【ガルパン】みほ「魁!大洗女子学園!」 (50)

みほ『前略お母さん』

みほ『晴れて私は念願の大洗女子学園に転校することができました』

みほ『ただ・・・』


みほ『新しい環境に未だ馴染めず友達ができません・・・』

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みほ「はぁ・・・」

みほ「なんて、くよくよしても仕方ないよね」

みほ「とりあえず学食行こ」ポロッ

みほ「あ、鉛筆が・・・」


コロコロ・・・


華「・・・・・」スッ

みほ(えっと・・・確か五十鈴華さん)

みほ「あ!あの!拾ってくれてありが・・・」


華「・・・・・」ガリッ!

みほ「へ?」

バリボリムシャムシャ

華「・・・・・」モグモグ

みほ(た、食べた・・・)

みほ(一体どうゆう事!?意味がわからない・・・)

みほ(これが戦車道のない学校なの・・・?)



沙織「もー華なにやってんのー?」

みほ(あ、武部沙織さんだ)

華「沙織さん・・・すみません食堂まで待ちきれなくて・・・」

沙織「ごめんね西住さん、華ってば食いしん坊だから」

みほ(そういう問題なの・・・)

華「ごめんなさい西住さん」

みほ「あ、いえお気になさらず・・・」

沙織「そうだ!折角だから一緒にご飯食べようよ!」

みほ「え、いいんですか?」

沙織「もちろんだよ!いいよね華?」

華「ええ」ニッコリ

みほ「あ、ありがとうございます・・・」

沙織「それじゃ早速行こっか、みぽりん!」

みほ「う、うん!」



みほ『前略お母さん』

みほ『色々ありましたが、友達ができました』

~数か月前~

みほ「う~ん・・・」

エリカ「みほ?何をしているの?」

みほ「あ、エリちゃん、転校先の学校をさがしてて・・・」

エリカ「・・・本気なのね」

みほ「うん、もう私に戦車道なんて・・・」

エリカ「ここはどう?大洗女子学園、ここには戦車道はないはずよ」

みほ「でも・・・」

エリカ「何よ」

みほ「転校先でうまくやっていけるか心配で・・・」

エリカ「馬鹿っ!」

バチーン

みほ「!」ヒリヒリ

エリカ「行く前からそんな弱気でどうすんのよ!私の知ってる西住みほはそんな弱虫じゃなかったわ!」

みほ「エリちゃん・・・」

エリカ「・・・決めたわ」

みほ「え?」

エリカ「私も一緒に転校する!」

みほ「ええーっ!!?」

エリカ「だ、だってあなた1人だと心配じゃない!私がついててあげないと・・・」

みほ「エリちゃん・・・ありがとう」


みほ『こうして私は大洗女子学園転校したのでした』

みほ『ただ唯一の誤算は・・・』





みほ「お姉ちゃんにバレてエリちゃんの転校が取り消しになってしまったのでした』

みほ「そりゃそうだよね」

~聖グロリアーナ女学院~

ダージリン『私はダージリン、この学校の戦車道チームの隊長をしております』

ダージリン『私は試合中いかなる時でも紅茶をこぼさないのが信条』

ダージリン『そしてもう1つ、私は・・・』




ダージリン『お笑いにとてもうるさいのです』

アッサム「それではこれより、定例会議を始めます」

アッサム「まずは新たなパンツァージャケットの件ですが」

アッサム「デザインの候補が多く、なかなか1つに絞り込めないのが現状です」

アッサム「ここはやはり、慎重に新調していきたい所ですね」

ダージリン「ブッ!」ゴホッ

ダージリン「ゲホッ!ゲホッ!」

アッサム「だ、ダージリン!?どうしたんですの?」

ダージリン「ちょ、ちょっと紅茶が気管に入っただけよ、続けて頂戴」

アッサム「わ、わかりましたわ」

ダージリン「ふぅ・・・」



ダージリン(アッサム・・・今のギャグ最高でしたわ!)

ダージリン(シリアスなトーンからの不意打ちのギャグ・・・流石ジョークを極めただけの事はあるわね・・・)

アッサム「それでは他に意見のある人は・・・」

ローズヒップ「はいはいはーい!!!」

アッサム「それではローズヒップ、どうぞ」

ローズヒップ「えーっと・・・あ、やっぱり特にありませんでしたわ!」

ダージリン「ブッ!!!」ゴホッ

男塾じゃなくてクロマティの方か…
唐突にゴリラ出てきそう

ダージリン(そ、それよ!大衆が求めているものは!)

ダージリン(思わず「何もないなら手上げるなよ!」とツッコむところだったわ・・・)

ダージリン「上出来よローズヒップ、その功績を称えて今度の練習試合のメンバーに加えてあげるわ」

ローズヒップ「マジでございますか!ありがとうございます!」

他聖グロ生徒(何で!?)

