳房を垂らした。

「どうぞ、お召し上がりくださいな」

「っ、んむ、っ」

 濃く色付いた乳首を咥えると、主は一心不乱にミルクを吸い始めた。ごくごくと喉を鳴らしながら、彼はまたペニスを反り返らせた。

「はっ…っ…」

 その上に少女は、緊張の面持ちで跨った。

「早くして」

「! はいっ…」

 母乳を飲ませる先輩に急かされると、リリアは歯を食いしばって、ずいと腰を下ろした。

「ん、くうぅっ…!」

 齢十七歳、主に離れと本館を行き来して、妊婦の身の回りの世話を行う彼女は、セックスにはまだ不慣れであった。

「ふぅっ、んっ…」

 ゆっくりと、膨れ上がった肉棒を膣に納めていくと、亀頭より先に勢い良く噴き出した精液が彼女の子宮の入り口を叩いた。

「あ、あ、あっ…」

 驚いて、力んでいた脚から力が抜けた。そのせいで腰が支えを失い、ペニスが一気に奥まで突き刺さった。

「あぁっ!」

 女のミルクを吸いながら、主は止むことなくリリアの子宮に『ミルク』を注いでいく。

「あ…あっ、あぁっ…」

 ぎこちなく腰を振りながら…彼女はどうしてか、この出来損ないの子種が、たった今自分の中で根を張ったことを確信した。

今日はここまで

何か見たいやつ無いですか?ファンタジーっぽいのもちょっと考えてます



ファンタジーって触手とかそういうこと?

ファンタジーなメイドってことです
エルフのメイドが働いてたり、地下牢に性欲処理専用のサキュバスが繋がれてたり

 アナには、悪い癖があった。
 その日、仕事が一段落して一息つこうと、彼女は紅茶を淹れた。この時、彼女は非常にミルクティーが飲みたいと思っていた。
 ところが、冷蔵庫を開けると牛乳の瓶が無い。切らしてしまったのか、別の場所に蓄えがあるのか。そう考える前に、彼女の頭の中に一つのアイデアが浮かんだ。

 ___母乳でミルクティーを作ったら、どんな味がするのだろう。

 一度考え出すと、もう彼女は止まらない。紅茶の入ったカップを片手に、母乳の出るメイドを探して、屋敷中を回り始めた。

 アナが目当てのメイドを見つけた時、そのメイドは丁度主に乳を飲ませているところであった。仰向けに横たわった主は、口元に垂らされた乳首を吸い、腰の方では若いメイドが跨って苦しげに性交に励んでいる。

「あらー…」

「ん…どうしたの、アナ」

「紅茶に入れるミルクが欲しいんですけど」

「えぇ?」

 主に授乳しながら、メイドが首をひねる。

「切らしてたの? 在庫は倉庫にあるわよ」

「いえ、ミルさんのおっぱいが欲しくて」

「はぁ?」

 何を言っているんだ、とでも言いたげな表情で、メイドが言う。彼女はアナと主を交互に見て、それから下手くそなピストン運動を続ける若いメイドを指さした。

「だったらその前に、あの娘と代わってあげて」

「はぁ」

 アナは、主とセックスするメイドの方へ近寄ると、肩を叩いて言った。

「あー、交代」

「うっ、んっ…えっ? あ、はいっ」

 若いメイドはアナに気付くと、ほっとしたように主の腰を降りた。そのままぺたんと座り込んでから、慌てて股間を押さえる。

「やっ、漏れてきちゃ…」

 見ると、彼女の股ぐらから白濁した液体が零れ出ていた。
 それを見たアナは、思いついた。

「…あ、そうだ」

 再び勃ち上がった主のペニスを片手で掴むと、無造作に扱く。六回目の上下で噴き出した精液を、彼女はティーカップに注ぎ入れた。
 紅茶が溢れるほど注がれたところで、手を離し、そうして出来上がった『ミルクティー』を一口。

「…うん、こっちも悪くない」

 ユニーラは、生まれつき運が悪かった。七歳の頃、偶然離れに入り込んだ主に強姦されて処女を失ったのを皮切りに、落としたカップで指を切ったり、雨上がりの庭でぬかるみに頭から突っ込んだり、冷蔵倉庫に一晩閉じ込められたりと枚挙に暇がない。
 そしてこの日も、彼女が主と出くわしたのは、よりによって洗ったばかりの皿を何枚も重ねて運んでいる最中であった。

「…」

 近寄ってくる主を凝視しながら、彼女はそっとその場に屈み込み、ゆっくりと皿を床の上に置いた。

「…よし」

 低い姿勢を維持したまま、できるだけ皿から遠くへ。十分に離れたことを確認すると、彼女はようやくその場に尻を突いた。スカートを捲り上げ、ショーツを脱ぎ、陰唇を開いて主に差し出す。

「ど、どうぞ」

 ふらふらと近付いてきた主は、寝そべるユニーラの膣にペニスを挿入した。
 二十年以上不運と共に生きていると、自然と不運との付き合い方も分かってくる。要は、被害をできるだけ小さくすれば良いのだ。ちなみにこの日は、生理周期で言うところの一番の危険日であったが、どうやら妊娠は不運なことではないらしく、彼女が孕んだことはまだ一度もない。

「んっ、んっ、んっ」

 ユニーラにのしかかり、腰を振る主。いつもより動きが鈍い。ぶつかり合う腹がごろごろと鳴っていることに、彼女は気付かなかった。

「んっ、あ、ああー…」

 気の抜けた声と共に、主が射精する。いつもなら続けて腰を振るところだが、どういうわけか彼はここでペニスを抜き、立ち上がろうとした。

「あー、お疲れ様でした…」

 具合でも悪いのかな。だが、一回で済んで良かった。そう思っていた矢先、突然主が、何かに躓いた。そうして、彼女の顔の上に勢い良く尻餅をついた。

「ぐぇっ」

「う、うっ、うああっ」

 背中を曲げ、苦しみだす主。ユニーラは落ち着いて、彼が立ち上がるのを待つ。大丈夫、これぐらいはいつものこと。これぐらい…

 ___ぼひゅっ。

 突然、ガスと水の混じったような音が響いた。と同時に、彼女の顔の上で、主のズボンの尻がじわりと濡れた。

 母乳には、便を柔らかくする作用があるという。そのためか否か、先程がぶ飲みしたメイドの乳のせいで、彼の消化管は大いに刺激されていた。

「ああううう、うぐうぅぅ…」

 ぶしゅっ。ばしゃばしゃばしゃ、ぶふうぅっ。おおよそ想像の及ぶ限りの汚い音を立てて、彼の尻が茶色く汚れていく。当然、その下のユニーラも。
 主の下痢便を顔中に受けながら…彼女は、主がズボンを穿いたままで良かったと、呑気に思っていた。

 ナスティの顔には、生まれつき大きな痣がある。そのため彼女は親からすら嫌われ、働きに出てからはあらゆるところで爪弾きにされ、とうとうこの屋敷に流れ着いてきた。
 初めて屋敷の主に犯された時…彼は、ナスティの唇にキスをした。実際のところ、処女を失った彼女が無意識に唇を付けたのを彼が拒まなかっただけであったのだが、彼女はそれを主の寵愛の証と捉え、大いに感動した。
 以来、彼女はいかなる時でも彼に従い、他のメイドが疎うような行為でも喜んで行った。

 そう。例えば、それが主の便の後始末であったとしても。

「ああっ、ご主人様っ!」

 ズボンを汚してうずくまる主を見つけたナスティは、悲鳴を上げて彼に駆け寄った。メイドの顔の上から助け起こすと、ズボンのホックを外して脱がせた。

「申し訳ありません、お苦しかったでしょう。今、綺麗にいたしますからね」

 顔面を糞まみれにしたメイドに、汚れたズボンを押し付けると、彼女は下痢便に塗れた彼の脚を、べろべろと舐めだした。

「んっ、あむっ、れろっ、ごくんっ」

 常人なら吐き出して然るべき汚物を、彼女は愛おしそうに口に入れ、飲み込んでいく。
 太腿の付け根辺りまで舐め取ったところで、急に主が腹を押さえた。寄せた鼻の先で、肛門からぷすんと空気が漏れる。

「!」

 大きく開けて肛門を覆った口の中に、勢い良く下痢便が流れ込んできた。凄まじい悪臭を放つ汚水を、彼女は飲み込むが、流石に飲み切れないと悟ると、ブラウスのボタンを上から三つ外し、胸元を大きく開いた。

「うっ、ぐぅっ…も、申し訳ありません…わたくしが至らず、全ては頂けませんでした…残りは、こちらへ」

 乳房の上に尻を置かせると、排便の第二波がメイド服の中へと放たれた。

「すっきりなさってくださいね…わたくしが、貴方様のおまるとなります…」

 萎びたペニスから小便が噴き出すと、彼女はスカートの裾を持ち上げてそれを受け止めた。

 それから先のことは、細かに語ったところで詮無いことである。
 体を綺麗にして、新しいズボンに穿き替えた主が、再び肉棒を反り返らせようが…その隣で座り込むメイドが、醜い痣が見えなくなるほどに顔や全身を糞まみれにしていようが……お互いが幸せならば、それで良いのだ。

