・ダンガンロンパV3SS
・キャラ崩壊注意
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1484998543
茶柱転子の場合
茶柱「あ! おはようございます! 赤松さんっ」
赤松「茶柱さん、トレーニング中? 朝から頑張ってるね!」
茶柱「はい! ネオ合気道の練習に加え、毎日の鍛錬によって女子の皆さんを守れるようにもっと強くなりたいですからね! 朝練は欠かせませんよ」
赤松「あははっ。頼りにしてるからね!」
茶柱「はいっ! 任せてください! 転子は女子の味方ですから!」
赤松 (茶柱さんは女子好きが見て取れるからなぁ……だいぶいい反応をしてくれると期待しよう)
女子でやばそうなのは転子
男子でやばそうなのは…… 真宮寺?
ゴン太なんてよくわかってなさそう
たまには真主人公最原くんのことも思い出してあげてください
赤松「ありがとう。茶柱さんは可愛くて強いなんて、憧れちゃうな」
茶柱「そ、そんな。褒められても飴玉しか出ませんよぉ…!」
赤松 (照れてる。可愛いなぁ。男子とは全く違う反応だよね)
赤松「ふふ。ちょっとそっちに行ってもいいかな?」
茶柱「え、ええ。転子の隣でよければ、どうぞ……」
茶柱 (ひ、ひぇぇ…何だか、赤松さんとの距離が近い気がします! 長い睫毛に女の子らしい体つき……! 思わず目が行ってしまいますぅ……夢野さんという人がいるのに、転子は心が揺らいでしまいますよぉ……)
赤松 (ドギマギしちゃって…初心な反応だなぁ)
赤松「えへへ。私なんて茶柱さんには足元にも及ばないけど、一緒にトレーニングしてもいいかな?」
茶柱「え、ええ! もちろんですよ! 基礎的なトレーニングから転子が手取り足取り教えますからね!」
赤松「やったぁ。ありがとう!」
茶柱 (赤松さんはぎゅっと抱きついてきて、身体がすごく密着してる……顔もお互いに唇が触れ合いそうな距離まで近づいていて、すごく心臓がうるさいです! 転子ったら、赤松さんはそんなつもりで近づいてるんじゃないのに! 邪心を捨てないとっ!)
赤松 (茶柱さん、顔から煙が出そうなくらい真っ赤だ……)
赤松「じゃ、お礼と言ってはなんだけど……」
チュッ
茶柱「キエエッッ!? あああ赤松さん……い、今何をっ」
赤松「き、キス……」
茶柱「キエエエエ!?」
赤松「茶柱さん! 大丈夫!? 顔が真っ赤だよ!!」
茶柱「ひ、ひぇぇ……! 最近の女子はすごい勢いで進んでいるんですねっ……嬉しいですけど!」
赤松「ご、ごめんね。いきなりこんなこと」
茶柱「いきなり発展しすぎですよぉ。で、でもこれくらい強引な方が転子は……!」
良いぞ良いぞ
パンツ盗まれたSS書いた人か、期待
やっぱ痴女やんけ
赤松「えへへ。これはちょっとした冗談で、ほら、よく女子がふざけてやるでしょ」
茶柱「せ、接吻を果たしてしまったからには……転子も、赤松さんの人生を背負っていかねばなりませんね! 責任を取りますよ!」
赤松「茶柱さん?」
茶柱「赤松さんの気持ちは十分理解しました! 転子は…転子は一生かけて幸せにしてみせますからねっ! 転子はネオ合気道家として、そして赤松さんには元気な赤子を…!」
赤松「お、女の子同士で赤ちゃんは難しいよっ」
茶柱「気合で作りましょう!」
赤松「えええええっ」
茶柱「さぁ! 赤松さん……!」
赤松「現代ではまだ難しいよ~っ」
茶柱「接吻で子供は出来ますよね!」
赤松「茶柱さんピュアすぎるよ!?」
HAPPY END
前作が終わったと思ったらもう次か
筆はえーな羨ましい
間違いなく逸材
もっとやれ
※4
最原君主人公にしてSS書いたらネタバレでモノクマにオシオキされそうだし……
夢野秘密子の場合
夢野「すまんのぅ、赤松。今度披露する魔法の準備を手伝わせて」
赤松「いいよ~。困った時はお互い様だもんね」
夢野「むぅ。茶柱のやつにも手伝わせようかと思ったら…ハートマークを浮かべて上の空じゃったわい。何をしとるんだか」
赤松「あはは……」
赤松 (茶柱さん、間に受けちゃったんだ……申し訳ないことをしたなぁ)
赤松 (夢野さんは茶柱さんにもあんな態度だし、キスなんてスルーされそうだよなぁ。もしかしたら変態呼ばわりされるかも…というか、茶柱さんが例外だったのかな)
夢野「んあー……」
赤松「どうしたの? 夢野さん、鳴き声なんて上げて」
夢野「何が鳴き声じゃ。失礼なやつだのぅ」
赤松「ごめんごめん」
赤松 (どんな反応するか検討もつかないなぁ)
× 間に受けちゃったんだ→ ○ 真に受けちゃったんだ
やればよくわかるけど、夢野は結構まじめなやつだよ
最初はマジシャン的におしおきされる側かと思っていた……没になった朝比奈さんのおしおきみたいなのを
V3はプレイ前とクリア後で、キャラの印象がかなり変化したわ
最初はハルマキ気に入ってたけど最終的にはアンジーが一番好き
夢野「ええと、その……なんじゃ」
赤松 (夢野さんはマジックの手配がほとんど済んだ後、落ち着かないように私の周りをグルグルと回っていた。何かのおまじないだろうか)
夢野「むぅ……」
赤松「どうしたの? 夢野さん、モジモジして…おしっこ?」
夢野「おしっこじゃないわい!」
赤松「トイレまで一緒に行こうか?」
夢野「1人でそんくらい行けるわい! 今トイレは行かんくていい!」
赤松 (子供扱いされたことに腹を立てたのか、帽子を飛ばしながら?を膨らませて私を見上げてきた)
夢野「んあー!」
白銀さんが個人的に一番好き
× ?→ ○ ほっぺた
夢野「そ、その……! 魔法の手伝いで、世話をかけた、から」
赤松「えっ?」
夢野「ウチはやる気のない性格で、みんなからも呆れられているから……茶柱が腑抜けている今、誰も手伝ってくれんかもしれんと思って、ちょっぴり不安だったんじゃ」
赤松 (確かにやる気のない性格だけど…そんなに気にしていたとは思わなかった)
赤松「あっ。でも夜長さんとかいるよね! 仲良しじゃない?」
夢野「今は他のやつらんとこへ行っとる。あやつは誰にでも優しいからの」
赤松 (神様とあの感じといい、洗脳といえなくもないけど)
夢野「だから! あ、赤松にも礼は言っとくぞ。あ、ありがとう……」
赤松 (夢野さんは真っ赤になりながら帽子を深々と被った。まるで子供のような仕草にほんのりと心があったかくなるのを感じた)
赤松「よしよし」
夢野「なっ! 何すんじゃ。あんまり子供扱いするでないぞ!」
赤松「分かってるよ。夢野さんもいつもんあーを頑張ってるもんね」
夢野「ウチはそんなにんあーなのか!?」
赤松「みんながいないところで努力してる夢野さんは頑張ってると思うよ!」
夢野「んあ……赤松?」
赤松 (夢野さんの帽子を取ると、頭の上に小さく口付けを落とした)
チュッ
夢野「ん、んあっ!?」
赤松「えへへ。夢野さんもみんなの見えないところで努力してるから…」
夢野「な、何じゃお主! 茶柱のような趣味を持っておったのか!?」
赤松 (やっぱりこんな返しがくるか……夢野さんをなでなでしているとアジの開きのような顔が少しずつ和らいでいく)
夢野「ん……んあー! べ、別に撫でられるのは嫌いではないぞ……ちゃんと、なでなでをしてから、ちゅーをするのじゃ」
赤松「き、キスもいいの?」
夢野「んあー……何だか女子同士でも、構わん気がせんか? 赤松よ……」
赤松 (なでなでの段階を踏んでからキスされたいのかな?)
