秋月涼「これからの一歩の、その前に」 (10)

プロミ1日目おつかれさまでしたSS
秋月涼くんのSSです 超短いです

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ライブ終演後――

涼「お疲れ様でした! 今日はありがとうございました!」

春香「お疲れ様! いいステージになったね!」

涼「はい! 765プロの皆さんと同じステージに立てるなんて……、夢みたいです!」

律子「あんまり調子に乗らないの」バシッ

涼「いてっ! 急に叩かないでよ律子姉ちゃん!」

律子「アンタ、もうすぐ別のライブもあるでしょ?」

涼「…うん。新しい場所で、新しい仲間と」

律子「そんな大事なライブを控えてて、女の子として今日のライブに出た、その心は?」

涼「春香さんがさっき言ってたでしょ? 『これからの未来を見る前に、まずは最初の一歩を振り返ろう』って」

涼「僕が『僕』として、ありのままの姿でステージに立つ、その前に」

涼「僕が『私』として初めてステージに立った、その時の事を振り返って……。今日、あのステージに立とうと思ったんだ」

涼「今までの『私』があって、今の『僕』があるんだ、っていうのを、愛ちゃんや絵理ちゃん、夢子ちゃん…、いろんな人に伝えたくて」

涼「最初にステージに立った時はあの曲じゃなかったけど、『私』にとっては、一番大事な曲だから」

涼「僕の原点をここで振り返って、新しい僕を、ここから作り上げていきたい」

涼「そう思ったから、今日のライブに出ようと思ったんだ。律子姉ちゃん、わがままを聞いてくれて、ありがとう」

律子「お、お礼なら、私達のプロデューサー殿に言いなさいよ…」

律子「涼のくせにまともな事言っちゃって…、生意気」

亜美「おっ? りっちゃん、照れてる? かわいいですな~」

律子「う、うるさいわね! 照れてないわよ!」

真美「んっふっふ~、ツンデレりっちゃん、記録かんりょー!」ピロリン

律子「あっ、真美! 消しなさーい!」

真美「亜美、パス! 全力逃走であります!」ダダダ

亜美「ラジャー!」ダダダ

律子「待ちなさーい!」ダダダダ

春香「ライブ後なのに、元気だね…」

涼「あはは…」

涼「……改めて、今日のライブの、あのステージに立たせて下さって、ありがとうございました!」

春香「こちらこそ。ありがとう、涼ちゃん…、ううん、涼くん」

春香「私達は違う道を歩いて行くけど、目指す先はトップアイドル、一緒だよ。お互いに頑張ろうね!」

涼「はい!」

――――

涼「今日はお疲れ様でした! 失礼します!」ペコリ

涼「お待たせしました、プロデューサーさん」

涼「うう、寒いですね…」

涼「大吾くん、一希さん、僕のステージ、ちゃんと見てくれてました? …そうですか。良かった…」

涼「伝えたいこと、伝わったかな…」

涼「……」フゥ

涼「今度は、3人で。男性アイドル秋月涼として、F-LAGSとして…、僕の、僕達の新しいスタートを、最高に輝かせたい」

涼「だから、そのために、プロデュースお願いします! プロデューサーさん!」

終わりです

765プロオールスターズが全員揃ったプロミでまさか涼がゲストとして来ると思わなかった…
朗読劇のお姫様ティアラについての春香のセリフと、再来週、男性アイドルとして初めてステージに立つ涼がこのタイミングでDazzling Worldを歌ったという部分が自分の中でピッタリハマってしまったので勢いだけで書きました
本当に素晴らしいイベントでした ありがとうアイドルマスター

おつおつ

乙乙
このタイミングで聴けて本当によかった…

今日もあるんだぜ

おつおつ

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