ひとまずここまで

 ボーネは、廊下を歩いている主を見つけると、すぐに走り寄った。
 オープンクロッチのTバックショーツにガターベルトを穿き、トップレスのコルセットに申し訳程度の腰エプロンとカチューシャという、おおよそメイドとしてはやる気を感じない服装であるが、彼女は人一倍仕事熱心だ。
 この日も主のペニスを巧みに自らの腿の間に誘いながら、呼びかける。

「ご主人様、本日は一段とお元気ですねぇ」

 後背位で挿入すると、どこからともなく取り出した黒革の縄で、自分の体を主に縛り付けていく。

「折角ですので、今日は地下室を見て回りましょうか」

「うん」

 脚を持ち上げても、ボーネの体は少しもずり落ちない。後ろ手に主の首に縋り付きながら、ボーネは主を誘導していった。

 この屋敷には、『地下室』と呼ばれる場所がある。前の持ち主の頃からあったのだが、長年に渡って使われず、錆と埃に覆われていたこの部屋を、ボーネは趣味と実益を兼ねた見事な地下牢獄へと変えてしまった。
 ここに入れられるのは、規律を破ったり同僚からの不興を買ったメイドや、外からやってきてこれからメイドになろうという者などである。中は鉄格子によって幾つかの部屋に分けられている他、拘束具や拷問具など、いかにもな道具の数々が並べられたり、使われたりしている。
 この日も、数人のメイドたちが、この地下室に捕らわれていた。

 マリメラとマリリンは、姉妹である。先月、一緒にこの屋敷にやってきたこの二人は、昨夜、屋敷からの逃亡を試みた。理由は、特に述べることもないだろう。ただ、試みは失敗し、二人は捕らえられてボンデージのメイドに縛られ、一緒の牢屋にぶち込まれたのであった。

「…っ、ぅ」

 妹のマリリンが、苦しげに息を吐き、腰をよじる。震える太腿を必死に擦り合わせながら、彼女は涙声で呟いた。

「も、もう、だめ…」

「…お手洗い?」

 姉のマリメラの問いかけに、黙って頷くマリリン。
 この牢に入れられて、もう半日以上が経つ。薄ら寒いこの地下室でずっと耐えてきたが、もう14歳と16歳の膀胱は、限界であった。平静を装うマリメラですら、数時間前から、時折ぬるりと尿道を通る感触と、その度にショーツに広がる小さな熱を感じていた。

「…もれる、でちゃうっ」

 泣きながら訴えるマリリン。マリメラは、黙って首を横に振った。

「そんなっ…」

 実際、二人は両手首を後ろで縛られ、足も足首、膝、太腿と三ヶ所も念入りに縛られていた。これでは下着を下ろすことすらできない。他の牢の者たちは衣服を全て奪われていて、囲いの中には排泄用の壺も置かれていたが、捕まったばかりの二人にはそれすら無かった。というか、地下室の主がわざと省いたのだ。

「良いのよ、マリリン。だから、こっちに」

 マリメラは妹の肩を頭で押すと、一緒に牢の隅の方へ移動した。しばらくいることになる牢だから、せめて真ん中の方は汚さずにいたい。
 牢の隅に辿り着くと、マリメラは頷いた。

「いや、いや、でる、もれる、あ、あっ、あぁぁ…」

 泣きじゃくるマリリンの体が、ふるりと震えた。と、そのスカートの下から、温かな水がさあっと広がった。

「いやぁ…おしっこ、おもらしいやぁ…んっ、あぁ…」

「良いのよ、マリリン、良いの、誰も責めないから…」

 広がる妹のおもらしが、姉の膝をも濡らす。姉は、細く息を吸った。

「んっ…じゃあ…お姉ちゃんも、するね…」

 軽く息を止め、目を閉じると…彼女は、我慢を、諦めた。

 じゅぅ…

 ショーツの中に、熱いものが広がった。クロッチが一瞬で一杯になり、ぴったり閉じた太腿の間にまで広がる。そうしてソックスを濡らしながら、床に落ちて妹のそれと一つになる。

「あ、あぁ…んっ…お姉ちゃんも、いっぱい、我慢してたから…」

 痛いほどの膀胱の緊張が和らぎ、快感に似た感触を覚えながら、マリメラは呟く。

「おしっこ、いっぱい出ちゃう…っ…」




「い゛や゛あああっっっ!!!」



 突然、マリリンが悲鳴を上げた。

「えっ!?」

 はっと目を開けるマリメラ。
 いつの間にか妹は、大きな尿溜まりの中に顔を突っ伏して、高く尻を上げていた。そしてびしょ濡れのショーツを無理やり引き下ろし、剥き出しの尻に向かって、腰を振る男がいた。

「え…ご主人、さま…?」

「やだっ、ぬいっ、ぬいてっ、やぁっ」

 視線を移すと、開け放たれた牢の扉。その側に立って、興奮気味に主の狼藉を眺める、ボンデージ姿のメイド。

「あ…」

 ショーツの中に尿を垂れ流しながら…マリメラは、ゆっくりと床を這い進んだ。牢の、出口に向かって。

「!? やだっ! お姉ちゃん、なんでにげるの!!?」

 妹の絶叫に耳を塞ぎ、のろのろと出口を目指す。もう少し。あのメイドをやり過ごせば、私は自由に…

 ところが、彼女の希望はすんでのところで絶たれた。
 黄色く濡れたスカートを掴む、男の手。捲り上げられ、そしてショーツを引き下ろされる。

「や…だ…」

 上に引かれ、捧げるように突き上げられた、丸出しの白い尻。___黄色く薫る泉が湧き出す、股間の小さな穴。
 妹に種を植えたばかりの肉棒を、主は力任せにねじ込んだ。その、穴に向けて。

「い゛っ、だああああっっっっ!!!!??」

 白目を剥いて絶叫するマリメラ。裂ける尿道。太腿を伝う尿が赤く変色していくのも構わず、主は腰を振る。

「い゛だあ゛あああいいいいっっ!! い゛や゛だあああっっ!! たすけっ、だずげでえ゛えええっっ!!!」

 暴れるメイドにのしかかるように、主は腰を突き入れる。それを見ていたボンデージのメイドは、いよいよ顔を紅潮させ、オープンクロッチのショーツに手を伸ばす。

「おじっこ、そこおしっこのあなああっ! ぬいで、ぬいて、おねがい、い゛た゛いよおおおおっっっ!!!」

 一際強く、主が腰を叩きつけた。膀胱の中に、大量の精液が流れ込む。
 それに呼応するかのように、激しい自慰行為に耽っていたボンデージのメイドが、声を上げて絶頂した。
 彼女は息も絶え絶えに、マリメラの目の前に立つと、ぐいと腰を突き出した。そして

 ___じょろろろろ…

「うっ、おごっ…いやらぁ…」

 泣き叫ぶマリメラの顔に向けて、気持ちよさそうにおしっこを浴びせたのであった。

ひとまずここまで

 この惨劇を、プリムは震えながら見ていた。
 彼女が何故この牢にいるのか、もはや知る者はいない。主の前で粗相を働いたのか、先輩メイドの不興を買ったのか。何れにせよ、十歳にも満たない頃から彼女は丸裸でこの牢屋に入れられ、十年近くの時をこの中で過ごしてきた。

 魂を抜かれたようなメイドを放り捨て、主が彼女の牢に向けて歩いてきた。

「あ…あ…」

 緊張に、膝ががくがくと震える。痩せこけた体に不自然なほどに突き出た腹が、ごろごろと言い出した。これは、先程与えられたパンの欠片が悪かったのもある。

「…」

 主が、鉄格子を挟んでプリムの目の前に立った。地下室の管理人であるボンデージのメイドは、相変わらずメイド姉妹のところで自慰に励んでいる。

「あ、ご、ごしゅじん、さま」

 プリムは、その場に膝を突いた。丁度目の前で勃ち上がったペニスを、主は彼女の口に向かって突き出した。

「あ…む」

 熱い肉棒を口に咥える。本当は今すぐ駆け出して、牢の隅にある壺に用を足したかった。だが、主が求めてくる以上、離れるわけにはいかない…

「む、んむっ、んっ」

 塩辛いペニスを、舌で必死に舐め回す。きつく締めた肛門に、冷たい汁が滲んだ。尿意まで催してきて、膝の震えがより強くなる。
 やがて

「うっ」

「っ…んく、んくっ」

 砕いたゼリーのような、温かい汁が彼女の口の中に噴き出した。と、同時に

「う゛、うぅぅ…」

 破裂音。そして、茶色い液体が床一面にぶち撒けられた。一拍遅れて、橙色の液体が勢いよく流れ出す。

「うぅ、ぐっ…うっ、うぅぅっ…」

 どろどろした精液を飲み込みながら、彼女は下痢と小便を垂れ流し続けた。

 クロネが動かなくなって、もう三日になる。ぐにゃぐにゃに脱力した体を担ぎ上げると、ボンデージのメイドは足台付きのベッドに寝かせた。両脚を開いて固定し、主を招く。
 主は近寄ると、悪臭を放つ赤紫色の膣穴に、ペニスをねじ込んだ。

