ヘルカイザー 「それもいいだろう」
エド「やはり、よっぽどショックだったようだね。僕に負けた事が」
ヘルカイザー 「御託はいい。相手が誰だろうと、俺の勝利に変わりはない」
エド「相当の自信だ。いいだろう、デュエルをすればわかる事だ」
「「デュエル」」
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本編で実現しなかったヘルカイザー VSエド戦
基本デュエルはGX時代と同じ
・先行ドローあり
・サイバー・ダークの新規が登場、一部アーク版DーHEROも登場
・この時点だとエドはBloo-Dを取り戻していないが、それらも登場予定
4期後だけど、心臓病を克服して、再びヘルになったカイザーでもよかったのでは?
あのデュエルは心残りだっただろうし…
エド「僕のターン、ドロー!」
エド「魔法カード、《デステニー・ドロー》を発動!」
エド「手札のDーHEROをセメタリーに送ることで、カードを二枚ドローする」
エド「 ボクは手札の《DーHERO ディアボリックガイ》を捨て、デッキからカードを二枚ドロー!」
エド「さらに僕は、《DーHERO ドリルガイ》を召喚!ATK1600」
ヘルカイザー「DーHERO…」
エド「ああ、確かあなたはDーHEROを見るのは初めてだったか。だからと言って容赦はしないよ、二度のリベンジはさせない」
翔「お兄さん!」
剣山「遅かったドン!」
エド「ドリルガイが召喚・特殊召喚に成功した時、このカード以下の攻撃力を持つD-HERO1体を手札から特殊召喚する!」
エド「カモン、《DーHERO ダンクガイ》!ATK1200」
エド「さらに、セメタリーに眠るディアボリックガイのエフェクト発動!」
エド「このカードを除外し、デッキから同名カードを特殊召喚!ATK800」
エド「僕は三体のDーHEROを生贄に!」
エド「現れろ、《DーHERO ドグマガイ》!ATK3400」
エド「僕はカードを一枚伏せ、ターンエンド」
剣山「最初のターンから最強クラスのモンスターを召喚したザウルス!」
翔「お兄さん…」
ヘルカイザー 「俺のターン、ドロー」
エド「ドグマガイのエフェクト発動!」
エド「相手のスタンバイフェイズ時、相手ライフを半分にする!」
エド「ライフ・アブソリュート!」
ヘルカイザー 「ぐうぅぅっ!」LP2000
エド「少々キツイが、挨拶代わりだ。覆してみろ、あなたに自らの運命を変える力があるのなら」
翔「駄目だよ、お兄さん!リベンジなんて、やっちゃ駄目だ!」
翔「お願いだエド、お兄さんとは戦わないで!どうしても戦うなら、僕と!」
エド「来るのが少し遅かったな。悪いが、一度始めたデュエルをやめるつもりはない」
エド「これは僕達二人のデュエル、横からちょっかいを出すのは控えてもらおうか」
翔「エド!」
十代「エドの言う通りだぜ、翔」
翔「アニキ…!」
十代「それに、これはリベンジなんかじゃないと思うぜ」
翔「え?」
エド「よく見ろ、お前のお兄さんの目を。あの目はメンツやプライドなんかにこだわっている目じゃない。もっと、その先の何かを見つめている目だ」
十代「ま、今の俺達に出来ることは見守る事だけだって」
翔「アニキ…」
ヘルカイザー「俺は手札から、《サイバー・ダーク・カノン》のモンスター効果発動!」
ヘルカイザー「このカードを手札から捨て、デッキから機械族のサイバー・ダークモンスター1体を手札に加える!」
十代「ドラゴン族のカードが墓地に…」
ヘルカイザー 「俺は、《ボマー・ドラゴン》を召喚!ATK1000」
ヘルカイザー「そして手札から魔法カード、《二重召喚(デュアルサモン)》を発動!」
ヘルカイザー「これにより、二回目の通常召喚を可能にする!」
ヘルカイザー「《サイバー・ダーク・キール》を召喚!ATK800」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・キールの効果発動!」
ヘルカイザー「召喚時、墓地にあるレベル3以下のドラゴン族モンスターを装備カード扱いとして装備し、その攻撃力分だけ攻撃力をアップする」
ヘルカイザー「俺は墓地の《サイバー・ダーク・カノン》を眠りから引きずり出す!ATK2400」
エド「なるほど…それが話に聞いたサイバー・ダーク。だが雑魚が増えたところで、結果は同じだ」
ヘルカイザー「それはどうかな?ボマー・ドラゴンで、ドグマガイを攻撃!」
エド「何!?」
剣山「攻撃力が低いモンスターで3400のドグマガイを攻撃ザウルス!?」
ヘルカイザー 「ボマー・ドラゴンの攻撃で発生する互いの戦闘ダメージは0になり、戦闘で破壊され墓地へ送られた時、このカードを破壊したモンスターを破壊する」
エド「な!?」
十代「エドの最強クラスのモンスターを、一瞬で!」
ヘルカイザー 「まだだ。サイバー・ダーク・キールで、ダイレクトアタック!」
ヘルカイザー「ダーク・ウィップ!」
エド「ぐああぁぁっ!」LP1600
