葉山「彩加と」八幡「隼人と」戸塚「八幡と」 (170)
「なあ」
「ん?」
「何?」
三人しかいない真夏の教室で、机に足を乗せながら言う
「なんでクーラーついてねえの?」
六つ並んだ机の上に寝転んでいるヤツが答える
「節電だってさ」
被せるように
「暑すぎるよねえ」
と、椅子を三つ並べて足を伸ばして座っているヤツも言う
「予報だと36度までいくらしいぞ」
「聞くだけで暑くなるな…」
「あははー…」
いつも笑顔を絶やさないヤツもさすがに参っているのか、大きく体を椅子にもたれかける
「お前ただでさえエロいんだからそういうことするなよ」
「せくすぃーでしょ」
「はははっ」
何故夏休みの真っ只中に俺こと比企谷八幡と、葉山隼人と、戸塚彩加が冷房も付いていないクソ暑い教室に閉じ込められているのかというと
「なあ」
「ん?」
「なにー?」
「期末テスト平均未満なの何個あった」
「「全部」」
八幡「俺より酷いな」
補習食らったからなのである――!
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台本形式
キャラ崩壊前提
設定改変
書き溜めてから投下するスタイル
無理!消えろ![ピーーー]!って人はだまってブラウザバック
よーしパパ張り切って荒らしちゃうぞーって人は田舎のおっかさんが泣いてるのでやめましょう
こんな感じでいきます
八幡「プリントが汗でクシャクシャですよ皆さん、せっかく書いた文字が滲んで見えやしない」
葉山「嘘付けハッチーお前が文字なんて書ける訳ないだろ」
戸塚「駄目だよ馬鹿にしたら、名前くらい書けるはずだよ?」
八幡「君達喧嘩が安すぎやしませんかね」
葉山「お前程度の頭でも馬鹿にされてることはわかるんだな」
八幡「取り敢えず死のうか。そこの窓から飛ぶだけさ」
戸塚「ええっ八幡が飛んじゃうのぉ!?」
葉山「見ものだな」
八幡「分かった分かった買ってやるから表に出ろ」
葉山「…」
八幡「…」
戸塚「…」
三人「「「あっつい…」」」
八幡「殺人的な暑さだな」
戸塚「帰りファミレス寄らない?流石に死ねるよ?ていうか死ぬよ?」
八幡「いい感じに教室の空気がギスってるしな」
葉山「暑さは俺達の友情すら溶かしてしまうのか」
戸塚「そんなクソみたいなっていうかクソ話してる暇あったらプリント終わらせちゃおうよ」
八幡「うるせえよクソ野郎」
葉山「死ねよクソ野郎」
戸塚「何なの君達?脳に障害でもあるの?」
八幡「いいからプリント終わらせようぜさいちゃん」
葉山「駄弁ってる暇はないんだよさいちゃん」
戸塚「うわー腹立つなー…」
八幡「…」
葉山「…」
戸塚「…」
「「「あっっっちい…」」」
八幡「さいちゃんワイシャツ透けてえらいことになってるぞ」
戸塚「興奮しちゃ駄目だからね?」
「「うおえっ…」」
戸塚「どういう意味かな?」
八幡「んなことよりこの空気は非常にマズイな…」
葉山「そのうち乱闘でも始まりそうだしな…」
戸塚「真面目にやろうよぉ…」
八幡「そうだな…」
葉山「ああ…」
十分後
八幡「」
葉山「」
戸塚「」
「「「わかんなぁい……」」」
このあとプリント終わらすのに三時間かかった
pm4:00
職員室
葉山「終わったー!」
八幡「いぃやっふー!」
戸塚「あーきはーばらー!」
八幡「俺妹ぅー!」
「「「HAHAHAHAHA!!!」」」
教師「職員室だから」
「「「アッハイ」」」
駐輪場
八幡「疲れましたでな」
戸塚「んぅっ!」バキバキメキ
葉山「えらい音したな」
八幡「座りっぱだったからな」
戸塚「疲れちゃったけど反復横跳びぃー!」シュタッシュタッ
八幡「楽しそう!俺もやる!」シュタッシュタッ
葉山「…」シュパパパパパパパパパパ
八幡「残像が…」
葉山「まだ四割かな」
八幡「化物だな」
戸塚「せーのっ」
八幡「でも」
葉山「そんなんじゃ」
「「「ダーメ」」」
戸塚「カラオケ行きたいね」
八幡「今から行くか」
葉山「イイネイイネサイッコウダネェ!!」
戸塚「ベクトルパンチ!」
葉山「反射ァ!」
戸塚「ごフゥ☆」
八幡「よくも戸塚を…やってくれたなァー!」
戸塚「ば、馬鹿な、戦闘力が6000、6500、7000うわぁっ!」ボンッ
八幡「くらえ!ベクトルパンチ改!」
葉山「私の戦闘力は五十三万です」
八幡「ごフゥ☆」
葉山「…」
八幡「」死ーん
戸塚「あ、ああ」ガクガク
葉山「帰るか」
八幡「せやな」ヨッコイセ
戸塚「せやせや」ヨッコイショ
葉山「さいちゃん関西弁似合わないな」
戸塚「違和感がすごいよね」
葉山ほうせ
葉山「二行で分かる!」
戸塚「僕たちの家の!」
八幡「位置関係!」
八 葉 戸
家 家 家
道路道路道路
八幡「どう贔屓目に見ても三行だな」
戸塚「厳密に言えば五行だしね」
葉山「なんなんすかこれ」
戸塚「そういえば補習の前に静ちゃんから八幡はそこまで成績が悪くないって聞いたから嘘くさいので期末テストを見に来たんだったね」
八幡「長々と説明乙」
葉山「早く見せるんだよぉ」
戸塚「その『成績の良いテスト』とやらをなぁー」
ドドドドドドド
八幡「ほれ」
葉山「あっさり見せたな」
戸塚「どれどれ…」
現国93
古典73
世界史78
日本史69
地理83
英語W79
英語R 53(max75)
戸塚「あわわわ」
葉山「と、戸塚!」
戸塚「生き残れない…」
葉山「落ち着け!冷静になれ!」
戸塚「ぶくぶくぶく…え?」
葉山「これはあくまでも文系科目の点数だ」
戸塚「な、なら」
葉山「理系科目なら」
戸塚「あ、ああ!」
「「勝てる」」
八幡「あったあった…なんでお前らそんなに生き生きしてんだよ」
葉山「さあ理系科目を見せるんだ」
戸塚「うふふふふ」ペロリ
八幡「さいちゃんは何がしたいんだ…ほれ」
葉山「神よ…っ」
戸塚「こ、これは…!」
八幡「…」プイ
数Ⅱ19
数B 22
生物34
地学32
物理08
科学13
「「…」」
八幡「だから見せたくなかったんだよ…」
「「負けた…っ!」」
八幡「おい待て冗談だろ」
「「物理すら…っ!」」
八幡「今世紀最大の衝撃だよアホ共」
書き溜めがなくなっちゃった
てへ☆許してぴょん(たくましい顔で)
多分次回は一、二週間後くらいになると思います
うまくいけば明後日くらいです
ではでは
あ、キャラ設定をば
比企谷八幡
主人公
若干アホ
特に嫌な思いとかしてないので目が綺麗
謎の統率力とカリスマを持つ
イケメン
葉山隼人
八幡の親友A
アホ
運動神経抜群というか人外
イケメン
戸塚彩加
八幡の親友B
アホ
周りから女の子みたいと言われて育ったのでどっちもいける(性的な意味で)
原作より色っぽいというかエロい
堕天使戸塚
小悪魔戸塚
戸塚あぁ(ry
海老名さん、早く続きをお願いします(ホモ
この三人より更に残念な材木座と戸部がいるんですね
4割わろた
次はよ
ワロタ
期待
乙です!
