フレデリカ「まずは前日までの準備だねー」

志希「準備？」

フレデリカ「そう！握手会は当日だけ頑張ってもダメなのだー！」

周子（おっ、真面目やん）

志希「何すればいいのー？」

フレデリカ「会場までの乗り換えを調べる」

周子（プロデューサーに着いてくだけやないかい）

フレデリカ「それと持ち物！」

志希「持ち物？」

フレデリカ「元気と笑顔を忘れずに♪」

周子（あー、それは大事やんな）

フレデリカ「あと、入場券も忘れないでね♪」

周子（あたしらが持ってくんかい）

志希「それくらい言われなくても持ってくよ！」

周子（そもそも渡されてんのかい）

フレデリカ「じゃあ当日ね♪会場についたらまずすることがあるんだけどー」

志希「はいはいはい！！」

周子（子供か）

フレデリカ「はい！一ノ瀬さん！」

志希「隣の女の子をはすはす！」

フレデリカ「うーーん、惜しい！」

周子（惜しいんかい）

志希「じゃあ目の前の女の子をくんかくんか！」

フレデリカ「惜しいよ惜しい！」

周子（惜しいんかい）

フレデリカ「正解は挨拶だよ♪」

志希「そっちかー、惜しかったなー」

周子（惜しいんかい）

志希「挨拶ってやっぱり周りの人にするの？」

フレデリカ「そだよー、みんな楽しい握手会にしたいから仲間みたいなものだもんね♪」

周子（いろんなスタッフさんが頑張ってるもんなー）

志希「例えばどんな感じ？」

フレデリカ「そこのお兄さん、私と一緒にブランコで遊ばなーい？」

周子（それあんたのラジオやないかい）

フレデリカ「握手会が始まるでしょ？」

志希「うんうん」

フレデリカ「やっぱり第一印象って大事なんだよねー」

志希「だよねー」

フレデリカ「だから、前の人の握手が終わって目線が合ったらしっかり目を見て笑顔！」ﾆｺｯ

志希「笑顔ー♪」ﾆｺｯ

周子（なんでこっち向いてやるかな）

志希「フレちゃん先生！」

フレデリカ「うん、どうしたのかなー？」

志希「恥ずかしがってこっち向いてくれません！」

フレデリカ「そういうときも諦めないでにっこり笑って！」ﾆｺｯ

志希「にこーっ」ﾆｯｺﾘ

周子（これあたしが反応するまで終わらんやつかあ）ﾁﾗｯ

志希「きゃー♪目があっちゃった♪妊娠しちゃう♪」

周子（するかい）

フレデリカ「元気なお子さんが産まれるといいですね♪」

周子（産まれるんかい）

フレデリカ「握手会って握手だけじゃなくておしゃべりもできるでしょ？」

志希「うんうん！」

周子（それ目当てみたいなとこもあるしなあ）

フレデリカ「でもさでもさ！慣れてないと話題に困ってるうちに時間がってこともあるじゃん？」

志希「あー、あるねあるねー」

周子（ありがちやんなあ）

フレデリカ「そこで、おすすめなのがねー、相手の服装を褒める♪」

周子（ふむふむ）

フレデリカ「キミのホットパンツ、センスいいねー♪」

周子（フレちゃんのファンってすごい格好してるんやなあ）

志希「キミのタンクトップもかっこいいよ！」

周子（志希ちゃんのファンもすごいなあ）

志希「特にそのLOVE MUSICってロゴがかっこいいね！」

周子（あたしの服やないかい）

フレデリカ「ま、こんな感じかなー」

志希「フレちゃんせんせー！」

周子（子供か）

フレデリカ「はい♪なんですか一ノ瀬さん？」

志希「最後別れ際に気の効いた言葉とかありますか？」

周子（あー、確かに。バイバイだけじゃちょっと味気ないもんなあ）

フレデリカ「最後の言葉は大切だもんねー♪終わりよければフレデリカ♪って言ったりするしねー」

周子（聞いたことないわ）

フレデリカ「最後の一言で『また会いたいな』って思ってもらえるかが全然変わってくるからねー」

志希「うんうん」

フレデリカ「やっぱり私たちらしさが大切だからー」

周子（だから？）

フレデリカ「明日また会えるかな？」

周子（曲名やないかい）

志希「私が呼んだら♪」

フレデリカ「今すぐ来てね♪」

周子（来れるかい）

フレデリカ「フレちゃん式、神対応握手会はこんな感じかなー」

志希「勉強になったよ♪」

周子（まあ、多少おふざけもあったけど勉強なったかなー）

フレデリカ「何よりも、相手に喜んでもらおう、って気持ちが大切なんだー」

周子（ええ言葉やんか）

志希「なんだかフレちゃんの話聞いたら握手会がもっと楽しみになってきたよー♪」

フレデリカ「でしょでしょー♪楽しみだねー♪」

志希「明日は一緒に行こうね♪」

フレデリカ「もちろんだよ♪」

二人「「塩見周子握手会♪」」

周子「あんたらお客さんかーい」

終わりです。
HTML化依頼出してきます。

周子が延々つっこむの好き
おつ

おつ
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