ヘルカイザー 「カードを一枚伏せて、ターンエンド」
剣山「すごいドン、まだ始まったばかりで二人のライフが半分以下ザウルス!」
十代「カイザーもエドも、最初から全力だぜ」
翔「お兄さん…」
エド「なるほど…大したイメチェンだ。だがこのデュエル、僕も負けるわけにはいかない。この手で斎王を取り戻すまでは!」
エド「僕のターン、ドロー!」
エド「魔法カード、《Dースピリッツ》を発動!」
エド「僕の場にモンスターが存在しない時、手札からレベル4以下のDーHEROを特殊召喚できる!」
エド「カモン!《DーHERO ディフェンドガイ》!ATK100」
エド「さらに僕は、《DーHERO ダイヤモンドガイ》を通常召喚!ATK1400
エド「ダイヤモンドガイのモンスターエフェクト発動!」
エド「デッキの一番上のカードを確認し、それが通常魔法だった時、次のターンでエフェクトが発動する」
エド「引いたのは《戦士の生還》。エフェクトを確定する」
エド「続いて、セメタリーに眠るディアボリックガイのエフェクト発動!」
エド「このカードを除外し、デッキから三体目のディアボリックガイを特殊召喚!ATK800」
翔「場に三体のモンスター…」
十代「来るぞ…」
エド「三体のDーHEROを生贄に!」
エド「見せてやろう!これこそD-HEROの頂点! 究極のダークヒーローの姿!」
エド「現れろ、《DーHERO Bloo-D》!ATK1900」
剣山「エドの切り札だドン!」
エド(父さん、力を貸して)
エド「Bloo-Dがモンスターゾーンに存在する限り、相手フィールドの表側表示モンスターの効果は無効化される!」
ヘルカイザー 「何…」
翔「サイバー・ダークは効果によって攻撃力を上げるモンスター。それを封じられれば!」
エド「それだけではない!Bloo-Dのエフェクト発動!」
エド「Bloo-Dは相手モンスター1体を吸収し、その攻撃力の半分を得る! 僕は、サイバー・ダーク・キールを吸収!」
エド「クラプティー・ブラッド!ATK2300」
翔「攻撃力2300!」
ヘルカイザー「装備されているサイバー・ダーク・カノンが墓地へ送られた場合、デッキから一枚ドローする」
十代「カイザーのライフは2000!」
剣山「この攻撃が決まれば、エドの勝ちザウルス!」
エド「…フィニッシュだ!」
エド「いけ、Bloo-D!ダイレクトアタック!」
エド「ブラッディ・フィアーズ!!」
そいつを出してしまった時点で負けフラグ……
ヘルカイザー「罠カードオープン!《パワーウォール》!」
パシャッ!
エド「な!?」
十代「また、デッキのカードを…!」
ヘルカイザー 「デッキからカードを一枚墓地に送る毎に、俺へのダメージを100ポイント軽減する。捨てたカードは23枚。よって俺への戦闘ダメージは相殺」
翔「お兄さん…!」
エド「自分のデッキを、デュエリストの魂を、ゴミ屑のように…!」
エド「これが…高潔で、相手のプライドを重んじていたカイザーと呼ばれていた男のデュエルか!?」
※エドのせいです
ヘルカイザー「生き方を変えただけだ。今の俺が欲するのは純粋なる勝利のみ」
エド「勝利だと?」
ヘルカイザー 「そうだ…勝つためなら無様にもなろう、汚くもなろう、人から何を言われようが構わん!」
エド「貴様…」
翔「っ…」
十代「勝利…」
十代(吹雪さんは言ってた。カイザーは闇に堕ちた訳じゃない、リスペクトの精神を忘れた訳じゃない。相手の事を考え、最高のデュエルで勝利を掴む。それがわかってて、ヘルカイザーへの道を進んだって)
十代(俺にはわからない…カイザー、あんたは一体…)
ヘルカイザー 「俺のターン、ドロー!」
ヘルカイザー 「俺は墓地の罠カード、《ブレイクスルー・スキル》の効果発動!」
ヘルカイザー 「自分のターンに墓地のこのカードを除外し、相手フィールドの効果モンスター1体の効果をエンドフェイズまで無効にする!」
エド「な!?」
十代「パワーウォールの効果で墓地に行ったカードか!」
剣山「これでカイザーのモンスター効果が復活したザウルス!」
ヘルカイザー 「《サイバー・ダーク・ホーン》を召喚!ATK800
ヘルカイザー「このカードも召喚時、俺の墓地にあるレベル3以下のドラゴン族モンスターを装備扱いとして装備し、その攻撃力分だけ攻撃力をアップする。再び合体せよ、《サイバー・ダーク・カノン》!ATK2400」
ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ホーンで、Bloo-Dを攻撃!」
ヘルカイザー 「ダーク・スピアー!!」
エド「ぐあああぁぁっ!」LP1100
十代「エド!」
剣山「まずいドン、エドの切り札が!」
ヘルカイザー 「カードを一枚伏せて、ターンを終了する」
エド(強い…以前戦った奴とは桁違いだ。ここまでなのか、僕の運命は…)
エド(斎王…)
エド「っ…」
エド(違う。まだ決してなどいない。斎王に傘をさすまで…父さんと僕と、斎王の力で奴を打ち破るまでは!)
