サターニャ「賭博黙示録/ハイパー魔界ゲーム」 (25)

立ったら書きます。2本立てです。

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サタ「あーもう!何でガヴリールにいつもいつも勝てないんだー!」

ヴィ「ガヴは強かだからね。サターニャは勝負に拘るあまり、ガヴの本質に気づいていないのが原因じゃない?」

サタ「そんなこと言われても、勝ちたいものは勝ちたいの!」

ヴィ「見も蓋もないわね」

サタ「もっとこう、実力だけでなく運が絡むようなもので戦えると…運……はっ!」

ヴィ「 何か思いついたのサターニャ?」

サタ「くく…あるじゃない!ガヴリールに勝てそうなものが!これよ!これだわ!」


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サタ「ガヴリール!今日こそアンタに土をつけてあげるわ!覚悟なさい!」

ガヴ「へーへー、さいですか。んで?何を競うんだ?」

サタ「 S級悪魔的遊戯、またの名を『麻雀』よ!!」

ヴィ「麻雀?なにそれ?聞いたことないわ」

ラフィ「人間界の遊戯ですよ。簡単に言うと、牌を順番に取っていき特定の形や役を作って『あがり』を目指すんです」

ガヴ「ふーん、麻雀ねぇ。ネトゲでやったことはあるが……何で麻雀なんだ?」

サタ「えっへん!咲*天牌*兎*カイジ*むこうぶちを読んだアタシに死角はないわよ!」

ガヴ「お前、案外俗世に影響されんのな。まあよかろう。にわかのサターニャにゃ負けんだろう」

サタ「ちょうど4人いるし決まりね!勝負は3日後に行うから、ヴィネットとラフィエルはルール覚えといてね!」

ヴィ「えー、サターニャったら急なんだから…」

ラフィ「ヴィーネさん、私も多少はルールわかりますから一緒にお勉強しませんか?」

ヴィ「ありがとうラフィ。ひとまず最低限は覚えるわね」

サタ「さーガヴリールぅ?敗北の準備は整ったかしら?」

ガヴ「まだ始まってねーだろうが……そうだ、せっかく麻雀をするんだ、賭けようじゃねえか」

ヴィ「ダメよガヴ!お金なんか賭けちゃいけないわ!」

ガヴ「ヴィーネも今月仕送り減らされて厳しいだろ?サターニャからかっぱいでやろうぜ?」

ヴィ「……! で、でも私初心者だし負けちゃう確率高いし……」

ガヴ「それもそうか…じゃあサターニャ。私とお前でサシウマ1万な。おまけに、出るとは思わんが役満が出たらウマと同じく+1万にしてやる」

サタ「い、いちまんえん!?そんな大金馬鹿げてるわ!?」

ガヴ「大金を賭けるなんて相当な悪魔的行為だと思うんだがなぁ…まさか大悪魔のサタニキア様が私に遅れをとるなんて、あり得ないよねー?」


サタ「むむむ…いや、その……」

ガヴ「最悪1位を取れなくとも、私より順位がひとつでも上なら勝ちなんだぞ?悪い話ではないと思うんだが」

サタ「…わかったわ!やってやろうじゃないの!後悔しても知らないからね!」

ガヴ「ふっ、そうでないとな。ヴィーネ、お前も私より順位がひとつでも上なら、1ゲームにつき3000円やるよ。そして更にお前のリスクは0だ。これならやる気も増すだろう?」

