さやか「おもらしを回避するわっ!」【コープスパーティー】 (94)

さやかがおもらしする運命は、この俺が変えてみせるっ!!!

という訳で、スタートですよ。

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~天神小の地下防空壕~

さやか「女子トイレ!」

さやか「うう、トイレしたいなぁ……」

さやか「……なぜかわかる。
ここでおしっこしないと、後で漏らしちゃうって!」

さやか「本当は嫌だし怖いけど……おもらしするよりマシだよね。
ここでしちゃおう」


ギイィ……


さやか「ドア壊れてる……あまりに汚すぎるし、早く済ませよう」


ゴゴゴ……


さやか「えっ? 地震っ!?」


ゴゴゴゴゴゴ!!!


さやか「キャアァァッ!!!」

……………………

さやか「……ん?」

さやか「ここは……」

さやか「そっか。
地震に巻き込まれて、私、気を失っちゃったんだ」

さやか「生きててよかったぁ!」ホッ


ピチャ……


さやか「……えっ?」


グッショリ。


さやか「私、おねしょ……しちゃってる……」グスッ

─────────────────────


ループ!


~天神小の地下防空壕~

さやか「女子トイレ!」

さやか「うう、トイレしたいなぁ……」

さやか「……なぜかわかる。
ここでおしっこしないと、後で漏らしちゃうって!」

さやか「本当は嫌だし怖いけど……おもらしするよりマシだよね。
ここでしちゃおう」

さやか「でも……使えるかな?
何だかこのドア壊れてそうだし、開くかなぁ」


ギイィィ……


さやか「よかった、開い──」

時子・遼『ワッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

さやか「ひいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!?」


シュッ。


さやか「あ!? あっ……!」


シュイイイィィィィィィィッ!


さやか「あ、ぅ……」ペタンッ

さやか「……漏らしちゃった……」グスッ

─────────────────────


ルーピング・キューブ。


~天神小の地下防空壕~

さやか「女子トイレ!」

さやか「うう、トイレしたいなぁ……」

さやか「……なぜかわかる。
ここでおしっこしないと、後で漏らしちゃうって!」

さやか「本当は嫌だし怖いけど……おもらしするよりマシだよね。
ここでしちゃおう」


ギィ……


?「…………」

さやか「って、あれ?」

さやか(この子、トイレの個室から出てきた)

?「お姉さん、誰ですか?」

さやか「えっと……
私は大上さやか。あなたは……?」

雪「菅乃雪です」

今回はここまでです~。

どうせもらす


どうせみんなおもらしする

レスありがとうです~。
再開します。

さやか「雪ちゃんね。よろしく」

雪「はい、よろしくお願いします」

さやか(って、この子明らかに……)

さやか「えっと、雪ちゃんって……幽霊、よね?」

雪「はい」

さやか(やっぱり!
悪意は感じないっていうか、悪い幽霊な感じはしないけど……どうしよう)

さやか「えっと、あなたもこの学校に迷い込んだの?」

雪「はい。
そして、死んでしまって……」

さやか「!
嫌な事を思い出させちゃったかな。
ごめんね。私、デリカシー無かった」

雪「良いんです。気にしないで下さい」ニコッ

さやか(なっ、なんて良い子!)ジ-ン

さやか(しかも、よく見たら美少女じゃん!!!)

さやか(うーん。やっぱり悪い幽霊じゃない感じ?)


ブルッ!


さやか「わわっ!」

雪「お姉さん?」

さやか「あ、あはは。お姉ちゃん、ちょっとトイレに行きたくって……」

雪「ここは駄目でした」

さやか「えっ?」

雪「わたしもここを使おうとしたんですけど……
いざしようと思ったら、中の床がキレイに抜けちゃって」

さやか「えっ!?」

さやか「……本当だ。
しかも、全部の個室がそうなってる!」

雪「そうなんです……」

さやか「便器だけポツンと残ってるけど、これじゃあ使えないね」

雪「しゃがむ場所が無いですもんね」

さやか「でも、なんでこんな事に……」

雪「たぶん、この学校に巣食う悪霊の仕業だと思います」

さやか「うぅ~っ!」ゾクゾクブルッ

さやか「怖い事言わないでよぉ。
……別の意味でもヤバかったし」

雪「?」

さやか(そういえば、幽霊もおトイレ行くんだなぁ)

雪「それにしても困りました。
いつまでも我慢しつづけるわけにはいきませんし……」

さやか(やっぱりこの子は良い幽霊な気がする!
私と同じで、おしっこ……かはわからないけど我慢してるみたいだし、美少女だしっ!)