「…」

 言葉も動きもなく、なすがままのクロネ。口はだらしなく開き、薄く開いた瞼の奥には、乾いた瞳が覗いている。
 ___ぷしゅ。気の抜けた音がして、彼女の尻穴から赤黒い汁が漏れ出した。主が腰を振ると、ベッドに擦れた背中の皮膚が、ずるりと剥けた。
 やがて、主が彼女の膣内に射精を終えた頃には、緑に変色した腹の皮が破れ、はらわたが透けて見えていた。

「ご主人様」

 ボンデージのメイドが囁く。

「奥へ、参りましょう」

「うん」

 主は頷くと、腐りかけの死骸からペニスを抜いた。そのままメイドの後について、地下室の奥へと進んだのであった。

いいスレを見つけてしまった(光悦)
トリップとかつけてくださるとありがたいです

 トリーの今日のメニューは、三角木馬であった。
 夜明けより先に彼女はボンデージのメイドに連れられて、地下室の奥にある、三角形の座面をした木馬に跨がらされた。それから十時間以上、彼女は血と排泄物に塗れた木馬に跨って、苦悶の声をあげていた。
 一般的な三角木馬は、被虐者の足が床に付かないよう、長い脚を持っているが、この木馬には脚がなく、胴体がそのまま床の上に置いてある。代わりに被虐者は膝を曲げた状態で脚を拘束されるので、威力が損なわれることは無い。

「ふーっ、うぅ…っ」

 身を捩り、痛みに耐えるトリー。クリトリスは真っ赤に腫れ上がり、三角の斜面には尿の跡が何重にも塗り重ねられている。
 そこへ、主がやってきた。

「っ! ご、しゅじん、さま…」

 彼は、彼女を姿を認めると、自分も木馬に跨った。そうして、彼女の尻を掴んで、その肛門にペニスを突っ込んだ。

「ふぐうぅっ…!」

 潰れたような息を吐くトリー。
 木馬がこのような形をしているのは、ひとえに主が『見て愉しむ』ことができないからである。いかに扇情的な光景であろうが、主にとっては男根を挿入できるかできないかの違いしか分からない。故に、跨がらせたままでもセックスができるよう、低い位置に座面を設置する必要があるのだ。

「ぐっ、う゛っ、ぐうぅっ…」

 無遠慮に腰を振る主。前後に体が揺れ、充血したクリトリスが更に擦り付けられる。乾いた小陰唇が擦り切れて、ささくれた木の胴体に血が滲んだ。

「うぅーっ、ううぅっ」

 殆ど感覚の無くなった腸内に、熱い液が流れ込む。ペニスを抜くと、黄色と赤に混じって、白い汁が木馬に垂れた。

 今日のヤークは、吊られる当番であった。
 明け方頃に彼女は檻を出され、ボンデージのメイドによって全身を巧みに縛り上げられると、そのまま天井から伸びる太いロープに繋がれ、吊り下げられた。それから十時間ほどが経った今も、彼女は軋む関節の痛みに耐えながら、ゆらゆらと地下室に吊られていた。

 さて、向こうの方で、木馬に跨ったメイドを犯した主は、ボンデージのメイドに連れられてヤークのところへやってきた。ボンデージのメイドは壁際に打ち付けられたロープの端を持つと、巧みに操って、ヤークの体を主のところまで下ろしてきた。
 主と、目が合う。

「ご、ごきげんよう、ご主人様」

「うん」

 主は笑顔で会釈すると、そのまま彼女の体をぐるりと半回転させ、大きく広げたまま固定された脚の間に、腰を突っ込んだ。

「んうぅっ…!」

 膣の奥に亀頭が当たり、体がずんと揺れる。重力と縄に反対方向に引かれた、ヤークの細い体がみしりと音を立てた。
 主はそんなことはお構いなしに、ずんずんと腰を振る。主の体も揺れて、床にぶち撒けられたヤークの、一日分の尿溜まりに波が立つ。

「んんっ…」

「うっ」

 ヤークの膣内に、精液が噴き出す。また腰を振ろうとした所で、ボンデージのメイドがロープを引っ張り上げ、また彼女の体を高く吊り上げてしまった。

「ご主人様、まだまだ奥へ参りましょう」

 そう言うとメイドは、主の手を取って、更に奥へと進んでいった。

 哀れなルゥは、今日の便器係であった。
 日付が変わる頃、彼女はボンデージのメイドに連れられて、地下室の最奥一歩手前まで来た。そこで彼女は1m四方もない小さい透明な箱に、頭だけ出した状態で押し込められて、口に漏斗付きの開口器を装着された。そこで一日、牢の住民達がおまるに出した排泄物を、胃袋で処理しなければならないのだ。
 ちなみに、壺の外に出された排泄物は、出した本人が責任を持って『掃除』するのが、地下室のルールである。

 主がボンデージのメイドと共にやってきた頃には、ルゥの頭の周りは茶色い汚物に塗れていた。

「まあ、情けない」

 メイドは眉をひそめると、主に向かって言った。

「ご主人様、そろそろお手洗いに行きたい頃でしょう」

「うん…」

「こちらに」

 箱を倒し、ルゥの顔を天井に向ける。…漏斗が、上を向く。

「どうぞ」

 主は頷くと、半勃ちのペニスをつまんで漏斗に向けた。そして、じょろじょろと放尿を始めた。

「…う゛っ、う゛ごおぉっ…」

 流れ込む尿に、ルゥがむせる。水位を増していくおしっこが、漏斗から溢れないように、懸命に飲み込む。

「…っ、あ゛ばぁっ!」

 突然、漏斗から茶色い吐瀉物が噴き上がった。すかさずボンデージのメイドが、掌で漏斗を押さえつける。そうしながら彼女は主の一物を咥え、止まらない彼の尿をごくごくと飲んでいく。

「んっ、んぐっ…はぁっ、全く…」

 嘆息しながら彼女は、箱を元に戻す。
 透明な箱の中では、ルゥが折り畳まれた手足を懸命に動かして、脚の間を強く押さえていた。

「反省なさい! ご主人様のお尿を溢すなんて!」

「うーっ、うーっ…」

 身を捩るルゥ。その動きが、ピタリと止んだ。次の瞬間

「うああぁ…」

 しゃあーっ…
 彼女の股間から、濃い黄色の水が勢いよく噴き出して、箱の内面を叩いた。既に箱の底に溜まっていた黄色い尿が、更に水位を上げていく。

「ひっ…ひぐっ…」

 涙を流しながらおしっこを漏らすルゥ。
 箱から出され、便器の任を解かれるには、自分の出した分も責任を持って『処理』しなければならないのであった。

 地下室の一番奥。松明の一本も無い真っ暗なその一角には、1.5m四方ほどの黒い鉄の箱が置かれている。その箱の一面には小さな穴が空いていて、目を凝らすとその奥に、何か生物らしきものがいるのが見えた。
 主をここまで連れてきたボンデージのメイドは、握っていた彼の手を離した。

「あ…」

 メイドの持つカンテラの光で、箱に開いた穴を見つけた主は、迷わず突進し、その穴にいきり立つ一物を突っ込んだ。

「? …!!」

 挿入して数秒後、彼は息を呑んだ。それから、彼の体ががくがくと震えだした。

「あっ…ああ…あっ、あっ、あ…」

 びくん。びくっ、びくんっ。小刻みに、彼の腰が震える。その度に彼は、射精していた。
 いかな異常性欲者とは言え、こうも短時間に何度も射精しては体が保たない。そのはずなのに、彼のペニスは休むことなく精液を吐き出し続け、その量も一向に減ることがない。
 やがて、主の目が虚ろになってきた頃、とうとうボンデージのメイドが彼の体を掴んで、箱から引き離した。
 ペニスを失った箱の穴からは、青白い舌のようなものが覗いていた。

「…ご主人様、そろそろ上へ戻りましょうか」

 メイドは恭しくお辞儀をすると、彼に尻を向け、萎えたペニスを無理やり自らの膣に収めた。そうして、そろりそろりと歩いて、地下室を後にしたのであった。

今日はここまで

もうすぐ半分…まだ半分…?

アイデア募集してます

トリップは付けてないので、誰かが書きたい話をこっそり挟んでも実際バレない

乙。
ナスティ(>>58)に教育という名の洗脳を受けた新人メイドの話とか見てみたいですねぇ!

