ラフィエル「もしもガヴに彼氏が出来たら」 (24)

学校 放課後――


ラフィエル「結局今日ガヴちゃんは来なかったですね」

ヴィーネ「全く、私が起こしに行かないとすぐこうなんだから……」

ラフィエル「……」

ラフィエル「ヴィーネさん、一ついいですか?」

ヴィーネ「何かしら?」

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ラフィエル「もしもガヴちゃんに彼氏ができたらどうなるのでしょうかね」

ヴィーネ「ガヴに彼氏が出来たら?」

ラフィエル「そうです、もしガヴちゃんに彼氏ができたらどうなるのかなと思いまして」

ヴィーネ「突然どうしたのよ」

ラフィエル「先日テレビで『女性は恋人ができたら変化する』と目にしたものなので」

ヴィーネ「それでガヴに恋人ができたらどうなっちゃうのかと思ったの?」

ラフィエル「そうです♪」

サターニャ「ねえねえ、何の話? 私も混ぜなさいよ」

ラフィエル「もしもガヴちゃんに彼氏ができたらどうなるのでしょうかね?」

サターニャ「ガヴリールに? ありえないわよ!」

ヴィーネ「いや、もしもだって」

ラフィエル「優秀だった天使が地上に来て駄天、そこで恋人ができたらどうなるのか……想像しただけでワクワクしませんか♪」

ゼルエル「それはお姉ちゃんが許可しないぞ!」

ラフィエル「そういえばゼルエルさん一番の難所で……」

ヴィーネ「お、お義姉さん!?」

サターニャ「あんたはガヴリールの!」

ラフィエル「あ、あのゼルエルさん……突然どうしたのでしょうか?」

ラフィエル(そもそもここは学校なのですが……)

ゼルエル「ガヴリールの話だろ?」

ラフィエル「は、はい……」

ゼルエル「なら私も混ざって当然だな!」

ラフィエル(何言っているのかさっぱりです♪)

