【モバマス】夕美「熱中症注意」 (12)
夕美「うぅ……頭が……痛い…」
モバP(今回は夕美P。以下P)「お、おい、しっかりしろ!!」
夕美「変だよ……熱中症対策はしっかりしたのに……」
P(顔は真っ赤で汗がこんなに……震えとかはないからまだ大丈夫か?)
「夕美、すまん!」
ガバッ
夕美「あぁ……」
(え……私……Pさんに……)
(恥ずかしいけど)
P「とりあえず医務室へ運ぶからな」
タッタッタッ
夕美(お姫様だっこ……夢みたい…)
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8月も半ば過ぎました。まだまだ暑い日は続きますのでご注意を
こちら、夕美とPが婚約関係にある等、独自の設定がありますので、よろしくお願いいたします
というわけでよろしくお願いします
――少し前
夕美「じゃあ、屋上のお花にお水をあげてくるね」ヒラヒラ
P「おう、よろしくな。あ、熱中症対策はしたか?」
夕美「帽子にサングラス。それから首筋に冷たいタオル。あと日焼け防止に一枚パーカーを羽織ってるぐらいだけど」
P「あとはちゃんとスポーツドリンクとかを持って行けよ」
夕美「んもぅ、いざとなればホースからお水が出るのにぃ」
P「とはいっても……心配だから…夕美が」
夕美「それは、アイドルだから?」クスッ
P「その……」
「お前一人のそれじゃないからな……」ゴニョゴニョ
夕美「もう……ヘタレなんだからぁ」
P「……うるさい。とりあえず早くぱっぱと終わらせろよ」
夕美「はーい」
バタン
ちひろ「……」
唯「……」
千枝「アツアツですね」
智絵里「まったくです」
ちひろ「そういえば、今日は裕美ちゃんの誕生日でしたね」
唯「だから、調理室から甘い香りが漂っているんだ♪」
智絵里「でも、最近……」
「また、かな子ちゃんが……その……ううん。なんでもないよ」
千枝「智絵里さん……お優しいんですね」
P「あぁ……でもその優しさは」
カチャ
「かな子にとっては悪魔の囁きになりかねん」
ピポパ
「もしもし、マストレさん?またかな子のヤツが太って……」
唯「死刑宣告だね☆」
千枝「あはは……」
――屋上
サー
夕美「うん、これでいいかな」
「晶葉ちゃんが作ってくれた自動水撒き装置のおかげで、休みの間は大丈夫だったみたいだね」
「あとは……あれ?」
チョコン
「大変!こないだの台風かな……鉢が割れて」
ゴソゴソ
「うんしょ、うんしょ……これでいいかな。あとはお花さんを移して」
「ふー。ちょっと長くいたし、お水だけ飲んでから帰ろうっと」
フラ
「あ、あれ?……おかしいな。そんなに長くいたかなぁ」
「お水だけでも」
コクコク
「……んー、ちょっと日陰で休もうかな」
「……暑い」
――事務所
P「はい、よろしくお願いします」
ガチャ
「ふぅ、月末の詰めはあとは警備の人員だけだな」
ちひろ「最近はどこも人手不足ですからね」
P「じゃあ……そういえば夕美のやつ遅いな」
ちひろ「本当ですね。かれこれ1時間ぐらいですか?」
P「んー……仕事も落ち着いてるし、一応見てきますよ」
ちひろ「そうですね。今日は珍しくお仕事は誰もいませんから、電話番ぐらいですしゆっくりと……ついでにお昼も取ってください」
P「りょーかい。裕美の誕生会は裕美Pに任せるようにメールしておきます」
ちひろ「いってらっしゃい」
早苗「で、この梅干しの漬汁をカルピスと焼酎で割ったのなんてどうかしら」
千枝「えっと……」
楓「いいですね。熱中症対策に焼酎商品ですか」
唯「ゆい達、未成年だからお酒は……」
瑞樹「大丈夫。お姉さんが手伝ってあげるわよ。なんてったって、熱中症対策ですから」
菜々「あのー、ゆかり粉をさらに粉末にして、お湯で溶いてハチミツを入れるのなら既に熱中症云々であるんですが……」
心「つか、あいつらはただ単に飲みたいだけだろ☆」
タンタンタン
ガチャ
P「おーい、夕美!」
「ん?どこにいるんだ?もうすれ違ったかな?」
「……」
P「誰かいるのか?」ヒョイ
夕美「Pさ…ん」グッタリ
P「夕美!!」
――医務室
コクッコクッ
夕美「ふぅ……生き返ったよ」
清良「自分の手で水分が取れるなら大丈夫。でも熱中症一歩手前って所かしら。とりあえず今日はゆっくりしていなさい」