さやか「とにかく、他行きましょうか。
雪ちゃんも、おトイレまだなんだよね。一緒に探そう?」

雪「はい、そうしましょう」

……………………

さやか「うーん……無いねぇ……」

雪「無いですね」

さやか(男子トイレも女子トイレと同じ感じで使えなかったし、困ったなぁ)

さやか(もう、我慢の限界が近くなってきたよぉ……)ブルッ

雪「お姉さん、大丈夫ですか?」

さやか「う、うん。大丈夫。
雪ちゃんこそ大丈夫?」

雪「はい。わたしは平気です」

さやか(うーーーっ、早くトイレ見付けないと……)


しかし なにも みつからなかった。


さやか(あううううっ! ヤバいヤバいヤバいっ!)モジモジ

さやか(一通り回ったけど、あそこ以外にトイレなさそうっ!)モジモジ!

さやか(こうなったら嫌だけど、その辺でするしかないかなぁ……)


グッ!


雪「お姉さん、苦しそう」

さやか「!!!」

さやか「う、ううん。大丈夫だよ。
ごめんね、心配させて」

さやか(お股を押さえたの見られちゃった!
ううぅ、恥ずかしいよぉ///)

雪「…………」

雪「──あっ」


コケッ!


さやか「えっ?」


グイッ!


さやか「!!!!!」

雪「すみません。つまずいてしまいました。
抱きしめ、支えていただいて助かりました」


グイイイイッ!!!!!


さやか(ゆ、雪ちゃんの手が、私のお腹を、お、押し……)

さやか「あ、あ、あ、あ」


ショロッ。


さやか「あっ」


シイィ。

シィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!


さやか「あ、あぅ……!」


シイイイィィィィィ……シッ。


雪「…………」

さやか「あぅぅ~……」グスッ

雪「わたしのスカートと足……ビチャビチャ」

さやか「グスッ……
ごめんね雪ちゃん。おしっこ……かけちゃった……」グスン

さやか(しかも、こんな小さな子の目の前でおもらししちゃうなんて……)

さやか「ヒック、グスッ……」

雪「泣かないで、お姉さん。
失敗は誰にでもあります」

さやか「うっ、うえっ……」

雪「よしよし」アタマ、ナデナデ

さやか「うえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇんっ!!!」

今回はここまでです~。

次回は来週かなぁ。

ループする度に悲惨な結果になってる・・・


まさか味方と思われた雪ちゃんがさやかさんをおもらし地獄へ誘う刺客だったとは……

レスありがとうございます。

再開です。

─────────────────────


ペンション・ループール。


~天神小の地下防空壕~

さやか「女子トイレ! の前!」

さやか「うう、トイレしたいなぁ……」

さやか「……なぜかわかる。
ここでおしっこしないと、後で漏らしちゃうって!」

さやか「本当は嫌だし怖いけど……おもらしするよりマシだよね。
ここでしちゃおう」


ガタガタッ。


さやか「トイレっていう空間に入る扉は、頑丈に塞がれており、入る事ができない」

さやか「えっ!?」

さやか「困ったなぁ……」

さやか「…………」


ガタガタッ!


さやか「……男子トイレも同じみたい」

さやか「しょうがない。他を探そうかな……」

……………………

さやか「他にトイレ無いじゃんっ!」

さやか「うううぅぅぅぅっ! ヤバいヤバいヤバいっ!」モジモジ!

さやか「…………」

さやか「この辺りでしちゃおうかな……」

さやか「廊下だけど、地面は土みたいだし、隅っこの方なら……」

さやか「ティッシュは持ってる」

さやか「よしっ」ゴソゴソ

さやか「……んっ」シャガミ


良樹?『くそっ、なんか変な場所に来ちまった!』


さやか「!!?」

さやか(男の子の声!?
近いし、近付いてくる!)

