提督「艦娘を幸せにしたい」 (152)

提督「艦娘に殺されたい」
提督「艦娘に殺されたい」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1514470615/)
の過去編
胸糞が嫌いな方は上は見ずにこのssに留めてください。このssはハッピーエンド?です
他の過去作
デレデレ霞ちゃん
【艦これ】デレデレ霞ちゃん - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1517682436/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1520698850

スレ立て乙

提督私室

提督「今日もお疲れ様、榛名」

榛名「提督こそお疲れ様でした」ペコリ

提督「おいで」

榛名「えへへ...///」ピトッ

提督「...」ギュッ

榛名「榛名、すごく幸せです...」

提督「俺もだよ...」

榛名「提督」

提督「ん?」

榛名「ん...」

提督「あぁ...」

チュッ

榛名「えへへ...」

提督「榛名、明日は非番だったっけ?」

榛名「はい。寝かすつもりはありませんよ?」ガバッ

提督「俺は普通に仕事だからほどほどにしてくれよ...」ギュッ

ーーーーーーーー



提督「ぅ...」パチッ

榛名「...zzz」

提督「もう5時か...起きないと...」

提督「全く...こんな顔して夜は獣なんだからな...」ナデナデ

榛名「んぅ...zzz」

提督「さて、準備しないと...」ゴソゴソ

ーーーーーーーー

食堂

伊良湖「間宮さん、こっちの仕込みは終わりました!」

間宮「ありがとう!次はお味噌汁をお願いしていいかしら?」

伊良湖「はい!...あ!」

提督「おはよう二人とも」

伊良湖「おはようございます!」

間宮「提督、毎朝こんな所まで来ていただかなくても...」

提督「朝早くから皆の食事を用意してくれてるんだから、労いに来る人が一人くらいいたっていいじゃないか」

間宮「もう、提督は甘いですね///」

伊良湖「ふふ、間宮さん、なんだかんだ凄く嬉しそうじゃないですか」

間宮「からかわないの!」

提督「いつもありがとうな。二人には本当に感謝してるよ」

提督「これ、よかったら受け取ってくれないか?」スッ

間宮「これは...?」

提督「幻の名刀なんて言われてる包丁なんだがな、前に会議で本土に戻った時に見つけて、是非二人にと思って買ったんだ」

伊良湖「こ、こんな立派なもの頂いてもいいんですか...?」

提督「もちろん。この包丁も君たちに貰われたがってるよ」

間宮「ありがとうございます...凄く立派...」

伊良湖「わぁ...大切にします!」

提督「邪魔して悪かったな。それじゃ俺は戻るから」

間宮「邪魔だなんてとんでもありません!ありがとうございました!」ペコリ

伊良湖「本当にありがとうございます!」

ーーーーーーーー

伊良湖「間宮さん!凄いですよこの包丁!こんな綺麗に切れちゃいます!!」トントントントン

間宮「本当ね...美しさすら感じるわ...」ジッ

伊良湖「間宮さんは使わないんですか?」

間宮「折角提督に頂いた物だし、なんだかもったいなくて///」

伊良湖「ふふ、本当に提督のことお好きなんですね」

間宮「もう!それより早く仕込みの続きをしないと間に合わなくなっちゃうわよ?」

伊良湖「あっ!すみません!」

間宮「(この包丁は今のがダメになるまで取っておきましょう♪)」

ーーーーーーーー

司令室

提督「さて、今日の秘書艦は↓1か...」

リストから一人指名をお願いします

鳳翔 霞 七駆 天城 天龍 龍田 鹿島 瑞鳳 青葉 金剛型 二航戦 オイゲン ポーラ ローマ

という訳で過去編です
このssはただひたすら提督を拷問し殺そうとした艦娘と提督の幸せだった頃の話をツラツラ書いていくだけです
こんな仲だったのに...と少しでも愉悦の足しになればと思います

安価についてですが、基本的に本編に出た艦娘をリスト化し安価による指名順で書いていきます。
消化し終わった頃にマンネリ化してなければ新たに艦娘の追加安価を取ります





艦娘は新規で安価しないんか?

すまん
下げ

コンコンコン

「霞よ」

提督「おぉ、入ってくれ」

ガチャッ

霞「おはよう司令官。昨日はちゃんと眠れたの?」ニヤニヤ

提督「おま...その表情、榛名が非番だと誰かに聞いたな?」

霞「榛名さんが戦場で言ってたわ。『明日は非番なので今夜は提督を寝かせません!』ってね」

提督「そりゃMVPも取って来るわけだ」

霞「ところで、今日の業務は?」

提督「新海域開放の予定はないから、海域哨戒だけするとして...報告書の作成と鎮守府内の見回りくらいかな」

霞「司令官が優秀過ぎるってのも考えものね。昔の忙しさが懐かしいわ」

提督「平和なのはいいことだろう?」

霞「そりゃそうだけど、司令官が部下を労ってまわる鎮守府なんてここくらいよ、絶対」

提督「俺も上官に褒めてもらった時は凄く嬉しかったからさ。皆にもそうやってやる気を出して欲しいんだ」

霞「ふん、本当に甘ちゃんね」

提督「いつも付き合ってくれてありがとうな?」ナデナデ

霞「///」

提督「そういえば↓1が用があるとか言ってたな。ちょっと顔出しに行くか」スッ

霞「ぁ...」

提督「ん?」

霞「なんでもない...」シュン

>>9
殺されたいの方で出た艦娘を先に出すつもりだったけど、もし新規の要望が多ければ対応します

ローマ

まずは前のキャラを消化してからかな

戦艦寮

提督「ローマ、入っていいか?」

「どうぞ」

ガチャッ

ローマ「いらっしゃい。わざわざ来てもらって悪かったわね」

提督「何、ローマの為ならお安い御用さ」

ローマ「はいはい///」

提督「ところで用ってのは?」

ローマ「これ、前食べてみたいって言ってたでしょ?」スッ

提督「おぉ!これがイタリアの麺...パスタか...」

ローマ「それとこれがトマトで作ったソース。これをパスタに絡めて食べるとシンプルだけど美味しいわ」

提督「悪いな。わがまま言って」

ローマ「いいのよ。私もイタリアの文化に少しでも触れて欲しいと思ってたし」

提督「貰いっぱなしだと悪いしな...何かお礼をさせてくれないか?」

ローマ「お礼...?」

ローマ「それなら...↓1」

食材の買い出しに付き合って

提督「食材の買い出し?って言ってもこの島には...」

ローマ「分かってるわよ。だから...その...」モジモジ

提督「?」

ローマ「日本本土でもイタリアでもいいから、戻ったら一緒に買い物に付き合って欲しいの!」

提督「あぁ...お安い御用だ。是非ご一緒させてくれ」ニコッ

ローマ「(提督とデートの約束しちゃった///)Mi dispiace 榛名...」クスッ

提督「榛名のことは気にしなくていいぞ?」

ローマ「なっ!どうして分かっちゃうのよ!」

提督「ローマと少しでも母国語で話してみたくてな。こっそり勉強を続けてたんだ」ニコニコ

ローマ「もう、本当に優男なんだから...///」

ーーーーーーーー

司令室

霞「あら、もう戻ったの?」

提督「うん。ちょっと頼んでたものを受け取っただけだからな」スッ

霞「麺...?」

提督「そうそう。イタリアの小麦で出来た麺でな、パスタって言うらしいんだ」

霞「へー、小洒落た名前ね」

提督「食べてみるか?」

霞「いいの?あんまり沢山ある様には見えないけど...」

提督「2人前くらいはありそうだからこっそり食べちゃおう。皆には内緒だぞ?」

霞「あ、ありがとう///」

ーーーーーーーー

霞「頂きます」

提督「召し上がれ」

霞「ん...」チュルチュル

提督「どうだ?貰ったトマトソースをそのままかけただけなんだけど...」

霞「美味しいわね。これならトマトが嫌いな子でも美味しく食べられるんじゃないかしら?栄養補給にもいいと思うわ」

提督「ほー、それじゃあ俺も...」ズズッ

霞「美味しいでしょ?」

提督「本当だな。今度他のソースも頼んでみようか」

霞「間宮さんのメニューに加えて貰ったらいいんじゃない?」

提督「いいなそれ!次会った時に言っておくよ」

コンコンコン

提督「どうぞー」

ガチャッ

青葉「こんにちはー!って...何食べてるんですか?」

提督「あー...ローマに貰ったパスタって言うのを食べてた」

青葉「私たちの分は?」ジトッ

提督「すまん...」

青葉「司令官が執務中に、しかも既婚者でありながらツンデレ美少女と秘密の食事会を...と」カキカキ

提督「おい」

青葉「間宮券」ボソッ

提督「お前...上官を脅すのか...」

青葉「1枚...」ボソッ

提督「分かった分かった。それで、本題は?何か用事があったんだろ?」スッ

青葉「あ、ほんとにくれるんだ。で、用なんですけど、司令官の人気の秘訣を取材しようかなぁと...」

提督「人気の秘訣?よしてくれそんな取材」

霞「あら、どうして?」

提督「どうしてってなぁ...」

青葉「この鎮守府での司令官の支持率、ご存知ですか?」

提督「そんなアンケート取ったのか...まぁ...70%くらいか?」

霞「は?」

提督「え?」

青葉「それは低く見積もりすぎじゃないですか?」

提督「いやいや、多少なりとも不満は持たれるだろ...で、何パーなんだ?」

青葉「100%です」

提督「え?」

霞「100%よ。耳ついてる?」

提督「ひゃくぱーせんと?」

青葉「はい。100人いれば100人があなたを支持してます」

提督「えぇ~...無視やり言わせたりしてないよな?それはそれで怖いんだが...」

青葉「そんな事しませんよ!例えば↓1さんなんて司令官の事↓2だって言ってましたよ!」

ーーーーーーーー
↓1 艦娘指名
↓2提督への印象(エピソード)

萩風

非の打ち所がない完璧な紳士

こんな紳士だからこそ>>1みたいな事になったんだよな…

リストにある艦娘からじゃないの?

