臓硯「まずは一週間蟲の苗床になってみよ。話はそれからじゃ」バタン
雁夜「くそ! あの妖怪爺め!」
雁夜「蟲の苗床だと」チラッ
蟲「キシャアアア」ウゾウゾウゾ
雁夜「うっ」ゾッ
雁夜「我が家の事ながらなんておぞましい」
雁夜「これを乗り越えなければ聖杯戦争で勝てないとはいえ俺に耐えられるのか?」
雁夜「ただでさえこれが嫌で家を出たようなものなのに」
雁夜「何かいい方法はないだろうか?」
雁夜「……そう言えば生き物は人間の感情に敏感だと聞いたことがある」
雁夜「もしかしたらこの蟲達もそうなのか?」
雁夜「……どうせ一年つきあっていくんなら嫌っていくより好きになるよう努力していった方がマシか」
雁夜「よし、蟲達を全力で愛でてみよう」
雁夜「俺は蟲が好き俺は蟲が好き俺は蟲が大好き心から愛している蟲を葵さんと同じくらい愛している蟲が好き蟲が好き蟲が好き好き好き好き……」ブツブツブツ
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一週間後
臓硯「カカカ、さて、あの日より一週間が過ぎたが雁夜の奴め、まだ息があるかの」ガチャ
雁夜「やあ、おはようアリス。まだ眠いのかなバーバラ? キャロルは今日も元気そうだね。ドロシー、昨日の傷は大丈夫かい? エレインとファティマは仲直り出来たようだね? ん? はははこらくすぐったいよゲルダ」
蟲A「キシャアア」
蟲B「キシャアア」
蟲C「キシャアア」
蟲D「キシャアア」
蟲E「キシャアア」
蟲F「キシャアア」
蟲G「キシャアア」
臓硯「」
耳が千切れた少女が治療用ワームに最初は絶叫してたが段々名前付けたりして可愛がるようになっていく話思い出した
見方を変えればかわいいのかもしれない
臓硯「お、おい雁夜、貴様どうした?」
雁夜「ん? なんだ爺か。どうしたって何がだ?」
臓硯「いや、なぜそんな平気そうな顔をして蟲達に接しておる? 妙な名前まで付けておったが」
雁夜「なんだ、そんなことか。別に大したことじゃない。親身になって接してみればこの子達とも分かり合えただけだ」
雁夜「そうしたら皆を個別に認識するためにも名前を付けるのは当然だろう?」
臓硯「……ん? まさか貴様見分けついとるのか? さっきそこのをアリスだのキャロルだの呼んでおったが」
雁夜「その子はヘンリエッタだ! 二度と間違えるなクソ爺! 見ろ! 生みの親にも近いお前に間違われてヘンリエッタとアリスが傷ついてる」
臓硯「いや、わかるかそんなもの」
雁夜「なんでわからない! アリスの方が体型が流線形でヘンリエッタは歯並びがきれいだろうが!」
臓硯「いや、わかるかそんなもの!?」
雁夜「ああかわいそうに。あんなひどい爺のことはほっといて今日は一日おじさんと遊ぼうかアリス、ヘンリエッタ?」
蟲A「キシャアアア」
蟲H「キシャアアア」
臓硯「…………」
臓硯「ああそういうことか。こやつ狂いおったな」
臓硯「ふんつまらん。せっかく苦しみぼがく様を酒の肴にでもしようと思っておったのに所詮雁夜ではこんなものか」
臓硯「ええい腹立たしい。桜よ。今日の鍛錬はいつもの倍行う」
臓硯「恨むのなら貴様を助けに来ておきながら狂った愚か者を恨むがよい」
桜「はい、おじい様」
蟲「キシャアアア」ウゾウゾウゾ
桜「…………」
桜「……?」
桜(倍とおじい様に言われたけど、いつもより痛くもないしくるしくもない? 蟲達が大人しい?)
