○月×日、都内某グラウンド

晴天の空の下…みくにゃんが一同に会し、熱き戦いが今始まる！！








モバＰ「はい、それじゃキャプテン握手」


みくにゃんチーム

みく「…」グッ

みく「…」

みく「…」

…以下、６名


vs


みくにゃんチーム

みく「…」ググッ

みく「…」

みく「…」

…以下、６名



モバＰ「はいそしたら始めましょ、はいよろしく！」


一同「…にゃ！」ぺこり






ピーッ！！

ちひろ「一回の表、みくにゃんチームの攻撃は、１番、ファースト、みくにゃん」


みく「…ふっ、ふんっ」←素振り





モバＰ「プレイボール！」ピッ


みく「…」ヒュッ！


みく「！」バシッ！


みく「！！」


みく「っしゃ！」ダダダダダッ…



みく達「…」ぱちぱちぱち

みくにゃんのヒットを喜ぶみくにゃん

ちひろ「２番、セカンド、みくにゃん」


みく「…」←ホームベースの砂を掃っている





みく「…」ヒュッ


みく「！」すかっ


…


みく「…」ヒュッ


みく「！！」バシーッ！！


みく「！？」



みく「わぁー！…じゃなかった、ニャー！！」




～いたずら目してThank you～

～鈴が響いてBye-bye～

～街灯に照らされまた明日～

～なーんて甘い～

～子猫じゃないのよ、にゃお！～



みく「…」がっくし

打ちとられ肩を落とすみくにゃん

ちひろ「４番、ピッチャー、みくにゃん」


みく「タイム！」


モバＰ「…タイム！」


みく達「！」シュバババババ


いきなりのピンチに集まるみくにゃん


みく「ざわざわ…」

みく「ごにょごにょ…」



～触れてよ、ねーえ～

～やさしく、ねーえ～

～指絡めて背伸びをして～

～瞳閉じてSilence～



経験が浅く、あまり捕球力のないみくにゃんを考慮し、みくにゃんとみくにゃんがサポートに回る作戦に

みく「…」ビュオッ！


みく「わっ、ちょ！？」びくっ


モバＰ「ボール！」


みく「しぶ…みくにゃんめ…」クイックイッ


みく「…」←腕を回す


お互い挑発し合うみくにゃん



みく「…」シュッ


みく「ミツボシスイングにゃー！」バシーン！


みく「！？」



～風が頬を撫でて香る～

～くんくんくん～

～今夜のおかずはハンバーグかな～

～じゅるるるるるるる～

～ぎゅるるるるるるる～

～そうじゃない！～



みく「…はぁ」

先制点を取られてしまうみくにゃん

ちひろ「一回の裏、みくにゃんチームの攻撃は、一番、ピッチャー、みくにゃん」


みく「…それっ！」ブンッ


みく「アイオライト…じゃなくて、にゃあ！！」バシーン！！


みく「なぁっ！？」



～いたずら目して、やだもん～

～ご褒美が、欲しいもん～

～まつ毛が触れるほど、急接近～

～なーんて、甘い～

～ドキドキしたでしょ、にゃあ！～



みくにゃんのランニングホームランで同点に追いつく

ちひろ「四番、セカンド、みくにゃん」


みく「…」シュッ


みく「！！」バシーン！！


みく「！」


ばたばたばた…


みく「あっ！？」ガッ

ガシャーン！！！


みく達「！？」



～ひょっとして、なぁに？～

～意気地がないの？～

～逃げちゃうから捕まえてみて～

～裏の路地にCom'on～



外野フェンスに盛大にぶつかり、コケてしまったみくにゃん


みく「ふぇえ…」ぐすぐす


…泣き出すみくにゃん。チームで協力し、みくにゃんを慰めるみくにゃん



みくにゃんを落ち着かせるために、みくにゃんチームのみくにゃんをみくにゃんと交代

３回表、ワンナウト二塁三塁、絶好のチャンス

迎えるバッターは、四番、みくにゃん


みく「…」ヒュ


みく「…！」コン


みく「っ！？」


バタバタバタ！！ドタドタドタ！



～満月照らすお散歩道～

～ひょいひょいひょい～

～さあおいで秘密のステージへ～

～Shall we dance?～


みく「ヤバ…ひゃっ、わわわ…！？」



スクイズ失敗でみくにゃんとみくにゃんに挟まれてしまうみくにゃん

そして乱闘に発展するみくにゃん

ちひろ「四回裏、みくにゃんチームの攻撃は、６番、サード、みくにゃん」


シーン…


みく「？」

みく「サードサード…あれ？」


みく「わた…あ、みくは打ちましたよね？」


みく「ユッ…みくにゃんは打ったよ。次は？」


みく「みくにゃん」


みく「みくにゃん？」


みく「あれちょっと待ってサード誰だったっけ」


みく「みくにゃんだってば」


みく「…」


打順をど忘れし混乱するみくにゃん




みく「…」


みく「…」


それを遠巻きに眺めるみくにゃん

その後も一進一退の攻防を繰り広げるみくにゃんチーム

はたして勝つのはどちらか…

いよいよ最終回

一点差を追いかけ、ツーアウト、ランナー、一塁

みくにゃんチーム一発出れば逆転のチャンス

期待のバッターは、５番、みくにゃん



みく「…りゃー！」ビュオッ！


みく「サイキッ…うにゃああー！！」バッシィーン！！！



みく「あっ…大きいよ！大きい！！」

みく「こーれーはー！？」


～もう時間は残りわずか～

～しゃららん～

～最後にひとつお願いがあるの～


～すりすりすりすり～

～くるくるくるくる～

～あまえんぼ～




みくにゃんの見事な逆転ホームラン




～手と手あわせてHappy～

～目と目あわせてWink～

～輝く王子様魔法解いて～




試合はみくにゃんチームの勝利で幕を閉じた

…お互いの健闘を称えあうみくにゃん




～鼓動が響く～


～瞳を閉じてねーえ～

～勇気を出していいよ～

～ざわめく街が息を呑む～


～スキあり！～


～なぁんか甘い～

～ドキドキしたでしょ、にゃお！～

～子猫じゃないのよ～

※ちなみに前川みく本人は、実際にオンエアされるまでこの企画のことを知らない。


おわり

こんな変なＳＳを読んでくれてありがとう

ＨＴＭＬ依頼出した後は

もっともっと面白い話が作れるように修行してきます


次ガキパロやる時はもっと分かりやすいやつにしよ…