さやか(こここんな姿見せられないよぉっ!!!)タチアガッテ


タッタッタッタッ!


さやか(ううっ! 体が大きく揺れるのはキツいいいっ!)

……………………

さやか「ふう……」

さやか「思わず逃げちゃったけど、よく考えたらさっきの人と合流した方がよかったのかも……」

さやか「まあ、他にも生存者が居るってわかっただけでも心強いよね」

さやか「またすぐに会えるよ、きっと」

さやか「それにしても、まだ出す前でよかったぁ。
出してたら動けないし」

さやか「──っとと!」ブルッ

さやか「うううっ! もう出そうっ!」

さやか「改めて、ここで……」ゴソゴソ、シャガミー


刻命?『ラン! コバヤシ! ラーン! あはははははっ』

哲志?『寄るなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁアッー!!!!!』


さやか「!!?」

さやか(また男の子の声!?
やっぱり近いし、近付いてくる!)

さやか(ダメダメダメダメっ!!!)タチアガッテ


タッ……


さやか(……そうだ! このまま待って、今度こそ生存者の人と合流しよう!)

さやか(やっぱりその方が良いよ! うんっ!)

さやか(おしっこはそれまで我慢っ!
頑張れ、大上さやかっ!)

……………………

さやか「あれっ? 来ない?」

さやか(そもそも、さっきまで間近にあったはずの、声も気配も完全に消えてる……?)

さやか「気のせい……じゃなかったと思うけど……」

さやか「それならそれで良いや! そそそそれよりもっ!」ゴソゴソ…


森繁?『ら~~~~~~~~ゆ~~~~~~~~~~』

繭?『はい、繁兄ぃ。ラー油だよ♪』

森繁?『ありがとう、繭』


さやか「また!?」


俺『さやかの素敵なところってどこだろうね?』

俺『全部!!!!!!!!』

俺『納得』


さやか「う、上からも声が???」

さやか「どどどういう事!?」


直美?『ふう、今日も終わったーっ』

あゆみ?『あ、中嶋さん、一緒にこのジュース飲まない? 美味しそうなの見付けたんだ』

直美?『良いの?ちょうど喉が渇いてたの。ありがとう!』

あゆみ?『…………』ニヤリ


さやか「しっ、下からも?????」

さやか「ううっ、訳わかんない……」グスッ

さやか「怖いよぉ! 助けて七星ちゃん!!!」ガタガタ


ブルッ!


さやか「──あっ!」シュッ


シュウゥッ。


さやか「駄目っ!」


シュゥーーーーーー。


さやか(出てる、で、出てる。
ちょっとずつ出てる……!)

さやか「嫌だっ! とっ、止まってぇ!」


シュゥゥゥゥゥゥゥゥ。


さやか「あ、あっ」


ゥゥゥ……


さやか「あ……」


ポタ、ポタ……


さやか「ううっ、結局もらしちゃったよぉ……」グスン

今回はここまでです~。


これはサチコに相当遊び相手として気に入られてますねぇ……
ところで絞りたての美味しいレモンジュースをこちらにもください

レスありがとうございます~。

続きです。

─────────────────────


ループール・パーティー!


~天神小の本館~

さやか「女子トイレ! の前!」

さやか「うう、トイレしたいなぁ……」

さやか「……記憶がある。
ここでおしっこしないと、後で漏らしちゃうって!」

さやか「本当は嫌だし怖いけど……おもらしするよりマシだよね。
ここでしちゃおう」

さやか「それにしても、天神小の普通の校舎って見慣れない気がする」

さやか「この学校に来たのは初めてだから、当たり前のはずなんだけど……
なんだか新鮮な感じ」


グググッ。


さやか「……あれ? トイレっていう空間に入るドアが開かない……」

さやか「壊れてるのかなぁ?」

???「さやか……?」

さやか「!?」

さやか(背中から聞こえた愛しい声。
私は、気付いたら振り向いていた)

さやか「七星ちゃん!?」

七星「やっぱりさやかだ!」

さやか「七星ちゃん、七星ちゃん、七星ちゃんっ!!!」


ダキッ!!!


