【安価】ルリア「お菓子…争奪戦…!?」 (21)

ルリア「~♪」ルンルン


ビィ「おい見ろよ!ルリアの奴、ウッキウキだぜ?」


グラン「何か良いことでもあったのかな?」


ルリア(ついに…ついに私が待ちに待った、あの日がやってくる…!)フヒヒ


ルリア(ハロウィン!!それは、合法的にあらゆる人から、お菓子をせしめられる日ッ!!)


ルリア「私のっ、時代が!!やって来るのです!!あっ、あははははははは!!!」


ビィ「…あれ、大丈夫なのか?」


グラン「いや、ダメかもしれない」

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ルリア「あっ、グラン!!ハロウィン!!ハロウィンはあと何日で来るんですか!?」


グラン「あー…何かと思ったら、ハロウィンの話か…あのね、ルリア…」


ルリア「パンプキンパイ、チョコレート、キャンディー…全てが私のものになる日が、遠からずやって来る…!」ジュルリア


グラン「ハロウィン、今年はないんだ…」


ルリア「」ピシッ

ビィ「ま、満面の笑みで固まってるぜ…」


グラン「あ、あのー、ルリア?」


ルリア「あっ、グラン!!ハロウィン!!ハロウィンはあと何日で来るんですか!?」


グラン(無かったことにしようとしている!?)ガ-ン


グラン「いや、だから…今年のハロウィンは、無しなんだよ」


ルリア「あっ、グラン!!ハロウィン!!ハロウィンはあと何日で来るんですか!?」


グラン(ダメだこいつ、早くなんとかしないと)

ルリア「なっ、何でですか!!ハロウィンが中止なんて、ありえないでしょう!!」バァン!!


グラン「いや、僕も最初はびっくりしたよ…でも、毎年お祭りしてるあの島、わかるでしょ?」


ルリア「そうですよ!そこに行けば、去年みたいに…!」


グラン「なんでか知らないけど、あそこの島で今年はお祭り(古戦場)が開かれないらしいんだ。だから、今年はハロウィンは無し。」


ルリア「そっ…そん…な…!」ガクガク


ビィ(この世の終わりみたいな顔してるぜ…)

体育座りルリア「お菓子…私の、ハロウィン…」ズ-ン


パーシヴァル「おい…ルリアは一体どうしたんだ…?」


グラン「あっ、パーさん…実はかくかくしかじかで…」


パーシヴァル「そのパーさんと呼ぶのをやめろ…しかし、それだけであんなになってしまうものなのか…?」


ビィ「いや…ルリアの食に対する執念をなめないほうがいいぜ?」


体育座りルリア「外の世界が…こんなに、残酷だったなんて…」ブツブツ


パーシヴァル「…確かに、重症だな…」

セン「あ、あの…団長さん…」


グラン「ん?どうしたの?」


セン「実はなんですけど…私、いつもの島以外で、ハロウィンのお祭りをしてる島を知ってるんです。」


ルリア「本当ですかっ!?」ギュン


セン「ひゃっ!?はっ、はい…お祭りのやり方は、ちょっと違うみたいですけど…」


グラン「そっか…そしたら、ハロウィンは皆で、そこに遊びに行こっか!」


ルリア「やったあああああああ!!センさんだいすきですうううう!!!」ムギュウウウウ


セン「にゃっ!?///は、恥ずかしいですよルリアさん…っ!///」カアアッ

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ワイワイガヤガヤ

グラン「おおっ!やってるやってる!!」


ルリア「うひひ…私の、時代がやってきた…!」ジュルリ


ビィ「ル、ルリア…?程々にしとけよ…?」


ルリア「わかってますって…ふふ…」


グラン(…完全に捕食者の目だ…)


ルリア「じゃあ、私早速カツアゲ…じゃなくてお祭りを楽しんできます!!また後で会いましょう!!」ビュン


グラン「あっ…いっちゃった…」


ビィ「おいグラン!オイラ達も遊びに行こうぜ!!」ウキウキ


グラン「うん、そうだね…でも、他に誰を誘おうかな?」
>>8 >>9

ナルメア

ジン

ナルメア「おーーい、団長ちゃーん!」トコトコ


グラン「あっ、ナルメアさん!どうしました?」


ナルメア「団長ちゃん、お祭りに行くんでしょ!お姉さんも付いてくっ!」ルンルン


グラン「本当ですか!僕も今、一緒に行く人を探してたんです!」


ナルメア「よし、じゃあ決まり!何か食べたい物ある?お姉さんが買ってあげよっか?」


グラン「い、いやそれは流石に…あれ、あそこにいるのは…?」


ジン「あぁ…っ、仮装した女の子達の、なんと尊きことよ…!!」ポロポロ


エルーン娘(仮装)「やだー、何あれ?」クスクス


ドラフ娘(仮装)「あんまり関わらないほうがいいかもよ…?」ヒソヒソ


グラン「ジン!?な、何してるの!?」ダッ


ジン「ハロウィンの楽しみ方は、お菓子を交換するだけにあらず…!仮装した女の子達を見て楽しむのも、また一興でござる!」ドン!!