ヴィ「え、いいの?!そんな甘い条件で!?」

ラフィ「ガヴちゃん、えらい自信ありげですね。大丈夫なんですか? 」

ガヴ「なあに、こういうのは真剣味があった方いいだろう?狂気の沙汰ほどなんとやらだ」

サタ「最初に言っとくけど、神足通を使って牌を瞬間移動とかそういう特殊能力使うのはなしだかんね!」

ガヴ「そっくりそのままお前に返してやるよ。きっちり『実力』で倒してやるから安心しろ」

サタ「25000点持ちスタート、半荘3回勝負よ!いざ、闘牌開始!!」





サタ「ーーツモ!リーヅモドラ4で3000,6000!これで1回戦は私の勝ちね!」

<1回戦結果>
点数 サタ 60000 ヴィ 19000 ラフィ 16000 ガヴ 5000
収支 サタ+10000円 ヴィ+3000円 ガヴ-13000円

ヴィ「ほとんどサターニャにやられっぱなしだったわね…一応私2位だったけど、本当に3000円貰っていいの?」

ガヴ「約束は約束だからな。あと2半荘頑張ってくれ」

サタ「意気込んでた割には大したことないわね!このまま突っ走っても文句言わないでよ!」

ガヴ「お前がこんなに強いとは思わなかった。私に取り返すチャンスをくれないか?次はサシウマを倍にして戦ってほしいんだ」

サタ「良いわ!今の勢いなら全く負ける気がしないから、じゃんじゃんかかってきなさい!」

ガヴ「……すまんなサターニャ」


<2回戦*東1局1本場 親:サターニャ>

サタ「そして勢いそのまま4巡目親リーーーチ!なっはっは!圧倒的!まさに悪魔的豪運だわ!!」

ヴィ「えー!早すぎて待ちがわからないわ…安全牌っと…」

ガヴ バシッ→赤5ピン

ラフィ「………!?」

サタ「ロン!ローーン!面ピン1発三色ドラ3で親倍24000点!1本場付きでガヴリールのトビよ!!」


<2回戦結果>
点数 サタ 51500 ヴィ 25000 ラフィ 25000 ガヴ0
収支 サタ +30000円 ヴィ +6000円 ガヴ-36000円

ヴィ「はは…あっという間に終わっちゃった…」

ガヴ「 ………すぅ…」 チラッ

ラフィ「……!……サターニャさん、最後は私とも勝負して頂けませんか?私はお金は賭けない主義ですので、負けた方が相手の言うことを1つ何でも聞くってことで♪」

ガヴ「いやー、参った参った。手がつけられんなこれは。しかし諦めるわけにはいかん。サターニャ、ウマを+3万に増やしてくれないか。仮にお前が負けても結果プラマイゼロ。リスクがあるのは私だけだ」

サタ「構わないわ!何人束になろうとも、サタニキア様にに敗北の2文字は訪れない!スーパーサタニキアタイムは止まらないわよ!!」


<3回戦*南3局2本場 親サターニャ>
点数 サタ 74000 ヴィ 18000 ラフィ 4000 ガヴ 4000

サタ「ガヴリール、神への懺悔は済んだかしら?この親リーチでまとめてぶっ飛ばしてあげる!!」

ガヴ ………ポン! バシッ→南
ラフ 南ポンです! タンッ→4萬
ガヴ チー! バシッ→3萬

ラフィ「ロン!南のみ1000点は2本増しで3000点です!」

ガヴ「ふー、助かったー。何とかラス親まで回ったな」

ラフィ「うふふ、これ以上サターニャさんに上がられたら困りますからね♪」

サタ「ま、まあいいわ!このオーラスが終われば私の勝ち!泣きを見るのはガヴリールだからね!」

ガヴ「勝負はまだ、終わっちゃいない……オーラスの向こう側に辿り着くまではな!」

サタ「強がり言っても無駄よ!ガヴリールがツモ連発すればラフィエルが飛ぶじゃないの!」


ガヴ「ふっ、泣いても笑っても次がラストだ。いくぞ、サターニャ……!!」

<3回戦*オーラス 親ガヴリール >
点数 サタ 78000 ヴィ 18000 ラフィ 7000 ガヴ 1000

ヴィ「とは言うものの、圧倒的にガヴが不利なのよね…でも、私にはどうすることもできないし…」

ガヴ「気にするなヴィーネ。お前も3連勝がかかってるから、普通に打てばいい」

ヴィ「う、うん」

ラフィ「……そう言えばガヴちゃん、明日の天気は何でしたっけ?」

ガヴ「……ん?ああ、明日は雨が降るかもなあ」 ササッ

サタ「アンタどうしたの?予報じゃこの先1週間晴れだったでしょ?負けすぎて天気もわからなくなっちゃったの!?」

ガヴ「そうかもしれんな。次はサターニャのツモ番だぞ?」

サタ「わかってるわよ………っと、あら!もうテンパイしてるじゃん!そーれ!締めのダブルリーーチ!」
ダンッ !!→『発』





ガヴ ロン。四暗刻単騎。48000。
ラフ ロン、緑一色32000点です♪
ヴィ えっとー……これ、ロンでいいのよね?国士無双、32000点!


