【コンマ】崩壊する世界を旅する4【安価】 (1000)
コンマによる判定と安価による選択で、崩壊する世界を旅するSSです。
結末はあなたの選択、そしてコンマによる運で決められます。
最終目標はストーリーの展開で変わります。デッドエンドも当然あり得ます。
前作「崩壊する世界を旅する」に準拠した世界観になりますが、初めての方でも入れるようなストーリーにします。
なお、スレ主はスマホから打つため、進行が遅くなりがち&まとまった投下がしにくい点ご容赦ください。
下が前作wikiです。ルールは下とほぼ同一です。
前作の500年後が舞台となります。
http://ss.vip2ch.com/jmp/1485168424
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1505005053
主人公
サイファー(33歳、聖騎士)
HP 60+70(130)
筋力 6+4(10)
知力 8+1(9)
器用さ 4+1(5)
賢さ 10+1(11)
耐久力 10+5(15)
魅力 12+1(13)
コンマ修正 10
ダメージ修正 40
ダメージ軽減 65
【技能】
・簡易治癒……
1ターン使ってコンマ下一桁×2回復
・かばう……
任意の相手のダメージを肩代わりする、自身へのダメージ半減
・フロントガード……
攻撃しない代わりに前列への物理ダメージ4分の1
・カウンター
回避クリティカルの際のカウンターダメージが強制2倍ダメージ
【装備】
・玉鋼の大剣
ダメージ修整 15
・重鎧「黒糸威胴丸具足」
HP+40、腕力、耐久力+3、ダメージ修正10、ダメージ軽減40
・魔翌力糸の革靴
HP+10、ダメージ軽減10
・工芸師フィオナの指輪
コンマ修整10、HP+20、ダメージ修整15、ダメージ軽減15、全パラメーター+1
サイファープロフィール
・本名「サイファー・コット」。イーリス聖王国でも有数の貴族、コット家の嫡男。近衛騎士団の副団長であり、文武に優れた俊英。
父親が宰相になれなかったためか、出世願望が強い。
放っておいても何でもできる天才肌に見えるが、それだけに努力をしない。自分の限界を知るのを恐れている。
人間関係においてもその気があり、黙っていても人が寄ってくるせいか軽い付き合いに終止しがち。逆に深入りして傷付くのが怖い。
これはかつて恋人だったエリスとの破局も少なからず影響している。
女好きなのも、軽い付き合いでお茶を濁そうという弱さの表れである。深い付き合いを強いられると心に壁を作る。本当の意味での好意を向けられるのも苦手。
根は善人であり、良識もある。
ノワールとの会話で自分を見つめ直しつつあり、彼女に好意を感じ始めている。
酒は飲めるが煙草はやらない。どちらかと言えば健啖家。
ヘカテル (21歳、剣士)
HP 100+5(105)
腕力 10
知力 4
器用さ 10
賢さ 9
耐久力 8
魅力 7
好感度 117
ダメージ修整 20
ダメージ軽減 15
【技能】
・溜める
1ターン消費し2倍ダメージ
・二段斬り
1戦闘につき1回だけ2回攻撃
(器用さ15で制限撤廃)
【装備】
・ミスリル鋼の鎧・剣
ダメージ修整10、ダメージ軽減10
・ミスリル糸のブーツ
ダメージ軽減5
・牙の指輪
ダメージ修正10
ヘカテルプロフィール
・本名「ヘカテル・カークランド」。近衛騎士団入団三年目の若手。ただ、同期の中では最も強い天才である。足りないのは経験だけという評も。
名門カークランド家の次女。目鼻立ちは整っているが、融通が利かない。庶民の生活にも疎い。あまり俗っぽい所に行くと機嫌が悪くなる。
サイファーの口説きにも動じなかったが、上司としてはそれなりに信頼している。ツンデレ気味。
甘いものが好物で、甘味限定で大食いである。良識人だが、少しズレた所も。想定外の事態にも弱い。
酒はほとんど飲んだことがないが、全く受け付けないわけではないらしい。
セミロングのストレートの茶髪で、身長161cm。やや痩せ気味の貧乳(A~B)。
・ノワール(27歳、スペルマスター) (持ち越し1P)
HP 47+55(102)
筋力 1+1(2)
知力 16+1(17)
器用さ 2+2(4)
賢さ 12+3(15)
耐久力 2+1(3)
魅力 13+2(15)
好感度 155
コンマ修正 10
ダメージ修正 30
ダメージ軽減 50
※成長判定時、HPの上昇がコンマ下÷6
※筋力、器用さ、耐久力の上昇には通常のポイント+1必要
【技能】
・暗黒嵐
同時5体まで攻撃可能、ヒットで相手を盲目化
・高速治癒
1ターン使ってコンマ下一桁×5+知力(現在15)分回復
・敵感知
周辺の敵を感知
・精神感応
言葉が通じにくい相手と初歩的な会話が可能
・肉体増強
戦闘中のみ使用可能、一時的にHP+30耐久力+3、自分には使えない
・破邪術
アンデッド系相手に乗数+2
※その他、隠密魔法など各種基礎魔法
【装備】
・ミスリルのワンド
ダメージ修整5
・魔翌力糸の服
ダメージ軽減15、器用さ、魅力+1
・「僧侶シンシアの帽子」
HP+15、賢さ+2、ダメージ軽減10
・工芸師フィオナの指輪
コンマ修整10、HP+20、ダメージ修整15、ダメージ軽減15、全パラメーター+1
・加護の指輪
HP+20、ダメージ修整10、ダメージ軽減10
・ノワールプロフィール
本名「ノワール・オルランドゥ」。大魔導師ジャック・オルランドゥの曽孫であり、父親のネーロ・オルランドゥは魔術都市オルランドゥの幹部だったようである。
オルランドゥ家は病弱だが皆魔術の天才であり、ノワールもその例外ではない。
また、適切な環境下では長寿の家系でもあり、通常の人間より半分ぐらいのスピードで歳をとる。このため、見た目では13、14の少女にしか見えない。
一部の吸血鬼伝説は、オルランドゥ家のことをモデルにしている。
曽祖母のデアドラは今もなお存命であり、外見が500年以上変わっていない。実は「一族」と呼ばれる不死の存在であると判明している。ただ、居場所は不明。
性格は天真爛漫。外見通りのお子さまかと思いきや、実年齢相当かそれ以上に大人びた側面もある。
相手の心が多少読めることもあり、相当鋭い。嘘はかなりの確率で見抜く。
27年間引き込もって研究と読書に明け暮れていたため、ある種の知識には詳しい。ただ、一般生活面はからきし。
見た目からは想像できないが酒好き。
銀髪のロングヘア、身長140cmぐらい。痩せ気味でぺたん娘(ただしカチカチに固いわけではない)。色白、深い藍色の瞳の美少女。
山田火蓮(24歳、狙撃兵・工作兵) (持ち越し1P)
HP 134
筋力 10
知力 11
賢さ 10
器用さ 14
耐久力 6
魅力 9
好感度 139
ダメージ補正 15
ダメージ軽減 10
【技能】
・二刀流(近接のみ)
1ターン2回攻撃、命中にはペナルティあり
・連射(遠距離のみ)
クリティカル時に継続率40%で次の攻撃が可能
・隠密行動
1ターン使って戦線離脱、次の攻撃が必中
・急所狙い
クリティカル倍率×3
【装備】
・レミントンM24
ダメージ修整15(クリティカル時一撃死の可能性あり)、狙撃時のみ使用可能
・チタニウム合金ダガー×2
ダメージ修整15
・ケプラージャケット
ダメージ軽減10
・カレンプロフィール
異界から来た軍人。「日本」という国の出身らしい。上司でもある兄の滝蓮次郎と共に、何らかの任務でやって来た。ただし、記憶が一部飛んでいて詳細は不明。
本来ならばイーリスで保護されるはずだったが、同僚の越後浩介に対する強烈なトラウマのため調査団に加わることになった。
越後はオルランドゥでの裏切りにより数人彼女の同僚を殺害しているが、それがトラウマの原因かは不明。もっと根深い理由がある可能性もある。
優秀な工作兵であり、軍人として極めて高レベルの教育を受けている。能力だけならサイファーをも凌駕する。ただ精神的に脆いのが弱点。
性格は軍人らしく生真面目だが、抜けた所もある。ポンコツ気味。
なぜか大陸の言葉がしゃべれる。「英語」という彼女たちの世界の言語に近いらしい。
滝に恋人(レイラ)ができてしまい、色々揺らいでいる。
身長167cm、胸はやや大きめ(Dぐらい)。ルックスも高水準だが、見た目でこの大陸の人間ではないのはすぐ分かるらしい。
本編再開は多分夜です。なお、本作wikiは三連休中に準備します。
なお、リクエストのあった地図もこれから作ります。
ペイントの使い方が分からないので苦戦しそうですが…
スキャナーあるなら慣れないペイントじゃなくて手書きでもいいと思うよ
再開します。それにしても、井上は人間をやめてますね。
>>12
自宅にスキャナーがないので、何とかペイントで頑張ります。
もうちょいしたら狙い撃ち待機
「……俺たちはズマに行こうと思う。差し当たり、首都のベルメールか。
地震の原因が気になるのもあるが……これだけ時間が経っていて、テルモンでランダムが見つからないのはおかしいと思わないか?」
エイリークは「そうか」と呟いた。
「天変地異なのかそうでないのかを確認するため、ズマに向かった可能性は十二分にあり得るな。
正直、単なる天変地異かと言われると怪しい。この地は地震に見舞われたことがほとんどない、そうだな」
レイラが「その通りです」と頷いた。
「ならば、ズマを探る価値はあるな。余も同行しよう。
テルモンで何者かに追われるよりは、問題も少なかろう」
「ありがとうございます。……タキは?」
「俺はここで待つ。何かあれば連絡しよう」
エイリークが席を立った。右手を前にかざすと、彼女の前に空間の歪みができる。
「極力、今晩には戻る。戻らない場合でも、何らかの連絡はサイファーから入れさせよう」
そう言って、彼女は歪みに入った。俺たちもそれを追う。
###########
ベルメールはズマの首都だ。確か、創立した魔族の王女にちなんだ名と聞いている。
アングヴィラ共和国とは古くからの友好関係にある。魔族が多いが、人間や亜人といった異種族も少なくはない国だ。
国民は誇り高く、嘘を嫌う。……悪く言えば高慢で融通が利かないのだが。
それがために、イーリスとは銅鉱山の領有権で長年争っていた。
一応の決着がついたのは30年ほど前。共同保有という形に今はなっているが、互いの国民感情は決して良いとは言えない。
……そんなズマに、何故エリスは行っていたのだろう?
俺はそんなことを思いながら、ベルメールに着いた。目前に広がっていたのは……
01~20 何もない??
21~50 瓦礫の山だ。……どれほどの生存者がいるのだろうか。
51~90 瓦礫の山だ。怒号と悲鳴と、苦痛のうめき声で満ちている。
91~99 瓦礫の山だ。……あれは?
あ
夜のコンマ頼もしくてすき
目の前に広がっていたのは瓦礫の山だ。傷ついた人々の怒号と悲鳴、そして苦痛の呻き声があちらこちらから聞こえてくる。
……正直、あまりに居たたまれない。一刻も早い救いの手が必要だ。
そう思っていると、怪我人の手当てをしているらしい人物がいた。……あれは?
※50以下で????、51以上で??????登場
はい
「エリス!?」
俺は叫んだ。そこには、驚きと安堵と、そして喜びが入り混じった表情を浮かべたエリスがいた。
「サイファー!!?どうして、こんなところに……」
「説明は後だ。どういう状況なんだ?」
「どうもこうもないわ。……見ての通りよ。急に轟音が街中に響いたと思ったら、大地震が襲ってきた。
私はたまたま外にいたから、助かっただけ。建物の中にいたら、間違いなく生き埋めになってた」
彼女の視線の先には、ほとんどが原形をとどめなくなっている街があった。
ズマの人々は、伝統的な生活様式を好む。文明を拒絶しているわけではないが、その建物は伝統的な木造の魔族様式だ。
地震を想定したものではないから、当然脆かったというわけか。
「酷いものだな……。しかし、轟音がしたといったな、女。もう少し詳しく説明しろ」
エリスがエイリークを怪訝そうな顔で見る。
「何この女??……そもそも、あんたの一行全員女じゃないの。ハーレムでも作る気?」
「……毒を吐く局面ではないだろう。この人がエイリークだ。……シュトロムから聞いているか」
01~30 ……誰よそれは
31~90 これが、あの?
91~99 ……そういうことね
い
やあ
「これが、あの?……確かに、只者ではなさそうね。
……失礼を申しました。説明をしたく思いますが……」
その時、再び地鳴りがした。……余震か?
「これは……地震ではないぞ!?」
「何ですって??」
「北東に強大な魔力反応がある!ここからはやや遠いが、行っていけない距離ではない!
だが……これは誰だっ!?」
悲鳴と瓦礫が崩れる音が響く。……1分ほどして、揺れは収まった。
「……今のは??」
「間違いなく、誰かが何かを破壊しようとしている。地震はその帰結に過ぎん。
しかし……こんなことができる人間などいないはず……」
※60以上で追加イベント
やあ
ごめんなさい、狙える人に任せますです・・・
※追加イベントなし
エイリークは額に冷や汗を流している。……相当重大な事態ではあるようだ。
「何かを破壊、ですか?しかし何を?」
「分からん。だが……オルランドゥでの一件といい、気掛かりだ。
ランダムを早く捕まえておかねば……」
しかし、街中は混乱の極みにある。……どこに行くべきだろう?
1 パーシャの実家
2 ズマ魔族自治領・領事館
3 ギルドハウス周辺
4 北東に飛ぶ
5 自由安価
安価下5多数決、考察必要
4 元凶を見つけることができるかもしれないため
あとランダムも向かっているかもしれない
5
一度ブランドのことを話し、連れて来られるようならユミールに電話して連れて来てもらう
まったく情報がないランダムよりはユミール経由で繋がってるブランドのがいいでしょ。プレーンウォーク要員を調達するならって話ね。ついでに正体についてや穴で何が起きてるかもついでで聞けそうだし
1はないとして2はなかがが悪いことからなし。4は少し早いし消去法で3
>>28
エリックの意見も聞きたいし。ナージャの件もついでに。ユミールが出るかはわからないけど電話かけるだけならタダだし
たしか穴の民ってジェラードとやらに託されてるんだっけ?それならエイリーク的にも尚更>>28じゃないか?
俺はふと、ブランドという男の存在を思い出した。……確か、あの男も「プレーンウォーク」とやらが使えたはず。
「済みません、実は……『穴』でブランドという男と出会っていました。すっかり失念していたのですが……。
その男、プレーンウォーク、でしたか。それを使うことができ……」
そう言った刹那、エイリークが俺の胸元を掴んできた。
「何を馬鹿なことを!!それこそ、ブランドこそ500年前に死んでいるはずの男だ!
もし貴様の言うことが真実であっても、偶然『一族』の血を引いている男が、何かのはずみで『プレーンウォーク』に目覚めた。
……それ以上の可能性はあり得んのだ!!」
声からは怒気が痛いほど伝わってくる。……しかし、俺たちが見たものは……間違いなくエイリークと同じものだった。
「ならば、彼を呼びましょう。判断は、それからでも遅くないでしょう?」
俺はユミールに電話をかけた。
……
※30以上でつながる
あ
『ああ、もしもし?地上の具合はどう?』
電話はつながったようだ。俺は安堵した。「穴」内部もやられている可能性を否定できなかったからだ。
「ああ、それなら今まさに動いているところだ。震源地のズマ魔族自治領の首都、ベルメールにいる。
かなり悲惨な状況だな。……唐突で済まないが、ブランドをこちらによこすことはできないか?
ズマに行ったことがないなら……こちらから行くことも考えるが」
※35以上で動ける、80以上なら何故かブランドはベルメールに飛べる
ここだけ
※ブランドはよこせるが、ベルメールは知らない
『ブランドを?……なぜまた??』
「今隣にエイリークがいる。……万が一だが、ブランドはエイリークの関係者かもしれない。
会わせれば何かが分かるかもしれないと思ったのだが……」
『会わせるのはいいけど、どうやって?あいつ、『行ったことのある場所しか行けない』って言ってたよ?
ベルメールなんて、行ったことがあるとも思えないし。私も行ったことない。
さっきあいつが私の所に来れたのは、電話で私の位置が分かったから。だから、ここか別の所で落ち合うしかないと思う』
エイリークは依然険しい表情のままだ。
「一応聞くが、今どこに?」
『クラーク特別市だよ。一応、被害は軽微だった。これからイラブに行こうと思ってたけど……』
「クラークなら何度も行ったことがある。……一応行ってやってもいいが、その間にここで何があっても知らんぞ」
エイリークは北東の方が気掛かりで仕方ない様子だ。
「申し訳ありません、こちらのわがままです。お願いできませんか」
「チッ」と舌打ちをし、エイリークは空間の歪みを開いた。
「分かった、少しそこで待っていてくれ。場所は?」
『クラーク特別市の市庁。ブランドもこれから呼んでおくわ』
############
【第十五階層 クラーク特別市】
辿り着いたのは、奇麗な石造りの街だった。どこか無機質な気もするが。
「ユミールと言ったな。その女、マイセンの娘か」
「ええ、確か……ああここです」
足を止めたのは、その中でもひときわ背の高い建物だった。受付にユミールの名を告げると、あっさりと中に入れてもらえた。
すぐに大柄な茶髪の女が出迎える。
「サイファー!まさかすぐに会うことになるとはねえ。
ブランドなら、この部屋の中だよ」
応接間に通されると、かったるそうにしているブランドがいた。
「何すか、いきなり……って何なんすかこの美女!!何で俺に用が……」
01~40 人違いだ、帰るぞ
41~90 なんだこの底の浅い男……???
91~99 まさか……!!
おりゃー
何故かベルメールに飛べるw
「何だこの底の浅そうな男は。……やはり余の予想通りだったな、帰るぞ」
エイリークは苛立ちを隠さず吐き捨てる。……しかし、その表情は彼の傍らにあったクロスボウを見るや否や一変した。
「…………!!!ちょっと待て。そのクロスボウは???」
「えー?いや、俺が記憶を失ってこの街でぶっ倒れてた時から持ってるんすよ。
こいつのお蔭で、どれだけ命拾いしたか……この前だって、これのお蔭で2人に深手を負わせられたんすよ?」
へへんと得意げにブランドが笑う。エイリークは手を震わせながらそのクロスボウに手を伸ばした。
「何すか!?いきなり人のものを……」
「いや、間違いない。これこそブランド愛用の神器『覇者ブランドのクロスボウ』。神器の中でも最高の逸品の一つ……!!
まさか、本当に貴様は……ブランドなのか?」
「あ、いや俺は俺っすよ?何変なこと言ってんですかおねーさん」
「違う!!お前のことではない。いや、説明が難しいが……」
エイリークは俺に向き合った。
「『一族』のうち、500年前に5人が死んだ。ジェラード、コーウィン、ベネディクト、ケイン……そしてブランド。
うちベネディクトとケインの存在は闇に葬られた。乱心の末にシデたちが滅したからだ。
ジェラードとコーウィンは神話の中の存在になった。ユングヴィ教は主神コーウィン、大聖霊ジェラードという教えを説いているそうだがな。
この二人は世界を救うためにその命を落としたのだ」
コーウィンの下りの方のエイリークは、どこか寂し気な表情を浮かべた。一拍置いて、話を続ける。
「そして、ケインにその命を奪われ、かりそめの命を手にし、終戦後すぐに消えたのがブランドだ。
確かに、ジュリアンやフィオナははっきりと『死んだ』と言っていた。だが……これがここにある以上それも疑わしい」
エイリークはクロスボウを眺める。
「こいつはブランドのためのものだ。そうなるように最適化されている代物だからな。
それを使えるという時点で、こいつはブランドと同じ名というだけでは済まされない。……何者だ?貴様」
エイリークがブランドを見つめた。
90-ノワール知力(17)×4=22以上で成功
ほっ
※63…成功
今日はここまで。ブランドの真相にどこまで迫れるかですね。
なお、プレイアブルとしてのブランドはノワールと違った意味でピーキーです。
ランダムが見つからない場合、パーティに加入するかもしれませんが念のため。
>>38
何故か飛べる場合はブランドの正体について何かしら付加するつもりでした。
とりあえず、現時点でのプレイアブルキャラをまとめました。
・ヘカテル
近衛騎士団の部下。好感度高めだが、明確に任務だとわかるなら離脱しても好感度は下がりにくい。
・ノワール
オルランドゥの合法ロリお嬢様。好感度は一次限界突破直前。条件は揃ってるので恋仲になれるかも。それだけに、離脱は相当な理由が必要。
・火蓮
日本の自衛隊員。好感度(依存度)は高め。依存対象がないと結構簡単にぶっ壊れる子。パーティーから外すなら、新たな依存対象を与えてやらないとあっさり好感度が暴落する。
・滝
日本の自衛隊員。とにかく強い。加入は後半から終盤。
・ユリリエ
スナイダ家の家出令嬢。好感度はやや高め。軍事的理由ならパーティーから外しても好感度が下がりにくい。
・マルコ
ジャーヴィス家の御坊っちゃま。テルモンと絡むなら、参加するかも。あんまり強くない。
・ユミール
竜人のおねーさん。強い。滝よりは弱い。加入するなら後半以降。
・エイリーク(パーシャ)
エイリークは言うまでもなくチート。パーシャは魅力だけ6で、あとは1~3という逆チート。パーシャ時に戦闘になったら大変。パーシャは色々面倒な子。
・ナージャ
肉体的には並。武器は強い。加入があるかは分からない。
・カミュ
戦力としては上々。実は……なので、好感度管理がめんどくさい。三家会談以降の加入か。
・エリス
戦力は高い。好感度管理は大変な方。パーティに入れねばならない展開があるかは不明だが、修羅場は覚悟。
・ブランド
肉体的には並みよりやや下。ただし装備がチートなので無双はできる。なお、近距離だとポンコツ。
これ以上プレイアブルが増えるかは不明です。そんなに増えないと思いますが。
もちろん、全員がパーティに加わるとは限りません。
少し進めます。
「何者って……それがわかりゃ苦労しないっすよ……そもそも『一族』ってなんすか?」
呆れたエイリークが、ブランドに説明し始めた。ブランドは「マジっすか?」と神妙な様子だ。ノワールは開いた口が塞がらないようだが。
……ノワールがそれをじっと見ている。
「どうした?」
「いやさ……また光ってるの。ブランドの宝石」
よく見ると確かに、薄く光っている。
エイリークもそれに気付いた。
「……何だこの宝石は。少し貸せ」
……
01~50 何だこれは
51~90 ????????
91~98 ??????????
99 ?????????????
やあ
コテついてないな
「……これは」
エイリークが宝石を持ったまま絶句した。
「どうしました?」
「この宝石から、奴の魔翌力を感じる。どういう理屈かは分からんが、間違いなくこれは、ブランドのものだ。
だが、ブランドの人格自体は、この男と似ても似つかん。これを持った結果、ブランドの力の一部がこの男に宿ったか……」
「じゃあ、ブランドって人の人格も、この中に?」
ノワールの問いに、エイリークは首を振る。
「分からん。そうであればいいが」
彼女はもう一度、宝石を覗き込んだ。
「そういえば……同じような宝石を持つ女が第四階層にいました。アングヴィラ出身の発明家だそうですが」
「……何だと?」
「間違いありません。彼女は記憶喪失ではなかったですが、かなり似たものを私たちは感じました。
彼女もまた、『一族』に関連しているのでは……」
「……いよいよ分からんな。その女とも会いたいところだが、場所が分からぬ。ユミールと言ったな、心当たりは」
※90以上で追加イベント、ファンブルなし
あれ、そういやエリックにはデアドラの話もしてないっけ?
あ
酉付いてないけど大丈夫?
エリック捜索ミッションの扱いはどうなるんだか
ちょい中断。酉取れてましたね。
>>48
エリックはデアドラの存在は知ってます。しかし、音信不通です。
デアドラは「一族」ではないため、軽視しているフシもあります。
>>51
三家会談かイーリス帰還時にまとめて。ランダムが見つかれば大幅成長になります。
ついでにいうとsageになってたな
カミュってどこでなにしてる人だっけ?
どこで会ったかも覚えてない…
再開します。
酉など取れてたのは、なんでしょうね。
>>55
最初の方に出ていた第二王子ですね。サイファーとユリリエ相手に超貴重品(工匠フィオナの指輪)を押し付けた困った子です。
「……さあ。そんなのに会ったの?『穴』の不動産売買、浅い層では多いらしいけど」
ユミールが言う。
「……第四階層か、気掛かりだが行ったことがない場所には飛べぬな。
ともあれ、それは後回しだ。宝石をもう少し調べさせてくれ」
……
90以上で変化あり
ww
指輪くれた人ね
くう、早く狙っとけばよかった
次の判定狙うか
このスレ常駐してる奴多いけどニートか何かなの?どの時間帯でも数秒で食いつく奴いっぱい居てちょっと怖い
※変化なし
「……やはりよく分からんな」
エイリークは溜め息をついた。
「だが、とにもかくにも、こいつがブランドと関わりがあるのは疑いがない。
……また今度、調べさせてくれ」
「分かりました。ブランド、お礼は?」
「あっ、いや……何か自分がそんなのだとは知らなくて。ちょっと面食らって……。
俺って、何者なんすかね?……急に、怖くなってきました」
陽気だったブランドの顔が青ざめている。
……
50以上で追加イベント
あ
※追加イベントあり
「……俺を、地上に連れていってはもらえないすか。俺が何者なのか、俺は知りたい。
今まで、何も考えずに生きてきたわけっすけど……このままここにいて、何か変わるとも思えなくて」
ブランドは決然と顔をあげた。
「……危険だぞ。今から壊滅状態にあるベルメールに行くが、何が起こるか……」
「それでも。ここでユミールさんに守られていれば、俺は楽に暮らしていけたと思います。
だけど……俺は、ただの人間ではない。そうでしょう?」
俺の言葉にブランドは耳を貸さない。エイリークが厳しい表情で彼に言う。
「貴様自身は、脆いただのガキだ。だが、その宝石に込められた力は違う。その力の逸失、世界の損失と知れ。身の程を弁えろ」
ブランドは俯いた。……エイリークがふうと息をつく。
「だが、余は寛大だ。今日は我らについてこい。後の処遇は、こいつが決める」
エイリークは俺を親指で指差した。
「いいんですか?」
「もしここを離れるなら、俺たちが面倒見るしかないだろう。
ドゥールにも仲間が何人かいる。相談に乗ってくれるはずだ」
ブランドがばっと立ち上がった。
「ありがとうございます!……ユミールさん……行ってきます」
ユミールは母親のような笑みを向けた。
「ああ、行ってきな。ちったあ一人前になるといいけど」
※ブランドが一時加入します。処遇はベルメールでのイベント消化後に決定します
########
俺たちはベルメールに戻ってきた。1時間近く、時間を使っただろうか。
※20以下で追加イベント
あ
※追加イベントなし
「ひっでえ……」
ブランドが絶句する。状況は、俺たちがここを経つ前と何も変わってないようだった。
「救護活動をしたいところだが……ランダムを探すという目的もある。先を急ぐか?」
「どうかな。奴は大概にお人好しだ。案外、病院とかで治療活動の手助けをしているかもしれん」
俺の言葉に、エイリークが堅い表情を崩さず言った。さて、どこに向かったものか。
……
1 パーシャの実家
2 ズマ魔族自治領・領事館
3 ギルドハウス周辺
4 北東に飛ぶ
5 救護活動を手伝う
6 自由安価
安価下5多数決、考察必要
サイファー達的にはデアドラについても聞きたいんじゃないかね。エリックのいう生存している一族は自身含めてジュリアンフィオナブレイズランダムの5人だし含まれないデアドラ何者って流れに
安価下ですいません
5 エイリークの言葉もあるし、助けた人間に何かもらえるかも
3
まずギルドハウスで状況確認してから救護活動に向かいそうなので順を追って。ズマの中だけでもそこそこは広さあるだろうから誰かに居場所を教えて貰えるならそれに越したことはない
救護活動ったってどこでしてるか見当もつかないので3
上げます。
一番情報得られそうなのは2だけどイーリスとの関係考えると3かなあ…。あと怪我人以外の人が集まるならここかなと
「探すなら、まずギルドハウスだな。……残っていればの話だが」
「だね。……この状況、探すのも一苦労だけど。エイリークさん、分かる?」
「一応パーシャはここの出身だから、その記憶を辿ればな。ギルドハウスがあるかは、あまり期待はしない方がいいだろうが」
確かに、震災直後で街は混乱の極みにある。
ギルドハウスが残っていれば、冒険者有志による緊急対策本部が置かれていても不思議ではないが……
01~35 ギルドハウスは崩壊していた
36~50 半壊状態のギルドハウスに、冒険者が集まっている
51~85 ギルドハウスは辛うじて残っていた。冒険者もいるようだ。
86~99 ギルドハウスは辛うじて残っていた。……?
