ハート「チェイス、そこのカラシを取ってくれ」 仮面ライダードライブSS (36)

チェイス「ハート、これはマスタードだ」

ハート「なに?…おお、確かに」

チェイス「カラシは今切らしてしまっているな。後で買ってくるとしよう」

ハート「わざわざ買いに行くのか?これで代用は出来ないのかチェイス」

チェイス「和辛子と西洋辛子は全くの別物だ」

ハート「そうなのか?ふむ…そこまで違うものか」ペロッ

ハート「辛っ」

チェイス「お前は完全に食べる専門なのだな」

ハート「ハハッ。料理の腕が良い友がいると、つい頼ってしまうな」

チェイス「実に今更な話だが、今は俺とお前は敵同士の筈だが」

ハート「本当に今更だな」

チェイス「しかし、偶然会ったと思ったら突然こんな事を頼まれるとは…」

ハート「いいじゃないか。お前だって食べたかったからあそこにいたんだろう?」

チェイス「それはそうだが」

ハート「ならばお互い利害は一致している。なに、憎み合って敵対している訳でもないんだ。あまり気にするな」

チェイス「お前はもう少し気にしたほうが良いと思うぞ」







注・想像を絶するほど平和です

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~少し前~


ハート「ついこの間まであんなに暑かったというのに日が暮れるとこんなに冷え込むようになってきたな…こんな日は鍋でも囲みたいところだが。さて今晩はどうするか」

ハート「…うん?何やら良い匂いだな。向こうからか。行ってみるとしよう」

ハート「このコンビニか。…おお!もうおでんがやっているのか。なるほど、この匂いだったんだな!」

チェイス「何を騒いでいる」

ハート「チェイス!奇遇だな」

チェイス「今日からおでんが始まるそうでな。早速買いにきたのだ」

ハート「なるほど、流石だチェイス。抜かりのない男め」

チェイス「今日からセール開始だ。丁度お買い得の時に来たなハート」

ハート「そうなのか。…ふむ、おでんという手もあるか」

チェイス「どうした、買わないのか?」

ハート「いや、今夜は久しぶりに鍋にでもしようかと思っていたんだが、おでんも良いな」

チェイス「そうだな。確かにおでんが美味い季節だ」

ハート「…よし!今夜はおでんにするぞチェイス!」

チェイス「当たり前のように俺を混ぜるのだな」

チェイス「だが、確かに悪くない。…よし、では買い物に付き合ってもらうぞハート」

ハート「ハハッ、任せておけ」

チェイス「その前に練り物系はコンビニで買っておくぞ」

ハート「何故だ、スーパーにもあるだろう?」

チェイス「既にたっぷりと煮込まれて味が染み込んでいる状態を投下する事にってよりダシに深みが出るのだ。それに昨今のコンビニおでんのダシはカツオと昆布が実に効いている」

