【安価】ボクっ娘の後輩にイタズラする (215)
唐突だが、君達は自分の事をボクと呼称する女の子についてどう思うだろうか?
俺は好きだ、大好きだ。
それが可愛い後輩ともなれば、たまらない。
君達にもその魅力を存分に伝えるために、後輩にイタズラしようと思う。
そのためにもまず、後輩ちゃんの見た目から説明しようか。
後輩の容姿、特徴、などなど
※あんまりなのは安価下取ります
下1-3
おっぱいは小さい(これから大きくなると本人は主張)
ボクっ娘は黒髪ロングストレートが一番だな
それにクーデレでパーカーを愛用してると尚良い
小学生低学年並みの身長
少し肩に掛かるくらいのセミロングで胸はBの上、背は標準だが主人公と目を合せる時に見上げなきゃならないのを気にしてる
性格はクーデレ、猫舌で大人ぶってブラックコーヒーを嗜もうとするたびに舌を火傷する
>>3
いいな、それ最高かよ
胸は小さく背丈や口調も相まって、よく小学生に間違われている。
まあもちろんその小動物感も含めて可愛いところなのだが……
「なんですか、先輩。こっち見てニヤニヤして」
小動物から睨まれた。
可愛い。
※基本安価は自由形式
台詞や行動等々
下1-2
相変わらず撫でやすい位置に頭があるなって
からかい気味にポンポンと軽く頭を叩く
本当抱っこしたくなるサイズだな
しかし、相変わらず撫でやすい位置に頭があるな。
返答代わりに頭をポンポンと叩いてやる。
「……がるる」
腕を掴まれた。
痛い痛い、爪が痛い。
しかしこの感じ、あれだ。猫のそれだ。
抱っこしてやりたくなる。
「頭ポンポン嫌いって、昨日も言いましたよね……?」
下1-2
じゃあ撫でる
またそーやって、からかうんですか
朱色の瞳でジト目気味に上目遣いしながら頬少しぷくっとさせて先輩の手をぺしぺしっと今度は痛くないよう叩いちゃう
嫌いと言われては仕方がない。
手の平を大きく広げ、わしゃわしゃと撫でてやる。
「……またそーやって、からかうんですか」
朱色の瞳を怪訝に歪め、後輩が頬を膨らませる。
しかし抗議の顔とは裏腹に、抵抗は先程よりもやんわりと、あなたの腕を叩くだけになった。
このままジト目を楽しむのも悪くないが……
下1-2
わるいわるい(止める)
悪かったよ、可愛くてつい
広げていた手の平をそのまま離し、ひらひらと横に振る。
わるいわるい、と言葉も添えて。
「本当に悪かったと思ってますか?」
ジト目のまま後輩がそんなことを言う。
そんな事を言うものだから、悪かったと思ってるよ、可愛くてついな。
と言葉を返してしまう。
「やっぱり反省していませんね。全く……いっつもボクのことバカにして……」
マズイな、お説教モードかもしれない。
下1-2
抱っこする
ぎゅーっとする
しかし、座して死を待つ俺ではない。
後輩の視線が外れた一瞬の隙を付いて、後輩の脇下へと手を入れる。
「なっ……」
あまりに予想外の行動だったのか、後輩は怯んで動きが止まった。
そこを見逃す俺ではない。
そのまま高い高いの要領で後輩を抱き上げる。
「ちょっ、なっ……何してるんですかっ!」
狼狽えながらも、ぽかぽかとあなたの頭を殴りながら抵抗する後輩。
威力はお察し。
余裕を示すために、俺は後輩をぎゅーっとしてやる。
「はーなーせーっ」
やわこいし、いい匂い。
一家に一匹欲しくなる。
などとアホなことを言ってる場合ではなく……
下1-2
抱っこしたまま全力疾走
割りと真面目にいやがって下ろすように言い、下ろしてもらう。
先輩は絶対にそうしてくるんですから・・・呆れます。
先輩の前に躍り出て、つま先立ちに背伸びして再び上目遣い。
黒く艶やかで長い髪がふわっと甘い香りが先輩の鼻腔をくすぐらず宙へそよ風に流される。
そういう風にしてくるのは・・・ボクは先輩のペットじゃ、やなんですよっ
そのプルンッと潤った健気な唇を尖らせてみせる。
そしてそのまま俺は廊下へ走り出すと、一陣の風となった。
田舎のおっかさん、今俺は大好きな後輩を抱っこしながら、風になってるよ……!
「大人しく……大人しくします、からっ!降ろしてくださいっ!」
じたばたと暴れていた後輩が大人しくなると同時に、そんなことを言った。
割と本気で嫌がっているときの声のトーンだ。俺には分かる。
ゆっくりと速度を落としていくと、人目のあまり無い場所で立ち止まり、丁重に後輩を降ろす。
つい、テンションが上がりすぎてしまった。後輩の顔を見るのが怖い。
「……はぁ。いっつもこういうことしてくるんですから、先輩。呆れます」
屈んだ俺の頭に浴びせられるような位置から聞こえてくる後輩の声。
顔を上げると、上目遣いの後輩と目が合った。
眼下で爪先立ちをしていることは、今はからかわないでおこう。
「こういう扱いはヤです……ボクは先輩のペットじゃないんですからっ」
柔らかな唇を少し尖らせながら、後輩が前のめりに抗議する。
幼い容姿に唯一不相応な艶やかな黒髪がふわりと揺れて、甘い香りがそよ風に流れていった。
下1-2
ペットというか妹の方が近いかもな。と言ってナデナデ
ごめんねと言いながら自然な動作で身だしなみを整えてあげる
今日はここまで
またボクっ娘の季節だよ、ゆっくり見てってね
あとクーデレパーカーのボクっ娘は他のスレの人のパクりになるからどうしようかね、、、
乙
いつもの人かな?
乙
露骨なら兎も角ネタが被るのはしゃーないさ、それで気になるならまた考えれば良い
ネタを被らせにいってたんですがそれは
むしろクーデレパーカーボクっ娘スレは増えて欲しいので是非書いてほしいです
ペットじゃないんですから、と言われて一瞬頭の中で後輩が猫になっている姿が浮かぶ。
これはこれで可愛い。
のだが、しっくり来るかと言われればそうでもない。
どちらかと言うと妹のようなものかもしれないな。
そう言いながら、後輩の頭を撫でてやる。
「やっぱり、子供扱い」
そう言ってむくれる後輩。
どうやら返答が不服だったらしい。
抱えている時に乱れてしまった身だしなみを整えてやりながら、ごめんごめんと謝罪を重ねる。
「……別に謝って欲しいわけじゃないです」
おや、本格的にご機嫌ナナメだろうか。
これは困った。
下1-2
購買で好きなもの買ってあげると提案してみる
大げさに演技する感じで手の甲に口付けをするふりをして
これで許してもらえないでしょうかレディみたいな感じで慰める
購買で好きなものを買ってやるから、機嫌を直してくれ。
そう自分で提案した直後に、自分の愚策に気が付いた。
「……じとー」
これではまるで子供扱いを重ねる煽りではないか。
絵に描いたようなジト目が俺に突き刺さる。
拗ねた顔も相変わらず可愛いのだが、ご機嫌ナナメは本意ではない。
しかし子供扱いが嫌となると……
俺は後輩の手を取り、わざとらしく傅くと手の甲に軽く口づけをするフリをする。
これで許していただけないでしょうか、レディと言葉も添えて。
うーむ、我ながら完璧に決まった。
後輩ちゃんの反応
コンマ1ほど不評 9ほど好評
下1
はい
手の甲の口付けの意味合い
1愛しさの表れ 2信頼 3独占欲 4誘惑 5関係の進展を望んでる 6所有感覚(俺様の物は俺様の物) 7敬愛
「……子供騙しですね」
ぐはっ。
「ボクは子供ではありませんので、騙されません」
ウーワウーワウーワ(エコー)
「まあでも、購買で好きなものを買ってくれるというのは悪くありませんね」
言いながら後輩がにひひと笑う。
そのタイプの笑みが見たかったわけではないのだが。
嫌な予感がしながらも、とりあえず後輩が笑顔になってくれたことを喜ぼう。
「ほらほら、早く行きますよ先輩」
購買にて
下1-2
人混みに流されもみくちゃにされるボクっ娘
↑なんとかお目当ての面のは手に入れられたが涙目なのでハグして落ち着かせる
「購買のコロッケ焼きそばパンとやらが人気らしいですね。ボク、気になります」
そうか、後輩はいつも弁当だもんな。
購買に行くのは初めてだよな。
「……せん、ぱいっ……ちかくに、いますかぁ……っ!?」
大丈夫大丈夫、しっかり近くにいるから。
とはいえ、このままではお目当ての物が手に入らない。
少し強引に、押し入って……
「先輩っ、ボクを置いてどこにっ……!」
お前のためだ、許せ後輩よ。
1個、1個手に入ればいい……!
