【fag】スティレット「ちょ、カバ?」おっさん「カバではござらん!」の続き
蛇足なのはわかってるがイメージがわいたので適当に書くことにする。今回は特に好き放題やるつもり
短め
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-もんじゃ村
おっさん「し、しまった~」
スティレット「どうかしたの?」
おっさん「まいったのう、あいつは今旅行中でいなかったんじゃ~」
スティレット「あいつ?」
おっさん「この旅に欠かせない仲間じゃ!あ~どうしたら…」ガシガシ
スティレット「そもそも場所は空の上なんでしょ、どうやって行くの?」
おっさん「あ……」
スティレット「いきなり行き詰ってるじゃないの…」
スティレット「あ~!」
おっさん「どうしたんじゃスティレット、大声を出して?」
スティレット「私このままじゃ充電できない…」
おっさん「しまった~、そうじゃった!…どうしよう?」
オババ「おい、シバラク」
おっさん「どうしたんじゃオババ殿?」
オババ「お主宛に届け物が来ておったぞ」つ箱
おっさん「何じゃろう…」パカ
充電君 ヤア
スティレット「ちょっと、どういうこと?」
おっさん「あて先はFA社になっておる、うそ~ん」
スティレット「FA社と言いコトブキヤと言い本当に何でもありね……」
スティレット(いろいろ調べた結果この世界には魔神(マシン)とか言うのがいるらしい。師匠にもいるみたいだが今は旅行に行ってるみたい…)
スティレット(いったいマシンって何だろう?)
ドカーン!
スティレット「な、何!」
おっさん「スティレット、ここにいたか!」
スティレット「いったい何があったの?」
おっさん「敵が攻めてきおった、戦うぞ!」
スティレット「…!バトルね、腕が鳴るわ!」
バトルゴリラⅢ号 ズーン
スティレット「………」アングリ
スティレット「ちょっと、な、何よあれ。すごく大きいじゃない?」
おっさん「マシンなんだから当たり前じゃ!」
スティレット「どうやってあんなのと戦えって言うのよ!デカすぎでしょ」ウガー
おっさん「マシンがいないんじゃから仕方あるまい」スチャ
スティレット「ちょっと、危険すぎるわよ!」
おっさん「スティレットは下がっておれ!」
ズズーン ドカアン
おっさん「ええい、飛び道具とは卑怯なり…」ゼエゼエ
「がははは、マシンもいないのに勝てると思ったか!」
おっさん「ええい、まだまだ!」
スティレット(状況は絶望的なのに師匠は諦めてない…だったら私だって、何か、何かないの?そうだ!)
スティレット「師匠は敵を引き付けて!」ヒューン
おっさん「スティレット、何をするつもりじゃ!…くっ」ズガアン
「ほれほれ、どうしたどうした?」ズシンズシン
スティレット(…あった。私ならここから中に入れる)ゴソゴソ
「がははは…ん?」
スティレット「えーい!」パコ!
「な、なんじゃ貴様?」ブンブン
スティレット「捕まらないわよ!」ヒュンヒュン
「おのれ~」ブンブン
スティレット「そこだ!」バチン!
「あいた~…捕まえた」ガシッ
スティレット「し、しまった!」ググ
ポイッ ペチッ
スティレット「痛った~い」
おっさん「スティレット、大丈夫か?」タタタ
「貴様らまとめて倒してくれる~!」ジャキン!
おっさん「し、しまった!」
ポス…
「……あれ?」
ポスポス
「しまった弾切れだ~!」
おっさん「しめた今のうちに…」
「そうはさせるか、このまま踏み潰してくれる~!」ズオッ
ズシーン!
おっさん「うおおっ!」ゴロゴロ
「うまく逃げたか、しかしいつまで持つかな?」
スティレット「止めろー!このっ」キンキン
「なんだまだいたのか、お前の攻撃などハエがさした程でもない」
スティレット「……めろ」キンキン
スティレット「 師 匠 に 手 を 出 す な ー !!」
ピカー
「何だ、この光は?」マブシイ
おっさん「ス、スティレット?」
スティレット(こ、これは……腕輪が?)ピカー
?「お前は救世主では無い、本来ならありえない事だが、お前の強い意志が腕輪を通じ私と繋がった。だが、お前から感じる強い思い、熱い気持ちは間違いなく救世主と同じものだ…お前になら託せる、私の力を……」
スティレット ムクムク
おっさん「ス、スティレットが…」
スティレット「こ、これは……」ウィィン
?「お前の主を乗り込ませるんだ」
スティレット「師匠、この光に入って!」ウィィン
おっさん「こ、こうか?うわっ吸い込まれる~」スウウ
スティレットINおっさん
おっさん「ここは…」キョロキョロ
?「ここはあの人形の中だ」
おっさん「ん?あ~、お主は龍神!」
龍神「久しぶりだな、シバラク。まさかこのような形で会う事になろうとは…」
おっさん「じゃがどうして?スティレットは救世主ではないぞ…」
龍神「そうだ、この者は救世主では無い、だがこの者の正義の心が私を動かしたのだ。私は今龍神石を通じてこの者に力を与えている」
おっさん「なんと…そうとわかれば百人力よ、行くぞ、スティレット!」
「げ~、いきなりデカくなっただと!」ポス…
「あ~忘れてた、弾切れだった~」アセアセ
スティレット「今よ、師匠!」
おっさん「スティレット、剣を抜けい!」
スティレット「……」スラッ
おっさん「必殺…野牛シバラク流×の字斬りー!」ズバッ!