ハート「成程…、一から煮て味を吸わせる手間を省くという訳か。やるなチェイス…!」

チェイス「只の手抜きだがな。…すまんがウィンナー巻きとさつま揚げ、がんもと…卵を頼む」

店員「畏まりましてー」

チェイス「すまんが、味噌ダレを多めに貰えるだろうか」

店員「そちらからお取りくださると良いのでしてー」

チェイス「出来ればで良いのだが、出汁のパックを1袋ほど貰えると有り難いのだが」

店員「お安い御用なのですー」



チェイス「さて、では早速取り掛かるとしよう」

ハート「チェイス、何か手伝えることは無いか?」

チェイス「なら、そこの寸胴に水を入れて沸かせてくれ。昆布を入れておくのを忘れずにな」

ハート「任せておけ」

チェイス「俺はその間に…まずは大根の下拵えからだな」

チェイス「ハート、ついでに小鍋にも水を入れて沸かせてくれ」

ハートロイミュード「ああ、わかった!」ゴォォォ

チェイス「デッドゾーンを使うな」



ハート「流石に慣れた手つきだな」

チェイス「料理は経験値が全てだ。お前もやれば出来るようになる」トントンサクサク

ハート「ん?それは今何をしているんだ?」

チェイス「これは面取りという作業だ。こうして輪切りにした大根の角を取ることによって火の通りをよくするのだ」

チェイス「更に片面に十字に浅く切り込みを入れ味が染み込みやすくするのも忘れないようにな」

ハート「知っているぞ、隠し包丁というやつだな」

チェイス「ここまで出来たら一度沸騰させた湯で軽く下茹でしておく。生のまま投下すると青臭さがダシに移ってしまうからな」

ハート「沸騰させたお湯、というのは理由があるのか?」

チェイス「より短時間で火が通るからだ。それに沸騰させる事により水道水のカルキ抜きにもなる。…そこまで気にする必要も無いだろうがな」

ハート「成程…勉強になるぞ」

チェイス「そう思うのならたまには自分で作れ。寸胴が沸いてきたな。昆布を取り除いて火を止めてくれ」

ハート「昆布はもう取ってしまうのか?」

チェイス「長時間入れておくと昆布臭くなりすぎてしまう。火を止めたら次は鰹節だ」

ハート「随分たっぷりと入れるんだな。…おぉ、良い香りだ…白米が欲しくなるぞチェイス!」

チェイス「気が早い」

チェイス「…よし、もういいだろう」

ハート「もう濾してしまうのか?」

チェイス「これで十分だ。本来なら昆布出汁と別々に取って合わせるのが良いのだが…面倒なのでな」

チェイス「鰹節の出し殻はさっきの昆布を細切りにしたものを軽く混ぜて醤油を垂らして副菜にしておこう」

ハート「米に乗せたら最高に美味そうだな」

チェイス「気が早い」

ブレン「ただいま戻りましたー…って良い匂いがすると思ったら」ガチャッ

メディック「あらチェイス。いらっしゃい」

チェイス「邪魔しているぞ」

メディック「今更ですわねぇ」

ブレン「全くです」

ハート「お帰り二人とも。シン・ゴジラは面白かったか?」

ブレン「それが聞いてくださいハート。この陰険で腹黒で性悪なメディックときたら土壇場になって別の映画が見たいなんて言い出しましてねぇ!」

メディック「だってあれだけ評判が良いと気になるんですもの!ブレンだって「君の名は。」は観てみたいと言っていた癖に、このメガネ!」

ブレン「眼鏡を蔑称のように呼ばないでください!」

チェイス「それで結局どうしたのだ、お前たちは」

メディック「仕方なく間を取って「超高速参勤交代」を観て来ましたわ」

ブレン「…面白かったですよね」

ハート「ハハッ、仲が良くて何よりだ。今度はみんなで他の2本を観に行こうじゃないか」

メディック「ハート様っ!」

ブレン「ちゃんとサービスデーに行きますからね、ハート!」

チェイス(大方「みんな」に俺も入れられているのだろうな)

メディック「ところで、とても良い匂いがしますけど何を作ってらっしゃるのかしら」

チェイス「おでんだ」

ブレン「おお!急に冷え込むようになってきましたしね。この時期におでんとは何て有り難く嬉しくタイミングの良い」

チェイス「だがもう少し時間がかかる。向こうで待っていろ」

メディック「わかりましたわ」

ブレン「何か手伝えることがあったら言いなさい、チェイス」

チェイス「今のところは大丈夫だ」

あれ、プロデューサーさん今日はこっちなのか
でもちゃっかりアイドルが……いや、私は何も見てないよ

ハート「料理はチェイスに任せてTVでも観ていようか」ピッ

ブレン「この時間帯は丁度夕方のニュースからバラエティに切り替わる頃ですね」

メディック「相棒の新シリーズも始まりましたわね。1週間の楽しみが増えますわぁ」

ハート「個人的には9係も楽しみに待っているんだがな」

ブレン「あ、私は科捜研シリーズも好きですね」

メディック「乾君…」グスッ

チェイス(お前らは一応警察の敵ではないのか)

ハート「うーむ、あまりピンと来る番組は無いな…音楽番組でも流しておくか」

メディック「またカラオケに行くときのために新曲もチェックしておきませんとね」

ブレン「この前のようなモバマス縛りはもう嫌ですからね」

ハート「おお、そう言えばまだ今日ログインしていなかった。思い出させてくれて感謝するよブレン」ログインボーナス!

メディック「…最近のアイドルって色々体を張りますのね。バンジージャンプやらスカイダイビングやら」

ブレン「通称バラドルというやつですね」

ハート「どこの世界でも楽な仕事というものは無いということだろう。…お、SRが出たぞ」

チェイス(アイドル、輿水、プロトドライブ……うっ、頭が…)





紘汰「うぅー寒っ…おーい、大根買ってきたぞー」ガチャッ

戒斗「ちゃんと言った通り太く身の締まったものを買って来れたのか?貸せっ。……フン、まぁ良いだろう」

紘汰「やっぱ寒い日はおでんだよなぁ…。あ、そう言えばさっきコンビニで貴虎が凄ぇ真剣な顔でおでん選んでたぞ」

戒斗「…そこまで見ていたのなら何故声をかけてやらないんだ貴様は」

期待

ゲーマーアイドルM「ゲームのライダー・・・ついにアタシの出番か!」

チェイス「よし、これで餅巾着の準備完了だ」

ブレン「はいチェイス。白滝も結べましたよ」

メディック「牛すじも良い感じに煮えてきましたわぁ」

ハート「物凄く良い匂いがアジトに充満してしまったな」

チェイス「では具材を投下するぞ。…これで後はしばらく待てばいい」

ハート「まだ待つのか…」

ブレン「ハート、もうしばらくの辛抱ですから」

メディック「私、映画の帰りにプリン買ってきましたけど今お召し上がりになります?」

ハート「いや…これも超進化への試練と思えばどうという事ではない。ブリンは食後のデザートにしよう」

チェイス「茶でも淹れる。30分も煮込めば食べられるから大人しくしていろ」

ブレン「では、その間に録画の消化でもしてしまいましょうか」




タケルドノォォォォ!! タマシイハエイエンニフメツダッ!




