ミリP「はい、はい.....そうですか...」
電話を受けたプロデューサーの顔がだんだん曇っていく、きっと電話の相手は私が前にオーディションを受けたところの人だと思う。
私はひとつため息をつく。あぁ、まただ。きっとまたダメだったんだ...。
ミリP「ありがとうございました...はい、またの機会に、よろしくお願いします」
スマホの電源を切って、ブランと脱力するプロデューサー。じっと見つめる私と目があうと、悲しそうな顔で首を数回横に振った。
私はシアターアイドルの予定が書かれてあるホワイトボードに向かって、自分の予定をひとつ消す。悔しいなぁ。ここ一ヶ月、こんなことを繰り返している。予定を埋めて、それを消して。
ソファーに座って、置いておいた鞄から手帳を取り出して、カレンダーの予定をひとつ黒く塗りつぶす。ところどころ真っ黒に塗りつぶされた跡だけが残るカレンダーは、そっくり私の心の中みたいだった。
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カレンダーが黒く塗りつぶされるたび、私はレッスンの時間を増やしていった。きっとオーディションに受からないのは、努力が足りないからだ。
努力だけではどうにもならない。そんなことは知っている。でも、そんなことが言えるのは才能に溢れた人だけだって思う。
私にはそんな才能はない。そんな私がそれを持つ人たちに追いつくには、努力すること以外に道はないんだと思う。
才能がある人が辿り着ける場所まで行くのに、私はその倍の時間がかかる。そうならば、倍の時間レッスンすればいい。単純だ。
オーディションに受からないのは、きっと私の歩幅を私がまだよくわかってないからだ。私の歩幅はまだまだ小さい。でもレッスンの時間を増やせば、いつかきっと追いつけるようになるはず。
1日のスケジュールを確認する。すでにもう、たくさんの時間をレッスンに費やしている。でも足りないんだ。
何度も何度も頭の中で1日の流れをシミュレーションして、何度も何度も隙間の時間を見直して、なんとかレッスン時間を増やすことに成功した。
そうと決まればのんびりしてはいられない。自主レッスンに向かおうと準備していると、大きな手がポンポンと私の肩を叩いた。振り向くと、プロデューサーの顔があった。
ミリP「どうした?そんなに急いで?」
プロデューサーは眉をひそめて、少し優しい目をしていた。きっと、私の考えていることはお見通しなのだろうけれど、言葉にして聞かれたので言葉にして返す。
紗代子「...レッスンに行ってきます...」
私の答えを聞いて、ひとつため息をつくプロデューサー。肩に手を置いたまま、我儘を言う子供をなだめるように言う。
ミリP「今日はもう帰って休め。ただでさえ最近はずっとオーバーワーク気味なんだ。暗い気持ちでレッスンしても、身につかないよ」
プロデューサーの言葉がズシンと私の心にのしかかる。そんなことはもうとうに気がついている。こんがらがった頭のまま歌を歌っても、ダンスをしても、喉も体もぐちゃぐちゃとこんがらがっていくだけだって、毎日毎日身に染みて分かっている。
でも、立ち止まるわけにはいかない。立ち止まると、前を走ってる子たちの足音が否応なしに耳に響く。どんどん背中が見えなくなって行くのを感じて恐くなる。だから、ぐちゃぐちゃのままでも大袈裟に足音を立てて走るしかない。自分の足音で、他の子の足音を消すしかない。
私は上半身を大きく動かして肩に置かれているプロデューサー手を払いのける。実はこれも何度も繰り返してきたことだ。私が強く拒むと、プロデューサーは諦めて肩から手を離してくれる。
でも、今日は違った。私の動きを抑えるようにプロデューサーの手に力がこもる。
ミリP「まぁ、落ち着けって。もう一回言う、今日はもう帰って休め」
真顔でじっと私を見つめるプロデューサー。今日の今日は意地でも私をレッスンに行かせる気がないのだと思う。
でもこっちだって意地がある。アイドルとして一人前になるために、私は頑張らないといけない。プロデューサーを睨みつけて、抗議の言葉を口にしようとした時、プロデューサーの言葉がそれを遮った。
ミリP「明日から特別レッスンだ。ツテを頼って、346プロのアイドルと合同レッスンをしてもらえることになった。1週間、そこでたっぷりレッスンしてこい」
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翌日、私は346プロにやって来た。今最も勢いのあるアイドル事務所の一つだけあって、建物はとても大きくて入る前から迫力に圧倒されてしまいそうになる。
受付の人に用件を伝えると、レッスンルームに通された。中にはすごいアイドルの人やトレーナーさんがいるのだろう。ちょっと気後れしてしまうけど、始まる前から負けてしまってはダメだと自分を奮い立たす。
コンコンコンコンとノックをする。返事はない。あれ?指定された時間は間違ってないと思うけど。
聞こえなかったのかもしれないと思い、もう一度ノックをする。やっぱり返事はない。
このまま立往生してしまうと、指定の時間をオーバーしそうだったので、ソローっと重い扉を開ける。
目の前には綺麗に整備されたレッスンルームが広がる。でも、中には誰もいない。あれ?でも、隅っこに何かモゾモゾと動くものがある気がする。
じーっと目を凝らして見てみると、ダラーっとだらしなく小さなお尻をこっちに向けて寝ている女の子の姿があった。
紗代子「あっ、あのー?」
恐る恐る声をかけてみても、返ってくるのは寝息だけ?あれ?今からレッスンだよね。
紗代子「あのー!?」
もう一回声をかける。今度は少し大きめの声。目の前の女の子はメンドくさそうにもぞもぞと起き上がった。
杏「ん?なにー?大きな声を出して?ってか、誰?」
目は半開きで口にはヨダレの跡、なんというかアイドルのする顔じゃなかった。というか、あれ?この人見たことある!
