食堂


エレン「おいミカサあんまりひっつくなよ、食べにくいだろうが」

ミカサ「大丈夫、私が食べさせてあげる」

エレン「やめろよ恥ずかしい……そう言うのは二人きりの時にしろよ…」

ミカサ「エレン…」ﾃﾚﾃﾚ

ジャン「死に急ぎ野郎てめぇ！！！」

エレン「あ？なんだよジャン」

ジャン「てめぇミカサと……羨ましいんだよクソが！」

エレン「やめろよ服が破けちゃうだろうが！」

ミカサ「…ジャン消えて」ｷﾞﾛ

ジャン「え」

ミカサ「これ以上私とエレンの愛の営みを邪魔するなら……削ぐ」ﾁｬｷ

ジャン「」

マルコ「ジャ、ジャンほら行こうあっちで食べよう、ね？」

ジャン「くっそあんな野郎のどこが…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

マルコ「まあまあジャンならきっと良い女の人が見つかるよ」

ジャン「マルコ……あぁありがとよ。諦めた訳じゃねぇがな」

マルコ「冷める前にいただこう」

ジャン「おう」

ミーナ「マールーコ！一緒に食べましょ！」

マルコ「お早うミーナ。もちろんさ」

ジャン(ミーナか。いつもはアニと食べてるのに珍しいな)

マルコ「ちょっとミーナあんまりくっつかないでよ、恥ずかしいじゃないか」ﾃﾚ

ミーナ「いいじゃない減るものでも無いし」

ジャン「」

ジャン(え、なにこれ。なんだこれ。なんでマルコとミーナがいちゃついてんだ？)

マルコ「あ、ジャン言ってなかったね。僕ら最近付き合い始めたんだよ」

ジャン「」

マルコ「ミーナはね女の子女の子してて可愛らしくてとても良い子なんだ」

ミーナ「もうマルコったら照れるじゃない！マルコだって優しくて気配りができて、その上頼りになる素敵な人よ」

ジャン「」

ジャン「そ、そうなのか。おめでとう。二人に邪魔しちゃ悪いしな、別のとこで食べるよ」

ジャン(こんな甘ったるい空間にいられるかっつうの)

マルコ「気にしなくてもいいんだよ？」

ジャン「そっちこそ気にすんなよ。また訓練でな」

マルコ「うん、ごめんね」

ミーナ「またね」

ジャン(しょうがねぇあそこのムサ男二人と食べるか)

ジャン「おう、ライナー、ベルトルト」

ライナー「ジャンか」

ベルトルト「おはよう」

ライナー「どうしたんだ、お前はいつもマルコと食べてるんじゃなかったか？」

ジャン「マルコはミーナと付き合い始めたらしくてな。居づらくて出てきた」

ライナー「へぇ、あいつらがな。意外、でもないのかな」

ベルトルト「でもそう言うことならここも厳しいかもね」

ライナー「だな」

ジャン「あん？どういう意味だよ」

？？？？「おまたせライナー！」

アニ「おまたせライナー！」

ないな・・・

クリスタ「ごめんねユミルが中々おきてくれなくて…」

ライナー「気にするな。そんなこと気にする間柄でもないだろう？俺の天使」

クリスタ「その呼び方は恥ずかしいからやめてっば！」ｶｵﾏｯｶ

ジャン「え」

ユミル「おうおう、朝からお暑いこって」

ベルトルト「二人は本当に仲がいいね。僕も見習ってユミルのこと天使って呼ぼうかな」

ユミル「お、おいそれは本気でやめてくれよベルトルさん」ｶｧ

ベルトルト「あはは。ユミルは気づいてないかもしれないけど、ユミルが僕をベルトルさんって呼ぶときは照れてる時なんだよ。昨日の夜もそうだったしね」

ユミル「…な、な…」

クリスタ「ユミル照れてる可愛い?」

ユミル「う、うる、うるせぇ！ベルトルトも調子に乗んな！」

ガヤガヤ

ジャン(え、え？嘘だろおい)