ハート「とうとう今期も終わりか…」

メディック「結局諸悪の根源は仙人でしたわね」

ブレン「しかしまた、次の作品は実に奇抜で斬新で個性的ですね」

メディック「病院が舞台なんて前代未聞ですわねぇ」

ブレン「貴女のような腹の中も服装も真っ黒なキャラは今のところいないようですがね」

メディック「あら、うっかり手が滑って太ももを抓りますわ」ギュゥッ

ブレン「何ですかそれは只の宣告じゃありませっ痛ぁあ!!」

ハート「ゲームの力で戦うライダーか…確かに斬新だな」

メディック「ノーコンティニューでクリアですって。どこぞのジニス様も見習って欲しいですわね」

チェイス「次のMOVIE大戦ではゴーストとのコラボでホラーゲームが出そうだな」

ブレン「およしなさい。本当にありそうですから」





タケル「本当になったよー」

マコト「誰に話しかけてるんだ?」

チェイス「むっ、そろそろ時間か。鍋を持ってくるからテーブルの上を整えておいてくれ」

メディック「お安い御用ですわ」

ブレン「ちょっ、私のハンカチで拭かないで下さい!」

ハート「こらこらお前たち。じゃれていないでグラスを出してくれ」

チェイス「よし、もう頃合だろう」

チェイス「鍋をそちらに持っていく。準備はいいか?」ブレイクアップ

メディック「テーブル拭きましたわ」

ブレン「飲み物のグラス、用意出来ましたよ」

ハート「おっと、米をよそっていなかったじゃないか!」

魔進チェイサー「後にしろ。鍋が通るぞ」

ハート「」ブフォッ

メディック「チェイス、鍋掴みを探すのが面倒だからってわざわざ変身しないでくださいな」

ブレン「大丈夫ですかハート!鍋を両手に佇む魔進チェイサーなんて私だって直視出来ませんよ!」

超魔進チェイサー「お前ら、俺を何だと」スーパーブレイクアップ

ハート「ちょっ」ゴホッ、ゴホッ!

ブレン「光り輝かないでください!」

メディック「チェイス、めっ!」

チェイス「やりすぎた」

ブレン「そのバイラルコアはちゃんとエンジェルに返しておきなさい」

ハート「…ふぅ、落ち着いた。あやうく茶碗を落としてしまうところだったぞ」

チェイス「すまん」

メディック「ハート様の腹筋をブレイクアップしてどうするんです」

ハート「」ブフォッ

ブレン「危ないっ!お茶碗がっ」パシッ

チェイス「メディック」

メディック「も、申し訳ありません…つい、出来心で」

ハート「よし、ご飯よそったぞ。持っていってくれ」

ブレン「チェイス、ピッチャーが2つありますが麦茶はどちらです?」

チェイス「もう片方は紅茶だ。折角だ、両方持ってきてくれ」

メディック「お箸も用意出来ましたわ。あ、チェイス。貴方のお箸割れていたので買い替えて置きましたわよ」

チェイス「ここは俺の実家か」

ブレン「実家のようなものでしょう?」

ハート「ハハッ、そうするとみんな家族という訳か」

チェイス「父さん」

ハート「おいチェイス、ナンバーで言えばお前が一番年長者じゃないのか?」

ブレン「そうするとメディックが一番下ですね。なるほど、生意気なところは末っ子にお似合いで痛っ!!」

メディック「あら失礼。うっかりシグナルバイクの尖った部分で脇腹グリグリしてしまいましたわ」

ブレン「何がどうしてどうなったらそんなうっかりが生じるんですかあ痛痛っ!」

チェイス「返してくれ、俺のシグナルチェイサー」

ハート「この仲の良さは確かに友と言うより家族だな」

チェイス「パパ」

ハート「だからナンバーはお前が…いや、000だからこの場合どうなるんだ?」

ブレン「その考え方だしたら長兄はフリーズになりますね」

メディック「恐ろしく老けた兄ですわ」

チェイス「屈辱に光り輝く老けた長男か」

ブレン「もっと言い方があるでしょう」





紘汰「おーい、コンロの準備出来たぞー。言われた通りガスの少ない方のボンベ入れといたぞ」

ロードバロン「その程度は出来るようだな。退け、鍋を置く邪魔だ」

紘汰「おー美味そう!…って、鍋掴み出すの面倒だからってオバロるなよ」

ブレン「さぁさぁ用意が出来ましたよ。ハート、音頭を」

ハート「またか。毎回俺がやらなくてもいいんじゃないか?」

メディック「何を仰います。ハート様はロイミュードを治める王!この食卓を統べる王ですわ!」

チェイス(種族と食卓を同列にするのか)