ブラウザバックって言いたがりの作者は内容とは別のとこで痛い言動が多い傾向がある
とりあえずこの二人は絶対戸塚とエロいことをしたことがある
んでたまに思い出して後悔すると共に興奮してる
数時間後
pm9:00
八幡「古今東西ぃー」
「「いえー!」」
八幡「十文字以上の長い地名ぇー」
「「いえー!」」
八幡「ボスニア・ヘルツェゴビナ」
葉山「スリジャヤワルダナプラコッテ」
戸塚「セントビンセント及びグレナディーン諸島」
八幡「朝鮮民主主義人民共和国」
葉山「グレートディバイディング山脈」
戸塚「グレートアーテジアン盆地」
八幡「北オセチア・アラニヤ共和国」
葉山「ゼムリャフランツァヨシファ」
戸塚「クラスノヤルスク」
八幡「さいちゃん負け」
葉山「九文字だな」
戸塚「あ」
八幡「まだまだだね」
葉山「俺様に酔いな」
「「うおえっ」」
葉山「違う、そうじゃない」
戸塚「くそぅ…もう一回!」
八幡「じゃあ…古今東西ぃー」
「「いえー!」」
八幡「外なる神の名前ぇー」
「「いあ!いあ!」」
八幡「アザトース」
葉山「ヨグ=ソトス」
戸塚「アブホース」
八幡「ニャルラトホテプ」
葉山「ダオロス」
戸塚「トゥールスチャ」
八幡「ウボ=サスラ」
葉山「チャウグナーフォーン」
八幡「隼人負け」
戸塚「丘より来るヤツは外なるじゃないよ」
葉山「なんで君達の知識はそんなに偏っているんだい?」
八幡「おまいう」
戸塚「ほんとおまいう」
とつはち「「いえーい!」」ハイタッチ
葉山「SAN値が大分下がったよ」
戸塚「さぁダイスロールを」
八幡「ああ、窓に!窓に!」
戸塚「いあ!いあ!」
葉山「なんだこの空間…」
このあと滅茶苦茶脱衣系ゲームして後悔したり公開したりした
あさ
am8:00
戸塚「zzz」
デ・・・・・・・・デン
戸塚「zz…」
デデン……デン
戸塚「うぅん…」
デデンデンデデン
戸塚「…なんだよもぅうわああ!!」
八幡⇒/ ̄ ̄\
/ ⌒ ⌒ \
デデン | ( ●)(● ) |
. デンデデン♪ l (__人__) │
| `⌒ ´ | ____
| |/ \
ヽ / ─ ─ \ ))
(( ヽ ./ (●) (●) \
/ | (__人__) | デデ ン
. / \ `⌒´ ,/ デンデデン♪
. __/ / ./ ( ←葉山
(( 〈__/ノ / \
/ __/ / \ \_
(( 〈__/ノ ノ.\__ ノ ))
\___ノ / /⌒\ /
ノ ノ )| \
レ´ ^ レ.\___ノ\ l
ノ ノ ) ノ
レ´ ^ レ´
八幡「デデンデンデデン」
葉山「デデンデンデデン」
「「アイルビーバァック……」」
八幡「デデンデンデデン」タイシュツ
葉山「デデンデンデデン」タイシュツ
パタン
戸塚「えぇー…」
八幡「フェイントエェッグ!」ヒュッ
戸塚「ぐえっ」パキャァ
戸塚「卵だこれ!うわすごいどろどr」
葉山「二?決殺!」ヒュッ
戸塚「ぶちのめすよ!?」パキャァ
戸塚「……」ネトォ
戸塚「べっとべとだ…」ネチャァ
葉山ハウス
八幡「よし」
葉山「よし」
>>19
×葉山「二?決殺!」
〇葉山「二撃決殺!」
からおけ
am11:30
八幡「だから格好つけないできっと花は咲くはずさ」
葉山「love and rock love and rock peace」
98点
八幡「それなりだな」
葉山「まあまあだな」
戸塚「いやいやプロレベルだから…」
――
葉山「走れ!高速の!帝国華撃団!」
戸塚「唸れ!衝撃の!帝国華撃団!」
93点
八幡「フッ」
戸塚「くっ」
――
八幡「呼ばれて飛込め魔法陣!」
八幡「暴走コースで攻めたってギリギリアウト大遅刻!」
96点
八幡「…」ドッヤァァ
戸塚「…チッ」
――
戸塚「受信してるかなと接続してみると」
戸塚「みんなが避ける中でぱちくり見ているあなたがいたから」
97点
戸塚「…ンフーッ」(ややオーバーに肩をすくめる)
八幡「…ペッ」
葉山「君達僕を忘れてないかい?」
8文字じゃない?
九時間後
八幡「いやあ歌った歌った」
戸塚「喉が痛いよ」
葉山「疲れた」
戸塚「お腹減った…お腹減らない?」
八幡「申淫N」
葉山「別淫O」
八幡「えぇ…(困惑)」
葉山「腹減ったよ」
戸塚「冗談抜きでね」
八幡「サイゼ行くか」
葉山「構わんよ」
戸塚「異議なし」
八幡「行くべ」
道中
八幡「来週海だな」
葉山「急にどうした」
戸塚「いや行く予定はあったけどね?」
八幡「いや愚鈍な貴様達のことだからどうせまだ何も準備していないんじゃないかと思ってな」
葉山「した」
戸塚「した」
八幡「つまんねぇ連中だな」
葉山「だが?」
戸塚「それが?」
八幡「いい」
「「「いえーい」」」
通行人(なんだあいつら)
サイゼ
八幡「はいサイゼに着きました」
戸塚「出た最終奥義状況説明」
葉山「ハッチーの最終奥義だけあってしょぼいな」
八幡「…」
葉山「おいおいどうしたんだいハチ」
戸塚「急に俺たちに中指突き立てたりして」
葉山「これが噂のジャパニーズサムライってやつか?」
戸塚「何言ってんの隼人」
八幡「うわキッモ」
葉山「突然の裏切りに動揺を隠せない」
今日はここまで!終わり!閉廷!
どうでもいいことですが>>1もアホなので追試を喰らいました
無事終了いたしました(色んな意味で)
アホという自虐ネタだろうが普通に納得
追試頑張れ
そうか、これが「作家は自分より頭の良いキャラが書けない」というやつか!(違
乙です
これ前に八幡と隼人が親友設定でバカしまくるss書いてた人か?、
そうであってもそうでなくても期待しかないが
乙です!
追試頑張って
ん?今
おつ
サイゼ
サンメイサマゴアンナイデース
八幡「学校どうよ学校」
葉山「何がどうなんだい?」
コチラデヨロシイデショウカー
八幡「学校内恋愛的なのは」
戸塚「気になってる人ならいるよ」
ゴチュウモンオキマリニナリマシタラ(ry
葉山「恋人だなんてパパ許さないぞ」
戸塚「馬鹿は黙ってて」
戸塚「海老名さんっているじゃん?」
八幡「海老名…三浦とつるんでる?」
戸塚「そうそう」
八幡「へー…意外だな」
葉山「そうか?」
八幡「黙ってろ馬鹿、さいちゃんは三浦のほう選びそうだと思ったけど」
葉山「というか男子を選ぶのかと」
戸塚「いい男がいないからねぇ」
葉山「ここと」
八幡「ここに」
戸塚「はいはい、でね」
葉山「ちょっとさいちゃんノリ悪くなーい?」
八幡「マジノリ悪いんだけどー空気読めって感じー」
戸塚「殴るぞ」
八幡「サセンス」
葉山「ウッス」
戸塚「なんか僕と似てるじゃん?海老名さんって」
八幡「確かに」
葉山「言われてみれば」
戸塚「だから趣味とか合うんじゃないかなーって」
八幡「…」
―
戸塚「はやはちキマシタワー!!」
―
八幡「…無いな」
葉山「いや…」
―
戸塚「とつはち!はやとつ!」
―
葉山「なしだな…」
戸塚「?…そういう八幡はどうなの?」
八幡「俺は…」
葉山「川崎さんだろ」
八幡「やめてよあの子怖いんだよ」
葉山「お前結構川崎さんに見られてるよ」
八幡「げ、マジ?」
葉山「マジマジ」
戸塚「でも川崎さん美人だよね」
八幡「ああいうクール系の人好きなんだけどなぁ」
葉山「分かる」
戸塚「でもお弁当は流石に引いたよ」
葉山「白米に赤くLOVE」
戸塚「ケチャップかな?」
葉山「ある意味ケチャップだったネ」
八幡「なんか今も見られてる気がする…」
八幡「で、葉山が一色と」
葉山「あの子怖いんだけど」
戸塚「愛されてるってことだよ」
葉山「いや流石に五万円で一晩買いますとか言われたら引くわ…」
八幡「一時間でもいいんでは笑った」
戸塚「ドン引きですよ」
八幡「目が血走ってたからな」
戸塚「足りませんか!?体で払います!」
八幡「愛されてるねぇ」
戸塚「愛されてる愛されてる」
葉山「くそうここぞとばかりに…」
注文後
八幡「結局普通が一番なわけですよ」
葉山「さすがに同意せざるを得ない」
戸塚「なんでそんなことになったの?」
八幡「川崎が一人でいたから話しかけてたらある日いきなりああなった」
葉山「一色が女子たちにハブられてるのを見て慰めたら次の日ああなった」
戸塚「人間ってこわいね」
八幡「好奇心に負けた今は後悔している」
葉山「善意でやった今は後悔している」
乙です
>>1はホモ
川崎の弁当すごい気になるんだけど…
