西暦23xx年
とある基地演習場
真「やぁ、律子」
律子「えっ?あら、真じゃない!久しぶりね」
真「そうだね、律子も変わりないみたいで安心したよ」
律子「ごめんね、連絡しようと思ってたんだけど、今やってる研究をどうしても早く仕上げたくって」
真「ははっ、だろうと思った。むしろ連絡が無い方が安心するよ、律子が人にしょっちゅう電話してくるなんて何かあったんじゃないかってね」
律子「あのねぇ、アンタは私をなんだと思って……あら、ようやくテストが始まるみたいね」
真「だね。隣座るよ」
律子「どうぞ。じゃあ、真もエンジェル軍の新型ミリオンアーマー(以下MA)を観に来たってわけね。ふふっ、でもいいのかしらプリンセス軍のエースパイロットがこんなところにいて」
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真「もちろん良くはないけどね。どう?律子から見てあの機体は」
律子「性能は並って所かしらね、まぁデザインだけは褒めてあげましょうか」
茜「ちょっとそこ!!機体の話なんてどうでもいいから、茜ちゃんのプリティーな射撃テクと操縦技術ちゃーんと見ててよっねっ」プンプン
真「ははっ。あの機体、デザインだけじゃなくて集音性もバッチリみたいだね」
律子「そ、そうね……にしても個性的なパイロットね」
~基地上空~
???「えっと、エンジェル軍の新型の機体を見つけました!これからえーっと、えっと……あれ?どうするんでしたっけ?」
???「あっ、でへへ~そうでしたね!了解です!まずは電波妨害の粒子を撒いてっと、よーしっ」
未来「春日未来、目標を駆逐します!」
~基地演習場~
茜「いやっほぉぉぉー!!来たよ、来たよ!ついに来たよ茜ちゃんの晴れ舞台が!!」
茜「ふっふっふ、今日集まってくれたみんなには、特別にこのエンジェル軍エースパイロット(自称)の茜ちゃんが華麗でプリティーなMA操縦テクを見せつけてあげる!」
茜「さぁ!とくとご覧あれ、世界よ!あまりの可愛さに震えるがいい!これが茜ちゃ……ん?通信?」
茜「えっ?所属不明の機体がこっちに向かってる?それって……ちょっ、もしもし?おーい?」
律子「様子が変ね、どうしたのかしら?」
真「ああ……ん?律子、あの光を見て!」
律子「あれは、MA?凄いわね、新型を二機も用意してたなんて、それにあの光は何かしら?」
真「あれは……」
兵士「皆さま、新型のテストは一時中止いたします!係の指示に従って速やかに避難をよろしくお願いします!」
茜「あっ、みんな待って!行かないでプリーズ!ぐぬぬ……せっかくの茜ちゃんショーが台無しになっちゃったじゃん!どうしてくれるのさ!」
茜「どこの所属機体とか気になるけど、とりあえず人の家に土足で入ってタダで帰れると思わないことだよっ!!」
茜「必殺!茜ちゃんスラッシュ!!」
ブンッ
スカッ
茜「にゃっ!?」
真「躱した!?」
律子「凄い!なんて機動性なの」
茜「ふ、ふふん……なかなかやるねっ!でも茜ちゃんは今まで2000回以上模擬戦やって、一度も負けたことのないスペシャルプリティーな美少女パイロットなんだよ!」
茜「だ・か・らっ!観念して降参しろー!!」
不死身の茜ちゃんかな?
茜「茜ちゃんは!」
ブンッ
スカッ
ガシュ!
茜「プリティで!」
ブンッ
スカッ
ガシュ!
茜「美少女で!」
ブンッ
スカツ
ガシュ!
茜「模擬戦なんだよー!?」
ブンッ
スカッ
ガシュガシュ!!
茜「そんな……い、一撃も当てられないなんて……む、無念」ボロボロ
真「たった数秒でいとも容易く新型の機体をバラバラに……」
律子「あの機体、いったい何者なの……」
未来「ふぅ……エンジェル軍の新型やっつけました!」
未来「はいっ、了解です!じゃあ春日未来、今から次の作戦開始……あれ?次ってどうするんでしたっけ?」
未来「あっ、そうでしたね!ごめんなさい、でへへ~」
真「あの機体、帰っていくのか?」
律子「そのようね……にしても、エンジェル軍の新型は派手にやられたわね~。まぁ、パイロットは無事みたいだけど」
真「……」
真(あのMAの目的は軍備増強路線を行くエンジェル軍への牽制……いや、警告と取るべきかな?)
