凛「俺くん!」 (125)
はじめまして、駆け出しのガキと申します。
今作が処女作なので表現力やスレッドに関する知識など、まだまだ貧相な部分が多々あります。暖かい目で見守って頂けたら幸いです。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1469184940
はい糞スレ糞スレ
7月、校門
俺「あっ、星空さん」
凛「あ、俺くん」
俺「今から帰るの?一人?」
凛「そう!今日はかよちんが休みだから一人なの!」
俺「じゃあ一緒に帰ろうよ!家、あっちの方向だよね?」
凛「えっ…!そうだけど…」
俺「ん?どうしたの?」
凛「な、なんでもない!早く帰ろ」
俺「うん、帰ろうか」
俺(…つ、つい勢いで誘っちまったぁぁ!1年でもトップクラスに可愛い凛ちゃんと俺なんかが一緒に帰ってもいいのか!?)ドキドキ
俺(い、いや、そんなこと考えても仕方無い!せっかくのチャンスだ、余裕たっぷりに振舞え!)
凛(男子と二人で帰るなんて緊張するよぉ…と、とにかく何か話さなきゃ…//)
凛「お、俺くん!」
俺「な、なに?」
凛「お、俺くんはさ、帰宅部だったよね?」
俺「う、うん。凛ちゃ…っ!!…ほ、ほほ、星空さんは、アイドル研究部だよね?///」
俺(やらかしたぁぁ///俺の馬鹿、大して喋ったこともないのに何いきなり下の名前で呼んでるんだよっ!///)ドキドキ
凛「っ!…う、うん//μ'sって言うんだ//」
凛(り、凛ちゃん!?///今、下の名前で呼ばれたにゃ///)ドキドキ
凛(でも…嫌じゃない…かも…///)
モバ付けろカス
| は | | も も | | う
__ .| ふ / ,-::ミミミ::| ぐ ぐ / | お
\ \ / /-:::`:::::ヽ / .| ォ
ヽ `----'~~ /:::::::::/:::`-、__/ | ン
む ヽ /:::-//",u ヾ:::::::::} |
し | /ヾl-/、,-ー;-しヾ"::/ヾ:: | 俺
ゃ / .{-、 ---、 , ""ア`l::/ | は
/ .|'6'〉 ( '6` , u ' /:/ .| ま
/ ヽ |u ,、 u` , ' '/ヽ | る
`ー--' ,.--}〈_,; / - // / ̄`ー-、 | で
/| ヽ .`='( // / >、 | 人
/ |゚ ヽ ` ` / / / ヽ.| 間
.,-/、 | ./ >----' / / ヽ| 火
,--、ヽ_ | .|/|ミ|`|ー>、 /| 、 / | 力
/ \ヽ ヽ| |ミ-'~/ヽ/ | l / __ | 発
/ \ | | 〉ミ/~ ヽ / ,/'/ | 電
_,-'~-ー、 _ `| | |ミヽ ヽ ( , / | 所
/ `-、 _二--ヽ| |ミミ| ,`ー----- X-'~ ,--'~~| だ
/~ _.-| .|ミミ| .| :(/ ̄~ |
/ ̄ _/~ | |ミミミ| .| : ./-' .|
./ ー、 _/~ .| |ミミミ| | :( <__ .|
_/ニ ヽ ._,-'~ (___|ミミミ|_ `--、__, `〉'~ |、_ |
_| //`ヽ_ .〉 _,--'~~ _,..-ーーー/ゝ `-、ミ|_ヽ _,/二 `-- |
/~~ | |/ ヽ_|/ー' (___,-ー^`n-'~`l> ヽ| `--/ー' ̄ 二-- .|
| {|.|/, / |  ̄ ̄~~ / ~ヽ ヽ ヽ |
. / {| <~ / ヽ __/ | | |
. ヽ |/`/~ `--<>__ ,__,--ノ __// ' /|
.|_//ゝ `---、_,-ー-' ̄ ` ̄ヽー----------ー'
モバってなんすか?
モバってのはアイドルマスターのプロデューサーの種類分けのための呼称だよ
モバPって知らない?モバマスのプロデューサーってこと、他にもプロデューサーがいるから
そして>>5はそのアイドルマスターシリーズに出てくる渋谷凛の「凛」だと勘違いしたんだね
君もちゃんとラブライブSSとタイトルに書いていればよかったね
知識が貧相なので暖かく見守ってくださいっていうやついるけどその時点でもうだめなんだよな
なんで少しのことを知ろうとしないのか
そういうことなんですね、ありがとうございます。
俺「へ、へぇ~、μ'sかぁ……で、でも意外だな。星空さんって運動すごい得意だから、当然運動部に入るんだと思ってたよ」
凛「かよちん…花陽ちゃんをμ'sに入部させに行ったら、そのまま凛も入ることになったにゃ」
俺「へぇ~、そうだったんだ」
凛「でも後悔はしてないよ!かよちんもいるし、毎日楽しいもん!」ニコニコ
俺「ふふっ、良かったね。にしても、星空さんと小泉さんって本当に仲良いよね」
凛「うんっ!小学校から一緒だからね!ずーっと仲良しにゃ!」
俺「俺は2人みたいな間柄の友達いないから、羨ましいよ」
凛「そうにゃ?でも、友1くんとか、友2くんとかといつも喋ってるじゃん!」
俺「うーん、あの2人とは確かに仲良いけど、星空さんと小泉さんの様な大親友みたいな関係ではないよ。まだまだ発展途上というか…」
凛「そんな風には見えないけど…」
俺「いや、実際そうなんだって。はぁ…俺もそーゆー友達欲しいよ。最近の悩みなんだよね…」
凛(俺くん、そんな事で悩んでたんだ……なんとかしてあげたいな…)
凛(相手が女子でも友達が少ないよりはマシだよね…?だったら…)
凛「いい事思いついたにゃ!」
俺「えっ、何!?」ビクッ
凛「俺くん、μ'sのマネージャーになってよ!」
俺「ええっ!?お、俺が!?」
凛「μ‘sのみんなも言ってたにゃ。
9人も部員がいて荷物も多いしライブの準備も大変だから、マネージャーがいればいいのになぁって…」
俺「それ、ただの雑用係じゃ…」
凛「ギクッ…!まあまあ、そんな事は気にせず、明日の放課後μ'sの部室に来てみてよ!ねっ!」
俺「うーん…」
俺(ん?よく考えたら、これは凛ちゃんと仲良くなるチャンスじゃないか……!!)
俺「明日の放課後、アイドル部の部室ね。分かった、行くよ!」
凛「ほんと!?やった、やった、嬉しいにゃー♪♪」クルクルクル
俺「ちょっ…転んだら危ないよ!」ダキッ
凛「っ!?お、俺くん…?///」カァァ
俺「っ!?///ご、ごご、ごめん!///つ、つい…///」パッ
俺(凛ちゃんを抱きしめちまった……////)ドキドキ
凛(俺くんの腕…力強くて…か、かっこいい…にゃ……///)ドキドキ
俺「……/////」ドキドキドキドキ
凛「……/////」ドキドキドキドキ
俺&凛(き、気まずい…///)
凛「あ、ああ、あーーっ!そういえば凛、今日はラーメンの日だったにゃ///」ドキドキ
俺「えっ?ラ、ラーメン…?」
凛「と、というわけで、俺くん!凛は先においとまするにゃ!ば、バイバイ!////」フリフリ
俺「あっ、星空さん!」
凛「明日ちゃんと部室来てねーーーっ!///」ダーーッ
俺「行っちゃった…嫌われたかな?」
俺(そ、それにしても凛ちゃんの身体、小さくて可愛らしかったな…////)ドキドキ
モバ付けろカス
よく知らんが音ノ木坂って女子高じゃなかったっけ?
すいません、大切な事を忘れてました!
このSSでは音ノ木坂は共学とさせていただきます。
確信犯
次の日
俺「ふああ、眠い……」ガラッ
友1「おう、俺」
友2「今日は珍しく早いな」
俺「あ、あぁ…ちょっとな」
俺(一応、凛ちゃんに昨日の事謝らなきゃな…気まずいまま放課後を迎えるのはツライ…)
俺「星空さん、まだ来てない?」
友1「いや、さっきまで居たけど?」
友2「なんだ、告んの?」ニヤニヤ
俺「はあっ!?そんなんじゃねえよ!ぶ、部活の話だよ!」
友2「冗談冗談、そんな怒んなって」
俺(あっぶねえ…自然な返しになってたよな?怪しくないよな?)ドキドキ
友1「多分、アイドル部の部室にでもいるんじゃね?」
俺「そ、そうか。ちょっと行ってくるわ」トコトコ
部室
コンコン、ガチャッ
俺「1年の俺です、失礼しま…」
ことり「あっ!?」サイスンチュウ
凛「えっ!?」シタギスガタ
花陽「ブーーーッ!?」オニギリフキダシ
俺「」
ことりんぱな「キャーーーッッ!!」
俺「ごごご、ごめんなさあぁいっ!」
モバ付けろカスモバ
5分後…
俺「ほ、本当に申し訳ない!」ドゲザ
凛「ちょ、頭上げて!そこまでする事ないよ!」
俺「いや、でも…」ミアゲ
凛「謝ってくれたんだから、それだけでもう十分だよ」
俺「あ、ありがとう…」
ことり「でも、なんで私達の部室に?」
凛「あ、それは私が俺くんにマネージャーになってってお願いしたからだと思います!」
花陽「えっ、俺くんがマネージャーになるの?」
俺「え、あ、μ'sの皆さんさえよければ…やろうかな」
ことり「ほんと!?私は大歓迎だよ!」
凛「多分、他のみんなもOKだと思うんだけど…」
俺「星空さんも昨日言ってたけど、放課後には全員集まるんでしょ?」
凛「うん」
俺「他の皆さんにはその時に聞いてみようよ、もうHR始まるし」
ことりんぱな「えっ、もうこんな時間!?」
ことり「大変!急がなきゃ!私もう行くね!」ダーーッ
りんぱな「私達も早くいこう!」
俺「う、うん」
俺(昨日の事謝りそびれた…)
モバ付けろガイジ
カス付けろモバ
またこの季節が来たか
キーンコーンカーンコーン
俺「ふーっ、やっと放課後だ」
凛「俺くん!部室行こう!」
花陽「早くしないとみんな屋上行っちゃうかも…」
俺「あ、ちょっと待って!」
りんぱな「…?」
俺「あ、あの、星空さん。昨日のアレ…//」
凛「う、うん…//」
俺「…ごめんね」
凛「ぜ、全然気にしてないよ、、大丈夫//」
花陽「なんの話?」
凛「な、何でもないの!早く行こう?」
俺「う、うん。急ごう!」
賢者マルフォイは765プロでアイドルのプロデュースを始めた
先見性あるマルフォイには流行を読み取るのは簡単で新しいブームを次々と起こした
一度ゲストとしてプロデューサーマルフォイがメディアに露出したことがあるが
それによってマルフォイもアイドル並みの人気を得た
純血マルフォイはカリスマ性もオーラも十分だからである
またイケメンマルフォイはトークもとても面白い
女子たちはマルさまと呼んで親しんだ
マルフォイがテレビで出た回の視聴率は40パーセントを超え
皆がマルフォイの神々しい姿を拝んだ
やがてマルフォイは帯番組を持つ
伝説の番組、「マルフォイPM」「マルフォイにドン」は一時代を築き
出演したタレントはマルフォイがプロデュースするアイドルもその他の演者も大人気になった
マルフォイの名ゼリフ「フォイ」は流行語になり子供からお年寄りまで老若男女が真似をした
マルフォイは紅白に登場し
同時に「笑ってはいけない魔法学校」にも出た
あまり人気故特別にダブルブッキングしたのだ
純血にしてスーパースターマルフォイはテレビをも支配した
マルフォイは坂上忍を肉便器にした
終わるフォイ!
