黄川人「なんだい?そんな驚いた顔してさ。」
初代当主様「いや………何で、あなたが」
黄川人「これも神々の遊びの一つってヤツなのサ」
わかると思いますが俺の屍を超えていけのSSです
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黄川人「ところで、ボクはお腹が空いてるんだ。何か食べ物はあるかい?」
初代当主様「………もうお昼時だものね。イツ花、ご飯の用意をしましょう」
イツ花「あ………わ、わかりました当主様っ!」
子孫「………黄川人、てめぇ……!」
子孫2「お、落ち着いてよ。おっちゃん!」
子孫「落ち着いてられるかよ!よくも、俺たちの前に現れることができるな!」
すげー好きだったのにリメイクと2は結局買わなかったな
2はともかくリメイクは買うといいぞ
黄川人「そんなに怒るなよ。ボクだって驚いてるんだ。姉さんが思いつきで決めたんだよ。
『もう1度、やり直しましょう』
ってさ。」
子孫「何をごちゃごちゃ言ってんだ!表でろ!」
子孫2「おっちゃん、やめてよ!」
黄川人「キミたちの気がそれで晴れるならそうするよ」
「喧嘩っ早い子孫と黄川人のケンカだぞー!」
「どっちが勝つと思う?」
「黄川人じゃね?」
初代当主様「静まりなさい!ほら、あんた達はイツ花の手伝いでもしてきなさい。あと、黄川人と子孫は部屋ン中戻りなさい。説教の時間よ。」
子孫「げぇっ!?ま、マジかよ!」
子孫2「初代のお説教。長いんだよね……」
初代の子供「母さん、泣き虫子孫に優しくしてやってね。」
子孫「泣き虫じゃねーっつーの!」
初代当主様「あんた達、こっちの部屋に来なさい。」
黄川人「ほーんと、ここは賑やかだねぇ………」
初代当主様「ほら、あんた達。ご飯よー。」
子孫「………今日は特に長かったな……。」
子孫2「まぁまぁ、おっちゃんが悪いんだもん。当主様のお説教が長くなるのは当然だよ。
俺屍SSとは珍しい
わかりません
黄川人「で、キミ達は気づいているのかい?この世界が、変わってるってことに。」
初代当主様「………何言ってるのよ。特に変わりないじゃないの。」
黄川人「まぁ表面上はそうだろうね。
姉さんは、もう1度やり直すってさっきボクが言ったろ?そのやり直し方ってのが驚きサ。
この先は聞きたいかい?」
初代当主様「………勿体ぶらずに教えなさい。」
黄川人「ボクをキミ達一族の一員にして、新たに作られた朱点童子を倒すっていうのだ。
これには他の神達も大賛成だったらしいよ。………まぁ、ただの暇つぶしだったんだろうね。」
初代当主様「………新たな朱点童子はどんなヤツなのですか?」
黄川人「姉さんも意地悪で、それについては全く教えないでこの家に放り投げたんだ。………少しぐらい情報を与えてくれてもいいのにさ。」
黄川人「ということで、この先はどうなるか、ボクにもわからないんだ。………ご馳走様、美味しかったよ。イツ花姉さん。」
イツ花「え、ええ。ありがとう………ござい……ます。」
子孫2「ねぇおっちゃん。黄川人が言ってた事ってどういう意味なの?」
子孫「えーとな。今まで黄川人が俺たちの命を短くした呪いをかけたんだ。
だけどな、黄川人が言うには、この世界は今までいた世界とは別で、黄川人以外の奴は朱点童子を名乗ってる……らしいぜ。」
子孫2「おっちゃんって、見た目に反して案外説明上手だよね。」
子孫「嬢ちゃんは毎回言葉が一つ多いよな。」
双子が生まれすぎて片方の系統絶やさなきゃ行けなくなったときが辛くてな……。
イツ花「当主様、腹ごしらえもした事ですし今月はバーンとォ!!出陣しますか?」
初代当主様「そうね。……黄川人の実力も見てみたい所だし、準備してからにするわ。」
イツ花「わかりました!準備が出来次第、イツ花に言ってください!」
黄川人「今日はどこへ向かうつもりなんだい?大江山?それとも九重楼?はたまた相翼院?」
初代当主「そうね……。九重楼に行きましょう。私と、あなたとあと子孫と初代子供でね。」
黄川人「ふーん。良ければ、ボクが九重楼にまつわる素晴らしい話を向かいながら、話してやろう!」
初代当主「あなたの話。私結構好きよ?」
???九重楼
初代当主「ここは広いわね。何回か来ているけど油断しないように。」
初代子供「分かってるって、母さん。誰かさんみたいにそんな事はしないよ。」
子孫2「瀕死だっていうのに突っ込んでいった誰かさんとは、私も違うよ!」
子孫「お前ら……」
黄川人「………おや?アレは鬼、だよな。随分と小さいけどさ。」
初代当主「それでも、京の都の害になるかもしれないわ。斬り捨てましょう」
黄川人「おーおー、恐ろしいこった」
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