「ほげ~!」
ドオオォォン!
オババ「なんとまあ魂消た、救世主でもないと言うのに…」
おっさん「龍神はこれでいつでも連絡を取れるぞ」つ龍神テレカ
スティレット「電話で呼び出すって…それって本当に神様なの?って言うかテレカって…」
おっさん「本来は龍神は救世主でないと呼び出せん、拙者達は電話をして向こうから腕輪を通じて力を借りる事しか出来んのだ」
オババ「何はともあれこれで何とかなりそうじゃな」
おっさんスティレット「……え?」
バチバチバチ…
スティレット「ちょっと何よこれ!なんで花火に括りつけられてるの!」ギャー
おっさん「これはどう言う事じゃオババ殿~!」グルグルマキ!
オババ「何を言っておる、空の上に行くんじゃから当然じゃろ?」
スティレット「ちょっとウソで……」
バシュー
おっさんスティレット「ぎゃああぁぁ!」
こうして二人は新たな戦いの場へ行くのであった
これはおっさんとスティレットのキャッキャウフフな冒険の物語である
第一話終わり
まーたタイトル間違えてるよ…
頭に【FAガール】が抜けてました
なんだかんだあって星界へたどり着いた二人、途中落っこちそうになったので気合を入れたら星界から力をもらい新星スティレットになった
スティレット(う~ん、敵はフレームアームズガールじゃないし、ここから先戦っていくには剣以外にも何かあったほうがいいわよね…)
おっさん「どうしたんじゃ、何か考え事か?」
スティレット「うん…せっかく新しい力を得たから何か出来ないかなって…」
おっさん「そうじゃのう、特訓してみるか?」
スティレット「それだ!」ビシ
スティレット「とりあえず、以前よりスピードとパワーそれと飛行能力が上がってるわね…そうだ!」
スティレット「えいえいっ!」ペチペチ
おっさん「何をじゃれておるのだ、特訓するのではなかったのか?」
スティレット「…一応素手で戦えるか試してみたんだけど、駄目そうね…」
おっさん「いくらパワーが上がったとはいえ普段はその大きさじゃからのう…」
おっさん「龍神の力に星の力も得ているし、何か技とかは無いのか?」
スティレット「それがね、実際にはあるらしいんだけど私はもともと救世主じゃあないでしょ、…発動しないんだって」
おっさん「なるほどのう…」
スティレット「………」ズーン
おっさん「まあ、そう落ち込むな」
スティレット(あの後いろいろ試してみたけど特に成果はなかった……)
スティレット「だって、結局できる事って言ったらちょっと早く飛びまわれるだけだし…敵って強いんでしょう、こんなんで戦えるかな?」
おっさん「スティレットよお主は言ったではないか、一人では駄目だと。戦いは拙者に任せろ、お主にはお主しかできない事があるはずだ」
スティレット「師匠…」
おっさん「自分にできる事をするんじゃ」
スティレット「…うん」
ワラワラ キンキン
おっさん「敵に待ち伏せされていたか!」ガキン
スティレット「師匠、私も!」
おっさん「スティレット、お主は来るな、隠れていろ!」
スティレット「そんな事言ったって…危ない!」ギュン! ドカッ!
おっさん「無茶をするなと言いたいが助かった、…しかし、このままでは埒が明かん」
スティレット(何か、何か無いの?)
~~~~~~
TV「大西洋北部でハリケーンが発生し……」
あお「うひゃ~、外国は怖いね~」
轟雷「外は危険がいっぱいですから、あおは私から離れないでくださいね」
おあ「轟雷は心配性だよ~、ここは日本だから大丈夫だって」
轟雷「ダメです!」キッ
バーゼラルド「にゃはは、スティレットも回ったら竜巻出せるんじゃな~い?」
スティレット「んな事ただのフレームアームズガールの私に出来るわけないでしょ…」
~~~~~~
スティレット(そうだ…あの時と違って今は……このままじゃジリビンだしやるだけやってやる!)グルグル
「何だあ?……」
スティレット「うわあああああー!」グルグルグル
おっさん「スティレット…」ギリギリ
スティレット(確かに私は救世主じゃない、けど…それでも…守りたい世界があるんだー!!)グルグルグル
ギュオオオォォォ!