アッサム「コホン、さて他に話のある方は・・・」

ルクリリ「はい」

アッサム「どうぞ」

ルクリリ「あの・・・非常に申し上げにくいのですが・・・」モジモジ

アッサム「何か?」

ルクリリ「紅茶の飲みすぎで・・・お花を摘みに行きたいのですが・・・」モジモジ

ダージリン「!」

ダージリン「・・・・・」スッ

スタスタ・・・

ルクリリ「だ、ダージリン様・・・?」







ダージリン「ロンドン名物!タワーブリッジイイイイイイイ!!!!!」メキメキメキ・・・

ルクリリ「みぎゃあああああああああああああ!!!!!」

ルクリリ「」ピクピク・・・ジョロロ

生徒A「ルクリリさんが・・・」

生徒B「完全に白目むいちゃってますね・・・」

ダージリン(まったく・・・こんな時に下ネタに走るなんて・・・ギャグセンスのない人が陥る典型的なパターンじゃないの)

アッサム「え、えーそれでは他になにもなければ会議を・・・」

ダージリン(ここは私が渾身のギャグで白けた空気を払拭するしかないわね・・・)

ダージリン(行くわ、行くわよダージリン!)


ダージリン「ガッチョ~ン!」ドヤァ

シーン・・・

ダージリン「あれ?」

オレンジペコ「もう皆さん帰りましたよ」

ダージリン「」

~大洗女子学園~

沙織「さて、みぽりんのために学校を案内してあげよう!」

華「いいですね」

みほ「私のために・・・ありがとう」

沙織「えっと・・・今いるここは1年生の教室があるフロアだね」どんな子がいるのかな~?」ガララ

紗希「・・・・・」ズゴゴ

みほ「あ・・・」

みほ『その時私の目に飛び込んできたのは』

みほ『女子高生らしからぬオーラを纏った女の子だった・・・』

みほ(あの子・・・只物じゃない)

紗希「・・・・・」トコトコ

沙織「あ、近づいてきた」

紗希「・・・・・」

みほ「・・・・・」


紗希「・・・・・」クンクン

トコトコ

みほ「臭いを嗅いでいった・・・」

華「きっといい香りがしたんでしょう」

みほ「この学校も面白いね」

沙織「でしょ?」

華「気に入っていただけて何よりです」

みほ「それに・・・」チラ








優花里「ウホッ」

みほ「さっきからゴリラが後をつけてくる・・・」

~生徒会室~

杏「という訳で、戦車道を復活させるよ~」

桃・柚子「はい」

杏「まずはスカウトだね、いい子が見つかるといいな~」

桃「お供します」

柚子「学校の命運がかかってますからね・・・」

よかった、引き算が出来ないエリカはいなかったんだな…

杏「じゃあまず1年の教室からね」

桃「はい」

ガララ

杏「やあやあみんなおは・・・」



紗希「・・・・・」ゴゴゴ

杏「・・・・・」

ピシャッ

桃「どうしました?」

杏「何か今、すごいオーラが見えたきがして・・・目の錯覚かな」

桃「まぁ気を取り直して2年の教室に行きましょう」

杏「おお、本命の西住ちゃんがいる所だね」

桃「ええ、これを逃す手はありません、同じ人間、何とかあるはずです」

杏「そ、そうだよね・・・同じ人間・・・」

ガララ

杏「やっほー!西住ちゃ・・・」




優花里「ウホ?」

杏「人間じゃねえええええええ!!!!!」

桃「もしもし柚子ちゃーん!教室に入れないよおおおおおお!!!!!」

柚子『知りません』

みほ『その後結局ここでも戦車道をすることになり、戦車を探し出しました』


杏「皆お疲れさーん、後は自動車部に任せて解散ね」

全員「はーい!」

杏「そんじゃメカジマちゃん、後よろしく」

メカジマ「マカセテ」ブラァ!

みほ「!?」

みほ『私達の前に現れたのは、ツナギを着たドラム缶体形の・・・ロボットだった』


みほ「か、会長・・・あれは・・・」

杏「ん?自動車部のメカジマちゃんだよ」

メカジマ「ヨロシクネニシズミサン」キュッキュッ

みほ(グリス塗ってる・・・)

メカジマ「ツチヤー、ソコノスパナトッテー」

ツチヤ「ほい」ポイ

みほ「ちゃんと整備はできてる、でも・・・」


メカジマ戦車『トランスフォーム!』


みほ(自分を戦車に組み込まないよね・・・)



みほ『この後、メカジマさんを組み込んだポルシェティーガーが大会で大暴れするのはまた別の話』

麻子『私は冷泉麻子』

麻子『自慢じゃないが成績は学年トップ、3年からも一目置かれる存在』

麻子『そんな私にも弱点がある、それは・・・』



麻子「うぷっ・・・」

麻子『私は、ひどく乗り物酔いしやすいという事だ・・・』

麻子『学園艦はデカすぎて乗り物って感覚ないから平気だったが・・・』

麻子『それ以下の乗り物は別だ・・・』

麻子『だが進級がかかっている、欠席するわけにはいかん』

麻子『そど子にもどやされてるしな・・・』


みほ「麻子さん、移動してください」

麻子「あ、ああ・・・」

麻子『皆は私には操縦センスがあるというがそれは違う』

麻子『私はただ酔わないように運転しているだけなんだ・・・』


みほ「麻子さん、私の指示通りに・・・」

麻子「履帯切れるぞ」

麻子(私の緊張の糸もな)