赤松 (ちょっと茶柱さんの影響を受けてきたのかも……? かわいいけど)
夢野「そーじゃ……ちゃんとウチを可愛がってからちゅーをするのじゃ」
赤松「う、うん」
夢野「いいか? これは恋人になっても大事なことじゃから、覚えておくとよいぞ……」
赤松「恋人!? 夢野さんもけっこう飛躍してるよ!」
夢野「すー、すー……」
赤松 (なでなでによって眠気がきたのか夢野さんは夢の中に行ってしまった。こっちまで眠くなりそうな可愛らしい寝顔だ)
赤松「ふふ、おやすみなさい。夢野さん」
HAPPY END
く そ か わ
夜長アンジーの場合
赤松「あ……夜長さんだ」
アンジー「んはー。インスピレーションがモリモリ湧いてきたよー」
赤松 (夜長さんは中庭でトーテムポールらしき物を彫っていた。何だかモノクマに似ているような気がするけど、詳しく聞いてみようかな)
アンジー「あれ、楓だー。どしたのー? もしかしてイケニエになりにきてくれたのかー?」
赤松「いや、イケニエにはならないけど。夜長さんの作品ってすごいよね。パワーを感じるというか」
アンジー「あはー。アンジーの作品には神様の魂が宿ってるからねー。きっと幸せをもたらしてくれるよー?」
赤松「そ、そっかぁ」
赤松 (うーん。夜長さんってハーフだし、キスとかも挨拶と思ってそうだよね。どんな反応をするんだろう)
アンジー「楓のために作ったげよっかー?」
赤松「わ、私はいいかな。イケニエになるのは怖いし」
アンジー「……楓へ贈るんだったらアンジーが心込めて作ってあげられるだろうなー。んふふー」
赤松「え?」
アンジー「ひとりごとだよー! にゃははは~」
赤松 (相変わらず、夜長さんは掴めない人だなぁ。とにかく距離を詰めようかな)
アンジー「うーん。アンジーは何だか寂しい気分ー。楓もこっちにおいでよー」
赤松「え、ええっと……」
赤松 (どうしてもイケニエについて恐れて躊躇していると、夜長さんはにこにこと笑いながら手招きした)
アンジー「だいじょぶ。今は神様もご機嫌だよー。イケニエは逃れるよー」
赤松 (どういう理屈なんだろう……夜長さんは理屈なんて考えてないか)
赤松「夜長さんの住んでたところの挨拶ってどんな感じ? やっぱり日本とは違うよね」
アンジー「んー、アンジーの島ではねー。親しい人にはこうやってぎゅっとしてー……」
赤松「え、ええっ!?」
赤松 (夜長さんはつかつかとやって来たかと思えば、私を前から抱き締め、すりすりと頭を擦りつけてきた)
赤松「ひぇっ……」
アンジー「ふふふー。捕まえたー」
赤松「ど、どうしたの夜長さん」
アンジー「ええー? 挨拶だって言ってるじゃないのー。まだまだ続くよー」
赤松「ちょ、ちょっと…! 近くない?」
アンジー「これが普通だからねー。楓、もしかしてときめきトゥナイトかー?」
赤松「そ、それは違うかな……」
赤松 (距離が詰められ、顔も近くなる。こ、これってまさか)
アンジー「仲良しさんは男女関係なくキスするんだよー! 愛情確認だよー」
赤松「んっ……!」
チュッ
赤松「んぅ……っ」
アンジー「むちゅー!」
赤松 (唇に軽いキスをされた。これが本当に通常の挨拶なんだろうか。だいぶオープンな島なんだなぁ)
アンジー「わー! やっぱりキスは神ってる行為だね~。いいねー!」
赤松「よ、夜長さん……本当に唇にキスなんてするの?」
アンジー「あれあれー? 楓、何かこなれてる感じだねー。誰かとキスしまくったのかなー?」
赤松「そ、それは違うよ!」
アンジー「あはー。ロンパできてないねー? お顔が真っ赤だよー」
赤松「ううう……」
アンジー「にゃははは~」
赤松 (確かに、顔が熱い。まさか女の子に唇に突然キスをされるなんて。いや、私も同じようなことを他の女子にやってきたんだけど)
アンジー「これはねー。神様も仲良しなのを認めてるって行為だから、いいことなんだよー? すごくハッピーでしょー!」
赤松「やっぱり、夜長さんってキスは慣れてるんだね」
アンジー「んー……」
赤松「夜長さん?」
アンジー「でもでも~…アンジーも初めてのちゅー……緊張しちゃったよー。どきどきー」
赤松「え?」
アンジー「あはー。何でもないよー? これがアンジーの島の挨拶ー。覚えといてねー」
赤松 (にこやかに笑っていた夜長さんの耳がほんのり赤くなっていたのを見て、少しドキドキしてしまった)
HAPPY END
かわいい(かわいい)
そういえばアンジーはキスのことをちゅーって言ってたな
東条斬美の場合
赤松 (食堂に行くと、東条さんがいた。食事の支度をしているのだろうか。いつもほぼ1人で周りのことをやって、大変だなぁ。本人がそれでいいって言ってるけど、やっぱり疲れちゃいそうだよ)
東条「あら。赤松さん」
赤松「東条さん! 今から夕食の準備?」
東条「ええ。ちょうど出来上がったところよ。今からみんなを呼びに行こうと思っていたわ」
赤松「そっかぁ。でも、東条さん。いつもありがとうね。本当にみんなの力になっていると思うよ」
東条「私がやっているのは微々たることよ。掃除に洗濯、料理……今までやってきたことと同じで」
赤松 (東条さんはいつもと同じポーカーフェイスで、どういう感情なのかも読み取れない。キスなんてしたらどんなリアクションをするのだろう。お母さんみたいにメッてされるかも)
赤松「うーん。東条さんに何かできたらな……」
東条「私はみんなが喜んでくれることが一番嬉しいわ。それがメイドとしての本望よ」
赤松 (本当にぶれないなぁ)
赤松 (私は一息ついている東条さんの隣に行って、彼女の横顔を眺めてみた。とてもクールな印象を受けたが、私の視線に気付いたのか、こちらを見て少しだけ微笑んでくれた)
東条「赤松さんには、いつも勇気付けられるわ。私を気遣ってくれるもの」
赤松「そ、そんなことないよ! 東条さんの方が立派な人だし!」
東条「他人を気遣える人は、優しい心の持ち主だと思うから」
赤松「あ、ありがとう……」
赤松「……」
東条「どうしたの? お腹が空いたのかしら。それなら少し早いけど夕食を用意しましょうか」
赤松「あ、いや…ご飯はまだいいかな」
東条「そう」
赤松「うん……」
東条「何か困ったことがあったら私に言ってね。女の子は色々と悩みがあるでしょうし」
赤松「そ、それなら東条さんも1人の女子高生じゃない。私も相談に乗るよ!」
東条「ありがとう。でも私はみんなに奉仕する立場にあるから。ほとんどのことは自分で解決できるわ」
赤松 (これは東条さんのメイドとしての意識が高すぎて無限ループしそう……やっぱりママ度が高いような)
赤松「じゃ、じゃあ……私から頑張ってる東条さんにご褒美をあげようかな」
東条「え?」
チュッ
赤松 (東条さんが視線を逸らしている隙を突いて、軽いキスを落とした)
赤松「ん……っ」
東条「……?」
赤松「と、東条さん?」
東条「これは、一体……?」
赤松「東条さんはいつもみんなのためにお世話をしてくれるから。そのお礼というか」
東条「……なるほど。了解したわ」
赤松「えへへ…」
東条「赤松さんは、キスしてほしい欲望を持て余しているのね?」
赤松「え?……ええっと、これはその」
東条「それなら、あなたの要望に応えるまでよ。赤松さん」
赤松「う、うわっ」
赤松 (東条さんは私の腕をとると、どんどん距離を詰めてきた。これは、立場が逆になってない……?)
東条「私はみんなに奉仕するのが役目だから。赤松さんも例外ではないわ」
赤松 (そうだった。東条さんはみんなのお願いに応えるのが務めって言ってるんだった…メイドさんだしね。うん。分かるけど!)