「うまるフォイ」
マルフォイはうまるちゃんと友達になった
ゲーセンでゲーム対決したところあまりにマルフォイがゲームが上手く
尊敬したうまるちゃんはマルフォイに弟子入りしたのである
純血マルフォイは高橋名人並みのゲームの達人であった
師匠の師匠は師匠も同然!ときりえちゃんや、なんやかんやあって海老名ちゃん、シュバフィンも
コミュ力の高いマルフォイの友達になった
きりえちゃんをリア充にしたり
海老名ちゃんとタイヘイを交際させたり
シュバフィンをYouTuberにしたり
うまるちゃんに自炊を教えたり
マルフォイは大活躍した
マルフォイはぼんばを肉便器にした
うまるフォイ!
再び部室前
ガチャ
りんぱな「……」チラッ
俺「……//」ポリポリ
凛「誰も着替えてないよ!俺くん入ってどうぞ!」
俺「し、失礼しまーす」
穂乃果「あーっ!君がマネージャー候補の1年生だね!」
俺「あ、はい。こんにちは」
希「なかなか頼りになりそうやん」
俺「そ、そうですかね?ありがとうございます…」
絵里「男子のマネージャーなら、力仕事とかお願いできるわね」
俺「あはは……頑張ります…」ポリポリ
真?「俺くんがマネージャー!?凛、なんで教えてくれなかったのよ?」
凛「あはは…真?ちゃん、ごめんごめん。みんな、俺くんにマネージャーになってもらうのはOKですかにゃ?」
みんな「はーい」
凛「だそうにゃ、良かったね俺くん」
俺「皆さんのサポート、全力で頑張ります!よろしくお願いします!」ペコリ
にこ「あんた、この私のサポートができるなんて、なかなか無い幸運よ」
俺「えっ?そうなんですか?」
にこ「そうよ、スーパーアイドルにこにーよ、私は」フフン
俺「あぁ……なるほど。よろしくお願いします…」ニガワライ
にこ「何よ、その何か悟ったような表情は!?」キーッ
海未「にこ先輩、お喋りはそのへんにして、練習始めますよ」
にこ「分かってるわよ!さあ、練習練習!」
凛(良かった…皆、俺くんに優しく接してる…)
凛(でも…なんでだろう?)
凛(俺くんがみんなと仲良くするのは、なんか嫌だにゃ…)
凛「………」ウツムキ
希「ははぁ~ん…」ニヤリ
希(これは…面白くなりそうやねぇ)ニヤニヤ
屋上
絵里「早速で悪いけど、今日から練習参加してもらうわね」
俺「あ、はい!全然大丈夫です!」
海未「と言っても、まずは練習内容を把握してもらわないといけませんから」
海未「今日はほぼ見てるだけになると思います」
俺「わかりました」
絵里「じゃあ、そこで見てて」
俺「はい」
イチニーサンシーゴーロクシチハチ!!
ホノカスコシオソイ!
ゴメンナサーイ!!
俺(思ってたよりも真剣にやってるんだな…)フムフム
俺(にしても、この時期の屋上は暑い!本格的に夏に入ったら熱中症続出するんじゃ…)
俺(暑さ対策が必要だな)メモメモ
イチニーサンシーゴーロクシチハチ!!
マキチャンハヤスギヨ!
ヴエェ!?イミワカンナイ!!
俺(暫くぶっ続けでやってるけど、休憩とかないのかな…みんな倒れちゃうんじゃ…)
ウミチャン、モウイチジカンタツヨ
モウムリ~、キュウケイシヨー!
ソウデスネ、ジュウゴフンキュウケイニシマショウ!
俺(あぁ、良かった…当然体調にも気をつけるよな、アイドルだもんな)
ほのにこ「うええ、疲れたああ」グッタリ
俺「お疲れさまです!」
絵里「ハァハァ…穂乃果、にこ、ちゃんと水分摂りなさい」
俺「あ、水筒これですよね?どうぞ!」
穂乃果「ありがとおお」ゴキュゴキュ
にこ「あたしのも…取ってえ…」ゼェゼエ
俺「えーっと…はい、これですね!」
にこ「どうも……」ゴキュゴキュ
凛「みんな疲れすぎにゃ~」ケロッ
花陽「凛ちゃんが凄すぎるだけだよ…」ハアハア
俺「海未先輩、これ、早めに暑さ対策を施さないと危険じゃないですか?」
海未「それは私も考えていました。何かいい案はありませんか?」
俺「うーん…こまめに休憩と水分を摂るのは不可欠として…」
俺「あとは、もっと日陰が欲しいですよね…」
希「でも、屋上で練習する以上日陰なんてほとんどないし…」
絵里「かと言って階段では熱が篭って逆効果よ」
海未「それに、階段は汗で滑ったりしたら危険ですし…」
一同「う~~ん……」
俺「まあそれは後で考えるとして、今の皆さんの体調は大丈夫ですか?」
にこ「今のところはね。だけど、ほらこの通り」カラカラ
にこ「水筒が…涸れたわ」
穂乃果「私も~」カラン
ことり「あっ、私も無くなっちゃった!」カラン
俺「えっ、それはまずいですね…」
海未「まだあと1時間は練習しますよ」
俺「水道水で良ければ今すぐ汲んできますけど」
穂乃果「俺くんおねが~い」
にこ「にこも~」
ことり「私もお願いしていい?」
俺「分かりました。行ってきます」ダーッ
純血マルフォイはポケモンマスターになった
高貴なマルフォイにとってはチャンピオンはうってつけな称号である
マルフォイのチャンピオン防衛記録二万三千四百五十三回は誰にも破れなかった
しかも現在も記録は継続中である
純血マルフォイはハンデとしてポケモンを使わずさらには得意の魔法も使わず
生身で自らが相手のポケモンと戦うことにしていたが
恐るべきことに誰に負けることもなかった
ちなみにマルフォイのもちポケモンはサーナイトとエンペルトであった
そのうちに「マルフォイがポケモンなんじゃね?」と言われ
マルフォイ自体の捕獲を試みる者すら現れたがマスターボールですらマルフォイには通用しなかった
やがて図鑑の伝説のポケモンの項目にマルフォイが登録された
誰にもマルフォイを捕らえられなかったというのに
マルフォイはタケシを肉便器にした
絵里「中々の仕事っぷりね、彼」
希「ホント。凛はええ男捕まえてきてくれたで~」
ことり「いい男って…」ニガワライ
にこ「なによ希、あいつのこと狙ってるの?」ニヤニヤ
希「まっさか~。彼にはもういい娘がおるしなぁ~」チラッ
凛「えっ//」
真姫「えっ」
にこ「えっ」
ことり「えっ」
花陽「り、凛ちゃんそうなの!?」
凛「ち、違うよ!希先輩、適当なこと言わないで下さい!」カオマッカ
希「ホンマに適当かなぁ?」ニヤニヤ
凛「ううっ…//」マッカッカ
真姫「まさか凛、だから俺くんをマネージャーに…?」
凛「ち、違う違う!ほんとにそんなんじゃないもん///」
にこ「まったく、あんたもやる時はやる女ねぇ」ニヤニヤ
凛「もおおおっっっ!////」
俺(ふうっ、水汲み完了っと)
俺(あっ…そうだ!)
グラウンド
俺「おーい、友1ー!」
友1「何ー?」
俺「サッカー部で余ってる綺麗なスクイズボトルない?」
友1「あぁ、売るほどあるぜ」
俺「何本か貰ってもいいか?」
友1「別に構わないぞ」
俺「サンキュ、じゃあ9本貰ってくわ。あ、このカゴもいいか?」
友1「おー、持ってけ持ってけ」
俺(よし、これに水を汲めば…)
屋上
俺「すいません、お待たせしました」
希「お、プ凛ス様のお出ましや」
俺「えっ?何ですか?」
凛「な、な、何でもないにゃ!//」
俺「う、うん…?」
絵里「それより、そのカゴとボトルは?」
俺「あ、サッカー部で使ってないのを貰ってきました」
俺「1本1リットルなので、全部で9リットル分です」
絵里「あぁ…そういえば生徒会にも来てたわね。サッカー部が未使用ボトルの処理に困ってるって話」
希「あぁ~、あのボトルやね!」
俺「有効活用です!」フフン
海未「それはありがたい話ですが、既に30分も休憩してしまいましたよ」
穂乃果「うそっ!?」
俺「あ、すいません…俺がちんたらしてたから…」
海未「いえ、ステップを確認する時間が取れたので逆に助かりました」
海未「で す が」
海未「確かにもう少し早く戻って来て貰っても良かったですねぇ」ピキピキ
俺「ひぃぃ…すいません!!」
海未「ふふっ、冗談です」ニコッ
海未「さあ、練習再開しますよ!」
読んでるよ 頑張って
ありがとうございます!励みになります!
ハイハイハイハイ!
ハナヨ、モットオオキクウゴク!
ハ、ハイ!
ニコセンパイスコシズレテマス!
ワカッテルワヨ!
モクモクモクモク…
俺(ん?なんか雲行きが怪しくなってきたな…)
ゴロゴロゴロ
俺(雷鳴りだしたけど…練習続けるのかな)
モットツヨクケリアゲル!
コ、コウデスカ?
モット!
俺(お構い無しか…大丈夫かなぁ)
ポツ、ポツポツ
俺(あ、雨)
ポツポツポツポツ
ザザザアァァァァァァ!!!!
俺(うわ、ゲリラ豪雨か!)
俺「雨ですよ!一旦中止した方が!」
真姫「いきなり大雨とか一体なんなのよ!」キャー
絵里「みんな、校舎に入って!」
μ‘s「あわわわわーっ!」ダーッ
俺「あっ、皆さんの荷物!」ヨイショ
絵里「あっ、俺くんありがとう」ビショビショ
μ‘s「ありがとう!」ビッチョビチョ
俺「っ!///い、いえっ!」カオマッカ
穂乃果「どうしたの?」
俺「あ、あの、皆さん服が…///」
μ‘s「…あ//」スケスケ
キャーーーッッ!!