「なっ、これは!」
おっさん「た、竜巻じゃと!?」
ギュアアアァァ! アーレー キラアン
おっさん「と言う事があったんじゃ」
龍神『それは本当か?その技は恐らく天空幻龍波、まさか自力で発動させるとは…』
おっさん「それは本来ならありえない事なのか?」
龍神『そうだ、あいつが人間でないのが原因なのか、それとも別の何かか…私にはわからない。だが、あの者は自身の力のみで引き出したんだ』
おっさん「フレームアームズガールは無限の可能性を秘めていると言う事か…、いやそんな簡単な言葉で片付けていいものではないな」
龍神『ああ、あいつの何が何でも仲間を守ろうとする想いが生んだ奇跡だ』
おっさん「そういえば、肝心の救世主はまだ来れないのか?」
龍神『向こうの世界に行くエネルギーがまだ溜まっていないのだ、こればかりはどうしようもない』
おっさん「救世主が来るのはもう少し先になりそうじゃ、拙者達はそれまで少しでもこの世界を救うのじゃ」
スティレット「………」チーン
おっさん「回転のしすぎで目を回すとは……」ヤレヤレ
スティレット「気持ちわりゅい…」ゲー
新たなる技を見につけたスティレット、この調子で星界の平和を守るのだ
これはおっさんとスティレットレットのキャッキャウフフな冒険の物語である
第二話終わり
何だかんだあって救世主は無事到着、そして鳥さんと漁師を仲間に加えスティ達は旅を進めていた
今は敵がこの星界に落としたブラックボールを皆で捜している最中である
ゴソゴソ
スティ「私達何でゴミあさりなんかしてるの?」
おっさん「仕方あるまい、ここにブラックボールがあるんじゃ」
おっさん「…あっ!」
スティ「あったの?」
おっさん「犬のウ○コじゃった…」プーン
スティ「臭っ!ちょっと近寄らないでよ!」
おっさん「とんだ災難じゃ~」トホホ
スティ「そもそもブラックボールって何よ?」
おっさん「何でもとてつもない力を秘めた物らしい。これが敵の手に渡るのだけはなんとしても阻止せねば…」
鳥さん「ブラックボールは敵の最強マシンを作る上で欠かせない物だ。なんとしてもこっちが先に見つけて完成を阻止しなきゃならない」
おっさん「そんなに凄いのか?」
鳥さん「ありゃあ化け物だ、もし完成すれば並のマシンじゃあ歯が立たない」
スティ「でも、そんなヤバイ物が何でここにあるの?」
鳥さん「それなんだがな、どうもやつらブラックボールをこの星界に…」
おっさん「隠しているのじゃな!」
スティ「隠したのね!」
鳥さん「いや…落っことしちゃったらしい。これでは敵はマシンを完成できない」
おっさん「うそ~ん、信じられな~い」
スティ「バカじゃないの?」
ドン!
「邪魔だぞ貴様ら!」
おっさん「なっ、自分からぶつかっておいて失礼なやつ…あ~」
「げっ、貴様らは!」
スティ「バカ三兄弟!」
「バカではな~い!」
スティ「じゃあ何でブラックボールをこんな所に落としたのよ」
「ここはリゾート地だからな、マシンの完成祝いにバカンスに来ていたのだ。羽目を外して騒いでいたらうっかりな」ハハハ
スティ「やっぱりバカじゃない…」
鳥さん「これでも幹部なんだよなあ…」
「やつらより先にブラックボールを見つけるぞー」オー!
「見つからん…」ゼーゼー
おっさん「何処にあるんじゃ~」ゼーゼー
「こうなったら見つけたやつには賞金を出すぞ~!」
スティ「何バカな事言ってるの?そんなんで…」
漁師「あります」ハイ
おっさん「見つけてたのか!」
漁師「売れば金になると思ってな」
鳥さん「ひどい理由だった」
漁師「漁だけじゃ食ってくの大変なんだよ」つブラックボール
「ハッハッハー遂に手に入れたぞ!」
スティ「本当に渡しちゃった、バカなのあいつ!」
「これでもう貴様らに用はない、消してくれる!」
漁師「何、どう言う事だ!賞金は?」
鳥さん「嘘に決まってるだろ…」ハア
漁師「くそっ、騙された!」
おっさん「気付きそうなもんだが…」
スティ「来るわよ!」
ズシーン!
鳥さん「仕方ねえ、やるぞ!空神ー!」
漁師「チックショーふゆきまるー!」
おっさん「冬鬼丸(とうきまる)じゃなかったか?」
鳥さん「自分のマシンの名前も読めないのか?」
スティ「魚ばっか取ってたから頭がほったらかしだったのよ」
『只今戦闘中です。時間をおいてからかけ直して下さい』
おっさん「竜神と繋がらん、これでは戦えん」
スティ「そんな…」
ズガ-ン!
鳥さん「くそっ、動け空神!」ガチャガチャ
漁師「金よこせー!」ガシイン!
スティ「こうなったら私が!」ピュー
「そうはいかん!」シャー
スティ「ああっ、これじゃ中に入れない!?」
「貴様の事は聞いている、そこで仲間がやられるのを指をくわえて見てるがいい!」
漁師「チックショー!金が無いと、金が無いと…」
漁師「親孝行出来ないだろー!」
鳥さん「意外とまともな理由だった」
おっさん「あ、繋がった!」
スティ「よーし、反撃開始よ!」
おっさんスティ「フレームアームズガール、セッション!」
キンキン
「うおお!」ブンブン
おっさん「ええい!」ガキイン!
スティ「くっ、硬い…」
「ハッハッハ、俺の面の皮とコイツの装甲は厚いのだー!」
鳥さん「こんなやつらに俺達やられたんだよな…」
「これでも喰らえ!」シュパシュパ
ドカアン!
鳥さん漁師「うわああぁ!」
スティ「二人とも!はっ!?」
ヒュルルル
スティ「危ないっ!」サッ
「貴様に撃ったのは特別製よ」クイックイッ
スティ「この動き、誘導弾!?…キャアアァ!」ドカアン!
おっさん「大丈夫かスティ!」
スティ「大丈夫!けどこの威力…気を付けて、今までのやつらと違う!」
「これでトドメだ!」シュパシュパシュパ
キキン! ドオン
「な、何だと!?」
おっさん「拙者の腕を甘く見ないでもらおう」
「ええいっ、それならこれだ!」シュパシュパシュパシュパ
スティ「私の動きに師匠の技が合わされば」シュバババ
おっさん「この程度造作もない」キンキンキキン
「おのれ~小賢しい真似を!」ポヒュ
スティ「弾切れね!」
「し、しまった……とでも言うと思ったか?」ニヤ
おっさん「スティ気を抜くな、何か仕掛けてくるぞ!」
スティ「うん!」
「コイツを喰らえ!」ビーム!