新規の子も対応すると発言したからなあ
駄目なら鳳翔さん

別鎮守府で無く>>1で過去編とはっきり書かれてるからなあ
後の悲劇を考えると見ていてつらいww

今回で新しく追加された新艦はおまけで後の悲劇の時に何をしたか見てぇなぁ…(ゲス顔)

霞 七駆 天龍 龍田 鹿島 瑞鳳 青葉 金剛型(榛名以外)

↓1で一人だけ指名をお願いします。

鹿島

提督「紳士...か。萩風がそんなことを...」

青葉「ほら、前萩風さんが大破した時に...」

ーーーーーーーー

司令室

萩風「司令...艦隊が帰投しました...」ボロッ

提督「萩風!?大丈夫か!?」ダッ

萩風「ご迷惑をお掛けしてすみません...」グスッ

提督「迷惑なんて...そんなわけないだろ...」ギュッ

萩風「でも、もう少しで敵の主力を叩けたのに...」ポロポロ

提督「君が無事ならそれでいいんだ。さ、入渠してきなさい」ナデナデ

萩風「あ、あの!」

提督「ん?」

萩風「少し...怖くて...お風呂に浸かるとふと思い出すことがあるんです...」フルフル

提督「...」

萩風「だから...もしよければ...」

提督「分かった。ただし中には入らないからな?外で待ってるから早く入ってきなさい」ニコッ

萩風「司令...ありがとうございます!」ギュッ

ーーーーーーーー

風呂場

萩風「司令、いますか?」

「ちゃんといるよ」

萩風「よかった...」チャプッ

「...」

萩風「司令は、お優しいんですね」

「そうか?」

萩風「はい。他の鎮守府じゃあんな戦果、報告しても舌打ちされて終わりですよ...」

「やっぱり...多いのか?そういうところ」

萩風「そりゃそうですよ。何よりも戦果が一番だー!って人、いっぱいいますよ?」

「俺は君たちに幸せになって欲しいんだ。嫌な思いをさせるつもりはないよ」

萩風「司令がそう思ってくれてるのは、ひしひし伝わってきます。だから私たちは頑張れるんです...」

「ありがとう。そう言ってくれると嬉しいよ」

萩風「大好きです...司令...」ボソッ

「...」

ーーーーーーーー

青葉「なんて話があったって聞きましたよ?」

霞「いいなぁ...」ボソッ

提督「...まぁ萩風がそう思ってくれてるなら否定する気は無いさ。紳士という言葉は素直に受け取っておく」

青葉「にしても...どうして司令官は私たちを幸せにしたいと思っているんですか?」

霞「確かに。あんたの態度は度を超してるわよ?甘いんだってば」

提督「甘いか...士官学校でも教官によく言われたよ」

青葉「お答えいただけないなら無理には聞きませんけど...」

提督「すまないな。今は言いたくない。聞かれて困るわけじゃないんだがな...」ポリポリ

青葉「...分かりました!じゃあ青葉はこの辺で失礼しますね!お邪魔しました!」

提督「すまないな。もてなせなくて」

霞「勝手に乱入してきた人間なんてもてなさなくていいのよ」

青葉「辛辣ぅ...それでは!」

パタン

ーーーーーーーー

提督「あれ?もうこんな時間か」

霞「殆ど青葉さんの相手をしてただけだったわね」

提督「ほんとだなぁ。霞、もう戻ってもらっていいよ。今日はありがとうな」

霞「お言葉に甘えさせてもらうわね。お疲れ様」ガチャッ

パタン

提督「さて...」

『どうして司令官は私たちを幸せにしたいと思っているんですか?』

提督「鹿島...」

ーーーーーーーー

提督私室

榛名「今日も一日お疲れ様でした」ペコリ

提督「ありがとう。榛名もお疲れ様」ナデナデ

榛名「...提督、なんだか元気がありませんね」

提督「そ、そうか?」

榛名「提督のお嫁さんなんだから、そのくらい分かります!隠し事は榛名が許しません!」

提督「...聞いてくれるか?」

榛名「...はい」

提督「青葉にな、どうして皆を幸せしたいと思うのかって聞かれたんだ」

榛名「確かに提督はお優しいですよね...」

榛名「(異常な位に...)」

提督「...」

榛名「榛名も気になります。提督の優しさは、何か信念があるような気がするんです」

提督「分かった...」

提督「昔、俺の家族が艦娘の誤射で事故死したことは話したよな?」

榛名「...はい」

提督「そんな顔しないでくれ。誤射した子もな、そんな顔で休暇のたびに謝りに来たもんだ...」

榛名「...」

提督「最初の頃は俺の家族を奪ったそいつが憎くて憎くて仕方なかった...炎天下の中、ワザと玄関前で2時間待たせた事もあったよ」

提督「その子も辛かったんだろう。初の実戦でパニックを起こして、守るはずの民間人を殺して...生き残った遺族からは嫌がらせを受けて...」

榛名「そんな事...」

提督「いや、相当辛かっただろうよ...ここに入って知ったんだが、その子の所属する鎮守府の提督は、所謂パワハラジジイだったらしくな...その子も1年も経たずに自殺しちゃったんだ」

榛名「艦娘が...自殺ですか...」

提督「あぁ。最初の頃は、自殺したなんて思いもしなかった。1年も経たずに来るのをやめるなんて、そんなもんなんだなって嫌気がさしたよ」

榛名「...」

提督「けど、風の噂でその子が自殺したって聞いたとき、俺はなんてことをしたんだって凄く後悔したよ」

提督「俺が冷たく当たったせいで、また一つの命が失われた...俺があの子を殺したんだって...」

榛名「そ、そんなことありません!」

提督「いや、彼女は俺が殺した。これは紛れも無い事実なんだ」

榛名「...」

提督「だから俺は、もう2度と俺みたいな人間、そして日々上からの圧力に怯えながら戦う艦娘が生まれないよう、提督になろうと決意したんだ」

榛名「そうだったんですね...」

提督「俺はとにかく君たちを幸せにしたい。戦時中にこんな事を言ってたら生ぬるいと思われるだろうけどな。けど、それでも俺は誓ったんだ。誰一人として不幸にはさせないって...」