サタ「……………は?」


<3回戦結果>
点数 ヴィ 50000 ガヴ 49000 ラフィ 39000 サタ 0
収支
サタ +3万-3万 = 0円?
ヴィ +9000円
ガヴ-36000+30000-3000= -9000円

サタ「ち、ちょっとタイムタイム!!こ、これっ……
はぁー!? そんなオカルトあり得ないでしょー!」

ガヴ「どうした?オカルトの塊みたいな悪魔様がそんなこと言うのか?」

サタ「ガヴリール!アンタイカサマしたでしょ!!」

ガヴ「あん?お前は私がサマをした証拠でも出せんのか?仮にでも現行犯で掴まねーと、成立しないもんだろう?」


サタ「いや、こんなの普通どう考えてもあり得ないって!」

ガヴ「トリプルロンで112000点払いでサターニャ、お前のトビだ」

サタ「ぎにゃーーーーー!!」

ガヴ「さらに朗報だ。ウマは相殺として、お前は私に役満を振り込んだ。役満祝儀の3万がそのままサターニャの負け分な」

サタ「う、嘘だ…嘘だーー!!」

ガヴ「本来なら地和+スッタンでトリプル役満でカウントされてもおかしくないんだぞ…しかし、私もそこまで鬼ではない。天使の施しで1/3におまけしてやろう」

ラフィ「ヴィーネさん、役満ですよ役満!おめでとうございます!」

ヴィ「いきなりすぎて何がなんだかわからないわ…… 」

ガヴ「ヴィーネは私に3連勝。役満付きのおまけで+1万だ。これで何か美味しいものでも食うといい」

ヴィ「おおお、諭吉様が目の前に……!」

ガヴ「サターニャは返済するまで私の代わりに喫茶店でバイトな。サターニャ、強制労働決定…!これが現実です……!」

サタ「ぐにゃああああああ………」

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ラフィ「サターニャさん、制服姿とってもお似合いですよ~!」 パシャッパシャッ