杏「あー、もしかして今日から一緒にレッスンするって子?えらいね。他所の事務所まで行ってレッスンなんて、杏にはとてもできないよ」
ふにゃふにゃと眠たそうな声で私に話しかける女の子。あれ?今、『杏』って言った?この人もしかして?
紗代子「双葉杏さんっ!?」
杏「うえっ!?どしたの叫んで?びっくりしたなぁ、もう」
双葉杏さん。今勢いのある346プロのアイドルの中でもすごい人気のアイドル。まさか、こんな人とレッスンできるなんて驚き。
紗代子「あぁ、自己紹介がまだでした。私、高山紗代子っていいます。よろしくお願いします!」
杏「あー、紗代子ちゃんね。よろしく。まぁ、そんな肩肘張らずにさ、気楽にやろうよ」
なんというか双葉さんは、力の抜けた人って印象。だらーっと、ぐにゃーっとしてて。でも、あんな人気な人なんだからきっとレッスンのときは凄いに違いない!
私は変われるかもしれない!その期待を込めて、私は元気に返事をする。
紗代子「はい!よろしくお願いします!双葉さん!」
杏「あー、杏でいいよ。同い年でしょ?」
紗代子「えっと、では、杏ちゃん!...あれ?私、同い年って言ったっけ?」
突然の杏ちゃんの言葉に驚いて聞いてみたけど、杏ちゃんは寝息を立てて二度寝に入っていた。
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私の期待とは裏腹に、杏ちゃんはレッスン中でもぐてーっとだらーっとしていた。でも、今日のレッスンの目標はきちんとこなしていた。
私はそんな杏ちゃんの姿を見て思う。あぁ、きっとこの人も天才なんだ。私とは違う、頑張ればそれだけグーンと前に進める人だ。
なんでプロデューサーさんが私を杏ちゃんと引き合わせたのかを考える。答えにたどり着いた時、メラメラっと私の中に炎が燃え上がるのを感じる。
身近で天才と競って、負けるなってことですね。そうとなれば、努力あるのみです!レッスンが終わってウサギのぬいぐるみに突っ伏す杏ちゃんの姿を見ながら、私は心の中で宣戦布告をした。
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それから数日が過ぎた。
346プロでのレッスンが終わっても家に帰って自主レッスンをして予習を完璧にしても、次の日のレッスンが終わる時点でもう杏ちゃんには追いつかれていた。
杏ちゃんの様子を見るに、家に帰って自主レッスンとかはしていなさそう。レッスンが始まる時点では、私の方が断然歌って踊れてるし。
でも、最後には追いつかれる。トラックの半周先からスタートしても、ゴールテープを切るのは同じようなタイミング。
あぁ、天才な人ってやっぱ凄いなぁ。私も頑張らなきゃ...家に帰ってもっともっと練習して...あっ、明日の数学の予習もしなきゃ...。
そんなことを頭の中でグルグル巡らせていくと、視界もグルグル回って、ふっと全身から力が抜けた。
目を覚ますと後頭部に柔らかい感触があった。眼鏡をはずしているのだと思う、ぼやける視界にはもやっとした光だけがみえる。背中に感じる硬い板の感触から、私はレッスンルームの床に寝そべっているのだと気がつく。
杏「あぁ、気がついた?大丈夫?ほら、水」
頭の上から声がする。頰に冷たい感触。首を上に動かすと、イタズラにペットボトルを頰につける多分杏ちゃんの小さな顔がぼんやりと見えた。
体を起こして杏ちゃんから水を受け取る。その水を一気に飲み干すと、ふらふらの頭が少しだけシャキッとした気がする。
壁にペタッとよりかかって座る。杏ちゃんは、ただ私の横に座っていて何も話さない。
だんだん意識がはっきりしてきて、私はとんでも無いことをしてしまったと気がつく。
紗代子「ごめんなさい...貴重なレッスンの時間を無駄にしちゃって...」
杏ちゃんは返事をしない。どうしよう、やっぱり怒ってるよね?もう一度お詫びをしようとすると、それを遮るみたいに杏ちゃんが言葉を発する。
杏「ん...そんなことよりさ、大丈夫?」
杏ちゃんは私を心配してくれるようで、とても優しい声だった。だからこそ、なおさら自分が惨めになる。追いつくために必死で、無理矢理頑張って、それで心配されてしまって。