あ
ギルドハウスは辛うじて残っていた。冒険者もかなり集まっているようだ。
掲示板は人探しの依頼書であふれはじめている。火事場泥棒からの警護依頼もちらちらあった。
冒険者のほかに、政府関係者と思われる人物もいる。やはり人が集まるギルドハウスは、一種の緊急対策本部の様相を呈していた。
「良かったですね、崩壊してなくて」
「全くね。……任務も何とか続けられそうだわ」
カレンの言葉に、ボソッとエリスが言う。任務?
しかし、それを問い詰めるべき時ではない。
……
01~20 目ぼしいのはいないが、敢えて言うならこの戦士か。
21~40 目立つのはいないが、敢えて言うならこの魔導師か。
41~60 せっかくだから、役人風の男に聞こう。
61~80 話し合っている二人組がいる。……?
81~99 ????????
は
ギルドハウスの中は人でごった返している。……この中から手懸かりをさがすのか?
俺は軽く悲観的な気分になり、マスターがいるであろうカウンターに向かった。
「ランダム!?」
その時、エイリークが叫んだ。カウンターには、ドクロのTシャツを着た男がいる。
※30以上で……
あ
顔を少しずつ変えていくつもりとは言ってたけど服装はまんまなのねランダム氏
※ランダム登場
「ああ?」
男は驚いたように振り返った。
「間違いない、ランダムか。……どうしてここに」
「って誰だよねーちゃん。……こんだけの別嬪さんなら、忘れねえと思うんだが……。
そもそもなぜ俺の真の名を??三家の関係者か??」
「余はエリックだ。故あって、今はこの姿だがな。これを見せれば分かるだろう」
エイリークはそう言うと、剣を僅かに抜いた。男の顔色が変わる。
「……驚いたな、それは紛れもなく神器『ザルクスラ』。エリック愛用の品か……。間違いねえな。
あんたが俺を探しに来た理由は分かるぜ。ここの異変だろう」
「……近からずとも遠からずだ。本件も含めて、明後日三大名家が会談を開く。そこに同行して貰いたい。
他にも色々伝えたいことがある」
01~50 悪いが、それはできねえ相談だ
51~70 ……条件がある
71~99 分かった、行こう。ただ……
あいや
あ
あーあの王子か。ありがとです。
それにしても、ランダムもなにか抱えてるっぽいなぁ
※55以上ゾロ目のため昇格
「分かった、行こう。だがな、ここにはここの問題がある。
ちょっと付き合ってくれねえか?手間は取らせねえ。
……ああ、マスター。悪いな、話はまた今度だ」
ランダムは相談事を受けていたらしい。「『ラウル』の名で、何でも相談みてえなこともやってるからな」という。
ランダムは空間の歪みを作った。
「悪いが……すぐに引き返すと思うがいいな?来れば、俺が何を言っているか分かるはずだ」
彼の額には冷や汗、そして口には引きつった笑いがあった。
「どこに行くのだ?」
「……北東の震源地だよ」
20以下で追加イベント、05以下だと……
a
ここで99引くのかぁ…
爆弾かなんかで地面掘ろうとしたのかな。地下5キロまでの
※クリティカル、重大な手掛かりあり
########
「ここだ」
来たのは岩山の中腹だ。……巨大な穴が、そこに大きく開いている。穴はどこまでも深く、底が見えない。
「やはりな……狙いはこいつか」
ランダムがそう言った時、ノワールがガタガタと震え始めた。
「や、やだ……何なのこの魔素の濃さは……身体が寒いっ……!」
「大丈夫かノワール!!」
俺は彼女に駆け寄り、簡易的な治癒術をかけた。……魔力の流れが、乱れに乱れている?
俺も軽く吐き気を覚えていた。……この魔素の濃さは、一体……?
「そのおちびちゃん、魔術師か何かかい?優秀な魔術師であればあるほど、耐えられないはずだぜ。
この下にはな、オルディニウムの鉱脈が眠っている。俺は元々、ズマの魔素量の増加を感じてここに来ていたんだ。テルモンやモリブスでの仕事と平行して、な」
「……!!あなたもですか」
エリスが口を開いた。
「私もズマの魔素量の測定と背景調査を命じられていました。
……サイファー、あんたらが動き始めるのとほぼ同時よ。ズマには一人の方が目立たないから、私一人で動いてたってわけ」
ランダムが「ほう」と唸った。
「なるほどね、今の世にもこれに感付き動ける奴がいるのか。
まあ、それはとにかくだ。元よりズマの大気中魔素がじりじり上がってたわけだが、それが恐らく臨界点を迎えたってわけだ。あるいは『迎えさせた』のかもしれねーが。
問題はこれがどっちかだが……」
その時、ランダムの目線が下に落ちている何かに止まった。
「これは……?」
※40以上で武具か防具、あるいは指輪。使えるかは別
(^ν^)
すみませぬ
重大な局面でヘマするよりはマシ
※金属の欠片
ランダムはそこに落ちていた金属の欠片を拾い上げた。
「こいつは……何だ??」
カレンがそれを覗き込み、顔色を変える。
「……爆弾の破片??硝煙の臭いが……まさか、これを使ってこの穴を??」
エイリークもそれを拾う。
……
50以上で追加情報
はい
雲行きが…
※軽ファンブルのため追加判定
奇数 再び地面が揺れ始めた!(撤退)
偶数 通常失敗
あ
ありがとうありがとう
良くも悪くも荒ぶる一族コンマ
※通常失敗
「……アンバライトの魔力の残滓もあるな。大方、火薬の爆発をアンバライトで増幅した、といったところか。
誰の手によるかまでは分からんが、少なくともプレーンウォークに近いもので離脱したのは疑いないな」
「……爆弾でそこまで大規模な地震、起きるもんなんすか?」
エイリークが首を振る。
「いや、起きない。むしろ、地震は……遥か地下のオルディニウムの共振により引き起こされたと考えるべきだろう。
何にせよ、爆弾を仕掛けた連中はここに何があるか知っていたということになるな」
エイリークは汗だくになっている。彼女にも限界が近いのかもしれない。
ランダムは頷く。
「そうだな、エリック兄……エイリーク姉と言うべきか?
『一族』が噛んだ案件だろうが、誰がやったか見当がつかねえ。ベネディクトやケインは死んでいるしな……」
エイリークの眼光が鋭くなった。
「それが……コーウィンの可能性がある」
「何だってぇ??」
ランダムはすっとんきょうな声を上げた。
「説明は後でしよう。……いささか辛いな、戻るか」
1 ベルメールのギルドハウスに戻る
2 ドゥールに戻る
安価下5多数決、考察不要
エリック限界近いんでしょ?実家の惨状を見てパーシャが半狂乱になって問題起こしてもアレだからドゥール
まだ急ぐような時間でもないはずなので、パーシャの実家に行ってあげたいけど、無理なら本来の目的は達成したと思うし特に残るメリットがないのでドゥールに帰還で
元々の目的であるランダムも見つかったし、2で
地震発生時にも相当混乱していたようなので、何故いかなかったのかと結局半狂乱になりそうではあるのでパーシャの実家に行きたいかな
コーウィンかどうかの判断材料は滝の言ってた攻撃手段か。前作から見てる感じお互いのメインウェポンは把握してるみたいだし
たしかレーザーみたいなので数人首飛ばされたんだっけか
>>107
被災地でパニック起こされるくらいならまだドゥールのがましな気はする
「戻るならドゥールですね。レイラの屋敷なら、ランダムやエリスも収容できるでしょうし」
「了解だ。……では、行くぞ」
青息吐息になりながら、エイリークが空間に歪みを作った。
※15以下で追加イベント
あ
アミールって名前もさることながらスナイダ家ってことでシデの装備を受け継いでそうなのも怖いなあ。シデに合わせた調整だから本領は発揮できないにしても血筋ということである程度は適合しそう
※追加イベントなし
############
ドゥールに戻ると、エイリークはすぐに倒れた。「あの場にいるのは、さすがに堪えた。パーシャに交代して寝る」とのことだ。
ノワールも、エイリークほどと言わないまでも消耗していた。部屋でしばらく休むらしい。
俺はというと、現時点での状況説明に追われた。特にランダムからは質問攻めにあった。
ポイントは4点。タキたちの存在、ブランドの存在、テルモンの不穏な動向。そして蘇った越後とオルランドゥにいたコーウィンという男の話だ。
※以下、それぞれにランダムないしはエリスがどの程度の情報を持っているかになります。
まず、最初にする話題を決めます。安価下5多数決、考察不要です。
※基本4つ全ての話題に触れられます。会話中のファンブルは00奇数除き無効です。
※4つ以外の話題をしたい方は自由安価を振っても構いません。内容次第で採用します。
越後とコーウィンの話
>>108みたいに聞ければランダムが何かしら判別できるかな?
>>114
できるかもしれませんね。
全部聞けるならちゃっちゃといこう。上と同じ
越後とコーウィン
仮に自由安価で聞くならランダムが連絡とってた7位から下の3人についてとかだろうな
仮に自由安価で聞くならランダムが連絡とってた7位から下の3人についてとかだろうな
仮に自由安価で聞くならランダムが連絡とってた7位から下の3人についてとかだろうな
ジェットストリームアタックしてもうた…
何からレスしてるかは知らんが書き込めてるかどうか一度確認しなされ
「まず……だ。聞き捨てならねえのはコーウィン兄の話だ。おまけに死んでいたはずの越後がいて、しかもそのタキって奴と同じ所から来たとか言いやがる。
……にわかには信じがたいが……」
「しかし、事実です。タキが嘘を言っていないのは、私が保証します。
今寝ているノワールは、人の心がある程度読めます。その彼女が反応しなかったというのが、何よりの証拠です」
むうとランダムは腕を組んだ。懐から酒瓶を出し、口をつける。
01~85 皆目見当もつかねえな
86~98 少し気になってはいた
99 ??????
00偶数 ??????????
や
前作ではこういうタイミングでポンポン9900出してたけど今作は何というか普通だなぁ
「皆目見当もつかねえな。……コーウィン兄も、越後についても。
だが、越後は自称コーウィンが現れて裏切った。何かの繋がりはあるかもしれねえ。
アンバライトをばら蒔いているマリオも、越後と同じ奴の下についている可能性は高いと見るね」
ランダムはラムと思われる酒瓶をあおった。
「後、気になるのはブレイズらしいのがいたって話だ。奴は基本引っ込んでるが、たまにモリブスに顔を出しているらしい。
オルランドゥの異変を察知したのか、それとも別の何かがあったかだが……」
01~80 これも俺には分からん
81~98 モリブスで気になる話は聞いた
99 ???????
00偶数 ??????????
は
惜しい
「これも俺には分からん。モリブスで、もう少し情報収集すべきだったな」
ランダムは肩をすくめる。
「モリブスと言えば……エリスは最近行っていたのだったな。心当たりは?」
01~70 さっぱりよ
71~98 最近……
99 ???????
00偶数 ??????????
あ
「……情報はあるわ。ユングヴィ教団教皇の側に、ある女が最近よく付き従ってるって話よ。
愛人じゃないかって噂もあったけど、フォアマ教皇の高潔な人柄からしてそれはないと思う。
金髪の美しい女性らしいわ。私も一度見たけど、只者じゃない」
「……金髪の美しい女性?……フローラ……じゃねえな、髪の色が違う。マリーンか?」
「知っているのですか?」
ランダムが頷く。
「ブレイズの娘さ。多分、俺ら同様不老不死だ。ユングヴィ教団へのメッセンジャーとして動いてることが多いな。
それが表にまで現れているってことは、ブレイズは何かの異常を察した上で動いている可能性が高いってこった。
こりゃ、近いうちにモリブスに飛んだ方が良さそうだな」
何かを考えている風情で、ランダムは腕を組み直す。
「そう言えば、ブレイズ以外にも……二人いるんですよね?ジュリアンとフィオナという神と同じ名ですが」
※97以上で手掛かりあり
神のご加護あれー
「いんや、奴らの動向は分からん。……動きがないのが不自然だから、何かあるのかしれねえな」
ランダムはふーっと溜め息をついた。
※次の話題に行きます。
1 滝たちの存在
2 ブランドの存在
3 テルモンの動向
安価下5多数決、考察不要
個人的に3は124を踏まえた上で振るべきだと思うのでまあ4に次に近い1かな
2
2
ぶっちゃけどれでもいいけど1
票埋まってるけどデアドラが何してるか知ってるのかランダムに振りたいな
あー早く進めたいから↑は票に入れないで2に
中断します。
デアドラについては、この質問の流れで追加します。
少し進めます。
「それと……理解できねえのがそいつだ。
普通に考えりゃブランド兄は死んだはずだ。それなのに、そいつはプレーンウォークができてクロスボウも使える。
ご丁寧に名前まで同じと来た」
「宝石に魔力が込められている、とエイリークは言っていました。
ですが、私たちではどうにも……同じようなものを持っている女もいますが」
ランダムはブランドの方を見た。
01~70 やっぱり訳分かんねえな
71~95 ちょっと待て、こいつぁ
96~98 これはひょっとすると……
99 ???????
00偶数 ??????????
はてさて?
ランダムがさっきから無能すぎるw
確率的にしゃーない
「やっぱり訳分かんねえな。……エリック兄で分からねえなら、やっぱ俺じゃ無理だわ。
もう一人、その女ってのと会えばまた何か見えてくるんだろうが」
ブランドがしょんぼりとしている。手掛かりがあると思ったのだろう。
「だが、間違いなくそいつがブランド兄と何らかの関係があるのは疑いねえ。
地上にいるうちに、何かの手掛かりがあるかも知れねえな」
「そうだといいんすけどね……」
「まあ肩を落とすなや。成年しているようだし、酒でも飲めば何か思い出すかもしれねえぜ。
……っと、本当は俺の間にでも行って酒でも飲みてえとこだが、エリック兄があれじゃあ今日は見送りだな」
はっはっはとランダムは笑う。
「ところで、今部屋で休んでいる魔術師……ノワールっていうんですが。
彼女の曾祖母がデアドラというらしいです。『一族』に近い存在と聞きましたが、消息を知りませんか?」
01~80 いや、どうだろうな
81~95 数年前に会ったぜ
96~99 今連絡取ろうか?
あ
あ
ごめん危なかった
この場面の間はファンブルは無効だから気にするな!
「いや、どうだろうな。……200年前に会ったのが最後か。
アヴァロン邸に引っ込んでいると聞いているが、実際はどうだか知らねえ。
そこまでして会いたいなら、アヴァロン邸に押し掛けてもいいが……どうだろうな、自信はねえぞ」
1 行く
2 行かない
安価下5多数決、考察必要
※ハイリスクハイリターンです。深層では何が起きているか未だによく分かっていません。
それを踏まえた上での行動をお願いします。
行かない。コーウィンが黒ずくめと疑われている中アヴァロンに赴くのはいくらなんでも
2
ハイリターンはほしいが、今のこの一行にハイリスクは確実にデッドエンドになるだろうから
2
行ってもすぐにプレーンウォークで逃げればいいと思ったけど、コーウィンが敵だった場合逃げられる保証はなくなるか…
2
今はまだあまり成長してないからリターンを取るより、リスク回避の方をとりたい
やっぱり流石に早すぎるよね。いかない。
「いえ、やめておきます。……一応お聞きしますが、ナージャという女性に心当たりは?
アングヴィラの発明家で、その女性が彼と似たような宝石を持っていたのですが」
(コンマ下)
01~80 いや、初耳だね
81~90 聞いたことはあるな
91~99 会ったことあるぞ
(コンマ下2)
01~85 私も知らないわ
86~95 聞いたことはあるわね
96~99 会ったことあるわ
えい
お
「ん?……それは聞いたことがあるな。アングヴィラでオーディナル家に行った時に、ナージャという女の話が出たな。
何でも、天才でちょっと変わり者らしいじゃねえか。今、『穴』の中にいるって話だったが。
……そいつが同じような宝石を持っている、なるほどな」
ランダムの言葉に、エリスも頷いた。
「私も聞いたことがあるわ。武器もそうだけど、電気を使った新技術の旗手だそうじゃない。
アングヴィラではちょっとした有名人よ。イーリスに引きこもってたあんたじゃ知らないでしょうけど」
「……悪かったな、引きこもりで。しかし、それだけの存在だったか……。
てことは、アングヴィラに行けば会える確率は相当高そうだな」
「そうね。ましてああいうことがあった直後だから、行ってみる価値はあるかもね」
三者会談には猶予があと1日ある。ランダムの力を借りて、アングヴィラに飛ぶのは一興かもしれない。
※次の話題に行きます。
1 滝たちの話
2 テルモンの話
3 自由安価
安価下5多数決、考察不要
1
1
1
1
1で決定します。今日はここまで。
乙
このあとおそらく待ってるであろうカレン(もしかしたらノワールも?)イベを乗り切れるか怖いなー
大学生はまだ夏休みなんだよなあ
再開します。
「にしても、お前さんたちが異世界から来たとはなあ……あるいは、遥か過去か」
ランダムが再びラム酒の瓶をあおる。
「ここが俺たちのいる世界の未来とは完全に信じたわけではないです。魔素の存在といい、違う点もかなり多い。
ですが、使っている言葉に共通するものが多いのは確かに妙です。心当たりは?」
01~70 いや、あまりないね
71~98 考えてみりゃ、引っ掛かる点はある
99 ????????
00偶数 ???????????
あ
「いや、あんまねえな。確かにこの世界の前に文明が栄えていたのは疑いねえ。アリスのような前世界の生き残りもいるっちゃいる。
だが、わずかにその点について記憶があるはずのエリック兄がお手上げだってんだろ?俺にも分からねえよ」
プフゥと息をつき、ランダムが続ける。
「だが、サラスにいるはずのアリスなら、心当たりはあるかもな。ズマの地震、というより爆弾か……その一件を知ってるなら、表に出ても不思議じゃねえ」
※97以上でエリスがアリスの情報を持っている
上げます。
はい
※情報なし
「アリスの場所は、確かオーディナル家が知っているのでは?」
エリスの言葉にランダムが頷く。
「俺が奴に最後に会ったのは、確か470年ぐらい前だな。奴が隠遁を決断した時だ。
そこから先は俺も知らねえ。オーディナル家に聞くしかねえな」
「ということは、明日はアングヴィラからサラスで決まりですか?」
ヘカテルの言葉に、俺は首を振った。
「いや……もう一つ。テルモンの異変を忘れちゃいけない。
これは、事と次第ではセシル国王に三家会談の見送りを説得しなきゃいけなくなるからな」
俺はランダムに向き合う。
「あなたはベルメールに来るまでテルモンにいたはずです。あそこで何が?」
01~30 俺も分からねえ
31~60 ある程度は知ってる
61~95 それについちゃ、コバレフ商会と組んで色々探ってた
96~98 こちらも色々探ってたが……
99、00偶数 ????????
あ
えい
まあ、ランダムさんって戦闘能力はそんなにないし情報収集には限度あるよね
「ある程度は知ってる。……どうやら、スナイダ家で内紛があったらしい」
「……そうなのですか?」
ランダムは頷く。
「実はズマの件とは両天秤だったからな。テルモンの状況をはっきり聞けたわけじゃねえ。
だが、俺もデュラン……現当主だな……に会おうとしたら警備兵に阻まれた。良く分からねえが、ありゃ軟禁だな。
お前さんの話を聞く限り、アミールが政府と組んで何かやっているのは疑いない。
テルモン政府の狙いが何かは知らんが、今の統領のフロイドは膨張主義を志向しているらしいから……きな臭いにもほどがあるな」
スナイダ家でのクーデターか?俺もアミールの人となりは、僅かにしか知らない。冒険者として優秀なのと、高慢であるという話ぐらいだ。
だが、ユリリエのあの態度からして、アミールと彼女は上手く行っていなかったのは自明だ。……一度話を聞きたいが。
「そうなると、三家会談には恐らく……アミールが出てきますね」
「だな。……だが、冒険者狩りをやっているからと言ってすぐ危険とは限らねえ。……エリスって言ったな。諜報員なら、情報は入ってねえか?」
01~70 ランダムさんと同じ程度しか
71~95 補足できる情報が
96~98 エリスは強く頷いた
99、00偶数 ??????????
はー
よしよし
なんかエリスやけに有能ですな
※クリティカル、昇格
エリスは強く頷いた。
「ええ。重要でないと思ったのか、テルモンの同僚はまだ上に情報を上げてないようですが……。
アミールの様子が、『穴』から帰還後少しおかしいと」
「帰還……って転移装置を第三十二階層で見つけたってあれか?」
エリスは俺の方を見る。
「そう。どうも見付けたのは、それだけじゃなかったみたい」
彼女は懐から電話を取り出すと、その中の画像を見せた。
「……これよ。小さいから見にくいけど」
彼女が指差したのは指輪だ。右の中指に嵌めてある。
「……こいつがどうかしたのか?」
「アミールは、帰還記念のセレモニーでしきりにこれを自慢してたみたい。……そして、この日を境に政治には無関心だったアミールが、政府に接近している。
引っ掛かったのは、あんたからオルディニウムの話を聞いたからよ。……この石。そうじゃない?」
ランダムが画像を見て唸った。
「……分からねえな。この画像の粗さだと。だが、一つ疑問がある。純度の高いオルディニウム鉱石は、人体に毒なんてもんじゃねえ。数分で死ぬはずだ。
だから、これがオルディニウムだとしても誰かが何か手を加えたものだ。エリック兄に聞いてみるか……」
ランダムの表情が険しくなる。
「……だが、これがもしオルディニウムだとすりゃ、人格の変貌の理由にはなるかもな。サイファーも知っていたが、あれは人の邪心を引き出す、らしい。
さらに言えば、人格のみならず肉体も変えちまう可能性がある。……危険だぜ、こいつぁ」
※1200まで休憩します。
その間、もし聞きたいことがあればお願いします。内容次第で追加質問とします
前作読んだ身としては知ってるからいいけど、アリスって何者なのさと聞くのは?サイファーたちは知らんよな
オルディニウムて、クリプトナイトの
ようなものか……アンバライトと同じ
ようにぶっ壊しちゃったほうがいいな(^^)
少し進めます。
>>184
では、少し次で触れます。今作からの読者の方向けにさらっと。
>>185
クリプトナイトが何か知りませんが、サガフロ2のエッグの方が近いと思います。捨てても戻りませんが、放射性物質なので、壊すのは普通にやると命を代償とします。
「……ところで、アリスというのは何者なんですか?『サラスの賢者』とも言うらしいですけど」
「ああ、少し話せば長くなるが……平たく言えば、数万年前の生き残りだよ。俺らと違って、特殊な力はねえらしいがな。遺伝子を弄られてて、極度の長寿なんだそうだ。
数万年前に世界が崩壊する前のことを知る、ほとんど唯一の存在だ。何せ、昔は科学者だったらしいからな。
今の文明の技術は、基本的に彼女が教えた。『ダリオ学院』の創設者の一人でもあるな」
ランダムは煙草をくわえて言う。……世の中には及びもつかない存在がこんなにいるものなのだな。
「だから、彼女に聞けば色々分かるかもしれない、と」
「その通りだ。……まだサラスにいれば、だがな」
##########
※追加イベント判定(低コンマだからといってマイナスとは限りません)
01~15 エリス
16~35 火蓮
36~60 なし
61~99 ノワール
はい
※追加イベントなし
※エイリークの状態決定
70以下でパーシャ
は
現時点の時間って何時くらいだっけ
安価下
#########
「……ごめん、完全にダウンしてたね」
朝食会場に現れたノワールは申し訳なさそうにしていた。銀色の髪には激しい寝癖がついている。
彼女は結局、戻ってからずっと寝ていた。エイリークも同様だ。「あの魔素の濃さだと、お前らもあと30分いたらああなったぜ」とはランダムの弁だ。
ズマの魔素量はこれから急速に増えるだろうとも、ランダムは言った。すぐにというわけではないが、人も住めなくなるらしい。
「避難策を考えなきゃいけねえ」と、ランダムは深刻な表情を浮かべていた。
「あ……おはようございます」
ぼんやりした顔で、長い黒髪の女が現れた。これはパーシャだ。やはり、昨日の負担が大きかったらしい。
「よう、良く眠れたか?」
「えっ……誰ですかあなた?」
ランダムに呼び掛けられ、パーシャはビクッと反応した。
「あー、噂の『裏』か。なるほど、こりゃ確かに連れ歩けねえわ」
ランダムはふうと息をつく。
#########
朝食会場は随分と賑やかになった。明日にはここを発つ。こんな人が多い食事は、恐らくしばらくすることはない。
「話は一通り聞いたよ。で、今日どうするの?」
昨日の午後にランダムと話した内容を、俺はノワールに説明していた。
「そうだな。……」
1 アングヴィラに行く
2 サラスに行く
3 イーリスに三家会談見送りを進言する(昨日の会話は後でエリスがシュトロムにフィードバックしています)
4 テルモンに行く
5 ベルメールに行く
6 その他自由安価
安価下5多数決、考察必要
※どこに行くかで、パーティに変動が出る可能性があります
スナイダ家が何やら不穏なのを考えると3かなあ。
ただ見送るだけの材料は集めることになるだろうからテルモンには指名手配されてない人材を向かわせてサイファー一行は他のことしたいよね
あー、早めに釘を刺しておくと言う意味で。三家の間でどんどん話進められる前に
そこらへんの忠告はシュトロムがしてるだろうしまずはアングヴィラへ。スナイダ家もそうだけどオーディナル家の動向も多少は探らないと。テルモンにサイファー一行以外を向かわせるのは同意
1 ナージャが冒険者狩りについて知ってたのならオーディナル家もある程度不穏な動きがあることは把握していそう。その上で見送らないと言うなら何か隠してそうな気もするから1
上げます。
可能性として
1オーディナル家他の情報、宝石、武器強化
2アリス、空振りしそう
3こちらから切出すには弱い、4危険、5パーシャ絡み?進展薄そう
6ブレイズワンチャンスなモリブス位?