スティ「危ないっ」サッ
カッ ドオォォン!
おっさん「な、何て威力じゃ」
「見たか、これがブラックボールの力だ!」
スティ「あんなの喰らったらひとたまりもない…迂闊に近付けないわね」
「フフフ、これで終わりではないぞ」つポチ
おっさん「分離したじゃと?」
「下半身はVの体勢にて待機せよ!」シャキーン!
スティ(カ、カッコいい…)ポー
「上半身は回転せよ!」グルグル
おっさん「……!あの意味はわかる、いかん!スティ回避だー!」
「食らえー!」バババババ!!
ドガガガァァン!
鳥さん「デタラメな、なんて攻撃をしやがる!」
※鳥さんと漁師は戦闘不能なので避難してます
スティ「攻撃が不規則すぎて読みきれない!」
「ハッハッハ、攻撃が終わる頃には貴様の姿も消えてるであろう…」
ドガガガ!
スティ「キャア!」ビシッ
おっさん「スティ!」
スティ「大丈夫かすっただけだから…」
おっさん「避けるので精一杯じゃ!このままでは…」
ハハハハ! ババババ!
「我が下半身撃沈!」ドガア!
「ギャー!」ボーン!
おっさんスティ「……は?」
「し、しまったあ!?弟~!」ガ-ン
おっさん「…こやつ」
スティ「バカだけど強い…」
「しっかりしろー、傷はあさいぞ!」
おっさん「今のうちに何とかしなくては…」
「あ~、今のダメージで合体出来ん」ガチョンガチョン
スティ「……」ジー
「アニキ、俺達は分離した状態だとそんなに強くないぞ!」
おっさん「……」ジー
「上半身も今のでエネルギーを使い切った、しばらくなにも出来んぞ!」
鳥さん「自分から弱点をベラベラと…」
漁師「あいつらバカだな」
おっさん「スティ、剣を抜けい!」
スティ「よーし!」スチャ
おっさん「野牛シバラク流、×の字斬り!」
「まずい」ピュー
ズバッ!
「アニキ~」ドカーン!
「このままで済むと思うなよ~」ピュー
おっさん「上半身は逃がしたか…」
スティ「ブラックボールは取り返せなかったわね…」
「むむ、機体が安定しない、邪魔な物を捨てて機体を軽くしないと…」ポイポイ
漁師「上から何か落ちてくるぞ。あ、これって?」つブラックボール
鳥さん「何やってんだあいつら?」
スティレット「これがブラックボール…」
鳥さん「いいのか?」
漁師「金にならないならどうでもいい」
おっさん「禍々しい力を感じるな」
ヒュバ!ガシガシ
スティレット「なっ、何よこれ!」ググッ
おっさん「スティレット、振り払うんじゃ!」
スティレット「ダメ…動けない」ググッ
スティレット「……」ウイィン
おっさん「うわっ!」ドサッ
おっさん「スティレット!」
スティレット「師匠、皆の事…よろしくね…」スウウ
おっさん「スティレットー」
鳥さん「なんて事だ…」
漁師「ブラックボールに飲み込まれちまった…」
敵はアホだがブラックボールはヤバかった、スティレットの運命はいかに…
これはおっさんとスティレットのキャッキャウフフな冒険の物語である
第三話終わり
スティレット「……」パチ
スティレット「あれ、いつの間に寝ちゃってたのかしら?それに何をしてたんだっけ?」ウーン
スティレット「まあいいか、とりあえず帰ろう…何か変ね。何時もと様子が違う気が…」
スティレット「何だろう…この言い様の無い不安な感じは…」
-あおの家
カチャ
スティレット「あお~?…居ないか。轟雷達も居ないし、みんな出かけてるのかしら?」
スティレット「…何か違和感が…まあいいか、とりあえず待つとしますか」
スティレット「何時までたっても帰ってこない。まさか、事故にでもあったんじゃ…」ガチャ
スティレット「あお~轟雷~、みんな~何処~?」ピュー
-数分後
スティレット「……おかしい。あおだけじゃない、人が…誰も居ない…」ポツン
スティレット「ここも」ガチャ
スティレット「ここも」ガチャ
スティレット「いったいどうなっているのよ?」
スティレット「だけどこれって考えようによってはチャンスよね…」パチ
スティレット「好きなだけBRが見放題よ!」アハハ
スティレット「ゲームだって順番待ちしないで好きなだけできるわ。やった、ハイスコア!」
スティレット「……つまんないわね。そうだ、あおの部屋を探索してみよう!」
スティレット「あおったらこんなパンツはいてるんだ。こっちは何かな~」ゴソゴソ
スティレット「あ~面白かった。ん、机の上にアルバムがある……こ、これって!」
皆が写ってる写真
スティレット「……皆何処にいるの!隠れてないで出てきなさいよー」
シオーン…
スティレット「こうなったら意地でも見付けてやる…」
おっさん「竜神殿、いったい何が起こってるんじゃ?」
竜神「竜神石を通じて感じるのは、あの者の心が今、闇に支配されようとしていると言う事だ。このまま闇の力に負けてしまえば、永遠に闇に取り込まれてしまう」
おっさん「何とかならんのか?」
竜神「無理だ、心に直接干渉している以上私達には何も出来ない。あの者が自力で闇の力を振り払うしかない」
おっさん「スティレット…」
-3日後(こっちの世界は時間の流れが違います)
スティレット「あれからずっと探したけど人っこ一人見つからない、どうなってるの?」
スティレット「あお…轟雷…バーゼ…皆…」
スティレット「……」ジワ
スティレット「うわああぁん!」
スティレット「皆…皆何処にいるの~お願いだから出てきてよ~」ウエエエン
スティレット「…そうだ、FA社なら…フレームアームズガールはあそこで開発されているんだ、あそこなら…あそこならきっと誰かいるはず…」
-FA社
スティレット「…あったのはASの搭載されてない一般のフレームアームズガールばかり、開発中のもあったけど、未完成で起動してなかった」
スティレット「誰かと…話したい…」
スティレット「そうだ、バトルデータはどうかな?」
スティレット「……これでいいはず」ガサゴソ カチ
フレームアームズガール、セッション!