ハート「しかしだな、こうも毎回毎回では芸がない。どうだ、たまにはブレンお前がやってみろ」

ブレン「わ、私がですか?」

メディック「器ではありませんわ」

ブレン「器の小ささにかけては絶対に決して何があろうと貴女にだけは言われたくありませんねぇ!」

チェイス「そろそろ食べるぞ、おでんが冷める」

ハート「おお、それはいかん!では仕方ない…」

ハート「最近は日が暮れると冷え込むようになってきたが、各々体調を崩さないよう健やかに、こうして食事が出来ることを願うぞ。では、いただきます!」

脳看「「いただきます(わー)」」

チェイス「タベテイーヨ」

ハート「まずはどれから行くか…王道の大根からか、まずはコンニャクで牽制するか…虚をついてハンペンから、という手も取れるな…」

チェイス「箸を片手にいつまで悩んでいる。皿を貸せ」

ハート「すまない。チェイスに任せよう」

ブレン「あ、では私の分もお願いします」

メディック「お汁マシマシでお願いしますわ」

チェイス「俺はお前達の母親か」

ハート「番人兼死神だな」

ブレン「今は裏切り者の仮面ライダーですけどね」

メディック「元は最初のロイミュードで仮面ライダーで一度ロイミュード側になってまた仮面ライダーですわね」

ブレン「改めて振り返るとチェイスって凄い経歴ですね」

ハート「ハハッ、1人だけ設定が詰め込まれすぎだな」

チェイス「放っておいてくれ。ほら、よそったぞ」

ハート「おお、大根にコンニャクに玉子…おでんに絶対に欠かせない3トップから行くとは、流石だなチェイス」

ブレン「何がどう流石なんですか。ハートはチェイスに甘すぎませんか?」

メディック「チェイスー、私もうちょっと汁入れて欲しいんですけれど」

ハート「おおっ、この大根の煮え具合…。箸で割ると適度に手ごたえを感じ、断面を見れば中までしっかり汁が染み込んでいる…」

ブレン「私は大根は半分に割って断面にカラシをつける派ですね」

メディック「私は味噌ダレ派ですわ。ですからそこのタレを取りなさいな、緑色のメガネ」

ブレン「自分で取りなさい腹黒」

チェイス「ケンカをするな。ほら、取ってやろう」

メディック「ありがとうチェイス。そこのブレンみたいなメガネも見習って欲しいですわねぇ」

ハート「はふっ、はふほふふっ!」

ブレン「ってじゃれている間にハートがっ!」

メディック「ああ、ハート様!何て事を…出来立て熱々のおでん大根をそんなに一度に頬張るなんて…!」

チェイス「お茶を飲め、ハート」

ハート「あふっ!はふっ…!……んっ……はぁっ…!」

ハート「すまん、助かったぞチェイス…」

チェイス「熱々のおでんを頬張るのは、リアクション芸人の仕事ではないのか」

ハート「箸で割った断面から立ち上る湯気、ふんわりと香る出汁の風味、汁が染み込んだ煌びやかな光沢…つい我慢できずに頬張ってしまったぞ」

ブレン「まったく貴方という人は…無茶で無鉄砲で向こう見ずなんですから。だからこそ放っておけないのですけど」

メディック「ちゃんとふーふーしてから召し上がらないと火傷してしまいますわよ?」

チェイス「デッドゾーンよりおでんの大根の方が熱いのか?」

ハート「ハハッ、デッドゾーンは口に入れる機会が無いだろう?」

チェイス「論点がズレている気がするが…。玉子も熱いからな。ちゃんと一度割って食べるのだぞ?」

ブレン「あふふっ!」

メディック「はふーーっ!」

チェイス「遅かったか」

ハート「お、お前たち!今麦茶を入れてやるからなっ!」

チェイス「おでん一つでロイミュードの幹部一同が大打撃だな」

ブレン「はふはふ…玉子も良く出汁が染みていて美味しいですね。見てくださいこの断面の黄と白と茶色のコントラスト…」

メディック「黄身をちょっとだけ崩してお皿の上のお出汁に溶いて……はぁぁ…、最高ですわ」

ハート「どれ。では俺は半分に割ってそれぞれカラシと味噌ダレで頂くとしよう」

チェイス「柚子胡椒もあるからな」

ハート「何っ!?くっ…既に2つに割ってしまったぞ、どうすればいいんだ…!」

チェイス「もう1個食べればいいだろう」

ブレン「あ、では玉子取りましょうか?ハート」

ハート「いや、まずはこの皿の上を消化しよう。ふふ、コンニャクにはやはり味噌ダレだな」

チェイス「味噌田楽のような感覚だな」

メディック「玉子で思い出しましたのですけど、どうして「玉子」と「卵」って2つ言い方があるのかしら」

チェイス「簡潔に説明すれば調理したものが玉子、生のものが卵だ」

ブレン「つまりおでんの中のこれは玉子、ですね。あふふっ、ああ美味っ」ハフホフ

ハート「よし、皿が空になったぞ。チェイス第2陣を頼む」スッ

チェイス「自分で好きに取ればいいだろう」イソイソ

ブレン「って言いながらしっかり取り分けるんですね、チェイスは」

メディック「何て家庭的な番人兼死神なんでしょう」

