【ごちうさ】ココアさんの特別な日 (10)
ココ誕SSですが今日で完結しません。
ココアちゃん誕生日おめでとう!
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いつもと同じ時間に目が覚めました。
朝の微睡み、幸せなひととき。
そのままぽーっとしていると、隣で何かモソモソと動くのを感じます。
気になるので顔を横に向けてみます。
盛り上がった毛布、枕に埋まる自称姉の頭。
顔がこっちを向いているので自然に見つめ合うことに。
すやすやと安らかな息遣い、口からはよだれ。
時より発する舌っ足らずな甘ったるい声で彼女がまだ夢の世界に居ることが分かります。
はぁ・・・まったく。
どうしてこの人は自分のベッドで寝ないのでしょう。前に聞いたら
『先に寝ちゃったチノちゃんが袖を離してくれなかったんだよ♪』
なんて笑顔で言ってましたっけ。
私はそんなことしません・・・たぶん。
それにしてもだらしのない顔です。頬が緩みきっています。
もっと顔を近づけます。
幸せそうな表情。どんな夢を見ているのでしょうか。
私も連れていって欲しいです。
ほのかに香る、私と同じシャンプーの匂い。
しばらくすると、すごくドキドキしてきたので終わりにします。
これ以上は私の方が保ちません。
起き上がって静かに、するりとベッドから抜け出し、階段を降りダイニングへ。
お父さんとティッピーにおはようの挨拶。
「チノや、ココアはどうした?」
ティッピーがそう言うので
抱き上げて頭に載せながら
「今日はねぼすけでも許してあげるんです。」
と答えます。
朝食を食べながら、頭の中で今日の計画を改めて確認します。
甘兎庵でココアさんへのサプライズパーティー。
『ココアちゃんをビックリさせたい』と千夜さんが提案してくれました。
まさか1日貸切になるとは思いもしませんでしたが・・・
これを知ったらココアさんはどんな顔をするでしょうか。
きっと凄く驚くでしょう。そのためのサプライズですから。
でもわたしが一番見たいのは・・・笑顔。
ココアさんの笑顔を見ていると、
胸の辺りがとっても暖かくなって幸せな気持ちになるんです。
私は知っています。これがどういうものなのか。
私は知っています。これがとっても甘いものだということを。
ふと、冷蔵庫に寝かせてあるケーキのことを思い出します。
この日のために作った、バースデーケーキ。
ふわふわのスポンジと、真っ白なホイップに、たくさんのフルーツ。
中央にはリゼさん特製のメッセージプレート。
『Happy Birthday!』という文字に加えて
ココアさんの似顔絵が、とても丁寧に描かれています。
とってもかわいらしい、チョコレートの中のココアさん。
たべてしまいたい。
・・・ハッと我に帰ります。何を考えているんだ、わたしは。
改行してくれ
読みにくい
すいません。
修正してから投下し直すのでこっちは落とします。
べつにいいのよ
はよ
何にせよ続けてくれ
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