にこ「み、見るんじゃないわよ変態!」カクシ
希「何言うてんの、色気も魅力の1つやん」バーン
俺「少しは恥じらって下さい!//
てゆーか風邪ひきますよ!」カオカクシ
希「こんなんで風邪ひくほどμ‘sはヤワじゃあらへんよ!なぁみんな!……あれ?」
花陽「さ、寒いよぉ…」ブルブル
海未「ううっ、少し冷えてきました…」フルフル
絵里「風邪をひいたら大変だわ。仕方ない、今日の練習は中止!部室に戻って早く着替えましょ!」
部室前
俺(晴れても熱中症が心配、雨だとそもそも練習ができない)
俺(なかなかに厳しい環境だな…)
ガチャリ
凛「俺くん、みんな着替え終わったよ!」
絵里「ちょっと大切な話があるから入ってくれる?」
俺「…?は、はい」
俺「それで、大切な話って何ですか…?」
絵里「うん、私達μ‘sは2泊3日の合宿に行くことにしました」
穂乃果「合宿!?やったー!!」
花陽「でも、どこに行くんですか?」
絵里「西木野家の別荘よ。海沿いにあるらしいから涼しく過ごせるわ」
凛「海っ!?テンション上がるにゃー!」
絵里「ちょっと、話はまだ終わってないわ。肝心なのはここからよ」
絵里「合宿当日からは先輩後輩の関係を禁止します!」
1,2年「えええーーーっっ!?」
穂乃果「な、なんでですか?」
絵里「アイドルに先輩後輩なんて関係、邪魔でしかないからよ」
花陽「で、でも、先輩達はそれでいいんですか…?」モジモジ
絵里「これは3年生全員で話し合った結果よ」
にこ「お客さんの前でにこ先輩!なんて呼ばれたらアイドルのイメージぶち壊しじゃない」
希「うんうん、にこっちの言う通りや」
海未「確かにそれは一理ありますが…」
凛「先輩禁止なんて、緊張するにゃ…」
絵里「最初はそうよね。だから、今回はその垣根を取るための合宿でもあるのよ」
希「遊びも、練習も、休息もしっかりと取って楽しく過ごすのが目的っちゅう訳や」
ことり「なるほど…」
絵里「もちろんあなたにも参加してもらうわよ、俺くん。先輩禁止令もね」
俺「で、ですよね…大変そうだなあ…」ニガワライ
希「そらそうや、1人で9人分の生活をサポートせなあかんのやからね~」
俺「はぁ…覚悟しときます…」
絵里「話は以上よ。まだ雨止んでないみたいだから、気をつけて帰ってね」
μ‘s「お疲れさまでした~」
みんな「」とかμ’s「」とかの台詞の書き方は地の文でどうにかできないだろうか
校門
パラパラパラ
俺(お、雨弱まったな。にしても今日は疲れた、もう18時か…)カササシ
凛「俺くん!」タッタッタッ
俺「あ、星空さん」ドキッ
凛「これからは一緒に帰らない?かよちんと3人で!」
俺(マネージャーになって良かった……)ジーン
俺「もちろん!ていうか、星空さん傘は?」
凛「かよちんのを2人で使うにゃ」
凛「それとね…これからは凛って呼んで欲しいにゃ…//」ドキドキ
俺「えっ、あ、うん、わかったよ…凛ちゃん//」ドキドキ
凛「う、うん…//」マッカッカ
俺(凛ちゃんの恥ずかしそうな表情…やばい、可愛い過ぎる///)キュンキュン
俺「あ、あれ、小泉さんは?」ドキドキ
凛「今来ると思うにゃ」ドキドキ
花陽「ごめんなさ~い!」タッタッタッ
凛「かよちん遅いよ~」
花陽「ご、ごめんね。はい凛ちゃん、私の傘に入って」
凛「お邪魔するにゃ~!」アイアイガサ
俺「じゃあ行こっか」
花陽「うんっ」
>>43
お前ssに何言ってるんだ
帰路
凛「でね~、○○が××で…」キャッキャ
俺「あははっ、本当に?」ニコニコ
花陽「そのとき、□□もだったんだよね」ニコニコ
凛「そうそう!かよちんよく覚えてるにゃ~!」
俺(あぁ…なんて幸せな帰り道なんだ…)ニコニコ
凛(俺くん、楽しそうにしてくれて嬉しいなぁ…)ニコニコ
俺&凛(これから毎日こうやって帰れるなんて…幸せ…)
花陽「あっ、私はこの角右だから……傘ごめんね、凛ちゃん」
凛「少しくらい濡れたって構わないにゃ!じゃあねかよちん!」フリフリ
俺「バイバイ」フリフリ
凛「さあ、俺くん行こう?」
俺「待って!濡れて風邪ひいたら大変だから、俺の傘使って」ハイ
凛「俺くんが風邪ひいたって大変にゃ!」ツキカエシ
俺「凛ちゃんは合宿も控えてるんだから」
凛「それは俺くんだって一緒にゃ」
俺「じゃ、じゃあ…」
俺「ほら、俺の傘に入って//」
凛「え//」
俺「2人とも濡れないためにはそれしかないよ//」
凛「そ、そうだね…失礼します//」
俺&凛「………////」
こんにちは、海のシーンを確認するために合宿回を見直していたら2期11話を思い出して泣いてしまった駆け出しのガキです。
本日1本目の投下↓
俺「大丈夫?雨当たってない?」トコトコ
凛「うん、大丈夫」トコトコ
俺「な、なんか緊張するね//」ドキドキ
凛「うん//」ドキドキ
俺&凛「………」ドキドキ
俺(会話が続かない…)
凛(お、俺くんと相合い傘…//嬉しいけど、恥ずかしい…//)
俺「あっ、凛ちゃんの家ってどのあたり?今日は送ってくよ、濡れちゃうし」
凛「△△町のあたり…//」
俺「そっか、じゃあもうすぐだね」
凛「うん…//」
凛(俺くん、優しい…//こんなに優しくされたら…もう自分の気持ちに嘘つけないよ…)
凛(凛は…俺くんのことが好き…//)
凛(俺くん、彼女とかいるのかな…//き、聞いてみようかな…)
凛「お、俺くん//」
俺「ん?なに?」
凛「俺くんは、か、かか、彼女とか…いるのかにゃ…?//」
俺「えっ//い、いやいないけど…なんで?」
凛「えっ!?//そ、それはあれにゃ、彼女とか居たら、この状況はマズイかにゃーと思って…//」
俺「ああ…なるほど」
俺(なんだそういう事か…てっきり脈アリかと思った…)
俺「そ、そういう凛ちゃんはどうなの?」
凛「えっ!?り、凛は今までそんな経験1度もないにゃ…//」
俺「そうなんだ…//」
凛「うん…//」
本日2本目の投下↓
俺「な、なんか恥ずかしいから、この話題はやめようか?//」ニガワライ
凛「うん…//」
俺「あ、道合ってる?」
凛「うん、もうすぐそこ…あの家だから」ユビサシ
俺「そっか」トコトコ
凛(家、知られちゃった…今度招待しちゃおうかな…//)トコトコ
凛(流石に大胆すぎるかにゃ…?いや、でも…)トコトコ
凛(それくらいしないと他の娘に俺くんを取られちゃうかも…)トコトコ
俺「あ、あの…凛ちゃん?」
凛「は、はいっ!?」
俺「家、ここなんでしょ?着いたよ」
凛「あ、あぁ、送ってくれてありがとにゃ!あと傘も…」
俺「うん、どういたしまして」
凛「気をつけて帰ってね」フリフリ
俺「また明日」フリフリ
ガチャ
凛(ふぅ…緊張したにゃ…//)
凛(俺くん、凛の気持ちに気づいてくれるかな…//)
ーーー
ーー
ー
俺(いやぁ、まさか凛ちゃんと相合い傘できるとはなぁ…)
俺(さて、帰ってさっさと寝るか…)フワァ
本日3本目の投下↓
数日後、合宿当日の朝
ピピピピピピ
俺「う~ん…」ネオキ
俺「ふわぁ…今日から合宿かぁ」
俺くん(マネージャーになってから何日か経って練習やメンバーの事も分かってきたし、何も緊張することはない!)
俺「よし、行くか!」
星空家
ジリリリリ!!
凛「うるさいにゃぁ…」ベシッ
シーン…
凛「……ハッ!今日は合宿にゃ!急がないと!」
ガツガツガツ
シャワワワワ
ハミガキハミガキ
凛「行ってきますにゃ!」ガチャリ
凛「集合は××駅だから、えーっと、こっちにゃ!」ダーッ
訂正
俺くん(マネージャーになって…)
→俺(マネージャーになって…)
失礼しました。
××駅
海未「あっ俺さん、おはようございます」
俺「おはようございます、海未先輩」
海未「他の皆はまだですか?」
俺「俺が来る途中では誰にも会わなかったですね」
俺「あれ、そういえばことり先輩と穂乃果先輩は一緒じゃないんですか?」
海未「2人はあそこのコンビニです」ユビサシ
海未「私が急かしたので朝食を摂る暇がなかった、と」
俺「あぁ…なるほど」
海未「早起きしない2人が悪いんです!」プンスカ
俺「あはは…」
15分後…
絵里「さあ、全員揃ったところで行きましょ!」
μ‘s「おーー!」
絵里「先に言っておくけど、ここからは先輩禁止!だからね」
μ‘s「おーー!」
俺(ついに忙しい3日間が始まる…)
読んでますよ~
頑張って書いてな~
申し訳ない…sage忘れた
××駅
海未「あっ俺さん、おはようございます」
俺「おはようございます、海未先輩」
海未「他の皆はまだですか?」
俺「俺が来る途中では誰にも会わなかったですね」
俺「あれ、そういえばことり先輩と穂乃果先輩は一緒じゃないんですか?」
海未「2人はあそこのコンビニです」ユビサシ
海未「私が急かしたので朝食を摂る暇がなかった、と」
俺「あぁ…なるほど」
海未「早起きしない2人が悪いんです!」プンスカ
俺「あはは…」
15分後…
絵里「さあ、全員揃ったところで行きましょ!」
μ‘s「おーー!」
絵里「先に言っておくけど、ここからは先輩禁止!だからね」
μ‘s「おーー!」
俺(ついに忙しい3日間が始まる…)
××駅
海未「あっ俺さん、おはようございます」
俺「おはようございます、海未先輩」
海未「他の皆はまだですか?」
俺「俺が来る途中では誰にも会わなかったですね」
俺「あれ、そういえばことり先輩と穂乃果先輩は一緒じゃないんですか?」
海未「2人はあそこのコンビニです」ユビサシ
海未「私が急かしたので朝食を摂る暇がなかった、と」
俺「あぁ…なるほど」
海未「早起きしない2人が悪いんです!」プンスカ
俺「あはは…」
15分後…
絵里「さあ、全員揃ったところで行きましょ!」
μ‘s「おーー!」
絵里「先に言っておくけど、ここからは先輩禁止!だからね」
μ‘s「おーー!」
俺(ついに忙しい3日間が始まる…)
××駅
海未「あっ俺さん、おはようございます」
俺「おはようございます、海未先輩」
海未「他の皆はまだですか?」
俺「俺が来る途中では誰にも会わなかったですね」
俺「あれ、そういえばことり先輩と穂乃果先輩は一緒じゃないんですか?」
海未「2人はあそこのコンビニです」ユビサシ
海未「私が急かしたので朝食を摂る暇がなかった、と」
俺「あぁ…なるほど」
海未「早起きしない2人が悪いんです!」プンスカ
俺「あはは…」
15分後…
絵里「さあ、全員揃ったところで行きましょ!」
μ‘s「おーー!」
絵里「先に言っておくけど、ここからは先輩禁止!だからね」
μ‘s「おーー!」
俺(ついに忙しい3日間が始まる…)
なんだこれ?