ハート「よし、次はこのラインナップだな」

ブレン「厚揚げにがんも、餅巾着…見事に油モノ攻めですねハート」

メディック「がんも美味しそうですわぁ。私も貰いましょう」

チェイス「俺は再び大根だ。今度は柚子胡椒でいくとしよう」

ハート「そうか!柚子胡椒、その手があったか!」

ブレン「薬味はそれぞれ小皿に出して各自好きに取れるようにしましょうか。メディック、棚から小皿を」

メディック「まぁ、ブレンの癖に人に指図するなんて生意気ですわ。生意気ですわ」ガチャガチャ

ハート「はふふっ…!おおっ、厚揚げの何とも言えぬこの重厚な存在感…!これには…よし、味噌ダレだな」

メディック「ああ、がんもも最高ですわぁ…齧った途端中から具の旨味を纏った出汁がジュワって、ジュワッて」

ブレン「どれ、では私はちくわを……あふふっ、ああ、いいですねぇ…コレはカラシでしょうかね?」

チェイス(大根を半分に割ってそれぞれ柚子胡椒とカラシをつけるとしよう)モグモグ

ハート「餅巾着も素晴らしいぞチェイスぅ!」パァァッ

ブレン「ああ、光ってます光ってますハート!超進化するならばせめてもっと恰好がつく場面でしてください!」

メディック「大丈夫ですわ。遮光カーテンにしてありますから」

超魔進チェイサー「用意がいいな」パァァァ

メディック「だからと言って2人分の輝きはどうかしら!?」

チェイス「すまん」

ハート「…ふぅ、すまんすまん。このオイリーな油揚げと餅の絶妙な味と触感のパーフェクトハーモニーに思わず胸が熱くなってしまってな」

ブレン「やめてください。貴方はただでさえ熱くなりやすく扱い辛く面倒臭いんですから」

メディック「そこがまたハート様の魅力ですわ」

ブレン「それはそうなんですけれどね」

ハート「厚揚げはカリッとした表面と中の豆腐本来の味が出汁と重なり合って…巾着はよりジューシーさを楽しめる上に中から溢れ出す餅がまた何とも腹にも舌にもズシンと響く感じだな」

メディック「油揚げと厚揚げって確かどちらもお豆腐を揚げたものでしたわよね。どう違うのかしら」

ブレン「今日の貴女は随分食べ物豆知識を欲してきますね」

メディック「ふと気になったらすぐに知りたくなるんですもの。ブレン、タブレットを」

ブレン「もうありませんよ。第一あのタブレットはYahooもGoogleもモバゲーも出来ませんよ」

チェイス「蛮野知恵袋か」

ハート「」ブフッ

メディック「ああ、ハート様が食べかけのがんもを!」

ブレン「ティッシュ、ティッシュはどこですかチェイス!」





永夢「いやぁー、やっぱりおでんといったら大根ですよね。おっとと、よく染みてるから崩れちゃうな…」

飛彩「退け研修医。俺にうまいこと斬れないものはない」ススッ

大我「おいおい。飯時ぐらいお医者さんごっこはやめて、おでんを楽しもうぜ」モキュモキュ

チェイス「ちなみに厚揚げと油揚げの違いは揚げる際の豆腐の切り方だけだ」

ブレン「え、それだけなのですか?」

チェイス「ああ、油揚げは薄切りにして揚げ、中まで火を通すことにより自然とこうして袋状になるらしい」

メディック「初耳ですわ」モグモグ

ハート「むっ…油断していたぞチェイス。まさか餅だけでなくキノコや挽肉まで入っているとは…!」

チェイス「餅巾着は何種類かパターンがある。中身が餅だけだと限らないのがおでんのルールだろう」

メディック「初耳でふわぁ」モキュモキュ

ブレン「そんなルールありませんよ…お、こっちはチーズ入りですか。意外とおでんの出汁とチーズも合うのですね」

チェイス「さて、練り物を攻めるとしよう」

ハート「チェイス。俺にもハンペンとさつま揚げを頼む」

ブレン「私の分も頼みます」

メディック「ちくわとちくわぶ2本ずつお願いしますわぁ」

チェイス「俺は屋台の親父か」

ブレン「そう言いながらちゃんと取り分けてくれるところは貴方の美徳ですよね」

メディック「お礼に麦茶いれてあげますわね。はい、ハート様も」

ハート「おお、すまないなメディック」

ブレン「言うだけ無駄だと思いますが私の分も頼みますね」

メディック「出汁を入れてあげますわ」

ブレン「喉が潤いませんよ!」

チェイス「ほら、取り分けたぞ。ついでにご飯のおかわりも持ってくるが、どうする?」

ハート「大盛りで頼む」

メディック「同じくですわ」

ブレン「では私も」

チェイス「よく食う連中だ」

ハート「言っておくがお前もだぞチェイス」

ブレン「しかし、おでんって意外とご飯が進むものなんですね」

ハート「確かにな。おでんはおでんだけで楽しむものだと俺も思い込んでいたが…」

メディック「出汁が染みたご飯を、具と一緒に頬張る至福……。こんな薄い色の出汁なのにしっかりと味も風味も効いていて、しかもあっさり目の味付けですから幾らでも食べられてしまいそうですわ」