榛名「提督...榛名は...いえ、ここの皆は、本当に幸せです。提督、お慕いしてます」ギュッ

提督「ありがとう...愛してるよ、榛名」ギュゥゥ

ーーーーーーーー



提督「うぁ...」パチッ

榛名「...zzz」

提督「(昨日は慰めセッOスをたっぷり受ける羽目になってしまった...身体がだるい...)」

提督「でも、少し元気になれたよ...ありがとう...」ナデナデ

榛名「提督ぅ...zzz」

提督「さて、行ってくるか」

ーーーーーーーー

司令室

提督「えっと、今日の秘書艦は...↓1か」

ーーーーーーーー

鳳翔 七駆 天城 天龍 龍田 鹿島 瑞鳳 金剛型 二航戦 オイゲン ポーラ
から一人お願いします

ずほ

コンコンコン

「提督、失礼します」

提督「おぉ、入ってくれ」

瑞鳳「おはようございます!提督!」

提督「おはよう。今日一日よろしくな」ニコッ

瑞鳳「は、はい///」

提督「じゃあ早速大本営から届いた書類を~」

ーーーーーーーー

瑞鳳「これで全部ですか?」

提督「そうだな。後は今日の報告を受けて終わりだよ」

瑞鳳「なんだぁ...せっかく提督のお手伝いが出来ると思って張り切って来たのになぁ...」シュン

提督「瑞鳳...ごめんな。新海域の解放も予定してないからあまりやる事がないのが現状でな」

瑞鳳「あっ!ごめんなさい!もちろん平和が一番だもん!私たちが暇なのはいい事なんだよね...」

提督「そうだな...よし、瑞鳳!」

瑞鳳「?」

提督「瑞鳳の弓道を見せてくれないか?瑞鳳の腕を一度見て見たいからな」

瑞鳳「お仕事中なのにいいの!?」パァァ

提督「鍛錬も仕事のうちだから大丈夫だよ。早速弓道場に行こうか」ニコニコ

瑞鳳「うん!」キラキラ

ーーーーーーーー

弓道場

提督「失礼します」ペコリ

鳳翔「あら?こんな所までどうされたんですか?」

提督「瑞鳳の腕前を見てみようと思いまして、お邪魔しました」

鳳翔「だから瑞鳳ちゃんったらあんなにご機嫌だったのね。提督、私はこれで失礼しますが、どうぞゆっくりされてください」ペコリ

提督「ありがとう。気をつけてね」

鳳翔「ふふ」ペコリ

瑞鳳「提督、今からあの的の中心に矢を射止めるから見ててね」

提督「分かった」ジッ

瑞鳳「...」グググ

シュパッ

トスッ

提督「おぉ...」

瑞鳳「えへへ、どう?」

提督「素晴らしい腕だな。君みたいな優秀な子がうちに居てくれるなんて、俺は幸せ者だ」ニコニコ

瑞鳳「ちょ、ちょっとそれは褒めすぎじゃ...」テレテレ

提督「褒めすぎなんかじゃないさ。ただ...」スッ

瑞鳳「?」

ギュッ

提督「もう一本構えて」ボソッ

瑞鳳「て、提督///!?」カーッ

提督「ほら、構えて?」サワッ

瑞鳳「は、はい///」スッ

提督「重心が少しだけずれてる。もうちょっと右に...」

瑞鳳「へ...?」

提督「そう、そのバランスを忘れないで」スッ

瑞鳳「あ、あの...」

提督「さぁ、射ってみようか」

瑞鳳「は、はい!」シュパッ

トスッ

瑞鳳「わ...」

提督「お見事。素晴らしいよ」

瑞鳳「私...こんなの初めてです...矢が矢を割るなんて...」

提督「どんな装甲を兼ね備えた敵でも、一点集中で攻撃を受ければ必ず崩れる。今のがその練習になれば幸いだよ」ニコッ

瑞鳳「あの、提督は弓道の経験があったんですか?私もそれなりの腕だとは自覚しているんですが、まさか提督からご指導を頂けるとは思っていなくて...」

提督「君たちの生存率が少しでも上がればと思って体術や射撃は常に学んでるんだ。さっきのも知識で動いただけだよ」

瑞鳳「私たちのため...///」

提督「さ、戻ろうか。今日はお疲れ様。後は自由に過ごしていいよ」

瑞鳳「えっ!?もうそんな時間...失礼します...」シュン

提督私室

提督「ふぅ...」

提督「(榛名は久々に金剛たちと寝るって言ってたし、今日は一人か...)」

提督「(毎日秘書を楽しみにして来てくれる子達の落胆を見るのは辛いもんだなぁ...かと言って特に仕事があるわけでもないし...)」

提督「(そうだ、元帥殿に打診してみるか)」スッ

プルルルル

カチャッ

元帥『もしもし?提督君から電話をかけてくれるとは珍しいね』

提督「夜分すみません。実は相談がありまして...」

元帥『何?トラブルかね?』

提督「いえ、ご存知だとは思うのですが、これと言った仕事がなくて...平和が良い事なのは分かっているんです。ただ、来る日も来る日も書類を片付け、演習を行うだけで...これで良いのかと...」

元帥『何を言ってるんだ。君は深海棲艦に制圧されていたトラック泊地周辺海域を全て解放した英雄だぞ?束の間の休息を取ったって恥じるものではあるまい』

提督「例えば、転属をするという手もあると思うんです。まだ深海棲艦に手を焼いている鎮守府も多数あると聞いています」

元帥『...それはできない』

提督「何故ですか!?通常我々幹部は数年に一度は配属が変わるはずです!」

元帥『(英雄に死なれてはこちらが困るのだよ...)』

元帥『すまない。急用が出来てしまった。とにかく、君は今まで通りでいいんだ。どうしても応援が必要な時はよろしく頼む』ガチャッ

提督「ぁ...」

提督「(どうせ明日も特にやることは無いんだ...少し外でも歩くか...)」

波止場

提督「(波を眺めてると落ち着くなぁ...)」

提督「鹿島...」ボソッ

鹿島「はい?」

提督「ッ!?鹿島!?何故ここに!」ビクッ

鹿島「私もよくここに来るんですよ。波を眺めてると落ち着くんです」

提督「鹿島もか...俺もだよ」

鹿島「それで、どうして私の名前を呟きながら黄昏てたんですか?」

提督「それは...」

鹿島「ま、まさか私の事///榛名さんに怒られちゃいますよ///」

提督「...」

鹿島「あ、あの...まさか本当に...」ドキドキ

提督「...どうだろうな。罪悪感なのか、愛してるのか、俺には分からない」

鹿島「...」

提督「昔な、鹿島を殺したんだ。追い詰められていた彼女に酷い仕打ちをして、追い込んだんだ...」ポロポロ

提督「今でも時々夢に出るんだ...悲しそうな顔をする彼女が...」

鹿島「...知ってましたよ」

提督「え?」

鹿島「同じ艦ですから、噂で聞きました。私は練習艦ですから、ご存知の通り本来実戦に導入される事はありません」

提督「あぁ...」

鹿島「それなのに突然実戦に駆り出されて、民間人を誤射してしまった鹿島がいるって...」

提督「...」

鹿島「その子が自殺したって知った時は、驚きました。私はこの鎮守府しか知りませんから、自殺するほど辛い思いなんてしたことがなかったので...」

提督「すまない...」

鹿島「謝らないでください。その子だって、提督さんの事恨んでないと思います」

提督「そんなはず...」

鹿島「私だから分かるんです。きっと提督さんに、そのご家族に、ごめんなさいって謝りながら...死んだんだと思います」ポロポロ

提督「鹿島...」ギュッ

鹿島「えへへ、ごめんなさい。私は何も辛い思いしてないのに...勝手に涙が...」ポロポロ

提督「俺は鹿島の事を恨んじゃない...彼女のおかげで今の俺があるんだから...」

鹿島「それを亡くなった私が聞いたら、聞いたらきっと安らかに眠れると思います」

提督「そうかな...」

鹿島「そうですよ。私のことは私が一番わかります!」

提督「そうだ鹿島、少し手伝ってくれないか?」

ーーーーーーーー

墓前

提督「簡単なお墓しか作ってあげられないけど...」スッ

鹿島「...」スッ

提督「(鹿島、辛い思いをさせて本当にすまなかった...今、この鎮守府の皆は幸せだと言ってくれる。君は俺達を不幸な目に合わせたと思っているかもしれないが、そんな事はない...)」

提督「(今の幸せは君が作ってくれたんだ。ありがとう、鹿島)」

スッ

提督「...行こうか」

鹿島「...はい」

鹿島「提督さん」

提督「ん?」クルッ

鹿島「ありがとうございます」ペコリ

鹿島「その子が自殺したって聞いた時、少し軍が嫌いになりそうでした。けど、提督さんみたいな人が居てくれて本当に良かったです」

提督「...全て鹿島のおかげだよ。お礼は彼女に言ってくれ」スタスタ

鹿島「(どうか安らかに眠ってください。今の生活を与えてくれた貴方に感謝します...ありがとう...)」

ーーーーーーーー

明日の秘書艦↓1
鳳翔 七駆 天城 天龍 龍田 金剛型(榛名以外) 二航戦 オイゲン ポーラ からお願いします

ひりゅー

たまらん

司令室

「提督、飛龍です」

提督「おぉ、入ってくれ」

飛龍「本当にお昼からでよかったんですか?」

提督「うん。最近は仕事が少なくてな。早く来てもらうよりゆっくり休んでもらったほうがいいと思ったんだ」

飛龍「えへへ、お陰様で久しぶりに二度寝しちゃいました」

提督「そいつはよかった。それじゃあやっていこうか」

飛龍「はい!」

ーーーーーーーー

提督「(さて...演習や遠征の報告書も出来上がったし、こんなものか...)」トントン

飛龍「...」チラチラ

提督「...どうした?」


飛龍「へ!?///いやなんでも///」

提督「何か相談事か?隠さないで言ってごらん?」ニコッ

飛龍「いや、その...かっこいいなぁって...///」

提督「あ、ありがとう...」ポリポリ

飛龍「それに提督の目、綺麗ですよね。見てると吸い込まれそうです」ジッ

提督「よせよせ。男に綺麗さなんて似合わないよ」

提督「それより今日はもうやることがないから、もう戻ってくれて構わないよ。お疲れ様」

飛龍「はぐらかされた...」

提督「あれだな、君達は既婚者相手なのに随分とグイグイ来るよな」

飛龍「そりゃあ提督に惚れない子なんていませんよ...あ...」

提督「そりゃどうも...ん?」

榛名「...」ニッコリ

提督「」

ーーーーーーーー

提督私室

榛名「やっとお姉様達に解放されたと思って提督の所に来たらこれですか。榛名は悲しいです...」

提督「そんなこと言わないでくれよ...言い寄られるのは防ぎようがないんだから」

榛名「...抱きしめてくれたら許します」チラッ

提督「お安い御用だ」ギュッ

榛名「ふふ、これで許してあげます♪」

提督「ありがとう、愛してるよ榛名...」チュッ

榛名「ん...提督ぅ...」スリスリ

提督「おいおいまだ夕方だぞ...?」

ーーーーーーーー

これマンネリ化するやつだ
リストの子に秘書艦やらせるのやめよう
ちょっと話の展開考え直します...