××駅
海未「あっ俺さん、おはようございます」
俺「おはようございます、海未先輩」
海未「他の皆はまだですか?」
俺「俺が来る途中では誰にも会わなかったですね」
俺「あれ、そういえばことり先輩と穂乃果先輩は一緒じゃないんですか?」
海未「2人はあそこのコンビニです」ユビサシ
海未「私が急かしたので朝食を摂る暇がなかった、と」
俺「あぁ…なるほど」
海未「早起きしない2人が悪いんです!」プンスカ
俺「あはは…」
15分後…
絵里「さあ、全員揃ったところで行きましょ!」
μ‘s「おーー!」
絵里「先に言っておくけど、ここからは先輩禁止!だからね」
μ‘s「おーー!」
俺(ついに忙しい3日間が始まる…)
うわ、ほんとに申し訳ないです!
50レスこどにページ変わるの今知りました!
何度投稿しても51レス目が出ないので再チャレンジしまくってしまいました…
本当にごめんなさい!
それとコメントくださった方、ありがとうございます。
お詫びの証として、今日は多めに投下したいと思います
ベッソウドーーン
穂乃果「これ、ほんとに別荘…?」
ことり「すごく大きい…」
真姫「そう?これくらい普通でしょ?さあ、入るわよ」
にこ「な、なな、な…」ガクゼン
部屋
穂乃果「うわー!大きいベッド!」ピョーン
穂乃果「こことーった!」
凛「凛はこっち!」ピョーン
凛「海未先輩も早くとったほうが…あっ」
海未「やり直しですね」ニコッ
凛「う、うん。海未ちゃん!穂乃果ちゃん!」
穂乃果「zzz…」
海未「って、寝てる!?」
台所
ことにこ「料理人!?」
真姫「そんなに驚くこと?」
ことり「驚くよ~。ねぇ、にこ先輩?」
にこ「にこにーでしょっ」
ことり「あっ」
にこ「先輩禁止、忘れるんじゃないわよ」
ことり「うん、にこちゃん!」
にこ「もう!だからにこにーだってば!」
ことり「に、にこにー…」
にこ「そう、それでいいのよ」フフン
リビング
絵里「ここなら練習できそうね」
希「そうやね」
俺「室内練習ですか?」
絵里「もう、先輩禁止っ!」ビシッ
俺「あっ…」
希「あははっ、気ぃ抜いたらあかんよ~」
俺「ご、ごめん…」
絵里「で、花陽はなんで観葉植物の裏にいるの?」ユビサシ
花陽「なんだか広いと落ち着かなくて…」コソッ
俺「うおっ、そんな所に!?」ビクッ
希「まさか俺くん、気づいてなかったん?」
俺「全然分かんなかったでs…あっ…わ、分かんなかった!」アセアセ
絵里「危なかったわね」ニヤニヤ
俺「あはは…」ニガワライ
俺(先輩禁止、思ったより大変だ…)
庭先
海未「という訳で、これが合宿中のスケジュールです!」
凛「練習ばっかりにゃ~!」
海未「当たり前です、何のためにわざわざ合宿に来たと思って…」
ほのりん「皆で遊んで先輩後輩の垣根を取るため!」
海未「うっ…!た、確かにそれもありましたね…すっかり忘れてました…」
穂乃果「も~!しっかりしてよね!」
海未「穂乃果に言われたくありません!ていうか何故穂乃果と凛とにこはもう水着なんですかっ!」
凛「海に入るためにゃ!」
海未「遊ぶことしか頭にないんですか!」
穂乃果「だってそのために来たんだもん!ねぇ俺くん!」
俺「………」ボーー
穂乃果「俺くん…?」
海未「俺さん…?」
俺(凛ちゃんの水着、凛ちゃんの水着、凛ちゃんの水着、凛ちゃんの水着、凛ちゃんの水着……//)アタママッシロ
穂乃果「ねえっ!俺くんってば!」
俺「…ハッ!」
凛「あっ、生き返ったにゃ!」
俺「だ、誰か呼びました?」
穂乃果「海未ちゃんが遊ばせてくれないんだよぉっ!俺くんも何か言って!」ユサユサ
海未「い、いや、別に遊ばせない訳では…」
俺(ワ、ワー、ホノカサンモミズギダー。オレモウムリ、タエラレナイ)フラッ
俺「アーレー」バタッ
穂乃果「えっ、ちょ、俺くん!?」
海未「俺さん!どうしました!?」
花陽「お、俺くんが…」ウルウル
凛「ど、どうしたのにゃっ!?」アタフタ
にこ「何よっ!どうしたの!?」アワアワ
絵里「び、病院!救急車!」アセアセ
希「こ、こうなったらウチのスピリチュアルパワーで…」ハァァ…
真姫「ちょっと、落ち着いて!たぶんただの貧血か何かよ!」
穂乃果「本当に!?」
真姫「…少し待って」ピトッ
俺「……」キゼツ
真姫「うん、脈も体温も安定してる。体に大きな異変はないはずよ」
穂乃果「良かった…穂乃果が揺さぶったせいかと思ったよぉ」ホッ
花陽「あぁっ、良かった…」ウルウル
海未「それなら安静にしてあげれば大丈夫そうですね」ホッ
にこ「ま、全く、世話の焼けるマネージャーね…」
絵里「それにしても真姫ちゃん、さすがは医者の卵…」
希「冷静やったね…」
真姫「こ、これくらい普通よ!皆が慌てすぎなの!」
穂乃果「もし穂乃果が倒れたら真姫ちゃんに診てもらうね!」
海未「穂乃果!縁起の悪い事言わないで下さい!」
真姫「もう、なんでもいいから早くみんなで遊んで来なさいよ。私はここで俺くんが起きるの待ってるから」
花陽「で、でもそれじゃ真姫ちゃんに悪いよ…」
凛「そうにゃ!こんな綺麗な海なのに!」
真姫「私はいいの。この海だって何回来たか数えきれないんだし」
にこ「さらっとイヤミ放ったわね」
希「まあまあみんな。真姫ちゃんがこう言うてるんやからええやん」
ことり「真姫ちゃん、俺くんはすぐ起きそうなの?」
真姫「この様子ならもう少しで体調も落ち着くはずよ」
にこ「そもそもただの貧血なんだし、無理矢理起こしちゃえばいいんじゃないの?」
真姫「貧血って決まった訳じゃないんだからそんな危険は冒せないわよ」
絵里「にこ、ここは真姫に任せて行きましょ」
にこ「俺が起きたらあんたもすぐ来なさいよ」
真姫「分かってるわよ」
希「真姫ちゃん、2人っきりだからって俺くんに何かしたらアカンよ~」ニヤニヤ
凛「えっ…」
希「ほら、凛ちゃんかてこんなに動揺してもうてるんやから」ニヤニヤ
凛「ど、動揺なんてしてないにゃ//」
真姫「心配しなくても俺くんは取らないわよ」
凛「だからそんなんじゃないにゃー!//」マッカッカ
にこ「わかりやすいわねぇ」ニヤニヤ
凛「う、海!海にゃ!早く行こう!//」ダーッ
にこ「あ、逃げた」ニヤニヤ
穂乃果「私たちも早く行こうよ!」
希「よーし、凛ちゃんに続けー!」
みんな「わーーー!」ダーッ
真姫「子どもね…」カミクルクル
希「あっ、水着着なアカンやん」クルッ
絵里「忘れてたわ…」
真姫「まったく、自分たちの服装すら覚えてないわけ?」アキレガオ
ことり「あはは…着替えて来るね」
5分後…
モー!!ウミチャンタチオソイヨー!
ゴメンネホノカチャン
ハヤクイクニャー!
ワーー!
真姫「全く、マネージャーが部員に世話されてどうするのよ…」
俺「……」キゼツチュウ
真姫(…人の寝顔って面白いわね)ジーッ
真姫(こうしてじっくり見ると、それなりに整った顔してるのね)
真姫(ーー希『2人っきりだからって俺くんに何かしたらアカンよ~』)
真姫(っ!?//バ、バカじゃないの私!?このタイミングで何思い出してるのよ//)ドキドキ
真姫「…」チラッ
俺「……」キゼツチュウ
真姫「……//」
真姫(マ、マズイわね…希のせいで無駄に俺くんのこと意識しちゃう…//)ドキドキ
俺「んん…」
真姫(だ、大体俺くんも俺くんよ//男子のくせに倒れるなんてっ//)ドキドキ
俺「……はっ!」パチッ
真姫「あっ…」
俺「あれっ、なんで俺…?」
真姫「良かった、起きたのね」
俺「あっ、真姫ちゃん」
真姫「えっ//」
俺「えっ?どうしたの?」
真姫「な、なんでもないわよ!」プイッ
真姫(お、俺くんって私のこと名前で呼ぶんだっけ!?)ドキドキ
俺「ね、ねえ真姫ちゃん他のみんなは?」
真姫「っ//み、みんなは海で遊んでるわよ」ドキドキ
俺「もしかして…真姫ちゃん俺のこと看てくれてたの?」
真姫「そ、そうよ。感謝しなさいよね//」
俺「ありがとね!」ニコッ
真姫「ふ、ふんっ!」ドキドキドキドキ
俺「海、早く俺達も行こうよ」
真姫「もう、めんどくさいわね…」ドキドキドキドキ
アッ!オレクンダーー!
オーイ!ハヤクオイデ~!