ずっとずっと抑え込んでた感情が溢れ出しそうになる。これ以上迷惑をかけてはいけないとおもって、全力でそれを抑え込む。そうした葛藤と戦っている中でも、杏ちゃんはただ静かに横に座っていてくれた。
それから幾らかたって、レッスンルームに差し込む光はオレンジ色が強くなってきた。ぐちゃぐちゃと頭の中を巡る葛藤がおちつきはじめたとき、それを見計らったように杏ちゃんが告げる。
杏「はい、これ」
その言葉とともに、杏ちゃんは私の目の前に一つの飴を差し出す。小さな掌に、ポツンと乗ったカラフルな包装の飴玉。
紗代子「飴?」
突然のことに驚いて問いかける私に、杏ちゃんはニッコリと言葉を返す。
杏「ハッピーの魔法だよ。ハピハピの伝道師が言うんだから、間違いない」
ハピハピ?杏ちゃんの言葉の意味はよくわからないけど、杏ちゃんがそう言うならなんだかそんな気がした。
私は飴を受け取って包装を取って口に入れる。するとじわっと甘さが身体を巡って、心が少し楽になる気がした。
杏「紗代子ちゃんはさ、どうしてそんなに頑張ってるの?」
唐突に杏ちゃんが問いかける。何気なく聞いてみたって声色だけど、その言葉はやたら重く私にのしかかる。のしかかる重さにぐにゃっと曲がった心から、言葉が飛び出てくる。
紗代子「頑張らないといけないから。私は人一倍すごい才能がないから」
私の答えを聞いた杏ちゃんは、ちょっと考えるような間を置いた後、言葉を続ける。
杏「頑張った先に、何があるの?」
その言葉は、私の心に深く刺さった。
頑張った先に、何があるなんて考えたことなんてなかった。勉強もスポーツも頑張ればきっと上手くいって、上手くいくことはきっといいことなんだって信じてた。
アイドル活動だってそうだ。頑張れば上手くいって、きっといいことが待ってるって。だから、私はただ頑張ってきた。
でも、私はその頑張った先で何を手に入れたいんだろう?ふと思い浮かぶのは、今までの弱い自分。それを変えたくて、私はアイドルを目指して頑張った。
じゃあ、その頑張った先にはどんな私がいるんだろう?どう変われば、私は私に満足するんだろう?
きっと杏ちゃんが私に問いかけたのはそういうことだ。私は何を夢見て、何に向かって頑張っているんだろう。
カチッとピースのハマる音がする。あぁ、私はきっと走ってたんじゃなくて、ただ彷徨ってるだけだったんだ。行くあてもなく、燃料だけを浪費して。走るならまず到着点を決めるべきだったんだ。
紗代子「杏ちゃんは、どこに向かってるの?」
反則だって思いながら、私は質問に質問で返す。今のところ、私は杏ちゃんの問いかけに答える言葉がない。でも杏ちゃんが、それを考えるヒントをくれるって思ったから。
私の反則にも動じることなく、杏ちゃんはすんなりと言葉を返してくれた。
杏「んー、あんま考えたことないや。寝て起きて寝る。それだけが杏の生き様だよ」
杏ちゃんはそうすんなり言いのけたのち、ぽりぽりと頭をかいて言葉を続けた。
杏「でもさ、最近はちょっとだけ違うかな」
紗代子「ちょっとだけ?」
そう聞き返すと、杏ちゃんは少し言葉にためらって、取り繕うように言う。
杏「あー、やっぱやめやめ、キャラじゃないよ、こんなの」
確かにちょっと真面目な本音モードは杏ちゃんのキャラじゃないかもしれない。でも、私は食い下がるわけにはいかなかった。杏ちゃんには悪いけれど、これはきっと大事な話だと思うから。
紗代子「あの、私、聞きたい。その、杏ちゃんが嫌じゃなかったら、だけど」
真剣な目で見つめると、杏ちゃんは諦めたように言った。
杏「...んー、分かったよ。誰にも言わないでね、恥ずかしいから」
紗代子「うん。約束する」
杏「大事な、そのー、なんだ。相棒かな?その子ために、頑張ってみようかなって」
紗代子「相棒のため?」
杏「ん。その子さ、周りに飴をばら撒くんだ」
紗代子「飴?」
杏「うん。幸せになれる魔法の飴。無造作にさ、餅まきみたいにばーって」
杏「んで、ばら撒きすぎて自分の分なくなっちゃうんだよ。だから、その子に飴をあげられるようにさ、その、杏が頑張...っていうか、まぁ、そんな感じ」
あぁ、さっきの杏ちゃんのくれた飴。それはそういう意味だったんだね。ありがとう。言いそびれた言葉を、胸の中で杏ちゃんに向けて告げる。