七星「ふふっ、さやかったら」

さやか「よかった! 会いたかったよ!」

七星「私の方こそ。
よかったわ、合流出来て」

さやか「うう、心細かったよぉ!」グスッ

七星「ごめんね、一人にして……」

さやか「ううん、良いよ。また会えたから」

さやか「ところで、鬼碑忌先生は見付かった?」

七星「……まだなの。ずっと捜しているんだけど……」

さやか「じゃあ早く探そ? 私、この学校怖くて……」

七星「そうね。ここは危険な場所だから、早くみんなで脱出しないと」

さやか「……でも、あの……」

七星「?」

さやか「こんな時にゴメンね?
私、お手洗いに行きたくて……」

七星「お手洗い?」

さやか「ここの女子トイレ、壊れてるんだと思うけど、ドアが開かないの」

七星「ふむ……」ガタガタッ

七星「男子トイレ──」ガタガタッ

七星「も、開かない、か」

七星「……どうやら、なにか強大な『悪意』のような物を封印しているようね」

さやか「ひっ!?」

七星「ごめん、怖がらせちゃったかしら。
私の側に居れば大丈夫だから安心して」

さやか「う、うんっ」

さやか「……で、でも、だから、あのね……?」

七星「わかったわ。
普通ならトイレぐらい他にもあるはずだし、一緒に別を探しましょう」

さやか「うん! ありがとう、七星ちゃんっ」

七星「良いのよ」

……………………

七星「また床に大穴があいてる。
こっちは通れないわね」

さやか「そんなぁ、ここも……?」

さやか「あぅ~~~……」モジモジ

七星「さやか、大丈夫?」

さやか「う、うん。まだ大丈夫……」

七星「──あそこはなにかしら? トイレではない感じだけど」


ギイィ……


七星「……更衣室? シャワーもあるわね。
とすると、この先はプールかしら」

さやか「プールにもお手洗いってあったよね」

七星「行ってみましょう」

さやか(……学校のプールかぁ)

さやか(七星ちゃんのスク水姿、最高だったなぁ。
七星☆スクを初めて見た時の授業は、怖い思いもしたけど……
やっぱり七星ちゃんはカッコよかったし、また見たいなぁ)

さやか(特に、濡 れ た ス ク 水 姿っ!)

さやか(美少女の……特に七星ちゃんの濡れたスク水姿なんて、どう考えても犯罪級だもんっ!)

さやか(……待てよ)

さやか(七星ちゃんが、おもらしでスク水を濡らした様子とか萌えない?)

さやか(例えば、プールの授業前に着替えてて……)

……………………

七星((どうしよう、我慢出来ない……!))

七星((早く着替えてトイレに行かないと!))

さやか『どうしたの? 七星ちゃん。
なんだか焦ってるみたいだけど』

七星『な、なんでもないわ』

七星((うぅ、こんな事ならさっきトイレに行っておけばよかった!))

七星((──よし、水着に着替えられた! あとは……))


シュルルッ。


七星『きゃっ!?』

さやか『!』


シュルルル、ショアァァァァァァァァァァァァ!!


さやか『七星ちゃん……
滝みたい///』

七星『見ないでぇぇ!!!』

……………………

………………

…………

……

さやか(超・絶・萌え萌えはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!)


シュッ。


さやか(!!!!!)

さやか(ちょ、ちょっと出ちゃった!)

七星「……うーん。
どうやってもプールに繋がるドアが開かないわね。
仕方がないわ。他に行きましょう」

さやか「う、うん」

さやか(……よかったぁ、パンツが少し濡れただけみたい)

さやか(でも、なんだか痒くなりそうで嫌だなぁ。
早くティッシュで拭きたい……)モゾモゾ

……………………

さやか「うううっ」

さやか(膀胱の辺りが痛くなってきた……)

七星「さやか、平気?」

さやか「だ、大丈夫……」

さやか(正直、歩くだけでも辛いよぉ。
少しでも気を抜くと、漏らしちゃいそう……)

さやか(でも、七星ちゃんには言わない。
これ以上、心配かけたくないもんね)

七星「──あと行ってないのは、あの階段の上だけ……かしら」

さやか「うん」

七星「……さやか」

さやか「なあに?」

七星「漏らしたりしたら、さやかの事キライになるから」

さやか「!!!!!」

さやか(絶対におもらしなんか出来ない!)