エド「僕は、負けるわけにはいかない!」
ヘルカイザー 「………」
エド「僕のターン、ドロー!」
エド「罠発動!《融合準備(フュージョン・リザーブ)》!」
エド「融合モンスターに記されている素材モンスター1体をデッキから手札に加える!」
エド「さらにこのターン、ダイヤモンドガイのエフェクトにより、《戦士の生還》を発動!」
エド「そのエフェクトにより、墓地にあるBloo-Dを手札に戻す!
エド「僕にはまだ最後のDが残っている!魔法カード、《融合》を発動!」
翔「融合…!?」
エド「ボクは手札の《DーHERO ドグマガイ》とBloo-Dを融合!」
十代「ドグマガイとBloo-Dの融合…!?」
エド「融合召喚!」
エド「カモン!《Dragoon DーEND》!!ATK3000」
エド「Dragoon DーENDのエフェクト発動!」
エド「1ターンに1度、相手モンスター1体を破壊し、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える!」
ヘルカイザー 「!?」
翔「今のサイバー・ダーク・ホーンの攻撃力は2400!」
剣山「カイザーのライフは2000だドン!」
エド「フィニッシュだ!Dragoon DーEND!インビンシブル・D!」
ヘルカイザー 「カウンター罠、《フュージョン・ガード》!」
ヘルカイザー「ランダムに融合モンスター1体を墓地に送り、カード効果によるダメージを無効にする!」
エド「っ!?」
剣山「あのダメージをかわすなんて…」
十代「最後のDも、今のカイザーには通用しないのか…」
エド「………」
十代「エド…」
エド「Dragoon DーENDの効果を使用したターン、攻撃はできない。ターンエンド」
ヘルカイザー 「俺のターン、ドロー!」
ヘルカイザー 「ラストターンだ」
エド「違う、まだ決してなどいない!」
ヘルカイザー 「どうかな?魔法カード、《オーバーロード・フュージョン》を発動!」
ヘルカイザー 「フィールド・または墓地にある融合素材モンスターを除外し、機械族・闇属性の融合モンスター1体を特殊召喚する!」
ヘルカイザー 「俺は墓地にある五体のサイバー・ダークモンスターを除外!」
十代「な!?」
翔「サイバー・ダークの五体融合!?」
ヘルカイザー 「出でよ、《鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン》!ATK2000」
翔「サイバー・ダークネス・ドラゴン…!」
ヘルカイザー 「サイバー・ダークネス・ドラゴンは特殊召喚時、墓地からドラゴン、または機械族モンスター1体をその攻撃力と共に装備カード扱いとして装備!」
剣山「ドラゴンと機械!?」
翔「まさかっ」
ヘルカイザー 「合体しろ、《サイバー・エンド・ドラゴン》!ATK6000」
エド「攻撃力……6000……」
十代「エド…」
ヘルカイザー 「勝つのは俺だ。消えろ、敗者!」
ヘルカイザー 「サイバー・ダークネス・ドラゴンで、Dragoon DーENDを攻撃!」
エド「ぐああああぁぁっ!」LP0
剣山「そんな…あのエドが…」
エド「ヘルカイザー…」
ヘルカイザー 「ふ…」背を向ける
翔「待ってお兄さん…今度は…!」
エド「無駄だ」
翔「でも…!」
エド「もし君がヘルカイザーと戦う動機が以前の彼に戻って欲しいという思いから来るのなら、やるだけ無駄だ。奴は誰が止めようとも、我が道を歩いて行く。そういう男だよ」
翔「お兄さん…」
エド「それに、奴は決して自分を見失っている訳じゃない。知った上で断ち切ったんだろう。さらなる高みを目指す為にね」
十代(エドも、吹雪さんと同じような事を…カイザー…)
ヘルカイザー 「っ…」
ドクン!ドクン!ドクン!
ヘルカイザー (まだだ、まだ終われん。最後のデュエルに相応しい相手…最強の敵を見つけるまでは!)
終わり
短いが、ここまで。なんだが地味かつ適当なデュエル構成でした。やっぱりDーENDとかを使わせるなら本編後の方が良かったかも。裏も好きだけど、なんだなんだカイザーには表サイバーの方が合ってる気もしますし
読んでくれた人ありがとう!
F9 マギアレコード こうへい 同一疑惑 ネット 2ちゃんねる荒らし 嫌儲
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