杏「ねぇ…起きてよ」
屋根裏「…」
杏「ねぇ…」
屋根裏「ん…」
杏「おはよ」
屋根裏「…」
>杏が俺のベッドに裸で寝ている。
屋根裏「なんで杏が裸でいるんだ」
杏「もう…昨日の事忘れちゃった?」
杏「散々私の事犯した癖に」
杏「警察に駆け込めば絶対に有罪だよ?逃げられないだから」
杏「君は私の物なんだから」
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屋根裏「…」
>昨日の記憶が薄い…。
>何をした…。
屋根裏「何でこんな事を?」
杏「君がいけないんだよ」
杏「彼女をほったらかして他の女と遊ぶから」
杏「私のだけなんだから…」
>杏の目が黒い…。
>杏は着替えると帰って行った。
屋根裏「昨日俺は何をした?」
バイトが終わり、杏が遊びに来て、その後に妙なジュースを飲まされて…それから記憶が無い。
屋根裏「それで杏と寝たのか」
カラーン
屋根裏「ん?」
真「おはよう」
屋根裏「おはよう、どうした?」
真「えっ…と」
真「…これからの事について話し合おうと思って…」
真「その私達もう付き合って長いよね?」
屋根裏「…?」
真「だからそろそろ身を固めてないと思って」
真「ここに婚約届けがあるからサインしてくれない?」
屋根裏「まだ17歳だ」
真「分かっているわ。あなたは18歳になったら一緒に出しに行きましょう」
真「大丈夫。私達ならいい夫婦にあるわ」
>真が手を握ってきた。
>真の目が黒い…。
>真は帰っていった。
カラーン
春「こんにちは」
屋根裏「ん?」
春「お目覚め?屋根裏君」
屋根裏「ああ…どうしたんだ?」
春「ちょっと釘を刺しに来たの」
屋根裏「…?」
春「最近私を優先しないで他の女の子と遊んでいるじゃない」
春「本命をほっとおいて他の子と遊ぶなんていけないよ」
春「私も年上だし多少の遊びには目をつぶります」
春「あくまでも私が一番だからね」
>頬をつねられた
>春の目が黒い…。
>春は帰っていった
カラーン
双葉「…」
双葉「屋根裏…」
屋根裏「ん?双葉どうした?」
双葉「どうして浮気したんだ…」
双葉「杏、真、春…4人もして…」
双葉「一週間毎日監視、盗聴、追跡したらわかったぞ」
双葉「私とも散々しただろ」
双葉「何で…私だけで満足できないんだよ…」
双葉「…!そっか」
双葉「あいつらが誘惑したんだなぁ」
双葉「人の彼氏に手を出して…」
双葉「大丈夫だ…あいつらから守ってやるから」
双葉「安心しろ…屋根裏ゴミ」
>双葉は抱きついてきた。
>双葉の目が黒い…。
>双葉はよからぬ事を考えて、帰っていった。
屋根裏「誘惑…?」
カラーン
妙「…おはよ」
屋根裏「妙…どうしたの?」
妙「モルモット君をいじめてあげようと思ってね」
屋根裏「…?」
妙「随分他の女の子と遊んでいるじゃない」
妙「私がいるのに浮気なんていい度胸をしているじゃない」
屋根裏「浮気…?」
妙「どうしてあげようかな?」
妙「ま、一回だけなら許してあげるからちゃんと私の事を大切にしてね」
>妙は抱きついて、キスしてきた。
>妙の目が黒い…。
>妙は帰って行った。
カラーン
大宅「入るよー」
屋根裏「ん?どうしたんだ」
大宅「ちょっと寄ってさ」
大宅「屋根裏君…確認したいんだけど」
>大宅が写真を出した。
>俺の部屋に入る女達の写真だ。
大宅「これどういう事?君…もしかして浮気している?」
大宅「…」
屋根裏「へ…?」
大宅「違うよね、君…いろいろ事情があるからさぁ…早とちりしてさ…」
大宅「ごめん…でも不安なんだよ…君いい男だからさ」
>大家は俺の胸に抱きついて泣いた。
>大宅の目は黒い…。
カラーン
千早「失礼します」
屋根裏「どうした?」
千早「ちょっとお話があります」
千早「最近私の事を放置していませんか?」
千早「ほっとかれるのは悲しいです」
千早「なのでちゃんと私の事構ってください」
千早「私…あなたが呼ぶならどこにでも行きますから」
>千早が後ろから抱きついてきた
>千早の目が黒い
>千早は帰って行った
カラーン
一二三「こんにちは」
屋根裏「ん?どうした?」
一二三「ちょっと寄ってみました」
屋根裏「ん?」