俺(あ、やべっ。みんなの水着姿…)
俺(そうだ、さっきもこれが原因で倒れたんだった。まともに意識したらマズイ…)ドキドキ
俺(冷静になれ俺…肝心な部分は隠れている…何も問題はないだろ…)ドキドキ
凛「俺くん!いきなり倒れて心配したんだにゃー!もう大丈夫なの?」
俺(うおおおおおおっっ!!これはマズイ、マズイぞ!!////)ドキドキ
俺「あ、あぁぁ、も、もう大丈夫なんだよぉ。あはは、あはは」ドキドキ
凛「…?俺くんなんか変にゃ」
俺「そ、そうかなっ!?至って普通だけどなぁ!」
俺(うああ、よりによってなんで凛ちゃんが話しかけてくるんだ//余計に意識しちまう//)ドッキンドッキン
希「凛ちゃんの水着姿見て興奮してもーたんよ、なぁ俺くん?」ニヤニヤ
凛「えっ!?へ、変態さんにゃ!//」カクシ
俺「い、いや、ちがうちがう!興奮なんて全然、全然してないよっ!//」
凛「それはそれで問題発言にゃ!」
俺「あっ、ごめん…//」
凛「むーーっ!」プクーーッ
俺(やべ、何このほっぺ超かわいい//突っつきたい//)キュン
希「ふぅん、興奮しないってことは俺くんは凛ちゃんみたいなスレンダーボディはお嫌いなん?」ニヤニヤ
俺「うぇっ!?」ビクッ
俺(さっきから何言ってんのこの人!?)アセアセ
凛「えっ…き、嫌い……」ガーーン
俺「い、いや嫌いって訳じゃ…」オロオロ
希「嫌いじゃないんやったら多少なりとも興奮するはずやろ?」ニヤニヤ
俺「あうう…」
俺(希先輩、俺が凛ちゃんのこと好きだって知っててこんなイジワルしてんのか!?)
俺(興奮したら変態、しなかったら凛ちゃんが傷つく…)
俺(ちくしょう、こんなん答えは1つしかない!)
俺「…こ、興奮しないと言ったら嘘になります////」カオマッカ
凛「……//」
凛(こ、これは…恥ずかしいような、嬉しいような…//)
希「なんや、結局俺くんは変態さんなんやね」ニヤニヤ
俺「へ、変態は勘弁して…」
にこ「あんたたち」
俺のぞりん「っ!?」ビクッ
にこ「さっきから何3人で話してんのよ?」
俺「いや、何でもないんでs…ないんだよ?何でも!」アタフタ
希「そうそう、はよみんなのとこ行こうか//」アセアセ
凛「う、うんうん、遊ぶにゃ!」アセアセ
俺「ほ、ほら、行こう!」ダーッ
にこ「あっ、逃げた」
希「にこっちタイミング悪すぎやよ…」
にこ「タイミングも何も、あんだけデカい声で話してたら丸聞こえなんだけど」
のぞりん「えっ//」
にこ「誰にも言わないつもりだけど、1から10までぜーんぶ聞かせてもらったわよ」ニヤリ
凛「そんな…」
にこ「ま、人の恋路を邪魔するつもりはないわ。頑張んなさい凛、お互いにね」ニヒヒ
凛「えっ?お、お互い…?」
希「ちょ、にこっち!」アセッ
にこ「何よ?」
希「凛ちゃんはまだ俺くんと両想いだって事に気づいてないんよ」コソコソ
にこ「嘘、いくら何でもニブすぎじゃない?火を見るより明らかなのに!」コソコソ
希「せやからウチが2人のお手伝いをしてあげてるんや、少し強引やけど」コソコソ
にこ「…なるほどね。なら事情を知っている者として、私も手伝わせてもらうわ」コソコソ
凛「ねえ、何の話してるの…?」
希「な、何でもあらへんよ!ほら、行こ!」アタフタ
凛「うん…?」クビカシゲ
モー!ミンナナニヤッテタノー?
ゴメン、スコシハナシガモリアガッチャッテ…
ハヤクアソボー!
ホノカ、イキマショウ!
ワーイウミチャンマッテー
うん
お人形遊び気持ちいいかKMR~?
サザァ…サザァ…
バシャバシャ
穂乃果「ボール行くよー!それっ!」バシッ
絵里「とりゃっ!」バシッ
ことり「えいっ!」ベシッ
にこ「せええいっ!!」バコーン!
凛「にゃぁぁぁ!!」チョクゲキ
凛「にこちゃん痛いにゃあ!」
にこ「ごめん、許してにこー…」
凛「真夏の海でも寒いにゃ、相変わらず」
にこ「な、なんですってぇ!」キーッ
にこ「喰らいなさい!ラブにこ水鉄砲!」ピューー
凛「あばばばばば」ゴボゴボ
花陽「凛ちゃんっ!」
凛「ううっ、口に入った…めちゃくちゃしょっぱいにゃぁ…」ウエー
にこ「海水なんだから当たり前よ!」
にこ「まだまだ行くわよ!ラブにこ水鉄砲!」ピューーーー!!
海未「いやぁぁっ!!」ビシャー
穂乃果「つ、冷たいよぉ!」ビシャー
ことり「きゃぁぁぁ!」ビシャー
にこ「おりゃおりゃおりゃ!」ピュー
真姫「ちょ、ちょっと!やめて!」ビシャー
絵里「きゃっ、ちょっと!」ビシャー
希「あははっ、く、くすぐったい、止めて!」ビシャー
にこ「俺、あんたもよ!逃れられると思った?水勢強めを喰らいなさい!」ビシューーー!!
俺「痛てててっ!!なんで俺だけ強めなんですか!?」ビシシッ
にこ「これがにこにーの本気よ!それと、先輩禁止!」ビシューーー!!
俺「ぎゃあああ!痛てて!」ビシシシシッ
にこ「逃がすな、みんな追えーっ!」
みんな「わーーー!待てーー!」ダーッ
俺「なんで全員敵っ!?」ダーッ
ツカマエター!
ウワァァ、ヤメテェェ!!
クラエ!フルパワー!!
ギャアアア!!!!
夕方、別荘リビング
俺(うーっ、遊び疲れたぁ…)グテーッ
穂乃果「zzz…」スースー
海未「穂乃果!寝るのはまだ早いですよ!」ペシッ
穂乃果「うええ、だって疲れたーっ!」
海未「ちゃんと夕食とお風呂を済ませてから寝てください!」
穂乃果「お母さんみたいなこと言わないでよー!」
海未「穂乃果が寝てるのが悪いんです!」
俺(…俺もこのままだと寝落ちしそうだな。起き上がっとこう)ムクッ
ーーーー
ーーー
ーー
ー
希の部屋
希「で、話ってなぁに?凛ちゃん」
凛「あの、れ、恋愛の…」
希「ほうほう、恋愛相談」ニヤリ
凛「スクールアイドルは恋愛しちゃダメなのかな…」
希「ええやん別に。スクールアイドルだからって輝く青春の1ページを捨てる必要はないんやない?」ニコッ
凛「そっか…そうだよね…!うん、そうにゃ!」グッ
希「で、お相手は誰なん?」ニヤニヤ
凛「そ、それは…//」
希「俺くん、やろ?」ニヤニヤ
凛「……うん//」カオマッカ
希「バレバレやって。言わんでもわかってたもん」
凛「元はと言えば希ちゃんが俺くんを意識させる様な事を言うから!」
希(あら、ウチにも責任あるんやな)
希「それで好きになってもうたん?」ニヤニヤ
凛「…//」コクッ
希「そんなら簡単やん。好きですって言えばええだけや」
凛「は、恥ずかしいよ…//」
凛「そ、それに昼間…」
『興奮なんて全然、全然してないよ!』
凛「って………り、凛じゃ魅力が…」ウルウル
希「で、でもその後で興奮してるって言うてたやん」オロオロ
希(アカン、泣き出しちゃった…)
凛「あれは凛に気を遣ってでしょ?」ウルウル
凛「凛だって希ちゃんみたいにスタイル良ければ…」グスッ
にこ「んもう、聞いてらんないわね!」バンッ!
希「にこっち!」
凛「にこちゃん…」
にこ「いい凛!女はスタイルじゃないわ!愛情よ!」
凛「愛…情…?」グスッ
にこ「そう、愛情!その人の事をどれだけ好きか!その人のためにどんなことをしてあげられるか!重要なのはそこなのよ!」
希「にこっち、たまにはええ事言うやん…」
にこ「私だってあんたと同じ高3よ!見くびらないでくれる?」フフン
凛「どれだけ好きか…どんなことをしてあげられるか…」グスッ
にこ「そう!分かったらさっさとその涙拭きなさい」つハンカチ
凛「うん、ありがとう…」グスッ
凛「凛、頑張る!」ニコッ
希「にこっち、この話は内密にね」シー
にこ「分かってるわよ、それより誰かが来る前に下に戻ったほうがいいわ。3人でいる所を見られたら怪しまれるわよ」
希「それもそうやね、行こっか」
にこ「凛、あんたは顔洗って涙の跡ちゃんと落としてから来なさいよ」
凛「うん、ありがとうにこちゃん」ニコ
にこ「全く、手のかかる娘ね」
原稿のラストまでのめどが立ちました。とりあえず夏合宿で終了です。続編の執筆は私の気分次第です。書いてという声があれば書くとは思いますが…w
まずは、【凛「俺くん!」】に最後までお付き合いください!
リビング
ドタドタドタ
ガチャ
にこ「なんだ、皆ここにいたのね」
希「みんな自分の部屋にいてるのかと思った」
凛「あれ?かーよちん、なにしてるの?」
花陽「えっ、ちょっとメモを…」カキカキ
凛「メモ?なんの?」
花陽「真姫ちゃんがね、買い出し行ってきてくれるんだって。だから、私が欲しいもののリストを…」
希「真姫ちゃん、1人で大丈夫なん?」
真姫「別に大丈夫よ、子供じゃないんだから」
俺「でも、10人分の買い出しって相当な量じゃ…」
希「そうや、1人で運べるわけないやん」
俺「俺も一緒に行くよ」
真姫「えっ//」
俺「えっ、ダメ?」
真姫「い、いや、ダメじゃないけど…//」
希(真姫ちゃんのこの反応…まさか)ニヤリ
希「ならウチも行く!」
俺「じゃあ、この3人で行ってくるね。小泉さん、メモくれる?」
花陽「あ、うん。お願いするね…」つメモ
俺「っ!?ちょっと多くない…?」
花陽「今晩と明日、明後日の分も入ってるから…」
俺「そ、そっか…」ニガワライ
俺(にしても多すぎな気がする…)
希「じゃあ行こっか?」
真姫「そうね、行きましょ」
俺のぞまき「いってきまーす!」
イッテラッシャーイ!
サザァ、サザァ…
俺「うわぁ、夕日!」
希「綺麗やね」
真姫「私は見慣れちゃってるから何とも思わないけど…」
俺「うそ、こんなに綺麗な夕日何回見ても感動しそうだけどなぁ…」ウットリ
希(なるほど、俺くんは絶景とか好きなタイプやな)メモメモ
真姫「てゆーか、早く行かないと夕食遅くなっちゃうわよ!」
俺「ごめん、あんまり綺麗だったから…」ニコッ
真姫「っ!//……明日また見ればいいでしょ//早く行くわよ!」ダーッ
俺「ちょ、待って!」ダーッ
希(ふぅん…真姫ちゃんったら…)ニヤニヤ
希(あ、でもこれ凛ちゃんに知られたらマズイんじゃ…)サーッ
希(頭痛なってきた…まったく、俺くんも罪な男やね…)タメイキ
ハーメルンの方が良くない?
