①彩ちゃんの失敗を前向きに捉える千聖さん

ライブ後

彩「...はぁ、やっちゃった」

千聖「彩ちゃん、お疲れ様。
...どうしたの？」

彩「千聖ちゃん..さっき歌っているときに噛んじゃって、うう」

千聖「彩ちゃん..」

彩「みんなに迷惑かけちゃって、ダメだな私..」

千聖「..彩ちゃんなら平気よ、次は同じ失敗をしないように気をつければ良いじゃない、ね？」

彩「千聖ちゃん..」

千聖「それに失敗に向き合うなんて勇気がいること、彩ちゃんはすごいわよ」

千聖「私も付き合うから、今からでも何処かで反省会も兼ねて練習しましょう」

彩「あ、ありがとう..！うんっ！私、諦めずにもう一度やってみるね」


麻弥「フヘヘ..あやちさキマシ..ふへ..ふーへ♡」
イヴ「日菜さん、キマシ..とは何でしょうか？」
日菜「カラシのことじゃないかな？♪」

②緊張で不安な彩ちゃんを励ます千聖さん

ライブ本番前
彩「...っ」ドキドキ

千聖「彩ちゃーん、そろそろ出番..彩ちゃん？」

彩「千聖ちゃん、ごめん..ちょっと緊張しちゃってて」

千聖「そうなの？そんな風には見えないけど..」

彩「ううん、せめて顔だけは笑顔でってね..不安な表情は、お客さんを元気に出来ないし」ニコッ...

千聖「ふふ、だんだんアイドルらしくなってきたわね」

彩「え、私が？」ピクッ
千聖「ええ、最初はあんなに泣いてばかりだったのに♪」クス

彩「千聖ちゃんっ？！ひ、ひどいよもーう///」プンプン

千聖「あ、ちゃんと笑えるじゃない」

彩「...あ///」
千聖「それに、緊張もあなたの味方よ？もちろん、私やみんなもね」ニコッ

彩「千聖ちゃん...」トゥンクッ...

麻弥「ふは..ふはー..自分、このオカズが好きなんです」
イヴ「(オ、カズ？...音数、の聞き間違いでしょうか)」
日菜「よーし、今日もるんってしちゃうぞ～♪」

③ライブ成功にはしゃぐ彩ちゃんの印象を考慮し、楽屋までポーズをお預けする千聖さん

ライブ後

彩「やったぁ！ライブ大成功だったね！」

千聖「良い経験になったわ、それにとても楽しかったわね？」

彩「うん！えへへ、千聖ちゃん！喜びのポーズ決めるよっ？♪」マルンッ

千聖「待って..！..えーっと、喜びを分かち合うのは賛成だけど..ポーズは遠慮しておくわ」

彩「そ、そんな..(ちょっと子供っぽすぎたかな..)」シュン..

周りのスタッフ「(ライブ上手くいったのに、落ち着いていてマジメだっ..！)」
「(大人な子たちね～、真摯だわ～)」


麻弥「この後、楽屋でメチャクチャ大盛り上がりしました」
イヴ「千聖さん、急に彩さんとポーズを取るなんて珍しいですね」
日菜「(千聖ちゃんも結構めんどくさいよね～)」フフ

