3行あらすじ
佐藤、モバPと肉体関係を持つ(*)
↓
湘南の海っぺりでPと佐藤が青姦する ☆や?多め
※01から※11までありますが、濡れ場だけ読みたい場合は ※04まで飛ばしてください。
(*)については、↓とかに書いているので(めんどうな人は無視してください)割愛します。
モバP「佐藤心・おしっこお漏らしえっち」
モバP「佐藤心・おしっこお漏らしえっち」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1543003656/)
佐藤心「プロデューサーがEDになって、セックスがネチっこい」
佐藤心「プロデューサーがEDになって、セックスがネチっこい」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1544271560/)
※01
「いやぁ……きょうは燃え尽きた! はぁと、完全燃焼したわぁ……☆」
134号の上り車線を流す社用営業車の中で、
はぁとは助手席から、日が傾き始めた初夏の相模湾のほうを眺めていた。
今はたぶん大磯か、平塚のあたりか。細かいところはわからない。
車載ナビはモニタの電源が切れていて、カーラジオがさらさらと地元FMのおしゃべりをせせらぐ。
「佐藤、やけに気合が入ってたな。南国リゾートのときよりも、テンション上がってなかったか?」
きょうは朝から大磯の浜辺で撮影のお仕事。
朝――というか、人が集まる前に進められるだけ進めなきゃならんかったので、
漁師さんたちと同じような時間に出て、撮って撮られてもうクタクタ。
それでもはぁとは、その疲労感がやけに心地よかった。
「大磯はね。はぁとが生まれてはじめて遊んだ海なんだ。
はぁとの地元と、確か姉妹都市かなんかで、毎年なんかしらイベントがあって、
ちっちゃかった頃のはぁとも、連れてってもらってさ」
「思い出の海、ってやつか」
はぁとの右でハンドルを握るプロデューサーは、
目を細めて、オートライトよりも早くトワイライト・オン。
「それなら、もうちょっといても良かったか? 急ぎでもないし」
「……いやぁ、朝早くから、ギラギラ太陽浴びっぱなしだから。いいんだ。
まだ夏真っ盛りじゃないからSPF50+、PA++++でガードしときゃぁと思ったけど、それでもちょっときっつい」
ウインドウを流れる標識が茅ヶ崎の市境を示したあたり、
流しっぱのカーラジオのFMが、暑苦しいエレキギターをかき鳴らすイントロを流してくる。
すると、湘南を背景にしたプロデューサーの横顔が、
目を細めたまま何やら口ずさんでいるのに気づいた。
――ギラギラ輝く太陽が
――ときの片隅へ堕ちてゆく
プロデューサーは知ってる曲なのかな。はぁとは……記憶にない。
ただ、曲の中でこぶしをきかせてる男性ボーカルだけは聞き覚えがあった。
かなり有名なバンドのそれだ。昔、売れた曲なのかも。
――八月の濡れた誘惑が
――水着の奥までしみた時
ミドルテンポの、イントロの勢いからさらに気温と湿度と太陽のまぶしさを増していくような、
そんなアッパーチューンに対して、ハンドルを握るプロデューサーの顔は、
一足とびの薄明のように、しんみりとした色に見えた。夕焼けを背負ってるせいか?
その色が、はぁとの端っこに、ほんのちょびっとだけ引っかかる。
――風に燃える陽炎みたい
――空と海のアイドル
「空と海のアイドル~♪ ふふん、まさにきょうのはぁとみたいなナンバーっ☆」
「……そういう歌じゃないんだよ、これ」
はぁとは、じーっとプロデューサーの顔を見ていたので、
プロデューサーが『……じゃないんだよ、これ』と口走り、
その直後に『しくじった』とでも言いたげな表情へ移り変わる様子を、しかと視界に収めていた。
「知ってるの? プロデューサーは」
はぁとの音楽検索アプリは、すでに曲名を弾き出していた。
――灼けたSun-Tannedの肌に
――胸がJin-Jinと響く
「まぁ、はぁとはSun-Tannedってほど、こんがり日焼けデキ……シてないけどな」
モニタをスワイプして横目で歌詞を読んだ。
モヤか陽炎が上ってそうな曲調に対して、コトバはどうもウェットな方面に沈むらしい。
※02
「ははぁん、これ、失恋の歌か。プロデューサーが、昔のソレを思い出して、センチになっちゃうとか?」
プロデューサーは、はぁとに一目もくれず(そりゃ運転中だから、しょうがないけどな)、
それでいてはぁとを黙殺するように、歌詞の続きを再び小声で口ずさむ。
――さらば青春のステージよ
――胸がJin-Jinとうずく
「そっかぁ。プロデューサーにも、アツく切ないビーチの思い出が、あったのかぁ?
夏の肌みたいに焦がれて、ときの片隅に忘れていった、セピア色の……なーんて」
はぁとの無遠慮でワザとらしいつぶやきにも、
プロデューサーは反応らしい反応を見せなかった。
――愛……ガラスのように
――敢え無きさだめでしょうか?