スーパー
俺「ええっと、小泉さんのメモに書いてあるものはこれで全部か…」ヨイショ
真姫「あっ、ニンジンを忘れてたわ!」
希「ニンジン抜きのカレーなんてありえへんよ」
俺「危なかったね」アハハ
ピッ、ピッ、ピッ
××エンニナリマス
ウオッ、タカイ…
カードデ
ッ!?サスガオカネモチヤネ
ウィーン
俺「中々の量だね…」リョウテニモツ
希「花陽ちゃんのご要望を断るわけには行かへんからね…」カタテニモツ
真姫「でも、これを持って歩くのは流石に大変ね。タクシーか何か使う?」カタテニモツ
俺「うーん、そうだね…」
希「いくら俺くんが2袋持ってくれとるとはいえ、少し重いし…」
真姫「すいません、3人で乗りたいんですけど…」
運転手「おお、はいよぉ。どこまでだい?」
真姫「○○浜の別荘まで…」
運転手「あいあい、乗りな」
俺のぞ「お願いします」
ブルルルル
ブーーンブーン
ブルルルル
俺「ありがとうございましたー」ペコリ
希「ごめんね真姫ちゃん、タクシー代まで出させちゃって」
真姫「いいわよ別に、大した額じゃないんだから」
俺「大した額じゃないって…」
希「4000円超えてたやん」
真姫「とにかく、もう私が払っちゃったんだからいいでしょ」
俺「うん…ありがとね」
真姫「ほ、ほら、早く中入りましょ」
ガチャ
穂乃果「おかえりー!」
海未「すごい量ですね、歩いて帰って来たんですか?」
希「まっさか~。真姫ちゃんがタクシー代出してくれたんや」
俺「本当に助かったよ」
穂乃果「え~いいなぁ!穂乃果もタクシー乗りたかったぁ~」
花陽「わ、私がたくさん買ってきてもらっちゃったから…」
真姫「別に気にする必要ないわよ、花陽」
花陽「うん…ごめんね」
真姫「で、ご飯誰が作るの?」
ことり「あ、今日は私が…「私がやるわ」
ことり「えっ?」
にこ「夕食、カレーでしょ?私が作るわ」
ことり「じゃ、じゃあにこちゃんにお願いしようかな…」
にこ「ふふん、任せなさい」
トントントントントン
グツグツ
ザクッザクッ
俺「は、速い…」
ことり「すごーい…」
にこ「にこの手にかかればカレーなんてどうってことないわ!」フフン
凛「意外な一面にゃ」
穂乃果「女子力ってやつだね!」
俺「いや、女子を通り越してもはやお嫁さんの域に達してるんじゃ…」
絵里「ちょっと待って、女子力の上位版はお嫁さん力なの?」ニコニコ
俺「え、違うかな?」
ことり「ちょっと違う気もするけど…」アハハ
凛(お、俺くんのお嫁さん、俺くんのお嫁さん、俺くんのお嫁さん…//)ドキドキ
凛(な…なってみたいなぁ…)ドキドキ
にこ「はいっ、できたわ!」フー
絵里「ありがとう、にこ。さあ、食べましょ!」
みんな「いただきまーす!」
パクッ
俺「おおっ、美味い…!」パクパク
穂乃果「にこちゃんがこんなに料理上手だなんて思わなかったよ~」
にこ「何よそれ、心外ね!」
凛「でも本当にゃ」
俺「うん、本当に凄い!」バクバク
にこ「あんた、すごい勢いで食べるわね」
俺「いや、だってめっちゃ美味いから!」ガツガツ
にこ「そんなにバクバク食べてくれると作った甲斐があったわ」
にこ(意外とかわいいとこあるのね、俺も。凛はそういう所に惹かれたのかしら…?)
絵里「にこカレーそんなに気に入ったの?」ニコニコ
俺「うん!」ガツガツ
凛「なるほど、料理かぁ…」ボソッ
凛(凛もにこちゃんくらいお料理できれば俺くんにご馳走できるのになぁ…)
希「むふっ…」ニヤリ
希(凛ちゃん、絶対俺くんに手料理食べさせたいとか思っとるな…)ニヤニヤ
俺「ぷはぁーっ!食べた食べた!」カラン
花陽「は、速い…」
海未「もう食べ終えたんですか!?」
穂乃果「カレーは飲み物って、あれ本当だったんだね」ナットク
真姫「それはまた意味が違うんじゃ…」
穂乃果「えー?そうかなぁ?」
ペチャクチャ
パクパク
ペチャクチャ
アハハハハ
俺(なんか、家族で団らんしてるみたいだな…)ニコニコ
凛(俺くん楽しそうにゃ…)ニコニコ
希(凛ちゃんったらずーっと俺くん見つめとる…まったく健気やなぁ…)ニヤニヤ
にこ(青春ね…)ニヤニヤ
ペチャクチャ
パクパク
凛「お腹いっぱいにゃ~」グテーッ
穂乃果「穂乃果も~」ゴロン
海未「食べてすぐ寝ると牛になりますよ!」
にこ「久しぶりに聞いたわよそれ」アハハ
真姫「まるで穂乃果の世話人ね」ニコニコ
ことり「ねえねえ、このあとどうするの?」
穂乃果「穂乃果は寝るー」ゴロゴロ
希「まだ寝るには早いんやない?」ニコニコ
海未「昼間遊んでしまった分、練習です!」
凛「えー!?凛花火やりたーい!」
穂乃果「花火っ!?穂乃果もやりたい!」
絵里「流石に今から練習はちょっと…」
にこ「しんどいわね」
花陽「身体がもたないよお…」
希「みんなこう言うとるけど、どうする海未ちゃん?」
海未「…仕方ないですね、今日は練習なしにしましょうか」
凛「やったー!花火花火!」ガサゴソ
俺「まさか、持ってきてるの?」
凛「うん!ほら、ほら、ほら!」ババーン
絵里「すごい量ね…」
花陽「これ、一回じゃ使いきれないんじゃ…」
凛「10人分だから多めに買ったんだ!」
海未「近隣の迷惑になってしまいそうですが…」
真姫「それなら問題ないわ」
海未「えっ?」
真姫「この地域は別荘地だから、この時期なら人はいないはずよ」
俺「確かに、お盆休みはまだまだ先だからね」
真姫「というか、いたとしてもこのあたりの別荘はみんな敷地が広いから音は届かないわよ」
凛「それって花火には最高の環境にゃ!」
海未「真姫がそう言うのなら大丈夫そうですが…」
穂乃果「もう!考えてたって変わらないよ!やろうよ花火!」
海未「…そうですね、やりましょう!」
希「よーし、お庭にゴーや!」
みんな「わーー!!」ダーッ
遅れましたが、コメントありがとうございます。
よろしければハーメルンに投稿する利点を教えて頂きたいです。知識不足で申し訳ございません。
こんな感じのSSが多いし見てる人も多い
なるほど…
ありがとうございます。
とりあえずこっちは完結させてね(・ω・)
それは心配無用です!
恐らく今夜中に原稿完成できると思うので。
完成したら1日以内に投下したいと思ってます。
ワーワー
キャーキャー
穂乃果「俺くん見て!二刀流!」シャー
俺「すごいけど怖いよ…」アハハ
凛「凛はこれにゃ!」シュー
俺「おおっ!綺麗綺麗!」
海未「見てくださいことり、綺麗ですよ!」シャー
ことり「本当だ!綺麗!」ニコニコ
絵里「花陽、その小さいのは?」
花陽「これは線香花火って言って、風情たっぷりで綺麗なんだよ」チリチリチリ
絵里「わぁっ、素敵ね!」
原稿完成しました!
寝る前に1本投下します!
希「にこっち、火ちょうだい」
にこ「しょうがないわね~。ほら、花火近づけなさいよ」シュー
希「ついた!綺麗やね~」シュー
にこ「中々いい花火選んで来たわよね、凛も」シュー
希「ホンマやね~」シュー
俺「真姫ちゃん、これ色変わるよ!」シャシャ-
真姫「い、色が変わるくらいで喜ぶなんて子供ね!//」シュー
俺「だってまだ15だし…」シャー
真姫「ヘリクツはいいの!」シュー
穂乃果「ぐるぐる花火~!」クルクルクル
俺「うわっ、あぶねっ!」
真姫「ちょっと、火花が飛ぶでしょ!」
海未「穂乃果!火事になったらどうするんですか!?」
穂乃果「えへへ~ごめんごめん。ついやりたくなっちゃって~」テヘ
真姫「まったく…」
凛「俺くん、はい!」つ ハナビ
俺「ん、線香花火?」
凛「どっちが長持ちするか勝負にゃ!」
俺「よし、負けないぞ!」
俺凛「せーの、着火!」
チリチリチリチリ
俺「うわ、綺麗だなぁ!」チリチリ
凛「凛のだって綺麗だにゃ!」チリチリ
俺「あっ、あっ、やばっ!」ポトッ
凛「凛の勝ちにゃー!」チリチリ
俺「くっそー、もっかいだ!」
凛「望むところにゃ!」
キャーキャー
マケタニャー
ヤッター!
マダマダ!リベンジニャ!
カカッテコイ!
俺(凛ちゃんと花火で遊んでるなんて…幸せだなぁ…//)
凛(花火に照らされる俺くんもかっこいいにゃ…//)チラッ
希「積極的やね、凛ちゃん」
コソコソ
にこ「微笑ましいわね」コソコソ
絵里「2人とも見て見て!」シャシャー
希「えりち、普段とは大違いのはしゃぎっぷりやね」ニコニコ
絵里「ロシアでは花火なんてやったことなかったから!」ニコニコ
にこ「それで子どもみたいにはしゃいでるのね」プププ
絵里「な、なによ!」カァァァ
希「意外とかわいいところあるやろ、えりちも」
にこ「そうね、いいネタになるわ」ニヤニヤ
絵里「なっ…やめてよ!」マッカッカ
希「まぁ、ウチはえりちのそういう一面があるところ、好きやよ」ニコニコ
絵里「も、もう!」
キャーキャー
ワーワー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
海未「…そろそろいい時間ですし、花火も潮時ですね」
凛「あ、じゃあ最後に打ち上げ花火にゃ!」ガサガサ
俺「打ち上げ!?」
穂乃果「すごい、そんなのも持ってきたの!?」
凛「これにゃ!凛をナメたらダメにゃよ!」
ことり「ば、爆烈五連弾…!」
真姫「物騒な名前ね…」
絵里「で、でも凄そうじゃない?」ワクワク
希「五連やもんね!」ワクワク
穂乃果「楽しみー!」
俺「凛ちゃん、危ないから俺が火をつけるよ」
凛「まかせたにゃ!」ハイ
俺「じゃ、行きま~す!」シュボッ
シュルシュルシュル…
ボンッボンッボンッボンッボンッ!!