 シャオリンは、焦っていた。
 東の大陸から来た彼女に、仕立て屋は安直にも満州服、即ちチャイナドレスをしつらえた。しかし、そこは仕立て屋の仕事である。ドレスの裾はへそのずっと上で終わっており、黄色人種らしい浅く灼けた腰も、その下の女性器も丸出しであった。無論、スカートやズボンはおろか、ショーツすら穿くことは許されない。当時、シャオリンは齢十三歳。生えかけの陰毛に覆われた秘部を庇うように、小股に歩くのが常であった。
 そして今、彼女の衣装には別の問題が生じていた。下半身については先述の通りだが、上半身についても、具体的にはバストサイズについても、仕立て屋は十三歳の乳房にぴったり張り付くように仕立てた。それから四年。十七歳になった彼女の胸は、急成長を迎えていた。今まではどうにか胸元を留められていたが、今日とうとう、胸の留め具が付かなくなってしまったのだ。

「ど、どうしましょう…」

 胸を腕で押さえながら、内股に歩くシャオリン。東洋の女らしく、陰毛は整えても剃り落としてはいない。やや色の濃い乳首が、腕から時々はみ出している。
 さて、そこへ地下室から上がってきた主が現れた。

「っ! ご主人サマ…」

 会釈し、通り過ぎようとしたが叶わなかった。主は股間をいきり立たせて駆け寄ると、とっさに突き出された腕を跳ね除けて、剥き出しの乳房に吸い付いた。

「啊!」

 そのまま彼女を押し倒すと、器用に腰を使って、彼女の膣に肉棒を突っ込んだ。

「あ、あっ」

 乳首を甘噛みしながら、無遠慮に腰を振る主。シャオリンは、抵抗を諦めた。

「んっ、あ、あっ、んっ」

 性交には不慣れなシャオリンであるが、主は寛大だ。構わず腰を振り、遂に彼女の膣内に精子を恵んだ。射精しながら主は、続けて腰を振ろうとした。ところが、彼は疲れ果てたようにその場に倒れ伏した。

「ご主人サマ? …あのー、ご主人サマー?」

 困惑するシャオリンを組み敷いたまま、主はやつれきった顔で寝息を立て始めたのであった。

 そこに来たのはパトロナである。
 彼女は至って普通のメイドであったが、彼女を産んだのは、主を病的に信仰する、醜い顔のメイドであった。パトロナ自身は取り立てて美しくも醜くもない容姿をしていたが、母は彼女を主の寵愛の証として、過剰なまでに大切に育てたし、自分が愛するように主を愛するよう、徹底的に教育された。
 故に、パトロナもまた、主を絶対的存在として、異常なまでの執着心を見せる。

「お父様!」

 廊下に倒れた主を見るや、パトロナは慌てて駆け寄ってきた。ちなみに、この屋敷で生まれてメイドは、当然ながら全て主の娘である。しかし、そう認識しているのはパトロナ一人であった。

「大丈夫ですか、ご気分が悪いのですか」

 介抱しながら、彼女は主の体から異臭がすることに気付いた。
 見たところ、主は疲れ切っている。夕食を摂って、ゆっくり休ませるのが良い。だが、まずは体を綺麗にするのが先だ。
 パトロナは細腕でどうにか主の体を持ち上げると、仰向けにひっくり返した。

「う…」

 妙な呻き声を上げるチャイナドレスのメイドを無視すると、彼女は主の服を脱がせた。そうして全裸になった彼の体を、顔から丹念に舐め始めた。

「む…ぇろっ…ちゅ、んぐっ…」

 顎の下や肩、脇から胸から、隅々まで舌を這わせ、汚れを舐め取っていく。臍に舌先を突っ込むと、凄まじい悪臭が彼女の鼻を突いた。えづきそうになりながらも、彼女は溜まった垢をこそげ取り、飲み下した。
 足の指の間まで舐めると、彼女はハンカチで舌を擦った。そうして、一番の悪臭の発生源である、萎びたペニスを口に含んだ。

「んっ…ぅむっ」

 竿をしゃぶり、雁首を舌で擦り、こびり付いた垢や尿を飲み込んでいく。亀頭を念入りに吸っていると、ペニスをだんだんと膨らんできた。

「あぁ、お父様がお元気に…」

 ペニスから口を離すと、いそいそとショーツを脱ぎ、主の腰に跨った。体重をかけないよう、慎重に腰を落とし、自らの股間にペニスを誘う。

「あ、あっ…」

 膣内にペニスを受け入れながら、胸元のボタンを外し、膨らみかけの乳房を露わにする。まだ硬い双丘を揉んでいただいても良い。最近膨らみ始めた、ピンク色の先端を吸っていただいても良い。ただお見せするだけでも、主は喜んでくださる。

「さあ、パトロナの膣で、ゆっくりお休みになってくださいませ…」

 囁きながら彼女は、ゆっくりと腰を上下に動かし始めた。

「ご主人様、お食事の支度が整いました…」

 エイナが呼びに来た時、主はまだメイドの下でぐったりしていた。夢中で腰を振るメイドが誰か気付いた時、エイナは思わず顔をしかめた。

「パトロナ、ご主人様を食堂にお連れして」

「あんっ、気持ちいいっ、お父様の子種がっ…」

「…」

 エイナは溜め息を吐くと、メイドを蹴り飛ばした。若いメイドは簡単にひっくり返り、主の体の上から転げ落ちた。

「ああっ、お父様のおちんちん様が…」

 エイナはそれを無視して、主を引き起こした。

「さあ、夕食ですよ。もう腹ペコでしょう?」

「う…」

 よろよろと立ち上がった主。中途半端に勃起した一物を見ると、エイナはショーツを引き下ろし、スカートを捲って尻を差し出した。

「どうそ、掴まって」

「うん…」

 ぼんやりした顔のまま剥き出しの尻に両手を置くと、ぐいと腰を突き出した。また汚れたペニスをスムーズに呑み込んだのは、肛門の方だ。

「おっ、あっ…」

 思わず声が漏れ、エイナは口を押さえる。そのまま、ゆっくりと前に進み始めた。目指すは、食堂である。

今夜はここまで

待ってるぞ

 主が食卓に就く時、丁度出来たての料理が並んだところであった。これは料理長エシャーの綿密な時間計算の賜物である。彼女は主が椅子に座ると、すぐにその膝の上に座り、上を向いたペニスを自らの膣内に収めた。

「んっ…さあご主人様、夕食の時間でございますよ。まずは食前酒…」

 食卓から取り上げては一つ一つ説明し、主の口元へと運ぶ。
 彼女は、自らの料理に大きな自信があった。この屋敷に来た時、彼女は主に至高の料理を振る舞おうと、大いに張り切っていた。
 ところが…初めて彼女が料理を饗した日、彼女が目にしたのは、熱々のグラタンにいきり立つペニスを突っ込んで腰を振る主の姿であった。
 主を食卓に繋ぎ止めるには、彼のペニスを掴まなければならない。それを知った時、彼女は迷わず自分の処女を彼に捧げた。そうして彼の上で精子を受け入れながら、自慢の料理を説明しながら食べさせるのであった。

「新鮮なトマトで、カプレーゼを仕上げてみました。オリーブオイルがこだわりです。…ほら、トマトもちゃんと食べて」

 トマトとチーズをフォークに刺して、主の口に突っ込む。野菜に嫌な顔をする主をなだめながら、次々と口に運ぶ。ビーフシチューのパイ包みを食べると、主は満足気に息を吐いて、エシャーの子宮に精子を恵んだ。

「デザートはティラミスです。さ、お口を開けて…」

 既にエシャーの膣内は精液で一杯で、椅子の上にはどろどろとした汁が大量に垂れてきている。しかしそれは掃除の者が気にすることであって、食卓の秩序さえ保たれているならば、エシャーにとっては全てが良かった。

 主が食事を終えると、料理長はさっさといなくなってしまった。新人メイドのシェカとエマは、いそいそと皿を片付け始めた。

「ちょっとエマ、つまみ食いは後で」

「えー、少しくらいいいじゃん」

 そんなことを話しながら片付けていると、背後に近寄ってくる足音が聞こえてきた。二人は顔を見合わせると、小声で相談した。

「…どっちから行く?」

「あたし、今日危ない日だから…」

 シェカは溜め息を吐くと、それとなく主の視線の先に移動した。皿をカートに移しながら、彼女は尻に掌が載るのを感じた。乱暴にスカートを捲り、ショーツを下ろされた。彼女は気付かないふりをしながら、そっと尻を突き出した。

「…」

 熱い肉棒が、肛門に挿入ってくる。後ろの穴で達するほどの経験はシェカには無かったが、それでも奇妙な、胸にこみ上げるような感覚を覚えた。

「んっ…」

 肉棒が、出たり入ったりを繰り返す。尿道から染み出す液体が、彼女の直腸に染み付く。やがて

「っ…ぁ…」

 熱い精液が、彼女の尻にどくどくと流れ込んできた。

 皿をワゴンに移し終え、床に落ちた汁を拭いていたエマは、不意に尻を触られて声を上げた。

「ひゃっ!?」

 四つん這いのまま顔を向けると、主の姿が。相方はその後ろに立って、にやにやと彼女を見ている。

「ちょっ、そっちで引き受けるんじゃなかったの」

「あたし、腰が抜けちゃった」

「嘘、やっ」

 そうこうしている間にショーツは剥ぎ取られ、主の体がのしかかってきた。既に臨戦態勢の肉棒が尻に当たると、エマは思わず叫んだ。

「お尻、せめておしりに…いぃっ!」

 後背位だと高確率で肛門に来るのに、今回に限って肉棒は彼女の膣にするりと収まってしまった。

「やだっ、待って、今日はぁっ!」

 腰を掴んで抽迭を繰り返す主。無遠慮に肉の穴を穿られながら、エマは訴える。

「ほんとにっ、今日はだめっ、できちゃ、赤ちゃんできちゃうっ!」

「何が駄目なの」

 相方の声が耳に届くのと、膣内で肉棒が膨らむのは同時だった。

「あっ…あぁ、出て…」

「ありがたく受け取りなさいな、ねえ?」

「嫌…いやぁ…」

 啜り泣くエマの膣内に子種を注ぎながら、主は再び腰を振り始める。

「妊娠いやぁ…ママぁ…」

おつー
……自分の子供とか孫であるメイドを犯している場面とか見たいなー(チラリッ)