「あー……れぇー……」
後輩ーっ!!
「……ひどい目に合いました」
コロッケ焼きそばパンはなんとか死守したぞ。
「こうなると分かってたら言いませんでした」
おーおー、泣くな泣くな。
「泣いてません。泣いてませんってば」
よしよし、パン食べて落ち着け。
「……あむ」
こうしてると小動物感すごいな。
失礼な話かもしれないが、ペット扱いも否定できん。
下1-2
流された時に捲れたまま気付いていないスカートを直してやる
↑意外と大人な下着に内心ドキッとする
ボクっ娘ってワードに吸い寄せられてしまった
封印した創作意欲が刺激される
支援
パンをもひもひと頬張る後輩に、俺は声をかける。
機嫌は直ったか?後輩
「……直りません、直るわけありません」
そっぽを向きながらぶっきらぼうに言い放たれた。
今回の件は購買を提案してしまった俺にも問題がある。
さて、どうしたものか。
とその前に。
スカート捲れてるぞ、後輩。
「──っ!」
伸ばした俺の手が、パチンと音を立てて後輩の手に阻まれる。
よっぽど焦ったのだろう、パンを頬張ったままだ。
「……見え、ましたか?」
パンを大急ぎで飲み込み、後輩が小さな声で一言。
いつぶりだろう、こんなに紅い後輩の顔を見るのは。
まあ、俺でもドキッとさせられる黒い大人下着だ、見られたら恥ずかしがる気持ちも分からんでもない。
ここの返答は慎重に……
下1―2
見てないぞ(でも写真は撮った)
ドキッとした
ここは素直に答えるしかないだろう。
変に誤魔化せばどうなるか分からない。
正直、ドキッとした。
後輩を真っ直ぐ見ながらそう告げる。
「……見たん、ですねやっぱり」
更に濃い紅色へと変化する後輩。
子供っぽい柄物穿いてるかと思ったとか、そんなに恥ずかしがるならなぜ穿いてきたのか、なども思ったが、それらは素直に言わないでおく。
「……」
何か言いたげに、しかし沈黙を続ける後輩。
こちらから何か切り出すのがいいのか否か……
下1―2
不可抗力だとしても見ちゃって悪かった
俺ができることなら何でもするから許してほしい
(しかし何であんな勝負下着を…)
顔が赤いけど大丈夫か?と言ってオデコとオデコを当てて熱がないか調べる
その、なんだ……すまん
不可抗力とはいえ、見てしまったものは見てしまったのだ。
なぜあんな勝負下着を穿いていたのかは分からないが。
俺が出来ることなら何でもするから、許してもらえないだろうかと進言してみる。
「……今」
ん?
「……今、なんでもするって言いましたね?」
後輩ちゃんの要求
下1―3 おまかせ可
日曜にボクをエスコートしてください
合鍵を下さい
子供じゃない証明のために自分とSEXしてください
>>54
ちょっと早すぎじゃない?
ずい、と後輩が俺の方へにじり寄ってきた。
そして目の前でぺろり、と指に付いたパンくずを舐めとる。
「子供じゃない証明のために……ボクとえっち、してください」
まだ少し、頬を朱に染めながら上目遣いにとんでもないことを言い出す後輩。
ふいにぽわわんと、黒の勝負下着が頭に浮かぶ。
返事
下1―3
そんな理由で君とエッチなんてできない。そもそも僕と君は先輩と後輩の関係だよ?
そういうのは恋人とするべきだよ。子供じゃないの証明するというそんな理由で簡単に体を安売りしちゃだめだよ
こんなことを言って他の案を提案する(デートの約束や合鍵を渡すなど)
耳元にスケベと囁いてから顎クイしてキスをする
そんな罰ゲーム的な感じじゃやりたくないな
今日はここまで
早すぎとかは特にないですが
基本安価どおりにやりまする
俺の中で理性と野生がせめぎ合う。
互いに土俵際まで詰め寄る接戦の末、俺は後輩の肩を掴むと、そんな理由で簡単に身体の関係を持つべきではないと説いた。
正直ぎりぎりの接戦ではあったが、やはり物事には順序というものがある。
「先輩と後輩の、関係……」
後輩は俺の提案を聞いて少し残念そうに、しかしホッとしたようにも聞こえる声を出した。
後輩なりにいろいろ考えた上での行動だったのだろう、ここは助け舟を出してやろうではないか。
今度の休み、空いてるか?なんて切り出し方はどうだろう。
「空いて、ます……けど?」
それは丁度いい。
下1―2へデートに行くなんてどうだろう
遊園地
近所に新しくできた巨大ショッピングモール
「遊園地、ですか」
そ、遊園地。
って、提案しておいてなんだが、人混みはあまり好きじゃないか?
「人混みは好きじゃないですが……遊園地は嫌いじゃありません」
実に後輩らしい、回りくどい物言い。
こういうところがまた可愛いのだ。
「……どうしたんですか、またニヤニヤして」
おっと、また顔が緩んでいたか。
まあ後輩とのデートだ、顔が緩んでも仕方あるまい。
なんて口に出したら、どんな顔するかね。
「まあいいです……それで、何時頃に待ち合わせしますか」
そうだな……余裕を持っていきたいし、少し早い時間からにするか。
「分かりました。それじゃ、また当日に」
ああ、また当日。
そして当日
遅刻判定
あなた
偶数 遅刻
下1
後輩
奇数 遅刻
下2
ほい
どうだ
なんてことだろうか。
目覚し時計の電池切れと、スマホの充電器が壊れるのが同時にくるとは。
しかもこんな大事な日を狙ってである。
なんて日だ!ってやつだ。
こういう時、目覚しなしでも時間通り起きれるやつが羨ましい。
大幅に遅刻しながらもなんと待ち合わせ場所に辿り着くと、いつもの猫耳パーカーを羽織った後輩の姿がまだあった。
「……あ、先輩」
俺の姿を見て、スマホを操作していた後輩が顔を上げる。
顔色が少し不機嫌そうに見えるのは、地味な色のパーカーのせいと思いたい……
下1―2
真剣に謝る
ジャンピング土下座で場を和ます
おお、パーカーだ
しかも猫耳パーカーとは…ありがたやありがたや
この場を和ませるためにはあれしかない。
俺はこんな日のために鍛えておいたジャンピング土下座を繰り出した。
「え、な……」
地に頭を擦りつけているので見えないが、恐らく突然の俺の行動に狼狽えている後輩。
人通りの多い駅前だ、その反応は仕方ない。
だが、本当に謝罪する気があるのなら……っ!出来るはずだ、人通りの多い駅前でも……っ!