赤松「~~ッ!?」
東条「大丈夫。力を抜いて……」
赤松「ん、あっ……」
東条「ふふ、可愛らしいわ。赤松さん」
赤松 (その後、東条さんにたくさんのキスを受けた。こ、こんなつもりじゃなかったのに……)
赤松 (でも、東条さんの唇はとても柔らかく、いけないことをしているみたいで、何だかとても恥ずかしい気分になった)
HAPPY END
最高
いいっすね…
キルミー最高だ………
入間美兎の場合
入間「はっはー! 呼ばれてねーけど来てやったぞ!」
赤松「わぁ!?」
赤松 (私の部屋の前で誰かが歩いてくる音が聞こえたと思ったら、ノックもせずに入間さんがやってきた)
入間「よーバカ松! 相変わらず貧相な胸しやがって!」
赤松「むっ。私だっておっきい方だよ! 何か前に言った気がするけど」
入間「へへ! 暇で仕方なかったんでな! ナニか芸でもしてオレ様を楽しませやがれ!」
赤松「清々しいくらい他人の都合を考えないね……」
入間「あ? せっかくこのオレ様が部屋に遊びに来てやったってのに、んだよその言い方は!」
赤松「いや、別に来てほしいとか言ってないし」
入間「ふぇ……?」
赤松「あっ」
赤松 (はっと入間さんの方を向いた時、既に彼女ヘナヘナになって床に座り込んでいた。打たれ弱すぎるよ!?)
入間「うゆぅぅぅ……ひどいよぉ」
赤松「入間さんって相変わらず耐性ないなぁ……」
入間「き、来ちゃいけなかったぁ?」
赤松「いや、そんなことはないけど」
入間「ハッ! 最初から茶でも持ってきて歓迎しろよな! マナーがなってねーんだよ! 黒アワビが!」
赤松「入間さんこそマナーどころじゃないよ!? それにひどい下ネタ!」
赤松 (悪びれる様子もなくいつも攻撃的な入間さんだけど、責められるとすぐにしおらしくなっちゃうんだよね…)
入間「あ? 何かオレ様に向かって失礼なこと考えてねーか?」
赤松「べ、別に…」
赤松 (これはもう予測不可能だな…)
赤松「じゃあ、オセロでもやろっか」
入間「まっ、凡人の考えるような幼稚な遊びだな。仕方ねーからやってやるよ!」
赤松「確かにオセロは普通のゲームだけどさ…」
入間「あっ! オレ様の黄金の脳細胞が名案を思い付いた!」
赤松「な、何かな?」
赤松 (嫌な予感しかしないけど…入間さんは私を指しながらニヤリと笑って言った)
入間「罰として勝った方の命令を聞くんだよ! オレ様が勝つのは決まってっから、オセロヤりながらバカ松への命令を考えるとでもするか~! ナニしてもらおっかなっ」
赤松「ええ~っ……じゃ、じゃあ私が勝ったら入間さんにも言うこと聞いてもらうから!」
入間「ハッ。せいぜい喚いてやがれ! ヤる前から勝敗は決まってんだろーが!」
赤松「よーし。頑張るぞ!」
オセロ終了後
入間「ふぇ……お、オレ様の黒がほとんど真っ白になりやがった」
赤松「やったぁ! 勝っちゃった!」
入間「な、何だってオレ様が負けたってんだよ!?」
赤松「あははー。一応私オセロ強いんだよね!」
入間「ぐっ……!」
赤松「じゃ、勝ったのは私だから、入間さんに命令しちゃおっかな!」
入間「……!」
赤松「ちょっと! 入間さん!」
入間「は、離せ! 黒豆乳首が!」
赤松「逃げちゃダメだよ!」
赤松 (とっさに部屋から逃げようとした入間さんの肩を掴み、無理やり座らせた。よし。試すのは今かな!)
入間「~~っさっさとヤりやがれ! クソがッ!」
赤松「あれ。意外とすんなり受け入れるんだね」
入間「ふ、ぅぅぅ……」
赤松「……」
入間「い、痛いのは嫌だから、しないでね……?」
赤松「痛いことなんてしないよ~」
入間「ひぇっ……」
チュッ
赤松 (ぶるぶる震えて固く目を閉じている入間さんの頭に軽く口付けた……)
入間「え、えぇ……? 今、ナニしたのぉ?」
赤松「うん。キスをするっていうのが、私からの罰ゲームっていうか……はい終わり! そんな厳しいことしなかったでしょ?」
入間「ば、バカ松っ……!」
赤松 (座り込んでいた入間さんはみるみる顔を赤くして、上目遣いで私の方を見ている。罵倒されるかと思ったら、こんな反応をされるとは、意外だ)
赤松「あははっ。入間さんも恥ずかしかったかな?」
入間「……」
赤松「これに懲りたらあんまり人をバカにしたらダメだよ~」
入間「……」
入間「な、何だよぉ……するなら最後までしろよな!」
赤松「えっ」
赤松 (入間さんはいきなり立ち上がると、私をベッドに押し倒した。一瞬状況が飲み込めず、制服を脱ぎ始めている入間さんを見てぎょっとしてしまった)
赤松「ええええっ何で脱ぐ!?おかしいよ!!」
入間「お、お前…! 最初からオレ様を誘うつもりでこの部屋に呼び寄せたんだな。とんだビッチ松だよ……」
赤松「冗談だから! キスも軽い罰ゲームって言ったよね!?」
入間「分かったよ! 優しくはしてやらねーからな。ふん。これはオレ様への罰ゲームなんだろ……?」
赤松「違うって……ああっ!」
赤松 (その後、勘違いした入間さんは私をキスどころか、それ以上にめちゃくちゃにして満足げに笑いながら帰って行った)
赤松 (私は、ただ入間さんをぎゃふんとさせたかっただけなのに……返り討ちにあってしまった)
HAPPY? END
天海と最原がアップを始めました
さすが入間
これからは王赤だと思うんだよね!赤松ちゃん!
俺が紅鮭で見たかった全てが詰まっている
このモードが合ったら売り飛ばしてなかったのに……
白銀つむぎの場合
白銀「わぁ~! 赤松さん! とっても似合ってるよっ!!」
赤松「そ、そうかなぁ」
白銀「うんうん! すごく……色っぽくてエロくてセクシーだよ!」
赤松「その感想、嬉しいよりも恥ずかしいが勝ってるんだけど」
白銀「最高の褒め言葉だよ!」
赤松「っ……白銀さんに土下座されたから仕方なく着たんだからもういいでしょ……? 帰っていい?」
白銀「も、もうちょっと! あと1時間撮影させて! 赤松さんのすーぱーそ○子のコスプレ!」
赤松「うう……何でこんなことに。もはやビキニしか着てないし。これってただのグラビアみたいだよ」
白銀「そ○子はエロが服着て歩いているような女の子だから! それに一番ぴったり当てはまるのは赤松さんだと思って」
赤松「どういう意味!?」
白銀「そういう意味だよ~?」
赤松 (私は白銀さんに土下座して頼まれたそ○子というキャラのコスプレをさせられていた。ヘッドフォンにビキニ姿で寝転がったりするのは、相手が女の子でもとても恥ずかしいことだと痛感することになったけど。なかなか屈辱的だ)
白銀「ハァハァ……! イイよ赤松さん! もっと上目遣いで! 困り顔で! こっちに視線ちょうだい!」
赤松「こ、こう…?」
赤松 (もう正直、白銀さんにキスしてリアクションを見ようとは思えない。というより、早くこの羞恥プレイを抜け出したい気持ちでいっぱいだった)
白銀「んはぁっ! 何だかわたしも目覚めちゃいそうだよぉ……ハァハァ」
赤松「は、白銀さん……そんなに息を荒くさせなくても」
白銀「谷間を強烈して! カメラに向かって見せつけて!」
赤松「……も、もうやだ! 私、自分の部屋に帰るから!」
赤松 (白銀さんのセクハラ全開のカメラワークに身体がむずむずしてきて、私が部屋に戻ろうとドアに向かって走り出すと白銀さんはメガネを光らせて懇願した)
白銀「お願い! 後生だから! 赤松さんのエロさ全開のそ○子を撮らせてぇぇぇ……!」
赤松「ど、土下座しないで!? ちょっと、顔を上げてよ白銀さん!」
白銀「……」
赤松「私も…その、少しは手伝うけどさ。セクハラみたいなことはやめてね? 恥ずかしいから」
白銀「ほんとう……?」
赤松 (そう言った瞬間、白銀さんはパァァっとメガネに光を宿しながら立ち上がると、私のいる方向へ何かを放った)
赤松「えっ何これ!? ぬるぬるして気持ち悪い!」
赤松 (頭から胸の辺りまで白いぬるぬるを被ってしまい、私の周りは白濁したモノでいっぱいになった。白銀さんは不敵な笑みを浮かべ、メガネをくいっと上げながら私に近づいてくる……)
白銀「ふふっ。それは謎の白い液体だよ。赤松さん! こういう時のためにわたしが作ったんだ~! 薄い本みたいに濃厚でリアルでしょ!」
赤松「えっ、やだ! 毒とか混ざってないよね!?」
白銀「あはは。怖がりなところも可愛いよね。赤松さん」
赤松「えっ…?」
白銀「でも、もっと困らせたくなっちゃうなぁ」
赤松 (白銀さんは白濁液まみれになった私の髪をすくい取りながら、目を細めて更に距離を縮めてきて……)
チュッ
白銀「ほら。こんなコトしても大丈夫」
赤松「えっ……」
白銀「えへへ。女の子同士でこういうコトしても、わたしは平気だよ?」
赤松「白銀さん…!? や、やだ。汚いよ」
白銀「汚くなんてないよ。とっても、きれい」
赤松「いやぁ……!!」
白銀「わたし、けっこう尽くすタイプなんだけど」
赤松「だ、ダメだよ……! 私と白銀さんはどちらも女の子で」
白銀「じゃ、わたしが赤松さんを変えてあげるから……ね?」
赤松 (ぬるぬるした部屋の中で、白銀さんと私はネットリと2人だけの撮影会を続けた)
赤松 (何であんな液体を私にぶっかけたのかは知る由もないけど、少しだけ変な気分になったのは、秘密だ)
.