真(だとしても、ここまでされてエンジェル軍も黙ってるわけがない)
~基地上空~
兵士2「所属不明機、視認。これより戦闘に入る」
未来「わわっ、予定よりいっぱい追っかけて来た!?」
兵士3「たった一機だ、この数で囲めば怖くないぜ!!基地で暴れたツケは返させて貰う!」
???「隙ありっ」ズギュ-ン
兵士4「なっ!?ぐあっ!!」ドカ-ン
兵士2「なにっ!?敵襲だと、どこからだ!?」
兵士3「ち、地上からです!しかし距離がありすぎて……ぐわぁぁ!!」ドカ-ン
???「やった!もう一機撃墜っと♪」
ミキセンパイ(小型AIロボット)「ツバサ、ツバサ、ネライウツノ、ネライウツノ」ピョンピョン
???「はいはい、わかってますってミキセンパイ」
???「ふぅ、流石の未来でもこの数は厳しそうだしね、ミキセンパイはアシストよろしくです♪」
ミキセンパイ「シャーネーノ、シャーネーノ」
翼「よーしっ、伊吹翼、目標を狙い撃っちゃいまーすっ!」ズギュ-ン
兵士5「だ、ダメだ!狙いが正確すぎて躱せな」ドカ-ン
翼「次っ」ズギュ-ン
兵士6「ぐあっ!!」ドカ-ン
兵士2「ば、ばかな……こんな事が」
未来「ナイス翼、えいっ!」ガシュ
兵士2「うわぁぁぁぁ!!」ドカ-ン
未来「ふぅ……これで終わりかな?」
翼「そういえば、これからどうするんだっけ?」
未来「さっき紗代子さんに確認したら、あとの二人が終わるまで地上で待機だってさ」
ミキセンパイ「アフゥ……」
翼「あっ!ちょっと、寝ないでくださいよミキパーイ」
未来「あとの二人は大丈夫かな~?」
14歳縛り?
つまるところアレハレは杏奈かな??
同日同時刻
~軌道エレベーター宙域~
紬「ライブシアタースペースモード、以前として周辺濃度はオールグリーン、ミッションへの影響はほぼありません」
昴「そろそろ、未来と翼の方が終わる時間だな~。上手くやってるといいけど」
海美「二人とも良いな良いな~!私も地球行きたかったー!久しぶりに重力感じたかったよー!!」
紗代子「もうっ、ミッション中の私語は謹まなきゃダメだって言ったでしょ?」
莉緒「ふふっ、硬くならなくても心配ないわ紗代子ちゃん。私達、765プロの初お披露目なんだし、ドカーンと派手にいきましょ♪」
紗代子「でもですね……あっ!ブリッジでお酒はダメですよ!?」
莉緒「も~良いじゃない、私は作戦もう立てたんだし後はみんなに任せるわ」
昴「ちょっ、酒くせー!」
海美「じゃあ私もスポドリ飲も~っと、ゴクゴク……ぷはーっ!!美味い!!もう一杯!!」
ワイワイガヤガヤ
紬「ミッション中なのに……この人達なんなん?なんでこんなに落ち着きがないん?」
???「そろそろ……時間……だね」
???「ふぅ……実戦……戦闘……」
???「アンナは……待ちわびた?……杏奈は……ちょっと……憂鬱…」
紬「カタパルトデッキ、射出準備完了です。いつでもどうぞ」
???「ん……だいじょぶ……です」
杏奈「望月杏奈……作戦行動に……入ります」
~フェアリー軍軌道エレベーター~
リポーター「こちらはフェアリー軍軌道エレベーター、その電力供給10周年を記念しまして、静止衛星ステーション内で華やかなパーティーが行われています。会場には各国の政府関係者やーー」
ウェイター「お飲み物はいかがですか?」
伊織「ええ、頂くわ。ありがとう」ニコッ
ウェイター「い、いえっ……それでは失礼します」ドキドキ
伊織「……にひひっ、まぁ、この伊織ちゃんに微笑んで貰えたんだもの、当然の反応よね」ボソッ
千鶴「失礼します。お嬢様……例の者達が動きましたわ」
伊織「……そう、ついに始まるのね」
伊織「じゃあ、ゆっくりとこの席で見せてもらうわ、765プロのアイドルマイスター達の働きぶりをね」
兵士A「なんだと!?未確認機が5機も、なぜ発見が遅れた!?」
兵士B「そ、それが……スペースデブリに隠れていたみたいで……」
兵士A「くそっテロリストめ、すぐにMA部隊を出撃させろ!なんとしてもステーションに近づけさせるな!」
兵士B「は、はいっ!なっ、テロリスト機体こちらへ向けてミサイルを発射!」
兵士A「なにっ!?」
兵士B「このままだと直撃コースです!」
兵士A「急いで撃ち落と……いや、まてあれは何だ」