曲はレゲエの旋律で走りながら、詞はバラードのように感傷的になってく。
「つれねぇなぁ。否定するなり、笑うなり、してくれよっ☆」
めんどくさいオンナのムーヴ、しちゃってる。
そりゃ、さ。はぁとのほうがおかしいのは、わかってるよ。
はぁとだって、ほかのオトコだったら、そっとしておいてやれるんだよ。
自覚はあるんだけど、さ。
はぁとと二人きりのときに、ほかのオンナを匂わせながら、わびしくしやがって。
初夏のまぶしいビーチではぁとがはしゃいでたのが、
(しかもお仕事だからけっこうがんばってはしゃいでたんだぞ☆)はぁとがバカみたいじゃない?
「なぁ、プロデューサー……時間、あるんだよな。
平塚に、戻してくれない?」
「……平塚ぁ?」
予想外の言葉だったのか、プロデューサーは声を裏返らせた。
「穴場が、あってさ」
過去に空いた穴を埋めるには、今を満たすのがいい。
おせっかい極まりないんだけど、プロデューサーにもそうしてやりたい。
いやホントおせっかい極まりないんだけど……でも、さ、プロデューサーは。
アイドルになりたくてなれなかったはぁとのスキマを、
プロデューサーは、そうやってふさいでくれたんだから。
なんて、言い訳。
※03
「……夏の湘南の波打ち際で、人が居ない場所なんて、あったんだなぁ」
「ふふん、ムード、あるだろっ☆」
国道の平塚から、少し外れたところにクルマを付けさせる。
ざわざわと打ち寄せる波音を聞きながら、昼と比べて控えめになった潮の匂いに抱かれながら、
ごつごつとした磯というか岩肌というか、まぁ海水浴には向かなさそうな感じの地面を、
プロデューサーの手を引っ張って、転ばないように気をつけて進んだ。
「ビーチで遊びたい連中は、湘南まで来たら、大磯か茅ヶ崎に行くよ。
わざわざこっちに来ない。そんでもって、釣り場でもないみたい。だから、誰も来ないんだ」
「地元民みたいなことを……」
海風は、黄昏どきなせいか、凪になってる。
静かだった。
クルマの行き交う音も、砂浜の騒ぎも、聞こえているけど、ぜんぶ別世界のように遠い。
「湘南の海と夕陽を、はぁとと二人じめだぞっ☆ なんかコメントは?」
「……ありがとうな。俺、すごい贅沢、してるよ。
ファンに知られたら、血涙で太平洋が染まりそうだ」
海面が夕焼けで赤赤と燃えているせいか、プロデューサーは大げさなたとえを吐く。
そのあと、自分で言ってておかしくなったのか、ケラケラと軽い笑いを立てていた。
ちったぁ元気になったような気もする。
……元気になったフリをさせてる気もする。
プロデューサーってば、見た目や振る舞いによらず、ちょっと情に厚いところがあるから。
もしかして、本当は元気が出てなくても、はぁとに義理立てして、空元気とか虚勢はったりして。
はぁと、プロデューサーに向かってまた手をのばす。
海に向いてたプロデューサーの肩を、こっちに捻じ曲げる。
「……じゃあ、こっちは元気になったか☆ 溜まってんだろ?
なにせ朝っぱらから、艶めかしいビキニはぁと、いちばん近くで見せつけられてたからなぁ~?」
しなだれかかって、さすって、ぎゅってくっついて。
空と海に浮かされたのは、はぁとのほうが早かったかな。
……いやぁ、めんどくせぇ飛び越えて痴女だわ。
まぁ、でも、そんぐらい荒療治やってもいいだろ。
「言わないプロデューサーが悪いんだぞー☆」
そのくせ、『もう言ってくれなくても、まぁいいぞ』の気持ちも込めて、
はぁとはプロデューサーの口をふさぐ。
いやん、はぁともプロデューサーも、ちょっとカサついてるわぁ。
……そうだな。言ってくれなくても良い。
プロデューサーが昔の感傷を引きずったまんまでもいいって思ってるはぁとがいる。
そういうオトコでもいいじゃないかって。
そんな未練がましいプロデューサーのココロなら、
はぁとの姿を刻む甲斐があるもの。深く、ふかぁく。
いい思いもつらい思いも、過ぎ去れば思い出すしか、ない。
夕焼け見るたび思い出せ。はぁとのスウィーティーぶちまけて、
プロデューサーの夏の黄昏、はぁとがすっかり生温かく濡らしちまうから。
※04
くちびる離して、いま――いまさら気づいた。
ここ、雰囲気はあるけど、するには不向きだ。
地面は固い。寝転がれる道具もない。クルマ――は、社用車だ。さすがに、まずい。
ということで、クルマを衝立に隠れて、立ったまま。
「これが、例の『はぁとの野生が目覚めちゃう~♪』ってヤツか?」
「……目覚めさせたのは、プロデューサーだから、な」
はぁとは、私服のキャミソールにフリルスカート。
撮影のときみたいに、ビキニにラッシュパーカーでも羽織ってたら雰囲気さらにたっぷりだったんだけど、
着替えちゃったしなぁ。着替えると、なんか勢い無くなりそうで、時間も惜しくて。
「ぁ……んっ、んふっ……たまには、はぁとが主導権とっても、いいじゃない?」
「佐藤に任せてると、危なっかしくて。手をかけさせやがって」
「や~ん、手がかかるほど可愛いだろっ♥」
時間が惜しいのはプロデューサーも同じかもしれない。
「ぁんっ……んっ、んぅ……や、ぁんっ……積極、てきぃ……っ」
「お前の隣だと、物思いにふけるヒマもないんだな」
軽いバードキスをちゅっちゅって重ねながら、もうはぁとのおっぱいとかお尻に指の腹を食い込ませやがる。
いつもなら、触るにしても、もっとネチネチって手付きや舌使いなのに。
「ったりめーだろ……はぁとのコト以外、考えられなく、シちゃうんだからぁ……☆」
ホント、きょうのプロデューサーはガツガツしてる。
赤光とか、潮の匂いとか、遠くににじむざわめきとか、そういう開放感のせい?