 そこへ来たのは先輩メイドのエリーゼである。実のところ、この後主は入浴の予定で、もう用意は済んでいるというのに、いつまで経っても来ないため彼女が見に来たのであった。
 エリーゼは、泣きじゃくるメイドを組み敷いて腰を振る主を見つめると、声を上げた。

「まあっ、何をしているかと思えば。真摯にお相手するのも良いですが、もうご入浴の準備は整っていますよ」

 そう言うと、主の体を引き離して自分の方へ向けた。

「さあ、こちらへ」

 スカートをたくし上げ、男根を自らの太腿の間へと誘う。

「う、あっ」

 柔らかな太腿に挟まれて、主のペニスがびくんと跳ねた。エリーゼは少し腰を落として、それを股の間へと滑らせた。
 白い絹のショーツと、すべすべの太腿がペニスを愛撫すると、とうとう尻の向こうへと精液が飛んだ。溢れ出した汁はスカートの裏地が受け止めて、床は汚れない。
 そのままエリーゼは、器用に後ずさりを始めた。脚でペニスを挟まれている主も、ちょこちょこと前へ進む。
 目指すは、浴室。この屋敷でも、最も手の込んでいると言っても過言ではない場所である。

 湯けむり漂う大浴場に、ずらりと並んだ女たち。成人女性から10歳そこらの少女まで、選り取りの女たちは、皆一様に全裸で、髪を纏めて上げている。
 その前に立って、サクラコは言った。

「皆さん、かかり湯は済ませましたね」

「はい!」

「くれぐれも、ご主人様の前で粗相の無いように。ここは、神聖な場所です!」

「はい!」

「では各々がた、湯船へと向かいなさい」

「はい!」

 女たちが、割り当てられた場所へと散っていく。
 ここは、屋敷のある場所に造られた浴室である。昔は広いダイニングホールだったのだが、東の島国から来たサクラコが、このような大浴場に作り変えてしまった。本国を追われた彼女の、魂を込めた自信作であった。

 さて、その浴室へ、主がやって来た。連れてきたメイドが気を利かせたのか、既に服は来ておらず、素っ裸だ。
 引き戸の前で、サクラコは三指を突いて深々と頭を下げた。

「ご主人様、お待ちしておりました。サクラコと、湯女一同、心を込めてご奉仕いたしまする」

「うん」

 気の抜けた返事。サクラコは立ち上がると、彼を小さな浴槽の隣にある、木でできた椅子に座らせた。この浴槽は入浴のためのものではなく、入浴前に体を流す湯を汲むためのものである。
 サクラコは今、白い襦袢と呼ばれる東洋の下着を身に着けている。身に着けていると言っても、丈はへその下くらいで終わっているし、湿った浴室の空気で白い布は透けているから、東洋人らしい色の濃い乳首も、黒ぐろした毛に覆われた股間も丸見えであった。

「では、まずはかかり湯をいたしましょう」

 そう言うと彼女は、椅子に座った主の上に、向かい合うように腰を下ろした。

「ぁ、んっ…」

 上を向いたペニスが、濃い茂みの中へと埋まっていく。サクラコは、浴槽の縁に置いてある手桶を持つと、湯を汲み、そっと主の肩へと掛けた。

「汗をお流ししましょう…」

 肩、背中、腰…優しく手で擦り、汗や垢を簡単に洗い落としていく。本格的な洗体は後だが、入浴前にある程度は綺麗にしておかねばならない。サクラコは襦袢の前を開けると、控えめな乳房で主の胸や腹を擦った。膣が陰茎を刺激し、彼女の子宮へ精子が放たれた。

「はぁっ…綺麗に…」

 腰を持ち上げて尻や肛門を。脚を器用に動かして腿やふくらはぎを。濡らした手で顔を拭うと、彼女は両腕を主の首に巻き付けた。

「御小用は、今のうちに…」

 耳元で囁く。

「サクラコの、膣内へ…」

「ん…」

「さあ…しぃーっ…しぃーっ…しぃーっ…」

 ぷるり、主の肩が震えると、萎えかけのペニスから熱い小便が噴き出してきた。

「しぃーっ…しぃーっ…お上手ですよ…しぃーっ…しぃーっ…」

 小便を子宮で受け止めながら、サクラコは囁く。
 やがて放尿が終わると、彼女はペニスを抜いて立ち上がった。尿が零れないよう片手で股間を押さえながら、主のペニスにも湯をかけると、再び床に正座して頭を下げた。

「お疲れ様でした。では、引き続きごゆっくり、ご入浴をお楽しみくださいませ」

 そもそもこの痴れ者にとって、入浴という行為は極めて危険な行為である。滑りやすい床、溺れやすい湯船などは当然だが、彼の場合穴があれば見境なくペニスを突き入れるという悪癖も加わる。かつて浴室にて、付き添いのメイドが目を離した隙に排水口にペニスを突っ込み、抜けなくなるという事件があった。それ以降は、入浴中は常に、各所に安全な『穴』を用意することになった。

 ___例えば、セラのような。

 入り口近くの湯船に浸かって待っていたセラは、主が来るとすぐに近くに寄った。この湯船は東洋から取り寄せたヒノキで造ったもので、足元が柔らかい上に香りも良い。主も湯船に入ると、ほうっと息を吐いた。
 しかし、目を凝らすと湯の中で、彼の一物は真上を向いていきり立っている。彼の視線が、湯の出る穴に向く前に、セラは静かに彼に体を寄せた。

「…うん?」

 肩に触れる柔らかな感触に、主が顔を上げた。セラは会釈すると、何も言わず彼の脚の間に腰を滑り込ませた。
 そのまま、すっと尻を下ろすと、熱くなった彼のペニスが、彼女の膣にずるりと入ってきた。

「んっ…」

「ふぅ…」

 主は何事もなかったかのように、風呂を堪能する。満足げに息を吐きながらも、セラの胎内ではペニスが脈打って、断続的に精液を流し込んでいた。

続き来てる!

 ヒノキ風呂を味わった主は、今度は岩風呂にやって来た。岩風呂というのは、文字通り大小様々の石を並べて、モルタルで固めて造った風呂である。縁の部分は火山岩が主体で、ごつごつと尖っている部分もあるが、底は丸石を敷き詰めてあり、怪我しないようになっている。
 とは言え、転んで擦りむく可能性はヒノキ風呂の比ではない。ローザは、湯船の前に立って主が来るのを待っていた。当然、待っている間もタオル一つ身につけない、全裸である。湯船にタオルが浸かることを、浴場の主は何より嫌う。

「さあ、こちらですよ」

「うん」

 主の手を引き、腰に腕を回すと、彼女は一緒に湯船に入った。ずっと湯船の側で待っていて、彼女の身体も冷えていた。

「ん…っ」

 二人で湯船に浸かると、ローザは主のペニスを片手でそっと握った。亀頭に触れると、湯の中でも分かるくらいに、粘ついた汁が漏れ出ていた。このままでは、湯が汚れてしまう。
 ローザは彼の向かいに腰を下ろすと、ぬるりとした亀頭を自らの股間にあてがい、腰を突き出した。

「あ、ぁ…」

 ペニスが膣に滑り込む。彼女の腰が主にぴったりとくっついた瞬間、彼女の膣内に熱い精液が溢れ出した。

「ぁ…ん…」

 冷えた身体の奥に、熱が流れ込むのを感じながら、ローザは小さく、主の胸に自らの乳首を擦りつけた。

 岩風呂にはもう一人、メイドが待機していた。13歳のシィーは、湯船の中で主が来るのをずっと待っていた。

「…」

 自分の番が来るのを、先ほどからずっと待っているのだが、主は別のメイドに夢中で、中々シィーに気付かない。
 彼女は、今日が初めての湯女であった。順番の早い方に配置してもらったが、それでも脱水症になるといけないと思い、ここに来る前に水をたくさん飲んだ。そのツケが、早々に回ってきてしまった。