さやか(七星ちゃんに嫌われたら、私は生きていけないもんっ!)

さやか(絶対に負けられない戦いが、ここにはあるッッッ!!!!!!!!!!!)

さやか「うん、任せて七星ちゃ──」


ゾクゾクッ!


さやか「──ンッ!!!」


ギュッ!!

……ジュワァ。


さやか(あ、危なかった……完全に出ちゃいそうだった……!)

七星「…………」

さやか(っていうか、思いっきり前押さえしたの、七星ちゃんに思いっっっきり見られちゃった!
ううぅ、恥ずかしいよぉ……)

さやか(しかも、またチビっちゃったし……)

さやか(さっきより量が多かったせいか、生ぬるい湿り気がお股に張り付いて、気持ち悪い……)

七星「さやか?」

さやか「あっ、う、ううん、何でもないよ。さ、行こう行こう!」


スタスタスタ。


さやか(早く決着をつけないと、やられちゃう!)

さやか(むうううっ!)

さやか(まだだ! まだ終わらんよ!)

さやか(──階段に着いた!)


ギィ、ギィ、ギィ。


さやか(早く上の階に……)


ズボッ!!!


さやか(床が腐って!?)

七星「危ない、さやか!」


グイッ!


七星「ふう……」

さやか(な、七星ちゃんが後ろから手を引いてくれなかったら、私、下に落ちてた……!)

さやか(そして、なんとっ! 今!! 七星ちゃんは、私を後ろから抱き締める体勢になっているっ!!!)

さやか(これはなんて素敵な! なんてめろはぁんなっ!!! 体♪♪♪勢ッ!!!!!)

さやか(おトイレに行きたくなかったら、永遠にこうしてたいのに!)

さやか「七星ちゃん、あ、ありがとう……助かったよ」

七星「いえ、無事でよかったわ」

さやか(……うぅっ。今ので、またちょっと出た……)ジンワリ

さやか(って! 脚にも垂れてきた!)

さやか(わわわわわっ! 太ももと太ももをこすり合わせて!)


コスコスコス!


さやか(……よ、よかったぁ。
ひとまずは、スカートの下まで垂れるのは防げた……)

さやか(でも、もうこれ以上はパンツじゃ吸収出来ないよぉ!)

七星「…………」

さやか「……えっ……と、七星ちゃん? そろそろ離して欲しいかなーって」

七星「さやか……」ボソッ

さやか「ひゃっ!?」ビクッ!

さやか「ど、どうしたの? 耳元で……///」

七星「さやか……好き……」

さやか「えっ?」

七星「さやか、愛してる……」

さやか「!!!??///」

さやか(キマシタワ-・オブ・告白ッ!!!!???)

さやか(やった! やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
ついに私と七星たんが結ばれるぅぅぅぅぅ結ばれたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!)


シュルゥ……


さやか(って駄目っ!)


シュッ……


さやか(う、う、う……)モジモジ

さやか(もう、パンツがお尻の方まで濡れて……)

さやか(──また太ももにも垂れてきちゃってる!!!)

さやか(もう太ももをこすり合わせるだけじゃ無理だ!
七星ちゃんの目の前だけど、スカートを上から押さえてなんとかするしかないっ!)


ギュウッ!


さやか(あうううっ!)

さやか(今垂れてきたのは、スカートがなんとかしてくれたけど……)

さやか(もう駄目かも……!)


七星『漏らしたりしたら、さやかの事キライになるから』


さやか(そっ、そんなのヤだ!!!!!)

さやか「わ、私も愛してるわ七星たんっ!
でも今はお手洗いに……」

七星「嬉しい……」


ギュッ。


さやか(七星たんの身体むっちゃ柔らかいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!///)

さやか(け、けどっ!)

さやか「あ、あのね? でも今は……」

七星「──じゃあ、シよ?」


スッ。


さやか(と、私の胸に手をやってくる七星たぁん!)

