シャロ「それにもう家賃も滞納し続けで流石にまずいし・・・・・・」


　シャロ「光熱費だったりなんやかんや払って手元に残るのは1万円くらい・・・・・・」


　シャロ「もう、なんだってこんなにお金ないのよッ！！　おばかぁぁっ！！！　」


　シャロ「千夜に言ったら絶対心配するしな・・・・・・」


　シャロ「ど、ど”　う”　す”　れ”　ば”」ガクガクブルブル

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　ラビットハウス



　ココア「最近シャロちゃんとあんまり一緒に遊んでないね～」

　チノ「シャロさんはココアさんと違って忙しいんです。まして特待生で入ったんですし、成績を落とすなんてことできないんですから」

　ココア「でもさすがに会えな過ぎて寂しいよーっ！　」

　ココア「っ！！　ここは、お姉ちゃんにまかせｎ」

　チノ「いいから早くお皿運んでください」

　ココア「も～。チノちゃんたら冷たいな～」

　チノ「私だって本当はシャロさんに会いたいです。でもあのシャロさんのことです。なにか困ってたとしてもしっかり者なんで一人で解決してるはずです」

　ココア「うんうん、確かにチノちゃんの言う通りかもしれないね」


　

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　甘兎庵


　千夜（シャロちゃん、最近いつも少し悩んでる気がするわ・・・・・・）

　千夜（それに前より少し痩せた気もするし・・・・・・）

　千夜（ちゃんとご飯・・・・・・食べれてるのかしら。なんだか放っておけなくて）

　

　千夜「いけない！　わたしったらもうこんな時間！！　早く開店の準備しなくちゃ」




　ガチャ


　？？？「ここかな」

　？？？「シャロ・・・・・・のお家で合ってますか？　」



　千夜「ッ？？？！！！！　」ビクッ




　

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　木組みと石畳の街並み


　シャロ（もう、ばかばかっ）

　シャロ（悩んでたってなにも変わらないし始まらないんだから！　）

　シャロ（とりあえず出来ること！　私に出来ることを探すのよ！　）

　シャロ「ラパン以外のバイトを増やして頑張るのよ、シャロっ！！　」

　
　？？「あれ？　」

　？？「なんだ、シャロじゃないか。何やってんだ、こんなところで」

　シャロ「り、リゼ先輩ぃ～！！？　」

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　再び甘兎庵


　瞬間、千夜は目の前の初めて見る男の体に驚愕したのと同時に理解した！


　その常人ならざる男の正体を！！　ババッ！！



　千夜「・・・・・・もしかして」


　千夜「大分小さい時に一緒に何回か遊んだ・・・・・・」


　千夜「シャロちゃんの幼馴染の、マチョ男（マチョオ）さんッ！！？　」


　マ「覚えていてくれたんだね、千夜さん」

　千夜「ええ、もちろんよ」

　千夜（それにしても・・・・・・）


　千夜（なんて筋肉なのっっ！！！　）

　千夜（まずその黒いズボンの上からでも分かる大腿四頭筋、6月中旬にもかかわらず半袖、そして少し顔をちらつかせている二頭筋のピーク）


　千夜（ぶ厚すぎる大胸筋は私の胸の大きさに追いつく勢い・・・・・・そしてメロンのような真ん丸なデカい肩！！　」

　千夜（Tシャツの上からでも分かる僧帽筋と広背筋、まして発達し厚みが出てTシャツを痛いくらいに圧迫しているロウワーバック！　）



　千夜（デカいっ！！　あきらかに優勝を狙えるコンディションだ！！　）ハアハアッ


　マ「あの・・・・・・千夜さん・・・・・・？？　」

aaaaaaaaa