な感じで普通に1で良いと思う
「やはり、優先すべきはアングヴィラだな。まずオーディナル家がどこまで情報を持っているかが重要になるからな。
場合によっては、こちらから説得した方が早くなるかもしれない。あと、ナージャがいたら彼女にも会っておきたいな」
「だね。あと、テルモンでの情報収集をどうするかだけど……」
俺はパーシャを見た。「えっ、私?」という顔をしている。
「これはエイリークのお目覚め待ち、か。差し当たり、ランダムにアングヴィラに連れていって貰う形だな。……いいですよね?」
「ああ、構わねえぜ。だが、テルモンに誰を行かせる?エイリークまでは確定だが」
エリスが手を挙げる。
「私が行くわ。現地の諜報員とも会いたいしね。ただ、万一に備えて戦闘用員が欲しいところかしら」
「俺も行こう」
タキも挙手した。
「エイリークだけでもいいが、俺がいた方が安全だろう。パーシャに戻られると、面倒だからな」
※40以上でイベント発生
は
※イベント発生
更新は夜です。
ノワールにとってはファンブルは致命的だからはやく絆効果解放したいところだな。ファンブル回避できる装備となると間違いなく神器になるだろうし…
ゆーて魔法防御に関しては当分庇われなくても平気でしょ
再開します。
「じゃあテルモンはその3人で確定だな」
その時、俺の電話に着信が入った。マルコからだ。
『あ、サイファーさんですか?……特に変わりはないですか?』
「どうした、急に。……また動きがあったか?」
『え、ええ。……スナイダ家公邸の様子が、かなり慌ただしくなってます。
何か、デュラン様が亡くなられたとかそんな話が……』
……これは……まさか。
「自然死に見せかけた殺害、って線はありそうだな。デュランが死んでりゃ、三家会談には大手を振ってアミールが出てこれるわけだ。
……いよいよまずいな。何かヤバい予感がする」
ランダムの声に緊張が滲む。
「俺は状況をオルディール家に伝える。……できれば、説得も。タキたちは情報収集を頼む」
タキは力強く頷いた。
「……でも、全員をアングヴィラに連れていくのもどうでしょう?
安全上、残さないといけない人がどうしても出ます」
※30以上でイベント発生
あ
スナイダ家危ないなぁ…
※イベント発生
「……俺は、行きます。……俺が何者か分かるかもしれないなら」
ブランドが強い意思のこもった表情で言った。
「じゃあ、沢田。留守を頼む」
「了解です、隊長」
屋敷には沢田一人が残ることになった。……これで大丈夫だろうか。
1 誰か一人残す
2 残さない
安価下3多数決、考察不要
残すならカレンと行きたいけどオーディナル家の説得には使うことになりそうだから消去法でヘカテルになりそうだけど…
安価下
2
ブランドはサイファー達と一緒に行くんだよね?ならカレン置いていくでいいんじゃないかな。沢田も残るし依存対象から離れられるいい機会かと
異世界の説明するにはやっぱり火蓮は欲しいな。ドゥールがマークされてるかは知らんが最悪沢田には最小限の犠牲になってもらう方針で2
個人的にだが沢田は弱いから依存対象にくっつけるべきではないと思う。滝並みとは言わんがもう少し強い人じゃないとまた同じこと繰り返すぞ多分
沢田一人では万一の事態が心許ない。だが、ドゥールは狙われてはいないはずだ。大丈夫だろう……多分。
「レイラ、何かあったらすぐ逃げてくれ。エイリークが目覚め次第、俺たちも行くぞ」
タキがレイラに言う。ランダムは空間に歪みを作り出した。
……
########
アングヴィラは、調停者シデがその旅の始まりを印した街である。人口は80万人。テルモンに次ぐ規模を誇る。
緑が多く、観光目的で訪れる人も少なくない。だが、この街は基本、世界最大の金融都市であり、商業都市だ。
オーディナル家の庇護の元、商工業でこの街に並ぶ都市はない。政治こそ議会制を敷いているが、オーディナル家の影響力は絶大と言えた。
「さて……まずはオーディナル家だな。多分、俺の名を出せば通してくれると思うが……」
俺たちが降り立ったのは、オーディナル家の公邸だ。世界最大の財閥だからとんでもない豪邸……と思いきや、それは存外に慎ましい。俺の実家の方が大きいくらいだ。
来たのは初めてではないが、いつ来ても拍子抜けさせられる。
「ここが、オーディナル家?随分小さいんですね」
ヘカテルも同じ感想を抱いたようだ。
「500年以上前から存在する歴史的建造物だがな。あと、あちらこちらに防犯機器がある。そこはさすがに抜かりないってこったな」
ランダムが家のチャイムを鳴らす。
……
01~30 不在のようだ
31~80 はいはい
81~99 今立て込んでいるのだが?
あ
3多数決ってどうせこっちだろって場合に違う方選ばれたパターンとか怖いんだよなあ
チャイムを鳴らしたが、誰も出ない。……不在か。
「この一大事だから、ここじゃなく会社の方かもな。あるいは議会か」
ランダムが額をかく。
「なら、とりあえずは会社ですかね。……相当立て込んでそうですけど」
俺たちはオーディナル財閥の中心である「MRJ商事」に向かった。MRJは、オーディナル家の祖である3人の名から取ったものだ。
受付に着くと、やはり慌ただしい。ズマの件で、社員は対応に追われているようだ。
「マニー会長はいるか?社長のノニでもいい。可及的速やかに会いたい。
ランダムが来たと言えば、それでつうじるはずだ」
01~45 お二人とも動けません
46~65 ノニ社長なら
66~80 お二人で対応されるとのことです
81~99 今来客中ですが……
よいな
ゾロ目か
※クリティカル、昇格
「……はい。ええ……そうですか」
受付の女性は無表情で俺たちに答えた。
「お二人で対応されるとのことです。どうぞ上へ」
案内されたのは、箱のような部屋だ。「エレベーター」というらしい。MRJ商事のビルは24階建と、世界で最も高い。エレベーターがあるのは、こことあと数ヵ所のみだ。
「この世界にも高層ビル、あるんですね」
カレンが落ち着かない様子で辺りを見回した。
「やっぱり、カレンのとこにもこういうのあるの?」
「ええ。高さは桁違いですが……着いたようですよ」
自動で扉が開く。そこに待っていたのは、中肉中背だが足腰のしっかりした白髪の紳士と、厳しそうな中年の女性がいた。
「おお!久しいですな。……40年ぶりぐらいですかな。ノニの誕生祝いでしたか」
紳士は感動したようにランダムの手を握る。……この紳士こそ、現オーディナル家当主、マニー・オーディナルだ。
「まあな。元気そうで何よりだぜ。……日焼けしてんな」
はははとマニーという名の紳士は笑った。
「会社をノニに任せてから、悠々自適の日々でしてな。ゴルフのやり過ぎですよ」
「ゴルフもあるんだ」とボソッとカレンが言った。やはり、この世界とカレンの世界は繋がっているのかもしれない。
「とまあ、冗談はここまでにして」
マニーの表情が鋭いものに一変した。
「あなたが来ると思っていましたよ。ズマの一件でしょう?
……後ろのは……見た顔がありますな」
俺は跪き、深く一礼した。
「イーリス聖王国、近衛騎士団副団長。サイファー・コットであります。王命にて動いております」
「やはり。それに、妹と一緒にいた子も一緒とは。ノワール君、健勝かな?」
「おじさま、お久しゅうございますわ。お陰さまで」
マニーは満足そうに頷く。
「この面子とランダム様が一緒とは、どうにも話がややこしそうですな。単にズマのことだけ話に来たわけではなさそうだ。
三家会談を前に来た、ということは……そこでは言えない話と見ましたが」
1 未確認ですが……デュラン・スナイダ氏が亡くなったと
2 ズマの地震は、人為的なものです
3 オルランドゥの消失に、「一族」が関わってます
4 異世界から人が送り込まれています
5 自由安価
※話を何から始めるか決めます。安価下5多数決、考察必要
まずは本題の地震のことから繋げてく感じで
まずは相手も知りたいだろうし2かな
2
上の人たちと大体同じ
2この中では一番興味持ってくれそう
俺たちは応接間に通された。一服置いて、俺は話し始める。
「話さねばならないことが多くて、何から言えば分からないのですが……まず、目下の話からします。
ズマを震源地とする地震は、人為的なものです。誰が仕掛けたかは分かりませんが……爆弾により、地震が引き起こされています。これが証拠です」
俺たちは、爆弾の欠片をマニーとノニに見せた。
「これは……??」
「私たちが現地で手にしたものです。ランダムさんは、元々魔素量の増加をズマで調べていた。そこで地震に遭遇した」
ランダムは頷いた。
「ああ。多分この一件とも絡んでる話だ。知ってるかどうかは不明だが、オルディニウムという鉱石がある。魔素の元になっているものだが、人体には著しい害をもたらすものだ。
こいつにはよく分かってない性質も多いが、爆弾による刺激で鉱脈が地震を引き起こした可能性が高い。
鉱石を取ろうとしたのか、地震を引き起こそうとしたのか、あるいは両方か……とにかく、何者かがこいつを仕掛けたのは間違いねえ」
マニーがゴクリと唾を飲み込む音が聞こえた。
※95以上で追加イベント
は
駄目元とはいえ何度もあるし1回くらい95以上引きたいなあ
まあ低確率の地雷踏まなけりゃいいかと
※追加イベントなし
「そんな馬鹿な……しかし、これを見ると信じざるを得ませんな……」
「お父様。それが本物であるという保証は?この者たちが嘘をついている可能性は、あるではありませんか」
マニーの言葉に、険しい表情でノニという女性が口を挟んだ。
「……お前も知っているはずだぞ?ランダム様は、わが祖先を支え、人類も支える『一族』が一人。嘘をつくはずがないではないか!」
「どうでしょう?商売に重要なのは、揺るぎのない事実。確信が持てる事実でなければ動くべきではないと教えて下さったのは、お父様では?」
マニーとノニがにらみ合う。ランダムは「まあ待て」と間に入った。
「信じるも信じないも、お前らの自由だ。だが、これだけは言っとく。
世界を混乱させ、崩壊させようとしている奴がどこかにいる。あるいは複数だ。
お前ら親子がここいがみ合っても時間の無駄なんだよ」
ノニはふいとマニーから視線を外した。マニーは申し訳なさそうに言う。
「すみませんな……何をどう間違えたか、こんな融通の効かない娘に育ってしまいましてな。
経営者としては一流なのですが……」
「まあいいさ。お前が分かってりゃ、とりあえずは。で、心当たりは?」
※95以上で追加イベント
は
ダメかー
ダメかー
※追加イベントなし
「皆目分かりませんな……話はそれだけではありますまい?」
※次の話題を決めます。安価下5多数決、考察必要
※全て伝えられるとは限りません。
1 スナイダ家について何か知ってるかも
すいません
安価は1。テルモンが不穏な動きを見せていることをメインに伝える感じで
1。三家会議について重要なのはこれだ
3と4はどう聞くべきかね
安価下
「ええ。……これは未確認情報ですが。
スナイダ家当主、デュラン・スナイダ氏が亡くなったと」
「何だと!!!」
マニーが長椅子から飛び上がった。
「そんな馬鹿な!!あいつは、まだ病に倒れる歳ではないはずだ!!何かの間違いではないか??」
「分かりません。ただ、スナイダ家周辺で不穏な動きがあったのは間違いありません。数日前にスナイダ家を訪れた時、公邸周辺が異様に固められていました。
……あれは、今にして思えば、軟禁されていたのだと思います」
「軟禁?誰にだっ!!」
俺を制してランダムが話し始めた。
「俺も見た訳じゃねえ。だが、実は俺もテルモンに最近いたから分かる。
政府の連中がかなりキナ臭い動きをしていた。そして、長兄のアミールが政府に接近している。
『穴』でアミールとテルモン政府の奴らが冒険者を狩っていたという情報もある。俺の見るところ、下手人は奴だ」
「アミール君が、デュランを殺したと??」
「……違うかも知れねえ。だが、明日三家会談にはアミールが出てくるだろう。素知らぬ顔をして、な。
奴がどう動くか、全く読めない」
……
90-賢さ(11)×2=68以上で……?
へ
※07…失敗
俺はマニーの表情を見た。本気で狼狽している。これは……完全に知らなかった顔だ。
「では、三家会談には参加するべきでないと??」
「私はそう思っています。セシル国王にも、そう進言するつもりです」
「だが、にわかには信じられん。……あのアミール君が、デュランを殺すなど……」
マニーは震えている。説得できるか、五分五分といった所か?
90-ノワール賢さ(15)=75以上で……
や
なんか今日ラグがひどいなぁ
※54…失敗
「所詮推測ではありませんか。事実に基づかぬ決断など愚の骨頂。オーディナル家は、その責務を果たすべきです」
冷たくノニが言い放つ。……さて。
※2300まで、マニーを説得できる方法を考えて下さい。
判定に失敗しているため、現状のハードルは高めです。
ただし、「成功していた場合に二人が何に気付いていたか」を指摘できたならば、大幅にボーナスを乗せます。
とりあえずオルディニウムが人の性格を歪めることは言及するべきか
あ、というよりは32階層から帰還後おかしくなったことか
マニーを連れてテルモンに飛んでサイファー達が指名手配されてるのを実際に見せるとか?国の紋章付きの人物を根拠もなしに指名手配するとか明らかに異常だろ
というかマルコとの会話から察するに手配の理由すら明らかにしてないんよな?ヴィルエール家に知れたらアウトってレベルじゃない
「あの」とか言ってるし、そこそこ知り合ってた感じかな
どんな人だったのか詳しく聞くことで、帰還後の行動と元来の性格のズレを指摘して、何かしらの変貌があったことは納得させられるかも
オルディニウム鉱石の指輪だったか?をサイファーたちは持ってたはず、それが邪心を引き出すことを説明しなきゃ
サイファー達が嘘をついていないことを伝えるだけならノワールの精神感応を出せばいいかね。マニーはノワールのことについて知ってるっぽいし
ブランドに襲われた時のこと話して貰えばいいんじゃあ?どういう人がいただとか。それに自身に関しては記憶喪失であるけど自分以外のことはなぜかわかるんだよね
上げます。
サイファーとノワールが気付けたかもしれない何かさえ分かれば、基本説得できるでしょう。
ヒントは「視線」です。
そういやカレンが視線の主を覚えてたけどそれは無関係?何スレ目か忘れたけど…
あとスレ始めに過去スレのリンクなくて飛ぶのめんどくさいから貼ります
1スレ目
【コンマ】崩壊する世界を旅する1【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1502942000/)
2スレ目
【コンマ】崩壊する世界を旅する2【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1503444785/)
3スレ目
【コンマ】崩壊する世界を旅する3【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1504353629/)
PC版のURL貼っときますね
【コンマ】崩壊する世界を旅する1【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1502942000/)
【コンマ】崩壊する世界を旅する2【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1503444785/)
【コンマ】崩壊する世界を旅する3【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1504353629/)
>>253
無関係ですね。
この会話、視線は…
>>253
あと、ありがとうございます。週末にwiki作りますので、利用させて頂きます。
アミールをこ ろしたのはデュランと言った時、ノニは狼狽してなかった?
うーんわからんな
逆かな
正直、視線と言われると思い当たるものが多すぎて
>>257
デュランを殺したのはアミール、ですね。狼狽はしてませんが、話題を打ち切ろうとはしてます。
このまま誰もノニを疑わなかったら別でしたが、一応おまけでボーナスを入れておきます。
なお視線→皆マニーしか見てないということでした。
(240でそれが出てます。成功ならノニを見ていました)
逆でしたね。
いやぁ深く考えすぎた気がします
わからない俺にどういうことかおしえてくれ…ノニが臭いってこと?
少し緩くなるくらいかな
少し進めます。
説得方法は「オルディニウムの特性と性格の変化」でやります。
俺はふと、隣のノニのことが気にかかった。
……さっきから、やけにマニーの言うことを否定していないか?
確かに、言っていることには理がないわけじゃない。
だが、この場で言うことだろうか?しかも、ランダムがどういう存在か知っていたら決して口に出せないだろう。
導き出した結論は、「この女は怪しい」ということだ。
明らかに、ノニは俺たちとマニーが話すのを打ち切りたがっている。
理由は分からない。だが……推測が当たっているなら、ここから先の話は彼女を抜きにするのが妥当だ。
本来は、彼女の化けの皮を何らかの形で暴きたい。しかし、それには材料があまりに足りない。
90-賢さ(11)×2=68以上で成功
てや
ごめん…
※14…失敗
彼女を上手く騙す方法は思いつかない。では、どうすればいい?
90-賢さ(11)×4=46以上で成功
うーん
※90…成功
騙す必要はない。要は、「マニーと俺たちだけの会話が出来さえすればいい」のだ。
「マニー会長。……ここから先はあなたと私たちだけで会話したい。
ノニ社長、申し訳ないのですが、一度ここから出てくれませんか」
ノニの顔色が憤怒で赤く染まる。
「な……なぜですか!私とてオーディナル家の一員!しかも次期当主ですよ!?
その私を、なぜ差し置いて……」
※90-賢さ(11)×5=35以上で成功
や
調子戻ってきた
※79…成功
「平たく言えば、『不安だ』ということですよ。
何故マニー会長の言葉を、全面的に否定し続けるのです?ランダムさんがどういう人物か、あなたは知っているはず。
裏があるようにしか思えないんですよ」
マニーが戸惑った表情を浮かべる。
「ノ、ノニ……どういうことだ??」
01~20 チッ!!
21~95 お父様、戯言に耳を貸してはなりません
95~99 ??????
はい
あ
無駄に高コンマ狙うよりは70~80帯を狙ったほうが安心
「お父様、戯言に耳を貸してはなりません!!」
ノニが叫ぶ。それを聞いたマニーは……
90-魅力(13)×6=12以上で成功
チッってなんだチッて…
あ
ノニェ…
コンマwww
判定を狙ったわけじゃないけど何と無くコンマ狙って書き込んだらたまたま踏めててわろた
彼女はもう終わりですね…
神が荒ぶってる
出番少なくてワロタww
※クリティカル
マニーは懐から電話を取り出した。
「……私だ。至急来てくれ」
憤怒に震えるノニに、マニーは哀れみの視線を投げかける。
「どこで間違ってしまったんだろうな……。私は、お前を優秀な経営者にはしたかもしれないが、善き人間には育てられなかったようだ」
「な……何を!?」
やがて応接室に、屈強そうな男が4人駆けつけてきた。ノニの身体を拘束バンドで締め付ける!?
「きゃ、きゃああああ!!!な、何をするのですっ!!!」
「お前には、しばらく頭を冷やしてもらうよ。……後で、じーっくりと話を聞こうじゃないか」
マニーの目からは、人間らしい情が完全に失せている。ノニは猿轡も噛まされ、どこかへと運ばれていった。
「……やり過ぎでは??」
「いや、私にも思い当たることがあったのだよ。……ここ数か月、あいつは妙にテルモンに赴いていた。
ビジネス上、テルモンは重要だ。そして、スナイダ家との関係も重要だ。
だから、スナイダ家との打ち合わせに行くという言葉を、素直に受け止めてしまっていた」
マニーは立ち上がり、窓から街の風景を眺めた。
「私は、行き遅れていたあいつにもいい男ができたかとあまりに暢気に構え過ぎていたよ……。
ランダム様と君たちのお蔭で、真実に気付けた」
彼は寂しさとも絶望ともつかぬ、哀しい笑いを浮かべていた。
「あいつは、アミールと組んでいる」
あちゃーそうきたかー
今日はここまで。最後で一気に取り返しましたね。
ただ、不穏な状況はまだまだ続きます。
危なかったな。これ三家会談は何としても回避しないとスナイダ家(というよりはアミール?)に好きなようにひかきまわされそう
ノニがいる状態でドゥールを拠点にしてたこと喋ってたらレイラ邸が危なかったねぇ。
ノニをこのタイミングで無力化したのは大きいかもしれないです。
なお、レイラ邸に誰か残す残さないという議論は、この観点から重要だったりしました。
つまりこれで沢田の心配は多少収まるってことか
ここまでの引きでも何か起きたらもう運が悪かったとしかいえないな
再開します。
俺たちは絶句した。怪しいとは思っていたが……アミールと噛んでいたとは。
「……しかし、何故?」
「それが分かりゃ苦労はしない。だが、あいつは会社の実権を握らんとしていた。私は何も言わずとも禅譲するつもりだったし、会長職に引くのも躊躇いはなかった。
だが、それはあいつの狙い通りだったのかもしれんな。デュランの死がアミールによるものとすれば……あいつも私を殺さんとしていたのかもしれん」
ドスッと音を立てて、マニーは座った。
「そうなると、彼女の派閥の者も怪しいのでは?」
「まあ、そうなるな。……だが、今のところは人払いをしてある。仕切り直しといこう」
※90-賢さ(11)×3=57以上(コンマ下)
※90-ノワール知力(17)=73以上(コンマ下2)
どちらか成功で……
は
はい
本当にごめん
※どちらも失敗、片方ファンブル
その時、下から爆音が響いた!これはっ……
「マニー会長、あなたはここに!様子を見に行きます!」
俺は部屋を飛び出した。……下からは銃声が聞こえてくる!?
ノニ奪還のための襲撃か?それにしても動きが早いっ!
「ノワール、ヘカテル!!戦闘態勢を!カレンは後方で待機、ブランドはマニーの側にいろ!!
ランダムさん、加勢願います!」
エレベーターがゆっくりとこちらに上がってくるのが見える。
……着いたら一斉攻撃で潰すしかない!
チン
01~30 総勢7人
31~80 総勢5人
81~99 総勢3人
あ
エレベーターから飛び出したのは7人。ノワールでは最大5人しか無力化できない、しかも銃を持っている!
先制できなければ損害は免れないか?
※30以上で先制
はい
※先制
「ノワール、やれっ!!!」
その声と同時に、奴らの上に黒い歪みができた。そこから雷が落とされる!
90-ノワール知力(17)×4=22以上で成功(コンマ下1~5)
えい
はい
は
はい
はい
※4発命中、1発クリティカル
ダメージ
コンマ下1~4×5+知力(17)×5+20
あ
人いなさそうだから連取してもいいよね?
はい
ん
は
※2人目は4倍ダメージですが、3人目が00ゾロ目のため再判定します
奇数 クリティカル無効、回避可能カウンター
偶数 即死
は
ダメージ
A 140(残りHP 40)
B 500(死亡)
C 155(残りHP25、カウンター)
D 110(残りHP70)
「うおおおお!!?」
雷は4人に当たった。うち一人はその場に倒れ込み動かなくなった。……しかし、そのうちの一人が食らいながら銃口をノワールに向ける!……まずいっ!!
90-賢さ(11)×6=24以上で庇う
はい
※61…成功
俺はとっさに銃口とノワールを結ぶ線上に身体を投げ出した。しっかりとガードを固めれば大丈夫なはずだ!
ダメージ
(コンマ下一桁×15-耐久力(15)×5-35)÷2
はい
中断します。
スナイパーいない時間帯はハラハラで怖い
連取してるの軒並み低コンマで怖いわ
これ絶対いつかやらかすと思ったからノワールの装備を固めていたんだよなあ
毎度毎度5回も判定あるんだもの
少し進めます。
ダメージ 1
チュイインッ
金属音とともに、弾は弾かれた。軽く衝撃はあるが、この程度ならば問題はない。
だが、俺を目掛け前列にいる男が銃を撃ってきた!避ければ後ろに当たりかねない、ここも受ける以外の選択肢はない!
※30以下で連射銃
5回の判定で最低1回11か00奇数を引き当てる可能性は7%くらい
※単発銃
ダメージ
(コンマ下一桁×15-耐久力(15)×5-35)÷2
うぃーっ
ダメージ 1
弾を受けた衝撃を俺は感じた。しかし、痛みはない。……この鎧、想像以上の代物のようだ。
俺は剣を構える。その後ろから銃声が聞こえた。……カレンか!?
ダメージ
コンマ下一桁×4+知力(11)×4+5
※ダメージ90以上で追加判定
は
せめて半分倒せば戦意喪失判定入るかねぇ
暗黒嵐自体は食らったんでしょ?盲目なのにカウンターされるとはこれいかに
ダメージ
E 61(残りHP119)
「グアッ……気を付けろ、向こうに狙撃手がいる!
隊列組み換えっ、特攻に切り替えろ!!」
前列で被弾した男が叫ぶ。すると雷を食らった4人以外が、一斉に抜刀した。俺を無視して突っ込むつもりか?
「させないっ!」
ヘカテルが一気に踏み込んだ。まだ無傷の二人のうち、一方に斬りかかる!
100-器用さ(10)×7=30以上で成功(コンマ下1、2)
や
か
>>334
食らいながら自棄で撃ったのが来ているとお考え下さい。
2人を潰せば盲目の4人をじっくり料理すればええ
※2発命中
ダメージ
コンマ下1~2一桁×4+筋力(10)×4+10
あ
へい
一撃で半分削ったのもいるから気絶判定かな?
ダメージ
F 148(残りHP32)
※ダメージ半減したACDFで気絶判定
コンマ下1~4で50以上で気絶
はい
やあ
あ
まかせとけ
……何か申し訳ないな
何気に気絶判定でのクリティカル初めてじゃない?
※A、Dは気絶(2ターン後に再始動)
Fは昏倒(実質戦闘不能)
「あがああああっ!!」
ヘカテルの連撃は男の肩口を深く斬った!男は血飛沫を上げながらそのまま倒れる。向こうを見ると、ノワールの雷を食らった4人のうち3人が動けなくなっているようだ。……残りは3人。
「ひ、怯むなっ!」
カレンの銃弾を食らった男が叫ぶ。無傷の男は……
70以上で戦意喪失
へる
a気絶
b死亡
c盲目
d気絶
e軽傷
f昏睡
g無傷
動けるのは2人?
