美遊「おはよう、お兄ちゃん」 (6)
アニメ版プリズマ☆イリヤ ドライ!の最終回から少し時間が経った衛宮家の物語。
相変わらず美遊想いの美遊兄こと士郎と、そんな士郎が好きな美遊との日常を書いたものですので、戦闘シーンは少なめ。
士郎のシスコン気味がひどいかもしれませんが、暖かな目で見てやってください。
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士郎「おはよう、美遊。もうすぐ朝食が出来上がるところだ」
美遊「おはよう......お兄ちゃん......」ノビ-
士郎「昨日はイリヤちゃん達と話しすぎたな。結局寝る時間が遅かったし」
美遊「そうだね......あ、いい匂いがする......」クンクン
士郎「相変わらず匂いに敏感だな。......ほら。とりあえず運ぶのを手伝ってくれ」
士郎「......いつも同じメニューになっちゃってごめんな。明日は違うメニューで作るからさ」
美遊「ううん......大丈夫だよ。いつもありがとう、お兄ちゃん」ニコッ
士郎「......どういたしまして。......あ、そう言えば、最近イリヤちゃん達とはどうなんだ?」
美遊「皆とはよく遊んだりしてるよ。いつも通りって感じかな。昨日もたくさんお話したから」
士郎「そうか。......それなら良かったよ」
美遊「......もう。お兄ちゃんは本当に心配性だね?」
士郎「そりゃあ誰だってそうなるさ。......兄が妹の心配をするのは当たり前だからな」
美遊「ぅ......そ、そうだね。......あ、早く朝ごはん食べようよ。出来たてなのに冷めちゃう」
士郎「それもそうだな。......それじゃあ、いただきます」
士郎「ふぅ......お粗末様。それじゃあ美遊。俺は鍛錬でもしてこようかな」
美遊「......お兄ちゃん。今日の朝食前も鍛練してたけど......無理してない?」
士郎「大丈夫だよ。自分のことは自分が良く理解しているからな」
美遊「そう言って数日前も体調を崩してたし......ねぇ、やっぱり今日は鍛錬辞めようよ」グイッ...
士郎「俺は大丈夫だとは思うが......やっぱり駄目か?」
美遊「駄目。......無理は駄目だよ」
士郎「無理をしているつもりはないんだが......」
美遊「......」ジ-ッ
士郎「......そうだな。今日は辞めておくよ。美遊の忠告はちゃんと聞かないとな」ナデナデ
美遊「ん......な、撫でられるのは恥ずかしいよ......」プイッ
士郎「ふっ......相変わらず美遊は可愛いなぁ」ナデナデ
美遊「も、もう。私なんて全然可愛くないし......」
士郎「何言ってるんだ。美遊はこの世界の中で一番可愛いぞ」ニコッ
美遊「うぅ......は、恥ずかしいよ......」カァァア
こんな風に書いていきますので、よろしくお願いします。
はよはよ
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