兵士B「えっ、あ、あれは……」
杏奈「間に合った……」
杏奈「ん……でも…莉緒さんの……言った通り……だった……ね」
杏奈「うん……ミサイルは……杏奈が……落とす係」
兵士B「ミサイル全弾、破壊!ステーションへの影響はありません!」
兵士A「な、なんだ……あのMAは……」
兵士B「新たに現れた所属不明機体、テロリストと思わしき機体を次々に撃墜していきます!」
杏奈「もう一機……瑞希さん……お願い」
瑞希「任されました。真壁瑞希、目標を破壊します」
瑞希「10連ガシャドライブ。出力最大値に固定、照準セット、ファイアー」ズバ-ンッ
兵士B「て、テロリスト機の反応、全て消滅しました」
兵士A「なんて威力だ、あの兵器は……!?」
瑞希「大勝利です、やったぞ瑞希。ぶい」
杏奈「瑞希さん……やりすぎ……」
瑞希「ご、ごほん。では予定通り離脱しましょう」
杏奈「うん……帰って……報告しなきゃ……」
兵士A「助かったが……な、なんだったんだ、あの機体は」
伊織「にひひっ、なかやかやるじゃない。まぁ、これくらいはやって貰わないとね」
千鶴「ではこれで?」
伊織「ええ、準備が整ったわ。ついに始まるわよ」
数週間後
~東京~
星梨花「ふふ~♪ふふん♪」
静香「ずいぶんと楽しそうね、星梨花」
星梨花「はいっ。今日はとっても天気が良いですし、静香さんとこうしてお出かけ出来ましたからっ」
静香「ふふっ、ありがとう。確かに今日はそんな風になってしまうくらい、気持ちのいい天気ね」
星梨花「あれっ?静香さん、アレはなんでしょう?」
静香「えっ、ああ……なにかしら?街頭ビジョンの前にあんなに人が集まって」
星梨花「どなたか芸能人でもいらっしゃっているんでしょうか?ジュピターの鬼ヶ島さんって方がとっても人気だって、学校で聞きましたけど」
静香「た、多分そういうのじゃないと思うわよ?」
星梨花「そうなんですか?うーん、残念です」
静香「気になるし聞いてみましょうか、すみません、何かあったんですか?」
女「ああ、この前あったテロ事件の続報のニュースよ」
星梨花「テロ?」
静香「最近ずっとニュースでやってるアレね、軌道エレベーター関連の」
女「それで、その場にいたテレビ局のカメラクルーが映像に残してたのよ。そのテロリストをやっつけた所属不明のMAをね」
静香「それがあれですか……」
星梨花「うーん、でもでも、ぼんやりとした映像でよく見えないですね?」
静香「確かにそう……あら?」
アナウンサー『し、失礼しました。ここで速報が入ってきました。このテロ事件を未然に防いだと主張する団体から我々にビデオメッセージが届きました』
アナウンサー『ノーカットで放送しますので、どうぞご覧ください』
高木社長『地球で生まれ育った全ての人類に、ご報告させて頂きます』
高木社長『私達は、(株)765プロダクション』
高木社長『機動兵器、“アイドル“を所有する私設武装プロダクションです』
星梨花「アイドル?」
静香「し、私設武装プロダクション?」
高木社長『私達、765プロダクションの活動目的はこの世界から戦争行為を根絶することにあります』
高木社長『私達は自らの利益の為に行動はしません。戦争根絶という大きな目的の為に立ち上がったのです』
高木社長『ただ今をもって、全ての人類に宣言します』
高木社長『どのような理由があろうとも、全ての戦争行為に対して我が765プロは武力による介入を開始します』
高木社長『それは国だけではなく、それを支援する組織、企業団体なども我々の武力介入の対象となります』
高木社長『私達は(株)765プロダクション、戦争を根絶する為に立ち上がった、私設武装プロダクションです』
~???~
貴音「始まりましたね、朋花」
朋花「ええ、貴音様」
貴音「ふふっ……古よりの計画の監視者として、この結末、見せてもらいますよ765プロダクション」
~765プロ多目的輸送艦ライブシアター艦内~
杏奈「ついに……きたね」
瑞希「ええ、我々765プロダクションが行う武力介入。もう後戻りは出来ません」
翼「未来、絶対に成功させようね!」
未来「うんっ!そうだね翼、絶対に……あれ?ところで」
未来「武力介入って、何だっけ?でへへ~」
ーーアイドルマイスター達の前に現れる強敵達!