それとも、青姦で誰かに見つかる前に早く終わらせなきゃって焦り?
「はぁむっ……ん、ちゅっ……ふ、ぅ……ふーっ……んくっ、んぁっ……」
どっちにしても、はぁとのペースだ。いつになく。
はぁとのナワバリに引きずり込んだおかげか?
「ら、乱暴に、するなよ……もう、この、ケダモノ……っ☆」
プロデューサーに負けじと、はぁともプロデューサーのチ×ポをボトムスから手でずりずりする。
外でシてる、おっぱじめてると思うと、はぁとも指先がカクカクとぎこちなくって、
ファスナーを下ろす時の引き手をつまんでも何回か取り逃がすし、
おろそうとしたらエレメントの歯はかみ合わせがズレて、途中で何度かぎゅって止まっちゃう。
「あ、焦ってなんか……シてほしいなら、手伝えよっ」
そうして引きずり出した下着越しのプロデューサーのアレは、指で探ると半勃ちぐらいな気分だった。
ふだんだったら下着越しにナデナデかわいがってやったり、匂いを嗅いで『オスくせぇなぁ☆』
とか煽る――そしてプロデューサーが『その割にはずいぶんスキモノの顔してるな佐藤』とか煽り返してきて――
そんなじっくりたっぷりしたノリなんだけど、はぁともプロデューサーの逸る気分に合わせてやる気になってて、
下着の合わせ目を開いて一気に亀頭から茎の4分の3ぐらいまで露出させる。
「ほぅらー☆ こしゅ、こしゅって……それとも、にぎにぎって、好みは、どっちだ……☆」
昼間、はぁとが肌や粘膜で味わっていたビーチの温度は、
太陽のそれはじりじりと刺す感じで、白砂や海水のそれらはやんわり生暖かく包み込んでくる感じだった。
プロデューサーのチ×ポのそれは、当然だけど、どちらとも違う。
血が入り込んでパンパンに勃起すると、はぁとの指先を押し返す。
「おっ立てるモノおっ立てて、息も荒くなって……外でも、興奮シちゃうんだぁ……?」
※05
これまで、手コキのときは、はぁとがしゃがんでたり坐ったり、
ある程度、はぁとの肩や肘も使える体勢でシてた。
今は二人とも立ったママで、チ×ポとはぁとの肩が遠いから、
腕をいっぱいに伸ばさないと届かない。手首より先しか使えないで勃起をもてあそんでる。
「んくっ――ふひゅっ、うぁ、んんぅうっ――っ、ぷはぁ、あっ……んふふ……っ☆」
正直、やりにくい。手付き、たどたどしいと自分でも思う。
だから、ヨダレであごまでべちゃつくぐらいにキスが一段落したあと、
はぁとがしゃがもうとしたら、プロデューサーが手でぎゅうっとはぁとのお尻をつかんできた。
「きゃぁあんっ……! も、もういきなりだなぁ……でも、知ってたぞっ。
プロデューサー、朝っぱらからずっと、はぁとの、食い入るように見てたなぁ。
シゴトだから? んもぅ、照れんなって……知らん仲じゃないだろー」
プロデューサーは、はぁとのスカートのフリルをくしゃくしゃにしやがって、
厚かましくもはぁとの下着の内側に、太陽光線にすら許さないはぁとの肌の部分に、
ずかずか入り込んでくる。ふくらみはむぎゅむぎゅって、くぼみはぐいぐいって。
うわー、内側まで汗ばんでるのバレちまっただろうなぁ……。
「だ、めぇ……☆ そんな、好き勝手、自分のオンナ、みたいに、ぃ……っ」
「いろんなオトコに目の保養させといて――俺も共犯者だが――よく、言うわっ」
指が這い回るたびに、ゾクゾクってキちゃう。まだ外側の手遊びぐらいなのに。
はぁと動揺をごまかしがてら、プロデューサーのチ×ポの熱とぬるぬるした先走りを指で舐める。
ぼんっ/きゅっ/ぼんっ♪ の「ぼんっ♪」は、プロデューサーにされるがまま。
「はぁ、あっ……おしりっ、そんな、ぶるぶるってぇ……これ、たいへん、なんだぞ……?」
ビーチにきらめくアイドルの仕事のために、ひぃひぃ必死こいて磨き上げた曲線美が、
臀部と太ももの段差から、くびれのふもとあたりに浮く骨棘――どっちも、はぁとが引き締まってる証拠だな!――
まとめてプロデューサーの手でぐしゃぐしゃに乱される。磨き上げさせたのはプロデューサーなのに。