スティレット「お願い!」
ブイーン
轟雷「……」
スティレット「やった、轟雷!」タタタ
バトルスタート!
轟雷「撃ちます!」ドオン
スティレット「ちょっと待って轟雷!」
轟雷「戦闘中におしゃべりですか、ずいぶん余裕ですね」
スティレット「あ~もうっ!とりあえず動きを止めよう」
ウィナースティレット
スティレット「轟雷、聞いて!」
轟雷「バトル終了、戦闘プログラムを終了します」シュン
シュイン
スティレット「……」
スティレット「もう一度……」
ジワジワ
おっさん「中が真っ暗で何が起こってるのかこっからではわからん…」
竜神「まずい、あの者の心が闇に堕ちていくのを感じる」
おっさん「そんな…スティレット!」
鳥さん「止めろ、旦那まで取り込まれちまうぞ!」ガシッ
おっさん「指をくわえて見てるだけとは、…何て無力なんだ拙者は…」
3カ月後
ウィナ-スティレット
スティレット「バトルしてる間だけ皆と一緒にいられる…外には誰も居ないし、もうずっとここにいようかな?」
ピコン! チョウセンシャガイマス
スティレット「ウソ!私以外に誰かいるの?」
シュイン スティレット?
スティレット「あれは……私?」
スティレット?「私は貴方の戦闘データを元に造られた育成プログラムです」
スティレット「…なんだ、要するにただのコピーね…いいわ、相手になってあげる。バトルデータは戦い方が変化無いし、正直ちょっと飽きてたのよね」ハア
スティレット「それに、自分と戦うなんて今までやったこと無かったしね!」
スティレット「……ウソ…でしょ…」ボロ…
スティレット「手も足も出ないなんて…あなたいったい何者?」
スティレット?「先程貴方が言ったとおり、貴方のコピーです」
スティレット「そんなはず無い、私より全然強いじゃない」
スティレット?「いいえ、確かに私の能力は貴方と同じです」ドカ!
スティレット「うわっ、このお!」ブン
スウウ…
スティレット「消えた…何処に?」キョロキョロ
スティレット?「ずいぶん…弱くなりましたね」ズバ
スティレット「ガハッ」ドサッ
スティレット?「貴方は強い子、やれば出来る子。思い出して、本来の貴方はこんなものじゃない…」
スティレット「うう…」ガク…
果たしてスティレットはブラックボールの作り出した闇の世界から抜け出すことは出来るのか?
これはおっさんとスティレットのキャッキャウフフな冒険の物語である
第四話終わり
書いてて飽きてきた…
誰も見てないけどとりあえず何とか終わらせる事にする
スティレット「……う…ん…」パチ
スティレット「ここは…研究所?そっか、バトルに負けて外に出されたんだ」
シーン……
スティレット「……」カチ
「errorバトルを開始出来ません」
スティレット「!?そんな、ウソ何で?」カチカチ
「errorバトルを開始出来ません」
「errorバトルを開始出来ません」
スティレット「あ…ああ…」カタカタ
スティレット「うわああぁん!あおぉ、轟雷ぃ、バーゼラルドぉ、みんなぁ、何処にいるのぉ!!」
スティレット「……」シクシク
「あら、どうしたの?」
スティレット「!?」
「貴方フレームアームズガールのスティレットよね、へ~最新のはこんな表情もするんだ~」
スティレット「……」ウルウル
「あ…ごめんなさい。よかったら何があったか教えてよ?」
スティレット「皆いなくなっちゃって…」
「そっか、皆いなくなっちゃったんだ。…辛かったね」
スティレット「うん…」グス
「ねえ、辛かった時は楽しかった時の事を思い出してみよう。貴方にもあるでしょう楽しかった時の思い出?」
スティレット「何言ってるのよ!誰も居ないのにそんなもの思い出したらよけい悲しくなるだけだわ…」
「辛かったんだね、……皆もスティレットの悲しむ姿は見たくないんじゃないかな?」
「だから、楽しかった時の事思い出してみよう?私もスティレットの笑った顔、見てみたいな」
スティレット「……楽しかった時の事…」
…
……
スティレット「それで轟雷ってば四六時中あおに付きまとって…」クス
「そうなんだ、轟雷にとってあおさんはとっても大切な人なのね」フフ
スティレット「最後なんて名字を貰ってたわね」アハハ
「!やっと笑った。やっぱりスティレットは笑顔が一番ね、とっても可愛いわ」
スティレットか「…かわっ…な、何言ってるのよ!」カアア
「スティレットは皆の事好き?」
スティレット「…うん。私…みんなの事…大好き!」
ピカー!