「っ…ふぅ」

 湯の中で、膝を擦り合わせる。まだまだ出番が無いなら、一度上がってお手洗いに行けるのだが…

「はあっ、っ…!」

 両手で股を押さえた。きつく締めた腿の間に、冷や汗が滲む。

「…」

 シィーは、そっと周りを見回した。同じ湯船のメイドは、主との性交に専念している。他の者も、何より浴場の主も、目の届くところにはいない。

「…ふ、ぅぅ…っ」

 シィーは肩まで湯に浸かると…短く、力を抜いた。

 ___しゅっ。

 震える太腿の間に、黄色い靄が立つ。

「んっ…んっ…ぅ、ぁっ…は…」

 ___しゅぅ、しゅっ。しょわっ…しぃーっ…

「ぁ、ぁ、ぁ…」

 シィーが、快感と背徳感に、小さく震えていると…

「…ひゃあっ!?」

 突然、後ろから肩を掴まれた。と思う間もなく、彼女の狭い膣穴に、いきり立った肉棒が無理やりねじ込まれた。

「痛ぁい!?」

 ___しゃああーっ…

 処女を失って間もない秘部を、太い肉棒が容赦なく擦る。裏側から押されて、彼女の別の穴が、とうとう限界を迎えた。

「あ、あああっ…あぁ…」

 彼女の腰の周りが、みるみる黄色に染まり…そして、元の透明に散っていった。

 岩風呂を楽しんだ主は、湯船を出ると中庭に設けられた露天風呂を目指した。
 そこへ目ざとく駆け寄ってきたのは、ドロアである。何しろ、ここから中庭に通じる道は少し長い。おまけに、道中には主が吸い寄せられそうな穴が、いくつか空いている。
 ドロアは主の前に立つと、彼に背を向け、両手を床に突いた。脚の長い彼女の尻は、丁度主の腰の辺りに、高々と突き出されている。

「…」

 主は、吸い込まれるように彼女の肛門にペニスを挿入した。

「はぅっ…」

 短く息を吐くと、ドロアは主の歩調に合わせて、手足を駆使して器用に前へと進み始めた。主は彼女の腰を両手で掴むと、腰を振りながら浴場を進む。その手が、するすると前へずれていく。
 ドロアが背を上げると、彼の両手は彼女の乳房に収まった。

「あんっ」

 ペニスが脈打ち、ドロアの腸内に大量の精液が迸る。前の穴まで緩みそうになるのを堪えながら、彼女は主と共に歩く。その、尻と、乳の柔らかさを味わいながら、主は中庭を目指したのであった。

 中庭には、東洋から取り寄せた竹や松、砂や岩を配置して、エキゾチックな風景が造られていた。
 植物の立ち並ぶ庭の入口で、ティニィは主を出迎えた。彼女は成人しているが、背丈が幼児ほどしか無く、真っ直ぐ立っても顔が主の股間に来た。しかしそれは、彼女の長所でもあった。
 中庭に入ってきた主。前のメイドの尻から抜いたペニスは、既に硬く、上を向いている。ティニィは近寄ると、背伸びしてその先端を口に含んだ。

「んむっ…」

 そのまま奥まで咥えると、彼の歩みに合わせて後ろへと進み始めた。

「んっ、ちゅっ、むぅ…」

 喉の奥で軽く吸うと、早速熱い精液が噴き出してきた。

「んくっ…んっ、んくっ…」

 両手で陰嚢を優しく揉みながら、舌で亀頭を舐め回し、尿道に残った汁を吸い上げる。敷石の上をぼんやりと歩きながら、主はもう一度、ティニィの口内に射精した。浴場に来て、もう何度目の射精だろうか。粘度は少しも衰えず、彼女の喉に纏わりつく。

「んんっ…んぐっ…」

 口の中に唾を溜め、引っ掛かる精液を飲み下す。他のメイドよりも多く、彼の子種を口に入れてきたが、どうしても飲み込むのに苦労する。このままおしっこしてくれたら、ザーメンも飲み込みやすくなるのに。という思いは叶うこと無く、主は石造りの湯船に到着した。

 主が湯船に辿り着いたのに気付くと、湯に浸かっていたサレアは立ち上がり、彼を出迎えた。
 彼女は、無口であった。

(胸、見てる…)

 チビのメイドが離れると、彼女は彼の手を取り、湯の中に誘った。両脚が湯に浸かり、ゆっくりと腰を下ろすと、彼女は今まで何度かやったように、彼のペニスを自らの膣内に収め、抱きつくように身を寄せた。
 挿入してから、思い出す。

(あ…今日、危ない日だった)

 思いはするが、口には出さない。彼女は、無口であった。

(じっとしてたら、出されないかな…?)

 両腕を主の首に回したまま、じっと動かずにいる。主は、中庭の見事な造形をぼんやりと眺めている。痴れ者の主が、この美しさを解するのだろうか。もしかしたら、理解しているのかも知れない。手慰みに絵を書いたり、塑像を作ったりしているのは先述のとおりである。
 しかし…それでも、主は主であった。

(…おちんちん、膨らんできた……あっ)

 声を上げる間もなく、彼女の膣内に、粘ついた精液が、大量の子種がどくどくと注ぎ込まれてきた。

(出ちゃった…いっぱい…あったかい…)

 最も、猶予があったとて、彼女が何か声を発することは無いだろう。何故なら

(…ああ、わたし…妊娠するんだ…)

 ……彼女は、無口であるからだ。

 慣れない湯にのぼせて、朦朧としていたラシェの意識は、尻に打ち付ける刺激で引き戻された。

「? …あ」

 先ほどから彼女は、湯船の淵に寄りかかってぐったりしていたのだが、その腰を掴んで主が腰を振っていた。幸い妙な穴には突っ込まれなかったようで、勃起したペニスは彼女の膣穴を迷わず穿っていた。
 意識が完全に戻る前に、生温いものが彼女の膣内に広がった。既に何度か射精されていたようで、ねちゃねちゃと掻き回される感触をラシェは知覚した。
 しかし、それで主は満足したらしい。彼女を離すと、湯船を出て歩いて行ってしまった。

「…あっ」

 しばし呆然としていたラシェだが、ふと思い出して、慌てて湯船を出た。精液が湯船に落ちるのを、浴場の主は嫌う。床に零されるのも。ラシェは両手で股間を押さえ、漏れ出てくる精液を押し留めながら、足早にある場所へと向かった。

 竹林の中に隠された、小さな小屋がある。中に入ると床は目の荒い金網になっていて、下を水が流れている。窓も通気口も無い小屋には、熱気と悪臭が籠もっていた。下を流れているのは、屋敷の下水であった。
 ラシェは金網の上にしゃがみ込むと指を自らの膣に突っ込んだ。

「んっ」

 ごぽりと音がして、大量に注がれた主の精液が溢れてくる。指で掻き出すと、後から後から出てきて、金網の隙間に吸い込まれていく。
 小屋には二人の先客がいた。一人は備え付けの蛇口で口をゆすいでいて、もう一人はラシェと同じように膣内に出された精液をほじくり出していた。

「…はぁっ」

 うがいをしていたメイドが、立った姿勢のまま小さく息んだ。と、その脚をちょろちょろと細い水流が伝って、金網に落ちてきた。それを見て、ラシェも急に催してきて、股間から指を抜いた。

「ん…」

 ___しょろろろろ…

「はぁ…」

 見ると、無口なメイドの脚の間からも、薄黄色の細い滝が流れて、下水に吸い込まれていく。
 蒸し暑い小屋の中、三人のメイドたちが、思い思いの水流を下水に落としていた。

 石造りの小部屋には、ハニーが支度を整えて待っていた。ここまで主の手を引いてきたファニは、石の床に敷かれた分厚いタオルの上に、主の体を横たえ、その傍らに座って彼のペニスを口に咥えた。
 この床の下には、薬草や香辛料の入った熱い湯が流れていて、部屋は芳香のする蒸気に満ちていた。いわゆる蒸し風呂である。
 仰向けになった主の顔の上に、ハニーは慎重に腰を下ろした。主の顔を踏みつけないようにしながら、自らの秘部を彼の口元に寄せる。

「ん…」

 目の前に差し出されたハニーの膣を、主は舌を伸ばしてぺろぺろと舐め始めた。
 ハニーの秘部には、陰毛は生えていない。毎朝、念入りに剃り落としているからだ。加えて、ハーブから作られた香油を刷り込んだ彼女の秘部は、香り芳しく、口に含むと甘い蜜が滲んだ。

「はっ…ぁっ…」

 小さな尻に両手を回し、顔をうずめて滑らかな陰唇を舐め回す主。汗の滲む彼の体を、ファニはペニスを口に含んだまま撫で回し、垢を擦り落とす。

「んんっ…んくっ…」

 絶えず噴き出す精液を飲み下しながら、ファニは主の体に掌を這わせた。

「はぁっ…あっ、んっ…」

 膣穴に舌が滑り込み、ハニーは小さく喘いだ。尿道から、甘い蜜が少し、噴き出した。
 溢れ出す蜜を、主は美味そうに飲み干した。

 石造りの小部屋には、ハニーが支度を整えて待っていた。ここまで主の手を引いてきたファニは、石の床に敷かれた分厚いタオルの上に、主の体を横たえ、その傍らに座って彼のペニスを口に咥えた。
 この床の下には、薬草や香辛料の入った熱い湯が流れていて、部屋は芳香のする蒸気に満ちていた。いわゆる蒸し風呂である。
 仰向けになった主の顔の上に、ハニーは慎重に腰を下ろした。主の顔を踏みつけないようにしながら、自らの秘部を彼の口元に寄せる。