.
.
↑理想
↓現実
白銀「ちゅっちゅっ!」
赤松「……」
白銀「ちゅっちゅっ! ちゅっちゅっ! 赤松さん! ハァハァ! 可愛いよぉ……! 愛を感じるよぉ……!」
赤松「と、東条さん! 白銀さんが私の顔を貼り付けた抱き枕にキスしまくってる…めちゃくちゃ怖いんだけど」
東条「狂気を感じる…」
赤松「それに、私の制服も自分で作り上げてて……サイズなんて教えたことないのに」
東条「超高校級のコスプレイヤーという才能を無駄な方向に使ってしまっているわね」
白銀「赤松さんにわたしというピアノを弾いてほしい……」
東条「私でも彼女は救いようがないけど、とにかく近寄らないことね。白銀さんに弄ばれてしまったら、赤松さんに一生のトラウマが残ってしまうと思うわ」
赤松「うう……」
白銀「赤松さんと濃厚なキスをしたいなぁ……」
CRAZY END
>>57
× 谷間を強烈して→○ 谷間を強調して
女子だけで全部終わりそうな気がするなぁ……どっちでもいいけど
わろたww
王馬君はぜひ見たい!
春川魔姫の場合
春川「誰?」
赤松 (春川さんはプールの片隅で足を水中に浸しながら黄昏ているようだった。近付くとすぐに気配を察したのかむすりとした顔をこちらに向けてきた)
赤松「ごめん。邪魔しちゃったかな」
春川「……別に。何かしているように見えた?」
赤松「足を冷やしてるのかと思ってたよ。確かにプールって楽しいよね」
春川「……」
赤松「……」
赤松 (沈黙がつらい)
赤松 (春川さんは黙ったまま、水面を見つめている。このままキスなんてしたらキレられて終わりそうな気もするけど、私は諦めないよ!)
春川「何突っ立ってるの」
赤松「え? ええっと……隣、いいかな」
春川「……」
赤松「座っちゃうね!」
春川「勝手にすれば」
赤松「う、うん」
春川「それで、何? 私に用でもあるの? だったらさっさと済ませて帰れば」
赤松「いや…特に用があるわけではないけど。春川さんとはあんまり話してなかったから、来てみただけ」
春川「……へぇ。相当暇なのね」
赤松「そ、そんなことはないよ」
春川「私に話しかけてくるなんて…他のやつらに何か言われても知らないから」
赤松「え?」
春川「ッ!? あ、あんたにこんなこと、言うつもりなかったのに……!」
赤松 (春川さんはバシャバシャと水を足で蹴りながら私から背を向けた。恥ずかしがっているのだろうか。よく分からないけど、春川さんは私を心配している…?)
春川「な、何で話しかけてくるわけ? 意味分かんないから。それに、私はこれくらい輪から外れてた方が、楽」
赤松「うーん……それは悲しいよ」
春川「はっ? バカじゃないの。赤松が悲しむなんておかしいよ……そろそろあんたもどっか行けば。私と話してるなんて、つまらないって分かったでしょ」
赤松「ええっ。私は春川さんとお話するの、嫌じゃないよ?」
春川「……だからって、私と一緒にいる必要ない」
赤松「私は春川さんともっと仲良くなりたいと思ってるよ。だから、傍にいるんだけどなぁ……」
春川「なっ!」
チュッ
春川「~~ッ!? な、何なの……」
赤松「ええと、これは女子同士のスキンシップというか。その、ごめんね…?」
春川「……バカじゃないの?」
赤松 (春川さんには冗談でも、こんなことやっちゃいけなかったかな……そう思っていると、いつの間にか息がかかるくらいの近さで、春川さんは私に接近していた)
春川「こ、こういうのがスキンシップなら、早く教えなさいよね」
赤松「え、ええっ……」
春川「ふん。あんたの動きはのろいから、すぐ追いつける」
赤松「は、春川さん……」
赤松 (春川さんは逃げ腰になった私の手を引っ掴み、手のひらに口付けを落とした)
春川「よく、分かった。これが友達……」
赤松「ひぇぇ……!」
春川「赤松には、私からとことんスキンシップし返してやるから、覚悟して」
赤松 (春川さんは小さく微笑みながら、再度私にキスを返してきた)
赤松 (後から冗談だと言ったら、また怒られるだろうな……)
.
.
.
↑理想
↓現実
春川「ぎゃあああああああ!?」
赤松「ああっ! 春川さんに軽くキスしただけで猛スピードでプールから出て行ってしまったよ!?」
春川「ハァハァハァ……! あ、あり得ない! 今すぐ口をゆすがないと! クソが!」
春川「私の初めては、あいつに捧げるつもりだったのに……っ」
春川「い、いけない。動揺を隠せる気がしない」
春川「あ、赤松ぅぅぅ…あんたはピアノバカのノンケだと思ってたのに!! 最原や天海とでもいちゃついとけばよかったのに!!」
春川「ただのレズだったなんて!! 殺されたいのっ!?!?」
春川「私が女にツンデレるわけないでしょ!? ノンケよ!! わ、私は……ノン、ケ……」
春川「うう……百田っ、私……汚されちゃったよ」
百田「な、何だ? 女子トイレですごい発狂する声が聴こえたような」
真宮寺「ククク…隣にいる彼氏を放っておくとは、キミもなかなかのテクニシャンだネ」
百田「そんなわけねーだろ。お、俺の心は…真宮寺だけのモノだ」
真宮寺「嬉しいことを言ってくれる……じゃあ今日は朝まで啼かせてあげるネ」
百田「真宮寺…! 俺はお前だけを愛してる……!」
真宮寺「ふっ。キミは本当に可愛いネコだ。存分に可愛がってあげるヨ」
百田「はぁぁん……!」
真宮寺「クク……」
NONKE END
→ノンケルート
→ガチルート
これからどっちを進むか迷う
そういえば〇〇〇〇がラブホでホモだち攻略したのを確認することになるっていう
仕方なし! ホモは解散か
うぅ、亀ラップしたいよぉ…
次回ノンケルート
ガチだろ
是清と百田マジかよw
こんな百合百合な紅鮭が見たかった
ノンケルートも期待
男死は是清が、女子は姉清が攻めてく隙の無い戦法
星竜馬の場合
星「……どうした。俺にこんなことをするくらい寂しくなったのか? フッ、何故だろうな。あんたを見ると、飼ってたあいつと同じように甘やかしちまう……
いいぜ。お前の哀しみで凍った心も融かしてみせる。熱いキスでな。俺でよければ……愛してやるよ。おい、もうちょっと屈め(上目遣い)」
獄原ゴン太の場合
獄原「わっ。い、いきなりキスされちゃうなんて……! 恥ずかしいよ……こういう時、紳士ならどんな対応をすればいいのかなぁ? うう~ん……。あ! 分かったよ! 深いキスでお返しして、舌を絡ませ合えば良かったんじゃなかったっけ。そうだよね!