サタ「うう…こんな辱しめをこのサタニキア様が受けるなんて……」

マスター「天真君、これは一体どういう風のふきまわしかな?」

ガヴ「サターニャの奴が社会経験したいってもんでね…マスター、是非こき使ってやって下さい」

マスター「いやいやそんな……でも人手が増えるのはありがたいことだね。助かるよ、天真君」

ガヴ「気にしないでいいですよ。店員さーん、ブレンドコーヒーひとつくださーい!」


ラフィ「しかしガヴちゃん、ツバメ返しとはなかなかやりますね。びっくりしました」

ガヴ「この3日間で練習しまくったからな。神足通を使わなくともできる位にな」

ヴィ「やっぱりイカサマしてたのね…なんか変だと思ってたわ?」

ガヴ「ラフィエルとヴィーネの分も積み込んでやったんだ。でないと1巡目に3人役満なぞ到底出やしない」

ラフィ「私は2回戦目で気がつきました。サターニャさんの親リーチに1発で赤ドラを振り込むなんて、普通あり得ないですから。何か企んでると思いましたよ」


ガヴ「初めはわざと負けて相手を油断させレートを釣り上げる…これは麻雀漫画の基本中の基本だ。アイツ漫画から何も学んでなかったのな」

ヴィ「ガヴはいつでも技を使えたってこと?」


ガヴ「勿論だ。しかしいきなりバンバン役満上がったら流石にサターニャにも気付かれるからな。オーラスまで待つ必要はなかったが、それなりの緊張感を持って挑もうかなと」

ラフィ「ガヴちゃん、策士ですね~」

ガヴ「ヴィーネに有利な条件を出したのもサターニャを欺くための演技さ。グルになって挑まれると誤解されても困るし、サマの口止め料替わりさ」

ヴィ「ガヴ、貴方こういう事には頭が回るわよね…」


ガヴ「さあ皆、サタニキア様からのお恵みで今日の夕食はお寿司だぞー! 私についてこい!」

ヴィ「サターニャ、ごめんね。お寿司なんて滅多に食べられないから……」

ラフィ「あらあら、ヴィーネさんも悪いお人…いや、悪魔でしたか、うふふっ。よい子の皆さんはくれぐれもイカサマはめっ!ですからね?」


サタ「ちきしょーーー!ガヴリール、覚えてなさいよーー!!」


-fin-


<サターニャ『ハイパー魔界ゲーム』>

サタ「くぅ……この前はひどい目に遭ったわ…何故アタシが下界で労働などしなければならないの!悔しい!」
ヴィ「サタニキア様、ごちそうさまでした」

サタ「ガヴリールをギャフンと言わせないと気がすまないわ!利子付きでとっておきの爆弾を返してあげんだから!」

ヴィ「また変なこと企んでるんじゃないでしょうね?」

サタ「今回は一味違うわ。あえてガヴリールの得意分野に切り込むのよ!」

ヴィ「得意分野…?例えばテレビゲームとか?」

サタ「なかなか勘が鋭いわねヴィネット。そう、そしてそれは泣く子も裸足で逃げ出す魔界の極悪作品!これでガヴリールを討ち取ってみせる!」


###
サタ「はい、ガヴリール。この前の麻雀の負け分3万円きっちり払わせてもらうわよ。それと利子付きでこれをあげる!」

ガヴ「おう、確かに受け取ったぞ。……と、なんだこれ?『超魔界村』?」

サタ「ゲーム好きなガヴリールへのお礼よ!面白いからぜひやってみて頂戴!今回はラフィエルにもプレイしてもらうわ!」

ラフィ「ガヴちゃんはこのゲーム、知ってるんですか?」

ガヴ「……ああ、スーファミのアクションゲーだよ。初見殺しのギミック満載で、かつ操作性が固すぎて凶悪なほどに難易度が高い。噂には聞いたことはあったが、私も実物は初めてだ」