「……アホなことしてると、ほんとに置いてきますよ」
あ、はい。すいません。
「遅刻した分も楽しみにしておきますからね?先輩」
頭を上げると、指を口元で立てて小悪魔っぽく笑う後輩がいた。
これは頑張らないとな。
遊園地にて その1
下1―2
ミニスカからパンツがチラチラ見えて集中できない
どうやらわざと見せてる様子
胸をあてる様に抱きついてきた
「先輩、ほら。早く行きましょ?」
おいおい、そんなに急がなくてもアトラクションは逃げていかないぞ?
「時間は有限ですからっ」
いや、それだけじゃなくてな……
「……?」
後輩がくるりと、こちらを振り向く。
その動きに合わせて、際どいスカートもひらりと舞う。
見えてるのか、見せてるのか。
俺に見えるのはいいが他のやつにも見られるかもしれないと思うと気が気でない。
「ほら、先輩ってば」
後輩が俺の腕に、自分の腕を絡めてくる。
洗濯板、なんて言葉は嘘なのだな。
貧乳でもちゃんと柔らかい、胸の感触が走るではないか。
「ね、行きましょ?」
遊園地に来るのは初めてなのだろうか、今日の後輩は随分とテンションが高い。
連れてきた甲斐があるものだ、こちらまで高まってくる。
遊園地にて その2
下1―2
お化け屋敷に
自分もあまりこういうのは得意ではないが後輩はもっと得意ではないようで終始自分に抱き着いて震えていた
途中、買ったクレープの食べさせあいをする
猫耳パーカーにはチュッパチャップスが合う
では次回もまったりと
乙です
こんな時間でも人いるかな……?
いる
どのアトラクションも人、人、人。
当たり前といえば当たり前の光景だが、よくもまあここまで密集出来たものだ。
「空いてるアトラクション、無いですかね……」
どうやら後輩も同じような考えらしい。
とりあえず、少しでも人混みを避けることぐらいは出来ないだろうか。
「先輩、あのアトラクション空いてるみたいですよ」
そう言って後輩が指差す先には【この夏、最凶の怖さがここに!】の文字。
ああいうの好きなのか?意外だな。
「好きってわけではないですけど……少なくとも人混みよりはマシかな、と」
言いながら周囲を見る後輩。
確かにそうだな、避暑地にももってこいだ。
「せ、先輩……ちゃんとそこにいますか?」
いや、いますかも何もお前がずっと掴んでるだろ。
「そんな言って……気付いたら違うなにかになってるのがホラーの定番ですし……」
確かに怪談話では定番ではあるが、現実でそんなスペクタクル起こされては困る。
などと冷静なフリはしてみるものの、俺も心中穏やかではない。
音で驚かせる系なら平気なのだが、どうにも静かににじり寄るタイプの怖さらしく、常に背後が気になってしまう。
看板に偽りなし、と言ったところか。
正直、後輩が抱き着いてくれているから助かっている部分もある。
「ちゃんと先輩、ですよね……?」
とはいえ、後輩の方がいっぱいいっぱいのようだ。
少し、いたずら心が沸かなくもない……
↓いち―に
後ろから足音が段々と近づいてきて後輩の首筋に冷たい何かが
ワザと何も答えないでいると後輩が段々不安になっていく
そしてお化け屋敷の仕掛けなどでびりびりだして、最終的には泣き出してしまう
「先輩、なにか後ろに……」
後輩が小さく言うと、身をちぢこめた。
しかし俺は何も答えず、歩を進める。
「ひぅあっ!?」
その刹那、後輩が素っ頓狂な声を上げた。
原因は分かっている。
なぜなら俺も触られたからだ、後ろから付いてきてるやつに。
しかし俺はなんとか声を出さずに耐えた。
いたずらのためとはいえ、我ながらよく耐えた。
「せん、ぱい……?」
その効果は覿面だったらしく、後輩の声が弱く、細くなっている。
薄い明かりの中、ぷるぷると震える小動物の姿が印象的だ。
なんだか凄く、申し訳無い気持ちになってきた。
そろそろ種明かしでもするか、と思った矢先目の前に小さくも確かな光が見えた。
明らかに外界の光。
「先輩、出口が……!」
後輩の少し元気を取り戻した声をかき消すように、大きな叫びが聞こえたかと思うと。
目の前に青白い顔の女が立っていた。
迫真のメイク、とわかっていても身じろいでしまう迫力。
しかし今の俺はそれどころではなくなっていた。
「ひぐっ……ぐすっ……」
隣で俺にすがりつき身を震わす後輩。
やってしまった感の漂う空気。
「あの……出口、あちらです」
最終的に俺たちは、青白い顔の女に連れられてお化け屋敷を後にした。
「……」
お化け屋敷から後にしてからというもの、後輩の機嫌は45度を保っていて、
パーカーを深く被り猫耳を立てて表情隠している。
自分で行くと言い出した手前、素直に怒ることもできないでいるのだろう。
だから俺も、上手く謝れずにいた。
せっかくの遊園地だ、なんとか仲直りのきっかけは……
「……あ」
後輩がふと、立ち止まる。
それから一瞬遅れて、俺も立ち止まった。
移動型のクレープ屋。今は天からの助けに思える。
どれが食べたい?後輩。
曖昧にかわされぬよう、買う前提でそう声をかけた。
後輩の買う味 コンマ大きいもの
あなたの買う味 コンマの小さいもの
↓1―3
チョコバナナ
クレープ
ストロベリー
DXストロベリーパフェ
勘違いしていた。>>88は除外してほしい
「……何でもいいんですか?」
猫耳が俺に語りかけてきた。
相変わらず表情を見せる気はないらしい。
しかし、ご機嫌30度くらいにはなっただろうか。
お手柔らかに頼むぞ?
後ろ頭を掻きながら俺はそう答える。
「DXストロベリーパフェ、一つください」
後輩が指差した先に、デカデカと書かれた商品説明。
俺は知らなかったが、世の中にはクレープパフェなるものがあるらしい。
見た目はほぼパフェだが、クレープ生地が中に使われているからクレープパフェ。
グレープ味無果汁と似た感覚が……
「先輩は、頼まないんですか?」
パーカーのフードの端から、丸い目がこちらを覗いている。
ご機嫌は15度くらいには収まったか。
小腹も空いていたので、とりあえず適当にチョコバナナを頼んでおく。
「はむ、あむ、はぐ……」
休憩スペースもごった返したいたので、適当な木陰で後輩と並んで座る。
後輩に習って俺もクレープを一口。
うむ、甘い。
後輩と交流 ※食べさせ合いっこは確定事項
↓1―2
今のうちにどのアトラクションに行くか話し合う(出来たら観覧車は最後で)
服装を褒める
クーデレでもないしボクっ娘要素も少ないと聞こえてくる……
止めます
たんおつ
やっぱりボクッ娘かわいい
ここからイタズラに移行していきたい所
「チョコバナナ、美味しいですか?」
クレープを食べるのに邪魔だったのか、パーカーのフードを畳んだ後輩がこちらを見てそんな事を言うので。
俺は少し考えてから、一言甘いと答える。
「語彙力が足りませんね。それじゃ全然分かりませんよ」
それならば、後輩はさぞ上手くレビューできるのだろうな?