「ん…」

 目の前に差し出されたハニーの膣を、主は舌を伸ばしてぺろぺろと舐め始めた。
 ハニーの秘部には、陰毛は生えていない。毎朝、念入りに剃り落としているからだ。加えて、ハーブから作られた香油を刷り込んだ彼女の秘部は、香り芳しく、口に含むと甘い蜜が滲んだ。

「はっ…ぁっ…」

 小さな尻に両手を回し、顔をうずめて滑らかな陰唇を舐め回す主。汗の滲む彼の体を、ファニはペニスを口に含んだまま撫で回し、垢を擦り落とす。

「んんっ…んくっ…」

 絶えず噴き出す精液を飲み下しながら、ファニは主の体に掌を這わせた。

「はぁっ…あっ、んっ…」

 膣穴に舌が滑り込み、ハニーは小さく喘いだ。尿道から、甘い蜜が少し、噴き出した。
 溢れ出す蜜を、主は美味そうに飲み干した。

 しこたま精液を飲んでから、ファニはようやく主の男根を離した。ハニーも立ち上がり、彼女に代わって主の腰に陣取る。それから、散々舐められて、唾液と蜜に塗れた膣で、主の肉棒を咥え込んだ。

「んぁっ…」

 ファニは主の頭側に正座すると、上体を倒し、豊満な乳房を彼の口元に垂らした。

「は、むっ」

「んっ」

 唇に挟まれて、ファニの乳首が硬く膨らむ。主は夢中で、赤子のようにちゅうちゅうと吸う。
 ファニは、乳が出るわけではない。しかし、主は彼女の乳房を吸うことを好んだ。元来、人間は体の一部からフェロモンめいた物質が出るらしい。彼女の乳首からは、そういった物質が特に濃く出ているのかもしれない。

「あ、んっ」

「…はぁっ」

 ハニーが小さく身動ぎした。主が、彼女の子宮に子種を注いだのだ。彼女は激しくは動かないが、彼女の膣は優しく、かつ貪欲に主の一物を絞り上げる。味だけでなく、淫具としても逸品であった。
 胎内で精液を飲み込みながら、彼女も主の体を擦り、垢を落としていく。洗い流すのは、この次だ。

「…んぁっ!」

 不意にファニが嬌声を上げた。主が、膨れた彼女の乳首に歯を立てたのだ。

 サウナを出た主は、数分後には白い椅子に座っていた。ここまで手を引いてきたアンヌは、座る主の膝の間で尻を向けて四つん這いになると、彼のペニスを自らの肛門に根本まで収めた。

「んんっ、ふぅっ…」

 更に両脇から、クレアとホーレが主の両腕を強く抱いて固定した。いずれも12歳の彼女らに、主を引き止める柔らかい乳房は無いので、代わりにその手を滑らかな裂け目に誘った。

「ふぁっ」

「んくっ」

 幼い穴に指を挿し込まれ、小さく震える少女たち。ここまでやって、ようやく洗体に取りかかれる。
 ツバキは両手にシャンプーを泡立てると、後ろから主の頭を洗い始めた。東洋人らしからぬ豊満な乳房で主の両耳を塞ぎ、目は両脇からクレアとホーレが手で守っている。
 細い、しなやかな指が、汗みずくの主の頭を優しく擦る。主は気持ちよさそうに息を吐きながら、アンヌの腸内に精を放った。狭い膣内を穿られて、2人の少女がぷるりと震えた。
 やがて、髪を隅々まで洗い終えると、ツバキは主の前に移動した。彼の膝を跨ぐと、泡だらけの頭を抱き寄せ、深く柔らかな胸の谷間に顔を押し付けた。これで体を洗う間、シャンプーが目に入るのを防ぐのである。

 クレアとホーレは片手で、石鹸を染み込ませたスポンジを取り上げた。そうして、そっと主の体を擦り始めた。
 既に蒸し風呂で、体表の垢は殆ど浮いてきている。彼女らは、丁寧にそれを落とすだけで良かった。___主の、絶え間ない手淫に耐えながら。

「んっ…んふっ…んふふっ」

「はっ…んぁ…あっ…」

 クレアはくすぐったそうに、ホーレは悩ましげに、幼い嬌声を上げる2人。軽く腰を持ち上げて、尻をスポンジで擦ると、今度はアンヌが喉を鳴らした。既に彼女の直腸は精液で一杯で、肛門の縁から白い液体がじわりと染み出し始めていた。
 洗い続ける内、2人の体が不自然に震えてきた。5本の指を交互に膣内に受け入れながら、何かに耐えるように歯噛みし、腰を小さく揺すっている。それを知ってか知らずか、主がホーレの膣内で指をくいと曲げた。

「ひっ」

 竦み上がるホーレ。膝を擦り合わせ、じっと耐え…それから、ほっと息を吐いた。それを見たクレアが、ごくりと生唾を呑んだ。

 一通り洗体を終えたところで、アンヌが手元の瓶を拾い上げた。細くなった瓶の口を自らの膣内に挿し込むと、中身を注ぎ込んだ。

「んん…」

 その間、ツバキは主の頭を離し、再び後ろに回った。洗体を終えたクレアとホーレが、すぐに主の目を覆う。
 既に5回目の射精が、彼女の尻に放たれる。それが終わった隙に、彼女は腰を引いてペニスを肛門から抜いた。それからすかさず体を返し、今度は萎びる前のペニスを、膣の方に挿入した。

「んあっ…」

 主の膝の上に跨ると、彼女は上下に腰を揺すった。じゅぽじゅぽと音が鳴り、接合部から白い泡がぽたぽたと落ちる。先程彼女が膣内に流し入れたのは、液体石鹸であった。
 肉のスポンジで、大切なペニスを洗うアンヌ。そんな彼女の胎内を、主は無遠慮に精液で汚す。健気に腰を振る彼女を支えると、クレアとホーレ、そしてツバキの3人は、協力して主を椅子から立ち上がらせた。主も少女の股間から指を抜き、アンヌの尻を両手で支える。指が抜けた瞬間、2人の体が一瞬、強張った。

 洗い場の目の前には、大きな湯船がある。大理石風の浴槽は、縁が緩やかな階段状になっていて、4人のメイドと主が一緒に歩いても、安全に湯に浸かることができた。
 主の腰まで湯に浸かると、頭上からシャワーが降り注いだ。まずは、ツバキが頭を。それから2人の少女が体を、綺麗に洗い流していく。流れ落ちた垢と泡は、外から絶えず注がれる湯によって湯船の外へと押し出され、溝を通って排水溝へと流れていく。
 両脇から主の体を手ですすぎながら、少女たちは静かに目を見合わせた。そして、小さく息んだ。臍の上まで湯に浸かった少女らの、腰の辺りに広がった黄色い靄を、ツバキは見ないふりをした。

「んあ、あ、あっ…ああんっ!!」

 ひときわ大きな声を上げて、アンヌが絶頂した。ゆっくりと湯船の底に足を突き、萎びかけのペニスを抜いた。

「はぁ…はぁ…」

 泡と精液と愛液に塗れたペニスを、両手で優しく洗い流す。萎えかけていた肉棒が、またゆっくりと上を向き、膨らみかけの亀頭がアンヌの顔を向き…

「…んっ、ふぅ」

 突然、勢いよく放尿を始めた。

「きゃっ!?」

「ふぅーっ…」

 恍惚の表情で、盛大に小便を放つ主。アンヌはそれを顔面に受け、しばし呆然としていたが、ふと我に返ってペニスを口に含んだ。どこで溜め込んだやら、大量の尿を飲み干したと思ったら、今度は熱い精液が彼女の口に流れ込んだのであった。

今日はここまで

続き来てたのか気づかなかった
抜けないのに引き込まれる世界観だ(褒めてる

 風呂場を出た主を待っていたのは、テーブルの上に横たわって、足を広げて待つヤーナであった。
 主は、丸出しの女性器を認めると、迷わず突き進み、いきり立ったペニスをぶち込んだ。

「ふぐっ」

 予め濡らしておいたとはいえ、あまりに無遠慮な挿入に、ヤーナは奇妙な呻き声を上げた。
 主は構わず、腰を振り始める。後ろから別のメイドがやって来て、彼の体をタオルで拭き始めた。

「んっ、んっ、んっ…」

 膣が陰茎に慣れるより先に、熱い精液が流れ込んだ。

「はぁっ…!」

 精液が潤滑剤となり、ピストン運動が更に早くなった。

「あっ、んっ、あ、あ、っ…」

 止まらない前後運動。膣の縁から、白い精液と、泡だった愛液が零れ落ちた。
 肉穴に子種を流し込むたび、腰の動きが早くなっていく。風呂の湯と、滲む汗をどうにか拭き取ってしまうと、タオルを持ったメイドが主の腰を掴んで、ぐいと後ろに引っ張った。