スティレット「な、何これ?それに何か胸の辺りが暖かい…」
「……それが貴方の愛よ」
スティレット「愛?」
…ザザ
「ええ……!来たわね。スティレット、貴方を皆に会わせてあげる。セッションベースに立って!」
スティレット「え?いったいどう言う事、説明してよ!」
「ここは貴方を閉じ込める為に闇の力によって生み出された偽りの世界。貴方の力を封印するために造られたのよ、急いで!」
ザザザザ…
スティレット「これは!?」
「力づくできたわね、空間ごと取り込みにきた。いい?今からこの世界の出口に転送するわ!」カタカタカタ
スティレット「貴方もっ!」バッ
「愛を見つけた今の貴方なら、闇を光で照らすことが出来る」ターン
スティレット「あっ!!」シュン
ザザ…ザ……ザザザ
「今の…ザ…気持ちを、ザザ…何時ま…もザザザ…忘れ…いで……」つ指輪
ザー…
シュイン
スティレット「……ここは?」
『ここの何処かに外に通じるゲートが存在するわ』
スティレット「!?この声はさっきの、無事だったの?」
「いいえ残念だけど…今の私は残留思念みたいなものよ、じきに消えるわ。それよりゲートを見つけて」
スティレット「そんな…ゲートって…あ、あれね、光ってる!って何か小さくなってない?」
「いけない、ゲートを閉じて閉じ込める気だわ!」
スティレット「そうはいかないわよ!」タタタ
「気をつけて、闇は貴方を取り込もうと心の弱いところを突いてくる。けど、今の貴方ならきっと乗り越えられるはず…」シュウウ
タタタ…
『あれ、もしかしてスティレット?』
『スティレットその声はあおっ!?』
『スティレット~?』
スティレット「この声はバーゼラルドに轟雷、それに他の皆も!何処、何処にいるの?」キョロキョロ
あお『あ~別にこっち来なくてい~よ、だってスティレットは要らない子だし』
スティレット「……え?な、何を言って?」
轟雷『確かにそうですね、空を飛べるにもかかわらずあっさりやられちゃいましたからね』
スティレット『ゴ…轟雷?』
バーゼラルド『ハッキリ言ってバーゼの方が強いからスティレットは必要無いんだよね~』
スティレット「そんな…バーゼラルド、貴方そんな事思ってたの?」
シロクロ『弄ってあげるくらいしか利用価値がないのよね~』
迅雷『ただ飛ぶだけの能無しがいる場所などここには無い!』
アーキテクト『フレームアームズガールの必要性分析、スティレットの存在価値0.0000001%プログラム上0%とみなす。つまり不要』
フレズベルク『ねえ轟雷、あんな奴の事なんかどうでもいいからボクとバトルしようよ!』
あお『と言う訳だからスティレットは戻ってこなくていいよ~』
スティレット「……そんな…」
おっさん「ああ…どんどん小さくなっていく…スティレット、スティレット~!」
鳥さん「ダメなのか?」クッ
竜神「……信じるのだ…」
おっさん「竜神…」
竜神「共に戦い抜いてきた仲間を信じるのだ」
漁師「信じるだけで何とかなりゃ苦労しないっての」
鳥さん「お前黙ってろ」ボコ
おっさん「そうじゃ、スティレットは今戦っているんじゃ。師匠の拙者が信じてやらんでどうする」
おっさん「頑張るんじゃ、スティレット!」
あお『正直ね、スティレットの事見てるとイライラするんだ』
スティレット(……違う)
あお『しゃべり方も生意気だし』
あお『どっかいってくれないかな~?』
スティレット(……そうじゃない)
ピカー
あお『!?』
スティレット「違う…轟雷は意味もなく相手を傷つける様なことはしない…。マテリア姉妹やバーゼラルドも、イタズラはしても誰かを泣かせるような事はしない。アーキもフレズもそう、みんな感情がある。人を幸せにしようとする優しい気持ちが…それを教えたのが…あお、あなたよ」
スティレット「あおは私達に大切なことをたくさん教えてくれた。あおがいたから私はここまで成長できた。だからこそわかる…」
スティレット「普段は抜けてて頼りないけど、一番大切な事を教えてくれたあおが、そんなあおがこんなことするわけない…」
スティレット「 お 前 は あ お じゃ な ー い !! 」
あお『……!!』パアアー
スティレット「……周りの景色が変わって…、あれは、邪神像?」
シュウウ…
スティレット「ゲートが縮まってる!急がないと」ハッ
邪神像バチバチ
スティレット「危ないっ!…どうやらあいつを倒さないと行けないみたいね」
スティレット「私のスピードなら!」ヒュンヒュン
邪神像バチバチバチ ググッ
スティレット「えっ、こっちに曲がって…キャアア!!」バチバチ ドシャア!
スティレット「私の動きを予測してる、…そうか、バトルデータを録られてたんだ。…だからって諦める訳にはいかないのよー!」
ドシャ!
スティレット「ダメだ、かわせない。あと少しなのに…」ハアハア
邪神像バチバチ
スティレット「くっ……」
『だから言っておるじゃろ、足さばきがなってないと!』
スティレット「今のは?」スッ
スティレット「!?何、今の動き…またっ!身体が勝手に反応してる…」スッスッ
スティレット「これは知識だけで出来る動きじゃない、たゆまぬ努力によって身に付くもの。気が遠くなる程の反復練習の果てに身体が覚えた動き…」スッスッ
スティレット「何だろう、とても懐かしいようなそれでいて安心するような感じ」
『事の起こりを見極めろ!さすれば自分より速い動きにも対応出来る』
スティレット「……」チャキ
スティレット「そうだ…この感じ、私は確かに知っている…」
邪神像バシュバシュ
スティレット「私に戦い方を、進むべき道を示してくれた…」シュパ
『身技体が一つとなった時、すべてを斬り裂く必殺の刃になる』
スティレット「師匠!!」カッ
邪神像バリバリバリ
スティレット「一刀両断!」ズバッ!
ガラガラ…
スティレット「師匠、みんな…今行くから!」バシュウ!
ギュオオ…
スティレット「くっ、押し戻される…」
「スティレットー!」
スティレット「今の声は…師匠、師匠ー」ピカー
スティレット「これは…私の中に今までに無い新しい力を感じる」ピカー
スティレット「よーし、行くぞぉー」カアアア!
シュウウ…
おっさん「ああ…消えてしまう。スティレット、駄目なのか…」
竜神「!?…こ、この力は?」
おっさん「どうしたんじゃ、竜じ…うわっ!?」カッ!
ピカー!
漁師「何だこの輝きは?」
鳥さん「こいつは今までに感じたことの無い光の力だ!」
おっさん「ああそうじゃ、間違いない。これは…」
スティレット「ただいま、師匠!」
おっさん「よく戻ってきた、流石は自慢の弟子じゃ。ん、何か姿が変わってないか?」
スティレット「…今から私はミーティアスティレットよ!」
スティレットは自身の愛を見つけ更なるパワーアップを果たした。次はいよいよ大魔王討伐だ!
これはおっさんとスティレットのキャッキャウフフな冒険の物語である
第五話終わり
道中、大魔王の策略によりおっさんが闇落ちしてしまう。合流した救世主もあまりにもの強さに歯が立たない。スティレットはみんなを大魔王の方に向かわせ、師匠と戦う事を決意するのだった
ゴゴゴゴ…
スティレット(改めて対峙するとわかる。隙の無い構え、研ぎ澄まされた殺気からくるプレッシャー、そしてこの逃げ出したくなるような圧倒的な威圧感、化け物だ…)
おっさん「どうした、拙者の相手をするんじゃなかったのか?来ないならこちらから行くぞ!」チャキ
スティレット「はっきり言って恐い、震えが止まらない。けど、師匠が道を間違えた時、それを正すのは弟子である私の役目。私がやらなければいけないんだ!」ギュッ…
ピカッ ムクムク
おっさん「拙者と同じ大きさで良いのか?」ニヤリ
スティレット「今回だけは負けるわけにはいかない…貴方を、倒します!」
おっさん「パワーアップしただけで勝てるほど甘くないぞ!」ブンブン
スティレット「くっ、一撃一撃が重い!」キンキン
おっさん「そこだ!!」ブン
スティレット「させるか!」サッ
おっさん「なかなかすばしっこい奴だ」
スティレット「わかってはいたけど、やっぱり強い。…けど何だろう、この違和感」
キンキン
おっさん(……おかしい。いくらこいつが強くなったと言ってもワシの敵ではないはず。なのに…)
スティレット「やああぁ!」
おっさん「何故まだコイツを仕留められん!コイツの動きは全て分かっている筈だと言うのに」キンキン
スティレット(紙一重で何とかかわせている。けど、何故?普段なら確実に貰っている筈なのに…)
おっさん(……ここで隙が出来る)
おっさん「そこだぁ!」ブン
スティレット(……!)ピキーン スッ
スティレット(まただ、偶然じゃない。わかる…師匠の動きがわかる)スッスッ
おっさん「おのれぇ!」ゴゴゴ
スティレット(…そうか、邪気だ。あふれ出る邪気を感じられるから、ギリギリ反応出来るんだ!)
スティレット「攻撃が読めるなら…」ガキン
おっさん「ぬうっ、キサマっ!」ブン
スティレット(その太刀筋は知ってるよ。だってずっと見てたから、追い付きたかったから、目標にしてたから…)キイン
スティレット「私の知ってる師匠はこんなに弱くない!!」ズバッ
おっさん「ぬうう!」ズシャ
おっさん「よくぞここまで腕を上げた、それでこそ我がで……、な、何をいっておるんだワシは?くっ」ピキーン
「そうじゃ、今の太刀筋をよく覚えておくのじゃ!」
「ほう、フレームアームズガールとは随分物覚えが良いのじゃな。普通の人間が十日かかるのを三日でものにしてしまうとは」
「うむ、修行の成果がでておる。その調子じゃ」
「今ならはっきり言えるぞ、お主は拙者の自慢の弟子じゃ!」
「はっはっはっ!」
おっさん「……スティレット…」
スティレット「師匠?」
ビカー
おっさん「うわああぁぁ!」
スティレット「師匠ー!」
おっさん「……」ギロ
スティレット「ああ…」
おっさん「ぬおおぉ!!」
ブンブン ゴアア!
スティレット「なっ、まずい、さっきより速く…」キンキン
ズバッ バキン!