みほ「優花里さん、装填を・・・」

優花里「ウホッ」ガコン

審判「勝者!大洗女子学園!」

みほ「勝った・・・」

華「やりましたね!」

優花里「ウッホーーーーーー!!!」

沙織「やった!やったよ麻子!」



麻子「」チーン

沙織「大変!麻子が失神してる!」

~プラウダ高校~

カチューシャ「それじゃ、今日の練習はここまで!」

ニーナ「ふぇ~」

アリーナ「疲れた~」


ノンナ「カチューシャ、私は用事があるのでお先に、後片付けはお願いします」

カチューシャ「わかったわ!」

ルクリリさん死亡確認!

ノンナ「では・・・」スタスタ・・・

アリーナ「ふぁ~」

ニーナ「ノンナさんかっこいいべ~」

カチューシャ「当然よ!ノンナあってのカチューシャなんだから!」

クラーラ「仰る通りでございます」

~ノンナの部屋~

ノンナ「・・・・・」スッ

ノンナ『私は帰るなりパソコンを立ち上げる』

ノンナ「さてと・・・」

ノンナ『そして私は行きつけのホームページ』


ノンナ「【可愛い隊長を愛でる会】にアクセスした」

~可愛い隊長を愛でる会~

ブリザード(ノンナ)『今日もカチュ・・・隊長は可愛かった!マジ天使www』

グデーリアン『にしず・・・ウチの隊長も今日コンビニで1時間もたむろしてました!可愛かったであります!』

ペッパー『ウチのドゥ・・・隊長もイケてるっすよ!』

ぷくだ『我々のにし・・・隊長だって負けてません!』



ノンナ(フフフ・・・今日も大盛況ですね・・・)

ペッパー『ところで皆さん、今度の日曜暇っすか?』

ブリザード『ええ、それが何か?』

ペッパー『折角だから集まって飯でもと・・・』

グデーリアン『いいですね!』

ぷくだ『賛成であります!』

ブリザード『わかりました、楽しみにしてます』

~戦車喫茶エクレール~

ノンナ「ここですね・・・」

ノンナ「オフ会なんて初めてですから緊張します・・・」

ノンナ「あ、あの席ですかね」


ノンナ「初めまして、ブリザードことノンナと申します」ペコ













優花里「ウホ」

ペパロニ「ウホ」

福田「ウホ」


ノンナ(全部ゴリラだ・・・)

~大洗女子学園 風紀委員本部~

そど子「これより風紀委員四天王定例会議を始めるわ、何か意見のある人」

ゴモ代「はい」

そど子「どうぞ」

ゴモ代「前々から言おうと思ってたんだけどね、ウチの問題は・・・」











ゴモ代「四天王なのに200人以上いることだよ」

パゾ美「確かに」

そど子「・・・・・」

~麻子の部屋~

麻子「ふぅ・・・」

麻子「試合も終わったし、しばらくのんびりできるな」

ドタドタ

沙織「麻子大変!そど子さんが船舶科の不良達にさらわれちゃった!」

麻子「何!?」

沙織「今日こそ取り締まるんだって行ったら捕まっちゃったんだって!」

麻子「そど子は口うるさいが悪い奴じゃない・・・助けに行くか」

沙織「麻子ならそう言うと思ったよ!」

麻子「そうと決まったら行くぞ!」

沙織「じゃあ戦車に乗って!」

麻子「え・・・」

麻子「歩いていけるんじゃないか?地下だし」

沙織「相手は不良なんだよ!何しでかすかわからないじゃない!」

華「その通りです」

優花里「ウホッ」

みほ「私もどうかとおもったんだけど、あそこは大洗のヨハネスブルクって呼ばれてるみたいだし・・・」

麻子「・・・・・」

麻子「・・・仕方ないな」

沙織「そうこなっくっちゃ!」

華「行きましょう!」

優花里「ウホ!」

みほ「それじゃ、コロガシ作戦!開始です!」





全員「「「「「パンツァー・フォー!!!!!」」」」」

~学園艦船底~

沙織「ゴメン、迷った」

麻子「おい!」ウプ









ムラカミ「オラ!キリキリ働け!」

カトラス「はやく掃除終わらせないとまかないは抜きだよ」

そど子「わ、わかってるわよ!」

ラム「あんたの仲間全然助けにこないけど・・・友達いねーの?」

そど子「そ、そんなことない・・・わよ」

お銀「正義の味方なんて孤独なもんさ、なったことないからわからないけど」

フリント「僕の命この世に、ささげてしまっていいさ~♪」


~おわり~

これで終わりです

マスクドアリサとかウサギさんチームのあだ名論争とか色々思い付きそうでしたがここまでにします

クロマティ高校よ永遠に・・・

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