雁夜「なんだい相談って? え? 桜ちゃんとどう接していいかわからない? 大丈夫だよ、桜ちゃんは優しい子だからこちらも優しくしてあげればすぐに仲良くなれるさ」
半年後
雁夜「やあ皆、おはよう。今日は何をして遊ぼうか?」
蟲「キシャアアア」ウゾウゾウゾ
雁夜「え? かくれんぼ? 参ったなあおじさん勝てるかな」
桜「ねえ、かりやおじさん」クイックイ
雁夜「ん? どうしたの桜ちゃん? もしかしてイブやジャクリーンがまたいたずらでもした?」
桜「ううん、二人ともこの前の時からはしてないよ」フルフル
桜「そうじゃなくって、あそこに馴染めてない子がいるの」ユビサシ
雁夜「え?」
蟲K「キシャアアア」
雁夜「あの子は、ケリーか。確か爺の体の構成に漏れたせいで自分をいらない子だと思っていたな」
桜「なんとかできる? かりやおじさん?」
雁夜「ああ、まかせておいてよ桜ちゃん」ポンポン
ケリーてw
切嗣「呼んだ?」
雁夜「やあ、ケリー、どうしたんだい? こっちに来てみんなと一緒に遊ぼう?」
蟲K「キシャアアア」
雁夜「大丈夫、怖くない、怖くないよ」
蟲K「キシャアアア」ガブッ
雁夜「ッ!」
桜「かりやおじさん、手かまれてるよ」
雁夜「大丈夫、怯えているだけさ。ほら怖くない、怖くない」
蟲K「キシャアアア」ガブガブ
桜「でもどんどん食べられてるよ?」
雁夜「大丈夫、大丈夫だから」
蟲K「キシャアアア」スリスリ
雁夜「ほら、なんとかなったよ?」
桜「でもかりやおじさん、左腕無くなっちゃったよ?」
雁夜「安いもんだよ、腕の一本くらい」
えぇ……
ハイレベルナウシカ
どうやらとんでもないスレを開いてしまった様だな
この雁夜さんなら間違えずいけそう
いったいどこへいこうというのか・・・
9か月後
雁夜「ただいま、皆いい子にしてたかい?」
蟲「キシャアアア」
桜「おじさんおかえりなさい。どこ行ってたの?」
雁夜「ただいま桜ちゃん。留守の間何か変わったことはなかったかい?」
桜「えっと、レオノールのグループとマリーのグループがどっちがかりやおじさんの腕になるかで喧嘩してたくらい」
雁夜「え?……そっか、腕は人形師に相談してたけど皆がおじさんの腕になってくれるならうれしいな」
桜「……わたしもおじさんの腕の代わりになれるようがんばる」フンス
雁夜「あはは、ありがとう。ところでさっきどこに行ってたかって話だけど、蟲がいっぱい出てくる映画が発売してね」
雁夜「みんなで見ようと思って買ってきたんだ」
桜「映画、久しぶり」
雁夜「うん、楽しもうね」
鶴野「おい、雁夜。お前の義手の件だがもうあそこの人形師に作っておらっていいのか?」ガチャン
鶴野(一日の大半を薄気味悪い蟲蔵で好んで過ごす弟と義理の娘を訪れてみれば、どこから持ってきたか大型テレビを壁際に置き映画を見やる二人)
鶴野(そしてすべての蟲が身動きせず映画を視聴している光景だった)
鶴野(俺はそっと扉をしめた)
雁夜「いやあ面白かったね。特に腐海の中のシーンはよかった。蟲がいっぱいいたし」
桜「私は最後のシーン。王蟲がいっぱいいたし」
雁夜「そうだね。あそこのシーンもよかったね。蟲を見て楽しめるいい映画だった」
蟲「…………」
雁夜「さて、それじゃもう遅いし寝ようか」
桜「うん」
蟲N「キシャアアア」
雁夜「ん? ニコラ? どうしたの?」
蟲N「キシャアアア」
雁夜「映画を流しっぱなしにしてほしい? 別にいいけど気に入ったのかい?」
蟲N「キシャアアア」
雁夜「わかったよ。それじゃリピート再生にしておくから好きなだけ見てていいよ」
雁夜「それじゃお休み」
アルファベットって、蟲の名前の頭文字なのか。気づかなかった
蟲蔵
ランランランララランランラン
蟲A「キシャアア」
蟲B「キシャアア」
蟲C「キシャアア」
蟲D「キシャアア」
蟲E「キシャアア」
蟲F「キシャアア」
蟲G「キシャアア」
蟲H「キシャアア」
蟲I「キシャアア」
蟲J「キシャアア」
蟲K「キ、キシャキシャ」