麗花「ふふっ、もっともーっと楽しみましょうね、アイドルさんっ♪」
瑞希「むむっ、あの動きただ者ではないと見ました」
麗花「えーいっ、ずばーんっと♪」
瑞希「っ!?アーマーの薄い所を的確に…っ」
麗花「凄い凄いっ!とってもカチコチですね、そのアーマー。素敵です♪」
杏奈「百合子……さん?百合子さん……なんでしょ!?」
百合子「違う。私はリリィナイト!プリンセス軍所属の風の戦士だ!」
杏奈「嘘っ!百合子さん……杏奈だよ?施設で一緒だった……覚えて……っく!?」
百合子「敵の前で隙をみせるとは、甘いな765プロ!」
杏奈「そんな……どうして……百合子さん……」
百合子「人違いだと言っている!」
杏奈「違う……貴女は……うっ……だ、だめ……アンナ……戻って……」
百合子「終わりだ!沈め……な、何っ!?」
アンナ「イェーイっ!ビビッといっくよー!」
百合子「こ、こいつ、急に機体の動きが変わった……?」
春香「ところがわっほい、ってね!!」
翼「このっ!アンタが……アンタが私の家族を!!」
春香「ははっ、良いねぇ!そのギラギラした闘争心、ついでにその機体。最高だよ、アイドルマイスターってのは!」
翼「うるさいっ!!」
ーー対峙する、過去
莉緒「こちらの動きを読んでいた!?あり得ないわ、だってこの戦術は私と……もしかしてあの艦に乗っているのは」
莉緒「このみ……姉さん?」
このみ「罠にかかったわね765プロ。各員に通達、戦闘配置に付いてちょうだい」
このみ「(莉緒ちゃん、もしかしてその艦に乗ってるのは貴女だというの?)」
ーー現れる、新たなアイドルマイスター
琴葉「はじめまして、765プロの皆さん。私達のチーム名はトライスタービジョン」
紬「トライスタービジョン……?」
恵美「にゃはは、皆と同じでアタシ達もアイドルで武力介入しちゃうよ!」
エレナ「邪魔する人達はみーんなやっちゃおうネ♪」
琴葉「そうね。もっと徹底的に武力介入しないと」
ーーついに始まるアイドルマイスター同士の戦い
琴葉「どうして邪魔をするの未来ちゃん!」ズギュ-ン
未来「普通に暮らしている人達まで巻き込むなんて、そんなの絶対、ぜーったい許せません!」ガシュ!