あのホモくさいタイトルなのにホモじゃなかったあれの作者か。期待する
八幡と葉山が親友なの書いてた人かあ
川崎さんはまた病んでるんですね
オマタセイタシマ(ry
葉山「なんていうかさぁ、自分としては何も特別なことはしていない訳よ」
戸塚「はぁん」
八幡「正直さいちゃん興味ないだろ」
戸塚「はい」
葉山「素直でよろしい」
戸塚「僕はモテませんからね」
八幡「嘘だぞ一週間に一回は下駄箱にラブレターが入ってるぞ」
葉山「六割が女子」
八幡「四割が男子」
戸塚「過半数が女子だよやったね」
八幡「おかしいな普通は男子から告白されるなんて経験は一生に一度あるかないかだよ?」
葉山「アブノーマル戸塚」
戸塚「どうも両刀使いです」
八幡「ルビはツインソードマスター」
葉山「ダメルじゃねーか」
―閑話休題―
戸塚「ていうか今思い出したけどここファミレスだった」
葉山「なんという話をしてるんだ俺たちは」
八幡「そろそろ帰るべ」
葉山「そうだな」
オカイケー(ry
店の外
八幡「夜でも暑いな…上着脱ご」ヌギー
葉山「俺も」ヌギー
戸塚「ホモかブフゥッ」
八幡「どうしたさいちゃん」(Tシャツ:白地に黒文字で「おにぎり」)
葉山「どうした急に吹き出して」(Tシャツ:白地に黒文字で「破壊神」)
戸塚「Tシャツやめて…笑う…」プルプル
八幡「おかしな奴だな」(Tシャツ背中側:白地に黒文字で「おかか」)
葉山「全くだな」(Tシャツ背中側:白地に黒文字で「救世主」)
戸塚「あはっ!駄目だっ!あっははは!ははっははは!」
葉山「満足したから帰るか」
八幡「帰ろうか」
戸塚「上着っ!着てよっ!はははは!」
翌日
八幡ほうせ
am9:25
八幡「練り消し作りに関しては~匠と呼んでくれて構わない~♪」
ピンポーン
八幡「おっ留守狙いの泥棒さんかな?残念だが俺がいる」
ガチャン
八幡「はい」
川崎「来ちゃった…」
ガチャン
八幡「クールになれ比企谷八幡幻覚だ白昼夢だそうだ今朝食べたヨーグルトが悪かったのかもしれない」
ピンポーン
八幡「そうと決まったらヨーグルトを買い込まなければ」
ピンポーン
八幡「違うあれだ、あの、ほら」
ピンポーン
八幡「あの」
ピンポーン
八幡「助けてください…」
ピンポーン
ガチャン
八幡「はい(小声)」
川崎「ここが八幡の家なんだ…」
八幡「あの…」
川崎「ああごめんね急に来ちゃって」
川崎「小町ちゃんからお昼作ってあげてって連絡来たの」
八幡「小町ェ…」
川崎「大丈夫だよ、今日は何もしないから」
八幡「…」
川崎「…今日も何もしないから」
八幡「…せめて連絡入れてから来いよ」
川崎「…いいの?」
八幡「じゃあ駄目だ」
バタン
川崎「…」
川崎「…」ウルウル
ガチャン
八幡「早く入れよ…」
川崎「!」パアァ
川崎「お、お邪魔します!」ニコニコ
八幡「…ったく」
比企谷ルーム
葉山「ラブラブですなぁ」
戸塚「壁が欲しい」
葉山「普段は可愛いんだけどね」
戸塚「スイッチが入らないことを祈るよ…」
――
八幡(聞こえてただろうなぁ…)
川崎「八幡」
八幡「あん?」
川崎「食器とかってどれ使えばいいの?」
八幡「特に使うなっていうのはない」
川崎「…八幡の箸ってどれ?」
八幡「…あぁ大丈夫だ俺が持っていく」
川崎「…共同作業だね」エヘヘ
八幡(普通にしてたら可愛いんだけどなぁ…)
――
葉山「雲行きが」
戸塚「これは荒れるね…」
――
カレー
八幡「…」
川崎「ど、どう?」
八幡「川崎…」
川崎「何?あ、もしかして美味しくなかった…?」
八幡「いや、美味しいよ?カレー専門店開けるレベル」
川崎「大げさだよ」
八幡「…で何入れた?」
川崎「八幡への愛」ウフフ
八幡「吐いてくる」
川崎「が、害はないから平気だよ!」
八幡「…」
食べきった
川崎の手に絆創膏が巻いてあったが来た時から付けていたと思いたい
――
戸塚「液体かな?」
葉山「液体だな」
――
川崎「じゃあ」
八幡「じゃあな」
ガチャン
八幡「…」
八幡「疲れた…」
ハルヒとかアイマスでもあったけどファミレスで壊れ話するシリーズって息長いよな
乙です
最終奥義状況説明に見覚えあったがやはりあの作者か
乙
あくしろよ掘るぞ
やべーぞホモ翌湧いてんぞ。早く書かないと掘るぞ。
八幡「精神的疲労」
葉山「腹筋崩壊」
戸塚「爆笑」
八幡「我皆殺」
葉山「いやあ愛されてますねえ八幡くん」
戸塚「羨ましいかぎりですわ」
八幡「胃が痛い」
戸塚「小町ちゃんはいい妹ですか?」
八幡「いい妹です(小声)」
葉山「このぶんだと一色も来ちゃったりしてな」
八幡「フラグ建築乙です」
戸塚「何故自ら死ににいくのか」
葉山「んなわけ」
ピンポーン
葉山「お、やべえぞ」
八幡「回収までが早い」
戸塚「さすが一級」
葉山「いや川崎さんが忘れ物しただけじゃない?ここ八幡ハウスなんだし」
八幡「行ってくる」
…
ハヤマセンパイイマスカ!イルヨマッテロヨ
…
葉山「ダメみたいですね」
戸塚「いってらっしゃい」
葉山「逝ってきます…」
八幡「モテる男は大変だな」
葉山「本当にな」
次の日
八幡「夏だ!」
戸塚「夏休みだ!」
葉山「補修だぁ!」
八幡「やけくそだぁ!」
戸塚「やってらんない!」
教師「職員室だから」
「「「うす」」」
教師「じゃあこのプリントね」
戸塚「Q」
葉山「ああっあまりのプリントの多さに戸塚が倒れてしまったぞ」
八幡「これは枚数をへらしてもらうしかない」
教師「いいけど赤点ね」
葉山「オラァ!起きろ戸塚ァ!寝てんじゃねぇ!」
八幡「起きろって言ってんだよ殺すぞ!」
教師「職員室」
「「アッハイ」」
教室
八幡「パパッと終わらせて帰ろうぜ」
葉山「そうだな」
戸塚「二人共現実を見ようよ」
八幡「何言ってんだよ戸塚この教室には俺たち三人しかいない、そうだろ隼人」
葉山「その通りだ八幡、この空間には俺たち三人だけ、よって後輩やら同級生やらがいるはずもない」
戸塚「いるから、君たちの隣に、すごい格好で君たちにくっついてるから」
葉山「いない」
八幡「いない」
「「いる(います)よね」」
「「話しかけんな!」」
戸塚「なんでもいいけど、いや何も良くないね、なんでいるの?」
川崎「先生から教えてやれって」
八幡「解せぬ」
一色「先生から面倒見てやれって」
葉山「解せぬ」
一色「言われた気がしたからきました」
葉山「んんこれあかんやつやで」
八幡「僕たちこっちでプリントやってるから」
戸塚「頑張ってください」
葉山「ひゃあおったまげた」
川崎「寒いからそっち詰めるね」
八幡「おっとおかしいな今は夏で冷房も付いていないはずだぞ」
戸塚「お幸せに」
八幡「ヒィィこれは本気で言ってる顔だ~」
川崎「戸塚…くんに聞きたいんだけど」
センパイ!ワタシノカラダヲスキニシテホシインデス!
戸塚「あはは、その呼ばれ方新鮮だな~…で、なになに?」
マニアッテルカラ、ホントニマニアッテルカラ!
川崎「八幡って何か、嫌いなものとか、苦手なものとかあったりするの?」
エンリョシナクテダイジョウブデス!アッ、オカネハラッタホウガイイデスカ!
戸塚「そうだね~…ハッチーは麺類すすれないんだよ」
エンリョトカジャナクテネ!ホラ!リョウシンニモモウシワケナイシ!
八幡(墓穴掘ったな)
戸塚(墓穴だね)「パスタとかはすすらないから平気なんだけどね、ラーメンとか蕎麦は駄目なんだ」
川崎(墓穴だ)「そうなんだ…」
なんだこれは((歓喜))
セセセセンパイ!ケケケケッコンダナンテ!
八幡「すすろうとするとむせるんだよ…」
クッソボケツホッタヨチクショウ!アッセンセイ!センセイ!タスケテ!
戸塚「好き嫌いとかは特にないからね、それぐらいだよ」
アー・・・ホドホドニナ
川崎「そう、ありがと、戸塚…くん」
アノキョウシセイトヲテンビンニカケヤガッタ!
戸塚「呼びにくかったら戸塚でもいいよ?なんなら名前でもいいし」
ダメデス!ガマンデキマセン!センパーイ!
川崎「じゃあ、八幡と同じでさいちゃんって呼んでいい?」
戸塚「それはダメ」
…
八幡「…」
ア、アノ、センパイ・・・?
川崎「…」
川崎「そう…ごめんね」
八幡「…」
・・・アア、ゴメンネ、ダイジョウブ
八幡「…まあ、下の名前で呼んでやれ」
川崎「そうするよ、よろしくね、彩加」
戸塚「こっちこそよろしくね、川崎さん」
八幡(…お?これ外堀から埋めに来てね?)