一二三「一つ言いたいことがあります」
一二三「屋根裏さん、私とあなたは恋人の前に師弟関係にあります」
一二三「ですから師弟の命令は絶対です」
一二三「なので浮気はしないで下さい」
一二三「たしかに浮気は男の人の甲斐性と聞きます。あなたが女性にモテるのも理解しています」
一二三「ですが私が一番です。大切にしてもらわないと困ります」
>一二三が怒りながら俺に言った。
>一二三の目が黒い
>一二三は帰って行った
カラーン
川上「こんにちは」
川上「ちょっといい?ご主人様」
川上「話したい事…あるんだけど…」
屋根裏「…?」
川上「君さぁ…他の女の子と遊んでいるよね」
川上「前から君は女関係が派手なのは知っているけどさぁ…」
川上「私がいるんだから、もうそういう事はやめてよね」
川上「でないと私…嫉妬でどうにかなりそう…」
川上「本当お願い…」
>川上は俺の胸に倒れる
>川上の目が黒い
>川上は帰って行った
屋根裏「これで女の知り合い全員が来たのか…」
屋根裏「…」
屋根裏「というかどうなっているんだ?」
屋根裏「俺はあいつらの恋人でも彼氏でも、ましてフィアンセでも無い。」
屋根裏「単にデートして、キスして、寝ただけだ」
屋根裏「単なるセフレだ」
屋根裏「杏だけは今日初めてしたが、もちろんなんとも思ってない」
屋根裏「怖かったから反論しなかった」
屋根裏「妄想癖のある人間は反論しないのが一番いい」
屋根裏「だが困った事になった」
屋根裏「よし、しばらくの間身を潜めよう」
ピッ
屋根裏「なぁ竜司泊めてくれ」
~喫茶店~
杏「ふんふ~ん屋根裏ゴミいるかな?」
真「あら?杏どうしたの?」
杏「あれ?真こそどうしたの?」
春「真ちゃん、杏ちゃん二人共どうしたの?」
真「春…」
杏「春は何しに来たの?」
春「私の彼氏に会うのに理由いる?」
杏「私の…」
真「彼氏?」
春「黙っていたけど、実は屋根裏ゴミ君と付き合っているんだ」
杏「へ?」
真「は?」
春「みんなには秘密にしていてごめんね、なんか恥ずかしくて」
杏「いや屋根裏は私の彼氏だから!」
春「へ?」
真「違うわ!私の彼氏よ!」
杏「は?違うでしょ」
春「二人共違うよ!私の彼氏だよ!」
双葉「ふーん、やっぱり手を出していたんだ」
春「双葉ちゃん、居たんだ」
真「どういう事?」
双葉「本当なら私が直接葬ってやろうと思ったが…」
双葉「怪盗団の仲間に免じて許してやろう」
杏「…?」
真「どういう事…双葉?」
双葉「屋根裏ゴミは私の彼氏だ」
双葉「私の彼氏をたらし込んだのは許してやるからおとなしく身を引け、さもないと…」
真「ちょっと双葉そのエアガンどうしたの?」
春「怖いよ、双葉ちゃん」
杏「待って双葉誤解よ」
杏「私は屋根裏から手を出されたの」
杏「屋根裏が積極的に口説いてきたんだから」
双葉「なっ…」
真「嘘よ!彼がそんな事をする訳がないわ」
真「彼は私の婚約者よ」
真「そんな浮気みたいな事しないはずよ」
春「なっ…」
春「違うわよ!真ちゃん!」
春「屋根裏君は私の恋人だよ」
春「彼がプレイボーイだから三人とも遊ばれたんでしょ」
双葉「屋根裏ゴミがそんな女たらしの訳ないだろ!」
杏「そうよ!春こそ遊びよ」
真「彼は私一筋なの…」
カラーン
妙「屋根裏君…いる」
川上「え?なんでみんなここに?」
大宅「友達…な訳ないよね、彼といる所見たし」
千早「不安な運命を感じます」
一二三「皆さん…敵ですね…」
~一時間後~
杏「…」
杏「…」
真「…」
双葉「…」
春「…」
川上「…」
妙「…」
千早「…」
一二三「…」
大宅「…」
杏「じゃあみんなの自己紹介と現状は分かった?」
真「うん…」
双葉「信じたくない…」
春「まあ彼がプレイボーイなのは知っていたし」
妙「屋根裏ゴミが複数の女の子と付き合っていたというのは事実だね…」
一二三「それで積極的に口説いて来たというのですね」
大宅「みんなを誘惑したという事実は無い」
川上「ここまでは共通認識で大丈夫」
千早「はい…」
杏「問題はこれからよね…」
9人(誰が本命か…)
真「結論から言うけど私が本命よ」
真「だって私は彼と婚約したんだから」
千早「本当にしたんですかぁ?
