【艦これ】綾波「耳かきしてあげます」 (22)
・7作目です。
今までの
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注:今回もめちゃくちゃ短いです。
艦娘同士の二人称が間違っている可能性があります。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1514824636
―――綾波型のお部屋
綾波in炬燵「あぁ~司令官のお膝……癒されますねぇ……」フニャ~
敷波「綾波ったら、炬燵に入りながら司令官の膝枕なんて……」
綾波「極楽です~」フニャ~
提督(俺と綾波は、並んで炬燵に入っている。その状態で、綾波が俺の膝に頭を預けてきた)
提督「でも、そこって暑くないか? って言うか、ほっぺ柔らかいな」プニプニ
綾波「あったかくて抜け出せません~」フニャ~
提督「綾波がそれでいいならいいんだが……」プニプニ
漣「それにしても……なんでお正月って何もする気が起きないんですかねぇ」グッタリ
狭霧「こんな時にも夜戦なんて、川内さんと天霧さんはすごいですねぇ」グッタリ
曙「すごいって言うか、バカなだけでしょ」グッタリ
潮「曙ちゃん、そんなこと言っちゃだめだよ」グッタリ
蟹「俺の名はジャック・ザ・リッパー……リベリアの白い悪魔……」カニカニ
朧「みかん美味しい……」モグモグ
綾波「この幸せを誰かに分けてあげたいです~」
敷波「何さ、急に教祖みたいなこと言いだして」
提督「つっても、俺の膝は一つしかないしなぁ」
綾波「みんなで炬燵を囲って、膝枕し合えば……」
曙「それ、ほんとに膝まくら?」
朧「……みかん無くなっちゃいました……。カニさん取ってきて~」
蟹「みかんが無くなったのは、みんなで分け合ったからじゃない! おまえがミカンを独占しているからだ!」カニカニ
綾波「それじゃあお返しに、司令官に膝枕してあげますね」ガバ
綾波「ほら、炬燵と綾波の間ですよ~」ポンポン
提督「やった~」コロン
曙「やった~、じゃないわよこのクソ提督」グッタリ
蟹「お前の目的は結局みかんだ!! それから炬燵!!!」つみかん
朧「カニさんありがと~」グッタリ
提督(なんだかノリで膝枕されてしまったが……これは確かに極楽だな……。綾波の膝枕……柔らかい……。綾波の体温と、炬燵から漏れる温かさが俺を包んで……。綾波の良い匂いがする……)フニャ~
敷波「司令官、すごくだらしない顔してる」
綾波「それだけ極楽なんですよね~。司令官?」
提督「ああ……。綾波のいい匂いもして……極楽だ」
曙「あ~また言い出したよこのクソ提督」グッタリ
狭霧「でも、綾波姉さんって、いい匂いしますからね……。こう、リラックス効果のある……」グッタリ
綾波「あれ……? 司令官、なんだか耳垢がすごいことになってますよ?」グイ
提督「そ、そうか?」ゾクゾク
綾波「……なんだか司令官のお耳、プニプニです~」プニプニ
提督(綾波の細い指が、俺の耳を揉んで……。その度に、甘い果実が握り潰されるように、快感がギュッと耳たぶに凝縮されて……)ゾクゾクゾクゾク
蟹「俺は蟹なり……海の化身……」つ耳かき棒
綾波「あ、カニさん。ありがとうございます~」
提督「……ん? 耳かき棒?」
綾波「はい! せっかくですし、耳かきしてあげます!!」
提督「そ、そんな……!? ただでさえ炬燵膝枕の楽園なのに……耳かきなんてされたら……!?」ゾクゾク
敷波「いいなぁ。綾波、あとで私にもね」
綾波「もちろん! それじゃあ司令官、動かないでくださいね」
ガサッ ガサガサガサ
カリ カリ カリ カリ
クリッ クリクリクリ
提督(耳の中から、がさがさとすごい音がする。音がなる度に、小さな快感が俺の耳をツンツンと突いて来る……)ゾクゾク
綾波「なんか土を掘り返しているような気分です」カキカキ
狭霧「発掘作業ですか……? 提督の耳の中、ちょっと気になります」グッタリ
綾波「そう? 見てみたい?」
狭霧「いえ……どちらかと言うと、姉さんに耳かきして欲しいです……」
敷波「それじゃあ、あたしがしようか?」
狭霧「やった♪ お願いしま~す」
提督「なんか、甘える狭霧ってのも新鮮だなぁ」
綾波「ああ見えて、結構甘えん坊なんですよ」カリカリ
スースリ スースリ
サリッ サリッ サリッ サリッ
提督「にしても、すごい音だ……」ゾクゾク
綾波「いつも私達の為に頑張って、それでこんなに溜めちゃってるですよね。ありがとうございます」カリカリ
提督「いや、俺が頑張れるのも、綾波のお陰だ」
曙「仕事を頑張れるのなら、耳掃除くらい自分でしなさいよ、耳糞提督」グッタリ
朧「そう言いつつ、提督の耳掃除をしてあげたい曙ちゃんなのでした」モグモグ
