勇者「今日は何を作る！！！」

側近「うぅむ、そうだなぁ・・・お主のやすり技術は無限大であるからなぁ・・」

勇者「ふっ、よせやい照れるぜ」

側近「この糸使いとしての技術を開花させてくれたお主には感謝してもしきれぬハッハッハッハ」

勇者「今日は、まぁ王道のダイナマイトでも作るか？」

側近「おぉぉ！導火線なら任せろ！腕がなるなぁ！！」


ｺﾝｺﾝ


勇者娘「こんにちはー」

側近「出たな摩擦男の彼女」

勇者娘「その言い方はやめてくれない！？」

勇者「一応、我が娘と我が弟子だからディスるのは止めてくれｗ」

側近「しかし、事あるごとに我を倒しにやってくるあの青年にはいささか迷惑極まり無いのだが」

勇者娘「そりゃ魔族の長だしね？」

側近「それも一理あるな！ハッハッハッハ」

勇者「ところで勇者娘は何しに来たんだ？」

勇者娘「パパが側近さんに会いに行きまくるからママ寂しがってるよ！」

側近「おぉお、のろけ話か？糸通しに失敗したではないか」

勇者「う～む、でも父さん街にいても暇だしなぁ・・・」


ﾄﾞﾝｯ


魔法使い「あんた、いい加減に帰ってきなさいよ！このバカ亭主！！ﾊﾞｼｭｯ」

勇者「ｸﾞﾌｫｯ」

勇者娘「あ、ママ来ちゃった」

ﾊﾞｷﾎﾞｺｯﾄﾞﾋｭﾄﾞｺﾞｫｫｫﾝｯ

勇者「すいまぢぇん。ゆるぢてください・・・ｳﾙｳﾙ」

側近「伝説のやすりマスターが削られまくってﾎﾞﾛﾎﾞﾛじゃないかハッハッハッハ」

魔法使い「元はと言えば、あんたが裁縫に目覚めるからいけないのよ！！」

勇者娘「ママ怖い」

側近「たしかに、一理あるなハッハッハッハ」

勇者「ヤバイ天に召されそう、お祈りしとこ・・・」