※クリティカル、完全戦意喪失
「あ、あわわわ……」
男はその場に座り込んでいる。……経験が浅いのか、男が座る床には水溜まりのようなものができていた。……未熟なっ。
「どうした?残りは二人。……降伏を推薦するが?」
※15以下か85以上で追加イベント、それ以外でサイファーに攻撃
とうっ
>>353
実質一人だけですね。
数多いと処理ややこしそうだけど頑張って
※サイファーに攻撃
「この……野郎っ!!」
男は剣を振り上げた。……避けてもいいが、受けても問題はないだろう。……どうするか。
1 避ける
2 受ける
※多数決ではありません
器用低いし受けるで。
俺は剣を鎧の手甲で受けると決めた。これで、返しの一撃で終わりだ!
ダメージ
(コンマ下一桁×15-耐久力(15)×5-35)÷2
よう
こりゃあノワールとの絆は深まるわけだ
ダメージ 1
キィィィンッ!!
甲高い金属音が響く。男の剣は鎧に弾かれた。
俺はそれを確認すると、一歩後退し大剣を振るう態勢に入った。この距離なら、恐らくは当たる!
60-器用さ(5)×5=35以上で成功
(接近戦ボーナス)
rip.
※87…成功
ダメージ
コンマ下一桁×4+筋力(10)×4+30
くらえーっ
ダメージ
E 106(残りHP13)
※気絶判定
25以上で気絶(瀕死のためボーナス)
眠
さあ、襲撃犯解体ショーの始まりや
※気絶
俺の剣は男の脇腹を深く抉った。
「あ……が……」
男はそのまま倒れる。残りは盲目になっている奴だけだ。
※20以下で追加イベント
てい
※追加イベントなし
トンッ……
軽く骨を叩くような音が背後から聞こえた。……ランダム?いつの間に……
彼は盲目になった男の首に手刀を当てたらしい。男は気絶したようだ。
「俺の分はなしか、まあさすがの腕だな」
ニッとランダムが笑う。
「いえ、先手を取れてなければ危なかったです。……問題は、こいつら以外にもいる可能性。そして、ノニが奪還された可能性です」
部屋からマニーが出てきた。
「ノニは地下の牢屋にいるはずだっ。至急調べてくれっ!」
俺は頷いて、地下に向かう。……長い長い降下を経て、俺たちは地下三階の牢屋に辿り着いた。
……
01~20 黒服の男たちの死体、そして牢屋には誰もいない
21~50 黒服の男たちが、誰かと戦っている
51~70 ノニが牢屋を出ようとしていた
71~99 ノニは牢屋の中だ
おりゃー
ごめん…
まあ情報与えてないからセーフでしょ
そこには……黒服の男たちの死体が並んでいた。ノニは……牢屋にいない。
「くそっ、奪還されたかっ!!」
しかし、そう遠くまでは行っていないはずだ。となれば、マニーの所に戻り彼を護るのが先決だ。
※10以下で追加イベント
あ
※クリティカル、結局……
キリがいいので休憩。浮き沈みが激しいですが、とりあえずは元に戻りそうです。
地味にノワール死にかけたよね
乙です
必中じゃないこと考えるともう少しノワールの火力何かであげたい気はする
情報漏らす前になんとか出来たから上々な結果かね。ただここから先、会議の場を変える必要も出てきたな。ランダムの間にでも移す?
一応マニーに何かつけられてないかボディチェックも
と言うか賢さが低すぎる
再開は2200です。
その前に一つだけ判定だけ。
※50以上でノニ生け捕り、未満なら射殺
は
夜のコンマ好き(テンプレ
では、再開します。
#######
「すみません……逃げ出した後でした、黒服も皆殺しに……」
マニーの部屋に戻り報告すると、彼は静かに頷いた。
「……聞いたよ。君らが下に降りた時、連絡が入った。だが、会社を出ようとした所で取り巻きどもは射殺できた。
ノニも、捕縛に成功した。さすがに、会社に潜んでいる戦闘員はもうおらんだろう。
ノニ派の連中も念のため拘束した。大分騒ぎになってしまったから、情報統制が難しかろうな……夕刻に記者会見もせねばならん」
俺は安堵した。……人死にが出て安堵してはならないのだが。
「ノニを問い質すのは、後だ。あいつ自身も傷を負っているようだしな……」
※50以上で生き残りが部屋にいる
あ
実質プラマイゼロで1日分の更新使っちゃったのはかなりタイムロスだなー
でもこれでオーディナル家の説得はするまでもなくなったね
※生き残りが転がっている
マニーは部屋の隅に視線を向けた。恐らくはランダムが気絶させた男が、縄で縛られ転がっている。
「……そんなわけで、君だ」
穏やかにマニーが笑う。……俺はそれに冷たい恐怖を感じた。
「君らがノニに雇われた連中というのは分かる。恐らくは三家会談か、その前に私を亡きものにしようとしたのだろう?
じゃあ、何故ノニは私を消そうとした?権力か?それとも……」
マニーはゆっくりと男に近付いた。
01~40 男は静かに笑った
41~85 し、知らねえ!
86~99 ?????????
はーい
よきよき
「は、話す!!話すから、命だけは助けてくれ!
アミールとの共謀だっ!三家会談でイーリスのセシル国王も消す、そのつもりだった!」
「……で??」
※90以上で会話続行
あ
これヴィルエール家も何かされてたりしないかな…
と言ってたらすでに語られてた
「……地上を制圧する、その手筈だった……ファルーダ候は篭絡済み、ズマも地震で混乱させた。
残すは戦力に乏しいトリスと、オルランドゥで手が離せないモリブスだけだったものをっ……」
俺たちは皆、あっと声をあげた。
「ちょっと待て。今何を……」
男はしまったという表情を浮かべた。
※70以下で追加イベント
あいあいさー
※追加イベントなし
「ズマの爆発は、貴様らが起こしたのか!!」
マニーは激昂して、男の脇腹を蹴りあげた。うげぇと胃液を吐き、男は黙り込む。
「洒落になんねえな……国際問題なんてレベルじゃねえぞ。てことは、魔素の増加も貴様らか」
ランダムが冷たい目で男を見下ろす。男は怯えたような表情を浮かべるだけだ。
「……何だそれは?」
「しらばっくれるなよ。あそこには魔素の塊のような鉱石がある。地震を起こしたのもそれだ。……知っててやった……」
「待って。そいつ、本当に知らない」
ノワールが俺を遮った。
「命惜しさにペラペラ喋ってたけど、そいつはそこまでしか知らないよ。
後は、ノニ社長に聞くしかないと思う」
マニーは忌々しげに男を蹴った。
「とにかく、これで三家会談は消えましたね……」
※50以下で何かを発見、51以上でその存在はなし
へいやーっ
あ
出たな妖怪いちたりない
※???発見
俺は、男が蹴られた先に何かあるのに気付いた。……宝玉?
ノワールが手に取る。
……
90-ノワール知力(17)×3=39以上で成功
神のご機嫌取り
これならセシル国王にはシュトロム経由で伝えるだけで十分かな?今日くらいはサイファー達ゆっくり休めるといいな
まあ、会談自体が潰れたのなら殺す理由なくなっちゃったしな
※69…成功
ノワールが焦ったような顔をした。
「まずいよ……これ、ここの音声をどこかに飛ばしてる」
「盗聴機ですか??」
カレンが叫んだ。
「つまり……俺たちの会話は筒抜けってことか?」
ノワールが頷く。
「テルモンに繋がってたらまずいよ。奇襲が効かなくなったと知った連中が、何をしてくるか分からない。
何より、エイリークさんたちが危ない!」
カレンの顔面が蒼白になった。俺は急いで電話を取り出す。
01~30 電話に出ない
31~60 取り込み中だ!
61~99 どうした?
やあ
とりあえず暗闇で包んで音を遮断かね。要塞の時もだけど暗黒魔法って戦闘以外でもかなり役立つよね
ぶっちゃけ音信不通になった時点でやらかしたのは察するだろうから誤差誤差
少し中断。
サイファー達が一度やられたのはこいつらのせいなのだろうか…
まだサイファー達を狙った理由は分からないよね…
どこの国にもスパイはいるだろうしイーリスが動き出したの知って排除にかかったとかかなぁ
『俺だ、どうした?』
電話に出たタキは、至って平静だ。……俺は安堵した。
「アングヴィラで、緊急事態が起こった。今は落ち着いているが……」
宝玉の方を見ると、既にヘカテルが壊していた。これならある程度は話せる。
『緊急事態?』
「ああ。今どこにいる?」
※70以下でテルモン
あ
『テルモンにいる。……随分警戒態勢が酷いな。ああ、お前たちの手配書もあったぞ。
『内乱罪』だそうだ。……喧嘩を売る気満々だな』
「そりゃそうだろう、三家会談で国王を殺すつもりだったんだからな。
大方、俺たちがテルモンに調査に来るのを知って、邪魔になったといったところだろう。
……実は、オーディナル家でクーデタ未遂が起きた。首謀者は当主の娘だ。……そっちと酷似しているな」
タキは「何?」と一声上げた。
『緊急事態とはそういうことか。デュランの死はやはり……』
「裏を取れたわけじゃない。だが、その娘とアミールは組んでいた。
ついでに言うと、ズマの爆弾を仕掛けたのも連中だ。このままそこにいると、何を仕掛けられるか分からんぞ」
※40以上で追加イベント
ねらってこ
※追加イベントあり
『サイファーさん!クーデタって……何のことです??』
聞き覚えのある声が電話の向こうから聞こえてきた。
「マルコか。そういや、お前にとってはアングヴィラは故郷だったな。
平たく言えば、当主のマニー会長が娘のノニ社長の手勢に襲われたってことだ。
俺たちが鎮圧し、今ノニは捕らえられている。相当な騒ぎになってしまったが」
窓から下を見下ろすと、入口の辺りで警察と新聞記者が押し問答を繰り広げている様子が見えた。
ズマの一件が知られれば、恐らくオーディナル家の権威は失墜するだろう。マニー会長に非はなくても、だ。
『……!!そうですか……ちょっと納得が行っちゃいました』
「そう言えば……お前の実家のジャーヴィス家と本家は不仲だったのだな」
『ええ。……大体ノニ社長のせいなんですけどね。うちの兄も大概に癖の強い男なんで、それもありますが。
勝つためなら何でもやる女です。マニー会長のように、和を以て貴しとなす精神なんてない人ですよ。
だから、アミール氏とつながっていたと聞いても、驚きはしましたが意外感はないです』
「そうか。……とにかく、一度集まろう」
……と言っても、どこにするべきだろうか。
1 アングヴィラ
2 ドゥール
3 イーリス
4 ランダムに任せる
5 自由安価
安価下5多数決、考察不要
4
(ランダムの間で酒飲みながら話そうぜ)
前作からみて一族の間のメリットは襲われる可能性が0に近いこと、デメリットは外の情報を全く得られなくなることだけど今はやり取りを聞かれないことの方が重要な気がするので4。一応飛ぶ前に盗聴器の類をつけられてないかだけ確認してから
考察は不要とのことで4とだけ
このままじゃ精神的にもたなくなりそうだし緊張ほぐす意味で4?
では4=ランダムの間に決定します。今日はここまで。
ジェラードの間にも飛べるよねランダムって。もしもの時の避難場所として一応覚えとくべきか。
再開します。
ここだとまだ何か仕掛けられているかもしれない。襲撃はないにしても、安全性は保証されていない。
ドゥールに戻る手ももちろんあるが……さすがに人が多い。
「ランダムさん、どこかいい場所ありませんか?」
ランダムは顎に手を当ててしばし考えた後、「しゃあないな」と言った。
「俺の部屋に連れていってやるよ。20人ぐらいは入れるから、お前ら全員でも大丈夫のはずだ。
……何やかんやで500年ぶりだな、誰か入れるのは」
ランダムは電話を寄越すよう俺に合図した。
「あー、俺だ。エイリークに『俺の部屋に行くから来い』と言っといてくれ。とりあえず来たい奴は全員来ていいぞ。……ああ、お前さん酒はいけるよな?」
『……?特に問題はないですが……』
「なら問題はねえな。……先に行ってるぜ」
電話を俺に返すと、ランダムは空間に歪みを作り出した。
「ランダムさんの部屋って……どこなんですか?」
「第四十八階層だ。……まあ心配すんな、安全は保証されてる。この世のどこよりもな」
彼はにやっと笑った。
##########
【第四十八階層 ランダムの間】
連れてこられた先は、薄暗い洞穴のような所だ。少しだけ肌寒い。
少し先には明かりが見える。ここが「部屋」?
「ワインの温度を安定的にさせるために、あえてこうしてあるんだ。
シデとミドルの結婚式の時に拡張しておいたっきり使う機会がなかったが、まさかこんな時に使うとはな」
俺たちは樽やワインの瓶で一杯の酒蔵を通った。ノワールが「うわあ」と目を輝かせている。
「これ、すっごいよ?聞いたことないお酒ばっかり!……一本持って行っていいですか?」
「おう、いくらでも持ってけ。前時代のデータから俺が作ったのも相当あるぞ。
しかし、お前さんライラの血でも入ってるのか?ジャックの子孫だから飲めるのは分からんでもないが……まだ年端もいかんだろ」
「……あ、一応27ですの。問題はありませんわ。オーディナル家の血も入ってますけど……それがどうかしました?」
「あ、いや。何か凄く納得しちまった。着いたぜ、ここだ」
目の前には大きな扉がある。ランダムがそれを開けると、大きな円卓がある広間があった。
「まー適当に座ってくれ。俺が何か作っておく」
ランダムが向こうに消えていった。
※10以下で追加イベント
ランダムさんほんと好き
本筋とは関係なさそうだけどシデ一行がどんな人たちだったのかとか聞いてみたい。
※追加イベントなし
やがて、タキたちもやってきた。マルコも同行している。
「マルコ君か?アイユーブの所で修業中と聞いたが」
「ええ。サイファーさんたちとは、一度ご一緒したことがありますので。マニー会長もお元気そうで」
「……今日だけで5歳は歳を取った気分だよ」
深い溜め息をマニーがついた。
「ところで、イーリスに連絡をしておいた方がいいのでは?確かまだでしたよね」
ヘカテルの言う通りだ。しかしここから電話は通じ……るな。どうなってんだ、ここは。
俺はシュトロムに電話をかける。
※10以下で追加イベント
ね
※追加イベントなし
『もしもし。どうかしましたか?』
「緊急です。至急、三家会談行きを取り止めて下さい。オーディナル家で、先程クーデタ未遂が起きました。
……聞いているかもしれませんが、スナイダ家のデュラン当主が今朝亡くなったそうです。恐らくは、長兄アミールによる暗殺。
そのアミールと組んで、オーディナル家のMRJ社長、ノニもマニー会長の殺害を企てました。話すと長くなりますが、詳しくは会長から」
俺はマニー会長に電話を渡した。彼はこれまでの経緯を説明している。
その間にランダムが円卓に料理を次々と持ってきた。肉料理が多いが……どれだけの速さで作っているのだろう?人間業ではない。
「……そうだ。……ここにか?」
マニー会長が少し困ったように言った。
「どうしました?」
「いや、ここに来たいとセシルが言ってるらしい。しかし、来る手段など……」
※85以上で追加イベント、ファンブルなし(00奇数だけあり)
あ
ナイス
※追加イベントあり
昼まで中断。
これは後日談で結婚式みたくなった
「……あるのか?いや、どうやって……とにかく来るんだな、分かった」
マニーは電話を切った。
「今からセシル国王が来るそうだ。善後策を話し合いたい、らしい。1日早い『二家会談』だな」
「人が増えるのか。セシル、ってこたあヴィルエール家だな。まあ好都合か」
グラスを並べながらランダムが言う。円卓の中央には、いつの間にかワインをはじめとした酒瓶が並んでいた。
「飲めない奴は葡萄ジュースが用意してあるから、それでやってくれ。……っと、来たようだぜ」
入口の辺りに、空間の歪みができた。そこからセシル国王とシュトロム諜報部長、ベルトラン宰相が出てきた。護衛にはエデル団長……ユリリエもいる。
※50以上で追加人物
はい
ごめん
あーあー
襲撃受けて誰か来られなくなったとかか?
※ファンブル
セシル国王の額には、冷や汗が滲んでいる。
「……すみません、こちらもつい先程問題が発生して……急ぎで来ました」
「陛下、どうしました?」
ベルトランが険しい表情で俺を見た。
「ファルーダ軍が不穏な動きを見せている。軍隊を国境付近へと移し始めた、とな。
本当はここにカミュ王子も同席させる予定だったが、急遽そっちに対応させている。この会談も、できるだけ手短に済ませたい」
「……簡易ゲートの一つが生きていて、しかもここに行きうるのは不幸中の幸いでした。建国時のものだったようですが……」
シュトロムが息をついた。
「簡易ゲート……俺が大昔にアイルにやったやつか。そんなこともあったっけな……」
「とにかく、事態は急を告げています。状況の説明を」
##########
俺とタキ、そしてランダムは現状をセシル国王とマニー会長に手早く、しかし丁寧に説明した。
最大の話題は、やはりスナイダ家のクーデタだった。
「ファルーダ軍が動いたのも、多分アングヴィラでのノニの目論見が失敗したのを受けてだと思います。
アミールがなぜデュラン当主を殺したのか、背景は今だ不明です。ズマの地震を起こしたのはノニの一団ですが、オルディニウムの存在まで知っていたかまでは……」
俺はユリリエの方を向いた。焦燥しきっているようにも見える。
「ユリリエ。お父上が亡くなって辛いとは思うが……一つ聞きたい。アミールとはどんな男だ?」
ユリリエは顔を上げた。
「話したくもねえよ。……あたしが家出した原因だからな」
「どういうことだ?」
※70以上で話す
えい
ちょいずれたかあ
※話さない
「話したくねえっていってんだろ。……だが、一つ言えんのは、やってもおかしくねえってことだよ」
「……そうなのか?私が知るアミール君は、礼儀正しく優秀な男だったが。向上心も強く……そもそも、君は誰だね」
俺はマニー会長に彼女が家出中のアミールの妹だと告げた。彼は目を見開く。
「……!?知らなかったぞ」
「家にはなかった存在扱いだからね。アミールが親父を抱き込んだのかのか知らないけど。
家を継ぐかもしれない奴は放逐する、昔から野心家なんだよ」
「だが、それにしても……クーデタを起こすような男ではないはずだ」
俺はマニー会長を見た。
「だからこその、オルディニウムの指輪なのです。これはその者が善人であっても、邪心を増幅させると聞いています。
アミールが元々野心家であっても、これまでは隠しとおせていた。それを隠さないようになったのはこれが一因かと」
エイリークが頷き、エリスが差し出した電話の画面をセシル国王らに見せた。……まだ、誰も料理と酒には手を出していない。
「そうだ。……それは、人を狂わせる。オルドはあっさりと狂気に走り、余の母ヘルラも自死と精神の分割をもってしか、正気を保てなかった。
余の兄、ベネディクトにもあるいはこの影響があったやもしれん。
……それにしても、剥き出しの鉱石を使っているのに何故普通にできておる?人がこの距離にいたら、周りごと死んでいるはず……」
※97以上で成功、ファンブルは00奇数以外なし
あ
や
露骨にねらってるの一周回ってすこ
コンマの結果にいちいち文句つけんなウザい
別に文句じゃないが。もうコンマに対して潔くなっててそれはそれでええなと
※05…特に手掛かりなし
「それが分かりゃ苦労はしねえよ。てか、分からねえことはまだたくさんある。
……おっと、せっかく作ったんだ。食いながらやってくれや。そういう気分になれねえのは分かるがな」
ランダムが食事と酒を進めた。俺は目の前にあった鶏の唐揚げをかじる。
ぶわっと肉汁が口一杯に拡がった。生姜が効いた下味もいい。
「……!旨いですね」
「そうだろう?暗い気分になって話しても、暗い結果しか生まねえもんだ。
もうちょい肩の力抜こうぜ」
ランダムはワインを一口飲んだ。
……何の話をするか?
1 オルランドゥの話
2 異世界の話
3 ブランドの話
4 対アミールの話
5 その他自由安価
安価下5多数決、考察必要
※国王一行は対ファルーダのため、長居できません。2問目に行けるかは不透明です。
※場合によって、ここでパーティの組み替えを行います。
6に「エチゴとマリオの話」を追加
4
強さだけでも知りたいよね
4 何につけてもオルディニウムは壊さないとね
12の話はもうしてるし3か4だけど
両家の問題になりそうな4
オーディナル家とヴィルエール家なら帝国陣営に関する記録が残ってたりしないもんかな。ジュリアは300年くらい生きたし200年くらい前まではジュリアンと何かしらやりとりしてないかな
ここで中断。パーティ組み替えが発生しますので、ご留意を。
そのままでも行けますが、イーリス・アングヴィラ同盟としてはいくつかに戦力を分散させねばなりません。
プレイアブルはまだ限られてますが、一時的に3人、あるいは2人パーティにした方がいい可能性があります。
その辺りの参考情報が、この後の会話に出ます。
すっかり空気になってる異邦人に関してもそろそろ出てくるか
この場面に全く関係ないけどサイファーは誰とくっつけるべきかな。戦闘スタイルの都合上ノワールは確定として
とりあえずこの後の成長判定次第でしょ。2ミッション分好感度も上がるから恐らくカレン…
少し進めます。
「とりあえず、重要なのはアミールとどう戦うかです。こちらに対する害意は、もはや隠そうとしていない。
暗殺という形ではなく、あからさまに武力でマニー会長を殺そうとしたのも、その表れでしょう。
ですが、彼がどれだけの兵力を有しているかは読めない。テルモン政府は掌握していると見るべきでしょうが……」
マニー会長が頷いた。
「ノニの奴がどうズマに爆弾を仕掛けたかも不明だ。不穏分子はアングヴィラにもまだいると思っている。
イーリスにはファルーダを当て、こちらは内部から掻き回す。とすれば……」
セシル国王が険しい表情を見せた。
「後はモリブスですね。既に手を打っているかもしれませんが、ここを落とされるとオルランドゥの探索など到底不可能になる。
おまけに、オルランドゥ周辺にもオルディニウムの鉱脈がある可能性があるのでしょう?アミールの指輪の一件と合わせると、かなり危険な予感がします」
「だな。だからモリブスの支援と協力要請を誰かがやる必要がある。
それと、『穴』だ。越後の件がこれとどこまで絡んでいるかは知らない。この調査も、できたらやっておきたい」
ランダムはナイフとフォークで肉を切り分け、それを放り込んで言った。目付きはこれまでになく鋭く、真剣だ。
「つまりは、こういうことですか。戦力は4つに分ける必要がある。
ファルーダ軍への対応と、アングヴィラ内部とズマの調査。モリブスへの説得工作、そして『穴』の再調査」
ランダムとエイリークが頷いた。
……俺は。
1 ファルーダ戦に向かう
2 アングヴィラとズマの調査をする
3 モリブスの説得工作を行う
4 「穴」を再調査する
5 その他自由安価
※安価下7多数決、考察必要
上げます。
3 高い魅力を活かせそうだから
現在の戦力と行き先の重要度で考えるべきか。現象最強なのは滝だから一番重要などころには滝(+α)になるかな
安価下
とりあえず戦力は組み替えるみたいだし「サイファー一行」じゃなくて「サイファー」がどこに行くべきかで考察か
>>467
その理解で大丈夫です。
サイファーの行き先決定→誰を連れていくかになります。
選ばれなかった何人かはマニーなりセシルなりが決めてしまう場合もあります。
イーリスのモリブスとの関係ってどうだったっけ
安価下
実質的に庇わなきゃならないノワールと依存対象が傾きかけてるカレンはサイファーとセットで考えるべき状態になってる感あるなぁ…
4つの戦力に分けられる人員はサイファー、ヘカテル、ノワール、カレン、滝、ユリリエ、エリック(エイリーク)、ランダム、マルコ、セシル、マニー、シュトロム、ベルトラン、エデルの14人かな?
カミュはすでにファルーダの対応中と。
ファルーダ→騎士団としてヘカテルを向かわせる?
アングヴィラ&ズマ→ズマはイーリスとの関係が微妙みたいなのでここはランダム+数人といったところか
モリブス→イーリスとは友好的みたいだからサイファーが行くならここかな?
穴→冒険者狩りは相当の手練れの様なのでこちらがぶつけるなら滝やエイリーク等のメイン戦力か
>>472
ブランドも
あとエリスと沢田もいるかな
とりま>>473考察にしてモリブスに1票
>>474感謝です。
たぶんまだ全員じゃないと思うので、この人忘れてるよとかあっあら指摘お願いします。
ノワールは今回は多分サイファーと切り離すだけの理由がないからまとめて考えると仮定してノワールをどこに向けるべきかで考えてみたけど
ノニが裏切ってたみたいにモリブス説得しようとしたら既に敵の手に堕ちてましたって可能性を捨て切れないのでノワールを嘘発見器としてモリブスに送りたい。3
どうでもいいけどさすがにセシルとマニーは戦力外かと。国のこともあるんだ
パズルみたいに組み合わせて行くとサイファーはモリブスに送らざるを得ない気がする。アングヴィラと迷ったけどそっちはエリスでいいかな
モリブス行きで決定します。今日はここまで。
>>472
セシルやベルトラン、エデル、マニーは除外です。
沢田とブランド、エリス、レイラが代わりに入ります。
乙
他の人たちも振り分けるなら明日の朝までで安価出してもいい気がするけど
>>482
上にあるように、何人かは固定ですのでそれの上で余りを決める、ですかね。
成長判定の入るタイミングはいつ?
>>484
振り分け決定後+αぐらいのタイミングですね。
火蓮の好感度が150行くとめんどくさいことになると思います。
まあ150行く確率は5割か。あと3か4か5のゾロ目
少し進めます。
割り振りタァイムね
「モリブスには俺が向かいます。ベーレン候に話をつけるなら、事情に詳しい国王の名代が必要だ。それに、ブレイズ……でしたか。『一族』の一人も、そこにいるかもしれないんでしょう?」
「そうだな。余も貴様が行くことに異論はない。そうなると、ブレイズに話を付けやすい奴も必要だな。
余が行ってもいいが、パーシャが表の時だと面倒だ。『穴』の探索に、余は回るつもりだ。となると……」
ランダムが肉を頬張りながら言う。
「俺か?……モリブスまで連れていくならいいが、個人的にはズマの調査を続けたいんだよな」
うーんとランダムが唸った。……誰を連れていこうか。
※ブレイズと会ったときにスムーズに行きそうな人物を1人以上選んでください。
ブレイズに会えるとは限りませんが、彼に縁のある存在はいます。
※とりあえず1~2人選んで、後で残りを追加はできます。
※あまり適当でない人物を選ぶと拒否される可能性があります。
適当であっても、別の場所に強い動機がある人物だと断られるかもしれません。
※1300ぐらいまでの多数決、最低3票の得票が必要です。
ノワールじゃない?隠密で動いてるフローラ、マリーンを気配察知で(他の面子よりは)探せそうなのと精神感応もちで何かとブレイズとのやりとりがスムーズになりそうなのと
モリブスの説得でも役に立つのもある
一応それぞれの状況をまとめます。
・ノワール
特に拘りはないですが、サイファーと離すなら正当な理由がないと好感度が落ちます。交際直前ぐらいまで来ているためです。相手の心がある程度読めます。
・ヘカテル
特に拘りはないですが、軍事関連の方が望ましいかもです。好感度は下がる可能性があります。
・火蓮
依存対象がいないと使えなくなるかもしれません。つまり、サイファーか滝とセットで使わないといけません。
成長判定で好感度が150以上になると……
ブレイズが覚えているかもしれません。
・ユリリエ
特に拘りはないようです。カミュから逃げたいと思ってるかもしれません。(かなりの低確率で逆にくっつきかけているかもしれません)
シデの子孫であり、スナイダ家の人間であるというのはかなりのアドバンテージです。
・マルコ
商業ルートの確保と安全という意味でモリブスに行く動機はあります。アングヴィラに残す選択肢も有力です。
・滝
越後捕縛が最優先事項です。彼がいそうなのは……?