杏「アイドルにしちゃ小さすぎる目標だよ。でもね、杏の手はちっさいから、そんくらいで十分だよ。もっと多くは持ちきれないや」
杏「だから、他の面倒なものは放り投げちゃえばいいじゃんって、杏は思ってるよ」
もうひとつカチッとピースのハマる音がする。あぁ、私と杏ちゃんは正反対だ。自分の歩く先が決まってる杏ちゃんはいろんなものを投げ出せるんだ。
自分の向かうべき場所に行くために不要なものをポイっと捨てて、大事なものだけを大事にとっておける。
私は自分の向かうべき先がわからないから、何もかも全部大事に抱え込んで、その重さに耐えきれなくなって。
でも、納得できないとこもある。私はその疑問を問いかける。
紗代子「自分の目指す行き先が、間違っちゃってたら?」
私の問いかけの裏の気持ちを汲み取ったのか、優しい声で杏ちゃんは答えた。
杏「大丈夫だよ。誰かが間違ってるって教えてくれる。一人じゃないでしょ」
その言葉を聞いて浮かぶ顔があった。うん、そうだね。それはすぐに納得がいった。
紗代子「ありがとう、私ってダメダメだったんだね」
自嘲してそういうと、杏ちゃんは変わらない口調で答える。
杏「全然ダメじゃないよ。ダーって全速力で、絶対に諦めずに頑張り続けるって、杏にはできないもん。すごいよ。あ、皮肉じゃないからね」
杏「行き先さえ決まれば、紗代子ちゃんはもっともっとすごくなれるよ。多分。きっと」
紗代子「そうかな?そうだったらいいな」
杏「......うー、ちょっと今日は喋りすぎたよ...ちかれた」
杏ちゃんはそう言ってぬいぐるみにダイブした。ぐでーっと全身脱力してダラダラモードに入ったみたい。すごく気持ち良さそう。
でも、今の私にはちょっとこのだらけ具合は真似できないかな、なんて思う。いつかの未来に少し休みたくなった時、真似してみよう。
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オレンジの色に染まった帰り道。いつぶりだろう?すごく綺麗だなって思える。
私は考える。私はどんなアイドルになりたいんだろう?私は何をしたいんだろう?
ひとつひとつ答えが浮かんでくるたび、ふわふわと透明で輪郭もない蜃気楼のような夢に、鮮やかな色がついていく気がした。
すれ違う人たちの顔が目に飛び込んでくる。悲しい顔、寂しそうな顔、疲れた顔。その中に笑顔の人が見える。それをみると、なんだか私も嬉しい気持ちになる。
パズルの最後のピースがパチリとハマる。あぁ、そっか、そんな単純なことでいいんだ。私の目指すところ。
完成されたパズルが、綺麗な絵を描いている。それを眺めていると、ドキドキと胸が騒ぎ出す。その景色にたどり着きたい、全速力で走っていきたい。
下ろした髪をゴムで束ねて、走って横断歩道を渡る。向かう先は765シアター。足取りがすごく軽い。今なら、どこにだって行けるような気がする。
E N D
終わりだよ~(○・▽・○)
読んでくださった方,ありがとうございます!
参考
スロー・ライフ・ファンタジー/ 双葉杏
vivid color/ 高山紗代子
紗代子の努力することに触れて触れてくれて感謝
乙です
>>3
ミリオンライブより
高山紗代子(17) Vo/Pr
http://i.imgur.com/3Cjkcox.jpg
http://i.imgur.com/z4kfU7U.jpg
>>6
シンデレラガールズより
双葉杏(17) Cu
http://i.imgur.com/fwx45Kq.jpg
http://i.imgur.com/ZttBNqB.jpg
>>23
「スローライフ・ファンタジー」
http://www.youtube.com/watch?v=ooVacNKo51U
「vivid color」
http://www.youtube.com/watch?v=c2vepC4FvM0
vivid colorとスローライフファンタジーが上手く混ざったいい作品だった
杏は凄くいいプロデューサーになれそう
♪
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