じゃあ次はゴン太から行くよ! ぢゅっ……(吸引力) あ、あれ? 赤松さん、息してない……?」
キーボの場合
キーボ「え、ええっ!? ボクの高性能で敏感な唇と赤松さんの唇が触れ合ってしまいました……す、すみません。こんな気持ち、生まれて初めてで…… え? 作られて初めての間違いじゃないか? もう! 赤松さん! そんなこと言うと訴えますよ! ……永久にボクと共に同じ人生を歩む刑で! え? ガソリン臭い? な、何度も言いますがボクは電気で動いてる未来系ロボなのに! で、でも…そういうことをあなたから言われるのは、嫌いではないんですよね……」
なんで男だけダイジェスト版なんだ
残りの男死に期待しようぜ
真宮寺是清の場合
真宮寺「ククク……マスク越しとはいえ、口付けを交わしてしまうとはネ。キミも運が悪い。僕をこんな気持ちにさせてしまうなんて。
いけない子だネ……赤松さん。やはり、僕の目に狂いはなかったようだ。
良ければ今日僕の部屋の檻の中に来てくれるかな? キミをもっと素晴らしい世界へ連れ出してあげる……
僕の決心は高いのヨ♪ おっと、この口調は気にしないでくれ。ウフフ……」
百田解斗の場合
百田「うおっ!? す、すまねー。事故とはいえ、赤松の唇にオレの唇を突進させちまうなんて。で、でもすげーな。女って、やっぱり男と違うというか……い、意識なんてしてねぇ!
けど、やっぱり責任は取らなきゃな……赤松、オレが宇宙に出て行っても、着いてきてくれるか? そうか! へへ……ありがとな!
……ん? 赤松、お前の背後にすごい殺気がするが……? ま、いっか! 結婚してくれるか? 赤松!」
× 決心は高いのヨ♪ → ○ 決心は固いのヨ♪
ノンケはやはり文が固くなってしまう… 需要があればノンケロングverを書く予定
あるに決まってるんですけど
キスってホッペタにやってたんじゃないのか!?!?!?!?
ノンケなら最原がいい
最原でやったら結局描写対象女子じゃねーか!
王馬クンに期待するネ
ロング期待
天海蘭太郎の場合
天海「あれ、赤松さん。偶然すね」
赤松「あ、天海くん……やっぱりここにいたんだ」
赤松 (天海くんにキスをしてみたらどうなるか…と考えていたら、いつの間にか図書室にたどり着いていた。やはり彼といえば図書室というか、やはり彼は1人で灯りも点けずに本を読んでいた。彼は私に気が付くと、目を細めながら手招きをして呼び寄せた)
天海「あ。もうこんな時間か。朝からここで本を読んでいるから、すっかり夢中になっちゃって」
赤松「もう。電気を点けないと目が悪くなっちゃうよ」
天海「へぇ。赤松さん、俺のこと心配してくれるんすか? 嬉しいなぁ」
赤松「そ、そうだよ…私は、天海くんを心配してるんだから」
天海「……ふぅん」
赤松 (思った通りのことを言っただけなのに、天海くんは意地悪そうな笑みを浮かべ、頬杖をつきながらこちらを見ている。きっと、何かロクでもないことを考えているに違いないと思った)
赤松「な、そんなに見ないで……」
天海「はは、いや…可愛いなって。俺のことで頭がいっぱいになってる赤松さんって、すごく魅力的で可愛いと思うんすよ」
赤松「私は、別に天海くんのことばかり考えてるわけ……」
天海「じゃ、どうして誰も寄り付かないこんな図書室へ来てくれたんすか? 何も考えずに赤松さんがここに来るわけないと思ってるんすけど」
赤松「それは…」
天海「俺に会いに来てくれたんすよね」
赤松 (机の上に置かれていた私の手を撫でながら、天海くんは首を傾げた。初めて会った時から彼を色々と経験豊富な人だと思っていたが、やはりそうなのかもしれない…)
赤松「そ、そんなこと……」
天海「ない?」
赤松 (でも、どうしてこんなに心臓がうるさいんだろう)
天海「……俺は赤松さんが少しでも話しかけてくれるだけで…近くにいるだけなのに、こんなに緊張してる」
赤松「……! あ、天海くん」
天海「……あー、俺ってば、かっこつかないっすね。これじゃ男らしくないって言われてもしょうがないっす」
赤松 (天海くんは椅子から立ち上がり、本棚の方へ行くと、照れたように後頭部をかいている。そして、私から背を向けたまま、暫く黙ったままだった)
天海「でも、やっぱり好きって気持ちは曲げられなくて。赤松さんの前なら、なおさら」
赤松「えっ……? それって」
天海「すみません。こんな状況の中で、あなたの気持ちをかき乱すこと、言ったらいけないって分かってるんすけど、俺は」
赤松「……」
天海「……」
赤松 (気付くと、駆け出していた。天海くんは本棚を背もたれにして私を抱き寄せた。長い間、互いの目を合わさないまま、沈黙だけが流れた)
天海「ええっと…何かよく分かんないんすけど」
天海「俺、赤松さんのこと…守ってあげたいって、思います」
赤松「天海くん…」
天海「だから…この学園から出てからでいいんで、また返事聞かせてくださいね」
天海「やくそく」
赤松「……うん。分かった」
天海「ふふ、何か照れますね」
赤松 (天海くんは指切りすると、照れたように微笑んだ。そして、引き寄せていた私の肩に手を置いている)
赤松 (そしてどちらからともなく距離が近付いて……)
END
なんだ、ノンケでもこんな素敵な文章が書けるんじゃないか
そうそうこういうのがゲームで見たかったんだよ
王馬小吉の場合
王馬「あはっ。もしかして初めてだったりした?」
赤松「な、な……!」
赤松 (一瞬、この小憎たらしい同級生に何をされたか分からなかったが、数秒経って意識が戻ってきた。どうやら、こちらからキスをするという考えで動くまでもなく、勝手に唇を奪われてしまっていたらしい)
王馬「そんなに睨んでも、耳まで真っ赤になってたら説得力ないよー? 赤松ちゃん」
赤松「っ、初めてだったわけじゃない…! 少なくとも、王馬くんが初めてだったら…」
王馬「……だったら、何?」
赤松「別に、どうも思わないから。キスされたってどうだっていい」
王馬「……く、くっ、あははははっ」
赤松 (そう言うと、ますます愉快そうに王馬くんは声を上げて笑っている。何で、そんな風に笑えるの。彼はこういった恋人同士がやるようなことを、何とも思わないのだろうか)
王馬「ふぅん……にししっ、そんな顔されたらオレとしては気分がいいなぁ。それ赤松ちゃん、嘘ついてるの丸わかりだから…面白くてたまらないけどね」
赤松「なっ、嘘なんてついてない!」
王馬「赤松ちゃんはねぇ、嘘ついてる時は瞬きが多くなってるよ。自分で気付かなかった?」
赤松「そんなこと、知らない……」
王馬「そっかぁ。自分のことにも気が回らないなんて、やっぱりキミって死ぬほど鈍感で、バカなんだね。救いようもないよね!」
赤松 (王馬くんは私を見下ろしながらどす黒い笑みを浮かべている。よくもまぁ他人のことを観察している…。しかし、自分が嘘をついている時の癖を彼に指摘されたら動揺が隠せなかった)
王馬「ね? それってオレがキスしてドキドキしてるってことでしょ~。あははっ。純粋だね? 女子の中でも身体は発達してる方なのにさぁ。いやらしいよね!」
赤松「~~ッ! 離して!」
王馬「え? そんなに恥ずかしかった? オレはみんなが赤松ちゃんに思ってることを言っただけだよ。赤松ちゃんって、本当に愛されてるよね! 変な意味じゃないよ? 嘘だけど!」
赤松 (王馬くんはニタニタとしながら私を眺めている。彼が何を考えているか分からないし、きっとこの先分かり合えることもないと思う)
王馬「あはは! 泣くことある? そんなにオレにキスされるのが嬉しかったの?」
赤松「なっ…! 王馬くんなんて、もう知らないから! 助けてもあげない! みんなから庇ってもあげないし、遊んだりも、しない……」
王馬「ふ、じゃあ何でここから出て行かないの? 赤松ちゃん…オレのこんな細っこい腕なんて簡単に振りほどけるはずなのに」
赤松「……出て行ったら、どうせみんなに言いふらすんでしょ」