ちょっと休憩

(番外) 千聖さんがイケメン(？)と仲良く、お茶する様子を偶然見かけた彩ちゃん

彩「せっかくこの辺まで来たから、スペースでも覗いてみようかな♪..あれ、あのカフェテリアにいるの千聖ちゃん？」

？「可愛い子猫ちゃんが、こんなところで何をしてるんだい」

千聖「あそこの広場で撮影の途中なの、今は休憩中よ」

彩「(もしかして、芸能人のお友達..？それに、すっごくイケメン..彼氏、さん？)」

？「それじゃ私もご一緒しようかな」フフッ

千聖「おあいにくさま、もう休憩は終わりなの」ガタッ

？「ふふ、相変わらずつれないね千聖..しかし、私はいつかその冷めたガラスの瞳を振り向かせてみせる..さ♪」ウィンク

千聖「....はぁ、失礼するわね」スタスタ

彩「千聖ちゃんに、あんな人が..そうだよね、モテそうだもん(..ん、やっぱりスペース行くのやめて早く帰ろう..」クルッ スタスタ


イヴ「あちらのヤシの木で、誰かが登ってます！」
麻弥「ココナッツジュースでも飲みたいんでしょうかね～」
日菜「(ちょっとあれ、登ってるのこころちゃんじゃ！？)」

④レッスン終わりにファミレスで恋愛話の中、彩ちゃんのお世話をする千聖さん

ファミレス

麻弥「ってなわけで、自分は音楽に夢中で恋愛なんて..」フヘヘ

日菜「えぇ～、何かおもしろい話が聞けると思ったのに」

千聖「彩ちゃんは好きな人とかいないの？」

彩「ゴフッ！わ、私！？」ゲホッ コホ

千聖「あーもう、ダメじゃない..ほら、ティッシュで拭かないと」パッパッ

イヴ「彩さんは優しい人と結ばれそうですね！」

彩「優しい、人ね..」チラッ

千聖「どうしたの、彩ちゃん？..もうこぼしてるところない？」ニコッ

彩「...うん、大丈夫///」プイッ

麻弥「ふへぁあ～^..あやちさほんとすこ」
イヴ「すこ..とは一体なんでしょうか？」
日菜「酢こんぶのことじゃないの～？」グターッ

⑤落ち込んでる彩ちゃんを元気づける千聖さん

彩「はぁ..どうしちゃったんだろう、私」

>>>昨日 花咲川女子学園

彩「(千聖ちゃんいるかな？一緒に帰ろうと思ってたんだけど...！？)」

花音「違うったら、違うの～！」ポカポカ
千聖「ふ、ふふ♪だってキノコとクラゲ似てるじゃない..キノコ嫌いなのよね、花音？」クス

彩「(..千聖ちゃん、学校ではいつも花音ちゃんといるよね)」

千聖「..あら？彩ちゃん、どうしたの？今日はバンドもないわよね」

彩「あ、うん..一緒に帰ろうかなって、あはは」

千聖「そうなの、でもごめんなさい..これから花音とお茶しに行く予定なのよ」

花音「今日は、スコーンとマンゴークロテッドクリームを試してみたいな..♪そうだ、彩ちゃんも良かったら、どうかな」

彩「い、いいよ～！千聖ちゃんもせっかくのオフだし..花音ちゃんと行くの楽しみにしてただろうから」

千聖「彩ちゃん...？」

彩「それじゃまた明日、学校でね♪」タッ！

花音「あ、え、ちょっと彩ちゃん..？！行っちゃった」
千聖「......」

<<<レッスン場

彩「昨日は邪魔しちゃったな～..千聖ちゃん、仕事とプライベートは分けて考える方だし」

彩「オフの日に仕事仲間と、なんて..あはは、きっと迷惑だったよね」

彩「うぅーんっ！はぁ..今日のレッスン微妙だったな、いつもはもっとウキウキするのに」

「彩ちゃん、レッスンお疲れ様」

彩「ち、千聖ちゃん！？みんなと一緒に先に帰ったんじゃ...」

千聖「彩ちゃんの様子が気になってね、そうだこれ...昨日のお茶菓子、はい♪」

彩「これ、私に...？いいの？」

千聖「もちろん、疲れたら甘いものが一番よ？それに、昨日は一緒に食べられなかったから」

彩「え、でも...千聖ちゃんは花音ちゃんと行きたかったんじゃ」

千聖「...？そうだけど、彩ちゃんも大歓迎よ？なのに、急に帰っちゃうんだもの」ハァ

彩「ごめん...///でも、ありがとう..後でいただくね？」

千聖「アイスティーも持ってきたから、休憩所で一緒に食べましょう」ニコッ

彩「...うんっ♪」パァァッ

千聖「良かった、笑ってくれて...」

⑥パスパレ内でおふざけオママゴト

カフェテリア

麻弥「え～っ！自分、ペットですかぁ！？」ワナワナ

千聖「忠実な犬っぽくて、頼もしいわよ麻弥ちゃん♪」

麻弥「フヘヘ、ありがとうございますワン」

日菜「馴染むの早いよ麻弥ちゃん..あたしはそうだな、子供役だねー自由だし」

イヴ「それでは、私は日菜さんの妹役に徹します、萌え文化は妹にアリと学びました！」ハグハグゥ～

日菜「うん、そういうことにしておこう...千聖ちゃんはお母さんだね、間違いなく」

千聖「ちょっと日菜ちゃん？失礼よ..」

麻弥「いやいや千聖さんしかいませんよ！影で支える女房って感じ、自分大好物っす！♪」

千聖「おすわり！！！」ビシッ
麻弥「ワンワン！っす！」ハッハッハ

彩「(千聖ちゃんが奥さんか..ふふ♡)」ニヤニヤ

イヴ「みなさん大変です、彩さんが萌えています！」

千聖「少し残念な顔になってるわね、何を考えてるの？彩ちゃん」

～～～～～丸山彩の妄想～～～～～

彩「ぁあ～今日もお仕事終わったぁ...」グッタリ

千聖「おかえりなさい♡今日はあなたが好きなオムライスよ」ニコッ

彩「本当に！？やったぁ、ありがとう千聖ちゃん♪」

千聖「あ、そうだわ..これを忘れてたわね..はいっできた♪」ゴソゴソ

彩「どうしたの？...あっ、これって..///」

ケチャップ『♡I LOVE AYA♡』

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彩「ふ、ふへ..ふへへ..♡」

千聖「あの、彩ちゃん？大丈夫？」ユサユサ

彩「ぅえ！？あれ、オムライスは？！」ハッ

イヴ「彩さん、疲れているんでしょうか？」
麻弥「フヘヘ♡その調子ですよ...彩さん♪」
日菜「何だろう、私の立場が危(あや)ぶまれている気がする..」

イヴ「Aivan～！彩(あや)さんだけに、危(あや)うい..これが武士のシャレですね！」

日菜「お願いだからこれ以上、私のキャラ没しないように普通でいて...」ハァ..