「ぁ、んふぁっ、へふっ、はぁっ、は、あっ、ぷろでゅーさーぁ……っ♥」
プロデューサーの十本指の深爪を食い込まされる。
被征服感がはぁとをぞくぞくさせる。油断するとお尻とか太腿にきゅっきゅっと力が入ってしまう。
曲線が波打っちゃう――そしたらプロデューサーにも伝わっちゃう。
まるで、もっともっとってせがんでるみたい。はぁとのカラダ、もういい具合に混ぜっ返されてるのに。
「プロデューサーも……どんどん、盛り上がって、元気そーで、おねーさん安心したわぁ……☆」
指でくすぐってたプロデューサーの勃起が、大きく、固く、ぬるぬるになっていく。
それまでの間に、はぁとはお尻をむにゅむにゅぐりぐりされながら、
力が入ったり抜けたり、腰をくねらせちゃったり。
「見なくても、わかるぞー? コーフンしてぇ、アツアツに、なってっ」
コーフンして、アツアツになって――はぁとも、いっしょ。
プロデューサーの指がしなる。しなりを肌で感じ取って、また、ぴくんってなっちゃう。
感じてる素振りを見せちゃうと、はぁとはごまかし混じりに、
くびれがあらわになってきたカリ首あたりをぎゅっと締め付ける。
プロデューサーがうめいて、腰をぐいって……あっ――
「んひぅ……っ♥ そ、ソコ……ちが……ふぁあっ……♥」
プロデューサーがチ×ポをぐいってはぁとのキャミ裾あたりに押し付けてきた時、
挿入れるのか――やべぇ、はぁと濡れてるかなぁ――とか思ってたんだけど、早合点だった。
手ではぁとのお尻や腰回りをもみくちゃにしながら、こっちに引き寄せて、
チ×ポの切っ先をはぁとのおへその下あたりに押し付ける。
「んひぁあっ……♥ ちょ、ちょっと、服が……コレ、私服なんだぞっ。しかも、手作りっ」
「そうか……そう言われると、なんか、ぶっかけたくなる気分が増して」
「やめっ――いくらプロデューサーでも、まじで、ソレは、ダメっ」
※06
プロデューサーは、迫りはしないものの、退いてもくれない。
しょうがないので、チ×ポから離した手でキャミをたくし上げてやる。
フリルスカートは……うん、百歩譲ろう……射精は、するなよ? したら、はぁとあたっくブチかますっ。
「佐藤、いつもより、匂い、甘ったるい……?」
「……日焼け止めのせい、かも」
どうなんだろ。確かにはぁとはきょうの仕事中、乳液タイプを割とマメに塗ってたけど。
スプレーはパパッと手軽に塗れるのがいいけど、長期戦には心もとない。
……塗りすぎたかなぁ。塗りたくったままの乳液が、はぁとの体温で匂い立っちゃったとか。
「……いま、舐めないほうがいいよ。たぶんスウィーティーじゃない」
「そうか」
プロデューサーはその代わりと言わんばかりに、腰骨同士がごつごつするほど、
もう下手なセックスよりも激しく下半身を使って、チ×ポをはぁとに食い込ませてくる。
「や、ぁんっ、ココも、グラビアで、見せてる、のにぃ……っ」
スチールや動画でファンにさんざん見せつけるウエスト周りの曲線美を、
プロデューサーはカウパーまみれのチ×ポでクイクイってかき乱す。
落差と背徳感が興奮に拍車をかけて、はぁととプロデューサーの肌の間に、茹だるほど熱い息が混じって渦巻く。
「そんな、トコ、こすって、気持ちいいのかよ……? ヘンタイ、みたい……っ」
はぁとがぶつけたボヤキは、まさしく投射だった。
お腹の肌の上を、しつこく、べとつくほどチ×ポの点でぐりぐり、
線でずるずる刺激されて、はぁとの肌の下はどんどん期待させられる。
「ほら、せっかく立ちっぱなしだから……今じゃないと、やりにくいだろ」
「んゅううぅ……も、もうっ……腰は、抜かすなよ……?」
そんで後ろからはお尻を面で包まれ、前後の同時攻撃ではぁとの意識から逃げ場を奪う。
ロマンチックなはずの黄昏も潮風も、現実感を失ってただの書き割りに退いていく。
ぐいっ、ぐいってチ×ポ刺激で、立ったママのカラダをぐらつかされ続けると、
そのうち、これまでプロデューサーのコレに何度も何度もがつがつえぐられた記憶が内側から湧いてくる。