ブレン「貴女は濃い口だろうと幾らでも食べるでしょうが」

メディック「ああ、今からうっかり手が滑りますわぁ」チューン マックスフレア エグゼキューション

ブレン「おやめなさい!私どころかアジトが全焼しますよソレは!」

チェイス「俺のブレイクガンナーを返せ」

ハート「はふふっ!ほふ、はぁ…やはりハンペンにはカラシ一択だな!」

ブレン「この柔らかく優しくふんわりとした触感に確かに感じる白身の風味…それらを引き立たせ、味を引き締めるカラシ…素晴らしいですね」

メディック「ああ、ちくわもこんなに中まで味が染み込んでいて…幸せですわぁ」モグモグ

チェイス「ちくわぶも表面がこうしてうっすら蕩けてくるぐらいが食べ頃だ」

ブレン「そう言えばチェイスって鍋にもちくわぶ入れますよね。美味しいですけど」

ハート「すき焼きの時なんて最高だったな。俺もちくわぶは気に入っているぞ」

チェイス「よく味を吸い込んで食べ応えがあるからな。それに、比較的安い」

メディック「確かにそれほど高い食材ではありませんわね」

ハート「ああ、しかし困ったぞ。ちくわぶは味噌ダレでいくか柚子胡椒でいくか…これは悩むな」

チェイス「いちいち面倒な奴だ。2本取ってそれぞれ試せばいいだろう」

ブレン「まだ岩塩って残ってましたっけ?私、塩でいってみたいんですけど」

チェイス「わかった。取ってこよう」

ハート「岩塩っ!くっ…選択肢が増えてしまった…!」

メディック「3本目お取りしますわね、ハート様」

チェイス「ちくわぶばかり持っていくな」






紘汰「黒ハンペンって初めて食ったけど美味いな!一度食べて見たかったんだよ」

戒斗「何を勘違いしている。このダシ粉をかけて初めて静岡おでんだ。サッサとその邪魔な手を退けろ」サラサラ

紘汰「おおっ!凄ぇ良い匂いだな!いやぁ、クラック使って食べにいこうとしたら流石に舞に怒られてさぁ」

戒斗「安心しろ。今から俺も怒ってやる」

ハート「ウィンナーはずるいな。単品でも美味いのにおでんに入れてもこれほどの喜びがある…」ムグムグ

ブレン「ごぼう巻きもいけますよハート。ああ、何て味が染みてるんでしょう…」

メディック「出汁のかかったご飯がまた何杯でも食べられそうで困りますわ」モキュモキュ

チェイス「明日は残り物でおでん雑炊にでもしようと思っていたのだが、このペースでは残りそうにないな」

ハート「このおでんで雑炊か。それは堪らないな!」ムシャムシャ

ブレン「とは言え本当にこのペースだと残りそうにありませんね」モグモグ

メディック「作り足せば良いのでは?チェイス、どうせ今日はこっちに泊まっていくのでしょう?」ガツガツッ

チェイス「明日も作らせる気か」

ハート「むっ、もうカラシが無くなったぞ」

ブレン「付けすぎなんですよハートは。確か冷蔵庫に昨日買ってきたばかりのものがあったはずです」

メディック「取ってきなさいブレン」

ブレン「何で当たり前のように私なんですか!私は今餅巾着に絡みついた白滝の除去作業に忙しいんですよ!」

チェイス「せせこましいぞ、お前たち」ブィーン

ブレン「バイラルコアに取りに行かせている貴方に言われたくはありませんがね」

メディック「無精ですわよチェイス」

チェイス「俺は今ちくわの穴にウィンナーを詰め込む作業で忙しいのだ」

ハート「ははっ、それも美味そうだな」

ブレン「まぁ、ちくわの穴は何かを入れるためにあるようなものですからね」

ハート「俺はもっぱらマヨネーズを注入するな」

メディック「チーズも美味しいですわハート様」

ブレン「私は無難で定番で王道のキュウリですかね。わさび醤油で食べると、これがまた…」

ハート「チェイスお前は?やはりウィンナーか」

チェイス「縦に半分に切って葱味噌を塗ってオーブンだ」

ブレン「穴に何を入れるかという談義ですよチェイス」

メディック「あ、でもそれ凄く美味しそうですわね。チェイス、ちくわってまだ余ったりしてますの?」

チェイス「全部この鍋の中だ」

ハート「なぁに。葱味噌焼きちくわもまた明日やればいい。なぁチェイス」

チェイス「俺が今晩泊まるのは確定事項なのか」

ブレン「ああ、折角ですし夕飯の後みんなで録画の消化でもしてしまいましょうか。相棒の新シリーズが溜まっていますし」

メディック「科捜研も新しいシリーズ開始しましたしね」

チェイス「勇者ヨシヒコもな」

ハート「ぶふっ」

メディック「ハート様!?」

ブレン「チェイスっ!何でこの流れでヨシヒコを出すのですか!」

チェイス「すまん」

ハート「くっ…またしても油断していたところに…つくづく恐ろしい男だな、お前という奴は…」

チェイス「お前は笑いのデッドゾーンが低すぎだ」

ブレン「貴方が毎度毎度エグいネタをぶっこむからですよ!」

メディック「確かにヨシヒコも録画してますけれども!」