P「ありがとうございます」ペコッ
夕美「ありがとうございます」ペコッ
清良「お大事に」
バタン
夕美「……ごめんなさい」
P「あぁ……横になっているのを見た時はびっくりしたよ。とりあえずパーカーとか脱ごうか」
夕美「えっと……その(///)」
P「どうした?汗とか匂いが気になるなら……」
夕美「そ、そうじゃなくて……でも暑いから脱ぐね」
P「ははっ、まるで愛梨みたい……ブッ!」
夕美「は、恥ずかしいな……」スケスケ
P(汗でシャツが濡れて下着が……今日はベージュか)
(正直、ムラムラしてくる)
夕美「Pさん?」ジトー
P「はははっ、き、着替えとかはないのか?」
夕美「ん……更衣室にあるけど、みんなお誕生会に行っちゃったから……」
P「そうか……なら俺が行ってきてやるよ」フクミワライ
夕美「……変態」ボソッ
P「ハハッ、ナンノコトヤラ」
夕美「そんな変態なPさんなんて知らないもん」プイッ
P「夕美~機嫌を直してくれよ」
夕美「」ツーン
P「……うさぎ亭のシューアイス」
夕美「」ピクッ
P「……志保が最近お気に入りのフルーツまるごとパフェ」
夕美「」ピクピクッ
P「……L.M.B.Gで大人気のアイスクレープ」
夕美「」ピクピクピクッ
「もー!食べ物ばっかりで!私を釣ってぇぇ!」ポカポカポカ
P「ははっ、痛くないぞぉ」
夕美「もー、もー、私は!そんなに安い女じゃないんだからね」ポカポカポカ
P「そうだな」テヲアゴニ
夕美「あ……や……」キュン
P「……俺の大事な恋人だからな」
チュッ
夕美「……ずるいよ。私だって……その……」
「大好きなんだから」
チュッ
P「ん……なら」
ガバッ
夕美「きゃっ!……え?するの?」
P「もう誰もいないはずだろ」ヌガセヌガセ
夕美「やッ……ずるいよ…そんな言い方は……」
「それにシャワーとか浴びてないし」
P「ありのままの夕美としたい……それじゃ駄目か?」
チュッ
夕美「ひャっ……もう……」
「あとは自分で脱ぐよ」
P「いや、このままで」
夕美「……変態さんなんだからぁ」
「優しくしてね」
P「じゃあ……」
ダダダダッ
バタン
唯「はろー!夕美さん、着替えとか持って」
つ【半裸の二人が状況開始中】
夕美「……」
P「……」
唯「……」
千枝「はぁはぁ、唯さん、早いですよ。……唯さん?」
唯「千枝ちゃんはダメっ!!」スチャ
千枝「唯さん?」
夕美(ど、ど、どうしよう!私、パンツしか履いてないよ!)
P(お、俺だって、息子が臨戦状態で)
唯「いいから二人は早く服を着て!!」
P、夕美「は、はい!」
千枝「服を…………」
ピコーン
「――っ!(//////)」ポー
パタリ
唯「千枝ちゃーん!!」
P「……(///)」
夕美「……(///)」
唯「……(///)」
千枝「……(///)」
裕美「ねぇ、あの辺、何か空気が違うんだけど」
千鶴「そうですね……」
(何となくはわかりますが)
ほたる「うらやましいです……」
(私がしたら、避妊してもできちゃうんだろうな……)
泰葉「……今度、私の誕生日はPさんに子種をねだろうかな」ボソッ
千鶴、ほたる(うわぁ……)
裕美「ねぇ、みんなひょっとしてわかってるの?ねぇ!」
千鶴「裕美ちゃんはまだ知らなくてもいいですよ」
ほたる「16歳以上、なるべくなら18歳以上のお話ですし」
泰葉「ふふっ……既成事実というやつよ」
千鶴、ほたる(泰葉さんが本気だ……)
裕美「ねぇったらぁ!!」
(o・▽・o)&(●・▽・●)おわりだよー
最近、SSでの夕美の扱いが悪いと聞き書きましたが、あまり人のことは言えないなぁ
読んでくださった方に感謝とまだ暑いので熱中症は注意を
ありがとうございました
本文中の梅干しの汁で作るやつは、梅干し汁を50gぐらいに対してカルピス(原液)を100g、焼酎を一合ぐらいでいかないと結構変なのができます(さらにお湯割りにすると見てられません)
むしろ、そのまま梅汁にカルピスのみで作った方が熱中症対策にはなりますね(マテ
ゆかりの方は茶匙一杯にはちみつは三杯ぐらいは必要ですが、けっこうおいしいのができます
ただし、粉を粒ぐらいにしないと浮いてますので見栄えは悪いです
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