「やぁ……んぁっ♥ カタいの、でっ、そんなトコ、ぐりぐり、すんなぁ……♥」
やばい。腰、ぷるぷるキちゃう。腰がアブないの、はぁとのほうじゃん……っ。
まだ続く。もっとされる。入り口から奥まで泣きたくなるぐらい熱くて切ない。
「佐藤……こっちをやっても、けっこう、反応いいじゃないか。
……ハマりそうだ。色校チェックのときとか、思い出しちまうかも」
プロデューサーもヒートアップしてる。もうわけわかんない。
外の雰囲気にあてられたのか、こんなセックスもどきでオカしくなってる。
「あ、はっ……☆ そっか……なら、もっと、もーっと、はぁとを焼き付けて、刻みつけて、やるからぁ……♥」
はぁとがその先の行為を促すと、プロデューサーは小さく承諾の声を漏らして、腰の動きを止めた。
そうかと思いきや、チ×ポをはぁとのそばに突きつけながら、お尻に回してた指で、
つつーっと腰のくぼみを撫でてきて、それがはぁとのナカに静かに深く響いた。
じゅんっ……♥ なんて、あぁ、もう濡れてるな……って心のなかでつぶやいちゃった。
※07
「佐藤……『コーフンしてぇ、アツアツに』とか煽っておいて、お前もたいがいじゃないか」
プロデューサーが、舌舐めずりでもしてるような、じゅるじゅるした文句を投げつけてくる。
それは、はぁとの背中にぶつかる。はぁとは前かがみになって、営業車の側面エクステリアに手を突き、
スカートをすっかりまくりあげて、プロデューサーにはお尻を向けていた。
ここは、雰囲気はあるけど、やっぱりするには不向きだ。
地面は固い。寝転がれる道具もない。クルマ――は、社用車だ。
ホントにいますぐ突っ込んでほしいけど、さすがに車内ではまずい。
「プロデューサーのせいで、準備、デキちゃったんだよ……用意のいいオンナだろ……♥」
クルマを支えにしての立ちバックにすることに。
こっちのが腰の動きを調整しやすい気がしたし。
対面の立位は……厳しいかなぁ。
はぁと、脚の長さ・腰の高さにはそれなりに自信あるけど、
やっぱりプロデューサーのがタッパあるから腰高……ってのは、
さっきさんざんチ×ポ下っ腹にこすられて思い知ってた。はぁと、そんな上付きでもないしね。
あと、腰砕けになったとき、手にも支点があると安定……コホンっ!
「しっかし、濡れてるなぁ……もしかして、クルマの中のときから、期待してたか?」
「へ、ヘンタイみたいなこと、言うなぁ……っ」
プロデューサーが、はぁとの下着をほどく――そうだ。ビキニに合わせた紐パンだよ。
おかげであっさりはぁとのおま×こも丸見えに。
「ぁ……んっ♥」
プロデューサーの指が、ぐいって、はぁとのソコ、開いて、
「入れるぞ」
プロデューサーが、宣言とともに、ぎしぎし、入ってくる。
声、出ちゃう、おっきなの、外、なのに――必死で噛み殺す。鼻息がはしたなく荒くなっちゃう。
サイドガラスが白く曇ったり透明に戻ったりして、はぁとの熱を乱反射してた。
「はぁあっ……! あっ、な、ナカ……あぁっ! やあぁ、あっ、あっあっ……!
……ん、っ、くぅっ――ぢゅっ、んんぅうっ、き、きしゅっ……し、ちゃ……んんゅうううっ……♥」
はぁとの声が高くなったのを危惧してか、プロデューサーが、はぁとのうなじを撫でる。
首を後ろにひねるよう促してる。応じたら、キス――くちびる、ふさがれて、舌、絡まっちゃう。
声に出してた興奮が、行き場をなくして、はぁとの内側にぐるぐる回り始める。
ずくっ、ぐちゅっ、ぐつっ――って、ゆっくりだけど、ふかく、されてるっ……♥
プロデューサーは、激しく犯すのに向いた体位にしてやったのに、
さっきのおへそぐりぐりのときより、動きを抑えめにしてた。
や、あぁっ、ぐつぐつって、ぇ……。
これじゃ、はぁとのほうが、ナカ、しめちゃうの、自分でも、わかっちゃう……。
ゆっくり入って、埋めて……はぁとのナカをチ×ポで舐めるように。
引き抜くときも、お尻をぎゅっとホールドしながら、ときどきスライド。
ナカの塗りつぶしでも、してるつもり……?