春「真ちゃんさっきから嘘くさいんだけど」
真「本当よ!だって彼私の料理を美味しいって言ってくれたのよ」
妙「は?」
杏「もしかしてそれだけ…?」
真「そうに決まっているじゃない!もう女の子の料理褒めたら…もうプロポーズでしょ」
大宅「いつの時代よ」
妙「そんなんじゃ婚約にならないわ」
一二三「単にお世辞だと思われます」
真「えっ…」
杏「じゃあ私が本命だと思うわ」
杏「恥ずかしいから言いたくなかったけど、私は今日彼と寝たの」
杏「もう…これって本命よね」
妙「私も寝たけど?」
川上「私も…本当は教師と洒落にならないから…って止めたんだけど」
川上「屋根裏君…強引だから」
千早「私もしました、優しくしてもらいました」
一二三「というか今日まで手を出されてなかったんでしょうか」クスッ
大宅「私、みんなの事しらべたけど…あなた以外の全員ホテルに行った事あるみたいよ」
杏「」
真「こうなったらここに屋根裏ゴミ呼びましょう」
真「そのほうが早いわ」
春「彼…二階にいる?」
千早「さっき見たけどいないみたいです」
双葉「どこだ…?」
妙「どうしたの…パソコン取り出して」
双葉「あいつのスマホのGPS仕掛けといた」
双葉「屋根裏からはバレないやつ」
大宅「うわっ!すごっ!うちに欲しい人材」
春「どう?双葉ちゃん」
双葉「ん…声がする…聞いてみるか…」
~~~~~~~~
~竜司の家~
竜司「で…お前彼女いんの?」
屋根裏「いない…」
竜司「え?でもやったって言ったじゃん」
屋根裏「セフレだ…」
竜司「セフレ…マジかよ」
竜司「でもお前何人もいなかったっけ?」
屋根裏「ああ…全員セフレだ」
竜司「すげぇな…おまえ」
~~~~~
9人「…」
真「セフレ…」
妙「全員ね…」
杏「みんな遊びだったって事?」
杏「散々私の事犯しおいて…」
春「私の事を乱暴したよね」
真「初めてだったのに…」
双葉「痛かったぞ…」
妙「君の趣味に付き合ってあげたなー」
川上「いっぱいさせてあげたのに…」
大宅「やり捨てされちゃった訳だ」
一二三「処女をあげました」
千早「…頑張ったのに」
春「ふーん」
一二三「許せません」
大宅「知りたくなかったな…」
千早「嫌です…」
双葉「ぐす…」
真「双葉今どこにいるかわかる?」
双葉「すぐに分かる」
真「私は行くけど…来る?」
杏「もちろん」
春「手伝わせて」
双葉「うん…」
妙「私も行かせていい薬あげるから」
川上「私も説教しなくちゃ」
大宅「見逃せないね、こんなスクープ」
千早「彼は運命から逃げられません…」
一二三「戦術は任せてください」
真「じゃあ行くわよ」
カラーン
~一時間後~
屋根裏「は、放せ…!!」
真「あらまだ抵抗する元気はあるんだ?」
杏「もうそんな事言う気力も無くさなきゃね」
妙「お薬いっとく?」
一二三「屋根裏さんいくつか聞きたいことがあります」
川上「君が私達を単なるセフレとしか思ってなくて逃げたのは本当?」
屋根裏「そもそも俺はそのつもりなんだよ!」
屋根裏「お前達が勘違いしただけだ!」
杏「呆れた」
千早「認めましたね」
大宅「自白って奴だよ」
春「うふふ…屋根裏君認めたんだね」
真「みんなと話し合ってこのまま警察に突き出すことも考えたんだけど…」
妙「まあ、可哀想だから慰謝料だけにしといてあげる」
一二三「全員の慰謝料です」
>請求書だ…。
>請求書には多額の金額が書かれてある。
屋根裏「なっ!?」
屋根裏「こ、こんなに払えるわけ…無いだろ!」
春「そう…じゃあ払えないなら…体で払うしかないね、屋根裏君」
屋根裏「なっ…」
9人「うふふ…」
屋根裏「…!」
9人「ふふふ…」
屋根裏「や、やめろー!!!!」
~後日~
あいつがいなくなって半年…。
急に家庭の事情で中退、引っ越しだとよ。
たくっ、世話になったのに挨拶もしねぇで
それからしばらくして連絡があった。
春ちゃんの会社で働いているみたいだ。まあしっかりやってるならいい。
俺の家も変わった事がある。双葉が家から出ていった。
双葉が杏ちゃんや真ちゃんと暮らすんだと、ルームシェアって奴だな。
まあ独り立ちさせないと思って許したよ。
でも不思議な事がある。
最近あいつがつるんでいた女達…まあ恋人かどうかは分からないが…
どいつもこいつも腹がでかくなってやがる。
どういう事だ?
おわり
紛うことなき屋根ゴミで草
しかしそんな屋根ゴミの子供を欲しがる女たちも、ちょっと…
ベルベットルームに逃げよう
乙
多分ペルソナとしてマーラ様やインキュバスでも付けてたんだろうな
>>30
あれ?ラヴェンツァのお腹が大きく……?
このSSまとめへのコメント
実に素晴らしい