チェイス「ヨシヒコー」

ブレン「その声で仏のモノマネとかやめなさい!ほら、ハートがもう痙攣してるじゃないですか!」

お前ホントに懲りないな

メディック「お皿の上で出汁に玉子の黄身を解いて味噌ダレをちょっぴり混ぜて……はぁ、幸せですわぁ」

ブレン「誰ですか白滝を蝶々結びしているのは。まぁメディックしかいませんけど」

ハート「昆布巻きの食感がまた堪らないな。硬すぎず柔らかすぎず絶妙だぞ、チェイス」

チェイス「出来合いのものを鍋に放り込んだだけだ」

ブレン「あ、ハート。お茶碗が空ではありませんか。よそってきますよ?」

ハート「おお、すまないな」

メディック「私の分もお願いしますわ」

ブレン「図々しい!まったく…茶碗を貸しなさい!」

チェイス「ブレン、ついでに冷蔵庫から新しい麦茶を頼む」

ハート「ハハッ、一度立ち上がると次々に用事を押し付けられるな」

メディック「特にブレンですし」

ブレン「ちょっと、聞こえましたよメディック!」

ブレン「あ、これおかわりのご飯ですハート」

ハート「ああ、ありがとうブレン」

メディック「私の分も早く渡しなさいな、ブレン」

ブレン「感謝の言葉ぐらい言えないのですか。本当にこの腹黒は…って危な!」

メディック「あら、つい手が滑りましたわ」 ガン

チェイス「だから返せ、俺のブレイクガンナー」



メディック「大根、大根…あ、底のほうにまだ残ってましたわ」

ハート「すまない、俺にも1つくれないか?」

メディック「はい喜んで」

メディック「ブレンは如何です?その辛気臭いお顔に押し付けてあげますわ」

ブレン「私は芸人ですか!」

チェイス「やめろ。食べ物を粗末に扱うな」

ハート「おぉ…底に沈んでいたせいか、物凄く味が染みているぞ、この大根」

ブレン「はんぺんも良い感じに出汁が染みてますよ、ほら。浸かって無い部分と染みた部分とで見事な2色のコントラストですね」

メディック「ああ、巾着が破れてますわ。お餅が零れて他の具がくっついて…」

ハート「それはそれで美味そうだな」

チェイス「火を止めよう。ブレン、コンロの火を消してくれ」

ブレン「お安い御用ですよ、よっと」カチッ

ハート「ふぅ…結構食べたな。流石に暑くなってきたぞ」

チェイス「ならばその見ているだけで暑苦しいコートを脱げばいいだろう」

ブレン「貴方のそのジャケットも相当暑苦しそうですよ?」

ハート「確かに。実際脱いでしまいたいんだが…このコートが無いと俺が俺じゃなくなってしまうような気がしてな」

チェイス「何だそれは」

ブレン「我々ロイミュードって基本服装変わりませんからねぇ」

メディック「私たちだけじゃありませんわよ。特状課の連中も基本的に一張羅じゃなくて?」

チェイス「変身した姿ならバリエーションがあるのだがな」

ブレン「いやいや、貴方はありすぎでしょう」

ハート「チェイス1人で戦隊が作れそうだな」

メディック「色被りが多いのが難点ですわ」

ハート「それはそうとコンニャクはもう残ってないか?」

チェイス「マイペースすぎるぞハート」

ブレン「コンニャク、コンニャク…ああ、もうありませんねぇ。白滝では駄目ですか?ハート」

メディック「あ、チェイス。貴方のお皿に1個…」

チェイス「もうふぁいふぉ」モキュモキュ

ハート「…流石に人の分まで取りはしないぞ、チェイス」

ブレン「大急ぎで口に押し込みましたね」

メディック「チェイスのお口が頬袋マックスのハムスターみたいになってしまいましたわ」





紘汰「はぁ~、食った食った。あんなにあったのにもう汁しか残って無いな」

戒斗「そこまで愚かでは無いとは思うが、くれぐれもこの煮汁は捨てるなよ。明日はこれでうどんにするのだからな」

紘汰「マジか美味そうだな!んじゃ明日も来るわ」

戒斗「フン、好きにしろ。ただし今度からインターホンぐらい鳴らして来い」

ブレン「ふぅ…ご馳走様です」

メディック「明日は残りで雑炊ですわね」

ハート「ああ、今から楽しみだな」

チェイス「夕食直後でその発言か。豪胆すぎるぞハート」

ブレン「あ、チェイス。洗い物は後でまとめてやってしまいますから置いておきなさい」

チェイス「ならば、シンクに入れて水に漬けておこう」

メディック「お腹も満たされましたし、体もポカポカですわねハート様」

ハート「ああ。デザートのプリンはもうしばらく後にするか?」

ブレン「そうですねぇ。もう少しお腹がこなれてからにしましょう」

チェイス「そう言えばプリンは俺の分もあるのか?」

メディック「ええ、ありますわよ。チェイスがいつ来ても良いように普段から3人と1メガネ分買うようにしていましてよ」

ブレン「待ちなさい何ですか今の斬新な助数詞は」

チェイス(裏切りとは一体何なのだろう…)