「そうですね……クリームにも贅沢に苺が使われていて、それにより芳醇な……」
後輩の言葉の途中で首を伸ばすと、パクリと一口。
恐ろしく早い一口、俺じゃなきゃできないね。
しかし……普通に甘いか凄く甘いかの違いでしかないな。
「もうっ、先輩から聞いておいて……」
まあまあ、これやるから落ち着け。
「あむ……こっちもおいひいじゃないですか」
はいかわいい。
小腹を満たしたところで、俺たちは次のアトラクションを決めることにした。
出来れば二人で楽しめる系がいいのだが。
「……ボクはさっき失敗したので、今度は先輩が決めてください」
なんて後輩が言い出すもので、優柔不断な俺としては決めかねる。
よし、ここは一つ天啓に任せて……
1 コーヒーカップ
2 メリーゴーランド
3 ゴーカート
4 ジェットコースター
5 その他 お化け屋敷以外の選択肢
↓1―2
1 コーヒーカップ
2
4
急流すべりとかしたかった…水に濡れた後輩……
メリーゴーランドなんていいかもな。
ゆったり楽しむにはおあつらえ向けだ。
「メリーゴーランドなんて、いつぶりでしょうか……」
後輩がマップでメリーゴーランドの位置を探しながらそんなことをポツリと言った。
それを聞いて俺は一応、他のでもいいんだぞ?と聞いてみる。
「いやとかじゃなくて……ただ、ボクに合わせてくれたとかなら、申し訳無くて」
そこまで言ってから、なぜかそっぽを向く後輩。
動きに合わせて猫耳がピクリと揺れる。
まるで本当の猫みたいだ。
かわいいな。
俺は猫耳部分をつつきながらしみじみと言った。
後輩ちゃんの反応
偶数 ツン
奇数 デレ
↓1
そい
ゾロ目でボーナスが欲しい
「可愛い、ですか?」
くるり、と後輩が振り向いた。
それと同時に猫耳が、指から逃げるように揺れる。
「ボクも掘り出し物だと思ったんです、これ!古着屋さんで見かけたんですがね……」
パーカーを褒められて嬉しいのか、くるりくるりと回りながら言葉を続ける後輩。
半分合ってるが、半分間違っている。
たがその注釈を入れるのは野暮ったい。そのまま微笑ましく見守る。
「わ、わわっ……」
と、そこで一陣の風。
ふわりと舞い上がったパーカーのフードが、そのまま後輩の頭をすっぽりと覆う。
「っとと……」
くるくる、というよりよろよろ、とした足取りになり始めた後輩。
咄嗟にその身体を優しく抱きとめ、猫耳を引っ張りフードを畳む。
大丈夫か?後輩
後輩の身体をまっすぐ立たせながら、そう尋ねる。
「は、はい……大丈夫、です」
返事が早いか、後輩の顔がばふりとフードに覆われた。
ほのかに朱に染まった頬をもう少し眺めておきたかったが、残念無念。
メリーゴーランドの混雑はそこそこといった様子で、待ち時間を感じさせない程度の時間で俺たちの番が訪れた。
列の大半は家族連れで、他はカップルがちらほらといった感じ。
俺達もそんな風に見られているのだろうか?
……もしかしたら、仲睦まじい兄妹に思われているかもしれない。
「先輩、どうかしましたか?」
後輩に腕を引かれて、俺は正面を向き直す。
そしてそのまま係員に先導されて俺達は……
1 二人で乗るには少し狭い馬に乗った
2 二人乗りのラクダに乗った
3 外からは中が見えにくい馬車に乗った
↓1―2
3
3
四人は乗れそうなごてごてしい馬車。
その中で俺と後輩は向かい合わせに座っている。
人数があまりいないからだろうか、二人乗りのラクダもあったように思えたが。
「この広い空間を二人じめって、なんだか贅沢ですね」
後輩も似たように感じたらしく、にひっと笑いながらそんなことを言う。
ああ、そうだな。
俺の言葉が合図になったかのように、馬車がゆっくりと動き始めた。
外の景色の流れを見れば、確かに動いてはいるのだが。
後輩と見つめ合うとまるで、時が止まっているかのようだ。
「……先輩」
ぷにぷにと柔らかそうな後輩の唇が小さく揺れた。
くりくりと丸い目が、じっと俺を見つめている。
自由な行動 又は 会話
行動者 どちらからでも可
↓1―3
後輩 「キスしませんか?」と誘う
後輩が抱きついてくる
理性をギリギリ取り戻し軽く押しのけようとした拍子に胸を揉んでしまう
変な声あげちゃうボクッ娘
「……キス、しませんか?」
突然、後輩がそんな事を言い出す。
がたり、と俺が身を揺らした振動は外から見たらどう見えただろうか。
その隙に後輩は俺の胸元へ、もたれ掛かるように抱きついてきた。
「……せん、ぱい」
密着状態の後輩から、甘い匂いが漂う。
さっき食べたストロベリークレープのような、甘い甘い苺の香り。
理性が一気に、はち切れんばかりに引き伸ばされる。
しかし、しかしだ。
イタズラするのは俺の方であるはず。
そう、神は言っている……気がした。
いかん、いかんぞっ。
俺は引き千切れかけの理性を何とかつなぎとめる、体を動かす。
「ひあ、ぁんっ……」
後輩を引き剥がそうとした手は、意図せず後輩の胸を掠めた。
初めて聞く後輩の声。
喉の奥がきゅっと音を立てる。
「……」
後輩は上目遣いのまま何も言わない。
それもまた戦略か。
ごくり、と生唾を飲み込む音が響いた。
そこでがたん、と小さな衝撃。
どうやらメリーゴーランドが止まったらしい。
係員に誘導されてメリーゴーランドから離れる間も、お互いに無言だった。
1 このまま観覧車へ
2 ワンクッション、なにか
↓1―2
2 突然の土砂降りにずぶ濡れになって手近なミラーハウスに駆け込む
↑
なんとも言えぬムードのまま園内を歩いていると、突然鼻先に水滴が当たった。
何事か、と空を見上げるよりも二発目、三発目が当たるのが早く。
後輩、急ぐぞ!