川崎「…」ニヤッ
八幡「わあお」
―――――
葉山『約束な』
戸塚『特別ってことだね』
八幡『特別というか唯一だな』
葉山『良いと思う、俺もそのくらいお前たちのこと好きだし』
戸塚『そうだね』
八幡『そっか』
葉山『そうだよ【ハッチー】』
八幡『センスないなお前』
葉山『じゃあハッチーは俺をなんて呼ぶんだい?』
八幡『そうだな…【ヤマハ】とか』
葉山『お前、ハッチーのほうがセンスないだろ!』
八幡『そうだな、俺、センスねえな、くははは』
葉山『ハッチーはセンスないからヤマハ禁止な、隼人って呼べ』
八幡『了解了解』
戸塚『ハッチーセンスないねぇ』
八幡『うるせぇ、お前なんか【さいちゃん】だ』
葉山『シンプルイズベストだな』
戸塚『可愛くていいね』
『『『………』』』
八幡『こういうの、いいな』
葉山『ああ、なんというか、ワクワクする』
戸塚『恥ずかしいけど、本物だよね』
八幡『本物…そうだな、本物だな』
葉山『本物かぁ、いい響きだな』
戸塚『てことでこれからもよろしくね、ハッチーに隼人』
葉山『そうだな、さいちゃんにハッチー』
八幡『よろしくな、さいちゃんにヤマハ』
葉山『笑わせんなよ!』
戸塚『あっははは!』
八幡『っははは!』
―――――
次の週
八幡「青い空ッ!」
葉山「白い砂浜ッ!」
戸塚「海だぁー!」
「「「いやっふー!!」」」
八幡「で」
葉山「なんで君たちおるん?」
川崎「来ちゃった///」
一色「来ちゃいました///」
小町「説明しよう!」
八幡「妹よ久しぶりな気がするのは気のせいか」
小町「基本的に小町の出番が少ないからね…それはさておき!」
葉山「ASAP説明を」
小町「戸塚さん上着てくださいよ…」
戸塚「別に見られて困るものじゃないしね」
小町「わたしが困るんですよ…」
八幡「んなこたどうでもいいんですよ小町さん」
小町「何も良くないよお兄ちゃん…まあ説明すると長くなりますが」
葉山「三行で頼んだ」
小町「車のスペースには大分余裕が有る
小町の友達なら呼んでも問題なし
小町の友達なら宿泊費も出しちゃうよ
みんなハッピー」
小町「選んでるよ?」
八幡「厳選しろし…個体値も見ろし…」
小町「6Vくらいはありそうだよ」
八幡「この外見詐欺っ…!」
川崎「は、八幡、人前で嫁にしたいだなんて…///」
八幡「んん話のわからん子やで」
葉山「小町ちゃん一色…さんとも知り合いだったんだ」
小町「小町の先輩ですからね」
一色「やだなぁ葉山先輩人前だからってそんなに他人行儀にしなくてもいいんですよ?」
葉山「苦労したんだね」
小町「小町の学校にいた頃はまともでしたから」
戸塚「さらっとひどいね」
小町「事実ですし」
戸塚(兄妹だなぁ…)
八幡「謀ったかのように誰もいないな」
小町「うちの人たちも、隼人さん彩加さんの両親の方たちも」
『海で遊ぶって年でもないからね…若い人たちだけで楽しみなよ』
小町「と言って宿に戻っちゃいましたしね」
八幡「まあ早い話がこの海岸線には俺たち六人だけしかいないってわけだな」
葉山「…」
一色「…ハァハァ///」
川崎「…///」
―――――
一色「あははは、葉山せんぱーい、まってくださーい」
葉山「海辺でおいかけっこってこんなに怖かったっけ…!」
―――――
川崎「八幡、オイル塗ってあげる」
八幡「ははは川崎、俺にオイルを塗るのに自分に塗る必要は微塵もないだろう」
川崎「女子に言わせる気?」
八幡「川崎?オイルを塗るのに水着を脱ぐ必要はどこにもないぞ?」
川崎「その、初めてだから…///」
八幡「川崎、おいかけっこしようか」
―――――
戸塚「一色さん早いね」
小町「隼人さんも相当早いはずなんですけどね」
戸塚「あー捕まりそう」
小町「あれ二人共水の上走ってません?」
戸塚「凄いねぇ一色さん、隼人以外で水の上走れるの初めて見たよ」
小町「あっちゃー捕まりましたね」
戸塚「完全に油断してたね、あれ」
小町「まあ水の上走れるとは思いませんもんね、普通」
戸塚「うわ八幡卑怯だなぁ」
小町「うまく地形を使ってますね、足を取られやすい場所を選んで走ってます」
戸塚「川崎さんは、うん」
小町「あー…まあ、体力なさそうですからね、短期決戦ですかね」
戸塚「一色さんはなんなんだろう、確実に人間やめてるよね」
小町「川崎さんもたいがいですけどね」
戸塚「短期決戦だね、あれ」
小町「浮いてません?あれ」
戸塚「砂で走りづらいんなら、浮けばいいってことだね」
小町「あー捕まった捕まった」
戸塚「岩場に引きづられていったね」
小町「隼人さんと一色さんも違う岩場に行きましたよ」
戸塚「勝負有りだね」
小町「ですね」
戸塚「でね、小町ちゃん」
小町「はい?」
戸塚「この手錠とってくれない?」ジャラ
小町「嫌だなぁ彩加さん、せっかく結ばれたんですから、もっと楽しみましょうよ」ジャラ
戸塚「あはは」
小町「うふふ…行きましょうか」
ズルズル
戸塚(二人もこんな気持ちだったんだ…)
いま
乙!
この超積極的サキサキ大好きやで!
あわわわわわ
酉外してなかった上にsageれてなかったすみません!
半年ROMってます(土下座
なんでもするって
>>69のスレ全部ブクマしなきゃ(使命感
>>70
アッ!川崎好きの人だ!
あく続き書けよズボン脱いでるから寒いんだよ
>>1は早よ続き書けよお前のパンツで抜くぞ
>>74
やだ!小生やだ!
おまけ投下します
八幡「調理実習だぞえ」
葉山「頑張るぞー」
戸塚「サボるぞー」
八幡「おいおいどうしたさいちゃん初っ端からテンション低いな」
葉山「そうだぞ実習だぞもっと楽しもうぜ」
戸塚「うるさい女子力激高男子共」←料理苦手
八幡「さいちゃんの外見で料理できないってある意味詐欺じゃね?」←料理得意
葉山「この外見詐欺師!」←料理趣味
戸塚「腹立つなぁ…この面子で僕することある?ないよね?」
八幡「正直無い」
葉山「無い」
戸塚「こいつら…じゃあ味見係やるね」
「「雑用」」
戸塚「ぁぃ」
―――――
戸塚「テーマはオムライスだよ」
八幡「じゃあ俺チキンライス作るわ」
葉山「任せる、じゃあ卵焼きやる」
戸塚「じゃあ味見を」
「「材料取って来い雑用」」
戸塚「厳しいよぉふぇぇ」
―――――
八幡「雑用たまねぎ取って来い」
葉山「鶏肉も」
戸塚「はい!」
じゃがいも、豚肉
葉山「置いてある方も置いてある方だし取ってくる方も取ってくる方」
八幡「お前の目は節穴か」
―――――
八幡「さいちゃん塩取って塩」
戸塚「はい!」
酢
八幡「せめて砂糖持ってこいよ!」
―――――
葉山「さいちゃんバター持ってきて」
戸塚「はい!」
溶けるチーズ
葉山「リアクションに困るやつは持ってくるなよ!」
―――――
ワーワーギャーギャー
川崎「…」カカカカカカカカ
海老名「か、川崎さーん、手元見ないと危ないよ~」
三浦「隼人の班ガン見だし…しかも高速でみじん切りしてるし…」
川崎「ごめん鼻血が」ボタボタ
「「擬態しろ!」」
―――――
八幡「できたな」
葉山「六割ハッチーで四割俺かな」
八幡「よせやい」
戸塚「僕は?」
「「…」」
戸塚「ごめんなさい…」
今日はこれで終わり!本当に終わり!
葉山加えて男達で馬鹿話系の一発ネタだと雪ノ下陽乃が逮捕されてから二年後ごっこが一番くすっときたなあ
乙です
なんたろ流れにクスってきた
>>74
この脅し文句怖すぎて草
`・+。*・ (´・ω・`)
。*゚ 。☆―⊂、 つ >>1さんおつか~れ
。*゚ : ヽ ⊃
`+。**゚**゚ ∪~
>>1はさいちゃんだった…?
>>80 kwsk
乙
続き期待
>>86
ハメの大学生活のやつじゃないかな。八幡葉山材木座で貧乏同居生活してるやつ
ファミレスでごはん食べたら深夜料金分うっかりしてて足りないお金を川崎に持ってきてもらうまでの時間潰しに
陽乃が逮捕されて二年経ったがとか馬鹿話してたってだけの
やべえよ…しばらく時間とれそうにねぇよ…
二週間くらい来れないかもしれない
すいません!許してください!下5くらいまででお題出してくれれば書きますから!