 いつの間にか後ろには椅子が用意されていて、引っ張られた主は尻餅をつくように椅子に収まった。
 体を拭いていたオーリエはタオルを捨てると、背中を預けるように彼の膝の上に腰を下ろした。当然、そのスカートの下は裸で、念入りにほぐした膣穴が彼の一物を根本まで咥え込んだ。

「んあっ…」

 テーブルの上で寝ていたメイドがいそいそと立ち去り、代わりに他のメイドがワゴンからケーキやフルーツポンチといった甘味を並べていった。そうして、そわそわしながら傍らに佇んだ。
 オーリエは下からペニスで突かれながら、フォークでケーキを刺しては主の口に運び、スプーンでフルーツを掬っては主の口に運んだ。
 大好きな甘味を咀嚼しながら、主は小刻みに腰を動かし、オーリエの子宮口を突く。

「んっ、ん…」

 亀頭を子宮口に押し付けたまま、主が射精した。洗ったばかりのペニスが、また精液で汚れる。
 とは言え、浴場にいなかったオーリエの知ったことではない。彼女はパンナコッタをスプーンで掬うと、一口だけつまみ食いして、それからまた掬って主の口に運んだ。
 オーリエを抱きながら甘味を味わう主を、甘味を運んできたメイドは震えながら見ている。彼女が運んできたワゴンには、甘味と、空のティーカップが置かれていた。彼女は、スカートの前を両手で押さえながら、そわそわしながら主と、ティーカップを交互に見ていた。
 パンナコッタを飲み込んだ主が、腰を震わせた。また、オーリエの膣に射精したのだ。

 甘味の皿が半分ほど空になった頃、メイドが言った。

「ご主人さま、食後のお茶にしましょう」

「!」

 ドリスは一歩前に出て、すぐに立ち止まった。朝からたっぷりと溜め込んだお茶を零さないよう、スカートに手を入れ、ゆっくりとショーツを下ろす。固く閉じた太腿を、濡れて冷えた布が、窮屈そうにすり抜けていく。
 それから彼女は、ワゴンの下から酒精を染み込ませた布を取り上げた。

「はぁっ、はぁっ…んくっ…!」

 なけなしの力を振り絞って股を締め上げると、少し脚を開き、濡れた股を丁寧に拭いた。

「はっ、ぁっ…くぅっ…」



 ___ぴゅっ。ぴゅぅっ。



「ひっ…」

 白い布に、黄色い染みが広がる。ドリスは慌てて布を捨てると、ティーカップを手に取り、股の間にあてがった。そして、次の瞬間

「ぁ…」



 ___ちろっ…ちゃぁぁぁ…



 お世辞にも慎ましいとは言えない音を立てて、ティーカップに『お茶』が注がれていく。しかし、出した瞬間に彼女は、再び出口を締め上げた。

「ふぅっ…んんんっっ…!」



 ___ちょろろっ…ちょろっ



「はっ…はぁっ…ど、どうぞ」

 果たして、スカートの中から出てきたカップには、ちょうど七分ほどの液体が注がれて、芳しい湯気を立てていた。
 椅子の上のメイドはそれを受け取ると、一口、口に含み、主に口移しで飲ませた。その間にドリスは、再びショーツを穿き、テーブルの側に直立した。
 淹れたての『お茶』を、主は美味そうに飲む。それを見るドリスの顔が、いよいよ赤く染まり、目に涙が滲んでくる。
 やがて

「ごちそうさま」

 メイドを下ろし、主が立ち上がった瞬間、ドリスの尿道を、熱いものが駆け抜けた。

「ふぁっ…あっ、おそまつ…さまでしたぁ…ぁっ…」

 押さえたエプロンの前が、忽ち黄色に染まる。そのまま太腿の間を流れ落ちて、白いソックスに染み込み、床に広がる。
 1日かけて溜め込んだ、ドリスのおしっこ。どういうわけか主はこれがお気に入りで、1日の終りに甘味と共に味わうのが日課であった。

「ぁ、ぁ…あぁ…」

 甘い声を零しながら、主の飲み残しを、ショーツの裏にたっぷりとぶち撒けるドリスであった。

今夜はここまで

おしっこだけ明らかに熱量が違うのを自覚している。

 この屋敷の人間が、一度に全員眠ることは無い。皆が寝静まる夜の間に、翌日の料理の仕込みや洗濯、日中に使う施設の掃除といった仕事をこなす当番がある。そして、今日の登板はシルビアであった。

 ベッドから起き上がると、シルビアはまず部屋に置かれたおまるで排泄を済ませた。それから鏡に向かい顔を洗い、全身に香水を振ると、クロゼットからメイド服を取り出した。
 起きたばかりの彼女は全裸で、裸の腰にガターベルトを巻くと、白いソックスを履いてベルトに留めた。それから白のブラウスを、素肌に直接羽織った。ブラウスのボタンは臍の少し上までしか無く、胸元は大きく空いている。その上から穿いたエプロンドレスは、尻の側にしかスカートが無く、股間の裂け目が丸出した。
 この、程よく成熟した乳房と、毛を覗いた秘部を曝け出したメイド服は、当然『仕立て屋』の仕事である。
 着替えを済ませたシルビアは、再び鏡台に向かって座った。
 机の上の薬壺から、軟膏を指で一掬い。乳首に薄く塗ると、桜色の先端が赤く染まり、ぴんと上を向いた。この軟膏は薄荷を中心とした薬草から作られていて、乳首を美しく色づかせ、艶かしく勃たせる効能があった。
 顔の化粧を済ませると、椅子を調節して鏡に自らの股間が映るよう持ち上げた。
 別の壺から、今度は透明な膏を掬い、つるりとした陰唇に塗り拡げた。
 貞淑に閉じた裂け目を広げ、膣の入り口まで膏を擦り込む。この膏は皮膚に留まり、常に濡れているような、艷やかな輝きをもたらす。当然、放尿すれば落ちてしまうので、一日の仕事を終えるまでトイレはお預けだ。この膏を汚して良いのは、主の精液のみである。
 美しく身繕いを終えたシルビアは、仕事に向かうべく部屋を出た。

 そこで、主に出会った。

 初めての『お勤め』以来、ロコは自室に閉じこもって出てこない。ご挨拶の日に主に激しく犯されて処女を散らしたのが、余程堪えたらしい。
 日の当たらぬ部屋に閉じこもったせいで、朝も夜も分からず目を覚ました彼女は、辛うじてベッドから降りると、部屋の隅に丸めて置かれたベッドシーツに放尿すると、染み込んだ尿を啜って喉を潤した。ここ数日は、すっかり変色して異臭を放つこのシーツが、彼女のトイレであり食事であった。
 飢えに震える脚でベッドまで戻ろうとしたその時、部屋の扉が開いた。

「や…」

「あっ、あんっ、あんっ」

 入ってきたのは、主と一人のメイド。乳も膣も丸出しの衣装を着たメイドを、主は抱きかかえて犯しながら歩いている。

「や、来ない、で!」

 ロコはぐしゃぐしゃのシーツを掴むと、主に投げつけた。

「んぐっ」

 偶然にも、それは主の顔面を直撃した。数日分の尿を顔面に浴び、主はメイドの膣に射精した。

「あぁっ、いっぱい…んっ!」

 メイドを放り捨てると、主はロコに向かって突進した。

「やだ…やだ、やだっ! ああっ!」

 絨毯に押し倒され、寝間着を剥がされ、脚を開かれる。排尿したばかりの秘部に、精液まみれの弾痕を無理矢理ねじ込まれると、彼女はまた失禁した。

「いやだぁ…いたい、やめてぇ…」

 泣き叫ぶロコの膣に、尿と、精液が染み込んでいく。

 働くメイドたちの休息は遅い。中には、夜も更けた頃にようやく夕食にありつける者もいる。レイラとミトも、休憩室で遅い夕食を摂っていたが、そこへ主が入ってきた。
 2人は顔を見合わせた。

「どちらから行きます?」

「私、殆ど食べ終わったから。先に行くよ」

 レイラは立ち上がると、近くの机に座った。スカートの中からショーツを引き下ろし、脚を広げてスカートをたくし上げる。

「はい、どうぞ……ぁんっ」

 一目散に、主はペニスを突っ込んだ。

「あ、あっ、あっ! んっ、おっき…」

「…」

 最初から激しく犯される同僚を尻目に、ミトは急いでシチューを口に運ぶ。片手でスプーンを動かし、もう片方の手をスカートの中に入れて膣穴を指で掻き回す。

「あんっ、あっ、はぁっ、んっ」

 幸い、レイラが膣内を濡らすまでもなく、主の方が濡れていた。既に精液まみれの肉棒は、抵抗少なく膣穴を出入りする。そして、激しく子宮口を叩きながら、そこに大量の精液を流し込む。

「はあぁっ、んっ…あんっ、あっ」

 食べる。寝る。働く。主に会えば、犯される。時々孕む。当たり前のことだ。ここに来て、レイラも一度、出産を経験した。
 子宮を満たす、熱い子種を感じる。今日の子種は、ここに根付くのだろうか。根付いたら、産む。それからまた食べて寝て働く。同じことだ。

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