ゼルエル「所でヴィネットだったか……さっきの発言が気にな」

ラフィエル「ヴィーネさんはガヴちゃんに彼氏ができたどうなると思いますか?」

ヴィーネ「う~ん、私は……」

ゼルエル「無視か」

ヴィーネ「そうね……」


――――――

ヴィーネ想像


ヴィーネ「あらガヴ……ねえ……その隣の男性は……?」

ガヴリール「ん? あぁヴィーネには紹介していなかったね、これ私の彼氏」

ヴィーネ「……は?」

男「天真の彼氏で~っす」

ガヴリール「ねえ……今晩どうする?」

男「そうだな~、天真ん家に行きたいな!」

ガヴリール「そんなっ……まだ早いよ///」

男「そうか? もういいんじゃないの?」

ガヴリール「……うん……じゃあ……する?///」テレッ

ヴィーネ「……は?」


――――――

ヴィーネ「……」

ヴィーネ「グハッ!」トケツ

ラフィエル「ヴィーネさん!?」

ヴィーネ「許さない、許さないわ! 私のガヴをっ!」

ゼルエル「私も絶対許さないぞ! 不純異性交遊は!」

ヴィーネ「私のガヴの純血をっ!」

フィエル「ヴィーネさん、落ち着いてください」

ヴィーネ「誰なの? 私のガヴを盗った男はっ!」

ラフィエル「ヴィーネさん、想像ですよ」

ヴィーネ「……」

ヴィーネ「そういえばそうだったわね」フウ

サターニャ「ヴィネット怖い」ガクガク

ラフィエル「ヴィーネさんは一体どのような事を」

ヴィーネ「ガヴが私の目の前で自分の部屋に男を招待する約束をしてそれから……」

ゼルエル「ガヴリールはそんなことしない!」

ラフィエル「なるほど、さっきの行動もある意味納得ですね」

ラフィエル「では、気を取り直してサターニャさんはどうでしょうか?」

サターニャ「私? そうねぇ……」


――――――

サターニャ想像


サターニャ「ガヴリールぅー、勝負しなさ……ねえ、その男は何?」

ガヴリール「おはようございます、サターニャさん」

ガヴリール「此方の殿方は……私の未来の旦那様です」テレッ

男「キミが天真くんの友達かな? 今後ともよろしくね」ニコッ

サターニャ「……」

ガヴリール「ふふっ、ではこれからどちらへ行きますか?」

男「では……あそこなんでどうかな?」

ガヴリール「素敵ですね、行きましょう♪」


テクテク


サターニャ「……」


――――――

サターニャ「……」

サターニャ「ちょっと吐いてきてもいい?」ウプッ

ゼルエル「ガヴリールを想像して吐くとは姉さん感心しないな!」

ラフィエル「えっと……サターニャさんは一体どのような想像を……」

サターニャ「彼氏が出来てガヴリールが豹変したわ、本当に気持ち悪かったわ」

ラフィエル「豹変ですか?」

サターニャ「つまりあんたが一番知っているこっちに来る前のガヴリールよ!」

ゼルエル「天使なガブリールとそのままエッチとな! 駄目だ駄目だ! お姉ちゃんは許可しないぞ!」

サターニャ「そういうラフィエルはどうなのよ?」

ラフィエル「私ですか?」

ゼルエル「お~い」


――――――

ラフィエル想像


ガヴリール「……」テクテク

男「……」テクテク

ラフィエル「ガヴちゃ~ん、今日も……あのそちらの方は……」

ガヴリール「ん? あぁ、この男は」

カチッ ヴヴヴ……

ガヴリール「んッ」ピクッ

ガヴリール「こ、この人は……んっ……」ピクッ

ラフィエル(あら~♪)

ガヴリール「わ、私のぉ……」ハアハア

カチカチ ヴゥゥゥゥゥ

ガヴリール「イィッ! わ、私ィのぉ……彼氏ですぅ……ダメ……イッちゃ……もうヤめ……」ガクガク

ラフィエル(あら、あらあら~♪)ニコニコ

ガヴリール「イッんんーーーッ!!」ビクビク

男「そういう事、よろしくね」ニヤニヤ

ラフィエル「此方こそ♪」ニコニコ

男「じゃあ、行こっか」ニヤニヤ

ガヴリール「は、はぁい……」トロン


テクテク


――――――

ラフィエル「……」

ラフィエル「なんだか、とってもとっても息があいそうです♪」ニコニコ

ゼルエル「イタズラされるガヴリール可愛いぞ! 男、私と替われ!」

ヴィーネ「ちょっとラフィ……一応聞くけど、どういう想像したの?」

ラフィエル「いえ、ただ単にガヴちゃんが彼氏に色々調きょ……ではなく教育されて仕込まれていう所をです♪」ニコニコ

ヴィーネ「さっき調教って言いかけたよね……」

ラフィエル「さて、何の事でしょうか?」

ゼルエル「次は私の番だな!」

ヴィーネ「そもそも今のガヴは彼氏を作るとは到底思えないわ」

サターニャ「そうね、やっぱりありえないわよ」

ラフィエル「はっきり言っちゃえば彼氏よりゲーム、ですね」

ゼルエル「さっきから無視するとは酷いぞ!」

ラフィエル「あら? ゼルエルさんいらしてたのですね?」

ゼルエル「最初っからいたぞ」

ラフィエル「先ほどから私たちの想像に色々言っていたような気がしますが」

ゼルエル「私ほどの天使とならば他人の考えは読み取ることができるぞ!」

ラフィエル「はあ……」

ゼルエル「では私はだな……」

ラフィエル「まあ、いいですが……」


――――――

ゼルエル想像


ガヴリール「お姉ちゃん♪」

ゼルエル「ガヴリール♪」

ガヴリール「ふふっ、なんでもないよーだ」

ゼルエル「このこのー♪」ツンツン

ガヴリール「ひゃっ、もーお姉ちゃん!」プンスコプン

ゼルエル「怒った顔も可愛いぞ」

ガヴリール「もう……褒めたって何も出ないよ」テレッ


――――――

ゼルエル「うんうん」

ゼルエル「こうして私とガヴリールは結ば……」


シーン


ゼルエル「皆ー、どこ行ったーここからがいい所なのに」シュン





おわり

タイトルが思いっきり間違えました(ガヴ→ガヴちゃん)
取りあえず書き上げるという事で、短いですが読んでくださりありがとうございます。


面白かった

乙です


おねぇちゃん脳が考えることを拒絶したかw

姉さん半端ない

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