蟲L「キシャアア」
蟲M「キシャアア」
蟲N「キシャアア」
蟲O「キシャアア」
蟲P「キシャアア」
蟲Q「キシャアア」
蟲R「キシャアア」
蟲S「キシャアア」
蟲T「キシャアア」
蟲U「キシャアア」
蟲V「キシャアア」
蟲W「キシャアア」
蟲X「キシャアア」
蟲Y「キシャアア」
蟲Z「キシャアア」
蟲A~Z「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「キシャアア!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
とても26に収まる数じゃ……いや何でも
A'とかΘとかδとか色々あるじゃろ
数日後
雁夜「今日もいい天気だね桜ちゃん」
桜「そうだねかりやおじさん」
雁夜「それにしても蟲達の皆が『しばらく来ないで』って言ってからもう7日か。どうしちゃったんだろうね?」
桜「……うん」ギュッ
雁夜「……皆に会えなくて寂しい?」
桜「……少しだけ。でもかりやおじさんがいるから平気」ギュッ
雁夜「そっか。うん、おじさんも桜ちゃんがいるから寂しくないよ」
桜「ほんと?」
雁夜「うん、ホントホント」
アハハ、アハハ
臓硯「カアアアリイイヤアア!」
雁夜「うわ、なんだ爺驚かせるなよ」
臓硯「それはこっちのセリフじゃこのたわけ! いいから今すぐ蟲蔵へ来い!」
雁夜「? なんだ一体?」
あっ
新ジャンル・虫愛ずる中年
蟲蔵
蟲「キシャアア」
桜「わあ、王蟲がいる。トビケラも」
雁夜「皆姿が変わってる! もしかしてこれのために数日こもってたのかい?」
蟲O「キシャアア」
雁夜「ああすごいよオリヴィア! 皆なんてすばらしいんだ!」
臓硯「どこがじゃこの愚か者! こんな風に姿を変えては間桐の魔術がまともに使えんではないか!」
雁夜「爺! 皆の努力の結晶である独自の進化と間桐の魔術とどっちが大切なんだ!?」
臓硯「魔術に決まっておるだろうこの阿呆! 貴様どれだけ蟲好きなんじゃ!?」
桜「おじさんおじさん! 見て見て! ナ〇シカみたい!」テクテク
雁夜「わあ、すごいね桜ちゃん! そうだ、この素晴らしい光景を写真に撮って葵さん達にも見せてあげなきゃ! カメラカメラっと」ダダダ
臓硯「あ、おい待て! まだ話はって早いなあいつ!」
臓硯(……まあ良いわ。確かに魔術は使えん形にはなったが最早この蟲共は魔術による使い魔というよりは幻想種に届いておる)
臓硯(これはもしかすると此度の聖杯戦争、うまくいくやもしれぬわい)
雁夜「いいよ桜ちゃん! こっち向いて! うんかわいいよ。桜ちゃんと蟲達が仲良くしているなんて心温まる光景なんだ!」
聖杯戦争数日前
臓硯「さて、いろいろあったがいよいよこの日が来たの」
臓硯「正直、毎日蟲と遊んでおるだけで魔術の訓練もまともにしてない雁夜になぜ令呪が宿ったかとんとわからぬが出た以上はこちらのものよ」
臓硯「で、だ。雁夜よ。他の魔術師に比べ劣る貴様にはバーサーカーを召喚してもらおう」
雁夜「いや、俺の狙いは魔術師の枠だ」
臓硯「なに? キャスターじゃと?」
雁夜「確かにバーサーカーならステータスが向上するだろうが魔力もまともに供給できない俺じゃすぐ自滅するのが落ちだ」
雁夜「かといって三騎士達ではせっかくのステータスが低くなってしまう」
雁夜「なら最初から絡め手を得意とするキャスターで攻めればいい」
臓硯「……ふん、蟲に狂っとると思えば少しは考えておったようじゃの」
臓硯「よかろう。じゃが魔術師は狙って召喚できるものではないぞ? それこそ触媒でもない限りの」
雁夜「ぬかりはない。おおよそ俺が用意できる最高の触媒を手に入れた。これで間違いなく最強のサーヴァントが召喚できる」
臓硯「ほう、そこまで言うからにはさぞよい触媒なのじゃろうな」
雁夜「ああ、これだ」スッ
【ファーブル昆虫記】byジャン・アンリ・ファーブル
草
ファーブルってfgo実装予定は無い奴だっけ?