今回とかづほ回とか前日譚見てる感が強くていい感じだけど

自由に艦娘選べるようになるの?
だとしたらうれしい

重巡寮

青葉「...」スラスラ

衣笠「青葉、書いてるの?」

青葉「んー、司令官の評判をちょっとね」

衣笠「へぇ面白そう!見せてよ!」ズイッ

青葉「うん、こっちは完成してるから」スッ

衣笠「なになに...『司令官のここが好き!~艦娘達の赤裸々告白録~』?」

青葉「司令官との思い出のエピソードをまとめた本なんだ。それを読めば自分が経験してない司令官とのドキドキを追体験できるという...」

衣笠「青葉が珍しく素晴らしい本を書き上げてる...」

青葉「失礼な!私の作品はどれも素晴らしい物ですよ!」

衣笠「まぁまぁ。とりあえずゆっくり読ませてもらうよ!どれどれ最初は↓1か...」

ーーーーーーーー

↓1
鳳翔 七駆 天城 天龍 龍田 金剛型 蒼龍 オイゲン ポーラ
↓2思い出(ざっくりでok)

>>54
もちろん新規も追加予定です
ただ追加のタイミングは様子を見て決めます

間違えてsageてた

鳳翔

二人だけでお酒を飲んだ思い出

衣笠「鳳翔さんが提督と二人きりでお酒を飲んだ話か...」

ーーーーーーーー

提督私室

提督「鳳翔さん、本当にここでよかったんですか?」

鳳翔「はい///二人きりで飲めるとこなんてここくらいしかありませんから///」

提督「まさか鳳翔さんの方からお誘い頂けるとは思いませんでしたよ。はい、コップ」コトッ

鳳翔「ありがとうございます。お注ぎしますね」スッ

提督「お、どうも」

鳳翔「それでは...」

提督「乾杯」

カンッ

鳳翔「ふふ、提督と二人きりだからか、いつもより美味しく感じます」ニコニコ

提督「鳳翔さんがご機嫌になってくれてよかった。ところで何か相談があると聞いたが...」

鳳翔「相談なんて大げさなものじゃないんですけど、お願いがありまして///」

提督「なんですか?鳳翔さんの頼みならなんでも聞きますよ?」ニコッ

鳳翔「あの...この場だけでいいんです。私を甘やかして頂けませんか///」

提督「(いつも頼られる側だから、たまには誰かを頼りたい時もあるか...)」

提督「鳳翔、おいで」スッ

鳳翔「えっ///そんな、いきなりよろしいんですか?」

提督「うん。おいで」

鳳翔「///」ギュゥゥ

提督「鳳翔、いつもありがとう。君が皆をまとめてくれて、凄く助かってるよ」ナデナデ

鳳翔「はい///」

提督「君はこの艦隊の母として頑張ってくれてるが、俺は君の兄や父として頑張るから、いつでも頼ってくれよ?」ナデナデ

鳳翔「はい///」トローン

提督「あれ?鳳翔さん、鼻血が!これ、使ってください」スッ

鳳翔「あぁなんてはしたない///」フキフキ

提督「ふふ、鳳翔さんのこんな一面を知っているのは俺だけかな」ニコニコ

鳳翔「後にも先にも提督だけです///このハンカチはまた洗って返しますね///」

提督「ハンカチなんて気にしなくていいのに...さ、晩酌の続きだ。飲もう飲もう」

鳳翔「はい///」

ーーーーーーーー

衣笠「うわぁ~いいなぁ~!!私も提督に甘やかされたい!!」

青葉「ちなみにそこで出てくるハンカチは鳳翔さんが今使ってる奴なんだよね。汚れたの返すわけにはいかないって新しいハンカチあげたらしいよ」クスッ

衣笠「鳳翔さんも乙女な所があるんだなぁ...さて次は...↓1さんの話だね」

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七駆 天城 天龍 龍田 金剛型 蒼龍 オイゲン ポーラ

↓2 思い出

龍田

膝枕で耳かきした後に提督が一眠りして起きるまで頭を撫でてた

衣笠「龍田さんが提督を膝枕した話かぁ」

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提督「龍田、出撃お疲れ様。MVPのご褒美は何がいいかな?」

龍田「...///」モジモジ

提督「?」

龍田「み、耳かきをさせてくれないかな~なんて...///」

提督「え?それは構わないけど、俺が何かしてもらっちゃっていいのか?」

龍田「私がしたいからいいんです!さ、横になってください」ドキドキ

提督「それじゃ失礼して...」イソイソ

龍田「提督、膝の上に頭を乗せてください」ポンポン

提督「マジか...それはちょっと恥ずかしいけど...分かった」スッ

龍田「ふふ...それじゃあやっていきますね♪」

提督「よろしく」

ーーーーーーーー

龍田「提督~?終わりましたよ~?次は反対を向いてください」ツンツン

提督「...zzz」スヤスヤ

龍田「あれ?寝ちゃったの?」

龍田「可愛い...」ボソッ

龍田「(ちょ、ちょっとだけ...)」ナデナデ

提督「ん...」

龍田「はぁぁぁぁ...癒されるなぁ~...」ナデナデ

提督「ぁ...」パチッ

龍田「キャッ!?提督、お目覚めですか...」ドキドキ

提督「すまない、寝てしまってたようだ...」

龍田「い、いえ...///」

提督「ありがとう。耳がすっきりしたような気がするよ」ノビーッ

龍田「(あ...まだ反対が終わってないんだけどなぁ...)」

提督「あと龍田、これMVPの追加報酬」スッ

龍田「えっ!?耳かきさせて貰ったのに間宮券まで貰ったら悪いですよぉ...」

提督「じゃあ耳かきのお礼だと思って受け取ってくれ。天龍の分もあるから二人で行っておいで?」ニコッ

龍田「もう、提督には敵わないですね///」ドキドキ

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衣笠「...この手法、私も次使おう」

衣笠「次は↓1さんかぁ」

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↓1
七駆 天城 天龍 金剛型 蒼龍 オイゲン ポーラ

↓2思い出

蒼龍

風邪をひいた時つきっきりで看病してくれた

Rの方に榛名との夜戦事情を書いてええんやで?