モリブスには来ないでしょう。バランス的にも。ブレイズが覚えているかもしれませんが。
・レイラ
滝とセットです。
・沢田
滝とセットを希望してますが、軍事行動は可です。
・ブランド
自分の手掛かりになりそうなものがある場所を希望しています。
ブレイズに会わせることで、劇的な変化が起きるかもしれません。
・エリス
戦場はNG。サイファーと一緒だと内心は嬉しいのですが……。情報収集能力ならピカイチです。
・カミュ
ファルーダ戦の準備中です。
あ、シュトロムも除外ね。まあそりゃそうか
なお、現パーティ以外のプレイアブルの強さです。
・ユリリエ
最初のパラメータから少しだけ強くなっています。劣化火蓮でしょうか。育つと…
・マルコ
あまり強くはありません。何か持っているかもしれません。
・滝
チートです(素の平均が18)。
・レイラ
回復特化型。脆いです。
・沢田
強くはありません。ただし…
・ブランド
防御は紙ですが、装備がとにかく強いので、ノワール並に頼りになるかもしれません。覚醒すると…
・エリス
使い勝手のいいオールマイティです。隠密からの高倍率クリティカルが売りです。
・カミュ
高い平均値と強烈な装備があります。
・アングヴィラ&ズマ
ランダム…ズマの調査
エリス…調査に長けていそう
ブランド…ナージャと会えるかもしれない。まあこっちで手がかりなかったらモリブスに飛ぶなり送ってもらうなり
・モリブス
サイファー…多数決の考察の通り
ノワール…現状セットにせざるを得ないのと気配察知、精神感応の有用性から
・イーリス
ヘカテル…騎士団として加勢
ユリリエ…同上
カミュ…固定
・穴
エイリーク…固定
ここまで考えてみた
滝とレイラと沢田がセットとなるとどこに割り振っても4人以上になっちゃうからここにカレンを足すのは偏りすぎるかな。サイファーとセットになりそう。ブレイズが覚えてるかもしれないというメリットもあるからいい気はしてるけども。
あ、ユリリエは軍事の方か。失礼
>>494
パーティの4人縛りはサイファーだけですのでお気になさらず。
ブランドは臨機応変に場所移ってもらってもよさそうだな
エイリークはアングヴィラにも飛べる(前作で描写あり)から穴に専念しつつも何かあったら駆けつけるということは出来そう、パーシャに戻った時が怖いから滝の一行をつけるか。
なんかみんなが全体の割り振り議論してたから本来の安価を忘れてたわ
ブレイズとスムーズにって意味ではノワールとカレン、それとは別にモリブスに行く動機があるマルコは保留で
上げます。
魅力と能力をいかせるノワールと異世界人と言うことでカレンで。滝だけでもインチキなのにカレン+それぞれの場所に固定の人たちも加わるとなると戦力過剰感凄いので
人数1人分空いてるなら連れてってくださいよとかヘカテルが言い出しそうだし埋める意味でマルコかブランドあたり…?
まあ妥当な選択になったかなあ。沢田を滝から離す理由特にないしなあ。
では、3票以上あるノワールと火蓮は確定とします。あと一枠をどうするかはこの後の展開次第で(ブランドかマルコになりそうですが)。
なお、その他の割り振りはご意見を参考にします。
再開は夕方か夜。
再開します。
「……とりあえず、ノワールは連れて行こうと思います。
オルランドゥの関係者でもありますし、もしモリブスでオルランドゥ関連の情報が入ったら、彼女が役に立つでしょう。
何より、彼女は心が読めます。交渉ごとにおいては、何よりも頼りになる。……今までも、助けられてきましたからね」
ノワールを見ると、嬉しそうに頷いた。
「それと、カレンも必要かと。ブレイズにもし会ったなら、彼女のことを覚えているかもしれない。
異世界関連の話が出たならば、彼女の力が必要になる気もします」
カレンは頬を赤くした。……そういう場面だろうか。
「そうか、妹を頼むぞ。……俺は、一度イーリスに戻る。
血の臭いがする場所に、あいつが現れないとは思えないからな」
タキは静かに言った。酒にはほとんど手を付けていない様子だ。
「じゃあ、サワダも連れていくのか」
「そうなるな。それとレイラには後方支援をお願いするつもりだ。
戦場では腕のいい衛生兵は極めて貴重で重要だ。彼女なら、軍医として申し分ない」
「となると、アングヴィラとズマの調査は誰がやるんだ?俺以外だと……」
エリスはワインを一口口にすると、すっと手を挙げた。
「私がやるわ。まだ、任務は終わっていないから。……そうですよね、シュトロム部長」
シュトロムは満足そうに微笑む。
「さすがはエリス・マクガイア。それでこそ我が諜報部のエースです。期待していますよ」
「で、後はどうするんだ?このまま国に帰っても仕方ないだろうが……」
※残り4人(ユリリエ、マルコ、ブランド、ヘカテル)の処遇を決めます。
モリブスに連れていく一人を決定します。
安価下7多数決、考察ありです。
※選ばれなかった残りの処遇は筆者が決定しますが、上の記述(どこに行けるか)が参考になるでしょう。
「穴」には誰かしら行ってもらうことになります。
なお、「誰も連れて行かない」という選択肢もありです。
この場合、モリブスで加入するプレイアブルがいるかもしれません。(場合によってはとても強力な)
0000までの多数決に変更します。
ユリリエ
今までもスナイダ家のことでわりといたらよかった場面がいくつかあるし、むしろこれからの方が多くなるだろうから。
ブランドは携帯持ってるんだっけ?持ってないなら資金に余裕あるみたいだし買ってあげて、ブレイズを見つけたら呼ぼう
モリブスとの交渉において一番効果あるのはやっぱりユリリエかなぁ。御三家の子孫ってだけでかなり有利に進められるかと。
あと個人的にシデの子孫は成長したらなんだかすごいことになりそうというのもある
なお、得票3票以上ない場合は再投票になります。
ユリリエ理由は上二人と似たようなもん
連れて行かない
戦闘面では既に戦力は十分そうだし、加入プレイアブルを見たいというのもある
モリブス説得にユリリエはいらないだろ。ユリリエはどちらかというとスナイダ家に突撃する時じゃないのか。なによりカレンと役割被るの痛いかと
マルコで。本来の目的あるし
ただでさえ好感度周りがやばいことになりそうなのに女追加はちょっと問題ありかなぁ…
マルコ連れてった方がいいと思う。アイユーブとかかわってたならモリブスにも詳しいだろうから
このままだとユリリエになりそうなので、マルコに1票。今必要とされてるのは今はコネではないかな。それに直接プレーンウォークでモリブスまで飛ばしてくれるだろうから道中の心配もする必要ないと思う。
あくまでモリブスの説得に誰を連れていくかで考えるべきかなーと思う。別に最終メンバーが固定されるわけでもないから今急いでユリリエにする必要はないんじゃ。
安価は下で。
マルコ
モリブスそこそこ広かった記憶あるし車運転できるのならばアドバンテージでかい、ノワールも疲れないしで
マルコになった所で今日は終わりかな?
ですね。ではマルコで決定します。
今日はここまで。
少し進めます。
「そうですね……マルコ、確かアイユーブ商会の本社はモリブスだったな」
「あっ、はい。土地勘はありますよ。戻れるなら、アイユーブさんと色々話もしたいですけど」
「そうか、なら決まりだ。……マルコに行ってもらいます。現地のコネも活用できるかもしれない」
マニー会長は口を拭って頷いた。
「そうか、マルコ君なら心強かろう。頼むぞ」
「あと、ヘカテル。お前はどうする?」
ヘカテルは気落ちしていたような表情をしていたが、俺の呼び掛けにはっとしてこちらを向いた。
「はっ、はい!何でしょう」
「らしくないな、どこに行くつもりかと、サイファーは訊いているんだが」
エデル団長が渋い顔でヘカテルを見た。
「私は……対ファルーダの前線に向かいます。ユリリエさんは?」
「あたしか??……」
※95以上で追加イベント、ファンブルなし
はい
※追加イベントなし
「あたしは、『穴』に行こうと思ってる。あの糞兄貴が、何をやらかしてるのか。……あたしには知っておく必要がある。
エイリークさん、だっけ?この人と一緒なら安心だろうしな」
ユリリエは真剣な表情でエイリークを見た。
「あまり頼りにされ過ぎると怖いが、貴様ならパーシャが表に出てもある程度は守れそうだ。賢明な判断だな」
全員の視線が一斉にブランドに向かった。彼は「俺っすか?」と言うと、しばらく考え込む。
無言の時間が暫し流れた後、彼は口を開いた。
「……俺は、アングヴィラに残ります。俺と同じような宝石を持つ人、いるんでしょう?一度会ってみたいんです」
ブランドは揺るがぬ視線で言った。お茶らけているようだが、根っこの部分は堅いようだ。
「……これで決まりましたね。連絡はこまめに取り合いましょう。……」
※60以上でアイテム入手、80以上で追加アイテムあり
あ
※小ファンブル、通信障害が出始めている
一時中断。少し進めた後に成長判定です。(ヘカテル分もやります)
「……ただ、ズマの地震以降通信障害が出始めているようです。何か関係が?」
ランダムが少し考え、口を開いた。
「多分、魔素のせいだな。あまりに濃すぎてアンバライトの吸収する魔素量が過大になってる。特にズマとアングヴィラはそうなってるな。
モリブスもオルランドゥが近いから気を付けてくれ。何かあった際、連絡できないのはヤバいが……」
「少々厄介ですな。ともあれ、これで当座のことは決まりましたか。
ともあれセシル国王、ファルーダにはお気をつけなされよ」
※70以上で追加情報、ファンブルなし
えい
※追加情報あり
「……無論分かっています」
席を立った国王に、マニー会長は真っ直ぐな視線を向ける。
「ワシル・ロマーヌ大将が動いているそうですぞ」
俺はその言葉を聞いて、背筋が凍る思いがした。「軍神ワシル」。マリオの前の、十種競技王者だ。
北方の蛮族制圧に功があり、異邦人来襲の際も自ら先頭に立って撃破した男だ。歳の頃はまだ35。若くして隠居状態と聞いていたが……。
「その話は、本当ですか」
「間違いありませんな。ファルーダの友人がそういう動きがあると」
セシル国王の表情が、さらに強張った。
「……気を付けます。では、また近いうちに」
※ミッション「ランダムを探せ」「エイリークを探せ」を達成しました。
※ミッション「モリブスを味方につけよ」が発生しました。(モリブスイベントがある程度収束した時点で達成とします)
成長判定を行います。サイファーから入ります。
HP コンマ下÷2上昇(10以下は再判定)
うい
成長ポイントを決めます。
01~20 6ポイント
21~40 7ポイント
41~60 8ポイント
61~80 9ポイント
81~99 10ポイント
あ
10ポイントを振り分けて下さい。
(10以上は2ポイント以上必要、15以上は3ポイント必要)
魅力に6p、筋力に4p
>>535
異論が出そうなので一応。
その割り振りにする理由を簡単に教えて頂けますか?
1405までに説明がない場合は別の方にします。
そんなにおかしいかな?聖騎士のスキルは筋力でも覚えるのと、好感度イベントが危ういから魅力に振るのも悪くはない気がするけど。鎧引いて耐久はしばらく平気そうだし
あ、俺は>>535とは別人なので一応
つーか筋力に6ポイントは無理だよ
10は2ポイント使うから奇数ポイントになるはず
再割り振りします。
>>538
仰ることは分かりますが、さすがにここで魅力に6pは極端ですね。
あと、優先するべきパラメータは別にあるかと。
安価ずらすなら魅力3、耐久1、残り1はもちこしで
え、スキル目当てで魅力に振るのはダメなのか。説得なら一番優先されるべきパラメータかと思ったんだけど。15でスキルも覚えるだろうし
じゃあ安価ずらしてください。すいません
耐久に8ポイント、魅力に1ポイント
>>543
魅力は18にならないと強力スキルにはなりません。前作のスキル(一日一回だけ強制成功)でいいというなら止めませんが。
>>545
魅力は2pと理解しました。了解です。
ヘカテルからは夜にでも。
しかし、器用さ上げないんですね……意外です。
魅力って戦闘で腐るし
基本ライフで受ける人だし器用に振るのはどうなの?メイン火力はノワールだしスキルも覚えないしで割りに合わない気がするけど
>>550
シンプルに攻撃が当たらないですからね、現状だと。
シデのように接近戦のキャラでもないので、肉壁と割り切るのでないならある程度器用さは必要です。
耐久力18、20で化けますが。
(肉壁と割り切るつもりでいたわ…)
サイファー(33歳、聖騎士)
HP 108+70(178)
筋力 6+4(10)
知力 8+1(9)
器用さ 4+1(5)
賢さ 10+1(11)
耐久力 14+5(19)
魅力 13+1(14)
コンマ修正 10
ダメージ修正 40
ダメージ軽減 65
【技能】
・簡易治癒……
1ターン使ってコンマ下一桁×2回復
・かばう……
任意の相手のダメージを肩代わりする、自身へのダメージ半減
・フロントガード……
攻撃しない代わりに前列への物理ダメージ4分の1
・バックガード
攻撃しない代わりに後列への物理ダメージ4分の1
・カウンター
回避クリティカルの際のカウンターダメージが強制2倍ダメージ
【装備】
・玉鋼の大剣
ダメージ修整 15
・重鎧「黒糸威胴丸具足」
HP+40、腕力、耐久力+3、ダメージ修正10、ダメージ軽減40
・魔翌力糸の革靴
HP+10、ダメージ軽減10
・工芸師フィオナの指輪
コンマ修整10、HP+20、ダメージ修整15、ダメージ軽減15、全パラメーター+1
成長判定、ヘカテルです。
HP コンマ下÷2上昇(10以下は再判定)
や
ずれるならはい
>>555を採用します。
成長ポイントを決めます。
01~20 6ポイント
21~40 7ポイント
41~60 8ポイント
61~80 9ポイント
81~99 10ポイント
どうでもいいことなのかもしれないけど腕力なのか筋力なのかはっきりしないよね
9ポイントを振り分けて下さい。
(10以上は2ポイント以上必要、15以上は3ポイント必要)
器用2知力4耐久1
ヘカテル (21歳、剣士)(持ち越し1p)
HP 132+5(137)
腕力 10
知力 8
器用さ 12
賢さ 9
耐久力 9
魅力 7
好感度 117
ダメージ修整 20
ダメージ軽減 15
【技能】
・溜める
1ターン消費し2倍ダメージ
・二段斬り
1戦闘につき1回だけ2回攻撃
(器用さ15で制限撤廃)
【装備】
・ミスリル鋼の鎧・剣
ダメージ修整10、ダメージ軽減10
・ミスリル糸のブーツ
ダメージ軽減5
・牙の指輪
ダメージ修正10
離脱したため好感度上昇はなしです。
ノワール以下は夜。
ハーレムってサイファーよりノワールの精神が参りそう
再開します。
成長判定、ノワールです。
HP コンマ下÷3上昇(10以下は再判定)
はい
成長ポイントを決めます。
01~20 6ポイント
21~40 7ポイント
41~60 8ポイント
61~80 9ポイント
81~99 10ポイント
あ
8ポイントを振り分けて下さい。
(10以上は2ポイント以上必要、15以上は3ポイント必要)
魅力3上げる。知力とかは中盤以降技解禁されてからでいいかなと
好感度 ゾロ目のみ上昇
やー
・ノワール(27歳、スペルマスター) (持ち越し1P)
HP 60+55(115)
筋力 1+1(2)
知力 16+1(17)
器用さ 2+2(4)
賢さ 12+3(15)
耐久力 2+1(3)
魅力 16+2(18)
好感度 155
コンマ修正 10
ダメージ修正 30
ダメージ軽減 50
※成長判定時、HPの上昇がコンマ下÷6
※筋力、器用さ、耐久力の上昇には通常のポイント+1必要
【技能】
・暗黒嵐
同時5体まで攻撃可能、ヒットで相手を盲目化
・高速治癒
1ターン使ってコンマ下一桁×5+知力(現在15)分回復
・敵感知
周辺の敵を感知
・精神感応
言葉が通じにくい相手と初歩的な会話が可能
・肉体増強
戦闘中のみ使用可能、一時的にHP+30耐久力+3、自分には使えない
・破邪術
アンデッド系相手に乗数+2
・魅惑の眼差し
魅力関連で一日一度だけ強制成功
※その他、隠密魔法など各種基礎魔法
【装備】
・ミスリルのワンド
ダメージ修整5
・魔力糸の服
ダメージ軽減15、器用さ、魅力+1
・「僧侶シンシアの帽子」
HP+15、賢さ+2、ダメージ軽減10
・工芸師フィオナの指輪
コンマ修整10、HP+20、ダメージ修整15、ダメージ軽減15、全パラメーター+1
・加護の指輪
HP+20、ダメージ修整10、ダメージ軽減10
成長判定、カレンです。
HP コンマ下÷2上昇(10以下は再判定)
えい
成長ポイントを決めます。
01~20 6ポイント
21~40 7ポイント
41~60 8ポイント
61~80 9ポイント
81~99 10ポイント
たあ
10ポイントを振り分けて下さい。
(10以上は2ポイント以上必要、15以上は3ポイント必要)
器用1耐久4筋力1
失礼しました、持ち越し含め11pです。
じゃあ器用2耐久4で
カレンって銃撃時筋力使ってたっけ?
好感度 コンマ下一桁×2上昇
はあーい
>>579
使わないですね。知力依存です。
接近戦の二刀流があるので無意味ではないです。
145かぁ…危ないなあ…
これ女入れてたら好感度管理やばいことになってただろうなー()
おぉぉ…知力依存か…ステ振り大変なキャラだね
山田火蓮(24歳、狙撃兵・工作兵)
HP 150
筋力 10
知力 11
賢さ 10
器用さ 16
耐久力 10
魅力 9
好感度 145
ダメージ補正 15
ダメージ軽減 10
【技能】
・二刀流(近接のみ)
1ターン2回攻撃、命中にはペナルティあり
・連射(遠距離のみ)
クリティカル時に継続率40%で次の攻撃が可能
・隠密行動
1ターン使って戦線離脱、次の攻撃が必中
・急所狙い
クリティカル倍率×3
・集中(new)
狙撃時クリティカル確率がダメージ判定時80以上で発生
連射時のクリティカルは通常通り
(進行に伴い性能向上あり)
【装備】
・レミントンM24
ダメージ修整15(クリティカル時一撃死の可能性あり)、狙撃時のみ使用可能
・チタニウム合金ダガー×2
ダメージ修整15
・ケプラージャケット
ダメージ軽減10
最後に、マルコの好感度を決めます。
コンマ下+10(下限50、上限145)
あ
カレンの計算間違ってなければ器用で5pt耐久で4ptだから2pt持ち越しだよね
>>589
10にするので2p、15にするので3pなので5+6=11pで合っているはずです。
サイファーの人望すごい
マルコ(21歳、商人)
筋力 4
知力 10
器用さ 6
賢さ 7
耐久力 4
魅力 10
好感度 105
(技能)
・鑑定
持ち物を鑑定できる(ノワールと同一)
・口車
戦闘開始時に時間を稼ぐことが場合によって可能、魔物相手は不可
・爆薬知識
後衛から爆弾攻撃をした場合ダメージ×1.5
(装備)
特になし
ただし、携帯型簡易爆弾(ダメージ コンマ下一桁×5+50、3体まで複数攻撃)を5個保有
~からじゃなくて、~にするのに必要なのか。勘違いしてましたすみません
マルコの年齢は20歳でした。訂正します。
###########
セシル国王の一行が抜けると、誰からともなく深いため息が聞こえた。
戦争、か。小競り合いはこれまでもなくはなかったが、本格的な戦争というと100年以上なかったことだ。
「厄介なことになってきたな。ワシルは個としても指揮官としても類まれな男と聞く。
いかにカミュ君が優秀であろうと、太刀打ちできるだろうか……」
「その辺りはタキが何とかするでしょう。私の見るところ、彼もまた相当な男です。
彼が対ファルーダ戦に赴くなら、ワシルを相手にしても少なくとも引けを取ることはないかと」
俺はタキを見た。彼は静かにワインを飲んでいる。
「ここを出たら、陸路で向かうのか」
「そのつもりだ。だから、今度こそ正真正銘、しばしの別れだな」
カレンが心配そうにタキを見る。それに気付いた彼が、ふっと笑った。
「心配するな。越後ならともかく、その他の相手に後れを取ることはあるまいよ。
お前はお前で、自分の仕事をしろ。それに、一人ではないのだろう」
「……そうですね」
カレンは頷くと、ちらりと俺の方を見た。信頼されているのはありがたい。
……だが、向けられている感情は好意なのか、それとも形を変えた依存心なのか。
俺も彼女を嫌いでは決してない。外見だけで言えば、相当な好みだ。
だが、恋愛関係になっていいものだろうか。……ノワールの件すら決着がついていないというのに。
「それにしても、料理があまりまくったな。まあ、あの会話の内容じゃしゃあないんだが。
しばらくこのメンツで集まることもないんだろう?じゃあ、いっちょぱーっとやっちまおうぜ」
ランダムは努めて明るく振舞い、どこから取り出したのかいくつもの酒瓶をテーブルに並べた。
時間は夕刻に近い時間になっていた。……今から酒宴だとしても、不自然ではないか。
「そうですね。……じゃあ、皆、グラスを持ってくれ」
俺もできるだけの笑顔で、赤ワインの入ったグラスを持った。皆、思い思いの飲み物の入ったグラスを掲げる。
「……作戦の成功と、再会を願って。乾杯!!」
※いくつかイベント判定を行います。00奇数以外のファンブルはなしです。
・ブランド関連(95以上、コンマ下)
・ナージャ関連(85以上、コンマ下2)
・アングヴィラ関連(10以下、コンマ下3)
・ノワール関連(35以上、コンマ下4、ドゥールに戻ってから発生)
・カレン関連(80以上、コンマ下5、ドゥールに戻ってから発生、ノワール関連が発生した場合はなし)
・マニー関連(50以上、コンマ下6)
あ
か
へい
あ
ね
カレンゾロ目だけどどうなっちゃうの…
哀れカレン
※まとめます。
・ブランド関連 55クリティカルのため、少し進展あり
・ナージャ関連 登場せず
・アングヴィラ関連 襲撃はなし
・ノワール関連 ドゥール帰還後にノワール特殊イベント
・カレン関連 99クリティカル、ノワールのイベント次第で動きあり(マイナスではない)
・マニー関連 餞別なし
コンマ神が二股を応援している
マルコはHPないのかな?