キラキラキラ…
ことり「綺麗…!」ウットリ
にこ「市販とは思えないクオリティね!」
凛「やっぱり凛の目に狂いは無かったにゃ!」エッヘン
絵里「うん、すごく良かったわ!」
海未「素晴らしかったです!締めにはもってこいでしたね!」
穂乃果「よーし、じゃあ終わりにしよっか!」
花陽「あ、じゃあ片付けを…」
真姫「暗くてよく見えないし、明日の朝でいいわよ」
希「確かにそうやね」
海未「火もしっかり消しましたしそれで問題なさそうですね。早く別荘に戻りましょう」
リビング
真姫「あ、そうそう。お風呂だけど、離れに露天風呂があるからそこにしない?」
ことり「別荘に露天風呂…!?」
にこ「ぶっ飛んでるわね…」
俺「真姫ちゃん、こっちにもお風呂はあるでしょ?」
真姫「ええ、そこの廊下を左よ」
俺「じゃあ俺はそこで済ませるね」
穂乃果「え~!せっかく露天風呂あるのに!?」
俺「いや、だってみんながお風呂終わるの待ってたら時間かかるし…」
穂乃果「だったらみんなと一緒に入っちゃえばいいんじゃない?」
みんな「っ!?//」
俺「ええっ!?//そんなのダメに決まってますよ!!」アタフタ
穂乃果「冗談だよー」アハハ
にこ「あんたは本気で言ってるように聞こえんのよ!」ドキドキ
花陽「び、びっくりした…」ドキドキ
凛(俺くんとお風呂…///)ドキドキドキ
穂乃果「あはは、ごめんごめん」
絵里「穂乃果ったら何を言い出すかと思えば…それと俺くん、敬語出てたわよ」ビシッ
俺「あっ」
絵里「油断しちゃダメよ」
俺「ごめん…」
屋内風呂
俺「…」ワシャワシャ
俺(今日は遊んだだけなのに結構疲れたなぁ…しかし日焼けがすごい…シャワーが染みる…)ヒリヒリ
俺(よし、湯船だ…)
俺「ふぅ~……」チャポン
俺「ぐぁ…染みる…痛え…」ヒリヒリ
露天風呂
みんな「ふぅ~…」ポー
穂乃果「あったかいね~」ポケー
海未「そうですねぇ~」ポケー
真姫「みんな、長湯しすぎてのぼせないでよね」ポカポカ
にこ「わあってうあよ~」ボーッ
絵里「なんだか眠くなってきたわ…」フワァ
希「ちゃんとお布団で寝なアカンよ~」ポケー
凛「にゃぁぁぁ…」ポケー
ーーー
ーー
ー
リビング
俺(ふうっ、やっぱ女子の方がお風呂には時間かかるのかな)ゴキュゴキュ
俺(テレビでも見よう)ピッ
TV「…せやから○○で××したってん!」
俺「ふふっ…」
俺(そういえば、露天風呂のセキュリティってどうなってるんだろう?)
俺(その気になれば覗けるような造りだとマズイんじゃ…)
俺(かと言って確かめに行ったら俺が覗き犯になっちゃうし…)
俺(まあ、別荘に露天風呂造れるような家だしその辺りは大丈夫だと信じよう)
俺(なんか眠くなってきた…暇だし先に寝ちゃおうかな…)フワァ
ガチャ
俺(あ、戻ってきた!)
希「ただいま~」テトテト
俺「っ!?//」
希「あ、俺くん」
俺「お、おかえり!」
俺(や、ヤバい…お風呂上がりの女子ってこんなに色っぽいの!?)ドキドキ
穂乃果「お風呂気持ちよかったね!」
ことり「さっぱりしたよ~」
俺(いくら何でもパジャマ薄着すぎるんじゃないか…?)ドキドキ
にこ「あー、室内は涼しいわねー」ファサ
俺(に、にこちゃん髪下ろすと別人みたいだな…)ドキドキ
凛「かよちん顔赤いにゃ!」
花陽「あはは、少しのぼせちゃったかな…?」ポー
俺(花陽ちゃんの紅潮したほっぺた、凛ちゃんのしっとりとした髪…漂うシャンプーのいい香り…)ドキドキ
俺(緊張する…)ドキドキドキ
真姫「さて、私はもう寝るわね。おやすみ」
絵里「あっ、ちょっと待って!」
真姫「何よ?」
絵里「せっかくだし、みんな一緒の部屋で寝ない?」
穂乃果「穂乃果それ賛成!」
凛「凛もー!」
希「ええね、楽しそうやん!」
にこ「別にいいけど、そんなに布団あるの?」
真姫「二階の押し入れに結構な量があるわ」
俺「あ、じゃあ俺が運ぶよ。そろそろ寝ようと思ってたし」
希「てゆーか、俺くんも一緒に寝たらええやん」
俺「えっ!?」
希「変な気起こすような人じゃあらへんのは分かっとるし」
希「万が一何かあっても9対1や。いくら男子相手でも9人いたら安心やろ?」
俺「いや、まずそんなことしないよ!」
真姫「別にいいんじゃない?希の言う通り俺くんはそんな人じゃないわ」
穂乃果「穂乃果も賛成!」
ことり「私も!」
海未「俺さんなら変な心配は必要なさそうですね」
絵里「私も構わないわ。凛は?」
凛「えっ!?り、り、凛も大丈夫にゃ!」アセアセ
花陽「わ、私も…」
にこ「もし何かしたら、私のにこにーキックが炸裂するわよ!」
俺「だから何もしないって!」
凛「……」シンケン
希(凛ちゃんったら…何か企んどるな…)ニヤニヤ
凛(俺くんと同じ部屋で寝れる…こんな大チャンス逃すわけには行かないにゃ!)グッ
穂乃果「みんな賛成なら、もうお布団敷いちゃおうよ!」
真姫「じゃあ、俺くんちょっと手伝ってくれる?」
俺「あぁ、もちろん」
穂乃果「穂乃果も手伝う!」
ことり「私も!」
海未「じゃあ、私たちはテーブルやイスを動かしましょう!」
ガタガタ
オモーイ!
ヨイショ、ヨイショ!!
ニコッチソッチガワモッテ
ショーガナイワネー
セーノ!
オフトンモッテキタヨー!
マ、マエミエナイ…
穂乃果「できたー!」
絵里「じゃ、みんな好きなとこ選んで!」
ワタシココー
ソコハホノカー!
ワーワーキャーキャー
海未「なんとか決まりましたね…」
↓布団の配置
に¦希¦絵¦穂¦こ
俺¦凛¦花¦真¦海
凛(俺くんの横ゲットにゃ…!)ドキドキ
俺(凛ちゃんのすぐ横で寝るのか…)ドキドキ
にこ「じゃあ電気消すわよー?」
みんな「はーい」
パチッ
シーン………
俺(ね、寝れない…)ドキドキ
凛(俺くんの隣…すごく緊張するにゃ…)ドキドキ
穂乃果「…ことりちゃん」ボソッ
俺(あ、穂乃果ちゃんの声…)
ことり「なーに?」ボソボソ
凛(みんなまだ寝てないんだ…少し安心にゃ)
穂乃果「なんか眠れなくって…」
ことり「穂乃果ちゃん、普段は寝つきいい方だよね?」
穂乃果「うん、だけどなんかもったいないっていうか…」
穂乃果「せっかくみんなでお泊まりなのに…」
絵里「そうやって話してたら余計眠れないわよ…」ボソッ
俺(絵里ちゃんも起きてたのか…)キキミミ
穂乃果「絵里ちゃん…ごめんなさい、大人しく寝るね…」
シーン…
頑張れー
支援
ありがとうございます、あと少しで完結です。どうぞ、最後までお付き合いください。
凛(また静かになったにゃ…)
俺(こう言う時1人だけ寝付けないのって怖いんだよな…眠気よ来い!眠気よ来い!)
バキッ、パリポリ
パリポリパリポリ
俺(なんだこの音!?)
凛(何か食べてる…?)
絵里「ちょ、だれか電気つけて!」
パッ
穂乃果「……」ムシャムシャ
みんな「あーっ!」
ことり「何してるの穂乃果ちゃん!」
穂乃果「えへへ、何か食べたら眠くなるかなーって…」テヘ
希「夜食は太るでー」
にこ「もー!さっきから穂乃果、いい加減にしてよね!」キュウリパック
俺「うわっ!?」
花陽「に、にこちゃん…?」
真姫「何よそれ…?」
にこ「何って、美容法よ」
絵里「ハラショー…」
花陽「こ、怖い…」オビエ
凛「うん…」オビエ
にこ「怖いですって!?これはね、立派な…ボスッ
ことり「真姫ちゃんそんなことしちゃダメだよ!」ワルイカオ
真姫「な、私じゃないわよ!」
にこ「あんた、よくもやってくれたわね…」
にこ「えいっ!」ブオッ
穂乃果「いたっ!?」ボスッ
ブオッ
穂乃果「やったなぁー!」ブオッ
俺「痛っ!」
俺「このーっ!」ブンッ
ボスッボスッ
オカエシ!!
ボスッ
ヤッタニャー!
ボスッボスッ
ワーワー
海未「zzz…」
ワーワーキャーキャー
ブオッブオッ
海未「…っ!」ボスッボスッ
みんな「あっ!?」アセッ
海未「な、何ですかこれは…!」イライラ
穂乃果「う、海未ちゃん、わざとじゃないんだよ…?」オロオロ
ことり「お、落ち着いて…」オロオロ
海未「1日中遊んだのに、まだ遊び足りないのですか…」
俺「や、やばいよこれ…」
凛「ブチギレてるにゃ…」
にこ「海未、あんたもやってみればいいのよ!せっかくの合宿なんだし、楽しみまドゴォッ!
にこ「」チーン
希「にこっち!」
ことり「ううっ、怖いよぉ…」
穂乃果「こうなったら…もう戦うしかなドゴォッ!
穂乃果「」チーン
絵里「ごめん海未ドゴォッ!
絵里「」チーン
俺「終わりだ…もう誰も生き残れない…!」ガクブル
花陽「だ、誰か助けてっ…!」ガクブル
凛「まだ死にたくないにゃー!」ガクブル
海未「さて、そこの3人はどう料理してあげましょうかねえ…」
俺りんぱな「ひぃぃっ!」ガクブル
海未「そうですねぇ…まずは花陽から行きましょドカッ!