蒼龍「ケホッ...提督、手間かけさせてごめんね...」

提督「手間だなんて思ってないよ。飛龍も遠征に出てるから仕方ないさ」

提督「ほら、あーんして」

蒼龍「あー...」パクッ

提督「美味しいか?」

蒼龍「うん。この雑炊提督が作ったの?」

提督「あぁ。間宮さん達は夕食の準備で忙しそうだったからな」

蒼龍「あれ?提督のご飯は?」

提督「ここで食べるつもりだよ。もう持ってきてある」

蒼龍「そ、そうなんだ///二人きりで食事なんて初めてだね///」

提督「言われてみれば確かにそうだな...よし、元気になったら快気祝いをしてやろう。また二人で間宮にでも行こう」ニコッ

蒼龍「ほ、ほんと!?絶対だからね!」

提督「もちろん。男に二言はないよ」

蒼龍「えへへ...」

提督「ほら、雑炊が冷めちゃうから早く食べちゃおう。あーん」

蒼龍「ん...///」パクッ

ーーーーーーーー

蒼龍「提督、もう戻っちゃうの?」

提督「いや、少なくとも明日の朝まではここに居るつもりだよ」

蒼龍「やった...」ボソッ

提督「蒼龍、お風呂には入れそうか?」

蒼龍「うーん...ちょっとそれは辛いかも...」

提督「そうか...俺が体を拭くわけにもいかないしな...誰かを」

ガシッ

提督「ん?どうした?」

蒼龍「だ、大丈夫だから!提督が拭いて!!!」キラキラ

提督「い、いや...男が拭くのはいくらなんでも...」

蒼龍「ほんとに大丈夫だから!!拭いて!!」キッ

提督「わ、分かった...準備してくるからちょっと待っててくれ」

蒼龍「はーい♪」

ーーーーーーーー

提督「それじゃ後ろを向いてくれ」

蒼龍「うん///脱ぐね///」

シュルッ

提督「...」ゴクッ

蒼龍「そ、それじゃあお願いします///」

提督「(綺麗な背中だな...)」スッ

ピトッ

蒼龍「ひゃっ!?」ビクッ

提督「す、すまん!冷たかったか?」

蒼龍「び、びっくりしただけ!大丈夫だから続けて///」

提督「分かった...」コシコシ

蒼龍「(提督の手つき、優しいなぁ...)」ウットリ

提督「痛くないか?」コシコシ

蒼龍「うん。凄く気持ちいい...」

提督「はい。背中は終わったよ。俺は外で待ってるから、拭き終わったら呼んでくれ」

蒼龍「(もう終わりなの...)」ガックリ

ーーーーーーーー

提督「そろそろ寝ようか」

蒼龍「うん。提督、今日は何から何までありがとね...」

提督「お安い御用さ。早く良くなるといいな」

蒼龍「快気祝い、約束だからね?」

提督「もちろん。忘れてないよ」

蒼龍「えへへ、おやすみなさい」

提督「うん。おやすみ」

蒼龍「提督、愛してます...///」ボソッ

ーーーーーーーー

衣笠「よし、裸で外出てくる」

青葉「え?衣笠自らスクープ記事になってくれるの?」カメラカマエ

衣笠「じょ、冗談に決まってるじゃない...次よ次!これ読んでると寝る前の妄想が捗るね///」

青葉「あー、次は↓1さんの記事だね」

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↓1
七駆 天城 天龍 金剛型 オイゲン ポーラ

↓2
思い出

天龍

お姫様抱っこ

我が感涙である(

司令室

龍田「て、提督!!天龍ちゃんが!!大破しちゃったって!!」

提督「何!?すぐに行く!!」

龍田「天龍ちゃん...」グスッ

ーーーーーーーー

母港

ガヤガヤ

提督「天龍!!大丈夫か!?皆は先に戻っててくれ!」ダッ

テンリュウサンダイジョウブカナ

提督「天龍!!血が出てるじゃないか!!」

天龍「...おう」ボロッ

提督「すぐに入渠させてやるからな」ダキッ

天龍「おまっ!何してんだ///」

提督「すまない。恥ずかしいかもしれないが少し我慢してくれ」タタタッ

天龍「やめろって///みんな見てるからぁ///」

ーーーーーーーー

脱衣所

提督「天龍、大丈夫か?」

「あぁ。高速修復材のおかげでもうピンピンしてるぜ」

提督「そりゃよかった。お前に何かあったらどうしようかと思ったよ...」

「バカ言え。この天龍様が簡単にくたばるわけないだろ?」

提督「ふふ、頼もしいやつだ」

「提督、そろそろ上がるから戻っていいぞ。他の奴らにも何ともないって伝えて欲しいし」

提督「分かった。報告は他の子に任せるから天龍はそのまま部屋に戻ってくれて構わないからな。お疲れ様。ありがとうな」スタスタ

「おう」

ガラッ

天龍「ん?提督のやつなんか置いてる...」スッ

天龍「間宮券が二枚か...あいつはほんとに甘いよなぁ...」

天龍「(ま、そんな所が好きなんだけどさ...)」

ーーーーーーーー

衣笠「いいなぁ~!!交わす言葉が少なくても、分かり合ってる感じが羨ましい...」

青葉「提督と天龍さんは、一回大げんかした以来めちゃくちゃ仲良くなったよね」

衣笠「あぁ~、天龍さんが死ぬまで戦わせろって言ったやつだっけ?提督が顔真っ赤にして怒ったのはあれが最初で最後だったよね」

青葉「提督も天龍さんも泣き出しちゃうんだもんなぁ。あの時は大変だったなぁ...」

衣笠「それだけ私達が愛されてるってことだよ...あれ?この本はここまでなんだ」

青葉「まだ編集中だからね。今からまたインタビューに行く所!」

衣笠「初めて青葉の取材を応援したいと思えた...」

青葉「ちょっと!普段から応援してよ!」

衣笠「それで、誰のところに行くの?」

青葉「まずは↓1さんかなぁ」

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↓1
七駆 天城 金剛型 オイゲン ポーラ
↓2
思い出