昆虫鬼と化した詩人やめろ
だ、駄目だこいつはやくなんとかならないか
臓硯「……」
雁夜「……」
臓硯「……おい、雁夜」
雁夜「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公…」
臓硯「待て待て待て本気で待て! 何を考えておるかこのたわけ! およそ想像のつく限りで全く戦闘に向かん作家系とか阿呆か貴様!」
雁夜「離せ爺! ファーブル大先生に生で会えるチャンスなんだぞ!? 桜ちゃんも楽しみにしているんだぞわかってるのか!?」
臓硯「貴様ほんとに何しに戻ってきた!?」
ワカメには甘いけど雁屋には厳しい蟲爺すこ
なんやかんやいろいろあって大海魔出現日
雁夜「時臣ィ! なぜ桜ちゃんを間桐へ養子にやった!?」
時臣「なに?」
雁夜「答えろ時臣ィ!」
時臣「何をいうかと思えば、無論愛娘の幸せのためだ」
雁夜「なん…だと…?」
時臣「二子を設けた魔術師は(中略) 間桐雁夜は魔道の恥だ。最早誅を下すほかあるまい」スッ
雁夜「……皆、来てくれ」
時臣「……? 使い魔の蟲達に命令ではなく懇願だと? やはり君は魔術師としてふさわしく…」
蟲(幻想種ver)「「「「キシャアアアア」」」」
時臣「」
この世ならざる蟲の数々を目撃したトッキー、それではSAN値チェックどうぞ
雁夜「殖装」
時臣「……間桐雁夜、それはいったいなんだ?」
雁夜「あ? 右から順番にパトリシア、キトリー、ローズ、ステラ、ティア、ウルスラ、ヴァネッサ、ウェンディ、ザンティピー、ヨランダ、ゾーラだが?」
時臣「いや、名前?ではなく、それは幻想種、なのか?」
雁夜「いいや、違う。この子達は桜ちゃん親衛隊のメンバーだ」
時臣「は? 桜の親衛隊? は?」
雁夜「桜ちゃんが養子に出された当初に桜ちゃんを犯して純潔を奪ってしまったことをひどく後悔し代わりに贖罪として生涯を通して守ると決めた精鋭たちだ」
雁夜「皆自身の行いを恥じているがそれ以上に相手先の状況をよく知りもしないで自分の娘を養子に出した貴様に殺意を抱いている」
時臣「なに? 犯すだと? 何を言っている間桐雁夜?」
雁夜「言っても無駄だろう? 家族より魔術を優先させた貴様はさっき自分が懺悔する機会を自分で放棄したんだ」
雁夜「…話がそれたな。この子達についてだが、桜ちゃんに一番になついた結果この子達(幻想種ver)とは違う独自の進化を遂げたものがいる」
雁夜「その子こそが親衛隊のボスであり貴様を倒す存在だ」
雁夜「さあ行け! 火間蟲入道をベースに進化したG3ことジャイアントゴキブリのジョージ君!」
G3(GIANT GOKIBURI GEORGE)「じょうじ」(CV:中田○治)
時臣「」
青くて重火器使いそうな名前
G3「じょうじ!」ドゴン
時臣「ぐはっ!」
雁夜「貴様のせいで、貴様のせいでなあ!」
G3「じょう!」ボゴッ
時臣「ごほっ」
雁夜「桜ちゃんは、桜ちゃんは!」
G3「じょじょう!」ドコドコドコ
時臣「ぶはあっ!?」
雁夜「毎日毎日蟲の皆と遊んだり背中に乗せてもらって空を飛んだり一緒に散歩したり映画見たり絵本読んだりして楽しく過ごしてるんだぞ!」
G3「じょうじょうじょうじょうじょうじょう!」オラオラオラオラ
時臣「ぎゃあああああ!」
雁夜「はあ……はあ……どうだ! 参ったか!」
雁夜「……」
雁夜「あれ? 別に今のままでも桜ちゃん問題ないのか?」
G3「じょう?」
綺礼「く、くく、愉悦」
「しょうじ」
模範解答
間桐邸
雁夜「というわけで叛逆することにした」
桜「したの」
臓硯「おのれ、もうすぐ聖杯が手に入りそうなところで正気に戻りおって」
臓硯「じゃが忘れてはおるまいな? 貴様がいくら強い蟲を従えておっても貴様らの体内には儂が植え付けた蟲が巣くっておることを」
臓硯「ほれ、貴様らが儂に手を出すよりも早く儂がこうして杖をたたけばこれこの通り」トン
雁夜「?」
桜「?」
臓硯「ん? こ、これこの通り」トン
臓硯「……」トン
臓硯「……」トン、トントントン
臓硯「ば、馬鹿な」
桜「ねえかりやおじさん、おじい様は何をしてるの?」