グラン「そんなことで、道のど真ん中で泣いてたの!?」


ジン「おお…あの女の子も尊い…!」ツ-


ヒソヒソ…オサムライガナイテル…


グラン(め、めっちゃ見られてる…!)カアアアッ


グラン「と、とにかくここを離れるよ!!付いて来て!!」ガシッ


ジン「うあっ!?だ、団長殿何をするか!!」ズルズル


ナルメア「あっ!だ、団長ちゃん、ちょっと待ってよぉ!」タタタタ

るっのジンさんじゃん

グラン「はぁ…はぁ…」


ビィ「こ、ここまでくりゃあ大丈夫だろ…」


ジン「あぁ…某の楽しみが…」


グラン「いや、あれじゃ完全に不審者だって!」


町人「おお、そこの騎空士様!!」


ナルメア「…?どうしたんですか?」


町人「皆様は、この島の祭りにいらしたんですよね?」


グラン「はい、そうですけど…」


町人「それなら、この祭りのメインイベントBOHに、ぜひ出場して行って下さい!」


ビィ「なんだぁ?BOHって!」


町人「Battle Of Halloween、の略です。出場者の皆様には何人かのチームで、いくつかの秋にちなんだ種目で競い合って頂きます。」


ジン「ほう…なかなか、面白そうな大会であるな。」


町人「優勝チームには、豪華な商品もありますよ?」


ナルメア「ねね、団長ちゃん!せっかくだし、出てみない?」


グラン「うーん…特にやることもないし、試しに出てみるか!」


町人「おお、本当ですか!それではこちらへ!」

ワイワイガヤガヤ


ビィ「うへー、すっげえ!!まさかこんなにでかい大会とはな!!」


グラン「ぼ、僕もびっくりしたよ…」


ナルメア「でも、出るからには勝たないとね!」フンス


ジン「はは、その通りだな。…おっと、そろそろ開始時刻だ!」


ピ-ザザザ…


『大変長らくお待たせ致しました!!この祭最大のイベント、BOH!!只今、開幕です!!』


ワアアアアアアアアアアアッ!!!


グラン「あっ、始まるみたいだ!!」


『参加チーム総数、108組!!この中から1位に選ばれた栄誉あるチームには…賞金100万ルピと、副賞にはこちらの、お菓子を1年分を差し上げます!!』バッ


ビィ「うわっ!?な…なんだあの量のお菓子は!」


ジン「それに賞金100万ルピ…!?」


『果たして、今年の優勝チームは一体どこなんだあああっ!?』


ウワアアアアアアアアアア!!!!


グラン「す、すごい…燃えて来たぞ…!」ブルッ

>>12で「秋にちなんだ」、って言ってるけど、「ハロウィンにちなんだ」の方が良さそうなんでそっちにします

『それでは最初に、この108チームの中で予選を行います!!その種目は…これだああっ!!』


ヒュウウウウ


ナルメア「あっ、団長ちゃん!!空に花火が!!」


ドオオオン!!.


ーーーWhisper of soulーーー


ナルメア「うぃすぱーおぶ、そうる…?」


『まず、この競技のルール説明をしましょう!!これから皆様には、我々の用意した仮想空間にワープして頂きます!』


『すると、その中では悪霊達が、挑戦者達を黄泉の世界へ引きずり込もうと襲いかかってきます!!ーーおっと、仮想空間の中での話なので、本当に引きずり込まれることはないのでご安心を。」


『その悪霊達の猛攻を退け、見事1時間以内にゴールに辿り着けば見事予選通過となります!!』


パアアアッ!!


グラン「…!?床が光り始めた!!」


『それでは、勇敢な挑戦者達よ!!健闘を祈る!!」


カアアアッ!!


全員「うああああああああっ!!!」

グラン「うーん…っ!!こ、ここは…!」


キイキイ…グルル…


ナルメア「ここは…墓地みたいね。」


ビィ「うひゃー、すっげえ!!これが現実じゃないなんて、信じられねえぜ!!」


ジン「団長殿、こっちに道が続いている!早く進もう!」


グラン「よし!!時間が無くなる前に、進もう!!」ダッ


ーー15分経過ーー

ビィ「ウヘェ…やっぱり気持ち悪いぜ…」


ジン「うーむ…とりあえず、ここまでは敵とも会わずに済んでいるが…」


ナルメア「…!団長ちゃん、あれ!!」


グラン「!!分かれ道と…看板?」


ビィ「どれどれ…なんて書いてあるんだ…?」


ーーー己の武を信ずるなら、右へ。己の知を信ずるなら、左へ進め。ーーー


どっちに進む?

ルリア空気

右かな

右だな

え?
ここ指定ないし安価じゃないでしょ

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