七駆って一人指定?
なら潮

なんやかんやあって何故か一緒に入渠した

間違えて青葉に提督と呼ばせてしまった
司令官に脳内補完お願いします

駆逐寮

青葉「というわけで潮ちゃん!司令官との思い出があれば是非!」

潮「えぇ~...」

青葉「取材費としてこれ差し上げますから!」スッ

潮「これは...?」

青葉「皆さんが自分だけの司令官との特別な思い出を語ってくれたのを本にしたんですよ!」

潮「なるほど...夜の妄想が捗りそう...」ゴクッ

青葉「でしょう?なので潮ちゃんも良ければ是非...」

潮「実は、私この話の中でも一番凄い経験しちゃってるんです///」

青葉「というと...?」

潮「一緒にお風呂に入ったり///」

青葉「へぇっ!?」

潮「あれはまだ提督が独身の時でした...」

ーーーーーーーー

提督私室

提督「潮、そろそろ寝ようか」

潮「は、はい!」

提督「本当に同じベッドでいいのか?」

潮「提督がご迷惑じゃなければ...」ウルウル

提督「迷惑なわけないじゃないか。さぁおいで」スッ

潮「す、すみません」ゴソゴソ

提督「姉妹艦の着任が遅れていてすまないな...」ナデナデ

潮「そ、そんな...」

提督「...」ナデナデ

潮「あの...」

提督「ん?」

潮「どうして提督は、こんなに優しくして下さるんですか?」

提督「...」

潮「おこがましいかもしれないんですが、提督は私に特別優しくして下さってる気がして...」

提督「そうか...」

潮「あっ!提督が親切にして下さるのは凄く嬉しく思ってます!本当に本当に感謝してます!」

潮「けど、どうして私なんだろうって、時々思うんです...」モジモジ

提督「...俺にはな」

潮「!」

提督「俺には...妹がいたんだ」

潮「いた...?」

提督「うん。丁度潮くらいの年だったんだけどな。事故で亡くなったんだ」

潮「そんな...」

提督「俺は潮と妹を重ねてしまったのかもしれない...一人で寂しそうな潮を見てると、なんだか放って置けなくてな...」

提督「死んだ人間と重ね合わせられて、気分を害したらすまない...」

潮「そ、そんなこと!」

提督「...寝よう、潮」ナデナデ

潮「あの...」

提督「どうした?」

潮「お兄ちゃん...///」

提督「う、潮!?」

潮「今日、ここでだけでいいんです。私のこと妹だと思って見てくれませんか///」

提督「そ、そんなこと...」

潮「お兄ちゃん?早く寝よう?」

提督「潮...お前は優しいな...」ギュッ

潮「大好きだよ...お兄ちゃん...」ギュゥゥ

提督「俺もだよ。おやすみ潮...」

ーーーーーーーー



潮「ふぁぁ...」パチッ

提督「おはよう」ナデナデ

潮「提督!?あ...そうだ私...///」

提督「昨日はありがとな。少し慰められたよ」

潮「い、いえ///」

提督「けど、潮は潮だ。俺は君という人間を尊重したい。俺は君を妹のように可愛がるかもしれないが、君は妹のように振る舞う必要はないからね」ナデナデ

潮「分かりました...けど、私が提督をお兄ちゃんみたいに思うのも私の自由ですよね?」

提督「む...」

潮「お兄ちゃんって呼ぶかは分かりませんけど、私はそう思って提督と過ごしますから///」

提督「愛い奴め...」ナデナデ

潮「えへへ...」テレテレ

ーーーーーーーー



提督「もうこんな時間か...潮、お風呂に入って来なさい」

潮「あの、提督もご一緒にどうですか!?」

提督「...バカ言え。流石にそれは無理だ」

潮「どうしてですか?兄妹でお風呂に入ってもおかしくはないと思います!」

提督「う...(妹のように可愛がるといった手前兄妹という所は否定できん...)」

提督「し、しかしな!普通兄妹は一緒に風呂には入らないぞ」

潮「む...強情ですね...」

提督「そりゃこっちのセリフだぞ。意外と意地っ張りなんだな」

潮「(そうだ...)」

提督「潮?」

潮「うぅ...」グスッ

提督「お、おい!」

潮「私...嬉しかったのに...提督の妹になれたと思ったのに...」ポロポロ

提督「潮...」

潮「私なんて...その程度なんですよね...」ポロポロ

提督「バカ野郎...」ギュッ

潮「提督...?」

提督「俺が悪かった。確かに兄妹なのに男女を意識する俺の方がおかしいんだよな。さぁ、一緒に入ろうか」スッ

潮「は、はい///」

潮「(提督、チョロすぎますよ...)」

ーーーーーーーー

風呂場

提督「ふぅ...すまないな。俺専用の風呂だから狭くって」

潮「い、いえ///この方が密着できて寂しくありませんし///」ピトッ

提督「潮、お湯暑いか?ちょっと顔が赤いけど...」

潮「ぜ、全然大丈夫です!私お風呂に入ると顔が赤くなっちゃう性質で///」

提督「そっか。そんな人もいるんだなぁ...」

潮「提督の体、逞しいですね///」ジッ

提督「触ってみるか?」

潮「えぇっ!?」

提督「何をそんなに驚いてるんだ。ほら、触ってみ」

潮「うわぁ...硬い...けど程よい弾力があって気持ちいい...」サワサワ

潮「む、胸も触って見ていいですか?」ドキドキ

提督「どうぞ」

潮「わわわ...」

提督「士官学校にいた時は毎日のように教官に揉みしだかれたなぁ」

潮「!?」

提督「あ、女だぞ?男の教官なら全力で逃げてる」

潮「それってセクハラじゃ...」

提督「揉ませてくれなきゃ他の奴のを触りまくって逮捕されてやるって泣きつかれてなぁ...断れなかったよ」

潮「(チョロすぎですよ...)」

提督「あれ?潮鼻血出てる!ちょっと浸かりすぎたか」

潮「わ!さ、先に上がります///」ザバッ

提督「潮、前隠してない///」メソムケ

潮「~~///」ダッ

ーーーーーーーー

潮「...なんて事がありましたね」

青葉「あの...風呂以前に同じベッドで寝たんですか?羨ましすぎなんですが...」

潮「提督に抱きしめられながら眠りにつくの、最高だったなぁ...」

潮「結局その後すぐに七駆の皆が着任して、提督とは寝られなくなったんですけどね...」シュン

青葉「十分いい思いしてるからいいじゃないですか...」

潮「あ!曙ちゃんたちと約束してるの忘れてた!それじゃ青葉さん、失礼します!」タタタッ

青葉「...司令官に泣き落としは効果抜群...と」メモメモ

青葉「さて、次は↓1さんの所へ行きますかぁ」

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↓1
天城 金剛型 オイゲン ポーラ

↓2
思い出

ポーラ

1緒に飲みにケーション

素面でデート

重巡寮

青葉「う...お酒臭い...」

ポーラ「あれ~?青葉さん、どうしたんですかぁ~?」

青葉「今、司令官と自分だけの思い出話を聞いて回ってまして...」

ポーラ「私だけの思い出ですかぁ...そういえばこの前二人で飲みましたよ~?」

青葉「あ、そういう話です!ぜひ聞かせてください!」

ポーラ「あれは確かぁ...」

ーーーーーーーー

提督「Un brindisi(乾杯)」

チンッ

ポーラ「へへ、いいアクセントですよ~」グビグビ

提督「ありがとう。ローマからたまに教えてもらってるんだ」グイッ

ポーラ「お~!いい飲みっぷりですね~!ポーラも負けてられません~」ドボドボ

提督「ま、待て!俺はそんなに飲めないぞ!」

ポーラ「飲んでれば飲めるようになりますよ~」グビグビ

提督「意味が分からんぞ...」コクッ

ーーーーーーーー

ポーラ「それでザラ姉様が~///」ヒック

提督「ははは!そいつは面白いな///」ヒック

ポーラ「なんだか暑くなってきました~」ヌギヌギ

提督「シワにならないように畳めよ~?///」

ポーラ「提督も脱ぎましょ~!涼しくなりますよ~?」グイッ

提督「え~?俺も脱ぐのかぁ?///」

ポーラ「ほらほら~」

提督「確かにちょっと暑いしいいか///」ヌギヌギ

ポーラ「おぉ...///」

提督「どうした?」

ポーラ「その...日本人って小柄だから、こんな逞しい身体してると思ってなくて///」

提督「確かに俺は少し大柄だからなぁ」

ポーラ「(程よい胸の厚みがエロいですぅ...///)」カァァ

提督「ポーラ?急に静かになったけどどうかしたか?」

ポーラ「(これは酔った勢い酔った勢い...)」

ポーラ「...えいっ///」ガバッ

提督「ポ、ポーラ?」

ポーラ「て、提督がいけないんですよ~?こんな身体見せられたら襲いたくなるに決まってるじゃないですかぁ///」ドキドキ

提督「ふふ、残念ながら俺の貞操観念はそんなに軽くなくてな」ガバッ

ポーラ「キャッ!?」

ポーラ「(そ、そんな...一瞬でひっくり返されちゃいました...)」

提督「さ、飲もう飲もう!ちょっとばかし酔いが覚めちゃったしな」

ポーラ「うぅ...」

ーーーーーーーー

ポーラ「なんて事がありました~」

青葉「何司令官の事襲ってるんですか!ズルイです!」

ポーラ「幸いその後お互い酔いつぶれちゃって、提督はそのこと覚えてないんですよね~」

青葉「私も司令官と飲んでる時に襲えば、ノーリスクで...?」ブツブツ

ポーラ「今やったら榛名さんに沈められちゃいますよ~?」

榛名「...」

青葉「ッ!?じょ、冗談ですよ...」ビクッ

青葉「(今殺気が...)」ドキドキ

青葉「そ、それじゃあお邪魔しました!次は↓1さんの所へ行こうかな...」タタタッ

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↓1
天城 金剛型 オイゲン
↓2
思い出

比叡

旅行に行った

戦艦寮

比叡「司令との思い出ですか?」

青葉「はい!何かあれば是非!」

比叡「うーん...色々あるけどやっぱり、一緒に旅行した時の事かなぁ?」

青葉「えっ!?司令官と旅行したんですか!?」

比叡「あっ!旅行って言っても大本営の会議について行った時の事ですよ!多少暇な時間があったので司令と少しだけ観光したんです」

青葉「いいなぁ...」

比叡「あれは...」

ーーーーーーーー

大本営

提督「比叡、お疲れ様。重苦しい雰囲気で疲れただろう?」

比叡「はい...元帥がジロジロ見てくるのがめちゃくちゃ怖かったです...」

提督「あー...正直なところ、俺は元帥のお気に入りだから相応しい秘書艦なのかチェックしてたんだろうな」

比叡「そう思ってもらえたでしょうか?」

提督「大丈夫じゃないか?よっぽどなら俺に直接何か言ってくるだろうし」

比叡「本当に好かれてるんですねぇ...」

提督「あの人も戦争でお孫さんを亡くされてるからな。お互い背負ってるものがあるから、何か惹かれるものがあるのかもしれん」

比叡「深い絆があるんですねぇ...」

提督「ところで輸送機の離陸まで何時間かあるが、少し観光してくか?」

比叡「えっ!いいんですか!?」

提督「あぁ。あんまり遠出は出来ないけど、ついでに皆へのお土産も買って行こうか」

比叡「はい!是非!」

ーーーーーーーー

時代とか実際の地名とかややこしいのではぐらかします

ーーーーーーーー

比叡「司令!これ見てみたいです!」

提督「劇か。いいぞ、チケット買ってくるから少し待っててくれ」

比叡「はい!」

...
......
.........

比叡「面白かったぁ...」キラキラ

提督「そいつはよかった」

比叡「それにしても、よくいきなりでチケット買えましたね?」

提督「本当は大人気でチケットが完売だったらしいんだがな、この格好を見て特別席を開けてくれたんだ」

比叡「だから私たちの席だけ一番見やすいところだったんですね...ちょっと悪いことしたかな...」

提督「比叡は優しいな。幸い特別席は普段は開放してないらしいから、誰も困ってないよ。お金もちゃんと払ったし」ナデナデ

比叡「それならよかったです!」

提督「さ、お土産買って帰ろうか」

比叡「はい!」

ーーーーーーーー

比叡「これが司令との思い出ですね!」

青葉「ぐぬぬ...皆さんの話を聞けば聞くほど悔しくなってきます...」

比叡「そうだ、青葉さんも司令に何かお願いしたらいいじゃないですか!司令なら喜んで聞いてくれますよ!」

青葉「!なるほど...ありがとうございました!失礼します!」タタタッ

ーーーーーーーー

↓1
青葉から提督へのお願い事

司令官の身につけているものを何かひとつ下さい

間宮さん、提督からもらった包丁でああして包丁握れなくなったんやな……




彡(^)(^)

司令室

コンコンコン

「司令官!青葉です!」

提督「どうした?入っていいぞ」

青葉「えへへ、実は司令官にお願いがありまして...」

提督「お願い?聞ける範囲内なら聞くが...」

青葉「あの、司令官の身につけているものを何かひとつ下さい///」

提督「...?どうしてまた?」

青葉「他の子達が司令官に色々してもらってるって聞いて、羨ましいなぁって思ったりして...青葉はそういう事してもらった覚えがないので...」モジモジ

提督「ふむ...確かに青葉には何かしてあげた記憶はないな...」

青葉「なので、よければ」チラッ

提督「実は青葉が喜びそうなものがあるんだ」ゴソゴソ

青葉「えっ!?なんですか!?」

提督「はい、これ」コトッ

青葉「これカメラですか?あまり見たことのないタイプですね...」

提督「これは元帥から頂いた物なんだが、凄くてな。写真だけじゃなくて動画も取れるんだ」

青葉「動いてるものがそのまま写せるってことですか!?」

提督「その通り。しかも仕組みは分からないがその場の音も記録できるんだ」

青葉「凄い...けどそんな大切なものは流石に受け取れませんよ!ましてや元帥から頂いたものだなんて...」

提督「俺が持ってても宝の持ち腐れだからなぁ。たまにここの様子や艦娘達を撮ったりしてるんだが、そういう事は君の方がプロだろ?」

青葉「プロだなんて...恐縮です」

提督「ともあれこいつは君にこそふさわしいと思うんだ。是非受け取ってくれ」スッ

青葉「ほ、本当に頂いていいんですね?」

提督「あぁ。大切にしてくれよ?」ニコッ

青葉「~~!!ありがとうございます!!」

青葉「(こんな凄いのもらっちゃいました...一生の宝物にしないと♪)」

ーーーーーーーー

提督「(青葉、嬉しそうな顔してたな...)」ニコニコ

提督「(皆の顔も見たいし、少し鎮守府を回るか)」スッ

ーーーーーーーー

リストの艦娘もだいぶ消化できたのでここからは新規も受け付けます。もちろん残りの二人も受け付けます
散歩中の提督と出会う艦娘↓1
天城 オイゲン その他
↓2どうする?