琴葉「今までの緩いやり方では誰も救えないの、これが賢いやり方、それをわかって未来ちゃん!」
未来「嫌です!それが賢いやり方だっていうなら……私はずっとおバカなままでいいです!」
琴葉「くっ……このっ!」
ーーそして、裏切り
貴音「演算処理こんぴゅーたーとやらの全権は私、計画の監視者である四条貴音が掌握しました」
瑞希「そ、そんな……アクセス出来ません……あれが無くなっては、もう私達の戦いは…」
貴音「ふふっ、今までご苦労様でしたね。これからは私が有効利用させて頂きます、その前にまず、時代遅れの貴女方にはこの舞台から降りて頂きましょう」
紗代子「こ、この反応は……まさか!」
貴音「うふふっ、この機体には10連がしゃどらいぶが7基も搭載されているのです、貴女方に勝ち目はありませんよ」
ーー目覚める、新たな力
春香「あははっ、最高だよ。このアイドルって機体は!身体から重りが取れたみたいにスイスイ動く!」
未来「それは恵美さんの乗ってた機体!?」
春香「ふふっ、もう必要ないみたいだからね、貰ってあげたの!」
未来「まさか……くっ、やぁぁっ!!」
春香「さぁて、これが躱せるかな~?リボン!(ファンネル的なやつ)」
未来「きゃぁぁっ!?」
春香「さぁ、これで終わりだね、アイドルマイスターちゃん♪」
未来「はぁ……はぁ……」
未来「(終わる……私達の戦いが……?)」
未来「(……いや、違う。まだ終わってないもん!私達の戦いはまだ!)」
未来「私は……私達は……負けられないっ!」
未来「バーストアピール……発動っ!!」
春香「な、なにぃ!?この赤い光は……ぐあっ!?」
ーー始まる、世界を相手にする最終決戦
ロコ「未来、バーストアピールは機体へのリスクが大きいので、使用は控えてフレキシブルに戦ってくださいっ!」
未来「うん、わかったよロコちゃん!よーし、バーストアピール!!」
ロコ「全然わかってないじゃないですか~っ!?」
ーー散っていく仲間達
昴「へへっ……オレ、馬鹿だよな……カッコつけて……」
紗代子「ううん!そんな事ない……昴ちゃん、しっかりして!」
昴「生まれ変わったらさ……次はプロ野球選手になって……平和な世界で……」
紗代子「昴ちゃん?昴ちゃん、目を開けて!?ねぇ、ねぇってば!」
杏奈「っあ……アンナ……どこ?……杏奈また……一人ぼっち……」
杏奈「みんな……ごめん……ね」
杏奈「百合子……さ……ん」
瑞希「望月さん!応答してください、望月さん!」
翼「弾とか装備……全部使いきっちゃった……ふふっ……帰ったら、またロコちゃんに叱られちゃうかな……」
翼「わぁ……地球……綺麗……」
翼「みんな……みんな……満足なのかな?……こんな世界で……」
翼「アタシは……いやだよ……」
翼「えへへ……未来……あとは……」
未来「えっ、今の声……もしかして、翼?」
真「会いたかった!会いたかったよ、アイドル!」
未来「その機体は、きゃぁっ!?」
真「ああ、君に見劣りしないように新調したのさ、律子に頼んでね!」
真「これで敵討ちだ!散っていった、のり子とまつりの!」
未来「もしかして、その背中に積んでいるのは」
真「ああ、もちろん君達の乗ってるアイドル同様、10連ガシャドライブも搭載している。これで前みたいに機体の性能に差は出ないはずだよねっ!」
未来「ぐっ、こ、このっ!」
真「ぐわっ!?くぅっ、今のは効いたよ」
未来「そこを退いてよ!行かなきゃ、みんなの所に帰らないと!」
真「ははっ。ようやく……ようやく理解したよ!」
真「あの日、君の圧倒的な性能に僕は心奪われた、ああ、そうとも……この気持ち」
真「まさしく愛だ!」
未来「さっきから、言ってる事よくわかんないですっ!!」
真「ここで決着をつけるぞ!!アイドルっ!!」
未来「負けない、私達アイドルマイスターは……765プロは……負けないっ!!」
真「ぐっ……派手にやられたな……最後は相討ちか……でも……まつり、のり子……敵討ちは……」
ドカ-ンッ
未来「っう……くっ……まだ……まだ……身体は動く…」
未来「帰らないと……シアターに……みんな待って……」
ドカ-ンッ
ーーそして、明らかになる真の黒幕
朋花「貴音さん、そして765プロの皆さん、哀れな道化役お疲れ様でした~」
朋花「ああ、大丈夫ですよ。後の計画の事はこの天空橋朋花と天空騎士団に任せてください」
朋花「世界中の子豚ちゃんをより良い未来に導く指導者は私以外に適任はいませんからね~、ふふっ。うふふふっ」
ーー機動戦記ミリオンライブ。イベント近日公開
高木社長「とっ、こういう話が来てるんだが引き受けてくれるかね?」
ミリP「面白そうですね!是非やりましょう!」
その後、色々な所から怒られて機動戦記ミリオンライブはお蔵入りになりましたとさ
おわり
ぷっぷかさんだけ誰役か分からない
乙です
読んでくださってありがとうございます
既視感のあるストーリーだと思いますが多分気のせいです
後で依頼だしてきます
おう乙
未来、バーストアピールは使うなよ?
未来、マスターラッシュボタンも押すなよ?
乙
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