※08
「んぷ――は、ぁぁっ……や、ぁん……ぷろでゅーさーぁ……
は、はぁと、デリケートだけど、そこまで……気遣いしなくても、いいぞ☆
それともプロデューサー、激しくしたら、すぐ出しちまいそう……だったり?」
「……それも、あるけどな。あらためて、お前が、いいオンナだなぁって、思って」
チ×ポをはぁとのナカ、また、奥深くまでずっぽしハメる。
ハメたまま、はぁとのデコルテ、背中。
背中の上に流れる髪の毛、ウエスト……指と手のひらで、撫でてくる。
「あ、はぁ……っ♥ なんだよ、いまさら、気づいたのか……?」
手、てぇ、するする、くいくいって、はぁとを撫で続ける。
はぁとの、肋骨の縁とか、脚がくがくシてて浮き上がっちゃった腰骨とか、
さっきいじめまくってくれたへそのあたりとか、お尻とか、太腿――手の届くところは、ことごとく。
「はぁと……外も、ナカも、独り占め、なんてっ♥ この、しあわせものっ☆」
プロデューサーが、さっきから撫でて、褒めてくれるところ、ぜんぶ……
ホント、ぜんぶ、はぁとがきょうのために、がんばってキレイにしてきたところだ。
まぁ、そうだよな。あらためて実感するけど筒抜けだよな。
はぁとががんばってるところ、プロデューサーはずっと見てたし。
むしろ見せるだけ見せつけておいて、今までロクに触らせてやれなくてゴメンなって気分にまでなる。
「そうだ、な……っ! 佐藤――お前のおかげで、オカしく、なりそうだ……!」
「気づくの、遅……おそいぞっ、そとで、こんなコトまで、シて、もうっ……」
肌とか粘膜が触れてるのも、それで行き来してる体温も、あふれる声や息遣いも。
嬉しくて、嬉しすぎて、涙腺だめになりそう――だけど、さ。
いや、このままずっと、やさーしく、ほめられて、ナデられてたら、
それだけでイッちゃいそうなぐらい、しあわせなんだけど。
ゆったりした愛撫で、ガツガツしてた勢いとかが後ろに退いて、
そこにできたココロの余裕に、いつのまにか群青混じりになっていた黄昏が入り込んでくる。
センチメンタルな気分が、記憶の糸に引っかかる。
「……なんだぁ、まだ、一発も出してないくせに……後戯みたいな手付き、シちゃってぇ……♥」
ずっぽしハメられてるナカを、切なさも一緒くたに――今度は、気を入れて――きゅうきゅうって、
引き締めると、はぁとの首あたりに、プロデューサーの呼吸が乱れたのがかかった。
チ×ポがびくってシて、射精をこらえてる風。はぁとの胴や腰に添えられた指も力んでた。
「おーおー、コッチは元気なようで……オトコってば、単純でいいよなぁ……♥」
お尻の膨らみの、下着の内側の部分、もっとギチギチって爪を立てて欲しい。
そこは、プロデューサーだけのところだから。つめあと、ほしい。
「ナニがあったのか知らんけど……そいつを引きずってはぁとにしんみりした顔、向けんなよ。
その代わり……忘れたければ、手伝ってやるから。いくらだって、なんだって」
顔を近づけたまま、めんどくさい管を巻く。
理性がぐっちゃぐちゃになってる。もうはぁとのほうが女々しいよなぁコレ。
はぁと、こんな重たくて、骨の腐るほど妬みがましいオンナじゃなかったのになぁ。
「ぁ、佐藤」
「なんだよ、いきなり気の抜けた……」
甘えと自己嫌悪のちゃんぽんで、はぁとが自分に酔ってると、プロデューサーが不思議な声音を漏らした。
※09
「言われて気づいたんだが、昔のことは忘れて――昔どころか、これから先のことも忘れてた」
プロデューサーの声は、興奮のように波打ってたのが、凪のようにいきなり平坦になってた。
「……昔どころか、これから先のことも……って、どーゆー意味だよ?」
「ナマで入れちまってる」
「はぁ?」
ナマ。はぁ、そうですか。
……うん。そういう意味だろきっと。
ゴムとか、つける暇、なかったよな。
「お、ぉおっ、おーいっ! 待て、まてやプロデューサーっ!
すてい、すていっ! は、はぁと、まだ現役アイドルだぞっ!?