サタ「ゲーマーなガヴリールならこれくらい余裕よねー?難易度はベリーハードで十分でしょ!」

ガヴ「………ほう、いい度胸じゃねーか。やってやろうじゃんか」


サタ「はっはっは!勇者ガヴリールよ!囚われた姫様を助けるために立ち上がり、サタン様を倒すのだー!」


ラフィ「きゃあああ!いきなりやられちゃいましたよガヴちゃん! 」

ガヴ「やはりな…これ相当ムズいぞ。ラフィエル、コントローラーを貸してくれ。私がやろう」

ヴィ「鎧込みで2落ちって、どう考えても割にあわないわよね」

サタ「ガヴリールの事だから1面くらい平気よ!…そう、1面ならね…くくく…」

ガヴ「っしゃー、まずは1面突破だな。案外慣れたらいけるもんだな」

サタ「流石ね、あっという間にクリアしちゃった!あー、このまま全クリされちゃうなー!」

ガヴ「わざとらしいなお前…ぜってー何かあるなこれ。
………って、うわあ!赤い変な奴が飛びかかってきた!ちょ!待て! 追いかけて来んなよコイツ!!」

サタ「ぎゃっはっはっは!!やられてやんのー!」

ヴィ「今の敵何?明らかに動きが違う感じがしたけど」

サタ「ふふふ…対ガヴリール専用最終兵器、『レッドアリーマー』よ!!」

ガヴ「くっそ……動きが読めねえ……!」

サタ「さあガヴリール!レッドアリーマー先生に可愛がって貰いなさい?先生を倒さないと先には進めませんことよ?」


ガヴ「だあーーー!!!大体たいまつって何だよ!飛んでくる敵に対してあの軌道でどうやって当てるんだよふざけんじゃねーよ!」

ラフィ「ガヴちゃん、あれから20連敗してますね…」

サタ「よーく、頭を使いなさいガヴリール?」

ガヴ「ナイフか弓で間合いを取ればいいんだろ!?けど、ずっと追いかけてくるから困るんだよ!コイツサターニャかよ!」

サタ「はっはっは!レッドアリーマー先生になれるならアタシも本望だわ!」

ガヴ「ゲームオーバーになると初めからやり直しなのも響いてくるんだよな……くそっ!」

サタ「まだまだ物語は序盤だからね!頑張りなさい!」



ガヴ「……ひゅう……ふぅ……やっと7面まで辿り着いたぞ…」

ヴィ「いけない!ガヴの顔がキマッてる!」

サタ「根性あるわねガヴリール!見直したわよ!」

ラフィ「いよいよ終盤戦って感じの雰囲気が出てきましたね」

ガヴ「赤いアイツもヒットアンドアウェイで何とか倒せるようになったしな。このまま先に進んでいくぞ」



サタ「そうね、先生もガヴリールの実力を認めたみたいだし…そろそろいいんじゃないかしらーーー」

ーーー『2匹同時に出てきてもね?』


ガヴ「……………あ」テロテロテロン

ヴィ「……嘘でしょ?」

ラフィ「サターニャさん、ドSですね」

ガヴ ……ポチポチポチ テロテロテロン
ガヴ ……ポチポチポチ テロテロテロン <GAME OVER >


サタ「あっはっは!あっはっはっは!歴戦の勇者ガヴリールもどうやら心が折れたようね!」

ガヴ「また……1面から……やり直し……?」


ヴィ「やめてあげてサターニャ!もうガヴのライフは残ってないわ!」


###

サタ『勇者ガヴリールに尋ねよう、貴方はこの挑戦続けますか?それともドロップアウトしますか?』

ガヴ「……ぐっ…ぐすっ…わ、わた…私は…ううう……」

サタ「アタシが代わりにプレイしてあげてもいいけど、ルート後追いになったらつまらないでしょ?」

ガヴ「……くっ……認めます。私の負けです…私に超魔界村のクリアは無理でした、サタニキア様……!」

サタ「うむ!素直でよろしい!そんな健気なガヴリールにサタニキア様から救いの手を差しのべよう!」

ガヴ「……本当か?」

サタ「ヴィネット、2Pにもコントローラーを差し込んでくれる? 」

ヴィ「別にいいけど、何をするの?」

サタ「いいから、ここをこう入力して…ちょちょいっと……はい!『勇者ガヴリールを7面』にご案内ー!」

ガヴ「おいおい!?7面からステージが始まったぞ!?どういうことだよサターニャ?」

サタ「ちょっとした裏技よ!通常プレイではまず気づかないコマンドなの!あくまで救済措置だから、あとは自力で頑張ってね!」

ガヴ「よしよし、7面からならワンチャンあるぞ!一気にラスボスまで駆け抜けてやる!!」



ガヴ「」 チーン

ヴィ「そもそも、レッドアリーマーをどうにかしないといけないし、フィールドの難易度も跳ね上がってるからね。厳しいのには変わりないよね」

サタ「ガヴリール、7面から始めてそれはちょっと……」

ガヴ「文句なら赤いアレに言えー!もはやトラウマレベルだぞ!!」

サタ「まあ、魔界村の本質は死に覚えゲーだからね。文句を言いたい気持ちもわからなくもないわ?」

ガヴ「どうしろってんだ!これ以上やってらんねーぞ!」

サタ「……それとも、ラスボス直前から始める?」

ガヴ「この野郎……意地でもクリアしてやる…!!」



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ガヴ「ふふふ……魔王サタンよ、これで私の勝ちだ……」

ラフィ「おめでとうございますガヴちゃん!やりましたね!」

ヴィ「私なら100機あっても無理だったでしょうね」

サタ「ここまでよくやったわガヴリール。感動のエンディングがアンタを待ってるわよ…くくっ…」

ガヴ「優秀な美とはいかなかったがこれで終わりだ。しっかり見届けてやろう…………はぁ?この姫何いってんだ…?もう一周してこいだと……?」


サタ「勇者ガヴリールを1面にご案内ー!良かったわねガヴリール!もう一周遊べるわよ!!」



ガヴ「……誰がこんなクソゲー二度とやるかー!!!」


-fin-

以上です。なんとなくサターニャは雀鬼で調子に乗ってる敵役っぽいイメージ。

ダメギならぬダメニャですねわかります

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