夜、男が自宅のパソコンでアニメ鑑賞をしていると、突然周囲が暗くなった。
電気が切れたというものではない。光そのもの、いや、自分以外が消え去ったかのような無の空間へと変わったような。
机も椅子もパソコンも全てなくなり、この漆黒の空間へ一人ぽつんと男は立っていた。
男「何だ一体」
普通の人ならば、この異常な光景にとてつもない恐怖を抱き、正気ではいられなかったことだったろう。
しかし、男は違った。
男「おいおい、他人まみれのかったるい学校から開放されて、やっと落ちついてるときだってのに」
男「こりゃなんだ?」
この真っ暗な世界を怖がるでもなくただ冷静に立ち尽くしていた。
??「ふふっ、この状況に動じないとは流石ですね。異世界の勇者として選ばれただけのことはあります」
男「誰だ?」
期待
中二臭い主人公でキモすぎ
はよ
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