男「青春をしたい」 (8)
放課後 教室
男「はあ・・・」
友「どうしたんだよ男?」
男「高校二年生になっても何もしてないなあと思って」
友「おまけに放課後に男二人で残ってるわけだしな」
男「うっさい・・・」
友「おい見ろよ」
男「え?」
友「女子テニス部見てみろ」
男「何もないだろ」
友「あのポニーテルに美しい尻のラインにおまけに巨乳か」
男「ああ先輩だろ」
友「お前知ってるのか?」
男「ああ・・・姉ちゃんの友達だよ」
友「ほー」
友「しっかし良いスタイルだな・・・」
男「(確かに言われると良いスタイルだな・・・」
友「男・・・お前」
男「何でもねえよ!」
友「そうかい・・・」
男「ん?」
友「どうした?」
男「女子ハンドボール部だよ」
友「幼馴染か」
男「そうだよ」
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友「確かに幼馴染もスタイル良いよな」
男「ほう?」
友「胸は並だが良いな」
男「お前全部胸かよ・・・」
友「仕方ないだろ!男のロマンなんだからよ」
男「そろそろ俺帰るわ」
友「おいおい待てよ?相棒」
男「俺はお前の相棒じゃねえよ」
友「じゃ俺も帰るか」
男「じゃ一緒に帰ろうぜ」
友「おう」
夕方 通学路
男「もうすぐ夏だな」
友「そうだな確かに暑いし」
男「そういや新しいゲームでるな」
友「ああ・・・レインボーファイブシージだろ?」
男「あのFPS面白そうなんだよな」
友「分かるわ・・・早くプレイしたいな」
男「だな・・・ん?」
友「どうした?」
男「いやあの車」
友「あれ?」
男「親父の車じゃないか」
友「こっち来るみたいだな」
期待
父「おい男」
男「何だよ」
父「いいから乗れ」
男「え?何でだよ」
父「話後だ乗れ」
男「おう・・・じゃあな友」
友「また明日な」
男「おう」
車内
男「で何だよ」
父「いやお見合いするから来いって事」
男「お見合い!?誰が!?」
父「お前だよ」
男「何で俺なんだよ!?というか何でお見合いするんだよ!?」
父「いや・・・俺の会社とある子会社が合併することになったんだけど」
男「おう」
父「その子会社の社長の娘さんとお前がお見合いすることになった」
男「何で勝手に決めんだよ!?」
父「すまんすまん」
父「あっちがうるさいからするって事」
男「どんな子なんだよ?」
父「喜べ、ここに写真が・・・あれ」
男「まさか無いのか!?」
父「すまん・・・」
男「まじかよ・・・」
父「けれどあれだ」
男「ん?」
父「母方がイギリス人らしくハーフだぞ」
男「ハーフ・・・」
父「まあ楽しみにしておくんだな」
男「どこで話するんだよ」
父「もうすぐ着く和食屋さんだ」
男「あれか」
父「そうだ」
男「着いたな」
父「さあ先に行け俺は車停めてタバコ吸ってから行くから」
男「早く来いよ」
父「分かってる」
男「じゃ先に行く」
父「おう」
和食屋
男「失礼します」
許嫁父「君が男君か?」
男「はい」
許嫁父「君のお父さんと合併さていただく許嫁父だ」
男「よろしくお願いします」
許嫁父「こちらが私の一人娘の許嫁だ」
男「よろしく」
許嫁「・・・」コクッ
男「(金髪で青色の瞳・・・最高だな胸は・・・小さいほうだが・・・微妙だな)」
許嫁「?」
男「(しまったついつい見惚れてしまった)」
許嫁父「ところで男君」
男「はっはい」
許嫁父「今度から男君と許嫁の2人暮らしだが良いかな?」
男「ええ!?」
父「すいません遅くなってしまって」
許嫁父「いえいえ!ささっ」
トクトク
父「すいませんねぇ」
許嫁父「いえいえ・・・」
父「そうだ男許嫁さんとは同じ家に住んでもらうからな」
男「はあ・・・」
父「俺の家からにも近いし学校からもそう遠くない」
父「家具も移し済みだ」
男「(まじかよ・・・)」
父「じゃあよろしく」
許嫁父「さあ今晩は飲みましょう!」
父「ええ!!」
その日 夜 男の家
父「じゃあ許嫁さんと仲良くな」
男「ああ分かってるよ」
父「じゃあ」
ブロロロ・・・
男「このマンションか・・・」
男「809号室か・・・」
8階
男「鍵を開けてっと」
ガチャッ
男「すげえ綺麗だな・・・」
許嫁「男さん?」
男「許嫁もういたのか」
許嫁「あの・・・///」
男「すまん・・・許嫁さんもう来てたのか」
許嫁「いや・・・その・・・///」
男「にしても日本語上手いな」
許嫁「っ・・・///」
許嫁「あの・・・」
男「ん?」
許嫁「ベッドが一つしかn」
男「にしても広いなあ・・・おっテレビ大きいな!」
男「さらにPS4もあるじゃん!やったぜ!」
許嫁「」プルプル
男「許嫁も来いよ」
許嫁「男さんなんて嫌いです!!」
もう寝ます
お休みなさい
乙
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