王馬「言うわけないじゃん。オレ、赤松ちゃんにこんなことしてるなんてバレたらどうなるか…心配で仕方ないなぁ」
赤松 (あまりにも見え透いた嘘に腹が立った。私が怒っているのを分かって挑発しているのに、それにまんまと乗ってしまう私が嫌になる)
王馬「赤松ちゃんって本当に面白いよね。オレ、たまにキミのこと壊したくなっちゃうよ」
赤松「……」
王馬「そうそう。オレのことを考えて泣いちゃえばいいんだよ。ずーっと」
赤松「嫌い、王馬くんなんて……大嫌い」
王馬「はは、嘘ついてるのはどっちなんだか」
赤松「……」
王馬「……キミはつまらない人間ではないよ。心底人間らしくて」
王馬「嘘じゃないよ? 信じなくてもいいけどね」
赤松 (こんな濁った目をしている王馬くんが、嫌いで仕方がない)
赤松 (なのに、何でこんなに彼から目が離せないんだろう。そう思っている自分が、一番嫌いだ)
王馬「……でも、そういう赤松ちゃんのこと、オレは嫌いなんだよね」
赤松「言われなくても知ってるよ…だから、私の嫌がることばかりしてるじゃない」
王馬「うん。どんなやつがいようと、裁判中でも他のやつらのことを守り抜こうと必死になってる姿をみたら、うざくてたまらないよね」
赤松「っ……」
王馬「みんなどんなことを思ってキミに接してるのか分かんないのにさぁ」
赤松「私は、みんなのことを信じてるから」
王馬「……そっかー。オレって、本当にキミのこと先に奪いたくなるよ。その後は…にししっ。秘密結社にでも誘っちゃおうかな」
赤松「……うそつき」
王馬「あはは! そうそう。キミはそれでいい」
王馬「オレのことは信じなくていいからね……ずっとさ」
END
前スレに引き続き鬼畜である
天海と楓はどこからか砲丸が飛んで来そうなリア充ぶりやな
王馬もいいゾ~最高
最原終一の場合
赤松 (誰に聴いてもらうわけでもなく、ただピアノを弾いていた。この学園生活で唯一リラックスできるのが、ピアノを弾くことだった。演奏が終わると、小さく足音が聞こえたので、見ると帽子を被った黒づくめの男子がこちらを見ていた)
最原「とても、綺麗な演奏をするんだね」
赤松「最原くん……あはは。私も手持ち無沙汰だったから、ここに来て弾いてただけなんだけど」
最原「音楽のことはよく知らないけど、赤松さんの演奏を聴くと、何だか心が休まるんだ……ご、ごめん。主観が入った感想で」
赤松「ううん。賞を獲ったり結果を残すのも大事だって言われてきたけど…そう言ってもらえるのがやっぱり嬉しいんだよね」
最原「うん。赤松さんの演奏、好きだな」
赤松「えっ」
最原「あっ…! その、変な意味ではないんだけど。僕はとても、いいと思う」
赤松 (最原くんは顔を赤くさせて、焦っているようだった。彼は純粋に褒めてくれているのだろう。それがとても嬉しかった)
赤松「うん。分かってるよ。最原くんの気持ち」
最原「赤松さん……僕は」
赤松「そう言ってくれる最原くんの優しい人柄が、私はとても好きだな」
最原「! そ、その……僕も、赤松さんのことが……とても魅力的な人だと思ってるよ」
赤松 (私を真っ直ぐに見てそう言った最原くんに近付き、傍に寄ると最原くんは驚いたように目を見開いた)
赤松「……私たち、同じ気持ちらしいけど」
最原「えっ、ええっ!? 赤松さん!?」
赤松「……」
最原「……ええっと」
赤松 (思った以上に慌てている最原くんが可愛らしくて、少し悪戯をしてみたくなった。ここで、キスなんてしてみたら、もっと焦って倒れてしまうんじゃないかと思ってしまって)
赤松「そういう関係らしいことでも、する……?」
最原「……っ!」
赤松「……ふっ」
最原「……え? 赤松、さん?」
赤松「ふふ。最原くんって、可愛いね」
最原「なっ…! お、驚かさないでよ」
赤松「あはは、冗談。これからも友達として、仲良くしてね。最原くん」
最原「う……うん。もちろんだよ」
最原「これから、よろしくね」
赤松「うん」
赤松 (その時の夕陽に照らされた最原くんのことは、何故か記憶に焼き付いて離れなかった)
赤松 (どうしてだろう。その時は、とても不思議な気分で、とてもドキドキしていた気がする)
.
.
.
最原「……」
赤松『そういう関係らしいことでも、する?』
赤松『これからも仲良くしてね。最原くん』
最原「……何を後悔しているんだ」
最原 (あの時赤松さんのしたことに応えていたら、どうなっていたんだろうか)
最原 (今更、自分のやったことに後悔することになるなんて)
最原「……赤松さん」
最原 (また、研究教室に来てしまった。ここに来ると、彼女のことを思い出すことができるから)
最原 (あの時の、ピアノを弾いている赤松さんのことは、きっとこの学園から出られることになっても忘れない)
最原 (僕が死ぬことになっても、きっと……一生忘れることはないだろう)
END
かなちい・・・
前スレでのスケベっぷりとは正反対のシリアスさである
一応ひと段落
ノンケに慣れたので星くんからの男死一同のロングverも検討中…一旦ダイジェスト版を書いておきながら申し訳ない
期待
次回 ノンケ√・改(一部男死)
星竜馬の場合・改
赤松 (星くんの研究教室へ行ってみると、猛スピードで連続して飛んでくるテニスボールを、いつものクールな表情で打ち返している星くんがいた)
星「ふん……まだまだだな。学園に来てからブランクがあるとはいえ、鍛え直し甲斐があるってもんだ」
赤松「星くん……」
赤松 (前はあんなにテニスを遠ざけていたのに、再び自主練を始めたのは良い方向に心変わりしたということだろうか。星くんが少しでも過去の事件を乗り越え、自分の才能の素晴らしさを受け入れてくれているなら、友達としてとても嬉しいと思った)
赤松 (きっと、今の星くんの頭の中はテニスのことでいっぱいだ。それはすごく嬉しいことなのに、少しだけ寂しくなる)
赤松 (こんなの私のわがままだよね。星くんを困らせちゃ、悪いよ)
星「……赤松か、すまねぇな。みっともないところを見せちまった」
赤松「ううん。やっぱり、星くんのテニスの才能はすごいよ。練習してるだけでもかっこいいのに、試合だったらもっと星くんの技も迫力があるんだろうなって」
赤松 (ラケットを置くと、星くんは私の近くにあった椅子に立ちながら、目を閉じて小さく笑っている)
星「ふっ……そんなことを言ったのは、お前さんが初めてだな」
赤松「そ、そうなの?」
星「あぁ。周りのやつらはいつも離れていくだけだった。俺があの事件を起こしてからは、尚更」
赤松「星くん……」
星「まぁ、結局は俺が原因だったんだがな」
赤松「そんな…でも、星くんは好きでそんなことをやったんじゃないのに」
星「いけねぇ。辛気くせぇ話をしちまった。ともかく、俺はお前のことは信頼してるんだぜ。赤松」
赤松「えっ?」
星「俺も最後に、人を信じたくなっちまってな……それに」
赤松「星くん……」
星「愛しちゃいけない女を愛してしまった」
赤松「ええっ!?」
星「……少し待ってろ」
赤松 (星くんはそう言うと再び椅子を積み上げ、私を見上げながら不敵な笑みを浮かべた。一体どういう意味なんだろう。意味深な言い方にいじらしくなってしまって、私は星くんの丸いほっぺたに口付けを落としていた)
チュッ
星「……」
赤松「あ…ご、ごめん。星くん、私……!」
星「ふん。何が超高校級のテニス選手だ。惚れた女に恥をかかせるなんて、男として失格じゃねぇか」
赤松「えっ……?」
星「赤松……俺はお前が好きだ。愛している」
赤松 (星くんはもう一つ椅子を積み上げると、私を壁側にドンと押し付け囁いた。顔が近い。そしてとても可愛らしい顔をしていると改めて思った)
赤松「わ、私も……星くんのこと」
星「……聞かせてくれるか。その後の言葉を」
赤松「う、うん……!」
赤松 (その後、ダンディで大人びた星くんは私に大人のキスを返してくれた)
赤松 (私もすっかりマネージャーとしての仕事をこなしてしまっている)
赤松 (でも、テニスをしている星くんの横顔は眩しすぎるよ…!)