……そ、そりゃあ、その、若いコより、先は短いかも、しんないけどっ!」
というか、青姦させてるオンナが現役アイドルとかぬかすな。
……なんてツッコミが来るだろうなぁ、と思ってたら、代わりに、
「え、ぁっ――あ、ぁっ、んぁふっ――な、ナカ、そこ、ぉおっ……!」
プロデューサーは、がつん――って、はぁとの、奥の、さっきずりずりシたとこの、裏っ側――
「……もしかして佐藤……俺がつけてないって知ってて、煽ってた?」
「あぁっ、ふ、ひぃっ♥ あっぅあっ――そ、そんなワケ、わけ、が……ぁ……」
はぁとの、頭のてっぺんあたりからうなじぐらいまで、やばいのが、さーって流れて、
その震えが、立ちバックからのキスでねじられたウエストでキリキリひしゃげる。
はぁとも先のコトなんか忘却の彼方だったよっ。
「ふーん……クチでは殊勝な説教たれてるけど、
もう、顔が……『しゅがーはぁと』のシていい表情じゃないぞ」
そうやってはぁとがくらくらしてると、
プロデューサーが、顎をぐいって掴んできて、どこか向かされて――その先には、
プロデューサーがたたみ忘れてたらしきドアミラーがあって、
「ぁ、あっ……ひ、ぁっ……こ、これぇ、もしかして、はぁと――はぁと……?」
汗だか、ヨダレだか、涙だか、とにかく化粧混じりでべちゃべちゃになって、
くちびるも舌もだらしなく脱力してるオンナの顔が映ってた。
「や、やべぇ、ぜんっぜん、スウィーティーじゃ、ないぃ……っ♥」
こんなツラぶら下げて、ケツ向けてふりふり、無防備におま×こどろどろにシてたら、
そりゃあ、チ×ポぶっこまれて、孕まされても、文句言えない……か、な……?
※10
「ぁ、ぁぅうっ、こんな、のっ、だめ、ぇ……っ」
「おい、佐藤。ナカをキツキツに締めてくれるのはいいが……脚の力、抜くなって」
プロデューサーに、つっこまれてるところ、急に、奥まであつくなるっ。
偉そうに人を慰めてる場合じゃなかった――とか、そういうの、もう、かんがえ、られなく、なって、
あぁ、ナニ、されても、受け入れちゃう、きっと、もう――
「佐藤……おい、佐藤、だいじょうぶ、か……?」
想像、しちゃう。しこたまナカダシくらって、はらまされるっ。
そこまでシたら、そりゃあ、忘れられないよな。忘れてもらっちゃ困るわ。
こし、もっと、ぎゅうって掴まれてる。
はぁとの重さ、支えるためだろうけど、それさえ、ごりごりされる予備動作ってとっちゃう。
ぐいって、背筋を反らされる――引き上げられて、はぁと、ふらふらって、倒れ――
「あ――は、ぁッ、っ、あ゛ぁぉ……っ♥ お、お゛ぐっ、うぅ、ううぅうぅ……っ」
ふらふらしてるところに、奥、ごつんって、キた、キちゃった……♥
「へ、へぁ、あぅうっ……あは、はっ、はっあっあ……」
「しっかりしろよ、もう。足腰が弱くなるトシじゃないだろ……?」
空中をさまよってたはぁとの両手を、プロデューサーのほうに振ったら、
なんか、がつんって、固くて冷たくて平べったい感触――クルマ、か。
あぁ、いまは、プロデューサーがクルマに背中からよりかかってるのか。
「い、ぁっ……ちょ、ちょっと、これ、らめぇっ……ふ、ふかいとこ、はいりっぱなしぃ……♥」
この体勢、とんでもない――アブない、アブなすぎ、いっ……♥
角度、変わって、さっきより、もっと、すごく、キてるっ♥
「や、ぁっ、らめぇ♥ はぁとっ、ここ、ホント、その、あ、あっ――♥」
「良かった。まだ、スウィーティーに媚び媚びする余裕はあったんだな」
「ってぇっ! らめってぇ、いって、言ってんだろ――お、んくッ――きゅうぅうううっ♥」
こ、媚びるって、いうなぁ……あ、ふぁっ、だから、そこ、やめ、てっ、
されっぱなしダメっ、ダメなやつっ、プロデューサーに、そんな、なんどもぐりぐりって、されたらっ♥
「ぁふっ!? あ゛――ひっ、ひぁあぉ……っ♥」
ぐちゅぅぅっ♥ ――って、うえからもしたかも、たれながしに、なるっ――ずぶぅぅっ♥
「ち、ちんぽらめぇっ♥ で、でちゃう、そとなのに、おっきなこえ、でちゃぁ、あっ、あっ――!!」
ぐちゅっ、ぐちゅって、はぁとの、いちばんだいじなとこ、くしざしっ♥
もうだめってふかいの、その、もっとおくっ♥ ぴったりアテられて……
ぷろでゅーさー、はぁとのそこ、わかってるって、ちんぽがいってるっ♥
「よし……何となく、捉えてきたから……もう逃さない」
「ふゅっ!? くひぃぃっ♥ て、て――つかまれ、っあ、あっ――
お、おくっ、おくぅぅっ……♡あぁっ、あッ♥ うぅうう……っ」
くしざしの次は、空いた手で、はぁとのおへそのあたり、添えられて、ぎゅうって、固定、され――