#########
酒宴は表面上は穏やかに進んだ。娘を捕まえざるを得なくなったマニー会長に対しては、どこか腫物を触るような扱いだったが。
当のマニー会長は「気を使ってくれるな」と苦笑していたが、恐らくノニの処刑は免れまい。
それを決めるのはアングヴィラの法曹であるとしても、彼女を捕まえたのはマニーの私兵だから心中察するに余りあることだ。
「だが、これでオーディナル本家の血筋は絶えそうだな。……500年の歴史上、初めてか」
マニー会長は寂しそうに笑う。オーディナル家は、比較的多産の家系だった。
縁戚関係を広げることで商売を上手くやってきたという側面もある。
だが、ノニ社長は40手前。仮に処刑がなかったとしても、もう子供を産むにはかなり遅い年齢ではあった。
「養子をもらうって考えはねえのか?そこのマルコとか」
ランダムに話を振られ、マルコが「ぼ、僕ですか??」と慌てた。
「おお、君がいたか。確かに、マルコ君なら申し分ない。考えてはくれんかね」
「いや、修行中の身ですので……あれ?」
マルコがブランドの方を見た。いや、正確には「ブランドの宝石」だ。
「……ん、どうした?」
ブランドは隣の席のヘカテルに話を振ろうとしては短い会話に終わり、所在無げにしていた。
俺の目から見ると、大した変化がないようにも見えるが……。
90-ノワール知力(17)×4=22以上で成功
あ
はい
>>605
訂正します。
マルコ(21歳、商人)
HP 60
筋力 4
知力 10
器用さ 6
賢さ 7
耐久力 4
魅力 10
好感度 105
(技能)
・鑑定
持ち物を鑑定できる(ノワールと同一)
・口車
戦闘開始時に時間を稼ぐことが場合によって可能、魔物相手は不可
・爆薬知識
後衛から爆弾攻撃をした場合ダメージ×1.5
(装備)
特になし
ただし、携帯型簡易爆弾(ダメージ コンマ下一桁×5+50、3体まで複数攻撃)を5個保有
※クリティカル
「……!!確かに少し変だよ!?宝石から感じられる魔力が、ほんの少しだけ攻撃的になってる」
「攻撃的?何だそれは、宝石自体に意思があるようにも……」
「だから多分そうなんだよ。あの宝石自体、どこか感情がある。
それがブランド君の感情なのか、逆に宝石の感情がブランド君に影響しているのかは分からない。
でも確実に言えるのは、あれにはあれの人格がある、ってこと」
それを聞いていたランダムが「本当か?」と鋭い目線で言ってきた。俺とブランドの席は少し遠い。多分、会話は聞こえていない。
「マルコもそれを感じ取ったってわけか」
「いや、僕のは違和感に過ぎないんですけどね。感情とか、そこまで読めたわけじゃないです。
でも、意識を持つ宝石なんて、見たことも聞いたことも……」
※70以上でイベント続行、ファンブルなし
えい
ありゃー
※追加情報はなし
「俺もそんなのは知らねえなあ。……ブランド兄の意識なのかもしれねえが。
だが、それをどうやって表に出すのかは、分からねえままだな」
俺は席替えを提唱した。多分、ブランドにとってはノワールの方が話しやすいだろう。
記憶を失っていたというが、どうも色々な話を総合すると、彼は少し他者との交流に慣れてないのかもしれない。
実際、ノワールと話し始めると「違和感が消えましたね」とマルコが言った。
ブランドはアングヴィラに残る。何かきっかけがあればいいんだが。
##########
少し中断します。
あと、明後日までにwikiを作る方針です。
とりあえず地図だけ作ってみましたが、整合性を取るのが大変です…
########
酒宴という名の解散会は、そう遅くない時間帯に終わった。
皆気になることが多いからか、深酒するような奴はほぼいなかった。
途中でパーシャに戻ったエイリークが騒ぎかけたので、無理やり飲ませて潰したくらいだろうか。
「エイリークには後で詫びを言わなきゃな」とはランダムの弁だ。
アングヴィラには、予定通りエリスとブランドが残ることになった。
俺たちはというと、明日朝ランダムがドゥールに来て、モリブスに連れて行ってもらう手筈になっている。
「じゃあ……またな」
「そうね。……あんた、少し変わった?」
エリスに言われて、俺は少し焦った。心当たりがないとは言わない。
「そうかもな。無駄にお茶らけることは、もうやめたんだ。そういう年でもないだろう」
ふうんとエリスが笑った。
「そうかしら?まあでも……前に会った時よりずっと落ち着いたかもね。
あんなにちゃんとリーダーできているなんて、意外だった」
※50以上で追加イベント
あ
や
ノワールイベントになったら本気出すわ
※追加イベントなし
「人間変わるもんだ、ってことでいいだろ。
……じゃあな。無事でいろよ」
「あんたもね。じゃあまた」
ランダムが作り出した空間の歪みに、エリスは消えていった。
「……行っちゃったね。もう少し話したかった?」
後ろから急に声をかけられ、俺は軽くビクッとした。
「いんや。だが、あいつはずっとこのまま仕事一筋なんかな、と軽く思ったくらいだ」
「そっか。……明日からだね、モリブス。少し懐かしいかも」
ノワールが言った。
「そういや、オルランドゥからだとモリブスは近いな。街道からして、必ず通るし……何年ぶりだ?」
「うーん……15年ぶりぐらいかな。私が本当にちっちゃかったころ。
その頃はファルーダとの関係がそこまで悪くなかったから、ファルーダ経由で来たんだよね」
ノワールが遠い目をした。
「私は行ったことないですけど……どんなところなんですか?」
カレンがノワールに訊く。
「少し蒸し暑くて、辛い料理が多くて、人も多い街かな。
フルーツ類は多いよ。生ものも、干したものも」
「……私も行きたかったです」
しょんぼりしながらヘカテルが言った。俺は苦笑する。
「まあ、仕方ない。モリブスに行く機会なんて、そのうちできるさ。
気を落とす必要はねえぞ」
ヘカテルはまだ肩を落としたままだ。
「とにかく、亜熱帯というかあの辺りの気候なんですね。イメージはできました」
カレンが「よしっ」と気合を入れていた。どうも、向こうにも似たような地域があるらしい。
###############3
睡魔が激しいので今日はここまで。
明日ノワールイベントをやります。
乙
明日は参加できないから他の人がんばれ
少し進めます。
ドゥールに戻ると、既に辺りは暗くなっていた。
ここから先は自由行動だ。それぞれ、好きなように過ごしていいということになっている。
ヘカテルは「最後にあのスイーツをもう一度食べに行きます」と、パーシャとユリリエを誘って街に繰り出していった。よく考えれば、あの3人は歳が近いのだったな。
マルコも街に出た。こちらは「今後のための市場調査ですね」とのことだ。
タキたちはレイラ邸に残った。レイラと今後について話し合うという。カレンもそっちだ。
俺はというと……
1 レイラ邸に残る
2 街に出る
※多数決ではありません。考察不要
※イベントの中身が多少変わるだけです
1
俺はレイラ邸に残ることにした。少々、アングヴィラでの一件で疲れているらしい。明日に備え、少し寝ておくのが正解だろう。
そういえば、ノワールも「今日はもう寝るね」と寝室に消えていった。体力に不安がある彼女にとっても、今日は難儀な日だったようだ。
俺は目を閉じる。……
※20以上でイベント開始
や
※イベント開始
……少し寝ていたようだ。時間は午後9時前、か。2時間ぐらい寝ていた計算になる。
ここからもう一度寝直すのも考えたが、いささか目が覚めてしまっていて難しい。
サワダはまだ帰ってきていないようだ。……少し部屋の外に出るか。
※40以上で追加イベント
てすてすー
※追加イベントあり
足は庭園へと向かっていた。そういえば、この前はノワールとここで出くわしたのだったな。
俺は庭園のベンチに座り、ランダムから貰ったウィスキーの小瓶を開けた。あそこじゃほとんど飲めなかったから、ここで少し一杯と行こう。
空には三日月が上っている。星空の美しさも、ドゥールの売りの一つだ。
標高が少し高いせいか、イーリスなどに比べると夜空の闇が深いのだ。しばらくは、この夜空ともお別れということになる。
「……こんばんは。サイファーもここなのね」
後ろから声をかけられ振り向くと、小柄な銀髪の少女がいた。
「『も』って、お前もか」
「そういうこと。ちょっと隣いい?」
ノワールがよいしょっとベンチに座った。薄手の寝間着か、この前もそうだったな。
「あ、ランダムさんに貰ったお酒?早速飲んでるんだね」
「ああ。ノワールもやるか?」
90-魅力(14)×5=20以上で成功
あ
※81…成功
「うん、もらっとこうかな」
俺は小瓶をノワールに渡した。コクン、と一口飲むと彼女は満足そうに笑う。
「癖がなくていいね。これ、何てお酒?」
「『グレンフィデック』というらしい。ランダムが前時代のデータから作ったと聞いたぞ」
「へえー、何か『一族』って色々できるんだねえ」
ノワールは夜空を見上げた。
「キレイな空……これとも、しばらくお別れだね」
「そうだな」
ノワールの横顔は、月明かりに照らされている。白い肌が、さらに白く美しく見えた。
90-賢さ(11)×4=46以上であることに気が付く
射撃準備
※クリティカル、お互いに気付く
中断します。
再開します。
……そう言えば、このベンチ。前にタキとレイラが座っていたベンチだったな。あの時、二人は……。
そう思っていると、ノワールもこちらを向き照れ臭そうに笑った。
「何か、恥ずかしいね。この前のこと、少し思い出しちゃった」
俺も苦笑する。彼らは談笑し、肩を抱き寄せ、そして……。
……いかんな、童貞のガキじゃあるまいし。緊張するほどのことでもないじゃないか。
だが、俺を見つめるノワールの瞳は、少し濡れているようにも見えた。……これは、つまり。
90-魅力(14)×6=06以上で成功
えい
あ
※29…成功
俺はノワールの肩を抱き寄せた。小さくて頼りないようにも思えるこの肩に、何度助けられただろうか。
「……痛いか?」
「ううん、大丈夫。安心する」
ノワールは嬉しそうに笑うと、頭を俺の脇腹の上辺りに擦り付けた。
「ノワール……いつもありがとうな。本当に、助けられてばかりだ」
「それはこっちの台詞。今日だって、私を庇ってくれたでしょ?……サイファーなしじゃ、私はろくに動けないの。
あなたを信頼してるから、私はこうして一緒にいられる」
俺たちはどちらからともなく笑った。……同じようなことを言ってるな。
「仲間としてもそうだが……別れ際、エリスが俺と話していた内容は聞いただろう?……俺を変えたのはノワール。お前だ」
ノワールは少し驚いた後、白い頬を桃色に染めた。
「そ、そうなのかな……サイファーからそう言ってもらえて、凄く嬉しいんだけど……」
ノワールは潤んだ瞳で俺を見上げる。
……
※25以下で追加イベント、95以上で……
あ
※追加イベントなし
俺はふと庭園の入口が気になった。玄関は逆方面だから、誰か帰ってきてもここは通らないはずだ。
ちらりと見ると、あの時の俺たちと同じような出歯亀はいなかった。……これなら。
「ノワール。……好きだ。
……ガキみたいで、芸がない言い方だが、お前が俺には必要だ。これからも、頼りにしていいか?」
ノワールは涙を一筋流して、微笑んだ。
「うん。……その言葉が聞きたかったの。……一人にしないで、ね?」
「分かってるさ」
俺は少し屈んで、ノワールの小さな唇に自分のそれを押し当てた。
……今までのどんな女のそれよりも柔らかく、何より……しっくり来る。
※70以上で追加イベント
あ
あーーごめんん
※追加イベントなし
俺はしばらく唇を押し当て、それを離した。軽くウイスキーの味がする。
「キス、しちゃったね。あの時のタキさんたちみたいに」
「……そうだな」
ノワールの顔は真っ赤に紅潮している。……俺もか。
何でか知らないが、彼女の前では14か15の童貞のガキみたいになってしまう。……だが、これでいいのかもな。
俺は再びノワールを抱き寄せた。
「明日から、モリブスだな。……不安はあるか?」
「ううん、サイファーが一緒なら。……」
90-ノワール賢さ(15)×5=15以上で成功
あ
えぇ…
ひぇっ
ここで00か
ここは特殊イベってことで一つ()
※偶奇判定です(ただし、今回00奇数は通常ファンブルに準じた扱いになります)
奇数…誰かが気付く
偶数…?????????
あ
コンマは水物、こればっかはどうしようもないね
※誰かが二人に気付く
※気付いた相手を判定します。
01~40 カレン
41~70 ヘカテル
71~85 滝
86~99 マルコ
いよっ
へーい
とりあえず修羅場は避けられたか
「そこに誰かいるんですか?」
館の方から誰かの声がする。……マルコか。
「どうしよ?マルコなら、説明すれば分かってくれると思うけど」
少し焦った様子でノワールが言う。俺は……
1 無視する
2 立ち上がって呼び寄せる
安価下3多数決、考察必要です。
2 高コンマで出てくる人物だし、男だし。普通に説明すれば修羅場にはならないだろう。下手に隠れて見つかったらそっちの方が気まずくなりそうだし
2
しばらく行動共にするんだし理解は得とかないと
俺は立ち上がり、マルコの方に向かって手を振った。
「……サイファーさんですか?どうしてここに」
マルコが俺たちの方に歩いてくる。俺はノワールの腕をつかみ、立ち上がらさせた。
「すまんな。ちょっと二人で話していた」
「二人で……って」
100-マルコ賢さ(7)×10=30以上で察する
えい
マルコ味方にできれば口車で修羅場回避に役立ちそう
崩壊しないでよかった…
むしろよくなりそうで一安心
絵面的には結構危ないわけだけどよく察したマルコ
※64…察する
「ああ、やっぱりそうだったんですね」
マルコは苦笑した。
「『やっぱり』、なのか」
「ええ。少しの間しか一緒にいなかったですけど、ノワールさんに対しては特に気を遣ってるなあと思ってましたから。
ひょっとしたら、とは薄々」
俺はノワールと顔を見合わせ、苦笑した。
「そうか、最大限気付かれないようにしていたんだがな……。
まあ、大体合っているよ。俺はノワールが好きだし、彼女もそうだ。……互いに意思を確認したのは、本当についさっきだったが」
「ごめん、これからしばらく一緒にいるのに。嫌な気分になった、かな」
「いや、そんなことはないですよ。お似合いだなと思いますし」
マルコは手を振って否定した。……見つかったのが彼で良かった。
「そうか、すまんな。だが、カレンには……このことは知られない方がいいだろうな」
「そうだね。……あの子、サイファーに依存しかかってるし。
カレンの心の中を覗いたわけじゃないけど、ちょっと危うい気はするんだよね。前よりは良くなったけど。
私たちが交際していると知ったら、ちょっとどうなるか……」
「……というわけだ。この話は、くれぐれも内密にしてくれ」
マルコは少し慌てた様子で頷いた。
「いやいや、これは言いませんよ。商人に信頼は一番必要なものです。信頼してください」
「分かってるよ。……すまんな」
※95以上で追加イベント、ファンブルなし
あ
好感度はどれだけ上がるかなー
※追加イベントなし
マルコはふっと笑って「このくらい、お安い御用です」と言った。
「じゃあ、ここで引き上げるか。……カレンは、まだ上で話し合い中だな」
上の階の明かりはまだついていた。あそこから見られていたら困るが、多分大丈夫だろう。
「だね。……じゃあマルコ、これからよろしくね」
※好感度制限が解除されました
※ノワール好感度がコンマ下1桁×2上昇
あ
ノワール好感度 173
今日はここまで。カレンイベントの処理は少し先になります。
なお、99ゾロ目が出たということは……この流れだとそこまで修羅場にはならないと思います。多分。
では、wikiの編集に入ります。
一番最初に加入したのに土俵にすら上がれてない感あるヘカテルの明日はどっちだ
ぶっちゃけ離脱した時点でヘカテルはついてこれないと思う。個人イベントも1回不発したし
ノワールの独占欲次第
途中送信
ノワールの独占欲次第かな、カレンの処遇は
ヘカテルは……まあ、コンマ神に愛されてなかったって感じですねえ……。
まあ、上司部下としてはあんなもんでも十分いい関係ではあるんですけど。
>>674
ノワールは見かけによらず大人な女性なので、火蓮を排除するという安易な発想にはなりません。
むしろ彼女の事情をちゃんと理解しているので、何とか軟着陸させようとするはずです。
サイファーから火蓮への矢印は弱いので、現状のままだと火蓮と二股をかけようとは思わないでしょう。
(実の所、色々な意味でサイファーとノワールは相性が良すぎるのです)
それだけに、今後火蓮がどうなるかはコンマ次第の所が割と大きいです。
なお、上のマルコ関連で95以上が出ていれば、問題解決が一気に近づく予定ではありました。
事情知らない人が見たらカップルとは思わないだろうなあ(容姿的に)
カレンと仮にくっついたとして因果的なことは大丈夫なのかな
>>677
そこは大丈夫です。多分。一応、そこの整理は脳内ではできております。
一応新作wiki、ですが……データが半分以上ぶっ飛びました。
どうすりゃスムーズにできますかね、これ……。
いっそのこと前作同様設定文だけここに書いておいて、どなたか詳しい方に依頼する方がいいのではと思い始めました。
うーん、しかし脱力。
http://ss.vip2ch.com/ss/%E3%80%90%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%80%91%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E6%97%85%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%90%E5%AE%89%E4%BE%A1%E3%80%91
依頼しようにも今回はシステムだいぶ複雑そうだからなぁ…もとももはスレの頭がゴチャゴチャしすぎてることへの対処だったわけだから、別の方法で何とかするとかは?テンプレを全部画像にして>>2にURLだけはっつけるとか
>>680
画像ですか……うーん。パラメータの変動とパーティ入れ替えに対応できないのが難ですね。
もっと使いやすいwiki形式のサイトを使うか、あるいはblog作って張るとかそういう方がいいんでしょうかね?ちょっと検討します。
ぶっちゃけスレ開始時点の状況だけ見れればいいかな
つーか前作は終盤になるとwikiの更新頻度が下がってたせいでいつの情報だよこれ……ってかえってわけわからなくなってた
wikiって管理されなくなるといつの情報かわからなくなるからその点は注意
とりあえず、blogで最新情報と新しい読者の方向けに設定などをまとめる方向で検討します。
ただ、すぐには難しいでしょうけど…申し訳ありません。
まあそこまでガチなの作らんでも。
少し進めます。
簡単にできるblogって何かありますかね。
ノワールほどとは言わないまでもそこそこ察しのいいカレンに気づかれないよう隠し通すって結構ハードル高そう
########
「それじゃ、行くか」
朝食を取ると、すぐにランダムは現れた。俺たちは一応準備ができている。
「じゃあ、しばしのお別れだ。……無事を祈るぞ」
「ああ、そちらこそ。火蓮を頼んだ」
俺はタキと握手した。……ヘカテルが寂しそうな顔をしている。
「しょぼくれた顔をするなよ。別に今生の別れってわけじゃねえんだ」
「……分かってます。……分かってますけど」
俯くヘカテルの肩をポンポンと叩いた。
「大丈夫だ。自分に自信を持て。初の実戦になるだろうが、大事なのは迷わないことだ。お前ならできる。この数週間の経験は、無駄ではないはずだ」
ヘカテルは強く頷いた。
……
※20以下で追加イベント
あ
幸先わるーい
※追加イベントあり
「……副団長。これまでありがとうございました。また……必ず」
そう言うとヘカテルは不意に俺に近付き、ぎゅっと抱き締めた。俺の顔は、焦りと照れで熱くなる。
しばしの抱擁の後、ニコッとヘカテルが笑った。
「じゃあ、また会いましょう」
皆が唖然としていた。もちろん、俺もだ。
「あ、ああー。何つーかその、元気でな」
ひきつった笑いを浮かべてはみたものの、ヘカテルの急な行動に理解が追い付かない。……いや、彼女から好意を向けられていたのは認識はしていたが。
後ろでノワールが渋い顔をしているのが見えた。……ヘカテルがここで離脱したのは、果たして良かったのかどうか。
「お、おう。じゃあ行くぜ」
ランダムが戸惑った様子で空間に歪みを開いた。俺たちは手を振りながらその中に入っていく。
※コンマ下一桁×4 ヘカテル好感度上昇
※ヘカテルと再会時、場合によっては修羅場になります
えいやっ
ごめん…これ絶対よくない方だよね…
ヘカテル好感度 153
※150突破のため、再会時なんらかのイベントがあります
一時中断。ヘカテルの行動は「これでお別れだと思ったら、色々溜まってたものが我慢できずに吹き出してしまった」的なものとご理解ください。
あるいは前夜にユリリエとパーシャが焚き付けたか……。
なお、ノワール(あるいは火蓮)との進展度合いが一定以上なら修羅場は回避できます。
再会のタイミングにもよるので「当面は」気にしなくても大丈夫です。
少し進めます。
付き合ってるノワールと事情知ってるマルコと依存しかけてるカレンがやばい
すみません、少し更新延びます。
#########
モリブスの強い日差しが俺たちを出迎えた。まだ4月中旬というのに、この暑さだ。季節感はどうもこの街にはないらしい。
モリブスは人口80万弱の貿易都市だ。港町のロゼットとの距離が近いのもあり、異邦人との交流も少なくない。
農業も盛んで、大陸の一大穀倉地帯を南西部に抱えている。だが、最近は不作ぎみとのもっぱらの話だ。
「……しかし、ヘカテルがあんな大胆な行為に出るとはな」
「そうだね。……ヘカテルちゃんがサイファーに好意を向けてたのは分かってたけど。かなり驚いたかも」
ノワールはうーんと唸った。
「まあでも、しばらくは会わないわけじゃないですか。気にしなくても……」
「……気にしないわけには、いかないのよね」
ポツリとカレンが言った。それがどういう意味を持つか俺は察したが、敢えて気付かないふりをした。
「ま、まあ気を取り直して。どこに行きます?」
既にランダムは帰った後だ。……さて。
1 アイユーブ商会に向かう
2 モリブス領事府に向かう
3 ユングヴィ教団本部に向かう
4 ギルドハウスに向かう
5 その他自由安価
安価下5多数決、考察必要
上げます。
4 探索のとっかかりになりそうだし、教団とか領事府についての情報も行く前に得たい
4
同上
もう一度上げます。
いきなりいろんなところにズカズカ踏み込んでくのはリスクあるから情報収集兼ねて4
ブログはFC2かライブドアブログおすすめ
4 同上
再開します。
>>705
ありがとうございます。週末にでもトライしてみます。
「領事府や教団にも行きたいが……まずは情報収集、かな」
モリブスのギルドハウスはアングヴィラのものと並ぶ歴史的建造物だ。
度々立て直され増築されているが、古ぼけた木造の入り口だけは500年前そのままに残されている。
大都市のギルドハウスの例に漏れず、ここも人材派遣所の様相が強い。
もちろん、「穴」に向かう冒険者も多く集まる。情報収集にはうってつけとは言えた。
やる気のなさそうな受付に、俺がイーリスの近衛騎士団の者であると告げると「ちょっと待ってて下さいー」と間延びした声で返された。
やがてそれなりに地位のありそうな中年男が出てくる。色黒で彫りの深い男だ。
「イーリスから、ですか。……数か月前にも、そちらの王族の方が来られましたが……捜索ですかな」
「そんなところです。この辺りの事情に詳しい人物を探しています。どなたかご紹介頂けますか」
「オルランドゥの件で、最近物騒になっておりましてな……魔物が大分増え、南方に防衛線を張っている所なのですよ。
目立った冒険者は、大体そっちに回されておりますが……少し探してみますかな」
男はパラパラとノートを見る。
01~25 ベテランの剣士
26~50 ユングヴィ教団の翼人の女性
51~70 冴えない中年男
71~90 緑色の服の中年男
91~99 ???????????
はあっ
「この男ですな」と言われて出てきたのは、冴えない中年男だった。……こいつが?
しかし、口を開くとその印象は一変した。
「……イーリスの近衛騎士団の方、ですな。恐らく、あなたがコット殿。
お初にお目にかかります、ホルヘと申します」
男の声色は低く、落ち着いた印象を与えた。そして、俺の名を知っている?
ギルドハウスの男を見ると、彼は軽く頷いた。
「モリブスの熟練エージェント、ホルヘ・ターレス氏ですよ。
私はこの辺で失礼。恐らく、内密な話になるでしょうから」
男が去ると、ホルヘという名の男は静かに切り出した。
「マクガイア嬢とはよく情報交換をさせていただいておりましてな。
あなたのことも、少し話に聞いていたのですよ。優秀な男であると」
俺は軽い驚きをもってその言葉を聞いた。そんなことを言っていたのか。
「ああ……そうでしたか。あなたのことも、以前話題に出ておりました。
ジェニー嬢の情報を取ってきたのは、あなただとか」
ホルヘは黙って頷く。
「まだこれは内密に。領事府にも情報は上げられないのですよ。
うかつに情報を流すと、領事府のベーレン卿派と反ベーレン卿派の対立が激化しかねない。
何せ、ジェニー嬢が自分の殺人をでっちあげ、どこかに消えたという意味の分からん案件ですからな。
父親のベーレン卿に伝えようものなら、発狂しかねない。確かな情報の裏付けがない話ですのでな」
ジェニー嬢は精神感応術の使い手で、父親などに精神操作をして自分が死んだものと思い込ませたという。
彼女はオルランドゥ魔術都市とも繋がりがあったというが……。
※100-火蓮賢さ(10)×2=80以上で成功(コンマ下)
※90-サイファー賢さ(11)=79以上で成功(コンマ下2)
※ファンブルなし
えい
あ
もいっちょー
※二人とも気付く
「ジェニー……聞いたことがあるような」
カレンが首をひねった。心当たりがあるらしい。
オルランドゥに関連しているとなると……まさか。
「そのジェニーってのは、ひょっとすると君の世界にも来ていたんじゃないか?」
「あっ!そうです!ジェニーって人が政府との窓口になってたんですよ。
それで、若い官僚と結婚して……聞き覚えがあると思った」
「何ですと??」
ホルヘが鼻白んだ。
「どういうことか、説明してくれませんかな」
俺は簡単にカレンを紹介した。彼女がこことは違う「異世界」から来たこと。
オルランドゥ消失の際、一部の人々が彼女の世界に逃げ込んだこと。
そして、オルランドゥの生き残りの人々の依頼を受け、彼女たちがここに送り込まれたこと。
ホルヘは信じがたいという表情でそれを聞いた。
「……極めて興味深く、しかし奇怪な話です。
しかし、その話が真実であるという証明は?」
カレンは自らの持つ銃を見せた。
「恐らく、これと同等の銃火器はこの世界にはないはずです。
……あと、何より私がその最大の証明です」
ふむうとホルヘは唸り、銃をカレンに返した。
「確かに。貴女が異邦人とも違う人種であるのも、見た目からして明らかではあります。
……ですが、それが真実だとして。ジェニー嬢は何をしようとしたのでしょう?」
90-賢さ(11)×4=46以上で成功
や
※79…成功
「恐らくですが、ジェニー嬢はオルランドゥの異変を事前に察知していたと思われます。
そして、異世界への避難計画にも一枚噛んでいた。カレンの世界に彼女と思われる人物がいたのが、それを示しています。
自らの死を偽装したのは……恐らく、それを知られたくなかったから。誰にか、までは分かりませんが」
ホルヘは難しい表情を浮かべた。
「心当たりが?」
「いや、分かりませんな。だが、知られたらそれを阻止しようとする奴がいたということになる。
そういうことを言い出しそうなのは、反ベーレン卿派の首魁で軍拡派、ジョシュア侯ぐらいですかな……」
※50以上で追加情報
あ
ナーイスナーイス
※クリティカル
「ジョシュア侯?モリブスの事情は、あまり詳しくないのですが」
「あっ、聞いたことあるよ」
ノワールが口を挟んできた。
「父様が軍事協力に反発していたって話。そりゃ、魔術都市は中立を旨としてたから。
だから、魔術都市の危機も、そこからの避難計画も、そいつに悟られたくなかったんだと思うよ」
彼女の言葉にホルヘが頷く。
「彼はオルランドゥと結んで、テルモン連邦やアングヴィラ共和国に対抗できる軍事力を付けようとしていました。
オルランドゥ魔術都市の持つ技術を使って、何かしらしようとしたのでしょうな」
「技術、ですか……。ことによると、オルランドゥ近郊にあった可能性があるという、オルディニウム鉱石が狙いか??
あれなら、大量殺戮兵器を作ることも、あるいは可能……」
「そうだよ!多分それ!!恐らくは、その危険性を父様も認識してた。
でも、何かがあってオルランドゥの大半は吹き飛び、魔素に汚染された。
その寸前に、ジェニーさんたちはカレンちゃんたちの世界に飛んだんだよ」
ホルヘが唖然として「何の話ですか!?」と言ってきた。
「平たく言えば、オルランドゥの近郊には軍事増強に直結するある特殊な鉱石があったということですよ。
その存在を、ジョシュア侯は事前に知っていた……。だが、あの鉱石は近づくことすらできないはず」
「……よく話が見えませんが、それなら少し納得も行きます。
何せ、オルランドゥ消失後にドリンクウォーター兄弟をあそこに派遣したわけですからな。
兄のマリオは帰らず、弟のルイジは逃げ帰ったそうですが」
「マリオ・ドリンクウォーター……??」
「穴」にアンバライトをばらまいた男だ。……嫌な予感がする。
「ジョシュア侯はその後どうしているのですか?」
「目立った動きは。ただ、冒険者を集めているとは聞いています。何か妙ですね」
……何を言うべきだろうか。
1 ジョシュア侯に会うには?
2 ルイジはどこに?