長門

良い雰囲気になってからのラキスケ

そのカメラで提督が処刑されてるとこ撮ってたんか

廊下

提督「~♪」

「提督」

提督「おぉ長門か。元気にしてたか?」

長門「あぁ。おかげさまで。もう執務は終わったのか?」

提督「バッチリさ。せっかくだから空いた時間にみんなの顔を見て回ろうと思ってさ」

長門「フッ、相変わらず仕事熱心だな。暇ならどうだ?私とお、お茶でも...」

提督「そいつは嬉しい誘いだな。是非行こう」

長門「!じゃあ私の部屋で飲もう!そうしよう!」

提督「お、長門がご馳走してくれるのか?楽しみだなぁ」ニコッ

長門「///」

戦艦寮

長門「(榛名、すまん...)」

提督「お邪魔しまーす」

長門「お茶を入れてくるから少し待っててくれ」

提督「分かった」

提督「(女の子らしい部屋だなぁ...なんかいい匂いするし)」キョロキョロ

提督「(ん?枕の下に写真?)」チラッ

提督「(ちょっと気になるな...)」

ガチャッ

長門「待たせたな」

提督「お、おかえり!」ドキッ

長門「ん?どうした?」

提督「いや、なんでもない!」

長門「?変な提督だな」

長門「緑茶で構わないか?」コトッ

提督「もちろん。頂きます」ズズッ

長門「お茶菓子もあるからな。どんどん食べてくれ」

提督「ありがとう。それにしても長門とこうやって話すのは初めてだな」

長門「提督とは作戦会議で話し合うことのほうが多かったからな」

提督「確かに...」ズズッ

長門「思えば提督とは長い付き合いだな...」

提督「そうだなぁ...長門は二番目に着任した戦艦だったな。君の高火力には何度助けられたことか」

長門「何、あなたの作戦と的確な指示があってこそさ」

提督「謙遜するな。どれだけ優れた指揮があっても、君の突破力と戦う勇気がなければここまで来れなかったよ」

長門「...提督」

提督「ん?」

長門「その...ケッコンすると、練度の上限が解放され、より強くなれると聞いている。どうして提督は、私を選ばなかったんだ?」チラッ

長門「私じゃ...ダメだったのか?」ウルッ

提督「長門...」

長門「...」ジッ

提督「俺は強さでケッコンを決めたんじゃないんだ。一生添い遂げるつもりで榛名とケッコンしたんだよ」

長門「そうか...そうだよな。あなたがそんな軽い人じゃない事なのは分かってた...」

提督「...」

長門「はは...好きな人からそういう話を聞くのは辛いものだな...」ポロポロ

提督「ごめん...」ギュッ

長門「て、提督!?」ドキッ

提督「君の気持ちに応えられなくて本当に申し訳無く思ってる...けど、どうかこれからも俺の良き戦友として仲良くして欲しい」ボソッ

長門「(耳元で提督の声が...提督...良い匂い...)」クラッ

提督「な、長門!?大丈夫か!?」

長門「す、すまない...少し興奮してしまったようだ」

提督「そ、そうか...」

長門「提督、好きだ」

提督「な...急にグイグイ来たな...」

長門「この気持ち、隠していても仕方あるまい」ギュッ

長門「今だけでいいんだ...提督の女にして欲しい...」サワッ

榛名「...」

提督「ッ!?」ビクッ

長門「提督...?」

提督「も、もう十分触れ合っただろう!これで勘弁してくれ!俺は帰る!」ダッ

長門「...」ポカーン

ーーーーーーーー

提督私室

提督「(気まずい...)」

榛名「提督、今日も一日お疲れ様でした♪」

提督「あ、あぁ。ありがとう...」

榛名「あれ?提督から嗅ぎ慣れない匂いがしますね?」クンクン

提督「そ、そうかな?俺には分からないな...」

榛名「長門さんと随分楽しそうにしてましたよね?」ニコニコ

提督「...すまなかった」

榛名「あれ?あっさり認めるんですね」

提督「言い訳はしない...俺がした事は浮気だ...」

榛名「む...」

提督「...」

榛名「もう!顔を上げてください!」

提督「榛名...?」

榛名「私がその位で怒るわけないじゃないですか。ちょっとからかいすぎちゃいました」ニコッ

提督「榛名ぁぁ」ギュッ

榛名「ふふっ、けど私も何かお願いしようかなぁ」ナデナデ

提督「な、なんでもいいぞ!誠意を見せてやる!」

榛名「じゃあ...赤ちゃんが欲しいです///」チラッ

提督「は...は...榛名ぁぁぁ!!」ガバッ

榛名「あんっ♪」

ーーーーーーーー

↓1次に会う艦娘

↓2どうする?

山城を幸せの絶頂からどん底へ

やさしく抱きしめる



榛名「おはようございます、提督」

提督「ん...もう朝か...おはよう」ギュッ

榛名「榛名もついにママになるかもしれないんですね///」

提督「あぁ...たくさん可愛いがって、幸せにしてやろうな」ナデナデ

榛名「もちろんです///」ギュゥゥ

提督「そろそろ起きようか」スクッ

榛名「ぁ...」シュン

提督「また夜な?」ニコッ

榛名「は、はい!」パァァ

ーーーーーーーー

執務室

提督「さて、今日の秘書艦は...っと」

コンコンコン

「提督、山城です」ガチャッ

提督「お、今日は山城だったか。よろしくな」

山城「はい。よろしくお願いします」ニコッ

提督「山城も自然に笑ってくれるようになったよなぁ。昔の仏頂面が懐かしいよ」ニコニコ

山城「む、昔の話はやめてください///」

提督「ふふ、さぁ仕事を始めようか」

山城「はい!」

ーーーーーーーー

提督「さて、こんなものか。そろそろお昼にしよう」

山城「あっという間の時間だったわ...ふこ...いえ、それだけ楽しい時間だったのよね」

提督「お、ちゃんと続けてるんだね」

山城「はい。提督に教えてもらった通りなるべくポジティブに考えるようにし続けてます」フンス

提督「良い事だ。同じ事でも気の持ちようで不幸にも幸せにもなれるだろ?ここにいる限り、山城を不幸になんてさせないよ」ニコッ

山城「もう...キザな人///」

提督「さ、食事に行こう」

山城「あの...」

提督「どうした?」

山城「もしよければ、ここで食べませんか?」

山城「たまには提督と二人で食べてみたいなー...なんて///」カァァ

提督「お安い御用だ。俺が食事を取ってくるから、山城はお茶を淹れて来てもらって良いかな?」

山城「はい!」

ーーーーーーーー

山城「ご馳走様でした...」

提督「間宮さんが作る料理は相変わらず美味いな...」

山城「お腹がいっぱいになったら眠くなって来ました」ファァァ

提督「仮眠用のベッドで少し横になるか?構わないぞ」

山城「じゃあお言葉に甘えて...」ゴソゴソ

提督「(俺も少し眠いな...)」ウトウト

山城「...」ジーッ

提督「ん?山城、どうしたんだ?」

山城「提督もよかったらご一緒に...どうですか?///」ポンポン

提督「う...今寝たら絶対気持ちいい...どうしよう...」

山城「私が起こして上げますから...気持ちよくなりましょう?」スッ

提督「クッ...抗えない...」ゴソゴソ

山城「ふふ、提督とベッドに入っちゃいました♪」

提督「言っておくが他意はないぞ...」

山城「もう...」

提督「...」ウトウト

山城「提督、眠いですか?」

提督「...あぁ」

山城「私のことギュってしていいですよ?」

提督「...?」

山城「あったかいし、柔らかいから気持ちよく寝られますよ?」ボソッ

提督「柔らかい...気持ちいい...」ウトウト

提督「ん...」ギュッ

山城「~~///」ゾクゾク

提督「本当だな...幸せな気持ちだ...」ナデナデ

山城「私も幸せです...」トローン

提督「...zzz」

ーーーーーーーー

ゴソゴソ

ファサッ

提督「ッ!?」ガバッ

榛名「あ、起こしちゃいました...」

山城「...zzz」

提督「は、榛名!!これは違うんだ」アセアセ

榛名「もう、分かってますよ」クスッ

提督「え...?」

榛名「昨日はあまり眠れていませんでしたから、仮眠してたんでしょう?」

提督「あ、あぁ...毛布もかけてくれたのか...」

榛名「いくら肉布団があっても毛布もかけないで寝てると風邪引いちゃいますよ?」ニコッ

提督「あの...本当にごめんなさい」ペコッ

榛名「今夜提督が肉布団になってくれたら許してあげます」

提督「また寝不足は確定だな...」

ーーーーーーーー

なんかワンパターンだよなぁ...
愉悦書きたくなってきたナァ...

明石を出してもええんやで?

明石にスイッチを作らせるな!

愉悦するなら別鎮守府で新シリーズがいい
提督の性格や愉悦する理由も変えてして欲しい

安価ならある程度目的建てた方が良かったかも知れんね

明石は話の最後に出すつもりなんだけど、もう終わらせるかなぁ
終わらせて愉悦スレ建てるか↓5まで多数決で

これは愉悦 過去編も面白かったけど絶望が見たい

すまん 下げ

まだあっちでは出てない艦娘がみたいでち

すまん





愉悦見たい

こっちはきれいに終わらせてスレ建てでいいと思います

了解
ラストパート行きます

殺されたいの方に誤爆してしまった...

