ダイヤ「ちゅっちゅーですわ!」 (14)
ラブライブサンシャインss
※百合注意
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1478798851
【部室】
千歌「うーん、わからない~」
ダイヤ「まったくそんな問題もわからないんですの?」
千歌「ごめんなさい・・・」
千歌(今は試験期間中なのでAqoursの活動はお休みです)
千歌(で、私はAqoursの中でも成績が危ういので成績優秀のダイヤさんに勉強を見てもらってます・・・)
ダイヤ「まったく、もし赤点でも取って追試にでもなったら許しませんわ!」
千歌「いや~、でも理事長が鞠莉ちゃんだから許してくれるかなって…」
ダイヤ「ぶっぶー!!ですわ!」
千歌「わっ!!」
千歌(相変わらず近い…)
ダイヤ「μ'sもラブライブに出場するために試験勉強を頑張ったと聞きますわ」
千歌「え、そうなの!?」
ダイヤ「よってあなたもせめて赤点だけは回避するべきだと思いません?」
ダイヤ「μ'sのようになりたいのでしょう?」ニコッ
千歌(だから顔近いって…)
千歌「わ、わかったよぉ…」
ダイヤ「じゃあ、次…この問題解いてごらんなさい」
千歌「えーっと…これなら」
千歌「はい、できたよ!」
ダイヤ「どれどれ…」
ダイヤ(…公式が違いますわ)
ダイヤ(こんな単純な問題もわからないなんて…)プルプル
千歌(あれ…ダイヤさんが固まっちゃった…)
千歌(体調でも悪いのかな?…顔色は…)スッ
ダイヤ「ぶっぶー!!」
千歌(わっ!!)
チュッ
ダイヤ(・・・あっ!)サッ
千歌(えっ…今…)
ダイヤ「・・・!」
ダイヤ「こ、公式が違いますわ!やり直し!」
千歌「あの、ダイヤさん・・・今」
ダイヤ「私は今日は予定があるので帰ります!明日までにそのページはやっておくように!ではごきげんよう」ガラガラ
千歌「あっ!ダイヤさん!!」
千歌「…」
千歌(・・・さっき唇が当たったよね・・・)
千歌(ファ、ファーストキス奪われちゃった!!)カァァァァァアアア
ダイヤ(ど、どうしましょう…勢いあまって千歌さんと口づけを・・・)
ダイヤ(恥ずかしくなってしまってつい帰ってしまいましたが…)
ダイヤ(ああああああああ明日からどう顔を合わせればぁあああああ)
【翌日】
千歌(どうしよう…昨日はダイヤさんのことが気になって全然勉強に集中できなかった)
千歌(ううう…ダイヤさんは昨日の事、どう思ってるのかな)
千歌(まぁ、女の子同士だし、事故…だよね?ははは…)
梨子「千歌ちゃん、どうしたの?お腹でも痛いの?」
千歌「えっ?いや、大丈夫大丈夫!!」
梨子「そう?」
梨子「あ!今日は千歌ちゃんの勉強、私が見るわね」
千歌「え!?何で!?」バッ
梨子「えっ!?えっと…ダイヤさんに頼まれて・・・」
千歌「えっ」ズキッ
千歌(ダイヤさんが、私の事避けてる…?)
千歌(もしかして、あまりにも私がバカ千歌だから愛想つかしちゃったのかな…)ズーン
梨子「あの、千歌ちゃん・・・?私と一緒じゃ…嫌?」
千歌「ううん!一緒がいいに決まってるよ!」
梨子「じゃあ一緒に勉強しようね」ニコッ
千歌「う…うん…」
千歌(ダイヤさん…)
ダイヤ(千歌さん千歌さん千歌さん千歌さん千歌さん・・・)ブツブツ
鞠莉「Oh…ダイヤはいったいどうしたの?」
果南「さぁ?今日は朝からずっとこんな感じで」
鞠莉「ハハーン、さてはテストが近くて憂鬱になってるんデスね?」
果南「ダイヤがテストで憂鬱になるとは思えないけど・・・」
果南「そういえば最近、ダイヤは千歌の勉強を教えてるって聞いたけど」
鞠莉「あら?今日は一人ね」
果南「まさか千歌と喧嘩でもしたんじゃ…」
鞠莉「あらあら!学校で喧嘩なんて!これは理事長として見逃せないわね!」ダッ!