スティレット「うわああぁぁ!」ズシャ
スティレット「まだ…負けるわけには…え?」バチ
ザ…ザザ
スティレット(しまった、メインメモリに傷が…)ザザ
おっさん「ぬがああぁ!」ブンブン
スティレット「ううっ、がはっ!」キンキン ガシャアン
スティレット「ダメだ、このままじゃあ…」
スティレット「……」
スティレット「……」スクッ
スティレット「師匠…これが私の放つ最後の技です。これで貴方を救って見せます」
スティレット「パワー全開!」ゴオッ!
おっさん「ぬうっ!」
スティレット「スティ光撃拳!」ズワオ!
ドガア!
おっさん「ぬおおぉぉ!!」ギリギリ
スティレット「やああぁぁ!」ピシ ザザ…
スティレット「くっ機体にダメージが、お願い、もって…よ」バチ
スティレット(たとえここで私が力尽きても、師匠ならみんなと一緒に大魔王を倒してくれるはず…。なら……ここで全ての力を出し切ってやる!)
スティレット「大魔王、師匠の中から出ていけー」ピカー!
おっさん「うわああぁぁ!」
おっさん「ここは何処じゃ真っ暗で何も見えん…。それに体が動かぬ」グヌヌ
ピカー
おっさん「……暖かい光じゃ。おお、体が動くようになったぞ!?しかし、いったい何処へ行けば良いのやら…」
ギュッ
おっさん「誰じゃ、ワシの手を引くのは?眩しくてよく見えん」
スタスタ
???「出口までもう少しだから…」
おっさん(何故じゃろう、ワシはこの手を知ってる気がする?)
???「星界を…みんなの事、宜しくね………師匠」
おっさん「お、おぬしはスティレット……」ピカー
おっさん「はっ」ガバッ
おっさん「ここは…この禍々しい気、間違いない、近くに大魔王がいるな…」
おっさん「そうじゃ、スティレットは何処じゃ?」キョロキョロ
スティレット「………」ボロ…
おっさん「なっ、なんと酷い…まさか…これはワシが…」ワナワナ
スティレット「し…しょ…」ザザ
おっさん「スティレット!拙者は、拙者は!」ガシッ
スティレット「し……しょの…でし…なれ……しあわせ…った」
おっさん「スティレット、スティレットー!」ボロボロ
スティレット「せか…を…まも……て」バチバチ
スティレット「………」
おっさん「スティレット?」
スティレット「………」
おっさん「スティレット……」ググッ
おっさん「いつまでも泣いてはいられん。スティレットに託されたんじゃ、星界の平和を…」スクッ
ピカー
おっさん「今度はなんじゃ?あ……お主は」
戦神丸「……」
おっさん「頼む戦神丸、星界を救う為に拙者に力を貸してくれ!」
戦神丸inおっさん
おっさん「拙者の怒りは最高潮じゃ、今なら惑星だろうと斬り捨ててみせよう…」
その後、スティレットと合体し流星戦神丸にパワーアップし救世主と共に大魔王を倒したのだった
これはおっさんとスティレットのキャッキャウフフな冒険の物語である
最終話終わり
大魔王を無事退治した救世主一行、だがおっさんの顔は晴れなかった
おっさん「スティレット、お主のお陰で星界に平和が戻ったぞ」
おっさん「幾多の困難を乗り越えれたのも、お主がいたからじゃ。一人ではここまで来られなかった」
おっさん「お主がいたから拙者はここまで戦えたんじゃ」
おっさん「……だから…目を覚ましてくれ」つスティレット
スティレット「………」
鳥さん「……」
漁師「こんなのってねえよ、何とかなんねえのかよ…」
救世主「竜神…」
竜神「仮に生き返らせる方法があったとしても、魂が宿ってなければ不可能だ」
救世主「そんな…」
「助ける方法はあります」ピカー
救世主「この光は?」
おっさん「あ、あれはまさか…」
鳥さん「神様だ!!」
漁師「本物かよ…スゲー」
おっさん「神様、助ける方法とは?」
神様「このものに魂は存在しません。しかし方法はあります、あなたたちの想いを一つにして奇跡を起こすのです」
鳥さん「奇跡を…」
漁師「起こす…」
神様「そのものとの絆が真なら奇跡は起こるはずです…」
救世主「みんな、スティレットを助けよう!」
おっさん「スティレット……」
みんな「………」
スティレット ピカー
救世主「スティレットが光だした…」
神様「……成功です、このものに魂が宿りました」
おっさん「それでは、スティレットは?」
スティレット「……」ピカー ムクムク
鳥さん「おお、スティレットの体が大きくなってく……う?」
救世主「生き返って人間になったん…だ?」
漁師「…おい、あれって」
スティレット「ん……」パチ
おっさんス「ス…スティレット……」
スティレット「師匠…私…あれ?まさかこれって…」つ手
スティレット「師匠、見て!私…人間になってる!!」
おっさんさ「…そのようじゃな……」メソラシ
みんな「……」メソラシ
スティレット「?ちょっと何でみんな目をそらしてるのよ?私の体に何か付いて…」チラ
スティレット「………」スッポンポン!
スティレット「あ…あ…あ…」カタカタ
スティレット「きゃああぁ~」
こうしてスティレットは無事人間になり、二人の旅は終わりました。その後、元の世界に戻り人間になったスティレットとあお達の間で一騒動あったりするが、それはまた別のお話
これはおっさんとスティレットのキャッキャウフフな冒険の物語である
エピローグ終わり
SSって難しいですね。途中で止めてもよかったけどスパロボXでるから
なんか頑張ってしまった
私はビータで買おうと思ってます
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