無言のままの後輩の手を掴むと、走ることを促す。
「は、はいっ」
さすが物分かりのいい後輩だ。
すぐにあなたの足並みに合わせて走り出す。
そんな間にも雨足はどんどん強くなり、手近な建物にたどり着く頃にはお互いずぶ濡れになってしまっていた。
「……はぁ……はぁ」
浅く、荒く呼吸をする俺と後輩。
水を吸ったパーカーが身体に張り付いて、呼吸する度に穏やかな丘陵を揺らす。
「係員の方はいない、みたいですね」
ずぶ濡れで重そうなフードを被ったまま、後輩が言う。
確かに受付のようなものも見当たらず、言ってしまえば【ご自由にお入りください】のような状態だ。
「入って雨宿り、しましょうか」
入り口付近はまだ跳ねた水が届く位置だからか、後輩がそんな提案をする。
確かに、少し奥に行ったほうがよさそうだ。
ミラーハウス内にて
※後輩とはぐれるイベント不可
イベント内容
↓1―2
同じように入ってきた他の女の子をチラ見してたところを後輩に見られる
突然の停電中に痴漢にあう後輩
明かりが戻った時犯人は逃げていて、後輩がへたり込んでいた
その時鏡越しに下着の大きな染みが見えてしまう
2週間か
まだかなまだかな
やはり予報に無い突然の通り雨だったのだろう。
ミラーハウスに俺たちと同じような客が数人入ってきた。
そのうちの一組、女子三人組。
その一人へと自然に俺の目が吸い寄せられる。
季節感のない地味な長袖。
その地味さに反比例するかのように、自己主張の激しい胸。
布が貼り付くことでサイズ感が当社比50%増量といったところか。
伏し目がちな表情がまた……
「……じとーり」
突然、眼前に後輩のジト目顔が広がった。
俺は驚きのあまり、後頭部を打ち付けてしまう。
「……先輩の、すけべ」
咎めるような後輩の視線。
いや、これはだな、生き物の本能的な部分であって……
「……っ!」
俺の返答をかき消すように、外で轟音が響いたかと思うと、ミラーハウス内が光を反射して一瞬明るくなる。
「わっ……」
閃光が去ったかと思うと、今度は闇とどよめきが広がった。
どうやら、今の雷で電気系統がやられたらしい。
ぎりぎり入り口の方向が分かるか分からないかといったレベルの深い闇。
もう少し入り口の近くにいればよかった。
「あの……せ、先輩……?」
隣で後輩が、こちらの服の裾を掴みながらくぐもった声を漏らす。
ん、どうした?
「どうした、じゃないですよ……こんな時に、変なところ……触らな……」
言っている途中で俺の反応に違和感を感じたのだろう、後輩の声と指先が硬直する。
それでなんとなく状況を察した俺は、自分の立つ位置から後輩を挟んでちょうど反対側へ手を伸ばした。
壁ではないなにかに手が当たる。
しかし掴むことは叶わず、何かの気配が逃げていく。
今追えば間に合うだろうか。
そんな俺の歩みが、袖を掴む指先に込められた力で止められる。
「行かないで、先輩……」
弱々しい後輩の声。
そうだ、犯人を追うより大事な事がある。
大丈夫か?後輩ちゃん
へたり込んでるらしい後輩の頭を探し出し、そのまま優しく撫でる。
手の平から震えが伝わってきた。
そのまましばらく、撫で続けてやる。
それからほどなくして、光が戻ってきた。
元々がそこまで明るくないので目がやられることもなく、鏡にたくさんの自分と後輩の姿が入り交じる。
「あ、ありがとうございます先輩」
明かりが戻るとほぼ同時に、後輩が立ち上がる。
もういいのか?と心配してみるも
「はい……なんとか」
と弱々しくもすぐに言葉が返ってきた。
はっきりと言葉を返している以上、余計な心配はおせっかいだ。
雨脚が止んだからかミラーハウスの外へと向かう人々について、俺たちも移動する。
しかし、さっき明かりが戻ったときに後輩の下着に染みができていたように見えたが……
床に水溜りでも出来てしまっていたのだろうか?
もしそうなら、着替えたい気分だろうが……男の方からは言い出せないことだな絶対。
観覧車へ ~ 観覧車にて
↓1―2
道中どことなく無口な後輩
足を擦り合わせてもじもじしている
観覧車で安堵したのか抱きついて泣きだす
そろそろ20日
ゆっくり待ってます
速報も復活したし来てくれないものか
ミラーハウスを出てからというもの、すっかり無口になってしまった後輩。
そんな空気を打破するためにも、俺は
やはり遊園地の締めは観覧車だな!
と誰に聞かれるでもなく声を上げた。
後輩から返答はない。
が、歩を進める俺の後ろを付いてきてはくれている。
そんな後輩に掛ける言葉も見つからず、無言のまま俺たちは観覧車へと辿り着いた。
似たような考えの人が多いのか、観覧車を待つ列はカップルが目立っている。
何か言いたい。
でも、何を?
「次のお客様、どうぞ」
係員の呼びかけで、俺はハッと我に返る。
結構並んでいたように思えたが、経ってみれば意外とすぐだったようだ。
さ、行こうか。後輩ちゃん。
やはり促されるまま、後輩はあとに続いてきた。
再開うれしい
ゆっくりと観覧車が動き出し、景色が徐々に下へと流れていく。
狭い観覧車の中、後輩と二人きり。
重い空気を破る一言が、あるはずなのに出てこない。
「……先輩」
後輩ちゃ、と言いかけた言葉を遮られる形で、後輩が口を開いた。
出鼻を挫かれなんとも情けなくはあるが、沈黙を破ってくれた後輩の次の言葉を待つ。
「そっちいって、いいです……か?」
探るように、か細く、後輩が言う。
そんなことを言わせてしまった自分が恥ずかしくて、言い出せなかった自分も情けなくて。
返事をするより先に、俺の体は動いていた。
「せん……ぱ、い」
抱きしめた後輩の肩は小さく震えていて。
俺の二の腕を小さく掴み、そのまま顔を埋めてきた。
こんなとき俺は……
↓1−2
キスをするが観覧車が揺れて押し倒してしまう
上
後輩ちゃん
胸に顔を埋める後輩に、俺は優しく声をかける。
俺の呼びかけに後輩の顔が少しだけ上を向いた。
涙で濡れたまつ毛が艷やかに光って、思わずドキリとさせられる。
「せんぱい……?」
弱々しく探るように、また後輩が小さな声をあげた。
胸に一気に愛しさがこみ上げる。
後輩、ちゃんっ
自分でも思わぬほどに強い語気で、俺は後輩へと迫る。
一瞬、後輩の体が緊張で固まったのが触れた指から伝わった。
「……」
ゆっくりと後輩の指から力が抜けていくのが分かる。
潤んだ瞳と視線がぶつかる。
そのままゆっくりと、後輩の瞳が閉じられた。
ここまで来てためらう理由は何もない。
俺も目を閉じて、ゆっくりと近付く。
「……っ」
その刹那、観覧車がガタンと揺れた。
目を瞑っていたせいもありバランスを崩してしまった俺は、そのまま後輩の方へと倒れ込む。
「先輩、大丈夫……ですか?」
状況確認のために目を開けると、目と鼻の先に後輩の顔があった。
事故でキスしなかったのが不思議なほどの距離。
ここで俺は……
↓1-2
ちゆー
↑しようとしたら初めてだったこともあって勢い余って歯と歯がガッチンコ
観覧車の中、二人きり、何も起きないはずはなく……
俺は自分の身体を支えるために伸ばした腕を、そのまま後輩の背に回した。
ぴくりと後輩の身が縮まるのを感じたが、先程よりも早く硬直が解ける。
また後輩が目を閉じた。
それに合わせて、俺も目を閉じる。
そのまま気配がゆっくりと目の前に迫ってきて……
「……てっ」
かちん、と石同士をぶつけ合わせたような音が脳内でして、思わず俺は目を開けた。
どうやら後輩も同じだったようで、目をぱちくりさせながらこちらを見つめている。
そういえば何かの本で読んだ気がする。
ファーストキスは歯がぶつ駆らないよう気をつけようとかなんとか。
自分には関係ない話だな、程度に読み飛ばした記憶なわけだが……
「……あは、あははっ」
後輩が笑い出すと同時に、俺の口からも笑い声が漏れた。
どうやらお互い笑い出す寸前だったらしい。
「すいませ、せんぱ……あは、はっ」
さっき泣いていた分を取り返すように、笑みをこぼす後輩。
そんな後輩の笑顔を見れた喜び半分、照れ隠し半分で俺も笑い続けた。
「あはは……は」
やがて後輩の声が落ち着きを取り戻し、箱の中が静寂を取り戻す。
ゆっくりと下降を始めた観覧車。
この時間ももうあまり長くないだろう。
それなら……
↓1-2
後輩を抱きしめて周りを見ると周りの光が消えて暗くなる突然の停電でしばらく動かなそうだ
後輩が股の間に座ってきたのであすなろ抱き
「……あの、先輩」
後輩が俯きながら、俺を呼んだ。
なんだね、後輩ちゃん。
俯いたままの後輩の耳が真っ赤に染まっているのが見える。
多分、俺の耳も大差ないとは思うが。
「そちらに行っても、いいですか」
なおも視線を交わさぬまま、後輩が言う。
どうしたんだ、今更改まる必要なんてないだろ。
俺がそう軽く返すが早いか、後輩はすすっと俺の膝元に納まった。
恐ろしく早い移動、俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。
「……すり、すり」
まるで猫のように、俺の胸元のあたりに頭をこすりつける後輩。
ふわりと香る甘い香りは、シャンプーのものだろうか?