果南「あ!ちょっと鞠莉!」
鞠莉「こらダイヤ!千歌っちの勉強見るんでしょ?早く行きなサーイ!?」グイッ
ダイヤ「千歌さん・・・」
ダイヤ「あああああああ」バタン
鞠莉「Oh!ダイヤ!?」
ダイヤ(どうしましょう…千歌さんの名前を聞くだけで昨日のことを思い出して…)
ダイヤ(恥ずかしいですわああああああああああ)ゴロゴロゴロゴロ
果南「これは普通じゃないね・・・」
【部室】
梨子「じゃあこの問題解いてみて」
千歌「う、うん…」
千歌(昨日この問題をやった後…)
(ダイヤ「ぶっぶー!!」チュッ)
千歌(ダイヤさんが尖らせた唇が私の唇に…)
千歌(うう…思い出しちゃう)ウズウズ
梨子「千歌ちゃん?」
千歌「あっ!ごめん!すぐやるよ!」
【外】
鞠莉「ほらダイヤ!今日も千歌っちと勉強するの!」グイッ
ダイヤ「きょ、今日は梨子さんに頼んだので大丈夫ですわ!」
鞠莉「いい加減意地張ってないで仲直りしなさい!」
ダイヤ「だから喧嘩しているわけじゃないと言ってるでしょう?」
果南「ほらダイヤ、私達も一緒に行くから!ね?」
ダイヤ「うう…」
ダイヤ(まぁ二人きりでないなら少しは意識せずに済むかもしれませんが…)
ガチャ
果南「千歌?いる?」
千歌「あれ?果南ちゃん?」
梨子「鞠莉ちゃんも…どうしたの?」
鞠莉「ハロー千歌っち!ダイヤ連れてきたわよ」
千歌「ええっ!?ダイヤさん!?」ドキッ
ダイヤ「ちちちち、千歌さん?昨日言っておいた所はできているんですの?」
千歌「あ、は、はい!どうぞ」
果南(お互い気まずそうだけど…)
鞠莉(本当に喧嘩してたわけじゃなさそうね…)
ダイヤ(また公式を間違えてる…)ムッ
ダイヤ「ぶっぶー!!ですわ!!」
千歌「っ!!」ドキッ
ダイヤ「千歌さん!いったい何度言ったら…」ハッ!
千歌(ち、近い…)カァァァァ
ダイヤ(…!!)プイッ!
ダイヤ「と、とにかくもう一度公式を覚えなおすこと!いいですね!」
千歌「は…はい…」ウツムキ
梨子(二人とも今日はなんだか変ね…)
鞠莉(ラブコメの波動を感じる)
ダイヤ「では、私は生徒会室に戻ります!梨子さん、後はよろしくお願いしますわね」
梨子「あ、うん」
ダイヤ「果南さん、鞠莉さん!行きますわよ!」ガチャ
果南「まってよダイヤ!」
鞠莉「グッバイ千歌っち、梨子」
バタン
千歌「行っちゃった…」
千歌(そっか…今日は生徒会で忙しかっただけなんだ…)
千歌(嫌われたわけじゃないんだ…よかった…)ホッ
千歌(ダイヤさん、近くで見たらやっぱり綺麗だったな…)
(ダイヤ「ぶっぶー!!ですわ」)
千歌(ついあの唇を凝視しちゃった…)
千歌(一瞬だけど、柔らかかったなぁ)ボーッ
梨子「千歌ちゃん?何ボーっとしてるの?」ゴゴゴゴゴ
千歌「え?」
梨子「いいからさっさとやりなさい!!」
千歌「は、はいいいいい!!」ビクッ
【生徒会室】
ダイヤ「ふぅ…」ガクッ
ダイヤ(やっぱり駄目ですわ…千歌さんのことを意識してしまいます…)
果南「ダイヤ、やっぱり今日は変だよ」
鞠莉「やっぱり千歌っちと何かあったのね?」
ダイヤ「そ、それは…」
果南「話してみてよ、ダイヤ!友達でしょ?」
鞠莉「そうそう!」
ダイヤ「果南さん、鞠莉さん…」
ダイヤ「じ、実は…」
カクカクシカジカ
果南「へぇ~なっるほどねぇ~」ニヤニヤ
鞠莉「WAO!ハプニングキッスとはやるわねダイヤ~!」
ダイヤ「か、からかわないでください!」
果南「ごめんごめん」
鞠莉「で、そのことについて千歌っちとは話したの?」
ダイヤ「いえ…何もなかったことにしようと…」
鞠莉「Oh!駄目よダイヤ!」
鞠莉「千歌っちにkissしてしまったのはダイヤの責任でしょ?謝らないと!」
鞠莉「もしかしたら千歌っちのファーストキッスを奪っちゃったのかもしれないでしょ!」
ダイヤ「!!」
ダイヤ「確かに…私はなんてことを…」ガタガタ
果南「う~ん…女の子同士だしノーカンなんじゃない?」
鞠莉「いーえ!乙女にとってファーストキッスはとーっても大事なものよ?」
鞠莉「一生忘れられない思い出になるわね!」
ダイヤ「ううっ」グサッ
果南「鞠莉…あんまり言わないであげてよ…」
鞠莉「でも事実なんだし、やっぱりちゃんと謝らないとダメよダイヤ!」
鞠莉「それに千歌っちとこのまま気まずいのは嫌でしょ?」
ダイヤ「ええ…鞠莉さんの言うとおりですわ」
ダイヤ「千歌さんの唇を奪ってしまったことは事実です…」
ダイヤ「許してもらえないかもしれませんが…ちゃんと千歌さんに謝りますわ!」