ライナー「ジャンお前がよければ一緒に食うが…」

ジャン「い、いや。コニーの馬鹿とでも食ってくるぜ…

ジャン「なんなんだ皆してピンクい空気撒き散らせやがって」

ジャン「くっそ、気分わりぃ！」

ジャン「おい、コニー！」

コニー「ほら。サシャ、あーん」
サシャ「あーん。んー、おいひぃでふ、ほにぃ」

ジャン「こ、にぃ…」

サシャ「ほら、コニーもあーん」
コニー「あー」
サシャ「なんちゃって」パクっ
コニー「あ、俺の分のパン！…くっそ可愛いから許してやるけどよ。寛大な彼氏様に感謝するんだな」

ジャン「なん…だと…」

ジャン「これがホントのバカップルってか？ハハ、何つまんねぇこと言ってんだ俺…」

ジャン「仕方ねえ、いつも死に急ぎ野郎にひっついてて気持ちわりぃがアルミンとでも食べるか…」

ジャン()ﾁﾗ

ハンナ「」ｲﾁｬｲﾁｬ
フランツ「」ｲﾁｬｲﾁｬ

ジャン()ｲﾗ

ジャン「お、いたいたアルミン！」

アルミン「やぁジャン。珍しいこともあるものだね」

ジャン「いや今日は皆なんか浮わついててな。居づらかったんだよ。お前こそ珍しいな、死に急ぎ野郎と一緒じゃないなんて」

アルミン「僕らだって四六時中一緒にいるわけじゃないからね。それにほら、食事の時間は一緒にいられる数少ない時間だから」

ジャン「一緒に？」

ジャン(すげえ嫌な予感するんだが。いやいやこんなもやしみてぇな奴好きになる物好きなんて…)

アルミン「あ、ほら来た来た。彼女だよ」

アニ「…」ｽ

ジャン「」

アニ「す、すまないね。髪のセットに少し時間がかかって…」

アルミン「アハハ、気にしないでよ。大した時間じゃないし、それに僕のためにセットしてくれたんだろう？」

アニ「ち、ちが…」ｶｧ

アルミン「隠そうとしても耳が真っ赤だよ？大丈夫、いつも通り綺麗だよ」

アニ「馬鹿なこと言ってないで早く食べるよ」ｶｵﾏｯｶ

アルミン「ちょ、いた。アニ蹴らないで」

アニ「♪」

邪魔りもの

ジャン(嘘だろ嘘だと言ってくれ)

ジャン(なんで皆彼女持ちなんだよ！)

ジャン(俺だけひとりぼっちじゃねぇか！)

ジャン(あまりものかよちくしょう！)

ジャン(くそがリア充爆発しろぉぉおお！)ﾅﾐﾀﾞﾒ

ジャン(うわぁぁああああん！！)ﾌﾞﾜｯ

？？？「……ン」

？？？「…ャン」

ジャン「…ん？」

？？？「起きてジャン。もう帰らないと陽が暮れる」

ジャン「あれ？…ミカサ…お前髪が伸びてないか？」

ミカサ「そんなに寝ぼけるまで熟睡してたの？」

ジャン「イヤッ…なんかすっげー長い夢を見ていた気がするんだが…」

ジャン「何だったっけ、思い出さねぇな…」

ミカサ「ジャン？」

ミカサ「どうして、泣いているの？」

ジャン「え…！？」

完

なんか別スレのリア充を駆逐するに似てるな。

どうしてこうなった……

初SSです。あまりいないと思いますが見てくださった方々ありがとうございました。

超短くて申し訳ない。

ジャンとコニーはほんとに良いやつらでいいキャラなので幸せになって欲しいです。

>>17
未読のSSなので今度読んでみます
丸かぶりだったら申し訳ないなぁ…

ジャンかわいいよジャン

ジャンは永遠にミカサ付き合うのは不可能。諦めてしね

メンヘラとクリスタは無いだろ

幸せになって欲しいのこれ？

>>21
お前はジャンに両親でも殺されたのかよww