藤原肇「ドリーミング・デイ」 (14)


モバマスSSです。
プロデューサーはP表記。


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 スポットライトは、真夏の晴れた午後ような眩しさで
 歓声は地響きのように会場いっぱいに響き渡り
 私はようやく立ち上がり、私は私を知りました


朝 346プロ事務所


ガチャ

肇「おはようございます」

P「おっ、肇おはよう」

肇「おはようございます」ニコ

P「昨日はよく眠れた?」

肇「一応眠れました。でも、寝付くのにかなり時間が…」

P「俺も同じだったよ」アハハ


 あふれる思いのおかげ様、うまく言葉が思いつかず
 ふと目に飛び込んだのはあなたの姿
 待っていたかのように、目と目が相槌を打ちました


P「改めて…。肇、総選挙第3位、おめでとう」

肇「ありがとうございます」

P「何よりも肇の努力の成果だよ。本当に、本当におめでとう」

肇「そんな…私だけではありません。ずっと切磋琢磨してきた仲間と、支えてきてくれたファンのおかげです」

肇「そして、あなたがいたから、です」

P「俺?」

肇「そんな、謙遜はよくないですよ」クスッ


 お願いだから届いてほしい
私が届けたい言葉を
 あなたにも、そして、あなたにも


肇「あなたが私を変えてくれた」

肇「あなたが私に新しい世界へ導いてくれたから、私は変わることができたんです」

肇「あなたに支えられて、私はここまで来れたのですから」

P「でもなあ、俺はそんな…」

肇「むぅ、私の言葉が信用ならない、ってことですか?」プクー

P「ああ、そうじゃない、そうじゃない。ごめん、悪かったよ」

肇「クスッ…昨日もスピーチで私が混乱してた時、真っ先にステージ裏に来てくれましたよね」

肇「あなたの姿が目に入って、ふと落着けたんです」

肇「それから観客席の方を見て気が付きました。ああ、色んな人に支えられてたなあ、って」

P「…そっか」


 あなたの言葉はいつも私に届くけど
 私の言葉は届いているのだろうか
 それが叶うなら、どうか届いて私の言葉


肇「でも今日から、ですね。もっと高みを目指していきたいです」

P「!…ああ、そうだな。夢はトップアイドルだ!」

P「よーし、肇がその気なら俺も一層やる気が出てきた。沢山活動して、売り込んでいくぞ!」

P「これからどんどん忙しくなるからな?肇、覚悟しておくんだぞ?」

肇「はいっ、望むところですよ!」

肇「私も、あなたと一緒に夢をかなえたいですから!」


 夢の日は今日か明日か
 ぼんやり遠くにあるようだけど
 いつかは掴んでみようよきっと
 そのとき隣にあなたがいてね




 Pさん。





おわり


肇ちゃん総選挙3位おめでとう!!
色んな思いが出過ぎた状態で書いたので、流れとかおかしくてもごめんなさい。
ちなみにタイトルは、ナイアガラ・トライアングルのナンバーから。

おつー

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