さやか(さやかたぁん、爆発しそう! 上も下もっ!!!)


ズキズキッッ!!!


さやか(うぐぐぐぐぐっ!)

さやか(あ、あそこが痛いよぉっ!)

さやか(でも、堪える! 七星たんの為に!!! 私の為に!!!
私たちの輝かしい未来の為にッ!!!!!)

……………………

~~七星とさやかの結婚式~~

七星『さやか。私たち、やっと結ばれたね』

さやか『うん。長かったね』

七星『そうね。
でも、これからはずっと一緒よ』


ギュッ。


さやか『七星たん……!』


リンゴーン♪ リンゴーン♪


七星『ほら、ウエディング・ベルも祝福してくれているわ』

さやか『うんっ!』

七星『──キス……しましょうか?』

さやか『うんっ///』

……………………

………………

…………

……

さやか(てなモンよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!)

さやか(いざ、輝かしい未来へっ、レッツ・百合はぁん・ダァァイィィィィィィィィィブッ!!!!!)

さやか「七星たん……永遠に、愛してる……」

七星「私は、殺シてやる」

さやか「えっ?」


コオォォォォ……


さやか(えっ!? 七星ちゃんの身体が透けて、別の姿に……)

サチコ「お前ヲな!!!!!」

さやか「ひいっ!?」


ツ……ツウーーー。


私の股間の割れ目から漏れ出た体液が、いくつもの筋となって太ももを伝わる。


シュルシュルシュル。


パンツから染み出るのよりも早いペースで排出される、私のおしっこは、その柔らかい布の中で渦を巻く。

そのまま前と後ろの方に回っていくおしっこは、
股間やお尻に張り付き、おチビリによって冷えていたパンツを再び生暖かく濡らしていった。

サチコ「あはははハはは!!! 『サエノキナホ』だと思っただろう!?
見た目も声も喋り方も、なにもかもをコピーしタからな!」

さやか「あ、あ、あ、あ、あ……」


パシャッ、パシャパシャパシャパシャ!


おしっこは、あるいは脚を伝い続け、オーバーニーソ、ローファーを通って地面へとたどり着く。

またあるいは、パンツ越しからそのまま真下へとダイブして、床をどんどん濡らしていった。

それでも私は、溢れ出るおしっこを必死で止めようとするが……

叶わない。

さやか「や、やだ……」

さやか(私でもわかる。
この赤い服を着た女の子は……駄目だ)

さやか(絶対に出会ったら駄目な幽霊だっ!)

膝をガクガクと震わせ、硬直する私。

……もう、完全に。


シュシィーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!


私はおしっこに屈した。

サチコ「あははははハハははアハハハハハ!!!
よくここマで我慢したね!」

サチコ「ご褒美に、とぉーーーッても酷い殺シ方してあげる!」

サチコ「だから喜べっ、小便女!」

さやか「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

サチコ「ヒやぁーーーーーーーはははははハはははハハハハハはははははははハハハハはははは!!!!!!!!」

─────────────────────

サチコ「うーん。おかしいなぁ」

ヨシカズ「アウ?」

サチコ「あの『オオウエサヤカ』、今はもう、ちょっかい出すのに飽きて放ってるでショ?」

サチコ「なのにサヤカったら、何回ループしても絶対オモラシしちゃうの」

サチコ「オモラシに関しては、確定運命(ファクト)はしてないんだけどなぁ」

ヨシカズ「アウー」

サチコ「間に合った瞬間に殺シてみるのもザンコクで面白いかなーって思ったりして、
逆に間に合わせようとしてあげてもダメなの」

サチコ「いい加減イライラしちゃう!」

サチコ「サチコが力を貸してあげてコレだなんて、ありえないよー」

ヨシカズ「アウゥ……」

サチコ「変なの」





おしまい。

ゴメンよさやか。駄目だった。

そしてちょっと遅いかもですが、あけおめです~。
あけおめイラスト貼っておこうかなぁ。

http://i.imgur.com/OfxhhJj.jpg

それでは皆さま、ありがとうございました~。


さやかとお漏らしは運命すら超越した関係……これが愛か
サチコですら間に合わせられないとは

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