朝 提督私室

ドンドンドン

「提督!!」

ドンドン

提督「ん...?騒がしいな...」ムクッ

榛名「ふぁぁ...朝から何なんですか...」ムスッ

提督「どうした?」ガチャッ

霞「大変なの!!波止場に人が漂着してて!!」

提督「何だと!?どこだ!」

霞「こっち!早くきて!!」ダッ

ーーーーーーーー

波止場

霞「あそこ!」

提督「なんてこった...大丈夫か!君!」

「...」

提督「クソ!呼吸が止まってる!脈は...弱いがあるな。霞、大人を一人呼んできてくれ!担架も頼む!」

霞「わ、分かった!」ダッ

提督「君、聞こえるか!?大丈夫だからな!必ず助けてやる!」

提督「(まずは人工呼吸を...)」スゥゥゥゥゥ

提督「(次は心臓マッサージ...!)」グッグッ

提督「(頼む...どうか助かってくれ...)」スゥゥゥゥゥ

提督「(もう人が死ぬところは見たくないんだ...!)」グッグッ

「けほっ...」

提督「ッ!大丈夫か!?俺の声が聞こえるか!?」

「はぃ...」

提督「よかった...」ヘナヘナ

榛名「提督!!担架持ってきました!」

提督「ありがとう!」

榛名「担架に乗せますから、気をつけてくださいね。提督は足をお願いします」スッ

「...」コクッ

提督「よし、すぐに医務室へ!」

榛名「はい!」

ーーーーーーーー

医務室

提督「身体に特に異常は見受けられなかった。今は点滴をしているから栄養も心配ないだろう」

榛名「無事で良かったです...」ホッ

「...」ボーッ

提督「...名前、教えてくれるかな?君だとややこしいだろう?」ニコッ

「...」

提督「失礼、人に名前を聞くときはまず自分からだったね。俺の名前は提督。この鎮守府の責任者だ」

「...明石です」

提督「明石...?というと君は艦娘か?」

明石「...」コクッ

榛名「艦娘が鎮守府に漂着ですか...過去にない例ではないでしょうか?」

提督「となると...君は他の鎮守府の所属かい?」

明石「違います...」

提督「ふむ...今までどこで何をしていたとか、そういった記憶はあるかな?」

明石「いえ...」

榛名「記憶喪失...でしょうか」

提督「どちらにせよ、彼女はうちで保護しよう。榛名、しばらく私が明石の世話をする。君も金剛達の所へ戻ってくれ」

榛名「...つきっきりでお世話するんですか?」ムッ

提督「...心配なんだ。どうか許してくれ」

榛名「もう...分かりました。けど、たまには顔を見せてくださいね」

提督「もちろんだ。ありがとう、榛名」ニコッ

榛名「(何でしょう...このモヤモヤは...)」

ーーーーーーーー

数日後 工廠

提督「明石ー、いるか?」

明石「はーい」

提督「お、やってるな」

明石「はい!また新型の兵器が完成しましたよ!」ニコニコ

提督「流石は明石だな...素晴らしい出来だ」

明石「えへへ...///」

提督「君が先日ここに漂着した時は、どうなるかと思ったがすぐに元気になってくれてよかったよ...」

明石「その節はご迷惑をおかけしまして...自分でもちょっと混乱してたみたいで」

提督「今の方がずっと明るいもんな」ニコッ

明石「へ、変じゃないですか?」

提督「全然?今の明石の方が素敵だよ」

明石「...///」カァァ

提督「それじゃあ俺は執務室に戻るよ。何かあったらまた呼んでくれ」スタスタ

明石「あ...はい...」シュン

明石「(提督ともっとお話ししたかったなぁ...)」

ーーーーーーーー

執務室

提督「ただいま」

榛名「あっ!お帰りなさい!」タタタッ

提督「あれ?今日の秘書艦は榛名だったっけ?」

榛名「特にやることもなかったので帰ってもらいました!」ギュッ

榛名「そうすれば提督と二人きりになれますし...」ボソッ

提督「愛い奴め」ナデナデ

榛名「明石さんは大丈夫なんですか?」

提督「あぁ。工作艦として職務を全うしてくれてるよ」

榛名「そうですか...」

榛名「(私の思い過ごしでしょうか...)」

提督「どうした?」

榛名「いえ!なんでもありません」ニコッ

提督「そうか。所で榛名...」

榛名「はい?」

提督「...」ボソッ

榛名「こ、こんな時間に提督の方からお誘い頂けるなんて///は、早く寝室へ行きましょう!」グイグイ

イチャイチャ

「...」ギリッ

数日後 工廠

提督「明石ー?」

明石「はーい...」

提督「いたいた。どうしたんだ?用事ってのは」

明石「提督は...優しいですよね」

提督「ふふ、急にどうした?」テレッ

明石「私、提督のことが大好きです...愛してます...」

明石「なのに...提督はもう結婚してる...」

提督「あ、明石?」

明石「これ、見てください」

提督「...?それは一体なんのスイッチなんだ?」

明石「...」ポチッ

ーーーーーーーー

グググ

明石「カハッ...♪」

明石「ぐるぢぃ...♪」ポチッ

提督「ッ...!?俺は何を...」オロオロ

明石「安心してください...今のは提督の意思じゃなく、このスイッチによるものですから」

提督「一体何を...」ゾクッ

明石「私、人が苦しむ顔を見るのが大好きなんですよね...」

明石「人が努力して積み重ねたものを壊したり...大切なものを失うところを見たり...」

明石「それが好きな人のなら、たまりませんよね...」ニタァ

提督「な、何を言って...」

明石「えへへ...」ポチッ

提督「ッ!」ダッ

明石「いたっ」ドサッ

提督「...」グググ

明石「お、折れる折れる♪」ゾクゾク

ボキッ

明石「~~~!!」ビクンビクン

明石「はぁ...はぁ...軽くイっちゃった...」ポチッ

提督「...は?え?俺...何して...」

明石「いてて...」

提督「明石!!大丈夫か!?すまない!俺はなんでこんなこと...」ポロポロ

明石「だからぁ、このスイッチの効果なんですよ...」

提督「へ...?」

明石「私が作ったスイッチには誰も逆らえません。みんな私の思い通りに動くんです」スッ

提督「明石!やめてくれ!」 ??明石「ふふ、大丈夫ですよ提督...私達は元々結ばれる運命だったんです...」カチッ ?

提督「あぁ...俺はなんてことを...」

??明石「提督...凄く気持ちよかったですよ...」 ??

提督「榛名...ごめん...本当にごめん...」 ??

明石「提督、泣かないでください。私まで悲しくなっちゃいます」 ??

提督「明石...お前、何をしたんだ...」

??明石「えへへ、このスイッチを押すと理性が吹き飛んじゃうんです。本能のままに目の前にいるメスを貪るようになるんですよ?」 ??

提督「貸せっ!そんな物を持たせとくわけにはいかない!」 ??

明石「ダメに決まってるじゃないですか!あっ...」 ??

提督「こんなものっ!」 ??ガンッ ??

明石「私の発明品...」 ??

提督「そ、そんな顔したってダメだ!こう言うことは2度としないでくれ!いいな!」ダッ ??

明石「提督...」

提督私室

提督「...」

榛名「あの...本当に大丈夫ですか?」

提督「あぁ...」

榛名「何かあったんですよね?榛名では力になれないことですか?」

提督「...」

榛名「(そういえば、押してダメなら引いてみろ!ってお姉様が...)」

榛名「(よし...榛名は心を鬼にします!)」

榛名「相談に乗ろうとしてるのに、何も話してくれない提督なんてもう知りません!」フンッ

提督「ごめん...」

榛名「もう...榛名まで悲しくなるじゃないですか...」グスッ

榛名「今日はお姉様達と寝ます...おやすみなさい」タタタッ

提督「俺は最低の夫だ...すまない榛名...」ポロポロ

執務室

提督「昨日はあまり眠れなかったな...」ゲッソリ

コンコンコン

提督「!どうぞ」

ガチャッ

明石「えへへ、提督!見てください!」 ??提督「あ、明石...今度は何を企んで...」 ??明石「また新しいスイッチ作っちゃったんです!」 ??提督「!」 ??明石「このスイッチを押すと、提督の性格が真逆になっちゃうんです」 ??提督「俺の性格が...真逆に...?」 ??明石「はい。今の提督はみんなの笑顔を見るために努力を惜しまない素晴らしい方です。おかげで鎮守府も笑顔が絶えませんよね?」 ??提督「...」 ??明石「ところがこのスイッチを押すと!艦娘の悲しむ顔、苦しむ顔を見るためなら努力を惜しまない提督になっちゃうわけです!」 ??提督「なっ!?」 ??明石「えへ、押しちゃおうかな~?」 ??提督「や、やめてくれ!それだけは本当にやめてくれ!何でもする!何が望みだ!?」 ??明石「提督の必死な顔、本当に可愛くて大好きです...さようなら。優しい提督さん」ポチッ

>>146 無しで

ーーーーーーーー

執務室

提督「昨日はあまり眠れなかったな...」ゲッソリ

コンコンコン

提督「!どうぞ」

ガチャッ

明石「えへへ、提督!見てください!」 ??

提督「あ、明石...今度は何を企んで...」 ??

明石「また新しいスイッチ作っちゃったんです!」 ??

提督「!」

??明石「このスイッチを押すと、提督の性格が真逆になっちゃうんです」

??提督「俺の性格が...真逆に...?」 ??

明石「はい。今の提督はみんなの笑顔を見るために努力を惜しまない素晴らしい方です。おかげで鎮守府も笑顔が絶えませんよね?」

??提督「...」 ??

明石「ところがこのスイッチを押すと!艦娘の悲しむ顔、苦しむ顔を見るためなら努力を惜しまない提督になっちゃうわけです!」 ??

提督「なっ!?」

??明石「えへ、押しちゃおうかな~?」 ??

提督「や、やめてくれ!それだけは本当にやめてくれ!何でもする!何が望みだ!?」 ??

明石「提督の必死な顔、本当に可愛くて大好きです...さようなら。優しい提督さん」ポチッ

予定はハッピーエンド?だからハッピーエンドじゃなくてもいいよね!!!
前作を見てない人には意味不明な終わり方で申し訳ない
それではHTML依頼出して新パート始めたいと思います


づほに射抜かれたいだけの人生だった

乙乙



今更ながらこの明石はもうねえ…ww

次の書くときリンク貼ってくれると嬉しいです。

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