女三人がファミレスで男衆の好きなとこを語ってる。それを近くの席で聞いている三人とか
何でだ!?すまん、酉が…………顕示欲とかのつもりじゃないからねm(_ _)m
今回はsage忘れてないから勘弁してけろ
待ってるで
エロ本やビデオの好みのジャンルとか女優のタイプとかフェチとかについて語る3人
>>90
だからあんたは早くサキサキと八幡の幼馴染SSを書く作業に戻るんだ
過去編
ただいま
いやーようやくひと段落したよ
またちょくちょく投下していくからよろしく
>>90
んもー川崎イッチはお茶目なんだからー
あとおまけは本編終了後に投下する
なんとか貞操だけは死守した
貞操だけは
ホテル
男共の部屋
八幡「…海が、綺麗だな」
葉山「…俺たち、色々な物を失ったんだな」
戸塚「…空の青さが、目に染みるよ」
八幡「気分転換しに行くぞ」
「「うーい」」
ゲームコーナー
八幡「割と揃ってるな」
葉山「入れ替えたのかもな」
戸塚「何やるの?」
八幡「お、怒首領蜂」
葉山「大往生か…」
戸塚「ストファだ」
八幡「定番だな」
葉山「もじぴったんとは珍しい」
戸塚「ゲーセン以外で見たことないよ」
八幡「うわスペランカーまで」
葉山「謎の品揃え」
戸塚「あ、この景品ってあれじゃない?」
八幡「おお、あの大人気ラノベ『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』じゃないか」
葉山「GAGAGA文庫より絶賛発売中のあれだな」
「「「みんなも買ってくれよな!」」」
八幡「やるか」
葉山「やろう」
戸塚「やろう」
戦利品
目が腐った主人公のラバーストラップ
闇を抱えた爽やかリア充クラスメイトのラバーストラップ
男の娘(大天使)のラバーストラップ
葉山「似てるような、似てないような…」
八幡「何してる」
戸塚「置いていっちゃうよ」
葉山「ああ悪い悪い」
イヤコイツラオレタチニニテルトオモッタンダヨ ソウカ? イワレテミレバニテナクモナイッテカンジダヨ
??「…」コソッ
戦利品
黒レース系クラスメイトのラバーストラップ
川?「…チッ」
?崎「…」
川?「…」ゴソゴソ
スマホに付けた
?崎「…帰ろ」
後日
八幡「川崎、そのキャラクター好きなのか?」
川崎「別に…なんとなく付けてるだけ」
八幡「その、俺のと交換して欲しいんだが」
川崎「いいよ」
八幡「悪いな」
川崎「ふーん、いいんじゃない?」
八幡「…へへ」
川崎「八幡はそのキャラクター好きなの?」
八幡「ああ、(この作品の中で)一番好きかな」
一番好き イチバンスキ イチバンスキ …
川崎「アガァッ!」ブシュアアアアアア
八幡「川崎!明らかに致死量の鼻血が!か、川崎ィーッ!」
これはまた別の話
男部屋
八幡「そっち行ったぞ」
葉山「行ったぞじゃなくてフォローしろや…!」
戸塚「ちょっと剣士ー邪魔で弓が当たんないんだけどー」
葉山「俺に当たったティガァアアアアアアア」
Hayatoが力尽きた
八幡「これだから素人は」
戸塚「八幡?僕にガンランスを構える必要はないはずだよ?」
八幡「さいちゃん!危ない!」
戸塚「ここでぶっぱする奴が居るかよ…ッ!」
八幡「さいちゃん前」
戸塚「こっち来ないでティガァアアアアアアア」
SAIKAが力尽きました
八幡「ちょっと男子ぃーちゃんと仕事してよぉー」
「「お前のせいだ!」」
葉山「いや待てさいちゃん何お前被害者面してんの?」
戸塚「ぴゅ~」
葉山「吹けていない」
戸塚「(腹パンをレバーにもらい涙目で痙攣する戸塚の図)」
クエストを達成しました
葉山「何ィ!?」
八幡「フー」
葉山「ドヤ顔腹立つ…!元はといえば壁役が引きつけてないからこうなったんだ…!」
八幡「(腹パンをレバーにもらい腐った目になる八幡の図)」
葉山「冷房つけててもはしゃぐと暑いな…」ウワギヌギー
コンコン
葉山「はいはい」
小町「ご飯のじか、ん」
部屋の中
涙目で痙攣している戸塚
腐った目で倒れている八幡
汗だくで上着を脱いでいる葉山
小町「なるほど!!」
葉山「理解が早くて困るよ」
小町「二回戦行きますか!?」
葉山「んん、おかしな子だなぁ」
小町「小町、パパ達に報告してきます!!」
葉山「それはまずいからやめろ」
葉山「ほら、お前たちも何か言えよ」
戸塚「おなかに、ぱんちしゃれた…」
小町「なるほど!!!!!」
葉山「お前の妹おかしいぞ八幡!!!!!」
>>1はヘタレ攻め?ヘタレ受け?愚腐腐腐腐腐
帰るな!
襲え!
>>102
(ホモじゃ)ないです
三十分後
大食堂
ガヤガヤ
八幡「いつものバイキングだな」
葉山「いつも通りだ」
戸塚「何も変わりはないね」
川崎「…」
一色「…」
小町「…」
戸塚「ひぃ~この子達食べようとしてる物が違うよぉ~」
キノウノテレビミター? マジフシギハッケン
戸塚「あいつら生贄にしやがった」
川崎「…」
一色「…」
ダッ
戸塚「走っちゃ駄目だよ」
結局
ハ川 戸小
つくえつくえつくえ
葉一
こうなった
八幡「近すぎませんかね」
川崎「…ハァ、ハァ?」
八幡「呼吸が怖いんうわあ目がハートだぁ」
川崎「あーんして、八幡、ね、あーん」
八幡「あ、あーん」
ぱくり
川崎「~ッ?」ビクンビクン
八幡「待て川崎席を一旦離せ」
ハートが…
こうなった
ハ 川 戸 小
つくえつくえつくえ
葉 一
戸塚「何も解決してない人が一人います」
葉山「そこでさいちゃんが言ったんだ『カニ味噌ってあれ何臓?』ってね」
ドッ
小町「あーんしてください」
戸塚「小町ちゃん?一旦落ち着いt」
小町「しないんですか?」ハイライトオフ
戸塚「あーん」
小町「うふふふ、ふふふふふふふふ」
戸塚(胃が…)
訂正
×川崎「~ッ?」ビクンビクン
○川崎「~ッ?」ビクンビクン
再訂正
×川崎「~ッ?」ビクンビクン
○川崎「~ッ♥」ビクンビクン
男部屋
八幡「美味しかった」
葉山「楽しかった」
戸塚「殴らせて」
八幡「あとは風呂か」
葉山「今日だけは男で良かったって心から思うよ」
戸塚「だけどなんで時間指定されたんだろうね」
八幡「家族風呂なんてのもあったけど、まさかな」
葉山「まさか」
戸塚「もし混浴だったら、私を埋めてくれて構わないよ!」
「「「あははは」」」
風呂
バーン(aa略
八幡「マジで何なの?」
川崎「ふふ、うふふふ、うふふふふふふふふふふ」
葉山「…」
一色「…♥」
戸塚「埋めてくれない?割と本気で」
小町「ふひひ」
八幡「親父達は何をしてるの?不純異性交遊だよ?」
小町「伝言です『青春って、若いっていいよね』だそうです」
八幡「親父ィ…」
今日は終わり
…本番シーンいる?
とつはち?
乙です
いる
今のテンポが好きだからダイジェストか事後で
お風呂
Kapooooon
露天風呂である
夜の海は恐怖と、引き込まれるような引力を感じた
「順番じゃなくてみんな一緒でいいと思うんだけどな…」
『は、八幡!まだ見られながらは恥ずかしいよ…///』
突っ込みどころ満載のセリフを川崎がのたまうが突っ込む余裕は無い
川崎の肢体が扉越しに映る
(うわ脚長)
扉を開けて川崎が俺の方へと近づいてくる
「ど、どうかな」
俺は川崎を直視することができない
「タオルくらい巻けよ…」
全裸だった
いや風呂なのだから正しい格好であるとは言えやはりなんというか
持ちこたえてくれよ俺の理性といった感じだ
「身体洗ってくるね」
一足先に入った俺はもうすでに洗い終えている
背中などは流させない
「その、背中」
「流さない」
「…」
「分かった分かった泣くな泣くな!」
なんだかんだ言って川崎には弱いと思う
というか熱烈すぎるアプローチを除けば川崎はタイプだ
というかヤバい、愛してる
が、俺の強靭な理性は最後の一線を越えることを拒むようにそれを否定していた
「じゃあ、これで」
スポンジを渡される
「分かった」
川崎の背中は非常に白く、さながら芸術品のようであった
髪は首の横から前に下ろしていた
おそらくラノベ特有の髪ガードとなっていることだろう
覚悟を決め、背中にスポンジを当てる
「ひぁっ」
変な声出すな意識しちゃうだろうが
そのまま下の方へスライドさせる
「ひぅっ」
背中全体を傷つけないように優しくこする
「あぁっ」
喘ぐな
軽く力を入れてこする
「んっ」
どんだけ敏感なんだよもぅ
「…終わったぞ」
「…まだ」
「は?」
「身体も、洗って」
「流石に」
「お願い…」
目の中がハートになってやがる
川崎の腕を取りスポンジを這わせる
白魚のような指は家事をこなしているとは思えない細さだ
細いがやや硬さのある二の腕は曲げると力こぶができた
「家事やってると自然と筋肉ついちゃうんだよね…」
「幻滅した…?」
無言で腕を上げさせる
脇は処理をきちんとしているのか、それとも元から生えていないのか、ツルツルだった
ここで問題が生じる
想像して欲しい
川崎は洗っていない方の腕で胸を押さえている
が
着痩せするタイプな川崎はいいものをお持ちのようで
むにゅりと
手が胸の形を変形させている
「うう…」
と恥ずかしそうに身をよじる川崎
(心頭滅却)
脇から腰にかけてのラインにスポンジを滑らせていく
時折川崎がビクンと跳ねるのは心臓と理性に悪いのでやめてほしい
泡まみれになった川崎に反対を向くよう促す
「…まだ」
「は?」
「あ、足も」
持ってくれよ俺の理性
ふくらはぎをスポンジでこする
程よく引き締まった白い足はまるで彫刻がそのまま動き出したかのような美しさと機能美を兼ね備えている
というか何故俺は馬鹿正直に川崎の身体を洗っているのか
考えたら負けなような気がするのでそのままふくらはぎから足にスポンジをスライドさせる
スポンジが足裏に触れた瞬間
「ひぃっ!」
ビクンと川崎の身体が大きく跳ねた
「く、くすぐったい…」
気にせず足の指をスポンジではなく指で洗う
ぬるぬるとした感触と微妙な硬さに若干の気持ち悪さを覚えながら洗う
無心で洗う
「もう、いいだろ…」
流石に太ももとか洗うと理性ブレイク待ったなしなので足を洗い終えたところで切り上げる
「まだ」
「まだって、…」
言葉が続かなかった
川崎は胸を隠していた手を外し、髪を後ろで結んでいた
そのまま空いた手で俺の手を掴み自分の胸へ持っていく
「まだ、洗い終わってないよ」
柔らかい感触を俺の頭が認識した瞬間
理性が吹き飛んだ
とりあえず投下
あー
名前にエロって入れるのでNGしてください
あと海老名さん自重してください
乙です
はやはち?
よっしゃキタワァ!!
サキサキ!サキサキ!やっぱり八沙希だよな!ごっつうエロくてぐちゃぐちゃのどろどろなセクロスを頼んます!
全裸待機してるから露天風呂ならではのシチュとかもおながいします!今夜は寝れないぜひゃっほう!!
エロ注意
気が付けば俺は川崎にキスをしていた
「あむ…ふぅ…あ…」
川崎は始めこそ驚いていたものの途中からは快感を感じ始めていた
にちゃにちゃと舌と舌の絡まる音が頭の中で反響する
「ぇあ…」
唇を離し、川崎の顔を見る
顔全体が赤く、今にも燃え上がってしまいそうなほどだった
きっと俺も似たような状況だろう
「川崎、すまん、我慢できそうにない」
「謝んないで八幡、私が誘ったんだから」
今度は川崎から唇を重ねてくる
酸素を求めて川崎の形の良い胸が上下する
じっと俺の目を見つめて
「…触って」
「、ああ」
俺の方から進んで胸に手を伸ばす
柔らかい二つの塊を手のひらで弄ぶ
川崎の胸は驚くほど簡単に形を変える
「…ぁっ」
先端の突起を軽くつまむ
そのまま軽くひねる
「いっ!」
弱点らしい
手を離し顔を近づける
甘噛み
「あ゙ぁっ!!」
達したらしい
余韻に浸るように時折身体をビクリと震わせる
川崎は俺の腰にかかっているタオルを取り払った
「うわ…おっきぃ…」
川崎の熱にあてられ興奮しきったペニスは軽く20cmは越えていた
「挿入るかな…」
川崎の秘所は温泉ということを抜きにしても十分過ぎるほどに濡れきっていた
川崎はその場であお向けの状態になり俺に手を伸ばしてきた
「…来て」
川崎の秘所にはうっすらと毛が生えていた
「あんまり見られると、恥ずかしい…」
川崎の割れ目に自分のペニスを擦りつける
「、あっ」
自分も軽く達しそうになる
「挿入れるぞ」
ゆっくりと労わりながら川崎の中に侵入する
「っ!」
ペニスの大部分が川崎の腹に収まり破瓜の赤がじわりと浮かぶ
「初めて、だったから、気にしない、で」
言葉の通り感じているはずの痛みは表情にはそれほど現れてはおらず、多少の余裕を感じる
「このくらいなら…全然大丈夫、」
「わたしで、好きなだけ気持ちよくなって、いいからね…?」
様子を見つつ、ゆっくりと腰を動かす
というかゆっくりじゃないと、俺が暴発する恐れがある
「あ…はぁ」
膣はペニスにまとわりつき往復を繰り返すごとに強く締め付けてくる
喋る余裕すらない
「は、八幡が…私の中に…入ってる」
「繋がってる♥」
溢れる愛液が摩擦を減らしているのか、喜びの感情で麻痺しているのか
川崎は痛みをほとんど感じていないようだ
どころか快感を感じ始めている
だんだんと腰の動きを大きくしていく
「あぁ…!」
動きに返ってくる川崎の嬌声が理性を溶かし、じわじわと体の動きを本能が支配していく
「、奥に、あたって…びりびりしてくる…」
遠慮と余裕のなくなり始めた腰使いが川崎を攻め立てる
それに答えるかのように川崎の肉壁もペニスに絡み付いてくる
「これ、気持ち、いい♥」
力の抜けた川崎の顔からは緊張がなくなり、快感を享受しようという女の顔が見え始めていた
互の激しい呼吸と腰のぶつかり合う音がやけに大きく聞こえる
「あ、何か…来る…!」
「なに、これ…!」
しばらくすると川崎の呼吸が激しさを増してくる
絶頂が近いようだ
「はち、まん…!」
抱きついてきた
いわゆる「だいしゅきホールド」の体勢だ
こっちももう限界だ
「あ゙ぁあっ!!!」
膣がビクビクと震え、ペニスを締め付けてくる
その瞬間、腰を密着させ、煮えたぎる欲望を川崎の膣内で爆発させた
「は、あぁ…♥」
「はちまん…♥八幡♥♥」
しばらく余韻に震えながらこちらを呼び続けていた川崎だが
しばらくすると体から力が抜けてしまった
どうやら腰が抜けたらしい
「…気持ちよかった」
…俺もだ
はい
また次回
沙希さんの一人称って確か…
乙です
腰が抜けた川崎を背負いながら外に出る(流石に服は自分で着てもらった)
葉山「遅かっ、た…」
八幡「…何も言うな」
戸塚「…」
八幡「…」
一色「やりましたか?」
川崎「ヤったよ」
小町「お兄ちゃん、小町は嬉しいよ…」
八幡「…」
無言で川崎をベンチに下ろす
葉山「…行ってくる」
一色「…うふふ」
八幡「…頑張れよ」
葉山「お前の一言がこんなに嬉しいなんてな」
一色「せーんぱい、いきましょ」
葉山「ははは」
小町「どうでした?」
川崎「…おっきかった///」
八幡「どうしたさいちゃんさっきから嫌に静かだが」
戸塚「大丈夫だ、問題ない」
八幡「問題しかないセリフ」
戸塚「…別に小町ちゃんは嫌いじゃないんだよ?」
八幡「分かってる、責任の話だろ」
戸塚「うん…僕は、」
八幡「分かってるって言ったろ、さいちゃん」
八幡「俺だって間違いなくお前達を選ぶよ」
戸塚「…そっか」
戸塚「ちょっと安心したよ」
八幡「当たり前だ」
――数十分後――
一色をおぶった隼人が出てきた
葉山「何も言うな」
八幡「…頑張ったな」
葉山「涙が…」
川崎が人差し指と中指の間に親指を挟んで一色を見る
対する一色も満面の笑みで同じ拳を作る
川崎の隣に一色を下ろす隼人
八幡「お疲れ」
葉山「駄目だちょっと泣きそう」
八幡「…相変わらずそういうこと気にすんのな」
葉山「処女だったし…責任とか取らないと…」
八幡「…お前は一色をどう思ってんの」
葉山「そりゃぁ…」
八幡「だったら今はそれでいいじゃねぇか」
葉山「けど、」
八幡「お前が、俺達が思ってる以上に、あいつらだって勇気出したんじゃねぇの」
葉山「…」
八幡「だったら責任云々よりも、まず受け止めてやらないと駄目だろうが」
葉山「…そ、うかな」
八幡「そう思っとけ、でないとやってられん」
葉山「ハッチーらしいな」
八幡「俺だからな」
――数十分後――
小町をおぶった戸塚が出てきた
戸塚「…」
葉山「さいちゃん目が死んでるぞ」
川崎と一色は無言で親指を立てる
小町も満面の笑みで親指を立てる
一色の隣に小町を下ろす
葉山「お疲れ」
八幡「乙…」
戸塚「…」
八幡「…」
葉山「…」
戸塚「…気持ちよかった」
「「うん…」」
マダー
乙です
もう更新こなさそうだな
(このスレを忘れていた者の顔)
すみません!なんでも許してください!
また忘れそうなので先おまけ投下しちゃいます
ほんへは後から書き溜めます
女三人がファミレスで男衆の好きなとこを語ってる。それを近くの席で聞いている三人とか
+過去編
川崎「そういえばアンタ達ってあいつらのこと好きなんだっけ」
一色「そうですよ」
小町「愛してます」
川崎「どんなところが好きなの?」
一色「急にどうしたんです?」
小町「非常召集なんて」
川崎「なんとなく」
一色「別にいいですけど」
小町「愛に限りはないですからね」
川崎「なんでリリック風なのさ…」
小町「じゃあ私から、そうですね、あれは小学生時代…」
ホワンホワンホワン
あれはまだお兄ちゃん達があまり仲が良くなかった頃ですね
特にお兄ちゃんと隼人さんはしょっちゅう喧嘩をしてましたね
口喧嘩では済まずに殴り合いの喧嘩になることもしばしばありました
その度に幼かった私は、悲しくなって、泣いてしまいました
ですけど私が泣けば二人は喧嘩をやめてくれました
私は泣けば喧嘩が止むことを知り、ふたりが喧嘩をするたびに泣いていました
ある日、いつものようにお兄ちゃんと隼人さんが喧嘩をしていました
徐々にヒートアップしていき、ついには殴り合いにまで発展しました
私はいつものように泣きました
ですけどその日はいつもと違い喧嘩は止まりませんでした
私はどうすることもできずに泣き続けていました
ですけど、彩加さんは言ったんです
『泣くだけじゃ、何も解決しないよ?』
その一言に私は衝撃を受けました
私は泣くだけで、決して自分から喧嘩を止めようとはしませんでした
その日から、私は喧嘩が始まると止めに入るようにしました
『二人共!』
そうして喧嘩を止められると、彩加さんは決まって私に
『よく頑張ったね』
そう言ってにっこり笑いながら頭を撫でてくれるのです
二人が喧嘩をしなくなった今でもたまに、こちらを向いて人差し指を口に当てにっこりと、二人に気づかれないように笑いかけてくれるのです
ンワホンワホンワホ
小町「私はあの笑顔に惚れました、あの笑顔を見るたびに私は、私は!辛抱たまらんのです!」
小町「でも最近目を合わせてくれないんですよね、照れてるんですかね?」
一色「照れてるんですよ、私もですから」
川崎「多分そうだよ、私もだから」
一色「じゃあ次は私ですかね、愛は偉大ですよ、愛は国境を越えるんです」
川崎「なんでアンタ達そんなに歌詞風なの…」
一色「いいじゃないですか、あれは数ヶ月前の話ですね」
ホワンホワ(ry
私って昔は、八方美人?って言うんですかね?まあ男子にいい顔しまくってたんですね
身も蓋もなく言うとですね、モテたかったんですよ
もちろん今は葉山先輩以外に興味はありませんけど
そのせいでっていうか自業自得なんですけど
サッカー部のマネージャーをしていた時にハブられてたんですよ
五人くらいいたんですけど、私にだけ連絡が伝えられないとか
最後の方は私だけ別の時間が伝えられたりしました
ある日、もうマネージャーやめようかって悩んでいたときにたまたま自販機の前を通りかかったんですよ
そしたら葉山先輩がいたんですね、お一人で
いつも三人でいるっていうのは聞いていたんですけど、どんな人なのかは全然知らなかったんですよ
それで自分が悩んでいることも忘れて、ちょっと話しかけたんですよ
葉山先輩ですよねって
そしたら開口一番、なんて言ったと思います?
『何悩んでるの?』
びっくりしましたよ
どうしてわかったんですかって聞いたら
『知り合いの趣味が人間観察だから』
何も関係ないじゃないですかって言ったら
『それもそうだね』
って言って笑ったんです
最初は何言ってるんだろうって思いました
ですけどこの人といるときだけは自然体になれたんです
自分を誤魔化さないでいられたんです
気が付くと、私の口は勝手に動いていました
『明日も、ここで会えますか』
葉山先輩はびっくりしたあと
真っ白な歯を見せて、透き通る青空みたいな笑顔で
『待ってるよ』
その時から、私は徐々に惹かれていっていました
始めて私から、あの人と恋人になりたいと思いました
ある日、思い切って悩みを打ち明けました
そしたら、葉山先輩は言いました
『じゃあ辞めればいいじゃん』
でも、そんなに簡単な話じゃないんですって私が反論したら
『簡単な話だよ』
『周りがどうとか環境がどうとか、関係ないだろ?』
『結局、自分がどうしたいかなんだよ』
『自分の心に聞けば分かるさ』
その言葉を聞いたら何か、胸の奥のつっかえ棒みたいなのが外れたような気がしたんです
『ほら、簡単な話だろ?』
葉山先輩は真っ白な歯を見せて、青空のような、透き通った、どこまでも純粋な笑顔でそう言いました
その笑顔には下心や打算的なものが微塵もなく、私がどうやってもできそうにはありませんでした
そんな私の心を知ってか知らずか葉山先輩は言いました
『出来るさ』
『俺が保証するよ』
私は気づけば涙を流していました
葉山先輩は私をそっと抱きしめてくれました
シャツが涙や鼻水でぐしゃぐしゃになるのも厭わずに
『笑って』
言われたとおり、しゃくり上げながら、顔を不格好に歪ませました
『もう大丈夫』
『こんなに綺麗に笑えるじゃないか』
瞬間、世界が一変しました
比喩ではなく、純粋にそう思えたのです
ンワホンワ(ry
一色「その日のうちにマネージャー、というかサッカー部を辞めました」
一色「葉山先輩の笑顔は、私に向けてくれる笑顔は、美しくて、綺麗なんです…葉山先輩の心のように」
一色「でも最近目を合わせてくれません、照れてるんですかね?」
小町「多分照れてますね」
川崎「恥ずかしいんだね」
一色「そうですよね」
小町「じゃああとは言いだしっぺの沙希さん!」
一色「よろしくおねがいします」
川崎「うーん、そんな大した話じゃないよ?」
ホ(ry
私の家は共働きで弟が一人と妹が一人いるんだけど、両親が帰ってくるのは夜遅いから私が弟達の面倒を見ないといけない
弟は中学生、小町ちゃんと同じ学年かな?で一人でもどうにかなるんだけど、妹はまだ保育園生だから目を離せないし送り迎えをしなきゃならない
弁当も作らないといけないから…まあ忙しいんだ
だから遅刻も多くなっちゃうし、早めに帰らなきゃならない
だからっていうのは甘えかな、結局は自分の家庭の事情なんだからね
まあそうなると放課後は妹迎えに行って家に帰らなきゃならないし夕飯も作らなきゃならない
土日も基本的に両親がいないから三食作ったり洗濯したり忙しいんだ
放課後は真っ直ぐ帰るからクラスメイトたちの誘いも断らなきゃならない
土日も空いてないし…お誘いも日毎に減っていったよ
教室にいても最初は話しかけてくれる人はいた、男女ともに
まあ一日フルで家事すれば分かるけど死ぬほど疲れる
会話する気力もないんだ
だから自然と人は離れていった
別に苦にはならなかった、そんなことより今日の夕飯のほうが大事だから
でも放課後に誰かと遊びに行くクラスメイトを羨ましく感じることもあった
私も一応高校生だからね
そんな日々が続いたんだけど
ある日私に話しかけてくるヤツがいた
八幡だね
『次って、教室移動するっけ』
『いや…する』
『そうか、サンキューな』
始めての会話がそれ
どうでもいいと思ってたよ
もう話すこともないだろうから
違った
アイツは次の日から毎日話しかけてきた
毎日、じゃないね、私がそれなりに余裕がある日にしか話しかけてこなかった
声をかけられるうちに気になってきた
勘違いして欲しくないのはこの時はまだ純粋な興味だけだったっていうこと
初めて話しかけられてから数十日後
それだけ経つとちょっとした会話くらいはできるようになった
『天気いいな』
『雨だよ』
『嫌いじゃないからな』
『そう』
こんな感じ
人との会話って心に余裕ができるってことを初めて知った
そうすると話す相手もいないから自然と自問自答するようになる
…ならない?私はなったんだよ
これまでの生活を振り返って、このまま青春を送れないで終わるのか
友達の一人もできずに終わるのか
そんなことを自分の部屋で考えてたら悲しくなってきてね
一人で泣いたよ
いやだ
私も誰かと遊びたい
誰かと話したい
誰でもいい
涙が止まらなかった
我ながら小学生みたいだね
それでその時から無理に明るく振舞おうとした
ずーっとニコニコして、誰かに話しかけたりしたね
だけどそんなの慣れてないから失敗したよ
黒歴史ってやつ
結局誰からも受け入れられなかった
放課後、何もかもが嫌になって教室に一人残った
そしたら八幡が教室に入ってきたよ
アイツは私を見るなりただ一言
『誰だよお前』
何が起こったのか覚えてない
ハンマーみたいなもので頭をおもいっきり殴られたような気はした
私はアイツに掴みかかった
どうすればいい?私はどこで間違った?
半狂乱になりながら私はその質問をアイツに叩きつけた
そしたらアイツは
『逃げ道を潰したのは自分自身だ』
『誰にも頼らなかったお前のミスだ』
『その結果が今のお前自身だ』
『受け入れろ』
思いっきり突き放された
どこか心の底で甘い言葉を望んでいた私はキレた
完全な逆ギレだ
あいつを押し倒して馬乗りになった
多分ノイローゼだったんだろう、あの時の私は
少なくとも普通の精神状態でなかったことは確かだ
馬乗りになってアイツに言った
『なら、アンタがどうにかしてよ…』
『私はもう、何もできない』
そう言い切る前に、アイツに抱きしめられた
『最初からそう言えよ』
『誰かに頼っちゃいけないなんて誰が決めた?』
驚いた
『見てればイヤでも分かる』
『毎日が地獄みたいな顔してたもんな』
嬉しかった
『せめて学校くらいは楽しめよ』
理解してもらえた
『お前が幸せになれなくてどうするんだよ』
涙が溢れてきた
『抱え込まなくていい』
涙と一緒に心の奥から何か温かいものも吹き出してきた
『ここに何でも相談できる友達がいるだろ?』
言葉にならなかった
欲しかったものが二つ同時に手に入った
相談できる人、友達
嬉しくて、嬉しくて、嬉しくて、涙が止まらなかった
そうして私は離れたくないって思って気がついた
これが恋なんだなって
そう気がついてからもしばらく私はアイツに、八幡に抱きしめられていた
ン(ry
川崎「両親に泣きながら訴えたら、気づくことができなくてすまないって謝られた」
川崎「結果としてお母さんは転職して、早く帰って来れる職場に行くことになった」
川崎「お父さんはそれなりの地位にいる人だからどうしても今の職場からは動けないんだってさ」
川崎「私はね、アイツが好き」
川崎「多分あのふたりが八幡についていくのは同じ理由だと思う」
川崎「アイツから離れられない」
川崎「春の日差しみたいなアイツの暖かさに触れちゃったから」
一色「…わかります」
小町「多分、お兄ちゃんじゃなきゃあの二人は付いていかないと思う」
一色「逆にあの二人だからこそ比企谷先輩も比企谷先輩であることができるんですよね」
女子三人「「「うんうん」」」
一個離れたテーブル
八幡「あっちょっと待ってアカンこれすっごい恥ずかしいヤツやんけ…」
隼人「八幡顔真っ赤だぞ」
戸塚「隼人も真っ赤だよ」
八幡「さいちゃんもだ」
男子三人「「「………///」」」
男たちは赤くなった顔を隠すように手で顔を覆った
おまけ終わり
完全に忘れてた!悪ぃな!
許してくださいとは言わない、退かぬ、媚びぬ
完結まではやっていくからよろしく
乙です!
待ってたよ
おっと、お帰り
リクエストが採用されて嬉しいわ
そして存在を抹消される運命にある川崎家の下の弟…………
書き溜めできてないけど投下…
>>136から
男部屋
葉山「…ふぅ」
八幡「というわけで私たちは無事に卒業できたわけですけれども…」
戸塚「…どうするよ」
八幡「…責任は取るよ」
葉山「やったね婚約者持ちだよぅ…」
戸塚「胃が痛いなぁ…」
「「「はぁ…」」」
八幡「ええい過ぎてしまったことは仕方がない!今考えるべきは俺達の問題だ!」
葉山「いいこと言ったハッチー!そのとおりだ!」
戸塚「…お義兄さんかぁ…」
八幡「…マジで止めろ…」
葉山「…」
「「「はぁ…」」」
八幡「…」
葉山「俺達はどうなる?」
戸塚「言いにくいことを」
葉山「先延ばしにしても仕方がないからな」
八幡「正論は嫌いだよ…俺達の関係は、少なくとも俺は崩す気はない」
戸塚「僕もだよ」
葉山「俺もだ」
八幡「で、ここで重要になってくるのが優先度だ」
葉山「…それは、先約が」
八幡「だからお前はアホなんだよ、同時の場合はどうする?」
戸塚「まぁ、考慮しないわけにはいかないね」
葉山「無いわけではないしな」
八幡「俺は、………」
戸塚「悩む必要ある?」
葉山「無駄に真面目だからな」
八幡「チッ」
「「何故!?」」
八幡「無駄に考えてた俺が馬鹿みてぇじゃねェか」
葉山「馬鹿だし」
戸塚「アホだし」
八幡「どうした糞ども」
葉山「変わらないだろ、何も」
戸塚「うん!」
八幡「…っ」
葉山「俺は容赦なくお前らを選ぶぞ」
戸塚「付き合い考えなよ」
八幡「馬鹿共が…俺もだよ」
短いですが投下終了、多分次回で終わりになると思います
乙です
乙です!
夏休みは終わり、いつもの変わらない日常に戻って行く
唯一変わったことといえばとあるグループの人数が増えたことか
八幡「近い」
川崎「いいじゃん許嫁なんだし」
八幡「何段階すっ飛ばした」
川崎「一段くらいじゃない?」
八幡「…」
観念したように、隣に座る川崎の頭をやや乱雑な手つきで撫でる
葉山「教室なんですが」
戸塚「イチャつくのはやめてくれないかな」
八幡「うるせえよマジで…」
戸塚「現国の平塚先生泣きながら出てったよ」
葉山「『狙ってたのに!!』とも言っていた」
八幡「何をだろうね、不思議だね」
「「貞操とか」」
八幡「んん」
更に一年程時は過ぎ
葉山「ハッチー!ここわかんね!」
戸塚「僕に教えてもいいんだよ?」
八幡「黙れぇ!自分ので手一杯なんだよ!!」
受験勉強に勤しんでいた
八幡「あと半年…!」
葉山「やべぇよ…やべぇよ…」
戸塚「あわわわわわ」
が、全員なんとかギリギリで合格
しかし多きな問題が発生した
学力の差による志望校の違いである
つまり全員行く大学がバラバラになってしまったのだ
八幡「いや別に…」
葉山「家で会えるし…」
戸塚「携帯あるし…」
特に問題は無かった
小町「ブラザーミーリトル…戸塚さんとこ行ってくる」
八幡「ネバーギブアップだよマイシスター、お前は受験大丈夫なのかい」
小町「戸塚さんとこなら余裕のよっちゃんよ」
八幡「そか、お前は兄と違って優秀だからな」
小町「いってきまーす」
八幡「川崎さん、不法侵入は犯罪って知ってます?」
川崎「…?夫の実家に入るのに許可はいらないでしょ?」
八幡「マジの眼してるよ…」
八幡(隼人大丈夫かなぁ…)
葉山「いやほらそういうことは結婚してからじゃないと駄目だろう!?」
一色「愛の前に倫理は関係ないのですよぉ!!」
葉山「ヤられてたまるか!!」
一色「窓からですか!待ってくださーい!!!!」
チクショオオオオオ マッテエエエエエエ
八幡「たいへんそうだなぁ」
葉山「かくまって!!」
八幡「やだよ一色怖いもん」
戸塚「HELP!!!」
八幡「お前は何だよ」
一色「見つけたーッ!」
小町「うぇひひ☆」
「「」」
八幡「サイコか何か?」
川崎「ああはなるまい…」
八幡「頼んだ、マジで」
こうしてアホみたいな日々は過ぎ去っていく
八幡「寒い」
戸塚「冬だからな」
葉山「こたつから動けないよ」
八幡「…」ガスッガスッ
葉山「無差別かよっ…!」
戸塚「死ねっ」ガスッゲシッ
葉山「何故…っ!」
八幡「がぶんじょう」
戸塚「は?」
八幡「がぶんじょうがぢゅらい」
葉山「日本語で」
八幡「がぶんじょうが!」
葉山「笑うからもういい」
川崎「姫始めだよ」
八幡「マジ勘弁」
戸塚「さあ始まりましたお正月恒例地獄の無限耐久マラソン実況は私戸塚彩加と」
小町「うぇひひ」
葉山「さあランナーに変わった戸塚さんに変わり私というかもう危ないので逃げます」
一色「待って、待て」
一年、二年が過ぎ、彼らが大人になっても
男達の関係性は変わらなかった
八幡「なぁ、川崎」
川崎「何?」
八幡「川崎って呼ぶの飽きたから、苗字変える気、ないか?」
一色「せーんぱい」
葉山「先輩…か」
一色「?」
葉山「あなた…って、呼んでくれないか?」
戸塚「プレゼントがあるんだけど、欲しい?」
小町「はい!戸塚さんのプレゼントなら!」
戸塚「…ふふ、じゃあ、薬指、出して」
死ぬまで、変わることはない
八幡「なぁ?」
戸塚「そりゃね」
葉山「ああ」
死んでも、変わらない
完
やや駆け足になってしまいまして申し訳ない…
というわけで約四ヶ月間かかってしまいましたが完結です
くぅ疲
また性懲りもなくssを書く事はあるかと思いますが、そのときは生暖かく見守ってください
それでは
乙です
お疲れ様でした
お疲れ様でした
次回作も期待しています
このSSまとめへのコメント
面白い
けど彩ちゃんの
キャラ崩壊はやめましょうよ
ヤッパリ八幡にはサキサキが最高!
続きお願い
海で初体験済ませてると思った。