曙「だ、誰もそんなこと言ってないでしょ!?」
潮「でも確かに、提督になら……やってあげたいかも……」
曙「潮!? あんた正気!?」
提督「潮の耳かきかぁ……是非ともやってもらいたいなぁ」ゾクゾク
綾波「司令官……綾波の耳かき、気持ちよくないんですか……?」カリカリ
ペリッ ペリッ ペリッ ペリッ
スーッ スーッ スーッ スーッ
スリッ スリスリスリ
提督「い、いや、気持ちいいけど……」ゾクゾク
提督(炬燵と綾波に挟まれて、心地よさが俺を包む。そこに、綾波の優しい手つきの耳かきが……! 耳垢が剥がれていく度、痒いところに手が届いたときの様な快感が……)ゾクゾクゾク
綾波「そんな浮気性な司令官には……」フゥ~
提督「あぁぁぁぁぁぁぁぁ」ゾクゾクゾクゾク
綾波「お仕置きです♪」
提督(小さな快感の針で、ツンツンと突かれたような感覚が、耳の中で乱反射して……無図痒いのに、気持ちいい……)ゾクゾクゾク
曙「ちょっと耳糞提督! 気持ち悪い声上げないでよ!!」
朧「ぷっくくく……あぁぁぁぁぁぁぁだって……くくく」
綾波「司令官の声、かわいい……。もっとしてあげちゃいたいです……」
曙「もう、それは私がいない所でやって!!」
綾波「はいはい。それじゃあ、続きですね」
ズ ズズズズズ
ズリ ズリ ズリ ズリ
クル ックル ックル
綾波「だんだんと終りが見えてきましたけど……まだまだ先は長いですね」
提督「な、なんかさっきまで寝てたのに、また眠たくなってきた……」
朧「そんなに寝てると、蟹になっちゃいますよ~」モグモグ
蟹「俺のようにはなるな」
綾波「それじゃあ、寝ちゃいましょうか。せっかくのお正月ですし、みんなでダラダラしましょう?」
ポリッ ポリッ ポリッ ポリッ
ペリッ ペリッ ペリッ ペリッ
提督「でも、寝てるだけって……罪悪感がすごいな……」ネムネム
綾波「大丈夫です。お正月なんですから」ナデナデ
提督(綾波の膝……柔らかい。細くてきれいな手で撫でられて、気持ちいい……)ナデラレナデラレ
綾波「なんだかだんだん楽しくなってきちゃいました」カリカリ
カリカリカリ ッカリッ
クリッ クリッ クリッ クリッ
提督(ああぁ。入り口が、終わったのかな……。棒が中に入ってくる……)トローン
綾波「司令官……去年は、ありがとうございました。私だけじゃありません、ここにいるみんなが、司令官に感謝しています」カリカリ
ズ ッズ ッズ ッズ
ズーリ ズリ ズーリ
クッ クッ クッ クッ
提督「ど、どうしたんだ? 急に」トローン
綾波「きっと、今日じゃなきゃ伝えられそうにありませんから。……大好きですよ、司令官」
提督「て、照れること言うなよ……」
綾波「もちろん、ここにいるみんなも、そう思っています」
曙「ちょ、ちょっと! 私を巻き込まないでよ!!」
綾波「……ね?」
曙「ちょっと!! 何が『ね?』なのよ!!」
提督「ふふ……俺は幸せ者だな」
綾波「私もです」
曙「ちょっと!!!??? 無視!?」
ズズズ ズズズ ズズズ
パリッ パリッ パリッ パリッ
提督(お、棒が奥の方に入ってきたぞ……。なんというか……かさぶたを剥がした瞬間の快感が、綾波の手つきで倍増して、襲い掛かってくる感覚……)ゾクゾク
綾波「さて、そろそろこっちは終わりですかね」カリカリ
パリッ ペリッ パリッ ペリッ
スーッ スーッ スーッ
提督(なんだろう……この、ダメにされちゃいそうな感じ……。綾波に包まれて、炬燵にあっためられて……)トローン
ペリッペリリリリ
ズッ スーッ ズッズッズ
綾波「う~ん、こっちはこんな感じだと思います」
提督「ああ……もうおしまいか……」
綾波「あ、でもよく考えたら、反対側に回れませんよね……」
提督「ああ……一度炬燵から出ればいいけど……出たくない……」
綾波「それじゃあ、今回はここまでです。司令官は眠ってもいいですよ」ナデナデ
提督「じゃあ、お言葉に甘えようかな……」ナデラレナデラレ
綾波「それじゃあ、司令官が眠ってる間に、潮ちゃんと交代ですね。まだまだお正月は、始まったばかりなんですから」ナデナデ
おわり
あけましておめでとうございます!!
数時間前に思い立って、勢いで書き始めました。
所々ミスがあるかもしれませんが、ご容赦ください。
今年が皆様にとっても、いい一年でありますように。
おつつ
潮にも耳かきされたい
まだ残っているようなので誘導します!
【艦これ】涼月「耳かきして差し上げますね」
【艦これ】涼月「耳かきして差し上げますね」 - SSまとめ速報
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このSSまとめへのコメント
女神やw