ハート「さて、腹ごなしに何かしようか。4人いる訳だし久しぶりに麻雀でもやるか?」

チェイス「やめておけ。お前は役が揃いかけるとデッドゾーンになるから丸分かりだ」

メディック「なら桃鉄かドカポン……は辞めておいたほうがいいですわね」

ブレン「ええ、どうせまた私と貴女で延々と潰し合って終わるのが目に見えています」

チェイス「そろそろクリスマスも近くなってきた事だ。今年はどうするか今のうちに話しあっておくのはどうだ?」

ハート「クリスマスネタは一度やっただろう。今度やるなら正月ネタだな」

ブレン「次はおせちですね」

メディック「お餅の季節ですわね」

チェイス「何の話をしているのだ」

ブレン「まぁ、無難に録画の消化でもしましょうか。撮り貯めしてしまっているものが色々ありますしね」

メディック「私、今期は3月のライオンが一番のお気に入りですわ」

ハート「チェイス、今期のオススメのアニメは何だ」

チェイス「止せハート」


剛「…ぶぇっくしょい!」

剛「うぅ、寒っ…!最近日が暮れるとめっちゃ冷えるようになったよなぁ」ズズッ

剛「こんな日は暖かい鍋とかやりてぇけど1人で鍋ってのも寂しいし…」

剛「かと言って、間違っても蛮野の誘いには乗りたくねぇし…何なんだよ戦極凌馬と檀黎斗との鍋会ってよぉ…」

剛「…っし、コンビニでおでんでも買って帰るか」




イ、イラッシャイマセナンデスケド…  オキャクキター! ホワッチャー!




剛「お」

チェイス「む?」

ハート「おお」

ブレン「おや」

メディック「あら」

剛「ロイミュードが揃ってコンビニで何やってんだよ!」

ハート「見ての通りだ。今夜はみんなでおでんだったのでな。デザートがプリンだけではどうにも物足りなくてアイスを買いにきているところだ」

剛「ホントに平和だなお前ら!」

メディック「蛮野の息子、雪見大福とピノどちらを買えば良いと思います?」

剛「知るかぁ!両方買っちまえよ!」

ブレン「店の中で騒がないでください、仕方ないですねぇ…貴方の分も買ってあげますよ」

剛「そりゃどうも!」

チェイス「剛、ローソンカードは持っているか?」

剛「モッテルーヨ!」

ハート「折角だ、お前も来い詩島剛。明日はチェイス特製おでんの出汁で作る雑炊なんだ」

メディック「来客用のお布団もあることですしね。ハート様がそう仰るなら仕方ありませんわ」

ブレン「カードお返ししますよ」

チェイス「どうした、行くぞ剛」

剛「…お前らなぁ……!」







剛「パジャマぐらい取りに帰らせろよっ!」









貴虎「うぅむ…白滝とコンニャクでは微妙に食感が被ってしまう。いや、そんな事を言いだしてしまえばちくわとハンペンも同じ練り物だ……くっ!俺はどうすればいい…ここまでの苦悩はプロジェクトアーク以来だ…!」

店員「今日中にお決め下さいましてー」

えーと、これで何段目だ?「餅巾着はなぜすぐ破れてしまうのか」でした。おでんの季節ですよね。どのコンビニでも美味しそうな匂いがしてて困ったもんです。ちなみに一番好きな具はちくわぶです。

Vシネ第2弾もとうとう今月ですよ今からワクワクで俺のテンションがデッドゾーンだぞチェイスぅ!!
次回書くとしたら正月ネタかな…まぁ、社畜生活で時間が取れればだけど…。また生温い目で見守っていただけると我が家のハムスターの肥満も抑制されると思います。ケツが重くて安定するのかよく二足歩行しやがるので



オツカーレ

乙でした。

剛がさみしくなくてやったー!
オツカーレ


おでんには玉子と大根とちくわぶは欠かせない


早速エグゼ組も出てきて良かった
本編は皆仲良くなるのが当分先になりそうだけど・・・

神様、クラックをどこでもドアみたいに使うなよ!ww

乙、今回はコピペが来る前に終わったな

乙。おでんなのにニンニンジャーがいなかった…

オツカーレ
ゴボウ天もうまいぞ

また寒くて腹のへった夜に読んでしまった

乙です
ところでうp主の過去作ってどんなのがありますか?

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年12月01日 (木) 01:33:54   ID: _uNZzAEn

お前を待ってたんだ、明日はおでん検討する
おせちネタマッテルーヨ
剛が幸せそうでよかった
新作も自然にほりこむ手腕にほれぼれする

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