雁夜「たぶんジョージ君達がとっくに桜ちゃんやおじさんの体から出たのを知らなかったんだよ」
臓硯「」
おじいちゃんかわいそう
ボケちゃったのねおじいちゃん
臓硯「い、いやまだじゃ! 仮に貴様らの中の蟲がそちらについてもここは儂の工房。手などいくらでもあるわ!」
臓硯「さあ、こ奴らを食い殺せ!」
シーン
臓硯「……まさか」
雁夜「ああ、そうだ臓硯。もうこの屋敷にお前に味方する蟲はいない」
雁夜「お前の体を構成している蟲たち以外はな」
臓硯「ば、ばかな」
雁夜「終わりだ臓硯。そしてすまない、臓硯の体となっている蟲達よ」
雁夜「さあ行けアリスバーバラキャロルドロシーエレインファティマゲルダヘンリエッタイブジャクリーンケリーレオノールマリーニコラオリヴィアパトリシアキトリーローズステラティアウルスラヴァネッサウェンディザンティピーヨランダゾーラにジョージ君その他大勢!」
蟲A~Z「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「キシャアア!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
G3「じょうじ!」
臓硯「お、おのれえええええええ!」
こうして臓硯は滅んだ
時臣はジョージ君にぼこぼこにされた後で綺礼にアゾられた
遠坂葵は未亡人のままだ
鶴野は臓硯が滅んだことで喜び家督を雁夜に譲った
慎二は蟲のすごさに嫉妬を通り越して魔術とかどうでもよくなった
そして……
桜「それじゃあお昼は温めて食べてくださいね雁夜お父さん」
雁夜「いつもありがとう桜ちゃん。それにしてもまだお父さんは慣れないなあ」
桜「ふふ、早く慣れてください。先輩との結婚式の時にはヴァージンロードを一緒に歩いてもらう予定なんですから」
雁夜「ああ、あの子か。いい子だよね」
雁夜(そのぶん恋のライバルも多そうだけど)
桜「ええ、それじゃ行ってきます」
雁夜「うん、行ってらっしゃい」
雁夜「……本当に幸せそうでよかった」
雁夜「そうは思わないかい皆?」
蟲A~Z「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「キシャアア!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
G3「じょうじ」
ファーブル「ええ、全くですね」
雁夜「ああ、安心した」
こうして間桐雁夜とその家族は幸せに暮らしましたとさ
完!
これで終わりです
安価令呪スレ書こうと思ったら唐突に思いついて書きたくなったので一気に投下
よろしかったらこちらのスレもどうぞ
【FGO】ぐだお「安価をもって命ずる!」
【FGO】ぐだお「安価をもって命ずる!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1464442587/)
臓硯はまず子孫の性癖を蟲に興奮するように改造すべきだと思う
では
めでたしぃッ!!
あ、今更どうでもいい裏設定ですがA~Zの蟲達は数千万以上の蟲達におじさんが名前を付けた中で最初にそれぞれの頭文字を得たリーダー格の蟲達です。
いうなれば蟲26祖
では今度こそ終わりです
何故ファーブルがまだいる!
そういやファーブル居たのに大海魔出たの?
バサジルだったんだろ
納得
第五次で桜が召喚したのが残ってんじゃねえの(適当)
ファーブルは蟲さんに受肉させてもらったんだろ(適当
どちらにしろ傍目から見るとめっちゃ怖い
幻想種クラスの蟲の軍隊を統率するおじさんとか誰も勝てんな
蟲雁は良かったが、この雁夜なら桜の好意は士郎じゃなく雁夜に向くだろうが
なぜ原作と展開は違ってても結末は一緒なのか
お父さんだし
雁叔父は桜のお父さん(葵さんの伴侶)になりたいわけで別にロリコンじゃないしな
乙
乙
乙
乙
乙
あからさまな自演5連チャンは草
このSSまとめへのコメント
( ・`ω・´)bグッ!
雁夜と桜以外間桐はいらない(´・ω・`)
面白かった(KONAMI )
いい話だなぁ
もう一周回って感動するんですが