3 急いで領事府に行かねば
4 その他自由安価
※0000までの多数決。考察は必要です。
自由安価は歓迎します。
3
まずは味方との情報の共有をしたほうがいいと思うの
2
マリオとはそのうち会うことになるだろうしちょっとでも情報が欲しいかな・・・
3
敵サイドが何か仕掛けてくる前に領事府とはやめに繋がりを持ったほうがいいかな
3 どれくらい集めてるかとか確認するならここしかなさそう
3に決定したところで、今日はここまで。
再開します。
「急いで領事府に向かおう。状況を説明しないと……」
「でもちょっと待って。現在の総領事って?ベーレン候じゃないわよね」
ホルヘは頷いた。
「ファン・ラスカ氏ですね。テルモン7貴族の最長老で、信望は厚い。ベーレン卿とジョシュア候の対立が冷戦で留まっているのは、彼の存在が大きいのです。
彼は中立ですが……それだけに難しい所もある。あなた方の言葉は、あまりにベーレン卿に有利すぎるのです。
恐らく、ラスカ総領事はすぐにジョシュア候は切れないでしょう。温厚篤実だからこそ7貴族をまとめられたのですが、逆に言えば決断力には欠ける。
よしんば、あなた方が今の話を納得させられたとしても、事態の劇的な好転は望まぬ方がいいかと」
「それでも、世界で起きている異常な状況は把握しているはず。ズマで起きた地震に、テルモンのクーデタ。そしてファルーダ軍の移動に、アングヴィラのクーデタ未遂。
……これにジョシュア候の軍拡が来るわけです。あまりに同時に起きすぎている。事は急を要します」
俺は立ち上がった。まだ、打てる手は多いはずだ。
「貴重な情報、ありがとうございました。エリスにも、あなたの協力の事は伝えておきます」
ホルヘは微かに微笑んだ。
「分かりました。……彼女は今どこに?」
「アングヴィラですよ。現地のクーデタ未遂と、ズマの一件の調査をしています」
「そうですか。……彼女によろしくお伝えください」
※85以上で追加イベント
あ
※追加イベントあり
「それと……彼女に会ったらこれを」
手渡されたのは……小さな箱だ。
「中に何が?」
「……つまらないものですよ。あ、中身は開けないで下さい。ただの、自己満足です」
ホルヘは自嘲気味に笑った。箱の中身は軽い。……指輪か何かだろうか。
そう言えば、エリスはホルヘに随分食い込んでいたらしい。彼女がどうかは分からないが、ホルヘがエリスに好意を抱いていても不思議ではない、ということか。
「分かりました。……必ず渡しましょう」
満足そうに頷くと、ホルヘも席を立った。
「また、隠密活動に入ります。何か情報があれば、こちらへ」
ホルヘはメモを渡した。電話番号が書かれてある。
「分かりました。多分、しばらくはここにいるはずです。……では、また」
###########
「じゃあ、領事府に向かおう。……ノワール、何か?」
ノワールは、ホルヘから渡された箱をじっと見ていた。
「いやさ、それ……魔力が結構漏れてるんだよね。かなりの品だったりして」
「そうなんですよ。僕も気になってました。……開けるなって言われてましたけど、開けちゃいます?」
1 開ける
2 開けない
安価下3多数決、考察不要
2
とりあえず一度エリスに持って行ってからにしましょ。それか連絡入れるか
現状装備に不足は感じないし本当にもしもの時に開けるってことで2
「いや、やめとこう。ホルヘに悪いしな」
マルコの問いに対し、俺は箱をザックにしまい込んだ。……エリスは彼のことを、どう思っているのだろうか。
聞いてみたい気もしたが、今考えることではないなと思い直しやめた。
##########
モリブス領事府は旧庁舎と新庁舎がある。古い方は歴史的建造物として保護されており、実際には使われていない。
俺たちが向かったのは、無味乾燥な4階建ての比較的新しい建物だ。異国情緒漂う中、浮いた印象すら与える。
受付でラスカ総領事との面談を依頼した。無論、こちらの身分は明かした上で、だ。
……
01~20 どうぞこちらへ
21~50 今日は予定が詰まっていまして……
51~75 夜でしたら
76~85 どうぞこちらへ
86~99 面談はできますが……その前に
え
「今日は予定が詰まっていまして……明日に、また」
受付の女性が、すまなそうに言った。出直しだな。
「じゃあ、どこに行きますか?マルコ君の会社や、教団?でしたっけ。行けるところはありそうですけど」
カレンが言う。……さて。
1 アイユーブ商会に向かう
2 ユングヴィ教団本部に向かう
3 その他自由安価
※1200ぐらいまでの多数決、考察必要
※自由安価歓迎です。
無難に1
モリブス結構広いよね?それぞれ行くならどれくらい時間食うとかは教えてもらえる?
733は考察なしのため無効票です。
>>734
広いですが、商会や教団はかなり近場にあります。居住区が周辺に広がっている形です。
なお、商会は旧作のバザー近くにあります。
ひとまずはマルコの件と何かしらの情報を得るために商会に
そのあとは状況整理しつつ飯でも食って~みたいな?
教団はブレイズいるかもだし、それは最後にって感じで1で
上げます。
上の人達と同じで1
「アイユーブ商会に向かおう。マルコ、場所は?」
「ここからだと10分ぐらいです。旧バザーの近くですかね」
マルコを先導にして歩くと、徐々に香辛料の匂いが強くなってきた。シナモン、カルダモン、ナツメグ、ターメリック……比較的シンプルな味付けが多いイーリス人にとっては、少々混乱させられる空気だ。
旧バザーは食品類や雑貨販売が中心だ。少し離れた新バザーは海産物と鉱石類の取引がされている。
金融関係の中心はアングヴィラだが、商品市場はモリブスが仕切っていると言える。
「ここですよ」
着いた先は3階建ての邸宅だった。レイラ邸よりさらに広い。庭先には魔動車が何台も停められていた。
呼び鈴を鳴らすと、褐色の肌のボーイが丁重に出迎えた。
「ルーク、社長はいるかな?」
01~30 不在にしております
31~50 夕方の戻りです
51~80 どうぞこちらへ
81~99 来客中ですが……
そらっ
コンマ頑張って
「社長は不在にしております」
ここも空振りか。マルコはボーイに念を押した。
「今日は戻らないのかい?」
※70以下で戻らない
やあ
うん人のこと言えないわすまん
おいい
「本日は戻らないと聞いています。北方に買い付けだとか」
マルコはふーと息を吐いた。
「無駄足でしたね。……お腹もすきましたし、お昼にしますか。旧バザーに、いいカリー屋があるんですよ」
どうにも噛み合わせが悪いようだ。……早く動きたい所だが。
##########
※50以上で追加イベント
はい
※追加イベントあり
「……しかし辛いな。久々にモリブスに来たが、こんなに辛かったっけか?」
俺たちはマルコのお薦めのカリー屋に来ていた。庶民的な店らしく、カリーにナンという取り合わせだ。高級店だとこれがライスになる。
「うーん、これはちょっと辛すぎるかも。もう少し柔らかい味の、ない?」
ノワールは渋い顔をした。こういう味覚面は、見た目相当らしい。新しい発見だ。
「じゃあバターマサラですね。これは僕が引き受けますよ。……カレンさん、もう食べちゃったんですか?」
カレンの皿はもう空になっている。……結構量があったはずだが、凄いな。
「辛いのは大丈夫なの。ノワールさんのは、私が食べてもいいかしら?」
マルコは驚いたようにノワールの食べ残しを渡した。といっても、ほとんど手はつけられていないが。
俺は店内を見渡した。旧バザーだけあて、来ているのは庶民ばかりだ。比較的貧富の差があるこの地において、小綺麗な服の俺たちは少し浮いている。
……と思っていたら、どうも浮いているのは俺たちだけではないようだ。
01~20 鋭い目の男だ。……剣士か。
21~50 白い肌の、初老の紳士だ。
51~75 巨躯の男だ。……?
76~99 緑色の服を着た男だ。口髭が目立つ。
あ
少し離れた所に巨躯の男がいた。……随分と食べているな。
身長は2メドはあるだろうか。俺も大きい方だが、彼からすれば子供に見えるだろう。
90-賢さ(11)×5=35以上で追加イベント
や
※追加イベントあり
よく男を見ると……耳が尖っている。エルフ?いや、エルフはこんなに巨体ではない。むしろ……ユミールに似ている。
「少しいいか?ちょっと気になる男を見つけた、ここで待っていてくれ」
俺は席を立ち、男に向かって歩いた。男は飯に夢中のようだ。
「食事中済まない。少しいいだろうか?」
90-魅力(14)×5=20以上で成功
へい
※70…成功
「あ?何だてめえ」
男は野太い声で振り向いた。言葉とは違い、口調にはさほど不快な様子は見られない。
「いや、いい食いっぷりだと思ってな。……ここの者じゃないだろう?」
「ん、まあな。……何用だ」
「いや、知り合いに少し似た雰囲気の女がいてな。ユミールというんだが、知ってるか?」
※30以上で知っている
どう
※知っている
「……!!その名がここで聞けるとは思わなかったぜ。よく知っている。俺の妹だからな」
俺は驚いた。こいつが、ユミールの兄か。言われてみれば、顔立ちが少し似ている。それにしても、何故ここに。
「あんたが、ユミールの話していた兄か……!!お初にお目にかかる、サイファーだ」
「クヴァだ。その分だと、妹が世話になったようだな」
クヴァは右手を差し出してきた。随分と大きな手だな。俺はそれを握る。
「いや、彼女には助けられているよ。……その分だと、あんたも調査に?」
※50以上で追加情報
あ
※追加情報あり
「……調査といえば調査だな。多分、その分だと知っているだろう。『穴』を荒らしている連中のことだ」
「……アミールか?」
クヴァは首を振った。
「違う。マリオ・ドリンクウォーターだよ。奴を追ってここに来た。奴の弟なら、何か知ってるんじゃねえかと思ってるんだがな」
クヴァは大口を開けナンを一呑みにした。
「ルイジという男か。……話には聞いたが。俺も会いたいとは思っているが、きっかけすら掴めない。何か知ってるか」
※50以上で手掛かりあり、80以上で詳細情報あり
(^ν^)
※手掛かりなし
中断します。
夜の更新は遅れます(1800ぐらいに少しするかもしれません)。
なお、明日の更新はないか限定的になるかと思います。
火蓮→異世界人
ノワール→合法ロリ
ユミール→超年の差
ナージャ→宝石がフィオナっぽい?
パーシャ→エリックの依り代
エリス→元カノ
あれ、ヘカテル以外はみんな何かしら特殊な事情が…?
マリオブラザーズみたいだな>ドリンクウォーター兄弟
むしろ元ネタ
てことはクヴァは竜人ってことか?
少し進めます。
>>766
妹のユミールは竜人です。お察しください。
クヴァは苛立たしそうに首を振った。
「それが分かりゃここで自棄食いしてねえよ。どこに消えてるんだかな……」
ルイジはなかなか見つかっていないらしい。俺は向こうの席のノワールに目配せした。気付いた彼女が皆を連れてやって来る。
「彼女たちが俺の連れだ。故あって、俺たちはイーリス国王の命でモリブスに協力してもらうために動いている。
案件は、ズマの地震と対テルモンだ。特にテルモンのクーデタで、連中がどう動くかは読みにくくなっているんだ。ここにも侵攻してくる可能性がある」
「……クーデタ?」
俺は頷いた。
……
※80以上で情報あり
はい
※情報なし
「地上はそんなことになってたのか、やべえなこいつぁ。地震の件は知ってたが……」
クヴァはまたナンを一口で呑み込んだ。
「んぐっ……とにかく、厄介なことには違いねえな。どうだい、俺とルイジを探さねえか?
手分けして探せば、何か出てくるかもしれねえぞ」
クヴァの言うことには一理ある。
……
1 クヴァとルイジを探す
2 教団本部に向かう
3 その他自由安価
安価下5多数決、考察必要
1
教団より優先すべきな気もする。手遅れになる前に
3
シュトロムに電話してルイジに関して何か掴めてることがあるか聞いてみる
1 後になったら協力できなくなりそうだし、今協力することでルイジを楽に発見できそう
上げます。
いいコンマが続いてこの流れになったんだし乗ってもええんでない、1
リスクを放置しても何もいいことないし1かな
「分かった、ルイジ探しに協力しよう。
問題はどこかだな。モリブスにいるか、『穴』にいるのか……」
ルイジが隠れているのか、それとも偶然見つかっていないのかは不明だ。
だが、恐らくどちらかにはいる。
俺は……
1 モリブスをもう一度探してみよう
2 「穴」に潜ってみよう
3 その他自由安価
※安価下5多数決、考察不要
1
1
3
逆にクヴァはモリブスのどこを探したかきく
それ聞いてダメそうなら無駄足になりそうだから穴かな
3
住民に聞いて回るとか?知名度はあるだろうし目立つ格好もしてるから見たら忘れないだろう
>>780
先にモリブスの中調べてたっぽいし
上げます。
5票揃ってない?
>>784
実質的に1ということですかね。了解です。
少し酔い覚ましの時間を頂きます。
一応3のつもりだったがごめん
3で
やはり復旧は難しいので、明日以降にします。すみません。
時間ができたので少し進めます。
「モリブスを探す方向で行きたいが……この街、居住区も含めると相当広いぞ。砂丘の中で宝石を探すようなもんだ、時間がいくらあっても足りない。
クヴァ、どの辺りを探した?」
「旧バザーと領事府周辺だな。旧市街の半分……美観地区の辺りぐらいはまだ手付かずだ。
居住区がある新市街は全く触れてねえ。あれを一人で、というのは無茶が過ぎる」
クヴァは肩を竦めた。
「となると、探す価値がありそうなのは、旧市街の美観地区、新市街だね。
でも、新市街は広すぎるから普通にしてたら見つからないかな。確か新市街にもギルドハウスってあったんじゃなかった?」
ノワールの言葉に、マルコが頷く。
「一応、ですけどね。人材派遣と失業者の就職紹介所の意味合いが強いですけど。
あと、ルイジさんほどの有名人なら新市街の高級住宅地にいる可能性も高いんじゃないでしょうか」
「なるほどな。とすると……」
1 旧市街の美観地区に行く
2 新市街のギルドハウスに行く
3 新市街の高級住宅地に行く
4 その他自由安価
安価下5多数決、考察不要
上げます。
3
3
3
3
正直二股以上するならミドルとの差別化も兼ねてハーレム狙いたい
少し進めます。
#########
1時間後。俺たちは新市街の小高い丘にある、高級住宅地にいた。クヴァは旧市街を当たることになっている。「夕方、領事府前広場で待ち合わせだな」とのことだ。無論、何かあれば電話をするという。
新市街は人口増とともに、この50年ほどで拓かれた街だ。アンバライトの量産ができるようになったのと軌を一にしている。
「それにしても、広い家が多いねえ。貴族の家なのかな」
「大体はそれと豪商の家ですね。アイユーブさんの家も、確かこの近くですよ。
……っと、今探すのはルイジさんの家ですね」
しばらく住民に聞き取りをすると……
01~05 マリオさんの家も、ルイジさんの家もないですよ
06~60 二人の家はすぐ見付かった。……しかし。
61~90 マリオとルイジの家はすぐ見付かった。……
91~99 緑色の服を着た男がある家に入っていった
や
二人の家はすぐ見付かった。……しかし。
「……どうにも様子が妙だな」
警察らしき男たちの数が、随分多い。……警備か?と思っていると、そのうちの一人に呼び止められた。
「貴様ら、ここで何をしている」
俺は身分証明書を見せた。
「イーリスから来たサイファー・コットだ。ルイジ・ドリンクウォーター氏に会いたいと思って来たが……」
警官は背筋を正した。
「それは失礼しましたっ!実は、この辺りで連続殺人が起きておるのです。そこで周囲の警戒を……。
特にマリオ様の未亡人とルイジ夫妻は最重要警備対象でありますからな。警戒を厚くしておるのですよ」
マリオ家とルイジ家は隣同士だ。なるほど、この警戒の強さは納得が行く。
「……で、面会は可能か?」
90-魅力(14)×4=44以上で成功
上げます。
あ
※61…成功
「イーリスの近衛騎士団の方であれば、やんごとなき理由がおありかと。お通ししますが……」
1 マリオ家に行く
2 ルイジ家に行く
安価下3多数決、考察不要
2
1 ここは兄から
2
元々ルイジを探していたから
サイファーの魅力はもうあげなくて良さそう。
それより賢さを上げておきたい。
魅力は5ポイントとか引けた時についでで1上げるくらいで良さそう。魅力判定1日一回強制成功はなんだかんだで使えそう
ぶっちゃけ前作だと空気なスキルだったし、前作後半は戦闘で使う能力をカンスト(20)させて奥義習得をねらい続けるのがセオリーだったから、余り必要性を感じない
重要な説得は魅力よりも賢さを使ったりするし
話が一気に進んでるし、キャラメイクの時>>1が言及した耐久と賢さを上げて強敵に備えたい
ハーレム狙う身としては賢さと並行して魅力はあげていきたいと思ってるよ。意見ぶつかったらごめんね。
といってもバランスは考えて上げるつもりではいるけどね。
ぶっちゃけ戦闘で腐るから魅力と賢さは配分が難しい
魅力の奥義は関連する判定が最低でも~以上になるみたいなオートスキルでもないと割に合わなさそう。回数制限ある奴は変なタイミングで発動して使い切ってで融通きかないし
荒らし対策も有ったとはいえ、この前の成長で>>1に他に優先すべきパラメーターがある等と言われてる現状で魅力あげようとするのは流石になあ……
人間関係とルートを考慮しなければレベルを上げて物理で殴る的な戦闘力全振りもありっちゃありってことか
無効にされた安価は極端に振りすぎだったって話でしょ。様子見ながら1ずつあげるぶんにはいいと思ったが。2ミッションまとめてでポイントに余裕あったから魅力に2ポイント入れたんだけどまずかったかな
再開します。
成長はバランスが大事です。ただ、どれか一つ尖らせておくと色々楽になると思います。
俺たちはルイジ宅に向かった。呼び鈴を鳴らすと……
※75以上でルイジ本人が出る
あ
※妻が出る
「……どなたさまですか」
薄く開けたドアから、弱弱しい声が聞こえてきた。女性のようだ。
「失礼します、イーリス聖王国、近衛騎士団副団長のサイファー・コットと申します。ご主人は」
90-魅力(14)×4=44以上で成功
お
※04…失敗
「失礼ですが、引き取っていただけますか」
そう言うとドアは固く閉じられてしまった。
「……警戒心が強いみたいだね。連続殺人と、何か関係があるのかも」
「それもあるだろうが、こりゃどうにも訳アリだな。きな臭くなってきたな……」
1 マリオ宅に行く
2 先ほどの警官から殺人事件について聞く
3 クヴァに電話する
4 その他自由安価
安価下5多数決、考察不要
2
2
上げます。
2
「一度戻って警官から話を聞くべきだな。嫌な予感がする」
警官はさっきの場所に立っていた。
「どうでしたか?……その分だと、断られてしまいましたか」
「そんなところだな。殺人事件の話をしてたな。詳しく話せるか?」
警官は頷いた。
「……この辺りが高級住宅地であるのは御存知かと思いますが。強盗殺人が連発してるのですよ。……それも、妙な」
「妙?何が妙なんだ」
「いえ、家に押し入り住民を殺すまではいいんです。ただ、金目のものは取られてなくて。単に殺している、それだけなんです」
物取りのない強盗殺人?……そんなのは聞いたことがない。
俺の怪訝な顔に気付いたのか、警官がふうと溜め息をついた。
「信じがたい、というかもしれませんが、これは本当です。ただ、2ヶ月前の最初の時から死者は増え続けている。4日前に起きたので犠牲者は計6人。中には4歳の子供もいました。
……ここら辺界隈は、恐慌状態ですよ」
「僕がテルモンに行っている間、そんなことが……しかし、本当に手掛かりが皆無なのですか?」
マルコが警官に訊いた。
※50以上で僅かな手掛かりあり、80以上だと……
あ
綱渡りコンマ
※僅かな手掛かりあり
「実は、手掛かりがないわけではないんです。生存者が実は一人います。……ガララーガ邸の女中で、名前はオトメ。異邦人の女なんですが……妙な証言をしてて。『足音も気配もしなかった、旦那様たちの悲鳴すらも』と言っているんです」
「ここの言葉を知らなかった、という可能性はないか?だから悲鳴を悲鳴として認識できないとか……」
「否定はしません。ですが、遺留品すらないんですよ?私はオトメの言う言葉を、決して嘘とは思ってないです」
俺は唸った。気配のない殺人?どういうことだ。
「殺しの方法は?」
「後ろから急所を一突き。ミスしても数回内には殺してます。あなたも異邦人?」
カレンは少し悩んだ後、「そんなところ」と短く返した。
これは……
90-サイファー知力(9)=81以上(コンマ下1)
90-ノワール知力(17)×2=56以上(コンマ下2)
はい
はい
※サイファーは成功、ノワールは弱ファンブル
※ノワールを再判定します。
奇数 ??????
偶数 通常失敗
お願いします
※通常失敗
「……うーん、何だろうね。気配もなく、人を殺せる……?」
ノワールが首を捻っている。……ちょっと待て、ノワールならできてしまうのではないか?
無論、彼女がそんなことをやるはずもない。俺とずっと一緒だったし、そもそもモリブスには今日来たばかりだ。
だが、同じようなこと――隠密魔法と闇魔法両方が使える――そんな奴がいるとするなら?
「ノワール。一つ聞かせてくれ。……闇魔法を使える奴は、どれぐらいいるんだ?」
「……まさかそれを使って??いや、音は消せるから分からなくはないかも。それに隠密魔法を使えるのなら……」
……
01~50 そんな人、いるのかな……
51~75 心当たり、なくはないかも
76~99 いるよ、そういう人
はい
あ
「……心当たり、なくはないかも」
ノワールの顔から心なしか血の気が引いた。
「オルランドゥでは、一部の優秀な魔術師に闇魔法を教えてるの。……父様がそう言ってた。
でも、物にできたのはそう多くはないと思う。さらに、隠密魔法まで使えるとなると多分もっと少ないわ。私はできるけど、多分血統によるものが大きいと思う。
……でも、そういう天才がいたって話は聞いたことはあるの。名前は忘れたわ。何せ子供の頃の話だったから」
「オルランドゥ消失の際に、一緒に消えたんじゃないのか?」
「……それがその子、出奔したんだって。多分冒険者になったんじゃないかって話だけど……」
……
※97以上で名前判明、ファンブルなし
あ
※名前不明
「……『その子』って言ったな。まさか年下なのか?」
ノワールは慌てて首を振った。
「あ、ごめん。でも、私よりちょっとだけ上なぐらいだと思う。でも、そんな子だったら名を挙げてるはずだよね」
「力を過信し、部不相応な階層に突っ込んで死んだか、再起不能になったんじゃ?」
「うーん……分からない。でもその子だったらできる犯行だと思うな」
しかしだとしても理由は不明だ。……さて。
1 マリオ家に行く
2 もう一度ルイジ家に行く
3 クヴァに電話をする
4 その他自由安価
安価下5多数決、考察必要
(0000までに出揃わなければリセット)
ルイジの家行く前とそんな状況変わってないのに、また行っても結果は同じだろうし、クヴァとはなにかあったら電話するであって、まだ特になにかあったわけではないから1かな
上げます。
理由は>>839とだいたい同じになってしまうが
1
もう一度上げます。
自分も理由同じで1で
1で決定します。
基本ここで今日は終了ですが、最後に重要な判定を。
(内容は現時点で明かせません)
90-知力(9)×4=54以上で成功(コンマ下)
100-マルコ知力(10)×4=60以上で成功(コンマ下2)
ファンブルなしです。
あ
はい
※サイファーがクリティカル
今日はここまで。何かやらかさない限り、事態が動くはずです。
コンマになるとみんなやる気出すんだなぁ…
多数決は敷居高いんだよなあ(参加してるけど)
参加しなかったら>>848みたいに煽るくせに、参加したらしたらで自分と違う意見だったら文句言うんでしょ?
だったら最初から参加しないほうがマシ
多数決決まった後から文句言ううるさい人はいなくなったと思うけどなぁ
安価の考察で他の意見に反論するのは当然の権利でしょ。選択間違えて悪い展開になったら救済貰えずに泥沼ハマってくのがオチだろうしこのスレのシステム上仕方のないことだと思うわ
ぶっちゃけこのスレのシステム自体が安価スレの性質と噛み合ってないんだろうな
再開します。
なお、余程のことがない限り勝負所での正解は見えるようにしています。
そこで地雷に突っ込まれるなら、筆者の力量が足りなかっただけのことです。(明快に荒らしと認識できる場合は別途処置します)
>>852
まあ自由度は低いですからね。
ただ、自由安価で上乗せできる余地は残しているつもりです。
「マリオ家に行ってみよう。今住んでいるのは、未亡人の……プティさんだったか」
マリオが消えたのは3年前。その後にオルランドゥの消失があったこともあり、モリブスを中心に両者の関連が囁かれたこともあった。
当時マリオは31歳。彼には4つ年下の妻がいた。それがプティ・ドリンクウォーターだ。彼女もマリオと同じ、冒険者だったと聞いている。
……ただ、彼女がマリオと「穴」に潜ったという記録は、確かない。あったとしても、目立った実績はなかったはずだ。
呼び鈴を鳴らすと、「はーい」との声とともに女性が玄関に現れた。長い癖のある金髪の女性だ。
「どちら様ですか?」
俺は身分証明書を見せ、自己紹介をした。
「騒ぎの最中、失礼します。義理の弟さんに当たる、ルイジさんとお会いしたいのですが、留守のようでして。
行方不明の旦那さんの件と合わせ、詳しくお話うかがえたらと」
俺は極力柔らかい表情を作って言った。
90-賢さ(11)×5=35以上で成功(コンマ下)
90-魅力(14)×4=34以上で成功(コンマ下2)
あ
あ
※両方成功
その時、一瞬だけだが彼女の口角が歪んだように見えた。……今のは何だ?
「分かりましたわ、どうぞこちらに」
それはすぐに消え去り、穏和な笑顔でプティは俺たちを迎え入れた。後ろから見ると、彼女の背中から小さな羽根が生えている。翼人か。
「一人で住むには広くて……散らかってますけど、どうぞ」
彼女の言葉とは裏腹に、よく手入れが行き届いている応接室に通された。
「とんでもない。……今でもたまに、誰かが来るんですか?」
「ええ。隣のデイジーさんと、たまにお茶を。ルイジさんもよく来られますわ。
……お茶の準備をしてまいります。少しお掛けになって」
上品な笑みを浮かべ、プティは厨房へと入っていった。
90-ノワール賢さ(15)×4=30以上で成功
は
えい
85…成功
プティの姿が消えたのを確認すると、ノワールが俺を見た。何やら手招きをしているので近付くと、俺に耳打ちしてくる。
「……サイファー、さっきの言葉、多分嘘だよ。ここに来てるのは、別の人だと思う」
「……本当か」
ノワールは固い表情で頷いた。
「厳密には、全部が嘘じゃない。でも、最近来ているのは違う人だと思う。……誰かまでは分からないけど」
俺は館に入ったときのプティの表情を思い返していた。……何故あんな邪悪な表情をした?
