はじめ「じゃあ、キャラクターデザイナー以外で、もしも別の道に進むとしたら青葉ちゃんだったら、自分はどんな職業に就いていたって思う？」

青葉「う～ん、正直キャラクターデザイナーだけを目標にずっと頑張ってきましたので、それ以外となるとすぐにはピンっときませんね…」

はじめ「それだったら私から言うよ！ そうだねぇ…青葉ちゃんだったらコミュニケーション能力が高いし、介護系とかできそうだよね？」

青葉「介護というと人のお世話ですよね…う～ん、いまいち実感が湧きませんね」

はじめ「想像だけならね！ けど、青葉ちゃんの元気とか明るさを見てると介護が当てはまるんだよね！ 他にも接客業とかもいいよね？」

青葉「そうですか。アルバイトなんてしたことがありませんので、接客の方もいまいち実感が湧かないんですが…」

はじめ「まぁ、実際に正社員として働きつつも、副業か何かでアルバイトが出来たらいいのにね…ここも！」

青葉「忙しい日々は多々ありますし、容易には出来ないでしょうね、まずは！！」

ゆん「なんや、なんの話をしとるんか？」

青葉「あっ、ゆんさん！」

はじめ「今、青葉ちゃんの悩みを聞いて話し合ってるところでさ…」

ゆん「悩み、話し合う？」

はじめ「訳を話すと……カクカクシカジカ」

ゆん「成る程な～。青葉ちゃんだったら、断然接客業やな！」

青葉「あははっ、やっぱりですか……」

はじめ「でしょー？ 私も同じ事を青葉ちゃんに言ったんだよ！」

ゆん「そんで、はじめやったら…さしずめモデラーか、フィギュアショップか何かの店長やろな？」

はじめ「あぁ～、確かに！！ 今の私にはピッタリの職業だよ！」

ゆん「でも、今はゲーム制作のモーション担当や！ 今更目指すんは無理よ？」

はじめ「ちぇー、分かってるって！！」

青葉「ゆんさんだったら、ファッションデザイナーとかが似合いそうですよね？」

ゆん「あ、青葉ちゃん…ファッションデザイナーなんてウチには向いとらんよっ！？」

はじめ「ははっ、でも、ゆんって服を買ってるし、案外興味はありそうだよね、そのデザイナーに？」

ゆん「もぅ～、はじめまでやめいや！！」

ひふみ「………。（青葉ちゃんたち、職業…の話…してる…。わ、私だったら…どうなる…の……かな？）」ﾁﾗｯ

青葉「あっ、ひふみ先輩だったら、どんな職業がいいですかね？」

ひふみ「！？」

はじめ「ひふみ先輩ねぇ～？」

ゆん「職業かいな？」

ひふみ「……///」

青葉「そうだ！ モデルなんてどうですか？」

ひふみ「っ！？（も、モデルっ！？///）」

はじめ「あっ、いいかも！」

ゆん「そうやね！ ひふみ先輩、スタイルや見た目もええし、ピッタリですわ！」

ひふみ「………///（む、無理…無理無理っ！？///）」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

ゆん「首を横に振っとる…拒否してるようですね……」

青葉「えぇ～、なんでですか？」

ひふみ「だ、だって……モデルって写真を取って……その写真が…雑誌に…載って…大勢の人…が…見るんだよ…ね……それって…は、恥ずか…しいっ////」

はじめ「恥ずかしいんですか？」

ひふみ「それに…もし、有名に…でも…なったら…テレビに…出るかも…しれない…し、コミュ症の私…には…絶対に…無理……だよっ///」

ゆん「いや、そこまでは分からへんですが…」

青葉「でも、最近はモデルの多くがテレビに出てますよね？」

はじめ「主に有名モデルだけどね！」