逃さないって、ぇ、え――まともに、ヤラれて、ちょっとも、にげられないやつ、だ……
ぷろでゅーさーが、まんぞくして、どぷどぷナカだししてくれるまで、どうしようも――
「ふぁ、あぁ、ッ、あっ、ひっ――お゛っ♥ や、ぁあ、あァっ、ひぃぃぃんっ♥」
おく。ずっと、コツコツって。ふかいとこ、なんども、なんどもっ、するの――♥
ちょっとずつ、ナカイキ、キメるの、つよくなって……あともどりできない……っ。
「あ……は、ぁっ……♥ そっか、ぁ……あ゛ぁおっ――♥ ぁ……ぁ、うっ、ぁあぅう……っ♥」
ぷろでゅーさーに、はぁとのコト、やきつけて、きざんで……って、
はぁとのほうも、そうされたかったんだ……。
だから、わけわかんない、いきおいで、シてたのに、こんなに、はぁと、は――
「――あ、っ……あ゛っ♥ やぁっ、あ゛っ♥ あ゛ぁっ♥」
はぁとが、ナカで、ぎゅううぅって、なんども、シて、シてたら、
いきなりプロデューサーが、びくびくって――あぁ、あーあ、あははっ……♥
……あーあ♥
アブないわ、コレぇ……アブないのに、クセになっちゃう、タチ、わるいわぁ……♥
※11
「……あの歌の舞台――パシフィックホテル――って実際に、茅ヶ崎にあったんだってな」
はぁととプロデューサーの乱痴気騒ぎを照らしてくれてた太陽は、
平塚で道草をたらふく食ったあとには、ほとんど沈んでいた。
それから134号線を流し、茅ヶ崎、藤沢を過ぎて、鎌倉に入ると、
空は夜闇と首都圏の街光が混じって、濁った紺青をしている。
「といっても、俺が物心つく頃には廃業してたが」
「まぁ、世代的にそうだよな。ひょっとして、プロデューサーがめっちゃサバ読んでるのかと思ったけど」
はぁとの携帯は、件の曲名と歌詞を映したままだったので、
クルマに戻った後についでに調べていたら、ホテルの名前も出てきた。
ちっこいはぁとが大磯で遊んでたときには、とっくにマンションに建て替えられてたとか。
「あの歌は、失恋のようにも聞こえるが……それはカムフラージュみたいなもんで、
本当は、むかしの栄華を誇ったパシフィックホテルが取り壊されて姿を消して、
今はないホテルの面影を懐かしむ歌なんだ」
「……けっきょく、しんみりした歌なんだなぁ」
「佐藤には『昔はよかった』なんて思いを馳せるの、似合わんだろ。
せめて、もうちょっとトウが立ってからじゃないと」
「トウが立つって、オイ☆」
人を旬の過ぎた野菜みたいに言うなあっ。
はぁとはプロデューサーに出会ってから、いつだって食べごろだぞ☆
つーか、このオトコのこの言い草、
ついさっきはぁとに無責任ナカダシをキメたコト、忘れてないか?
いまだって、胸がJin-Jinならぬおま×この奥から入り口までが、ジンジンうずいて……お前のせいだぞ☆
もしプロデューサーが今ハンドル握ってなかったら、はぁとあたっくぶちかましてたわ。
「ところで、佐藤の地元って、小諸だったのか」
「んー、まぁ、そうと言える……って、プロデューサーに言ったっけ?」
確か「長野」まではプロフィールに書かされた覚えがあるけど、細かいところは話した覚えがない。
はぁとのキャラだと――菜々パイセンと似たようなもんで――詳しく書きにくいもん……。
まぁ、調べりゃわかるだろうけど――なんたって、はぁと、すっかり有名人だし!――と思って、
「ぁあ……『大磯と姉妹都市』って言ったもんな」
たぶん、はぁとが曲のついでに調べてる間に、プロデューサーはそっちを検索してたのだろう。
「やっぱり、ソバの名所なのか?」
「プロデューサーっ、お前……小諸そばのイメージで語るなっつーの。
あれ、小諸なの名前だけだし。そば……うまいはずだけど、信州はどこもかしこも、
だいたいソバつくってるから、ありがたみを感じないわぁ」
「……まぁ、いいや。佐藤の仕事が減って俺が暇になったらそっち行くから、案内しろよ」
「えっえっ縁起でもねーコト、言っ――」
……はぁとの仕事が減ったら、行くって。
まさか、もうダンナ気取りだから、あんな遠慮なくはぁとに……
「プロデューサー……まだだぞ! ……まだしばらくは、はぁとがプロデューサーをコキ使うからなっ☆」
「はいはい」
横浜かどこかの街明かりを背景にしたプロデューサーの横顔は、
ニヤニヤとだらしなく――感傷なんて無かったかのように――緩みきっていた。
(おしまい)
※あとがき
サザンのHOTEL PACIFICのリリース日は、しゅがはの誕生日です。
それで思いついて書き始めました。そのあと、3日ずれてるのに気づきました。
ご高覧ありがとうございました。
おつ
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