極めて嫌な予感がする。まるで蜘蛛の巣にかかった蝶のような気分だ。……だが、虎穴に入らずんば虎児を得ずという諺もある。……さて。
1 このままそ知らぬ顔で滞在する
2 嘘を言ったことを指摘する
3 適当な理由をつけて逃げる
4 その他自由安価
安価下5多数決、考察必要
3
できればクヴァとかにプティについて詳しい情報を聞きたい
1で何も気づいてないふりして相手が何か口を滑らすのを待つ?
3
一回クヴァと作戦会議とかでいいんじゃない。他の場所で動きがあったのでとか適当な理由で
1
罠にはめられてそうではあるがまだ逃げるほどではないと思うし、できるなら情報を引き出したい
2は論外
1
ハイリスクハイリターンだとは思うけど、情報がほしい
「このままここにいよう。だが、深入りはしない。あと、何か出されても手は極力付けるな。……無知のふりをしてやり過ごす。いいな」
カレンとマルコも頷いた。やがて、紅茶と茶菓子を持ってプティがやって来た。
「つまらないものですけど。手製のクッキーですのよ、お気に召すといいのですけど」
笑顔を絶やさずプティが言う。
「ありがとうございます。……ところで、ルイジ氏の行方をご存じですか?少し、用事がありましてお会いしたいと思っているのですが」
90-魅力(13)×6=12以上で成功
あ
すまぬ
08…失敗
「さあ……どちらにおられるか。多忙な方ですから」
笑顔を張り付けてプティが紅茶を飲む。俺はノワールを見た。目が少し険しくなっている。……嘘、ということか。
「そうですか。……御存知かと思ったのですが」
俺は大仰に溜め息をついた。……まずいな、これは。
1 殺人事件について聞く
2 嘘を指摘する
3 マリオの行方について聞く
4 早々に切り上げて帰る
5 その他自由安価
安価下5多数決、考察必要
4
穏便には聞き出せなさそうなので一度退散
説得がメインの目的なのに荒事起こして噂になるのもまずいし4
上げます。
4
この調子だと他の話題振ってもはぐらかされて終わりそう。それに長居は何かまずそう
4
今荒事になったらこっちが強盗扱いされるのが目に見えてる。よって撤退。
「……では、私たちはこれで。すみません、慌ただしくて」
プティが驚いたような表情を見せた。
「えっ、せっかくお茶も淹れましたのに」
「いえ、ルイジ氏の行方をご存じないのでしたら、長居は無用です。それに、これから別の用もありますので」
俺は席を立った。
……
※50以下で追加イベント
や
※追加イベントなし
「えっ……そ、そうですか……」
プティは戸惑いながら俺たちを見送った。
「……怪しいね。ほとんど本当のこと、言ってなかったよ」
「そうだな。確かマリオとルイジは、ジョシュア候によってオルランドゥに派遣されたのだったな。それと関係があるのかもな」
……
90-ノワール知力(17)=73以上で成功
どや
オルランドゥ周りはノワールだよりか
56…失敗
ノワールが頷いた。
「何にせよ、あのプティって人は全く信用ならないよ。早く切り上げたのは正解だったかも」
「だが、これで行き詰まったな。もう一度ルイジの家に行って、プティについて訊くのもありだろうが……」
1 ルイジの家に行く
2 クヴァに電話する
3 新市街のギルドハウスに行く
4 その他自由安価
安価下5多数決、考察必要
2
向こうの成果もきいとこ
1 プティの真の姿を探る
とりあえず2かな?クヴァは大分強そうだし荒事起こすにしても一緒にいてくれれば心強い
2
そろそろ向こうも何か情報手に入れてるかな
再開します。
「……まずはクヴァに電話するか。向こうにも何か動きがあったかもしれない」
俺は電話を取り出した。……電波障害が起きつつあるのが気掛かりだが……。
01~25 繋がらない
26~70 おう、どうした
71~95 おう、どうした。……収穫はあるぜ
96~99 ?????
あ
『おう、どうした』
電話の向こうから野太い声が聞こえて来た。心なしか上機嫌のように思える。
「こちらは収穫なしだ。……新市街で連続殺人が起こっているのと、マリオの妻、プティが嘘しか言わないってことぐらいだな」
※80以上でプティを知っている
へい
※プティを知らない
『そうか。どうにも怪しいな。……こちらは収穫ありだ。ルイジの居場所が分かった』
「本当か!?」
思わず大声が出た。向こうにいる警官が不振そうにこちらを見る。
「……すまない、少し興奮した。どこだ?」
『『穴』の中だよ。美観地区で聞き込みしていたら、奴が『穴』にいたって言う冒険者がいたぜ。……』
01~25 十八階層だ
26~60 十四階層だ
61~90 十階層だ
91~99 クラーク特別市だ
あ
あれ、今何階層まで潜ったっけ
『場所は第十階層だ。昨日見掛けたって言ってたから、もう少し深い所にいるかもだがな』
俺たちが帰還できるのは第八階層になる。明日中には捕まえられる程度だ。フロアマスターがいる階層だが、この程度ならどうとでもなる。
問題は……ルイジがマリオと組んでいる可能性だ。
「誰かと一緒だったって話は?」
01~15 ???????
16~70 いや、知らないな
71~90 マリオを探していたそうだ
91~98 ?????????
99、00 ???????????
00ファンブルだけなし
とりゃっ
惜しい
たしか7までだった気がする
『それが、小さい子供を連れていたらしい。ルイジのガキ……じゃねえよな。事によると、ドワーフ族かホビット族かもしれねえが』
ドワーフ族かホビット族、か。共に大陸にいる種族ではない。異邦人の一種で、文明レベルは低いが特殊な力を持っているとの話だ。
「……となると、独自で動いているのか」
『分からんな。俺もユミールに訊いてみるが。あるいは、夜にこっちに戻っていたりするかもな』
「そうか、貴重な情報助かった。ありがとう。今から合流するか?」
『そこはお前に任せる。俺は、もう少し探ってみるつもりだが』
1 合流する
2 新市街でルイジ宅再訪など調査を続ける
安価下3多数決、考察不要
>>897
七層の階段時点まで来ているので、八階層からですね。
2
1
2
2
「いや、もう少し調べてから行くよ。領事府前広場で会おう」
俺は電話を切った。
「……ということだ。とりあえずルイジの居場所は分かったが……」
「そうなると、奥さんの言動が気になりますね。もう一度行きますか?」
カレンの言葉に俺は頷いた。もう一度行けば、何か分かるかもしれない。
……
※20以下で追加イベント
あ
※追加イベントなし
俺たちはルイジ邸をもう一度訪れた。呼び鈴を鳴らしてみる。
……
01~10 ??????
11~40 出てこない
41~99 そっと女性が顔を覗かせた
あ
うりゃ
そっと女性が顔を覗かせた。恐らく彼女がデイジーだろう。真っ直ぐな長めの黒髪に、やや彫りが深い顔立ちだ。どことなく陰気な印象は受ける。
「……お引き取りを、と言ったはずですが」
「『穴』に行かれている旦那さんについて、知りたいことがあるのです。……それと、隣のプティさんについても」
女性は表情を変えず、しばし黙っていた。
……
90-魅力(14)×5=20以上で成功
うんうん
デイジーはそのまんまなのねってマリオもか
80…成功
「……あの女の所に行ったのですか」
「ええ。……その点も含め、お話を」
ギィィという音と共に、扉が開かれた。
「……どうぞこちらへ。ただ、条件が」
「条件?」
デイジーが頷く。
「私を保護してください。……恐らく……このままでは私は殺される」
彼女の表情は青ざめていた。かなり切羽詰まった印象を受ける。
「殺される?まさか……」
「そのまさかです。狙っているのはプティ。あなたが来たことで、彼女が動くかもしれない」
俺たちは顔を見合わせた。
「怪しいとは思ってましたが……すぐに移動しましょう。旧市街に、強力な知り合いがいるのです」
デイジーはおどおどしながら、俺たちの方に来た。
「大丈夫でしょうか?」
「これでもイーリスの近衛騎士団です。護るのは、お手の物ですよ。連れも強者です、そう簡単に遅れはとりません」
俺たちはそっと外に出た。
……
20以下で襲撃
(^ν^)
※襲撃なし
門の外には異常はない。俺たちは足早にその場を離れた。
01~20 ???????
21~40 ……つけられてる
41~99 異常なし
(^ν^)♪
スナイパーつよい
※異常なし
##########
「よう!……その女は?」
「ルイジの妻のデイジーだ。プティに狙われている、と言っている。保護を願いたいそうだ」
デイジーはビクビクしながら遠慮がちにクヴァに一礼した。
「狙われている?女が殺しでもするのか?……まあいい、保護なら歓迎するぜ。今日はこの後クラークに戻るつもりだ、客人としてもてなそう」
デイジーは恐る恐る「あ、ありがとう、ございます……」とか細い声で言った。
「とりあえず、夕食だな。ルイジに会えそうなとこと言えば……」
1 ギルドハウス
2 領事府前の高級店
3 歴史ある旧市街美観地区のカリー店
4 冒険者御用達の古宿
安価下5多数決、考察不要
2
高級街に住んでるくらいだし2かなあ。何かしら変装なりで身分偽ってそうな気はするけど。その意味ではギルドハウスは気づかれやすそうだし無さげか。
2
2 行きつけの店とかあったらデイジーに聞いてみる
ルイジはモリブスでは有名人のはずだ。とすれば高級店にいる可能性は高い。
「デイジーさん、彼が行きそうな店は?」
「……領事府前の『ハレ・クリシュナ』です。ただ……彼が素直にいるかどうか」
「というと?」
デイジーはクヴァの後ろに身を隠した。前からは領事府の役人と思われる男二人が歩いている。
「……失礼しました。ルイジは、ジョシュア候から身を隠しております。私が屋敷から出なかったのも、それが一因です」
「ジョシュア候とルイジは対立している?」
デイジーは頷いた。
「3年前の一件から、関係は悪くなっていましたが……最近は特に。プティの所にジョシュア候がしばしば訪れているのも知ってます。
マリオさん、『穴』におられるのですよね?それに関係があるのかも」
マリオの話は既に伝えていた。ジョシュア候とマリオは、今でも繋がっているのだろうか。
「……とすると、ジョシュア候がいる可能性もある、ということか」
デイジーは首を振った。
「あのお方は、郊外の公邸で過ごされるのを好みますから。ただ、気を付けた方がいいかもしれません」
そうしているうちに、「ハレ・クリシュナ」に着いた。予約はしていなかったが、たまたま空きがあったらしく6人席を確保できた。周囲を見渡すと……
01~15 ??????
15~70 目ぼしい人物はいない
71~90 小柄な男女二人組がいた
91~99 あなた?
めめんと
少し休憩。
今日は終わりかな?おつ
少し進めて終わりにします。
俺たちの隣の席に、小柄な男女の二人組がいた。……男がドワーフ族、女がホビット族か?
それにしても、ドワーフやホビットがこんな店で食事とは珍しい。
これがクヴァが言っていたルイジの連れだろうか。
「ちょっといいか?」
男はチキンを頬張りながら、女はナプキンで口を拭いながら俺の方を見た。
「何やいきなり。わしらに何か用か」
「いや、ルイジという男の連れかと思ってな。間違っていたらすまん」
※30以上でルイジのパーティの一員
あ
※ルイジパーティの一員
「おう、せや!どこでそれを知ったんか?」
ドワーフが怪訝そうに俺を見つめた。
「いや、たまたま『穴』でお前たちを見たという人がいてな。
故あって、ルイジに会いたい。どこにいるか、案内してはくれないか?」
……
90-魅力(14)×4=34以上で成功
20~33の場合は条件付き
はい
この関西弁ってのは実際の会話では英語(?)に独特な訛りがあるって事でいいんだろうか
※条件付き
「んー、いきなりんなこと言われてもな。一つ、条件や」
01~10 ???????
11~30 アイテム一つ、よこし
31~99 金や。金貨一枚でええで
やー
「金や。金貨一枚でええで」
俺は少しほっとした。無理難題を言われるのではと思ったからだ。
「そんなんでいいならくれてやる。そらよ」
「えっ、えらい気前ええなあ。おおきに!」
放り投げた金貨を受け取ったドワーフの男はホクホク顔だ。それを見たホビットの女は深いため息をつく。
「初対面に業突く張りやなあ……。ま、ええわ。
あたしはアムナ言います。よろしゅう。このがめついのはウィラ。一応、あたしの旦那ですわ」
「一応とは何や、一応とは。まあもらうものもらったさかい、飯食い終わったらルイジのとこ連れって行ったる」
「ルイジはどこにいるんだ?」
アムナと名乗ったホビットの女は小声で言う。
「『穴』の中、第十階層ですねん。あそこに家を買って住んでますの。たまにご実家に戻られてるらしいですけどな」
デイジーは目を丸くしている。
「ルイジが『穴』に行っていたのは知ってたけど……そんなところに別邸があったなんて」
「ああ、あなたが奥様のデイジー様ですか?お初にお目にかかります。
確か、公的な場から姿を消されたのは3年前ですな?あたしたちもその頃雇われてますのん」
「……おかしいな。オルランドゥに彼らが派遣されたのは2年前。計算が合わなくないか?」
デイジーが小声で言う。
「3年前、ジョルジュ様がマリオさんとルイジをお雇いになられたのです。その時、公には二人は姿を消したとされました。
恐らく、オルディニウム?でしたか。その鉱石の調査を隠密に行い始めたからだと思います。
そして、2年前にオルランドゥが消え、二人は再びそこに派遣された。主人は戻ってきましたが、マリオさんはそのまま……」
「なるほどな。別邸は、姿を隠すための拠点というわけか」
「せや。羽振りもいいし、上客やで。まあ、危険も多いけどな……」
ウィラは鶏のスパイス焼きを飲み込んだ。
「で、その2年の間ルイジは何をしてたんだ?」
ウィラとアムナは顔を見合わせた。やがてアムナが俯き気味に答え始めた。
「マリオ様の捜索ですわ。……変装し、世界のあちこちを探し回ったんですが……。
首尾はさっぱりあきまへんでした。そうこうしているうちに、オルディニウムを所望するジョルジュ様との間に亀裂が入り……」
「今では狙われる身になった、と」
俺の言葉に二人は頷いた。
「だが、マリオが生きていると彼は知っているのか?アンバライトをばらまきながら、魔物を活性化しているらしいが」
※50以上で知っている
てぇい
※知っている
※上の「ジョルジュ」は「ジョシュア」の間違いです。申し訳ありません。
「もちろん。……その意図含め、色々調べている所ですわ。
恐らくは、ジョシュア様が一枚噛んでいると踏んでいるみたいですけど」
アムナは苦り切った表情で言う。
「……では、プティはどうなんだ?」
「プティ?」
アムナは考え込んでしまった。
「……知らないのか」
「マリオ様の奥方、ですよね?……」
※80以上で追加情報
あ
ええやん
※追加情報あり
「あ、聞いたことないん?プティ言うたら、マリオと一緒におった奴やん。
いつも隠密魔法かけてたから、気付かんかったんか」
「……隠密魔法??」
ノワールが声を上げた。……それは、つまり。
「ちょっと待て。プティは魔法を使えたのか?」
「ああ、わしはよう知らんけどな。行方不明になる前のマリオがいっとったで。
あれは本当はオルランドゥの出やってな」
となると、新市街での殺人事件の犯人はプティという可能性が一気に高まる。……しかし、何故?
「ちょっと聞いていい?プティさんって、昔はどういう人だったの?」
カレンがウィラに訊く。ウィラはうーんと唸った。
「んなこと言われてもな。2、3言話しただけやで。まあ、変な感じはしなかったな」
「そうなんですよ。……さっき会ったプティさん、僕が話に聞く人と随分違ってて驚いたんです。
上品で誠実な女性と聞いてましたが……確かに邪悪な感じを、僕も受けました。人の評価なんて当てにならないと思ったんですが……」
マルコは首をひねる。
「これはいよいよルイジに会って話を聞くべきだな。とりあえず、早く食事を済ませてしまおう」
※食事中にデイジーかウィラ・アムナ夫妻に質問できます。
翌朝までに自由安価で質問受け付けます。内容によって採用するか決めます。
本筋に関係ない下らない話でもOKです。どうぞお気軽に。
あと、矛盾点の指摘も結構です。極力修正します。
(意図的な伏線であるならば言及しません)
さすがに投票なしですかね……
なしでも先には進められますが、とりあえず上げます。
『危険も多い』と言っていたが、どんな危険か
関西弁なのにはなんか意味あるのかなーとか
少し進めます。
###########
「え、じゃあ僕たちより大分年上なんですか?」
スプーンでカリーをすくいながら、マルコが驚きの声を上げた。
「せやで、わしが43、アムナが40や。種族的に見たくれがそう変わらんように見えるからやろけどな」
ラッシーをぐびぐび飲みながらウィラが答える。ドワーフやホビットは、ある一定年齢以上まで行くと外見年齢が止まってしまうと聞く。
二人とも13ぐらいにしか見えないが、冒険者歴はもう25年にもなるという。
「こちらに来てからは10年ぐらいやな」とのことだが。
「そう言えば、この大陸の向こうから来たんですよね。どんな所なんですか?」
マルコが目を輝かす。異邦人のいる大陸――通称「ヌル大陸」は未だ謎が多い。
人口はこの「シルナ大陸」よりずっと少なく、文明レベルも低いということだけは間違いないらしいが。
「えと。魔物が仰山おりますわ。人が住める場所も限られとります。
魔素、言うんですか?それもここに比べると大分濃いんですわ。……太古の昔から、どうしようもない魔物もうろついてますしな。
あそこに比べりゃ、ここは天国みたいなもんですわ」
アムナの言葉にウィラが同意した。
「せやせや。『穴』ん中は別やけどな。あそこはわしらの居たとこに近いな。
よくルイジとあそこを探索したけど、さすがに第二十階層超えるときっついわあ。
エルダードラゴンやら何やらなんて向こうでもほとんど見いへん。どないなっとんねん、あそこ」
「エルダードラゴンって……お二人とも相当お強いんですね」
マルコの言葉に、アムナが「いややわあ、若い子に褒められると照れるわあ」と手をパタパタと振る。ウィラは胸を張って誇らしそうだ。
「まあな。強ないと生きていけん土地やしな。……それと、肝心なのは逃げ足や。
粋がってても寿命を縮めるだけやしな。ルイジにも度々それは言っとる」
「それにしても、その言葉って少し訛ってるな。ヌルの訛りか?」
「せやで。もう10年いてここの言葉にも大分慣れたけどな。どうしてもこれは取れへんなあ」
ウィラはあむと鶏肉を齧った。ヌル大陸か、一度は行ってみたいものだが……。今はそれどころではないな。
※20以下で追加イベント
あ
※追加イベントあり
そう思っていると、向こうから鋭い視線を二つ感じた。そっちの方向には、若い男女がいた。
俺が彼らの方を向くと、何事もないかのように談笑している。……ジョシュア候の手の者か?
恐らく、俺たちがここにいることは報告済みだろう。このまま放置すれば、宿に行った瞬間確保されるのが落ちだ。……どうするか?
1 彼らの方に行って問い詰める
2 すぐに外に出てルイジの所に向かう
3 すぐに外に出てクラーク特別市に行く
4 このまま様子を見る
5 その他自由安価
安価下5多数決、考察必要
上げます。
クラークにはワープできるんだっけ?だったら3で。一番安全そうだし、デイジーをずっと連れてるわけにはいかないでしょ
ついでにあげ
>>948
クヴァはそこから来てます。
ただ、確実に安全ではないです。
もう一度上げます。
危険度合いは2と3とで微妙に異なります。一気に攻めるのもクヴァがいる今ならありといえばありです。
なら攻めてみようってことで1
ノワールと一緒に問い詰めよう
2 穴までは追ってこないだろうから
上げます。
出来るだけ戦力が多い状態で攻めたいので1、苦戦する要素は減らしたいし
2
権力者が敵に回ってる状態で街中での戦闘は犯罪者扱いされかねないが、クヴァが居るなら少し大胆に行っても良さそう。
穴なら戦闘になっても周りの目は無いし、ここを逃すとルイジとの合流は後れるか、最悪ルイジがやられそう。
1と2で決選投票です。
安価下5多数決、考察不要
2
モリブスでやり合うのは流石にまずいので2かなー
説得する目的疎かにしたくないしその意味では2
2
2で決定します。
再開は夕方か夜。
再開します。
「まずいな、監視されている。……ここは早く出た方が良さそうだ」
「本当?……あいつらね。でもどこへ」
俺はウィラとアムナを見た。
「ルイジの所へは、帰還のルーンを使って行く、そうだな」
「せや。……今からか?」
「ああ。……既にマークされている。ここで撒いてしまいたい」
ウィラは眉間にしわを寄せた。
「できなくはないわ。でもな、兄ちゃん知ってると思うんけどルーンの発動には少し時間が必要や。
人目につかんような場所も必要になる。それでもやるんか?」
彼の言うことはもっともだ。場所は裏手の路地でいいとしても、奴らをここで釘付けにできるか?
100-マルコ賢さ(7)×7=51以上で成功
お
※82…成功
「僕に任せてください」
マルコがすっと立ち上がった。
「どうするんだ?」
「こういう時に、口先で丸め込むのも商人の技ですよ。任せてください」
マルコはにこやかに二人組に近付いた。
……
100-マルコ魅力(10)×7=30以上で成功
な
うわごめん
※12…失敗
マルコの方を見ていたが、どうにも様子がおかしい。少し言い争った後、男が電話を持って立ち上がろうとしている。
……これはまずい。誰か呼ばれることを覚悟しないといけない。
俺は……
1 間に入ってなだめにかかる
2 男から電話を取り上げ、全面対決に方針を変える
安価下3多数決、考察不要
1
魅力高いしなんとかならんか?
2
1
俺は間に入ることにした。できれば穏便に済ませたい。
「どうかしましたか?」
男がぎろりと俺を見た。かなり短気そうだな、取り扱いには要注意だったわけか。
「貴様、イーリスの近衛騎士団の男だな?急にこっちに現れて、ルイジの件含め色々嗅ぎまわっているらしいな。
そのガキ、『僕はオーディナル家の人間だ、お互い不干渉で行きましょう』とか抜かしてたが、なめてんじゃねえぞゴラァ!」
向かいの女が男を制する。
「……口を慎みなさいネスト。……ですが、こちらにもこちらの事情があるのですよ。
これ以上ルイジの一件に口を突っ込むなら、あなた方の身の安全は一切保証しません。
それと、その小さい二人。ルイジ関係者ですね?デイジー嬢含め、すぐに引き渡しなさい。それがこちらの条件です」
「……それは乗れない相談だな。俺たちの素性、どこまで知っている?
生憎、この男の言っていたことは本当だ。ヴィルエール家、オーディナル家の命でここに来ている。
ジョルジュ侯がどこまで偉いのか知らないが、この二家を向こうに回して何とかなると思ってるのか?」
……
90-魅力(14)×3=48以上で成功
t
てぇい
やばそう?スナイプする?
※16…失敗
「……そちらこそ、何とかなるとお思い?」
女がニヤリと笑う。……店の周囲が慌ただしくなった。既に私兵に取り囲まれていたか!
「マルコ、お前は悪くない。……どのみち、こうなる運命だったな」
店に私兵が一気に入り込んでくる。人数は……
01~30 少なくとも15人??
31~60 10人ぐらいか?
61~95 7人か
96~99 はいそこまで
へいいっちょ
※クリティカル、昇格
その瞬間。
「はいそこまでー」
間の抜けた声と共に入口に殺到した連中に何かが投げ込まれた。男たちは何かにひるんだかのように、その場にうずくまる。
何が起きたかはよく分からない。しかし……これは絶好機!!
※30以上で殲滅に成功
や
※殲滅に成功
俺はまず目の前の女に当身を食らわせた。「ぐぅっ!?」という叫びと共に、女は意識を失った。
マルコも男の背後に回って締め落とす。細身の身体だが、護身の心得ぐらいはあったようだ。
入口にいた男たち10人ほどに目を向けると、ノワールが「甘いわっ!」と暗黒嵐をかましていた。
崩れ落ちる連中の首筋に、クヴァが的確に手刀を叩き込む。
目を押さえてのたうち回る残りには、カレンが足の腱を的確に叩き切っていた。
あるいはウィラが強烈な拳を顎に叩き込み、アムナが吹き矢を当てる。吹き矢には毒が塗ってあったのか、男は軽く痙攣して動かなくなった。
この間、時間にしてわずか30秒。瞬時に、刺客は無力化された。
「……何だったんだ、一体……。急に強烈な光でも受けたかのように連中が動かなくなったが」
「そうですね。あれがあったから、完全に不意を付けた。こちらが攻撃しても、まだ目を押さえてましたし……何だったんでしょうか」
マルコの言葉に、カレンが反応した。
「スタングレネード……?でも、こちらには光も音も何もなかった……」
「カレン、知っているのか?」
カレンは頷く。
「私たちの世界にもある武器です。食らった相手は、あんな反応して数分間無力化されるんです。
でも、こっちにも似たようなものが……」
俺は最初に声がした方向を見た。そこには……
01~20 女性
21~99 男性
らすとー
窓際のテーブル席のそこには、軽薄そうな男がいた。ひらひらと手を振っている。
胸には……紫色の宝石があった。
「いやあ、危ないとこだったねえ。僕がいなかったら大変だったよ。
とはいっても、そろそろ警察も来るんじゃない?……あまり騒ぎになるのはやだから、僕はここで引かせてもらおうかな」
「ちょっと待ってくれ。あんたは何者だ?」
……
※安価下3で名前を決めます。コンマが最も大きいものを採用
ダリウス
シグ
ノヴァ
「俺はダリウス。ダリウス・ウォード」
そう言うと、男は空間に歪みを作り出した。……これは!?
※80以上でイベント続行
や
※イベント続行
本スレはここまでとします。
3人目が出ましたね。これ以上は本人しか出ません。
これからwiki用の記述作業に入ります。
次スレのテンプレは一時的に旧作スレへのリンクを張らせていただく形になるかと思いますが、ご了承ください。
一応、新スレです。更新は明日から。
【コンマ】崩壊する世界を旅する5【安価】
【コンマ】崩壊する世界を旅する5【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1506175158/)
マルコに関しては割とガチで魅力上げないとスキルが安定しなさそうだな…
>>991
マルコは魅力上げは現実的な選択肢かもしれません。
知力、器用さ、魅力がポイントになるのでしょうか。
商人の割にそこまで賢くもないよね
>>992
一般人平均が5なので、突出してはいませんが一般人よりは上ではありますね。
や
二人組が関西弁なのは単なるキャラ付けなのかそれとも明確な意味があるのか気になるとこだな
>>995
944に書いてますね。彼らの言葉は英語にかなり近いのですが、異邦人であるウィラとアムナについてはOZ辺りの訛りをイメージしてます。
うめ
うめ
うめ
うめ
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