果南「うん!私もそれがいいと思う!」
鞠莉「まぁ、最悪責任を取っちゃえばいいんじゃないの~?」
ダイヤ「なっ・・・!!」カァッ
果南「責任って?」
鞠莉「そんなの決まってるじゃない!千歌っちの…」
ダイヤ「わっ、私今から千歌さんの所に行ってきますわーーーーー!!」ダッ
鞠莉「行ってらっしゃ~い」
【部室】
バタン
ダイヤ「ち、千歌さん!少しよろしいですか!?」
千歌「だ、ダイヤさん!?」
ダイヤ「あら?梨子さんは…」
千歌「あ、梨子ちゃんはお母さんに買い物頼まれてたらしくてもう帰ったよ…」
ダイヤ「そ、そうですか」
ダイヤ「それはそうと千歌さん」
千歌「は、はい…」
ダイヤ「昨日は大変申し訳ありませんでした!!」ドゲザァッ
千歌「ええええっ!?ど、どうしたの!?」
ダイヤ「いえ、わざとでないとはいえ、千歌さんにき…キスしてしまったことを謝ろうと…」
千歌「き…キス…」ボンッ
ダイヤ「ち、千歌さん…?」
千歌「あ、ううん!!私は全然気にしてないから!!」
ダイヤ「あの、千歌さん、もしかしてファーストキスなどではなかったのですか?」
千歌「…え、えっと」
千歌「ファーストキス…です」
ダイヤ「そ、そんな…」ガクッ
千歌「えっ」
ダイヤ「私はなんてことを…」
ダイヤ「千歌さんにとって大事なファーストキスを奪ってしまうなんて!!」ウルッ
千歌「わわわっ!私、大丈夫だから!!気にしてないから!!」
千歌「むしろダイヤさんで良かったなぁ…なんて」
ダイヤ「え?それはどういう…」
千歌「…ダイヤさんはファーストキスだったの?」
ダイヤ「え、ええ…私もキスなんてしたことなかったですわ」
千歌「そっか…」ホッ
ダイヤ「あの、それが何か…」
千歌「ううん!何でもないよ!」
ダイヤ「あ、そうですわ!お詫びもかねて今日も千歌さんの勉強を見てさしあげますわ!」
千歌「いいの?でも今日は忙しいんじゃ…」
ダイヤ「いえ、今日はもう忙しくはありませんわ」
ダイヤ(千歌さんと顔を合わせるのが恥ずかしかっただけ…なんて言えませんわね)
ダイヤ「これがこうなります…わかりましたか?」
千歌「うん!」
ダイヤ「じゃあこの調子で次のページも行きましょうか」
千歌「ええー…少し休憩したい…」
ダイヤ「じゃあこの問題を解けたら休憩にしましょうか」
千歌「ようし…」カキカキ
千歌「できたよ!」
ダイヤ「どれどれ…」
ダイヤ(また同じ間違いを…)プルプル
千歌「じゃあ休憩に…」
ダイヤ「ぶっぶーーーーーーー!!ですわ!!」
千歌「っ!!」ドキッ
ダイヤ「まったく何度言ったら…」
千歌「ん…」グッ
ダイヤ「えっ、ちょ」
チュッ
ダイヤ「んっ!?」
チュッ チュッ
ダイヤ「んむっ…ち、千歌さ…ん…」
千歌「ん…んちゅ…んん」
千歌「ふぅ…」
ダイヤ「はっ…ち、千歌さん…?」
千歌「ごめん、でもダイヤさん、近いんだもん…」
千歌「我慢できないよ…」
ダイヤ「え、えっと…」ドキドキ
千歌「これでお相子ですね、ダイヤさん♪」
ダイヤ「」キュン
【数日後】
千歌「試験終わったあああああ!!」
曜「ヨーソロー!!」
果南「みんなお疲れ~」
鞠莉「Aqoursは赤点ゼロ!このゼロは嬉しいゼロね!」
千歌「じゃあみんな!試験終了祝いにスイーツでも食べに行こう!」
花丸「あー!いいずらね~!いくずらー!!」
ダイヤ「ぶっぶっぶー!!ですわ!!」グイッ
千歌「あっ…」ドキッ
ダイヤ「まずは遅れた分ラブライブに向けて練習を…」
千歌「んっ」チュッ
ダイヤ「ん…」チュッ
梨子「え」
曜「え」
ルビィ「ピギィ!?」
千歌「そうだね、まずは練習だ!!」
ダイヤ「わかればよろしいんですわ!さぁ、着替えに行きますわ」
7人「」ポカーン
千歌「あ…練習着忘れた」
ダイヤ「ぶっぶっぶー!!ですわ!!」
千歌「ん…」チュッ
ダイヤ「んんっ…」チュッ
千歌「んむ…んちゅ…」
ダイヤ「ぷはっ……まったく忘れ物なんて意識が足りない証拠ですわ!」
千歌「えへへ…ダイヤさん体操服貸して?」
ダイヤ「仕方ないですわね…」
イチャイチャ
善子「何よあれ…」
鞠莉「ああやって顔を近づけるたびにキスするのが癖になったみたいよ」
梨子「」
曜「」
おしまい
親友がいつの間にか寝取られてた曜ちゃんェ…
ダイちか
みんなの前でどうどうとキスするのか生徒会長
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません