カイロ・レンがるろ剣の斎藤と戦ったら……
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あのライトセーバー使いにくそう
赤色のライトセーバーがフィンの背中を斬る!
フィン「がぁぁぁぁぁ……」
レイ「フィィィィィィィン!!」
ドサッ……
レイ「フィン……しっかりして……目を開けてよ」
フィン「」
レン「次はお前だ」
迫り来るカイロ・レン……フィンの仇を取るべく、フィンが使っていた青色のライトセーバーをレイが手に取った瞬間だった……
BOM!!……モクモク……突如、小爆発が起こり、煙の中から人影が現れる。
赤い
赤い
レン・レイ「誰!?」
斎藤「こっちが聞きたいくらいだ……てか寒いな」
斎藤がライターとタバコを取りだし、吸い始める。
レン「どうやらフォースは使えないただの人間らしいな そこを退け」
斎藤「(スゥ……スパァ……)」
レン「聞こえなかったのか?退けと言ってるんだ!」
レイ「その男は私が倒す!」
斎藤「まぁ落ち着け 」
レイ「私が仇を討つ!フィンの為にも!」
斎藤「落ち着けと言っているだろ阿呆 カイロ・レンとか言う奴の始末をある奴に頼まれてな」
レイ「誰に頼まれたの?」
斎藤「>>1だ >>1から大体話は聞いてる 見たところお前がレイで目の前にいるのがカイロ・レンか」
レン「俺の始末……だと?」
レイ「あなたはいったい何者なの?」
斎藤「元新撰組三番隊組長斎藤一だ」
レイ「新撰組?」
レン「所詮はフォースも使えない人間……貴様に勝ち目なはい 死にたくなかったらそこを退け」
斎藤「は?お前、俺に勝つ気でいるのか? 寝言は寝てから言えこの阿呆が」
レイ「奴を侮ったら、ダメ!フォースもライトセーバーもないあなたじゃ!……」
斎藤「よく分からんが、そんなもの、なくても目の前の糞ガキくらいには負けないぜ、」
レン「ならば[ピーーー]」
斎藤に飛びかかるようにライトセーバーで攻撃を試みるも、素早く抜刀し防がれる
ブンッ!
ザッ!
斎藤の横凪ぎの攻撃を後方へのジャンプでかわすレン
斎藤「ほう……偉そうにほざくだけはあるな」
レン「貴様こそ、あの急な攻撃にも対処してかつ反撃するとは……ただの人間にしてはやるな」
レイ「斎藤、奴はフォースを使う!気をつけて!」
レン「変わった武器だな?」
斎藤「鬼神丸国重……新しく手に入れたばかりの業物だ 光栄に思え」
レン「だが……ハァッ!!」
斎藤「!?」
レン「フッ……」
斎藤一「な、何だと!? 身体が動かん!?」
レン「ハァッ!!」
斎藤「グアッ!?」
レンのフォースにより、斎藤は身体の動きを封じられ、大木の幹に身体を打ち付けられた挙げ句、磔のような形になってしまう
斎藤「クッ!……」
レン「どうだ!?これが暗黒面のフォースだ!!」
斎藤「グッ……フッフッフッ……ハッハッハッハッァ!!」
レン「何だ?……何が可笑しい!?」
斎藤「なるほど……それがフォースとやらか……だが……」
斎藤もライトセイバー使うのかと思ってた。
寒っ
斎藤「牙突弐式!!」
斎藤は木の幹を蹴り、勢いをつける。
レン「!?」
ザシュッ!!
レンは頬に違和感を感じ、拭うようにしてほっぺにてを当てると鮮血が真っ白な雪の上に落ち、真っ赤に染まる。
斎藤「チッ……かすっただけか……かわすだけは一人前のようだな」
レン「な、なんだ今の技は?……貴様、どうやってフォースから逃れた!?」
斎藤「恐らくお前が使うフォースとやらは念動力みたいだが、自分の精神力で敵の精神を圧倒し、自由を奪う仕組み……ならお前の生温い精神力を上回ればいいだけのことだ」
レン「俺が生温い……だと?……」
斎藤「あぁ……お前から感じられるのは後悔と不安 >>1から話を聞いたが、お前、父親を殺したんだってな?」
レン「そうだ!ハン・ソロを殺したんだ!ダークサイドに近づくためにな!」
斎藤「そのダークサイドに近づくどころか、後悔してるだろお前?」
レン「後悔などしていない!」
斎藤「まだ言ってやろうか? お前の祖父はかなり腕が立つ騎士だったようだが、祖父のように強くなりたいと言う気持ちばかりが、先走って実力が着いてこない……不安なんだろう? 自分の才能の無さがな」
レン「黙れぇぇ!!貴様に……貴様に俺の何が分かる!?」
斎藤「おっ? 小物悪党があまりに図星をさされて怒ったか?」
チッ 眠くなってきやがった
続きはまた明日書くぜい!
これ以上書くことなく眠り続けてろ
再開
レン「黙れぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
斎藤「顔が真っ赤になってるぞ? まるでお前のが持ってる剣みたいだな」
レン「もういい……手加減は抜きだ」
ライトセーバーを巧みに扱い、怒りに身を任せたレンは雪で足場が悪く、本領を発揮できない斎藤を徐々に追い詰めていく。
斎藤「チッ!……」
レン「どうした!?守るだけでは勝てんぞ!?」
斎藤とレンが鍔迫り合いになる。
数十秒膠着状態が続いたが、レンのフォースが斎藤の刀を吹き飛ばし、右足目掛けてライトセーバーを横一線する。
斎藤「クッ!……」
避けきれずに足を斎藤は負傷し、真一文字に斬られた右足から血が流れ落ち、斎藤は膝まづいてしまう。
レン「フォースもまともに使えない人間にしては頑張った方だ しかし刀がないんじゃ勝ち目はない 俺を侮辱した事を後悔させてやるよ」
レンは勝ったと確信し、剣を振り上げる。
斎藤「甘いな……その甘さが命取り、馬鹿は死ななきゃ治らない!」
レン「ん?……」
斎藤「牙突零式!!」
レン「はうぁ!?」
斎藤の剣がレンの右肩を捉える。
レン「ば、馬鹿な……し、仕込み杖か……」
斎藤「だからお前は甘ちゃんなんだよ阿呆」
斎藤は近くに落ちていた愛刀を拾いに行くと、レンにゆっくりと近づく。
レン「く、来るなぁ!!」
完璧に戦闘意欲を無くしたレンは尻餅を付き、後退りする。
レン「や、ヤメロ……ヤメテくれ!命だけは!……」
斎藤「おいおい、最初の勢いはどこへ行った? まぁとっととお前を斬って、依頼を済ませるとしよう 元の世界に早く戻りたいんでな 悪く思うな、これも仕事だ」
レン「クソッ!……」
斎藤「これで終わりにしてやる……悪・即・斬!」
カイロ・レンは萌えキャラ
レン「ヒエッ!……」
斎藤の刀がレンに降り下ろされる事はなかった……何故ならレイがライトセーバーで斎藤の刀を受け止めたからだ。
斎藤「何の真似だ?……」
レイ「殺しちゃダメ!……この男は私が倒す!」
レンは斎藤とレイが揉み合っている隙に逃げ出す。
斎藤「待てぇっ!!」
斎藤とレイはレンを追いかける。
しかし、無情にも斎藤 、レイがレンに追い付くことはなかった。
何故なら大きなヒビが入り、地面が真っ二つに分かれてしまったからだ。
斎藤「チッ……命拾いしやがったか……」
レイ「……」
斎藤「おい」
レイ「……」
斎藤「おいと言ってるだろう 返事くらいしろ」
レイ「えっ?……あ、あぁ私?」
斎藤「阿呆、お前以外誰がいるんだ?」
レイ「奴は私が絶対倒す」
斎藤「口では何とでも言えるからな……ところで油売っててもいいのか?」
レイ「えっ?」
斎藤「お前の仲間、早くしないと傷口が広がってしまうぞ? それにこの寒さだ……放っておくと最悪、命の危険もある」
レイは思い出したように、フィンの元に走り出す。
斎藤はレイの背中を見つつ、タバコをふかす。
斎藤「フンッ……これで良かったんだろう?>>1」
レイが振り向き、こちらに戻ってくる。
斎藤「何だ?まだ何か用か?」
レイ「助けてくれてありがとう……良かったら貴方も一緒にファースト・オーダーと戦って!」
斎藤「悪いが、その依頼には応えられんな お前達の世界なんだから自分で何とかしろ 」
レイ「でもっ!……」
斎藤「こっちも忙しいんだ お前達に付き合っている暇などない 分かったらとっとと仲間のところに行け」
レイが頷いた直後、再び地面が揺れだし、斎藤とレイの足元に亀裂が入っていく。
急いで逃げようとするレイだが、斎藤は呑気にタバコを吸っている。
レイ「何してるの!?」
斎藤「見れば分かるだろ タバコを吸ってるんだ」
レイ「何を言ってるの!?一緒に逃げまょう?」
斎藤「何故だ?」
レイ「何故って……このままだと崖に落ちて死んじゃうわ!?」
斎藤「お前達とは潜り抜けて来た修羅場の数が違うんだよ」
レイ「ダメェェェ!!」
レイが必死に伸ばした手は斎藤を捕まえる事はできなかった……そして亀裂はやがて大きな穴となり斎藤を飲み込んだ……。
終
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