などと考えているうちに、無意識に後輩を後ろから抱きしめていた。
いや、抱きしめるというよりは……抱きとめる、って感じか。
「……」
胸元をこすっていた頭を止め、首を傾げるような角度でこちらを見つめる後輩。
ほんと猫みたいなやつだ。
そんな後輩に……
↓1-2
今度は歯をぶつけないようにバードキス
胸を揉む
今度は偶然などではなく、また装うようなこともせず、はっきりと後輩の胸へと手を伸ばした。
絵に描いたような未発達ではあるが、自己主張は一応忘れない丘陵。
割れ物に触れるように慎重に、優しく、手のひらで包み込む。
「んひっ……」
後輩の口から漏れ出た、聞いたことのない嬌声。
いつもの俺ならば飛び退いていたところだろうが、今の俺は違う。
そのままゆっくり、先端を絞るようにこね回す。
「んくっ……ん」
いつもの調子ならここでビンタの一つでも飛んできそうなものだが、後輩は嬌声を抑えるように身を固めている。
狭い観覧車の個室の中に、怪しい雰囲気が立ち込めているように思えた。
まだ下に付くのに時間があるだろうか……
↓1-2
スカートと下着を脱がす
そこで俺は一旦、思うがままに動かしていた手を止める。
そんな俺の行動が意外だったのか、身体に込めていた力を緩めて、少し見上げるように後輩が目を合わせてきた。
少し潤んだまんまるの瞳が、窺うように俺の方を見つめている。
その瞳を見た瞬間、俺の中でまた何かがこみ上げてきて。
俺は思わず、後輩の唇に唇を重ねた。
先程の失敗を活かした、重ねて離すだけの軽いキス。
それでも俺には一回が限界で、離れたあとどうしていいかと固まってしまう。
「……んー」
そんな俺の硬直に隙あり、と言わんばかりに後輩が攻め寄る。
再び重なる唇。
何度も、何度も、際限なく。
そんな俺達がやっと我に返ったのは、観覧車が終点を告げるようにがたんと揺れたときだった。
「お客様、開けますよー」
係員に促されるまま、手を繋いだまま俺たちは観覧車を後にする。
マジックミラーなわけはないので、つまりはこれはそういうわけで。
「……」
俺と同じように冷静になったのかどうなのか、後輩も同じように押し黙っている。
だが、観覧車に来る前のような気まずい沈黙ではなくて。
言うなれば、イタズラの企てが先生にバレたときみたいな、そんな感じだ。
もう遊園地も閉園の時間が近い。
アトラクションでどうこうは出来ないだろうが……
↓1-2
道を外れひと気のない場所で後輩が服をはだけ誘ってくる
後輩、自宅に誘う
そのまま遊園地を後にした俺たちは、少し高揚した気分のまま駅前へと戻ってきた。
すっかり日も落ち、街灯だけが照らす静かな商店街を俺たちは歩く。
あとは後輩を見送れば、この楽しかった一日は終わりを告げる。
そう思うとなんだか名残惜しく、わざとらしく歩みを遅くしてみたりしたものの、終わりはすぐにやってきた。
それじゃ、また明日。
その一言を言いたくなくて、頭を掻いて立ち呆ける俺。
後ろ手に指をもにょもにょさせているだけの後輩も、俺と似た気持ちなのだろうか。
似た気持ちならば、嬉しいが。
俺が心を決めて口を開こうとした瞬間、
「あ、あのっ」
後輩が小さく声をあげた。
がーん、だな。出鼻をくじかれた。
勢いを無くした俺はそのまま後輩な言葉を待つ。
「……あの、ですね」
言葉を繋げてからすぐに後輩は大きく息を吸うと、
「今日、両親……家にいないんです」
そう言葉を続けた。
後輩の言葉を理解するのにしばしの時。
それから俺は、目を丸くする。
しかし、その言葉の真意を聞き返すような野暮な真似はしない。
そんなこんなで、俺は後輩の家へと誘われたわけである。
後輩の自宅にて
↓1-3
風呂を勧められたので入ったら裸で背中を流しに来た
ガチガチの後輩を見て逆にこちらは余裕が出る
後輩に普段は作らないという手料理を振る舞われる
普段は通らない道に、見慣れない景色。
どうやら後輩の家は俺の家とは真逆に位置しているらしい。
この辺りにしては少し進んだ住宅街。
そのちょうど半ばのあたりに後輩の家はあった。
「どうぞ、先輩、あがってください」
靴箱に靴をしまいながら、後輩がこちらを向いて促してくる。
う、うむ。
女の子の家に呼ばれることなど初めての経験なもので、妙に緊張した声を出してしまった。
しかし後輩も緊張しているのか、いつものようなからかいの言葉もなく場が流れていく。
状況的には仕方ないことだとは思う。
思う、のだが。
なんだろうかこのへんな緊張感は。
俺は思わずふふっと笑いだしてしまった。
「……なに、笑ってるんですか」
じっとりとした後輩の視線。
不服そうなその瞳の奥に安堵の色が見える。
後輩もこの変な緊張に違和感しか感じなかったのだろう。
「ボクは着替えを持ってきますから、先輩は先にシャワー浴びてきてください」
雨に打たれてしまいましたし、とあっけらかんに言いながら風呂の位置を指差す後輩。
ちと気が緩みすぎてはないかね、後輩ちゃん。
男は狼なのだぞ?と、内申では思いながらも、服がじっとりと身体に張り付くことの不快感が気にならないかといえば嘘になる。
俺は後輩の受け入れることにした。
人の家の風呂と言うのは、実に落ち着かない。
どこに何があるやら、そもそも何を使っていいやら。
注釈が無いということはご自由に、というわけなのだろうが。
あまり見たことのないメーカーのシャンプーやトリートメント類たちと俺はにらめっこする。
【お湯張りもしておきますから、身体洗ったあとよろしければどうぞ】
後輩の最後の言葉が反芻された。
早く終わらせなければ、後輩も風呂に入りたいに違いないのだから。
「湯加減どうですか?先輩」
脱衣所の方から後輩の声がした。
俺は素直にいや、まだだ。と声を返す。
「……どれを使ったらいいか分からない、とかですか?」
流石我が後輩。分かっているではないか。
「まったく、普段は無頓着なのに変なところで気にしいなんですから」
後輩の声が終わるが早いか、ガラリと後ろで音がした。
湯けむりに隠れた鏡越しに、タオルを巻いた後輩が見える。
ポニテのように結った髪からのぞくうなじから、いつもと違う雰囲気を感じた。
風呂場にて
↓1-2
後輩が自分の胸を使って背中を洗う
後輩が普通に後ろを洗う。
後ろが終わったら「前も洗いますねー」と言って前の方も洗い出して乳首やあそこまで手を出す
いつもご参加ありがとうございます
暇を見つけて書くぶつ切り進行で申し訳ない
俺はその肢体を一目肉眼に収めようと、後ろを振り返る。
しかしそんな俺の顔面は惜しくも90度の角度で押し止められた。
「それ以上傾けたら、目にボディーソープ流し込みますよ?」
なんて恐ろしいことを耳元で囁かれたものだから、いくら俺でも正面に向き直らざるを得ない。
しかしだ、俺にはまだ鏡が。
目の前でゆっくりと曇っていく鏡に、諸行無常を感じる。
「……ほんとにばかですね、先輩」
また耳元で後輩の声がしたかと思うと、続けてふわりと柔らかい感触が背中に走った。
ボディタオルの感覚では断じてないそれは、耳に吹きかかる吐息に合わせて上下に動く。
「まあ……ボクもおあいこ、ですけど」
少し恥ずかしそうに後輩が笑う。
天国のような状況、なのだが。
だかしかし。
前にも言ったがイタズラするのは俺の……。
いやしかし。
そんなチンケなこだわりでこの天上の体験を……。
↓1―2
天国堪能
↑
ヒャア、(悪戯心が)我慢できねぇ!
後輩の動きに合わせて背中を上下する
「お加減、いかがでしょうか?」
後輩がぎゅっと抱きつきながら、そんなことを言う。
そこで俺はもう、主導権がどちらかなどというくだらない考えを捨てた。
せっかくの天国だ、堪能させていただく他はない。
無言の肯定と捉えたのか、後輩はそのまま体を動かし続ける。
「それじゃ次は、頭いきますよ」
後輩の気配が一瞬離れ、すぐに頭へと手が伸びてきた。
もちろん、背中に身体は密着したまま。
頭を洗うには不便な体勢では?と少し思ったがもちろん言わない。
「……かゆいところ、ありませんか?」
なんて床屋みたいなことを後輩が聞くものだから、俺は……
↓1―2
洗われながらもちょっとイタズラ心で不意に小刻みに動いて乳首を刺激してみる
背中がかゆいな
俺はそう言葉を返すと、後輩の動きに合わせて背中を上下させた。
「ひんっ」
俺がいいようにやられていたものだから、まさか反撃してくるとは思っていなかったのだろう。
後輩がびくりと身を震わせたのがはっきりと伝わってくる。
「……ご満足いただけたようなので、この辺でボクは」
ばしゃ、と頭にお湯がかけられると同時にそんな言葉が聞こえた。
なんと、この至福の時を終わらせると申したか……
↓1―2
後輩が出て行く時、お湯が掛かって曇りが取れた鏡に全身バッチリ映ってドキドキ
風呂から出ると裸ワイシャツで首輪をつけた後輩が待っていた
一緒に入ればいいじゃないか
勢いよく振り返った俺の顔に、これまた勢いよくばしゃりとお湯がかけられた。
どうやら俺のあわゆくばは後輩の想定内だったらしい。
「たく、油断も好きもないんですから……」
しかしどうやら、その後は想定外だったようだ。
俺に浴びせかけた余波で曇りの晴れた鏡に、ばっちりと後輩の姿が映っている。
結った髪の隙間から滴り落ちた雫が、未成熟な身体のラインを伝い妙に色っぽい。
よく小学生に間違われる後輩だが、今この姿を見ればそんな意見も出ないだろう。
見惚れていると目があった。
まずい、と思った瞬間。
目にボディーソープを叩き込まれた。
「そこで一生悶ててください」
悶絶する俺にそんな言葉が吐き捨てられたかと思うと、ぴしゃりと戸の閉まる音がした。
「…………ばか」
ゾロ目だったので両方採用します
乞うご期待
また次回
おつー
ええぞー
乙
全く、酷い目にあった。
未だにじんじんと痛みを訴える目を流水で洗い清めると、俺は後輩の用意してくれた肌着に袖を通した。
おそらく後輩の父の者だろうか、丈はぴったらだ。
上手くやっておきますから、とそれだけ後輩は言っていたが、果たしてどうするつもりなのやら。
そんな事を思いながら風呂場を後にした俺が目にしたのは、信じられない光景。
あの後輩がYシャツ1枚で首輪を付け、こちらを見ているのだ。
「……」
少し恥じらいながら、こちらをうかがうような後輩の視線。
状況はいまいち飲み込めないがとりあえず……
↓1―2
胸ポチやらいろいろ際どいのでついチラチラ見てしまう
説明をもとめる
……何やってるんだ?
顔を洗ったせいか妙に冷静な気持ちで、俺はそう後輩に問いかけた。
俺のそんな対応が予想外だったのか、見えそでみえない座りのまま赤い顔をしてぷるぷると震えている。
……
後輩の言葉を待って俺が突っ立っていると
「……こうすると」
小さく呟くような後輩の声がして
「こうすると、男の人が喜ぶって、書いてたんですっ」
今度ははっきりと、後輩の声がした。
そういうのを後輩が気にするとは、意外極まりない。
出典を尋ねると、これまたよく分からない女性誌。
しかしまあ、俺を喜ばせようとしてくれたのは事実だ。
どう反応したもんか……
↓1―2
喜ぶ
下半身も喜ぶ
ふとした動作で下着を付けておらす毛の生えてない秘所が濡れてるのが見えてしまう
続き待ってます
書きにくいならアレンジしたり再安価でもいいのでは
駄目だ、何もいい返答が浮かばない。
俺は後輩の方、主に際どい絶対領域ラインを見つめながら固まってしまった。
「あ……う、と……や、やっぱり変ですよねこんなのっ」
そんな俺を見て後輩はゆっくり立ち上がると、着替えを取りに行くのかゆっくり歩き出した。
そこで俺はハッと気を取り直す。
せっかくの目の保養、逃すわけには。
「……っ?」
俺の呼び止めに振り返る後輩。
せっかくのラインがふわりと揺れて、ほんの一瞬あらわになった。
穿いてない。
生えてない。
↓1―2
先輩の反応に脈があるのか迷いつつも
シャツの裾を上げながら私の事を好きにしてもいいんですよと顔を赤らめ後輩が挑発
↑
「……あの。なん、でしょうか」
裾を引っ張りながらこちらを見つめ返す後輩。
頬が朱に染まっている訳は、風呂上がりのせいかはたまた羞恥のせいか。
俺は俺で呼び止めたことすら咄嗟のことで、後に続く言葉など出てくるわけもなく。
裾を握る後輩の指へ全神経が向いているのが自分でも分かる。
「……先輩が、望むなら……」
震える指が握られて、裾が少しだけ捲くられた。
再び姿を見せる無垢なる秘所。
「ぼ、ボクのこと好きにして……いいん、ですよ?」
↓1―2
後輩の秘所に手を伸ばし濡れてるのを確認し好きにしてくださいだろと耳元でささやく
がっつきたい衝動を堪えてまずキスされたいか触ってほしいか聞く
一瞬、頭が獣に支配された。
がっと後輩の肩を掴み引き寄せる。
「……っ!!」
後輩が息を呑む息遣いさえ聞こえる距離。
そこで俺はなんとか自分の衝動を抑え込む。
……後輩ちゃんは、どうして欲しい?
「……え?」
その、キスからとか……いきなり触ってもいいか……とか、さ
自分でも良くわからない質問。
しかし何故だか、聞いておきたくなったのだ。
「……」
質問が奇妙過ぎたのか、固まる後輩。
「……ボクにここまでさせておいて」
固まる後輩、は大嘘だった。
急接近してきた唇が、俺の唇と重なる。
二回目で少し感覚を掴めたのか、お互いに少し舌を撫で合うような長めのキス。
ゆっくりと余韻を感じながら引き抜かれた後輩の舌に、目を凝らさねば見えぬほど細い糸が引く。
「これでもまだ……足りませんか?」
↓1―2
後輩が自分にしたい事をして欲しいと言ってみる
そろそろ続き読みたいっす待ってます
「……して、下さい」
まっすぐとこちらを捉えて離さない後輩の瞳。
不安そうに揺れながら、それでも確固たる意思がそこに感じられる。
「先輩がボクにしたいこと……好きにして下さい」
そこまで言ってから伏し目がちに視線を落とす後輩。
後輩は最初から、そう言ってくれていた。
はぐらかし、あとのばしにいているのは俺だけで。
ここまで言われて俺は……
下1-2
押し倒したあと服を脱がせる
こっちも脱ぐ
自分で服を脱がせる
もう我慢する必要もない。
俺は少し乱暴気味に、しかし怪我はさせないように後輩を押し倒す。
「ん……っ」
これといった抵抗もなく、後輩の上にのしかかる形になった。
俺はそのままの勢いで、Yシャツのボタンへ手を掛ける。
「そのくらいは自分で……」
などという後輩の声でも俺の手は止まらず、そのまま後輩の裸体が露わになる。
小振りだが自己主張を忘れない胸。
男の劣情を煽る細い体。
それらが目の前で、呼吸に合わせてゆっくりと上下する。
「……ぁぅ」
覚悟はしても羞恥心は拭いきれないのか、恥ずかしげに顔を背ける後輩。
そんな後輩を前にして、俺は自分の服も脱ぎ捨て……
下1-2
もちつけ、まずは前戯からが相場だと古事記にもそう書いてある
後輩の秘所に顔を埋めて啜っていく
もちつけ、まずは前戯からが相場だと古事記にもそう書いてある……
俺は後輩の体に片手を這わせ、優しく秘部へと手を伸ばす。
「──っ」
穢れも毛もないその場所に指先が触れた直後、後輩の体がびくりと跳ねた。
俺は咄嗟の事に驚きながらなんとか手だけは離そうとする。
そんな俺の動きが、後輩の両腕に阻止された。
「……大丈夫、です。少し驚いただけ、ですから」
照れたようにはにかみながらそう言葉を紡ぐ後輩。
ああ、一挙一動が愛おしい。
無理そうなときは、言ってくれ
「……はい」
後輩の小さな息遣い。
徐々に湿り気を帯びてくる秘部。
しかしその入り口は見事なまでに閉じられている。
本当に、出来るのだろうか……
下1―2
指を一本だけ入れて優しくかき混ぜる
キスしながら↑
どこかで見たおぼろげな知識を頼りに、俺は後輩の中へ指を入れる。
試しに指一本、と思っていたが指一本でもキツいくらいだ。
「んく……っ」
少し動かすたびに漏れる後輩の堪えるような嬌声。
その一挙一動に愛おしさを感じずにはいられない。
「先輩……せん、ぱいっ」
後輩が俺の首に腕を回し、何かに耐えるように抱きついてくる。
そこで俺は……
下1―2
こっちも空いた手で抱きしめる
ちょうどいい所に耳が来たので不意打ちの耳フー
空いている方の手で、優しく抱きしめ返す。
手の動きはもちろん止めずに。
「……なに、か……きま、す……っ」
息も絶え絶えに耳元で囁くように声を出す後輩。
その後輩の声で背筋がぞくりと震える。
そこから湧き上がってきた加虐心。
そのまま指の動きを激しくして後輩の反応を見る。
「だめ、せんぱ……いっ……んっ」
後輩の声が弱々しくなると同時に、後輩の体がびくりと揺れたかと思うと
首元に回された腕に強く引かれ俺は体ごと倒れ込まされる。
「はぁ…………はぁ……」
下1―2
自分のモノを肌に押し当て興奮を伝えて、触ってほしいと促す
落ち着くのを待ってから首から胸の方へ舐めていく
どちらから言うでもなく、お互いに息が整うまでの小休止。
ぴたりと合わせた身体から伝わる後輩の鼓動が自分の鼓動と混ざり合い、そのどちらも忙しなく自己主張を繰り返す。
そろそろ、いいか?
少し落ち着きを取り戻したタイミングを見計らい、俺は声を掛ける。
「……はい、大丈夫です」
か細くもはっきりとした意思を持った後輩の返答。
それを合図に俺は後輩の身体への侵攻を再開した。
まずは首、そこからゆっくりと下へと進む。
俺の舌が這う度に後輩が小さいながら反応を返してくる。
「……すいません。ボクの、胸……弄っても楽しくない、ですよね」
恥ずかしさからなのか顔を隠しながら、後輩がそんなことを言う。
確かに大きさで言うなれば、後輩の胸は大きい方ではないが……
下1―2
そんなに気になるなら楽しめるサイズになるまで色々してやるから安心しろ
↑
胸の先を摘んで引き伸ばしてから、ぴんと弾くように離す。
「あ、んっ……」
その動作に反応するように漏れた後輩の嬌声。
大きさとか関係ない。後輩だからいいのだ。
などとキザな台詞は言えるわけもなく。
そんなに気になるなら、楽しめるサイズになるまで色々してやるから安心しろ
なんて言いながら、乳首を舌で転がすように弄る。
「ばか……ばかっ」
少しだけいつもの調子を取り戻し、俺の頭をぽかぽかと叩く後輩。
しかし本気の抵抗は感じられない。
これはもう、そういうことと捉えていいのだろうか。
下1―2
ゆっくり下降してクリ中心にクンニ
秘所を自分で開いて中を見せるようにうながす
自分で開いて見せてくれないか?
後輩を弄ぶ手を一旦止め、俺は後輩にそう告げる。
昂ぶっていたところに唐突に投げ込まれた言葉で、後輩の目が丸く見開かれた。
「……どうしても、ですか?」
しばしの逡巡の後、後輩が重々しく口を開く。
本当は答えるのも嫌、という感情がありありと出ている。
流石に無茶な注文過ぎただろうか……?
1 どうしても、だ
2 嫌なら俺がしてやっても
3 その他
↓1ー2
2
1
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