海未「」チーン
希「な、何とかなったみたいやね…」
真姫「まったく、馬鹿みたい…」
凛「希ちゃん、真姫ちゃん!」
花陽「た、助かった…」ホッ
俺「海未ちゃんすごい怖かった…」
ことり「無理矢理起こされたときの海未ちゃんはすごく機嫌悪いからね…」
希「さ、落ち着いたところでもういい加減寝よっか?」
真姫「もう夜中だしね…」
花陽「明日起きられなくなっちゃいます…」
ことり「じゃあ電気消すね」
パッ
シーン…
しばらく経って
俺(全然寝れない…凛ちゃん寝たのかな…)
凛(眠れないにゃ…もうみんな寝ちゃったかな…?)ネガエリ
俺「…あ」ガンミ
凛「っ!?」ビクッ
俺「…お、起きてたの?」ボソボソ
凛「うん…全然眠れなくて…」ボソボソ
俺「他のみんなは寝ちゃったみたいだね…」ボソボソ
凛「うらやましいにゃ…」ボソボソ
みんな「……」シーン
希(残念、ウチは起きてるでー)ネタフリ
にこ(凛の恋路にどんな動きがあるか…見逃すわけにはいかないわ!)ネタフリ
真姫(これだけ静かだと小声でも丸聞こえね…)ネタフリ
俺「明日はみっちり練習だろうね…」
凛「キツそうにゃ…」
俺「が、頑張ってね…」
俺(今更気づいたけど、これ、かなり顔近いな…//)ゴクリ
凛(近くで見る俺くんもかっこいいにゃ…//)ドキドキ
希(2人の緊張、興奮がヒシヒシと伝わってきとる…)ニヤニヤ
にこ(凛ったら、もっと攻めなさいよ…!)ニヤニヤ
俺(凛ちゃんの肌きれいだな…睫毛も長いし…これだけ近いとはっきり分かる…//)ドキドキ
俺(か、かわいいなぁ…//)ドキドキ
凛(え…なんかすごい見つめられてるにゃ//もしかして俺くん、凛にドキドキしてくれてる…?)ドキドキドキドキ
凛(………//)ドキドキ
俺(あれ、なんだこの沈黙…?なんか変な空気感…)
凛(他のみんなは熟睡してるみたいだし…こ、ここ、告白…しちゃおうかな…///)ドキドキドキドキ
凛「あのね…俺くん…//」ドキドキ
俺「え、なに…?」
凛「あ、あの…凛ね…」ドキドキ
凛「俺くんのこと…す、好き…//」カァァァ
俺「えっ…//」ドキドキドキドキドキドキ
凛「……///」カオマッカ
希(ちょ、いきなり告白!?)ドキドキ
にこ(これは寝なくて正解だったわ…!)ドキドキ
真姫(り、凛…嘘でしょ…)ドキドキ
凛「俺くんの…何でも一生懸命なところ…優しいところ…いつもニコニコしてるところが…好き…です…///」マッカッカ
凛「……//」ドキドキドキドキドキドキ
俺「あの…お、俺も…//」ドキドキ
凛「えっ//」ドキドキ
俺「俺も…凛ちゃんのことが好きです…//」
希(えんだぁぁぁぁぁ!!)ドキドキ
にこ(いやぁぁぁぁぁ!!)ドキドキ
真姫(りょ、両想い…)ドキドキ
俺「だから…星空凛さん。俺と付き合って下さい…//」ドキドキ
凛「は、はいっ…//」ウルウル
希(凛ちゃん…良かったね…)ウルウル
にこ(いい話だわ…)ウルウル
真姫(こんなこと、本当にあるの…?)ウルウル
俺「…//」ドキドキ
凛「…//」ドキドキ
俺「ね、寝よっか…」ドキドキ
凛「あっ…待って…」ドキドキ
凛「手、繋いで寝よ…?」ドキドキ
俺「り、凛ちゃん…//」ドキドキ
ギュッ
俺&凛「おやすみ…//」
チュンチュンチュンチュン
真姫「ん…」フワァ
真姫(みんなまだ寝て…あれ?希がいない…)
俺&凛「……?」ギュッ
真姫(手なんか繋いじゃって…)
真姫(海でも見ようかしら…)ムクッ
ガチャ
サザァ…サザァ…
真姫「…希」
希「あ、真姫ちゃん…おはよう」
真姫「おはよう…」
希「どうしたん、こんな朝早くに?」
真姫「別に…たまたま目が覚めただけよ…」
希「そっか…」
真姫「……」
希(真姫ちゃん…昨日のアレ、聞いとったのかな…)
希(そうだとしたらかなり辛いよね…1人にしてあげよう…)
希「じゃ、ウチは別荘に戻るね…」
真姫「あ、待って…」
希「…どうしたん?」
真姫「希…昨日の、聞いてた…?」
希(あぁ、やっぱり…)
希「…うん」
真姫「私ね…俺くんのこと好きなわけじゃないのに…何とも思ってないのに…あの2人が付き合うのが怖いの…」
希(真姫ちゃん…)
真姫「俺くんも凛も大切な友達なのに…2人の幸せを素直に祝福できないの…」ウルウル
真姫「私…どうしちゃったのかな…どうすればいいのかな…」グスッ
希(この子は…自分の本当の気持ちに素直になれないんやな…)
真姫「ううっ…うっ…」グスッグスッ
希(すごく不器用な子だから…ウチが助けてあげなアカンのやな…)
希「真姫ちゃんは、俺くんのこと好きなんやろ…?」
真姫「えっ…そんなこと…」
希「その好きな人を…友達の凛ちゃんに取られてもうた…」
真姫「っ……」グスッ
希「辛いよね…よう分かるよ…」
真姫「す、好きじゃない…わよ…」
希「今は俺くんが好きだって認めたくないのやね…」
真姫「何よ、もう……」グスッグスッ
希「真姫ちゃんは…すごく不器用な、か弱い女の子なんよ…」
真姫「え…?」グスッ
希「ええんよ…誰かを好きになったって…男の子に守ってもらったって」
希「今回は凛ちゃんに取られちゃったけど…きっといつか、素敵な人が見つかるよ」
真姫「…い、意味わかんないわよ…」グスッ
希「先輩の戯言や…頭の片隅にでいいから、残しておいてな」ニコッ
真姫「………」コクッ
希「ほら見て…綺麗な海やよ…」
真姫「もう何回も見たわよ…何回も、何回も…」
希「そうやね…」
真姫「まったく…いつ見ても綺麗ね…」グスッ
希「真姫ちゃん…少しは楽になった?」
真姫「………ぅん」
希「良かった…これから頑張ろうね…」
真姫「うん…」
オーイ!!マキチャン、ノゾミチャン!!
オハヨー!!
希「お、みんな起きたみたいやね」
希「こっちおいで~!綺麗やよ~!」
ウン、イマイクネ!
ダーッ
穂乃果「2人とも、抜け駆けはずるいよ!」
希「別に抜け駆けしたわけじゃないんよ」
ことり「ねえ穂乃果ちゃん、海すごく綺麗だよ!」
穂乃果「わ!ほんとだ!」
俺「夕方も綺麗だったけど、朝もいいね…!」ウットリ
凛「綺麗だにゃ…」ウットリ
真姫「……」
希「…」
穂乃果「ね、みんなで手繋ご?」
ギュッ
穂乃果「10人で見たこの景色が、みんなの一生の思い出になりますように…」
海未「穂乃果…」ニコッ
花陽「穂乃果ちゃん…」ニコニコ
俺「一生の思い出かぁ…」ニコニコ
にこ「祈らなくても絶対なるわよ。この景色は私達10人だけの宝物なんだから」
絵里「にこ…」
希「ええこと言うやん、にこっち」ニコニコ
にこ「一応、部長ですから」フフン
穂乃果「あーっ!やっぱり穂乃果、μ's大好き!」
にこ「な、何よいきなり?」
ことり「穂乃果ちゃん…?」
穂乃果「にこちゃんも、絵里ちゃんも、希ちゃんも!」
穂乃果「海未ちゃんも、ことりちゃんも!」
穂乃果「花陽ちゃんも、真姫ちゃんも、凛ちゃんも!」
穂乃果「そして俺くんも!」
穂乃果「今ここで私達が出逢えたことって、奇跡なんだよ!」
俺「…奇跡かぁ。うん、俺もそう思う!」
凛「凛も!」
穂乃果「だから、みんなでこれからも起こしていこう!μ'sの奇跡を!」
みんな「おーー!」
海未「…さぁ、奇跡を起こすための練習ですよ!別荘に戻りましょう!」トコトコ
にこ「海未の熱量が…今日は過酷そうね…」トコトコ
海未「当然です、昨日のオフの分を取り戻さなくてはなりませんから!」トコトコ
絵里「覚悟しておくわ…」トコトコ
穂乃果「よーし、頑張るぞー!」ダーッ
サザァ…サザァ…
凛「……」
俺「凛ちゃん、いつまで海見てるの?みんなに置いてかれてるよ!」
凛「あっ、ごめんにゃ」
ヨーシ、ガンバルゾー!
凛「ふふっ、穂乃果ちゃんやる気満々だね!」
俺「凛ちゃんも頑張ってね」
凛「うん、もちろん頑張るよ!でも…俺くんが応援してくれたらもっと頑張れるにゃ!」
俺「当然、応援するよ!」
凛「じゃ、じゃあ…ちょっと顔近づけて欲しいにゃ…」テマネキ
俺「え、なに?」スッ
凛「…えいっ!」チュッ
俺「っ!?//」
凛「よーし、これでもっと頑張れるにゃ!」ニコニコ
俺「り、凛ちゃん…//」
凛「大好きだよ、俺くん!」ニコニコ
fin
これにて一応終了です。なんとか最後まで書ききれました。
読み返すとめちゃくちゃな部分が結構あったりして、力量不足を痛感しております…
今作の続きか、はたまた全くの別物なのかはわかりませんが、いずれ2作目の執筆にも取り掛かりたいと思っています。その時は是非読んでいってください。
コメントくださった方、最後まで読んで下さった方、本当にありがとうございました!
>>120
お疲れ様でした。今度から書き溜めてみると負担も減るかも
お疲れ様、面白かったよ!また書いてね
コメントありがとうございます。次回作についてですが、今作の続編としてのアイデアが浮かびました。もしかしたらそれで書くかもしれません。どちらにせよもう少し時間を頂くことになると思います。
続編について何かアイデアがあればご教示ください。
次回作について纏まるまでHTML化はしないつもりです。
リア友数人から続編が読みたいという声が出たので書くことにしました。ネタもある程度纏まりました。乞うご期待!
このSSまとめへのコメント
処女作でこんだけ書けたら大したもん。まだまだな部分もあるけどね。
後日談みたいっす
みんなにバレる下りも欲しい
おもしろい
個人的には名作の域です
続編も読みます
駄作
度の越えたご都合は不快感しか生まれないってのが良く分かった
頑張ったけど10レス分くらいしか読めんかったわ
駄作
5、6は読者としてのセンスがない
良作
めっちゃきれいな終わらせ方だった
神作
※9
それは言い過ぎだろ
まあ良作レベルだな
続編荒らされててワロタ