END
獄原ゴン太の場合・改
赤松「……どうしよう」
獄原「うーん。どうしたらいいのかなぁ」
赤松 (獄原くんと雑談しながら学園の中を探検していると、妙な場所に迷い込んでしまった。大きなベッドに怪しい雰囲気の部屋だ。出ようと試みたが、獄原くんの力でも鍵が開かなくて、困っている最中だった)
赤松「……」
赤松 (何だろう。このピンクな雰囲気は……まるでカップルが、そういうことをするような宿泊所のような所に見えるんだけど)
獄原「ふふ。見て赤松さん。お馬さんが回ってるよ。可愛いなぁ」
赤松「そ、そうだね」
赤松 (獄原くんは純粋だなぁ。こんなに大きいのに、いたいけな子供に見えてしまった)
赤松 (すると、何やら紙切れが落ちているのに気付き、拾って見てみると、『キスをすればドアは開きます。うぷぷ』とあり、最後にクマの絵が添えてあった。これは、もしかしなくてもモノクマの企みだったのか。私と獄原くんは、まんまと嵌められてしまったのかと思うとため息が出てしまった)
赤松「……」
獄原「赤松さん、大丈夫? 疲れちゃった?」
赤松「だ、だいじょうぶ」
赤松 (モノクマが何をさせたいのかよく分からないだけで。全く、こんなピュアな獄原くんにキスをしたところで何になる。きっと可愛いリアクションをとってくれるんだろうけど……)
赤松「どうしよう……」
獄原「?」
赤松 (獄原くんはベッドに座り込んで、こちらをきょとんと眺めている。可愛いよ……)
獄原「あっ、そうだ。疲れてるなら、ゴン太の膝の上で休んでいいよ!」
赤松「えっ、膝の上? そ、それって膝枕になっちゃうよ……そんなことしたら獄原くんに悪いし」
獄原「赤松さんになら……好きにしてもらっていいって思ってるから。ゴン太のこと、好きにしていいよ?」
赤松「えっ…それはちょっと危ない感じになっちゃうよ。獄原くん」
獄原「誰かのために自分がしてあげたいって、こんな風に大事にしたいって思うのは、虫さん以来で……うぅ」
赤松「ええっ!?」
獄原「ご、ごめん。どう言っていいか分からないんだけど……ゴン太、赤松さんと一緒にいると、どきどきするんだ」
赤松「どきどき……?」
獄原「あ、赤松さん。これってどういう気持ちなのかな? ずっと、考えてるけど、分からないままなんだ」
チュッ
獄原「え……? あ、赤松さん?」
赤松「ごめん! 何か、その…これは、ええっと」
獄原「え、ええっ。ゴン太も赤松さんにキスを返した方がいいのかな…」
赤松「し、しなくていい! ごめんね。これは、その」
赤松 (獄原くんはみるみる真っ赤になって、恥ずかしそうにしている。ピュアさに当てられて、私もドギマギしてしまった。ちゃんと、この部屋はモノクマの罠だったって伝えなきゃいけないのに)
獄原「うぅ。紳士なら、こういう時どう返せばいいのかな。分からないよ」
赤松「……えっと」
獄原「赤松さんは……ゴン太のこと、どう思ってるのかな」
赤松「わ、私も同じ気持ちだから…獄原くんと同じで」
赤松 (ドアの方からガチャという音が聞こえたけど、私は何故かこの部屋から出ようとする気が起こらなかった。そして、私は思わず獄原くんの大きな手を握っていた)
赤松「ひゃっ……私、何言ってるんだろっ」
獄原「同じ気持ち…? 赤松さんも、ゴン太と話してると、どきどきするの?」
赤松「あの、えっと…私は多分、獄原くんのことがね……」
赤松 (その後、獄原くんはたくさんハグをしてくれた)
赤松 (何でも、彼の最高の愛情表現らしい)
赤松 (今度はもっとそれ以上の関係に発展できたらいいな……)
END
かわいい(かわいい)
どっちも可愛い
キーボの場合・改
キーボ「赤松さん! ボクと一緒に遊びましょう。ボクならあなたを楽しませてみせますよっ」
赤松「あははっ。じゃあ私の部屋にでも来る? 大したものはないけど」
キーボ「えっ!? あ、赤松さんのお部屋ですか……緊張しますね」
赤松「緊張?」
キーボ「な、何でもアリマセン」
赤松 (キーボくんはまずキスなんて知らないかもしれないよね)
赤松 (どんな反応をするんだろう……)
キーボ「どうしました? 赤松さん。ボクの顔をそんなに凝視して」
赤松「い、いや」
赤松 (恋愛なんて考えてたこともなさそうだ。キーボくんにふざけたことをしたらまたロボ差別と怒られそうだしなぁ……)
キーボ「あの…聞いてますか? 赤松さん」
赤松「えっ? ごめん…聞いてなかったよ。何かな?」
キーボ「で、ですから…あなたがいると若干ボクの内部の高性能な電子機能が鈍るというかっ……すみません。飯田橋博士もボクにこの考えを理解する機能まで用意していなかったらしくて、ボクでは認識することが難しいんです」
赤松「ええっ!? じゃあ私がキーボくんのバグを引き起こしてるってこと?」
キーボ「バグというか、何だか体が熱くなるんです。これは一体……」
赤松「っ!? キーボくんから煙が!」
キーボ「うあっ! こ…このようになってしまうんです。他のみんなといる時はこんな現象は起きないのに! さ、さては赤松さん、バグを起こさせてパンクさせた後にボクを独り占めしようと……!?」
赤松「えっ! そ、そんなことしないよ!」
赤松 (キーボくんはアホ毛を曲げながら頭から煙を出している。一体どうしたんだ。まさかキーボくんは私のことを…? いや、そんなことはないよね)
赤松 (しかし、うーうー唸っているキーボくんが可愛く見えてきて、少しいじめてみたくなった……)
赤松「うーん。じゃあキーボくんは私をどう思ってるの? もしかして女子が苦手とか?」
キーボ「そんなことはないんですが…赤松さんは他の女性と比べて、魅力的というか……ハッ。あ、赤松さん! ボクが考えてることを引き出すなんて! まさかあなたは博士と同じく科学者の方なんですか!?」
赤松「わっ、私は一応ピアニストだよ。 その、私はただ聞いただけで、キーボくんはそれに答えただけじゃない」
キーボ「そ、そうですね」
赤松「そうだよ」
キーボ「むぅ……」
赤松 (無自覚でこんなことを言うとは…本当は恋愛できる機能でも付いているのではないだろうか)
赤松 (少し面白くなってしまって、更にキーボくんの反応を見たくなり、彼に近付くと硬いほっぺたにキスをした)
チュッ
キーボ「っ!?」
赤松「……キーボくんは私をどう考えてるのか分かっちゃったよ」
キーボ「こ、これって……赤松さん、この行為は一体何を示すんですか?」
赤松「これはね。好きな人同士がすることなんだよ。だから……私も、キーボくんのことを同じように考えてるってこと」
キーボ「好きな人同士……なんて。ぼっ、ボクがあなたを好きになるなんて」
赤松「いいよ。私、そんなキーボくんのことが大好きだから」
キーボ「あ、赤松さん……」
赤松「えへへ……」
キーボ「そ、その、ボクも…あなたを愛しく思ってガガガガガガガガガガ」
赤松「ああっ! キーボくんが過度の熱放射でフリーズしちゃったよ!! だ、誰かっ!」
END
なにこれみんなかわいい
真宮寺是清の場合・改
赤松「ここは……」
赤松「痛っ。な、何これ……縄?」
赤松 (目が覚めると、私は縛られていた。縄が食い込んで痛い。しかし、こんなことをする人間はこの学園の中でも限られている…)
真宮寺「目覚めたようだネ」
赤松「この声は……」
赤松 (やはりそうだった。私の背後から足音がして、振り向くと私を見下ろしながら口元に手を添えて控えめな笑い声を上げている真宮寺くんが立っていた)
赤松「真宮寺くん、何でこんなことを」
真宮寺「縛り方はまず初めに…」
赤松「どんな縛り方をしたのか説明を求めてるんじゃなくて……!」
真宮寺「拘束されると、人間はより美しく見えるネ」
赤松「嬉しくない!!」
真宮寺「ふっ……食堂で2人の時に僕から水を差し出されて、怪しいとは思わなかったのかな」
赤松「うっ……あの水に何か混入させてたの」
真宮寺「キミの悪癖は人を信用し過ぎることだヨ。早急に改善した方がいい……こんな所へ連れ込まれて言われても、説得力がないか」
赤松「わ、私を殺すつもり…?」
真宮寺「さァ」
赤松「な、何ではぐらかすの!? せめて否定してよ……!」
真宮寺「ただ、キミに伝えたいことがあったから此処に連れて来させてもらったヨ」
赤松「伝えたいことがあるなら食堂で教えてくれればいいよね! 縛らなくても!」
真宮寺「だって、こうした方が臨場感があるだろう? そして、僕も一度赤松さんの縛られている姿を見てみたかったんだ……よく似合ってるヨ」
赤松「そんなこと言われても嬉しくないんだけど」
真宮寺「クククッ……赤松さん、キミは聡明で素直な女性だ。しかし今回はそれが裏目に出たネ」
赤松「真宮寺くんがこんなことをしなければね……」
赤松 (マスクを着けているせいで、当たり前だけど真宮寺くんの表情は読めない。何を考えて彼はこんなことをしているのだろう。おそらく、ロクでもないことなんだろうけど)
真宮寺「恐怖に満ちた表情をしているネ。赤松さん」
赤松「そ、そりゃあこんな状況で怖がらない人、いないって」
真宮寺「そうか……残念だ。キミなら嬉しがるかと思っていたヨ」
赤松「真宮寺くんにそう思われてる私って一体……」
真宮寺「本題に移ろうか。赤松さん」
赤松「な、なに……?」
真宮寺「僕はキミのことを気に入っているんだヨ。是非此処へ来てもらおうと思っていたんだ」
赤松「来いって言われたら来たよ!? 尤もこんな暗い部屋だとは思わなかったけど……あ、ごめん。やっぱり真宮寺くんに言われたら身構えてたかもしれない」
真宮寺「そうだろう? だから僕も渋々こんな強引な手段を選ばざるを得なかった」
赤松 (真宮寺くんは私の周りをぐるぐる回りながら言った。段々縄が身体に食い込んできて、痛くなってきた。早く帰りたい)
赤松「うぅ……痛いよ」
真宮寺「良いネ。痛みを感じる姿は人間の中でも特に美しい物だ」
赤松「こ、これ解いてくれないの!?」
真宮寺「そんなことをしたら逃げてしまうだろう」
赤松「っ……」
真宮寺「さァ。契約をしようか、赤松さん。僕が認めた女性として……誰が見ても分かるように痕を付けておくヨ」
赤松「な、何なの契約って…!? 怖いよ!」
真宮寺「力を抜くんだネ」
赤松 (すると、真宮寺くんは私を覆い、首筋に顔を寄せてきた。下手なホラー映画より怖かった)
ガリッ
赤松「ひぃっ」
真宮寺「成る程。赤松さんの血はこんな味をしているんだネ……クク」
赤松「いっっった……!! な、何でこんなこと」
赤松 (思い切り距離を取ると、真宮寺くんは満足気に頷いていた。異常だ……)
真宮寺「言っただろう。キミに痕を付けておくって。そんな目で見ないでくれ……泣くほど嬉しいんだネ」
赤松「嬉しいわけない……」
真宮寺「これで良い。あの人も見つけるのに分かりやすくなるだろうネ。さ、赤松さん。今、僕が楽にしてあげる」
赤松「な、な……!」
真宮寺「向こうに行ったら、あの人によろしくと伝えておいてくれヨ」
赤松「っ……」
真宮寺「サヨナラ。赤松さん」
赤松「いやぁぁぁぁ!!!」
赤松 (じりじりと近付いてきた真宮寺くんに危ない予感がしたので、思い切り部屋のドアに向かって走り出すと、鍵が開いていた。人を連れ出して半監禁状態にした割には、意外と抜けているらしい)
赤松 (とにかく、今回で真宮寺くんがおかしいのは理解できた)
赤松 (その後、自分の部屋に入ると安心してしながらもあの部屋にいたままどうなっていたかと考えると、悪寒が走ったので、とりあえず塩を撒いておいた……)
真宮寺「あァ! 残念だ。赤松さんを折角捕らえられたというのに……」
真宮寺「しかし、この学園にいる限り機会は何度でも巡ってくるだろう」
真宮寺「その時は……しっかりあの人の友達として迎え入れてあげるとしよう」
真宮寺「ククク……!」
END
>>127
× 安心してしながらも→○ 安心しながらも
塩でオシオキしなきゃね
塩不可避
百田解斗の場合
百田「す、すまなかったな赤松……」
赤松「ううん。わ、私こそ」
百田「いや、廊下を走ってたらいきなり倒れこんで豪快に唇を重ねてしまったなんて……!」
赤松「そんな鮮明に説明しなくてもいいよ! 恥ずかしいからっ」
百田「す、すまん」
赤松「……」
百田「……」
百田「でも、まさかこんな風に願望が叶っちまうとは」
赤松「えっ?」
百田「やっ、違うんだ。その……」
赤松「そ、そんなにうろたえないでよ……!」
百田「悪い……」
赤松 (百田くんに目を合わせると、思い切り逸らされた。いつも熱血な彼がこんなに照れているとは、少し意外だったけれど、こっちまで恥ずかしくなった……)
百田「赤松と、こんなに近くにいるのは初めてだったな」
赤松「そ、そうだね」
百田「それだけだ」
赤松「えっ!? わざわざ恥ずかしくなるようなこと言わないで……」
百田「……」
百田「……はぁ。こんなのオレらしくないな! 赤松!」
赤松「ひっ!? ど、どうしたの」
赤松 (百田くんは私の肩をがっしりと掴むと、決心したように私をまっすぐに見つめてきた……)
百田「オレは最初からお前のことを、愛しているんだ!」
赤松「ええっ……!?」
百田「すまん。いきなりこんなことを言って……正直、さっき事故とはいえ、お前の唇に触れたことが嬉しかった! 興奮した!」
赤松「そ、そんな。あれは単なる事故だし」
百田「オレは、お前を性的な目で見ている」
赤松「それは言わなくてもよくない!?」
百田「それくらい、好きだ」
赤松「……!」
赤松「ほ、本当に?」
百田「何だ。意外そうだな。そんなにオレがこんなこと言ったの、変だったか……?」
赤松「そんなことないよ」
赤松「ただ、百田くんには別に好きな人がいるんじゃないかって、思ってて」
赤松 (そう言うと百田くんは私の手を取り、真っ赤な顔をこちらに向けた。暫く黙ったままだった)
百田「オレは……その、赤松を見てたんだけど」
赤松「……ふっ、あははっ」
百田「っ……! そんなにおかしかったか?」
赤松「ううん、嬉しいの。ありがとうね。百田くん」
百田「赤松……! オレ、本当に好きなんだ。お前のこと」
赤松「うん。私もね、百田くんの傍でずっと一緒にいたいって、思うよ」
百田「……ああ! オレも、お前を幸せにしてみせる」
赤松 (百田くんの表情が柔らいでいく。これからもずっと隣にいて、一緒にいることができたらとても幸せだと思った)
??「……」ゴゴゴゴゴゴ
赤松「ん? 百田くんの後ろから、すごい殺気がするんだけど……?」
END
般若と化したハルマキ
おまけ
天海「まさか赤松さんに図書室であんなことをされるなんて。今日の日記に詳しく書き留めておかないと!」
最原「ハァハァ……! あの音楽室でこれから赤松さんとアレ以上のことをすることになるのかと思うと!! あぁっ!!!」
天海「は?」
最原「えっ?」
天海「うわぁ……音楽室でするとかレベル高いっすね。どうせ赤松さんのおっぱいをピアノに擦り付けるんでしょ?」
最原「図書室でやる方が変態っぽいよ。どうせ勉強を教えるとかの名目で最終的に机の上でするんだよね?」
天海「……」
最原「……」
天海「はぁぁ……! しかし赤松さんでの妄想はどんどん尽きないっす」
最原「それは同意だなぁ」
天海最原『……ふぅ』
完
>>131
× 百田解斗の場合→○ 百田解斗の場合・改
面白かった
終了です
もっとみんなを変態化させたかった
乙
求める全てがここにあった
乙
塩かけなきゃ
乙乙
塩撒いて起きますね
乙 だがわた白銀さんだけキスできてないのはいかがなものか
乙
こういうのを求めていた
乙
ところでなんでお前ら王馬好きなん?
乙
最高だった
この人が書く楓ちゃん視点ラブアパートとかも見たいわ
このSSまとめへのコメント
女キャラからはじまって真顔になったわ
どう考えてもいらんやろ
百合豚なら百合豚って自己紹介書いとけやきめえもん晒すな